(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、簡易な構造によりエネルギーロスが少なく、利用の容易な給電ができる車両給電装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る給電用1次コイルから非接触給電を受けることをできる給電用2次コイルを設けられる車両に給電できる車両給電装置であって、車両を貯留するスペースである貯留スペースに設けられ給電用2次コイルに非接触給電できる給電用1次コイルと、前記給電用1次コイルから給電用2次コイルへの非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両を貯留スペースの所望の位置に停止させる車両停止手段と、を備えるものとした。
【0007】
上記本発明の構成により、車両が、給電用1次コイルから非接触給電を受けることをできる給電用2次コイルを設けられる。給電用1次コイルが、車両を貯留するスペースである貯留スペースに設けられ、前記主給電用2次コイルに非接触給電できる。車両停止手段が、前記給電用1次コイルから給電用2次コイルへの非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両を貯留スペースの所望の位置に停止させる。
その結果、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
【0008】
以下に、本発明の実施形態に係る車両給電装置を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0009】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、前記貯留スペースに設けられ車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める輪止めと、該輪止めの位置を前後方向に移動可能な輪止め移動機構と、を有するものとした。
上記の実施形態の構成により、輪止めが、前記貯留スペースに設けられ、車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める。輪止め移動機構が、該輪止めの位置を前後方向に移動可能である。
その結果、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
【0010】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、前記貯留スペースに設けられ車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める輪止めと、該輪止めの位置を前後方向に移動可能な輪止め移動機構と、車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報を取得する取得手段と、を有し、前記取得手段により取得した前記位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
上記の実施形態の構成により、輪止めが、前記貯留スペースに設けられ、車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める。輪止め移動機構が、該輪止めの位置を前後方向に移動可能である。取得手段が、車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報を取得する。前記取得手段により取得した給電用2次コイルの位置に対応する位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
その結果、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
【0011】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、前記貯留スペースに設けられ車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める輪止めと、該輪止めの位置を前後方向に移動可能な輪止め移動機構と、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する記憶手段と、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を得る情報取得手段と、を有し、前記情報取得手段により取得した位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
上記の実施形態の構成により、輪止めが、前記貯留スペースに設けられ、車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める。輪止め移動機構が、該輪止めの位置を前後方向に移動可能である。記憶手段が、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する。情報取得手段が、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を取得する。前記情報取得手段により取得した位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
その結果、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
【0012】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した給電用2次コイルの位置に応じて前記貯留スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する教示手段とを、有する、
上記の実施形態の構成により、取得手段が、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得する教示手段が、前記取得手段により取得した給電用2次コイルの位置に応じて前記貯留スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する。
その結果、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
【0013】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する記憶手段と、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を得る情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した位置情報に対応する給電用2次コイルの位置に応じて前記貯留スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する教示手段とを、有する。
上記の実施形態の構成により、記憶手段が、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する。情報取得手段が、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を得る。教示手段が、前記情報取得手段により取得した位置情報に対応する給電用2次コイルの位置に応じて前記貯留スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する。
有する。
その結果、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明に係る給電用1次コイルから非接触給電を受けることをできる給電用2次コイルを設けられる車両に給電できる車両給電装置であって、車両を支持できる構造体である車両支持構造体と、車両支持構造体に支持される車両に設けられる給電用2次コイルに非接触給電できる給電用1次コイルと、前記給電用1次コイルから給電用2次コイルへの非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両を車両支持構造体の所望の位置に停止させる車両停止手段と、
を備えるものとした。
【0015】
上記本発明の構成により、車両が、給電用1次コイルから非接触給電を受けることをできる給電用2次コイルを設けられる。車両支持構造体が、車両を支持できる構造体である。給電用1次コイルが、車両支持構造体に支持される車両に設けられる前記主給電用2次コイルに非接触給電できる。車両停止手段が、前記給電用1次コイルから給電用2次コイルへの非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両を車両支持構造体の所望の位置に停止させる。
その結果、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
【0016】
以下に、本発明の実施形態に係る車両給電装置を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0017】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、前記車両支持構造体に設けられ車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める輪止めと、該輪止めの位置を前後方向に移動可能な輪止め移動機構と、を有するものとした。
上記の実施形態の構成により、輪止めが、前記車両支持構造体に設けられ、車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める。輪止め移動機構が、該輪止めの位置を前後方向に移動可能である。
その結果、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
【0018】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、前記車両支持構造体に設けられ車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める輪止めと、該輪止めの位置を前後方向に移動可能な輪止め移動機構と、車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報を取得する取得手段と、を有し、前記取得手段により取得した前記位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
上記の実施形態の構成により、輪止めが、前記車両支持構造体に設けられ、車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める。輪止め移動機構が、該輪止めの位置を前後方向に移動可能である。取得手段が、車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報を取得する。前記取得手段により取得した前記位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
その結果、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
【0019】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、前記車両支持構造体に設けられ車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める輪止めと、該輪止めの位置を前後方向に移動可能な輪止め移動機構と、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する記憶手段と、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を取得する情報取得手段と、を有し、前記情報取得手段により取得した位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
上記の実施形態の構成により、輪止めが、前記車両支持構造体に設けられ、車両の車輪の外周に接して車両の進行を止める。輪止め移動機構が、該輪止めの位置を前後方向に移動可能である。記憶手段が、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する。情報取得手段が、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を取得する。前記情報取得手段により取得した位置情報に応じて前記輪止め移動機構が該輪止めの位置を前後方向に移動させる。
その結果、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
【0020】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した給電用2次コイルの位置に応じて前記車両支持構造体に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する教示手段とを、有する、
上記の実施形態の構成により、取得手段が、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得する教示手段が、前記取得手段により取得した給電用2次コイルの位置に応じて前記車両支持構造体に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する。
その結果、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
【0021】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、前記車両停止手段が、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する記憶手段と、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を得る情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した位置情報に対応する給電用2次コイルの位置に応じて前記車両支持構造体に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する教示手段とを、有する。
上記の実施形態の構成により、記憶手段が、車両の車種情報と車両に設けられる給電用2次コイルの位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する。情報取得手段が、車両の車種情報を受け取り前記記憶手段から前記車種情報に関連づけられた位置情報を得る。教示手段が、前記情報取得手段により取得した位置情報に対応する給電用2次コイルの位置に応じて前記車両支持構造体に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する。
有する。
その結果、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
【発明の効果】
【0022】
以上説明したように、本発明に係る車両給電装置は、その構成により、以下の効果を有する。
車両に設けた給電用2次コイルに非接触給電できる給電用1次コイルを設けられた貯留スペースに車両が進入する際に、非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両を停止させる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイルの位置に応じて駐車スペースに設けられた輪止めの位置を前後方向に移動できる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得し、取得した給電用2次コイルの位置に応じて駐車スペースに設けられた輪止めの位置を前後方向に移動できる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両の車種情報を基に得た給電用2次コイルの位置に応じて駐車スペースに設けられた輪止めの位置を前後方向に移動できる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得し取得した給電用2次コイルの位置に応じて駐車スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両の車種情報を基に得た給電用2次コイルの位置に応じて駐車スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
【0023】
以上説明したように、本発明に係る車両給電装置は、その構成により、以下の効果を有する。
車両に設けた給電用2次コイルに非接触給電できる給電用1次コイルを設けられた車両支持構造体に車両が乗り込む際に、非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両を停止させる様にしたので、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイルの位置に応じて車両支持構造体に設けられた輪止めの位置を前後方向に移動できる様にしたので、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得し、取得した給電用2次コイルの位置に応じて車両支持構造体に設けられた輪止めの位置を前後方向に移動できる様にしたので、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両の車種情報を基に得た給電用2次コイルの位置に応じて車両支持構造体に設けられた輪止めの位置を前後方向に移動できる様にしたので、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイルの位置を取得し取得した給電用2次コイルの位置に応じて車両支持構造体に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両の車種情報を基に得た給電用2次コイルの位置に応じて車両支持構造体に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、車両支持構造体に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
従って、簡易な構造によりエネルギーロスが少なく、利用の容易な車両給電装置を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
最初に、本発明の第一の実施形態にかかる車両給電装置を、図を基に説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る車両給電装置の斜視図である。
図2は、本発明の第一の実施形態に係る車両給電装置の側面図である。
【0026】
本発明の第一の実施形態にかかる車両給電装置は、車両10に給電できる装置である。
本発明の第一の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30とで構成される。
本発明の第一の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30と駆動回路50とで構成されてもよい。
【0027】
車両10は、給電をうけることをできる移動体である。
例えば、車両10は、給電をうけることをできる自動車である。
車両10は、給電用1次コイル21から非接触給電を受けることをできる給電用2次コイル22を設けられてもよい。
例えば、車両10は、下面に給電用1次コイル21から非接触給電を受けることをできる給電用2次コイル22を設けられてもよい。
給電用2次コイル22は、下方に置かれる主給電用1次コイル21から非接触給電される。
例えば、給電用2次コイル22は、下方に置かれる給電用1次コイル21から磁界共鳴型の非接触給電される。
例えば、給電用2次コイル22は、下方に置かれる給電用1次コイル21から電界共鳴型の非接触給電される。
例えば、給電用2次コイル22は、下方に置かれる給電用1次コイル21から電磁誘導型の非接触給電される。
【0028】
給電用1次コイル21は、給電用2次コイル22へ非接触給電できる。
給電用1次コイル21は、車両を貯留するスペースである貯留スペースに設けられ、給電用2次コイル22に非接触給電できる
給電用1次コイル21に電流を流すと、空間に磁界が発生し、その磁界の中に存在する給電用2次コイル22に磁界による誘導電流が発生する。
例えば、給電用1次コイル21に交番電流を流すと、空間に磁界が発生し、その磁界の中に存在する給電用2次コイル22に磁界による誘導電流が発生する。
【0029】
車両停止手段30は、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22への非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両10を貯留スペースの所望の位置に停止させる手段である。
以下に、車両停止手段の複数の形式を説明する。
【0030】
車両停止手段(その1)30は、輪止め31と輪止め移動機構32とで構成される。
輪止め31は、貯留スペースに設けられ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め31は、走行面Sに車輪の転動を妨げる向きに置かれ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め移動機構32は、輪止め31の位置を前後方向に移動可能な機構である。
例えば、輪止め移動機構32は、輪止め31を前後方向に移動させるアクチエータで構成される。
例えば、輪止め移動機構32は、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に応じて輪止め31を前後方向に移動させる。
その結果、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22への非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる。
【0031】
車両停止手段(その2)30は、輪止め31と輪止め移動機構32と取得手段33とで構成される。
輪止め31は、貯留スペースに設けられ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め31は、走行面Sに車輪の転動を妨げる向きに置かれ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め移動機構32は、輪止め31の位置を前後方向に移動可能な機構である。
例えば、輪止め移動機構32は輪止め31を前後方向に移動させるアクチエータで構成される。
例えば、輪止め移動機構32は、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に応じて輪止め31を前後方向に移動させる。
取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報を取得するものである。
例えば、取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置を検知する検知器で構成される。
取得手段33により取得した位置情報と貯留空間に設けられた給電用2次コイル21の位置情報とに応じて、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなる様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
【0032】
車両停止手段(その3)30は、輪止め31と輪止め移動機構32と記憶手段34と情報取得手段35とで構成される。
輪止め31は、貯留スペースに設けられ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め31は、走行面Sに車輪の転動を妨げる向きに置かれ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め移動機構32は、輪止め31の位置を前後方向に移動可能な機構である。
例えば、輪止め移動機構32は、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に応じて輪止め31を前後方向に移動させるアクチエータで構成される。
記憶手段34は、車両10の車種情報と車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する手段である。
情報取得手段35は、車両10の車種情報を受け取り、記憶手段34から車種情報に関連づけられた位置情報を取得する手段である。
情報取得手段35により取得した位置情報に応じて輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなる様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
【0033】
駆動回路50は、給電用1次コイル21を駆動する回路である。
例えば、駆動回路50は、給電用1次コイル21に電力に給電して駆動する回路である。
駆動回路50が給電用1次コイル21に電力に給電して駆動すると、給電用2次コイル21が磁界を発生する。
駆動回路50が給電用1次コイル21を適正に駆動すると、効率良く非接触給電できる。
【0034】
次に、本発明の第二の実施形態にかかる車両給電装置を、図を基に、説明する。
図3は、本発明の第二の実施形態に係る車両給電装置の斜視図である。
【0035】
本発明の第二の実施形態にかかる車両給電装置は、車両10に給電できる装置である。
本発明の第二の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30とで構成される。
本発明の第二の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30とで駆動回路50と構成されてもよい。
【0036】
車両10と給電用1次コイル21と駆動回路50との構成は、第一の実施形態にかかる車両給電装置のものと同じなので、説明を省略する。
【0037】
車両停止手段30は、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22への非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両10を貯留スペースの所望の位置に停止させる手段である。
以下に、車両停止手段の複数の形式を説明する。
【0038】
車両停止手段(その4)30は、取得手段33と教示手段36とで構成される。
取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報を取得するものである。
例えば、取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置を検知する検知器で構成される。
教示手段36は、取得手段33により取得した給電用2次コイル22の位置に応じて貯留スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する。
例えば、教示手段は36は、車両の位置を検知するセンサと音声機器と構成される。
例えば、教示手段は36は、センサ検知する車両の位置が所望の位置にくると、音声機器で「ストップ」の音声を発する。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなる。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する。
【0039】
車両停止手段(その4)30は、記憶手段34と情報取得手段35と教示手段36とで構成される。
記憶手段34は、車両10の車種情報と車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する手段である。
情報取得手段35は、車両10の車種情報を受け取り、記憶手段34から車種情報に関連づけられた位置情報を取得する手段である。
教示手段36は、情報取得手段35により取得した位置情報に対応する給電用2次コイル22の位置に応じて貯留スペースに侵入する車両の運転手に停止のタイミングを教示する手段である。
例えば、教示手段36は、車両の位置を検知するセンサと音声機器と構成される。
例えば、教示手段36は、センサ検知する車両の位置が取得した位置情報から導かれる所望の位置にくると、音声機器で「ストップ」の音声を発する。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなる。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する。
【0040】
次に、本発明の第三の実施形態にかかる車両給電装置を、図を基に、説明する。
図4は、本発明の第三の実施形態に係る車両給電装置の斜視図である。
【0041】
本発明の第三の実施形態にかかる車両給電装置は、車両10に給電できる装置である。
本発明の第三の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30と車両支持構造体40とで構成される。
本発明の第三の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30と車両支持構造体40と駆動回路50と構成されてもよい。
【0042】
車両の構造は、第一の実施形態にかかる車両給電装置のものと同じなので、説明を省略する。
【0043】
給電用1次コイル21の構造の主要部は、第一の実施形態にかかる車両給電装置のものと同じなので、異なる点のみを説明する。
給電用1次コイル21は、車両支持構造体40に支持される車両10に設けられる給電用2次コイル22に非接触給電できる。
給電用1次コイル21は、車両支持構造体40に設けられてもよい。
給電用1次コイル21は、車両支持構造体40を停止させる停止位置のスペースに設けられてよい。給電用1次コイル21が、停止位置のスペースに設けられるとき、車両支持構造体40の給電用1次コイル21に対応する位置に上下に貫通する空隙Qが設けられる。
【0044】
車両停止手段30は、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22への非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両10を貯留スペースの所望の位置に停止させる手段である。
以下に、車両停止手段の複数の形式を説明する。
【0045】
車両停止手段(その1)30は、輪止め31と輪止め移動機構32とで構成される。
輪止め31は、車両支持構造体40に設けられ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め31は、走行面Sに車輪の転動を妨げる向きに置かれ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め移動機構32は、輪止め31の位置を前後方向に移動可能な機構である。
例えば、輪止め移動機構32は、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に応じて輪止め31を前後方向に移動させるアクチエータで構成される。
【0046】
車両停止手段(その2)30は、輪止め31と輪止め移動機構32と取得手段33とで構成される。
輪止め31は、貯留スペースに設けられ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め31は、走行面Sに車輪の転動を妨げる向きに置かれ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め移動機構32は、輪止め31の位置を前後方向に移動可能な機構である。
例えば、輪止め移動機構32は、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に応じて輪止め31を前後方向に移動させるアクチエータで構成される。
取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報を取得するものである。
例えば、取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置情報を検知する検知器で構成される。
取得手段33により取得した位置情報と貯留空間に設けられた給電用2次コイル21の位置情報とに応じて、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなり様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
【0047】
車両停止手段(その3)30は、輪止め31と輪止め移動機構32と記憶手段34と情報取得手段35とで構成される。
輪止め31は、車両支持構造体40に設けられ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め31は、走行面Sに車輪の転動を妨げる向きに置かれ、車両10の車輪の外周に接して車両の進行を止めるものである。
輪止め移動機構32は、輪止め31の位置を前後方向に移動可能な機構である。
例えば、輪止め移動機構32は、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に応じて輪止め31を前後方向に移動させるアクチエータで構成される。
記憶手段34は、車両10の車種情報と車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する手段である。
情報取得手段35は、車両10の車種情報を受け取り、記憶手段34から車種情報に関連づけられた位置情報を取得する手段である。
情報取得手段35により取得した位置情報に応じて輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなり様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
例えば、車両の車輪が輪止め31に当たって車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する様に、輪止め移動機構32が輪止め31の位置を前後方向に移動させる。
【0048】
車両支持構造体40は、車両10を支持する構造体である。
例えば、車両支持構造体40が、車両10の車輪を支えて車両を支持する上からみて略四辺形の構造体であって、上下方向に貫通する所定の輪郭Kをもつ空隙Qを設けられてもよい。
例えば、車両支持構造40は、いわゆるパレットであって、上から見てパレットの中央部に空隙Qをもうけられる。
空隙Qは輪郭Kで囲われる。
例えば、パレットは、下部に設けられる車輪を転動させて、パレットの搬送装置と駐車空間との間を移動できる。
給電用1次コイル21は、輪郭Kで囲われる空隙Qを挟んで給電用2次コイル22に非接触給電する。
上から見て、給電用1次コイル21が輪郭Kに囲われていてもよい。
【0049】
図4に、車両支持構造体40の一例を示す。
車両支持構造体40は、左右1対の走行面Sを形成する。
車両は、車輪を走行面Sに転動させて、車両支持構造体40に乗り込む。
輪止め31が走行面Sに車輪の転動を妨げる様に設けられる。
左右1対の走行面Sは、車両10の前後1対の車輪を各々に支える部分である。
左右1対の走行面Sが、一体として車両10を支える。
【0050】
駆動回路50との構成は、第一の実施形態にかかる車両給電装置のものと同じなので、説明を省略する
【0051】
次に、本発明の第四の実施形態にかかる車両給電装置を、図を基に、説明する。
図5は、本発明の第四の実施形態に係る車両給電装置の斜視図である。
【0052】
本発明の第四の実施形態にかかる車両給電装置は、車両10に給電できる装置である。
本発明の第四の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30と車両支持構造体40とで構成される。
本発明の第四の実施形態にかかる車両給電装置は、給電用1次コイル21と車両停止手段30と車両支持構造体40と駆動回路50と構成されてもよい。
【0053】
車両と給電用1次コイル21と車両支持構造体40と駆動回路50の構造は、第三の実施形態にかかる車両給電装置のものと同じなので、説明を省略する。
【0054】
車両停止手段30は、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22への非接触給電の効率が良い位置に車両を止めることができる様に車両10を貯留スペースの所望の位置に停止させる手段である。
以下に、車両停止手段の複数の形式を説明する。
【0055】
車両停止手段(その4)30は、取得手段33と教示手段36とで構成される。
取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報を取得するものである。
例えば、取得手段33は、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置情報を検知する検知器で構成される。
教示手段36は、取得手段33により取得した給電用2次コイル22の位置に応じて車両支持構造体40に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する。
例えば、教示手段36は、車両の位置を検知するセンサと音声機器と構成される。
例えば、教示手段36は、センサ検知する車両の位置が所望の位置にくると、音声機器で「ストップ」の音声を発する。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなる。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する。
【0056】
車両停止手段(その4)30は、記憶手段34と情報取得手段35と教示手段36とで構成される。
記憶手段34は、車両10の車種情報と車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に対応する位置情報とを関連づけて記憶する手段である。
情報取得手段35は、車両10の車種情報を受け取り、記憶手段34から車種情報に関連づけられた位置情報を取得する手段である。
教示手段36は、情報取得手段35により取得した位置情報に対応する給電用2次コイル22の位置に応じて車両支持構造体40に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する手段である。
例えば、教示手段36は、車両の位置を検知するセンサと音声機器と構成される。
例えば、教示手段36は、センサ検知する車両の位置が取得した位置情報から導かれる所望の位置にくると、音声機器で「ストップ」の音声を発する。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21から給電用2次コイル22へ非接触給電する効率が高くなる。
例えば、音声機器の「ストップ」の音声を聞いて車輪が止まったときに、給電用1次コイル21を給電用2次コイル22に対向する。
【0057】
本発明の実施形態に係る車両給電装置は、その構成により、以下の効果を有する。
車両10に設けた給電用2次コイル22に非接触給電できる給電用1次コイル21を設けられた貯留スペースに車両10が進入する際に、非接触給電の効率が良い位置に車両10を止めることができる様に車両10を停止させる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両10に効率良く非接触給電できる。
また、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置に応じて駐車スペースに設けられた輪止め31の位置を前後方向に移動できる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両10に効率良く非接触給電できる。
また、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置を取得し、取得した給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置とに応じて駐車スペースに設けられた輪止め31の位置を前後方向に移動できる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両の車種情報を基に得た給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置とに応じて駐車スペースに設けられた輪止め31の位置を前後方向に移動できる様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置を取得し取得した給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置に応じて駐車スペースに侵入する車両10の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、貯留スペースに貯留する車両10に効率良く非接触給電できる。
また、車両10の車種情報を基に得た給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置とに応じて駐車スペースに侵入する車両10の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、貯留スペースに貯留する車両に効率良く非接触給電できる。
車両10に設けた給電用2次コイル22に非接触給電できる給電用1次コイル21を設けられた車両支持構造体40に車両が乗り込む際に、非接触給電の効率が良い位置に車両10を止めることができる様に車両を停止させる様にしたので、車両支持構造体40に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置とに応じて駐車スペースに設けられた輪止め31の位置を前後方向に移動できる様にしたので、車両支持構造体40に支持される車両10に効率良く非接触給電できる。
また、車両10に設けられる給電用2次コイル22の位置を取得し、取得した給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置とに応じて車両支持構造体40に設けられた輪止め31の位置を前後方向に移動できる様にしたので、車両支持構造体40に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両の車種情報を基に得た給電用2次コイル22の位置に応じて車両支持構造体40に設けられた輪止め31の位置を前後方向に移動できる様にしたので、車両支持構造体40に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両に設けられる給電用2次コイル22の位置を取得し取得した給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置とに応じて車両支持構造体40に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、車両支持構造体40に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
また、車両の車種情報を基に得た給電用2次コイル22の位置と給電用1次コイル21の位置とに応じて車両支持構造体40に乗り込む車両の運転手に停止のタイミングを教示する様にしたので、車両支持構造体40に支持される車両に効率良く非接触給電できる。
【0058】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
磁界に影響を与えない材料でできた板が、空隙Qを覆っていてもよい。
駐車装置の移動機構の形式として、エレベータ方式駐車装置である場合を例として説明したが、これに限定されない。例えば、箱形循環駐車装置、水平循環式駐車装置、メリーゴーランド方式駐車装置、エレベータ・スライド方式駐車装置、平面往復方式駐車装置、運搬格納方式駐車装置、二段方式・多段方式駐車装置の循環機構であってもよい。
自走式の駐車装置の形式として、家庭用の駐車場、企業の駐車場、無料駐車場、有料駐車場、コインパーキング、等であってもよい。
車両が、貯留スペースに前進して侵入してもよい。また、車両が、貯留スペースに後進して侵入してもよい。