特許6049912IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

独立請求項の上位概念部に記載のアクセルペダルユニットに関する。 従来技術
アクセルペダルと、アクチュエータと、制御軸と、を備え、制御軸を介してアクチュエータが戻しトルクをアクセルペダルに伝達可能となっているアクセルペダルユニットは、既に独国特許出願公開第102009021585号明細書において公知である。アクセルペダルユニットは、例えば車両の速度を制御したり、制限したり、あるいは速度超過時の警告装置として機能したりするために、付加的な戻し力をアクセルペダルに働かせることができる。欠点は、アクチュエータとアクセルペダルとが互いに剛結されていることにある。これにより、アクチュエータ、例えばブラシを有する直流モータの短時間のトルク落ち込み(トルクリプル)の相対量は、そのままアクセルペダルに伝達され、運転者にとって煩わしく感じられてしまう。さらなる欠点は、アクチュエータにより発生される付加的な戻し力が、様々な影響により管理不能な変動を被ることにある。一方では、高速でのペダル操作時、アクチュエータが連動して動かされることにより、慣性に起因して戻し力の望ましくない増大が起こる場合がある。他方、機械的な伝達経路には、摩擦がつきものであるため、実際にアクセルペダルに伝達される力は、温度に左右されることになる。生起されるモータトルクと、アクチュエータに印加される電流との間の関係も、温度並びに材料公差及び構成部材公差に左右される予測不能な変動を被る。 発明の利点
これに対して、独立請求項の特徴部に記載の特徴を有する本発明に係るアクセルペダルユニットは、制御軸のトルクが緩衝要素を介してアクセルペダルに伝達されることにより、アクチュエータがアクセルペダルから機械的に絶縁されているという利点を有している。こうして、機械的に見て制御軸とアクセルペダルとの間には、ばね要素あるいは緩衝要素が配置されている。緩衝要素により、アクチュエータが生起するトルク変動は、強く緩和され、その結果、これを運転者が認識することはない。 従属請求項に記載の構成により、独立請求項に記載のアクセルペダルユニットの好ましい態様及び改良が可能である。 好ましい態様において、緩衝要素は、コイルばね、ねじりばね、曲げばね又はゴムばねとして形成されている。 制御軸上に、トルクを伝達する制御レバーが設けられており、緩衝要素が、一端において制御レバーに、他端において制御軸に接続されていると、特に好ましい。 さらに、制御レバーが、制御軸上に回動可能に支持されていると、戻しトルクがこれにより緩衝要素を介してのみ伝達されるため、好ましい。 緩衝要素が、制御軸に対応する端部で、制御軸に結合されている肩部に取り付けられていると、緩衝要素がこれにより特に簡単に制御軸に取り付け可能であるので、極めて好ましい。 また、緩衝要素が、少なくとも1巻きの巻回で制御軸を取り巻くように延びていると、緩衝要素がこれにより極めて省スペースに配置されているので、好ましい。 さらに、制御レバーが、回転可能に支持される転動要素を有していると、トルクがこれにより低摩擦で制御レバーからアクセルペダルに伝達されるので、好ましい。 さらに、制御レバーが、アクセルペダルの、コーティングが施された面に作用すると、トルクがこれによりほぼ摩擦なしにかつ低ノイズに制御レバーからアクセルペダルに伝達されるので、好ましい。 アクセルペダルユニットが、一端で回動不能なハウジング区分に固定され、他端で制御レバーに作用する調整ばねを備えていると、好ましい。調整ばねは、その作用方向にかかわらず、アクチュエータとアクセルペダルとの間に配置される伝動装置にテンションを加える。その結果、伝動装置の歯の歯面は、互いに当接しており、これにより、伝動装置の運転中に発生するノイズは、僅かである。 さらに、調整ばねが、制御レバーをアクセルペダルに押し付けるか、又は逆方向に、アクセルペダルから離間したストッパ位置に向かって押圧するように構成されていると、好ましい。第1の変化態様において、調整ばねは、戻しばねとして緩衝要素のばね力に抗して作用する。第2の変化態様において、調整ばねは、減衰要素の方向で作用し、アクセルペダルにおける制御レバーの常時の当接を提供し、これによりアクチュエータは、特に迅速に力をアクセルペダルに導入可能である。 さらに、緩衝要素及び調整ばねが、制御軸上に回動可能に支持されるそれぞれ1つの軸受ブシュ上に設けられていると、ばねがこれにより良好に案内されており、機械的な負荷が作用しても不特定に破損することがなくなるので、好ましい。 本発明の一実施の形態を図面に略示し、以下の説明において詳述する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係るアクセルペダルユニットの3次元図である。

【図2】図1に示した本発明に係るアクセルペダルユニットを上から見た図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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