特許第6052600号(P6052600)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6052600
(24)【登録日】2016年12月9日
(45)【発行日】2016年12月27日
(54)【発明の名称】合成樹脂製アンプル容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 1/02 20060101AFI20161219BHJP
   B65D 49/12 20060101ALI20161219BHJP
   A61J 1/06 20060101ALI20161219BHJP
   B29C 49/08 20060101ALI20161219BHJP
   B29C 49/06 20060101ALI20161219BHJP
【FI】
   B65D1/02 211
   B65D49/12
   A61J1/06 D
   B29C49/08
   B29C49/06
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-262788(P2012-262788)
(22)【出願日】2012年11月30日
(65)【公開番号】特開2014-108793(P2014-108793A)
(43)【公開日】2014年6月12日
【審査請求日】2015年6月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100076598
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 一豊
(72)【発明者】
【氏名】杉崎 巧
(72)【発明者】
【氏名】今井 宏明
【審査官】 西堀 宏之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−043128(JP,A)
【文献】 再公表特許第2012/111162(JP,A1)
【文献】 特開昭56−131149(JP,A)
【文献】 米国特許第05213860(US,A)
【文献】 米国特許第04506793(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 1/00− 1/46
B65D 49/12
B29C 49/00−49/16
A61J 1/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
射出成形されたプリフォーム(P)から有底筒状に2軸延伸ブロー成形され、内容液(N)を収容する本体部(1)と、該本体部(1)の上端に起立連設された有頂筒状の頭部(6)と、前記本体部(1)と頭部(6)の境界部外周にV字状の周溝を形成して成形され、前記本体部(1)と頭部(6)の相対変動により破断される弱化部(7)とを備え、該弱化部(7)の肉厚(a)、前記プリフォーム(P)の射出成形時に、良好な成形性を発揮する射出通路として機能できる肉厚範囲で、できる限り小さい値に設定され、該弱化部(7)の側近に位置する内周面部分(8)に、上方に拡径したテーパー面状の段差面からなる段差部(9)周設されていることを特徴とする合成樹脂製アンプル容器。
【請求項2】
前記段差部(9)前記弱化部(7)に対向する位置から、該弱化部(7)の略肉厚(a)分だけ上に位置している請求項1に記載の合成樹脂製アンプル容器。
【請求項3】
前記段差部(9)前記弱化部(7)に対向て位置している請求項1に記載の合成樹脂製アンプル容器。
【請求項4】
前記プリフォーム(P)、ポリプロピレンとポリエチレンテレフタレートの何れか一方で成形され、弱化部(7)の肉厚(a)が、0.35〜0.55mmである請求項1〜3の何れか1項に記載の合成樹脂製アンプル容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤や栄養剤等を収納する合成樹脂製アンプル容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
薬剤や栄養剤等を収納するアンプル容器として、例えば特許文献1に示されるような、有底円筒状の胴部の上端に、上方に縮径する肩部を連設し、この肩部から有頂筒状の小内径となった首部を起立設し、この首部と肩部の境界部分に切り込み部を形成し、胴部と肩部の組み合わせ部分を2軸延伸ブロー成形した樹脂製アンプル容器が知られている。このアンプル容器は、胴部側と首部側を相対的に変動させることにより、切り込み部により形成される弱化部で破断して容器が開封されるのであるが、予め切り込み部の形状および寸法を選択設定しておくことにより、切り込み部が形成する弱化部の破断を容易とし、これによる開封の際の衝撃による内容液の飛散が生じないようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−037442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された従来技術にあっては、切り込み部により形成される弱化部の肉厚が大きいので、首部側の折り取りに強い操作力を必要とし、これによりアンプル容器の開封操作の衝撃により、収納した内容液が飛散することがある、と云う問題があった。
【0005】
そこで、この種の合成樹脂製アンプル容器において、首部側の折り取りを行い易くするには、弱化部の肉厚値をできる限り小さくすればよいのであるが、この弱化部の肉厚値を小さくすればするほど、2軸延伸ブロー成形によりアンプル容器に成形される射出成形品であるプリフォームの成形性が悪くなる、と云う問題があった。
【0006】
すなわち、上記合成樹脂製アンプル容器の製造に当たり、射出成形により有底筒状に成形されるプリフォームは、一般には、成形溶融樹脂材料を、アンプル容器の胴部側に相当する部分から金型内に注入し、狭小の弱化部部分を通って首部側に充填して成形されるのであるが、弱化部の肉厚小さく設定した場合金型の弱化部部分における成形溶融樹脂材料の通過性が悪くなり、これにより首部側に「ショートショット」や「圧力不足による引けの発生」等の成形性の悪化が発生する。
【0007】
そこで、アンプル容器に2軸延伸成形されるプリフォームを、PET(ポリエチレンテレフタレート)またはPP(ポリプロピレン)で射出成形し、成形性を悪くさせない範囲内の、できる限り小さい弱化部における肉厚値を求めたところ、0.35〜0.55mmと云う値を得ることができた。すなわち、弱化部の肉厚値を0.35mm以上とすることにより、成形性の悪化の発生を確実に防止し、弱化部の肉厚値を0.55mm以下とすることにより、手作業による首部側の「折り取り」性を得ることができる。
【0008】
この試験結果に基づいて、弱化部の肉厚値を0.4mmとした試作品(図5参照、なお図5は、弱化部7が位置する部分の拡大断面図である)を製作し、アンプル容器(図1参照)の胴部2を握った手の親指の腹を、首部相当部分である頭部6の下端部の支え部分dに当接させた状態で、頭部6の上端部の荷重作用部分cに引き倒し力としての荷重を加えて、頭部6の「折り取り」試験を行った。その結果は、図4の特性曲線C(一点鎖線図示)に示すように、弱化部7の破断が進行しても、最後に破断する側の弱化部7に、比較的大きな伸び変形が発生するため、頭部6の完全な「折り取り」に手間が掛かり、「折り取り」易さが損なわれる、と云う不満が生じる。
【0009】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、胴部側が2軸延伸ブロー成形され合成樹脂製アンプル容器において、頭部側の良好な成形性を保持した状態で、弱化部での「折り取り」易さを損なわないようにすることを技術的課題とし、もって合成樹脂製アンプル容器の安全で良好な開封操作を得る、ことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決する本発明の手段の主たる構成は、
射出成形されたプリフォームから有底筒状に2軸延伸ブロー成形され、内容液を収容する本体部と、この本体部の上端に起立連設された有頂筒状の頭部と、本体部と頭部の境界部外周にV字状の周溝を形成して形成され、本体部と頭部の相対変動により破断される弱化部とを備えていること、
この弱化部の肉厚を、プリフォームの射出成形時に、良好な成形性を発揮する射出通路として機能できる肉厚範囲で、できる限り小さい値に設定すること、
この弱化部の側近に位置する内周面部分に、上方に拡径したテーパー面状の段差面からなる段差部を周設すること、
にある。
【0011】
本体部と頭部の境界部に位置する弱化部の肉厚は、「良好な成形性を発揮する射出通路として機能できる肉厚範囲で、できる限り小さい値に設定されている」ものであり、且つ弱化部付近の形状が、その側近に位置する内周面部分に、上方に拡径したテーパー面状からなる段差部が周設されたものであるので、成形される合成樹脂製アンプル容器に不良成形部分、特に頭部側に不良成形部分の発生する不都合がない。
【0012】
また、弱化部の側近に位置する内周面部分に段差部を設けたので、頭部の切り取り動作中に、この段差部が位置した内周面部分に応力が集中し易く、これにより段差部が起点の一部となって弱化部の破断が速やかに進行することになる。特に、頭部の折り取りの最終段階においては、段差部がノッチ効果に似た作用を発揮するので、弱化部は伸びることなく速やかに破断される。
【0013】
本発明の別の構成は、上記した主たる構成の段差部を、弱化部に対向する位置から、この弱化部の略肉厚分だけ上に位置させた、ものである。
【0014】
段差部を、弱化部に対向する位置から、この弱化部の略肉厚分だけ上に位置させたものにあっては、段差部そのものが、弱化部と略同等な肉薄部分を形成することになるので、その分、破断し易い部分の範囲が拡がる。
【0015】
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成の段差部を、弱化部に対向させて位置させた、ものである。
【0016】
段差部を、弱化部に対向させて位置させたものにあっては、「切り取り」時の応力が、同じ高さに位置した箇所に集中することになる。
【0017】
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成において、プリフォームを、ポリエチレンテレフタレートとポリプロピレンの何れか一方で成形し、弱化部の肉厚を0.35〜0.55mmとした、ものである。
【0018】
プリフォームを、ポリエチレンテレフタレートとポリプロピレンの何れか一方で成形し、弱化部の肉厚を0.35〜0.55mmとしたものにあっては、頭部側の成形性を悪くさせない状態を維持したまま、段差部の形成による応力の集中により、弱化部における成形樹脂材料の脆性が高められる。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明におけるアンプル容器の主たる構成においては、成形される合成樹脂製アンプル容器に不良成形部分、特に頭部側に不良成形部分の発生する不都合がなく、良品を安定して製作することができる。
【0020】
また、弱化部の側近に位置する内周面部分に段差部を設けたので、弱化部の破断動作に対して、この段差部も起点の一部となって弱化部の破断が速やかに進行するので、弱化部の内周面部分側での破断も速やかに進行することになり、これにより合成樹脂製アンプル容器の安全で良好な開封操作を得ることができる。
【0021】
段差部を、弱化部に対向する位置から、この弱化部の略肉厚分だけ上に位置させたものにあっては、段差部そのものが、弱化部と略同等な肉薄部分を形成することになるので、その分、破断し易い部分の範囲が拡がることになり、これにより破断し易い箇所に応力が自然に集中して、速やかで良好な「折り取り」処理を得ることができる。
【0022】
段差部を、弱化部に対向させて位置させたものにあっては、「切り取り」時の応力が、同じ高さ位置の箇所に集中することになるので、合成樹脂製アンプル容器の開口形状を常に一定したものとすることができる。
【0023】
プリフォームを、ポリエチレンテレフタレートとポリプロピレンの何れか一方で成形し、弱化部の肉厚を0.35〜0.55mmとしたものにあっては、頭部側の成形性を悪くさせない状態を維持したまま、段差部の形成による応力の集中により、弱化部における成形樹脂材料の脆性が高められるので、良好な成形性を維持して、成形樹脂材料の「伸び変形」を極力抑えることができ、これにより良好な「折り取り」操作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施形態例を示す、全体縦断面図である。
図2図1中、四角印部分の第1の実施例の、要部縦断拡大図である。
図3図1中、四角印部分の第2の実施例の、要部縦断拡大図である。
図4】弱化部に作用する荷重と歪の関係を示す、特性線図である。
図5】従来技術の概要を説明するための、要部縦断拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施形態例を、図1図4を参照しながら説明する。
なお、本実施形態例では、本体部1に対して頭部6が位置する側を上方とし、その反対側(図1における下側)を下方とする。
【0026】
合成樹脂製アンプル容器は、射出成形されたプリフォームP(図1の一点鎖線参照)から有底筒状に2軸延伸ブロー成形され、内容液Nを収容する本体部1(図1参照)と、この本体部1の上端に起立した姿勢で一体に連設された有頂筒状の頭部6(図1参照)と、本体部1と頭部6の境界部外周に周溝を形成して成形され、本体部1と頭部の折れ曲がりなどの相対変動により破断される弱化部7とを備え、弱化部7の側近の内周面部分8には、上方に拡径した段差部9が形成されている。
【0027】
図1に示した合成樹脂製アンプル容器の実施形態例は、PET製で、その主要部分の寸法は、全高が124mm、胴部2の高さが82mm、胴部2の外径が23mm、弱化部7の外径が7mmで、弱化部7の肉厚aは0.4mmである。
【0028】
本体部1は、有底円筒状の胴部2と、この胴部2の上端に、上方に球弧状に膨出設された肩部3(図1参照)と、この肩部3の上端に小外径の首部4を介して外鍔構造の口鍔部5を連設して構成されている。頭部6は、この口鍔部5に対して、外側にV字状の周溝を設けて肉薄に成形された弱化部7を介して連設されている。本体部1の口鍔部5よりも下の部分は2軸延伸ブロー成形された部分であるのに対して、口鍔部5は、2軸延伸ブロー成形されない部分で、肉厚となっている。この口鍔部5肉厚となっているので、後述する肉厚な頭部6との間にV字状周溝の形成により成形された弱化部7は、口鍔部5および頭部6により殆ど変形することなく支えられることなり、これにより安定して良好に破断されることになる。
【0029】
頭部6(図1参照)は、口鍔部5と同様に2軸延伸ブロー成形されない部分で、当初から比較的肉厚に成形されており、特に下部は、外方に膨らんだ形態で肉厚に成形されている。この頭部6の上端部は、プリフォームPの段階では開放状態となっているが、本体部1の2軸延伸ブロー成形後において、本体部1に内容液Nを注入収納した後は、この上端開口部に加熱した成形型を押し当てることにより、この開放状態となっている上端開口部の樹脂を溶融軟化させて、図1に示すように球弧状に成形して閉塞する。
【0030】
弱化部7の側近の内周面部分8に周設された段差部9(図2および図3参照)は、上方に拡径した構造となっていて、やや外方に上昇傾斜するテーパー面状の段差面形状を有している。この段差部9は、弱化部7の破断動作時に、内周面側部分での応力集中箇所を形成するので、ノッチ効果に似た作用を発揮する。それゆえ、頭部6の「折り取り」操作の最後の段階で、まだ破断していない弱化部7の内周面側部分での破断を速やかに発生させる。これにより、弱化部7の伸び変形のほとんど無い、頭部6の良好な「折り取り」操作を得ることができる。
【0031】
図2は、段差部9の第1の実施形態例の構造を示すもので、段差部9は、弱化部7に対向する位置から、この弱化部7の略肉厚a分(a±0.1mm)だけ上に位置している。すなわち、肉厚aは0.4mmに設定されているので、段差部9は、弱化部7に対向する位置から、(0.4±0.1)mmだけ上に位置することになる。この第1の実施形態例における段差部9の位置の(±0.1mm)で示される変化分は、段差部9の段差値bおよび段差部9(テーパー面)の傾斜角度に従って設定されるものであるが、その要点は、段差部9を設けた部分における肉厚が、弱化部7における肉厚a(0.4mm)以下とならない範囲で、できる限りこの値(0.4mm)に近づけることにある。
【0032】
図3は、段差部9の第2の実施形態例の構造を示すもので、段差部9は、弱化部7に対向して位置している。この段差部9の第2の実施形態例において、段差部9は、第1の実施形態例の場合とは反対に、段差部9の下側の内周面部分8の内径を小さくする、すなわち弱化部7直下の壁厚を増加させる構造となるので、弱化部7の破断開始時に、この壁厚の増加分が破断に対する抗力を僅かに高める傾向が現れる場合がある。
【0033】
次に、この段差部9の第1および第2の実施形態例における弱化部7の破断特性の解析試験結果例を図4に示す。この図4に示した解析試験結果例は、図1において、胴部2を握った片手の親指の腹を、頭部6の下端部の支え部分dに当接させた状態で、頭部6の上端部の、支え部分dとは反対側となる荷重作用部分cに押し倒し力を作用させる条件で、弱化部7における荷重と歪(伸び)の関係を示したものである。
【0034】
この図4において、実線で示された特性曲線Aは、段差部9の第1の実施形態例の試験結果を示し、破線で示された特性曲線Bは、段差部9の第2の実施形態例の試験結果を示している。段差部9を設けない特性曲線Cとの比較から明らかなように、段差部9の第1の実施形態例の場合、弱化部7の破断し易い範囲が広いので、必然的に最も破断し易い箇所から破断することになり、これにより破断開始に要する荷重は小さくて済み、反対に段差部9の第2の実施形態例の場合、弱化部7の直下の壁厚が増加されていることの影響を受けて、破断開始に要する荷重がやや大きくなる傾向が現れる。
【0035】
また、弱化部7の破断の最終段階においては、段差部9の第1の実施形態例、および段差部9の第2の実施形態例共に、段差部9により内周面側に応力が集中する箇所ができるので、特性曲線Cに示されるような不都合な伸び変形は発生せず、歪率190パーセント弱で完全に破断する
【0036】
以上、実施形態例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態例に限定されるものではなく、例えば、段差部9の段差面を、平坦なテーパー面状ではなく、上方に膨らみ状に湾曲した球弧面からなるテーパー面状とてもよく、またアンプル容器の成形材料として、軟質のPPを使用することも可能であり、さらには胴部2を円筒状ではなく、転がることのない非円筒状とすることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明の合成樹脂製アンプル容器は、頭部の成形不良の発生を確実に防止した状態で、良好な開封操作のし易さを得ることができ、アンプル容器として広い分野での適用が可能とすることができる。
【符号の説明】
【0038】
1 ;本体部
2 ;胴部
3 ;肩部
4 ;首部
5 ;口鍔部
6 ;頭部
7 ;弱化部
8 ;内周面部分
9 ;段差部
a ;弱化部の肉厚
b ;段差値
c ;荷重作用部分
d ;支え部分
P ;プリフォーム
N ;内容液
A ;特性曲線
B ;特性曲線
C ;特性曲線
図1
図2
図3
図4
図5