特許第6042835号(P6042835)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6042835
(24)【登録日】2016年11月18日
(45)【発行日】2016年12月14日
(54)【発明の名称】防水構造およびこれを用いた電子機器
(51)【国際特許分類】
   H05K 5/06 20060101AFI20161206BHJP
   H01M 2/10 20060101ALI20161206BHJP
【FI】
   H05K5/06 D
   H01M2/10 M
【請求項の数】7
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2014-35235(P2014-35235)
(22)【出願日】2014年2月26日
(65)【公開番号】特開2015-162494(P2015-162494A)
(43)【公開日】2015年9月7日
【審査請求日】2015年6月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109313
【弁理士】
【氏名又は名称】机 昌彦
(74)【代理人】
【識別番号】100124154
【弁理士】
【氏名又は名称】下坂 直樹
(72)【発明者】
【氏名】中山 史人
【審査官】 三森 雄介
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−297288(JP,A)
【文献】 特開2012−028611(JP,A)
【文献】 特開2013−239879(JP,A)
【文献】 特開2014−192560(JP,A)
【文献】 特開2013−153095(JP,A)
【文献】 特開平2−1039(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 5/00− 5/06
E05B 1/00−85/28
H01M 2/10
H04M 1/02− 1/23
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のエリアと第2のエリアとを有するケースを有し、前記第1のエリアは第1の防水手段を有し、前記第1のエリアと前記第2のエリアとは前記ケースの同一面上に配置されており、板金であり嵌合爪により前記ケースに固定される導電端子により電気的に接続され、前記導電端子は前記第1のエリアの防水を維持する接着テープである第3の防水手段を有する、防水構造。
【請求項2】
前記第2のエリアは第2の防水手段を有する、請求項1記載の防水構造。
【請求項3】
前記第2の防水手段は、パッキンである、請求項2記載の防水構造。
【請求項4】
前記第1のエリアは回路基板を搭載し、前記第2のエリアは電池を搭載し、前記回路基板と前記電池とは前記導電端子により電気的に接続される、請求項1から3の内の1項記載の防水構造。
【請求項5】
前記第1の防水手段は、接着テープ、もしくは、パッキンである、請求項1から4の内の1項記載の防水構造。
【請求項6】
請求項1から5の内の1項記載の防水構造を有する電子機器。
【請求項7】
前記電子機器は携帯機器である、請求項6記載の電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯機器などの電子機器の防水構造、およびこれを用いた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
コイン型電池等の電池を有する携帯機器のケースの防水構造は、基板搭載エリアと電池搭載エリアとが繋がった1つの部屋となっている構造が主流である。携帯機器では、たとえば、高機能モデルは基板搭載エリアと電池搭載エリアとを共に防水構造とし、廉価モデルは基板搭載エリアのみ防水構造とする、という装置仕様が求められる場合がある。しかしながら、この場合、高機能モデルと廉価モデルとで筐体を共通化しようとすると、基板搭載エリアと電池搭載エリアとが繋がっているため、廉価モデルでは被水すれば電池搭載エリアから侵入した水が基板搭載エリアにまで到達し、基板と電池を共に破損してしまうことになる。よって、共通の筐体を用いての前記装置仕様を実現することはできなかった。
【0003】
一方、基板搭載エリアと電池搭載エリアとを独立させ、各々に防水構造を有する構造が、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−68417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、基板搭載エリアと電池搭載エリアとを独立させ、各々に防水構造を設けているので、それぞれのエリアが被水しても相互に水が浸入することがない。しなしながら、この場合、電池と基板とを接続する電池端子の構造が課題となる。すなわち、特許文献1では、電池端子をケースに埋設するようにケースと電池端子とを一体成型している。
【0006】
電池端子をケースに埋設し一体成型した防水構造の例を図11に示す。図11では、電池端子102、103を実装した基板105とケース101とを一体成形している。電池端子102、103の電池と接触する面のみをケース101の外部に露出させ、基板搭載エリア101xのみ防水構造としている。
【0007】
しかしながら、電池端子をケースと一体成形するためには特殊な成形の技術が必要である。そのため、製造コストが高くなるという課題があった。また、埋設した電池端子は交換ができないので、機器の保守性にも課題があった。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯機器などの電子機器の防水構造において、低コストで部品保守性の良い防水構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明による防水構造は、第1のエリアと第2のエリアとを有するケースを有し、前記第1のエリアは第1の防水手段を有し、前記第1のエリアと前記第2のエリアとは導電端子により電気的に接続され、前記導電端子は、前記第1のエリアの防水を維持する第3の防水手段を有する。
【0010】
本発明による電子機器は、第1のエリアと第2のエリアとを有するケースを有し、前記第1のエリアは第1の防水手段を有し、前記第1のエリアと前記第2のエリアとは導電端子により電気的に接続され、前記導電端子は、前記第1のエリアの防水を維持する第3の防水手段を有する防水構造を有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、携帯機器などの電子機器の防水構造において、低コストで部品保守性の良い防水構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の第1の実施形態の防水構造の構成を示すブロック図である。
図2】本発明の第2の実施形態の防水構造を用いた携帯機器の構成を示す分解図である。
図3】本発明の第2の実施形態の防水構造を用いた携帯機器の正面図と中央の断面図である。
図4】本発明の第2の実施形態の防水構造を用いた携帯機器のリアカバー7、電池カバー10、ロックノブ12を非表示にした背面図である。
図5】本発明の第2の実施形態の防水構造を用いた携帯機器のパネル6を非表示にした正面図である。
図6】本発明の第2の実施形態の防水構造を用いた携帯機器のケース1の斜視図である。
図7】本発明の第3の実施形態の防水構造を用いた携帯機器の構成を示す分解図である。
図8】本発明の第3の実施形態の防水構造を用いた携帯機器の正面図と中央の断面図である。
図9】本発明の第4の実施形態の防水構造を用いた携帯機器の電池カバーの正面図と中央の断面図である。
図10】本発明の第5の実施形態の防水構造を用いた携帯機器の構成を示す分解図である。
図11】既存の電池端子を埋設した防水構造を示す正面図と中央の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の防水構造の構成を示すブロック図である。本実施形態の防水構造は、第1のエリア1001と第2のエリア1002とを有するケース1000を有し、前記第1のエリア1001は第1の防水手段1004を有する。さらに、前記第1のエリア1001と前記第2のエリア1002とは導電端子1003により電気的に接続される。さらに、前記導電端子1003は、前記第1のエリア1001の防水を維持する第3の防水手段1006を有する。
【0014】
また、前記第2のエリア1002は第2の防水手段1005を有する。
【0015】
本実施形態によれば、携帯機器などの電子機器の防水構造において、低コストで部品保守性の良い防水構造を提供することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態の構造を、図2から図6を用いて説明する。図2は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器の構成を示す分解図である。図3は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器の正面図と中央の断面図である。図4は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器のリアカバー7、電池カバー10、ロックノブ12を非表示にした背面図である。図5は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器のパネル6を非表示にした正面図である。さらに、図6は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器のケース1の斜視図である。なお、本実施形態の防水構造は、第1の実施形態の防水構造を用いる。
【0016】
ケース1の回路基板搭載側は、基板搭載エリア1x(第1のエリア)と電池搭載エリア1y(第2のエリア)とで部屋を分け、各々が独立して防水できるようにしている。基板搭載エリア1xは、リアカバー7を、リアカバー接着テープ71を介してケース1に貼り付けることで水の浸入を防ぐ構造となっている(第1の防水手段)。電池搭載エリア1yは、電池パッキン11をケース1もしくは電池カバー10に貼り付け、電池カバー10をケース1に嵌めて電池パッキン11を圧縮することで水の浸入を防ぐ構造となっている(第2の防水手段)。電池搭載エリア1yを非防水構造とする場合は、電池パッキン11を削除する。
【0017】
基板搭載エリア1xと電池搭載エリア1yとが独立しているため、電池搭載エリア1yが防水、非防水構造どちらの場合でも、基板搭載エリア1xのみ防水構造とすることが可能となる。
【0018】
ケース1のパネル6貼り付け側は、板金による導電端子である電池端子2、3、4を、電池端子接着テープ21、31、41によりケース1に貼り付ける。さらに、電池端子2、3、4を覆うようにパネル6をケース1に貼り付ける。すなわち、電池端子2、3、4は、ケース1に設けられた電池端子2、3、4の形状に合わせた凹部に、電池端子接着テープ21、31、41により接着されて嵌め込まれる。一方、パネル6の全面には接着テープが設けられ、端子2、3、4の嵌め込まれたケース1の面にパネル6が貼り付けられる。以上により、電池端子穴1a、1b、1c、1d、1e、1fから基板搭載エリア1xへの水の浸入を防ぐことができる(第3の防水手段)。
【0019】
電池端子穴1d、1e、1fは、電池搭載エリア1yが非防水構造のときにも、ケース1の電池搭載エリア1yから電池端子穴1a、1b、1cを通ってケース1とパネル6の隙間から水が浸入しないよう、電池端子穴1d、1e、1fの周囲を電池端子接着テープ21、31、41で全周を囲んでおく。これにより電池搭載エリア1yが防水構造と非防水構造のどちらの場合でも、電池端子穴1d、1e、1fの周囲で確実に止水することができる。
【0020】
電池端子2、3、4の電池端子バネ部2a、2b、3a、4aは、ケース1の電池端子穴1a、1b、1cを通して電池8、9と接触する。さらに、基板5に実装された接触部品51、52、53が電池端子穴1d、1e、1fに挿されることで、電池端子2、3、4と基板5とが接触する。これらの接触によるバネ反力で、電池端子接着テープ21、31、41がケース1から剥がれることが懸念される。この対策として、ケース1の電池端子嵌合爪1g、1h、1i、1j、1k、1lに電池端子2、3、4を引っ掛ける構造にしている。
【0021】
電池端子穴1a、1b、1cは、電池端子バネ部2a、2b、3a、4aを通すための穴と電池端子嵌合爪1g、1h、1iを具備しており、共用化することで新たな穴を作ることを防いでいる。また、電池端子嵌合爪1j、1k、1lは貫通穴ではなく袋状の凹形状とすることで新たな穴を作ることを防ぎケース1の穴の数を最小限に抑えている。これにより穴を塞ぐための追加部品を不要とし水の浸入するルートも絞れるため、安価かつ確実な防水構造が実現可能となる。
【0022】
さらに、電池搭載エリア1yに電池8、9を搭載した後、ケース1にロックノブ12を具備した電池カバー10を嵌める構成となっている。
【0023】
ケース1のサブアッセイは、電池端子2、3、4を、電池端子接着テープ21、31、41を介してケース1に貼り付け、電池端子2、3、4の上からパネル6をケース1に貼り付けることで構成されている。ケース1のサブアッセイの基板搭載エリア1xには、接触部品51、52、53を具備した基板5が搭載され、電池搭載エリア1yには電池パッキン11が貼り付けられている。ケース1には、基板5の上からリアカバー接着テープ71を介してリアカバー7が貼り付けられている。また、ケース1には、ユーザが着脱可能な電池8、9と、ロックノブ12を具備した電池カバー10が取り付けられている。なお、電池パッキン11は、電池搭載エリア1yを非防水とする場合は不要である。
【0024】
ケース1のパネル6を貼り付ける面には、電池端子穴1a、1b、1c、1d、1e、1f、LED導光穴1m、ボタン穴1n、1o、リアカバー嵌合穴1p、1q、1r、1s、電池カバー嵌合穴1t、1u、1vがある。これらの全ての穴を塞ぐようにパネル6をケース1に貼り付ける。パネル6の全面には接着テープが設けられているので、ケース1のパネル6貼り付け面側から基板搭載エリア1xへの水の浸入を防ぐことができる。
【0025】
電池端子2、3、4の防水構造には接着テープを使用するため、一体成形を利用した防水構造と比較し、非常に安価である。また、保守性に関しては、電池端子2、3、4の交換が可能であり、また、筐体内部の基板の再利用も可能なため、一体成形した構造よりも優れている。接着テープの代わりにゴム類を使用しても、同様の効果を得られる。が、接着テープを利用したほうが安価で薄型の装置を実現しやすい。
【0026】
すなわち、本実施形態によれば、携帯機器などの電子機器の防水構造において、低コストで部品保守性の良い防水構造を提供することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態の構造を、図7図8を用いて説明する。図7は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器の構成を示す分解図である。また、図8は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器の正面図と中央の断面図である。図7図8の各部は、第2の実施形態に準じる。
【0027】
本実施形態では、第2の実施形態のリアカバー接着テープ71を削除し、ケース201に凹形状201aを設ける。凹形状201aにリアカバーパッキン202を挿入した後、リアカバー203をケース201に爪嵌合で固定することで、リアカバーパッキン202を潰して基板搭載エリア201xを防水構造とする(第1の防水手段)。第2の実施形態と比較し、接着テープをパッキンに変更する分、製品単価は上がるが、組立後にケース201とリアカバー203の分解が容易となり、保守性が向上するという利点がある。
【0028】
すなわち、本実施形態によれば、携帯機器などの電子機器の防水構造において、低コストで部品保守性の良い防水構造を提供することができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態の構造を、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器の電池カバーの正面図と中央の断面図である。図9の各部は、第2の実施形態に準じる。
【0029】
本実施形態では、第2の実施形態の電池パッキン11を削除し、電池カバー301に電池カバーパッキン301aを一体成形している(第2の防水手段)。第2の実施形態と比較し、一体成形を追加した分、製品単価は上がるが、電池パッキンを貼り付ける組立工数が減り、組立バラツキも小さくなるという利点がある。
【0030】
すなわち、本実施形態によれば、携帯機器などの電子機器の防水構造において、低コストで部品保守性の良い防水構造を提供することができる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態の構造を、図10を用いて説明する。図10は、本実施形態の防水構造を用いた携帯機器の構成を示す分解図である。図10の各部は、第2の実施形態に準じる。
【0031】
本実施形態では、第2の実施形態の基板5に具備された接触端子51、52、53を削除し、電池端子2、3、4の形状を電池端子402、403、404の形状に変更している。すなわち、電池端子402、403、404のケース401に貼り付ける面の中央に基板バネ部402a、403a、404aを設ける。これらをケース401の基板端子穴401a、401b、401cを通して基板405と接触させる。
【0032】
電池端子402、403、404に新たな穴があくが、パネル406で穴を塞ぐため、水の浸入を防ぐことが可能である。一方、基板の接触端子を削除した分、第2の実施形態と比較し製品単価を下げることが可能となる。
【0033】
すなわち、本実施形態によれば、携帯機器などの電子機器の防水構造において、低コストで部品保守性の良い防水構造を提供することができる。
【0034】
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものである。
【0035】
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
【0036】
付記
(付記1)
第1のエリアと第2のエリアとを有するケースを有し、前記第1のエリアは第1の防水手段を有し、前記第1のエリアと前記第2のエリアとは導電端子により電気的に接続され、前記導電端子は前記第1のエリアの防水を維持する第3の防水手段を有する、防水構造。
(付記2)
前記第2のエリアは第2の防水手段を有する、付記1記載の防水構造。
(付記3)
前記第1のエリアは回路基板を搭載し、前記第2のエリアは電池を搭載し、前記回路基板と前記電池とは前記導電端子により電気的に接続される、付記1または2記載の防水構造。
(付記4)
前記導電端子は、板金である、付記1から3の内の1項記載の防水構造。
(付記5)
前記導電端子は、嵌合爪により前記ケースに固定される、付記1から4の内の1項記載の防水構造。
(付記6)
前記第1の防水手段は、接着テープ、もしくは、パッキンである、付記1から5の内の1項記載の防水構造。
(付記7)
前記第2の防水手段は、パッキンである、付記2から6の内の1項記載の防水構造。
(付記8)
前記第3の防水手段は、接着テープである、付記1から7の内の1項記載の防水構造。
(付記9)付記
前記第2のエリアがカバーを有し、前記第2の防水手段は、前記カバーに一体で設けられたパッキンである、付記2から8の内の1項記載の防水構造。
(付記10)付記
前記回路基板と前記電池との接続は、前記導電端子に設けたバネより接続される、付記3または4記載の防水構造。
(付記11)
付記1から10の内の1項記載の防水構造を有する電子機器。
(付記12)
前記電子機器は携帯機器である、付記11記載の電子機器。
【符号の説明】
【0037】
1000 ケース
1001 第1のエリア
1002 第2のエリア
1003 導電端子
1004 第1の防水手段
1005 第2の防水手段
1006 第3の防水手段
1、101、201 ケース
1x、101x、201x 基板搭載エリア
1y 電池搭載エリア
1a、1b、1c、1d、1e、1f 電池端子穴
1g、1h、1i、1j、1k、1l 電池端子嵌合爪
1m LED導光穴
1n、1o ボタン穴
1p、1q、1r、1s リアカバー嵌合穴
1t、1u、1v 電池カバー嵌合穴
2a、2b、3a、4a 電池端子バネ部
2、3、4、102、103、402、403、404 電池端子
21、31、41 電池端子粘着テープ
5、105、405 基板
51、52、53 接触部品
6 パネル
7、203 リアカバー
71 リアカバー接着テープ
8、9 電池
10、301 電池カバー
11 電池パッキン
12 ロックノブ
202 リアカバーパッキン
301a 電池カバーパッキン
401a、401b、401c 基板端子穴
402a、403b、404c 基板バネ部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11