技術分野
化合物半導体基板の研磨に好適な研磨用組成物および化合物半導体基板の製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
のようにInP基板を、半導体デバイスに利用するためには、その表面を、鏡面研磨によって、極めて高い均一性、平坦性を有する表面とすることが要求される。しかし、InP基板は、シリコン基板に比較して、結晶異方性により原子結合力の弱い面で割れやすいため、研磨の際、研磨速度(以下、研磨レートとも記す)を上げることができず、生産性に課題を有していた。
特許文献1〜4および非特許文献1に記載された研磨用組成物では、InP基板の高速研磨は困難であり、の課題に対して十分な解決手段を提供するものではない。また、特許文献4に記載された研磨用組成物は、その配合成分が多く、原料調達や原料コストの観点からも好ましくない。
本発明は、のような事情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、化合物半導体基板、とりわけInP基板の高速研磨を可能とする研磨用組成物を提供するとともに、該研磨用組成物を利用した化合物半導体基板の製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、課題を解決すべく、研磨用組成物を構成する成分について鋭意研究を重ねたところ、研磨用組成物にアルカリ金属の脂肪酸塩を添加することが、化合物半導体基板の高速研磨に極めて有効であることを見出すとともに、研磨用組成物の配合成分として特定の組み合わせを採用した場合に、各成分の相互作用により、化合物半導体基板、とりわけInP基板の高速研磨を実現し得ることを見出し、本発明を完成した。
【発明の効果】
本発明の研磨用組成物は、研磨レートの高速化が可能であるとともに、高速研磨を行なった場合でも、基板の仕上がり品質を、半導体デバイスに適応したものとすることができる。そして、とりわけInP基板の研磨において優れた効果を発揮する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の化合物半導体基板の製造方法を示すフローチャートである。
【図2】従来の研磨用組成物を使用した場合の研磨加工の概念図である。
【図3】本発明の研磨用組成物を使用した場合の研磨加工の概念図である。
1 基板(ウエハ)、2 研磨布、3,103 研磨用組成物、4 コロイダルシリカ。
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