特許6048723IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

モータステータコア及びその製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、コートされた絶縁層の厚みを無視することはできず、このため、正味の金属板の厚みが減少してしまい、十分な磁束を発生させることができず、モータの高効率化が図れないという問題がある。
また絶縁層の耐衝撃性が十分でないために、モータの耐用期間も短縮してしまう。
またモータの回転時の固有振動のために、モータ用コアを構成する各金属板の間で芯ずれが起きることがあり、この芯ずれを防止するために、図5に示すように、金属板間を溶接しているが、この溶接部W′の長さ(積層方向に沿った長さ)が、積層されたモータ用コア片の最下層から最上層までにわたり、溶接に手間がかかるという問題もある。 本発明は、かかる実情に鑑み、磁束を効率よく発生させることができ、耐用期間が長く、小型で軽量なモータステータコアを提供するものである。また本発明はこのモータステータコアの簡単な製造方法を提供するものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のモータステータコアは、磁性板の表面に絶縁膜と磁性材料膜とが交互に積層されたステータコア片を複数重ね合わせた構造を有し、前記絶縁膜は、エアロゾルデポジション法にて絶縁物粒子を10μm〜50μmの厚さに形成した膜であり、前記ステータコア片は打ち抜きによって、所定形状に成型され、複数の前記所定形状に成型されたステータコア片どうしが、ステータコア片の周囲の一部において、溶接により接合されて重・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、従来より薄肉のモータステータコア片を形成できるので、モータの鉄損を低減でき、高速回転化が可能になるという優れた効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】電磁鋼板又はフェライト板の表面に絶縁膜と磁性材料膜とを交互に積層して、モータステータコアを製造する方法を説明するための工程図である。

【図2】各磁性板10の表面に絶縁膜11、磁性体膜12、絶縁膜11を積層したモータステータコア片13a,13bどうしを重ね合わせて、溶接して固着させた状態を示す斜視図である。

【図3】4つのモータステータコア片131〜134を組み合わせて作製したモータステータコア1を示す正面図である。

【図4】絶縁物粒子としてセラミックス粒子を採用する場合の、モータステータコア1の製造例を説明するための工程図である。

【図5】モータ用コアを構成する各金属板の間で起こる芯ずれを防止するために、金属板間を溶接した状態を示す斜視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…モータステータコア、10…磁性板、11…絶縁膜、12…磁性体膜、13…モータステータコア片、16…積層シート

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