【実施例】
【0019】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る印刷設定装置及びプレビュー表示制御プログラムについて、
図1乃至
図8を参照して説明する。
図1は、本実施例の印刷システムの全体構成を示す図であり、
図2は、印刷システムのソフトウェア構成を示す図である。また、
図3は、本実施例のクライアント端末の動作を示すフローチャート図であり、
図4乃至
図8は、本実施例のクライアント端末におけるプレビュー画面の表示例を示す図である。
【0020】
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、印刷指示に従って画像形成を行う画像形成装置20と、画像形成装置20に印刷を指示するWebサーバ30と、文書などのドキュメントを作成するクライアント端末40と、で構成され、これらは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークを介して相互に接続されている。
【0021】
クライアント端末40及びWebサーバ30は、一般的なコンピュータ装置であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶部、NIC(Network Interface Card)などの通信部で構成される制御部を備え、OS(Operating System)により制御されている。本実施例の印刷システムを司るソフトウェア(Webアプリケーション)は、クライアント端末40及びWebサーバ30のメモリやHDDに格納される。また、クライアント端末40のメモリやHDDには、ドキュメントを作成するプログラムやドキュメントのデータ(ドキュメントファイル)、印刷設定が禁則となるか否かを判定する際に参照する禁則判定情報なども格納される。
【0022】
画像形成装置20は、CPU、ROMやRAMなどのメモリ、HDDなどの記憶部、NICなどの通信部で構成される制御部を備え、Webサーバ30より出力された印刷ジョブの内容に従って画像形成処理を実行する。この画像形成装置20は、印刷出力が可能なプリンタとしてもよいし、プリンタの機能にフィニッシャやスキャン、FAXなどの機能を備えていてもよいし、プリンタを制御するプリンタコントローラとしてもよい。
【0023】
なお、本実施例では、Webサーバ30が提供するWebアプリケーションを用いてクライアント端末40で印刷設定や印刷指示などを行う構成とするが、クライアント端末40にインストールされたプリンタドライバを用いて印刷設定や印刷指示などを行ってもよく、その場合は、Webサーバ30を省略することも可能である。
【0024】
以下、各装置のソフトウェア構成(制御部上で動作するソフトウェアによって実現される機能)について、
図2(a)を参照して説明する。
【0025】
[画像形成装置]
画像形成装置20は、制御部上で動作するソフトウェアによって、印刷出力部21などとして機能する。
【0026】
印刷出力部21は、Webサーバ30の印刷ジョブ生成部32から受信した印刷ジョブに基づき、用紙への印刷処理を制御する。具体的には、帯電装置により帯電された感光体ドラムに露光装置から画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ベルトに1次転写し、転写ベルトから紙媒体に2次転写し、更に定着装置で紙媒体にトナー像を定着させる処理を制御する。
【0027】
[Webサーバ]
Webサーバ30は、制御部上で動作するソフトウェアによって、データ管理部31、印刷ジョブ生成部32などとして機能する。
【0028】
データ管理部31は、Webアプリケーションのプログラム及び画面情報、処理対象のドキュメントファイルの管理などを行う。クライアント端末40は、データ管理部31からプログラム及び画面情報をダウンロードし、Webブラウザを介してWebアプリケーションの内部処理や画面表示を行う。また、データ管理部31で管理されたドキュメントファイルは、印刷ジョブ生成部32に送信される。
【0029】
印刷ジョブ生成部32は、データ管理部31からドキュメントファイルを取得し、クライアント端末40の印刷設定部43cで設定された印刷設定情報に基づき、印刷ジョブの生成を行う。ここで生成された印刷ジョブのデータが画像形成装置20の印刷出力部21に送信され、印刷出力部21で印刷処理が実行される。
【0030】
[クライアント端末]
クライアント端末40は、制御部上で動作するソフトウェア(プレビュー表示制御プログラム)によって、プレビュー画像生成部41、禁則判別部42、画面表示部43などとして機能する。すなわち、本実施例では、クライアント端末40が印刷設定装置として機能する。
【0031】
プレビュー画像生成部41は、ファイル選択部43aで選択されたドキュメントファイルに対して、印刷設定部43cにて設定された印刷設定情報に基づき、印刷結果のシミュレーションを行ってプレビュー画像を生成する。具体的には、Nin1の割り付け処理、ステープル画像やパンチ穴画像の重ね合わせ処理、折りのシミュレーション処理、モノクロ変換処理などを行ってプレビュー画像を生成する。
【0032】
その際、禁則などによって印刷設定が自動的に変更された場合は、ユーザが手動で印刷設定を変更した場合とは異なる表示形態でプレビュー画像を表示し、ユーザに注意を促す。例えば、ユーザが手動でステープル設定を行った場合は、黒のステープル画像の重ね合わせを行い、自動でステープル設定となった場合は、赤色に強調されたステープル画像の重ね合わせを行ったりする。
【0033】
禁則判別部42は、印刷設定部43cにて行われた印刷設定に対して、予め記憶された禁則判定情報を参照して、禁則が発生するか否かを判定する。そして、禁則が発生すると判断した場合は、その旨を印刷設定部43cに通知すると共に、印刷設定部43cから変更された印刷設定を取得し、変更前後の印刷設定情報をプレビュー画像生成部41に通知する。
【0034】
画面表示部43は、表示部に表示されるWebブラウザ上に、印刷設定やプレビュー画像の閲覧のためのプレビュー画面の表示を行う。この画面表示部43には、ファイル選択部43a、プレビュー表示部43b、印刷設定部43cなどが含まれる。
【0035】
ファイル選択部43aは、プレビュー画像の表示対象となるドキュメントファイルをユーザに選択させる。選択されたドキュメントファイルは、Webサーバ30側にアップロードされ、Webサーバ30のデータ管理部31にて管理される。また、選択されたドキュメントファイルは、プレビュー画像生成部41に通知され、プレビュー画像の生成に利用される。
【0036】
プレビュー表示部43bは、プレビュー画像生成部41にて生成されたプレビュー画像を、Webサーバ30のデータ管理部31から取得した画面情報に合成して、Webブラウザ上に表示する。その際、印刷設定部43cによって印刷設定が自動的に変更された場合は、印刷設定の変更前後の差分をアニメーション表示したり、並べて表示したりして、ユーザが変更箇所を容易に認識できるようにする。
【0037】
印刷設定部43cは、Webサーバ30のデータ管理部31から取得した画面情報に基づき、Webブラウザ上に印刷設定用の画面を表示する。また、設定内容の制御とユーザからの入力受け付け/管理を行う。また、禁則判別部42により設定内容が禁則になると判定された場合は、予め定めたルールに従って禁則を回避するように印刷設定を変更し、変更後の印刷設定情報を禁則判別部42に通知する。また、印刷設定が自動的に変更されたことをユーザに通知して注意を促す警告ダイアログを表示するなど、禁則の状況に応じて適切な表示を行う。
【0038】
なお、
図2(a)では、クライアント端末40側でプレビュー画像の生成処理と禁則の判定処理とを行う構成としているが、これらの処理は、Webサーバ30の制御部上でプレビュー表示制御プログラムを動作させることによって実現することができる。その場合の印刷システム10のソフトウェア構成は
図2(b)のようになる。
【0039】
また、プレビュー画像の生成処理とプレビュー画像の表示処理と禁則の判定処理とは同じ装置で実行してもよいし、各々の処理を別々の装置で実行してもよい。例えば、プレビュー画像の生成処理をWebサーバ30若しくは画像形成装置20で実行し、禁則の判定処理及びプレビュー画像の表示処理をクライアント端末40で実行したり、プレビュー画像の生成処理を画像形成装置20で実行し、禁則の判定処理をWebサーバ30で実行し、プレビュー画像の表示処理をクライアント端末40で実行したりしてもよい。
【0040】
また、本実施例では、印刷設定を反映したプレビュー画像の生成処理をクライアント端末40で実行する構成としているが、この処理を複数の装置で分担して実行することも可能である。例えば、ドキュメントデータをラスタライズしてプレビュー画像を生成する処理はWebサーバ30上で実行し、印刷設定の内容を示す情報をプレビュー画像に合成する処理のみをクライアント端末40で実行することも可能であり、処理を分担することにより、クライアント端末40の負荷を少なくすることができる。
【0041】
以下、
図2(a)の構成の印刷システム10におけるクライアント端末40側のソフトウェア処理について、
図3のフローチャート図を参照して説明する。
【0042】
まず、ユーザは、クライアント端末40側のWebブラウザを用いてWebサーバ30にアクセスし、Webアプリケーションを起動する(S101)。
【0043】
次に、ユーザが、ファイル選択部43aを用いて、印刷したいドキュメントファイルを選択すると、ファイル選択部43aは、選択されたドキュメントファイルをWebサーバ30のデータ管理部31にアップロードする(S102)。
【0044】
そして、プレビュー画像生成部41は、ファイル選択部43aからドキュメントファイルを取得すると共に、印刷設定部43cから現在の印刷設定情報を取得し、ドキュメントファイル及び現在の印刷設定情報に基づいて、印刷結果のシミュレーションを行い、印刷プレビュー表示用のプレビュー画像の生成を行う。具体的には、Nin1設定のページ割り付け処理のシミュレーション、ステープル画像やパンチ穴画像の重ね合わせ処理、グレースケール化などを行い、生成したプレビュー画像をプレビュー表示部43bに送信し、プレビュー表示部43bは、Webサーバ30のデータ管理部31から取得した画面情報にプレビュー画像を合成して表示する(S103)。
【0045】
次に、印刷設定部43cは、ユーザからの印刷設定変更の命令があるかどうかを確認する(S104)。印刷設定変更の命令がない場合は、印刷設定部43cは、ユーザからの印刷実行命令があるかどうかを確認し(S111)、印刷実行命令がなければS104に戻って印刷設定変更の命令を監視し、印刷実行命令があればWebサーバ30に印刷設定情報を送信して印刷実行命令を行う。Webサーバ30の印刷ジョブ生成部32は、データ管理部31から取得したドキュメントファイルと印刷設定部43cから取得した印刷設定情報とを用いて印刷ジョブの生成処理を行い、生成した印刷ジョブを画像形成装置20に転送する。画像形成装置20の印刷出力部21は、印刷ジョブ生成部32から取得した印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する。
【0046】
一方、S104において印刷設定変更の命令があった場合は、印刷設定部43cは、禁則判別部42に印刷設定情報を通知し、禁則判別部42は、予め記憶した禁則判定情報を参照して、今回の印刷設定変更の命令によって禁則による自動設定変更が発生するか否かを確認する(S105)。なお、本実施例における印刷設定は、画像形成装置20で出力する際に必要な、用紙サイズ、部数、ページ割り付け、ステープル、パンチ等の一般的な印刷設定項目を含む。また、禁則による自動設定変更が発生する場合とは、例えば、ステープルやパンチが設定されている時に製本(Booklet)が設定された場合などである。
【0047】
S105の確認の結果、禁則による自動設定変更が発生しないと判断した場合は、禁則判別部42は、その旨を印刷設定部43cに通知し、印刷設定部43cは、命令通りに印刷設定を適用し(S110)、S103に戻って、プレビュー画像生成部41は、適用された印刷設定に基づいてプレビュー画像を生成し直し、プレビュー表示部43bは、データ管理部31から取得した画面情報にプレビュー画像を合成して表示する。
【0048】
図4は、禁則による自動設定変更が発生しない場合のプレビュー画面の表示例(第1の表示形態)を示している。このプレビュー画面には、例えば、指定されたページ(ここでは2/20ページ)のプレビュー画像と印刷設定情報とが表示される。そして、ここでは左上ステープル及び2穴のパンチが設定されている(”Staple”が”Left Corner”、”Punch”が”2-Hole”に設定されている)ため、プレビュー画像には、ステープルを示す画像(線の両端に黒丸を配置した画像)とパンチ穴を示す画像(2つの黒丸の画像)とが合成される。
【0049】
一方、S105において禁則による自動設定変更が発生すると判断した場合は、禁則判別部42は、その旨を印刷設定部43cに通知し、印刷設定部43cは、予め定めたルールに従って禁則とならないように印刷設定を変更し、禁則判別部42は、変更された印刷設定情報を印刷設定部43cから取得して、プレビュー画像生成部41に通知する(S106)。プレビュー画像生成部41は、禁則判別部42から変更前後の印刷設定情報を取得し、印刷設定変更前後のプレビュー画像を生成してプレビュー表示部43bに送信する(S107)。そして、プレビュー表示部43bは、画面上にプレビュー画像を表示すると共に、印刷設定部43cは、印刷設定が自動的に変更されたことをユーザに警告するダイアログを表示する(S108)。
【0050】
図5は、左上ステープル及び2穴パンチの設定が施されていた状態において、さらにbooklet設定を行おうとした場合のプレビュー画面の一例(第2の表示形態)である。この場合、ステープル設定及びパンチ設定はbooklet設定と禁則関係にあるため、ステープル設定及びパンチ設定がON(”Staple”が”Left Corner”、”Punch”が”2-Hole”)の状態において、booklet設定をON(”Print Type”を”Booklet”)にしようとすると、禁則の発生を防ぐため、印刷設定部43cは、自動的にステープル設定及びパンチ設定をOFFにする。
【0051】
その際、
図5に示すように、自動的に設定が変更されるステープル及びパンチを示す画像を、ユーザが設定若しくは設定を変更した場合(
図4)に比べて強調表示する。強調表示の方法としては、ステープル及びパンチを示す画像をユーザが設定/設定変更した場合とは異なる色(例えば、ユーザが設定/設定変更した場合は黒や通常トナー色、装置による自動設定変更の場合は赤や蛍光色などの彩度又は明度が相対的に大きい色)で表示したり、自動設定変更前後の状態をアニメーションで交互に表示して差分を示したり(図は、ステープル及びパンチを示す画像が点滅する様子を模式的に示している。)、これらを組み合わせたりする。更に、必要に応じて、装置による自動設定変更を行ってもよいかをユーザに確認する警告ダイアログを表示する。これにより、ユーザは印刷設定が自動的に変更されたことを容易に認識することができ、ユーザの意図しない印刷設定で印刷処理が実行される不具合を未然に防止することができる。
【0052】
上記の例では、装置による自動設定変更によってステープル及びパンチがOFFになるため、アニメーション表示では、ステープル及びパンチを示す画像が点滅する(表示/非表示を繰り返す)状態になるが、例えば、装置による自動設定変更によって3穴のパンチ設定が2穴のパンチ設定に変更されるというような場合は、3穴のパンチを示す画像を含むプレビュー画像と2穴のパンチを示す画像を含むプレビュー画像とが交互に表示されるといった表示形態となる。
【0053】
また、
図5では、装置による自動設定変更前後の状態を交互に表示することによって設定変更箇所を強調表示したが、例えば、
図6に示すように、装置による自動設定変更前後のプレビュー画像(ステープル設定及びパンチ設定を適用した設定適用前のプレビュー画像とステープル設定及びパンチ設定を解除した設定適用後のプレビュー画像)を並べて表示し、更に、必要に応じて、警告ダイアログを表示することもできる。このような表示形態によっても、ユーザは印刷設定が自動的に変更されたことを容易に認識することができ、ユーザの意図しない印刷設定で印刷処理が実行される不具合を未然に防止することができる。
【0054】
また、
図6では、設定適用後のプレビュー画像として、禁則となる印刷設定を解除した状態を示したが、最終的な印刷イメージを表示することもできる。例えば、Booklet設定を適用することによって禁則となるステープル設定及びパンチ設定が解除される場合は、
図7に示すように、Booklet設定を適用した状態が認識できるように表示(例えば、見開き状態で表示)することもできる。このような表示形態によっても、ユーザは印刷設定が自動的に変更されたことを容易に認識することができ、ユーザの意図しない印刷設定で印刷処理が実行される不具合を未然に防止することができる。なお、
図7では、装置による自動設定変更前後のプレビュー画像を並べて表示する場合の例を示したが、
図5のようなアニメーション表示においても、同様に、自動設定変更後のプレビュー画像としてもbooklet設定まで施した状態を表示してもよい。
【0055】
図3のフローチャート図に戻って、ユーザは表示されたプレビュー画像を見て、自動設定変更による差分を確認した上で、装置による印刷設定変更を適用するか否かを判断し(S109)、判断に応じた操作を行う。
図5乃至
図7の例では、警告ダイアログに表示された「はい」又は「いいえ」のいずれかのボタンを押下することによって、印刷設定変更を適用するか否かを決定する。
【0056】
そして、印刷設定変更を適用する場合は、印刷設定部43cは、設定の変更を適用し(S110)、印刷設定変更を適用しない場合は特に何も行わず、S103に戻って同様の処理を繰り返す。
図8は、装置による印刷設定変更を適用し、プレビュー画像を更新した時の表示例である。この例ではステープル設定及びパンチ設定がOFFであり、booklet設定がONになるため、プレビュー画像からステープル及びパンチを示す画像が消去され、booklet状態になったプレビュー画像が表示される。
【0057】
このように、本実施例では、禁則によって印刷設定が自動で変更された場合は、ユーザが手動で印刷設定を変更した場合に比べて、変更箇所(例えば、ステープルやパンチを示す画像)が強調された色で表示され、及び/又は、差分が浮かび上がるように点滅して表示され、更に、必要に応じて、装置による自動設定変更が行われたことを示す警告ダイアログが表示されるため、印刷設定が自動で変更されることによってどのような状態で印刷されるかを、事前にプレビュー画像で分かりやすく確認することができ、ユーザの意図した通りの印刷結果を得ることが可能となる。
【0058】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、印刷システム10の構成や制御は適宜変更可能である。
【0059】
例えば、上記実施例では、装置が自動で印刷設定を変更した場合に、変更箇所の表示色を変えたり、アニメーション表示を行ったりしたが、装置が自動で印刷設定を変更した場合とユーザが手動で印刷設定を変更した場合とで表示形態が異なっていればよい。一例として、ユーザが手動で印刷設定を変更した場合は、変更箇所(例えば、ステープル及びパンチの画像)を第1のサイズで表示し、クライアント装置40が印刷設定を自動で変更した場合は、変更箇所を第1のサイズよりも大きい第2のサイズで表示するといった手法を用いてもよい。
【0060】
また、上記実施例では、Webサーバ30がWebアプリケーションによって生成した画面情報をクライアント端末40に送信し、クライアント端末40で画面情報にプレビュー画像を合成して表示する構成としたが、各々クライアント端末40のプリンタドライバが生成した画面にプレビュー画像を合成して表示する場合に対しても、本発明を同様に適用することができる。
【0061】
また、上記実施例では、禁則が発生した場合の制御について記載したが、例えば、印刷コストを抑えるためにカラー設定を自動的にモノクロ設定変更するなど、装置側が推奨する設定に自動的に変更する場合に対しても、本発明を同様に適用することができる。