特許第6042770号(P6042770)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6042770
(24)【登録日】2016年11月18日
(45)【発行日】2016年12月14日
(54)【発明の名称】ペット用トイレ
(51)【国際特許分類】
   A01K 23/00 20060101AFI20161206BHJP
   A01K 1/015 20060101ALI20161206BHJP
【FI】
   A01K23/00 C
   A01K1/015 A
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-102547(P2013-102547)
(22)【出願日】2013年5月14日
(65)【公開番号】特開2014-221036(P2014-221036A)
(43)【公開日】2014年11月27日
【審査請求日】2016年5月13日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】391001457
【氏名又は名称】アイリスオーヤマ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100161322
【弁理士】
【氏名又は名称】白坂 一
(72)【発明者】
【氏名】吉田 雅弘
(72)【発明者】
【氏名】池内 智之
【審査官】 木村 隆一
(56)【参考文献】
【文献】 特許第3609855(JP,B2)
【文献】 特開2008−029360(JP,A)
【文献】 特開2010−233583(JP,A)
【文献】 特開2012−196193(JP,A)
【文献】 特開2010−148466(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 1/01−1/015
A01K 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外縁部分に沿って突設された土手部を有し全体がほぼ浅皿状を呈するトイレ本体と、
このトイレ本体上に広げて敷設されるシーツと、
前記トイレ本体の土手部の少なくとも一部を覆う状態で配置された前記シーツの縁部を挟み込んで固定する押さえ枠と、
この押さえ枠を、前記トイレ本体に一体的に連結固定する連結手段とを備え、
前記トイレ本体の土手部の一部に、前記シーツの歪み、弛み部分を収容可能なシーツ逃がし用凹部を形成したことを特徴とするペット用トイレ。
【請求項2】
請求項1記載のペット用トイレにおいて、
前記シーツ逃がし用凹部は、前記トイレ本体の土手部におけるコーナ部またはその近傍に設けられていることを特徴とするペット用トイレ。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載のペット用トイレにおいて、
前記押さえ枠の下面であって前記シーツ逃がし用凹部に対向する位置に、該シーツ逃がし用凹部内に係入することでシーツの歪み、弛みを吸収するための係合凸部を設けたことを特徴とするペット用トイレ。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のペット用トイレにおいて、
前記トイレ本体の上面またはこれに対向する押さえ枠の下面のいずれか一方に、少なくとも1個以上の嵌合凸部を設けるとともに、他方に前記嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部を設けたことを特徴とするペット用トイレ。
【請求項5】
請求項4記載のペット用トイレにおいて、
前記嵌合凸部と嵌合凹部とは、前記トイレ本体上であって土手部内側に配置されていることを特徴とするペット用トイレ。
【請求項6】
請求項4または請求項5記載のペット用トイレにおいて、
前記嵌合凸部と嵌合凹部とは、前記トイレ本体上であってコーナ部近くに配置されていることを特徴とするペット用トイレ。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のペット用トイレにおいて、
前記トイレ本体上に敷設されたシーツの上面を覆うように配置される網部材を備えていることを特徴とするペット用トイレ。
【請求項8】
請求項7記載のペット用トイレにおいて、
前記網部材は、前記トイレ本体と前記押さえ枠との間に挟み込まれた状態で保持固定されていることを特徴とするペット用トイレ。
【請求項9】
請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のペット用トイレにおいて、
前記トイレ本体と押さえ枠は、全体がほぼ矩形状を呈するものであって、それぞれの長辺部の少なくとも2個所以上を、前記連結手段で連結固定されていることを特徴とするペット用トイレ。
【請求項10】
請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のぺット用トイレにおいて、
前記トイレ本体上に広げて敷設されるシーツは、前記シーツ逃がし用凹部を含めて前記土手部の少なくとも上側部分に被されるように、全体がほぼ浅皿状を呈する状態で敷設されていることを特徴とするペット用トイレ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、犬や猫等のペットを室内で飼育する際のトイレに係り、特にシーツを広げて敷くことにより固定して使用するペット用トイレに関する。
【背景技術】
【0002】
従来この種のペット用トイレとして、従来から種々の構造のものが知られている。
例えば特許文献1には、シーツを床面上に敷設するトイレ本体と、このトイレ本体上に載置して固定されることによりトイレ本体上にシーツを挟み込んで固定する押さえ枠とを備えてなる構造のものが提案されている。
【0003】
ところで、この種のペット用トイレにおいて、必要とされることは、シーツを簡単かつ確実にセットすることが可能で、しかもシーツを尿漏れ等を生じない状態で保持固定することができることである。そして、上述した特許文献1による従来構造でも、トイレ本体や押さえ枠にシーツのずれ止め用の突起部を設けること等の対策が講じられていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3609855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した従来のペット用トイレによれば、シーツを所要の状態でセットすること等が難しく、またシーツを固定する力が弱く、ペットがシーツ上で激しく動いた場合には、シーツが外れてしまうことがあった。特に、尿漏れ等を生じる虞れもあり、より一層簡単な構造により、シーツを簡単にしかも確実にセット固定することができるような何らかの対策を講じることが望まれている。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、シーツの取付け等が簡単かつ確実に行える等の取り扱いが容易で、しかも尿漏れ等を確実に防止し得るようにしたペット用トイレを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的に応えるために本発明(請求項1記載の発明)に係るペット用トイレは、外縁部分に沿って突設された土手部を有し全体がほぼ浅皿状を呈するトイレ本体と、このトイレ本体上に広げて敷設されるシーツと、前記トイレ本体の土手部の少なくとも一部を覆う状態で配置された前記シーツの縁部を挟み込んで固定する押さえ枠と、この押さえ枠を、前記トイレ本体に一体的に連結固定する連結手段とを備え、前記トイレ本体の土手部の一部に、前記シーツの歪み、弛み部分を収容可能なシーツ逃がし用凹部を形成したことを特徴とする。
【0008】
本発明(請求項2記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項1において、前記シーツ逃がし用凹部は、前記トイレ本体の土手部におけるコーナ部またはその近傍に設けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明(請求項3記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項1または請求項2において、前記押さえ枠の下面であって前記シーツ逃がし用凹部に対向する位置に、該シーツ逃がし用凹部内に係入することでシーツの歪み、弛みを吸収するための係合凸部を設けたことを特徴とする、
【0010】
本発明(請求項4記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記トイレ本体の上面またはこれに対向する押さえ枠の下面のいずれか一方に、少なくとも1個以上の嵌合凸部を設けるとともに、他方に前記嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部を設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明(請求項5記載の発明)に係るペット用トイレ、請求項4において、前記嵌合凸部と嵌合凹部とは、前記トイレ本体上であって土手部内側に配置されていることを特徴とする。
【0012】
本発明(請求項6記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項4または請求項5において、前記嵌合凸部と嵌合凹部とは、前記トイレ本体上であってコーナ部近くに配置されていることを特徴とする。
【0013】
本発明(請求項7記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、前記トイレ本体上に敷設されたシーツの上面を覆うように配置される網部材を備えていることを特徴とする。
【0014】
本発明(請求項8記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項7において、前記網部材は、前記トイレ本体と前記押さえ枠との間に挟み込まれた状態で保持固定されていることを特徴とする。
【0015】
本発明(請求項9記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、前記トイレ本体と押さえ枠は、全体がほぼ矩形状を呈するものであって、それぞれの長辺部の少なくとも2個所以上を、前記連結手段で連結固定されていることを特徴とする。
【0016】
本発明(請求項10記載の発明)に係るペット用トイレは、請求項1ないし請求項9のいずれか1項において、前記トイレ本体上に広げて敷設されるシーツは、前記シーツ逃がし用凹部を含めて前記土手部の上側部分に被されるように、全体がほぼ浅皿状を呈する状態で敷設されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
以上説明したように本発明に係るペット用トイレによれば、シーツをトイレ本体上に広げて敷き、押さえ枠を重ね合わせ、これらを連結することにより、シーツを所要の形状、すなわち尿漏れ等を生じないような浅皿形状を維持した状態でセットすることが簡単かつ確実に行える。
【0018】
特に、本発明によれば、トイレ本体上にシーツを広げて敷き、該シーツの外縁部分を、トイレ本体外縁の土手部上にも載せることにより、シーツは、全体が浅皿状を呈する形状となり、その形状を維持した状態で、シート本体上にセットされることになる。
そして、このようにセットされたシートによれば、土手部上に載せられた縁部分の存在によって、尿などが外部に漏れることを防止できる。
【0019】
換言すれば、本発明によれば、トイレ本体上の嵌合凸部と押さえ枠裏面の嵌合凹部との嵌合、トイレ本体の土手部の逃がし用凹部の存在、さらに該逃がし用凹部への係合凸部の係入によって、シーツの撓みや弛みを吸収でき、全体がほぼ浅皿状を呈するような形状とし、その形状、状態を維持することができる。
【0020】
特に、本発明によれば、嵌合凹部と嵌合凸部、さらに逃がし用凹部の存在によってシーツの歪み、弛みを吸収することができる。この場合、逃がし用凹部内に係入する係合凸部の存在によって、より一層確実にシーツをセットすることができる。特に、逃がし用の凹部によって、シーツの縁部分に生じる歪みや弛みを確実に吸収でき、これによりシーツをほぼ浅皿状状態でトイレ本体にセットすることができる。
【0021】
また、本発明によれば、網部材をシーツ上に載せて押さえることにより、ペットが網部材の上からシーツを爪で引っ掻いたり、噛んだりしても、取り付けたシーツが破れないよう保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明に係るペット用トイレの一実施形態を示す概略斜視図である。
図2図1のペット用トイレの平面図である。
図3図1のペット用トイレの正面図である。
図4図1のペット用トイレにおける押さえ枠を示す概略斜視図である。
図5】本発明に係るペット用トイレにおいて、要部となるシーツ逃がし用凹部付近の具体的な断面形状を示す要部断面図である。
図6】本発明に係るペット用トイレの変形例を説明するための網部材の概略斜視図である。
図7図6の網部材を組付けたペット用トイレの概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1ないし図4は本発明に係るペット用トイレの一実施形態を示す。
これらの図において、全体を符号10で示すペット用トイレは、外縁部分に沿って突設された土手部22を有し全体がほぼ角型浅皿状を呈するトイレ本体20と、このトイレ本体20上に広げて敷設されるシーツSと、前記トイレ本体20の土手部22の少なくとも一部(土手部22の内側部分から頂部にかけて)を覆う状態で配置された前記シーツSの縁部を挟み込んで固定する押さえ枠30と、この押さえ枠30を、前記トイレ本体20に一体的に連結固定する連結手段40,42とを備えている。
【0024】
なお、上述したトイレ本体20や押さえ枠30等の構成部材は、例えば角型浅皿形状、四角枠体形状等のように矩形状を呈するように合成樹脂材で一体成型されている。
【0025】
また、上述した連結手段40,42としては、例えばペット用トイレ10の長辺部の一方に設けたヒンジ手段40と、他方に設けた引っ掛けフック手段42とによって構成している。ヒンジ手段40は、長辺部の所定間隔をおいた二個所に設けられている。このヒンジ手段40は、トイレ本体20に設けた軸状部(図示せず)と該軸状部を抱え込むことで回動自在に連結支持されるように構成されている。他方、引っ掛けフック手段42も、他方の長辺部の所定間隔をおいた二個所に設けられている。この引っ掛けフック手段42は、トイレ本体20側に設けた係止片部42b,42bに対し、押さえ枠30に揺動可能に設けたフック爪42a,42aによって構成されている。
【0026】
勿論、このような連結手段40,42としては、このような実施形態での構造には限定されず、種々の形状、構造をもつ連結手段を採用することは自由である。要は、トイレ本体20上にシーツSを敷き、押さえ枠30で押さえた状態で、これらを一体的に連結固定できる連結手段であればよい。また、連結手段40,42は、矩形状の長辺部分において少なくとも2個所以上に設けるとよい。
この実施形態では、矩形状の長辺部における角部近くの二位置に連結手段40,42を設けており、これにより、トイレ本体20に対し押さえ枠30を強固に連結固定できるように構成されている。
【0027】
本発明によれば、前記トイレ本体20の土手部22の一部に、図1図2図5等に示すように、前記シーツSの歪み、弛み部分を収容可能なシーツ逃がし用凹部24を形成したところに特徴を有している。この実施形態では、土手部22の四個所のコーナ部内側に設けている。
勿論、このようなコーナ部内側に限らず、コーナ部の近傍に設けることは自由である。
【0028】
このような構成によれば、シーツSをトイレ本体20上に広げて、記シーツ逃がし用凹部24を含めて前記土手部22の上側部分に被さるように敷いた場合に、土手部22上に載せられる縁部付近で生じることが多い歪み、弛み部分を収納し、シーツSを全体が角型浅皿状を呈するような形状にし、その形状を保持することが可能となる。
【0029】
特に、本発明によれば、前記押さえ枠30の下面であって前記シーツ逃がし用凹部24に対向する位置に、図1図2図4図5等に示すように、該シーツ逃がし用凹部24内に係入することでシーツの歪み、弛みを吸収するための係合凸部34を設けている。
【0030】
このような構成とすれば、トイレ本体20上に敷いたシーツSを、歪み、弛みを吸収することで、浅皿状に成形してその形状を維持することができる。
特に、シーツSの成形効果は、シーツ逃がし用凹部24内に係合凹部34に係入させることにより、より一層の効果を発揮し得ることは、容易に理解されよう。
【0031】
さらに、本発明によれば、前記トイレ本体20の上面またはこれに対向する押さえ枠30の下面のいずれか一方に、少なくとも1個以上の嵌合凸部26を設けるとともに、他方に前記嵌合凸部26に嵌合する嵌合凹部36を設けている。
【0032】
ここで、これらの嵌合凸部26と嵌合凹部36とは、前記トイレ本体20上であって土手部22の内側の八個所に配置されている。これらの嵌合凸部26のうちのいくつか(ここでは四個所)は、前記トイレ本体20上であってコーナ部近くに配置され、対応する嵌合凹部36も同一個所に設けられている。
【0033】
そして、このような嵌合凸部26と嵌合凹部36を設けたことにより、シーツSをトイレ本体20上に敷いた状態でその位置を固定保持することが可能となり、上記のシーツ逃がし用凹部24、係合凸部34によるシーツSの歪み、弛みの抑制効果と加えて、シーツSのセット、固定、さらには浅皿状への成形性を確保することができる。
【0034】
以上の構成によるペット用トイレ10によれば、シーツSをトイレ本体20上に広げて敷き、押さえ枠30を重ね合わせ、これらを連結することにより、シーツSを所要の形状、すなわち尿漏れ等を生じないような浅皿形状を維持した状態でセットすることが簡単かつ確実に行える。
【0035】
特に、トイレ本体20上にシーツSを広げて敷き、該シーツSの外縁部分を、トイレ本体20外縁の土手部22上にも載せることにより、シーツSは、全体が浅皿状を呈する形状となり、その形状を維持した状態で、シート本体20上にセットされることになる。
そして、このようにセットされたシートSによれば、土手部22上に載せられた縁部分の存在によって、尿などが外部に漏れることを防止できるものである。
【0036】
さらに、トイレ本体20上の嵌合凸部26と押さえ枠30裏面の嵌合凹部36との嵌合、トイレ本体20の土手部22の逃がし用凹部24の存在、さらに該逃がし用凹部24への係合凸部34の係入によって、シーツSの撓みや弛みを吸収でき、全体がほぼ浅皿状を呈するような形状とし、その形状、状態を維持することができる。
【0037】
特に、嵌合凹部36と嵌合凸部26、さらに逃がし用凹部24の存在によってシーツSの歪み、弛みを吸収することができる。この場合、逃がし用凹部24内に係入する係合凸部36の存在によって、より一層確実にシーツSをセットすることができる。しかも、逃がし用の凹部によって、シーツの縁部分に生じる歪みや弛みを確実に吸収でき、これによりシーツをほぼ浅皿状状態でトイレ本体にセットすることができる。
【0038】
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、ペット用トイレ10を構成する各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
例えば上述した実施形態では、図6および図7に示すように、シートSの上面に載せることで、該シートSのずれや破損などから保護するための網部材60を選択的に用いるようにしてもよい。
【0039】
ここで、網部材60は、トイレ本体20と押さえ枠30との間に挟み込まれた状態で保持固定されている。そして、このように網部材60をシーツS上に載せて押さえることにより、ペットが網部材60の上からシーツSを爪で引っ掻いたり、噛んだりしても、取り付けたシーツSが破れないよう保護することができる。
【符号の説明】
【0040】
10 ペット用トイレ
20 トイレ本体
22 土手部
24 シーツ逃がし用凹部
26 嵌合凸部
30 押さえ枠
34 係合凸部
36 嵌合凹部
40 連結手段(ヒンジ手段)
42 連結手段(引っ掛けフック手段)
60 網部材
S シーツ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7