(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記スクロールバーは、前記バー上に表示され前記バーの長さに対する相対的位置により前記第1表示部に表示された前記領域が含まれるページのページ位置を表わす指標をさらに有し、
前記表示処理部は、前記第1表示部に表示された前記切り替えられた領域が含まれるページのページ位置に対応して前記指標を移動させることを特徴とする請求項1に記載の電子表示端末。
前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する目印表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1または3に記載の電子表示端末。
前記目印表示手段は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断した場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示することを特徴とする請求項4または5に記載の電子表示端末。
前記スクロールバーは、前記バー上に表示され前記バーの長さに対する相対的位置により前記第1表示部に表示された前記領域が含まれるページのページ位置を表わす指標をさらに有し、
前記手順(b)は、前記第1表示部に表示された前記切り替えられた領域が含まれるページのページ位置に対応して前記指標を移動させることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
前記手順は、前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する手順(c)をさらに有することを特徴とする請求項10または12に記載のプログラム。
前記手順(c)は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断された場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示することを特徴とする請求項13または14に記載のプログラム。
前記スクロールバーは、前記バー上に表示され前記バーの長さに対する相対的位置により前記第1表示部に表示された前記領域が含まれるページのページ位置を表わす指標をさらに有し、
前記段階(b)は、前記第1表示部に表示された前記切り替えられた領域が含まれるページのページ位置に対応して前記指標を移動させることを特徴とする請求項20に記載の表示方法。
前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する段階(c)をさらに有することを特徴とする請求項20または22に記載の表示方法。
前記段階(c)は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断された場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示することを特徴とする請求項23または24に記載の表示方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した従来技術は、ドキュメントのページ数が増大し、かつ所望のページの候補である付箋が付加されたページが連続的に存在することで当該付箋が付加されたページが集中すると、各付箋上に正確にカーソルを正確に位置させることが困難になる。これにより、付箋が付加されたページから所望のページを検出して当該ページに表示を切り替えることが困難になるという問題がある。
【0006】
本発明はこのような問題を解決するためになされたものである。すなわち、スクロールバーを備える表示端末において、ユーザーにより画面上でタッチ入力された位置の、スクロールバーのバーの長さ方向である第1方向の位置要素と当該第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて表示するドキュメントの領域を切り替える。また、領域が切り替えられた後に表示される当該領域が含まれるページのページ位置を、バーの長さに対するバー上の指標の相対的な位置として表示する。これにより、所望のページの候補であるページが集中し、表示しようとするページの位置をスクロールバーのバー上で正確にタッチ入力できない場合であっても、バーから離れた位置におけるタッチ入力に基づいてより正確に表示したいドキュメントの領域を表示できる。従って、ドキュメントのページ数が増大し、かつ表示を所望するページの候補が連続的に存在することにより集中しても、ドキュメントの表示領域を確保しつつ表示を所望するページの捜索および表示を容易に実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
【0008】
(1)複数のページを含むファイルを前記ファイルの領域ごとに画面に表示する第1表示部と、前記画面上に表示されるバーを有するスクロールバーを表示する第2表示部と、ユーザーにより前記第2表示部でタッチ入力された位置の、前記バーの長さ方向である第1方向の位置要素と前記第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて、前記第1表示部が表示する前記領域を予め特徴付けされた領域に切り替える表示処理部と、を有
し、前記第1方向および前記第2方向は、それぞれページ番号が増大または減少する方向に対応する電子表示端末。
(2)複数のページを含むファイルを前記ファイルの領域ごとに画面に表示する第1表示部と、前記画面上に表示されるバーを有するスクロールバーを表示する第2表示部と、ユーザーにより前記第2表示部でタッチ入力された位置の、前記バーの長さ方向である第1方向の位置要素と前記第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて、前記第1表示部が表示する前記領域を予め特徴付けされた領域に切り替える表示処理部と、前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する目印表示手段と、を有し、前記目印表示手段は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断した場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示する電子表示端末。
(
3)前記スクロールバーは、前記バー上に表示され前記バーの長さに対する相対的位置により前記第1表示部に表示された前記領域が含まれるページのページ位置を表わす指標をさらに有し、前記表示処理部は、前記第1表示部に表示された前記切り替えられた領域が含まれるページのページ位置に対応して前記指標を移動させる上記(1)に記載の電子表示端末。
【0009】
(
4)前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する目印表示手段をさらに有する上記(1)または(
3)に記載の電子表示端末。
【0010】
(
5)前記特徴付けされたページは、手書きが追加されたページである上記(
4)に記載の電子表示端末。
【0011】
(
6)前記目印表示手段は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断した場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示する上記(
4)または(
5)に記載の電子表示端末。
【0012】
(
7)前記目印表示手段により表示される前記特定目印は、前記特定目印上でタッチ入力されることにより前記第2方向に延びる上記
(2)または(6)に記載の電子表示端末。
【0013】
(
8)前記スクロールバーは、前記ファイルの前記領域が表示される範囲外に表示される上記(1)〜(
7)のいずれかに記載の電子表示端末。
【0014】
(
9)前記ファイルの前記領域は、一つのページ全体および一つのページの一部の少なくともいずれかである上記(1)〜(
8)のいずれかに記載の電子表示端末。
【0015】
(
10)複数のページを含むファイルを前記ファイルの領域ごとに画面の第1表示部に表示する手順(a)と、前記画面上に表示されるバーを有するスクロールバーを第2表示部に表示させ、ユーザーにより前記第2表示部でタッチ入力された位置の、前記バーの長さ方向である第1方向の位置要素と前記第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて、前記手順(a)において前記第1表示部に表示された前記領域を予め特徴付けされた領域に切り替える手順(b)と、を有
し、前記第1方向および前記第2方向は、それぞれページ番号が増大または減少する方向に対応する
、電子表示端末に実行させるためのプログラム。
(11)複数のページを含むファイルを前記ファイルの領域ごとに画面の第1表示部に表示する手順(a)と、前記画面上に表示されるバーを有するスクロールバーを第2表示部に表示させ、ユーザーにより前記第2表示部でタッチ入力された位置の、前記バーの長さ方向である第1方向の位置要素と前記第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて、前記手順(a)において前記第1表示部に表示された前記領域を予め特徴付けされた領域に切り替える手順(b)と、前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する手順(c)と、を有し、前記手順(c)は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断された場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示する、電子表示端末に実行させるためのプログラム。
(
12)前記スクロールバーは、前記バー上に表示され前記バーの長さに対する相対的位置により前記第1表示部に表示された前記領域が含まれるページのページ位置を表わす指標をさらに有し、前記手順(b)は、前記第1表示部に表示された前記切り替えられた領域が含まれるページのページ位置に対応して前記指標を移動させる上記(
10)に記載のプログラム。
【0016】
(
13)前記手順は、前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する手順(c)をさらに有する上記(
10)または(
12)に記載のプログラム。
【0017】
(
14)前記特徴付けされたページは、手書きが追加されたページである上記(
13)に記載のプログラム。
【0018】
(
15)前記手順(c)は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断された場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示する上記(
13)または(
14)に記載のプログラム。
【0019】
(
16)前記手順(c)において表示される前記特定目印は、前記特定目印上でタッチ入力されることにより前記第2方向に延びる上記
(11)または(15)に記載のプログラム。
【0020】
(
17)前記スクロールバーは、前記手順(a)において前記ファイルの前記領域が表示される範囲外に表示される上記(
10)〜(
16)のいずれかに記載のプログラム。
【0021】
(
18)前記ファイルの前記領域は、一つのページ全体および一つのページの一部の少なくともいずれかである上記(
10)〜(
17)のいずれかに記載のプログラム。
【0022】
(
19)上記(
10)〜(
18)のいずれかに記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0023】
(
20)複数のページを含むファイルを前記ファイルの領域ごとに画面の第1表示部に表示する段階(a)と、前記画面上に表示されるバーを有するスクロールバーを第2表示部に表示させ、ユーザーにより前記第2表示部でタッチ入力された位置の、前記バーの長さ方向である第1方向の位置要素と前記第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて、前記
段階(a)において前記第1表示部に表示された前記領域を予め特徴付けされた領域に切り替える段階(b)と、を有
し、前記第1方向および前記第2方向は、それぞれページ番号が増大または減少する方向に対応する表示方法。
(21)複数のページを含むファイルを前記ファイルの領域ごとに画面の第1表示部に表示する段階(a)と、前記画面上に表示されるバーを有するスクロールバーを第2表示部に表示させ、ユーザーにより前記第2表示部でタッチ入力された位置の、前記バーの長さ方向である第1方向の位置要素と前記第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて、前記段階(a)において前記第1表示部に表示された前記領域を予め特徴付けされた領域に切り替える段階(b)と、前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する段階(c)と、を有し、前記段階(c)は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断された場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示することを特徴とする表示方法。
(
22)前記スクロールバーは、前記バー上に表示され前記バーの長さに対する相対的位置により前記第1表示部に表示された前記領域が含まれるページのページ位置を表わす指標をさらに有し、前記段階(b)は、前記第1表示部に表示された前記切り替えられた領域が含まれるページのページ位置に対応して前記指標を移動させる上記(
20)に記載の表示方法。
【0024】
(
23)前記複数のページのうち前記特徴付けされた領域を含む特徴付けされたページのページ位置を、前記スクロールバー上に目印で表示する段階(c)をさらに有する上記(
20)または(
22)に記載の表示方法。
【0025】
(
24)前記特徴付けされたページは、手書きが追加されたページである上記(
23)に記載の表示方法。
【0026】
(
25)前記段階(c)は、前記ファイルに含まれるページのページ数と前記特徴付けされたページの分布とに基づき、前記特徴付けされたページの前記目印が重なって表示されると判断された場合は、重なって表示されると判断された前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を他の前記目印と区別可能な目印として表示する上記(
23)または(
24)に記載の表示方法。
【0027】
(
26)前記段階(c)において表示される前記特定目印は、前記特定目印上でタッチ入力されることにより前記第2方向に延びる上記
(21)または(25)に記載の表示方法。
【0028】
(
27)前記スクロールバーは、前記段階(a)において前記ファイルの前記領域が表示される範囲外に表示される上記(
20)〜(
26)のいずれかに記載の表示方法。
【0029】
(
28)前記ファイルの前記領域は、一つのページ全体および一つのページの一部の少なくともいずれかである上記(
20)〜(
27)のいずれかに記載の表示方法。
【発明の効果】
【0030】
スクロールバーを備える表示端末において、ユーザーにより画面上でタッチ入力された位置の、スクロールバーのバーの長さ方向である第1方向の位置要素と当該第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて表示するドキュメントの領域を切り替える。また、領域が切り替えられた後に表示される当該領域が含まれるページのページ位置を、バーの長さに対するバー上の指標の相対的な位置として表示する。これにより、所望のページの候補であるページが集中し、表示しようとするページの位置をスクロールバーのバー上で正確にタッチ入力できない場合であっても、バーから離れた位置におけるタッチ入力に基づいてより正確に表示したいドキュメントの領域を表示できる。従って、ドキュメントのページ数が増大し、かつ表示を所望するページの候補が連続的に存在することにより集中しても、ドキュメントの表示領域を確保しつつ表示を所望するページの捜索および表示を容易に実現することができる。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電子表示端末、電子表示端末用プログラム、電子表示端末用プログラムが記録された記録媒体、および表示方法について詳細に説明する。なお、本明細書において、画像データの「表示」には、「画像として表示」の意味が含まれるものとする。
【0033】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子表示端末の例である電子ペーパー端末を含む表示システムを示すブロック図である。
【0034】
図1に示すように、表示システム1は、PC(Personal Computer)10と、電子ペーパー端末20とを有する。
【0035】
図1に示すように、PC10と電子ペーパー端末20とは無線または有線によりネットワーク30に接続され、ネットワーク30を介して相互に通信可能に接続される。ネットワーク30は、無線または有線のLAN(Local Area Network)により構成されることができる。
【0036】
なお、PC10と電子ペーパー端末20の数は限定されず、PC10は例えばサーバーを構成することで複数の電子ペーパー端末20に対しドキュメントファイル(以下、単に「ファイル」と称する)の送信を行うことができるようにしてもよい。
【0037】
図2は、PCの構成を示すブロック図である。
【0038】
図2に示すように、PC10は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、操作部105、表示部106、および通信部107を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス108を介して相互に接続される。
【0039】
CPU101は、プログラムに従って上記各部の制御や各種の演算処理を行う。
【0040】
RAM102は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
【0041】
ROM103は、各種プログラムや各種データを格納する。
【0042】
HDD104は、オペレーティングシステム、プリンタードライバー、およびその他の各種プログラムや各種データを格納する。プリンタードライバーは、ファイルをビットマップ形式の画像データに変換するためのソフトウェアである。
【0043】
操作部105は、例えばマウスといったポインティングデバイスやキーボードを含み、各種の操作、入力を行うために使用される。
【0044】
表示部106は、例えば液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。
【0045】
通信部107は、外部機器と通信するためのインターフェースであり、無線通信インターフェース、電話回線に接続するための電話回線インターフェース等を利用することができる。
【0046】
PC10は上述した構成を有することにより以下のように作用する。
【0047】
CPU101は、電子ペーパー端末20からの要求に応じ、HDD104に保存されているファイルを読み出し、プリンタードライバーによりファイルを電子ペーパー20により表示可能なデータ形式の画像データに変換する。そして、変換されたファイルを電子ペーパー端末20に送信する。
【0048】
プリンタードライバーにより画像データに変換されるファイルには、例えば、マイクロソフト社の文書作成ソフトウェアであるWORDにより作成されたワード文書、マイクロソフト社の表計算ソフトウェアであるEXCEL(登録商標)によるエクセル文書、またはPDF(Portable Document Format)文書が含まれる。
【0049】
電子ペーパー端末20により表示可能な画像データのデータ形式は、例えば、TIFF(Tagged Image File Format)またはビットマップである。なお、電子ペーパー20がワード文書やPDF文書をそのままのデータ形式で表示できる場合は、プリンタードライバーによるファイルのデータ形式の変換は不要である。
【0050】
図3は、本実施形態に係る電子ペーパー端末の構成を示すブロック図である。
【0051】
図3に示すように、電子ペーパー端末20は、システム制御部201、記憶部202、表示処理部203、表示部204、操作部205、通信部206、電源状態監視部207、および電源ユニット208を有する。システム制御部201、記憶部202、表示処理部203、操作部205、通信部206、および電源状態監視部207は、信号をやり取りするためのバス209を介して相互に接続される。表示処理部203と表示部204とは、表示処理部203が表示部204に画像データを表示させるための制御信号を表示処理部203から表示部204へ送信するための専用線2031で接続される。電源ユニット208と電源状態監視部207とは電源ユニット208の電源状態を監視するための監視信号をやり取りする等のための専用線2071で接続される。
【0052】
表示部204は表示手段を構成する。操作部205、表示処理部203、および表示部204は目印表示手段を構成する。
【0053】
システム制御部201は、例えばCPUにより構成されることができ、プログラムに従って、電子ペーパー端末20を構成する各構成要素を制御するとともに各種演算処理を行う。
【0054】
すなわち、システム制御部201は、PC10からのファイルの送受信の制御、記憶部202へのファイルの保存の制御、記憶部202からのファイルの読み出しの制御を行う。また、システム制御部201は、表示処理部203による表示部204への画像データの表示の制御、およびユーザーにより操作部205に入力される操作指示の制御を行う。
【0055】
記憶部202は、例えばRAM、およびROMから構成されることができ、各種プログラムや各種データを記憶する。
【0056】
記憶部202は、PC10から受信したファイルや、システム制御部201が電子ペーパー端末20の各構成要素を制御するための設定を記憶する。
【0057】
表示処理部203は、表示部204に画像データであるファイルを表示させるための制御を行う。
【0058】
表示部204は、例えば、電気泳動方式のディスプレイであり、画像データ等各種情報を表示する画面である。電気泳動方式のディスプレイは、同じ画像の表示を保持している間は消費電力を生じず、表示する画像の更新時において消費電力を生じるという特徴を有する。
【0059】
図4は、電子ペーパー端末の表示部の主要部の構造を示す断面図である。
【0060】
図4に示すように、表示部204は、負電荷を帯びた黒色顔料2042および正電荷を帯びた白色顔料2041がオイル等の透明分散媒とともに封入されたマイクロカプセル2043による電気泳動方式の表示技術を採用している。
【0061】
表面層2044は、PET(Polyethylene Terephthalate)フィルム等の透明な材料からなる前面基板であり、その背面側にはITO(Indium Tin Oxide)等の透明な導電膜からなる透明電極2045が配置されている。また、支持層2048はポリイミドフィルム等の絶縁性を有する材料からなる背面基板であり、その前面側には個々のマイクロカプセル2043に対応する微小な金属板からなる背面電極(セグメント電極)2047が配置されている。
【0062】
そして、個々の背面電極2047と透明電極2045との間にはマイクロカプセル2043が配置されており、個々のマイクロカプセル2043は接着層2046を介して個々の背面電極2047と接合されている。このように、2枚の電極2045、2047を介して前面基板(表面層2044)と背面基板(支持層2048)との間の空間に2次元的に配置された多数のマイクロカプセル2043が表示部204の表示領域を形成している。
【0063】
このように配置されたマイクロカプセル2043による表示原理は次の通りである。一つのマイクロカプセル2043に対応する背面電極2047に正電位が与えられると、負電荷を帯びた黒色顔料2042が背面電極2047側に移動するとともに正電荷を帯びた白色顔料2041が透明電極2045側に移動するので、マイクロカプセル2043は表示領域の前面側から見て白色を表示することになる。
【0064】
同様に、一つのマイクロカプセル2043に対応する背面電極2047に負電位が与えられると、正電荷を帯びた白色顔料2041が背面電極2047側に移動するとともに負電荷を帯びた黒色顔料2042が透明電極2045側に移動するので、マイクロカプセル2043は表示領域の前面側から見て黒色を表示することになる。
【0065】
図3に戻り、操作部205は、例えばタッチパネル、スクロールバー、ボタン、およびアイコンにより構成され、ユーザーにより各種操作指示や手書きによる文字、記号、または図形等(以下、単に「手書き」と称する)の入力がなされる。
【0066】
操作部205の構成要素であるタッチパネルは、表示部204を構成するディスプレイの表示面側に貼付されており、操作部205は、タッチパネル上でユーザーによりタッチペン等でタッチ入力された位置を座標として検出することができる。ユーザーは、表示部204にファイルのページ(以下、単に「ページ」と称する)を表示させた状態で当該ページに対しタッチ入力による手書きの入力を行うことができる。操作部205は、タッチ入力による手書きの入力を座標データに変換して手書きデータを作成し、表示部204に表示されているページのレイヤーデータとして当該ページに付加することができる。これにより、手書きデータは表示部204においてページと重畳して表示される。
【0067】
操作部205の構成要素であるスクロールバーは、表示部204に表示されているページのページ位置を、バーと指標であるノブの相対的位置により表す。より詳細には、スクロールバーは、表示部204に表示されているページのページ位置を、バーの長さと指標であるノブの相対的位置により表す。ここで、「ページ位置」とは、ファイルに含まれるページをページ番号順に並べたときの全ページに対する当該ページの相対的位置をいう。また、スクロールバーは、バー上でユーザーにタッチ入力された位置に指標を移動させるとともに、移動後の指標の位置に対応するページ位置に存在するページを表示部204に表示させる。ここで、「指標」には、スクロールバーの一般的な構成要素であるノブやスクロールエリアが含まれる。
【0068】
図5は、電子ペーパー端末の正面図である。
【0069】
図5に示すように、電子ペーパー端末20の表示部204のページ表示領域501にページが表示される。ページ表示領域501に表示されるページは、ページめくりボタン502を押すことによりページを一ページ毎に切替えることができる。
【0070】
スクロールバー503は、表示部204のページが表示されるページ表示領域501の範囲外である下部表示部504に表示される。
【0071】
スクロールバー503は、ページ表示領域501に表示されているページのページ位置を、バーの長さとノブ5032の相対的位置により表す。また、スクロールバー503は、バー5031上でユーザーにタッチ入力された位置に指標であるノブ5032を移動させるとともに、移動後のノブ5032の位置に対応するページ位置に存在するページをページ表示領域501に表示させる。
【0072】
図6は、電子ペーパー端末において手書きが追加されたページが表示されている状態を示す図である。手書きが追加されたページは、特徴付けされたページに相当する。
【0073】
図6に示すように、ページ表示領域501に表示されているページに、タッチペンによるタッチ入力により手書き601が追加されている。
【0074】
なお、ページ表示領域501の右側に表示されているアイコンのうち線の書式変更用アイコン602をクリックすることにより、手書きの線の太さ、色、および種類等の線の書式を変えることができる。手書きの線の書式の情報は、後述するように、手書きを追加したページのページ位置を示す目印であるペンマークをスクロールバー503に表示する際に、いずれかの書式の線による手書きが追加されたページのみを表示させるためのフィルタリングに利用することができる。
【0075】
図7は、手書きを追加したページのページ位置を示すペンマークが表示された状態のスクロールバーを示す図である。
図8は、手書きを追加したページのページ位置を示すペンマークが表示された状態のスクロールバーにおいて、手書きを追加した他のページを表示させるためにペンマークへのタッチ入力をしようとする状態を示す図である。
【0076】
システム制御部201は、レイヤーデータとして手書きデータが付加されているページを検出し、当該ページのページ位置を示すペンマーク5033をスクロールバー503上に表示させる。
【0077】
図7に示すように、スクロールバー503には、手書きを追加したページのページ位置を示すペンマーク5033が3つ示されている。従って、このペンマーク5033により、ペンマーク5033が表示された3つのページ位置の各ページについてそれぞれ手書きが追加されていることが判る。
【0078】
ユーザーは、スクロールバー503のバー5031上で、いずれかのペンマーク5033に対しタッチペンによりタッチ入力することで、タッチ入力されたペンマーク5033のページ位置に存在する手書きが追加されたページをページ表示領域501に直接表示できる。
【0079】
図7に示す状態においては、スクロールバー503のノブ5032が3つのペンマーク5033のうち最もページ番号の小さいページのページ位置を表わす位置にある。従って、この状態においては、手書きが追加されたページのうち最もページ番号の小さいページがページ表示領域501に表示されている。
【0080】
図8に示すように、ユーザーは、スクロールバー503に表示された3つのペンマーク5033のうち最もページ番号の大きいページのページ位置に表示されたものに対しタッチペン801によりタッチ入力を行うことができる。これにより、手書きが追加されたページのうち最もページ番号の大きいページをページ表示領域501に直接表示させることができる。
【0081】
図7、8に表示されている各ペンマーク5033は、手書きが追加されたページのページ毎のページ位置を表わしている。すなわち、各ペンマーク5033は、それぞれ単一のページのページ位置を表わしている。
図7、8の例においては、手書きが追加されたページ数がファイルの全ページ数に対して少なく、かつ手書きが追加されたページが連続していないため、ペンマーク5033は重ならず、ペンマーク5033への正確なタッチ入力が容易な状態にある。しかし、ファイルのページ数が増大し、かつ手書きが追加されたページが連続的に存在することで、手書きが追加されたページがファイルの一部に集中すると、ペンマーク5043が重なり、ペンマーク5033への正確なタッチ入力が困難となる。
【0082】
そこで、本実施形態においては、手書きが追加されたページが集中することによりペンマーク5033が重なることとなる場合は、手書きが追加された複数のページのページ位置を他のペンマーク5033と区別可能な一つの特定ペンマーク5033Aで表示する。さらに、特定ペンマーク5033A上でスクロールバー503から離隔または近接する方向にタッチペン801によりタッチ入力する位置を変えることで、特定ペンマークでページ位置が表示された複数のページのうちページ表示領域501に表示させるページを切り替える。
【0083】
図9は、手書きが追加されたページが集中している場合に、一つのページのページ位置を表示するペンマークのみで表示した場合と、複数のページのページ位置を表示する特定ペンマークを使用して表示した場合とを比較して示す説明図である。
【0084】
図9のAは、ファイルの全ページ901と、手書きが追加されたページ902とを示す概念図である。
図9のBは、手書きが追加されたページが集中している場合に、一つのページのページ位置を表示するペンマークのみで手書きが追加された各ページのページ位置を表示した場合のスクロールバーの上部を示す図である。
図9のCは、手書きが追加されたページが集中している場合に、複数のページのページ位置を表示する特定ペンマークを使用して手書きが追加された各ページのページ位置を表示した場合のスクロールバーの上部を示す図である。
【0085】
図9のAに示すように、手書きが追加されたページは、第7ページ、第20〜第22ページ、第24〜第25ページ、および第40〜第41ページである。
【0086】
図9のBに示すように、手書きが追加されたページが集中している場合に、一つのページのページ位置を表示するペンマーク5033のみで手書きが追加された各ページを表示した場合は、ペンマーク5033が重なって表示される。特に手書きが追加されたページが連続する第20〜第22ページ、および第23〜第24ページのページ位置を表わすペンマーク5033は重なりが顕著となるため、各ペンマーク5033に対しタッチ入力を正確に行うことは困難となる。
【0087】
そこで、本実施形態においては、
図9のCの上図に示すように、手書きが追加されたページが集中することでペンマーク5033が重なるかどうかをシステム制御部201が判断する。システム制御部201は、ファイルに含まれるページのページ数と手書きが追加されたページの分布とに基づいてペンマーク5033が重なるかどうか判断する。ここで、「ページの分布」には、ファイルに含まれる全ページの中で手書きが追加されたページが存在する頻度を示すあらゆる情報が含まれ、例えば、ページ間隔が含まれる。システム制御部201は、例えば、ファイルに含まれるページのページ数が多く、かつ手書きが追加されたページが連続する(すなわち、手書きが追加されたページのページ間隔が零である)ことによりペンマーク5033が重なるかどうか判断することができる。その際、ファイルに含まれるページのページ数と手書きが追加されたページのページ間隔とにそれぞれ閾値を設定することによりペンマーク5033が重なるかどうか判断してもよい。
【0088】
システム制御部201によりペンマーク5033が重なると判断された場合は、操作部205は、複数のページのページ位置を表示する特定ペンマーク5033Aを使用してスクロールバー504に手書きが追加されたページを表示する。なお、特定ペンマーク5033Aは、特定ペンマーク5033Aによりページ位置が表示される複数のページのいずれかのページのページ位置に対応するスクロールバー503のバー5031上の位置に表示されることができる。例えば、特定ペンマーク5033Aによりページ位置が表示される複数のページのうち最もページ番号の小さいページのページ位置に対応するスクロールバー503のバー5031上の位置にその先端が配置されることができる。
【0089】
また、
図9のCに示すように、特定ペンマーク5033Aは他のペンマーク5033と区別できるようにするために、一つのペンマークを最上層としてその裏に他のペンマークが重なっているような外観を有することができる。
【0090】
さらに、
図9のCの下図に示すように、ユーザーは、タッチペン801を特定ペンマーク5033A上でタッチしたままスクロールバー504から離隔または近接する方向にスライドさせるタッチ入力を行う。または、ユーザーは、特定ペンマーク5033Aに沿ってスクロールバー504から離隔または近接する方向にタッチペン801を逐一タッチさせるタッチ入力を行う。操作部205は、特定ペンマーク5033A上におけるユーザーによるタッチ入力を検知する。操作部205は、特定ペンマーク5033A上でタッチ入力された位置に基づいて、特定ペンマーク5033Aによりページ位置が表示された複数のページのうち表示領域501に表示させるページを切り替える。すなわち、操作部205は、タッチ入力された位置の、スクロールバー503のバー5031の長さ方向である第1方向の位置要素(X座標)と、バー5031の長さ方向と異なる方向である第2方向の位置要素(Y座標)とに基づいて表示されるページを切り替える。第2方向は特定ペンマーク5033Aに沿った方向である特定ペンマーク5033Aの長さ方向であってもよい。操作部205は、特定ペンマーク5033A上でタッチ入力された位置に基づいて表示されるページを切り替えるとともに、ページ切替後に表示領域501に表示されるページのページ位置を表わす位置にスクロールバー503のノブ502を移動させる。
【0091】
図9のCの下図に示すように、ユーザーは、特定ペンマーク5033Aのスクロールバー503に近接した下側から、スクロールバー503から離隔した上側に向けてタッチペン801を特定ペンマーク5033A上にタッチさせたままスライドさせる。または、ユーザーは、特定ペンマーク5033Aの下側から上側に向けて逐一タッチする位置を変える。このようなタッチ入力により、第20、第21、第22、第24、第25ページの順に各ページが表示部204のページ表示領域501に切替表示される。
【0092】
なお、特定ペンマーク5033Aは、タッチされることにより上記第2方向に延びるように構成されてもよい。
【0093】
図10は、特定ペンマーク上でタッチ入力されることで第2方向に延びた状態を延びる前と比較して示す図である。
図10においては、第2方向に延びたペンマーク5033A2が実線で、第2方向に延びる前のペンマーク5033A1が破線で示されている。第2方向は、特定ペンマーク5033Aに沿った方向に設定されている。このように、特定ペンマーク5033Aがタッチにより第2方向に延びるようすることで、特定ペンマーク5033Aが伸びる方向へのタッチ入力により特定ペンマーク5033Aが表示する手書きが追加された複数のページを容易かつ的確に表示できる。
【0094】
図11は、特定ペンマーク上におけるタッチ入力の位置と表示部のページ表示領域に表示されるページとの相関関係を示す図である。
【0095】
図11に示すように、ユーザーによる特定ペンマーク5033A上におけるタッチ入力の位置が上下に変化することに伴い、集中している手書きが追加されたページである20、21、22、24、25ページがページ表示領域501に切替表示されている。
【0096】
図3に戻り、本実施形態に係る電子ペーパー端末20の他の構成要素について説明する。
【0097】
通信部206は、外部機器と通信するためのインターフェースであり、無線通信インターフェース、電話回線に接続するための電話回線インターフェース等を利用することができる。
【0098】
通信部206は、PC10との間でファイルおよびその他のデータの送受信を行う。
【0099】
電源状態監視部207は、電源ユニット208の状態を監視し、バッテリーの残量を検知してシステム制御部201に送信する。バッテリーの残量は、例えば、電源ユニット208の出力電圧を計測し、あらかじめ求めて記憶部202に記憶させておいた電源ユニット208の出力電圧とバッテリーの残量との関係のテーブルと比較することにより検出されることができる。
【0100】
システム制御部201は、電源状態監視部207により受信されたバッテリーの残量があらかじめ定めた閾値未満となったときに表示部204に警告を表示させることができる。
【0101】
電源ユニット208は、電子ペーパー端末20の構成要素としてのハードウェアに電力を供給する装置であり、電子ペーパー端末20のポータビリティを考慮して、例えば、アルカリ蓄電池やリチウムイオン電池等の二次電池により構成されることができる。
【0102】
電子ペーパー端末20は上述した構成を有することにより以下のように作用する。
【0103】
通信部206は、操作部205に入力されるユーザーの指示に基づいて、PC10からファイルを受信し、記憶部202は通信部206により受信されたファイルを記憶する。
【0104】
表示部204は、表示処理部203による制御により、通信部206により受信されたファイルをページ毎に表示する。
【0105】
操作部205は、ユーザーによりタッチパネル上でタッチ入力された手書きをタッチ入力された位置の座標データに変換して手書きデータを作成し、手書きが追加されたページのレイヤーデータとしてファイルに付加し記憶部202に保存する。表示部204は、手書きデータをページとともに表示する。
【0106】
システム制御部201は、レイヤーデータとして手書きデータが付加されているページを検出し、当該ページのページ位置を示すペンマーク5033をスクロールバー503に表示させる。この際、システム制御部201は、手書きが追加されたページが集中することでペンマーク5033が重なることとなる場合は、複数のページのページ位置を表示する特定ペンマーク5033Aを使用して手書きが追加されたページを表示する。
【0107】
操作部205は、特定ペンマーク上のユーザーによるタッチ入力の位置がスクロールバー504から離隔または近接する方向に変化したことを検知する。操作部205は、特定ペンマーク上のタッチ入力の位置に基づいて、特定ペンマーク5033Aによりページ位置が表示された複数のページのうち表示領域501に表示させるページを切り替える。
【0108】
次に、電子ペーパー端末20の動作について、
図12〜
図15のフローチャートを参照して説明する。
【0109】
図12は、本実施形態に係る電子ペーパー端末の各動作のフローチャートである。本フローチャートは、電子ペーパー20にインストールされたプログラムにより実行されることができる。
【0110】
システム制御部201は、電源が投入されると初期設定を行う(S1201)。初期設定とは、表示部204に初期画面を表示させ、ファイルのロード、タッチ入力、その他ユーザーによる操作を可能とするためのイニシャライズを行うことをいう。
【0111】
システム制御部201は、ペンマークの表示設定を行う(S1202)。
図13は、ステップS1202のサブルーチンフローチャートである。
【0112】
システム制御部201は、ユーザーによる指示に基づく新たなファイルのロードがあったかどうか判断する(S1301)。システム制御部201は、新たなファイルのロードがないと判断したときは(S1301:NO)、本サブルーチンフローチャートを終了する。
【0113】
システム制御部201は、新たなファイルのロードがあったと判断したときは(S1301:YES)、ロードされたファイルのトップページ(第1ページ)を表示部204のページ表示領域501に表示する。
【0114】
システム制御部201は、スクロールバー503の表示処理を行い、スクロールバー503をタッチパネル上に表示させる(S1303)。この際、ページ表示領域501にはトップページが表示されているため、スクロールバー503のノブ5032はトップページのページ位置を表わす位置に表示されている。
【0115】
システム制御部201は、ファイルに手書きが入力されたページがあるかどうか判断する(S1304)。システム制御部201は、ファイルに手書きが追加されたページがないと判断したときは(S1304:NO)、本サブルーチンフローチャートを終了する。
【0116】
システム制御部201は、ファイルに手書きが追加されたページがあると判断したときは(S1304:YES)、手書きページが集中することにより、ペンマーク5033をスクロールバー503において表示させると重なるかどうか判断する(S1305)。システム制御部201は、ペンマーク5033をスクロールバー503において表示させても重ならないと判断したときは(S1305:NO)、ステップS1207に移行する。
【0117】
システム制御部201は、ペンマーク5033をスクロールバー503において表示させると重なると判断したときは(S1305:YES)、ペンマーク5033を表示すると重なる複数のページを、複数のページのページ位置を表示する特定ペンマーク5033に割り当てる(S1306)。
【0118】
システム制御部201は、スクロールバー503に手書きが追加されたページのページ位置を表示するペンマーク5033およびステップS1206において複数のページに割り当てられた当該複数のページのページ位置を表示する特定ペンマーク5033Aを表示する。
【0119】
図12に戻り、システム制御部201は、ファイルの保存処理を行う(S1203)。
図14は、ステップS1203のサブルーチンフローチャートである。
【0120】
システム制御部201は、ユーザーによる指示に基づき、ファイルを保存するかどうか判断する(S1401)。システム制御部201は、ファイルを保存しないと判断したときは(S1401:NO)、本サブルーチンフローチャートを終了する。
【0121】
システム制御部201は、ファイルを保存すると判断したときは(S1401:YES)、ユーザーにより手書きが追加されたファイルの保存かどうか判断する(S1402)。システム制御部201は、手書きが追加されたファイルの保存ではないと判断したときは(S1402:NO)、ステップS1404に移行し、ファイルを保存する。
【0122】
システム制御部201は、手書きが追加されたファイルの保存であると判断したときは(S1402:YES)、手書きが追加されたページの情報(以下。「手書きページの情報」と称する)をレイヤーデータとしてファイルに付加する。手書きページの情報には、手書きデータの他、例えば、手書きが追加されたページのページ番号、手書きが追加された日時、手書きの種類、および手書きの量(面積)が含まれる。
【0123】
ここで、手書きの種類とは、例えば、手書きの線の太さ、色、および種類等の手書きの線の書式である。また、手書きの量とは手書きの線の面積の総和であり、追加された手書きの多少を示す。
【0124】
手書きが追加されたページのページ番号、手書きが追加された日時、手書きの種類、および手書きの量(面積)は、手書きを追加したページのページ位置を示すペンマークをスクロールバー503に表示する際のフィルタリングに利用することができる。例えば、手書きの追加において、「主張」の追加に青色の線が用いられた場合、システム制御部201は、ユーザーによる操作に従い、手書きページの情報に基づいて、青色の線による手書きが追加されたページについてのみ特定ペンマーク5033Aまたはその他のペンマーク5033を表示できる。これにより、ユーザーは、「主張」の手書きが追加されたページのみを簡単に表示させることができる。
【0125】
システム制御部201は、ファイルに手書きページの情報が付加されている場合は、手書きページの情報とともにファイルを保存する(S1404)。
【0126】
図12に戻り、システム制御部201は、タッチ入力の処理および画面表示処理を行う(S1204)。
図15は、ステップS1204のサブルーチンフローチャートである。
【0127】
操作部205は、ユーザーによりタッチ入力がされたかどうか判断する(S1501)。操作部205は、タッチ入力がされていないと判断したときは(S1501:NO)、本サブルーチンフローチャートを終了する。
【0128】
操作部205は、タッチ入力がされたと判断したときは(S1501:YES)、特定ペンマーク5033Aまたはその他のペンマーク5033にタッチ入力がされたかどうか判断する(S1502)。操作部205は、特定ペンマーク5033Aまたはその他のペンマーク5033にタッチ入力されていないと判断したときは(S1502:NO)、その他の処理を行う(S1507)。その他の処理とは、例えば、ページへの手書き入力の処理である。
【0129】
操作部205は、特定ペンマーク5033Aまたはその他のペンマーク5033にタッチ入力されたと判断したときは(S1502:YES)、タッチ入力されたのが特定ペンマーク5033Aかどうか判断する(S1503)。
【0130】
操作部205は、タッチ入力されたのが特定ペンマーク5033Aではないと判断したときは(S1503:NO)、タッチ入力されたペンマーク5033が表示されたスクロールバー503上のページ位置のページを表示部204の表示領域501に表示させる(S1504)。
【0131】
操作部205は、タッチ入力されたのが特定ペンマーク5033Aであると判断したときは(S1503:YES)、タッチ位置である特定ペンマーク5033A上の座標(X,Y)に基づき、当該座標に割り当てられたページを表示部204の表示領域501に表示させる(S1504)。
【0132】
ステップS1503〜ステップS1506は、タッチ入力が終了するまで繰り返される(S1506)。すなわち、例えば、ユーザーがタッチペン801を特定ペンマーク5033A上でタッチしたままスクロールバー503から離隔または近接する方向にスライドさせるタッチ入力を行う場合、タッチペン801をスライドさせている間はタッチ入力が終了していない。従って、このような場合は、タッチペン801がスライドされることで連続的にタッチされている特定ペンマーク5033A上の位置である座標(X,Y)に基づき、当該座標に割り当てられたページが表示領域501に連続的に表示される。
【0133】
図12に戻り、システム制御部201は、その他の入出力処理を行う(S1205)。その他の入出力処理とは、例えば、書込みが追加されたファイルのPC10への送信である。
【0134】
システム制御部201は、ユーザーにより電源OFFの操作がされるまでステップS1202〜S1206を繰り返し行う(S1206)。
【0135】
以上、本発明の第1実施形態に係る電子表示端末、電子表示端末用プログラム、電子表示端末用プログラムが記録された記録媒体、および表示方法について説明したが、本実施形態は以下の効果を奏する。
【0136】
スクロールバーを備える表示端末において、特徴付けされたページのページ位置を示す目印をスクロールバー上に表示する。さらに、ユーザーにより画面上でタッチ入力された位置の、スクロールバーのバーの長さ方向である第1方向の位置要素と当該第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて表示するドキュメントの領域を切り替える。また、領域が切り替えられた後に表示される当該領域が含まれるページのページ位置を、バーの長さに対するバー上の指標の相対的な位置として表示する。これにより、所望のページの候補であるページが集中し、表示しようとするページの位置をスクロールバーのバー上で正確にタッチ入力できない場合であっても、所望のページの候補のページ位置を示す目印を頼りに、バーから離れた位置におけるタッチ入力に基づいてより正確に表示したいドキュメントの領域を表示できる。従って、ドキュメントのページ数が増大し、かつ表示を所望するページの候補が連続的に存在することにより集中しても、ドキュメントの表示領域を確保しつつ表示を所望するページの捜索および表示を容易に実現することができる。
【0137】
さらに、手書きが追加されたページを特徴付けされたページとすることにより、他人によって手書きが追加されたページのうち所望のページを容易に検索および表示することができる。
【0138】
さらに、ファイルに含まれるページのページ数と特徴付けされたページの分布とに基づき、特徴付けされたページの目印が重なって表示されると判断された場合に、重なって表示されると判断される前記特徴付けされたページの少なくともいずれかのページ位置を表示する一つの特定目印を上記目印に替えて表示する。これにより、特定目印によって表示を所望するページの候補のページ位置を把握可能にしつつスクロールバー上に重なって表示される目印を削減することができる。従って、より的確に所望のページの捜索を行うことができる。
【0139】
さらに、特定目印を、タッチされることにより上記第2方向に延びるようにする。これにより、特定目印が伸びる方向にタッチ入力することで特定目印によりページ位置が表示される複数の特徴付けされたページをより容易かつ的確に表示できる。従って、表示を所望するページの捜索および表示をより容易に実現することができる。
【0140】
さらに、スクロールバーを、表示手段がファイルの領域を表示する範囲外に表示する。これにより、ページの表示領域を十分確保しつつ、表示を所望するページの捜索および表示を容易に実現することができる。
【0141】
さらに、表示手段が表示するファイルの領域を一つのページの一部にする。これにより、タッチ位置をスクロールバーから離隔または近接させることにより1つのページ内において画面に表示させる箇所を変化させることができる。これにより、より柔軟かつ詳細に表示を所望するページの捜索および表示を行うことができる。
【0142】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る電子表示端末、電子表示端末用プログラム、電子表示端末用プログラムが記録された記録媒体、および表示方法について説明する。
【0143】
本実施形態と上述した第1実施形態とで異なる点は、本実施形態は、特定ペンマークその他のペンマークをスクロールバーに表示させない点である。その他の点については、本実施形態は第1実施形態と同様であるため重複する説明は省略または簡略化する。
【0144】
図16は、スクロールバーに対し離隔または近接させる方向にタッチ入力する位置を変化させることに対応してページ表示領域に表示されるページが切り替わる様子を示す説明図である。
【0145】
図16に示すように、スクロールバー503のバー5031の周辺には、タッチペン801によりタッチ入力された位置を座標として検出するための座標が設けられる。座標は、バー5031の長さ方向(第1方向)に設けられたX軸と、バー5031の長さ方向に対し垂直方向(第2方向)に設けられたY軸とにより設定されることができる。なお、Y軸はX軸と異なる方向に設けられればよく、例えば、Y軸はX軸に対し45度の角度をなす方向に設けられてもよい。
【0146】
X軸はバー5031と重ねて設定され、X座標はスクロールバー503のバー5031と重なる部分に設定される。従って、X軸上においてタッチ入力されることでページ表示領域501に表示させるページが切り替わる。しかし、ファイルのページ数が増大すると、ページ番号が隣接するページのページ位置にそれぞれ対応するX座標の間隔が狭くなるため、X軸上のタッチ入力によりページ表示領域501に表示されるページを1ページ毎に切り替えることが困難になる。
【0147】
本実施形態においては、スクロールバー503のバー5031の長さ方向にバー5031と重ねてX座標を設定するとともに、バー5031の長さ方向に対し垂直方向にY座標を設定する。そして、タッチ入力された位置のX座標に基づいてページ表示領域501に表示されるページを切り替えるとともに、さらに、タッチ入力された位置のY座標に基づいてページ表示領域501に表示されるページを切り替える。この際、隣接するページ番号のページに切り替えるために必要なタッチ入力位置のY座標の変化量は、X座標のそれよりも大きく設定される。これにより、X軸上のタッチ入力によりページ表示領域501に表示されるページを1ページ毎に切り替えることが困難な場合であっても、タッチ入力位置をY軸方向に移動させることでページ表示領域501に表示されるページのページ毎の切り替えを容易にすることができる。
【0148】
スクロールバー503のノブ5302は、タッチ入力により切り替わった後にページ表示領域501に表示されたページのページ位置を表わすバー5031上の位置に移動する。
【0149】
ユーザーは、例えば、スクロールバー503のバー5031の長さを手掛かりとしてX軸上でタッチ入力をして、大雑把に、表示を所望するページのページ番号に近いページ番号のページを表示領域501に表示させる。その後、タッチペン801をY軸のプラス方向にスライドさせてタッチ入力位置のY座標を変化させることでページ表示領域501に表示されるページを1ページ毎にページ番号が増大する方向に切り替えることにより、正確に表示を所望するページを表示させることができる。なお、タッチペン801をY軸のマイナス方向にスライドさせてタッチ入力位置のY座標を変化させることでページ表示領域501に表示されるページを1ページ毎にページ番号が減少する方向に切り替えることにより、正確に表示を所望するページを表示させることもできる。
【0150】
また、ユーザーは、スクロールバー503のバー5031の長さや、現在表示領域501に表示されているページのページ位置を表わすノブ5302の位置を手掛かりとして、スクロールバー503から離隔した位置にタッチ入力をすることができる。これにより、スクロールバー503のバー5031上でタッチ入力する場合よりも正確に表示を所望するページをページ表示領域501に表示させることができる。
【0151】
図16においては、スクロールバー503のノブ5032の位置が第20ページのページ位置を表わす位置にあるため、表示部204のページ表示領域501には第20ページが表示されている。この状態からスクロールバー503から離隔する方向であるY軸のプラス方向にタッチペン801によるタッチ入力の位置を移動させると、例えば、第20ページから第25ページまで1ページ毎にページを容易に切り替えてページ表示領域501にページを表示させることができる。
【0152】
図17は、本実施形態に係る電子ペーパー端末の各動作のフローチャートである。
【0153】
システム制御部201は、電源が投入されると初期設定を行う(S1701)。
【0154】
システム制御部201は、スクロールバー503の表示処理を行う(S1702)。
図18は、ステップS1702のサブルーチンフローチャートである。
【0155】
システム制御部201は、ユーザーによる指示に基づく新たなファイルのロードがあったかどうか判断する(S1801)。システム制御部201は、新たなファイルのロードがないと判断したときは(S1801:NO)、本サブルーチンフローチャートを終了する。
【0156】
システム制御部201は、新たなファイルのロードがあったと判断したときは(S1801:YES)、ロードされたファイルのトップページ(第1ページ)を表示部204のページ表示領域501に表示する。
【0157】
システム制御部201は、スクロールバー503の表示処理を行い、スクロールバー503をタッチパネル上に表示させる(S1803)。この際、スクロールバー503のバー5031の周辺には、タッチペン801によるタッチ入力の位置を座標として検出するための座標が設けられる。
【0158】
図17に戻り、システム制御部201は、ファイルの保存処理を行う(S1703)。
図19は、ステップS1703のサブルーチンフローチャートである。
【0159】
システム制御部201は、ユーザーによる指示に基づき、ファイルを保存するかどうか判断する(S1901)。システム制御部201は、ファイルを保存しないと判断したときは(S1901:NO)、本サブルーチンフローチャートを終了する。
【0160】
システム制御部201は、ファイルを保存すると判断したときは(S1901:YES)、ユーザーにより手書きが追加されたファイルの保存かどうか判断する(S1902)。システム制御部201は、手書きが追加されたファイルの保存ではないと判断したときは(S1902:NO)、ステップS1904に移行し、ファイルを保存する。
【0161】
システム制御部201は、手書きが追加されたファイルの保存であると判断したときは(S1902:YES)、手書きページの情報をレイヤーデータとしてファイルに付加する。
【0162】
システム制御部201は、ファイルに手書きページの情報が付加されている場合は、手書きページの情報とともにファイルを保存する(S1904)。
【0163】
図17に戻り、システム制御部201は、タッチ入力の処理および画面表示処理を行う(S1704)。
図20は、ステップS1704のサブルーチンフローチャートである。
【0164】
操作部205は、ユーザーによりタッチ入力がされたかどうか判断する(S2001)。操作部205は、タッチ入力がされていないと判断したときは(S2001:NO)、本サブルーチンフローチャートを終了する。
【0165】
操作部205は、タッチ入力がされたと判断したときは(S2001:YES)、表示部204の、ページが表示されるページ表示領域501の範囲外であってタッチ入力の位置を座標として検出するための座標が設けられた下部表示部504にタッチ入力がされたかどうか判断する(S2002)。操作部205は、下部表示部504にタッチ入力がされていないと判断したときは(S2002:NO)、その他の処理を行う(S2005)。その他の処理とは、例えば、ページへの手書き入力の処理である。
【0166】
操作部205は、下部表示部504にタッチ入力がされたと判断したときは(S2002:YES)、タッチ入力された座標(X,Y)に基づいて、当該座標に対応するページ位置のページをページ表示領域501に表示させる。
【0167】
ステップS2002〜ステップS2004は、タッチ入力が終了するまで繰り返される(S2004)。すなわち、例えば、ユーザーがタッチペン801を下部表示部504内でタッチしたままスライドさせている間はタッチ入力が終了していない。従って、このような場合は、タッチペン801がスライドされることで連続的にタッチ入力されている位置の座標に基づき、当該座標に割り当てられたページがページ表示領域501に連続的に表示される。
【0168】
図17に戻り、システム制御部201は、その他の入出力処理を行う(S1705)。その他の入出力処理とは、例えば、書込みが追加されたファイルのPC10への送信である。
【0169】
システム制御部201は、ユーザーにより電源OFFの操作がされるまでステップS1702〜S1706を繰り返し行う(S1706)。
【0170】
以上、本発明の第2実施形態に係る電子表示端末、電子表示端末用プログラム、電子表示端末用プログラムが記録された記録媒体、および表示方法について説明したが、本実施形態は以下の効果を奏する。
【0171】
スクロールバーを備える表示端末において、ユーザーにより画面上でタッチ入力された位置の、スクロールバーのバーの長さ方向である第1方向の位置要素と当該第1方向とは異なる第2方向の位置要素とに基づいて表示するドキュメントの領域を切り替える。また、領域が切り替えられた後に表示される当該領域が含まれるページのページ位置を、バーの長さに対するバー上の指標の相対的な位置として表示する。これにより、所望のページの候補であるページが集中し、表示しようとするページの位置をスクロールバーのバー上で正確にタッチ入力できない場合であっても、バーから離れた位置におけるタッチ入力に基づいてより正確に表示したいドキュメントの領域を表示できる。従って、ドキュメントのページ数が増大し、かつ表示を所望するページの候補が連続的に存在することにより集中しても、ドキュメントの表示領域を確保しつつ表示を所望するページの捜索および表示を容易に実現することができる。
【0172】
なお、本発明に係る電子表示端末、電子表示端末用プログラム、電子表示端末用プログラムが記録された記録媒体、および表示方法は上述した実施形態に限定されるものではない。
【0173】
例えば、上記実施形態においては、手書きが追加されたページを特徴付けされたページとして説明したが、特徴付けされたページは、例えば、ページの目印として一般的に付加されるしおりが付加されたページであってもよい。
【0174】
また、上記実施形態におけるスクロールバーの表示処理およびページの特徴付けは、新たなファイルのロード時に限定するものではなく、ユーザーによる新たな手書き処理が追加された際に逐次更新されるようにしてもよい。
【0175】
また、上記実施形態においては、特定ペンマーク以外の手書きが追加された単一のページのページ位置を示すペンマークに関し、ペンマーク上でタッチ入力することにより当該ページ全体がページ表示領域に表示されるものとして説明した。しかし、当該ペンマーク上でタッチ入力される位置に基づいて一つのページ内における例えば高さ方向の表示範囲(ファイルの領域)を変えるようにしてもよい。
【0176】
また、上記実施形態においては、スクロールバーを表示部のページ表示領域の下部に配置しているが、ページ表示領域の周辺であればページ表示領域の下部に限定されない。
【0177】
また、上記実施形態においては、電子ペーパー端末の各動作は、プログラムに基づいて実施されるものとして説明したが、プログラムにより実施される動作の一部または全部をハードウェアに置き替えて実施されてもよい。