特許6052142IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、内燃機関の遮熱膜の形成方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、の陽極酸化皮膜は、内燃機関の燃焼室内で高温に曝されると、燃焼室の壁面を構成する部材の熱膨張に引っ張られて亀裂が発生することがある。この結果、燃焼ガスと燃焼室の壁面を構成する部材とが直接接触して、内燃機関における断熱性が損なわれる恐れがある。 この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、燃焼室が高温になった際の陽極酸化皮膜の亀裂の発生を防止することができる内燃機関の遮熱膜の形成方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、の目的を達成するため、 内燃機関の燃焼室の壁面を構成する部材に陽極酸化皮膜を形成する内燃機関の遮熱膜の形成方法であって、 前記部材の表面にアルマイト皮膜を形成する工程と、 前記部材の温度を、前記燃焼室内で想定される最高温度以上、かつ、前記部材の軟化温度よりも低い温度にした状態で、前記アルマイト皮膜に封孔剤を塗布する工程と、 を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
本発明によれば、封孔剤の塗布の段階で、燃焼室の壁面を構成する部材を高温に晒すことができる。そして、仮に、部材の高温化に伴ってアルマイト皮膜に亀裂が発生した場合には、封孔剤によって予めこれを塞いでおくことができる。従って、本発明によれば、内燃機関の運転中の部材の熱膨張による陽極酸化皮膜の分断を防止することができる。この結果、アルマイト皮膜の内部への燃焼ガス及び燃料の侵入を抑制することができる。また、陽極酸化皮膜の断熱性が損なわれることを防止できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本実施の形態における遮熱膜について表した図である。

【図2】封孔処理を行う温度について説明するための図である。

【図3】陽極酸化皮膜の製膜処理工程と、エンジン内が高温場になった場合の陽極酸化皮膜について表した図である。

【図4】封孔剤構成1について説明するための図である。

【図5】封孔剤構成2について説明するための図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 部材   12 バリア層   14 アルマイト皮膜   16 封孔剤   20 陽極酸化皮膜

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