技術分野
複数の半導体素子が同一パッケージ内に収納されたパワー半導体モジュールなどの半導体モジュール
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
前記図12(a)の斜視図に示す半導体モジュール100では、樹脂ケース104内に注入される樹脂は柔軟性のあるゲル状樹脂組成物であるので、外部導出端子102、103を固定する機能を有さない。外部導出端子102、103の固定は樹脂ケース104の端子用開口部で行う必要がある。外部導出端子102、103のうち、金属主端子102は外部接続用ネジ穴部105以外は樹脂ケース104によって保持されているので、外部接続する際に加わる応力は端子の根元にほとんど伝わらない。
しかしながら、補助端子103の絶縁配線基板21への固着後、樹脂ケース104の端子用開口部への補助端子の容易な挿入と固定の両方を満たす必要があるため、通常は、図12(a)及び(b)に示ように端子用開口部28bは補助端子の断面形状より少し大きい形状のスリット状にされ、補助端子に突起や切り込みを設けることにより、樹脂ケースに固定する構成にされている。ここで104a及び104bは樹脂ケース104の部分断面である。端子25は樹脂ケース104の内部において突起25aを有しており、この突起25aの部分に対応する樹脂ケース104には凹部40を有していて、凹部40が突起25aの上下方向への移動を抑えている。ところが、これらの突起や切り込みを利用した端子の固定は、前記開口部のスリットが大き目に形成されているために、特にスリットの長手方向に外れやすいという問題がある。これは例えば図12(b)において補助端子25の上部で左方向に力が加わった場合である。外れ難くするために、スリットの長さを小さくすると、挿入が困難になり、樹脂ケースの挿入時に端子の根元に応力が加わる惧れが出るため、あまり小さくできないという事情がある。
本発明は、以上説明した点を考慮してなされたものである。本発明の目的は、前述の課題を解決して、組み立て時に補助端子に樹脂ケースを容易には嵌め合わせることができ、外部端子の接続用コネクタを取り付ける際に補助端子の根元または絶縁配線基板に応力が伝達されることを防止することができる半導体モジュールおよびその製造方法を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、請求項1の発明においては、金属ベース基板上に接着した絶縁配線基板上に搭載した半導体素子と、該半導体素子を収納する樹脂ケースと、該樹脂ケースの上面から縦方向に外部に導出する端子を備える半導体モジュールにおいて、前記端子を外部に導出する開口部が前記樹脂ケース上面に設けられ、該端子の縦方向の移動を抑えるよう前記ケース内において該端子に設けられた突起と、該突起にはめ合う前記樹脂ケースの第一・・・ 続きを
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【発明の効果】
この発明によれば、組み立て時に補助端子に樹脂ケースを容易には嵌め合わせることができ、外部端子の接続用コネクタを取り付ける際に補助端子の根元または絶縁配線基板に応力が伝達されることを防止することができる半導体モジュールおよびその製造方法を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施例1にかかる半導体モジュールの斜視図である。
【図2】 本発明の実施例1にかかる要部説明図である。図2(a)は本発明の実施例1にかかるコマの斜視図、図2(b)は本発明の実施例1にかかる要部断面図である。
【図3】 本発明の実施例1にかかる半導体モジュールの樹脂ケースを取り除いた状態の上面図である。
【図4】 本発明の実施例1にかかる半導体モジュールの樹脂ケースを取り除いた状態の正面図である。
【図5】 本発明の実施例1にかかる半導体モジュールの樹脂ケースを取り除いた状態の補助端子側から見た正面図である。
【図6】 本発明の実施例1にかかる半導体モジュールの樹脂ケースのナットグローブの上面図(a)とナットグローブを外した状態の樹脂ケースの上面図(b)である。
【図7】 本発明の実施例1にかかる半導体モジュールの樹脂ケースのナットグローブをはめ合わせた状態の上面図である。
【図8】 本発明の実施例1にかかる半導体モジュールの等価回路図である。
【図9】 本発明の実施例2にかかるコマの斜視図である。
【図10】 本発明の実施例3にかかるコマの斜視図である。
【図11】 本発明の実施例4にかかるコマの斜視図である。
【図12】 従来の半導体モジュールの斜視図である。図12(a)が当該斜視図であって、図12(b)は従来の半導体モジュールの要部断面図である。
【図13】 本発明と従来の半導体モジュールの補助端子に対して上から荷重(ニュートン)をかけた場合の補助端子の沈み込みストローク量(mm)との関係図である。
20 金属ベース基板
21 絶縁配線基板
22 半導体素子
23 アルミワイヤ
24 主端子
24a 主端子の先端部
25 補助端子
25a 突起
26 樹脂ケース
27 ナットグローブ
28a 主端子開口部
28b 補助端子開口部
29 挿入口
30 外部端子取り付け穴
31 ナット受け凹部
32 平坦高部
33 平坦低部
34 絶縁板
C1 コレクタ端子
E2 エミッタ端子
G1、G2 ゲート端子
E1、E2 エミッタ補助端子
100、200 半導体モジュール
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