特許6048647IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

液体冷媒の循環によって冷却対象を極低温に冷却する冷却システムに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここで、従来の構成では、例えば機器類のメンテナンスのためにバルブを閉じたときに、外部環境から経路内への熱侵入を液体冷媒の流通によって処理できなくなり、経路中の液体冷媒がガス化して経路中にガス溜まりが生じる場合がある。経路中にガス溜まりが生じると、液体冷媒の流通を再開したときに、液体冷媒が流れ難く、冷却対象を適切に冷却できなくなる恐れがある。 冷却システムに用いられるバルブは、断熱構造を有する弁箱、弁箱の内部で液体冷媒の経路を開閉する弁体、弁体を動かす弁棒、および弁棒を操作するハンドルなどの操作部を備える。これら構成部材のうち、弁棒は、通常弁箱を貫通して常温側に引き出されているため、この弁棒を介して弁箱内への熱侵入がある。ここで、バルブを開けているとき(即ち、弁体を開けているとき)は、弁箱内で液体冷媒が流通しているため、弁棒を介した侵入熱は液体冷媒の流通によって処理される。ところがバルブ(弁体)を閉じると、バルブの位置での液体冷媒の流通が止まるため、弁棒を介した侵入熱により弁箱内の温度が上昇する。この温度上昇は、弁箱内の液体冷媒をガス化させ、液体冷媒の経路内にガス溜まりが形成される一因となる。 本発明は事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、冷却システムに備わるバルブの一部を閉じて、冷却システムにおける液体冷媒の流通を一部停止しても、液体冷媒の経路内にガス溜まりが形成され難い冷却システムを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、冷却システムに備わる複数のバルブのうち、所定のバルブについて、バルブを構成する部材のうちの少なくとも弁箱と弁体を極低温に維持することで目的を達成する。
【発明の効果】
本発明の冷却システムによれば、冷却システムにおける液体冷媒の流通を一部停止しても、液体冷媒の経路内にガス溜まりが形成され難い。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第一本発明の冷却システムの概略基本構成図であって、(A)は間接冷却タイプの冷却システム、(B)は直接冷却タイプの冷却システムを示す。

【図2】第一実施形態に示す冷却システムのリザーバタンク近傍の概略断面図である。

【図3】第二実施形態に示す冷却システムのリザーバタンク近傍の概略断面図である。

【図4】第三実施形態に示す冷却システムのリザーバタンク近傍の概略断面図である。

【図5】第四実施形態に示す冷却システムのリザーバタンク近傍の概略断面図である。

【図6】第五実施形態に示す冷却システムのリザーバタンク近傍の概略断面図である。

【図7】第六実施形態に示す冷却システムのリザーバタンク近傍の概略断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,2 冷却システム   C1 第1カバー部材 C2 第2カバー部材   10 リザーバタンク   11 第1断熱部 12 第2断熱部 10d 仕切り部 13 第3断熱部   10S 閉鎖空間   20 経路   21 第1循環路 21G 第1往路配管 21R 第1復路配管   21Ga 吸入配管 21Gb 送出配管   22 第2循環路 22G 第2往路配管 22R 第2復路配管   22Ga 吸入配管 22Gb 送出配管   25 連通管   30 冷凍機   41 送液ポンプ 41p 本体部 41m 動力部   42 送液ポンプ   50 超電導ケーブル   51 ケーブルコア 52 断熱管 55 端末部   61 導入管 62 排出管   91a〜91c,92a〜92c,95 バルブ(被冷却バルブ)

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