特許6052110IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

クラッチ保護機能を有するエンジン制御装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、した特許文献では、出力トルクの算出は、各部品の設計値を利用しており、車両の使用に伴う部品の経時変化は考慮されていない。例えば一般的なマニュアルトランスミッション付き車両においては、エンジンと変速機との間には、動力の伝達/切断を切り替えるクラッチが備えられている。クラッチの状態には、接続状態と、切断状態と、その中間の状態で滑りながら接触している滑り状態の3状態がある。クラッチは、切断状態から接続状態へ切り替わる過程で滑り状態となる。また、例えば車両発進時においてエンジン回転を維持しながらエンジン動力を伝達する目的で意図的にクラッチ操作量を中間状態に保持することで滑り状態を維持することもある。その結果、車両の使用に伴いクラッチの接離機構部分であるクラッチディスクの摩耗が生じる。摩耗が進むとクラッチを接続状態にしているにも拘わらず、エンジントルクを十分に変速機側に伝達できないという不具合が生じ易くなる。この場合、運転者はトルク不足を補おうとして(クラッチ摩耗状態であることを理解しないまま)アクセルを踏み増ししてエンジン出力を高める行為を行ってしまうが、この操作により伝達できなかったエンジン動力によりさらにクラッチの滑りが発生し、結果的に摩耗を促進してしまう悪循環が生じ得る。そのため、構成部品の経時変化を考慮してクラッチの摩耗進行を抑制する対策が必要になる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

エンジン制御装置は、エンジンの出力シャフトの回転速度を示す出力情報と、クラッチを介して前記出力シャフトの回転力が伝達される変速機の入力シャフトの回転速度を示す入力情報と、前記クラッチが前記出力シャフト側と前記入力シャフト側とを接続状態にしていることを示す接続情報とを取得する情報取得部と、前記クラッチが前記接続状態のときに前記出力情報と前記入力情報との比較に基づき、前記エンジン側・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、エンジン制御装置を含む車両の構成の一例が示された概略図である。

【図2】図2は、エンジン制御装置を含む車両における制御量の変化の一例を説明する図であり、(a)は、エンジンの出力シャフトの回転速度と変速機の入力シャフトの回転速度の関係を示し、(b)はエンジンの出力トルクとクラッチトルクの関係を示し、(c)はアクセルペダルの操作量を示す図である。

【図3】図3は、エンジン制御装置による制御中であることを報知装置に表示する場合の表示例を示すイメージ図である。

【図4】図4は、エンジン制御装置による制御の手順の一例が示されたフローチャートである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…車両、2…エンジン、4…クラッチ、5トランスミッション、100…エンジン制御装置、102…情報取得部、104…検出部、106…記憶部、108…制御部、110…マルチ情報ディスプレイ。

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