技術分野
世代の異なる加入者宅側装置を共存させるための多値変調信号生成方法及び世代の異なる加入者宅側装置が共存可能な光通信システム
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
振幅が2レベルで変調されたStar−QAM型信号の基本的な特性として、振幅の2レベルの比は自由に設定することができるが、その値により振幅変調の成分と位相変調の成分の信号品質は図4に示すように変化する。振幅比が小さくなると、旧ONUで受信する信号のアイパターンにおけるアイの開きが小さくなり、振幅変調成分の信号品質が劣化する。一方、新ONUで受信するコンスタレーションにおいては、2つの円の距離が近くなり、振幅変調成分の信号品質は同じく劣化しているが、位相変調成分の最小信号間距離が大きくなり、信号品質は向上する。振幅比が大きくなると、その逆となり、振幅変調成分の信号品質は向上し、位相変調成分の信号品質は劣化する。このように、振幅比に対して、振幅変調成分と位相変調成分の信号品質はトレードオフである。
なお、振幅変調成分の信号品質及び位相変調成分の信号品質とは、それぞれ受信したStar−QAM型多値変調信号から検出した振幅変調成分の信号品質及び位相変調成分の信号品質を意味する。
振幅が2レベルで変調されたStar−QAM型信号においては、振幅比に対して、振幅変調成分と位相変調成分の信号品質はトレードオフであるため、設定する振幅比によっては旧ONUと新ONUにおける受信信号が同時に規定の信号品質を満たすことができず、置き換えおよび共存が困難となる。そして、置き換えおよび共存を可能とするStar−QAM信号の振幅比の値はこれまで示されていない。
そこで、本発明は、旧ONUと新ONUにおける受信信号が同時に規定の信号品質を満たすことが可能な多値変調信号生成方法、及び光通信システムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明は、OLTからの多値変調信号をPDで直接検波した際に、その多値変調信号の消光比が所定範囲に収まるように変調時の振幅比を調整することとした。
【発明の効果】
本発明は、旧ONUと新ONUにおける受信信号が同時に規定の信号品質を満たすことが可能な多値変調信号生成方法、及び光通信システムを提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】PONシステムを説明する図である。
【図2】PONシステムを説明する図である。
【図3】OOK信号と多値変調信号を同時に伝送する共存方式のPONシステムを説明する図である。
【図4】振幅のレベル比による振幅変調の成分と位相変調の成分の信号品質の変化を説明する図である。
【図5】OLTから多値変調信号を送信したときに旧ONU及び心ONUで受信する信号の振幅変調成分と位相変調成分のビットエラーレート(BER)が10E−03よりも小さくなる最小の受光パワーを説明する図である。
【図6】多値変調信号の振幅比に対する新旧ONUの各信号成分の信号品質を説明する図である。
【図7】新OLTの構成を説明する図である。
【図8】旧ONUの構成を説明する図である。
【図9】新ONUの構成を説明する図である。
11:DPS
12:D/A変換器
13:IQ変調器
14:光源
21:PD
25:コヒーレント検波器
26:光源
27:90°ハイブリッド
28:バランスPD
29:A/D変換器
30:DSP
101、102:OLT
150:パワースプリッタ
201、202:ONU
301、302:PONシステム
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