特許第6039880号(P6039880)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6039880
(24)【登録日】2016年11月11日
(45)【発行日】2016年12月7日
(54)【発明の名称】消音器
(51)【国際特許分類】
   F01N 1/08 20060101AFI20161128BHJP
【FI】
   F01N1/08 Q
   F01N1/08 V
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2011-31401(P2011-31401)
(22)【出願日】2011年2月16日
(65)【公開番号】特開2011-169323(P2011-169323A)
(43)【公開日】2011年9月1日
【審査請求日】2013年9月26日
【審判番号】不服2015-17111(P2015-17111/J1)
【審判請求日】2015年9月17日
(31)【優先権主張番号】10 2010 008 403.4
(32)【優先日】2010年2月18日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】513212291
【氏名又は名称】エーバーシュペッヒャー・エグゾースト・テクノロジー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】110001933
【氏名又は名称】特許業務法人 佐野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ペーター ゴルケ
(72)【発明者】
【氏名】ミハエル ポメラー
【合議体】
【審判長】 中村 達之
【審判官】 伊藤 元人
【審判官】 金澤 俊郎
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第3651888(US,A)
【文献】 実開昭57−49518(JP,U)
【文献】 米国特許第1338520(US,A)
【文献】 特開平8−303225(JP,A)
【文献】 特開2002−70524(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F01N 1/00- 1/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃焼機関の排気システム(5)用の消音器であって、
排気チャンバー(3)が配置される筐体(2)と、
吸気側で前記排気チャンバー(3)に流体的に接続され、前記筐体(2)外へと通じる配列排気パイプ(4)とを有し、
前記配列排気パイプ(4)は、片側が閉じられて前記筐体(2)内に配置された少なくとも1つの偏向パイプ(8)と、一部が前記偏向パイプ(8)内に配置されると共に前記筐体(2)外へと通じる排気パイプ(9)と、を有し、
前記排気パイプ(9)は、吸気側に穿孔(22)を有し、
前記排気パイプ(9)の吸気側の端部が、前記偏向パイプ(8)の閉じられた底部に当接して固定され、
前記筐体(2)または前記筐体(2)内に配置されて前記偏向パイプ(8)を覆う外部パイプ、前記偏向パイプ(8)および前記排気パイプ(9)は、お互いに軸平行に配置され、
前記筐体(2)または前記外部パイプと、前記偏向パイプ(8)と前記排気パイプ(9)は、お互いに偏心して配置され
前記偏向パイプ(8)および前記排気パイプ(9)は、前記筐体(2)または前記外部パイプの一の領域のみに集められて固定されている、消音器。
【請求項2】
前記偏向パイプ(8)の閉じられた底部は平坦に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の消音器。
【請求項3】
前記排気チャンバー(3)から前記排気パイプ(9)にかけて、少なくとも2つの180度の偏向(11、12)を有する流路(10)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の消音器。
【請求項4】
前記偏向パイプ(8)と前記筐体(2)との間、又は、前記偏向パイプ(8)と前記外部パイプとの間に半径方向に形成された外部チャネル(13)を有することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の消音器。
【請求項5】
前記偏向パイプ(8)と前記排気パイプ(9)との間に形成された内部チャネル(14)を有することを特徴とする請求項4に記載の消音器。
【請求項6】
前記外部チャネル(13)の流通可能な断面は、大きさにおいて、前記内部チャネル(14)の流通可能な断面以下であり、および/または、
前記内部チャネル(14)の流通可能な断面は、大きさにおいて、前記排気パイプ(9)の流通可能な断面以下であることを特徴とする請求項5に記載の消音器。
【請求項7】
前記偏向パイプ(8)は、閉じた側において、前記排気パイプ(9)に対して凹状に曲がった底部(17)を有し、および/または、
前記筐体(2)または前記外部パイプは、前記偏向パイプ(8)の開放側に対向する側において、前記偏向パイプ(8)に対して凹状に曲がった底部(18)を有することを特徴とする請求項に記載の消音器。
【請求項8】
前記偏向パイプ(8)は、開放側にフロー偏向輪郭(19)を有し、
前記フロー偏向輪郭(19)は、丸みを帯びた端部領域(21)として構成されることを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の消音器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に自動車における燃焼機関の排気システム用の消音器、特に後部消音器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
排気システムにおいては、いわゆる後部消音器が、通常、排気システムの排気側の端部に配置されている。後部消音器外へと通じる排気パイプは、通常、いわゆるテールパイプを形成するか、またはテールパイプに接続される。テールパイプは、外部環境に開放された、排気システムの口部を有する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
通常、消音器は、排気チャンバーが配置される筐体を有し、排気パイプはその排気チャンバーと通じる。低周波ノイズを減衰させるために、通常、後部消音器の排気パイプまたはテールパイプは比較的長く構成される。これには比較的広いスペースが要求される。特に小型車の場合、使用可能なスペースは極わずかである。非常に長い排気パイプまたはテールパイプの使用は、例えば3または4つのシリンダーを持つ小型の燃焼機関で、特に音の減衰をより小さなスペース及び重量で実現しようとする場合に、特に重要な問題となる。
【0004】
本発明は、冒頭で述べた種類の消音器に対する改良した実施形態を示すことで、問題を処理しており、その実施形態は特に小さい構成容積によって特徴づけられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によると、この問題は独立クレームの主題を通じて解決されるものである。好適な実施形態は従属クレームの主題である。
【0006】
本発明は、排気パイプを単独のパイプとしてではなく、配列パイプとして、いわゆるパイプインパイプ配列のパイプとして開発するという一般的な概念に基づいている。そのようなパイプインパイプ配列のパイプは、一端が閉じられ、消音器の筐体に配置された少なくとも1つの偏向パイプと、筐体外へと通じる排気パイプとを有する。パイプインパイプ配列のパイプにより、比較的長い流路が短い長さで実現でき、それは適切な偏向により実施される。パイプインパイプ配列のパイプは、同じ流長を持つ同等のパイプより、実質的に短く構成することが可能である。パイプインパイプ配列のパイプは、低周波数において、連続パイプの減衰と同等の減衰を達成することが、調査により解った。高周波数では、より良い減衰効果が達成され、それはフロー偏向領域の断面ジャンプに帰する。
【0007】
このように、提案された設計により、“排気パイプ”中に、言い換えると排気パイプ配列中に長い流路を有した消音器のスペースを減少させることができる。そして、それにより、低干渉周波数に対する所望の減衰効果がさらに保証される。
【0008】
好適な実施形態によれば、パイプインパイプのパイプは、排気チャンバーから排気パイプにかけて、少なくとも2つの180度の偏向を有する流路を形成するようにできる。これにより、排気流の3段積層が得られ、最終的に単独のパイプと比べ、配列排気パイプは著しく短くなる。
【0009】
他の実施形態では、閉じた側の偏向パイプが、排気パイプに対して凹状に曲がった底部を有する。このため、消音器の流れ抵抗を減らすことができる。それに加えて、もしくは、または、筐体または偏向パイプを覆う外部パイプは、偏向パイプの開放側に対向した側において、偏向パイプに対して凹状に曲がった底部を有することが可能である。これにより、180度の偏向が促進され、結果として、消音器の流れ抵抗は減らされる。
【0010】
さらに、流れ抵抗を減らす任意の方法は、偏向パイプの開放側に、フロー偏向輪郭を設けることである。そのようなフロー偏向輪郭により、抵抗を減少させるフロー偏向を、同様に促進することができる。これは、例えば、流れを外に向ける偏向カラーであってもよいし、また、同様に流れを促進する、丸みを帯びた端部領域でもよい。
【0011】
他の好適な実施形態によれば、偏向パイプの内部にある吸気側において、穿孔を有する排気パイプを備えることができる。そのような穿孔により、高周波ノイズの発生を減らすことができる。それに加えて、もしくは、または、排気パイプをその吸気側で偏向パイプに固定することができる。これにより、パイプインパイプ配列内の排気パイプは安定する。排気パイプの偏向パイプへの固定は、穿孔の領域でも実施可能とされるのがより好ましい。
【0012】
本発明のさらなる重要な特徴や利点は、下位クレーム、図面、図面を用いた関連図面説明から得られる。
【0013】
上記の特徴や下記で説明する特徴は、本発明の範囲を逸脱することなく、述べられたそれぞれの組合せで使用することが出来るだけではなく、他の組合せまたはそれ自身により使用することが可能であると理解すべきである。
【発明の効果】
【0014】
本発明によると、燃焼機関の排気システム用の消音器について小型の設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】大幅に簡略化した、第1実施形態の消音器の縦断面図
図2】大幅に簡略化した、第2実施形態の消音器の縦断面図
図3図1の切断線lllに対応した位置で図1および図2の消音器を切断した断面図で、第1の形態を示す図
図4図1の切断線lllに対応した位置で図1および図2の消音器を切断した断面図で、第2の形態を示す図
図5図1の切断線lllに対応した位置で図1および図2の消音器を切断した断面図で、第3の形態を示す図
図6図1の切断線lllに対応した位置で図1および図2の消音器を切断した断面図で、第4の形態を示す図
図7】大幅に簡略化した、第1変形例の消音器の半縦断面図
図8】大幅に簡略化した、第2変形例の消音器の半縦断面図
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の好適な典型的実施形態を図面に示し、下記に詳細に説明する。なお、同じ参照文字は、同じか、同種のまたは機能的に同じ部品をさす。
【0017】
それぞれの例を、模式的に示す。図1および図2は、それぞれ、異なった実施形態による大幅に簡略化した消音器の縦断面図である。図3から図6は、図1の切断線lllに対応した位置で図1および図2の消音器を切断した断面図で、それぞれ、異なった形態を示す。図7および図8は、大幅に簡略化した、変形例の消音器の半縦断面図である。
【0018】
図1および図2よれば、好ましくは後部消音器である消音器1は、排気チャンバー3を持つ筐体2を備える。配列排気パイプ4は筐体2外へと通じている。配列排気パイプ4は、吸気側において、筐体2に設けられる排気チャンバー3に流体的に接続されている。
【0019】
備え付けられた状態の消音器1は、ここでは部分的にしか明らかでない排気システム5に組み込まれ、その排気システム5は、ここでは図示していない燃焼機関に属しており、その燃焼機関は、好ましくは自動車に配置されるものであってよい。消音器1が後部消音器1として好適に開発されたならば、それは排気システム5の排気側の端部領域に位置する。特に、筐体2外へと通じる配列排気パイプ4は、排気システム5のいわゆるテールパイプ6を有するか、または前記テールパイプ6に接続される。テールパイプ6は、排気システム5の排気側の開口部を備えるか、または、排気システム5の各ラインの開口部を備えることを特徴とする。後部消音器1は、このように、テールパイプ6上またはテールパイプ6の近くに位置する。
【0020】
ここで導入された消音器1では、配列排気パイプ4は、パイプインパイプ配列のパイプ7として設計される。パイプインパイプ配列のパイプ7は、少なくとも1つの偏向パイプ8と1つの排気パイプ9を有する。偏向パイプ8は、筐体2内に配置され、その片側は閉じられている。排気パイプ9は、偏向パイプ8内に配置され、筐体2外へと通じる。消音器1が後部消音器1であるならば、排気パイプ9はテールパイプ6に接続されるか、直接、テールパイプ6と結合するか、またはそれ自身がテールパイプ6を形成することが可能である。
【0021】
示した例においては、パイプインパイプ配列のパイプ7は、矢印で示した流路10を形成する。その流路10は、排気チャンバー3から排気パイプ9に通じ、換言すると、排気パイプ9を介して筐体2外へと通じる。排気チャンバー3と排気パイプ9の間では、この流路10は、少なくとも2つの180度の偏向11および12をそれぞれ含む。筐体2における偏向パイプ8への入り口において、第1の180度の偏向11は起こる。偏向パイプ8における排気パイプ9への入り口において、第2の180度の偏向12は起こる。
【0022】
ここで提供した構成によると、パイプインパイプ配列のパイプ7は、筐体2と偏向パイプ8の間に半径方向に形成される外部チャネル(通路)13を有する。他の実施形態では、外部チャネル13は、偏向パイプ8とここでは図示していない外部パイプの間に形成することも可能である。外部パイプは、筐体2の中に配置され、偏向パイプ8を覆う。さらに、本実施形態のパイプインパイプ配列のパイプ7は、偏向パイプ8と排気パイプ9との間に半径方向に形成される内部チャネル14を有する。第1の180度の偏向11は、外部チャネル13を内部チャネル14に接続する。第2の180度の偏向12は、内部チャネル14を排気パイプ9の内部15に接続する。
【0023】
実際には、筐体2、偏向パイプ8および排気パイプ9(適応可能ならば外部パイプも)は、お互いに軸平行に配置される。図3によると、筐体2、偏向パイプ8および排気パイプ9(適応可能ならば外部パイプも)は、お互いに同心円状に配置することが可能である。図4に示す形態では、全ての関連したパイプ8、9と筐体2は、偏心して配置される。図5に示す形態では、排気パイプ9は、筐体2に対して同心円状に配置され、一方、偏向パイプ8は、筐体2と排気パイプ9に対して偏心して配置される。
【0024】
図3から図5は、円形の断面を持った実施形態であるが、他の実施形態が図6に示される。そこでは、偏向パイプ8と筐体2は、特に楕円形や卵形のその他の円断面を示す。ここでは、消音器1が、極端に平坦な設計となるような例を選択する。特に、排気パイプ9上において、正反対に対向するように配置された2つの接触点16が得られるように、この場合の偏向パイプ8および筐体2は平坦にされている。そこでは、偏向パイプ8は、排気パイプ9と筐体2に接触する。これらの接触点16の領域では、パイプ8および9と筐体2はお互いに固定することができる。
【0025】
消音器1の流れ抵抗を減らすために、異なった方法を実施することができる。例えば、外部チャネル13の流通可能な断面が、内部チャネル14の流通可能な断面より小さくなるように、内部チャネル14の流通可能な断面に対して、外部チャネル13の流通可能な断面を必要な大きさにすることができる。同様に、外部チャネル13の流通可能な断面は、大きさにおいて、内部チャネル14の流通可能な断面と同一であってもよい。このために、外部チャネル13から内部チャネル14へのオーバーフロー時の過剰な圧力増加は避けられる。それに加えて、もしくは、または、内部チャネル14の流通可能な断面が、排気パイプ9の流通可能な断面より小さくなるようにすることも可能である。同様に、ここでは、排気パイプ9の流通可能な断面と同一の内部チャネル14の流通可能な断面を選択することも可能である。一般に、流れ抵抗が減るように、排気パイプ9、内部チャネル14および外部チャネル13の流通可能な断面はお互いに適合させることが可能である。
【0026】
図2によれば、任意に、偏向パイプ8は、閉じた側において、排気パイプ9に対して凹状に曲がった底部17を備えることができる。これにより、第2の180度の偏向12を助けることできる、すなわち、流れ抵抗を減らすことを実現できる。それに加えて、もしくは、または、図2の例に示した筐体2は、偏向パイプ8の開放側に対向する側において、排気パイプ9が貫通した底部18を備え、その底部は偏向パイプ8に対して凹状に曲がっている。この底部18の形状により、第1の180度の偏向11を助けることできる、すなわち、流れ抵抗を減らすことを実現できる。
【0027】
図7および図8によれば、偏向パイプ8は、開放側にフロー偏向輪郭19を有することができる。これは、また流れ抵抗を減らす方法の1つである。図7によれば、フロー偏向輪郭19は、例えば、流れを外側に偏向させる偏向カラー20であってもよい。これとは対照的に、図8のフロー偏向輪郭19は、丸みを帯びた端部領域21であってもよい。ここで図示していないフロー偏向輪郭19に対する他の構成も、同様に考えられる。
【0028】
図7および図8の実施形態では、排気パイプ9は吸気側に穿孔22を備える。そのような穿孔22は、排気パイプ9での流入に対するノイズの発生を妨げることができる。図7に示した実施形態では、吸気側で偏向パイプ8に固定されるように、排気パイプ9は偏向パイプ8に突出している。本例においては、排気パイプ9は、穿孔22の領域において、偏向パイプ8に固定されている。特に排気パイプ9は偏向パイプ8のスペース17に固定されている。このために、排気パイプ9は、パイプインパイプ配列のパイプ7中で安定している。これとは対照的に、図8は、自由な姿勢をとる排気パイプ9が偏向パイプ8に突出している実施形態を示している。
【0029】
図7および図8は半断面であり、そこでは、破線23は、各図が鏡面対称的に終了する対称線を表している。
【符号の説明】
【0030】
1 消音器
2 筐体
3 排気チャンバー
4 配列排気パイプ
5 排気システム
6 テールパイプ
7 パイプインパイプ配列のパイプ
8 偏向パイプ
9 排気パイプ
10 流路
11 第1の180度の偏向
12 第2の180度の偏向
13 外部チャネル
14 内部チャネル
15 排気パイプの内部
16 接触点
17 偏向パイプの底部
18 筐体の底部
19 フロー偏向輪郭
20 偏向カラー
21 丸みを帯びた端部領域
22 穿孔
23 破線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8