特許6051802IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

クラッチディスクの摩擦材の摩耗を補償する摩耗補償機構を有するクラッチ装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

以下の分析は、本願発明者により与えられる。 特許文献1に記載の摩耗追従クラッチ装置の規制機構では、楔作用のために、規制部材にテーパ面が形成されるとともに、規制補助部材に斜面が形成されているため、特殊形状に加工することに伴うコストがかかってしまう。また、特許文献1に記載の摩耗追従クラッチ装置の規制機構は、センサプレートの側面がプレッシャプレートの孔の内周面に押圧されたときの摩擦力に係る摩擦係数という不確定要素に依存する構造となっているため、規制機構の性能を満足するための条件の設定が厳しくなる可能性がある。 本発明の主な課題は、製造コストを抑えつつ高い信頼性を確保できる摩耗補償機構を有するクラッチ装置を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一視点においては、クラッチ装置において、クラッチディスクの摩擦材をフライホイール側に押し付けるプレッシャプレートと、バネ力を用いて前記プレッシャプレートへの押付荷重を調整する押付荷重調整機構と、前記プレッシャプレートと前記押付荷重調整機構との間の間隔を調整することにより前記摩擦材の摩耗量を補償することが可能な摩耗補償機構と、前記摩擦材の摩耗量を検出及び記憶するとともに、記憶した摩耗量・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、摩耗量検出記憶機構において構成部品が少なく、かつ、特殊材を用いる必要がないため、従来の構成よりも低コストで摩耗量検出記憶機能を達成することができる。また、センサ部材上の付勢部材の付勢力によって摩耗補償機構の動作を規制するため、従来の構成よりも、設計自由度が高く、かつ、摩擦力のような不確定要素が少なく、高い信頼性を確保できる。また、弾性部材の設計自由度が高いため、従来の構成よりも、振動に耐えうる十分大きな付勢力を加えることができ、高い耐震性を確保できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施例1に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した軸方向から見た部分切欠平面図である。

【図2】本発明の実施例1に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した図1のX−X´間の断面図である。

【図3】本発明の実施例1に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した図1のY−Y´間の断面図である。

【図4】本発明の実施例1に係るクラッチ装置の動作を模式的に示した部分断面図であり、(A)はクラッチディスクの摩擦材が摩耗する前の図、(B)はクラッチディスクの摩擦材が摩耗した瞬間の図である。

【図5】本発明の実施例1に係るクラッチ装置の動作を模式的に示した図4に続く部分断面図であり、(A)はクラッチディスクの摩擦材の摩耗量を記憶するとき図、(B)は記憶した摩耗量に基づいて摩耗を補償するときの図である。

【図6】本発明の実施例2に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した断面図である。

【図7】本発明の実施例3に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した断面図である。

【図8】本発明の実施例4に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した断面図である。

【図9】本発明の実施例5に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した軸方向から見た部分切欠平面図である。

【図10】本発明の実施例5に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した図9のX−X´間の断面図である。

【図11】本発明の実施例5に係るクラッチ装置の構成を模式的に示した図9のY−Y´間の断面図である。

【図12】本発明の実施例5に係るクラッチ装置の動作を模式的に示した図10に続く断面図であり、クラッチディスクの摩擦材が摩耗した瞬間の図である。

【図13】本発明の実施例5に係るクラッチ装置の動作を模式的に示した図12に続く断面図であり、レリーズプレートを切り上げた瞬間の図である。

【図14】本発明の実施例5に係るクラッチ装置の動作を模式的に示した図13に続く断面図であり、記憶した摩耗量に基づいて摩耗を補償するときの図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 クラッチ装置   2 クラッチディスク   2a ダンパ部   3 摩耗補償機構   4 摩耗量検出記憶機構   4a ネジ機構   5 回転軸   10 フライホイール   11 クラッチカバー   12 ボルト   13 弾性部材(押付荷重調整機構)   14 レリーズプレート(押付荷重調整機構)   14a 切欠部   15 アッパウェッジ   15a 傾斜面   15b 切欠部   16 ロアウェッジ   16a 傾斜面   16b 支持部   16c 穴部   17 弾性部材   18 クッションスプリング   19 プレッシャプレート   20、21 摩擦材   22 ライニングプレート   23、24 サイドプレート   25 リベット   27 弾性部材   28 ハブ部材   29、30 スラスト部材   31 センサ部材   31a ピン部   31b ストッパ部   31c オネジ部   31d 凸部   32 付勢部材   33 メネジ部材   34 摺動部材   35 回転力発生部材   36 ケース   36a 穴部   40 クラッチカバー   40a かしめ部   41、42 支点部材(押付荷重調整機構)   43 ダイヤフラムスプリング(押付荷重調整機構)   43a レバー部   43b 皿ばね部   44 シートスプリング   45 プレッシャプレート   45a 凹部   45b 支持部   45c 穴部   46 カバー部材   46a 穴部   47 ロアウェッジ   47a 傾斜面

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