(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記電源切り替え用制御回路と前記交流電源の間に設置され、ユーザーが前記LEDランプボードの発光照明を制御するための切り替え用スイッチを含み、前記電源切り替え用制御回路は前記直流電流が前記LEDランプボードに入るようにさせると、前記LED照明灯を駆動させて、前記第2照明パラメータを有する光源を出力し続ける、又は前記第1照明パラメータは前記第2照明パラメータと同一ではない、又は前記第1照明パラメータと前記第2照明パラメータはそれぞれ第1照明輝度と第2照明輝度、又は前記第1照明パラメータと前記第2照明パラメータはそれぞれ第1照明色温度と第2照明色温度であることを特徴とする、請求項1に記載のLED照明灯。
前記照明灯具の本体はLED蛍光灯で構成され、収納空間を設置し、ユーザーが前記電池装置をその中に実装するのを便利にさせる、又は前記照明灯具の本体はLEDランプで構成され、且つこれは上から下の順序で、口金部、放熱装置及び透光ランプシェードを含み、前記電源切り替え用制御回路は前記放熱装置内部に設置され、前記放熱装置の側壁には少なくとも1つの収納空間が設置され、ユーザーが前記電池装置をその中に実装するのを便利にさせる、又は前記照明灯具の本体はLEDランプで構成され、且つこれは上から下の順序で、口金部、放熱装置及び透光ランプシェードを含み、前記電池装置はリング状であり、上から下に前記口金部を貫通し、前記放熱装置の上端部を被覆するように設置する、又は前記電池装置は一部分の構造は外に露出し、ユーザーが前記電池装置を取り替えることが便利であるようにすることを特徴とする、請求項3に記載のLED照明灯。
【発明を実施するための形態】
【0056】
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
【0057】
以下、第1実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態によるLED照明灯を示す模式図である。LED照明灯1Aは照明灯具の本体11A、電池結合手段12A、電源切り替え用制御回路13A、LEDランプボード14AとLEDランプボード14A上に設置される複数のLEDダイス(Dies)15Aを含む。ここでは、電源切り替え用制御回路13AとLEDランプボード14Aは照明灯具の本体11A内に設置され、電源切り替え用制御回路13Aは交流電源9A、電池結合手段12AとLEDランプボード14Aに電気的に接続される。さらに、電池結合手段12Aは電池装置8Aをその中に設置するために用いられ、交流電源9Aからくる交流電流及び電池装置8Aからくる直流電流が電源切り替え用制御回路13Aに送られるようにし、電源切り替え用制御回路13Aは受け取る交流電流及び直流電流のいずれか1つをLEDランプボード14Aに送り、LEDランプボード14A上の複数のLEDダイス(Dies)15Aが光源を出力するようにさせる。
【0058】
好ましくは、電源切り替え用制御回路13Aは第1電源入力端131A、第2電源入力端132A及び電源出力端133Aを有し、第1電源入力端131Aは電池結合手段12Aに電気的に接続され、第2電源入力端132Aは交流電源9A(例えば、市販用電源)に電気的に接続され、電源出力端133Aは前記LEDランプボード14Aに電気的に接続されるため、電池装置8Aからくる直流電流は順番に電池結合手段12Aと第1電源入力端131Aを経た後、電源切り替え用制御回路13Aに入り、交流電源からくる交流電流は第2電源入力端132Aを経た後、電源切り替え用制御回路13Aに入り、電源切り替え用制御回路13Aが受け取る交流電流と直流電流のいずれか1つは電源出力端133Aを経てLEDランプボード14Aに入る。
【0059】
さらに、この好ましい実施形態では、電源切り替え用制御回路13Aが受け取る交流電流が特定の数値より大きいとき、電源切り替え用制御回路13Aは受け取る交流電流がLEDランプボード14Aに入るようにさせ、LED照明ランプ1Aを駆動させ、第1照明パラメータを有する光源を出力するようにし、電源切り替え用制御回路13Aが受け取る交流電流が特定の数値より小さいとき、電源切り替え用制御回路13Aは受け取る直流電流がLEDランプボード14Aに入るようにさせ、LED照明ランプ1Aを駆動させ、第2照明パラメータを有する光源を出力するようにさせる。
【0060】
交流電流がLEDランプボード14Aに入る前に整流処理を経て直流電流となる、又は交流電流はLEDランプボード14Aに入った後、整流処理を経て直流電流となって、はじめてLEDランプボード14A上の複数のLEDダイス(Dies)15Aが光源を出力できるということは、当業者が熟知している技術であり、ここでは余分な記述を省略する。
【0061】
切り替え用スイッチ7Aは交流電源9Aと電源切り替え用回路13Aとの間に電気的に接続されてもよく、電源切り替え用制御回路13Aに入る交流電の電流量を制御する。言い換えるならば、切り替え用スイッチ7Aがオフ状態にあるとき、電源切り替え用制御回路13Aに入る交流電の電流量はとても微小になる。さらに、この好ましい実施形態では、切り替え用スイッチ7Aがオフ状態にあるとき、又は交流電源9Aが停電状態にあるとき、電源切り替え用制御回路13Aに入る交流電の電流量が前記特定数値より小さくなるように設計できる。
【0062】
また、この好ましい実施形態では、第1照明パラメータと第2照明パラメータはそれぞれ第1照明輝度と第2照明輝度、又は第1照明パラメータと第2照明パラメータはそれぞれ第1照明色温度と第2照明色温度である。つまり、LED照明灯1Aが交流電流によって駆動されるときに出力する光源の照明輝度と、LED照明灯1Aが直流電流によって駆動されるときに出力する光源の照明輝度の両者の光源の照明輝度が互いに異なるとき、これによってもたらされる用途の一つは、切り替え用スイッチ7Aがオフ状態にある、又は交流電源9A停電状態にあるかどうかをユーザーが容易に判別できるということである。即ち、ユーザーはLED照明灯1Aが電池装置8Aの電力を消耗しているかどうかを容易に判別できる。
【0063】
もちろん、LED照明灯1Aが交流電流によって駆動されるときに出力する光源の照明色温度とLED照明灯1Aが直流電流によって駆動されるときに出力する光源の照明色温度を異なる照明色温度に設計し、上述LED照明灯1Aが電池装置8Aの電力を消耗しているかどうかをユーザーが容易に判別できるという目的を達成することもできる。
【0064】
上述は一つの好ましい実施形態に過ぎず、これに限定されず、前記特定の数値の設定、又は第1照明パラメータと第2照明パラメータの定義は、当業者が実際の応用のニーズに基づき、いかなる同程度の設計変更を行うこともできる。これ以外に、上述第1照明パラメータは第2照明パラメータと同じでもよく、第1照明パラメータは第2照明パラメータと同じではなくてもよい。
【0065】
図2は本発明の第2実施形態によるLED照明灯を示す模式図である。本好ましい実施例のLED照明灯1Bは本発明の第1好ましい実施形態中で記述されているものと類似しているため、ここでは余分な記述を省略する。
【0066】
本好ましい実施形態と前述第1好ましい実施形態の異なる点は、LED照明灯1Bがさらに人体感知装置16Bを含むことであり、これは電源切り替え用制御回路13Bに電気的に接続され、検知範囲内に人体の存在があるかどうかを検知する。人体感知装置16Bが人体が前記人体検知範囲内に入ったことを検知するとき、人体検知信号を電源切り替え用制御回路13Bに発する。例を挙げて言えば、人体感知装置16Bは人体赤外線感知部材とマイクロ波感知部材の少なくとも1つである。
【0067】
また、本好ましい実施形態と前述第1好ましい実施形態の別の異なる点は、電源切り替え用制御回路13Bは以下の2つの要件のどちらも満たす状況下ではじめて受け取る交流電流がLEDライトボード14Bに入るようにさせることであり、LED照明灯1Bを駆動させて、第1照明パラメータを有する光源を出力する。第1の要件は電源切り替え用制御回路13Bが受け取る交流電流の電流量は特定の数値より大きい必要があり、第2の要件は人体感知装置16Bが検知範囲内に人体が存在することを検知して人体感知信号を電源切り替え用制御回路13Bに発することである。
【0068】
例えば、交流電源9Bが正常電源供給にあり、切り替え用スイッチ7Bがオンの状態にある、若しくは人体感知装置16Bがその検知範囲内に人体の存在があることを検知していない場合、LED照明灯1Bは光源を出力せず、省エネの効果を達成する。人体感知装置16Bが人体が検知範囲内に入ったことを検知したとき、LED照明灯1Bを駆動させ、第1照明パラメータを有する光源を出力する。
【0069】
なお、交流電源9Bが停電状態、又は切り替え用スイッチ7Bがオフの状態のとき、電源切り替え用制御回路13Bが受け取る交流電流は特定の数値より小さいため、受け取る直流電流はLEDライトボード14Bに入り、LED照明灯1Bを駆動させ、第2照明パラメータを有する光源を出力する。
【0070】
ユーザーが切り替え用スイッチ7Bがオフ状態、又は交流電源が停電状態にあるかどうかを容易に判別できるようにするため、つまり、ユーザーが容易にLED照明灯1Bが電池装置8Bの電力を消耗しているかを容易に判別するため、第1照明パラメータを第2照明パラメータと異なるように設計することができる。もし第1照明パラメータが第2照明パラメータと同じであるならば、交流電源9Bが停電の状況、又は切り替え用スイッチ7Bがオフの状態にあるとき、電源切り替え用制御回路13Bは直流電流がLEDランプボード14Bに入り続けるようにし、LED照明ランプ1Bが光源を出力し続けるようにさせる。
【0071】
ちなみに、この好ましい実施形態では、電池装置8BはLED照明灯1Bが作られる前に電池結合手段12B内に設置され、ユーザーが自ら着脱と交換をすることができない。もちろん、上述第1好ましい実施形態と第2好ましい実施形態では、作られた後のLED照明灯1A、1Bが電池結合手段12A、12Bのみを有するように設計でき、電池装置8A、8Bは取替え可能な部材であり、ユーザーは自ら電池装置8A、8BをLED照明灯1A、1Bの電池結合手段12A、12Bに設置する。
【0072】
さらに、上述第1好ましい実施形態と第2好ましい実施形態では、電池結合手段12A、12BはlED照明灯1A、1Bが作られる前に照明灯具の本体11A、11B内に固定設置され、ユーザーは自ら電池結合手段12A、12Bを着脱し、交換することができないが、ユーザーは自ら電池装置8A、8Bを電池結合手段12A、12B内に設置することができる。
【0073】
もちろん、作られた後のLED照明灯1A、1Bの電池結合手段12A、12Bは取替え可能な部材でもよく、ユーザーは自ら電池装置8A、8Bを電池結合手段12A、12Bと結合させた後、一緒にLED照明灯1A、1Bの照明灯具の本体11A、11B内に組み立て設置することができる。
【0074】
したがって、本発明は別途新しいLED照明灯の改良構造を提供し、主には照明灯具の本体11A、11Bの外部側面に収納空間を有し、電池結合手段12A、12Bを設置し、電池結合手段12A、12Bは照明灯具の本体11A、11Bの放熱フィンの外部に露出し(後述を参照)、ユーザーがそれぞれ電池装置8A、8Bを電池結合手段12A、12B内に接続することを便利にさせる、又は電池装置8A、8Bを電池結合手段12A、12Bから着脱することを便利にさせる。
【0075】
以下少なくとも五種類の好ましい実施形態を挙げて説明するが、これにより本発明の保護範囲を限定するわけではない。
【0076】
(第1実施形態)
図3は本発明のLED照明灯の改良構造による第1実施形態を示す模式図であり、
図4は
図3の他の角度から見られるLED照明灯を示す概略図であり、
図5は
図3に示すLED照明灯の一部構造を示す傾斜の分解図である。
【0077】
この実施形態では、LED照明灯1Cの照明灯具の本体はLED蛍光灯11Cであり、電池結合手段は着脱可能な電池ケース12Cであり、LED蛍光灯11Cは収納空間111Cによって着脱可能な電池ケース12Cを収納し、電池装置8Cは着脱可能な電池ケース12C内に設置され、非常用予備電源を提供する。
【0078】
LEDランプボード(図示せず)はLED蛍光灯11C内に固定され、LED蛍光灯11Cの両端にはそれぞれ電源接続ピン112Cが設置され、交流電源(例えば、市販用電源(図示せず)
図1及び
図2参照)に接続され、電気的に接続されるソケット(図示せず)となり、電源切り替え用制御回路(図示せず、
図1及び
図2参照)はLEDランプボード(図示せず、
図1及び
図2参照)上に形成され、着脱可能な電池ケース12Cが収納空間111Cに置かれ、電池装置8Cが着脱可能な電池ケース12Cに接続されるとき、着脱可能な電池ケース12Cは電源切り替え用制御回路と電気的に接続され、電池装置8Cが電源切り替え用制御回路の第1電源入力端(図示せず、
図1及び
図2参照)と電気的に接続される。
【0079】
なお、電源切り替え用制御回路の第2電源入力端(図示せず、
図1及び
図2参照)は電源接続ピン112Cと電気的に接続され、電源切り替え用制御回路の電源出力端(図示せず、
図1及び
図2参照)はLEDランプボードと電気的に接続される。ここでは、電源切り替え用制御回路は第1電源入力端又は第2電源入力端の接続を切り替えるために用いられ、交流電源(例えば、市販用電源)又は電池装置8Cと対応して接続される。また、交流電源(例えば、市販用電源)を提供するとき、電源切り替え用制御回路は第2電源入力端を通って交流電源(例えば、市販用電源)と接続され、この時、交流電源(例えば、市販用電源)をLED蛍光灯11Cに提供し、照明を提供し、電池装置8Cの電力を使用しない。交流電源(例えば、市販用電源)が停電時、又は切り替え用スイッチ(図示せず、
図1及び
図2参照)がオフ状態のとき、電源切り替え用回路は第1電源入力端を通って電池装置8Cに接続され、この時、電池装置8CはLED蛍光灯11Cに電源を供給し、非常用照明を提供する。
【0080】
この実施形態では、電池装置8Cは取替え可能な部材でよく、いつでもLED蛍光灯11Cの着脱可能な電池ケース12C中から取り外すことができ、いつでもLED蛍光灯11Cの着脱可能な電池ケース12Cに接続させることができ、ユーザーが交換と補修を行うことを便利にし、電池装置8Cは取り外して分類回収処理することが便利であるため、エコ回収の利便性を高める。また、電池装置8Cはバッテリー、リチウム電池、乾電池又は充電電池から選ぶことができ、電池装置8Cの汎用性は高く、補修と交換に便利である。
【0081】
この実施形態では、LED蛍光灯11Cは円柱形状であり、その下半分の部分は透光ケースであり、LEDランプボード上の複数のLEDダイス(Dies)(図示せず、
図1及び
図2参照)が提供する光源は外に向けて射出することができる。さらに、収納空間111CはLED蛍光灯11Cの上半分の部分に設置される。好ましくは、LED照明灯1Cはさらに着脱可能な電池ケース12Cの開口部と係合するふた17Cを含み、電池装置8Cが着脱可能な電池ケース12Cに収納されるとき、LED蛍光灯11Cは元々の外観を保持し、LED蛍光灯11Cのソケットとその他の対応する補助設備を変更する必要がなく、電池装置8Cを保護することができる。
【0082】
ここでは、着脱可能な電池ケース12Cには電源接続コード(図示せず)が設けられ、収納空間111C内には電源インターフェース(図示せず)が設置され、これは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続されるため、着脱可能な電池ケース12Cが収納空間111Cに接続されるとき、電源接続コードは電源インターフェースに接続され、着脱可能な電池ケース12Cは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続される。
【0083】
あるいは、着脱可能な電池ケース12Cには電源接触ピン(図示せず)が設けられ、収納空間111C内には電極コンタクト(図示せず)が設置され、これは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続されるため、着脱可能な電池ケース12Cが収納空間111Cに接続されるとき、電源接触ピンは電極コンタクトに接続され、着脱可能な電池ケース12Cは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続される。
【0084】
また、LED照明灯1Cの人体感知装置16CはLED蛍光灯11Cの下半分の中間位置又は側面位置に固定される。人体感知装置16Cは検知範囲内に人体が進入したかどうかを感知するために用いられ、もし人体がその検知範囲内に進入したことを感知した場合、人体感知信号を電源切り替え用制御回路に発し、LED蛍光灯11Cをオンにし、照明を提供する。例えば、本実施形態中の人体感知装置16Cは人体赤外線感知部材である。しかし、マイクロ波感知部材で前述の人体赤外線感知部材を置き換えてもよい。
【0085】
ちなみに、上述はLED照明灯の一実施形態であるだけであり、この電池結合手段は着脱可能な電池ケースでなくてもよく、例えば、照明灯具の本体(LED蛍光灯)と電池結合手段(着脱不可能な電池ケース)は一体形成されるため、ユーザーは自ら電池結合手段を照明灯具の本体内から取り出すことができない。しかしながら、ユーザーは自ら前述着脱不可能で、局部が露出した電池ケース中から電池装置をいつでも取り出すことができる。
【0086】
(第2実施形態)
図6は本発明のLED照明灯の改良構造による第2実施形態を示す模式図である。この実施形態では、LED照明灯1Dの照明灯具の本体はLEDランプ11Dであり、上から下の順序で口金部113D、放熱装置114Dと透光ランプシェード115Dを設置し、LEDランプボード(図示せず、
図1及び
図2参照)と電源切り替え用制御回路(図示せず、
図1及び
図2参照)をLEDランプ内に設置し、口金部113Dは交流電源(例えば、市販用電源(図示せず)
図1及び
図2参照)と接続させるために用いられ、ソケット(図示せず)と電気的に接続される。好ましくは、放熱装置114Dの側壁には複数の放熱フィン1141Dが設置され、その内部に収納空洞(図示せず)を開設し、電源切り替え用制御回路をその中に設置する。
【0087】
また、放熱装置114Dの側壁には収納空間111D(
図8参照)があり、電池結合手段を収納し、電池結合手段は着脱可能な電池ケース12Dであり、電池装置8Dをその中に設置し、非常用予備電源を提供する。ここでは、着脱可能な電池ケース12Dは局部が放熱装置114Dの外に露出しており、電池ケース12D中の電池装置8Dを実装させ、外部が露出した状態であり、ユーザーが交換することを便利にさせる。
【0088】
この実施形態では、放熱装置114Dの側壁には3つの収納空間111Dが開設され、均等分布されており、3つの着脱可能な電池ケース12Dを収納するために用いられる。もちろん、収納空間111Dの数量及び着脱可能な電池ケース12Dの数量はこれに限定されず、当業者は実際の応用ニーズに基づき、いかなる同程度の設計変更を行うことができる。
【0089】
さらに、
図6に示すように、着脱可能な電池ケース12Dが収納空間111Dに置かれ、電池装置8Dが着脱可能な電池ケース12Dに接続されるとき、着脱可能な電池ケース12Dは電源切り替え用制御回路に電気的に接続され、電池装置8Dは電源切り替え制御用回路の第1電源入力端(図示せず、
図1及び
図2参照)に電気的に接続される。
【0090】
なお、口金部113Dには口金部電極(図示せず)が設置され、電源切り替え用制御回路の第2電源入力端(図示せず、
図1及び
図2参照)に電気的に接続され、電源切り替え用回路の電源出力端(図示せず、
図1及び
図2参照)はLEDライトボードに電気的に接続される。ここでは、電源切り替え用制御回路は第1電源入力端又は第2電源入力端の接続を切り替えるために用いられ、交流電源(例えば、市販用電源)又は電池装置8Dと対応して接続される。
【0091】
交流電源(例えば、市販用電源)を提供するとき、電源切り替え用制御回路は第2電源入力端を通って交流電源(例えば、市販用電源)と接続され、この時、交流電源(例えば、市販用電源)をLEDランプ11Dに提供し、照明を提供し、電池装置8Dの電力を使用しない。交流電源(例えば、市販用電源)が停電時、又は切り替え用スイッチ(図示せず、
図1及び
図2参照)がオフ状態のとき、電源切り替え用回路は第1電源入力端を通って電池装置8Dに接続され、この時、電池装置8DはLEDランプ11Dに電源を供給し、非常用照明を提供する。
【0092】
この実施形態では、電池装置8Dは取替え可能な部材でよい。
図7は
図6に示すLED照明灯の電池装置が取り外される際の状態を示す概略図である。
図7は電池装置8Dがいつでも着脱可能で、露出式の電池ケース12中から取り外すことができることを説明しており、いつでも着脱可能な電池ケース12D中から取り外すことができ、ユーザーが交換と補修を行うことを便利にし、電池装置8Dは外に露出しているため、取り外して分類回収処理することが便利であるため、エコ回収の利便性を高める。また、電池装置8Dはバッテリー、リチウム電池、乾電池又は充電電池から選ぶことができ、電池装置8Dの汎用性は高く、補修と交換をすることが便利である。
【0093】
好ましくは、LED照明灯1Dは着脱可能な電池ケース12Dの開口部に係合するふた(図示せず)を含み、電池装置8Dは着脱可能な電池ケース12Dに収納されるとき、LEDランプ11Dは元々の外観を保持し、電池装置8Dを保護できる。
【0094】
図8は
図6に示すLED照明灯の着脱可能な電池ケースが取り外される際の状態を示す概略図である。この実施形態では、着脱可能な電池ケース12Dの頂点部には係止ピン121が設置され、その底部には位置決め溝部122が設置され、収納空間111Dの頂点部には止め金部(図示せず)が設置され、その底部には位置決め板1111が設置される。ここでは、着脱可能な電池ケース12Dが収納空間111Dに接続されるとき、着脱可能な電池ケース12Dの係止ピン121は収納空間111Dの止め金部と係合し、収納空間111Dの位置決め板1111は着脱可能な電池ケース12Dの位置決め溝部122内に挿入される。
【0095】
さらに、着脱可能な電池ケース12Dには電源接触ピン(図示せず)が設置され、収納空間1111D内には電極コンタクト(図示せず)が設置され、これは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続されるため、着脱可能な電池ケース12Dが収納空間111Dに接続されるとき、電源接触ピンは電極コンタクトと接触し、着脱可能な電池ケース12Dは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続されるため、これは組み立てが容易であり、接続が容易である。
【0096】
これ以外に、LED照明灯1Dの人体感知装置16D(凸球状)は透光ランプシェード115Dの底部に設置され、人体感知装置16Dは検知範囲内に人体が進入したかを感知するために用いられ、もし人体がその検知範囲に進入することを感知した場合、人体感知信号を電源切り替え用制御回路に発し、LEDランプ11Dをオンにし、照明を提供する。例を挙げて言えば、本実施形態中の人体感知装置16Dは人体赤外線感知部材である。しかし、マイクロ波感知部材で前述の人体赤外線感知部材を置き換えてもよい。
【0097】
ちなみに、上述はLED照明灯の一実施形態であるだけであり、この電池結合手段は着脱不可能な電池ケースでもよく、例えば照明灯具の本体(LEDランプ)と電池結合手段(着脱不可能な電池ケース)を一体形成してもよく、電池結合手段は照明灯具の本体内から取り出すことができない。しかし、ユーザーは自ら前述の着脱不可能で局部が外に露出している電池ケース中からいつでも電池装置を取り出すことができる。
【0098】
(第3実施形態)
図9は本発明のLED照明灯の改良構造による第3実施形態を示す模式図であり、
図10は
図9に示すLED照明灯を示す傾斜の分解図である。この実施形態では、LED照明灯1Eの照明灯具の本体はLEDランプ11Eであり、これは上から下の順序で口金部113E、放熱装置114E、透光ランプシェード115Eを設置し、LEDランプボード(図示せず、
図1及び
図2参照)と電源切り替え用制御回路(図示せず、
図1及び
図2参照)はLEDランプ11E内に設置され、口金部113Eは交流電源(例えば、市販用電源(図示せず)
図1及び
図2参照)と接続するために用いられ、電気的に接続されるソケット(図示せず)となる。好ましくは、放熱装置114Eの側壁には複数の放熱フィン1141Eが設置され、その内部には収納空洞(図示せず)が開設され、電源切り替え用制御回路をその中に設置する。
【0099】
また、放熱装置114Eの上端部の周囲側壁には収納空間111Eがあり、電池結合手段を収納し、本実施形態では、電池結合手段は着脱可能な電池ケース12Eであり、電池装置8Eをその内側に設置し、非常用予備電源を提供する。これ以外に、電池装置8Eを着脱可能な電池ケース12Eに設置した後、着脱可能な電池ケース12Eを上から下に貫通する口金部113は放熱装置114Eの上端部を被覆し、収納空間111Eに置かれる。
【0100】
さらに、着脱可能な電池ケース12Eは収納空間111Eに置かれ、電池装置8Eが着脱可能な電池ケース12Eの内側に設置されるとき、着脱可能な電池ケース12Eは電源切り替え用制御回路に電気的に接続され、電池装置8Eは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続される。
【0101】
なお、口金部113Eには口金部電極(図示せず)が設置され、電源切り替え用制御回路の第2電源入力端に電気的に接続され、電源切り替え用制御回路の電源出力端はLEDライトボードに電気的に接続される。ここでは、電源切り替え用制御回路は第1電源入力端又は第2電源入力端との接続を切り替えるために用いられ、交流電源(例えば、市販用電源)又は電池装置8Eと対応して接続される。
【0102】
交流電源(例えば、市販用電源)を提供するとき、電源切り替え用制御回路は第2電源入力端を経て交流電源(例えば、市販用電源)に接続され、この時、交流電源(例えば、市販用電源)をLEDランプ11Eに提供し、照明を提供し、電池装置8Eの電力を使用しない。交流電源(例えば、市販用電源)が停電時、又は切り替え用スイッチ(図示せず、
図1及び
図2参照)がオフ状態の時、電源切り替え用制御回路は第1電源入力端を経て電池装置8Eと接続され、この時、電池装置8EはLEDランプ11Eに電気を供給し、非常用照明を提供する。
【0103】
この実施形態では、電池装置8Eはリング状であると共に取替え可能な部材であり、これはいつでも着脱可能な電池ケース12E中から取り外すことができ、いつでも着脱可能な電池ケース12E中に接続することができ、ユーザーが交換と補修を行うことを便利にし、電池装置8Eは取り外して分類回収処理することが便利であるため、エコ回収の利便性を高める。なお、電池装置8Eはバッテリー、リチウム電池、乾電池又は充電電池から選ぶことができ、電池装置8Cの汎用性は高く、補修と交換をすることが便利である。
【0104】
この実施形態では、口金部113Eの下端部には少なくとも1つの止め金部1131が設置され、着脱可能な電池ケース12Eが収納空間111Eにおかれるとき、着脱可能な電池ケース12Eの上端部は口金部113Eの下端部の少なくとも1つの止め金部1131に係合され、着脱可能な電池ケース12Eの下端部は放熱装置114Eの上端部に当接するため、着脱可能な電池ケース12Eは放熱装置114Eの上端部の収納空間111E中に固定可能である。
【0105】
もし着脱可能な電池ケース12EをLEDランプ11E上から取り外したいとき、着脱可能な電池ケース12Eを下から上に押すだけでよく、着脱可能な電池ケース12Eの上端部は口金部113Eの下端部の止め金部1131から外れ、着脱可能な電池ケース12Eを取り外すことができる。これからわかるように、着脱可能な電池ケース12Eの組み立てと取り外しは簡単であり、便利で手軽であり、LEDランプ11Eは素早く電池装置8Eを交換することができる。
【0106】
さらに、着脱可能な電池ケース12Eには電源接触ピン(図示せず)が設置され、収納空間111Eには電極コンタクト(図示せず)が設置され、これは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続されるため、着脱可能な電池ケース12Eが収納空間111Eに組み立てられるとき、電源接触ピンは電極コンタクトに接続され、着脱可能な電池ケース12Eは電源切り替え用制御回路の第1電源入力端に電気的に接続されるため、その組み立てが容易であり、接続が容易である。
【0107】
これ以外に、LED照明灯1Eの人体感知装置16E(凸球状)を透光ランプシェード115Eの底部に設置し、人体感知装置16Eは検知範囲内に人体が進入したかどうかを感知するために用いられ、もし人体がその検知範囲内に進入したことを感知した場合、人体感知信号を電源切り替え用制御回路に発し、LEDランプ11Eをオンにし、照明を提供する。
【0108】
例えば、本実施例中の人体感知装置16Eは人体赤外線感知部材である。しかし、マイクロ波感知部材で前述の人体赤外線感知部材を置き換えてもよい。
【0109】
もちろん、この実施形態では、当業者であれば、容易に構造設計を変更し、本実施例中の電池装置8Eを外に露出する方式と電池ケース12Eが相互に組み立てられるようにしてもよく、いずれも均等の設計変更であるため、ここでは余分な記述を省略する。
【0110】
(第4実施形態)
図11は本発明のLED照明灯の改良構造による第4実施形態を示す模式図であり、
図12ないし
図14は
図11に示すLED照明灯の一部構造を示す傾斜の分解図である。この実施形態では、LED照明灯1Fの照明灯具の本体はLEDランプ11Fであり、これは上から下の順序で、口金部113F、放熱装置114Fと透光ランプシェード115Fを設置し、LEDランプボード(図示せず、
図1及び
図2参照)と電源切り替え用制御回路(図示せず、
図1及び
図2参照)をLEDランプ内に設置し、口金部113Fは交流電源(例えば、市販用電源(図示せず)
図1及び
図2参照)と接続するために用いられ、電気的に接続されるソケット(図示せず)となる。より好ましくは、放熱装置114Fの側壁には複数の放熱フィン1141Fが設置され、その内部には収納空洞(図示せず)が開設され、電源切り替え用制御回路をその中に設置する。
【0111】
また、放熱装置114Fの側壁には収納空間(
図8参照)があり、電池結合手段を収納し、電池結合手段は着脱可能な電池ケース12Fであり、電池装置8Fをその中に設置し、非常用予備電源を提供する。ここでは、着脱可能な電池ケース12Fは局部を放熱装置114Fの外に露出させ、電池ケース12F中の電池装置8Fを実装させ、外部露出状であり、ユーザーが交換することを便利にさせる。ここでは、着脱可能な電池ケース12Fの頂点部と底部のどちらにもそれぞれ係止ピン123、124(
図12参照)が設置され、LEDランプ11Fと相互に係合され、組み立てられる。
【0112】
この実施形態では、放熱装置114Fの側壁には2つの収納空間が開設され、対称に配置され、2つの着脱可能な電池ケース12Fを収納するために用いられる。もちろん、収納空間の数量及び着脱可能な電池ケース12Fの数量はこれに限定されず、これは当業者が実際の応用ニーズに基づき、均等な設計変更を行うことができる。
【0113】
また、LED照明灯1Fの人体感知装置16F(凸球状ではない)を透光ランプシェード115Fの底部に設置し、人体感知装置16Fは検知範囲内に人体が進入したかどうかを感知するために用いられ、もし人体がその検知範囲内に進入したことを感知した場合、人体感知信号を電源切り替え用制御回路に発し、LEDランプ11Fをオンにし、照明を提供する。
【0114】
例えば、本実施形態中の人体感知装置16Fは人体赤外線感知部材である。しかし、マイクロ波感知部材で前述の人体赤外線感知部材を置き換えてもよい。
【0115】
本実施形態と前述の第2好ましい実施形態との間の異なる点の一つは、本実施形態中のLED照明灯1FはさらにLED照明灯1F内部(外に露出しない)の電池ケース18Fに設置される押しボタンスイッチ17Fを含み、押しボタンスイッチ17Fと電池ケース18Fをその上に設置し、両者を相互に電気的に接続する電池回路基板171Fを提供する点である。このようにして、停電に直面するとき、ユーザーはLED照明灯1Fを自ら前述ソケットから取り外し、手持ちランプとして使用し、押しボタンスイッチ17Fによって手持ちランプの照明オンオフを制御する。
【0116】
本実施形態と前述第2好ましい実施形態との間の別の異なる点は、本実施形態中のLED照明灯1Fはさらに、LED照明灯1Fの駆動回路基板20F上に設置される地震感知モジュール19Fを含む点である。ここでは、地震感知モジュール19Fはマイクロマシンチップ構造の重力感知装置(G−Sensor)に属し、駆動回路基板20Fはさらに、少なくとも
図1、
図2に示される電源切り替え用制御回路13A、13Bと切り替え用スイッチ7A、7B内にある駆動又は制御部材をその上に設置する。
【0117】
こうして、地震に直面するとき、地震感知モジュール19Fは地震感知信号を発し、LED照明灯1F中のLEDランプボードが照明出力を発し続けるようにし、地震時に必要な非常用予備電源を提供する。
【0118】
もちろん、LED照明灯1Fがユーザーによって自ら取り外されて手持ち型非常用照明装置として使用されるとき、地震感知モジュール19は自主制御又は受動制御方式から禁止状態に変更され、誤差等が発生することを防ぐ。
【0119】
(第5実施形態)
図15は本発明のLED照明灯の改良構造による第5実施形態を示す模式図であり、
図16は
図15に示すLED照明灯を示す傾斜の分解図である。この実施形態では、LED照明灯1Gの照明灯具の本体はLEDランプ11Gであり、これは上から下の順序で、口金部113G、放熱装置114G、透光ランプシェード115Gと押しボタンスイッチ17Gを設置し、LEDランプボード(図示せず、
図1及び
図2参照)と電源切り替え用制御回路(図示せず、
図1及び
図2参照)をLEDランプ内に設置し、口金部113Gは交流電源(例えば、市販用電源(図示せず)
図1及び
図2参照)と接続するために用いられ、電気的に接続されるソケット(図示せず)となる。好ましくは、放熱装置114Gの側壁には複数の放熱フィン1141Gが設置され、その内部には収納空洞(図示せず)が開設され、電源切り替え用制御回路をその中に設置する。
【0120】
また、放熱装置114Gの側壁には収納空間111G(
図8参照)があり、電池結合手段を収納し、電池結合手段は着脱可能な電池ケース12Gであり、電池装置(図示せず)をその中に設置し、非常用予備電源を提供する。ここでは、着脱可能な電池ケース12Gは局部が放熱装置114Gの外に露出してもよく、電池ケース12G中の電池装置を実装し、外部に露出した状態であり、ユーザーが交換することを便利にする。ここでは、着脱可能な電池ケース12Gの頂点部と底部にはそれぞれ係止ピン125、126(
図16参照)が設置され、LEDランプ11Gと相互に係合され、組み立てられる。
【0121】
この実施形態では、放熱装置114Gの側壁には3つの収納空間111Gが開設され、対称に配置され、3つの着脱可能な電池ケースを収納するために用いられる。もちろん、収納空間の数量と着脱可能な電池ケース12Gの数量はこれに限定されず、これは当業者が実際の応用ニーズに基づき、いかなる均等の設計変更をも行うことができる。
【0122】
これ以外に、LED照明灯1Fの人体感知装置(凸球状ではない(図示せず))を透光ランプシェード115Gの底部に設置し、人体感知装置は検知範囲内に人体が進入したかどうかを感知するために用いられ、もし人体がその検知範囲に進入したことを感知した場合、人体感知信号を電源切り替え用制御回路に発し、LEDランプ11Gをオンにし、照明を提供する。例えば、本実施形態の人体感知装置は人体赤外線感知部材、又はマイクロ波感知部材であり、もちろん、本実施形態が停電に直面するとき、ユーザーはLED照明灯1Gを自ら前記ソケットから取り外し、手持ちランプとして使用することができ、押しボタンスイッチ17Gによって手持ちランプの照明スイッチを制御する。
【0123】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。