技術分野
、物 質導入用プラズマ照射装置を用いた物質導入方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、従来の物質の導入方法では、照射したプラズマによる細胞への障害が発生しやすく、プラズマ照射後(物質導入後)の細胞の生存率は、高いとは言い難いものであった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって
、物 質導入後の細胞の生存率を可及的高めることのできる物質導入用プラズマ照射装置を用いた物質導入方法につい
て提 供する。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
従来の課題を解決するために、請求項1に係る本発明では、所定の標的物質を含む物質導入用の液体培地を収容した培養容器内の細胞にプラズマジェットを照射して、前記標的物質を前記細胞内に導入させるための物質導入用プラズマ照射装置を用いた物質導入方法であって、前記プラズマ照射装置は、前記培養器を載置するステージ部と、前記培養容器内の細胞を観察する顕微鏡部と、前記プラズマジェットを発生させるプラズマ発・・・ 続きを
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【発明の効果】
請求項1に係る本発明によれば、所定の標的物質を含む物質導入用の液体培地を収容した培養容器内の細胞にプラズマジェットを照射して、前記標的物質を前記細胞内に導入させるための物質導入用プラズマ照射装置
を用いた物質導入方法 であって、
前記 プラズマ照射装置は、
前記培養器を載置するステージ部と、 前記培養容器内の細胞を観察する顕微鏡部と、前記プラズマジェットを発生させるプラズマ発生部
と、同プラズマ発生部を3次元方向に移動可能に支持するマイクロマニピュレータ部と、 を備え、
前記顕微鏡部は、対物レンズから入射した光のうち、紫外光を接眼光学部へ導かないように構成し、 前記プラズマ発生部は、先端先細状に形成した筒状の誘電体よりな
りガス流を流通可能に構成した 管体と、同管体の外周面に
のみ 配設した
二極 電極と
、前記管体の外側に二重管状に配設した吸引管と を備え、前記管体の筒状内部に、
酸素を0.1〜10%添加した 希ガスを主成分とするガス流を通気させつつ、前記電極に低周波高電圧電源から低周波高電圧を通電することにより、前記管体内部に放電を生起させて、前記管体の他端開口部から
非熱平衡の プラズマジェットを噴出させるように構成すると共に、
前記吸引管に接続した吸引装置によって前記管体の先端開口部から過剰に拡散する前記ガス流を吸引可能に構成し、前記標的物質を前記細胞内に導入させるに際し、前記先端開口部より噴出するガス流が細胞に余分に当たることを防止し、フリーラジカルを発生させて細菌による培地汚染を防止しつつ、 前記顕微鏡部にて細胞を確認しながら同細胞にピンポイントで所望の物質を導入可能とし
、前記物質導入用の液体培地には、前記プラズマジェットからの紫外線に由来する前記細胞への障害を防止する障害防止成分として、200〜300nmの波長に吸光を示すウシ胎児血清を添加する こととしたため、細胞への標的物質導入を目的としたプラズマ照射に際し、物質導入後の細胞の生存率を可及的高めることのできる物質導入用プラズマ照射装置
を用いた物質導入方法 を提供することができる。
また、請求項
2 に係る本発明によれば
、前 記標的物質は、ポリペプチド、ポリヌクレオチド、抗体から選ばれる少なくともいずれか1つであることとしたため、
生きた細胞内に、ポリペプチドやポリヌクレオチド、抗体を存在させることができる。
また、請求項
3 に係る本発明によれば、前記ポリペプチド又は前記抗体には、細胞膜の透過を助長する膜透過シグナル配列が結合されていることとしたため、ポリペプチドや抗体を高効率で細胞内に導入することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本タンパク質の細胞への導入方法を示した概念図である。
【図2】 細胞へ導入するためのタンパク質を発現させる発現ベクターを示した説明図である。
【図3】 プラズマ発生装置の構成を示した説明図である。
【図4】 電極部の構成を示した説明図である。
【図5】 タンパク質の細胞への導入試験の結果を示す説明図である。
【図6】 プラズマ照射装置の構成を示した説明図である。
【図7】 変形例に係る電極部の構成を示した説明図である。
【図8】 変形例に係る電極部の構成を示した説明図である。
10 電極部
11 ヘリウムガス供給部
12 低周波高電圧電源部
13 管体
14 第1電極
15 第2電極
16 開口
17 細胞
18 プラズマジェット
24 対物光学部
25 接眼光学部
26 培養容器
27 対物レンズ
33 マニピュレータ駆動部
34 制御部
A プラズマ発生装置
B プラズマ照射装置
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