【実施例】
【0055】
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明は、下記実施例に限定されるものではなく、その発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることは言うまでもない。
【0056】
[実施例1]
まず、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0057】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0058】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が1.76×10
-6TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層(GaAs
1-xSb
x層)を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0059】
その後、基板温度が660℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が7×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が1.76×10
-6TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層(GaAs
1-ySb
y層)を、1時間当たり1μmの形成速度で形成した。このとき、Sb原料の分子線強度と、第2の化合物半導体層の形成速度が1時間当たり1μmとなるために必要なGa原料の分子線強度との比(換算Sb/Ga分子線強度比)は2.51である。
【0060】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークをX線回折装置(PHILIPS社製、PW1830)を用いて解析したところ、Sb組成yは0.032であった。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値は610秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における表面粗さの二乗平均値Rrmsを原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、1.8nmであった。
【0061】
すなわち、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値が700秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における表面粗さの二乗平均値Rrmsが3nm以下である化合物半導体基板を実現した。
【0062】
[実施例2]
まず、実施例1と同様に、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0063】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0064】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が2.8×10
-6TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0065】
その後、基板温度が660℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が7×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が2.8×10
-6TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層を、1時間当たり1μmの形成速度で形成した。このとき、換算Sb/Ga分子線強度比は4である。
【0066】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークを解析したところ、Sb組成yは0.052であった。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブの、FWHM値は660秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値、Rrms値を原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、1.6nmであった。
【0067】
すなわち、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値が700秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsが3nm以下である化合物半導体基板を実現した。
【0068】
[実施例3]
まず、実施例1と同様に、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0069】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0070】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層であるGaAs層を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0071】
その後、基板温度が660℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が7×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が1.66×10
-6TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層を、1時間当たり1μmの形成速度で形成した。このとき、換算Sb/Ga分子線強度比は2.37である。
【0072】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークを解析したところ、Sb組成yは0.033であった。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値は550秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値、Rrms値を原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、2.2nmであった。
【0073】
すなわち、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブの、FWHM値が600秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値、Rrms値が3nm以下である化合物半導体基板を実現した。
【0074】
[実施例4]
まず、実施例1と同様に、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0075】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0076】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層であるGaAs層を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0077】
その後、基板温度が660℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が7×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が8×10
-7TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層を、1時間当たり1μmの形成速度で形成した。このとき、換算Sb/Ga分子線強度比は1.14である。
【0078】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークを解析したところ、Sb組成yは0.015であった。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値は590秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsを原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、2.9nmであった。
【0079】
すなわち、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブの、FWHM値が600秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsが3nm以下である化合物半導体基板を実現した。
【0080】
[比較例1]
実施例3、4に対する比較例1について述べる。
【0081】
まず、実施例1と同様に、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0082】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0083】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層であるGaAs層を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0084】
その後、基板温度が580℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が7×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層をであるGaAs層を、1時間当たり1μmの形成速度で形成した。このとき、換算Sb/Ga分子線強度比は、第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していないので、当然のことながら0である。
【0085】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークを解析したところ、Sb組成yは、第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していないので、当然のことながら0である。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値は520秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsを原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、20.5nmであった。
【0086】
実施例3、4と比較した場合、Rrms値が圧倒的に大きくなってしまうことがわかる。第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していない場合、第2の化合物半導体層は3次元成長してしまう。この状態で、Rrms値を下げるためには、第2の化合物半導体層形成時の基板温度を下げなければならないが、そうすると結晶性は悪化し、FWHM値は増大してしまう。
【0087】
すなわち、第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していない場合、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値が700秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsが3nm以下である化合物半導体基板を実現することはできない。
【0088】
[比較例2]
実施例3、4に対する比較例2について述べる。
【0089】
比較例1では、実施例3、4と比較した場合、Rrms値が圧倒的に大きくなってしまう。Rrms値を小さくするためには、第二の化合物半導体層を、より低温で形成しなければならない。そこで、比較例1よりも低温で第二の化合物半導体層を形成した例を、比較例2として述べる。
【0090】
まず、実施例1と同様に、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0091】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0092】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層であるGaAs層を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0093】
その後、基板温度が420℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が7×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層をであるGaAs層を、1時間当たり1μmの形成速度で形成した。このとき、換算Sb/Ga分子線強度比は、第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していないので、当然のことながら0である。
【0094】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークを解析したところ、Sb組成yは、第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していないので、当然のことながら0である。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値は1040秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsを原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、2.0nmであった。
【0095】
比較例1と比較すると、Rrms値は小さくなったものの、FWHM値が大きくなってしまった。実施例3、4と比較した場合においても、FWHM値が圧倒的に大きくなってしまうことがわかる。
【0096】
すなわち、第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していない場合、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値が700秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsが3nm以下である化合物半導体基板を実現することはできない。
【0097】
[比較例3]
実施例3、4に対する比較例3について述べる。
【0098】
まず、実施例1と同様に、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0099】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0100】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層であるGaAs層を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0101】
その後、基板温度が580℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が7×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が3.5×10
-7TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層を、1時間当たり1μmの形成速度で形成した。このとき、換算Sb/Ga分子線強度比は0.5である。
【0102】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークを解析したところ、Sb組成yは0.026であった。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値は670秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsを原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、20.3nmであった。
【0103】
実施例3、4と比較した場合、Rrms値が圧倒的に大きくなってしまうことがわかる。第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していても、その量が少ない場合、すなわち、換算Sb/Ga分子線強度比が1以下の場合、第2の化合物半導体層は比較例1の場合と同様に3次元成長してしまう。この状態で、Rrms値を下げるためには、第2の化合物半導体層形成時の基板温度を下げなければならないが、そうすると結晶性は悪化し、FWHM値は増大してしまう。
【0104】
すなわち、第2の化合物半導体層の形成時にSbを同時照射していても、その量が少ない場合、すなわち、換算Sb/Ga分子線強度比が1以下の場合、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブのFWHM値が700秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsが3nm以下である化合物半導体基板を実現することはできない。
【0105】
[実施例5]
まず、Si(111)基板の表面の有機物、金属等の汚染物質を除去した後、濃度1.0wt%のフッ化水素水溶液を用いて表面の酸化膜を除去して、水素終端処理を行った。
【0106】
これを直ちにMBE装置内に導入し、1×10
-6Torr(1.333×10
-6Pa)以下の真空中で、基板温度が300℃になるまで加熱し、温度が一定になったところでAsを照射した。
【0107】
引き続き、分子線強度が7×10
-8TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子とを同時に照射することにより、膜厚20nmの第1の化合物半導体層であるGaAs層を、1時間当たり0.1μmの形成速度で形成した。
【0108】
その後、基板温度が660℃になるまで加熱し、温度が一定になったところで、分子線強度が1.4×10
-7TorrのGaと、分子線強度が3×10
-5TorrのAs
4分子をクラッキングすなわち加熱して生成したAs
2分子と、分子線強度が1.64×10
-6TorrのSbとを同時に照射することにより、膜厚980nmの第2の化合物半導体層を、1時間当たり0.2μmの形成速度で形成した。このとき、換算Sb/Ga分子線強度比は2.34である。
【0109】
第2の化合物半導体層の(111)面に対応するX線回折ピークを解析したところ、Sb組成yは0.013であった。また、第2の化合物半導体層の、(111)面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブの、FWHM値は435秒であった。さらに、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値、Rrms値を原子間力顕微鏡(AFM)で評価したところ、1.8nmであった。
【0110】
すなわち、第2の化合物半導体層の、Si基板の面方位と同じ面に対応するX線回折ピークのロッキングカーブの、FWHM値が500秒以下であり、且つ、第2の化合物半導体層の10μm四方の領域における、表面粗さの二乗平均値Rrmsが2nm以下である化合物半導体基板を実現した。
【0111】
上述した実施例1〜5および比較例1,2を以下の表1にまとめた。
【0112】
【表1】