(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記行動属性情報から、記事に対して所定の期間内にアクセスしている日数を示すアクセス日数情報と、前記所定の期間内に閲覧しているページ数を示す閲覧ページ数情報とを抽出し、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて、前記メディアロイヤリティ情報を生成する請求項1に記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分けた情報を前記メディアロイヤリティ情報として生成する請求項2に記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部により生成されたメディアロイヤリティ情報と、前記興味嗜好性情報生成部により生成された興味嗜好性情報と、メディアが想定している想定ペルソナとに基づいて、実際にメディアにアクセスしているユーザごとのペルソナ情報を推定するペルソナ情報推定部を備える請求項3記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、実際にメディアにアクセスしているユーザであって、メディアを選好し、反復的にアクセスしているユーザについて推定された前記ペルソナ情報を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する請求項4記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分けたときの分布図を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する請求項3に記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメント間の移動実績を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する請求項3に記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに閲覧者が利用しているデバイスの使用比率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する請求項3に記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに記事の閲覧率を算出し、算出した記事の閲覧率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する請求項3に記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに増加率を算出し、算出したセグメントごとの増加率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する請求項3に記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記行動属性情報に加えて、メディアの読了率または滞在時間を組み合わせてメディアロイヤリティ情報を生成する請求項2記載の情報提供装置。
前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記行動属性情報から、記事が掲載されているメディアに対してアクセスした日からの経過日数を示す経過日数情報を抽出し、前記経過日数情報に基づいて、日次の離脱率を求め、当該日次の離脱率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する請求項3に記載の情報提供装置。
前記アクセス解析部は、前記メディアにアクセスしているユーザ端末装置から固有の識別情報を抽出することにより識別し、当該固有の識別情報ごとに前記メディアに対するアクセスログを抽出する請求項1から12のいずれか一項に記載の情報提供装置。
前記所定情報は、記事に埋め込むことにより、パフォーマンスデータ、行動履歴データ、第三者が提供するソーシャルブックマーキングでのSNSのシェア数またはフォロー数を取得するための情報であり、
前記パフォーマンスデータとは、記事の読了率の情報、記事の閲覧時間の情報、SNSのシェア数の情報、SNSのフォロー数の情報のうち、一または複数の情報により構成されている請求項14記載の情報提供装置。
前記情報提供部は、前記興味嗜好性情報に基づいて、記事の特性ごとに前記メディアロイヤリティ情報を調整し、調整後のメディアロイヤリティ情報を提供する請求項1から15のいずれか一項に記載の情報提供装置。
前記行動属性情報は、記事が掲載されているメディアにアクセスしている時間帯、アクセスに使用しているデバイス、アクセスが平日または休日であるのかを示す情報の全部または一部である請求項1から16のいずれか一項に記載の情報提供装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、一般的なアクセス解析によって得られるページビューなどの情報のみでは、メディアの最適化に不十分といえる。
【0006】
本発明では、Webサイトなどのメディアに掲載されているコンテンツに対するアクセス解析による情報に基づいて、メディアの読まれ方および特性を把握することができるオーディエンスデータを解析して提供することができる情報提供装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一態様における情報提供装置は、メディアに対するアクセス状況を解析するアクセス解析部と、前記アクセス解析部の解析結果から得られたアクセスログに基づいて、行動属性情報を生成する行動属性情報生成部と、前記行動属性情報に基づいて、反復的にアクセスする訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成するメディアロイヤリティ情報生成部と、
前記メディアに掲載されている記事の内容を解析する記事解析部と、前記記事解析部の解析結果から得られた記事の特性に基づいて、興味嗜好
性情報を生成する興味嗜好性情報生成部と、前記メディアロイヤリティ情報と前記興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供する情報提供部を備える。
【0008】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記行動属性情報から、記事に対して所定の期間内にアクセスしている日数を示すアクセス日数情報と、前記所定の期間内に閲覧しているページ数を示す閲覧ページ数情報とを抽出し、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて、前記メディアロイヤリティ情報を生成する構成でもよい。
【0009】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分けた情報を前記メディアロイヤリティ情報として生成する構成でもよい。
【0010】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部により生成されたメディアロイヤリティ情報と、前記興味嗜好性情報生成部により生成された興味嗜好性情報と、メディアが想定している想定ペルソナとに基づいて、実際にメディアにアクセスしているユーザごとのペルソナ情報を推定するペルソナ情報推定部を備える構成でもよい。
【0011】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、実際にメディアにアクセスしているユーザであって、メディアを選好し、反復的にアクセスしているユーザについて推定された前記ペルソナ情報を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0012】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分けたときの分布図を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0013】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメント間の移動実績を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0014】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに閲覧者が利用しているデバイスの使用比率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0015】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに記事の閲覧率を算出し、算出した記事の閲覧率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0016】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記アクセス日数情報と前記閲覧ページ数情報とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに増加率を算出し、算出したセグメントごとの増加率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0017】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記行動属性情報に加えて、メディアの読了率または滞在時間を組み合わせてメディアロイヤリティ情報を生成する構成でもよい。
【0018】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記メディアロイヤリティ情報生成部は、前記行動属性情報から、記事が掲載されているメディアに対してアクセスした日からの経過日数を示す経過日数情報を抽出し、前記経過日数情報に基づいて、日次の離脱率を求め、当該日次の離脱率を前記メディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0019】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記アクセス解析部は、前記メディアにアクセスしているユーザ端末装置から固有の識別情報を抽出することにより識別し、当該固有の識別情報ごとに前記メディアに対するアクセスログを抽出する構成でもよい。
【0020】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、ネットワークを介して、所定情報が埋め込まれている記事が掲載されているメディアから当該記事を受信する受信部を備え、
前記アクセス解析部は、前記受信部により受信された記事に対するアクセス状況を解析する構成でもよい。
【0021】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記所定情報は、記事に埋め込むことにより、パフォーマンスデータ、行動履歴データ、第三者が提供するソーシャルブックマーキングでのSNSのシェア数またはフォロー数を取得するための情報であり、前記パフォーマンスデータとは、記事の読了率の情報、記事の閲覧時間の情報、SNSのシェア数の情報、SNSのフォロー数の情報のうち、一または複数の情報により構成されていてもよい。
【0022】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記情報提供部は、前記興味嗜好性情報に基づいて、記事の特性ごとに前記メディアロイヤリティ情報を調整し、調整後のメディアロイヤリティ情報を提供する構成でもよい。
【0023】
また、本発明の一態様における情報提供装置では、前記行動属性情報は、記事が掲載されているメディアにアクセスしている時間帯、アクセスに使用しているデバイス、アクセスが平日または休日であるのかを示す情報の全部または一部であってもよい。
【0024】
上記目的を達成するために、本発明の一態様における情報提供方法は、メディアに対するアクセス状況を解析するアクセス解析工程と、前記アクセス解析工程の解析結果から得られたアクセスログに基づいて、行動属性情報を生成する行動属性情報生成工程と、前記行動属性情報に基づいて、反復的にアクセスする訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成するメディアロイヤリティ情報生成工程と、
前記メディアに掲載されている記事の内容を解析する記事解析工程と、前記記事解析工程の解析結果から得られた記事の特性に基づいて、興味嗜好
性情報を生成する興味嗜好性情報生成工程と、前記メディアロイヤリティ情報と前記興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供する情報提供工程を備える。
【0025】
上記目的を達成するために、本発明の一態様における情報提供プログラムは、メディアに対するアクセス状況を解析するアクセス解析工程と、前記アクセス解析工程の解析結果から得られたアクセスログに基づいて、行動属性情報を生成する行動属性情報生成工程と、前記行動属性情報に基づいて、反復的にアクセスする訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成するメディアロイヤリティ情報生成工程と、
前記メディアに掲載されている記事の内容を解析する記事解析工程と、前記記事解析工程の解析結果から得られた記事の特性に基づいて、興味嗜好
性情報を生成する興味嗜好性情報生成工程と、前記メディアロイヤリティ情報と前記興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供する情報提供工程と、をコンピュータによって実現するためのプログラムである。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、Webサイトなどのメディアに掲載されているコンテンツに対するアクセス解析による情報に基づいて、メディアの読まれ方および特性を把握することができるオーディエンスデータを解析して提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明の実施形態に係る情報提供装置、方法およびプログラムについて図面を参照しながら説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
【0029】
以下では、一例として、所定の手順によって登録されている複数のライターが作成した記事をクライアントに販売し、当該記事がクライアントのWebサイトに掲載されるビジネスに適用される情報提供装置、方法およびプログラムについて説明する。
【0030】
情報提供装置1は、
図1に示すように、ネットワーク3を介して、複数のメディア2に接続されている。メディア2とは、企業が自社で所有するWebサイトやブログ等の総称であって、例えば、商品販売を行うECサイト、人材流通のためのリクルートサイト、および、情報提供をするポータルサイトなどがある。
【0031】
また、メディアを保有する企業には、より多くのユーザからのアクセスを集めたい要望がある。当該要望を満たすために、例えば、検索エンジンにより検索された結果、自社のメディアが検索の上位に表示されるように、検索エンジン最適化(SEO、Search Engine Optimization)が行われている。
【0032】
現在、検索エンジンによって上位に表示させるためには、メディアの被リンク数などの外的SEOだけでなく、メディアに掲載されているコンテンツ(以下、記事という)の内容が影響している。つまり、ユーザから高く評価される記事が掲載されたメディアは、検索エンジンの上位に表示されることになる。
【0033】
そのため、メディアに掲載されているコンテンツが、ユーザにどのように読まれ、評価されているのかという情報を得て、その最適化および改善を図ることが重要となる。
【0034】
本発明では、メディアに提供されている記事の閲覧状況を解析し、メディアの読まれ方および特性を把握することができるオーディエンスデータを解析して提供することを目的とする。
【0035】
情報提供装置1は、
図1に示すように、受信部11と、記事DB12と、アクセス解析部13と、行動属性情報生成部14と、メディアロイヤリティ情報生成部15と、記事解析部16と、興味嗜好性情報生成部17と、情報提供部18とを備える。
【0036】
受信部11は、ネットワーク3を介して、所定情報が埋め込まれている記事が掲載されているメディアから当該記事を受信する。例えば、受信部11は、クローラー機能などにより、ネットワーク3を介して、所定情報が埋め込まれている記事が掲載されているメディアにアクセスし、当該記事を収集する。受信部11は、受信した記事を記事DB12に保存する。なお、受信部11は、各メディアから送信されてきた記事を受信する構成でもよい。
【0037】
所定情報とは、記事に埋め込むことにより、パフォーマンスデータ、行動履歴データ、第三者が提供するソーシャルブックマーキングでのSNSのシェア数またはフォロー数を取得するための情報(HTMLタグ)である。パフォーマンスデータとは、記事の読了率の情報、記事の閲覧時間の情報、SNSのシェア数の情報、SNSのフォロー数の情報のうち、一または複数の情報により構成されている。
【0038】
アクセス解析部13は、メディアに対するアクセス状況を解析する。また、メディアにアクセスするために使用されるユーザ端末装置には、固有の識別情報(UUID,Universally Unique IDentifier)が付与されている。アクセス解析部13は、メディアにアクセスしているユーザ端末装置から固有の識別情報を抽出することにより識別し、当該固有の識別情報ごとにメディアに対するアクセスログを抽出する。
【0039】
行動属性情報生成部14は、アクセス解析部13の解析結果から得られたアクセスログに基づいて、行動属性情報を生成する。
【0040】
メディアロイヤリティ情報生成部15は、行動属性情報に基づいて、反復的にアクセスする訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成する。
【0041】
記事解析部16は、記事の内容を解析する。具体的には、記事解析部16は、記事DB12に保存されている記事の内容を解析する。
【0042】
興味嗜好性情報生成部17は、記事解析部16の解析結果から得られた記事の特性に基づいて、興味嗜好情報を生成する。記事の特性とは、例えば、記事の属するカテゴリ(スポーツ系、ビューティー系、トラベル系など)であるとして説明するが、記事の文体構成(文体が硬い、文体が柔らかいなど)や、記事の傾向(知識系の記事、面白いネタ系の記事など)や、記事の長さ(文字数が所定の数より多い、文字数が所定の数より少ないなど)などであってもよい。
【0043】
情報提供部18は、メディアロイヤリティ情報と興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供する。例えば、情報提供部18は、興味嗜好性情報に基づいて、記事の特性ごとにメディアロイヤリティ情報を調整し、調整後のメディアロイヤリティ情報をオーディエンス情報として提供してもよい。
【0044】
ここで、行動属性情報の詳細について
図2を参照しながら説明する。行動属性情報は、記事が掲載されているメディアにアクセスしている時間帯の情報(
図2中のアクセス時間帯項目)と、アクセスに使用しているデバイスの情報(
図2中のデバイス項目)と、アクセスが平日または休日であるのかを示す情報(
図2中の平日・休日項目)とがUUIDごとに作成されている。なお、デバイスとは、ユーザ端末装置のことである。
【0045】
アクセス時間帯項目は、ページセッション回数項目と、全体に対する比率項目と、最多項目とに分けられている。ページセッション回数項目は、1回のアクセスで何ページ閲覧されたのかを示す項目であり、所定の時間帯ごとのページセッション回数をUUIDごとに示している。
【0046】
全体の対する比率項目は、所定の時間帯ごとの比率をUUIDごとに示す項目である。例えば、UUIDが「020fdd・・・」は、「17時台〜」の時間帯にページセッション回数が1回であり、他の時間帯のページセッション回数がゼロなので、「17時台〜」の比率が「100(%)」になっている。
【0047】
最多項目は、最も多いページセッション回数を示す項目である。最多項目には、最頻時間帯が示される。最頻時間帯とは、時間が最も早い時間帯を優先することを意味している。優先順位は、time_1(2時台〜)>time_2(5時台〜)>time_3(8時台〜)>time_4(11時台〜)>time_5(14時台〜)>time_6(20時台〜)>time_7(23時台〜)、である。つまり、使用時間が、time_1(2時台〜)とtime_6(20時台〜)の場合、最頻時間帯は、time_1(2時台〜)となる。
【0048】
例えば、UUIDが「020fdd・・・」は、最も早い時間帯が「17時台〜」であるので、「time_6」を示す「6」になっている。また、UUIDが「08ffido・・・」は、最も早い時間帯が「5時台〜」であるので、「time_2」を示す「2」になっている。
【0049】
なお、
図2に示す例では、所定の時間帯が2時台〜、5時台〜、8時台〜、11時台〜、14時台〜、20時台〜、23時台〜になっているが、これに限られない。
【0050】
デバイス項目も同様に、ページセッション回数項目と、全体に対する比率項目と、最多項目とに分けられている。ページセッション回数項目は、アクセスした際のユーザ端末装置の種類をUUIDごとに示す項目である。
【0051】
全体に対する比率項目は、ユーザ端末装置の種類による比率をUUIDごとに示す項目である。例えば、UUIDが「020fdd・・・」は、タブレットによってアクセスされ、ページセッション回数が1回なので、全体に対する比率項目のタブレットが「100(%)」になっている。
【0052】
最多項目は、最も使用回数の多いデバイス(ユーザ端末装置)を示す項目である。当該項目では、スマートフォン>PC(デスクトップPC)>タブレット>その他、の順番になっている。例えば、UUIDが「020fdd・・・」は、「タブレット」を使用してアクセスしているので、最多項目は、「タブレット」になっている。また、UUIDが「08ffido・・・」は、「スマートフォン」を使用してアクセスしているので、最多項目は、「スマートフォン」になっている。
【0053】
なお、
図2に示す例では、ユーザ端末装置の種類は、スマートフォン、PC、タブレット、その他になっているが、これに限られない。
【0054】
平日・休日項目は、ページセッション回数項目と、全体に対する比率項目と、最多項目とに分けられている。
【0055】
ページセッション回数項目は、アクセスした日が休日なのか平日なのかをUUIDごとに示すための項目である。
【0056】
全体の対する比率項目は、アクセスした日における、休日と平日の比率をUUIDごとに示す項目である。例えば、UUIDが「020fdd・・・」は、休日(holiday)に記事にアクセスしているため、全体に対する比率項目の休日(holiday)が「100(%)」になっている。
【0057】
最多項目は、平日と休日において、どちらが多くアクセスしているかを示す項目である。例えば、UUIDが「020fdd・・・」は、休日のみアクセスしているので、最多項目は、「休日(holiday)」になっている。また、UUIDが「08ffido・・・」は、休日と平日にアクセスしており、休日の比率が高いので、最多項目は、「休日(holiday)」になっている。
【0058】
なお、上述では、平日と休日における各項目について説明したが、これに限られず、曜日別の各項目でもよい。
【0059】
このように、行動属性情報を解析して提供することで、そのメディアが、どのデバイス種別から、平日土日の何時ごろによくアクセスされているかなどを把握することができる。
【0060】
つぎに、興味嗜好性情報の詳細について
図3を参照しながら説明する。なお、以下では、記事の属するカテゴリとして、スポーツ(カテゴリ3)、ペット・動物(カテゴリ4)、ホーム・不動産(カテゴリ5)、健康(カテゴリ7)、ライフイベント(カテゴリ8)、食品・飲料・飲食店(カテゴリ9)、旅行・レジャー(カテゴリ11)、学問(カテゴリ13)、教育(カテゴリ14)、仕事(カテゴリ15)、ファッション・美容(カテゴリ16)、ニュース(カテゴリ18)、政治・経済・法律(カテゴリ20)、エンターテイメント(カテゴリ25)を想定するが、これ以外のカテゴリでもよい。
【0061】
興味嗜好性情報は、ページセッション回数項目と、全体に対する比率項目と、最多項目とに分けられている。
【0062】
ページセッション回数項目は、カテゴリごとのページセッション回数をUUIDごとに示す項目である。ページセッション回数項目により、UUIDごとに、どのようなカテゴリの記事に対して何ページ閲覧したのかを知ることができる。
【0063】
全体の対する比率項目は、カテゴリごとの比率をUUIDごとに示す項目である。全体の対する比率項目により、UUIDごとに閲覧しているカテゴリの記事の比率を知ることができる。例えば、
図3に示す例では、UUIDが「08ffido・・・」は、ホーム・不動産(カテゴリ5)とニュース(カテゴリ18)とエンターテイメント(カテゴリ25)に関する記事を閲覧しており、その比率が、(カテゴリ5):(カテゴリ18):(カテゴリ25)=50:25:25、であることが分かる。
【0064】
最多項目は、最も興味のあるカテゴリを示す項目である。最多項目により、UUIDごとに最も興味のあるカテゴリの記事を知ることができる。例えば、
図3に示す例では、UUIDが「020fdd・・・」は、旅行・レジャー(カテゴリ11)が最も興味があるカテゴリであることが分かる。UUIDが「08ffido・・・」は、ホーム・不動産(カテゴリ5)が最も興味があるカテゴリであることが分かる。UUIDが「14fe12・・・」は、教育(カテゴリ14)が最も興味があるカテゴリであることが分かる。UUIDが「155feq・・・」は、スポーツ(カテゴリ3)が最も興味があるカテゴリであることが分かる。
【0065】
よって、情報提供装置1は、上述したような行動属性情報と興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供するので、メディアに掲載されているコンテンツに対するアクセス解析による情報に基づいて、メディアの読まれ方および特性を把握することができるオーディエンスデータを解析して提供することができる。
【0066】
メディアの価値を高めるには、リピート率の高い訪問者を増やすことが重要である。反復的にアクセスする訪問者の分布状況によりメディアの価値を示す情報をメディアロイヤリティと呼ぶ。メディアロイヤリティ情報は、行動属性情報を解析することで得られる。
【0067】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、行動属性情報に加えて、メディアの読了率または滞在時間を組み合わせてメディアロイヤリティ情報を生成する構成でもよい。
【0068】
例えば、メディアにアクセスした後にすぐ離脱するようなケースや、メディアの記事を最後まで読まずに途中で離脱するようなケースがある。このようなケースでは、メディアに対する興味が薄いアクセスであると考えられる。メディアロイヤリティ情報生成部15は、上述のようにアクセス後すぐに離脱した行動をアクセスに含めず、例えば、一定割合以上記事を読了した場合や、一定時間以上メディアに滞在した場合のみをアクセス(狭義のアクセス)とし、狭義のアクセスに基づく行動属性情報に基づいてメディアロイヤリティ情報を生成する。さらに、メディアロイヤリティ情報生成部15は、記事の読了率やメディアの滞在時間によってアクセス(閲覧ページ数)の重み付けを行い、当該重み付けを考慮してメディアロイヤリティ情報を生成してもよい。また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、訪問日数と、閲覧ページ数に加えて、記事の読了率やメディアの滞在時間も考慮して、訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成してもよい。
【0069】
ここで、メディアロイヤリティ情報生成部15の具体的な構成について説明する。メディアロイヤリティ情報生成部15は、行動属性情報から、記事に対して所定の期間内にアクセスしている日数を示すアクセス日数情報と、所定の期間内に閲覧しているページ数を示す閲覧ページ数情報とを抽出し、アクセス日数情報と閲覧ページ数情報とに基づいて、メディアロイヤリティ情報を生成する構成でもよい。なお、本実施例では、アクセス日数情報は、例えば、直近90日間のメディアに対する訪問日数を示す情報(変数)であり、メディア訪問日数(Frequency)と称する。また、閲覧ページ数情報は、例えば、直近90日間のページ閲覧数を示す情報(変数)であり、メディア内閲覧ページ数(Depth)と称する。
【0070】
メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図4に示すように、メディア訪問日数(Frequency)とメディア内閲覧ページ数(Depth)の組み合わせによりメディアロイヤリティ情報を算出する。
【0071】
メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図5に示すように、メディア訪問日数(Frequency)とメディア内閲覧ページ数(Depth)とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分けた情報をメディアロイヤリティ情報として生成する構成でもよい。なお、
図5に示す例では、所定の期間内(例えば、直近90日以内)に2日以上アクセスする閲覧者数を増加させることを目的として設定している。なお、以下では、閲覧者を顧客と称することがある。
【0072】
メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図5に示すように、メディア訪問日数(Frequency)が1日の顧客を1日顧客(F1)とし、メディア訪問日数(Frequency)が2日以上の顧客をリピート顧客(F2)としてメディアロイヤリティ情報として生成する。
【0073】
よって、情報提供装置1は、
図5に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、顧客のセグメント(1日顧客(F1)、リピート顧客(F2))を一目で把握することができ、メディアの読まれ方および特性を把握することができる。さらに、情報提供装置1は、
図5に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、例えば、1日顧客(F1)がどのくらいリピート顧客(F2)に移動したのかを把握することができる。
【0074】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図6に示すように、メディア訪問日数(Frequency)が1日の顧客をさらに、メディア内閲覧ページ数(Depth)の違いによりセグメントを細分化し、例えば、閲覧ページ数が1ページの場合、1日直帰客(F1−1)とし、閲覧ページ数が2〜3ページの場合、1日見回り客(F1−2)とし、閲覧ページ数が4ページ以上の場合、1日サーフィン客(F1−3)としてもよい。また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図6に示すように、メディア訪問日数(Frequency)が2日の顧客をさらに、メディア内閲覧ページ数(Depth)の違いによりセグメントを細分化し、例えば、閲覧ページ数が2ページから9ページの場合、プチハビット客(習慣客予備軍)(F2−4)とし、閲覧ページ数が10ページ以上の場合、ハビット客(習慣客)(F2−5)としてもよい。
【0075】
よって、情報提供装置1は、
図6に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、詳細なセグメント(1日直帰客(F1−1)、1日見回り客(F1−2)、1日サーフィン客(F1−3)、プチハビット客(習慣客予備軍)(F2−4)およびハビット客(習慣客)(F2−5))を一目で把握することができる。さらに、情報提供装置1は、
図6に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、セグメント間の移動を把握することができる。例えば、1日のみの顧客のどの層が2日以上の顧客のどの層に移動したのかや、習慣客予備軍がどのくらい習慣客に移動したのかを把握することができる。
【0076】
また、プチハビット客(習慣客予備軍)やハビット客(習慣客)は、メディアを選好し、反復的にアクセスしている顧客と言える。よって、情報提供装置1は、メディアロイヤリティ情報を提供することにより、プチハビット客(習慣客予備軍)やハビット客(習慣客)を維持し、増加することを目的にしている。
【0077】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図7に示すように、メディア訪問日数(Frequency)とメディア内閲覧ページ数(Depth)とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分けたときの分布図をメディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0078】
例えば、メディアロイヤリティ情報生成部15は、メディアにアクセスしてきた閲覧者を各セグメントに分け、それぞれの分布率を算出する。なお、
図7においては、分布率の大きさを円の大きさで示すことにより、各セグメントの分布率を直感的に表現しているが、これに限られない。
【0079】
よって、情報提供装置1は、
図7に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、メディアにアクセスしてきた閲覧者の分布率をセグメントごとに把握することができる。
【0080】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図8に示すように、メディア訪問日数(Frequency)とメディア内閲覧ページ数(Depth)とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメント間の移動実績をメディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。例えば、
図8は、1ケ月の移動実績を示すものである。
【0081】
よって、情報提供装置1は、
図8に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、各セグメント間の移動を数値化して示すことにより、セグメント間の移動実績を一目で把握することができる。
【0082】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図9に示すように、メディア訪問日数(Frequency)とメディア内閲覧ページ数(Depth)とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに閲覧者が利用しているデバイスの使用比率をメディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0083】
メディア平均とは、各メディアを閲覧するときに使用しているデバイスの割合を示している。メディア平均からみると、スマートフォンを利用している割合が高いことが分かる。一方、ハビット客が使用しているデバイスは、PCの割合が高いことが分かる。よって、ハビット客を増やしたい場合には、PCの利用を意識したメディア作りが必要になることが分かる。
【0084】
なお、
図9(b)は、
図9(a)に示す表をグラフ化したものである。また、
図9では、メディア平均とハビット客のデバイスの使用比率を示しているが、他のセグメントのデバイスの使用比率が含まれていてもよい。
【0085】
よって、情報提供装置1は、
図9に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、各セグメントのデバイスの使用比率が分かるので、取り込みたいセグメントが使用しているデバイスに基づいたメディア作りに役立てることができる。
【0086】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図10に示すように、メディア訪問日数(Frequency)とメディア内閲覧ページ数(Depth)とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに記事の閲覧率を算出し、算出した記事の閲覧率をメディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0087】
なお、メディアロイヤリティ情報生成部15は、すべてのセグメントではなく、特定のセグメント(例えば、F2−4(プチハビット客)とF2−5(ハビット客))による記事の閲覧率を算出してもよい。
【0088】
よって、情報提供装置1は、
図10に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、各セグメントの記事の閲覧率が分かるので、メディアに掲載する記事の選択などに活用することができる。
【0089】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図11に示すように、メディア訪問日数(Frequency)とメディア内閲覧ページ数(Depth)とに基づいて記事の閲覧者をセグメントに分け、セグメントごとに増加率を算出し、算出したセグメントごとの増加率をメディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0090】
図11は、メディアA、メディアBおよびメディアCにおける、セグメントごとの、4月13日時点のページセッション回数と、5月13日時点のページセッション回数と、4月13日から5月13日への増加率を示している。
【0091】
例えば、
図11に示すメディアロイヤリティ情報によれば、過去のメディアロイヤリティ情報に基づいてメディア内の記事を変更した場合などにおけるページセッション回数の増加率を把握することができる。
【0092】
よって、情報提供装置1は、
図11に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、各セグメントにおけるメディアの増加率が分かるので、メディアに掲載する記事の選択などに活用することができる。
【0093】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、
図12に示すように、行動属性情報から、記事が掲載されているメディアに対してアクセスした日からの経過日数を示す経過日数情報を抽出し、経過日数情報に基づいて、日次の離脱率を求め、当該日次の離脱率をメディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。なお、本実施例では、経過日数情報は、例えば、直近90日間における最後の訪問日からの経過日数を示す情報(変数)であり、最新訪問日(Recency)と称する。
【0094】
図12によれば、最終アクセス日ごとのUU(ユニークユーザ)と、日次のアクセスUUの組み合わせにより、日次の離脱率を把握できる。具体的には、(1)式に基づいて離脱率を算出する。
離脱率=最終アクセス日ごとのUU/日次のアクセスUU ・・・(1)
【0095】
具体的には、
図12中のAは、あるメディアの日次の離脱率の変化を示しており、79日目付近のところで離脱率が急に下がり、閲覧者が増加していることが分かる。原因を探ると、79日目付近では、あるメディア(Webサイト)からの流入が増加し、その後、直接リンクによってアクセスされていたことが分かった。
【0096】
よって、情報提供装置1は、
図12に示すようなメディアロイヤリティ情報を提供することにより、離脱率が高い日の傾向(リファラーなど)を提供することができ、離脱率を低下させることに活用することができる。
【0097】
また、情報提供装置1は、
図1に示すように、メディアロイヤリティ情報生成部15により生成されたメディアロイヤリティ情報と、興味嗜好性情報生成部17により生成された興味嗜好性情報と、メディアが想定している想定ペルソナとに基づいて、実際にメディアにアクセスしているユーザごとのペルソナ情報を推定するペルソナ情報推定部19を備える構成でもよい。
【0098】
メディアが想定している想定ペルソナとは、メディアがターゲティングしているゾーン(性別や、年代や、仕事などによる区分け)に属する人物像である。例えば、メディアAの想定ペルソナは、30代の主婦であり、メディアBの想定ペルソナは、仕事をしている20代〜30代の女性であり、メディアCの想定ペルソナは、30代〜40代のビジネスマンである、などである。なお、想定ペルソナは、メディアから通知されてもよいし、メディアを分析することによって生成してもよい。
【0099】
例えば、メディアAについて、
図6に示すようなメディアロイヤリティ情報がメディアロイヤリティ情報生成部15により生成された場合について説明する。ペルソナ情報算出部19は、メディアAに来訪しているユーザを想定ペルソナである30代の主婦であると仮定する。ペルソナ情報算出部19は、実際にメディアAに来訪しているUUIDごとに興味嗜好性情報を参照することにより、実際にメディアAにアクセスしているユーザごとのペルソナ情報を推定する。
【0100】
ペルソナ情報は、例えば、
図13に示すように、性別情報と、年代情報と、収入情報とがUUIDごとに作成される。なお、
図13に示すペルソナ情報は、一例であって、他の構成でもよい。
【0101】
よって、情報提供装置1は、
図13に示すようなペルソナ情報により、メディアが予め想定している想定ペルソナと、実際にメディアを来訪しているユーザのペルソナとの差分が分かるため、メディアに掲載する記事の選択などに活用することができる。
【0102】
また、メディアロイヤリティ情報生成部15は、実際にメディアにアクセスしているユーザであって、メディアを選好し、反復的にアクセスしているユーザについて推定されたペルソナ情報をメディアロイヤリティ情報の一つとして生成する構成でもよい。
【0103】
メディアを選好し、反復的にアクセスしているユーザとは、例えば、
図6などに示すF2−4(プチハビット客)やF2−5(ハビット客)である。
【0104】
よって、情報提供装置1は、
図13に示すようなペルソナ情報をメディアロイヤリティ情報の一つとして提供することにより、実際にメディアに来訪している習慣客予備軍や習慣客のペルソナを可視化することができる。さらに、情報提供装置1は、実際にメディアに来訪している習慣客予備軍や習慣客のペルソナと、メディアが予め想定している想定ペルソナとの差分を示すことにより、メディアに掲載する記事の選択などに活用することができる。
【0105】
ここで、情報提供装置1の動作について、
図14に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0106】
ステップS1において、アクセス解析部13は、メディアに対するアクセス状況を解析する。
【0107】
ステップS2において、行動属性情報生成部14は、ステップS1の工程により解析結果から得られたアクセスログに基づいて、行動属性情報を生成する。
【0108】
ステップS3において、メディアロイヤリティ情報生成部15は、行動属性情報に基づいて、反復的にアクセスする訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成する。
【0109】
ステップS4において、記事解析部16は、記事の内容を解析する。
【0110】
ステップS5において、興味嗜好性情報生成部17は、ステップS4の工程により解析された結果から得られた記事の特性に基づいて、興味嗜好情報を生成する。
【0111】
ステップS6において、情報提供部18は、ステップS3の工程により生成されたメディアロイヤリティ情報と、ステップS5の工程により生成された興味嗜好性情報とをオーディエンス情報として提供する。具体的には、情報提供部18は、所定のサーバにオーディエンス情報を保存しておき、顧客企業の端末から当該サーバにアクセスされることにより、オーディエンス情報を提供してもよいし、ネットワーク3を介して顧客企業の端末にオーディエンス情報を配信することによりオーディエンス情報を提供してもよい。
【0112】
よって、情報提供装置1は、行動属性情報と興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供するので、メディアに掲載されているコンテンツに対するアクセス解析による情報に基づいて、メディアの読まれ方および特性を把握することができるオーディエンスデータを解析して提供することができる。
【0113】
また、本実施例では、主に、メディアに掲載されているコンテンツに対するアクセス解析による情報に基づいて、メディアの読まれ方および特性を把握することができるオーディエンスデータを解析して提供することができる情報提供装置1の構成と動作について説明したが、これに限られない。情報提供装置1の各構成要素を備え、メディアに掲載されているコンテンツに対するアクセス解析による情報に基づいて、メディアの読まれ方および特性を把握することができるオーディエンスデータを解析して提供するための方法、およびプログラムとして構成されてもよい。
【0114】
具体的には、情報提供プログラムは、メディアに対するアクセス状況を解析するアクセス解析工程と、アクセス解析工程の解析結果から得られたアクセスログに基づいて、行動属性情報を生成する行動属性情報生成工程と、行動属性情報に基づいて、反復的にアクセスする訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成するメディアロイヤリティ情報生成工程と、記事の内容を解析する記事解析工程と、記事解析工程の解析結果から得られた記事の特性に基づいて、興味嗜好情報を生成する興味嗜好性情報生成工程と、メディアロイヤリティ情報と興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供する情報提供工程と、をコンピュータによって実現するためのプログラムである。
【0115】
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0116】
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
【解決手段】メディアに対するアクセス状況を解析するアクセス解析部13と、アクセス解析部13の解析結果から得られたアクセスログに基づいて、行動属性情報を生成する行動属性情報生成部14と、行動属性情報に基づいて、反復的にアクセスする訪問者の分布を示す情報であるメディアロイヤリティ情報を生成するメディアロイヤリティ情報生成部15と、記事の内容を解析する記事解析部16と、記事解析部16の解析結果から得られた記事の特性に基づいて、興味嗜好情報を生成する興味嗜好性情報生成部17と、メディアロイヤリティ情報と興味嗜好性情報をオーディエンス情報として提供する情報提供部18を備える。