技術分野
モルタルやコンクリート用の骨材、路盤材、盛土材及び埋め戻し材等の土木・港湾材料として好適な土工資材組成物及びかかる土工資材組成物におけるフッ素溶出量を低減する方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、近年、我が国におけるセメント生産量は減少傾向にあるため、特許文献1〜4に記載の焼成物をセメント添加材として使用するのみでは、急増する廃棄物等を多量に消費するのは困難である。また、かかる焼成物に十分な容重や粉砕耐性を付与して、得られる骨材や路盤材等においても優れた圧壊強度を実現させるには、依然として改善の余地がある。
また、特許文献5に記載の不溶化材は、もっぱら汚染土壌に添加することで重金属類等の濃度の低減を図ることを目的としており、モルタルやコンクリート用の骨材、路盤材、盛土材及び埋め戻し材等の土工資材として高性能な組成物を得ることについては、何ら具体的な検討がなされていない。
したがって、本発明の目的は、原料として廃棄物等を有効に使用することができるとともに、モルタルやコンクリート用の骨材、路盤材、盛土材及び埋め戻し材等の土工資材として優れた性能を有する土工資材組成物を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
そこで本発明者は、種々検討したところ、特定の鉱物組成を有するとともに特定量のフッ素を含有する焼成物と、特定の粉末を含有するマグネシウム含有不溶化材を用いることにより、フッ素含有量を好適な範囲に制御しつつ、フッ素溶出量を効果的に低減して安全性を高め、圧壊強度をも十分に高め得る土工資材組成物が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【発明の効果】
本発明の土工資材組成物によれば、原料として廃棄物等を用いても容重を増大することができるとともに粉砕耐性をも高めることができる焼成物と、特定の不溶化材とを併用しているため、フッ素溶出量を効果的に低減することができ、高い安全性を有しつつ優れた圧壊強度をも発現する土工資材組成物を得ることができる。かかる組成物であれば、モルタルやコンクリート用の骨材、路盤材、盛土材、埋め戻し材、堤防ドレーン材、裏込め材、敷土材、覆土材、充填材及び路床材等の土工資材として優れた性能を発揮することができ、急増する廃棄物等を多量に消費する上でも、非常に有用な組成物である。
また、本発明の土工資材組成物におけるフッ素溶出量を低減する方法によれば、組成物中におけるフッ素含有量を好適な範囲に制御して優れた圧壊強度を付与しつつ、高い安全性を確保することが可能である。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明において、焼成物Aの容重を測定する際に用いる測定容器及び漏斗の形状及び寸法を示す図である。
【図2】本発明において、焼成物Aの容重を測定する際、測定容器中に挿入された漏斗上に、焼成物を充填した状態を示す図である。
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