特許6052526IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

繊維織布にマトリックスとしての熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂を含浸させたプリプレグを複数枚積層して成る繊維強化複合部材を成形するのに用いられる繊維強化複合部材の成形装置に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

繊維強化複合部材の成形装置であって、互いに接近離間して型締め状態において複数枚積層した繊維織布に樹脂を含浸させたプリプレグを挟み込む一対の成形金型部2,3と、一対の成形金型部2,3を介してプリプレグの樹脂を加熱する熱源4を備え、一対の成形金型部2,3は、ベース金型21,33及びベース金型21,33に着脱可能に装着されてプリプレグと接する意匠金型25,35をそれぞれ具備し、一対の成形金型部2,3における意匠金型25,35は、ベース金型21,33よりも低熱膨張率の金属から成っており、成形金型部に分割構造を採用することで、成形金型部の交換に携わる作業者の負担の軽減を実現したうえで、成形の際の加熱時において、成形金型部の熱による膨張が繊維強化複合部材に与える影響を少なく抑えることができる。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところが、した従来の成形装置において、成形金型部を標準部及び変動部に分割することで、成形金型部の交換に携わる作業者にかかる負担を軽減することはできるものの、成形の際の加熱時において、成形金型部の熱による膨張が熱可塑性CFRP部材の寸法精度等に少なからず影響を与えてしまうという問題を有しており、これを解決することが従来の課題となっている。 した従来の課題に着目してなされたもので、成形金型部に分割構造を採用することで、成形金型部の交換に携わる作業者の負担の軽減を実現したうえで、成形の際の加熱時において、成形金型部の熱による膨張が繊維強化複合部材に与える影響を少なく抑えることが可能な繊維強化複合部材の成形装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の第1の態様は、互いに接近離間して型締め状態において複数枚積層した繊維織布に樹脂(熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂)を含浸させたプリプレグを挟み込む一対の成形金型部と、前記一対の成形金型部を介して前記プリプレグの前記樹脂を加熱する加熱部を備え、前記一対の成形金型部は、ベース金型及び該ベース金型に着脱可能に装着されて前記プリプレグと接する意匠金型をそれぞれ具備し、前記一対の成形金型部における・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の第1の態様に係る繊維強化複合部材の成形装置では、成形金型部に分割構造を採用しているので、成形金型部の交換に携わる作業者にかかる負担を軽減することができる。
その上で、成形金型部の意匠金型がベース金型よりも低熱膨張率の金属から成っているので、成形の際の加熱時において、成形金型部の熱による膨張が繊維強化複合部材に与える影響を少なく抑えることが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施例による繊維強化複合部材の成形装置の型開き状態を示す断面説明図である。

【図2】図1の繊維強化複合部材の成形装置における位置決め機構を示す図1A−A線位置に基づく断面説明図である。

【図3】図1の繊維強化複合部材の成形装置における位置決め機構を示す図1B−B線位置に基づく断面説明図である。

1 繊維強化複合部材の成形装置   2 下成形金型部(一対の成形金型部)   3 上成形金型部(一対の成形金型部)   4 熱源(加熱部)   21,31 ベース金型   21a,33a 他方向移動規制ピン(位置決め機構)   21b,33b 一方向移動規制ピン(位置決め機構)   25,35 意匠金型   25a,35a 他方向移動規制溝(位置決め機構)   25b,35b 一方向移動規制溝(位置決め機構)   33 吊り下げベース金型(ベース金型)   C 型の中心   P プリプレグ積層体(繊維強化複合部材)   X 一方の中心線   Y 他方の中心線

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