特許6043556IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

画像データに基づいてノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドと媒体とが相対移動されることによって印刷されるインクジェット印刷装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1の技術では、上述したインク壁の裏側へ回り込んだ気流によるインクの着弾ずれは考慮されておらず、これによる印刷画質の低下には対処できない。 本発明は、事情に鑑みてなされたものであり、印刷画質の低下を抑制できるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、記録媒体に対し印刷が実行される方向である印刷方向に複数のノズル列を備え、前記記録媒体と前記複数のノズル列とを相対的に移動させながら、画像データに基づき、前記複数のノズル列から液滴を吐出させて印刷を実行するインクジェット印刷装置において、前記印刷方向において前記複数のノズル列のうちの上流側のノズル列に対する画像データに基・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、印刷方向において複数のノズル列のうちの上流側のノズル列に対する画像データに基づいて、上流側のノズル列の下流に存在する下流側のノズル列から吐出される液滴の推進力を増大させるように、液滴の吐出を制御するので、複数のノズル列とそれらの直下を相対的に移動される記録媒体とから生じる印刷方向上流から下流への気流が、あるノズル列からの液滴(インク滴)が吐出されることにより形成されるインク壁を回り込むように変化する場合であっても、これらの気流による液滴の着弾ずれ量を低減できる。特に下流側のノズル列に係る記録媒体への液滴の着弾ずれ量を低減できる。この結果、印刷画質の低下を抑制できる。 本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、下流側のノズル列から液滴を吐出させるための駆動電圧の駆動波形を上流側のノズル列から液滴を吐出させるための駆動電圧の駆動波形より吐出される液滴の推進力を増大させる駆動波形とする制御、下流側のノズル列から液滴を吐出させるための駆動電圧を上流側のノズル列から液滴を吐出させるための駆動電圧より吐出される液滴の推進力を増大させる駆動電圧とする制御、下流側のノズル列から吐出させる液滴を加温する制御、のうちの少なくとも1つにより、下流側のノズル列から吐出される液滴の推進力を増大させるので、比較的容易に液滴の推進力を増大させることができる。 本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴によれば、下流側のノズル列に係る多値データのうち、液滴数が所定以下の画素に対し、液滴数が所定以上の画素となるように多値データを変換し、この変換された多値データに基づいて、複数のノズル列からの液滴の吐出を制御するので、吐出される液滴を密集させることにより吐出方向への推進力を向上させることができる。 本発明に係るインクジェット印刷装置の第4の特徴によれば、下流側のノズル列から吐出される液滴の吐出速度に応じて、記録媒体に対する液滴吐出タイミングを制御することで、着弾ずれ量を低減できる。 本発明に係るインクジェット印刷装置の第5の特徴によれば、下流側のノズル列から記録媒体までの距離に応じて、液滴吐出タイミングを制御するので、下流側のノズル列から記録媒体までの距離が変動する場合においても、着弾ずれ量を低減できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施例1であるインクジェット印刷装置が備えるインクジェットヘッドの平面図である。

【図2】(a)は、本発明の実施例1であるインクジェット印刷装置が備えるインクジェットヘッドのノズルの配置を示した図、(b)は、理想的な着弾位置の着弾ドットを示した図、(c)は、着弾ずれの様子を示した図である。

【図3】本発明の実施例1であるインクジェット印刷装置が備えるインクジェットヘッド及びインク循環部の概略構成図である。

【図4】自己気流の説明図である。

【図5】インク壁付近の気流の説明図である。

【図6】(a)は、インク壁の影響による着弾ずれ量を測定した実験におけるインクを吐出したノズルを示す図、(b)は、当該実験における主走査方向の着弾ずれ量を示す図、(c)は、当該実験における副走査方向の着弾ずれ量を示す図である。

【図7】本発明の実施例1であるインクジェット印刷装置の機能構成を示す機能構成図である。

【図8】本発明の実施例1であるインクジェット印刷装置による処理手順を示したフローチャートである。

【図9】(a)は、低速用の駆動波形を示す図、(b)は、中速用の駆動波形を示す図、(c)は、高速用の駆動波形を示す図である。

【図10】インクの粘度と吐出速度との関係を示す実験結果のグラフである。

【図11】本発明の実施例2であるインクジェット印刷装置が備えるインクジェットヘッド及びインク循環部の概略構成図である。

【図12】(a)は、変換前の画像データの一例を示す図、(b),(c)は、変換後の画像データの例を示す図である。

【図13】(a)は、ヘッドブロックの変形例を示す図、(b)は、インクジェットヘッドの変形例を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…インクジェット印刷装置   2…画像読取部   3…給紙部   4…印刷部   5…排紙部   6…操作パネル部   7…制御部   11C,11K,11M,11Y…インクジェットヘッド   12…ヘッドブロック   13A…上流ヘッド   13B…下流ヘッド   14…ノズル   20C,20K,20M,20Y…インク循環部   55…加温器   61…表示/入力パネル   71…RAM   72…ROM   75…画像処理部   76…判定部   77…機器制御部

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります