(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、メッセージ送信装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0039】
(実施の形態1)
本実施の形態において、連続的入力手段を用いて、調整することにより取得された2以上のパーツの集合からなるコンテンツを含むメッセージを送信するメッセージ送信装置について説明する。なお、パーツは、顔のパーツや体のパーツ等である。
【0040】
また、本実施の形態において、連続的入力手段を用いてパーツを調整する際に、パーツが略同じ位置に順次表示される状況で作成されたコンテンツを含むメッセージを送信するメッセージ送信装置について説明する。
【0041】
また、本実施の形態において、連続的入力手段を用いて、メッセージを構成する背景も選択でき、当該選択された背景をも有するメッセージを送信するメッセージ送信装置について説明する。
【0042】
また、本実施の形態において、メッセージを構成する台詞をも受け付け、当該台詞とコンテンツとを有するメッセージを構成し、送信するメッセージ送信装置について説明する。
【0043】
また、本実施の形態において、ユーザコンテクストやアプリの情報等に基づいて、パーツ、コンテンツまたは背景を自動的に選択し、メッセージを構成し、当該メッセージを送信するメッセージ送信装置について説明する。
【0044】
図1は、本実施の形態におけるメッセージ送信装置1のブロック図である。なお、一のメッセージ送信装置1は、他のメッセージ送信装置1や図示しない端末装置にメッセージを送信する。また、メッセージ送信装置1は、通常、他のメッセージ送信装置1からのメッセージを受信し、出力できる。なお、メッセージ送信装置1は、いわゆるスマートフォン、タブレット端末、 パーソナルコンピュータ、携帯電話、ウェラブル端末等、デバイスの種類は問わない。
【0045】
メッセージ送信装置1は、格納部11、入力受付部12、処理部13、出力部14、メッセージ送信部15、およびメッセージ受信部16を備える。
【0046】
格納部11は、パーツ候補群格納部111、背景候補群格納部112、および送信先情報格納部113を備える。
【0047】
処理部13は、外部情報取得部131、自動選択部132、コンテンツ構成部133、およびメッセージ構成部134を備える。
【0048】
格納部11は、種々の情報を格納し得る。種々の情報とは、例えば、後述するパーツ候補群、背景候補群、および送信先情報等である。種々の情報とは、例えば、コンテンツ候補群でも良い。コンテンツ候補群は、2または3以上のコンテンツ候補の集合である。コンテンツ候補群は、順序を有する3以上のコンテンツ候補の集合であることは好適である。つまり、コンテンツ候補群を構成する3以上の各コンテンツ候補は、順序を識別する順序識別子に対応付いていても良い。また、コンテンツ候補群を構成する3以上のコンテンツ候補は、順番に記録媒体に蓄積されていても良い。なお、コンテンツ候補は、コンテンツとなり得る候補である。
【0049】
なお、コンテンツは、通常、2以上のパーツを有するが、一つのパーツのみを有しても良い。コンテンツは、通常、静止画であるが、動画、音声、文字列、およびそれらの集合等でも良い。また、コンテンツのデータ構造は問わない。
【0050】
また、コンテンツ候補群が3以上のパーツ候補を有する場合、当該3以上のパーツ候補は、段階的に変化するパーツ候補であることは好適である。つまり、パーツ候補群を構成する3以上のパーツ候補は、順序を有することが好適であるパーツ候補群を構成する3以上の各パーツ候補は、順序を識別する順序識別子に対応付いていても良い。また、パーツ候補群を構成する3以上のパーツ候補は、順番に記録媒体に蓄積されていても良い。
【0051】
パーツ候補群格納部111は、1組以上のパーツ候補群を格納し得る。パーツ候補群とは、2または3以上のパーツ候補を有する。パーツ候補は、パーツとなり得る情報である。パーツとは、コンテンツを構成する部分である。
【0052】
パーツ候補群は、2以上のパーツ候補を有する。パーツ候補群の元データが一つであり、動的に2以上のパーツ候補が生成されても良い。かかる場合、パーツ候補群の元データをパーツ候補群と言っても良い。パーツ候補群を構成する2または3以上のパーツ候補は、順序を有することは好適である。
【0053】
3以上のパーツ候補は、段階的に変化するパーツ候補であることは好適である。つまり、パーツ候補群を構成する3以上のパーツ候補は、順序を有することが好適である。パーツ候補群を構成する3以上の各パーツ候補は、順序を識別する順序識別子に対応付いていても良い。また、パーツ候補群を構成する3以上のパーツ候補は、順番に記録媒体に蓄積されていても良い。例えば、3つのパーツ候補に順序がある場合、1番目のパーツ候補の次に、2番目のパーツ候補が選択され、次に、3番目のパーツ候補が選択され、次に、1番目のパーツ候補が選択されることは好適である。なお、順序を有する3以上のパーツ候補は、順序が示す順に、順次、変化するパーツである。もちろん、3番目のパーツ候補の次に、2番目のパーツ候補が選択され、その次に、1番目のパーツ候補が選択され、次に、1番目のパーツ候補が選択されるように逆の順序で選択することとしてもよい。
【0054】
また、1組以上の各パーツ候補群は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。また、パーツ候補群が有する2以上の各パーツ候補は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。
【0055】
背景候補群格納部112は、1組以上の背景候補群を格納し得る。背景候補群は、1または2以上の背景候補を有する。背景候補は、メッセージを構成する背景の候補である。
【0056】
背景候補群が3以上の背景候補を有する場合、3以上の背景候補は、順序を有することが好適である。背景候補群を構成する3以上の各背景候補は、順序を識別する順序識別子に対応付いていても良い。また、背景候補群を構成する3以上の背景候補は、順番に記録媒体に蓄積されていても良い。なお、メッセージは、送信される対象であり、例えば、コンテンツ、背景、文字列のうちの1種類以上の情報を有する。また、文字列は、例えば、後述する台詞である。
【0057】
また、1組以上の各背景候補群は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。また、背景候補群が有する2以上の各背景候補群は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。
【0058】
送信先情報格納部113は、1以上の送信先情報を格納し得る。送信先情報は、メッセージを送信する際に使用される情報である。送信先情報は、送信先を示す情報である。送信先情報は、例えば、メールアドレス、ID、電話番号等である。送信先情報は、例えば、複数の送信先を示すグループを識別する情報でも良い。
【0059】
入力受付部12は、入力を受け付ける。入力受付部12は、連続的入力手段により、入力を受け付けることは好適である。入力は、情報や指示等である。入力は、例えば、メッセージを構成するための情報である。メッセージは、通常、コンテンツを有する。メッセージは、台詞を有しても良い。台詞は、文字列である。台詞は、通常、人や動物等が発声するものである。台詞は、コンテンツである人物や動物の台詞として、コンテンツと一体化していることは好適である。台詞は、コンテンツである人物や動物の吹き出しの中に表現されていることが好適である。メッセージは、背景を有しても良い。背景は、通常、コンテンツの背景となる。背景は、通常、画像であるが、そのデータタイプやデータ構造等は問わない。なお、メッセージは、コンテンツ、背景、台詞の3つを有することは好適である。また、ここでのコンテンツは、人のポーズを示すコンテンツであることは好適である。つまり、ポーズ、背景、台詞の3つの情報を有するメッセージにより、メッセージの送信元の感情、状況が容易に表現され得る。また、メッセージは、時刻を示す情報を有しても良い。時刻を示す情報は、例えば、当該時刻を示す時計の図柄、文字列等である。なお、連続的入力手段は、入力を受け付ける手段である、とも言える。
【0060】
また、連続的入力手段は、候補の選択を連続的に切り替えことができる入力手段である。連続的入力手段は、例えば、円弧状に選択するポイントを有する入力インターフェイス(
図2の2001参照)、スライドバー(
図3の3001参照)、二次元マップ(
図4参照)、感情MAP(
図5の5001参照)、スクロールバー等である。
【0061】
図2の201において、ユーザが2001内の円形状を円弧に沿ってなぞれば、順次、候補の選択が切り替えられる。通常、2001の入力手段において、ユーザがなぞっている箇所(領域)に対応する候補が選択され、出力される。
【0062】
また、
図3の3001において、ユーザが3001内のバー(例えば、30011)を上から下(または、下から上)に、バーの直線に沿ってなぞれば、順次、候補の選択が切り替えられる。
【0063】
また、
図4の二次元マップは、人の感情に対応する顔を、2次元のマップを構成する点または領域から選択可能なインターフェイスである。
図4の二次元マップは、縦軸が「防御から攻撃」に順次移行し、横軸が「不快から快」に順次移行する感情のうちの、一の感情に対応する顔を選択可能なインターフェイスである。
図4において、ユーザが二次元マップ内のいずれかの点または領域を指示した場合に、指示した点または領域に対応するパーツまたはコンテンツが選択される。
【0064】
さらに、
図5の5001において、2次元のMAP上の各領域(ここでは矩形領域)に、
図5の5003の多数の顔(ここでは、15×3=45の顔)のコンテンツが対応付いている。そして、複数の顔のコンテンツは、その並びの順に段階的に、「ポジティブ→ニュートラル→ネガティブ→攻撃」という感情に対応する顔に遷移するコンテンツ群である。なお、5003の多数の顔に対応する感情は、5002の上部に記載されている。
【0065】
入力受付部12は、1または2以上のパーツを含むコンテンツを構成するための入力を、連続的入力手段により受け付ける。なお、コンテンツに含まれる1以上のパーツは、一のパーツ候補群に含まれる2以上のパーツ候補うちの一のパーツ候補の選択により決定されたパーツである。また、パーツ候補群は、パーツ候補群格納部111に格納されている。
【0066】
入力受付部12は、3以上のパーツ候補のうちからの一のパーツ候補の選択を、連続的入力手段により受け付けても良い。
【0067】
入力受付部12は、2以上の背景候補のうちからの一の背景候補の選択を、連続的入力手段による切り替えにより受け付けても良い。
【0068】
入力受付部12は、コンテンツに対応する台詞をも受け付けても良い。台詞の入力手段は、例えば、ソフトキーボード等の文字入力手段である。また、入力受付部12は、台詞以外の文字列、音声等を受け付けても良い。
【0069】
上述した連続的な切り替えとは、調整と言っても良い。パーツ候補群を構成する2以上のパーツ候補が順序を有する場合であり、連続的入力手段を用いて、選択されるパーツ候補を連続的に切り替える場合、パーツ候補の順序に従って、一のパーツ候補が、順次、選択される。候補の選択を連続的に切り替えた場合に、段階的に変化するパーツ候補が、順次、選択されることは好適である。
【0070】
3以上のパーツ候補とは、段階的に変化する情報であることは好適である。
【0071】
入力受付部12が受け付ける情報や指示等とは、例えば、メッセージ作成指示、メッセージ送信指示、メッセージ出力指示、コンテンツ候補群取得指示、背景候補群取得指示、台詞入力指示等である。
【0072】
メッセージ作成指示は、メッセージを作成する指示である。メッセージ作成指示は、例えば、コンテンツ候補群を選択する画面の出力の指示、コンテンツ候補群を絞り込むための検索条件等であっても良い。
【0073】
メッセージ送信指示は、メッセージを送信する指示である。メッセージ送信指示は、送信先情報を有しても良いし、送信先情報の選択の指示を含んでも良い。
【0074】
メッセージ出力指示は、メッセージを出力する指示である。メッセージ出力指示は、通常、直前に、作成したメッセージを送信する指示であり、例えば、「送信」ボタンの押下である。
【0075】
コンテンツ候補群取得指示は、コンテンツ候補群を取得する指示である。コンテンツ候補群取得指示は、コンテンツの作成の意思表示であっても良い。コンテンツ候補群取得指示は、コンテンツ候補群の選択の指示、コンテンツ候補群を絞り込むための検索条件等であっても良い。
【0076】
背景候補群取得指示は、背景候補群を取得する指示である。背景候補群取得指示は、背景の作成の意思表示であっても良い。背景候補群取得指示は、背景候補群の選択の指示、背景候補群を絞り込むための検索条件等であっても良い。
【0077】
台詞入力指示は、台詞の入力の指示である。台詞入力指示は、台詞の入力の意思表示であっても良い。
【0078】
入力受付部12は、メッセージを送信する送信先を示す送信先情報を受け付けても良い。また、入力受付部12は、メッセージを送信する送信先を示す送信先情報の選択を受け付けても良い。
【0079】
ここで、受け付けとは、通常、キーボードやマウス、タッチパネル、ウェアラブル端末などの入力デバイスから入力された情報の受け付けであるが、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
【0080】
情報や指示等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部12は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0081】
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、後述する外部情報取得部131、自動選択部132、コンテンツ構成部133、メッセージ構成部134等が行う処理である。
【0082】
外部情報取得部131は、外部の情報である外部情報を取得する。外部情報とは、例えば、1以上のユーザコンテクスト、アプリケーションが保持している1以上のアプリ情報を含む。外部情報は、例えば、1以上のユーザコンテクストを含む。ユーザコンテクストは、例えば、ユーザの静的属性、またはユーザの動的属性である。静的属性は、例えば、ユーザの性別、年齢、住所、趣味、職業などである。なお、静的属性は、例えば、格納部11に格納されている。動的属性は、天気、ユーザが居る位置、時刻などである。なお、動的属性は、例えば、図示しない時計や、インターネットのWebサーバ等から取得される。
【0083】
アプリ情報は、例えば、電子マネー機能を実現するアプリにより、使用された電子マネーの履歴情報等である。なお、アプリ情報は、例えば、格納部11に格納されている。
【0084】
外部情報取得部131が外部情報を取得する処理は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
【0085】
自動選択部132は、外部情報取得部131が取得した外部情報を用いて、一のコンテンツ候補群、一のコンテンツ候補、一のパーツ候補群、一のパーツ候補、一の背景候補群、一の背景候補、または一のパーツ候補と一の背景候補等を選択する。かかる場合、格納部11のパーツ候補等は、外部情報に対応付けられている。
【0086】
自動選択部132は、外部情報取得部131が取得した外部情報を用いて、一のパーツ候補群の中の一のパーツ候補を選択する。
【0087】
また、自動選択部132は、外部情報取得部131が取得した外部情報を用いて、一の背景候補群の中の一の背景候補を選択する。
【0088】
また、自動選択部132は、一のパーツ候補群の中の一のパーツ候補および一の背景候補群の中の一の背景候補を選択する。
【0089】
コンテンツ構成部133は、入力受付部12が受け付けた入力に応じて、選択された1または2以上のパーツを用いてコンテンツを構成する。
【0090】
また、コンテンツ構成部133は、入力受付部12が受け付けた入力に応じて、選択されたコンテンツ候補を取得する。このコンテンツ候補は、送信されるメッセージを構成するコンテンツである。
【0091】
コンテンツ構成部133は、自動選択部132が選択した一のパーツ候補を用いて、コンテンツを構成しても良い。
【0092】
メッセージ構成部134は、コンテンツ構成部133が構成したコンテンツからなるメッセージを構成する。
【0093】
また、メッセージ構成部134は、コンテンツ構成部133が構成したコンテンツ、および背景を用いて、メッセージを構成する。なお、かかる背景は、入力受付部12が受け付けた一の背景候補の選択に対応する背景候補であることは好適である。
【0094】
メッセージ構成部134は、コンテンツ構成部133が構成したコンテンツ、および入力受付部12が受け付けた台詞を用いて、メッセージを構成しても良い。なお、かかる台詞は、コンテンツと一体化していることは好適である。また、かかる台詞は、コンテンツの吹き出し内に出現することは好適である。
【0095】
メッセージ構成部134は、コンテンツ構成部133が構成したコンテンツ、背景、および入力受付部12が受け付けた台詞を用いて、メッセージを構成しても良い。
【0096】
メッセージ構成部134は、自動選択部132が選択した1または2以上のパーツ候補を用いて、メッセージを構成しても良い。
【0097】
メッセージ構成部134は、自動選択部132が選択した一の背景候補を用いて、メッセージを構成しても良い。
【0098】
出力部14は、作成途中のメッセージを出力する。なお、作成途中のメッセージは、例えば、コンテンツ、背景、台詞、時刻に関する情報等のうちの1種類以上の情報を有することは好適である。作成途中のメッセージは、例えば、コンテンツになる前の1以上のパーツを有する。
【0099】
出力部14は、パーツを出力する場合、3以上のパーツ候補のうち、切り替えにより選択されているパーツ候補のみを出力することは好適である。ここで、パーツ候補のみの出力とは、切り替えにより選択されているパーツ候補のみを含むメッセージの出力でも良い。
【0100】
出力部14は、入力受付部12が連続的入力手段による切り替えを受け付けた場合、切り替えにより遷移する2以上の各パーツ候補を、同じ位置に順次出力する。同じ位置とは、略同じ位置を含む。略同じ位置とは、予め決められた範囲のずれを許容する意味である。これによりパーツ候補の出力をシミュレートし、画面上で確認しながら、それぞれのパーツ候補を切り替えることができ、所望のパーツ候補の選択が容易になり、または、やり直しが容易になる。
【0101】
出力部14は、入力受付部12が連続的入力手段による切り替えを受け付けた場合、切り替えにより遷移する2以上の各コンテンツ候補を、同じ位置に順次出力する。同じ位置とは、略同じ位置を含む。また、かかる処理によりコンテンツ候補の出力がシミュレートされる。そして、ユーザは、画面上でコンテンツ候補を確認しながら、コンテンツ候補を切り替えることができる。そのため、所望のコンテンツ候補の選択が容易になり、または、やり直しが容易になる。略同じ位置とは、予め決められた範囲のずれを許容する意味である。
【0102】
出力部14は、メッセージ受信部16が他のメッセージ送信装置1から受信したメッセージを出力する。
【0103】
ここで、出力とは、通常、ディスプレイへの表示である。ただし、出力とは、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
【0104】
メッセージ送信部15は、コンテンツ構成部133が構成したコンテンツを含むメッセージを送信する。なお、メッセージ送信部15は、コンテンツ構成部133が構成したコンテンツを含むメッセージを、メッセージを送信する処理部(図示しない)に渡しても良い。かかる場合、メッセージを送信する処理部は、渡されたメッセージを送信する。なお、メッセージを送信する処理部は、通常、メッセージ送信装置1の外部に存在し、例えば、非特許文献1の「LINE(登録商標)」、「Twitter(登録商標)」、「Facebook(登録商標)」等である。
【0105】
メッセージ送信部15は、メッセージ構成部134が構成したメッセージを送信する。なお、メッセージ送信部15は、コンテンツ構成部133が構成したメッセージを、メッセージを送信する処理部(図示しない)に渡しても良い。かかる場合、メッセージを送信する処理部は、渡されたメッセージを送信する。なお、メッセージを送信する処理部は、通常、メッセージ送信装置1の外部に存在し、例えば、非特許文献1の「LINE(登録商標)」、「Twitter(登録商標)」、「Facebook(登録商標)」等である。
【0106】
メッセージ受信部16は、他のメッセージ送信装置1からメッセージを受信する。
【0107】
格納部11、パーツ候補群格納部111、背景候補群格納部112、および送信先情報格納部113は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0108】
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
【0109】
処理部13、外部情報取得部131、自動選択部132、コンテンツ構成部133、およびメッセージ構成部134は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0110】
出力部14は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部14は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0111】
メッセージ送信部15は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0112】
メッセージ受信部16は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0113】
次に、メッセージ送信装置1の動作について、
図6のフローチャートを用いて説明する。
【0114】
(ステップS601)入力受付部12は、メッセージ作成指示を受け付けたか否かを判断する。メッセージ作成指示を受け付ければステップS602に行き、メッセージ作成指示を受け付けなければステップS603に行く。
【0115】
(ステップS602)処理部13は、メッセージを作成する。ステップS601に戻る。メッセージ作成処理については、
図7、
図8のフローチャートを用いて説明する。
【0116】
(ステップS603)入力受付部12は、メッセージ送信指示を受け付けたか否かを判断する。メッセージ送信指示を受け付ければステップS604に行き、メッセージ送信指示を受け付けなければステップS606に行く。
【0117】
(ステップS604)メッセージ構成部134は、送信するメッセージを構成する。なお、メッセージ送信指示を受け付ける前にメッセージが構成されている場合、本ステップはスキップされる。
【0118】
(ステップS605)メッセージ送信部15は、構成されたメッセージを送信する。ステップS601に戻る。なお、メッセージ送信部15は、通常、送信先情報が示す送信先に、メッセージを送信する。なお、メッセージの送信先を示す送信先情報は、ステップS601で受け付けられたメッセージ作成指示に含まれていても良いし、ステップS603で受け付けられたメッセージの送信指示に含まれていても良いし、別途、ユーザが入力した情報でも良い。
【0119】
(ステップS606)メッセージ受信部16は、メッセージを受信したか否かを判断する。メッセージを受信すればステップS607に行き、メッセージを受信しなければステップS608に行く。
【0120】
(ステップS607)処理部13は、ステップS606で受信されたメッセージを格納部11に蓄積する。ステップS601に戻る。
【0121】
(ステップS608)入力受付部12は、メッセージ出力指示を受け付けたか否かを判断する。メッセージ出力指示を受け付ければステップS609に行き、メッセージ出力指示を受け付けなければステップS601に戻る。
【0122】
(ステップS609)出力部14は、ステップS608で受け付けられたメッセージ出力指示に対応するメッセージを格納部11から読み出し、出力する。ステップS601に戻る。
【0123】
なお、
図6のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0124】
次に、ステップS602のメッセージ作成処理の一例については、
図7、
図8のフローチャートを用いて説明する。
【0125】
(ステップS701)外部情報取得部131は、外部情報を取得する。なお、通常、取得される外部情報の種類は、予め決められている。
【0126】
(ステップS702)入力受付部12は、コンテンツ候補群取得指示を受け付けたか否かを判断する。コンテンツ候補群取得指示を受け付けた場合はステップS703に行き、コンテンツ候補群取得指示を受け付けない場合はステップS715に行く。
【0127】
(ステップS703)コンテンツ構成部133は、コンテンツ候補群取得指示に対応するコンテンツ候補群を格納部11から取得する。
【0128】
(ステップS704)コンテンツ構成部133は、連続的入力手段を用いて、コンテンツを選択するか、コンテンツを構成するパーツを選択するかを判断する。コンテンツを選択する場合はステップS705に行き、パーツを選択する場合はステップS710に行く。
【0129】
(ステップS705)出力部14は、ステップS703で取得されたコンテンツ候補群が有する2以上のコンテンツ候補のうち、代表的なコンテンツ候補と、第一連続的入力手段とを有する画面を出力する。なお、第一連続的入力手段は、連続的入力手段の一例で、コンテンツ候補を連続的に変更しながら、選択するための入力手段である。
【0130】
(ステップS706)入力受付部12は、第一連続的入力手段による入力を受け付けたか否かを判断する。入力を受け付けた場合はステップS707に行き、入力を受け付けない場合はステップS709に行く。
【0131】
(ステップS707)コンテンツ構成部133は、出力されているカレントのコンテンツ候補の次のコンテンツ候補を取得する。
【0132】
(ステップS708)出力部14は、ステップS707で取得されたコンテンツ候補を出力する。ステップS706に戻る。なお、コンテンツ候補の出力位置は、カレントのコンテンツ候補が出力されている位置と同じ位置であることは好適である。また、ステップS707で取得されたコンテンツ候補が出力された後は、当該コンテンツ候補がカレントのコンテンツ候補となる。
【0133】
(ステップS709)コンテンツ構成部133は、コンテンツが決定したか否かを判断する。コンテンツが決定すればステップS716に行き、コンテンツが決定しなければステップS706に戻る。なお、コンテンツ構成部133は、例えば、ユーザの指示の入力により、コンテンツが決定したと判断する。また、コンテンツ構成部133は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、コンテンツが決定したと判断する。また、コンテンツ構成部133は、例えば、背景候補群取得指示が受け付けられた場合に、コンテンツが決定したと判断する。
【0134】
(ステップS710)出力部14は、ステップS703で取得されたコンテンツ候補群が有する2以上のコンテンツ候補のうち、代表的なコンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を出力する。なお、第二連続的入力手段は、連続的入力手段の一例で、コンテンツを構成するパーツ候補を連続的に変更しながら、選択するための入力手段である。なお、第二連続的入力手段は、第一連続的入力手段と同じでも良い。
【0135】
(ステップS711)入力受付部12は、第二連続的入力手段による入力を受け付けたか否かを判断する。入力を受け付けた場合はステップS712に行き、入力を受け付けない場合はステップS714に行く。
【0136】
(ステップS712)コンテンツ構成部133は、出力されているカレントのコンテンツ候補を構成するパーツ候補群であり、第二連続的入力手段による入力に対応するパーツ候補群のうちの、出力されているカレントのパーツ候補の次のパーツ候補を取得する。
【0137】
(ステップS713)出力部14は、ステップS712で取得されたパーツ候補を出力する。ステップS711に戻る。なお、パーツ候補の出力位置は、カレントのパーツ候補が出力されている位置と略同じ位置であることは好適である。また、ステップS712で取得されたパーツ候補が出力された後は、当該パーツ候補がカレントのパーツ候補となる。
【0138】
(ステップS714)コンテンツ構成部133は、コンテンツが決定したか否かを判断する。コンテンツが決定すればステップS716に行き、コンテンツが決定しなければステップS711に戻る。なお、コンテンツ構成部133は、例えば、ユーザの指示の入力により、コンテンツが決定したと判断する。また、コンテンツ構成部133は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、コンテンツが決定したと判断する。また、コンテンツ構成部133は、例えば、背景候補群取得指示が受け付けられた場合に、コンテンツが決定したと判断する。
【0139】
(ステップS715)自動選択部132は、ステップS701で取得された外部情報を用いて、取得するコンテンツ候補群を決定し、当該コンテンツ候補群を格納部11から取得する。ステップS704に行く。
【0140】
(ステップS716)入力受付部12は、背景候補群取得指示を受け付けたか否かを判断する。背景候補群取得指示を受け付けた場合はステップS717に行き、背景候補群取得指示を受け付けない場合はステップS723に行く。なお、背景候補群取得指示を受け付けない場合は、例えば、メッセージが背景を含まない場合である。
【0141】
(ステップS717)メッセージ構成部134は、ステップS716で受け付けられた背景候補群取得指示に対応する背景候補群を背景候補群格納部112から取得する。なお、メッセージ構成部134は、ステップS701で取得された外部情報を用いて、当該外部情報に対応する背景候補群を背景候補群格納部112から取得しても良い。さらに、メッセージ構成部134は、ステップS701で取得された外部情報とステップS716で受け付けられた背景候補群取得指示に対応する背景候補群を背景候補群格納部112から取得しても良い。
【0142】
(ステップS718)出力部14は、ステップS717で取得された背景候補群が有する2以上の背景候補から、代表的な背景候補である代表的背景候補を取得し、出力する。なお、出力部14は、代表的背景候補を、確定しているコンテンツの背景として、コンテンツの背景の位置に出力することは好適である。
【0143】
(ステップS719)入力受付部12は、連続的入力手段による入力を受け付けたか否かを判断する。入力を受け付けた場合はステップS720に行き、入力を受け付けない場合はステップS722に行く。なお、ここでの連続的入力手段は、第一連続的入力手段でも良いし、第二連続的入力手段でも良いし、第一連続的入力手段や第二連続的入力手段とは異なる第三連続的入力手段でも良い。
【0144】
(ステップS720)メッセージ構成部134は、出力されているカレントの背景候補の次の背景候補を取得する。
【0145】
(ステップS721)出力部14は、ステップS720で取得された背景候補を出力する。なお、出力部14は、出力されているカレントの背景候補の出力位置に、ステップS720で取得された背景候補を出力することは好適である。ステップS719に戻る。また、ステップS720で取得された背景候補が出力された後は、当該背景候補がカレントの背景候補となる。
【0146】
(ステップS722)メッセージ構成部134は、背景が決定したか否かを判断する。背景が決定すればステップS723に行き、背景が決定しなければステップS719に戻る。なお、メッセージ構成部134は、例えば、ユーザの指示の入力により、背景が決定したと判断する。また、メッセージ構成部134は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、背景が決定したと判断する。また、メッセージ構成部134は、例えば、台詞入力指示が受け付けられた場合に、背景が決定したと判断する。
【0147】
(ステップS723)入力受付部12は、台詞入力指示を受け付けたか否かを判断する。台詞入力指示を受け付けた場合はステップS724に行き、台詞入力指示を受け付けない場合はステップS701戻る。なお、台詞入力指示を受け付けない場合は、例えば、メッセージが台詞を含まない場合である。
【0148】
(ステップS724)出力部14は、文字列の入力手段を出力する。
【0149】
(ステップS725)入力受付部12は、台詞を受け付けたか否かを判断する。台詞を受け付けた場合はステップS726に行き、台詞を受け付けない場合はステップS727に行く。
【0150】
(ステップS726)出力部14は、ステップS725で受け付けられた台詞を出力する。ステップS725に戻る。なお、出力部14は、台詞を出力すべき位置に台詞を出力することは好適である。台詞を出力すべき位置は、通常、コンテンツである人物や動物等に対応する吹き出しの位置である。
【0151】
(ステップS727)メッセージ構成部134は、台詞が決定したか否かを判断する。台詞が決定すればステップS701に戻り、台詞が決定しなければステップS725に戻る。なお、メッセージ構成部134は、例えば、ユーザの指示の入力により、台詞が決定したと判断する。また、メッセージ構成部134は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、台詞が決定したと判断する。
【0152】
以下、本実施の形態におけるメッセージ送信装置1の具体的な動作について説明する。
【0153】
今、格納部11は、例えば、
図9に示すコンテンツ候補群を保持している。
図9のコンテンツ候補群は、15のコンテンツ候補からなり、「ID=1」から「ID=15」の順で、順序を有するコンテンツ候補の集合である。また、
図9のコンテンツ候補群において、代表的コンテンツ候補は「ID=1」のコンテンツ候補である、とする。
図9のコンテンツ候補群において、連続的入力手段を用いて、次のコンテンツ候補が選択された場合に、「ID=1」のコンテンツ候補から「ID=2」のコンテンツ候補へと切り替えられる。また、
図9のコンテンツ候補群において、「ID=15」のコンテンツ候補がカレントのコンテンツ候補である場合に、連続的入力手段を用いて、次のコンテンツ候補が選択された場合に、出力されるコンテンツ候補は「ID=1」のコンテンツ候補である。なお、
図9のコンテンツ候補群を構成するコンテンツ候補は、人の感情を「不快→快」「防御→攻撃」の2軸により構成される感情のMAPの上にプロットされる感情に対するコンテンツである。
図9のコンテンツ候補群を構成する各コンテンツ候補は、近い感情の順に並んでいる、とする。つまり、
図9のコンテンツ候補群を構成する各コンテンツ候補は、順序を有する。なお、コンテンツ候補の順序は、
図9のIDの順である。また、コンテンツ候補の順序は、
図9のIDの逆順でも良い。つまり、ユーザは、連続的入力手段を用いて、選択候補の複数の各コンテンツ候補を、IDの順で、順次、選択可能であっても良いし、IDの逆の順で、順次、選択可能であっても良い。
【0154】
また、格納部11は、例えば、
図5の5003の二次元的な順序を有するコンテンツ候補群を格納していても良い。つまり、5003のコンテンツ候補群は、横軸に15の順序、縦軸に3の順序を有するコンテンツ候補の集合である。
【0155】
また、パーツ候補群格納部111は、
図10に示す5つのパーツ候補群を格納している。5つのパーツ候補群は、漫符、眉毛、目、ポーズの各パーツ候補群である。また、漫符、眉毛、目、ポーズの各パーツ候補群から、それぞれ一つのパーツ候補が選択されることにより、人のコンテンツが完成される。なお、漫符とは、ここでは、人等の感情や状態を視覚化した符号の総称である。なお、ユーザは、連続的入力手段を用いて、選択候補の複数のパーツ候補を、
図10の並びの順で、順次、選択可能であっても良いし、
図10の並びの逆の順で、順次、選択可能であっても良い。
【0156】
さらに、背景候補群格納部112は、例えば、
図11に示すような背景候補を格納している。各背景候補は、キーワードに対応付けて格納されている。なお、
図11において、各背景候補は、順序を有しないが、複数の各背景候補は、順序を有しても良い。
【0157】
かかる状況において、以下の3つの具体例について説明する。具体例1は、コンテンツ候補群の中から、メッセージを構成するコンテンツを選択し、メッセージを構成する場合である。 具体例2は、パーツ候補群の中から、パーツを選択し、コンテンツを構成して、当該コンテンツや背景や台詞を有するメッセージを構成する場合である。具体例3は、メッセージがパーツと背景と時刻と台詞とを有する場合である。
【0158】
(具体例1)
今、ユーザは、メッセージ送信装置1に、メッセージ作成指示を入力した、とする。すると、入力受付部12は、メッセージ作成指示を受け付ける。
【0159】
次に、処理部13は、以下のように、メッセージを作成する。つまり、まず、外部情報取得部131は、外部情報を取得する。ここで、外部情報は、例えば、時刻と天気である、とする。
【0160】
次に、ユーザは、コンテンツ候補群取得指示を入力する。ここでのコンテンツ候補群取得指示は、
図9に示すコンテンツ候補群を取得する指示であった、とする。すると、入力受付部12は、コンテンツ候補群取得指示を受け付ける。
【0161】
次に、コンテンツ構成部133は、コンテンツ候補群取得指示に対応する、
図9のコンテンツ候補群を取得する。次に、コンテンツ構成部133は、連続的入力手段を用いて、コンテンツを選択する、と判断する。格納部11に、
図9のコンテンツ候補群に対応するパーツは格納されていないからである。
【0162】
次に、出力部14は、取得されたコンテンツ候補群が有する2以上のコンテンツ候補のうち、代表的なコンテンツ候補と、第一連続的入力手段とを有する画面を出力する。ここで、第一連続的入力手段は、
図2の2001に示すようなインターフェイスである、とする。また、代表的なコンテンツ候補と、第一連続的入力手段とを有する画面例は、
図12の1201である。なお、代表的なコンテンツ候補は、
図9の「ID=1」のコンテンツ候補である。
【0163】
次に、ユーザは、12011の同心円の外側の領域を円弧に沿ってなぞっていった、とする。
【0164】
すると、入力受付部12は、第一連続的入力手段による入力を、次々に受け付ける。
【0165】
そして、コンテンツ構成部133は、出力されているカレントのコンテンツ候補(
図9の「ID=1」のコンテンツ候補)の次のコンテンツ候補である、
図9の「ID=2」のコンテンツ候補を取得する。そして、出力部14は、取得されたコンテンツ候補を出力する。かかる場合の画面例は、
図12の1202である。
【0166】
次に、コンテンツ構成部133は、順次、次のコンテンツ候補を取得し、出力部14は、取得されたコンテンツ候補を出力していく。
【0167】
そして、出力部14が出力した画面が1202から、1203、1204、と進み、1215になった、とする。
【0168】
次に、ユーザは、背景は入力しなかった、とする。そして、ユーザは、台詞入力指示を入力した、とする。
【0169】
次に、入力受付部12は、台詞入力指示を受け付ける。そして、出力部14は、文字列の入力手段を出力する。
【0170】
次に、ユーザは、台詞「いやーーーー!!!」を入力した、とする。すると、入力受付部12は、台詞「いやーーーー!!!」を受け付ける。そして、出力部14は、受け付けられた台詞を出力する。
【0171】
次に、ユーザは、メッセージ送信指示を入力した、とする、すると、入力受付部12は、メッセージ送信指示を受け付ける。
【0172】
次に、メッセージ構成部134は、送信するメッセージを構成する。なお、送信するメッセージは、
図9の「ID=15」のコンテンツ候補と台詞「いやーーーー!!!」とを有する。
【0173】
次に、メッセージ送信部15は、構成されたメッセージを送信する。なお、メッセージの送信先は問わない。
【0174】
(具体例2)
今、ユーザは、メッセージ送信装置1に、メッセージ作成指示を入力した、とする。すると、入力受付部12は、メッセージ作成指示を受け付ける。すると、処理部13は、
図13の1301の画面を出力する。1301の画面は、コンテンツ候補群を選択するための画面である。なお、1301の画面の各コンテンツ候補群は、格納部11に格納されている、とする。
【0175】
次に、処理部13は、以下のように、メッセージを作成する。つまり、まず、外部情報取得部131は、外部情報を取得する。ここで、外部情報は、例えば、時刻と天気である、とする。
【0176】
次に、ユーザは、
図13の1301の画面において、一のコンテンツ候補群に対応する13011のボタンを押下して、コンテンツ候補群取得指示を入力した、とする。すると、ボタン13011に対応するコンテンツ候補群のうちの代表的コンテンツ候補群が出力される。かかる場合の画面例は、
図13の1302である。
【0177】
次に、ユーザは、
図13の1302の画面の13021の連続的入力手段を用いて、時刻を選択する。なお、13021の連続的入力手段の各点(時刻)に対応付けて、コンテンツ候補群が格納部11に格納されている、とする。今、ユーザは、退社時刻に近い20時の点を押下した、とする。
【0178】
すると、入力受付部12は、時刻20時に対応付いているコンテンツ候補群の取得指示を受け付ける。
【0179】
次に、コンテンツ構成部133は、時刻20時に対応付いているコンテンツ候補群を格納部11から取得する。
【0180】
次に、出力部14は、
図13の1303に示すように、コンテンツ構成部133が取得したコンテンツ候補群を構成する各コンテンツ候補を出力する。
【0181】
次に、ユーザは、
図13の1303の多数のコンテンツ候補から一のコンテンツ候補を選択した、とする。
【0182】
すると、入力受付部12は、かかる一のコンテンツ候補の選択を受け付ける。そして、コンテンツ構成部133は、選択されたコンテンツ候補を格納部11から取得する。そして、出力部14は、コンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を出力する。かかる出力例は、
図13の1304である。なお、1303のコンテンツ候補を構成し得るパーツ候補群は、パーツ候補群格納部111に格納されている、とする。
【0183】
なお、処理部13は、コンテンツ候補を構成し得るパーツ候補群がパーツ候補群格納部111に格納されていることを検知し、コンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を取得する。そして、出力部14は、コンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を出力する。
【0184】
次に、ユーザは、例えば、13042の第二連続的入力手段を指示した、とする。そして、ユーザは、13042のバーの上をなぞって、カレントの点130421を、バー上を移動させた、とする。
【0185】
すると、入力受付部12は、第二連続的入力手段13042への入力を、次々と受け付ける。
【0186】
そして、コンテンツ構成部133は、第二連続的入力手段13042に対応するポーズのパーツ候補を、順序に従って、順次、読み出す。そして、出力部14は、コンテンツ構成部133が、順次、読み出したパーツ候補を、順次、出力する。
【0187】
同様に、表情のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段13041、服のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段13044、小物のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段13045に対して、ユーザは入力した、とする。
【0188】
すると、13042の第二連続的入力手段への入力と同様に、表情のパーツ候補、服のパーツ候補、小物のパーツ候補が順次、選択され、出力される。そして、ユーザの入力が止まった箇所に対応するパーツ候補がパーツとして選択される。
【0189】
以上の処理により、コンテンツが完成した、とする。
【0190】
同様に、ユーザは、背景のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段13043に対して、入力した、とする。
【0191】
すると、13042の第二連続的入力手段への入力と同様に、背景候補が、順次、選択され、出力される。そして、ユーザの入力が止まった箇所に対応する背景候補が背景として選択される。そして、背景が完成した、とする。
【0192】
次に、ユーザは、入力手段13046を指示した、とする。この指示は、台詞入力指示である。
【0193】
次に、出力部14は、文字列の入力手段を出力する。そして、ユーザは「帰れるかも!」と文字列を入力した、とする。すると、入力受付部12は、台詞「帰れるかも!」を受け付ける。次に、出力部14は、受け付けられた台詞を出力する。
【0194】
次に、メッセージ構成部134は、入力されたコンテンツ、背景、台詞を有するメッセージを構成する。
【0195】
次に、ユーザは、メッセージ送信指示を入力した、とする、すると、入力受付部12は、メッセージ送信指示を受け付ける。
【0196】
次に、メッセージ送信部15は、構成されたメッセージを送信する。なお、メッセージの送信先は問わない。
【0197】
なお、
図13の1304の13041等は、連続的入力手段であった。しかし、
図14に示すように、出力されているコンテンツ候補の一部の箇所(例えば、1401)をユーザが指示することにより、調整するパーツを決定しても良い。なお、調整するパーツの決定とは、選択するパーツ候補群の決定である。
【0198】
そして、決定された調整対象のパーツを、
図14の1402に示す同心円の入力インターフェイス(
図2の2001と同じ)により、複数のパーツ候補から選択しても良い。
【0199】
(具体例3)
今、ユーザは、メッセージ送信装置1に、メッセージ作成指示を入力した、とする。すると、入力受付部12は、メッセージ作成指示を受け付ける。なお、ここでのメッセージ作成指示は、パーツ「体」の集合からなるパーツ候補群を取得する指示であった、とする。なお、パーツ「体」の集合からなるパーツ候補群は、パーツ候補群格納部111に格納されている。かかるパーツ候補群の例は、
図15である。
【0200】
次に、出力部14は、
図15に示すパーツ候補群を出力する。
【0201】
次に、ユーザは、連続的入力手段を用いて、
図15に示すパーツ候補群から一の体を選択する。すると、入力受付部12は、当該選択を受け付ける。
【0202】
そして、コンテンツ構成部133は、選択された体のパーツ候補をパーツ候補群格納部111から取得する。次に、出力部14は、当該パーツ候補を出力する。かかる出力例は
図16の1601である。
【0203】
次に、ユーザは、連続的入力手段を用いて、顔のパーツ候補群から顔のパーツを選択する。すると、入力受付部12は、当該選択を受け付ける。
【0204】
そして、コンテンツ構成部133は、選択された顔のパーツ候補をパーツ候補群格納部111から取得する。次に、出力部14は、当該パーツ候補を出力する。かかる出力例は
図16の1602である。
【0205】
次に、ユーザは、背景候補群格納部112から、
図11の「ID=1」の背景「会社」を選択する。すると、入力受付部12は、当該選択を受け付ける。
【0206】
そして、メッセージ構成部134は、
図11の「ID=1」の背景「会社」の背景候補を取得する。次に、出力部14は、当該背景候補を出力する。かかる出力例は
図16の1603である。
【0207】
次に、ユーザは、時刻「9時」を入力する。すると、入力受付部12は、時刻「9時」を受け付ける。
【0208】
そして、メッセージ構成部134は、時刻「9時」に対応する背景候補(9時の時計)を取得する。次に、出力部14は、当該背景候補を出力する。かかる出力例は
図16の1604ある。なお、この第二の背景候補は、時刻に対応する背景である。
【0209】
次に、ユーザは、台詞「ケーキ 買ってくるから!!」を入力する。すると、入力受付部12は、当該台詞を受け付ける。そして、メッセージ構成部134は、台詞「ケーキ 買ってくるから!!」を取得する。次に、出力部14は、当該台詞を出力する。かかる出力例は
図16の1605である。
【0210】
次に、ユーザは、メッセージ送信指示を入力した、とする。すると、入力受付部12は、メッセージ送信指示を受け付ける。
【0211】
次に、メッセージ構成部134は、送信するメッセージを構成する。送信するメッセージは、
図16の1605に示すもので、パーツ(体と顔)と背景と時刻に対応する情報と台詞とを有する。
【0212】
次に、メッセージ送信部15は、構成されたメッセージを送信する。なお、メッセージの送信先は問わない。
【0213】
以上、本実施の形態によれば、複数のパーツを組み合わせたコンテンツを含むメッセージを容易に送信できるために、メッセージを利用した高度なコミュニケーションを実現できる。
【0214】
また、本実施の形態によれば、高度なコミュニケーションをとるためのメッセージを容易に作成できる。
【0215】
また、本実施の形態によれば、複数のパーツを組み合わせた顔を有するコンテンツを含むメッセージを容易に送信できるために、メッセージを利用した高度なコミュニケーションを実現できる。
【0216】
また、本実施の形態によれば、複数のパーツを組み合わせた体を有するコンテンツを含むメッセージを容易に送信できるために、メッセージを利用した高度なコミュニケーションを実現できる。
【0217】
また、本実施の形態によれば、背景とコンテンツとを含むメッセージを容易に送信できるために、メッセージを利用した高度なコミュニケーションを実現できる。
【0218】
また、本実施の形態によれば、台詞とコンテンツとを含むメッセージを容易に送信できるために、メッセージを利用した高度なコミュニケーションを実現できる。
【0219】
さらに、本実施の形態によれば、外部情報を用いるため、状況に応じたメッセージを容易に送信できるために、メッセージを利用した高度なコミュニケーションを実現できる。
【0220】
なお、本実施の形態の具体例において、背景候補群格納部112は、例えば、
図11に示すような背景候補を格納していた。しかし、背景候補群格納部112は、
図17に示すような背景候補群を格納していても良い。
図17に示す背景候補群は、3以上の背景候補を有する。また、3以上の背景候補は、順序を有する。
図17に示す背景候補群は、「海,浜,山,森,田舎,団地,都市」を主題とする背景画像の集合である。
図17に示す背景候補群は、「海→浜→山→森→田舎→団地→都市」といった順序を有する。
【0221】
そして、
図18の1801、1802は、連続的入力手段の例である。1801は連続的入力手段を構成するバーであり、1802、1803は連続的入力手段を構成するカレントポイントを示す移動対象である。ユーザが、かかる連続的入力手段の上のカレントポイントを示す移動対象を移動させると、メッセージ構成部134は、当該移動対象を中心として、閾値の幅の矩形を、
図17に示すような背景候補群(画像)から切り出して、背景画像を取得する(1804、1805参照)。そして、ユーザは、コンテンツまたはパーツ(例えば、
図18の1806、1807)を図示しないコンテンツ候補群またはパーツ候補群から選択して、画面上に配置した、とする。さらに、ユーザは、1808の台詞の領域に台詞を入力する。そして、コンテンツ構成部133およびメッセージ構成部134は、上述した処理により、メッセージを構成する。
【0222】
また、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態におけるメッセージ送信装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、コンテンツを構成するパーツの候補である2または3以上のパーツ候補の組を含む、1組以上のパーツ候補群を格納し得るパーツ候補群格納部を具備し、コンピュータを、前記パーツ候補群格納部に格納されている一のパーツ候補群に含まれる2以上のパーツ候補うちの一のパーツ候補の選択により決定される1または2以上のパーツを含むコンテンツを構成するための入力を、候補の選択を連続的に切り替えことができる入力手段である連続的入力手段により受け付ける入力受付部と、前記入力受付部が受け付けた入力に応じて、選択された1または2以上のパーツを用いてコンテンツを構成するコンテンツ構成部と、前記コンテンツ構成部が構成したコンテンツを含むメッセージを送信するメッセージ送信部として機能させるためのプログラムである。
【0223】
上記プログラムにおいて、前記3以上のパーツ候補は、段階的に変化するパーツ候補であることは好適である。
【0224】
上記プログラムにおいて、前記入力受付部は、3以上のパーツ候補のうちからの一のパーツ候補の選択を、連続的に切り替えことができる入力手段である連続的入力手段による切り替えにより受け付け、コンピュータを、前記3以上のパーツ候補のうち、前記切り替えにより選択されているパーツ候補のみを出力する出力部としてさらに機能させるプログラムであることは好適である。
【0225】
上記プログラムにおいて、前記出力部は、前記入力受付部が連続的入力手段による切り替えを受け付けた場合、当該切り替えにより遷移する2以上の各パーツ候補を、同じ位置に順次出力するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0226】
上記プログラムにおいて、前記パーツ候補および前記パーツは、顔を構成するパーツであり、前記コンテンツは顔であることは好適である。
【0227】
上記プログラムにおいて、前記パーツ候補および前記パーツは、体を構成するパーツであり、前記コンテンツは体であることは好適である。
【0228】
記録媒体は、メッセージを構成する背景の候補である2以上の背景候補の組を含む、1組以上の背景候補群を格納し得る背景候補群格納部をさらに具備し、上記プログラムにおいて、前記入力受付部は、2以上の背景候補のうちからの一の背景候補の選択を、連続的に切り替えことができる入力手段である連続的入力手段による切り替えにより受け付け、コンピュータを、前記コンテンツ構成部が構成したコンテンツ、および前記入力受付部が受け付けた一の背景候補の選択に対応する背景候補を用いて、メッセージを構成するメッセージ構成部としてさらに機能させ、前記メッセージ送信部は、前記メッセージ構成部が構成したメッセージを送信するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0229】
上記プログラムにおいて、前記入力受付部は、前記コンテンツに対応する台詞をも受け付け、コンピュータを、前記コンテンツ構成部が構成したコンテンツ、および前記入力受付部が受け付けた台詞を用いて、メッセージを構成するメッセージ構成部としてさらに機能させ、前記メッセージ送信部は、前記メッセージ構成部が構成したメッセージを送信するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0230】
上記プログラムにおいて、コンピュータを、外部の情報である外部情報を取得する外部情報取得部と、前記外部情報を用いて、一のパーツ候補群の中の一のパーツ候補、または一の背景候補群の中の一の背景候補、または一のパーツ候補群の中の一のパーツ候補および一の背景候補群の中の一の背景候補を選択する自動選択部としてさらに機能させ、前記コンテンツ構成部は、前記自動選択部が選択した一のパーツ候補を用いて、コンテンツを構成する、または/および前記メッセージ構成部は、前記自動選択部が選択した一の背景候補を用いて、メッセージを構成するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0231】
上記プログラムにおいて、前記外部情報は、1以上のユーザコンテクストを含むことは好適である。
【0232】
上記プログラムにおいて、前記外部情報は、アプリケーションが保持している1以上のアプリ情報を含むことは好適である。
【0233】
上記プログラムにおいて、前記パーツ候補群格納部に格納されている1組以上のパーツ候補群のうち、少なくとも一組のパーツ候補群は、人の感情を表現した2または3以上のパーツ候補を含むことは好適である。
【0234】
また、
図19は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のメッセージ送信装置1を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図19は、このコンピュータシステム300の概観図であり、
図20は、システム300のブロック図である。
【0235】
図19において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
【0236】
図20において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
【0237】
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のメッセージ送信装置1の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
【0238】
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のメッセージ送信装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
【0239】
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
【0240】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0241】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0242】
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0243】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。