特許6041356IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラムに関し、特に、生体から得られた核磁気共鳴画像を解析するための画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術は、MRIにおける全体的な感度向上を目的としたものであり、あくまで、MR画像の直接の描出を目的としている。また、現在の保険診療の範囲内で、現在のMRIを含む医療用画像機器で描出できない組織や病変を検出できるか不明である。さらに、上述した特許文献1に記載の技術を採用していないMRIは、感度向上の恩恵を受けられない。 本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、MRIを含む医療用画像機器で描出できなかった組織や病変を、現在の保険診療の範囲内で現実的に検知することが可能な画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラムの提供を目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本技術に係る画像解析装置の態様の1つは、生体から得られた核磁気共鳴画像を解析するための画像解析装置であって、生体の所定領域から得た核磁気共鳴信号の位相差もしくは位相(以下、統一して位相差と呼ぶ。)の分布を作成する位相差分布作成部と、前記位相差分布に対し、複数の関数群でフィッティングするフィッティング部と、前記位相差分布に対してフィッティングされた前記複数の関数群のパラメータによって特定される・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
組織の微小な磁性変化に鋭敏なMRI位相画像を用いて、微小な組織変化を検出することができる。即ち、組織の部分容積効果(partial volume effect)に由来する位相変化を、対象とする所定領域(後述の実施形態においては、関心領域)の位相差分布変化としてとらえることにより、撮像時間が短く、磁場強度が低いMRIを用いても、安定して対象組織の存在を確認することができる。 長い撮像時間をかけ非現実的な手法により作成する直接かつ確度の高いpixel by pixelの画像作成ではなく、短時間の撮像や低磁場の機器を用いても検出可能な本手法は、産業界や医療現場に受け入れられやすいと考えられる。さらに、本方法はソフトウェアによる処理であるため、従来の機器を改変したり、追加の機器を導入したりせずに、利用可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】MRI装置(磁気共鳴画像化装置)の概略構成を表した図である。

【図2】RFコイル部の変形例を示す断面構成図である。

【図3】位相差画像を作成するまでのデータ処理の流れを示した図である。

【図4】関心領域内の組織が正常か否か判断する処理の流れを示すフローチャートである。

【図5】正常組織における位相差分布をフィッティングしたグラフである。

【図6】非正常組織における位相差分布をフィッティングしたグラフである。

【図7】非正常組織における位相差分布をフィッティングしたグラフである。

【図8】二重ガウス分布モデルにより得られるフィッティング関数と、強調すべき位相差との関係を示す図である。

【図9】位相差分布とLPFサイズとの関係について説明するための模式図である。

【図10】形態画像を作成するまでのデータ処理の流れを示した図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…MRI装置、2…被検体、10…コイルシステム、10A…ボア、11…静磁場コイル部、12…傾斜磁場コイル部、13…RF(Radio Frequency)コイル部、20…制御システム、21…静磁場電源、22…傾斜磁場電源、23…送信部、24…受信部、25…シーケンス制御部、26…情報処理装置、26A…演算部、26B…入力部、26C…表示部、26D…記憶部、27…プログラム、30…寝台部、13−1〜13−8…コイル

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