(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
葬祭に関する情報の預託を受け付けるwebサーバである預託webサーバと、前記預託webサーバに接続されて預託情報を格納して加工する預託アプリサーバと、ネットワークとネットワークに接続されて訃報やお悔み広告を掲載するお悔みwebサーバと、ネットワークに接続されるお悔みwebサーバを制御するお悔みアプリサーバと、前記お悔みwebサーバに接続されて前記お悔みwebサーバのデータを格納するお悔みwebデータベースと、前記お悔みアプリサーバに接続されて前記お悔みアプリサーバのデータを格納するお悔みアプリデータベースとを備え、この預託webサーバは、ネットワークを介して預託を行うユーザが利用するための顧客パソコンとからなり、
お悔みアプリデータベースは、リンク判定プログラムと、データ転送プログラムとが格納され、
リンク判定プログラムは、登録画面データにおいて、リンク可否情報としてリンク可否ラジオボタンで「可」が選択された場合に、登録番号を預託webサーバへリンク請求信号を送信して、預託webサーバからリンクアドレスデータを受信する機能を備え、
預託webサーバによって預託されている対象者の生前に依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報が預託され、
預託アプリサーバがこれらの依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報の少なくとも一つから映像ソフト生成プログラムにより予め葬祭用映像データを編集して作成して保管し、
預託されている対象者の没後の葬祭場において葬祭用映像データ再生できるように葬祭場にある式場サーバまたは移動サーバに預託アプリサーバから葬祭用映像データを送信し、
預託されている対象者の方が逝去され、遺族により式典情報は顧客パソコンからお悔みwebサーバへ送信され、式典情報は顧客パソコンからお悔みwebサーバへ送信され、お悔みwebサーバからお悔み葬儀情報の要求信号があるたびに、
データ転送プログラムが起動し、リンク可否情報がリンク可であれば、リンクデータ要求信号を預託アプリサーバへ請求信号を送信することで、
リンクアドレスを伴った預託されている対象者の生前預託したお悔み葬儀情報の掲載されたwebページデータを生成される葬祭メディア提供システム。
通夜または告別式の開催情報が掲載されたwebページに前記預託webサーバによって依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報へのリンク情報が同時に掲載される請求項1に記載の葬祭メディア提供システム。
通夜または告別式の開催情報をwebページに掲載するのは、遺族又は葬儀社又はマスメディアのいずれかが情報を提供することを特徴とする請求項1に記載の葬祭メディア提供システム。
通夜または告別式の開催情報が掲載されたwebページに前記預託webサーバによって依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報へのリンク情報が同時に掲載される請求項5に記載の葬祭メディア提供方法。
通夜または告別式の開催情報をwebページに掲載するのは、遺族又は葬儀社又はマスメディアのいずれかが情報を提供することを特徴とする請求項1に記載の請求項5に記載の葬祭メディア提供方法。
葬祭に関する情報の預託を受け付けるwebサーバである預託webサーバと、前記預託webサーバに接続されて預託情報を格納して加工する預託アプリサーバとを備え、この預託webサーバは、ネットワークを介して預託を行うユーザが利用するための顧客パソコン及び預託アプリサーバが加工した預託情報を葬祭場で再生するためのサーバである式場サーバとネットワークに接続されて訃報やお悔み広告を掲載するお悔みwebサーバと、ネットワークに接続されるお悔みwebサーバを制御するお悔みアプリサーバと、前記お悔みwebサーバに接続されて前記お悔みwebサーバのデータを格納するお悔みwebデータベースと、前記お悔みアプリサーバに接続されて前記お悔みアプリサーバのデータを格納するお悔みアプリデータベースとからなる葬祭メディア提供システムに、
前記お悔みアプリサーバに接続されて前記お悔みアプリサーバのデータを格納するお悔みアプリデータベースとを備え、
お悔みアプリデータベースは、リンク判定プログラムと、データ転送プログラムとが格納され、
リンク判定プログラムは、登録画面データにおいて、リンク可否情報としてリンク可否ラジオボタンで「可」が選択された場合に、登録番号を預託webサーバへリンク請求信号を送信して、預託webサーバからリンクアドレスデータを受信する機能を備え、
預託webサーバによって預託されている対象者の生前に依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報が預託させ、
預託アプリサーバがこれらの依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報の少なくとも一つから映像ソフト生成プログラムにより予め葬祭用映像データを編集して作成して保管し、
預託されている対象者の没後の葬祭場において葬祭用映像データ再生できるように葬祭場にある式場サーバに預託アプリサーバから葬祭用映像データを送信させ、
預託アプリサーバがこれらの依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報の少なくとも一つから映像ソフト生成プログラムにより予め葬祭用映像データを編集して作成して保管し、
依頼者の没後の葬祭場において葬祭用映像データ再生できるように葬祭場にある式場サーバまたは移動サーバに預託アプリサーバから葬祭用映像データを送信し、
預託されている対象者の方が逝去され、遺族により式典情報は顧客パソコンからお悔みwebサーバへ送信され、式典情報は顧客パソコンからお悔みwebサーバへ送信され、お悔みwebサーバからお悔み葬儀情報の要求信号があるたびに、
データ転送プログラムが起動し、リンク可否情報がリンク可であれば、リンクデータ要求信号を預託アプリサーバへ請求信号を送信することで、
リンクアドレスを伴った預託されている対象者の生前預託したお悔み葬儀情報の掲載されたwebページデータを生成されるための葬祭メディア提供プログラム。
通夜または告別式の開催情報が掲載されたwebページに前記預託webサーバによって依頼者のメッセージと映像と画像と音声情報へのリンク情報が同時に掲載される請求項8に記載の葬祭メディア提供プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0017】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
(本発明の構成)
(全体構成)
図1は、本発明に係る葬祭メディア提供システムの構成を示すブロックダイヤグラムである。この葬祭メディア提供システムは、葬祭を主催する喪主又は生前に葬祭を計画する依頼者から故人に関するメッセージ、画像、映像データをネットワーク経由で受領し、葬祭時に葬祭に参列する参列者に提供することにより故人を偲ぶ機会を提供するシステムである。このシステムは、葬祭に関する情報の預託を受け付けるwebサーバである預託webサーバ2と、預託webサーバ2に接続されて預託情報を格納して加工する預託アプリサーバ4とを備える。この預託webサーバ2は、ネットワーク8を介して預託を行うユーザが利用するための顧客パソコン12,14,16及び預託アプリサーバ4が加工した預託情報を葬祭場で再生するためのサーバである式場サーバ18と接続される。
【0019】
(預託webサーバの構成)
図2は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおける預託webサーバの構成図である。この預託webサーバ2は、webデータベース(DB)6と連結される。また、この預託webサーバ2は、通信ポート34を介してネットワーク8と連結され、さらに通信ポート34は、I/Oポート36に連結され、I/Oポート36が共通バスライン32に連結される。一方、この共通バスライン32を介してCPU38、ROM40、RAM42とメインの記憶手段であるハードディスク(HDD)から構成されるプログラム格納部30と連結される。
【0020】
預託webサーバ2に内蔵されるハードディスク(HDD)から構成されるプログラム格納部30は、顧客パソコン等の要求に応じてwebページを送信するwebデータ送信プログラム44と、webページで経由で入力されたデータを転送するデータ転送プログラム46が格納される。
【0021】
一方、webデータベース(DB)6は、メインメニューのwebデータであるメインメニュー画面データ48と、登録画面のwebページである登録画面データ50と、メッセージ・写真・映像の預託依頼画面データ52とを格納している。このwebデータベース(DB)6は、I/Oポート36を介してCPU38に連結される。
【0022】
(預託アプリサーバ4の構成)
一方、
図3は本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおける預託アプリサーバの構成図である。この預託アプリサーバ4は、アプリデータベース(DB)10と連結される。また、この預託アプリサーバ4は、通信ポート64を介して預託webサーバ2と連結され、さらに通信ポート64は、I/Oポート66に連結され、I/Oポート66が共通バスライン62に連結される。一方、この共通バスライン62を介してCPU68、ROM70、RAM72とメインの記憶手段であるハードディスク(HDD)から構成されるプログラム格納部60と連結される。
【0023】
サーバに内蔵されるハードディスク(HDD)から構成されるプログラム格納部60は、預託webサーバ2から送信されるデータをアプリデータベース(DB)10に格納するデータ格納プログラム74と、ユーザ登録するデータからID番号を生成するID番号決定プログラム76と、ログイン時に入力されたID番号とパスワードを認証するID番号判定プログラム78と、預託されたデータから映像ソフトを生成する映像ソフト生成プログラム80と、生成された映像ソフトデータを式場サーバ18に転送するデータ転送プログラム82が格納される。
【0024】
一方、アプリデータベース(DB)10は、ユーザ登録データ84と、ID、パスワードデータ86と、葬祭データ88と、メッセージ・写真・映像データ90と、映像ソフトデータ92とが格納される。
【0025】
ユーザ登録データ84は、氏名142、登録用パスワード144、メールアドレス146、住所150、クレジットカードの会社名152、クレジットカード番号154と、クレジットカードの有効期限156からなるデータがID毎に格納される。
【0026】
ID、パスワードデータ86は、ID番号決定プログラム76の生成するプログラム76と、顧客がユーザ登録時に指定するパスワードが格納される。
【0027】
葬祭データ88は、依頼者が生前に自らまたは将来逝去が予測される対象者の死後の葬祭を準備して依頼する生前預託と、既に対象者が逝去している場合は故人委託のいずれかとなるが、その旨の情報が登録番号毎に格納される。さらに、登録者と故人が異なる場合の故人名、葬祭時の宗教、宗派、式典会場、通夜日程と時間、葬儀の日程と日時、映像ソフトデータ92を葬祭後にweb上で公開するか否かの可否情報とから構成される。
【0028】
メッセージ・写真・映像データ90は、故人によるテキストベースの文章メッセージデータ166と、故人または関係者による手書き文字等をスキャナ等で読み取った画像データ168と、故人の遺影や在りし日々の写真データ170と、在りし日々の動画データ172,174と、故人の好んだ音楽、または葬祭時に演奏を希望する音楽データ176、依頼者メッセージデータ178、音声メッセージデータ180から構成される。
【0029】
映像ソフトデータ92は、メッセージ・写真・映像データ90から、生成されるデータである。
【0030】
このアプリデータベース(DB)10は、は、I/Oポート66を介してCPU68に連結される。
【0031】
(式場サーバ18の構成)
続いて、
図4は本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおける式場サーバ18の構成図である。この式場サーバ18は、式場データベース(DB)20と連結される。また、この式場サーバ18は、通信ポート104を介してネットワーク8と連結され、さらに通信ポート104は、I/Oポート108に連結され、I/Oポート108が共通バスライン102に連結される。一方、この共通バスライン102を介してCPU110、ROM112、RAM114とメインの記憶手段であるハードディスク(HDD)から構成されるプログラム格納部100と連結される。
【0032】
サーバに内蔵されるハードディスク(HDD)から構成されるプログラム格納部100は、預託アプリサーバ4から送信されるデータを式場データベース(DB)20に格納するデータ格納プログラム116と、登録された故人の遺影や在りし日々の写真データ170から故人の遺影をモニタやプロジェクタで投影させる遺影表示プログラム118と、預託アプリサーバ4が生成して式場サーバ18に転送する映像ソフトや、登録された故人の遺影や在りし日々の写真データ170、音源メッセージ・書面メッセージを式場サーバに接続されるモニタやプロジェクタで投影させて再生する映像ソフト再生プログラム120が格納される。
【0033】
一方、式場データベース(DB)20は、ユーザ登録データ122と、遺影データ124と、映像ソフトデータ126と、葬祭データ128とが格納される。
【0034】
ユーザ登録データ122は、氏名142、登録用パスワード144、メールアドレス146、住所150、クレジットカードの会社名152、クレジットカード番号154と、クレジットカードの有効期限156からなるデータがID毎に格納される。
【0035】
遺影データ124は、登録された故人の遺影や在りし日々の写真データ170から故人の遺影を登録番号182毎に集めたものである。
【0036】
映像ソフトデータ126は、メッセージ・写真・映像データ90から、生成されるデータであって預託アプリサーバ4より転送されたものである。
【0037】
葬祭データ128は、依頼者が生前に自らまたは将来逝去が予測される対象者の死後の葬祭を準備して依頼する生前預託と、既に対象者が逝去している場合は故人委託のいずれかとなるが、その旨の情報が登録番号毎に格納される。さらに、登録者と故人が異なる場合の故人名、葬祭時の宗教、宗派、式典会場、通夜日程と時間、葬儀の日程と日時、映像ソフトデータ92を葬祭後にweb上で公開するか否かの可否情報とから構成される。
【0038】
この式場データベース(DB)20は、は、I/Oポート108を介してCPU110に連結される。
【0039】
(本発明の動作)
(登録動作)
図5は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるデータ登録のフローチャートである。この
図5を用いて本発明に係る葬祭メディア提供システムの動作について説明する。
【0040】
ここでは、自らの葬祭について自らのメッセージを自らの葬祭に参列する参列者に伝達することを希望する依頼者が、顧客パソコンAを使用して本発明のシステムに登録する工程について説明する。
【0041】
依頼者は、顧客パソコンA12に搭載されるwebブラウザより本発明に係るシステムのwebアドレスを直接入力または、検索エンジンサイト経由で調査して本発明のメニューシステムにアクセスするよう顧客パソコンA12を操作する。
【0042】
すると、webブラウザからの指示により、顧客パソコンA12は預託webサーバ2にメインメニューを表示するよう要求する信号を生成して、預託webサーバ2に送信する(A2)。
【0043】
預託webサーバ2に格納されるwebデータ送信プログラム44は、メインメニューを表示するよう要求する信号を受信すると、メインメニュー画面データ48を顧客パソコンA12に送信する(A4)。このメインメニュー画面は、
図6に示す画面である。
【0044】
続いて、webブラウザからの指示により、顧客パソコンA12は預託webサーバ2に登録画面を表示するよう要求する信号を生成して、預託webサーバ2に送信する(A6)。
【0045】
預託webサーバ2に格納されるwebデータ送信プログラム44は、登録画面を表示するよう要求する信号を受信すると、登録画面データ50を顧客パソコンA12に送信する(A8)。このメインメニュー画面は、
図7に示す画面である。
【0046】
登録画面において、webブラウザに、氏名142、登録用パスワード144、メールアドレス146、住所150、クレジットカードのカード会社名152、クレジットカード番号154、クレジットカードの有効期限156が入力される(A10)。
【0047】
A10工程で入力されたデータは、登録画面において、登録ボタン157が選択されると、顧客パソコンA12は預託webサーバ2に登録データを送信する信号を生成して、預託webサーバ2に送信する(A12)。
【0048】
預託webサーバ2に格納されるデータ転送プログラム46は、登録データを送信する信号を受信すると、登録データを預託アプリサーバ4に転送する(A14)。
【0049】
預託アプリサーバ4に格納されるデータ格納プログラム74が、転送された登録データを送信する信号を受信すると、アプリデータベース(DB)10に、webブラウザに、氏名142、登録用パスワード144、メールアドレス146、住所150、クレジットカードのカード会社名152、クレジットカード番号154、クレジットカードの有効期限156(以下登録データ)を格納する(A16)。
【0050】
さらに、預託アプリサーバ4に格納されるデータ格納プログラム74が、ID番号決定プログラム76が起動して、アプリデータベース(DB)10に格納されるID、パスワードデータ86において使用されていないID番号を選択して、今回登録したデータに対応するID番号を決定する(A18)。この際、データ格納プログラム74は、改めて確定したID番号とともに、登録データをユーザ登録データ84に格納する。格納されたデータ例を
図8に示す。ここで、番号、氏名、パスワード(PW),メールアドレス(Mail)、住所、会社、番号、期限が登録される。
【0051】
引き続いて、預託アプリサーバ4に格納されるID番号決定プログラム76は、確定したID番号情報と登録情報を、預託webサーバ2に転送する(A20)。
【0052】
確定したID番号情報を受信した預託webサーバ2は、データ転送プログラム46により、確定したID番号情報と登録情報を顧客パソコンA12に転送する(A22)。これにより、ID番号を含む登録情報を顧客パソコンA12で確認でき、登録手続が完了する。
【0053】
(メニュー画面)
図6は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるメニュー画面130の構成図である。
【0054】
メニュー画面130は、メッセージ・写真・映像の預託依頼ボタン132と、ユーザ登録ボタン134と、逝去のご連絡ボタン136と、ログインボタン138とから構成される。
【0055】
(ユーザ登録画面)
図7は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるユーザ登録画面の構成図である。
【0056】
ユーザ登録画面は、氏名入力枠142と、登録用パスワード入力枠144と、メールアドレス入力枠146と、メールアドレス再入力枠148と、住所入力枠150と、払込用クレジットカードの会社名入力枠152と、クレジットカードのカード番号入力枠154と、クレジットカードの有効期限入力枠156と、登録ボタン157とから構成される。
【0057】
(ユーザ登録データ)
図8は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるユーザ登録データの構成図である。データ毎にID番号、登録者の氏名、登録者のパスワード、登録者の電子メールアドレス、登録者の住所、登録者支払い用クレジットカードの会社名、登録者支払い用クレジットカードの番号、登録者支払い用クレジットカードの期限からなるデータである。
【0058】
(ログイン画面)
図9は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるログイン画面の構成図である。ID番号入力枠とパスワード入力枠とから構成される。
【0059】
(メッセージ・写真・映像の預託依頼1入力画面)
図10は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるメッセージ・写真・映像の預託依頼1入力画面の構成図である。この預託依頼画面には、登録番号入力枠160と、パスワード入力枠161と、ログイン入力枠163と、預託タイプ選択用の「生前」用ラジオボタンと、「故人」用ラジオボタン162と、故人名入力枠164と、本人メッセージ入力枠166と、書面メッセージデータファイル名入力枠168と、写真1データファイル名入力枠170と、映像1データファイル名入力枠172と、映像2データファイル名入力枠174と、音楽1データファイル名入力枠176と、依頼者メッセージ入力枠178と、音声メッセージデータファイル名入力枠180と、登録ボタン181とが配置される。
【0060】
(メッセージ・写真・映像の預託依頼2入力画面)
図11は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるメッセージ・写真・映像の預託依頼2入力画面の構成図である。メッセージ・写真・映像の預託依頼2入力画面は、登録番号入力枠182と、故人の宗教名入力枠186と、故人の宗派名入力枠188と、web発表の可否入力ラジオボタン196が設けられる。
【0061】
(逝去のご連絡及び預託確認1入力画面)
図12は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおける逝去のご連絡及び預託確認1画面の構成図である。この預託依頼画面には、登録番号入力枠160と、預託タイプ選択用の「生前」用ラジオボタンと、「遺族」用ラジオボタン162と、故人名入力枠164と、本人メッセージ入力枠166と、書面メッセージデータファイル名入力枠168と、写真1データファイル名入力枠170と、映像1データファイル名入力枠172と、映像2データファイル名入力枠174と、音楽1データファイル名入力枠176と、依頼者メッセージ入力枠178と、音声メッセージデータファイル名入力枠180と、確認ボタン179とが配置される。
【0062】
(逝去のご連絡及び預託確認1入力画面)
図13は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおける逝去のご連絡画面の構成図である。逝去のご連絡画面は、登録番号入力枠182と、故人の宗教名入力枠186と、故人の宗派名入力枠188と、故人の逝去日189と、式典会場名入力枠190と、通夜年月日開始時刻入力枠192と、葬儀年月日開始時刻入力枠194と、web発表の可否入力ラジオボタン196とが配置されている。
【0063】
(メッセージ・写真・映像の預託依頼工程)
図14は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるメッセージ・写真・映像の預託依頼のフローチャートである。
【0064】
ここでは、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにログインし、預託依頼を行う工程についてその動作について説明する。
【0065】
依頼者は、顧客パソコンA12に搭載されるwebブラウザに開示されるメニュー画面130においてログインボタン138を選択してログイン画面要求を行うと、顧客パソコンA12は預託webサーバ2にログインメニューを表示するよう要求する信号を生成して、預託webサーバ2に送信する(B2)。
【0066】
預託webサーバ2に格納されるwebデータ送信プログラム44は、ログインメニューを表示するよう要求する信号を受信すると、ログインメニュー画面データ158を顧客パソコンA12に送信する(B4)。
【0067】
顧客パソコンA12は、ログインメニュー画面にID番号と、パスワードが入力されて、ログインボタン163が選択されると、ID番号とパスワードが預託webサーバ2に送信される(B6)。
【0068】
預託webサーバ2は、顧客パソコンA12からID番号とパスワードが送信されると、データ転送プログラム46により、このID番号とパスワードを預託アプリサーバ4に転送する(B8)。
【0069】
預託アプリサーバ4は、このID番号とパスワードを受信すると、ID番号判定プログラム78が起動する。ID番号判定プログラム78は、ID番号を基にアプリデータベース(DB)10に格納されるID、パスワードデータ86を参照して、送信されたパスワードと格納されていたパスワードを比較して送信されたID番号を判定する(B10)。判定した結果、パスワードが一致しない場合は、その旨預託webサーバ2を介して顧客パソコン12へ送信される。
【0070】
判定した結果、パスワードが一致する場合は、ID番号判定プログラム78がログインを許可する(B12)。この場合、ログイン許可信号をID番号判定プログラム78により預託webサーバ2へ送信する。
【0071】
預託webサーバ2は、ログイン許可信号を受信するとwebデータ送信プログラム44によりメニュー画面130データを顧客パソコン12に送信し、データ転送プログラム46によりログイン許可信号を転送する(B14)。
【0072】
顧客パソコンA12は、メニュー画面130でメッセージ・写真・映像の預託依頼ボタン132を選択すると、メッセージ・写真・映像の預託依頼画面の表示要求信号が預託webサーバ2宛てに送信される(B16)。
【0073】
預託webサーバ2は、このメッセージ・写真・映像の預託依頼画面の表示要求信号を受信すると、このメッセージ・写真・映像の預託依頼画面データをwebデータ送信プログラム44により、顧客パソコン12へ送信する(B18)。
【0074】
顧客パソコンA12は、このメッセージ・写真・映像の預託依頼画面データを画面に表示させ、入力待ちとなる。入力されるのは、預託のタイプ、故人名、本人メッセージ、書面メッセージ、写真、映像、音楽、依頼者メッセージ、音声メッセージである。
【0075】
預託タイプは、自分の死後の葬祭の演出を考えている本人が生前に本システムの利用を考える場合は、「生前」ラジオボタンを選択する。一方、葬祭を検討している喪主等が入力する場合は、「故人」ラジオボタンを選択する。
【0076】
故人名は、「故人」ラジオボタンを選択した場合に、故人の氏名を故人名枠164に入力する。
【0077】
本人メッセージは、テキストによるメッセージである。本人が自らの没後に関係者に対して伝えたいメッセージを本人メッセージ枠166に入力する。
【0078】
書面メッセージは、書面等に記載され、スキャナ等で光学的に読み取りがなされ、画像データ化された書面メッセージデータであり、書面メッセージ枠170に入力する。
【0079】
写真1は、依頼者の近影等であって、さらに遺影として使用可能な肖像写真等のデータを入力する。その他、依頼者が掲載を希望する写真であってもよく、写真ファイルデータのデータ名を写真1入力枠172に入力する。
【0080】
映像1は、依頼者が掲載を希望する映像であり、映像ファイルデータのデータ名を映像1入力枠172に入力する。
【0081】
映像2は、映像1同様に依頼者が掲載を希望する映像であり、映像ファイルデータのデータ名を映像1入力枠174に入力する。
【0082】
音楽1は、依頼者の葬祭における葬送曲を選択して登録することができ、音声ファイルデータのデータ名を音楽1入力枠176に入力する。
【0083】
依頼者メッセージは、故人を送る側の代表として故人に対するメッセージを入力するためのものであり、依頼者メッセージ入力枠178に入力する。
【0084】
音声メッセージは、依頼者の音声によるメッセージ、依頼者の歌声、依頼者による楽器の演奏等による音声データファイルのファイル名を音声メッセージ入力枠180に入力する。
【0085】
顧客パソコンA12は、以上のデータを入力し、登録を行う場合は、登録ボタン181が選択される。登録ボタン181が選択されると、入力されたデータは、顧客パソコン12から預託webサーバ2へ送信される。
【0086】
預託webサーバ2におけるwebデータ送信プログラム44が、前記入力されたデータを受信すると、さらに、データ転送プログラム46により預託アプリサーバ4へ送信される(B22)。
【0087】
預託アプリサーバ4によるデータ格納プログラム74が、前記入力したデータを受信すると、アプリデータベース(DB)10のメッセージ・写真・映像データ90に格納してデータが登録される(B24)。次の工程は、
図13に記載される。
【0088】
図15は、本発明の第1実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるメッセージ・写真・映像の預託依頼のフローチャートである。
【0089】
データ格納プログラム74が、メッセージ・写真・映像データ90に格納してデータが登録されると、映像ソフト生成プログラム80が起動する。
【0090】
映像ソフト生成プログラム80は、予め故人紹介動画について、フレームを作成しておき、そのフレームに、入力されたメッセージ・写真・映像データをそれぞれ挿入することで、故人紹介動画を生成する(B26)。
【0091】
映像ソフト生成プログラム80は、完成した故人紹介動画をアプリデータベース(DB)10における映像ソフトデータ92に格納する(B28)。
【0092】
一方、生前本発明に係るシステムにメッセージ・写真・映像データを登録した場合であって、依頼者が逝去された場合について説明する。
【0093】
まず、依頼者である対象者が逝去される(B30)。
【0094】
この場合、逝去された依頼者の親族であって、葬儀を主催する喪主は、メニュー画面130において、逝去のご連絡ボタン136を選択する。すると、顧客パソコン12よりメニュー画面130要求の信号が送信される(B32)。
【0095】
預託webサーバ2は、メニュー画面130要求の信号を受信すると、webデータ送信プログラム44により逝去のご連絡画面180データが顧客パソコン12宛てに送信される(B34)。
【0096】
顧客パソコン12は、逝去のご連絡画面180データを受信すると、逝去のご連絡画面180を表示し、逝去のご連絡画面180入力待ち状態となる。そこで、故人となられた方の宗教、宗派、式典会場、通夜の日程時間、葬儀に日程時間およびweb発表の可否情報の入力が可能となる。
【0097】
宗教とは、故人並びに依頼者の方が葬儀を営む際に指定する宗教名であり、宗教名入力枠186に宗教名が入力される。
【0098】
宗派とは、宗教名のみでは葬儀方法等が確定しない場合に、教義・信仰対象などの違いや歴史的経緯により生じた分派であり、特に仏教において重要となり、故人の宗派名入力枠188に宗派名が入力される。
【0099】
式典会場とは、通夜または葬儀を開催する会場名であり、式典会場名入力枠190に式典会場名が入力される。
【0100】
通夜は、葬儀前夜に夜通しで行う儀式であり、その通夜の開始日時情報が必要であり、通夜年月日開始時刻入力枠192に通夜が開始される年月日と時刻が入力される。
【0101】
葬儀は、人の死を弔うために行われる祭儀、葬制の一部であり、その葬儀の開始日時情報が必要であり、葬儀年月日開始時刻入力枠194に葬儀が開始される年月日と時刻が入力される。
【0102】
web発表とは、制作された映像ソフトをwebページから外部向けに発信することで発表するものである。このweb発表の可否についてラジオボタンで選択される。以上を式典情報とする。
【0103】
以上の情報を式典情報を入力する。その後、式典情報は顧客パソコン12から預託webサーバ2へ送信される(B36)。
【0104】
預託webサーバ2は、式典情報を受信すると、データ転送プログラム46により、預託アプリサーバ4へ転送される(B38)。
【0105】
預託アプリサーバ4は、式典情報を受信すると、データ格納プログラム74が起動し、式典情報を葬祭データ88として、アプリデータベース(DB)10に格納する。
【0106】
さらに、データ転送プログラム82が起動し、映像ソフトデータを葬祭会場に配置される式場サーバ18へ映像ソフトデータを送信する(B42)。
【0107】
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0108】
(本発明の構成)
(全体構成)
なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる点についてのみ説明する。
【0109】
図16は、本発明に係る葬祭メディア提供システムの構成の第2の実施形態を示すブロックダイヤグラムである。この葬祭メディア提供システムは、葬祭を主催する喪主又は生前に葬祭を計画する依頼者から故人に関するメッセージ、画像、映像データをネットワーク経由で受領し、葬祭時に葬祭に参列する参列者に提供することにより故人を偲ぶ機会を提供するシステムである。このシステムは、葬祭に関する情報の預託を受け付けるwebサーバである預託webサーバ2と、預託webサーバ2に接続されて預託情報を格納して加工する預託アプリサーバ4とを備える。この預託webサーバ2は、ネットワーク8を介して預託を行うユーザが利用するための顧客パソコン12,14,16と接続される。
【0110】
この形態では、式場サーバはなく、代わりに移動サーバを備える。預託アプリサーバから葬祭用映像データを移動サ−バに保管して式場に持ち込み、葬祭用映像データ等を再生する。
【0111】
続いて、実施の形態1と異なるフローチャートについてのみ説明する。
図15は、本発明の第2実施形態に係る葬祭メディア提供システムにおけるメッセージ・写真・映像の預託依頼のフローチャートである。
【0112】
データ格納プログラム74が、メッセージ・写真・映像データ90に格納してデータが登録されると、映像ソフト生成プログラム80が起動する。
【0113】
映像ソフト生成プログラム80は、予め故人紹介動画について、フレームを作成しておき、そのフレームに、入力されたメッセージ・写真・映像データをそれぞれ挿入することで、故人紹介動画を生成する(B26)。
【0114】
映像ソフト生成プログラム80は、完成した故人紹介動画をアプリデータベース(DB)10における映像ソフトデータ92に格納する(B28)。
【0115】
一方、生前本発明に係るシステムにメッセージ・写真・映像データを登録した場合であって、依頼者が逝去された場合について説明する。
【0116】
まず、依頼者である対象者が逝去される(B30)。
【0117】
この場合、逝去された依頼者の親族であって、葬儀を主催する喪主は、メニュー画面130において、逝去のご連絡ボタン136を選択する。すると、顧客パソコン12よりメニュー画面130要求の信号が送信される(B32)。
【0118】
預託webサーバ2は、メニュー画面130要求の信号を受信すると、webデータ送信プログラム44により逝去のご連絡画面180データが顧客パソコン12宛てに送信される(B34)。
【0119】
顧客パソコン12は、逝去のご連絡画面180データを受信すると、逝去のご連絡画面180を表示し、逝去のご連絡画面180入力待ち状態となる。そこで、故人となられた方の宗教、宗派、式典会場、通夜の日程時間、葬儀に日程時間およびweb発表の可否情報の入力が可能となる。
【0120】
宗教とは、故人並びに依頼者の方が葬儀を営む際に指定する宗教名であり、宗教名入力枠186に宗教名が入力される。勿論、無宗教で執り行うこと場合は、無宗教と記入される。
【0121】
宗派とは、宗教名のみでは葬儀方法等が確定しない場合に、教義・信仰対象などの違いや歴史的経緯により生じた分派であり、特に仏教において重要となり、故人の宗派名入力枠188に宗派名が入力される。宗派名も記入を希望しない場合は、宗派名は未記入とすることも可能である。
【0122】
式典会場とは、通夜または葬儀を開催する会場名であり、式典会場名入力枠190に式典会場名が入力される。
【0123】
通夜は、葬儀前夜に夜通しで行う儀式であり、その通夜の開始日時情報が必要であり、通夜年月日開始時刻入力枠192に通夜が開始される年月日と時刻が入力される。
【0124】
葬儀は、人の死を弔うために行われる祭儀、葬制の一部であり、その葬儀の開始日時情報が必要であり、葬儀年月日開始時刻入力枠194に葬儀が開始される年月日と時刻が入力される。
【0125】
web発表とは、制作された映像ソフトをwebページから外部向けに発信することで発表するものである。このweb発表の可否についてラジオボタンで選択される。以上を式典情報とする。
【0126】
以上の情報を式典情報に入力する。その後、式典情報は顧客パソコン12から預託webサーバ2へ送信される(B36)。
【0127】
預託webサーバ2は、式典情報を受信すると、データ転送プログラム46により、預託アプリサーバ4へ転送される(B38)。
【0128】
預託アプリサーバ4は、式典情報を受信すると、データ格納プログラム74が起動し、式典情報を葬祭データ88として、アプリデータベース(DB)10に格納する(B42)。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0129】
(本発明の構成)
(全体構成)
なお、第3の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる点についてのみ
図18を用いて説明する。
【0130】
第一の実施の形態と異なるものとして、ネットワーク8に接続されて訃報やお悔み広告を掲載するお悔みwebサーバ200と、ネットワーク8に接続されるてお悔みwebサーバ200を制御するお悔みアプリサーバ202と、お悔みwebサーバ200に接続されてお悔みwebサーバ200のデータを格納するお悔みwebデータベース204と、お悔みアプリサーバ202に接続されてお悔みアプリサーバ202のデータを格納するお悔みアプリデータベース206とが追加されている。
【0131】
お悔みwebサーバ200は、
図19に示される通りであり、構成は
図2に示されるとおり、webデータベース(DB)6の内容を開示するものであり、お悔みwebサーバ200の構成と、預託webサーバ2との構成は同一である。詳細には、お悔みwebサーバ200は、お悔みwebデータベース204と連結される。また、このお悔みwebサーバ200は、通信ポート214を介してネットワーク8と連結され、さらに通信ポート214は、I/Oポート216に連結され、I/Oポート216が共通バスライン212に連結される。一方、この共通バスライン212を介してCPU218、ROM220、RAM222とメインの記憶手段であるハードディスク(HDD)から構成されるプログラム格納部210と連結される。
【0132】
プログラム格納部210は、webデータ送信プログラム224とデータ転送プログラム226が格納される。
【0133】
webデータ送信プログラム224は、例えば顧客パソコンA12からwebページアドレスとしてお悔みwebサーバ200のアドレスを指定して要求した場合に、後述のお悔みアプリサーバ202のデータ転送プログラム256に画面生成要求を行い、画面データをデータ転送プログラム256から受領したらそのデータを顧客パソコンA12へ送信して、顧客パソコンA12上のブラウザで表示できるようにする。
【0134】
データ転送プログラム226は、顧客パソコンA12からの入力されたデータをお悔みアプリサーバ202へ転送するプログラムである。
【0135】
一方、お悔みwebデータベース204は、インデックスページのデータであるメインメニュー画面データ228と、葬祭情報データを登録するためのページのデータである登録画面データ230と、メインメニュー画面データ228に続いて表示される県別訃報画面データ232と、預託webサーバ2のアドレスデータが格納されるリンクデータ233とから構成される。
【0136】
メインメニュー画面データ228は、
図22に示される。47都道府県の付されたボタンデータが配置される(276)。一頁で表示できない場合は、「次へ」ボタン274も表示される。
【0137】
47都道府県の付されたボタンデータが選択されると、都道府県毎の県別訃報画面データ232へ遷移する。「次へ」ボタン274が選択された場合は、画面278へ遷移する(
図23)。
【0138】
47都道府県の付されたボタンデータが選択されると、お悔みアプリサーバ202によって生成される全国版お悔み葬儀情報284が開示される(
図14)。例えば、北海道を選択した場合は、北海道の訃報情報が
図14の通り、市区町村毎に292に示すように表示される。また、リンクが可能とされた案件については、メッセージ、写真、映像などへリンクされる(
図24)。このリンク情報はリンクデータ233に格納される。
【0139】
お悔みアプリデータベース206は、略構成が、預託アプリサーバ4に類似している。プログラム格納部240に格納されるプログラムとして、データ格納プログラム254と、データ転送プログラム256と、リンク判定プログラム258が格納される。
【0140】
データ転送プログラム256は、登録画面データ230を用いて入力される葬祭データをお悔みアプリデータベース206に格納するプログラムである。また、お悔みwebサーバ200のwebデータ送信プログラム224の要求に応じて葬祭データ268とリンクデータ270からwebページデータを生成して、お悔みwebサーバ200に転送する機能を備える。
【0141】
データ転送プログラム256は、必要に応じて、式場サーバ18に転送する映像ソフトや、登録された故人の遺影や在りし日々の写真データ170、音源メッセージ・書面メッセージを式場サーバに接続されるモニタやプロジェクタで投影させて再生する映像ソフト再生プログラム120が格納される。
【0142】
リンク判定プログラム258は、登録画面データ230において、リンク可否ラジオボタン362で「可」が選択された場合に、登録番号を預託webサーバ2へリンク請求信号を送信して、預託webサーバ2からリンクアドレスデータを受信する機能を備える。
【0143】
お悔みアプリデータベース206は、その内部にユーザ登録データ264と、ID、パスワード266と、葬祭データ268と、リンクデータ270を格納する。
【0144】
ユーザ登録データ264は、喪主氏名298、喪主氏名ふりがな300、メールアドレス304、住所都道府県308、住所市町村310、住所番地312、住所建物314、逝去者氏名316、逝去者ふりがな318、逝去者肩書320、喪主の故人との関係情報322、カード会社名324、カード番号326、カード有効期限328が格納されるデータベースである。
【0145】
ID、パスワードデータ266は、登録用パスワード302、メールアドレス304が格納されるデータベースである。
【0146】
葬祭データ268は、登録番号334、宗教336、宗派338、逝去年月日340、逝去時刻342、式典会場名344、式典会場住所346、通夜年月日時刻348、告別式年月日時刻350、葬儀委員長名352、葬儀委員長肩書名354、葬儀社名356、葬儀社連絡先358、寺院名360、リンク可否情報362、web発表可否データ364が格納されるデータベースである。
【0147】
リンクデータ270は、預託webサーバ2に格納されるユーザの預託したデータのアドレス情報が格納される。
(動作)
以上の構成において、
図21〜25を用いて、本発明に係るお悔み葬儀情報掲示板への登録について説明する。
【0148】
顧客PC12を用いて登録する場合について説明する(
図21)。
【0149】
予め本システムの実施例1または2によって登録されている対象者の方が逝去される(D2)。
【0150】
この場合、逝去された依頼者の親族であって、葬儀を主催する喪主は、全国版お悔み葬儀情報278において、逝去のごお悔み葬儀情報登録ボタン283を選択する。すると、顧客パソコン12より掲示板ユーザ登録画面296要求の信号が送信される(D4)。
【0151】
お悔みwebサーバ200は、掲示板ユーザ登録画面296要求の信号を受信すると、webデータ送信プログラム224により掲示板ユーザ登録画面296データが顧客パソコン12宛てに送信される(D6)。
【0152】
顧客パソコン12は、掲示板ユーザ登録画面296データを受信すると、掲示板ユーザ登録画面296を表示し、
図25のように掲示板ユーザ登録画面296入力待ち状態となる。そこで、故人となられた方のユーザ登録データ264は、喪主氏名298、喪主氏名ふりがな300、メールアドレス304、住所都道府県308、住所市町村310、住所番地312、住所建物314、逝去者氏名316、逝去者ふりがな318、逝去者肩書320、喪主の故人との関係情報322、カード会社名324、カード番号326、カード有効期限328の入力が可能となる。
【0153】
入力終了したら、次へボタン330を選択する。次へボタン330を選択すると、入力されたデータは一時保存される。
【0154】
また、掲示板ユーザ登録2表示請求信号がお悔みwebサーバ200へ送信される。お悔みwebサーバ200は、掲示板ユーザ登録2画面表示請求信号を受けて、顧客パソコン12へ掲示板ユーザ登録2画面データを送信し、顧客パソコン12に表示させる。
【0155】
掲示板ユーザ登録2画面には、葬祭データ268は、登録番号334、宗教336、宗派338、逝去年月日340、逝去時刻342、式典会場名344、式典会場住所346、通夜年月日時刻348、告別式年月日時刻350、葬儀委員長名352、葬儀委員長肩書名354、葬儀社名356、葬儀社連絡先358、寺院名360、リンク可否情報362、web発表可否データ364が記載可能である。
【0156】
リンク可否情報362は、葬儀情報と実施の形態1,2で登録された個人のメッセージ、写真、映像データを葬儀情報にリンクするか否かを選択するものである。
【0157】
以上の情報を入力し、登録ボタン368を選択すると、式典情報は顧客パソコン12からお悔みwebサーバ200へ送信される(D8)。
【0158】
お悔みwebサーバ200は、式典情報を受信すると、データ転送プログラム226により、お悔みアプリサーバ202へ転送される(D8)。
【0159】
お悔みアプリサーバ202は、式典情報を受信すると、データ格納プログラム254が起動し、式典情報を葬祭データ268として、アプリデータベース(DB)206に格納する(D12)。
【0160】
さらに、データ転送プログラム256が起動し、リンク可否情報362がリンク可であれば、リンクデータ要求信号を預託アプリサーバ4へ請求信号を送信する(D16)。
【0161】
預託アプリサーバ4は、ユーザ登録データ84からリンクアドレスを生成してお悔みアプリサーバ202へ送信する(D18)。
【0162】
お悔みアプリサーバ202は、受信したリンクアドレスと、葬祭データ268からお悔み葬儀情報を葬祭データ268に格納する。
【0163】
その後、お悔みwebサーバ200からお悔み葬儀情報の要求信号があるたびに、リンクアドレスを伴ったお悔み葬儀情報の掲載されたwebページデータを生成する(D20)。
(第4の実施の形態)
以下、本発明の第4の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0164】
(本発明の構成)
(全体構成)
なお、第4の実施の形態では、第3の実施の形態と異なる点についてのみ
図27を用いて説明する。
【0165】
営まれる場合
実施の形態の構成との違いは、式場パソコン370がネットワーク8に接続されている点が異なる。
(動作)
本発明に係る第4の実施の形態における動作について
図28を用いて説明する。式場で葬儀が営まれる場合に、葬儀情報が発生することから、式場の職員が葬儀社での葬儀情報を逝去者の遺族の承諾を得た上で、式場パソコン370よりお悔みサーバ200に対してお悔み葬儀登録要求を行う(E4)。以後、リンク情報掲載工程(E20)まで、第3の実施の形態と同一である。
【0166】
本実施の形態では、リンク情報掲載工程(E20)の後に特定の対象者のみが閲覧できる、または、非リンクアドレスにより遺族確認用のダミー葬儀情報ページの掲載を行う(E22)。
【0167】
その後、電子メール等により遺族の利用する顧客パソコン12宛てにダミー葬儀情報ページの確認要求信号又はメールを送信する(E24)。
【0168】
その後、顧客パソコン12より許諾信号又は許諾メールが送信される(E26)。
【0169】
お悔みサーバ200は、顧客パソコン12より許諾信号又は許諾メールを受信すると正規の葬儀情報を掲載する(E28)。
【0170】
このように構成することで、葬儀社が葬儀情報をホームページに掲載し、そのホームページにメッセージや画像、動画情報をリンクすることもできる。
【0171】
なお、本実施例では葬儀社が葬儀情報を掲載しているが、マスメディアが代理することもできる。
【0172】
尚、葬儀情報については、葬儀への列席の可否、供花受領の可否、弔文・弔電受領の可否、についての情報を同時に掲載する。
【0173】
その際に、供花の受領、弔電の受領が可である場合は、提携花屋の受注webページ、提携弔文・弔電の作成会社の受注webページとリンクする。全国お悔み情報を閲覧した葬儀の実施地ではない地域にいる利用者は、該当故人のお悔やみ情報のボタンよりリンク先に入り、供花を発注したり、弔文や、弔電を発注して葬儀会場等に届けることが可能となる。