特許第6043352号(P6043352)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6043352PIMキナーゼ阻害剤及びその製造方法、並びに製薬上の使用
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6043352
(24)【登録日】2016年11月18日
(45)【発行日】2016年12月14日
(54)【発明の名称】PIMキナーゼ阻害剤及びその製造方法、並びに製薬上の使用
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/427 20060101AFI20161206BHJP
   A61K 31/4439 20060101ALI20161206BHJP
   A61K 31/454 20060101ALI20161206BHJP
   A61K 31/4545 20060101ALI20161206BHJP
   A61K 31/4709 20060101ALI20161206BHJP
   A61K 31/496 20060101ALI20161206BHJP
   A61K 31/4995 20060101ALI20161206BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20161206BHJP
   A61K 31/55 20060101ALI20161206BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20161206BHJP
   A61P 37/06 20060101ALI20161206BHJP
   A61P 37/08 20060101ALI20161206BHJP
   A61P 9/10 20060101ALI20161206BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20161206BHJP
【FI】
   A61K31/427
   A61K31/4439
   A61K31/454
   A61K31/4545
   A61K31/4709
   A61K31/496
   A61K31/4995
   A61K31/5377
   A61K31/55
   A61P35/00
   A61P37/06
   A61P37/08
   A61P9/10 101
   A61P43/00 111
【請求項の数】14
【全頁数】100
(21)【出願番号】特願2014-524252(P2014-524252)
(86)(22)【出願日】2012年8月8日
(65)【公表番号】特表2014-525919(P2014-525919A)
(43)【公表日】2014年10月2日
(86)【国際出願番号】CN2012001061
(87)【国際公開番号】WO2013020371
(87)【国際公開日】20130214
【審査請求日】2015年6月29日
(31)【優先権主張番号】201110229731.X
(32)【優先日】2011年8月11日
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201210271445.4
(32)【優先日】2012年8月1日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514035176
【氏名又は名称】上海吉鎧医薬科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】葛 羽
【審査官】 安藤 公祐
(56)【参考文献】
【文献】 特表2010−533716(JP,A)
【文献】 特表2011−502157(JP,A)
【文献】 特表2011−502156(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 31/427
A61K 31/4439
A61K 31/454
A61K 31/4545
A61K 31/4709
A61K 31/496
A61K 31/4995
A61K 31/5377
A61K 31/55
A61P 9/10
A61P 35/00
A61P 37/06
A61P 37/08
A61P 43/00
C07D 417/12
C07D 417/14
C07D 487/08
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/REGISTRY/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式が、下記式I’であることを特徴とする、PIMキナーゼ阻害剤。
【化1】
I’において、、J、は、次のように定義されている:
がS、OまたはNHである;
YがHまたはN(R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;または、
YがHまたはN(RC(=O)R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;
22は置換基をもつC−C炭化水素基であり、または下式で定義される原子団である:
【化2】
式中、R23,R24とR25はそれぞれH、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819または置換基をもつC−C炭化水素基;または、R23、R24およびR25は互いに連結し、連結してなる環と一緒に、C−C14の置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環置換基を形成する;
がCHまたはNである;
がNR28、CHR29またはOである;
B1とB2が1、2、または3である;
B3が0、1、2である;
B4が0または1である;
15、R16、R17、R18、R1926とR27はそれぞれHまたは置換基をもつC−Cの炭化水素基である;
28はH、置換基をもつ炭化水素基、置換基をもつ環状炭化水素基、置換基をもつヘテロ環状炭化水素基、C(=O)R30、C(=O)OR30またはC(=O)NHR30である;
29はOH、NHR30、C(=O)OR30またはC(=O)NHR30である;
30がHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;
QがC、CH、またはNである;
,JはそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、OR31、NHR31またはC(=O)R31である;または、
とJは、それらと連結しているCHと一緒に、3〜8員のアルキル環を形成し、またはは、JとJは、少なくとも一つのヘテロ原子(例えばN、O、S)と一緒に、4〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。このような3−8員アルキル環或いは4〜7員ヘテロシクロアルキル環は、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、OR32、NHR33或いは置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換されることがあり、このような置換基は、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の、置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環を形成することもある;または、
とJは、それらと連結している炭素原子と一緒に、ベンゼン環、ナフタレン環のような芳香環を形成し、またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、イミダゾール、チアゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピロールのような5〜6員芳香族複素環を形成する。前記ベンゼン環および芳香族複素環において、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33で置換され、または前記置換基と、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基を有するまたは有さない芳香族スピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;または、
とJは、それらと連結する窒素原子と一緒に、4〜7員のヘテロシクロ炭化水素環を形成する。またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環を形成する。前記4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環または4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環の任意に一つまたは複数の位置において、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33或または置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換され、前記置換基は、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基もつヘテロスピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;
31はH、または置換基をもつC−C炭化水素基である;
32、R33はそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、置換基をもつC−C環状炭化水素基、置換基をもつ4〜7員ヘテロ環式炭化水素基、C(=O)R34、C(=O)OR34またはC(=O)NHR34である;
34はHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である。
【請求項2】
前記PIMキナーゼ阻害剤が、式I’化合物の異性体、ジアステレオ異性体、鏡像異性体、互変異性体または塩であることを特徴とする、請求項1に記載のPIMキナーゼ阻害剤。
【請求項3】
記の化合物を含むことを特徴とする、PIMキナーゼ阻害剤。
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物6)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物7)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物8)
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−4−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物9)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物13)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)
(1−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物15)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物19)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物20)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物21)
2−イソプロピル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物22)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物23)
2−モルホリノ−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物24)
4−(4−((5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)カルバモイル)チアゾール−2−イル)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物25)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物26)
2−アセタミド−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物27)
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物28)
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物29)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−フェニルオキサゾール−4−カルボキサミド(化合物30)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物31)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物32)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物33)
2−イソプロピル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物34)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物35)
2−モルホリノ−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物36)
4−(4−(2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物37)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物38)
2−アセタミド−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物39)
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物40)
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物41)
3−(2−フルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(化合物42)
2−フェニル−N−(5−(ピペラジン−1−yl)イソチアゾール−4−イル)オキサゾール−4−カルボキサミド(化合物43)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(1−ヒドロキシエチル)ピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物44)
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物46)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4イル)ピコリンアミド(化合物47)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物48)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物50)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物51)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物52)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(ヒドロキシメチル)モルホリノ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物53)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物58)
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−yl)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物79)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物87)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物88)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物90)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ)プロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)。
【請求項4】
下記の化合物を含むことを特徴とする、請求項3に記載のPIMキナーゼ阻害剤。
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物6)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物7)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物8)
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−4−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物9)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物13)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)
(1−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物15)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物19)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物20)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物21)
2−イソプロピル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物22)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物23)
2−モルホリノ−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物24)
2−アセタミド−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物27)
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物29)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−フェニルオキサゾール−4−カルボキサミド(化合物30)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物31)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物32)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物33)
2−イソプロピル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物34)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物35)
4−(4−(2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物37)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物38)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(1−ヒドロキシエチル)ピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物44)
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物46)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4イル)ピコリンアミド(化合物47)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物48)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物50)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物51)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(ヒドロキシメチル)モルホリノ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物53)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物58)
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−yl)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物79)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物87)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物88)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物90)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ)プロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)。
【請求項5】
前記PIMキナーゼ阻害剤が以下の化合物を含むことを特徴とする、請求項3または4に記載のPIMキナーゼ阻害剤。
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル) チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物21)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物33)
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物46)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物48)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル) ピコリンアミド(化合物50)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物58)
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−yl)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物79)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物87)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ)プロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)。
【請求項6】
前記PIMキナーゼ阻害剤が以下の化合物を含むことを特徴とする、請求項3〜5のいずれか1項に記載のPIMキナーゼ阻害剤。
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物58)
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−yl)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物87)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ)プロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)。
【請求項7】
下のステップを含むことを特徴とする、PIMキナーゼ阻害剤の製造方法。
(一)式IにおけるE置換基がオキシル基であるエーテル化合物を調製する:
【化3】
【化4】
式中、X、Y、Z、J、J、Q、m、R22は、次のように定義されている:
m=0の場合、XがS,O,NまたはCHである;
m=1の場合、XがCHまたはNである;
ZがCHまたはNである;
YがHまたはN(R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;または、
YがHまたはN(RC(=O)R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;
22は置換基をもつC−C炭化水素基であり、または下式で定義される原子団である:
【化5】
式中、R23,R24とR25はそれぞれH、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819または置換基をもつC−C炭化水素基;または、R23、R24およびR25は互いに連結し、連結してなる環と一緒に、C−C14の置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環置換基を形成する;
がCHまたはNである;
がNR28、CHR29またはOである;
B1とB2が1、2、または3である;
B3が0、1、2である;
B4が0または1である;
15、R16、R17、R18、R19、R26とR27はそれぞれHまたは置換基をもつC−Cの炭化水素基である;
28はH、置換基をもつ炭化水素基、置換基をもつ環状炭化水素基、置換基をもつヘテロ環状炭化水素基、C(=O)R30、C(=O)OR30またはC(=O)NHR30である;
29はOH、NHR30、C(=O)OR30またはC(=O)NHR30である;
30がHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;
QがC、CH、またはNである;
,JはそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、OR31、NHR31またはC(=O)R31である;または、
とJは、それらと連結しているCHと一緒に、3〜8員のアルキル環を形成し、またはは、JとJは、少なくとも一つのヘテロ原子(例えばN、O、S)と一緒に、4〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。このような3−8員アルキル環或いは4〜7員ヘテロシクロアルキル環は、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、OR32、NHR33或いは置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換されることがあり、このような置換基は、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の、置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環を形成することもある;または、
とJは、それらと連結している炭素原子と一緒に、ベンゼン環、ナフタレン環のような芳香環を形成し、またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、イミダゾール、チアゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピロールのような5〜6員芳香族複素環を形成する。前記ベンゼン環および芳香族複素環において、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33で置換され、または前記置換基と、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基を有するまたは有さない芳香族スピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;または、
とJは、それらと連結する窒素原子と一緒に、4〜7員のヘテロシクロ炭化水素環を形成する。またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環を形成する。前記4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環または4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環の任意に一つまたは複数の位置において、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33或または置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換され、前記置換基は、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基もつヘテロスピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;
31はH、または置換基をもつC−C炭化水素基である;
32、R33はそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、置換基をもつC−C環状炭化水素基、置換基をもつ4〜7員ヘテロ環式炭化水素基、C(=O)R34、C(=O)OR34またはC(=O)NHR34である;
34はHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である。
5−ブロモイソチアゾール(O)(1当量)を、70℃で、濃HSOと濃HNO(3:1;10〜50当量)の混合酸で、ニトロ化させ、4−ニトロ−5−ブロモイソチアゾール(P)を生成する;まず、THF中にて、室温25℃で、保護基を有するまたは有さないアルコールB2(1当量)と、NaH(1.2当量)とを0.5〜1時間反応させ、そして、4−ニトロ−5−ブロモイソチアゾールP(0.8当量)と一緒に加熱し、65℃で2〜10時間反応させて、エーテルC3を生成する;NaHCO飽和溶液(3当量)の存在下で、C3(1当量)とNa(3当量)とを、メタノール中にて加熱し、35℃で1〜10時間反応させ、アミノイソチアゾールD4に還元する;HATU(1.2当量)およびDIEA(3当量)の存在下で、保護基を有するまたは有さないカルボン酸E(1当量)とアミノイソチアゾールD4(1当量)とを、DMFの中にて、40〜50℃で、1〜5時間反応させ、エーテル化合物K5を生成する;K5に保護基がない場合、式Iの中のE置換基がオキシル基であるエーテル化合物である。K5に保護基BOCがある場合、K5とTFA(10〜100当量)と同体積のジクロロメタンとを室温25℃で混合させ、1〜16時間攪拌させ、そして、室温25℃で、減圧蒸留し、溶剤を除去し、保護基が脱保護されて、式Iの中のE置換基がオキシル基に転換し、LがSであり、m=0のエーテル化合物K5を得る。
(二)式IにおけるE置換基が芳香族基または複素芳香族基である化合物を調製する:
【化6】
式中、X、Y、Z、J、J、Q、E、mは、次のように定義されている:
m=0の場合、XがS,O,NまたはCHである;
m=1の場合、XがCHまたはNである;
ZがCHまたはNである;
YがHまたはN(R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;または、
YがHまたはN(RC(=O)R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;
Eは置換フェニル基
【化7】
であり;
12、R13およびR14はそれぞれ、H、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819または置換基を持つC−C炭化水素基である;または
Eは1個または2個のヘテロ原子をもつ5員または6員の置換芳香族複素環
【化8】
であり;
20、R21はそれぞれH、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819または置換基をもつC−C炭化水素基である。R15、R16、R17
18、R19はそれぞれ、Hか置換基をもつC−C炭化水素基である。
QがC、CH、またはNである;
,JはそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、OR31、NHR31またはC(=O)R31である;または、
とJは、それらと連結しているCHと一緒に、3〜8員のアルキル環を形成し、またはは、JとJは、少なくとも一つのヘテロ原子(例えばN、O、S)と一緒に、4〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。このような3−8員アルキル環或いは4〜7員ヘテロシクロアルキル環は、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、OR32、NHR33或いは置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換されることがあり、このような置換基は、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の、置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環を形成することもある;または、
とJは、それらと連結している炭素原子と一緒に、ベンゼン環、ナフタレン環のような芳香環を形成し、またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、イミダゾール、チアゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピロールのような5〜6員芳香族複素環を形成する。前記ベンゼン環および芳香族複素環において、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33で置換され、または前記置換基と、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基を有するまたは有さない芳香族スピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;または、
とJは、それらと連結する窒素原子と一緒に、4〜7員のヘテロシクロ炭化水素環を形成する。またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環を形成する。前記4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環または4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環の任意に一つまたは複数の位置において、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33或または置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換され、前記置換基は、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基もつヘテロスピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;
31はH、または置換基をもつC−C炭化水素基である;
32、R33はそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、置換基をもつC−C環状炭化水素基、置換基をもつ4〜7員ヘテロ環式炭化水素基、C(=O)R34、C(=O)OR34またはC(=O)NHR34である;
34はHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である。
触媒であるビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0.1当量)とNaHCOの飽和水溶液(3当量)の存在下で、ジオキサン中にて、4−ニトロ−5−ブロモイソチアゾールP(1当量)と保護基を有するまたは有さないボロン酸Q(1当量)とを、120℃で10〜60分間加熱し、ニトロイソチアゾール中間体C4を得る;NaHCOの飽和溶液(3eq.)の存在下で、C4(1当量)とNa(3当量)とを、メタノール中にて加熱し、35℃で1〜10時間で反応させ、アミノイソチアゾールD5に還元する;HATU(1.2当量)とDIEA(3当量)の存在下で、保護基を有するまたは有さないカルボン酸E(1当量)とアミノイソチアゾールD5(1当量)とを、40〜50℃で、DMF中にて、1〜5時間反応させて、ビアリール化合物K6を生成する。K6に保護基がない場合、K6は、式Iの中のE置換基が芳香族基、あるいは複素芳香族基である環式化合物である。K6に保護基BOCがある場合、K6とTFA(10〜100当量)と同体積のジクロロメタンとを、室温25℃で混合させ、1〜16時間攪拌させ、そして、室温25℃で、減圧蒸留し、溶剤を除去し、保護基が脱保護されて、式Iの中のE置換基が芳香族基、あるいは複素芳香族基で、LがSであり、m=0である環式化合物K6を得る。
(三)式IにおけE置換基が第二級アミノ基である化合物を調製する。
【化9】
式中、X、Y、Z、J、J、Q、m、B1、B2、G、G、R23、R24、R25は、次のように定義されている:
m=0の場合、XがS,O,NまたはCHである;
m=1の場合、XがCHまたはNである;
ZがCHまたはNである;
YがHまたはN(R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;または、
YがHまたはN(RC(=O)R)である。この際、RとRはそれぞれHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;
23,R24とR25はそれぞれH、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819または置換基をもつC−C炭化水素基;または、R23、R24およびR25は互いに連結し、連結してなる環と一緒に、C−C14の置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環置換基を形成する;
がCHまたはNである;
がNR28、CHR29またはOである;
B1とB2が1、2、または3である;
15、R16、R17、R18、R19、R26とR27はそれぞれHまたは置換基をもつC−Cの炭化水素基である;
28はH、置換基をもつ炭化水素基、置換基をもつ環状炭化水素基、置換基をもつヘテロ環状炭化水素基、C(=O)R30、C(=O)OR30またはC(=O)NHR30である;
29はOH、NHR30、C(=O)OR30またはC(=O)NHR30である;
30がHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である;
QがC、CH、またはNである;
,JはそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、OR31、NHR31またはC(=O)R31である;または、
とJは、それらと連結しているCHと一緒に、3〜8員のアルキル環を形成し、またはは、JとJは、少なくとも一つのヘテロ原子(例えばN、O、S)と一緒に、4〜7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。このような3−8員アルキル環或いは4〜7員ヘテロシクロアルキル環は、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、OR32、NHR33或いは置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換されることがあり、このような置換基は、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の、置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環を形成することもある;または、
とJは、それらと連結している炭素原子と一緒に、ベンゼン環、ナフタレン環のような芳香環を形成し、またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、イミダゾール、チアゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピロールのような5〜6員芳香族複素環を形成する。前記ベンゼン環および芳香族複素環において、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33で置換され、または前記置換基と、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基を有するまたは有さない芳香族スピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;または、
とJは、それらと連結する窒素原子と一緒に、4〜7員のヘテロシクロ炭化水素環を形成する。またはJとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環を形成する。前記4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環または4〜7員ヘテロシクロ炭化水素環の任意に一つまたは複数の位置において、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33或または置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換され、前記置換基は、それに連結する環と一緒に、C−C14の、置換基もつヘテロスピロ、二環、もしくは縮合環を形成する;
31はH、または置換基をもつC−C炭化水素基である;
32、R33はそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、置換基をもつC−C環状炭化水素基、置換基をもつ4〜7員ヘテロ環式炭化水素基、C(=O)R34、C(=O)OR34またはC(=O)NHR34である;
34はHまたは置換基をもつC−C炭化水素基である。
DIEA(2当量)の存在下で、ジオキサン中にて、4−ニトロ−5−ブロモイソチアゾールP(1当量)と保護基を有するまたは有さない第二級アミンB2(1当量)とを、40℃で1〜4時間反応させ、ニトロイソチアゾール中間体C5を生成する。NaHCOの飽和溶液(3当量)の存在下で、ニトロイソチアゾールC5(1当量)とNa(3当量)とを、メタノール中にて加熱し、35℃で1〜10時間反応させて、アミノイソチアゾールD5に還元する。HATU(1.2当量)とDIEA(3当量)の存在下で、保護基を有するまたは有さないカルボン酸E(1当量)とアミノイソチアゾールD6(1当量)とを、40〜50℃で、DMF中にて、1〜5時間反応させて、アミノ化合物K7を生成する。K7に保護基がない場合、K7は式Iの中のE置換基が第二級アミノ基のアミノ化合物である。K7には保護基BOCがある場合、K7とTFA(10−100当量)と同体積のジクロロメタンとを、室温25℃で混合させ、1〜16時間攪拌させ、そして、室温25℃で、減圧蒸留し、溶剤を除去し、保護基が脱保護されて、式Iの中のE置換基が第二級アミノ基のアミノ化合物K7に転換する。
【請求項8】
請求項1〜6のいずれか1項に記載のPIMキナーゼ阻害剤の製薬における使用
【請求項9】
前記使用が、PIMキナーゼ阻害剤の、癌の治療薬または予防薬の製造における使用であることを特徴とする、請求項に記載の使用
【請求項10】
前記使用が、PIMキナーゼ阻害剤の、自己免疫疾患の治療薬または予防薬の製造における使用であることを特徴とする、PIMキナーゼ阻害剤の請求項項に記載の使用
【請求項11】
前記使用が、PIMキナーゼ阻害剤の、アレルギー性疾患の治療薬または予防薬の製造における使用であることを特徴とする、PIMキナーゼ阻害剤の請求項に記載の使用
【請求項12】
前記使用が、PIMキナーゼ阻害剤の、動脈硬化の治療薬または予防薬の製造における使用であることを特徴とする、PIMキナーゼ阻害剤の請求項に記載の使用
【請求項13】
前記使用が、PIMキナーゼ阻害剤の、臓器移植の拒絶反応の治療薬または予防薬の製造における使用であることを特徴とする、PIMキナーゼ阻害剤の請求項に記載の使用
【請求項14】
前記薬物は、PIMキナーゼ阻害剤が活性成分として薬物用担体と組み合わせてなる薬物組成物であることを特徴とする、請求項に記載の使用
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は薬物化学、具体的にPIMキナーゼ阻害剤及びその製造方法、並びにその製薬上の使用に関連する。
【背景技術】
【0002】
PIMキナーゼは、三つの同系セリン−トレオニンキナーゼであり、同じくカルモジュリン依存性プロテインキナーゼ(CAMK)族に属する。研究によれば、PIMキナーゼは造血組織で広く発現でき(J.Biol.Chem.,280,14168−14176,2005;Blood,105,4477−4483,2005)、細胞の生存と拡散に重要な役割を果たしている。また、癌と炎症状態では過度発現が見られると証明した(J.Exp.Med.,201,259−266,2005;Biochem.Soc.Trans.,32,315−319,2004)。それで、PIMキナーゼが腫瘍治療と免疫調節の薬を研究する標的として使われることが多くなる一方である。PIM−1(Provirus Integration of Maloney 1)遺伝子は、モロニーネズミ白血病ウイルスが誘導したT細胞リンパ腫において、プロウイルスが頻繁に挿入したところであり、PIM−1キナーゼという名前の由来もそこにある。その後、PIM−2(Provirus Integration of Maloney 2)というコードをつけられた遺伝子にも、同じ弱点があることが発見された(J.Clin.Invest.,115,2679−2688,2005)。PIM−3は最初のうち、KID−1(Kinase Induced by Depolarization 1)と名付けられたが、そのプロテイン配列がPIM−1と一致する度合いが高いから(アミノ酸が71%複合している)、その名を改めることになった(Nature,428,332−337,2005;Cell,56,673−682,1989)。PIM−1,2,3は、数多くの血液腫瘍に過度発現がある(PNAS USA,86,8857−8861,1989)。PIM−1は前立腺癌の進展プロセスにより多くの発現があり(J.Clin.Pathol.,59,285−288,2006)、PIM−2は人間の慢性リンパ細胞白血病と、非ホジキンリンパ腫白血病において、増加する発現が発見された(Leuk.Lymph.,45,951−955,2004)。それに対し、PIM−3の異常的発現は、肝線維腫(Int.J.Cancer,114,209−218,2005)とすい臓癌(Cancer Res.,66,6741−6747,2006)に助長作用があると考えられる。
【0003】
PIM−1,2,3は普通、成長因子と細胞因子の刺激に反応するので、造血細胞の生存と拡散に作用する。PIM−1,2,3を取り除いた子ネズミは正常に生存できるが、体がわりと小さく、造血細胞の拡散プロセスの中に、成長因子に対する反応も鈍くなる。三種類のPIMの中のどれ一つを取り除けば、子ネズミにとってはっきりした影響を及ぼさない。この点から見ると、三種類のPIMの機能は重なり合っている部分があるということがわかる(Cell,56,673−682,1989)。PIMキナーゼの作用基質には、細胞のアポトーシスを調節するBcl−2族のBAD(FEBS Letters,571,43−49,2004)、細胞周期を調節するp21(Biochim.Biophys.Acta,1593,45−55,2002)、CDC25A、C−TA(J.Biol.Chem.,279,48319−48328,2004)、それに、タンパク質の合成を調節する4EBP1(Blood,105,4477−4483,2005)が含まれている。PIMキナーゼがこんな機能をもつことは、細胞のアポトーシスを防ぎ、細胞の成長と拡散に促進作用をもつことを意味する。それで、PIMキナーゼが腫瘍での過度発現は、癌細胞の生存と拡散に影響している。腫瘍中のPIMキナーゼの過度発現を抑制するのは、癌の完治にも直結している。癌治療の外、PIMキナーゼ阻害剤は、自己免疫疾患、アレルギー、臓器移植の拒絶反応の治療にも適用する(Immunology,116,82−88,2005)。
【発明の概要】
【0004】
本発明が解決しようとする技術問題は、PIMキナーゼ阻害剤の新規化合物と、癌、自己免疫疾患、アレルギー及び臓器移植の免疫反応を治療する薬の設計と調製にある。
【0005】
本発明は、一種のPIMキナーゼ阻害剤を提供する。その構造式は次の一般式Iで示されている:
【0006】
【化1】
【0007】
本発明の式Iの化合物は、イソチアゾリン類化合物の構造をもつPIMキナーゼ阻害剤である。
【0008】
本発明はまた、式I化合物の異性体、ジアステレオ異性体、鏡像異性体、互変異性体と塩をも提供する。
【0009】
上記の式IでのE,J,Q,X,Y,Z,mは、次のように定義されている:
m=0の場合、XがS,O,N或いはCHである;
m=1の場合、XがCHかNである;
ZがCHかNである;
YがHかN(R)である。この際、RとRはそれぞれHか、置換基をもつC−C炭化水素基である;或いは、
YがHかN(RC(=O)R)である。この際、RとRはそれぞれHか、置換基をもつC−C炭化水素基である;
EがN(R)であり、そのRとRは、それぞれ置換基をもつC−C炭化水素基である;或いは、
Eは
【0010】
【化2】
【0011】
で、その内、Dは1〜5個のCHをもつ直鎖で、或いは、1個のO原子かNR原子団を有し、1〜5個のCHを持つ直鎖で、RはHか置換基を持つC−C炭化水素基である。R、RとRはそれぞれ、H、ハロゲン、OR、NR1011、或いは、置換基を持つC−C炭化水素基である;または、R,RとRはお互いに連結して、できた環で置換基を持ちC−C14のスピロ、二環または縮合環となる;R、R10とR11はそれぞれ、Hか置換基を持つC−C炭化水素基である;或いは、
Eは置換フェニル
【0012】
【化3】
【0013】
12、R13とR14はそれぞれ、H、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819または、置換基を持つC−C炭化水素基である;或いは
Eは1個か2個のヘテロ原子をもつ5員または6員置換芳香族複素環である、例えば:
【0014】
【化4】
【0015】
20、R21はそれぞれH、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819或いは、置換基をもつC−C炭化水素基である。R15、R16、R17、R18、R19はそれぞれ、Hか置換基をもつC−C炭化水素基である。
【0016】
EはOR22である;R22は置換基をもつC−C炭化水素基であるか、或いは下式で定義されるグループである:
【0017】
【化5】
【0018】
その中、R23,R24とR25はそれぞれH、ハロゲン、OR15、NR1617、C(=O)NR1819或いは置換基をもつC−C炭化水素基;或いは、R23,R24とR25は互いに繋がり合い、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環置換基を形成する;
がCHかNである;
がNR28かCHR29或いはOである;
B1とB2が0、1、2、或いは3である;
B3が0、1、2である;
B4が0か1である;
26とR27はそれぞれHか、置換基をもつC−Cの炭化水素基である;
28はH、置換基をもつ炭化水素基、置換基をもつ環状炭化水素基、置換基をもつヘテロ環状炭化水素基、C(=O)R30、C(=O)OR30或いはC(=O)NHR30である;
29はOH、NHR30、C(=O)OR30或いはC(=O)NHR30である;
30がHか、置換基をもつC−C炭化水素基である;
QがCか、CH、或いはNである;
,JはそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、OR31、NHR31或いはC(=O)R31である;或いは、
とJは、それと繋がっているCHと一緒に、3−8員アルキル環を形成する。或いは、JとJは、少なくとも一つのヘテロ原子(例えばN、O、S)と一緒に、4−7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。このような3−8員アルキル環或いは4−7員ヘテロシクロアルキル環は、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、OR32、NHR33或いは置換基をもつC−Cの炭化水素基で置換されることがあり、このような置換基は、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の、置換基をもつスピロ、二環、もしくは縮合環を形成することもある;或いは、
とJは、それと繋がっている炭素原子と一緒に、ベンゼン環、ナフタレン環のような芳香環を形成する。或いは、JとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、イミダゾール、チアゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピロールのような5−6員芳香族複素環を形成する。このようなベンゼン環と芳香環において、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33で置換されることがあり、このような置換基は、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の、置換基の有無に関わらぬ芳香族スピロ、二環、もしくは縮合環を形成することもある;或いは、
とJは、それと繋がっている窒素原子と一緒に、4−7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。或いは、JとJは、少なくとも一つのヘテロ原子と一緒に、4−7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。このような4−7員ヘテロシクロアルキル環において、任意に一つまたは複数の位置に、ハロゲン、シアノ基、OR32、NHR33或いは置換基をもつC1−C8の炭化水素基で置換されることがあり、このような置換基は、それと繋がっている環と一緒に、C−C14の、置換基とヘテロ原子をもつスピロ、二環、もしくは縮合環を形成することもある;
31はH、或いは置換基をもつC−C炭化水素基である;
32、R33はそれぞれH、置換基をもつC−C炭化水素基、置換基をもつC−C環状炭化水素基、置換基をもつ4−7員ヘテロ環式炭化水素基、C(=O)R34、C(=O)OR34或C(=O)NHR34
34はH、或いは置換基をもつC−C炭化水素基である。
【0019】
本発明に関わる化合物に対する言葉遣いの定義付け:
本発明において、「置換基」というのは、分子中の水素原子を置換する他の原子或いは原子団である。「置換基をもつことができる」置換基というのは、置換基の中の置換できるすべての水素原子が、他の原子或いは原子団に置換されるということである。
【0020】
本発明において、「炭化水素基」というのは、アルキル基(飽和炭化水素基)、アルケン基(炭素の二重結合を少なくとも一つ含む)、アルキン基(炭素の三重結合を少なくとも一つ含む)が含まれている。それらは直鎖状、側鎖状、環状のどれもいい。また、脂肪族でも、芳香族でもいい。
【0021】
本発明において、「環状炭化水素基」というのは、環状アルキル基、環状アルケン基(炭素の二重結合を少なくとも一つ含む)、芳香基が含まれている。それらはスピロでも、縮合環でもいい。
【0022】
本発明において、「ヘテロ環状炭化水素基」というのは、ヘテロ環状アルキル基、ヘテロ環状アルケン基(炭素の二重結合を少なくとも一つ含む)、ヘテロ環状芳香基が含まれている。環の中の環化原子の一つ、もしくはいくつかがヘテロ原子である。ヘテロ原子はN、O、Sでも、それらを組み合わせたものでもいい。それらはスピロと縮合環のどれもいい。
【0023】
本発明において、「置換基」というのは、ハロゲン族元素(F、Cl、Br、Iをさす)、−OR26、−OC(=O)R26、−OC(=O)NR2627、=O、−SR26、−SOR26、−SO26、−SONR2627、−C(=O)R26、−C(=O)OR26、−C(=O)NR2627、−R26CN、−NR2627、−NHC(=O)R26、−NHC(=O)NR2627、−NHC(=S)NR2627、ハロゲン(F、Cl、Br、Iをさす)化炭化水素を含むが、これらに限定されない。
【0024】
26とR27はH、或いは置換基をもつことができるC−C炭化水素基である。
【0025】
本発明において、酸性グループを含む化合物というのは、生理学と相性のある有機アルカリと無機アルカリから形成する塩をさす。例えば、溶解しやすいアルカリ金属とアルカリ土類金属塩、それにアンモニア、N−メチルグルコサミン、ジメチルグルコサミン、エチルグルコサミン、リジン、1,6−グリコール、エタノールアミン、グルコサミン、サルコシン、セリン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、アミノグリコール、1−アミノ−2,3,4ブタントリオールからなる塩などである。
【0026】
本発明において、アルカリ性グループを含む化合物というのは、生理学と相性のある有機酸と無機酸から形成する塩をさす。例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、炭酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、シュウ酸、マロン酸、サリチル酸、リンゴ酸、フマル酸、マレイン酸、酢酸、アスコルビン酸の塩である。
【0027】
本発明における化合物は、ホモキラル化合物の形でもいいが、ラセミ混合物、光活性化合物、純ジアステレオマー化合物、或いはジアステレオマー混合物でもいい。
【0028】
本発明で述べられたPIMキナーゼ阻害剤は、次の化合物を含めている:
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ) イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル) チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物6)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物7)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物8)
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−4−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物9)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物13)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)
(1−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物15)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物19)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物20)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物21)
2−イソプロピル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物22)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物23)
2−モルホリノ−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物24)
4−(4−((5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)カルバモイル)チアゾール−2−イル) ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物25)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物26)
2−アセタミド−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物27)
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物28)
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物29)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−フェニルオキサゾール−4−カルボキサミド(化合物30)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物31)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物32)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物33)
2−イソプロピル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物34)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物35)
2−モルホリノ−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物36)
4−(4−(2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物37)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物38)
2−アセタミド−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物39)
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物40)
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物41)
3−(2−フルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(化合物42)
2−フェニル−N−(5−(ピペラジン−1−yl)イソチアゾール−4−イル)オキサゾール−4−カルボキサミド(化合物43)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(1−ヒドロキシエチル)ピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物44)
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物46)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4イル)ピコリンアミド(化合物47)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物48)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物50)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物51)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル) ピコリンアミド(化合物52)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(ヒドロキシメチル) モルホリノ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物53)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル) ピコリンアミド(化合物58)
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル) メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−yl)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物79)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物87)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物88)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ) イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物90)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ)プロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)。
【0029】
本発明が好ましく選ばれた化合物:
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル) チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物21)
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物33)
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物46)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物48)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル) ピコリンアミド(化合物50)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル) ピコリンアミド(化合物58)
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−yl)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物79)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物87)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ) イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ) プロポキシ) イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ) イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)。
【0030】
本発明がより一層好ましく選ばれた化合物:
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ) イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル) チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル) ピコリンアミド(化合物58)
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル) メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−yl)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物87)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ) イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ) プロポキシ) イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ) イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)。
【0031】
本発明のもう一つの目的は、上記のPIMキナーゼ阻害剤の調製法を提供することである。
【0032】
本発明の化合物は、市販されている出発原料と試薬から作る。
【0033】
次の順番に沿って製造する:
(一)式IでE置換基が炭化水素基であるエーテル類化合物を製造する
【0034】
【化6】
【0035】
X,Y,Z,J,J,Q,M,R22は上記のように定義されている。
【0036】
5−臭素イソチアゾールO(1当量)は70℃の条件で、過量の濃硫酸と発煙硝酸混合液で(濃硫酸と発煙硝酸の比率は3:1で、混合液は10−50当量で)硝酸化されて、4−ニトロ−5−臭素イソチアゾールPとなる;アルコールB2(1当量)はまず、アルカリ、例えば、NaH(1.2当量)がテトラヒドロフランなどの溶剤で、室温(25℃)の条件で、0.5−1時間ぐらい反応させ、そして、4−ニトロ−5−臭素イソチアゾールP(0.8当量)と加熱させながら、65℃の条件で、2−10時間ぐらい反応させて、エーテルC3を生産する;C3(1当量)とNa(3当量)が飽和NaHCO溶液(3当量)などのアルカリと、メタノールなどの溶液で加熱させながら、35℃の条件で1〜10時間ぐらい反応させてアミノイソチアゾールD4となる;保護を持つカルボン酸E(1当量)とアミノイソチアゾールD4(1当量)がHATU(1.2当量)などのカップリング試薬とDIEA(3当量)などのアルカリのもとで、40〜50℃の条件で,DMFなどの溶剤の中に、1−5時間ぐらい反応させてエーテル類化合物K5になる;K5の中に保護基がない場合、K5は式IでE置換基が炭化水素であるエーテル類化合物である。K5にBOCなどの保護基が着いている場合、10〜100当量のトリフルオロ酢酸及び同じ体積ジクロロメタンと、室温(25℃)のもとで混合させて1〜16時間ぐらい混ぜる。それから、室温(25℃)のもとで、減圧蒸留させ、保護基を除去して、E置換基が炭化水素基で、LがS,m=0であるエーテル類化合物K5を製造する。
【0037】
(二)式IでE置換基が芳香基またはヘテロ環状芳香基である化合物を製造する。
【0038】
【化7】
【0039】
X,Y,Z,J,J,E,Q,mは上記のように定義されている。
【0040】
4−ニトロ−5−臭素イソチアゾールP(1当量)が保護基を有するまたは有さないホウ酸Q(1当量)と、TTBPなどの触媒がある条件(0.1当量)で、飽和NaHCO水溶液(3当量)などのアルカリのもとで、それに、ジオキサンなどの溶剤中に、120℃の条件で10−60分間ぐらい加熱させて、ニトロ中間体C4を得る。C4(1当量)とNa(3当量)が、アルカリ、例えば飽和NaHCO溶液(3当量)の存在下、メタノールなどの溶剤中にて加熱し例えば35℃の条件で1−10時間ぐらい加熱させて反応させ、アミノイソチアゾールD5となる。保護有するまたは有さないカルボン酸E(1当量)とアミノイソチアゾールD5(1当量)がHATU(1.2当量)などのカップリング試薬およびDIEA(3当量)などのアルカリの存在下、40−50℃の条件で、DMFなどの溶剤中にて、1−5時間ぐらい反応させて、多環式化合物K6となる;K6の中に保護基がない場合、K6は式IでE置換基が芳香基または、複素芳香基である環状化合物になる;K6にBOCなどの保護基がついている場合、K6が10〜100当量のトリフルオロ酢酸及び同じ体積ジクロロメタンと一緒に混ぜ合って、室内温度(25℃)のもとで1−16時間ぐらい反応させて、それから、室内温度(25℃)の条件で、減圧蒸留させて、保護基が除去され、式の中のE置換基が芳香基または、ヘテロ環状芳香基で、LがS、m=0の環状化合物K6となる。
【0041】
(三)式IでE置換基がパラアミノである化合物を製造する。
【0042】
【化8】
【0043】
X,Y,Z,J,J,Q,m,B1,B2,G,R23,R24,R25は上記のように定義されている。
【0044】
4−ニトロ−5−臭素イソチアゾールP(1当量)と保護基を有するまたは有さない第二級アミンB2(1当量)がDIEA(2当量)などのアルカリの存在下、ジオキサンなどの溶剤の中に、40℃の条件で1−4時間ぐらい加熱反応させてニトロイソチアゾール中間体C5となる。ニトロイソチアゾールC5(1当量)とNa(3当量)が飽和NaHCO溶液(3当量)などのアルカリ溶液中にて、メタノールなどの溶剤中にて加熱し、例えば35℃の条件のもとで1−10時間ぐらい加熱反応させてアミノイソチアゾールD5となる;カルボン酸E(1当量)とアミノイソチアゾールD6(1当量)がHATU(1.2当量)などのカップリング試薬のもとで、およびDIEA(3当量)などのアルカリの存在下、40−50℃の条件のもとで、DMFなどの溶剤の中に、1〜5時間ぐらい反応させてアミン化合物K7となる;K7の中に保護基がない場合、K7が式IでE置換基が第二級アミン基のアミン化合物となる;K7がBOCなどの保護がついている場合、K7が10〜100当量のトリフルオロ酢酸及び同じ体積ジクロロメタンと一緒に、室温(25℃)のもとで1〜16時間ぐらい混ぜあって、室温(25℃)の条件のもとで減圧蒸留させる。保護基を除いて式I中でE置換基が第二級アミン基であるアミン化合物K7となる。
【0045】
本発明は、上記のPIMキナーゼ阻害剤が製薬上の応用をも提供する。
PIMキナーゼ生化学活性測定法を通して、実施例の中のすべての化合物は、PIM−1キナーゼの活性に対して、明らかな抑制作用をもつということがわかる。例示されている十個の化合物(25、26、28、36、39、40、41、42、43、52)が、3μmolの濃度で、PIM−1キナーゼ活性に対する抑制率は20−50%であるが、他の化合物がPIM−1キナーゼ活性に対する抑制率は50%を超え、100%に達することもある。実施例の中の化合物は、PIM−2とPIM−3キナーゼの活性に対しても、かなりの抑制作用をもっている。3μmolの濃度で、PIM−2とPIM−3キナーゼ活性に対する抑制率が、100%に達することがある。このため、本発明のPIMキナーゼ阻害剤は、薬品の調製に使える。
【0046】
本発明は、上記のPIMキナーゼ阻害剤の、抗癌剤または癌予防の薬の調製における使用を提供する。
【0047】
本発明は、上記のPIMキナーゼ阻害剤の、自己免疫疾患を治療・予防する薬品の調製における使用を提供する。
【0048】
本発明は、上記のPIMキナーゼ阻害剤の、アレルギー疾患を治療・予防する薬品の調製における使用を提供する。
【0049】
本発明は、上記のPIMキナーゼ阻害剤の、アテローム性動脈硬化を治療・予防する薬品の調製における使用を提供する。
【0050】
本発明は、上記のPIMキナーゼ阻害剤の、臓器移植の拒絶反応を治療・予防する薬品の調製における使用を提供する。
【0051】
本薬物は、有効成分としてのPIMキナーゼ阻害剤と賦形剤を組み合せた医薬組成物である。
【0052】
本発明は、PIMキナーゼ阻害剤の新たな用途を提供し、大きな臨床的価値がある。
【発明を実施するための形態】
【0053】
下記の実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【実施例】
【0054】
実施例1
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−5−(ピペリジノ−4−ヒドロキシ)−イソチアゾール−4−]−チアゾールカルボキサミド(化合物1)の合成
【0055】
【化9】
【0056】
(1)5−ブロモ−4−ニトロイソチアゾール(P)の合成
【0057】
【化10】
【0058】
0℃で濃硫酸(15ml)と95%硝酸(6ml)の溶液に5−ブロモイソチアゾール(O)(5.0g,29.4mmol)を加えた。反応液を70℃で1時間30分撹拌し、室温まで冷却後、撹拌されている氷水(120mL)に注いだ。該混合物を酢酸エチルで二回抽出した。混和された有機相をNaSOで乾燥し、室温(25℃)で真空で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ分離に付し、精製し(溶出剤:5−20%酢酸エチル/石油エーテル)、5−ブロモ−4−ニトロイソチアゾール(P)を得た(4.4g,21mmol)。
【0059】
(2)4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イルオキシ)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(1C3)の合成
【0060】
【化11】
【0061】
室温で、化合物(1B2)(464mg,2.3mmol)のジオキサンの溶液(10ml)にNaH(114mg,2.8mmol)を加え、20分撹拌して5−ブロモ−4−ニトロイソチアゾール(P)(400mg,1.9mmol)を加えた。該反応物を65 ℃まで温めながら、5時間撹拌した。冷却後、酢酸エチル(100mL)で希釈し、飽和塩水で洗浄した。有機相をNaSOで乾燥し、室温(25℃)で真空で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ分離に付し、精製し(溶出剤:10−30%酢酸エチル/石油エーテル)、4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イルオキシ)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(1C3)を得た(280mg,0.85mmol)。
【0062】
(3)4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イルオキシ)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(1D4)
【0063】
【化12】
【0064】
室温で、化合物(1C3)(213mg,0.67mmol)のメタノール溶液(4mL)に水(3mL)、飽和NaHCO溶液(3mL)とNa(340mg,2mmol)を加えた。該反応物を35℃で3時間撹拌した。冷却後、酢酸エチル(100mL)で希釈し、飽和塩水で洗浄した。有機相をNaSOで乾燥し、室温(25℃)で真空で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ分離に付し、精製し(溶出剤:10−30%酢酸エチル/石油エーテル)、4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イルオキシ)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(1D4)を得た(80mg,0.268mmol)。
【0065】
(4)4−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イルオキシ)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(1A)の合成
【0066】
【化13】
【0067】
化合物(1D4)(47mg,0.156mmol)、化合物(1E)(40mg,0.156mmol)、HATU(71mg,0.187mmol)とDIEA(84・L,0.468mmol)をDMF(5mL)に混和させ、それを50 ℃で1時間撹拌した。冷却後、酢酸エチル(50 mL)で希釈し、飽和塩水で洗浄した。有機相をNaSOで乾燥し、室温(25℃)で真空で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ分離に付し、精製し(溶出剤:10−30%酢酸エチル/石油エーテル)、4−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イルオキシ)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(1A)(17mg,0.031mmol)を得た。
【0068】
(5)5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(1)の合成
【0069】
【化14】
【0070】
室温(25℃)で、TFA(トリフルオロ酢酸)(0.5mL)を化合物(1A)(10mg,0.02mmol)のCH2Cl2(1mL)溶液に加え、10分撹拌した。室温(25℃)で真空で濃縮して、5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(1)(5mg,0.0114mmol)を得た。
【0071】
実施例2
N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物2)の合成
【0072】
【化15】
【0073】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−ヒドロキシアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチル(2B2)(200mg,0.93mmol)を用い、第四階段の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(2)(35mg,0.080mmol)を得た。
【0074】
実施例3
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物3)の合成
【0075】
【化16】
【0076】
(1)4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)ベンズアミド(3C4)の合成
【0077】
【化17】
【0078】
4−カルバモイルフェニルボロン酸(3Q)(157mg,0.96mmol)と 5−ブロモ−4−ニトロイソチアゾール(P)(200mg,0.96mmol)をジオキサン(1.0mL)に溶解し、窒素を5分間通気することによって脱気した。ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(49mg,0.096mmol)と1.2M NaHCO水溶液(241mg,2.9mmol)を加えた。該反応物を120℃まで温め、15分撹拌した。冷却後、酢酸エチル(50mL)で希釈し、水で洗浄した。有機相をNaSOで乾燥し、室温(25℃)で真空で濃縮し、4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)ベンズアミド(3C4)(250mg,96mmol)を得た。
【0079】
(2)4−(4−アミノイソチアゾール−5−イル)ベンズアミド(3D5)の合成
【0080】
【化18】
【0081】
実施例1の第三段階の方法を用いて製造した。化合物1C3の代わりに、4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)ベンズアミド(3C4)(250mg,1.0mmol)を用い、4−(4−アミノイソチアゾール−5−イル)ベンズアミド(3D5)(209mg,0.954mmol)を得た。
【0082】
(3)N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(3)の合成
【0083】
【化19】
【0084】
実施例1の第四段階の方法を用いて製造した。化合物(1D4)の代わりに、4−(4−アミノイソチアゾール−5−イル) ベンズアミド(3D5)(80mg,0.365mmol)を用い、化合物(1E)の代わりに、2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(88mg,0.365mmol)を用い、N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(3)(8mg,0.0181mmol)を得た。
【0085】
実施例4
N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物4)の合成
【0086】
【化20】
【0087】
実施例3の方法を用いて製造した。第三段階の化合物2Eの代わりに6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(4E)(54mg,0.228mmol)を用い、N−(5−(4−カルバモイルフェニル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(4)(11mg,0.025mmol)を得た。
【0088】
実施例5
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物5)の合成
【0089】
【化21】
【0090】
実施例3の方法を用いて製造した。第一段階の化合物(3Q)の代わりに4−(4−((4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)オキシ)チアゾール−2−イル)モルホリン(5Q)(283mg,0.96mmol)を用い、2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−モルホリノチアゾール−4−yl)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(5)(130mg,0.456mmol)を得た。
【0091】
実施例6
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物6)の合成
【0092】
【化22】
【0093】
(1)4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)モルホリン(6C6)の合成
【0094】
【化23】
【0095】
DIEA(851・L,4.78mmol)を5−ブロモ−4−ニトロイソチアゾール(P) (500mg,2.39mmol)とモルホリン(6B2)(620mg,7.12mmol)のジオキサン(10mL)溶液に加え、該反応物を室温(25℃)で30分撹拌した。HPLCによって、完全に反応したことが分かった。水を該反応物に加え、沈殿物を濾過した。沈殿物を室温(25℃)で乾燥し、4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)モルホリン(6C6)(500mg,2.32mmol)を得た。
【0096】
(2)5−モルホリノイソチアゾール−4−アミン(6D8)の合成
【0097】
【化24】
【0098】
実施例1の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(1C3)の代わりに4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)モルホリン(6C6)(500mg,2.32mmol)を用い、5−モルホリノイソチアゾール−4−アミン(6D8)(300mg,1.62mmol)を得た。
【0099】
(3)2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(6)の合成
【0100】
【化25】
【0101】
実施例1の第四段階の方法を用いて製造した。化合物(1C4)の代わりに(6D8)(100mg,0.54mmol)を用い、化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(156mg,0.647mmol)を用い、2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(6)(100mg,0.245mmol)を得た。
【0102】
実施例7
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物7)の合成
【0103】
【化26】
【0104】
実施例6の方法を用いて製造した。第三段階の化合物(2E)の代わりに5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(1E)(70mg,0.273mmol)を用い、5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(7)(5mg,0.012mmol)を得た。
【0105】
実施例8
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物8)の合成
【0106】
【化27】
【0107】
実施例7の方法を用いて製造した。第三段階の化合物(2E)の代わりに6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(4E)((120mg,0.51mmol)を用い、6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(8)(100mg,0.249mmol)を得た。
【0108】
実施例9
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−4−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物9)の合成
【0109】
【化28】
【0110】
実施例6の方法を用いて製造した。第1段階の化合物(6B2)の代わりに(1−メチルピペリジノ−4−イル)カルバマート酸tert−ブチル(9L)(316mg,1.58mmol)を用い、(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−4−イル)カルバマート酸tert−ブチル(9)(109mg,0.211mmol)を得た。
【0111】
実施例10
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物10)の合成
【0112】
【化29】
【0113】
実施例1の第五段階の方法を用いて製造した。化合物1Aの代わりに、(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−4−イル)カルバマート酸tert−ブチル(9)(110mg,0.20mmol)を用い、N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(10)(50mg,0.119mmol)を得た。
【0114】
実施例11
5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル))イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物11)の合成
【0115】
【化30】
【0116】
実施例9と10の方法を用いて製造した。第三段階の化合物2Eの代わりに5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(1E)(50mg,0.195mmol)を用い、5−アミノ−N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル))イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(11)(14mg,0.032mmol)を得た。
【0117】
実施例12
N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル))イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物12)の合成
【0118】
【化31】
【0119】
実施例11の方法を用いて製造した。第三段階の化合物1Eの代わりに6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(4E)(50mg,0.21mmol)を用い、N−(5−(4−アミノピペリジノ−1−イル))イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(12)(25mg,0.060mmol)を得た。
【0120】
実施例13
(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物13)の合成
【0121】
【化32】
【0122】
実施例6の方法を用いて製造した。第一段階の化合物(6B2)の代わりにピペリジノ−3−イルカルバマート酸tert−ブチル(13L)(287mg,1.44mmol)を用い、(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(13)(100mg,0.192mmol)を得た。
【0123】
実施例14
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物14)の合成
【0124】
【化33】
【0125】
実施例1の第五階段の方法を用いて製造した。化合物1Aの代わりに(1−(4−(2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(13)(40mg,0.077mmol)を用い、N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド((14)(18mg,0.043mmol)を得た。
【0126】
実施例15
(1−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物15)の合成
【0127】
【化34】
【0128】
実施例13の方法を用いて製造した。第三段階の化合物2Eの代わりに5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(1E)(34mg,0.133mmol)を用い、(1−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル) カルバマート酸tert−ブチル(化合物15)(48mg,0.0896mmol)を得た。
【0129】
実施例16
N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物16)の合成
【0130】
【化35】
【0131】
実施例11の方法を用いて製造した。化合物2Eの代わりに6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(4E)(39mg,0.166mmol)を用い、N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(16)(18mg,0.043mmol)を得た。
【0132】
実施例17
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物17)の合成
【0133】
【化36】
【0134】
実施例6の方法を用いて製造した。第一段階の化合物(6B2)の代わりにピペリジノ−4−オール(17B2)(159mg,1.57mmol)を用い、第三段階の化合物2Eの代わりに5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(1E)(77mg,0.30mmol)を用い、5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(17)(50mg,0.114mmol)を得た。
【0135】
実施例18
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物18)の合成
【0136】
【化37】
【0137】
実施例17の方法を用いて製造した。化合物1Eの代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(67mg,0.278mmol)を用い、2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(18)(18mg,0.043mmol)を得た。
【0138】
実施例19
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物19)の合成
【0139】
【化38】
【0140】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボン酸(19E)(50mg,0.24mmol)を用い、N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(19)(50mg,0.134mmol)を得た。
【0141】
実施例20
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物20)の合成
【0142】
【化39】
【0143】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸(20E)(50mg,0.24mmol)を用い、N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(20)(80mg,0.214mmol)を得た。
【0144】
実施例21
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物21)の合成
【0145】
【化40】
【0146】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸(21E)(50mg,0.24mmol)を用い、N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(21)(20mg,0.054mmol)を得た。
【0147】
実施例22
2−イソプロピル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物22)の合成
【0148】
【化41】
【0149】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−イソプロピルl−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド (22E)(77mg,0.43mmol)を用い、2−イソプロピル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(22)(68mg,0.195mmol)を得た。
【0150】
実施例23
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物23)の合成
【0151】
【化42】
【0152】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボン酸(23E)(69mg,0.325mmol)を用い、N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(23)(100mg,0.264mmol)を得た。
【0153】
実施例24
2−モルホリノ−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール −4−カルボキサミド(化合物24)の合成
【0154】
【化43】
【0155】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−モルホリノチアゾール−4−カルボン酸(24E)(58mg,0.271mmol)を用い、2−モルホリノ−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(24)(70mg,0.184mmol)を得た。
【0156】
実施例25
4−(4−((5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)カルバモイル)チアゾール−2−イル)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物25)の合成
【0157】
【化44】
【0158】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボン酸(25E)(101mg,0.324mmol)を用い、4−(4−((5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)カルバモイル)チアゾール−2−イル)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(25)(140mg,0.29mmol)を得た。
【0159】
実施例26
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物26)の合成
【0160】
【化45】
【0161】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボン酸(26E)(110mg,0.23mmol)を用い、N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(26)(39mg,0.103mmol)を得た。
【0162】
実施例27
2−アセタミド−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物27)の合成
【0163】
【化46】
【0164】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−アセタミド−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(27E)(90mg,0.484mmol)を用い、2−アセタミド−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(27)(100mg,0.283mmol)を得た。
【0165】
実施例28
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物26)の合成
【0166】
【化47】
【0167】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸(28E)(136mg,0.517mmol)を用い、2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4] ジオキシン−2−イル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(28)(100mg,0.232mmol)を得た。
【0168】
実施例29
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物29)の合成
【0169】
【化48】
【0170】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(29E)(114mg,0.518mmol)を用い、1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(29)(120mg,0.31mmol)を得た。
【0171】
実施例30
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−フェニルオキサゾール−4−カルボキサミド(化合物30)の合成
【0172】
【化49】
【0173】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−フェニルオキサゾール−4−カルボン酸(30E)(98mg,0.52mmol)を用い、N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−フェニルオキサゾール−4−カルボキサミド (30) (100mg,0.28mmol)を得た。
【0174】
実施例31
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物31)の合成
【0175】
【化50】
【0176】
(1)4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31C3)の合成
【0177】
【化51】
【0178】
実施例6の第一段階の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりにピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31L)(356mg,1.91mmol)を用い、4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31C3)(600mg,1.91mmol)を得た。
【0179】
(2)4−(4−アミノイソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31D3)の合成
【0180】
【化52】
【0181】
実施例6の第二段階の方法を用いて製造した。化合物(6C3)の代わりに4−(4−ニトロイソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31C3)(600mg,1.91mmol)を用い、4−(4−アミノイソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31D3)(410mg,1.44mmol)を得た。
【0182】
(3)4−(4−(2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31A)の合成
【0183】
【化53】
【0184】
実施例6の第三段階の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボン酸(19E)(58mg,0.28mmol)を用い、化合物(6D8)の代わりに4−(4−アミノイソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31D3)(80mg,0.28mmol)を用い、4−(4−(2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31A)(120mg,0.25mmol)を得た。
【0185】
(4)N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(I−31)の合成
【0186】
【化54】
【0187】
実施例1の第五段階の方法を用いて製造した。化合物1Aの代わりに4−(4−(2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31A)(100mg,0.21mmol)を用い、N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(31)(58mg,0.156mmol)を得た。
【0188】
実施例32
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物32)の合成
【0189】
【化55】
【0190】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物19Eの代わりに2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボン酸(20E)(120mg,0.25mmol)を用い、N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4イル)−2−(ピリジン−3−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(32)(63mg,0.169mmol)を得た。
【0191】
実施例33
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物33)の合成
【0192】
【化56】
【0193】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物19Eの代わりに2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸(21E)(98mg,0.476mmol)を用い、N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピリジン−2−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(33)(32mg,0.086mmol)を得た。
【0194】
実施例34
2−イソプロピル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物34)の合成
【0195】
【化57】
【0196】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに2−イソプロピル−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(22E)(51mg,0.298mmol)を用い、2−イソプロピル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド (34)(51mg,0.151mmol)を得た。
【0197】
実施例35
N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物35)の合成
【0198】
【化58】
【0199】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボン酸(23E)(55mg,0.26mmol)を用い、N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−1−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(35)(16mg,0.042mmol)を得た。
【0200】
実施例36
2−モルホリノ−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物36)の合成
【0201】
【化59】
【0202】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに2−モルホリノチアゾール−4−ピコリン酸(24E)(55mg,0.257mmol)を用い、2−モルホリノ−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(36)(40mg,0.105mmol)を得た。
【0203】
実施例37および実施例38
4−(4−(2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物37)およびN−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物38)の合成
【0204】
【化60】
【0205】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボン酸(25E)(92mg,0.295mmol)を用い、4−(4−(2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(37)(150mg,0.26mmol)とN−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(38)(80mg,0.211mmol)を得た。
【0206】
実施例39
2−アセタミド−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物39)の合成
【0207】
【化61】
【0208】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに2−アセタミド−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(27E)(63mg,0.339mmol)を用い、化合物39(15mg,0.043mmol)を得た。
【0209】
実施例40
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物40)の合成
【0210】
【化62】
【0211】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)チアゾール−4−カルボン酸(28E)(88mg,0.33mmol)を用い、化合物40(15mg,0.035mmol)を得た。
【0212】
実施例41
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物41)の合成
【0213】
【化63】
【0214】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに1−(2−fフルオロフェニル)−5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(29E)(74mg,0.336mmol)を用い、化合物41(30mg,0.078mmol)を得た。
【0215】
実施例42
3−(2−フルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(化合物42)の合成
【0216】
【化64】
【0217】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに3−(2−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(42E)(65mg,0.315mmol)を用い、化合物42(30mg,0.080mmol)を得た。
【0218】
実施例43
2−フェニル−N−(5−(ピペラジン−1−yl)イソチアゾール−4−yl)オキサゾール−4−カルボキサミド(化合物43)の合成
【0219】
【化65】
【0220】
実施例31の方法を用いて製造した。化合物(19E)の代わりに2−フェニルオキサゾール−4−カルボン酸(30E)(64mg,0.34mmol)を用い、(化合物43(30mg,0.085mmol)を得た。
【0221】
実施例44
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(1−ヒドロキシエチル)ピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物44)の合成
【0222】
【化66】
【0223】
実施例6の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりに1−(ピペリジノ−4−イル)エタノール(44L)(349mg,1.43mmol)を用い、化合物44 (50mg,0.111mmol)を得た。
【0224】
実施例45
N−(5−(3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物45)の合成
【0225】
【化67】
【0226】
実施例6の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりに8−メチル−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン(45L)(62mg,0.29mmol)を用い、化合物45(65mg,0.15mmol)を得た。
【0227】
実施例46
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物46)の合成
【0228】
【化68】
【0229】
実施例6の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりにピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル(46L)(356mg,1.91mmol)を用い、化合物46(35mg,0.082mmol)を得た。
【0230】
実施例47
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4イル)ピコリンアミド(化合物47)の合成
【0231】
【化69】
【0232】
実施例8の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりにピペリジノ−4−オール(17B2)(159mg,1.57mmol)を用い、化合物47(65mg,0.156mmol)を得た。
【0233】
実施例48
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物48)の合成
【0234】
【化70】
【0235】
実施例6の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりにアゼパン−4−オール(48B2)(165mg,1.43mmol)を用い、化合物48(22mg,0.050mmol)を得た。
【0236】
実施例49
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物49)の合成
【0237】
【化71】
【0238】
実施例7の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりにアゼパン−4−オール(48B2)(165mg,1.43mmol)を用い、化合物49(8mg,0.018mmol)を得た。
【0239】
実施例50
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシアゼパン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物50)の合成
【0240】
【化72】
【0241】
実施例8の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりにアゼパン−4−オール(48B2)(165mg,1.43mmol)を用い、化合物50(12mg,0.028mmol)を得た。
【0242】
実施例51
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物51)の合成
【0243】
【化73】
【0244】
実施例6の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりに1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−オール(51B2)(240mg,1.61mmol)を用い、化合物51(18mg,0.038mmol)を得た。
【0245】
実施例52
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物52)の合成
【0246】
【化74】
【0247】
実施例8の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりに1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−5−オール(51B2)(240mg,1.61mmol)を用い、化合物52(23mg,0.050mmol)を得た。
【0248】
実施例53
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(ヒドロキシメチル) モルホリノ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物53)の合成
【0249】
【化75】
【0250】
実施例6の方法を用いて製造した。化合物(6B2)の代わりに(S)−モルホリン−3−イルメタノール(53B2)(500mg,4.31mmol)を用い、化合物53(18mg,0.041mmol)を得た。
【0251】
実施例54
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物54)の合成
【0252】
【化76】
【0253】
実施例1の方法を用いて製造した。化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、化合物54(14mg,0.0306mmol)を得た。
【0254】
実施例55
N−(5−(アゼチジン−3−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物55)の合成
【0255】
【化77】
【0256】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(55B2)(200mg,1.07mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、化合物55(18mg,0.0441mmol)を得た。
【0257】
実施例56
3−アミノ−N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物56)の合成
【0258】
【化78】
【0259】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(56B2)(200mg,1.07mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(56E)40mg,0.166mmol)を用い、化合物56(21mg,0.0521mmol)を得た。
【0260】
実施例57
N−(5−(アゼチジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物57)の合成
【0261】
【化79】
【0262】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに3−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(55B2)(200mg,1.07mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、化合物57(22mg,0.0558mmol)を得た。
【0263】
実施例58
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物58)の合成
【0264】
【化80】
【0265】
実施例1の方法を用いて製造した。化合物(1E)の代わりに6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(4E)(40mg,0.170mmol)を用い、化合物58(28mg,0.0673mmol)を得た。
【0266】
実施例59
5−アミノ−N−(5−((4−カルバモイルシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物59)の合成
【0267】
【化81】
【0268】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。化合物(1B2)の代わりに4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボアミド(59B2)(100mg,0.699mmol)を用い、化合物59(10mg,0.0209mmol)を得た。
【0269】
実施例60
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((3−メチルオキセタン−3−イル) メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物60)の合成
【0270】
【化82】
【0271】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに(3−メチルオキセタン−3−yl)メタノール(60B2)(50mg,0.490mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、化合物60 (22mg,0.0520mmol)を得た。
【0272】
実施例61
3−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリンアミド(化合物61)の合成
【0273】
【化83】
【0274】
実施例13と14の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(56E)(40mg,0.160mmol)を用い、化合物61(26mg,0.0604mmol)を得た。
【0275】
実施例62
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物62)の合成
【0276】
【化84】
【0277】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−(ヒドロキシメチル)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(62B2)(50mg,0.233mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、化合物62(14mg,0.0321mmol)を得た。
【0278】
実施例63
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物63)の合成
【0279】
【化85】
【0280】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−(ヒドロキシメチル)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(62B2)(50mg,0.233mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(56E)(40mg,0.160mmol)を用い、化合物63(17mg,0.0382mmol)を得た。
【0281】
実施例64
(S)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物64)の合成
【0282】
【化86】
【0283】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに(S)−3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(64B2)(50mg,0.267mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、化合物64(19mg,0.0466mmol)を得た。
【0284】
実施例65
(R)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物65)の合成
【0285】
【化87】
【0286】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに(R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(65B2)(50mg,0.267mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(40mg,0.166mmol)を用い、化合物65(18mg,0.0441mmol)を得た。
【0287】
実施例66
5−アミノ−N−(5−(3−アミノピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物66)の合成
【0288】
【化88】
【0289】
実施例14の方法を用いて製造した。化合物13の代わりに(1−(4−(5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド)イソチアゾール−5−イル)ピペリジノ−3−イル)カルバマート酸tert−ブチル(化合物15)(40mg,0.0746mmol)を用い、化合物66(28mg,0.0642mmol)を得た。
【0290】
実施例67
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物67)の合成
【0291】
【化89】
【0292】
実施例6の方法を用いて製造した。第一段階の化合物(6B2)の代わりにピペリジノ−3−オール(67B2)(50mg,0.495mmol)を用い、化合物67(9mg,0.0211mmol)を得た。
【0293】
実施例68
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物68)の合成
【0294】
【化90】
【0295】
実施例67の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(1E)(70mg,0.273mmol)を用い、化合物68(10mg,0.0229mmol)を得た。
【0296】
実施例69
(S)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物69)の合成
【0297】
【化91】
【0298】
実施例64の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(1E)(70mg,0.273mmol)を用い、化合物69(31mg,0.0733mmol)を得た。
【0299】
実施例70
(R)−5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物70)の合成
【0300】
【化92】
【0301】
実施例65の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(1E)(70mg,0.273mmol)を用い、化合物70(29mg,0.0686mmol)を得た。
【0302】
実施例71
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物71)の合成
【0303】
【化93】
【0304】
実施例67の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(56E)(50mg,0.200mmol)を用い、化合物71(14mg,0.0324mmol)を得た。
【0305】
実施例72
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシピペリジノ−1−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物72)の合成
【0306】
【化94】
【0307】
実施例67の方法を用いて製造した。化合物(2E)の代わりに6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(4E)(50mg,0.200mmol)を用い、化合物72(15mg,0.0361mmol)を得た。
【0308】
実施例73
5−アミノ−N−(5−(アゼパン−4−イルオキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物73)の合成
【0309】
【化95】
【0310】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−ヒドロキシアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチル(2B2)(100mg,0.47mmol)を用い、化合物73(26mg,0.0576mmol)を得た。
【0311】
実施例74
3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物74)の合成
【0312】
【化96】
【0313】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに3−((トリメチルシリル)オキシ)プロパン−1−オール(74B2)(100mg,0.676mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに3−アミノ−6−(2,6−ジフルオロフェニル)ピコリン酸(56E)を用い、化合物74(25mg,0.0616mmol)を得た。
【0314】
実施例75
5−アミノ−N−(5−((trans−4−アミノシクロヘキシル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物75)の合成
【0315】
【化97】
【0316】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりにtert−ブチル(trans−4−ヒドロキシシクロヘキシル)カルバメート(75B2)(100mg,0.465mmol)を用い、化合物75(11mg,0.0244mmol)を得た。
【0317】
実施例76
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(ピペリジノ−4−イルメトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物76)の合成
【0318】
【化98】
【0319】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−(ヒドロキシメチル)ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(62B2)(100mg,0.465mmol)を用い、化合物76(22mg,0.0488mmol)を得た。
【0320】
実施例77
5−アミノ−N−(5−(4−アミノブトキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物77)の合成
【0321】
【化99】
【0322】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりにtert−ブチル(4−ヒドロキシブチル)カルバメート(77B2)(100mg,0.529mmol)を用い、化合物77(24mg,0.0531mmol)を得た。
【0323】
実施例78
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−ヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物78)の合成
【0324】
【化100】
【0325】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−((トリメチルシリル)オキシ)ブタン−1−オール(78B2)(100mg,0.617mmol)を用い、化合物78(29mg,0.0681mmol)を得た。
【0326】
実施例79
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−ヒドロキシエトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物79)の合成
【0327】
【化101】
【0328】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに2−((トリメチルシリル)オキシ)エタノール(79B2)(100mg,0.746mmol)を用い、化合物79(31mg,0.0779mmol)を得た。
【0329】
実施例80
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物80)の合成
【0330】
【化102】
【0331】
実施例1の方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに3−((トリメチルシリル)オキシ)プロパン−1−オール(74B2)(100mg,0.676mmol)を用い、化合物80(37mg,0.0655mmol)を得た。
【0332】
実施例81
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物81)の合成
【0333】
【化103】
【0334】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりにブタン−1,3−ジオール(81B2)(50mg,0.556mmol)を用い、化合物81(12mg,0.0280mmol)を得た。
【0335】
実施例82
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物82)の合成
【0336】
【化104】
【0337】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに3−メチルブタン−1,3−ジオール(82B2)(50mg,0.480mmol)を用い、化合物82(25mg,0.0568mmol)を得た。
【0338】
実施例83
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミド−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物83)の合成
【0339】
【化105】
【0340】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−メチルペンタン−1,4−ジオール(83B2)(50mg,0.424mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルムアミドチアゾール−4−カルボン酸(83E)を用い、化合物83(8mg,0.0166mmol)を得た。
【0341】
実施例84
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物84)の合成
【0342】
【化106】
【0343】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりにペンタン−1,4−ジオール(84B2)(50mg,0.480mmol)を用い、化合物84(18mg,0.0409mmol)を得た。
【0344】
実施例85
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物85)の合成
【0345】
【化107】
【0346】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりにペンタン−1,4−ジオール(84B2)(50mg,0.480mmol)を用い、第四段階の化合物(1E)の代わりに2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)を用い、化合物85(28mg,0.0659mmol)を得た。
【0347】
実施例86
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物86)の合成
【0348】
【化108】
【0349】
実施例1の第一段階から第四段階までの方法を用いて製造した。第二段階の化合物(1B2)の代わりに4−メチルペンタン−1,4−ジオール(83B2)(50mg,0.424mmol)を用い、(化合物86)(31mg,0.0683mmol)を得た。
【0350】
実施例87
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物87)の合成
【0351】
【化109】
【0352】
調製法は実施例1の段取り(1)から(4)までをご参照。(2)の化合物(1B2)の代わりに、4−メチル−1と4−ペンタンジオール(83B2)(50mg,0.424mmol)を用いる。(4)の化合物(1E)の代わりに、2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−ギ酸(2E)を用いて、産物の2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物87)(23mg,0.0524mmol)を調製する。
【0353】
実施例88
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物88)の調製。
【0354】
【化110】
【0355】
調整法は実施例1の段取り(1)から(4)までをご参照。(2)の化合物(1B2)の代わりに、2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エタノール(88B2)(50mg,0.342mmol)を用いる。産物の5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物88)(34mg,0.0705mmol)を調製する。
【0356】
実施例89
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)の調製。
【0357】
【化111】
【0358】
調製法は実施例1の段取り(1)から(4)までをご参照。(2)の化合物(1B2)の代わりに、(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノール(89B2)(50mg,0.379mmol)を用いる。産物の5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((2,2−ジメチル基−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ基)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物89)(37mg,0.0791mmol)を調製する。
【0359】
実施例90
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物90)の調製。
【0360】
【化112】
【0361】
室温(25℃)で、濃塩酸(0.5mL)を化合物(89)(20mg,0.0427mmol)のメタノール(1mL)溶液に加えて、30分でかき混ぜて、室温で回転真空濃縮して、産物の5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物90)(12mg,0.0280mmol)を調製する。
【0362】
実施例91
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)の調製。
【0363】
【化113】
【0364】
調製法は実施例90の段取りをご参照。化合物(89)の代わりに、5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物88)(20mg,0.415mmol)を用いる。産物の5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物91)(14mg,0.0317mmol)を調製する。
【0365】
実施例92
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)の調製。
【0366】
【化114】
【0367】
調製法は実施例88と91の段取りをご参照。化合物(1E)の代わりに、2−(2,6−ジフルオロ−フェニル)チアゾール−4−カルボン酸(2E)(50mg,0.207mmol)を用いる。産物の2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3,4−ジヒドロキシブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物92)(7mg,0.0164mmol)を調製する。
【0368】
実施例93
5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)の調製。
【0369】
【化115】
【0370】
調製法は実施例1をご参照。段取り(1)の中の化合物(1B2)の代わりに、tert−ブチル1(3−ヒドロキシプロピル)カルバメート(93B2)(50mg,0.286mmol)を用いる。産物の5−アミノ−N−(5−(3−アミノプロポキシ)イソチアゾール−4−イル)−2−(2,6−ジフルオロフェニル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物93)(9mg,0.0219mmol)を調製する。
【0371】
実施例94
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ)プロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物94)の調製。
【0372】
【化116】
【0373】
調製法は実施例1をご参照。段取り(1)の中の化合物(1B2)の代わりに、tert−ブチル1(3−ヒドロキシプロピル)(メチル)カルバメート(94B2)(50mg,0.286mmol)を用いる。産物の5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(3−(メチルアミノ)プロポキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド((化合物94)(9mg,0.0219mmol)を調製する。
【0374】
実施例95
5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)の調製
【0375】
【化117】
【0376】
調製法は実施例1をご参照。段取り(1)の中の化合物(1B2)の代わりに、tert−ブチル1(4−ヒドロキシブチル)(メチル)カルバメート(95B2)(50mg,0.246mmol)を用いる。産物の5−アミノ−2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(4−(メチルアミノ)ブトキシ)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボアミド(化合物95)(11mg,0.0542mmol)を調製する。
【0377】
実施例96
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)の調製
【0378】
【化118】
【0379】
調製法は実施例1の(1)から(4)までの段取りをご参照。段取り(2)のなかの化合物(1B2)の代わりに、4−メチル−1,4−ペンタンジオール(83B2)(50mg,0.424mmol)を用いる。段取り(4)の中の化合物(1E)の代わりに、2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボン酸(96E)を用いる。産物の2−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−((4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)オキシ)イソチアゾール−4−イル)−5−(メチルアミノ)チアゾール−4−カルボアミド(化合物96)(13mg,0.0278mmol)を調製する。
【0380】
本発明の実施例で調製する化合物の構造分析データは以下の通りである。
【0381】
【表1-1】
【0382】
【表1-2】
【0383】
【表1-3】
【0384】
【表1-4】
【0385】
【表1-5】
【0386】
【表1-6】
【0387】
【表1-7】
【0388】
【表1-8】
【0389】
【表1-9】
【0390】
【表1-10】
【0391】
【表1-11】
【0392】
【表1-12】
【0393】
【表1-13】
【0394】
【表1-14】
【0395】
【表1-15】
【0396】
【表1-16】
【0397】
【表1-17】
【0398】
実施例97 本発明の化合物の生物学活性の測定と結果。
【0399】
本発明の化合物の生物学活性に関する検査作業は、保諾テクノロジ(北京)会社(北京昌平区生命科学園路29番E棟)に委託する。測定方法は、PIMキナーゼ体外活性測定法、すなわちIMAP蛍光偏法、をもって実施する。
【0400】
PIMキナーゼ体外活性測定法−IMAP蛍光偏
1.原理
PIMはセリン/トレオニンプロテインキナーゼであり、5−FAMでラベル化した小さなペプチド基質をリン酸化させる。リン酸化されない基質は結合剤になれなくて、蛍光偏の値は低い。リン酸化された小さなペプチド基質は結合剤に付着できて、蛍光偏の値を上昇させる。5−FAMでラベル化した小さなペプチド基質は酸化のレベルによってPIMキナーゼの活性を反映する。本発明の化合物の、一定の濃度下でのPIMキナーゼ活性に対する抑制効果を測定することによって、これらの化合物のPIMキナーゼ活性に対する抑制能力が分かる。
【0401】
2.器具
EnVision, PerkinElmer
3.薬品と384ホールボード
PIM1 (Millipore 番号14−573)(アメリカのMillipore Corporationから購入)
PIM2 (Millipore番号14−607) (アメリカのMillipore Corporationから購入)
5−FAMで表記される小さなペプチド基質(5−FAM−RSRHSSYPAGT, AnaSpec番号# 63801) (アメリカのAnaSpec Inc.から購入)
IMAP FP Screening Express kit(IMAP FP選択キット)(Molecular Devices番号# R8127) (アメリカのMolecular Devicesから購入)
IMAP Progressive binding reagent(IMAP結合剤)
IMAP Progressive binding buffer A (5X) (IMAP結合バッファー液A)
IMAP Progressive binding buffer B (5X) (IMAP結合バッファー液B)
384−well black plate (Corning, 番号 #3573) (アメリカのCorningから購入)
4.活性測定バッファー液
Tris−HCl (トリスヒドロキシメチルアミノメタン−塩酸)(pH 7.2): 10mM
MgCl:10mM
Triton X−100(ポリエチレングリコールオクチルフェニルエーテルX−100): 0.01%
DTT(Dithiothreitol): 2mM
5.プロトコル
本発明化合物は上述した実施例から製造されたものである。
a)10mM本発明の化合物溶液を100%のDMSO(ジメチルスルホキシド)で薄めさせて、化合物用活性測定バッファー液(DTT)を使って更にもとより十倍薄めさせる。これで、DMSO濃度が10%になる。
【0402】
b)活性測定体系10ul:
1ul化合物と4ul酵素(PIM−1とPIM−3の最終濃度は0.025nM、PIM−2の最終濃度は3nMで)を23℃の条件で15分間インキュベートさせ、そして2.5ul ATP(PIM−1,PIM−2とPIM−3を活性測定する間、ATPの最終濃度はそれぞれ30uM,5uM和30uMに維持する)と2.5ul 5−FAMで表記された小さなペプチド基質(最終濃度は100nM)を入れて反応させる。反応は23℃の条件で60分間持続する。最大値対照の反応体系において、化合物をDMSOに引きかえらせ、最小値対照の反応体系において、酵素を活性測定バッファー液(DTT)に引きかえらせる。
【0403】
c)30ul IMAP結合剤を入れて(75%IMAP結合バッファー液Aと、IMAP結合バッファー液B、それに、固定化金属製キレート玉を含む)、反応を中断させ、室内温度で60分間インキュベートさせる。
【0404】
d)ボードでの目安を読み取って、蛍光偏波の値mP、打ち出す光485nm、それに、放出光530nmを記録する。
【0405】
6.データ処理
抑制率=(蛍光偏値mP−最小値)×100/(最大値−最小値)
PIMキナーゼ化学活性測定法を利用して測定した結果、実施例1〜96の化合物1〜96は、全てPIMキナーゼ活性に対して、明らかな抑制効果を有することを示した。以下に列挙する化合物を除いて、その他の化合物は、3マイクロモルの濃度でPIM−1キナーゼ活性に対する抑制率が全て50%を超え、100%まで達する最高値も記録できた。実施例における化合物はPIM−2とPIM−3キナーゼ活性に対しても相当な抑制作用を備えていた。化合物が3マイクロモルの濃度である場合、PIM−2とPIM−3キナーゼ活性に対する抑制率は最高で100%に達した。
【0406】
次の化合物は3μmol濃度ではPIM−1キナーゼ抑制確率は20%−50%に維持できる:
4−(4−((5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)カルバモイル)チアゾール−2−イル) ピペリジノ−1−カルボン酸tert−ブチル(化合物25)
N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)−2−(ピペリジノ−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物26)
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−モルホリノイソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物28)
2−モルホリノ−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物36)
2−アセタミド−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物39)
2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)チアゾール−4−カルボキサミド(化合物40)
1−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物41)
3−(2−フルオロフェニル)−N−(5−(ピペラジン−1−イル)イソチアゾール−4−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(化合物42)
2−フェニル−N−(5−(ピペラジン−1−yl)イソチアゾール−4−イル)オキサゾール−4−カルボキサミド(化合物43)
6−(2,6−ジフルオロフェニル)−N−(5−(5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)イソチアゾール−4−イル)ピコリンアミド(化合物52)。