特許6054019IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

光学積層体

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、アクリル系基材フィルムとハードコート層の密着性について、アンカー効果により密着させることを検討したところ、密着性を向上させようとする(代表的には、ハードコート層形成用組成物の乾燥温度を上げる)と、基材フィルム成分がハードコート層に溶出し、耐擦傷性が低下するという新たな課題を見出した。本発明は課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、低透湿性の(メタ)アクリル系樹脂を含む(メタ)アクリル系樹脂フィルム(基材フィルム)を用いても、(メタ)アクリル系樹脂フィルム(基材フィルム)とハードコート層との密着性を確保するとともに、耐擦傷性の低下を防止し得る光学積層体を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の光学積層体は、(メタ)アクリル系樹脂フィルムから形成された基材層と、該(メタ)アクリル系樹脂フィルムにハードコート層形成用組成物を塗工して形成されたハードコート層と、該基材層と該ハードコート層との間に、該ハードコート層形成用組成物が該(メタ)アクリル系樹脂フィルムに浸透して形成された、厚みが1.2μm以上の浸透層とを備え、該ハードコート層形成用組成物が、硬化性化合物として9個以上のラ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、(メタ)アクリル系樹脂フィルム上に、特定の化合物と無機ナノ粒子とを含むハードコート層形成用組成物を塗工して、ハードコート層と浸透層とを形成することにより、低透湿性の(メタ)アクリル系樹脂フィルム(基材フィルム)を用いても、(メタ)アクリル系樹脂フィルム(基材フィルム)とハードコート層との密着性およびハードコート層の耐擦傷性の両方に優れ、かつ、干渉ムラの抑制された光学積層体を得ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】(a)は本発明の好ましい実施形態による光学積層体の概略断面図であり、(b)は従来の一般的なハードコート層を有する光学積層体の概略断面図である。

【図2】本発明の別の実施形態による光学積層体の概略断面図である。

【図3A】実施例1の光学積層体のFFTスペクトルである。

【図3B】実施例1の光学積層体の反射スペクトルである。

【図4】実施例2の光学積層体のFFTスペクトルである。

【図5】比較例1の光学積層体のFFTスペクトルである。

【図6】比較例2の光学積層体のFFTスペクトルである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 無機ナノ粒子   10 基材層   20 浸透層   30 ハードコート層   31 ブロック層   100、200、300 光学積層体

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