(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記バルブアクチュエータが、ベースと、前記バルブアクチュエータを前記非作用位置へ向けて付勢するアクチュエータスプリングと、前記ベースに取り付けられるとともに、前記フィルタカプセルが前記フィルタトレイ内へ挿入されるときの前記フィルタカプセルの経路内へ突出して前記フィルタカプセルが前記バルブアクチュエータを前記作用位置に移動させることができるようにするべく配置される、少なくとも1つの外側に突出するピンとを備える、請求項1に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記バルブアクチュエータが、前記ベースに取り付けられる複数の脚を備え、前記脚は、前記バルブアクチュエータが前記作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記入口バルブおよび前記出口バルブと係合して前記ピンチアームを前記開位置に移動させるように、および、前記バルブアクチュエータが前記非作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記入口バルブおよび前記出口バルブと係合せずに前記入口バルブおよび前記出口バルブが閉位置のままであるように、前記入口バルブおよび前記出口バルブの下側に配置される、請求項2に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記入口バルブおよび前記出口バルブはそれぞれ、前記通路の近傍に配置されて開位置と閉位置との間で移動する楔状スリーブを備え、前記楔状スリーブが、前記ピンチアームをスライド可能に受ける第1の穴と、前記開位置と前記閉位置との間の移動に応じて前記ピンチアームとスライド可能に係合するテーパ壁とを有し、前記テーパ壁は、前記楔状スリーブが前記閉位置にあるときに前記入口バルブおよび前記出口バルブが閉じられるように前記ピンチアームを前記閉位置へ移動させ、前記楔状スリーブが前記開位置にあるときに、前記楔状スリーブによって前記ピンチアームが前記開位置へ移動できる、請求項1に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記バルブアクチュエータが、ベースと、前記バルブアクチュエータを前記非作用位置へ向けて付勢するアクチュエータスプリングと、前記ベースに取り付けられるとともに、前記フィルタカプセルが前記フィルタトレイ内へ挿入されるときの前記フィルタカプセルの経路内へ突出して前記フィルタカプセルが前記バルブアクチュエータを前記作用位置に移動させることができるようにするべく配置される、少なくとも1つの外側に突出するピンとを備える、請求項5に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記バルブアクチュエータが、前記ベースに取り付けられて前記入口バルブおよび前記出口バルブの下側に配置される複数の脚を備え、前記脚は、前記バルブアクチュエータが前記作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記楔状スリーブと係合して前記ピンチアームが前記開位置へ移動できるようにする開位置に前記楔状スリーブを押圧するように配置され、前記脚は、前記バルブアクチュエータが前記非作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記楔状スリーブと係合せずに前記楔状スリーブが前記閉位置のままであるように配置される、請求項6に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記入口バルブおよび前記出口バルブはそれぞれシールチューブを備え、該シールチューブは、前記ピンチアームが前記開位置にあるときに前記チューブが開くように前記ピンチアーム間に配置され、前記ピンチアームが、前記チューブの壁を互いにシールさせて前記入口バルブおよび前記出口バルブを閉じるべく前記シールチューブに抗して前記閉位置に移動する、請求項1に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記昇降アセンブリが第1の端部および第2の端部を有するクランクリンクを備え、前記クランクリンクの一端部が前記ハンドルに対して動作可能に取り付けられ、第2の端部は、前記ハンドルの前記開位置と前記閉位置との間の回転により前記クランクリンクの前記第2の端部が前記キャリッジアセンブリを前記初期装填位置と前記最終位置との間で移動させるように前記キャリッジアセンブリに動作可能に取り付けられる、請求項1に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記キャリッジアセンブリは、前記フィルタトレイに取り付けられて垂直方向に移動する昇降アームを備え、前記ハウジングが、前記昇降アームと前記クランクリンクとの間に配置される垂直なスロットを有するとともに、前記ハンドルの回転動作が前記キャリッジアセンブリの垂直動作に変換するように前記昇降アームが前記クランクリンクの前記第2の端部に動作可能に取り付けられるようになっている、請求項9に記載のフィルタマニホールドシステム。
前記バルブアクチュエータが、ベースと、前記バルブアクチュエータを前記非作用位置へ向けて付勢するアクチュエータスプリングと、前記ベースに取り付けられるとともに、前記フィルタカプセルが前記フィルタトレイ内へ挿入されるときの前記フィルタカプセルの経路内へ突出して前記フィルタカプセルが前記バルブアクチュエータを前記作用位置に移動させることができるようにするべく配置される、少なくとも1つの外側に突出するピンとを備える、請求項11に記載のフィルタマニホールド。
前記バルブアクチュエータが、前記ベースに取り付けられる少なくとも1つの脚を備え、前記脚は、前記バルブアクチュエータが前記作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記バルブと係合して前記ピンチアームを前記開位置に移動させるように、および、前記バルブアクチュエータが前記非作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記バルブと係合せずに前記バルブが閉位置のままであるように、前記バルブの下側に配置される、請求項12に記載のフィルタマニホールド。
前記バルブが、前記楔状スリーブを前記閉位置へ向けて付勢するように前記楔状スリーブと動作可能に係合するスプリングを備える、請求項14に記載のフィルタマニホールド。
前記バルブアクチュエータが、ベースと、前記バルブアクチュエータを前記非作用位置へ向けて付勢するアクチュエータスプリングと、前記ベースに取り付けられるとともに、前記フィルタカプセルが前記フィルタトレイ内へ挿入されるときの前記フィルタカプセルの経路内へ突出して前記フィルタカプセルが前記バルブアクチュエータを前記作用位置に移動させることができるようにするべく配置される、少なくとも1つの下方へ突出するピンとを備える、請求項15に記載のフィルタマニホールド。
前記バルブアクチュエータが、前記ベースに取り付けられて前記バルブの下側に配置される少なくとも1つの外側に突出する脚を備え、前記脚は、前記バルブアクチュエータが前記作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記楔状スリーブと係合して前記ピンチアームが前記開位置へ移動できるようにする開位置に前記楔状スリーブを押圧するように配置され、前記脚は、前記バルブアクチュエータが前記非作用位置にありかつ前記キャリッジアセンブリが前記最終位置にあるときに前記脚が前記楔状スリーブと係合せずに前記楔状スリーブが前記閉位置のままであるように配置される、請求項16に記載のフィルタマニホールド。
前記昇降アセンブリが第1の端部および第2の端部を有するクランクリンクを備え、前記クランクリンクの一端部が前記ハンドルに対して動作可能に取り付けられ、第2の端部が、前記ハンドルの前記開位置と前記閉位置との間の回転により前記クランクリンクの前記第2の端部が前記キャリッジアセンブリを前記初期装填位置と前記最終位置との間で移動させるように前記キャリッジアセンブリに動作可能に取り付けられる、請求項11に記載のフィルタマニホールド。
前記キャリッジアセンブリが、前記フィルタトレイに取り付けられて垂直方向に移動する昇降アームを備え、前記ハウジングが、前記昇降アームと前記クランクリンクとの間に配置される垂直なスロットを有するとともに、前記ハンドルの回転動作が前記キャリッジアセンブリの垂直動作に変換するように前記昇降アームが前記クランクリンクの前記第2の端部に動作可能に取り付けられるようになっている、請求項19に記載のフィルタマニホールド。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[0029]この詳細な説明が本発明の典型的な実施形態を与えることが理解される。本発明の他の実施形態がこの詳細な説明における実施形態とは細部において異なる場合があるため、詳細な説明は、その時点で論じられている特定の実施形態を参照しようとするものであり、より一般的に本発明の範囲に関して任意の限定を示唆しようとするものではない。
【0016】
[0030]
図1は、フィルタカプセル12を受けて保持した後、流体または気体の流れがフィルタカプセル12へ導入され得るあるいはフィルタカプセル12から引き出され得るようにフィルタカプセル12と共に流体密のシールを形成するためのマニホールド10を示す。通常の動作中、マニホールド10の内部構成要素は、通常は、フロントプレート83、2つのサイドプレート84、トッププレート85、およびレアプレート86を含む
マニホールドハウジング80によって覆われる。参照を容易にするため、
マニホールドハウジング80は、本発明の図示を容易にするべく図面の多くにおいて除去されてしまっている。マニホールドは、少なくとも1つのバルブを有するが、流体源(図示せず)とフィルタカプセル12との間の流体連通を可能にする入口バルブおよび出口バルブ16,18を有することが好ましい。
【0017】
[0031]
図2に最も良く示されるように、フィルタカプセル12は略円筒形態を有する。フィルタカプセル12は、少なくとも入口ポート20aおよび出口ポート20bと、入口ポート20aと出口ポート20bとの間の流れを方向付けるためのハウジングとを有することが好ましい。入口ポート20aは微粒子を含む流れを受け、また、出口ポート20bは、濾過プロセス後の微粒子のない清浄な濾過物を送出する。入口ポート20aと出口ポート20bとの間に配置されるフィルタメディア(図示せず)が、流れの中にある例えば固形物またはコロイド微粒子、ゲル、および、気泡を含む望ましくない物質を濾過して取り除く。
【0018】
[0032]マニホールド10は、フィルタカプセル12を受けて保持するためのキャリッジアセンブリ30を有する。キャリッジアセンブリ30は、(1)
図14に示される下側位置または初期位置と、(2)
図15に示される中間位置と、(3)
図1および
図16に示される上側位置または最終位置との間で略垂直方向に移動する。キャリッジアセンブリ30が下側位置にあるときに、
図2に最も良く示されるようにフィルタカプセル12をキャリッジアセンブリ30へ解放可能に挿入できるとともにキャリッジアセンブリ30から抜去できる。
図2は、カプセル12の上端の周囲に配置される取り外し可能なカラー22を示し、このカラー22は、キャリッジアセンブリ30内へのフィルタカプセル12の挿入を容易にする。カラー22は、フィルタカプセル12の操作も容易にするフィンガタブ23を有する。
図14〜
図16ではフィルタカプセル12が仮想線で示される。
【0019】
[0033]マニホールド10はハンドル24を有する。ハンドル24が(1)
図14における初期位置または開位置と、(2)
図15における中間位置と、(3)
図1および
図16における最終位置または閉位置との間で回転されると、ハンドル24は、キャリッジアセンブリ30およびフィルタカプセル12を下側位置(
図14)から上側位置(
図16)に上昇させる。通常の濾過作業中、マニホールドの入口バルブおよび出口バルブ16,18は、フィルタカプセル12がマニホールド内に適切に装填されてマニホールドのバルブ16,18がフィルタの入口ポートおよび出口ポート20a,20bに流体密の態様で着座されるときにだけ開かれてもよい。
【0020】
[0034]マニホールドのバルブ16,18の好ましい実施形態が
図4から図12に更に詳しく示される。マニホールドが少なくとも1つのバルブを使用するのが分かる。図示の実施形態では、マニホールドが2つのバルブを使用するが、両方のバルブが同じ態様で動作するため、図の一部は、一方のバルブのみを示すように簡略化されてしまっている。各バルブ50は開位置と閉位置とを有する。開位置では、流体がバルブ50を通過できる。閉位置において、バルブ50は、バルブ16,18がフィルタカプセル12のポート20a,20bに適切に着座されるまで、流体がバルブ50を通過するのを防止する閉じられた流体密のシールを形成する。
図8および
図9は、キャリッジアセンブリ30が下側位置にあって、バルブがフィルタカプセル12に着座されず、それにより、バルブが閉位置に配置されて閉じられた流体密のシールを形成する場合を示している。
図6および
図12は、キャリッジアセンブリ30およびフィルタカプセル12の両方が上側位置まで上昇され、それにより、バルブ16,18をフィルタのポート20a,20bに適切に着座させることができる場合を示している。この位置では、キャリッジアセンブリ30上に配置されるバルブアクチュエータ38に応答してバルブ50が開位置に移動する。
【0021】
[0035]
図3におけるキャリッジアセンブリ30の好ましい実施形態の分解図を参照すると、キャリッジアセンブリ30は、メインシャトル32、フィルタトレイ34、2つの直立した昇降アーム36、および、バルブアクチュエータ38を備える。メインシャトル32は、略水平な本体32a、2つの従属側面32b、および、従属後壁32cを有する。従属側面32bは、互いの方へ向けて内側に突出する小リップ32dを有する。
図3に最も良く示されるように、本体32a、従属側面32b、および、リップ32dは、フィルタトレイ34をスライド可能に受けるようになっているチャネル33を形成する。
メインシャトル32の従属側面32bは、メインシャトル32内にフィルタトレイ34を位置合わせして保持するのに役立つための1つ以上のスロットおよび開口を有してもよい。好ましい実施形態において、
従属側面32bは、スロット40aと、保持スロット41aとを有する。保持スロット41aは、フィルタトレイ34上の戻り止め(図中に40b/41bのラベルが付される)と協働して、フィルタトレイ34をシャトル32に対して固定する。スロット40aは、ユーザの指が戻り止め40b/41bを押圧するための隙間を与える。
【0022】
[0036]好ましい実施形態において、フィルタトレイ34は、本体34aと、2つの従属側面34bとを有する。フィルタトレイ側面34bは、メインシャトル32のスロット40a,41aと協働する少なくとも1つの戻り止め40b/41bを有する。戻り止め40b/41bは、トレイ側面34bの可撓性部分として形成されることが好ましい。外側に付勢される戻り止めは、該戻り止めがメインブラケット側面32bと係合するときに戻り止めがメインシャトル32内へのフィルタトレイ34の挿入を妨げないように内側に屈曲するようになっている。戻り止め41bが壁を乗り越えると、戻り止めは、外側に付勢されて、保持スロット41a内に緊密に嵌まり込み、それにより、フィルタトレイ34をメインシャトル32内に保持するようになっている。戻り止め41bがスロット41aを乗り越えるように戻り止め40bを内側に押し込んだ後にトレイ34をシャトル32からスライド可能に引き抜くことによってフィルタトレイ34をメインシャトル32から取り外すことができるのが分かる。
【0023】
[0037]メインシャトル32は複数のスロットまたは穴35を有し、これらのスロット35は、2つの直立した
昇降アーム36をチャネルからスロット35内へ挿入できるようにする。また、
昇降アーム36の上端は、昇降機構に解放可能に取り付けられてもよい少なくとも1つの
アーム穴39も有する。
昇降アーム36は下端リム36aを有し、この下端リム36aは、スロット35よりも僅かに幅広く、
昇降アーム36がスロット35を通過するのを防止する。
昇降アーム36は、該アームが
メインシャトル32のスロット35を通過する際に僅かに撓む柔軟なテーパ部36bを有してもよい。テーパ部36bは、スロット35を通過すると
、本体32aに対するスナップ嵌合をもたらすように拡張する。
昇降アーム36がスロット35内に挿入されてフィルタトレイ34がメインシャトル32内へスライド可能に挿入された後に、
昇降アーム36がシャトル本体32aとフィルタトレイ本体34aとの間に捕捉されるのが分かる。その結果、
昇降アーム36を押すおよび/または引くことにより、キャリッジアセンブリ30およびフィルタカプセル12が垂直方向に移動する。また、キャリッジアセンブリ30は、2つの直立した
昇降アーム36を上昇および下降させる昇降機構に応答して上昇および下降されてもよいことが分かる。組み立てを容易にするため、フィルタトレイ本体34aは、フィルタトレイ34がメインシャトル32内に挿入されるときにアームの
下端リム36aのための隙間を与える張出部31を形成する。
【0024】
[0038]メインシャトル32は、バルブアクチュエータ38を受けるための少なくとも1つのアクチュエータスロット43、好ましくは2つの
アクチュエータスロット43も有しており、バルブアクチュエータ38が非作用位置と作用位置との間で移動できるようにする。バルブアクチュエータ38は、2組の平行バーにより形成される略H形状のベース45と、2組の直立した平行脚46と、アクチュエータスロット43を通じて下方へ突出する少なくとも1つの
アクチュエータピン44、好ましくは2つの
アクチュエータピン44とを有することが好ましい。非作用位置において、キャリッジアセンブリ30内に配置されるアクチュエータスプリング47は、アクチュエータ38をメインブラケットチャネルの開口へ向けて(すなわち、
図3の左側に)外側に付勢する。作用位置において、フィルタカプセル12は、該フィルタカプセル12がキャリッジアセンブリ30内へスライド可能に挿入される際に、
アクチュエータスプリング47の付勢に打ち勝って
アクチュエータピン44をブラケット後壁へ向けて(すなわち、
図3の右側に)押圧する。フィルタ12が
アクチュエータピン44を押圧すると、直立
した平行脚46を含むバルブアクチュエータ38全体が作用位置に移動される。フィルタ12がキャリッジアセンブリから取り外されると、
アクチュエータスプリング47は、
アクチュエータピン44をチャネル開口33へ向けて押圧し、それにより、バルブアクチュエータ38を作用位置から非作用位置に移動させる。本発明の好ましい実施形態では、フィルタカプセルがキャリッジアセンブリ内に装填されるときにだけバルブアクチュエータが作用位置にあるのが分かる。
【0025】
[0039]メインシャトル32が穴16a,18aを有し、また、フィルタトレイ34が穴16b,18bを有しており、これらの穴は、
入口バルブおよび出口バルブ16,18にそれぞれ対応するとともに、
入口バルブおよび出口バルブ16,18がキャリッジアセンブリ30を通過してフィルタ12と共に流体密のシールを形成できるようにする。これらの穴は、バルブアクチュエータ38が非作用位置と作用位置との間で移動する際にこれらの穴が塞がれないように配置されるのが分かる。
【0026】
[0040]
図4〜
図12に更に詳しく示される
入口バルブおよび出口バルブ16,18は、濾過されるべき流体/気体の流れの供給源に接続されてもよい。マニホールド10は、少なくとも1つのバルブ50、好ましくは入口バルブおよび出口バルブ16,18を有する。他の実施形態では、フィルタカプセル12内の空気を抜くために第3のバルブが使用されてもよい。バルブ50は、バルブハウジング53内に配置される
バルブ取付具52と、上側ポートキャップ54と、スプリングプレート55とを有する。バルブハウジング53は、雄ねじをその上部および下部に有する。
上側ポートキャップ54は、流体密のシールを形成するためにバルブハウジング53の上部の雄ねじと協働する雌ねじを有する。バルブ取付具52およびスプリングプレート55は、
バルブハウジング53と
上側ポートキャップ54との間に配置されて保持される。
【0027】
[0041]バルブは、スプリングプレート55と楔状スリーブ57との間に配置されるスプリング56を有する。スプリングプレート55よりも僅かに幅広いバルブハウジング53は、スプリング56が楔状スリーブ57を
図4〜
図12では下向きであるスプリングプレート55から離れる方向に付勢できるようにスプリングプレート55の一方側を固定する。ピンチアーム58がバルブハウジング53に取り付けられており、この場合、ピンチアームは、
図6に示される開位置と、
図7に示される中間位置と、
図8に示される閉位置との間でスプリングピン59を中心に回動できるようになっている。
【0028】
[0042]バルブは、ピンチアーム58によって開閉され得るシールチューブ60を有する。シールチューブ60は
ピンチアーム58によって挟まれて閉じられるため、
シールチューブ60は高弾性高分子材料から形成されることが好ましい。シールチューブ60の一端部は、バルブ取付具52の一端にある複数の返し、歯、または、溝52aに圧入態様で取り付けられてもよい。カプセルポート62が複数の返し、歯、または、溝62aを使用してシールチューブ60の他端に圧入態様で取り付けられてもよい。弁取付具52およびカプセルポート62の返し付き端部は、バルブ取付具52とカプセルポート62とバルブハウジング53との間でのシールチューブ60の圧縮を容易にするべくテーパ状を成すことが好ましい。カプセルポート62は、該カプセルポート62がフィルタカプセルの入口ポートおよび出口ポート20a,20bと解放可能に係合できるようにバルブシステムの底部に配置される。カプセルポート62は、下側ポートキャップ64を使用してバルブハウジング53に固定される。
下側ポートキャップ64は、バルブハウジング53の下部にある雄ねじと協働する雌ねじを有する。流体密のシールがシールチューブ60とカプセルポート62との間に形成される。
図9〜
図10に最も良く示されるように、バルブ取付具52、シールチューブ60、および、カプセルポート62は、フィルタカプセル12と流体の流れとの間の流体連通を可能にする流体密の経路を形成する。
【0029】
[0043]楔状スリーブ57は、バルブハウジング53およびピンチアーム58をスライド可能に受けるようになっている第1の主穴66を有する。バルブ取付具52およびピンチアーム58に対してスライドするようになっている楔状スリーブ57は、
図6〜
図8にそれぞれ示されるように、(1)上側位置または開位置と、(2)中間の部分的に閉じられる位置と、(3)閉位置または下側位置との間で移動する。また、楔状スリーブ57は、スプリング56を受ける2つのスプリング穴68も有する。固定スプリングプレート55とスプリング穴68との間に配置されるスプリング56は、通常、楔状スリーブを
図4および
図8に示される閉位置または下側位置へ向けて下方へ付勢する。
【0030】
[0044]
図6〜
図8に最も良く示されるように、
第1の主穴66は、該穴の上端から下端へ向けて外側にテーパ状を成す2つのテーパ壁67を有する。楔状スリーブ57の垂直移動がピンチアーム
58を開位置と閉位置との間で回動させるのが分かる。
図6に示されるように、楔状スリーブ57が上側位置または開位置にあると、ピンチアーム58が
第1の主穴66の最も幅広い部分と係合し、それにより、弾性シールチューブ60、および、存在する場合には
シールチューブ60内の内部流体圧力は、ピンチアーム58を
シールチューブ60から離れるように外側に付勢することができる。楔状スリーブ57がバルブ
取付具52に対して下方へ移動するにつれて、テーパ壁67が、アーム58と係合して、これらのアームを
図7に示される中間の部分的に閉じられる位置にシールチューブ60に向けて内側に押圧し始める。楔状スリーブ57が
図8に示される閉位置に達すると、テーパ壁の最も狭い部分が、ピンチアーム58と係合して、
ピンチアーム58がシールチューブ60を締め付けて閉じるように
ピンチアーム58を内側に付勢し、それにより、流体が
入口バルブおよび出口バルブ16,18を通過するのを防止する。
【0031】
[0045]本発明によれば、
入口バルブおよび出口バルブ16,18およびキャリッジアセンブリ30は、互いに協働してバルブを開閉する。
入口バルブおよび出口バルブ16,18が概ねマニホールドハウジング内に配置されるのが分かる。
図9〜
図12を参照すれば分かるように、キャリッジアセンブリ30が下側位置から上側位置へ向けて上方に移動すると、バルブアクチュエータ38が楔状スリーブ57と選択的に係合して楔状スリーブ57を上方へ押し上げて、
入口バルブおよび出口バルブ16,18を開くことができる。本発明の1つの態様によれば、バルブアクチュエータ
38は、フィルタカプセル12がキャリッジアセンブリ
30内に配置されるときにだけ
入口バルブおよび出口バルブ16,18を開くべく楔状スリーブ
57と係合する。フィルタカプセル12がキャリッジアセンブリ30内に装填されない場合には、キャリッジアセンブリ30が上方に移動するが、バルブアクチュエータ38は、楔状スリーブ57と係合せず、楔状スリーブを押さない。図を簡略化するために、
図9〜
図12には昇降アーム36が示されないが、昇降アーム36は、キャリッジアセンブリ30を下側位置と上側位置との間で移動させるために使用される。
【0032】
[0046]
図9〜
図10は、フィルタカプセル12を伴わないキャリッジアセンブリ30を示す。フィルタカプセルがキャリッジアセンブリ内に装填されるまで、アクチュエータスプリング47が
バルブアクチュエータ38をチャネル開口33へ向けて(すなわち、
図9〜
図12の右側に)付勢するため、バルブアクチュエータ38は
図9に示される非作用位置にとどまる。
直立した平行脚46のうちの少なくとも1つは、楔状スリーブ57の両側の凹部57aの下側に配置される。キャリッジアセンブリ30が上側位置まで上昇されると、
図10に最も良く示されるように、
直立した平行脚46
の1つは、凹部57aに嵌まり込んで、楔状スリーブ57と係合しない。
他の直立した平行脚46は楔状スリーブ57と係合しない。このように、フィルタカプセル12がキャリッジアセンブリ30内に装填されないときには、
入口バルブおよび出口バルブ
16,18は閉じられたままである。
【0033】
[0047]
図11〜
図12は、フィルタカプセル12が装填されたキャリッジアセンブリ30を示す。フィルタカプセル12がチャネル33内に挿入されると、カプセル12は、
アクチュエータスロット43を貫通してチャネル内のフィルタカプセル12の経路内に突出するアクチュエータピン44と係合する。フィルタカプセルの内側への(すなわち、
図11〜
図12の左側への)移動に応じて、フィルタカプセルは、アクチュエータピン44と係合して、アクチュエータスプリング47の付勢力に打ち勝ち、
アクチュエータピン44およびバルブアクチュエータ38を作用位置に(すなわち、
図11〜
図12の左側に)押圧する。バルブアクチュエータ38が
図11〜
図12に示される作用位置にあると、
直立した平行脚46が楔状スリーブ57の真下に配置される。したがって、キャリッジアセンブリ30が上側位置まで上昇されると、
直立した平行脚46は、
図12に最も良く示されるように楔状スリーブ57の底部と係合して、楔状スリーブ57を開位置へ向けて上方に押し上げる。開位置では、テーパ壁67がピンチアーム58から離脱し、それにより、シールチューブ60、および、存在する場合には内部流体圧力は、ピンチアーム58をそれらの開位置に付勢することができる。バルブ16,18が常時閉じられるように付勢され、フィルタカプセル12がキャリッジアセンブリ30内に存在しない限り
入口バルブおよび出口バルブ16,18が開かないことが分かる。
【0034】
[0048]昇降アセンブリが
図13〜
図16に示される。
図13は、マニホールドハウジング80の内部を示しており、
マニホールドハウジング80の内側に配置される昇降アセンブリの分解図を示している。図を簡略化するため、ハンドル24は
図13には示さない。
図14〜
図16は、ユーザがアームを回転させる際の、
図14に示される初期位置または開位置と、
図15に示される中間位置と、
図16に示される最終位置または閉位置との間の昇降アセンブリの動きを示す。ユーザがアームを開位置と閉位置との間で回転させると、昇降アセンブリは、キャリッジアセンブリ30を(1)
図14に示される下側位置または初期位置と、(2)
図15に示される中間位置と、(3)
図1および
図16に示される上側位置または作用位置との間で略垂直方向に移動させる。キャリッジアセンブリ30が初期位置にあるときに、
図2に最も良く示されるようにフィルタカプセル12をキャリッジアセンブリ30へ解放可能に挿入できるとともにキャリッジアセンブリ30から抜去できる。
図14〜
図16では、フィルタカプセル12が破線で示される。ハンドル24が
図14における開位置から
図15における中間位置および
図16における閉位置に回転されると、ハンドル24は、キャリッジアセンブリ30およびフィルタカプセル12を初期位置または下側位置から最終位置または上側位置に上昇させる。
【0035】
[0049]
図13を参照すると、キャリッジアセンブリ30がマニホールド
ハウジング80の底部付近に配置される。左右の支持構造体81,82がキャリッジアセンブリ
30の上端に装着される。
図17は、左側支持構造体81、2つのバルブ16,18、および、バルブアクチュエータ38の1つの実施形態を示す。
左右の支持構造体81,82は、
2つのバルブ16,18を受けて保持するようになっている2つの上端開口89および下端開口90を有する。上端開口89は、ユーザが流体ラインをバルブ50に取り付けて取付具を設置する際にバルブ50が回転するのを防止するために六角形に形成されることが好ましい。
図17は、バルブのカプセルポート62がバルブアクチュエータ38のフレームを貫通する状態を概略的に示す。
左右の支持構造体81,82は、2つの支持体を互いに結合させることを容易にする複数の協働ピン92を有してもよい。マニホールド
ハウジング80が完全に組み立てられると、フロントプレートおよびサイドプレート83,84(
図1に示される)がマニホールドの内部を覆う。
【0036】
[0050]
図13に示される昇降アセンブリを参照すると、右側支持構造体82は、クランクリンク104を受けるようになっている突出シャフト102を有する。クランクリンク104は
突出シャフト102に嵌合する穴106を有しており、この穴106は、
図14に示される開位置と
図16に示される閉位置との間でそのクランクリンク104が回転できるようにする。また、クランクリンク104は、右側支持壁82のロック隆起部108,109と戻り止め態様で協働して昇降アセンブリを開位置および閉位置に保持する戻り止め107も有する。クランクリンク104は、歯105aを伴うロック軸部105を有する。ハンドル24は、クランクリンク104およびハンドル24を一緒にロックするために歯105aと協働するロック歯を有する。したがって、クランクリンク104は、ユーザによるハンドル24の回転に応じて
突出シャフト102の周りで回転する。
【0037】
[0051]スライダリンク110の一端は、昇降アーム36の
アーム穴39に嵌まり込むようになっている軸部112を有する。スライダリンク110の他端は、クランクリンク104上のシャフト111を受けるようになっている穴114を有する。マニホールドが組み立てられると、スライダリンク110が右側支持構造体82とクランクリンク104との間に配置され、スライダリンク110がアーム穴39およびシャフト111に対して回動する。右側支持構造体82は、
軸部112が垂直方向に移動できるようにするスロット96を壁に有する。
【0038】
[0052]昇降アセンブリを動作させるために、ハンドル24およびキャリッジアセンブリ30が
図14に示される初期開位置で始動する。この開位置では、フィルタカプセル12をキャリッジアセンブリ30内に挿入できるとともにキャリッジアセンブリ30から抜去できる。戻り止め107とロック隆起部108とが戻り止め態様で協働してクランクリンク104を開位置に保持する。
図14において、アーム穴39と
シャフト111とに対して回動可能に固定されるスライダリンク110は、通常は、クランクリンク104の背後に位置されており、正面図では通常は見えない。しかしながら、スライダリンク110の動作を明らかにするために、スライダリンク110が破線で示される。ハンドル24が閉位置へ向けて回転されると、歯105a,105bによりハンドル24に対して回転方向でロックされるクランクリンク104は、開位置(すなわち、
図14)から閉位置(すなわち、
図16)へ向けて回転する。スライダリンク110と
シャフト111との間の回動可能な接続がハンドル24/クランクリンク104の回転動作をスライダリンクの
軸部112およびキャリッジアセンブリの昇降アーム36の垂直動作に変換するのが分かる。したがって、ユーザは、フィルタカプセル12をキャリッジアセンブリ内に挿入して、ハンドル24を回転させることによりフィルタカプセル12を上昇させて
入口バルブおよび出口バルブ16,18とシール係合させることができる。ハンドル24が閉位置まで回転されると、戻り止め107がロック隆起部109と戻り止め態様で係合して、昇降アセンブリおよびフィルタカプセル12が上側の作用位置に保持される。作用位置でのフィルタカプセル12の存在によって、バルブが開くことができるとともに、流体の流れがフィルタカプセル12の入口ポートおよび出口ポート20a,20bにアクセスできるのが分かる。
【0039】
[0053]濾過プロセスが完了されると、ハンドル24を閉位置(
図16)から開位置(
図14)に回転させることによってフィルタカプセル12をマニホールドシステム10から取り外すことができる。ハンドル24が開位置へ向けて回転されると、歯105a,105bによりハンドル24に対して回転方向でロックされるクランクリンク104が閉位置から開位置へ向けて回転する。戻り止め107がロック隆起部109から解放する。スライダリンク110と
シャフト111との間の回動可能な接続は、ハンドル24/クランクリンク104の時計回りの回転動作を(
図14〜
図16に示されるように)スライダリンクの
軸部112およびキャリッジアセンブリの昇降アーム36の下向きの垂直動作に変換する。
【0040】
[0054]昇降アーム36がキャリッジアセンブリを下降させると、バルブアクチュエータ38および
直立した平行脚46も楔状スリーブ57から離れるように下降される。
直立した平行脚46の下向きの動きに応じて
、スプリング56の下向きの付勢力が楔状スリーブ57を下方へ移動させる。楔状スリーブ57の下方への移動により、テーパ壁67がピンチアーム58と係合してピンチアーム58を開位置(
図6)から閉位置(
図8)に回動させる。ピンチアーム58に作用する力は、チューブ60の弾性材料および
シールチューブ60内の任意の流体圧力に打ち勝ち、それにより、バルブ50を閉じて、任意の流体/気体の流れがバルブ50を通過することを防止する。フィルタカプセル12の不存在がバルブ50の閉塞を自動的にもたらすことが分かる。
【0041】
[0055]ハンドル24が開位置に回転されると、戻り止め107がロック隆起部108
と係合して、昇降アセンブリが下側の開位置に保持される。キャリッジアセンブリが下側位置または初期位置に配置されると、ユーザは、フィンガタブ23を使用してフィルタカプセル12をフィルタトレイ34から引き出すことができる。
【0042】
[0056]この開示は、例示的であって包括的でないように意図される。開示は、多くの変形例および代替例を当業者に示唆する。これらの変形例および代替例の全ては、本発明の範囲内および添付の特許請求の範囲内に含まれるように意図される。当該技術に精通している者は、本明細書中に記載される実施形態と等価であって本発明の範囲内および添付の特許請求の範囲内に含まれるように意図される他の等価物を認識できる。