特許6040829IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

二次電池用セパレータの製造方法、二次電池用セパレータ、およびこの二次電池用セパレータを用いた電池に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

二次電池用セパレータ基材の両面に塗工層を設ける場合、セパレータ基材の両面に塗工剤を塗工して両面の塗工層を乾燥する、あるいは、セパレータ基材の片面に塗工剤を塗工して塗工層を乾燥した後、セパレータ基材の塗工層が設けられた反対の面に、塗工剤を塗工して塗工層を乾燥するという方法が挙げられる。 後者の方法では、乾燥工程が2つ必要になり設備・生産コストが掛かるため好ましくない。そこで、前者の方法で、セパレータ基材の両面の塗工層を1つの乾燥工程で乾燥させて効率的に生産を行うことが好ましいが、セパレータ基材の塗工層が未乾燥であると、塗工層と接触式ガイドロールが接した際に、塗工層が荒れてしまうといった問題があり、セパレータ基材の塗工層を乾燥した後に、接触式ガイドロールで支持して搬送することが一般的に行われる。しかし、乾燥工程における風などの影響により、セパレータ基材の厚み方向の振動や幅方向の振動が大きくなり、セパレータ基材に塗工剤を均一に塗工するのが難しいという問題があった。 本発明の目的は、長尺状のセパレータ基材の両面に、効率的に、均一な厚さの塗工層を設けることができる二次電池用セパレータの製造方法、この製造方法により得られた二次電池用セパレータ、およびこの二次電池用セパレータを用いた電池を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、鋭意検討の結果、長尺状のセパレータ基材の両面に塗工剤を塗工して塗工層を形成する塗工層形成工程の後で、かつ塗工層を乾燥させる乾燥工程の前に、塗工層付きセパレータ基材を非接触式支持装置にて支持した状態で搬送する方法を採用し、セパレータ基材の厚み方向及び幅方向の振動幅を特定範囲に制御することにより、目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
本発明によれば、長尺状のセパレータ基材の両面に、効率的に、均一な厚さの塗工層を設けることができる製造方法を提供することができる。また、この製造方法により得られた二次電池用セパレータ、およびこの二次電池用セパレータを用いた電池を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施の形態に係る塗工装置の全体を示す構成図である。

【図2】実施の形態に係るチャンバードクター塗工装置の構成を示す図である。

【図3】実施の形態に係るチャンバードクター塗工装置のグラビアロールの周面に形成されたセルパターンを示す図である。

【図4】実施の形態に係る非接触式支持装置の構成を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…塗工装置、2…基材巻き出しの駆動ロール、3,4…チャンバードクター塗工装置、5…非接触式支持装置、6…乾燥炉、7…基材巻き取りの駆動ロール、8…基材送り出しの駆動ロール(サクションロール)、9…基材引き取りの駆動ロール(サクションロール)、10…グラビアロール、11…塗工チャンバー、100…セパレータ基材。

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