(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出し、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ロック解除暗号入力位置での全ての文字を第1の比較ユニットに提供する第1の検出ユニットと、
前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とがマッチングする場合、ロック解除ユニットをトリガーして操作を行うようにする第1の比較ユニットと、
スクリーンロックを解除するロック解除ユニットと、
前記第1の検出ユニットにおいて使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除したかを検出し、使用者が入力した文字を削除することが検出された場合、第1の記録ユニットをトリガーして操作を行うようにする第2検出ユニットと、
暗号入力ミスの総回数に1を加算し、暗号入力ミスの総回数をロックユニットに提供する第1の記録ユニットと、
暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出し、暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、端末をロックするロックユニットと、
を備えることを特徴するスクリーンロック解除装置。
前記第1の検出ユニットにおいて使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、前記第1の比較ユニットが提供したロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとを比較してマッチングするかを判断し、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとがマッチングする場合、第1の比較ユニットをトリガーして操作を行うようにする第2判断ユニットと、をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載されたスクリーンロック解除装置。
前記第1の検出ユニットにおいて使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて予め記憶された暗号を復号し、復号結果を第3判断ユニットに提供する第2復号ユニットと、
前記第1の検出ユニットが提供したロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと復号結果とを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと復号結果とがマッチングする場合、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと使用者が予め設定された暗号の長さとがマッチングすると確定し、前記第1の比較ユニットをトリガーして操作を行うようにする第3判断ユニットとを備え、
前記予め記憶された暗号は、使用者が予め設定された暗号の長さを暗号化して獲得することを特徴とする請求項8に記載されたスクリーンロック解除装置。
タッチスクリーンと、一つ又は複数のプロセッサと、メモリーと、前記メモリーに格納され、前記一つ又は複数のプロセッサによって実施されるように配置された一つ又は複数のモジュールと、を備え、前記一つ又は複数のモジュールは、
使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出する機能と、
使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とがマッチングする場合、スクリーンロックを解除する機能と、
使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除したかを検出する機能と、
使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除したことを検出した場合、暗号入力ミスの総回数に1を加算する機能と、
暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出する機能と、
暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、端末をロックする機能と、を備えることを特徴とする端末。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下は、本発明の実施例の図面を参考しながら、本発明の実施例の技術案をより明確且つ完全に説明する。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を付与しない前提で得られた他の実施例の全ては、本発明の保護範囲に属する。
【0022】
実施例1
図1は、本発明の実施例1に係るスクリーンロック解除方法を示す例示的フローチャートである。以下のようなステップを含む。
【0023】
ステップ11:使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出する。
【0024】
ここで、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ステップ12に移行する。
【0025】
ステップ12:ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断する。
【0026】
ここで、マッチングする場合、ステップ13に移行し、マッチングしない場合、操作を行わない。
【0027】
ステップ13:スクリーンロックを解除する。
【0028】
以上から分かるように、本発明の実施例に係るスクリーンロック解除方法は、非定長暗号の特徴に対して、使用者がロック解除暗号入力位置で入力操作を行うたびに、即ち、使用者がロック解除暗号入力位置で一つの文字を入力するたびに、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、マッチングする場合、スクリーンロックを解除する。一方、使用者は暗号を入力した後、ロック解除の操作をトリガーする必要がない。例えば、使用者が暗号を入力した後、スクリーンにおける「ロック解除」ボタンをクリックする必要がない。使用者が暗号を正しく入力した後、直接にスクリーンロックを解除することができ、使用者の操作が簡単になる。他方、使用者が設置された暗号を予め記憶すればよく、使用者が設置した暗号の長さを予め記憶する必要がない。
【0029】
図2は、本発明の実施例1に係るロック解除のインタフェースを示す例示的模式図である。このロック解除のインタフェースには、暗号入力欄21のみがあり、「ロック解除」ボタンがない。使用者が予め設置した暗号は6桁であり、使用者が暗号入力欄21に6桁の暗号を正しく入力すると、スクリーンロックを直接に解除することができる。
【0030】
実施例2
本実施例2において、予め設定された暗号化アルゴリズムを予め用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して、第2の暗号を獲得する。
【0031】
図3は、本発明の実施例2に係るスクリーンロック解除方法を示す例示的フローチャートである。以下のようなステップを含む。
【0032】
ステップ31:使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出する。
【0033】
ここで、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ステップ32に移行する。
【0034】
ステップ32:予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、ロック解除暗号入力位置における全ての文字に対して暗号化して、第1の暗号を獲得する。
【0035】
ステップ33:第1の暗号と第2の暗号とを比較してマッチングするかを判断する。
【0036】
ここで、マッチングする場合、ステップ34に移行し、マッチングしない場合、操作を行わない。
【0037】
ステップ34:スクリーンロックを解除する。
【0038】
上記から分かるように、本実施例2は、実施例1に基づき、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して、第2の暗号を獲得する。そして、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、ロック解除暗号入力位置における全ての文字に対して暗号化して、第1の暗号を獲得する。そして、第1の暗号が第2の暗号とマッチングする場合、スクリーンロックが解除され、暗号の安全性が向上される。
【0039】
実施例3
本実施例3において、予め設定された暗号化アルゴリズムを予め用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して、暗号が得られたと記憶する。
【0040】
図4は、本発明の実施例3に係るスクリーンロック解除方法を示す例示的フローチャートである。以下のようなステップを含む。
【0041】
ステップ41:使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出する。
【0042】
ここで、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ステップ42に移行する。
【0043】
ステップ42:予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、予め記憶された暗号を復号する。
【0044】
ステップ43:ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、復号結果とを比較してマッチングするかを判断する。
【0045】
ここで、マッチングする場合、ステップ44に移行し、マッチングしない場合、操作を行わない。
【0046】
ステップ44:スクリーンロックを解除する。
【0047】
以上から分かるように、本実施例3は、実施例1に基づき、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを予め用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して、暗号が得られると記憶する。使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて記憶された暗号を復号し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、復号結果とがマッチングする場合、スクリーンロックが解除され、暗号の安全性がさらに向上される。
【0048】
実施例4
使用者のためにロック解除の操作を設置すると、例えば、スクリーンに「ロック解除」ボタンが設置された場合、使用者が「ロック解除」ボタンをクリックし、且つ使用者が入力した文字が予め設定された暗号とマッチングしない時、暗号入力ミスを記録できるが、使用者のためにロック解除の操作を設置しなかった場合、このような形態が実施できない。
【0049】
実施例1から実施例3に基づき、本発明の実施例4は、暗号入力ミスの回数の計算をさらに含む方法を提供する。
【0050】
図5は、本発明の実施例4に係る暗号入力ミスの回数を計算する方法1を示す例示的フローチャートである。以下のようなステップを含む。
【0051】
ステップ51:使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除したかを検出する。
【0052】
ここで、削除したことが検出される場合、ステップ52に移行し、検出されない場合、操作を行わない。
【0053】
ステップ52:暗号入力ミスの総回数に1を加算する。
【0054】
ステップ53:暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出する。
【0055】
ここで、達する場合、ステップ52に移行し、達しない場合、操作を行わない。
【0057】
以上から分かるように、本実施例4に係る暗号入力ミスの回数を計算する方法1は、使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除する操作を行った場合、削除操作の回数に問わず、一回の暗号入力ミスが発生したと判断する。また、
図2に示すロック解除のインタフェースを例として、使用者が予め設置した暗号が6桁であるとすると、6桁の暗号を入力した後スクリーンのロックがやはり解除されなかった場合、使用者は入力した暗号における一つ又は複数の文字を削除し、再入力する。例えば、この時、使用者が3つの文字を削除し、4番目から6番目の文字を再入力すると、この削除操作を1回の暗号入力ミスと判断する。また、例えば、この時、使用者が6つの文字を削除し、1番目から6番目の文字を再入力すると、この削除操作を1回の暗号入力ミスと判断する。
【0058】
図6は、本発明の実施例4に係る暗号入力ミスの回数を計算する方法2を示す例示的フローチャートである。以下のようなステップを含む。
【0059】
ステップ61:使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、使用者が入力した総回数に1を加算する。
【0060】
ステップ62:使用者が入力した総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出する。
【0061】
ここで、達する場合、ステップ62に移行し、達しない場合、操作を行わない。
【0063】
以上から分かるように、本実施例4に係る暗号入力ミスの回数を計算する2方法は、最大の回数が予め設置され、使用者が入力した総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、端末をロックする。ここで、使用者が一つの文字を入力するたびに、入力の総回数に1を加算する。また、
図2に示すロック解除のインタフェースを例にすると、
図2に示すロック解除暗号入力欄21における6桁文字は、使用者が第一回目に6桁の文字を入力して、スクリーンのロックが解除できなかった場合、全ての文字を削除して改めて入力した文字である。この時、使用者が入力した総回数が12回である。
【0064】
予め設定された最大の回数を任意に設置できる。一つの好ましい実施例として、予め設定された最大の回数は、暗号の最大指定長さの整数倍から1を減らした回数であってもよい。スマートフォンの操作システムであるアンドロイド(Android)を例にすると、暗号の指定長さが4桁から17桁であり、即ち、使用者が設置した暗号は、4個から17個の文字を含み、暗号の最大指定長さが17であり、この場合、上記の最大長さを50に設置することができる。使用者が入力した総回数が50回に達した場合、端末がロックされる。
【0065】
実施例5
図7は、本発明の実施例5に係るスクリーンロック解除装置の構成を示す例示的模式図である。この装置は、
使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出し、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ロック解除暗号入力位置での全ての文字を第1の比較ユニット72に提供する第1の検出ユニット71と、
ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とがマッチングする場合、ロック解除ユニット73をトリガーして操作を行うようにする第1の比較ユニット72と、
スクリーンロックを解除するロック解除ユニット73と、を備える。
【0066】
以上から分かるように、本発明の実施例5に係るスクリーンロック解除装置は、非定長暗号の特徴に対して、使用者がロック解除暗号入力位置で入力操作を行うたびに、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、マッチングする場合、スクリーンロックを解除する。一方、使用者は暗号を入力した後ロック解除操作をトリガーする必要がない。例えば、使用者が暗号を入力した後にスクリーンにおける「ロック解除」ボタンをクリックする必要がなく、使用者が暗号を正しく入力した後、直接にスクリーンロックを解除することができ、使用者の操作が簡単になる。また、使用者が設置された暗号を予め記憶すればよく、使用者が設置した暗号の長さを予め記憶する必要がない。
【0067】
実施例6
本発明の実施例6に係るスクリーンロック解除装置の構成を示す例示的模式図である。この装置は、第1の検出ユニット81と、第1の比較ユニット82と、ロック解除ユニット83とを備える。
【0068】
第1の検出ユニット81は、使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出し、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ロック解除暗号入力位置における全ての文字を第1の比較ユニット82に提供する。
【0069】
第1の比較ユニット82は、暗号化モジュール821と第1の判断モジュール822とを備える。
【0070】
暗号化モジュール821は、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、ロック解除暗号入力位置における全ての文字に対して暗号化して、第1の暗号を獲得し、判断モジュール822に提供する。
【0071】
第1の判断モジュール822は、第1の暗号が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、第1の暗号と第2の暗号とがマッチングする場合、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と使用者が予め設定された暗号とがマッチングと確定し、ロック解除ユニット83をトリガーして操作を行うようにする。ここで、第2の暗号は、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して獲得される。
【0072】
ロック解除ユニット83は、スクリーンロックを解除する。
【0073】
以上から分かるように、実施例6は、実施例5に基づいて、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して、第2の暗号を獲得する。使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、ロック解除暗号入力位置における全ての文字に対して暗号化して、第1の暗号を獲得する。第1の暗号と第2の暗号とがマッチングする場合、スクリーンロックが解除され、暗号の安全性が向上される。
【0074】
実施例7
図9は、本発明の実施例7に係るスクリーンロック解除装置の構成を示す例示的模式図である。この装置は、第1の検出ユニット91と、第1の比較ユニット92と、ロック解除ユニット93とを備える。
【0075】
第1の検出ユニット92は、使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出し、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ロック解除暗号入力位置での全ての文字を第1の比較ユニット92に提供する。
【0076】
第1の比較ユニット92は、第1の復号化モジュール921と第2判断モジュール922とを備える。
【0077】
第1の復号化モジュール92は、第1の検出ユニット91が使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、予め記憶された暗号に対して復号を行い、復号結果を第2比較ジュール922に提供する。ここで、予め記憶された暗号は、使用者が予め設定された暗号化機能を予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて暗号化して得られたものである。
【0078】
第2判断モジュール922は、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、復号結果とを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と復号結果とがマッチングする場合、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と使用者が予め設定された暗号とがマッチングすると確定し、ロック解除ユニット93をトリガーして操作を行うようにする。
【0079】
ロック解除ユニット93は、スクリーンロックを解除する。
【0080】
以上から分かるように、実施例7は、実施例5に基づいて、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを予め用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して、暗号が得られると記憶し、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、先に予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、記憶された暗号を復号し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と復号結果とがマッチングする場合、スクリーンロックが解除され、暗号の安全性がさらに向上される。
【0081】
実施例8
使用者のためにロック解除の操作を設置すると、例えば、スクリーンに「ロック解除」ボタンが設置された場合、使用者が「ロック解除」ボタンをクリックし、且つ使用者が入力した文字が予め設定された暗号とマッチングしない時、暗号入力ミスを1回記録できるが、使用者のためにロック解除の操作を設置しなかった場合、上記の形態が実施できない。
【0082】
上記の実施例5から実施例7に基づいて、本発明の実施例8は、実施例5から実施例7がさらに含む装置を提供する。
【0083】
好ましい実施例として、
図10に示すように、実施例5から実施例7の装置は、第2検出ユニット101と、第1の記録ユニット102と、ロックユニット103とを備える。
【0084】
第2検出ユニット101は、第1の検出ユニットにおいて使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除したかを検出し、使用者が入力した文字を削除する操作を検出された場合、第1の記録ユニットをトリガーして操作を行うようにする。
【0085】
第1の記録ユニット102は、暗号入力ミスの総回数に1を加算し、暗号入力ミスの総回数をロックユニット103に提供する。
【0086】
ロックユニット103は、暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出する。暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、端末をロックする。
【0087】
以上から分かるように、このような好ましい実施例は、使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除する操作を行った場合、削除操作の回数に問わず、一回の暗号入力ミスが発生したと判断する。また、
図2に示すようなロック解除のインタフェースを例として、使用者が予め設置した暗号が6桁であるとすると、6桁の暗号を入力した後スクリーンのロックがやはり解除されなかった場合、使用者は入力した暗号における一つ又は複数の文字を削除する。例えば、この時、使用者が3つの文字を削除し、4番目から6番目の文字を再入力すると、この削除操作を1回の暗号入力ミスと判断する。例えば、この時、使用者が6つの文字を削除し、1番目から6番目の文字を再入力すると、この削除操作も1回の暗号入力ミスと判断する。
【0088】
他の一つの好ましい実施例として、
図11に示すように、実施例5から実施例7における装置は、第2記録ユニット111と、第3検出ユニット112と、ロックユニット113とを更に備える。
【0089】
第2記録ユニット111は、第1の検出ユニットにおいて使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、使用者の入力総回数に1を加算し、使用者の入力総回数を第3検出ユニット112に提供する。
【0090】
第3検出112は、使用者の入力総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出する。入力総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、ロックユニット113をトリガーして操作を行うようにする。
【0091】
ロックユニット113は、端末をロックする。
【0092】
以上から分かるように、この好ましい実施例は、最大の回数が予め設置され、使用者が入力した総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、スクリーンをブロックする。ここで、使用者が一つの文字を入力するたびに、入力の総数に1を加算する。また、
図2に示すロック解除のインタフェースを例にすると、
図2におけるロック解除暗号入力欄の6桁文字は、使用者が第一回目に6桁の文字を入力してスクリーンのロックが解除できなかった場合、全ての文字を削除し、改めて入力した文字であり、この時、使用者が入力した総回数が12回である。
【0093】
予め設定された最大の回数は任意に設定できる。一つの好ましい実施例として、予め設定された最大の回数は、暗号の最大指定長さの整数倍から1を減らした回数であってもよい。スマートフォンの操作システムであるアンドロイド(Android)を例にすると、暗号の指定長さが4桁から17桁であり、即ち、使用者が設置した暗号は、4個から17個の文字を含むことができ、暗号の最大指定長さが17であり、この場合、上記の最大長さが50であるように設定する。使用者が入力した総回数が50回まで達したと、端末がロックになる。
【0094】
実施例9
図12は、本発明の実施例9に係るスクリーンロック解除方法を示す例示的フローチャートである。以下のようなステップを含む。
【0095】
ステップ121:使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出する。使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作が検出された場合、ステップ122に移行する。
【0096】
ステップ122:ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとを比較してマッチングするかを検出する。
【0097】
ここで、マッチングする場合、ステップ123に移行し、マッチングしない場合、操作を行わない。
【0098】
好ましい実施例として、使用者が予め設定された暗号の長さの安全性を向上したい場合、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、予め設定された暗号に対して暗号化して、暗号が得られると記憶する。この場合、ステップ122を実施する時、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、記憶した暗号を復号し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとを比較してマッチングするかをさらに判断し、マッチングする場合、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号とがマッチングすると確定する。
【0099】
ステップ123:ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、マッチングする場合、ステップ124に移行し、マッチングしない場合、操作を行わない。
【0100】
1つの好ましい実施例として、使用者が予め設定された暗号の長さの安全性を向上したい場合、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、予め設定された暗号に対して暗号化して、第2の暗号を獲得し、この場合、ステップ123を実行するとき、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、ロック解除暗号入力位置における全ての文字に対して暗号化を実行して、第1の暗号を獲得する。そして、第1の暗号が第2の暗号とマッチングするかを判断し、マッチングする場合、ロック解除暗号入力位置における全ての文字が、使用者が予め設定された暗号とマッチングすると確定する。
【0101】
また、他の1つの好ましい実施例として、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、予め設定された暗号に対して暗号化して、暗号が得られると記憶する。この場合、ステップ123を実行するとき、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、ロック解除暗号入力位置における全ての文字に対して復号し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と復号結果とを比較してマッチングするかを判断し、マッチングする場合、ロック解除暗号入力位置におけるすべての文字と使用者が予め設定された暗号とがマッチングすると確定する。
【0102】
ステップ124:スクリーンロックを解除する。
【0103】
図13は、本発明の実施例9におけるスクリーンロック解除装置の構成を示す例示的模式図である。この装置は、第1の検出ユニット131と、第1の比較ユニット132と、第2判断ユニット133と、ロック解除ユニット134とを備える。
【0104】
第1の検出ユニット131は、使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出し、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ロック解除暗号入力位置での全ての文字を第1の比較ユニット132と第2判断ユニット133とに提供する。
【0105】
第2判断ユニット133は、第1の検出ユニット131において使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、第1の検出ユニット131が提供したロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとがマッチングする場合、第1の比較ユニット132をトリガーして操作を行うようにする。
【0106】
第1の比較ユニット132は、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とがマッチングする場合、ロック解除ユニット134をトリガーして操作を行うようにする。
【0107】
ロック解除ユニット134は、スクリーンロックを解除する。
【0108】
本実施例9における第1の比較ユニット132の内部構成は二つの実施例があり、それぞれが前記の実施例6及び前記実施例7と同じあり、ここで詳しく説明しないようにする。
【0109】
1つの好ましい実施例として、
図14に示すように、第2判断ユニット133は、第2復号化モジュール1331と第3判断モジュール1332とを備える。
【0110】
第2復号化モジュール1331は、第1の検出ユニット131において使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて記憶された暗号を復号し、復号結果を第3判断ユニット1332に提供する。ここで、記憶された暗号は、使用者が予め設定された暗号化アルゴリズムを利用して、使用者が予め設置した暗号の長さに対して暗号化して獲得される。
【0111】
第3判断ユニット1332は、第1検出ユニット131が提供したロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと復号結果とを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと復号結果とがマッチングする場合、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとがマッチングすると確定し、第1の比較ユニット132をトリガーして操作を行うようにする。
【0112】
本実施例9におけるスクリーンロック解除装置は、同様に、
図10及び
図11に示すような装置を備えても良い。ここで詳しく説明しないようにする。
【0113】
以上から分かるように、実施例9におけるスクリーンロックの解除の方法及び装置は、使用者が入力操作を行うたびに、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断することではなく、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとがマッチングするかを判断する時、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と使用者が予め設定された暗号とがマッチングするかを判断し、これによって、一部の判断操作が節約される。
【0114】
本発明は、タッチスクリーンと、一つ又は複数のプロセッサと、メモリーと、前記メモリに収納され、前記一つ又は複数のプロセッサによって実施されるように配置された一つ又は複数のモジュールと、を備える端末をさらに提供する。前記一つ又は複数のモジュールは、
使用者のロック解除暗号入力位置での入力操作を検出する機能と、
使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断し、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とがマッチングする場合、スクリーンロックを解除する機能、とを備える。
【0115】
好ましくは、使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、さらに、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとを比較してマッチングするかを判断し、ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとがマッチングする場合、ロック解除暗号入力位置における全ての文字と使用者が予め設定された暗号とがマッチングするかを判断する操作を再度行う。
【0116】
好ましくは、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断するステップは、
予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、ロック解除暗号入力位置における全ての文字に対して暗号化して、第1の暗号を獲得するステップと、
前記第1の暗号が予め記憶された第2の暗号とマッチングするかを判断するステップと、
前記第1の暗号と前記第2の暗号とがマッチングする場合、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とがマッチングすると確定するステップと、を備える。
【0117】
ここで、前記第2の暗号は、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して獲得される。
【0118】
好ましくは、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と使用者が予め設定された暗号とを比較してマッチングするかを判断するステップは、
予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、予め記憶された暗号を復号するステップと、
ロック解除暗号入力位置における全ての文字と復号結果とがマッチングするかを判断するステップと、
前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と復号結果とがマッチングする場合、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字と、使用者が予め設定された暗号とがマッチングすると確定するステップと、を備える。
【0119】
ここで、前記予め記憶された暗号は、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して獲得される。
【0120】
好ましくは、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと使用者が予め設定された暗号の長さとを比較してマッチングするかを判断するステップは、
予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて予め記憶された暗号を復号するステップと、
ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと復号結果とがマッチングするかを判断するステップと、
前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと復号結果とがマッチングする場合、前記ロック解除暗号入力位置における全ての文字の長さと、使用者が予め設定された暗号の長さとがマッチングすると確定するステップを備える。
【0121】
ここで、前記予め記憶された暗号は、予め設定された暗号化アルゴリズムを用いて、使用者が予め設定された暗号に対して暗号化して獲得される。
【0122】
好ましくは、
使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除したことを検出するステップと、
使用者が二回の入力操作の間において入力した文字を削除したことが検出される場合、暗号入力ミスの総回数に1を加算するステップと、
暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出するステップと、
暗号入力ミスの総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、端末をロックするステップと、をさらに備える。
【0123】
好ましくは、
使用者のロック解除暗号入力位置での一回の入力操作を検出するたびに、使用者の入力総回数に1を加算するステップと、
使用者の入力総回数が予め設定された最大の回数に達したかを検出するステップと、
使用者の入力総回数が予め設定された最大の回数に達した場合、端末をロックするステップと、をさらに備える。
【0124】
さらに、前記予め設定された最大の回数は、暗号の指定長さの倍数から1を減らしたものである。
【0125】
以上は、本発明の好ましい実施例であり、本発明を制限するものではなく、本発明の主旨や原則における全ての補正や同等の取り替え、改善などが、全ての本発明の保護範囲に落ちる。