特許第6039811号(P6039811)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6039811独立して搖動するフリップトップとハンドルとを有する蓋及びその蓋を有する容器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6039811
(24)【登録日】2016年11月11日
(45)【発行日】2016年12月7日
(54)【発明の名称】独立して搖動するフリップトップとハンドルとを有する蓋及びその蓋を有する容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 47/08 20060101AFI20161128BHJP
   B65D 51/24 20060101ALI20161128BHJP
【FI】
   B65D47/08 A
   B65D51/24 C
【請求項の数】20
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-531069(P2015-531069)
(86)(22)【出願日】2013年6月21日
(65)【公表番号】特表2015-531332(P2015-531332A)
(43)【公表日】2015年11月2日
(86)【国際出願番号】US2013047161
(87)【国際公開番号】WO2014042737
(87)【国際公開日】20140320
【審査請求日】2015年3月20日
(31)【優先権主張番号】13/610,445
(32)【優先日】2012年9月11日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】512265478
【氏名又は名称】ランウェイ ブルー,エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100107249
【弁理士】
【氏名又は名称】中嶋 恭久
(72)【発明者】
【氏名】マイヤーズ、デイビッド オー.
(72)【発明者】
【氏名】ソレンセン、スティーブン エム.
(72)【発明者】
【氏名】ソレンセン、キム エル.
【審査官】 佐野 健治
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2010/0224631(US,A1)
【文献】 特開2012−141049(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0253733(US,A1)
【文献】 実開昭61−160052(JP,U)
【文献】 実開平03−084758(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0187235(US,A1)
【文献】 実開昭56−097245(JP,U)
【文献】 実開昭54−123903(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0083300(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 47/08
B65D 51/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器用の蓋であって、
前記容器の内容物を分注するための開口を有する蓋台と、
第1ポスト及び第2ポストを含む取付部と、
第1のハンドルピボットを有する第1端部及び第2のハンドルピボットを有する第2端部を含むハンドルと、
前記開口を密閉するためのフリップトップとを備え、
前記フリップトップは、当該フリップトップを開くための先端部と、前記ハンドルの前記第1端部と前記第2端部との間に配置されかつ前記ハンドルの前記第1端部と前記第2端部に係合するフリップトップピボットを有する基端部とを有する長尺体を含み、
前記第1のハンドルピボットは、前記取付部の前記第1ポストの第1受承部に接続されるとともに前記取付部の前記第1ポストの前記第1受承部に差し込まれる第1突起を含み、
前記第2のハンドルピボットは、前記取付部の前記第2ポストの第2受承部に接続されるとともに前記取付部の前記第2ポストの前記第2受承部に差し込まれる第2突起を含み、
前記ハンドルの前記第1端部は、前記フリップトップピボットの第1端部と前記取付部の前記第1ポストとに挟まれており、
前記ハンドルの前記第2端部は、前記フリップトップピボットの第2端部と前記取付部の前記第2ポストとに挟まれており、
前記フリップトップピボットの前記第1端部から突出する第1突起が、前記ハンドルの前記第1端部の第1開口部に差し込まれており、
前記フリップトップピボットの前記第2端部から突出する第2突起が、前記ハンドルの前記第2端部の第2開口部に差し込まれており、
前記ハンドルと前記フリップトップとは、それぞれ独立して前記蓋台に対して搖動でき、前記ハンドルと前記フリップトップとは、共通の軸線の周りで動くことができることを特徴とする容器用の蓋。
【請求項2】
前記第1ハンドルピボットの前記第1突起及び前記第2ハンドルピボットの前記第2突起は、反対方向に突出する円筒状突起からなることを特徴とする請求項1に記載の蓋。
【請求項3】
前記フリップトップピボットの前記第1端部の前記第1突起、前記ハンドルの前記第1端部の前記第1開口部内に挿入され、前記フリップトップピボットの前記第2端部の前記第2突起は、前記ハンドルの前記第2端部の前記第2開口部内に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の蓋。
【請求項4】
第1ハンドルピボットの前記第1突起及び前記第2ハンドルピボットの前記第2突起前記取付部の前記第1ポストの前記第1開口部及び前記第2ポストの前記第2開口部内に挿入されることができるように、前記ハンドルは前記ハンドルの前記第1端部及び前記第2端部において内向きに撓み可能であることを特徴とする請求項3に記載の蓋。
【請求項5】
前記ハンドルはループを含み、前記ハンドルの前記第1端部の前記第1開口部及び前記ハンドルの前記第2端部の前記第2開口部は円形開口部からなり、前記フリップトップピボットの前記第1端部の前記第1突起及び前記フリップトップピボットの前記第2端部の前記第2突起は、前記フリップトップピボットから反対方向に突出する同軸で円筒状の突起からなることを特徴とする請求項1に記載の蓋。
【請求項6】
前記ハンドルは、前記取付部の軸線の周りで搖動可能であり、前記フリップトップは、前記取付部の前記軸線の周りで搖動可能であることを特徴とする請求項1に記載の蓋。
【請求項7】
前記フリップトップピボットは、前記ハンドルの前記第1端部及び前記第2端部が押し窄められることを防ぐ固形の物体からなることを特徴とする請求項1に記載の蓋。
【請求項8】
前記取付部は、当該取付部に対して特定の姿勢で前記ハンドルを固定するために前記ハンドルの溝がその上に配置される少なくとも1つのレールを含むことを特徴とする請求項1に記載の蓋。
【請求項9】
前記少なくとも1つのレール、前記第1ポストの内側面の第1レールを含み、前記ハンドルの前記溝、前記第1ポストの前記内側面に対面する、前記ハンドルの前記第1端部の表面に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の蓋。
【請求項10】
前記少なくとも1つのレール、前記第1ポストの内側面複数のレールを含み、前記ハンドルは、前記第1ポストの前記内側面に対面する前記ハンドルの前記第1端部の表面に設けられた複数の溝を含む請求項8に記載の蓋。
【請求項11】
前記蓋台の前記開口は、前記開口を密閉するために前記フリップトップの下向き突起が挿入される注ぎ口であることを特徴とする請求項1に記載の蓋。
【請求項12】
ボトルと、
前記ボトルの開口を密閉するための蓋とを備える容器であって、
前記蓋は、
前記ボトルの内容物を分注するための開口を有する蓋台と、
第1のハンドルピボットを有する第1端部及び第2のハンドルピボットを有する第2端部を含むハンドルと、
前記蓋台の前記開口を密閉するためのフリップトップと
前記蓋台に前記ハンドル及び前記フリップトップを接続する取付部とを備え、
前記フリップトップは、前記ハンドルの前記第1端部の第1受承部内に配置される第1突起と、前記ハンドルの前記第2端部の第2受承部内に配置される第2突起とを備えるフリップトップピボットであって、前記第1突起及び前記第2突起が互いに遠ざかるように前記フリップトップピボットから突出している前記フリップトップピボットを含み、
前記取付部は、第1ポスト及び第2ポストを含み、前記第1ポストの第1受承部内に前記第1のハンドルピボットが配置され、前記第2ポストの第2受承部内に前記第2のハンドルピボットが配置され、前記ハンドルと前記フリップトップは、前記取付部内でそれぞれ独立して搖動できることを特徴とする容器。
【請求項13】
前記フリップトップピボットは、前記ハンドルの前記第1端部及び前記第2端部が押し窄められることを防ぐ固体構造を備えることを特徴とする請求項12に記載の容器。
【請求項14】
前記ハンドルは、前記容器の重さを支持するとともに、前記フリップトップを開かせる力を生じずに前記容器の運搬を可能にすることを特徴とする請求項13に記載の容器。
【請求項15】
第1ハンドルピボット及び前記第2ハンドルピボットが前記取付部の前記第1ポストの前記第1受承部及び前記第2ポストの前記第2受承部内に挿入されるように、前記ハンドルは前記ハンドルの前記第1端部及び前記第2端部において内向きに撓み可能であることを特徴とする請求項14に記載の容器。
【請求項16】
前記ハンドルはループを含むことを特徴とする請求項12に記載の容器。
【請求項17】
前記ハンドル及び前記フリップトップは、前記取付部の同じ軸線の周りで搖動可能であることを特徴とする請求項12に記載の容器。
【請求項18】
前記フリップトップピボットは、固形の物体からなり、前記固形の物体の第1端部に前記フリップトップピボットの前記第1突起があり、前記固形の物体の第2端部に前記フリップトップピボットの前記第2突起があることを特徴とする請求項17に記載の容器。
【請求項19】
前記取付部の前記第1ポスト少なくとも1つのレールを含み、前記ハンドルの前記第1端部は少なくとも1つの溝を含むことを特徴とする請求項12に記載の容器。
【請求項20】
ボトルと、
前記ボトルの上部に接続して前記ボトルを密閉する蓋とを備える容器であって、
前記蓋は、
前記ボトルの内容物を分注するための開口部を含む蓋台と、ハンドルとフリップトップとを前記蓋台に固定する取付部とを備え、
前記取付部は、第1ポスト及び第2ポストを含み、
前記ハンドルは、ループと、前記ループの第1端部の第1ハンドルピボットと、前記ループの第2端部の第2ハンドルピボットを含み、前記第1ハンドルピボットは前記取付部の前記第1ポストに接続されて前記取付部の前記第1ポストと前記第2ポストの間に配置され、前記第2ハンドルピボットは前記取付部の前記第2ポストに接続されて前記取付部の前記第1ポストと前記第2ポストの間に配置され、
前記フリップトップは、
当該フリップトップを開くための先端部とフリップトップピボットを有する基端部とを含む長尺体であって、前記フリップトップピボットが第1端部及び第2端部を有する固体構造からなる前記長尺体と、
前記フリップトップピボットの前記第1端部から外向きに突出する第1突起であって、前記第1ハンドルピボットの受承部内に配置される前記第1突起と、
前記フリップトップピボットの前記第2端部から外向きに突出する第2突起であって、前記第2ハンドルピボットの受承部内に配置される前記第2突起と
を含み、
前記フリップトップピボットは、前記ハンドルの前記第1ハンドルピボットと前記第2ハンドルピボットとの間に配置され、前記フリップトップは、前記ハンドルとは独立して搖動可能であり、前記ハンドルは、前記フリップトップとは独立して搖動可能であることを特徴とする容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、独立して搖動するフリップトップとハンドルとを有する容器に関する。
【背景技術】
【0002】
ボトル等の多くの容器は、ハンドルと一体化した蓋を含む。いくつかの容器は、その容器の内容物への素早いアクセスを容易にするフリップトップを使用できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような蓋にハンドルを含めるとき、便利で効率のよい位置にハンドルを配置することと、フリップトップがハンドルに対する力により不意に開かれる危険性を最小限にすることとの間にトレードオフがある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、同じ軸線の周りでそれぞれ独立して搖動できるハンドルとフリップトップとを含む容器用の蓋に向けられている。このようにして、容器蓋は、内容物を運ぶため、保管するため、又は消費するための容器の使用効率を上げる。
【0005】
1つの実施形態において、容器用の蓋は、内容物を分注するための開口と、取付部とを有する蓋台を備える。前記蓋は、またハンドルと、前記開口を密閉するためのフリップトップとを備える。前記フリップトップは、前記ハンドルが前記取付部に挿入されるときに、前記ハンドル間に配置されるフリップトップピボットを含む。前記ハンドルと前記フリップトップとは、それぞれ独立して搖動できる。
【0006】
他の実施形態において、容器はボトルと、前記ボトルの開口を密閉するための蓋とを備えている。前記蓋は、前記ボトルの内容物を分注するための開口と取付部とを有する蓋台を備える。前記蓋は、さらにハンドルと、前記開口を密閉するためのフリップトップとを備える。前記フリップトップは、前記ハンドルが前記取付部に挿入されるときに前記ハンドル間に配置されるフリップトップピボットを含む。前記ハンドルと前記フリップトップとは、それぞれ独立して前記取付部内で搖動できる。
【0007】
他の実施形態において、容器は、ボトルと、前記ボトルの上部に接続して前記ボトルを密閉する蓋とを備える。前記蓋は、前記ボトルの内容物を分注するための開口を含む蓋台と、ハンドルとフリップトップとを前記蓋台に固定する取付部とを含む。前記ハンドルは両側面にハンドルピボットを含み、前記ハンドルピポットは、前記取付部の複数のポストの複数の開口部に挿入する。前記フリップトップはフリップトップピボットを含み、前記フリップトップピボットは両側面に突起を有し、前記突起は、前記ハンドルの両側面にある開口部に挿入して前記フリップトップと前記取付部との間に前記ハンドルを固定する。前記フリップトップは、前記ハンドルの前記開口部内で独立して搖動可能に維持され、前記ハンドルは、前記ポストの前記開口部内で独立して搖動可能に維持される。
【0008】
この発明の概要は、以下の詳細な説明においてさらに説明されている概念の一部を簡略化した形態で紹介するために設けられている。この発明の概要は、請求項に記載された対象の主な特徴、又は本質的な特徴を特定することを意図しておらず、また請求項に記載された対象の範囲を判定することを助けるのに使われることも意図していない。
【0009】
本発明の追加の特徴と有利な点とは、以下の説明で記載され、その説明から明らかになるか、または本発明の実施によって学びうるかもしれない。本発明の特徴と有利な点とは、添付された請求項で特に指摘される手段と組み合わせによって気づくことができる、又は得られることができる。本発明のそれらの、また他の特徴は、以下の説明や添付された請求項より明確になるだろう、またはこの後明らかになるように、本発明の実施により学ぶことができる。
【0010】
本発明の上記に列挙したものと他の利点と特徴とが得られることができる方法を説明するために、本発明の簡単な上記のより詳しい説明は、添付した図面に示した具体的な実施形態を参照して行われる。それらの図面は本発明の典型的な実施例のみを描写していることや、その範囲に限ると考慮されないことを理解することで、本発明は、追加的に記述され、添付図面の使用を通して追加した特異性と詳細を記載、また説明するだろう。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の1又は複数の実施形態に係る例示の容器蓋の分解図を図示している。
図2図1の組み立てられた容器蓋を図示している。
図3】ボトルに取り付けたときの図1の容器蓋を図示している。
図4】ボトルを取り付けたときの図1の容器蓋を図示している。
図5図1の容器蓋のハンドルの位置を固定するための固定穴を図示している。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明は、同じ軸線の周りでそれぞれ独立して搖動できるハンドルとフリップトップとを含む容器蓋に向けられている。このようにして、その容器蓋は、内容物を運ぶため、保管するため、消費するための容器の使用効率を上げる。
【0013】
1つの実施形態において、容器用の蓋は、内容物を分注するための開口と、取付部とを有する蓋台を備える。前記蓋は、またハンドルと、前記開口を密閉するためのフリップトップとを備える。前記フリップトップは、前記ハンドルが前記取付部に挿入されるときに、前記ハンドル間に配置されるフリップトップピボットを含む。前記ハンドルと前記フリップトップとは、それぞれ独立して搖動できる。
【0014】
他の実施形態において、容器はボトルと、前記ボトルの開口を密閉するための蓋とを備えている。前記蓋は、前記ボトルの内容物を分注するための開口と、取付部とを有する蓋台を備える。前記蓋は、さらにハンドルと、前記開口を密閉するためのフリップトップとを備える。前記フリップトップは、前記ハンドルが前記取付部に挿入されるときに、前記ハンドル間に配置されるフリップトップピボットを含む。前記ハンドルと前記フリップトップとは、それぞれ独立して前記取付部内で搖動できる。
【0015】
他の実施形態において、容器は、ボトルと、前記ボトルの上部に接続して前記ボトルを密閉する蓋とを備える。前記蓋は、前記ボトルの内容物を分注するための開口を含む蓋台と、ハンドルとフリップトップとを前記蓋台に固定する取付部とを含む。前記ハンドルは前記取付部の複数のポストの複数の開口部に挿入する両側面にハンドルピボットを含む。前記フリップトップはフリップトップピボットを含み、前記フリップトップピボットは、両側面に突起を有し、前記突起は、前記ハンドルの両側面にある開口部に挿入して前記フリップトップと前記取付部との間に前記ハンドルを固定する。前記フリップトップは、前記ハンドルの前記開口部に独立して搖動可能に維持され、前記ハンドルは、前記複数のポストの前記複数の開口部に独立して搖動可能に維持される。
【0016】
図1は、本発明の1又は複数の実施形態に従う例示の容器蓋100の分解図を図示している。蓋100は、注ぎ口(又は開口)105と、取付部104とを有する台103を含む。ピボットハンドル102とフリップトップ101とは、図2に示すように取付部104と接続している。
【0017】
蓋100は、例えばボトル等の容器に取り付けられ、その容器を密閉する。図面は、フリップトップ101内の突起106を注ぎ口105に押し込むことにより、注ぎ口105が密閉されることを図示しているが、フリップトップを使用して蓋の注ぎ口すなわち開口を密閉する別の手段が同様に使用されてよい(例えば、注ぎ口の周囲に広がるフリップトップ、台103に留められるフリップトップ等)。
【0018】
フリップトップ101は、各側面に突起101bを有するフリップトップピボット101aを含む。ハンドル102は、ループ102aと、ハンドル102の端部における側面にハンドルピボット102bとを含む。フリップトップ101とハンドル102とは、それぞれ独立して搖動できるように取付部104内に取り付けられる。図面は、環状のループを有するハンドルを示しているが、他の形状のループが使われることもありうる。さらに、ハンドル102は、両側にハンドルピボット102bを含む限りループ以外の形状に形成されてもよい(例えば、ホックやクリップ等)。
【0019】
図1に示すように、取付部104は、その取付部104の両端に位置する複数のポスト104aを含む。各ポスト104aは、対応するハンドルピボット102bを受承するための受承部である開口部104b(片側のもののみ見える)を含む。
【0020】
図2に示すように、ハンドル102は、ハンドルピボット102bを、取付部104のポスト104aの受承部である開口部104bに挿入することで、取付部104に取り付けられる。ハンドル102を取付部104に取り付けた状態で、突起101bをハンドル102の受承部である開口部102cに挿入するようにフリップトップピボット101aはハンドル102の両端部の間に挿入できる。
【0021】
このようにして、フリップトップ101とハンドル102とが蓋に取り付けられるが、フリップトップ101とハンドル102とは独立して搖動に維持される。例えば、フリップトップ101が注ぎ口105に挿入された状態で、ハンドル102は取付部104の軸線の周りで搖動できる。同様に、フリップトップ101はピボットハンドル102を伴わずに、取付部104の軸線の周りで搖動できる。
【0022】
この構造は、蓋100を有する容器の保管と取り扱いとを容易にする。図3図4とは、蓋100を使用できる例示のボトル107を図示している。そのようなボトル107は、飲み物の材料や他の食品を保管するために、運ぶために、そして/又は混ぜるために使用できる。ハンドル102の位置は、容器の持ち運びを容易にすると同時に、注ぎ口105からフリップトップ101が不用意に分離する可能性を最小限にする。また、ハンドル102がフリップトップ101から独立して搖動可能なので、容器の使用がさらに容易になる。
【0023】
いくつかの実施形態において、図5に示されるように、ハンドル102は、取付部104の対応する複数のレール104cと連結する複数の溝103cを含むことができる。ハンドル102が図2に示す姿勢まで下向きに搖動するとき、複数のレール104が複数の溝103c内に配置され、それによりその姿勢でハンドル102を固定する。ハンドル102の位置を固定することは、注ぎ口105から飲み物を飲むような多くの状況において望まれうる。もちろん、ハンドル102のための複数の固定位置を備えるため、レールと溝との1つ以上の組をハンドル102と取付部104とに形成することもできる。
【0024】
以上のように、蓋100は、最初にハンドルピボット102bを取付部104の開口部104bに挿入することで、組み立てられることができる。ハンドル102は、ハンドルピボット102bが開口部104bに挿入されるように(例えば、ハンドルピボット102bといっしょに押し付けることによって)十分に撓みやすい材料から製造されうる。ハンドル102が押し窄められることができるので、従って、ハンドルピボット102bは開口部104bへ挿入に適した程度の長さを有することができる。
【0025】
ハンドルピボット102bを取付部104のポスト104aの開口部104b内に留めておくために、続いて、フリップトップピボット101aは、ハンドル102の開口部102cにフリップトップピボット101aの突起101bを挿入すべくハンドル102内に押し込まれる。このようにして、ハンドル102は、フリップトップピボット101aとポスト104aとの間に固定されて(例えば、フリップトップピボット101aは、ハンドル102が押し窄められることを防ぎ)、蓋102が使用される容器の重さを支持できるようになる。
【0026】
蓋100は、フリップトップピボット101aが挿入されるとき、ポスト104aがわずかに撓むように十分に可撓性であるが、ハンドル102とフリップトップ101とが大きな力なしで取付部104から外れることを妨げるように十分に剛性のある材料から製造されることができる。
【0027】
言い換えれば、フリップトップピボット101aがハンドル102間に挿入されると、開口部104bからハンドルピボット102bを取り外すために十分にハンドル102を押し窄めることはできない。さらに、取付部104は、フリップトップ101が大きな力なしでは取り外すことができないように十分に剛体的であり、それによって、かなりの力がハンドル102に作用するときでさえ(例えば、激しい活動の中に、ハンドル102が内容物で満たされた容器を支持するとき)、ハンドル102が不意に外されることを妨げる。このようにして、フリップトップ101、ハンドル102、及び蓋台103は、個別部品として製造され、容易に組み立てられることができ、ひいては、蓋100の製造を単純化することになる。
【0028】
本発明は、本発明の趣旨または不可欠な特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実施してもよい。記述された実施形態は、全ての点において、例示されるものとして考慮され、制限されるものではない。本発明の範囲は、前記の説明よりむしろ、添付された特許請求の範囲によって指し示される。特許請求の範囲の均等の範囲内にある全ての変更がそれらの範囲に包含される。
図1
図2
図3
図4
図5