特許6047907IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

本願は、給電線に接続する信号線、又は給電制御に用いる制御信号を伝送する制御用線及び基準電位に接続する基準電位線に夫々接続する信号線を介して通信する通信装置、及び該通信装置を備える通信システム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、ドライバ作動信号が入力され、ラインドライバ1001、1001が休止状態から通信信号を送信可能な作動状態に切り替わった場合、ローインピーダンスの信号線1002、1002に急激に電流が注入されることになる。このような場合、抵抗素子1004、1004の抵抗値によっては送信出力波形にリンギングが発生することになる。リンギングが発生すると、出力される通信信号に高調波歪みが重畳するという問題が生じる。作動状態から休止状態に切り替わった場合も同様の問題が生じる。 そして、リンギングの発生に基づく高調波歪み等のノイズ成分が送信回路1000、更には通信装置の外部へ出力されることにより、ユニットEMCが悪化するという問題にも繋がる。 なお、抵抗素子1004、1004の抵抗値を高くすることにより、リンギングの発生を抑制することも可能であるが、その場合、送信出力インピーダンスが一様に増加することになるため、通信信号が減衰するという問題が生じることになる。 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、信号線にインダクタンス素子を介装させることにより、通信信号に対して大きな影響を与えることなく、不要なリンギングの発生を効果的に抑制することが可能な通信装置及び通信システムの提供を目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る通信装置は、給電に用いる給電線に接続する信号線と、該信号線を介して通信信号を送信する送信回路とを備え、該送信回路は、通信信号を送信する場合に送信不可能な状態から送信可能な状態に切り替わる通信装置において、前記信号線に介装されたインダクタンス素子と、該インダクタンス素子と直列になるように前記信号線に介装された抵抗素子とを備え、前記通信信号に用いられる通信帯域において、前記インダクタ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る通信装置及び通信システムでは、信号線にインダクタンス素子を介装させることにより、周波数に比例してインピーダンスが高くなる回路構成となる。これにより、通信信号に対して大きな影響を与えることなく、不要なリンギングの発生による通信信号への高調波歪みの重畳を抑制することが可能である等、優れた効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す説明図である。

【図2】本発明の実施の形態1に係る通信システムにて用いられる車両の通信装置の構成例を示すブロック図である。

【図3】本発明の実施の形態1に係る通信システムにて用いられる車両の通信装置の送信回路の構成例を示すブロック図である。

【図4】本発明の実施の形態2に係る通信システムの構成例を示す説明図である。

【図5】従来の通信システムにおける通信装置が備える送信回路に関する構成を示す回路図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 車両   10 バッテリ(蓄電装置)   11 受電コネクタ   12 充電装置   13 充電制御装置   14 通信装置   140 送信回路   140a ラインドライバ   140b インダクタンス素子   140c 抵抗素子   140d 容量素子   141 受信回路   142 制御回路   143 アンプ回路   15 重畳分離器   16 信号線   2 給電装置(通信装置)   20 電力供給部   21 充電制御部   22 通信部(通信装置)   220 送信回路   221 受信回路   23 重畳分離部   24 信号線   3 充電ケーブル   31、32 給電線   33 制御用線   34 接地線(基準電位線)

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