技術分野
ハイブリッド車に関し、詳しくは、エンジンと、エンジンをクランキング可能なモータと、モータに電力を供給するバッテリと、エンジンの冷却水の温度が閾値温度未満のときにモータによるエンジンのクランキングを伴ってエンジンを始動する冷間始動時には、エンジンのクランキングを開始してからエンジンの回転数が閾値回転数未満である最中は燃料噴射量を増量してエンジンを始動するようエンジンとモータとを制御するエンジン始動制御手段と、を搭載するハイブリッド車
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、上述のハイブリッド車では、エンジンの始動が遅延したり、バッテリが下限電圧未満になる場合が生じる。エンジンの冷却水の温度の降下の程度とバッテリの温度の降下の程度とは異なるため、エンジンの冷却水の温度は十分に低いが、バッテリの温度はある程度の温度となるときが生じる。この場合、バッテリから出力可能な電力は比較的大きなものとなるため、十分なパワーを用いてエンジンをクランキングする。すると、エンジンのクランク角を確定した直後に最初に計算したエンジンの回転数は大きくなり、その結果、補正係数は必要以上に小さくなったり、初回燃料噴射量が補正されずにそのまま実行用燃料噴射量として用いられるときも生じる。即ち、エンジンの冷却水の温度は十分に低いためにエンジンの始動には初回燃料噴射量の増量補正は必要であるが、バッテリの温度が高いために増量補正が行なわれなくなるのである。このとき、初回の燃料噴射に対しては爆発が生じない場合も生じるから、エンジンの始動が遅延し、クランキング時間が長くなる結果、バッテリの電圧が下限電圧を下回ることも生じてしまう。
本発明のハイブリッド車は、冷間始動時におけるエンジンの始動性を良好にすることを主目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明のハイブリッド車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】エンジン22の構成の概略を示す構成図である。
【図3】エンジンECU24により実行される始動時燃料噴射処理の一例を示すフローチャートである。
【図4】変形例の始動時燃料噴射処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。
【図6】変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
【図7】変形例のハイブリッド自動車320の構成の概略を示す構成図である。
【図8】変形例のハイブリッド自動車420の構成の概略を示す構成図である。
20,120,220,320,420 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、39a,39b 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136 スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、143 圧力センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ、234 アウターロータ、329 クラッチ、330,430 変速機、MG,MG1,MG2 モータ。
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