(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記チャットルームは、前記チャットルームを介して受信した前記一つ以上の販売者と関連したインスタントメッセージに対する全体受諾または全体決済が可能なようにするインターフェイスを提供する請求項1に記載の決済方法。
前記第1インスタントメッセージに対する回答として、前記販売者に対する決済が許容されるまで、前記決済に対する要請を前記データベースに臨時に保管するステップをさらに含む請求項1に記載の決済方法。
前記決済情報を受信することにより、前記商品またはサービスに対する決済が完了したことを知らせるインスタントメッセージを前記決済者の端末に転送するように前記インスタントメッセージサーバへ要請するステップをさらに含む請求項1に記載の決済方法。
前記データベース管理部は、前記第1インスタントメッセージに対する回答として、前記販売者に対する決済が許容されるまで、前記決済に対する要請を前記データベースに臨時に保管するステップをさらに含む、請求項10に記載の決済代行サーバ。
前記チャットルームは、前記チャットルームを介して受信した前記一つ以上の販売者と関連したインスタントメッセージに対する全体受諾または全体決済が可能なようにするインターフェイスを提供する請求項12に記載の決済代行サーバ。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下では、添付した図面を参照して、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者が容易に実施することができるように本発明の実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は、様々な異なった形態で具現でき、ここで説明する実施例に限らない。そして、図面で本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を通じて類似の部分については類似の図面符号を付けた。
【0018】
明細書の全体において、ある部分が他の部分と『連結』されているとすると、これは、『直接的に連結』されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで『電気的に連結』されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を『含む』とすると、これは、特に反対する記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0019】
先ず、本発明の一実施例に係るインスタントメッセージを利用した決済代行システムの構成を概略的に説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施例に係るインスタントメッセージを利用した決済代行システムを示す構成図である。
【0021】
このとき、
図1に示す決済代行システム(10)は、例えば、チャットシステムであってもよく、このようなチャットシステムを構成する各構成要素は、ネットワーク(network)を通じて連結されることができる。ネットワークは、端末及びサーバのようなそれぞれのノード相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するもので、このようなネットワーク(network)の一例には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、これに限らない。
【0022】
本発明の一実施例に係る決済代行システム(10)は、
図1のように決済代行サーバ(100)、インスタントメッセージサーバ(200)及び決済サーバ(500)を含む。
また、決済代行システム(10)は、一つ以上の決済者端末(300)及び一つ以上の販売者に係る販売者サーバまたは端末(400)を含む。
【0023】
本発明の一実施例に係る決済代行サーバ(100)は、オンラインやオフラインでチャットアプリケーションを利用して商品またはサービスの代金を決済する決済者と、商品またはサービスを販売する販売者とを中継して決済を代行するサービスを提供することができる。
【0024】
決済者端末(300)において、購買者は、オンラインやオフラインで販売者が販売する商品またはサービスの情報を選択し、決済者は、購買者が選択した商品またはサービスに対して決済代行サーバ(100)に決済を要請することができる。このとき、決済者と購買者は同一人であり得る。決済要請を受けた決済代行サーバ(100)は、決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)のチャットアプリケーションのチャットルームを利用して決済を行うことができる。また、決済代行サーバ(100)は、決済者の販売者に対する決済許容履歴や決済許否をデータベース(120)に保管することができる。この情報を利用して、再決済の際に決済者がより速くかつ安全に決済代行サービスを使用することができる。
【0025】
本発明の一実施例に係る決済代行サーバ(100)におけるデータベース(120)は、決済履歴、決済許容履歴、決済者情報及び販売者情報などを格納することができる。また、本発明の一実施例に係るデータベース(120)は、決済代行サーバ(100)内に搭載されるか、決済代行サーバ(100)とネットワークで連結されることができる。
【0026】
一方、本発明によるデータベース(120)は、キャッシュ、ROM(Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)及びフラッシュメモリ(Flash memory)のような非揮発性メモリ素子、または、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリ素子、または、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、CD−ROMのような格納媒体のうち少なくとも一つで具現できるが、これに限らない。
【0027】
本発明の一実施例に係るインスタントメッセージサーバ(200)は、インターネットのようなネットワークを利用したデータ通信を利用して、チャットアプリケーションにおいてリアルタイムでメッセージを中継するサービスを提供する。インスタントメッセージサーバ(200)は、決済代行サーバ(100)、決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)に連結され、決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)に決済代行サーバ(100)のインスタントメッセージを転送することができる。また、インスタントメッセージサーバ(200)は、仮想主体とのチャットルームを介して一つ以上の販売者サーバまたは端末(400)と関連したインスタントメッセージを提供することができる。このとき、仮想主体は、決済代行サーバ(100)または販売者であり得る。
【0028】
一方、決済代行サーバ(100)とインスタントメッセージサーバ(200)とは、それぞれ独立したサーバコンピュータ(servercomputer)で実行されるか、
図1の(A)のように、同一のサーバコンピュータにサーバプログラム(server program)として搭載され、それぞれ実行され得る。
【0029】
本発明の一実施例に係る決済者端末(300)は、決済代行システム(10)で決済者が代金を決済するために使用する端末を意味し得る。このとき、決済者は、決済代行システム(10)を利用して商品またはサービスに対する代金を決済する使用者であり得る。また、本発明の一実施例において、決済者は、商品またはサービスを実際に使用する実際の購買者であるか、決済のみを行い、実際に商品またはサービスを使用しない単純決済者であり得る。
【0030】
決済者端末(300)は、決済の遂行中に必要に応じて販売者に対する決済者の決済許容に係るインスタントメッセージ及び決済に係るインスタントメッセージをインスタントメッセージサーバ(200)から受信して端末の画面に表示することができる。また、決済が完了すれば、決済完了の結果が含まれたインスタントメッセージを受信して端末の画面に表示することができる。
【0031】
本発明の一実施例に係る販売者サーバまたは端末(400)は、決済代行システム(10)において決済者が決済を要請する商品またはサービスを販売し、代金決済を要請するためにオンライン電子商取引で使用される販売者サーバまたはオフライン対面決済で使用される販売者端末を意味し得る。
【0032】
販売者サーバまたは端末(400)は、決済者が決済者端末(300)を利用して決済する特定商品またはサービスに対する決済を要請すれば、決済代行サーバ(100)に決済者情報、販売者情報及び商品またはサービス情報を伝達して決済を要請することができる。決済が完了すれば、決済者端末(300)は、決済が完了されたか否かをインスタントメッセージサーバ(200)から受信し、決済を完了することができる。
【0033】
本発明の一実施例に係る決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)は、決済代行サーバ(100)及びインスタントメッセージサーバ(100)に接続することができる使用者端末であってもよい。例えば、決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)は、携帯性と移動性が保障される無線通信装置、即ち、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications:登録商標)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000、CDMA(Code Division Multiple Access)−2000、W−CDMA(W−Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末などのような全ての種類のハンドヘルド(Handheld)に基づいた無線通信装置を含み得る。
【0034】
また、決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)は、携帯用端末にインターネット通信と情報検索などのコンピュータ支援機能を追加した知能型端末であり、使用者が所望する多数の応用プログラム(即ち、アプリケーション)をインストールして実行できるスマートフォンであり得る。決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)は、PCなどのように決済代行サーバ(100)及びインスタントメッセージサーバ(100)と有/無線通信を介して接続できる使用者端末であり得る。その外にも、販売者サーバまたは端末(400)は、POSシステムのように有/無線通信を利用して販売に係るデータを管理するシステムを含み得る。
【0035】
決済サーバ(500)は、決済者の要請に従い、決済代行サーバ(100)から決済情報の伝達を受けて決済を承認し、決済承認の結果を決済代行サーバ(100)に伝達することができる。このとき、決済サーバ(500)は、決済者の決済情報を利用して販売者の商品またはサービスに対する代金を決済するサーバであり得る。例えば、決済サーバ(500)は、クレジットカード会社、移動体通信事業者及び銀行などの源泉決済会社及び携帯電話課金社、口座振替運営社のようなプロセッシング社で提供する全ての種類の決済サーバを含み得る。
【0036】
決済代行システム(10)は、決済代行サーバ(100)とインスタントメッセージサーバ(200)及び決済サーバ(500)を利用して販売者が販売する商品またはサービスに対する決済者の代金決済を代行することができる。このような決済代行システム(10)は、オンライン電子商取引及びオフライン対面決済などで使用することができる。オンライン電子商取引の場合、販売者は販売者サーバになり、オフライン対面決済の場合、販売者は販売者端末になり得る。
【0037】
決済代行システム(10)において、販売者サーバまたは端末(400)は、決済者のアカウント情報及び商品またはサービスの情報を決済代行サーバ(100)に転送することができる。このとき、決済者のアカウント情報は、決済者の電話番号または決済者の端末(300)にインストールされたチャットアプリケーションのアイディのうち一つ以上を含み得る。また、商品またはサービス情報は、商品またはサービスの品名、金額及び商品またはサービスの個数のうち一つ以上を含み得る。
【0038】
決済代行サーバ(100)は、販売者サーバまたは端末(400)から入力された決済者のアカウント情報及び決済する商品またはサービス情報を受信することができる。このとき、この情報を利用して決済代行サーバ(100)は、販売者と決済者との間の決済が許容されたかをデータベース(120)に照会することができる。このとき、決済代行サーバ(100)は、データベース(120)に決済要請を臨時格納することができる。
【0039】
決済代行サーバ(100)は、販売者の情報と決済者のアカウント情報とを利用してデータベース(120)に決済者が販売者に対する既存の決済許容履歴が存在するか確認し、決済許否を照会することができる。販売者に対する決済許容履歴は、決済者が予め販売者を信頼する販売者として登録するか、以前、決済代行サーバ(100)を利用して販売者の商品またはサービスを決済した履歴がある場合に生成され得る。
【0040】
決済代行サーバ(100)は、販売者に対する決済者の決済許容履歴がない場合、決済者に販売者に対する決済許否を問い合わせる第1インスタントメッセージを転送することを要請することができる。
【0041】
第1インスタントメッセージの転送要請を受けたインスタントメッセージサーバ(200)は、決済者が商品またはサービスの決済のために決済者端末(300)に開設したチャットルームを介して決済許否を問い合わせるインスタントメッセージを転送することができる。
【0042】
このとき、インスタントメッセージサーバ(200)は、販売者情報が誤っているか、決済者が決済を要請した販売者ではない不正販売者である場合、決済者が販売者を申告できる機能を含んだ第1インスタントメッセージを転送することができる。インスタントメッセージサーバ(200)から第1インスタントメッセージの転送を受けた決済者端末(300)は、チャットルームに販売者に対する決済を許容するか問い合わせる第1インスタントメッセージを表示することができる。
【0043】
決済者が決済者端末(300)のチャットルームに表示された第1インスタントメッセージを通じて販売者情報及び決済許容要請を確認し、決済許容要請を受諾すれば、決済者端末(300)は、決済許否を決済代行サーバ(100)に転送することができる。このとき、販売者情報が誤っているか、不正販売者である場合には、決済者は、申告を利用して販売者を申告することができる。本発明の一実施例において、不正販売者は、決済者が商品またはサービスの決済を決めた販売者ではないか、信頼できない販売者などが含まれるが、これに限らない。
【0044】
決済代行サーバ(100)は、決済者から決済許否を受信することができる。もし決済者が販売者に対する決済を許容すれば、データベース(120)の決済許容履歴に販売者の情報と決済者のアカウント情報とをマッチングして格納することができる。この情報は、今後の決済者が販売者の商品またはサービスに対して再決済を行うときに使用され得る。
【0045】
販売者に対して決済者が決済を許容したと確認されれば、決済代行サーバ(100)は、インスタントメッセージサーバ(200)に商品またはサービス情報に対応する決済を要請する第2インスタントメッセージを決済者端末(300)に転送するように要請することができる。これにより、インスタントメッセージサーバ(200)は、チャットルームを利用して決済者端末(300)に第2インスタントメッセージを伝達することができる。
【0046】
第2インスタントメッセージを受信した決済者端末(300)は、チャットルームに商品またはサービスに関する情報と決済のための決済画面を表示することができる。決済者は、決済者端末(300)に商品またはサービスに関する情報を確認した後、決済情報を入力し、決済代行サーバ(100)に伝達することができる。このとき、過去に決済履歴があるか別途の登録手続きを利用して決済方法及び詳細決済情報を登録した決済者の場合には、パスワードを入力して既に入力された決済情報を使用することができる。もし新規決済者であるか、新しい決済情報を利用する決済者の場合には、決済方法及び詳細決済情報などを入力することができる。このとき、決済方法は、クレジットカード、口座振替及び携帯電話少額決済などを含み得る。例えば、クレジットカードを利用して決済を行う決済者は、決済方法としてクレジットカードを選択し、詳細決済情報としてカード社名、カード番号、分割払い情報などを入力することができる。
【0047】
決済情報を受信した決済代行サーバ(100)は、決済サーバ(500)に決済情報を転送して決済を承認することができる。
【0048】
決済サーバ(500)は、決済代行サーバ(100)から受信した決済情報を利用して決済を承認し、決済承認の結果を決済代行サーバ(100)に伝達することができる。このとき、決済サーバ(500)は、決済者が選択した決済方法に応じてそれぞれ異なる方法で決済を承認することができる。
【0049】
決済代行サーバ(100)は、決済サーバ(500)の決済承認の結果を受信して決済を完了し、決済者端末(300)及び販売者サーバまたは端末(400)に決済完了情報を転送することができる。
【0050】
次は、本発明の一実施例に係るインスタントメッセージを利用した決済代行システム(10)で決済を行う決済代行サーバ(100)を
図2を参照して説明する。
【0051】
図2は、本発明の一実施例に係るインスタントメッセージを利用して決済を行う決済代行サーバ(100)を示す構成図である。
【0052】
本発明の一実施例に係るインスタントメッセージを利用して決済を行う決済代行サーバ(100)は、受信部(110)、データベース(120)、照会部(130)、インスタントメッセージ転送要請部(140)、データベース管理部(150)及び決済管理部(160)を含み得る。
【0053】
参考に、本発明の実施例に係る
図2に示された構成要素は、ソフトウェアまたはFPGA(Field Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなハードウェア形態で具現でき、所定の役割を行うことができる。
【0054】
しかし、「構成要素」とは、ソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではなく、各構成要素は、アドレッシングできる格納媒体にあるように構成されてもよく、一つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成されてもよい。
【0055】
従って、一例として、構成要素は、ソフトウェア構成要素、客体志向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ及び変数を含む。
【0056】
構成要素と該当構成要素の中で提供される機能は、さらに小さい数の構成要素で結合されるか、追加の構成要素にさらに分離することができる。
【0057】
受信部(110)は、販売者サーバまたは端末(400)に入力された決済者のアカウント情報及び決済する商品またはサービス情報を受信する。このとき、決済者のアカウント情報は、決済者の電話番号または決済者の端末(300)にインストールされたチャットアプリケーションのアイディのうち一つ以上を含み得る。また、商品またはサービス情報は、商品またはサービスの品名、金額及び商品またはサービスの個数のうち一つ以上を含み得る。
【0058】
データベース(120)には、決済者端末(300)が決済を許容した一つ以上の販売者情報または決済者により予め決済が許容された一つ以上の販売者情報が含まれたリストが格納される。このリストは、決済者が、販売者が販売する商品またはサービスを再決済するときに活用され得る。
【0059】
照会部(130)は、販売者と決済者との間の決済が許容されたか否かをデータベース(120)上で照会する。
【0060】
インスタントメッセージ転送要請部(140)は、決済者の端末(300)が販売者に対する決済を許容するかを問い合わせる第1インスタントメッセージを転送するようにインスタントメッセージサーバ(200)に要請する。このとき、第1インスタントメッセージは、照会部(130)により決済が許容されていないと照会された場合、第1インスタントメッセージの転送を要請する。また、インスタントメッセージ転送要請部(140)は、商品またはサービス情報に対応する決済を要請する第2インスタントメッセージを転送するようにインスタントメッセージサーバ(200)に要請する。
【0061】
データベース管理部(150)は、決済者の販売者に対する決済許否を問い合わせる第1インスタントメッセージに対応して、決済者の端末(300)から決済を許容するか否かに関する情報を受信する。もし、決済者の端末(300)が決済を許容した場合、データベース管理部(150)は、データベース(120)に販売者情報と決済者の端末のアカウント情報とをマッチングして格納することができる。こうして保管された情報は、決済許容履歴として、今後、決済者が販売者の商品またはサービスを再決済をするときに決済許否を判別するために使用され得る。
【0062】
決済管理部(160)は、決済者に決済受諾を問い合わせる第2インスタントメッセージに対応して決済者の端末(300)に入力された商品またはサービス情報に関する決済情報を受信する。決済情報を受信した決済管理部(160)は、決済サーバ(500)に決済情報を伝達して決済承認を要請することができる。
【0063】
また、決済管理部(160)は、決済サーバ(500)で商品またはサービスに対する決済承認が完了すれば、決済承認情報を受信してインスタントメッセージ転送要請部(150)に決済完了インスタントメッセージを転送することを要請することができる。要請を受けたインスタントメッセージ転送要請部(150)は、決済完了インスタントメッセージを決済者端末(300)に転送するようにインスタントメッセージサーバ(200)に要請することができる。
【0064】
決済代行サーバ(100)は、決済者端末(300)にインストールされたチャットアプリケーション上に生成された仮想主体とのチャットルームを介して一つ以上の販売者と関連したインスタントメッセージを提供するようにインスタントメッセージサーバ(200)に要請することができる。また、決済者は、このチャットルームを利用して販売者に対する決済許容及び商品やサービスに対する決済を行うことができる。このとき、仮想主体は、決済代行サーバ(100)または販売者であり得る。
【0065】
決済者端末(300)におけるチャットルームは、決済者端末(300)に表示されたチャットルームを介して受信した一つ以上の販売者と関連したインスタントメッセージに対する全体受諾または全体決済が可能なようにするインターフェイスを提供することができる。例えば、一つ以上の販売者と商品またはサービスに対する決済を行う決済者端末(300)に一つ以上の販売者との決済許否を問い合わせるインスタントメッセージが表示される場合、『全体受諾する』を利用して一つ以上の販売者の決済許容を一括受諾することができる。また、一つ以上の商品またはサービスに対して決済を行う場合、『全体決済する』を利用して一つ以上の商品またはサービスの決済を一括して承認することができる。
【0066】
決済者の販売者に対する決済許否を問い合わせる第1インスタントメッセージは、決済を許容するかを問い合わせるための有効時間を含み得る。このとき、有効時間の経過時に決済を許容しないと判断することができる。従って、第1インスタントメッセージが発送された後、有効時間が経過すれば、決済が完了していなくても終了することができる。こうして決済が終了した後、決済者または販売者が決済を要請する場合には、インスタントメッセージ転送要請部(140)は、インスタントメッセージサーバ(200)に、決済者端末(300)と販売者サーバまたは端末(400)に有効時間が経過して決済が終了したことを通報するインスタントメッセージを転送することを要請することができる。
【0067】
また、インスタントメッセージ転送要請部(140)は、第1インスタントメッセージに不正販売者を申告する機能を含み得る。例えば、決済者が商品またはサービスに対する決済を要請していない販売者と関連した第1インスタントメッセージを受信した場合、第1インスタントメッセージに含まれた『申告する』を利用して該当販売者を申告することができる。本発明の一実施例において、不正販売者は、決済者が商品またはサービスの決済を決めた販売者ではないか、信頼できない販売者などが含まれるが、これに限らない。
【0068】
本発明の一実施例に係るデータベース管理部(150)は、第1インスタントメッセージに対する回答として、販売者に対する決済が許容されるまで、決済に対する要請をデータベース(120)に臨時に保管することができる。この情報は、決済が許容された後、決済を行うために活用され得る。また、この情報は、上記で説明したように、販売者情報と決済者端末(300)のアカウント情報とがマッチングされてデータベース(120)に格納されることができる。
【0069】
次は、
図3と
図4を参照して本発明の一実施例に係るオンライン環境でインスタントメッセージを利用した決済代行サービスと、オフライン環境でインスタントメッセージを利用した決済代行サービスとを比較して説明する。
【0070】
図3は、本発明の一実施例に係るオンライン環境でインスタントメッセージを利用した決済代行サービスの例示図である。
図4は、本発明の一実施例に係るオフライン環境でインスタントメッセージを利用した決済代行サービスの例示図である。
【0071】
図3を参照すると、本発明の一実施例に係るオンライン環境で決済代行サービスは、オンライン電子商取引を利用して決済者が販売者サーバ(400)で提供する商品またはサービスに対する代金をオンラインで決済するサービスを意味し得る。このとき、オンライン電子商取引は、例えば、オンラインショッピング(online shopping)、ソーシャルコマース(social commerce)、オープンマーケット(open marketplace)などのようにインターネットやネットワークを利用して電子的に商品またはサービスを売買することを含み得る。
【0072】
オンライン上でアプリケーション、ウェブ、モバイルウェブなどで提供されるオンライン電子商取引を利用して購買者は、販売者サーバ(400)で販売される特定商品またはサービスを選択することができる。これにより、決済者は、購買者が選択した商品またはサービス情報を販売者の端末(400)に伝達することができる。このとき、決済者と購買者は同一人であり得る。
【0073】
オンライン上で販売者サーバ(400)は、販売者ID、決済者ID及び決済者の電話番号など決済者情報及び販売者情報を決済代行サーバ(100)に伝達する(S32)。
【0074】
決済要請を受信した決済代行サーバ(100)は、
図1を参照して説明したように、決済者の既存決済許容履歴を照会して販売者に対する決済許否を確認して決済を行うことができる。
【0075】
決済者が販売者に対して最初に決済要請をした場合、決済代行サーバ(100)は、インスタントメッセージサーバ(200)を利用して決済者端末(300)に販売者の決済許容を要請することができる(S33)。このとき、決済許容のためのインスタントメッセージは、
図3の下段中央の『受諾のメッセージ』のように販売者情報及び商品またはサービス情報を含み、決済許容を受諾することができるように構成され得る。決済者が、『受諾のメッセージ』で受諾するをクリックすると、決済者端末(300)は、インスタントメッセージサーバ(200)を通じて決済代行サーバ(100)に決済許否に対する結果を転送することができる(S34)。
【0076】
もし、既存に決済許容履歴が存在するか、上記で説明した最初の決済要請で決済を許容する場合、決済を行うために決済代行サーバ(100)は、インスタントメッセージサーバ(200)に決済を行うためのインスタントメッセージ転送を要請することができる(S35)。インスタントメッセージサーバ(200)は、決済者端末(300)に
図3の下段中央にある『決済のメッセージ』のような決済を要請するインスタントメッセージを転送することができる。決済者が決済者端末(300)の『決済のメッセージ』を確認し、『決済する』をクリックすると、
図3の右側のような決済画面が呼び出され得る。決済者は、決済者端末(300)の決済画面に決済のための決済方法及び詳細な決済情報を入力し、決済代行サーバ(100)に決済を要請することができる(S36)。
【0077】
決済情報及び決済要請を受信した決済代行サーバ(100)は、決済サーバ(500)に決済承認を要請することができる。決済サーバ(500)は、決済代行サーバ(100)から伝達された決済情報を利用して決済を承認し、決済承認メッセージを決済代行サーバ(100)に伝達することができる。決済承認メッセージが伝達された決済代行サーバ(100)は決済を完了し、決済完了結果を決済者端末(300)と販売者サーバ(400)に転送することができる。
【0078】
図4を参照すれば、本発明の一実施例に係る決済代行サービスは、オフライン環境で対面決済でも使用することができる。オフライン環境でインスタントメッセージを利用した決済代行サービスは、オンライン環境と類似している。しかし、オフライン環境は、オンラインとは異なり、オフラインで購買者が商品またはサービスを選択した後、直接決済者に決済を要請するか、決済者端末(300)を利用して販売者端末(400)に決済を要請することができる。このとき、購買者と決済者は同一人であり得る。販売者は、販売者端末(400)を利用して金額、数量のような商品またはサービス情報及び電話番号のような決済者情報を入力し、決済代行サーバ(100)に決済を要請することができる(S42)。
【0079】
決済要請を受信した決済代行サーバ(100)は、オンライン環境で決済代行サービスと類似した形で決済許否を確認した後に決済を行うことができる。このとき、決済代行サーバ(100)は、決済者の既存の決済許容履歴を照会して販売者に対する決済許否を確認することができる。
【0080】
決済者が販売者に対して最初に決済要請をした場合、決済代行サーバ(100)は、インスタントメッセージサーバ(200)を利用して決済者端末(300)に
図4の下段中央の『受諾のメッセージ』のように販売者の決済許容インスタントメッセージを伝達して決済許容を要請することができる(S43)。決済者が『受諾のメッセージ』で受諾するをクリックすると、決済者端末(300)は、決済代行サーバ(100)に決済許否を転送することができる(S44)。しかる後、決済代行サーバ(100)は、インスタントメッセージサーバ(200)を利用して決済者の端末(300)に
図4の下段左側のように『受諾が完了したメッセージ』を転送することができる。
【0081】
もし、既存の決済許容履歴が存在するか、上記で説明した最初の決済要請で決済を許容する場合、決済を行うために決済代行サーバ(100)は、インスタントメッセージサーバ(200)に決済を行うためのインスタントメッセージ転送を要請することができる(S45)。インスタントメッセージサーバ(200)は、決済者端末(300)の
図4の下段中央にある『決済のメッセージ』のような決済のためのインスタントメッセージを転送することができる。決済者が決済者端末(300)の『決済のメッセージ』で『決済する』をクリックすると、
図4の右側のように決済画面が呼び出され、決済のために決済方法及び決済方法による詳細な決済情報などを入力し、決済代行サーバ(100)に決済を要請することができる(S46)。
【0082】
決済代行サーバ(100)は、決済情報を決済サーバ(500)に伝達して決済承認を要請することができる。決済が承認されれば、決済代行サーバ(100)は、決済サーバ(500)から決済承認の結果を受信し、決済を完了することができる。決済代行サーバ(100)は、決済完了の結果を販売者端末(400)と決済者端末(300)に転送することができる。
【0083】
次は、本発明の一実施例に係る決済代行サーバ(100)でインスタントメッセージを利用した決済方法を
図5を利用して説明する。
【0084】
図5は、本発明の一実施例に係る決済代行サーバ(100)でインスタントメッセージを利用した決済方法を示すフローチャートである。
【0085】
決済代行サーバ(100)でのインスタントメッセージを利用した決済方法は、販売者サーバまたは端末(400)に入力された決済者のアカウント情報及び決済する商品またはサービス情報を受信し(S600)、販売者と決済者との間の決済が許容されたか否かをデータベース(120)で照会することができる(S610)。このとき、決済者のアカウント情報は、決済者の電話番号または決済者の端末(300)にインストールされたチャットアプリケーションのアイディのうち一つ以上を含み得る。また、商品またはサービス情報は、商品またはサービスの品名、金額及び商品またはサービスの個数のうち一つ以上を含み得る。
【0086】
もし、既存の決済許容履歴がないか、決済が許容されていないと照会された場合、決済代行サーバ(100)は、決済者の端末(300)が販売者に対する決済を許容するかを問い合わせる第1インスタントメッセージを転送するようにインスタントメッセージサーバ(200)に要請し(S620)、インスタントメッセージサーバ(200)は、第1インスタントメッセージを決済者端末(300)に伝達することができる(S621)。そして、決済代行サーバ(100)は、第1インスタントメッセージに対応して決済者の端末(300)から決済を許容するか否かに関する情報を受信することができる(S623)。
【0087】
決済者の端末(300)が決済を許容した場合、データベース(120)に販売者の情報と決済者のアカウント情報とをマッチングして格納することができる(S624)。こうして格納された情報は、決済許容履歴として、今後、決済者が販売者の商品またはサービスを再決済するとき、決済許否を判別するために使用され得る。
【0088】
データベース(120)に以前の決済許容履歴が存在するか、上記で説明した第1インスタントメッセージを利用して決済を許容した決済者である場合、決済代行サーバ(100)は、商品またはサービス情報に対応する決済を要請する第2インスタントメッセージを決済者の端末(300)に転送するようにインスタントメッセージサーバ(200)に要請し(S630)、インスタントメッセージサーバ(200)は、第2インスタントメッセージを決済者端末に転送することができる(S640)。また、決済代行サーバ(100)は、第2インスタントメッセージに対応して決済者の端末(300)で入力された商品またはサービス情報に関する決済情報を受信し(S650、S660)、決済サーバ(500)に決済承認を要請することができる(S670)。決済サーバ(500)が決済を承認すれば、決済代行サーバ(100)は、決済サーバ(500)から決済承認情報を受信することができる(S680)。決済代行サーバ(100)は、決済承認情報を受信した後、販売者サーバまたは端末(400)に決済完了情報を伝達し(S681)、インスタントメッセージサーバ(200)に決済者端末(300)へ決済完了情報を伝達するように要請することができる(S682)。決済完了情報の伝達を要請さらたインスタントメッセージサーバ(200)は、決済者端末(300)に決済完了情報を伝達することができる(S683)。
【0089】
本発明の一実施例に係るデータベース(120)には、決済許容履歴として決済者の端末(300)が決済を許容した一つ以上の販売者情報が格納され得る。このとき、データベース(120)には、決済者情報、販売者情報がマッチングされて格納され得る。
【0090】
また、データベース(120)には、決済者により予め決済が許容された一つ以上の販売者情報の含まれたリストが格納され得る。このリストは、決済者が販売者の商品またはサービスを決済した過去の履歴がないが、決済者が信頼する販売者であるので、予め決済を許容してデータベース(120)に格納したものである。従って、このリストは、決済許容履歴とともに決済許否を照会するために(S610)活用されることができる。
【0091】
本発明の一実施例に係る決済方法は、チャットアプリケーション上に仮想主体とのチャットルームを生成し、生成されたチャットルームを介して一つ以上の販売者と関連したインスタントメッセージが提供され得る。決済者は、このチャットルームを利用して商品やサービスに対する決済を行うことができる。このとき、仮想主体は、決済代行サーバ(100)または販売者であり得る。
【0092】
また、本発明の一実施例に係るチャットルームは、チャットルームを介して受信した一つ以上の販売者と関連したインスタントメッセージに対する全体受諾または全体決済が可能なようにインターフェイスを提供することができる。このインターフェイスは、一つ以上の販売者の商品またはサービスを決済する決済者が一つ以上の商品またはサービスのインスタントメッセージをそれぞれクリックする必要なく一括処理することができるので、決済者の便宜性を高めることができる。
【0093】
本発明の一実施例に係る決済方法は、第1インスタントメッセージに対する応答として、販売者に対する決済が許容されるまで、決済に対する要請をデータベース(120)に臨時に保管することができる。決済に対する要請は、決済者情報、販売者情報及び商品またはサービスの情報を含むことができ、決済が完了したか、一定時間以上決済が完了していなかった場合に削除され得る。
【0094】
決済許容を問い合わせるための第1インスタントメッセージは、商品またはサービスの決済を決めた販売者ではないか、不正販売者である場合、販売者を申告する機能を含み得る。販売者申告機能は、上記で説明した
図3及び
図4の例示のように、チャットルームにインスタントメッセージの形態で提供され得る。本発明の一実施例において、不正販売者は、決済者が商品またはサービスの決済を決めた販売者ではないか、信頼できない販売者などが含まれるが、これに限らない。
【0095】
また、第1インスタントメッセージは、決済を許容するかを問い合わせるための有効時間を含み得る。このとき、有効時間の経過時に決済を許容しないと判断することができる。従って、第1インスタントメッセージが発送された後に有効時間が経過すれば、決済が終了し得る。決済が終了した後、決済者または販売者が決済を要請する場合、インスタントメッセージサーバ(200)は、決済者端末(300)と販売者サーバまたは端末(400)に有効時間の経過で決済が終了することを通報するインスタントメッセージを転送することができる。
【0096】
本発明の実施例による決済方法の各ステップは、コンピュータを実行させるコンピュータプログラム、スマートデバイス(例えば、スマートフォン)を実行させるアプリケーション、及び、デバイスでコンテンツを共有する命令語のシーケンスを含むプログラムでも具現できる。
【0097】
次は、本発明の一実施例に係る端末でインスタントメッセージを利用して決済を行う命令語のシーケンスを含むアプリケーションを説明する。
【0098】
本発明の一実施例に係る端末でインスタントメッセージを利用して決済を行う命令語のシーケンスを含むアプリケーションは、販売者から決済者のアカウント情報及び決済する商品またはサービスの情報が入力されることにより、データベース(120)上に販売者と決済者との間の決済が許容されていないと照会された場合、インスタントメッセージサーバ(200)から決済者の端末(300)が加盟店に対する決済を許容するかを問い合わせる第1インスタントメッセージを受信することができる。
【0099】
アプリケーションは、第1インスタントメッセージに対応して決済者の端末(300)から決済を許容するか否かに関する情報の入力を受けることができる。また、決済者の端末(300)が決済を許容することにより、決済代行サーバ(100)がデータベース(120)に販売者の情報と決済者のアカウント情報とをマッチングして格納すれば、アプリケーションは、インスタントメッセージサーバ(200)から商品またはサービス情報に対応する決済を要請する第2インスタントメッセージを受信することができる。このとき、決済者のアカウント情報は、決済者の電話番号または決済者の端末(300)にインストールされたチャットアプリケーションのアイディのうち一つ以上を含み得る。
【0100】
また、アプリケーションは、受信した第2インスタントメッセージに対応して商品またはサービス情報に関する決済情報を入力することができる。このとき、商品またはサービス情報は、商品またはサービスの品名、金額及び商品またはサービスの個数のうち一つ以上を含み得る。
【0101】
本発明の一実施例は、コンピュータによって実行されるプログラムモジュールのようなコンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現できる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の可用媒体であってもよく、揮発性及び非揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体の全てを含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ格納媒体及び通信媒体を全て含むことができる。コンピュータ格納媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、または、その他データのような情報の格納のための任意の方法または技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び非分離型の媒体の全てを含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、または、搬送波のような変調されたデータ信号のその他データ、または、その他転送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0102】
本発明の方法及びシステムは、特定の実施例に係り説明されたが、それらの構成要素または動作の一部または全ては、汎用ハードウェアアーキテクチャを有するコンピュータシステムを用いて具現できる。
【0103】
前述した本発明の説明は例示のためのものであり、本発明が属する技術分野の通常の知識を持った者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態に容易に変形が可能であるということが理解できるであろう。従って、以上で記述した実施例は全ての面で例示的なものであり、限定的ではないと理解するべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は、分散して実施されることもでき、同様に分散したものと説明されている構成要素も、結合した形態で実施されることができる。
【0104】
本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導出される全ての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。