【実施例】
【0325】
別段の断りがない限り、材料はすべて商用供給業者から得て、さらに精製することなく使用した。無水溶媒は、Sigma−Aldrich(Milwaukee、WI)から得て、直接使用した。空気または湿度感受性試薬を伴う反応は、すべて窒素またはアルゴン雰囲気下で行った。純度は、254nmおよび215nmでUV検出を用いるAgilent1100シリーズの高速液体クロマトグラフィー (HPLC)システムを使用して測定した(システムA:Agilent Zorbax Eclipse XDB−C8 4.6×150mm、5ミクロン、1.5mL/分において15分間で、0.1%TFAを含むH
2O中の5から100%ACN、;システムB:Zorbax SB−C8、4.6×75mm、1.0mL/分において12分間で、0.1%ギ酸を含むH
2O中の10から90%ACN。)。シリカゲルクロマトグラフィーを、予充填シリカゲルカートリッジ(BiotageまたはTeledyne−Isco)を用いて、一般的に行った。
1H NMRスペクトルを、周囲温度にてBruker AV−400(400MHz)分光計またはVarian400MHz分光計で記録した、または、NMRスペクトルを10μL Protasis CapNMRフロープローブを使用して500.13MHzのプロトン周波数で作動する、Bruker Avance III分光計で収集した。Discovery Tower(商標)Sample ManagerおよびCTC、Switzerlandにより作られたWaters Liquid Handler(モデル2777)で構成されるProtasis One−Minute NMR(商標)Automation Systemを使用して、フロープローブにNMR試料を送達した。観察したプロトンはすべて、テトラメチルシラン(TMS)または、指示された適切な溶媒の別の内部参照からの100万分の1(ppm)ダウンフィールドとして報告した。データは、以下のように報告されている:化学シフト、多重性(s=一重線、d=二重線、t=三重線、q=四重線、br=ブロード、m=多重線)、結合定数およびプロトンの数。254nmおよび215nmでのUV検出、および低共鳴エレクトロスプレーモード(ESI)を用いた、Agilent 1100シリーズLC−MSで、低分解能質量スペクトル(MS)データを測定した。
【0326】
以下の略語は、様々な試薬および溶媒を指すために使用される:
ACN アセトニトリル
AcOH 酢酸
CV カラム容積
d 日
DAST 三フッ化ジエチルアミノ硫黄
DCM ジクロロメタン
DIEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMA ジメチルアセトアミド
DMAP 4−ジメチルアミノピリジン
DMSO ジメチルスルホキシド
EDCI 1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
h 時間
HATU 1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート
IPA イソプロパノール
min 分
LAH 水素化アルミニウムリチウム
MeOH メタノール
MTBE メチルt−ブチルエーテル
NBS N−ブロモスクシンイミド
NMP N−メチルピロリドン
RT 室温
TBAF フッ化テトラブチルアンモニウム
TBME t−ブチルメチルエーテル
TBS t−ブチルジメチルシラン
TEA トリエチルアミン
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TLC 薄層クロマトグラフィー
【0327】
本明細書において、「AND」あるいは「and」との標記は「および」を意味し、「or」あるいは「OR」との表記は、「または」を意味する。
【0328】
[実施例1]
2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼンの調製
【0329】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン、実施例1.0。 2,6−ジメトキシアニリン(500g、3.25mol、1当量)のDCM(5.0L)中溶液に、2,6−ルチジン(1.5L、13.0mol、4当量)を加えた。反応混合物を0℃(内部温度)に冷却し、CSCl
2(374mL、4.88mol、1.5当量)を滴下添加した。反応混合物を2時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、残留物をシリカゲル上で精製して、表題化合物1.0である2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼンを白色固体(1.06g、2.80mol、86%)として得た。LCMS(ESI 正イオン)m/z:196(M+H)
+。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.16(t,J=8.48Hz,1H)、6.55(d,J=8.48Hz,2H)、3.90(s,6H)。
【0330】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例1.0の手順に従って合成した。
【0331】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【0332】
[実施例1.3]
3−イソチオシアナト−1−メチル−1H−インドールの調製
【0333】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル(1−メチル−1H−インドール−3−イル)カルバメート、実施例1.31: 1−メチルインドール−3−カルボン酸(Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)(10g、57.1mmol)のTHF(190mL)中撹拌溶液に、TEA(7.9mL、57.1mmol)を加え、続いてジフェニルホスホリルアジド(12.3mL、57.1mmol)を加えた。反応物を36時間撹拌し、その後、反応物を真空下で濃縮し、tert−ブタノール(54.6mL)中に入れた。反応物を週末にわたって90℃でさらに撹拌した。その後、水を反応物に加え、混合物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中0〜30%EtOAcで溶出させるシリカゲル上で精製して、1.31(7.1g、28.8mmol、51%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:247.3(M+H)
+。
【0334】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
1−メチル−1H−インドール−3−アミン、実施例1.32: 1.31(7.1g、28.8mmol)のEtOAc(96mL)中撹拌溶液に、濃HCl(28.8mL)を加えた。次いで反応物を7日間撹拌した。その後、混合物を真空下で部分的に濃縮して沈殿物を形成し、この沈殿物を濾別した。固体1.32(1.0g、6.84mmol)をさらには精製せずに次のステップに供した。LCMS−ESI(正)m/z:147.2(M+H)
+。
【0335】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
3−イソチオシアナト−1−メチル−1H−インドール、実施例1.3: 1,1”−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(1.6g、6.84mmol)の乾燥DCM(17.1mL)中撹拌溶液に、1−メチル−1H−インドール−3−アミン1.32(1g、6.84mmol)のDCM(17.1mL)中溶液を40分間かけて室温で添加漏斗により加えた。反応物を16時間さらに撹拌した。その後、反応物を真空下で濃縮し、ヘプタン中0〜30%EtOAcの勾配を用いるシリカゲルカラム上で精製し、1.3を白色固体(1.0g、5.31mmol、78%)として得た。LCMS−ESI(正)m/z:189.1(M+H)
+。
【0336】
[実施例1.4]
2−イソチオシアナト−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼンの調製
【0337】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:2−ブロモ−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼン、実施例1.41。 2−ブロモレソルシノール(1.00g、5.29mmol、Chem Impex International)を含む丸底フラスコに、DMF(10mL)、炭酸カリウム(1.828g、13.23mmol)およびヨウ化メチル−D
3(0.988mL、15.87mmol、IsoTec)を加えた。反応物をN
2下において室温で20時間撹拌した。反応物を水(50mL)で希釈し、EtOAc(3×40mL)で抽出し、有機層を合わせ、乾燥し(MgSO
4)、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40gのSiO
2 0〜20%EtOAc/ヘキサン)による精製により、2−ブロモ−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼン(1.41、1.06g、4.75mmol、収率90%)を白色固体として得た。
【0338】
ステップ2:2−アミノ−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼン、実施例1.42。 2−ブロモ−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼン(実施例1.41、960mg、4.30mmol)、2,2,2−トリフルオロアセトアミド(973mg、8.61mmol)、炭酸カリウム(2379mg、17.21mmol)およびヨウ化銅(I)(164mg、0.861mmol)を含む25mL丸底フラスコに、ACN(10mL)およびtrans−N1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.166mL、1.72mmol)を加えた。明るい青色の懸濁液にアルゴンを5分間スパージし、次いでフラスコに、空気冷却された凝縮器を取り付け、80℃の油浴中で加熱し、N
2下において16時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、MeOH(5mL)およびH
2O(5mL)を加え、反応物を65℃の油浴中で7時間加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(25mL)および水(25mL)を加えた。混合物を分液漏斗に移し、層を分離した。水層をEtOAc(50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(50mL)とブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、濃縮して、アミンを黄褐色泡状物として得た。フラッシュクロマトグラフィー(12gのSiO
2、0〜100%3:1のEtOAc:EtOH/ヘプタン)による精製により、2−アミノ−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼン(1.42、400mg、2.51mmol、収率58%)を黄褐色泡状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:160.2(M+H)
+。
【0339】
2−イソチオシアナト−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼン、実施例1.4。 室温のDCM(20mL)中の2−アミノ−1,3−ジ([
2H
3]メトキシ)ベンゼン(1.42、400mg、2.51mmol)を含む100mL丸底フラスコに、1,1”−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(613mg、2.64mmol)を加えた。反応物をN
2下において室温で16時間撹拌した。次いで反応混合物を10mLまで濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(40gのSiO
2、20〜100%EtOAc/ヘキサン)によって直接精製して、1.4(480mg、2.39mmol、収率95%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ=7.15(t,J=8.4Hz,1H)、6.54(d,J=8.5Hz,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:202.2(M+H)
+。
【0340】
[実施例1.5]
1,3−ビス(ジフルオロメトキシ)−2−イソチオシアナトベンゼンの調製
【0341】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:2−ブロモ−1,3−ビス(ジフルオロメトキシ)ベンゼン 1.51。 2−ブロモレソルシノール(1.07g、5.66mmol、Chem Impex International)を含む丸底フラスコに、DMF(10mL)、炭酸セシウム(5.53g、16.98mmol)および2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸ナトリウム(2.59g、16.98mmol、Aldrich)を加えた。反応物をN
2下において100℃の油浴中で3時間加熱した。反応物を室温に冷却し、水(25mL)で希釈し、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO
4)、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40gのSiO
2、0〜20%EtOAc/ヘキサン)による精製により、2−ブロモ−1,3−ビス(ジフルオロメトキシ)ベンゼン(1.51、680mg、2.35mmol、収率41.6%)を透明な無色油状物として得た。
【0342】
ステップ2:2,6−ビス(ジフルオロメトキシ)アニリン 1.52。2−ブロモ−1,3−ビス(ジフルオロメトキシ)ベンゼン(1.51、410mg、1.42mmol)を含む丸底フラスコに、ヨウ化銅(I)(54.0mg、0.28mmol)、アジ化ナトリウム(277mg、4.26mmol)および(+)−L−アスコルビン酸ナトリウム(56.2mg、0.28mmol)を加えた。EtOH(5mL)および水(2mL)を加え、反応混合物をN
2下で撹拌し、Arで10分間脱気した。trans−N,N’−ジメチル−1,2,シクロヘキサンジアミン(44.7μL、0.28mmol)をシリンジにより加え、青色懸濁液を80℃の油浴中で18時間加熱した。反応物を室温に冷却し、9:1の飽和塩化アンモニウム:水酸化アンモニウム(50mL)水溶液中に希釈し、EtOAc(2×25mL)で抽出した。有機層を合わせ、9:1の飽和塩化アンモニウム:水酸化アンモニウム(20mL)水溶液で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濃縮して、茶褐色油状物(1.52)を得、これを精製せずに次のステップに使用した。上記の油状物をTHF(5mL)に溶解させ、水(2mL)およびトリメチルホスフィン(THF中1.0M溶液、1.4mL、1.4mmol)を加えた。反応物をN
2下において室温で4時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(25mL)に注ぎ入れ、EtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して、黄色油状物を得た。フラッシュクロマトグラフィー(12gのSiO
2、0〜50%EtOAc/ヘキサン)による精製により、2,6−ビス(ジフルオロメトキシ)アニリン(1.52、106mg、0.47mmol、2つのステップを経て収率33%)を薄黄色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:226.1(M+H)
+。
【0343】
ステップ3:1,3−ビス(ジフルオロメトキシ)−2−イソチオシアナトベンゼン 1.5。室温のDCM(5mL)中の2,6−ビス(ジフルオロメトキシ)アニリン(251mg、1.12mmol)が入った丸底フラスコに、1,1”−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(272mg、1.17mmol、Aldrich)を加えた。反応物をN
2下において室温で5.5時間撹拌した。得られた反応混合物を濃縮してオレンジ色固体を得、これをさらには精製せずに使用した。
【0344】
[実施例1.6]
4−イソチオシアナトピリジンの調製
【0345】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
4−イソチオシアナトピリジン、実施例1.6。 室温のDCM(2mL)中のピリジン−4−アミン(30.0mg、0.32mmol、Aldrich)を含む20mLバイアルに、1,1”−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(78mg、0.34mmol、Aldrich)を加えた。反応物をN
2下において室温で5時間撹拌した。反応物を濃縮してオレンジ色固体を得、これをさらには精製せずに使用した。LCMS−ESI(正)m/z:137.1(M+H)
+。
【0346】
[実施例1.7]
1−エトキシ−2−イソチオシアナト−3−メトキシベンゼンの調製
【0347】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:1−エトキシ−3−メトキシ−2−ニトロベンゼン、実施例1.71。 N
2下の1−フルオロ−3−メトキシ−2−ニトロベンゼン(219mg、1.28mmol、Apollo Scientific)を含むフラスコに、EtOH(1mL)およびカリウム2−メチルプロパン−2−オレート(THF中1.0M、2.56mL、2.56mmol)を加えた。反応物をN
2下において室温で73時間撹拌した。反応物を水(10mL)で希釈し、EtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、真空下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(12gのSiO
2、0〜50%EtOAc/ヘキサン)による精製により、1−エトキシ−3−メトキシ−2−ニトロベンゼンを薄い黄褐色の油状物として得、この油状物を、所望の生成物と望ましくない副生成物(この副生成物は、キャラクタリゼーションしなかった。)との2:1混合物として単離し、混合物をさらには精製せずに次のステップに使用した。
【0348】
ステップ2:2−エトキシ−6−メトキシアニリン、実施例1.72。 1−エトキシ−3−メトキシ−2−ニトロベンゼン(1.71)に、鉄粉(142mg、2.54mmol)および塩化アンモニウム(27.1mg、0.507mmol)を加えた。EtOH(8mL)およびH
2O(0.8mL)を加え、バイアルを密封し、油浴中において80℃で2時間加熱した。懸濁液を濾過し、濾液を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(12gのSiO
2、0〜50%EtOAc/ヘキサン)による精製により、2−エトキシ−6−メトキシアニリン(1.72)を薄黄色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:168.2(M+H)
+。
【0349】
ステップ3:1−エトキシ−2−イソチオシアナト−3−メトキシベンゼン、実施例1.7。 室温のDCM(5mL)中の2−エトキシ−6−メトキシアニリン(85mg、0.508mmol)を含む50mL丸底フラスコに、1,1’−チオカルボニルビス(ピリジン−2(1H)−オン)(118mg、0.51mmol)を加えた。反応物をN
2下において室温で20時間撹拌した。得られた反応混合物を濃縮して、表題化合物をオレンジ色固体として得、これをさらには精製せずに使用した。LCMS−ESI(正)m/z:210.2(M+H)
+。
【0350】
[実施例1.8]
5−イソチオシアナト−4,6−ジメトキシピリミジンの調製
【0351】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
5−イソチオシアナト−4,6−ジメトキシピリミジン、実施例1.8。 1,1”−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(14.97g、64.5mmol)の乾燥DCM(75mL)中撹拌溶液に、4,6−ジメトキシピリミジン−5−アミン(D−L Chiral chemicals、10g、64.5mmol)のDCM(75mL)中溶液を40分間かけて室温で添加漏斗により滴下添加した。反応物を16時間さらに撹拌した。反応物を真空下で濃縮し、シリカゲル(ヘプタン中0〜30%EtOAc)上で精製して、所望の化合物1.8を白色固体(12.75g、64.7mmol、収率100%)として得た。LCMS−ESI(正)m/z:198.1(M+H)
+。
【0352】
[実施例2.0]
3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジンの調製
【0353】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
N−(tert−ブチルスルホニル)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジン−1−カルボキシミドアミド、実施例2.02。 tert−ブチルスルホンアミド(63g、0.46mol、1.05当量)および2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン(1.0、86g、0.44mol、1当量)のACN(1.8L)中溶液に、炭酸セシウム(186g、0.57mol、1.3当量)を8〜10回に小分けして加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。イソチオ尿素の形成がLCMSおよびNMRによって確認された。MS(ESI 正イオン)m/z:333.4(M+H)
+。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.07(t,J=8.40Hz,1H)、6.56(d,J=8.36Hz,2H)、3.68(s,6H)、1.06(br.s,9H)。イソチオ尿素に、5−メチルニコチノヒドラジド(70g、0.46mol、1.05当量)および硝酸銀(149g、0.88mol、2当量)を10回に小分けして順次加えた(注記:この添加により少しだけ発熱があった。)。次いで、得られた混合物を2時間撹拌した。Celite(登録商標)という商品名の濾過材(2w/w)を反応物に加え、混合物を10〜15分間撹拌した。反応混合物を、Celite(登録商標)という商品名の濾過材に再び通した。Celite(登録商標)という商品名の濾過材の栓をDCMおよびDCM中5%MeOHですすいだ後、混合物を減圧下で濃縮して黒色残留物を得、この黒色残留物をカラムクロマトグラフィー[SiO
2(60〜120メッシュ)、溶離液としてDCMおよびMeOHを使用した。(生成物はDCM中2〜5%MeOHで溶出した。)]によって精製して、160gの表題化合物2.02を白色固体(0.35mol、80%)として得た。MS(ESI 正イオン)m/z:(M+H)
+=450.7。MS(ESI 負イオン)m/z:(M−H)
+=448.4。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.68(br.s,1H)、9.09(br.s,1H)、8.91−8.53(m,3H)、8.14−7.97(m,1H)、7.25(d,J=7.64Hz,1H)、6.76−6.67(m,2H)、3.75−3.72(m,6H)、2.35(s,3H)、1.26−1.21(m,9H)。
【0354】
【化91】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチルプロパン−2−スルホンアミド、実施例2.03。 N−(tert−ブチルスルホニル)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジン−1−カルボキシミドアミド(2.02、160g、0.35mol、1当量)のジオキサン(800mL)中溶液に、TFA(136mL、203g、1.78mol、5当量)を加えた。反応混合物を100℃で18時間加熱還流した。反応混合物を蒸発乾固し、さらには精製せずに次のステップに供した。MS(ESI 正イオン)m/z:431.8(M)
+。
1H−NMR(300MHz,DMSO−d
6)δ 13.19(br.s,1H)、8.47(d,J=1.35Hz,1H)、8.19(d,J=1.71Hz,1H)、7.63(d,J=0.69Hz,1H)、7.49(t,J=8.49Hz,1H)、6.82(d,J=8.58Hz,2H)、3.87(s,6H)、2.24(s,3H)、1.18(s,9H)。
【0355】
【化92】
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4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン、実施例2.04。 TFA(ニート、760mL、5v/w)中のN−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチルプロパン−2−スルホンアミド(実施例2.03、153.0g、0.36mol)に、アニソール(115g、1.06mol、3当量)を加え、得られた混合物を100℃で終夜加熱した(TFAが激しく沸騰する。)。反応の完了後、TFAを、高真空ポンプを使用して除去した。残留物を最低限の量の氷中に取り込ませ、10%NaHCO
3溶液を使用してpH8〜9に塩基性化した。形成した固体を、ブフナー漏斗を使用して濾過し、水、石油エーテルおよびジエチルエーテルで洗浄した。固体を乾燥させて、表題化合物実施例2.04を白色固体(88g、0.29mol、2つのステップにより82%)として得た。MS(ESI 正イオン)m/z:312.4(M+H)
+。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.36(d,J=1.44Hz,1H)、8.14(d,J=1.88Hz,1H)、7.53−7.48(m,2H)、6.84(d,J=8.56Hz,2H)、6.31(br.s,2H)、3.70(s,6H)、2.22(s,3H)。
【0356】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン、実施例2.0。 4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン(実施例2.04、88g、0.28mol、1当量)のジブロモメタン(3.5L)中撹拌溶液に、ベンジルトリエチルアンモニウムブロミド(231g、0.85mol、3当量)および亜硝酸ナトリウム(390g、5.65mol、20当量)を室温で加えた。ジクロロ酢酸(46mL、73g、0.66mol、2当量)を0℃(内部温度)で滴下添加し、得られた溶液を室温で18時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、シリカゲル上に載せ、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中80%EtOAcで溶出)によって精製して、36g(0.09mol、34%)の表題化合物を淡黄色固体として得た。MS(ESI 正イオン)m/z:(M+H)
+=375.2。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.42(t,J=0.56Hz,1H)、8.32(d,J=1.96Hz,1H)、7.86(t,J=0.68Hz,1H)、7.46(t,J=8.48Hz,1H)、6.67(d,J=8.52Hz,2H)、3.74(s,6H)、2.33(s,3H)。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.46(d,J=1.44Hz,1H)、8.22(d,J=1.88Hz,1H)、7.66−7.65(m,1H)、7.56(t,J=8.52Hz,1H)、6.89(d,J=8.56Hz,2H)、3.71(s,6H)、2.25(s,3H)。
【0357】
記載された公知の出発物質を使用し、実施例2.0の手順を使用して、下記の表中の化合物を合成した。
【0358】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0359】
[実施例3.0]
6−(ジフルオロメトキシ)ピコリノヒドラジドの調製
【0360】
【化94】
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メチル6−(ジフルオロメトキシ)ピコリネート 3.01: 10mL丸底フラスコに、DMF(3mL)中のクロロジフルオロ酢酸ナトリウム(0.603g、3.96mmol)、水酸化ナトリウム(0.046mL、2.43mmol)およびメチル6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−カルボキシレート(0.303g、1.98mmol)を加えた。反応混合物を60℃で18時間加熱し、次いで80℃で24時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液で希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をMgSO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、生成物を白色油状物として得た。得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、実施例3.01(0.281g、1.38mmol、収率70%)を白色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.84−7.96(m,2H)、7.42−7.83(m,1H)、7.11(dd,J=8.02,0.98Hz,1H)、3.98(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:203.9(M+H)
+。
【0361】
【化95】
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6−(ジフルオロメトキシ)ピコリノヒドラジド、実施例3.0。 実施例3.01(0.280g、1.38mmol)のMeOH(9mL)中溶液に、ヒドラジン(0.047mL、2.07mmol)を加えた。反応混合物を室温で18時間撹拌し、その後、反応混合物を真空下で濃縮した。水(10mL)を残留物に加えた。白色懸濁液をドライアイス/アセトン浴によって冷凍し、凍結乾燥させて、実施例3.0(0.280g、1.38mmol、収率100%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.10(dd,J=8.12,0.88Hz,1H)、7.36(t,J=73.55Hz,1H)、7.94(d,J=8.02Hz,1H)、8.00(d,J=0.98Hz,1H)。LCMS−ESI(正)m/z:203.9(M+H)
+。
【0362】
表3中の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例3.0の手順に従って合成した。
【0363】
【表3】
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【0364】
[実施例3.28]
メチル6−(エチルカルバモイル)ピコリネートの調製
【0365】
【化96】
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メチル6−(エチルカルバモイル)ピコリネート、実施例3.28。 6−(メトキシカルボニル)ピリジン−2−カルボン酸(0.74mL、5.52mmol)(Matrix Scientificから入手可能)およびエタンアミンヒドロクロリド(0.675g、8.28mmol、Fluka Chemie GmbH)のDMF(10mL)中混合物に、N−[(ジメチルアミノ)−1H−1,2,3−トリアゾロ−[4,5−b]ピリジン−1−イルメチレン]−N−メチルメタンアミニウムヘキサフルオロホスフェートN−オキシド(2.31g、6.07mmol、Oakwood Products,Inc.)を小分けにして室温で加え、続いて、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.921mL、11.04mmol、Sigma−Aldrich Chemical Company,Inc.)を加えた。得られた混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、混合物をシリカゲルの栓上に直接吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(125g)の中を通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(1.11g、5.33mmol、収率97%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:209.1(M+H)
+。
【0366】
[実施例3.29]
メチル6−(ジメチルカルバモイル)ピコリネートの調製
【0367】
【化97】
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メチル6−(ジメチルカルバモイル)ピコリネート、実施例3.29。 この化合物を、実施例3.28に記載の手順を使用して調製した。LCMS−ESI(正)m/z:209.1(M+H)
+。
【0368】
[実施例3.30]
メチル6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリネートの調製
【0369】
【化98】
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メチル6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−カルボキシレート、実施例3.31。 氷/水浴中の6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−カルボン酸(5.0g、35.9mmol、Sigma Aldrich)のMeOH(100mL、35.9mmol)中冷却懸濁液に、塩化チオニル(7.82mL、108mmol、Sigma Aldrich)を滴下添加した。得られた混合物を室温で24時間撹拌した。次いで混合物を真空下で濃縮し、乾燥させて、表題化合物(5.6g、100%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:154.1(M+H)
+。
【0370】
【化99】
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メチル6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリネート、実施例3.30。 メチル6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−カルボキシレート(1.0g、6.53mmol)(実施例3.31)および炭酸セシウム(3.19g、9.80mmol)のDMF(10mL)中混合物に、1,1,1−トリフルオロ−2−ヨードエタン(2.74g、13.06mmol、Sigma Aldrich)を加えた。得られた混合物を50℃で2日間撹拌した。混合物を室温に冷却し、30mLの水を加え、1N HCl溶液を使用して、混合物をpH=約5に中和した。次いで、得られた混合物をEtOAc(50mL×4)で抽出した。合わせた抽出物を水およびブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残留物を、溶離液としてのヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピコリネート(134mg、9%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:236.1(M+H)
+。
【0371】
[実施例3.32]
メチル6−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エトキシ)ピコリネートの調製
【0372】
【化100】
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メチル6−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エトキシ)ピコリネート、実施例3.32。 メチル6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−カルボキシレート(3.31、1.0g、6.53mmol)のDMF(16.33mL)中溶液に、tert−ブチル(2−ヨードエトキシ)ジメチルシラン(2.80g、9.80mmol、Sigma Aldrich)を加えた。得られた混合物を80℃で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、100mLの飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、得られた混合物をEtOAc(4×100mL)で抽出した。合わせた抽出物を水(×2)およびブライン(×2)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残留物を、溶離液としてのヘプタン中0〜80%EtOAcの勾配を使用する120gシリカゲルカラム上でCombiFlashによって精製して、実施例3.32(969mg、47.6%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:312.1(M+H)
+。
【0373】
[実施例3.33]
メチル6−(2−メトキシエトキシ)ピコリネートの調製
【0374】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−(2−メトキシエトキシ)ピコリネート、実施例3.33。 表題化合物を、実施例3.32に記載の手順を使用して調製した。LCMS−ESI(正)m/z:212.0(M+H)
+。
【0375】
[実施例3.34]
エチル6−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)ピコリネートの調製
【0376】
【化102】
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エチル6−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)ピコリネート、実施例3.34。 エチル6−ヒドロキシピリジン−2−カルボキシレート(0.41mL、2.99mmol、Matrix Scientific)および炭酸セシウム(0.29mL、3.59mmol)のDMF(5.98mL)中混合物に、イソブチレンオキシド(0.32mL、3.59mmol、TCI America)を室温で加えた。得られた混合物を40℃で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、混合物を濾過し、EtOAc(100mL)で洗浄した。濾液を分液漏斗に移し、水(×2)とブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物を、ヘプタン中0〜100%EtOAcを溶離液として使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(3.34、564mg、79%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:240.1(M+H)
+。
【0377】
[実施例3.35]
メチル6−(3,3,3−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメチル)プロポキシ)ピコリネートの調製
【0378】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−(3,3,3−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメチル)プロポキシ)ピコリネート、実施例3.35。 メチル6−ヒドロキシピコリネート(3.31、1.50g、9.80mmol)および炭酸セシウム(4.79g、14.69mmol)のDMF(19.59mL)中撹拌混合物に、2,2−ビス(トリフルオロメチル)オキシラン(2.65mL、14.69mmol、Apollo Scientific Ltd.)を室温で加え、混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。反応が完了したら、混合物を濾過し、濾過ケーキをEtOAcで洗浄した。有機溶液を水(×2)およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物を、ヘプタン中0〜100%EtOAcを溶離液として使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(3.35、1.13g、34.6%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:334.0(M+H)
+。
【0379】
[実施例3.36]
メチル6−(メチルアミノ)ピコリネートの調製
【0380】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−(メチルアミノ)ピコリネート、実施例3.36。 6−アミノ−2−ピコリン酸(0.96mL、9.77mmol、Chem Impex International)および炭酸セシウム(7.82mL、97.7mmol)のDMF(10mL)中混合物に、ヨードメタン(1.52mL、24.43mmol、Sigma Aldrich)を加えた。混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。混合物を、セライト(登録商標)という商品名の濾過材のパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を濃縮し、残留物を、ヘプタン中0〜100%EtOAcを溶離液として使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(3.36、283mg、27%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:167.1(M+H)
+。
【0381】
[実施例3.37]
メチル6−(ジメチルアミノ)ピコリネートの調製
【0382】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−(ジメチルアミノ)ピコリネート、実施例3.37。 表題化合物を、実施例3.36に記載の手順を使用して調製した。LCMS−ESI(正)m/z:181.1(M+H)
+。
【0383】
[実施例3.38]
メチル5−クロロニコチネートの調製
【0384】
【化106】
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メチル5−クロロニコチネート、実施例3.38。 5−クロロニコチン酸(0.68mL、6.35mmol)のMeOH(8mL)中懸濁液に、塩化チオニル(1.5mL、20.55mmol)を0℃で滴下添加した。得られた混合物を還流状態で24時間加熱した。混合物を濃縮し、50mLの飽和重炭酸ナトリウム水溶液を残留物に加えた。得られた混合物をEtOAc(4×50mL)で抽出した。合わせた抽出物を重炭酸ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄し、次いで無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過によって除去し、EtOAcで洗浄した。濾液を真空下で濃縮し、乾燥させて、表題化合物(3.38、698mg)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 9.80(d,J=1.7Hz,1H)、8.73(d,J=2.4Hz,1H)、8.27(dd,J=2.4,2.4Hz,1H)、3.96(s,3H)。
【0385】
[実施例3.40]
6−([
2H
3]メトキシ)ピコリノヒドラジドの調製
【0386】
【化107】
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ステップ1:([
2H
3]メチル)−6−([
2H
3]メトキシ)ピコリネート 3.39。 25mL丸底フラスコに、メチル6−クロロピコリネート(2.00g、11.66mmol、Matrix Scientific)、1,4−ジオキサン、CD
3OD(5.31mL、117mmol、Aldrich)およびカリウム2−メチルプロパン−2−オレート(1.31g、11.66mmol、Aldrich)を加えた。反応物を室温で19時間撹拌し、次いで50℃でさらに24時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、水(20mL)および飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO
4)、真空下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(120gのSiO
2、0〜100%EtOAc/ヘキサン)による精製により、([
2H
3]メチル)−6−([
2H
3]メトキシ)ピコリネート(3.39、840mg、4.85mmol、収率41.6%)を白色固体として得た。
【0387】
ステップ2:6−([
2H
3]メトキシ)ピコリノヒドラジド 3.40。周囲温度の水浴中の([
2H
3]メチル)−6−([
2H
3]メトキシ)ピコリネート(3.39、840mg、4.85mmol)のMeOH(26mL)中溶液に、ヒドラジン(0.244mL、7.76mmol)(無水)を1分間かけて加えた。次いで反応物をN
2下において室温で22時間撹拌した。反応物を濃縮し、得られた固体をEtOAc(5mL)に懸濁させ、懸濁液を濾過して、固体を収集した。固体をEtOAc(2×5mL)で洗浄し、乾燥させて、表題化合物(3.40、545mg、3.20mmol、収率66.0%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.74(br.s.,1H)、7.84(dd,J=8.3,7.3Hz,1H)、7.56(dd,J=7.2,0.8Hz,1H)、6.97(dd,J=8.3,0.7Hz,1H)、4.56(d,J=3.9Hz,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:171.2(M+H)
+。
【0388】
[実施例3.42]
6−メチルピコリノヒドラジドの調製
【0389】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
メチル6−メチルピコリネート 3.41: 250mL丸底フラスコに、6−メチルピコリン酸(TCI、5.35g、39.0mmol)およびMeOH(100mL)を加えた。濃硫酸(3.12mL、58.5mmol)を滴下添加した。反応物を還流状態で48時間加熱した。室温に冷却した後、溶媒の大部分を蒸発させた。得られた残留物を飽和NaHCO
3水溶液で希釈し、DCM(2×100mL)で抽出した。有機抽出物をMgSO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮して、6−メチルピコリネート(5.33g、35.3mmol、収率90%)を薄黄色油状物として得た。MS(M+H)
+152.0。
【0390】
【化109】
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6−メチルピコリノヒドラジド 3.42。 250mL丸底フラスコ内のメチル6−メチルピコリネート(1.50g、9.96mmol)のMeOH(50mL)中撹拌溶液に、ヒドラジン(0.407mL、12.95mmol)を室温で滴下添加した。混合物を室温で18時間撹拌し、その後、混合物を真空下で濃縮した。得られた固体をEtOAcおよびヘキサンですり混ぜて、真空下で乾燥させて、表題化合物(1.40g、9.26mmol、収率93%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:9.02(br.s.,1H)、7.97(d,J=7.7Hz,1H)、7.73(t,J=7.7Hz,1H)、7.30(d,J=7.7Hz,1H)、4.07(br.s.,2H)、2.57(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:152.1(M+H)
+。
【0391】
表4中の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例3.42の手順に従って合成した。
【0392】
【表4】
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【0393】
[実施例3.52]
メチル6−(エチルカルバモイル)ピコリネートの調製
【0394】
【化110】
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メチル6−(エチルカルバモイル)ピコリネート、実施例3.52。 6−(メトキシカルボニル)ピリジン−2−カルボン酸(0.735mL、5.52mmol、Matrix Scientific、Columbia、SC、USAから市販)およびエタンアミンヒドロクロリド(0.675g、8.28mmol、Fluka、Buchs、St.Gallen、Switzerlandから市販)のDMF(10mL)中混合物に、(1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート)(2.31g、6.07mmol、Oakwood Products,Inc.、West Columbia、SC、USAから市販)を小分けにして室温で加え、続いてN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.92mL、11.04mmol、Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)を加えた。得られた混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、混合物をシリカゲルの栓上に直接吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(125g)に通すカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物であるメチル6−(エチルカルバモイル)ピコリネート(1.11g、5.33mmol、収率97%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:209.1(M+H)
+。
【0395】
下記の表5中の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例3.52の手順に従って合成した。
【0396】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0397】
[実施例3.55]
メチル6−(エチルカルバモイル)ピコリネートの調製
【0398】
【化111】
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メチル6−(エチルカルバモイル)ピコリネート、実施例3.55。 表題化合物を、実施例3.52に記載の手順を使用して調製した。LCMS−ESI(正)m/z:209.1(M+H)
+。
【0399】
[実施例3.56]
メチル6−(ジメチルカルバモイル)ピコリネートの調製
【0400】
【化112】
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メチル6−(ジメチルカルバモイル)ピコリネート、実施例3.56。 表題化合物を、実施例3.52に記載の手順を使用して調製した。LCMS−ESI(正):209.1(M+H)
+。
【0401】
[実施例4.0]
N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)メタンスルホンアミドの調製
【0402】
【化113】
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(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)−N−(メチルスルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例4.01。 室温で2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン(実施例1.0、3.83g、19.62mmol)およびメタンスルホンアミド(1.96g、20.60mmol)のACN(98mL)中溶液に、炭酸セシウムを加えた。反応物をN
2下で終夜撹拌した。6−メトキシ−ピリジン−2−カルボン酸ヒドラジド(実施例3.18、3.44g、20.60mmol)を混合物に一度に加え、続いて硝酸銀(I)(6.66g、39.2mmol)を加えた。次いで混合物を2時間撹拌した。得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0〜15%MeOHの勾配で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物4.01(3.83g、9.04mmol、収率46%)を黄色固体として得た。LCMS−ESI(neg.)m/z:448.4(M−H)
+。
【0403】
【化114】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メタンスルホンアミド、実施例4.02): (Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)−N−(メチルスルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド(3.82g、9.02mmol、実施例4.01)の1,4−ジオキサン(45mL)中懸濁液に、TFA(3.35mL、45.1mmol)を加えた。反応物を100℃で18時間加熱した。反応混合物を、DCM(100mL)と飽和NaHCO
3(水溶液)(100mL)との間で分配した。層を分離した。水層をDCM(2×50mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、生成物を得、この生成物をシリカゲルの栓上に吸着させ、0〜50%B/A(B=EtOAc中26%EtOH、A=DCM)の勾配で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物4.02(2.98g、7.35mmol、収率81%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.34(s,1H)、7.80(dd,J=8.31,7.53Hz,1H)、7.57(dd,J=7.43,0.59Hz,1H)、7.40(t,J=8.51Hz,1H)、6.83(dd,J=8.22,0.59Hz,1H)、6.79(d,J=8.41Hz,2H)、3.67(s,6H)、3.10(s,3H)、2.82(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:406.2(M+H)
+。
【0404】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)メタンスルホンアミド、実施例4.0。 N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メタンスルホンアミド4.02(2.86g、7.05mmol)をトルエンと共沸させ、次いでトルエン(35mL)に懸濁させた。この混合物に、2−(トリメチルシリル)エタノール(2.022mL、14.11mmol)を加え、N
2を溶液に3分間吹き込んだ。シアノメチレントリブチルホスホラン(3.06mL、12.70mmol)を加え、N
2を再び溶液に2分間吹き込んだ。次いで反応混合物を90℃で15分間加熱した。次いで反応混合物を室温に冷却し、シリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(330g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物4.0(3.07g、6.07mmol、収率86%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ 7.60−7.65(m,1H)、7.55−7.58(m,1H)、7.35(t,J=8.51Hz,1H)、6.70(dd,J=8.12,0.88Hz,1H)、6.64(d,J=8.61Hz,2H)、4.34−4.40(m,2H)、3.71(s,6H)、3.16(s,3H)、2.66(s,3H)、1.27−1.38(m,2H)、0.09−0.12(m,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:506.1(M+H)
+。
【0405】
[実施例5.0]
N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドの調製
【0406】
【化116】
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(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)−N−(メチルスルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例5.01。 周囲温度で2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン(実施例1.0、3.90g、20.0mmol)およびエチルスルホンアミド(1.81mL、21.0mmol)のACN(100mL)中溶液に、炭酸セシウム(8.46g、26.0mmol)を一度に加えた。反応物を週末にわたって撹拌した。混合物に、6−メトキシピコリノヒドラジド(3.51g、21.0mmol)を一度に加え、続いて硝酸銀(I)(6.79g、40.0mmol)を加えた。混合物を15分間撹拌した。得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、0〜100%B/A(B=15%MeOH/DCM、A=DCM)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(40g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物5.01(8.22g、18.8mmol、収率94%)をオフホワイト色粉末として得た。LCMS−ESI(正)m/z:438.2(M+H)
+。
【0407】
【化117】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミド、実施例5.02。 (Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(エチルスルホニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド5.01(7.18g、16.4mmol)の1,4−ジオキサン(80mL)中溶液に、TFA(6.1mL、82mmol)を加えた。反応混合物を100℃で20時間加熱した。溶媒およびTFAを、ロータリーエバポレータ上において50℃で可能な限り除去した。残留物を、DCM(200mL)および水(200mL)との間で分配し、pHを飽和NaHCO
3(水溶液)の添加によって7−8に調整した。層を分離した。水層をDCM(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、0〜50%B/A(B=EtOAc中23%EtOH、A=DCM)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(330g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物5.02(6.47g、15.4mmol、収率94%)をオフホワイト色粉末として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.26(s,1H)、7.80(dd,J=8.31,7.53Hz,1H)、7.56(dd,J=7.43,0.59Hz,1H)、7.40(t,J=8.51Hz,1H)、6.82(dd,J=8.31,0.68Hz,1H)、6.79(d,J=8.61Hz,2H)、3.67(s,6H)、3.10(s,3H)、2.88(q,J=7.30Hz,2H)、1.13(t,J=7.34Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:420.2(M+H)
+。
【0408】
【化118】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例5.0。 N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミド5.02(7.36g、17.6mmol)をトルエンと共沸させ、トルエン(88mL)に懸濁させた。混合物に2−(トリメチルシリル)エタノール(5.03mL、35.1mmol)を加えた。混合物に窒素ガスを3分間吹き込んだ。次いでシアノメチレントリブチルホスホラン(7.62mL、31.6mmol)を加え、反応物を窒素で2分間さらにパージした。反応物を90℃で15分間加熱した。反応物を室温に冷却した。溶液をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(330g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物5.0(7.90g、15.2mmol、収率87%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ 7.60−7.65(m,1H)、7.55−7.59(m,1H)、7.35(t,J=8.41Hz,1H)、6.69(dd,J=8.12,0.88Hz,1H)、6.63(d,J=8.61Hz,2H)、4.38−4.45(m,2H)、3.70(s,6H)、3.16(s,3H)、2.72(q,J=7.24Hz,2H)、1.32−1.38(m,2H)、1.01(t,J=7.34Hz,3H)、0.09−0.12(m,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:520.3(M+H)
+。
【0409】
[実施例6.0]
N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)メタンスルホンアミドの調製
【0410】
【化119】
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4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン、実施例6.01。 実施例6.01を、5−メチルニコチノヒドラジド(Apollo scientificから市販)を使用して実施例2.04の方法と同様の方法で調製した。
【0411】
【化120】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メタンスルホンアミド、実施例6.02。 250mL丸底フラスコに、THF(48mL)中の6.01(2.09g、6.71mmol)を加えた。カリウムtert−ブトキシド(THF中1.0M溶液、14.77mL、14.77mmol)を、撹拌しながらN
2下で滴下添加した。反応混合物が茶褐色溶液に変わった。次いで反応混合物を23℃で15分間撹拌し、メタンスルホニルクロリド(0.571mL、7.38mmol)を滴下添加した。得られた混合物を3.5時間撹拌し、LCMS分析により、反応がほぼ完了したことが示された。反応物を飽和NH
4Cl水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。不溶性白色固体を濾過によって単離すると、所望の生成物であることが判明した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、物質を薄黄色固体として得た。2つに小分けされた生成物を合わせて、6.02(1.5g、3.85mmol、収率57.4%)を薄黄色固体として得、これを次のステップに直接使用した。LCMS−ESI(正)、m/z:390.2(M+H)
+。
【0412】
【化121】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)メタンスルホンアミド、実施例6.0。 6.02(1.5g、3.85mmol)をトルエンと共沸させ、次いでトルエン(30mL)に懸濁させた。2−(トリメチルシリル)エタノール(1.10mL、7.70mmol)およびシアノメチレントリブチルホスホラン(1.67mL、6.93mmol)をN
2下で加えた。反応混合物を90℃で25分間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、表題化合物6.0(1.4g、2.86mmol、収率74%)を黄色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.31(d,J=1.47Hz,1H)、8.23(d,J=1.96Hz,1H)、7.48(s,1H)、7.28(t,J=8.39Hz,1H)、6.49(d,J=8.31Hz,2H)、4.17−4.23(m,2H)、3.65(s,6H)、2.69(s,3H)、2.16−2.19(m,3H)、1.14−1.26(m,2H)、0.00(s,9H)。LCMS−ESI(正)、m/z:490.3(M+H)
+。
【0413】
[実施例7.0]
2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0414】
【化122】
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5−フルオロ−2−ビニルピリミジン、実施例7.01。 2−クロロ−5−フルオロピリミジン(10.0g、75.46mmol、Sigma Aldrich)のDMF(100mL)中溶液に、トリブチル(ビニル)スズ(31.1g、98.09mmol)を周囲温度で加えた。反応混合物をN
2で5分間パージし、Pd(PPh
3)
4(2.62g、2.26mmol)を加えた。反応混合物をN
2で5分間さらに脱気し、100℃で24時間撹拌した。反応(TLCによってモニターした)の完了後、反応混合物を周囲温度に冷却し、水(100mL)でクエンチした。水層をジエチルエーテル(2×100mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Redisepカラム120g、溶出:ヘキサン中6%EtOAc)によって精製して、7.01(8.0g、85.1%)を油状物として得た。MS(ESI,正イオン)m/z:125.1。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.58−8.49(m,2H)、6.86(dd,J=17.4,10.6Hz,1H)、6.53(d,J=17.3Hz,1H)、5.70(d,J=10.6Hz,1H)。
【0415】
【化123】
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2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタンスルホン酸、実施例7.02。 7.01(20.0g、16.12mmol)の飽和NaHSO
3水溶液(80mL)中溶液を、周囲温度で12時間撹拌した。反応(TLCによってモニターした)の完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(120g Redisep 溶出:ACN中4〜10%H
2O)によって精製して、表題化合物7.02(16.0g、47.9%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.89−8.73(m,2H)、3.17(t,J=8.2Hz,2H)、2.85(t,J=8.2Hz,2H)。
【0416】
【化124】
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2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−N−(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド、実施例7.03。 7.02(16.0g、77.30mmol)のDCM(385mL)中懸濁液に、0℃で塩化オキサリル(29.4g、231.8mmol)、続いてDMF(1mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌し、減圧下で濃縮した。反応混合物をシクロペンチルメチルエーテルと共沸させて、塩化オキサリルの痕跡を除去した。反応混合物をDCM(385mL)で希釈し、0℃に冷却し、4−メトキシベンジルアミン(31.8g、231.88mmol)、続いてTEA(39.1g、386.4mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で12時間撹拌した。反応の完了(TLCによってモニターした)後、反応混合物を水(500mL)でクエンチした。水層をDCM(2×400mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(1000mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮して、初期物質を得、この初期物質をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、100〜200メッシュ;溶出 ヘキサン中55%EtOAc)によって精製して、表題化合物7.03(13.5g、53.5%)をオフイエロー色固体(off yellow solid)として得た。MS(ESI、正イオン)m/z:326.1。
【0417】
【化125】
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2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例7.0。 7.03(13.5g、41.41mmol)のDCM(46mL)中懸濁液に、TFA(207mL)を0℃で加えた。反応混合物を室温で12時間撹拌した。反応の完了後、反応混合物を減圧下で濃縮して、残留物を得、この残留物をフラッシュクロマトグラフィー(溶出:ヘキサン中65%EtOAc)によって精製して、表題化合物7.0(5.3g、62.5%)をオフイエロー色固体として得た。MS(ESI,正イオン)m/z:206.0。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.77(s,2H)、6.92(s,2H)、3.54−3.48(m,2H)、3.24−3.20(s,2H)。
【0418】
[実施例8.0]
2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)エタンスルホンアミドの調製
【0419】
【化126】
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メチル2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)アセテート、実施例8.01。 2−ブロモ−4−フルオロフェニル酢酸(Combi−Blocks Inc.、San Diego、CA、USAから市販)(25.0g、0.11mol)のMeOH(100mL)中溶液に、塩化チオニル(23.5mL、0.32mol)を0℃で滴下添加した。次いで、得られた混合物を80℃で16時間加熱した。混合物を室温に冷却し、揮発物を真空下で除去した。このようにして得られた物質をDCMで希釈し、重炭酸ナトリウム水溶液および水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、蒸発させて、表題化合物8.01(26g、100%)を得、これをそのままの状態で次のステップに使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.59(dd,J=8.6,2.6Hz,1H)、7.47(dd,J=8.5,6.2Hz,1H)、7.25(td,J=8.5,2.7Hz,1H)、3.82(s,2H)、3.63(s,3H)。
【0420】
【化127】
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メチル2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)アセテート、実施例8.02。 8.01(8.0g、0.032mol)のジメチルアセトアミド(60mL)中溶液に、シアン化亜鉛(5.7g、0.049mol)を加えた。次いでフラスコをアルゴンで脱気し、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(1.7g、0.003mol)を加えた。次いで、得られた混合物を、密封済みチューブ内において110℃で18時間加熱した。その後、反応混合物を室温に冷却し、水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で蒸発させた。このようにして得られた生成物を、シリカゲルおよび溶離液としての20〜25%EtOAcおよびヘキサンを使用するカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物8.02(5.4g、86%)を薄茶褐色液体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.91−7.81(m,1H)、7.68−7.51(m,2H)、3.95(s,2H)、3.65(s,3H)。MS−ESI(負)m/z:192.2(M−H)
−。
【0421】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
5−フルオロ−2−(2−ヒドロキシエチル)ベンゾニトリル、実施例8.03。 0℃で8.02(5.3g、0.027mol)のTHF(60mL)中溶液に、LiBH
4(1.20g、0.055mol)を小分けにして加えた。得られた混合物を25℃で5時間撹拌した。反応の完了(TLCによってモニターした)後、反応混合物を0℃に冷却し、水でクエンチした。溶媒を蒸発させて、初期物質を得、この初期物質を水でさらに希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させて、生成物を得、この生成物を、シリカゲルおよび溶離液としてのヘキサン中15〜20%EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーによってさらに精製して、表題化合物8.03(3.1g、67%)を薄茶褐色液体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.81−7.73(m,1H)、7.52(dd,J=10.6,8.0Hz,2H)、4.82(t,J=5.2Hz,1H)、3.64(dd,J=11.9,6.5Hz,2H)、2.91(t,J=6.6Hz,2H)。
【0422】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2−クロロエチル)−5−フルオロベンゾニトリル、実施例8.04。 8.03(3.0g、0.018mol)のDCM(50mL)中溶液に、0℃で塩化チオニル(6.6mL、0.091mol)、続いてDMF(4滴)を滴下添加した。得られた混合物を55℃で7時間加熱した。反応の完了(TLCによってモニターした)後、反応混合物を真空下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させて、表題化合物8.04(3.0g、90%)を茶褐色液体として得、これをさらには精製せずに次のステップに使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.81−7.84(dd,J=2.4Hz,8.8Hz,1H)、7.56−7.66(m,2H)、3.90−3.94(t,J=6.8Hz,13.6Hz,2H)、3.22−3.25(t,J=6.8Hz,13.2Hz,2H)。MS−ESI(負)m/z:182.0(M−H)
−。
【0423】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)エタンスルホン酸ナトリウム、実施例8.05。 室温で8.04(3.0g、0.016mol)のH
2O(50mL)中溶液に、亜硫酸ナトリウム(3.1g、0.024mol)を加えた。反応混合物を還流状態で18時間加熱した。反応の完了(TLCによってモニターした)後、反応混合物を真空下で濃縮して、初期物質を得、この初期物質をEtOAcでさらに撹拌し、濾過して、8.05(5.8g)をオフホワイト色固体として得、これをさらには精製せずに次の反応に使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.74−7.76(dd,J=2Hz,8.4Hz,1H)、7.47−7.55(m,2H)、3.05−3.09(t,J=8Hz,16.4Hz,2H)、2.69−2.74(t,J=8.4Hz,16.4Hz,2H)。MS−ESI(負)m/z:228.0(M−H)
−。
【0424】
【化131】
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2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)エタンスルホニルクロリド、実施例8.06。 8.05(5.8g)のベンゼン(50mL)中溶液に、0℃で塩化チオニル(2.5mL、0.035mol)、続いてDMF(3滴)を滴下添加した。得られた混合物を16時間加熱還流した。反応の完了(TLCによってモニターした)後、混合物を25℃に冷却し、氷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。EtOAc層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させて、表題化合物8.06(3.4g、2つのステップを経て84%)を茶褐色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.47−7.38(m,2H)、7.33(td,J=8.2,2.7Hz,1H)、3.98(dd,J=8.7,6.7Hz,2H)、3.56−3.53(m,2H)。MS−ESI(負)m/z:245.9(M−H)
−。
【0425】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)エタンスルホンアミド、実施例8.0。 アンモニア水(10mL、77mmol)およびDCM(30mL、468mmol)の混合物に、8.06(1.42g、5.73mmol)を小分けにして室温で加えた。反応混合物を23℃で2時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。混合物を濃HCl溶液の添加によって中和し、次いでDCMで抽出した。抽出物を水および飽和重炭酸ナトリウム溶液で2回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、真空下で濃縮した。残留物を乾燥させて、表題化合物8.0(1.1g、4.82mmol、収率84%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:229.1(M+H)
+。
【0426】
[実施例9.0]
(S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0427】
【化133】
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(E)−5−フルオロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジンおよび(Z)−5−フルオロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジン、実施例9.01。 削り状マグネシウム(9.0g、371.9mmol)に、無水条件下で1−2個のヨウ素の結晶を加えた。混合物を減圧下において60℃で5分間加熱して、マグネシウムを活性化した。次いでフラスコを室温に冷却し、THF(370mL)を加えた。得られた混合物を65℃に加熱し、(Z/E)−1−ブロモ−1−プロペン(45g、371.9mmol)を滴下添加し、混合物を窒素雰囲気下において65℃で2時間撹拌した。その後、混合物を室温に冷却し、氷浴に移した。次いで塩化亜鉛(ジエチルエーテル中1M、283mL、283mmol)を、10分間かけて滴下添加した。添加中、反応物の内部温度を、約10℃〜15℃に保持し、得られた有機亜鉛試薬を室温で45分間撹拌した。別の丸底フラスコ内で、2−クロロ−5−フルオロピリミジン(Novochemy、Jupiter、FL、USAから市販)(25g、189mmol)、S−phos(7.7g、18.8mmol)および酢酸パラジウム(II)(2.1g、9.4mmol)のTHF(38mL)中溶液を窒素ガスで5分間脱気した。次いで有機亜鉛試薬を滴下添加した。得られた混合物を60℃で12時間加熱した。反応の完了(TLCによってモニターした)後、反応混合物を水(50mL)でクエンチし、1N塩酸(700mL、pH約2)で酸性化した。次いで混合物をジエチルエーテル(2×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下において20℃で濃縮して約50mLの体積にし、これをそのままの状態で次のステップに使用した。
【0428】
【化134】
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(S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホン酸および(R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホン酸、実施例9.02。 9.01(188.6mmol)のTHF(50mL)中溶液に、重亜硫酸ナトリウム水溶液(19.6g、100mLのH
2O中188.6mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で20時間撹拌した。反応が完了(TLCによってモニターした)したらすぐに、混合物を、濃HCl(10mL)で約pH1に酸性化した。水層を減圧下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物をEtOH(250mL)に懸濁させた。このようにして得られた生成物を加熱還流させ、熱時濾過し、温EtOH(100mL)ですすいだ。濾液を減圧下で濃縮して、茶褐色固体を得、この茶褐色固体をIPA(50mL)から再結晶して、表題化合物9.02(20g、48%)を茶褐色固体として得た。
1H NMR(400MHz,D
2O)δ 8.69(s,2H)、3.47(td,J=9.8,8.2,4.0Hz,2H)、3.06(dd,J=16.1,10.2Hz,1H)、1.24(d,J=6.5Hz,3H)。MS−ESI(負)m/z:118.9(M−H)
−。
【0429】
【化135】
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(S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例9.0。 9.02(80g、360mmol)の塩化チオニル(268mL、3600mmol)中溶液を60℃で3時間加熱した。反応物を減圧下で濃縮して、塩化スルホニル化合物を得、この塩化スルホニル化合物をトルエン(3×300mL)と共沸させた。残留物をDCM(1.0L)で希釈し、アンモニアガスを溶液に−78℃で15分間吹き込んだ。次いで混合物を室温で1時間撹拌した。その後、反応混合物を、セライト(登録商標)という商品名の濾過材パッドに通して濾過し、パッドをDCM(100mL)およびEtOAc(100mL)で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮して、残留物を得、この残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶出 ヘキサン中0〜60%EtOAc)によって精製して、表題化合物9.0(43g、54%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.86(d,J=1.1Hz,2H)、6.90(s,2H)、3.57−3.51(m,2H)、2.93(dd,J=15.4,11.1Hz,1H)、1.19(d,J=6.5Hz,3H)。MS−ESI(正)m/z:220.0(M+H)
+。
【0430】
[実施例10.0]
実施例(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【0431】
【化136】
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(E)−2−(ブタ−2−エン−2−イル)−5−メチルピリミジン、実施例10.01。 2−クロロ−5−メチル−ピリミジン(18mL、151mmol)、カリウム(Z)−ブタ−2−エン−2−イルトリフルオロボレート(Sigma Aldrich、31g、191mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(8.5g、30.2mmol)およびPd
2(dba)
3(13.82g、15.09mmol)をフラスコに加え、次いでこのフラスコを脱気し、窒素を再充填した。フラスコに、1,4−ジオキサン(252mL)および第三リン酸カリウム水溶液(37.5mL、453mmol)を加えた。得られた反応物を100℃で16時間加熱した。次いで反応物を室温に冷却した。残留物をシリカゲルの栓に通して濾過し、次いでシリカゲル(ヘプタン中0〜20%EtOAc)上に載せて、(E)−2−(ブタ−2−エン−2−イル)−5−メチルピリミジン10.01(19g、125mmol、収率83%)を得た。
【0432】
【化137】
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2−(2−クロロ−3−(ピリミジン−2−イルチオ)ブタン−2−イル)−5−フルオロピリミジン、実施例10.02。 ピリミジン−2−チオール(14.8g、132mmol)のDCM(440mL)中溶液に、塩化スルフリル(10.73mL、132mmol)を加えた。反応物を0℃で1時間、23℃でさらに1時間撹拌した。濁った反応混合物に、(E)−2−(ブタ−2−エン−2−イル)−5−メチルピリミジン10.01(20g、132mmol)を滴下添加し、混合物を2時間さらに撹拌した。次いで反応混合物を真空下で濃縮した。重炭酸ナトリウム水溶液を混合物に加えて、反応混合物を中和した。反応物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。残留物をヘキサン中0〜25%EtOAcによってシリカゲル上で精製して、所望の生成物2−(2−クロロ−3−(ピリミジン−2−イルチオ)ブタン−2−イル)−5−フルオロピリミジン10.02(30g、収率76%)を得た。
【0433】
【化138】
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2−(2−クロロ−3−(ピリミジン−2−イルスルホニル)ブタン−2−イル)−5−メチルピリミジン、実施例10.03。 2−(2−クロロ−3−(ピリミジン−2−イルチオ)ブタン−2−イル)−5−メチルピリミジン10.02(30g、100mmol)のDCM(201mL)中溶液に、メタクロロペルオキシ安息香酸(45.0g、201mmol)を加えた。反応物を23℃で1日間撹拌した。反応物を真空下で濃縮し、重炭酸ナトリウムおよびチオ硫酸ナトリウムの水溶液を加えた。混合物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮して、所望の生成物2−(2−クロロ−3−(ピリミジン−2−イルスルホニル)ブタン−2−イル)−5−メチルピリミジン10.03(33.2g、100mmol、収率100%)を得た。
【0434】
【化139】
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カリウム(E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルフィネート、実施例10.04。 2−(2−クロロ−3−(ピリミジン−2−イルスルホニル)ブタン−2−イル)−5−フルオロピリミジン10.03(33g、100mmol)のMeOH(249mL)中溶液に、炭酸カリウム(27.6g、200mmol)を加えた。反応物を23℃で16時間撹拌した。反応物を真空下で濃縮して、所望の生成物カリウム(E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルフィネート10.04(21.57g、収率100%)を得、これをさらには精製せずに使用した。
【0435】
【化140】
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(E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド、実施例10.05。 カリウム(E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルフィネート(実施例10.04、21.57g、85mmol)の水(424mL、85mmol)中溶液に、酢酸カリウム(5.30mL、85mmol)、続いてアミドペルオキシ一硫酸(19.18g、170mmol)を加えた。反応物を23℃で24時間撹拌した。反応物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。このようにして得られた生成物を、ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の生成物(E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド10.05(12g、収率61%)を得た。
【0436】
【化141】
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(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例10.0。 (E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド10.05(1.0g、4.32mmol)のEtOH(10.81mL)中溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(0.314g、0.865mmol)、(r)−(−)−4,12−ビス(ジフェニルホスフィノ)[2.2]パラシクロファン(1,5−シクロオクタジエン)ロジウムテトラフルオロボレート(strem chemicals、0.151g、0.173mmol)、続いて水素(8.72mg、4.32mmol)を加えた。反応物を3時間撹拌した。反応物を濾過して、(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド10.0(0.65g、収率64%)を得た。母液を真空下で濃縮し、物質を、ヘキサン中EtOAc/EtOH(3/1)で溶出するシリカゲル上で精製して、所望の生成物を無色固体として得た。物質のeeが、EtOHからの再結晶によって>99%eeに上昇した。1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 1.20(d,J=6.85Hz,3H)、1.32(d,J=6.85Hz,3H)、2.25(s,H 3H)、3.60−3.79(m,2H)、6.82(s,2H)、8.61(s,2H)。MS ESI(正)m/z:230.2(M+H)
+。
【0437】
下記の表の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例10.0の手順に従って合成した。
【0438】
【表6】
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【0439】
[実施例11.0]
(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0440】
【化142】
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5−メチル−2−ビニルピリミジン、実施例11.01。 3L三つ口丸底フラスコに還流凝縮器、温度制御装置およびセプタムを取り付け、2−クロロ−5−メチルピリミジン(81mL、778mmol)、カリウムビニルトリフルオロボレート(156g、1167mmol)、トリフェニルホスフィン(18.02mL、78mmol)、炭酸セシウム(156mL、1945mmol)および大型の撹拌子を装入した。水(1565mL)を加え、混合物を数分撹拌し、次いでTHF(244mL)を加えた。アルゴンを混合物に5分間吹き込み、次いで塩化パラジウム(II)(1.72g、38.9mmol)を加えた。反応物にアルゴンを5分間さらにスパージした。温度を62℃に上昇させ、完了するまで撹拌を継続した。次いで反応物を室温に冷却し、2つのWhatman GF/Fフィルターカップに通して濾過し、エーテルですすいだ。混合物を分液漏斗に移し、層を分離した。水層をジエチルエーテル(4×200mL)でさらに抽出した。有機層を合わせ、無水MgSO
4で乾燥し、次いで濾過した。混合物を、ロータリーエバポレータ上において20℃、115torrで長時間部分的に濃縮して、オレンジ色液体を得た。物質をクーゲルロール蒸留によってさらに精製して、表題化合物(65.4g、70%)を薄黄色油状物として単離した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 2.31(s,3H)、5.68(d,J=10.56Hz,1H)、6.55(d,J=17.22Hz,1H)、6.86(dd,J=17.41,10.56Hz,1H)、8.54(s,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:121.1(M+H)
+。
【0441】
【化143】
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1−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタン−1,2−ジオール、実施例11.02。 2000mL丸底フラスコに、5−メチル−2−ビニルピリミジン(64.5g、537mmol)、四酸化オスミウム(0.204mL、3.93mmol)および1,4−ジオキサン(537mL、537mmol)、水中50wt%の4−メチルモルホリン−n−オキシド(40mL、341mmol)および4−メチルモルホリン−4−オキシド(94g、805mmol)を加えた。反応混合物を2日間にわたって撹拌した。LCMSにより、反応が完了したことが示されたら、溶媒を真空下で除去した。化合物をシリカゲルによって精製した。勾配は、3CVの間100%ヘプタン、次いで6CVの間ヘプタン中0〜100%EtOAc−EtOH(3:1)、次いで5CVの間100%EtOAc:EtOH(3:1)だった。所望の化合物を収集し、真空下で濃縮した。物質をヘキサン中40%EtOAcとすり混ぜ固体を得、この固体を濾過した。固体をヘキサン中20%EtOAcで数回洗浄し、次いで乾燥させて、表題化合物(67.3g)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.59(s,2H)、4.81−4.98(m,1H)、3.88−4.19(m,2H)、2.36(s,3H)。
【0442】
【化144】
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5−メチルピリミジン−2−カルボアルデヒド、実施例11.03。 機械式撹拌機を装着した5Lフラスコに、1−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタン−1,2−ジオール(64.3g、417mmol)、1,4−ジオキサン(1043mL)および水(261mL)を装入した。反応物を氷水浴中で冷却した。過ヨウ素酸ナトリウム(223g、1043mmol)を加え、内部温度を、室温に戻るまでモニターした。反応物を室温で2時間20分さらに撹拌した。次いでDCM(2L)を加えた。得られた溶液を、乾燥済みMgSO
4(700g)の栓に通して濾過した。栓をDCM(7L)で洗浄した。溶媒を真空下で濃縮し、アルデヒドをトルエンと共沸させて、表題化合物(44g)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:122.8(M+H)
+。
【0443】
【化145】
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(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例11.04。 スルホンアミド12.0をトルエンと共沸させた。3Lフラスコに、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(151g、432mmol)および無水THF(1200mL)を窒素下で装入し、次いで、予備乾燥された窒素下の添加漏斗を装着した。フラスコをドライアイス−アセトン浴中で冷却した。最初に、n−ブチルリチウム(1.6M、270mL、432mmol)を、添加漏斗中にカニューレにより移した。このn−ブチルリチウムを反応フラスコ中にゆっくり加え、10分間撹拌した。THF(300mL)中の5−メチルピリミジン−2−カルボアルデヒド(11.03、44g、360mmol)を、反応物中にカニューレにより移した。反応を−78℃で45分間継続し、次いで室温に加温し、撹拌を2時間10分間継続した。塩化アンモニウムの飽和溶液を加えて反応物をクエンチし、混合物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮して、生成物を得た。
【0444】
【化146】
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(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例11.0。 ジアステレオマーの混合物を分離し、DCM中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲル上で精製して、表題化合物(56.4g)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:472.1(M+H)
+。
【0445】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例11.05。 実施例11.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、表題化合物を得た。LCMS−ESI(正)m/z:472.1(M+H)
+。
【0446】
[実施例12.0]
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミドの調製
【0447】
【化148】
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ビス(4−メトキシベンジル)アミン、実施例12.01。 4−メトキシベンジルアミン(ニート、600g、4.37mol、1当量)および4−メトキシベンズアルデヒド(532mL、4.37mol、1当量)を、撹拌しながら周囲温度で10L丸底フラスコに加えた。反応物が自然に加温されると、白色沈殿物が観察された。混合物を1時間撹拌した。上記混合物に、無水EtOH(4.8L)を加え、撹拌を室温で15〜30分間継続した。この後、水素化ホウ素ナトリウム顆粒(99g、2.62mol、0.6当量)を小分けにして約2時間かけて加え(注記:NaBH
4の添加中、反応物の内部温度が42℃にまで上昇した。)、周囲温度で終夜さらに撹拌した。反応物を水(600mL)でゆっくりクエンチした。混合物をロータリーエバポレータ上において50℃で濃縮した。残留物を、水(4L)とDCM(4L)との間で分配した。水層をさらなるDCM(2×2L)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮して、ビス(4−メトキシベンジル)アミン12.01(1112g、収率99%)を半固体として得た。物質を、さらには精製せずに次のステップに直接使用した。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.28(t,J=7.12Hz,4H)、6.89(d,J=8.60Hz,4H)、3.83(s,6H)、3.76(s,4H)(−NHプロトンが認められない)。MS(ESI 正イオン)m/z:=258.4(M+H)
+。
【0448】
【化149】
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N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド、実施例12.0。 ビス(4−メトキシベンジル)アミン12.01(900g、3.49mol、1当量)のDCM(9L)中溶液に、TEA(634mL、4.55mol、1.3当量)を加え、続いてエタンスルホニルクロリド(399mL、4.19mol、1.2当量)を滴下添加した。(エタンスルホニルクロリドの添加中、内部温度を5〜10℃の間に保持した。)。添加が完了したらすぐに、冷却浴を除去した。1.5時間後、TLCにより、出発物質の完全な消失が示された。水(4L)を反応混合物に加えることによって反応をクエンチした。層を分離し、水層をDCM(2×2L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×1L)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、クロマトグラフィー(シリカゲル(60〜120メッシュ)、ヘキサン中10〜80%EtOAcの勾配で溶出する)によって精製して、表題化合物12.0(1125g、3.22mol、92%)を白色固体として得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.23(dd,J=2.08,6.62Hz,4H)、6.90(dd,J=2.12,6.60Hz,4H)、4.29(s,4H)、3.83(s,6H)、2.92(q,J=7.40Hz,2H)、1.33(t,J=7.40Hz,3H)。GC−MS(ESI 正イオン)m/z:372.2(M+Na)
+。
【0449】
[実施例13.0]
N,N−ビス(4−メトキシベンジル)メタンスルホンアミドの調製
【0450】
【化150】
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N,N−ビス(4−メトキシベンジル)メタンスルホンアミド、実施例13.0。 ビス(4−メトキシベンジル)アミン12.01(100g、0.389mol、1当量)のDCM(1L)中溶液に、TEA(71mL、0.506mol、1.3当量)を加え、続いてメタンスルホニルクロリド(36mL、0.46mol、1.2当量)を滴下添加した。(メタンスルホニルクロリドの添加中、内部温度を5〜10℃の間に保持した。)。添加が完了したらすぐに、冷却浴を除去した。1.5時間後、TLCにより、出発物質の完全な消失が示された。水(1L)を反応物に加えた。層を分離し、水層をDCM(2×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×1L)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、クロマトグラフィー(シリカゲル(60〜120メッシュ)、ヘキサン中10〜80%EtOAcの勾配で溶出する)によって精製して、120g(0.36mol、92%)の表題化合物実施例13.0を白色固体として得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.26(dd,J=2.12,6.60Hz,4H)、6.91(dd,J=2.12,6.62Hz,4H)、4.28(s,4H)、3.83(s,6H)、2.75(s,3H)。GC−MS(ESI 正イオン)m/z:=335(M+H)
+。
【0451】
[実施例14.0]
(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製、14.0
【0452】
【化151】
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(E)−5−メチル−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジン、実施例14.01。 500mL丸底フラスコに、2−クロロ−5−メチルピリミジン(12g、93mmol)、カリウム(E)−トリフルオロ(プロパ−1−エン−1−イル)ボレート(17.27g、117mmol)およびリン酸カリウム(59.4g、280mmol)を加えた。フラスコをN
2(5×)でパージし、次いで1,4−ジオキサン(200mL)および水(20mL)を加えた。得られた黄色懸濁液にArを15分間吹き込み、次いで1,1−ビス[(ジ−t−ブチル−p−メチルアミノフェニル]パラジウム(II)クロリド(Amphos、Stremから市販、2.64g、3.73mmol)を加え、還流凝縮器を取り付け、反応物を油浴中で90℃に加温し、N
2下で16.5時間撹拌した。次いで反応物を室温に冷却した。反応物を水(250mL)で希釈し、EtOAc(2×250mL)で抽出した。有機層を合わせ、乾燥し(MgSO
4)、濃縮した。残留物を、0〜20%OAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、(E)−5−メチル−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジン14.01(12.96g、97mmol、収率100%)を黄色/オレンジ色油状固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ=8.49(s,2H)、7.01−7.20(m,1H)、6.57(dd,J=15.6,1.7Hz,1H)、2.29(s,3H)、1.97(dd,J=6.8,1.6Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:135.2(M+H)
+。
【0453】
【化152】
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(1R,2R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1,2−ジオール、実施例14.02。 ラセミ条件。(E)−5−メチル−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジン、14.01(5.75g、42.9mmol)および4−メチルモルホリン−4−オキシド(7.53g、64.3mmol)のアセトン(60mL)および水(6mL)中溶液に、水(0.681mL、0.11mmol)中4wt%の四酸化オスミウムを加えた。得られた反応混合物をN
2下において室温で21.5時間撹拌した。反応物をVarian Chem−Elutカートリッジに通し、真空下で濃縮した。残留物をDCMに溶解させ、乾燥し(MgSO
4)、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(120gのSiO
2、0〜10%MeOH/DCM)によって精製して、ラセミ体状syn−ジオール(1S,2S)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1,2−ジオールおよび(2R,2R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1,2−ジオール(5.85g、34.8mmol、収率81%)を薄黄色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.59(s,2H)、4.67(br.s.,1H)、4.33(br.s.,1H)、4.09−4.25(m,1H)、2.86(d,J=7.2Hz,1H)、2.36(s,3H)、1.30(d,J=6.6Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:169.2(M+H)。キラル条件。AD−mix−betaのバッチを、(26mg、0.07mmol)K
2OsO
2(OH)
4;(16.4g、49.9mmol)K
3Fe(Cn)
6;(6.89g、49.9mmol)K
2CO
3;(125mg、0.16mmol)(DHQD)
2PHALから調製した。50mL丸底フラスコ内に、t−BuOH(5mL)、水(5.00mL)および1.4gのAD−mix−beta(上記で調製した)およびメタンスルホンアミド(95mg、1.00mmol)を加えた。混合物を透明になるまで室温で撹拌し、次いで0℃に冷却した。t−BuOH(1mL)中の(E)−5−メチル−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジン(中間体14.01 168mg、1mmol)を加え、スラリーを0℃で2時間撹拌した。LCMS(1.5時間)により、約10%の転化が示されている。反応物を、氷浴が溶融しつつある中で室温にゆっくり加温し、さらに22時間撹拌した。LCMSにより、約90%の転化が示された。反応物を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液(10mL)でクエンチし、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を2N NaOH(10mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濃縮した。水層をDCM(2×50mL)、EtOAc(2×50mL)およびCHCl
3中10%iPrOH(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(12gのSiO
2、5〜100%3:1のEtOAc:EtOH/ヘプタン)によって精製して、(1R,2R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1,2−ジオール(実施例14.02、88.6mg、0.527mmol、収率52.7%)を透明な無色油状物として得た。キラル分析:AS−H(100×2.1mm、3μm)、10%有機モディファイアー(20mMアンモニア含有のiPrOH)、90%二酸化炭素。F=1.0mL/分、カラム温度=室温、BRP=105barを使用するSFCキラル分析により、%eeが94.8%であることが示されている。
【0454】
【化153】
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5−メチル−2−((2R,3R)−3−メチルオキシラン−2−イル)ピリミジン、実施例14.03。 syn−ジオール(1R,2R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1,2−ジオール14.02(1.46g、8.68mmol)のDCM(25mL)(室温の水浴で冷却した)中溶液に、1,1,1−トリメトキシエタン(2.50mL、2.29mmol)を加えた。次いでクロロトリメチルシラン(2.50mL、19.7mmol)を、5分間間隔を空けて2つに小分けして加えた。反応物には、第1の小分け分のTMSCl(23〜28℃)を加えたときに少しばかりの発熱があった。反応物をN
2下において室温で23時間撹拌した。LCMSにより、不完全な転化が示された。このため、さらなる1.25当量の1,1,1−トリメトキシエタン(1.25mL、9.95mmol)およびクロロトリメチルシラン(1.25mL、9.85mmol)を加え、反応物をさらに24時間撹拌した。LCMS;((M+H)
+=229)。反応物を真空下で濃縮した。残留物をMeOH(20mL)に溶解させ、炭酸カリウム(1.50g、10.85mmol)を加え、反応物を室温で4時間撹拌した。LCMS(4時間)により、所望のエポキシドに相当する生成物への完全な転化が示されている LCMS;((M+H)
+=151)。反応物を濾過し、濾過ケーキをDCM(5mL)で洗浄し、合わせた濾液を真空下で濃縮した。残留物を、0〜100%EtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル上でのフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、5−メチル−2−((2R,3R)−3−メチルオキシラン−2−イル)ピリミジン14.03(1.00g、6.6mmol、77%)を透明な薄黄色油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.54(s,2H)、3.81(d,J=1.9Hz,1H)、3.32−3.53(m,1H)、2.31(s,3H)、1.50(d,J=5.1Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:151.2(M+H)
+。
【0455】
【化154】
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(1R,2S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルチオ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1−オール、実施例14.04。 5−メチル−2−((2R,3R)−3−メチルオキシラン−2−イル)ピリミジン14.03(250mg、1.33mmol)のDCM(5mL)中溶液に、ベンゾ[d]チアゾール−2−チオール(245mg、1.465mmol)、続いてトリス(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)イッテルビウム(83mg、0.133mmol)を加えた。懸濁液を35℃のヒートブロック中で17時間加熱し、所望の生成物への100%の転化が示された。反応物を室温に冷却し、シリカの栓上に載せ、フラッシュクロマトグラフィー(12gのSiO
2、5〜100%3:1のEtOAc:EtOH/ヘプタン)によって精製して、(1R,2S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルチオ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1−オール14.04(428mg、1.35mmol、収率100%)を透明な無色油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.60(s,2H)、7.88(d,J=7.6Hz,1H)、7.71−7.81(m,1H)、7.42(td,J=7.7,1.3Hz,1H)、7.27−7.35(m,1H)、5.31(s,1H)、4.70(qd,J=7.1,3.1Hz,1H)、2.32(s,3H)、1.33(d,J=7.0Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:318.2(M+H)
+。
【0456】
【化155】
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2−(((1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾール、実施例14.05。 磁気撹拌子を装着した50mLフラスコに、2−メチルテトラヒドロフラン(1.1mL)中の(1R,2S)−2−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルチオ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1−オール14.04(350mg、1.103mmol)を装入した。反応混合物を−78℃に冷却し、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M溶液、1.32μL、1.32mmol))を滴下添加した(合計添加時間:2分間、黄色溶液に変わった)。得られた混合物を1時間撹拌し、次いでメチルトリフルオロメタンスルホネート(374μL、3.31mmol)を滴下添加した(より薄い黄色の溶液に変わった)。反応混合物を−78℃で15分間撹拌した。LCMSにより、生成物への完全な転化が示された。反応混合物を、−78℃において飽和NH
4Cl水溶液(30mL)でクエンチした。反応物を室温に加温し、水層をEtOAc(3×75mL)で逆抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。このようにして得られた物質を、ヘキサン中0〜25%EtOAcの勾配で溶出するBiotage 50g ultraシリカゲルカラムに通すクロマトグラフィーによって精製して、2−(((1R,2S))−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾール14.05(0.32g、2回のランの場合で75%)を薄黄色油状物として得た。
【0457】
【化156】
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2−(((1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾール、実施例、実施例14.06。 0℃で2−(((1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾール14.05(313mg、0.94mmol)のDCM(2.8mL)中溶液を、最大77%の3−クロロペルオキシ安息香酸(476mg、2.13mmol)で処理した。反応物を0℃で1時間撹拌した後、氷浴を除去した。混合物を周囲温度に加温し、さらに40時間撹拌した。反応物を飽和重亜硫酸ナトリウム水溶液(6mL)と飽和重炭酸ナトリウム水溶液(5mL)でクエンチし、次いで10分間撹拌した。反応物をEtOAc(2×20mL)で抽出し、有機層を合わせ、飽和NaHCO
3水溶液(10mL)とブライン(10mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過した。ヨウ化物/デンプンストリップ型指示薬により、過酸化物が存在しないことが示された。濾液を濃縮して、透明な無色油状物(360mg)を得た。フラッシュクロマトグラフィー(40gのSiO
2、0〜100%3:1のEtOAc:EtOH/ヘプタン)による残留物の精製により、2−(((1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾール14.06(285mg、0.78mmol、収率83%、純度77%)を白色泡状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.57(s,2H)、8.18−8.28(m,1H)7.97−8.05(m,1H)、7.54−7.67(m,2H)、5.25−5.34(m,1H)、4.23(qd,J=7.2,3.1Hz,1H)、3.41(s,3H)、2.31(s,3H)、1.49(d,J=7.2Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:364.0(M+H)。
【0458】
【化157】
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カリウム(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルフィネート、実施例14.07。 2−(((1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾール14.06(268mg、0.74mmol)のMeOH(1843μL)中溶液に、炭酸カリウム(204mg、1.48mmol)を加えた。反応物を室温で17時間撹拌した。LCMSにより、所望の生成物14.07がスルフィン酸として形成されたことが示された。LCMS((M+H)
+=231.1)。反応物を真空下で濃縮し(黄色固体)、下記のステップに直接使用した。注記:エピマー化がこの反応において起きた(約15%)。
【0459】
【化158】
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(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例14.0。 カリウム(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルフィネート(実施例14.07、198mg、0.74mmol)の水(3.7mL)中懸濁液に、酢酸カリウム(72.4mg、0.74mmol)、続いてヒドロキシルアミン−o−スルホン酸、97%(167mg、1.476mmol)を加えた。反応混合物を室温で4.5時間撹拌した。LCMSにより、所望の生成物形成と、立体異性体に相当する小さなピークとが示された。反応混合物をEtOAc(2×)で抽出し、有機層を合わせ、乾燥し(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残留物を、0〜30%(3:1のEtOAc:EtOH)/DCMで溶出するシリカゲルカラム上に載せて、(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド14.0(114mg、0.465mmol、収率63.0%)を白色固体(約15%の他のジアステレオマーを含有していた)として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.63(s,2H)、5.10(d,J=3.3Hz,1H)、4.78(br.s.,2H)、3.74(qd,J=7.1,3.3Hz,1H)、3.51(s,3H)、2.36(s,3H)、1.33(d,J=7.1Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:246.1(M+H)
+。
【0460】
下記の表7に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例14.0の手順に従って合成した。
【0461】
【表7】
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【0462】
[実施例14.8]
(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0463】
【化159】
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(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例14.8。 この化合物を、ステップ14.07中に(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例14.2)の合成の副生成物として得、実施例14.2の合成の最終ステップにおいて単離して、表題化合物14.8(240mg、収率10%)を白色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.46(s,2H)、5.11(d,J=3.4Hz,1H)、4.77(br.s,2H)、3.97(s,3H)、3.67−3.77(m,1H)、3.50(s,3H)、1.35(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:284.1(M+Na)
+。
【0464】
[実施例15.0]
実施例(1R,2S)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0465】
【化160】
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(1R,2S)−1−エトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−エトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例15.01。 11.0(1.62g、3.4mmol)のTHF(70mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M溶液、10.6mL、10.6mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。1.25時間後、エチルトリフルオロメタンスルホネート(1.4mL、10.6mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られたオレンジ色溶液を−78℃で45分間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液および水の2:1混合物(75mL)でクエンチした。得られた混合物をEtOAc(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でヘキサン中10〜65%EtOAc)によって精製して、15.01(1.02g、収率60%)を薄黄色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:500.1(M+H)
+。
【0466】
【化161】
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(1R,2S)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例15.0。 実施例15.01(1.02g、2.0mmol)を、TFA(14mL)に溶解させた。次いでアニソール(466μL、4.3mmol)をシリンジにより加えた。得られたオレンジ色溶液を室温で16.5時間撹拌し、次いで真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間で純粋なDCMからDCM中4.5%MeOHまで勾配をかける)によって精製して、表題化合物15.0(495mg、収率93%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:260.0(M+H)
+。
【0467】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例15.0の手順に従って合成した。
【0468】
【表8】
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【0469】
[実施例16.0]
実施例(R)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(S)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0470】
【化162】
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(R)−2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)プロパン酸および(S)−2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)プロパン酸、実施例16.01。 オーブンにより乾燥させた二口丸底フラスコに、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(978mg、2.80mmol、実施例12.0)および2−メチルテトラヒドロフラン(12mL)を加えた。溶液をドライアイス/アセトン浴中で−78℃に冷却し、温度が−60℃未満に保持される速度においてブチルリチウム溶液(1.9mL、3.04mmol、ヘキサン中1.6M)で処理した。10分間撹拌した後、反応物を−20℃に加温し、1分間撹拌し、次いで−75℃に冷却し、エチルクロロホルメート(0.37mL、3.87mmol)で処理した。30分後、反応物を飽和NH
4Clでクエンチした。反応物を水で希釈した。次いで水溶液をEtOAc(2×15mL)で抽出した。合わせたEtOAc層を真空下で濃縮し、THF(10mL):MeOH(3mL)に溶解させ、水酸化リチウム(8mL、8.00mmol、1M水溶液)で処理した。次いで溶液を室温で撹拌した。3日後、反応物を水で希釈し、EtOAc(2×20mL)で洗浄した。水溶液を1N HCl水溶液で酸性化し、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、真空下で濃縮して、表題化合物(0.64g、収率58%)を薄黄色油状物として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:7.18(d,J=8.6Hz,4H)、6.82−6.89(m,4H)、4.25−4.41(m,4H)、4.14(q,J=7.2Hz,1H)、3.77−3.84(m,6H)、1.61(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:416.1(M+Na)
+。
【0471】
【化163】
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(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例16.02。 (R)−2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)プロパン酸および(S)−2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)プロパン酸(396mg、1.01mmol)およびDMF(3mL)の溶液に、プロピルホスホン酸無水物溶液(1.5mL、2.52mmol、EtOAc中50wt%)、続いてピロリジン(95μL、1.135mmol、Alfa Aesar)を加えた。室温で16時間撹拌した後、反応物を水(50mL)に注ぎ入れた。水溶液をEtOAc(3×5mL)で抽出した。次いで、合わせた有機層をブライン(40mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、真空下で濃縮して、表題化合物(462mg、収率103%)を金色油状物として得た。物質をさらには全く精製せずに供した。LCMS−ESI(正)m/z:447.2(M+H)
+。
【0472】
【化164】
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(R)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(S)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例16.0。 (R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−オキソ−1−(ピロリジン−1−イル)プロパン−2−スルホンアミド(449mg、1.005mmol)およびアニソール(0.5mL、4.55mmol)の溶液に、TFA(5mL)を滴下添加した。週末にわたって撹拌した後、反応物を真空下で濃縮し、シリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜100%EtOAc:EtOH(3:1)で溶出するGraceResolv シリカゲルカラム(12g)に通して精製して、表題化合物(200mg、収率96%)を白色固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ:6.86(s,2H)、4.21(q,J=6.7Hz,1H)、3.59−3.70(m,1H)、3.53(dt,J=10.2,6.6Hz,1H)、3.28−3.36(m,2H)、1.73−1.91(m,4H)、1.40(d,J=6.9Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:207.2(M+H)
+。
【0473】
[実施例17.0]
(S)−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタン−1−スルファミドの調製
【0474】
【化165】
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(tert−ブトキシカルボニル)((4−(ジメチルイミニオ)ピリジン−1(4H)−イル)スルホニル)アミド、実施例17.01。 tert−ブタノール(3.3mL、34.5mmol)のDCM(80mL)中氷冷溶液に、クロロスルホニルイソシアネート(3.0mL、34.5mmol、Sigma−Aldrich)をシリンジによりゆっくり加えた。10分後、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(8.42g、68.9mmol)を加えた。得られた濃厚な白色スラリーを室温に加温し、24時間撹拌した。反応混合物をDCM(100mL)で希釈し、水(3×)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、17.01(6.61g、収率64%)を白色固体として得、これをさらには精製せずに使用した。LCMS−ESI(正)m/z:302.0(M+H)
+。
【0475】
【化166】
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(S)−tert−ブチルN−(1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エチル)スルファモイルカルバメート、実施例17.02。 17.01(1.60g、5.3mmol)のDCM(30mL)中スラリーに、(S)−1−(5−フルオロ−ピリミジン−2−イル)エチルアミンヒドロクロリド(943mg、5.3mmol、J&W PharmLab)、直後にTEA(775μL、5.6mmol)をシリンジにより加えた。得られた白色スラリーを室温で17時間撹拌し、その後、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でヘキサン中10〜100%EtOAc)によって精製して、表題化合物17.02(1.56g、収率92%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:343.0(M+Na)
+。
【0476】
【化167】
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(S)−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタン−1−スルファミド、実施例17.0。 17.02(1.56g、4.9mmol)のDCM(14mL)中氷冷溶液に、TFA(6.5mL、88mmol)をシリンジにより加えた。氷浴を除去し、得られた無色溶液を室温で3時間撹拌した。反応混合物を0℃に再冷却し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液(140mL)を10分間かけてゆっくり加えることによって反応をクエンチした。得られた混合物を部分的に濃縮して、水の一部を除去し、次いでDCM(×6)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、17.0(967mg、収率90%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:221.0(M+H)
+。
【0477】
[実施例18.0]
(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0478】
【化168】
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(1R,2S)−2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロピル4−ニトロベンゾエート、実施例18.01。 (1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(22.7g、48.1mmol)のトルエン(241mL)中撹拌溶液に、4−ニトロ安息香酸(12.07g、72.2mmol)、トリフェニルホスフィン(18.94g、72.2mmol)を加え、続いて(E)−ジイソプロピルジアゼン−1,2−ジカルボキシレート(14.22mL、72.2mmol)を滴下添加した。混合物を室温で終夜撹拌すると、LCMSにより所望の生成物が示された。反応物を真空下で濃縮し、0〜50%EtOAc/ヘキサンで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の化合物(1R,2S)−2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロピル4−ニトロベンゾエート(29.9g、48.1mmol、収率100%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:621.3(M+H)
+。
【0479】
【化169】
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(1R,2S)−2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロピル4−ニトロベンゾエート、実施例18.02。 0℃で18.01(76g、122mmol)のMeOH(612mL)中撹拌溶液に、炭酸カリウム(16.92g、122mmol)を加えた。混合物を1時間にわたって室温に加温すると、LCMSにより所望の生成物が示された:反応物を真空下で濃縮し、ヘキサン中0〜40%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。LCMS−ESI(正)m/z:472.0(M+H)
+。
【0480】
【化170】
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(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例18.0。 0℃で(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(18.02、28g、59.4mmol)のDCM(297mL、59.4mmol)中撹拌溶液に、tert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(15.00mL、65.3mmol)、続いてTEA(9.12mL、65.3mmol)を加えた。混合物を1時間にわたって室温に加温すると、LCMSにより所望の生成物が示された。反応物を真空下で濃縮し、ヘキサン中0〜30%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の化合物(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(15g、25.6mmol、収率43%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:586.0(M+H)
+。
【0481】
[実施例19.0]
(S)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0482】
【化171】
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(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例19.1。 11.0(5.0g、10.6mmol)のDCM(80mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(4.95g、11.7mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を加えた。得られた混合物をN
2下において室温で7時間撹拌した。水(20mL)およびDCM(40mL)を加えた。層を分離し、水層をDCM(40mL)、CHCl
3中10%iPrOH(4×40mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(220gのシリカ、ヘキサン中10〜40%アセトン)によって精製して、(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドを薄黄色泡状物19.1(4.9g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.74(s,2H)、7.13−7.19(m,4H)、6.74−6.82(m,4H)、5.98(q,J=7.0Hz,1H)、4.26−4.36(m,4H)、3.74−3.86(m,7H)、2.44(s,3H)、1.70(d,J=7.0Hz,3H)。MS−ESI(正)m/z:470.0(M+H)
+。
【0483】
【化172】
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(S)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例19.0。 (S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド19.1(4.9g、10.44mmol)のDCM(30mL)中溶液に、アニソール(5.3mL、48.8mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を加えた。反応混合物を氷浴中で冷却し、TFA(30.0mL)を添加漏斗により滴下添加することによって処理した。添加後、得られた混合物を1時間撹拌し、次いで室温に加温し、2日間さらに撹拌した。この期間後、反応混合物を濃縮した。初期に得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(330gのシリカ、ヘキサン中5〜50%アセトン)によって精製して、(S)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドを白色泡状物19.0(1.9g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.80(s,2H)、5.97(q,J=7.1Hz,1H)、4.86(br.s.,2H)、2.48(s,3H)、1.76(d,J=7.0Hz,3H)。MS−ESI(正)m/z:230.0(M+H)
+。
【0484】
[実施例20.0]
(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0485】
【化173】
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(Z)−5−フルオロ−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジン、実施例20.01。 テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(4.62g、4.00mmol)を、2−クロロ−5−フルオロピリミジン(21.2g、160mmol、Matrix Scientific)、cis−1−プロペン−1−イルボロン酸(16.5g、192mmol、Sigma−Aldrich)および炭酸ナトリウム(33.9g、320mmol)のTHF(213mL)および水(107mL)の混合物中脱気済み溶液に加えた。反応容器を密封し、反応物を100℃で2.5日間加熱した。この期間後、白色沈殿物を濾別し、エーテルですすいだ。濾液をDCM(2×)で抽出した。次いで、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、部分的に濃縮した(なお、生成物は揮発性である。)。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中0〜50%DCM)によって精製して、20.01(19.4g、収率88%)を得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.58(s,2H)、6.51−6.60(m,1H)、6.25(dq,J=11.8,7.3Hz,1H)、2.24(dd,J=7.2,1.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:139.4(M+H)
+。
【0486】
【化174】
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(5−フルオロ−2−((2S,3R)−3−メチルオキシラン−2−イル)ピリミジンおよび5−フルオロ−2−((2R,3S)−3−メチルオキシラン−2−イル)ピリミジン、実施例20.02。 20.01(12.65g、92mmol)のtert−ブタノールおよび水(1/1、v/v、183mL)の混合物中氷冷溶液に、N−ブロモスクシンイミド(32.6g、183mmol)を加えた。反応物を室温に終夜加温し、次いでNaOHの10M溶液(27.5mL、275mmol)を、内部温度が32℃を超えないように慎重にゆっくり加えた。混合物をEtOAc(3×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:純粋なヘキサンから純粋なDCMまで勾配をかける)によって精製して、表題化合物20.02(10.2g、収率72%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:155.2(M+H)
+。
【0487】
【化175】
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(1S,2S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−2−(ピリミジン−2−イルチオ)プロパン−1−オールおよび(1R,2R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−2−(ピリミジン−2−イルチオ)プロパン−1−オール、実施例20.03。 20.02(2.14g、13.9mmol)のDCM(46mL)中溶液に、ピリミジン−2−チオール(3.11g、27.8mmol、Sigma−Aldrich)、続いてイッテルビウム(III)トリフルオロメタンスルホネート(431mg、0.69mmol、Sigma−Aldrich)を加えた。得られた黄色スラリーを終夜撹拌し、次いでさらなるイッテルビウム(III)トリフルオロメタンスルホネート(431mg、0.69mmol)を加えた。さらに3時間後、反応物をセライト(登録商標)という商品名の濾過材に通して濾過し、濾液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和した。混合物をDCM(3×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中30〜60%EtOAc)によって精製して、表題化合物20.03(2.53g、収率68%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:267.0(M+H)
+。
【0488】
【化176】
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2−((1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−(ピリミジン−2−イルチオ)プロピル)−5−フルオロピリミジンおよび2−((1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−(ピリミジン−2−イルチオ)プロピル)−5−フルオロピリミジン、実施例20.04。 20.03(2.44g、9.16mmol)のDCM(92mL)中溶液に、tert−ブチルジメチルシリルトリフレート(2.32mL、10.08mmol、Sigma−Aldrich)、続いて2,6−ルチジン(1.17mL、10.08mmol)を加えた。20分後、反応物を濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中10〜50%EtOAc)によって精製して、20.04(3.28g、収率94%)を無色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:381.0(M+H)
+。
【0489】
【化177】
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2−((1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−(ピリミジン−2−イルスルホニル)プロピル)−5−フルオロピリミジンおよび2−((1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−(ピリミジン−2−イルスルホニル)プロピル)−5−フルオロピリミジン、実施例20.05。 20.04(3.27g、8.59mmol)のDCM(43mL)中溶液に、最大77%の3−クロロペルオキシ安息香酸(3.85g、17.2mmol)を加えた。室温で4時間後、反応物を40℃でさらに2時間加熱した。この期間後、加熱浴を除去し、撹拌を室温で終夜継続した。反応物を濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中10〜100%EtOAc)によって精製して、20.05(3.54g、100%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:413.0(M+H)
+。
【0490】
【化178】
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(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例20.0。 20.05(3.40g、8.2mmol)のMeOH(41mL)中溶液に、炭酸カリウム(1.14g、8.2mmol)を加えた。室温で終夜撹拌した後、さらなる炭酸カリウム(342mg、2.8mmol)を加えた。室温でさらに6時間後、反応物を真空下で濃縮した。残留物を水(80mL)に溶解させ、次いで酢酸カリウム(1.29g、13.2mmol)およびヒドロキシルアミン−O−スルホン酸(1.21g、10.7mmol)を逐次的に加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いでEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中10〜40%EtOAc)によって精製して、表題化合物20.0(1.51g、収率54%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:350.1(M+H)
+。
【0491】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例20.0の手順に従って合成した。
【0492】
【表9】
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【0493】
[実施例21.0]
(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0494】
【化179】
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(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例21.0。 この化合物を、実施例Aの手順に従って調製した;実施例20.0(700mg、2.00mmol)、5−メチルニコチニックヒドラジド(363mg、2.40mmol)および中間体1.0.(411mg、2.10mmol)を一緒にして、表題化合物21.0(857mg、収率65%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:644.2(M+H)
+。
【0495】
[実施例22.0]
(1S,2R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0496】
【化180】
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(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例22.01。 20.1(5.50g、15.7mmol)の2−ブタノン(52.5mL)中溶液に、炭酸カリウム(7.84g、47.2mmol)、4−メトキシベンジルクロリド(4.70mL、34.6mmol)およびヨウ化カリウム(261mg、1.57mmol)を加えた。得られた混合物を50℃で終夜加熱し、次いでさらなる炭酸カリウム(2.61g、15.7mmol)および4−メトキシベンジルクロリド(2.14mL、15.7mmol)を加えた。反応物を70℃で終夜加熱し、次いで水とEtOAcとの間で分配した。有機層をさらなる水(1×)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中10〜20%EtOAc)によって精製して、22.01(5.51g、収率59%)を無色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:590.2(M+H)
+。
【0497】
【化181】
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(1S,2R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例22.02。 22.01(5.51g、9.3mmol)のTHF(31mL)中溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリドのTHF中溶液(1.0M、19.6mL、19.6mmol)を加えた。得られたオレンジ色溶液を室温で10分間撹拌し、次いで濃縮した。残留物をEtOAcに溶解させ、水(3×)で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:DCM中0〜10%EtOAc)によって精製して、22.02(3.36g、収率76%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:498.0(M+Na)
+。
【0498】
【化182】
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(1S,2R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例22.0。 22.02(3.20g、6.7mmol)のTHF(67mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M溶液、16.8mL、16.8mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた茶褐色溶液を10分間−50℃に加温し、次いで−78℃に再冷却した。メチルトリフルオロメタンスルホネート(2.95mL、26.9mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。反応物を−78℃で10分間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。混合物をEtOAc(2×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をDCM(20mL)に溶解させ、次いでアニソール(2.19mL、20.2mmol)およびTFA(500μL、6.7mmol)で逐次的に処理した。反応物を終夜撹拌し、次いで濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:DCM中0〜10%MeOH)によって精製して、初期生成物を得た。このようにして得られた生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:DCM中0〜50%3:1のEtOAc/EtOH混合物)によって再精製して、22.0(867mg、収率52%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:249.9(M+H)
+。
【0499】
[実施例23.0]
(R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0500】
【化183】
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(R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド、実施例23.01。 13.0(2.62g、7.8mmol)のTHF(15.5mL)中−78℃溶液に、n−ブチルリチウムのヘキサン(1.6M、7.3mL、11.7mmol)中溶液をシリンジによりゆっくり加えた。30分後、2,4−ジフルオロベンズアルデヒド(1.67g、11.7mmol)のTHF(5mL)中溶液を、カニューレにより加えた。反応物を室温に終夜加温し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。得られた混合物をEtOAc(3×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中0〜100%EtOAc)によって精製して、表題化合物23.01(2.86g、収率77%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:500.0(M+Na)
+。
【0501】
【化184】
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(R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例23.0。 実施例23.01(2.65g、5.6mmol)をTFA(18.5mL)に溶解させた。アニソール(2.43mL、22.2mmol)をシリンジにより加えた。反応物を室温で終夜撹拌し、次いで濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン中0〜100%EtOAc)によって精製して、表題化合物23.0(807mg、収率61%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:260.0(M+Na)
+。
【0502】
[実施例24.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0503】
【化185】
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(1R,2S)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例24.01。 実施例12.0(3.01g、8.62mmol)を、250mL丸底フラスコ中のTHF(25mL)に溶解させ、ドライアイス/アセトン浴中で冷却した。内部温度が−75℃に到達したら、nBuLi(Aldrich、ヘキサン中2.5M、3.79mL、9.48mmol)を、内部温度を−71℃未満に保持しながら22分間かけて滴下添加し、オレンジ色混合物を得た。混合物を15分間撹拌した。次いでシクロブタンカルボアルデヒド(AstaTech、0.739mL、9.48mmol)を、内部温度を−70℃未満に保持しながら10分間かけて滴下添加した。混合物を、冷浴が効果を失いつつある中で撹拌し、温度を室温にゆっくり(終夜)上昇させた。反応物を2mLの飽和NH
4Cl水溶液でクエンチした。次いで反応混合物を、半飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)とEtOAc(20mL)との間で分配した。水相をEtOAc(20mL)で抽出した。合わせた有機相を、水(50mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄した。有機相を、EtOAc(2×20mL)で溶出するChem Elute抽出カートリッジ(10mL 1219−8007)に通すことによって乾燥させた。次いで有機層を濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜40%EtOAcの勾配)によって精製して、第1の溶出ピーク(24.01)を透明な油状物(1.31g、3.02mmol、収率35%)として得た。LCMS−ESI(正)m/z:456.0(M+Na)
+。
【0504】
【化186】
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(1R,2S)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例24.02。 さらなる溶出により、第2の溶出ピーク24.02を透明な油状物(0.897g、2.07mmol、収率24%)として得た。LCMS−ESI(正)m/z:456.0(M+Na)
+。さらに1.01gの混合フラクションも得られた。
【0505】
【化187】
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(1R,2S)−1−シクロブチル−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例24.03。 表題化合物を、実施例24.01を使用して実施例14.05の方法と同様の方法で調製した。
【0506】
【化188】
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(1R,2S)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例24.0。 表題化合物を、24.03を使用して実施例15.0の方法と同様の方法で調製した。
【0507】
[実施例25.0]
(1S,2R)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0508】
【化189】
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(1S,2R)−1−(アリルオキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(アリルオキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例25.01。 11.0(2.01g、4.3mmol)のTHF(45mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M溶液、5.8mL、5.8mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。5分後、アリルブロミド(1.5mL、17.1mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた明るい黄色溶液を−78℃で5分間撹拌し、次いで0℃に加温し、さらに60分間撹拌した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム水溶液および水の6:1混合物(70mL)でクエンチし、次いでEtOAc(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でヘキサン中5〜75%EtOAc)によって精製して、25.01(1.39g、収率64%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:512.0(M+H)
+。
【0509】
【化190】
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(1S,2R)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例25.0。 実施例25.01(1.39g、2.7mmol)をTFA(15mL)に溶解させた。次いでアニソール(620μL、5.7mmol)をシリンジにより加えた。得られたオレンジ色溶液を室温で29時間撹拌し、次いで真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でDCM中4.5〜100%MeOH)によって精製して、25.0(682mg、収率93%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:272.0(M+H)
+。
【0510】
[実施例26.0]
(1R,2R)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0511】
【化191】
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(1R,2R)−1−(アリルオキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(アリルオキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例26.01。 実施例11.05(3.18g、6.7mmol)のTHF(70mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M溶液、9.1mL、9.1mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。5分後、アリルブロミド(2.3mL、27.0mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた明るい黄色溶液を−78℃で5分間撹拌し、次いで0℃に加温し、さらに1.75時間撹拌した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム水溶液および水の11:1混合物(110mL)でクエンチし、次いでEtOAc(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でヘキサン中5〜75%EtOAc)によって精製して、26.01(1.62g、収率47%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:512.0(M+H)
+。
【0512】
【化192】
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(1R,2R)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(アリルオキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例26.0。 実施例26.01(1.62g、3.2mmol)をTFA(13mL)に溶解させた。次いでアニソール(755μL、6.9mmol)をシリンジにより加えた。得られた黄色溶液を室温で21.5時間撹拌し、次いで濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間でDCM中4.5〜100%MeOH)によって精製して、26.0(807mg、収率94%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:272.0(M+H)
+。
【0513】
実施例A
[実施例27.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0514】
【化193】
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(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1S,2R)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例27.01。 ACN(7.5mL)中の14.0(617mg、2.51mmol)および1.0(522mg、2.67mmol)を含むフラスコに、炭酸セシウム(1.07g、3.27mmol)を一度に加えた。混合物を23℃で撹拌し、LC−MSによってモニターした。19時間後、混合物を氷水浴中で冷却した。15分後、6−メトキシ−ピリジン−2−カルボン酸ヒドラジド(454mg、2.71mmol)、次いで硝酸銀(859mg、5.06mmol)を小分けにして慎重に加えた。混合物を23℃に加温し、TLCおよびLC−MSによってモニターした。さらに5分後、混合物を減圧下で濃縮した。黒色残留物をDCMで希釈し、次いでシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜70%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。所望の生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、薄オレンジ色フィルム状物を得、この薄オレンジ色フィルム状物が、(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1S,2R)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド27.01(1.35g、2.36mmol、収率94%)としてオフホワイト色のねばついた泡状物に固化し、これをさらには精製せずに使用した。MS(正)m/e:574.2(M+H)
+。
【0515】
【化194】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例27.0。 1,4−ジオキサン(6.6mL)中の(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1S,2R)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド27.01(1.35g、2.36mmol)を含むフラスコに、メタンスルホン酸(0.55mL、8.48mmol)を反応混合物に慎重に滴下添加した。メタンスルホン酸を完全に加えたら、混合物を、予備加熱された撹拌板上において90℃で加熱した。5時間後、反応物を室温に冷却し、次いで水で希釈した。pHを、飽和重炭酸ナトリウム水溶液の滴下添加によってpH約7に慎重に調整した。固体を濾過し、水で1回すすぎ、次いでIPAに懸濁させた。5分後、懸濁液を濾過して、白色固体を(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド27.0(800mg、1.44mmol、収率61.0%)として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ 13.25(s,1H)、8.65(s,2H)、7.80(dd,J=8.3,7.6Hz,1H)、7.58(d,J=7.4Hz,1H)、7.40(t,J=8.4Hz,1H)、6.82(d,J=8.3Hz,1H)、6.78(d,J=8.7Hz,2H)、4.82(d,J=3.7Hz,1H)、3.65(s,3H)3.63(s,3H)、3.42(dd,J=7.1,3.7Hz,1H)、3.15(s,3H)、3.10(s,3H)、2.26(s,3H)、1.13(d,J=7.1Hz,3H)。MS(正)m/z:556.2(M+H)
+。
【0516】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【0517】
【表10】
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【0518】
[実施例205.0]
(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0519】
【化195】
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(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例205.1。 N−((2,6−ジメトキシフェニル)カルバモチオイル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例431.0)(0.200g、0.48mmol)およびニコチン酸ヒドラジド(0.199g、1.45mmol、Sigma−Aldrich Chemical Company,Inc.)のDMF(2.0mL)中混合物に、酢酸第二水銀(0.049mL、0.51mmol、VWR International)を室温で加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、続いてTFA(0.223mL、2.90mmol、Sigma−Aldrich Corp)を滴下添加した。次いで、得られた混合物を110℃で撹拌し、LCMSによってモニターした。反応が完了したら、混合物を室温に冷却し、逆相HPLC精製に直接かけて、表題化合物205.1(187mg、0.37mmol、78%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:500.1(M+H)
+。
【0520】
【化196】
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(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例205.0。 ラセミ化合物(実施例205.1)を、超臨界流体クロマトグラフィー(2×15cm AD−Hカラム、60mL/分の22%MeOH(0.1%NH
3)/CO
2。出口圧力=100bar;温度=23℃;波長=220nm;注入量=0.6mL、9mg/mLの2:1のMeOH:DCM)によって分離した。2つの鏡像異性体が得られた。表題化合物205.0は、上記条件下で溶出した第1の異性体だった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.62(br.s.,2H)、8.54(s,2H)、7.71−7.77(m,1H)、7.39(t,J=8.51Hz,1H)、7.24−7.29(m,1H)、6.61(d,J=8.48Hz,2H)、3.76−3.90(m,1H)、3.74(s,3H)、3.72(s,3H)、3.64−3.70(m,1H)、3.10(dd,J=14.67,9.98Hz,1H)、1.32(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:500.1(M+H)
+。
【0521】
[実施例206.0]
(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0522】
【化197】
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実施例206.0は、実施例205.0の鏡像異性体である。表題化合物206.0は、205.1を実施例205.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.59−8.64(m,2H)、8.54(s,2H)、7.70−7.77(m,1H)、7.39(t,J=8.56Hz,1H)、7.23−7.30(m,2H)、6.61(dd,J=8.56,1.47Hz,2H)、3.81(ddd,J=9.84,6.79,4.40Hz,1H)、3.74(s,3H)、3.72(s,3H)、3.66−3.71(m,1H)、3.10(dd,J=14.67,10.03Hz,1H)、1.32(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:500.1(M+H)
+。
【0523】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例205.0の手順に従って合成した。
【0524】
【表11】
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【0525】
[実施例234.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0526】
【化198】
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(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例234.1。 氷浴中の、4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン(0.696g、2.24mmol)(実施例2.04)のTHF(10mL、123mmol)中溶液に、THF(2.24mL、2.24mmol)(Sigma Aldrich)中のLHMDS1.0Mを滴下添加した。混合物を0℃で1時間撹拌し、この混合物に、432.0(0.264g、1.12mmol)のTHF(5mL)中溶液を加えた。得られた混合物を室温に加温し、18時間撹拌した。混合物を濃縮し、残留物をシリカゲルの栓上に載せ、ヘキサン中0%から100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(24g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物234.1(0.091g、0.172mmol、収率15%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:528.1(M+H)
+。
【0527】
【化199】
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(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例234.0。 234.1のラセミ混合物を分取SFCによって精製したが、次のものを含む方法を使用して複数回の精製が必要だった:それぞれ(a)ChiralPak AS−Hカラム(Sepax)(150×21mm、5μm)、75:25(液体CO
2:IPA(20mM NH
3))、流量:70mL/分;(b)chiralpak AD−Hカラム(Sepax)(150×21mm、5μm)、60:40液体CO
2:IPA(20mM NH
3);流量:70mL/分および(c)chiralpak AS−Hカラム(250×21mm、5μm)、88:12(液体CO
2/MeOH(20mM NH
3))、流量:70mL/分。4つの異性体が得られた。表題化合物234.0は、上記条件下で溶出した第1の異性体だった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.53(s,2H)、8.44(d,J=1.56Hz,1H)、8.33(d,J=1.96Hz,1H)、7.62−7.67(m,1H)、7.39(t,J=8.51Hz,1H)、6.56−6.64(m,2H)、3.79−3.88(m,2H)、3.74(s,3H)、3.71(s,3H)、2.30(s,3H)、1.36(dd,J=8.31,6.94Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.2(M+H)
+。
【0528】
[実施例235.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0529】
【化200】
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【0530】
表題化合物である実施例235.0は、234.1を実施例234.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.53(s,2H)、8.44(d,J=1.56Hz,1H)、8.33(d,J=1.76Hz,1H)、7.64(s,1H)、7.39(t,J=8.51Hz,1H)、6.55−6.64(m,2H)、3.80−3.89(m,2H)、3.74(s,3H)、3.71(s,3H)、2.30(s,3H)、1.36(dd,J=8.22,6.85Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.2(M+H)
+。
【0531】
[実施例236.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0532】
【化201】
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【0533】
表題化合物である実施例236.0は、234.1を234.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第3の異性体だった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.53(s,2H)、8.44(d,J=1.56Hz,1H)、8.33(d,J=1.76Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.39(t,J=8.51Hz,1H)、6.61(dd,J=8.51,2.45Hz,2H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.52−3.69(m,2H)、2.30(s,3H)、1.50(d,J=7.04Hz,3H)、1.25(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.2(M+H)
+。
【0534】
[実施例237.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0535】
【化202】
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【0536】
表題化合物である実施例237.0は、234.1を234.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第4の異性体だった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.53(s,2H)、8.44(d,J=1.37Hz,1H)、8.33(d,J=1.56Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.39(t,J=8.51Hz,1H)、6.60(dd,J=8.41,2.54Hz,2H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.53−3.68(m,2H)、2.30(s,3H)、1.50(d,J=6.85Hz,3H)、1.25(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.2(M+H)
+。
【0537】
実施例B
[実施例238.0]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【0538】
【化203】
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(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例238.0。 (2R,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(378mg、1.65mmol)、3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン(実施例2.0、809mg、2.16mmol)、ヨウ化銅(I)(161mg、0.85mmol)、trans−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.53mL、3.36mmol)および炭酸セシウム(1.36g、4.18mmol)を含むバイアルを脱気し、次いで自家製窒素を再充填した。排気および再充填を3回繰り返した。無水1,4−ジオキサン(3.3mL)を混合物に加え、次いで暗い青色の不均一溶液を、予備加熱された撹拌板上において80℃で加熱し、LC−MSによってモニターした。20時間後、反応物を室温に冷却し、次いで水で希釈した。1N HCl水溶液を、pH約7になるまで暗い青色の均一溶液に慎重に加えた。DCMで4回抽出した後、有機物を合わせ、次いで1Mチオ硫酸ナトリウム水溶液で1回洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した後、青緑色残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜75%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せて、白色固体(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド238.0(401mg)を得た。1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ=13.37(s,1H)、8.63−8.55(m,2H)、8.47(d,J=1.5Hz,1H)、8.19(d,J=1.7Hz,1H)、7.65−7.58(m,1H)、7.53−7.47(m,1H)、6.85−6.80(m,2H)、3.70−3.65(m,7H)、3.60(dq,J=3.4,6.9Hz,1H)、2.25(s,3H)、2.23(s,3H)、1.24(d,J=7.1Hz,3H)、1.10(d,J=7.1Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/z:524.3(M+H)+。
【0539】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【0540】
【表12】
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【0541】
実施例C
[実施例255.0]
(1S,2R)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0542】
【化204】
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(1S,2R)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例255.1。 フラスコに、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド12.0(600mg、1.72mmol、Jubilant)を装入し、トルエンと共沸させ、THF(7mL)を加え、−78℃に冷却した。n−ブチルリチウム(0.72mL、1.80mmol)をゆっくり加え、混合物を10分間撹拌した。次いでTHF(2mL)中の4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒド(383mg、1.89mmol)を滴下添加した。反応物を−78℃で45分間さらに撹拌し、次いで反応物の温度を室温に上昇させ、さらに3時間撹拌した。反応物を飽和NH
4Clでクエンチし、EtOAcで抽出した。EtOAc層を乾燥させ、濃縮し、ヘキサン中0〜40%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド255.1(811mg、85%)を4つの異性体のラセミ混合物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:573.9(M+H)
+。
【0543】
【化205】
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(1S,2R)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例255.0: 1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド255.1(603mg、1.09mmol)を装入したフラスコに、TFA(10.9mL)、続いてアニソール(0.477mL、4.37mmol)を加えた。得られた溶液を終夜撹拌し、次いで真空下で濃縮し、トルエンと共沸させて、残留したTFAを除去した。このようにして得られた物質を、DCM中0〜8%MeOHの勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド255.0(308mg、90%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:336.0(M+H)
+。
【0544】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Cの手順に従って合成した。
【0545】
【表13】
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【0546】
[実施例263.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【0547】
【化206】
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(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例263.1。 実施例10.0(1.10g、4.82mmol)を含むフラスコに、ACN(23mL)を加えた。3分後、実施例1.0(981mg、5.03mmol)を小分けにして慎重に加えた。混合物を氷浴中で10℃に冷却し、次いで炭酸セシウム(2.07g、6.34mmol)を小分けにして慎重に加えた。炭酸セシウムを完全に加えたら、混合物を23℃に加温し、LC−MSによってモニターした。22時間後、混合物を氷水浴中で冷却した。20分後、5−メチルニコチノヒドラジド(773mg、4.86mmol)(Bellen Chemistry Co.から市販)、次いで硝酸銀(1.65g、9.73mmol)を小分けにして慎重に加えた。混合物を23℃に加温し、LC−MSによってモニターした。さらに30分後、混合物を減圧下で濃縮した。黒色残留物をクロロホルムで希釈し、次いでシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜85%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。所望の生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、薄黄色フィルム状物を得、この薄黄色フィルム状物が、オフホワイト色のねばついた泡状物(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド263.1(2.58g、4.76mmol、収率99%)に固化し、これをさらには精製せずに使用した。質量スペクトル(正)m/z:542.2(M+H)
+。
【0548】
【化207】
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(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例263.0。 1,4−ジオキサン(19mL)中の(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド263.1(2.58g、4.76mmol)を含むフラスコに、メタンスルホン酸(0.93mL、14.3mmol)を滴下添加した。メタンスルホン酸を完全に加えたら、混合物を予備加熱された撹拌板上において100℃で加熱し、LC−MSによってモニターした。7.5時間後、反応物を室温に冷却し、次いで15mLの水で希釈した。pHを、飽和重炭酸ナトリウム水溶液の滴下添加によって慎重に調整して、pH約7を得た。次いで混合物をDCMで3回抽出した。有機層を合わせ、次いで減圧下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜75%(3:1のEtOAc:EtOH)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(80g)に通すクロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで濃縮して、白色固体を(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド263.0(1.63g、3.13mmol、収率66%)として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ=13.36(s,1H)、8.59(s,2H)、8.47(d,J=1.7Hz,1H)、8.19(d,J=2.0Hz,1H)、7.64−7.60(m,1H)、7.50(t,J=8.6Hz,1H)、6.82(dd,J=3.8,8.4Hz,2H)、3.69−3.64(m,7H)、3.64−3.60(m,1H)、2.25(s,3H)、2.23(s,3H)、1.24(d,J=7.1Hz,3H)、1.10(d,J=7.1Hz,3H)。MS(正)m/z:524.2(M+H)
+。
【0549】
[実施例264.0]
(R)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0550】
【化208】
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(R)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例264.1。 N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)メタンスルホンアミド(実施例4.0、210mg、0.415mmol)をトルエンと共沸させ、次いでTHF(2mL)に溶解した。次いで溶液を−78℃に冷却した。この溶液に、ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M(0.183mL、0.46mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加し、−78℃で10分間撹拌した。4−クロロベンズアルデヒド(0.059mL、0.50mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)のTHF(1mL)中溶液を滴下添加し、−78℃で45分撹拌を継続した。次いで混合物を1時間室温に加温した。反応物を飽和NH
4Cl(5mL)でクエンチし、水(10mL)およびDCM(10mL)で希釈した。2つの層を分離した。水層をDCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物264.1(247mg、0.38mmol、収率92%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ 7.63−7.67(m,1H)7.59−7.62(m,1H)7.40(t,J=8.51Hz,1H)7.26−7.31(m,2H)7.09−7.14(m,2H)6.71(dd,J=8.02,0.98Hz,1H)6.68(dd,J=8.61,0.78Hz,1H)6.64(dd,J=8.61,0.78Hz,1H)4.88(dd,J=9.59,1.17Hz,1H)4.43−4.57(m,3H)3.72(s,3H)3.68(s,3H)3.16(s,3H)2.86−2.99(m,2H)1.34−1.44(m,2H)0.11−0.14(m,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:646.3(M+H)
+。
【0551】
【化209】
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(R)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例264.0。 264.1(243mg、0.376mmol)およびトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート(311mg、1.13mmol)(Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)のDMF(2mL)中混合物を、60℃で16時間加熱した。反応物をEtOAc(20mL)および0.1N HCl(水溶液)(20mL)で希釈した。有機層をさらなる0.1N HCl(水溶液)(3×20mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%(3:1のEtOAc:EtOH)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物264.0(186mg、0.341mmol、収率91%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.43(br.s.,1H)7.81(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.58(d,J=7.24Hz,1H)7.42(t,J=8.51Hz,1H)7.33−7.38(m,2H)7.26−7.31(m,2H)6.79−6.85(m,3H)5.38(br.s.,1H)4.93(dd,J=6.85,4.11Hz,1H)3.66(s,3H)3.66(s,3H)3.24−3.30(m,1H)3.13−3.21(m,1H)3.11(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:546.1(M+H)
+。
【0552】
[実施例265.0]
(R)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0553】
【化210】
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(R)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例265.0。 表題化合物265.0は、264.0を下記のSFC条件に晒したときに溶出した第1の異性体だった:OJ−H(2×25cm)カラム、20%MeOH/CO
2、100bar、70mL/分、波長=220nm、注入量:1mL、MeOH中の264.0の5mg/mL溶液。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.78(t,J=7.92Hz,1H)、7.58(dd,J=7.34,0.49Hz,1H)、7.33−7.42(m,3H)、7.27−7.32(m,2H)、6.75−6.84(m,3H)、5.45(br.s.,1H)、4.94(dd,J=7.73,4.01Hz,1H)、3.65(s,3H)、3.64(s,3H)3.15−3.29(m,2H)、3.09(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:546.0(M+H)
+。
【0554】
[実施例266.0]
(R)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0555】
【化211】
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(R)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例266.0。 実施例266.0は、265.0の鏡像異性体である。266.0は、264.0を265.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.76(t,J=7.83Hz,1H)7.58(dd,J=7.43,0.39Hz,1H)7.33−7.40(m,3H)7.28−7.32(m,2H)6.74−6.81(m,3H)5.49(br.s.,1H)4.94(dd,J=7.73,4.01Hz,1H)3.65(s,3H)3.63(s,3H)3.16−3.28(m,2H)3.09(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:546.2(M+H)
+。
【0556】
[実施例267.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0557】
【化212】
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(R)−2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(R)−2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例267.1。 表題化合物を、実施例264.0に記載の手順を使用して実施例4.0(1.52g、3.01mmol)および2−ブロモ−4−フルオロベンズアルデヒド(Oakwood Products,Inc.から市販)(0.732g、3.61mmol)から調製して、表題化合物267.1(1.77g、2.50mmol、収率83%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:708.0(M+H)
+。
【0558】
【化213】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例267.2。 メタンスルフィン酸ナトリウム(508mg、4.23mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)、ヨウ化銅(I)(81mg、0.42mmol、Strem Chemicals Inc.、Newburyport、MA、USAから市販)およびN,N’−ジメチルエチレンジアミン(91μL、0.85mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)のDMSO(8.5mL)中混合物に、窒素を2分間吹き込んだ。混合物に、2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド(267.1、600mg、0.85mmol)を加え、N
2を混合物にさらに1分間吹き込んだ。次いで混合物を110℃で22時間加熱した。反応物を室温に冷却し、飽和NH
4Cl(水溶液)(80mL)およびEtOAc(80mL)で希釈した。2つの層を分離した。有機層を飽和NH
4Cl(3×80mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(24g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物267.2(380mg、0.54mmol、収率63%)を白色固体として得、LCMS−ESI(正)m/z:708.2(M+H)
+;および副生成物N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド(実施例267.3)(118mg、0.19mmol、収率22%)を白色固体として得た。
【0559】
【化214】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例267.0。 表題化合物を、実施例264.0に記載の手順を使用して267.2(150mg、0.212mmol)から調製して、表題化合物実施例267.0(45mg、0.074mmol、収率35%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.45(br.s,1H)7.85(dd,J=8.41,5.28Hz,1H)7.81(dd,J=8.41,7.43Hz,1H)7.56−7.63(m,3H)7.41(t,J=8.41Hz,1H)6.76−6.85(m,3H)5.82−5.88(m,1H)3.68(s,3H)3.63(s,3H)3.34−3.45(m,2H)3.19(s,3H)3.10(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:608.2(M+H)
+。
【0560】
[実施例268.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0561】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例268.0。 表題化合物は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:24g/分のEtOH(ニート)+56g/分のCO
2、80g/分の30%共溶媒を用いる、250×30mm ASカラム付きのThar80 SFC。温度=23℃、出口圧力=100bar、波長=293nm。10mLのMeOHに溶解させた40mgの試料267.0の溶液を0.35mL注入、c=4.0mg/mL、注入1回当たり1.4mg。サイクルタイム8分間、ランタイム=14分間。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.41(br.s.,1H)7.85(dd,J=8.41,5.48Hz,1H)7.80(dd,J=8.31,7.53Hz,1H)7.55−7.63(m,3H)7.40(t,J=8.51Hz,1H)6.75−6.85(m,3H)5.82−5.88(m,1H)5.50(br.s.,1H)3.68(s,3H)3.63(s,3H)3.34−3.46(m,2H)3.20(s,3H)3.10(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:608.2(M+H)
+。
【0562】
[実施例269.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0563】
【化216】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例269.0。 実施例269.0は、実施例268.0の鏡像異性体である。実施例269.0は、267.0を268.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.45(br.s.,1H)7.85(dd,J=8.51,5.38Hz,1H)7.80(dd,J=8.31,7.53Hz,1H)7.55−7.63(m,3H)7.40(t,J=8.51Hz,1H)6.75−6.85(m,3H)5.82−5.88(m,1H)5.50(br.s.,1H)3.68(s,3H)3.63(s,3H)3.34−3.46(m,2H)3.20(s,3H)3.10(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:608.2(M+H)
+。
【0564】
[実施例270.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0565】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例270.1。 表題化合物は、実施例267.2の合成からの副生成物として得られた。LCMS−ESI(正)m/z:630.2(M+H)
+。
【0566】
【化218】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例270.0。 表題化合物を、実施例264.0に記載の手順を使用して270.1(113mg、0.179mmol)およびトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート(148mg、0.538mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)から調製した。これにより、表題化合物270.0(64mg、0.12mmol、収率88%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.43(br.s.,1H)7.81(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.58(d,J=7.43Hz,1H)7.42(t,J=7.78Hz,1H)7.30(t,J=6.14Hz,2H)7.12(t,J=8.38Hz,2H)6.79−6.85(m,3H)5.31(br.s.,1H)4.94(br.s.,1H)3.66(s,3H)3.65(s,3H)3.25−3.30(m,1H)3.13−3.19(m,1H)3.11(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.2(M+H)
+。
【0567】
[実施例271.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0568】
【化219】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例271.0。 表題化合物は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:250×30mm ADカラム付きのThar80 SFC、40g/分のEtOH(ニート)+40g/分のCO
2、80g/分の50%共溶媒を用いる。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=295nm。10mLのMeOHに溶解させた実施例270.0の63mgの試料の溶液を1.0mL注入、c=6.3mg/mL、注入1回当たり6.3mg。サイクルタイム8.2分間、ランタイム=14分間。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.43(br.s.,1H)7.80(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.58(d,J=7.43Hz,1H)7.42(t,J=8.41Hz,1H)7.27−7.33(m,2H)7.09−7.15(m,2H)6.78−6.85(m,3H)5.32(br.s.,1H)4.94(dd,J=7.63,3.91Hz,1H)3.66(s,3H)3.65(s,3H)3.24−3.30(m,1H)3.16(dd,J=13.89,3.52Hz,1H)3.10(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.2(M+H)
+。
【0569】
[実施例272.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0570】
【化220】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例272.0。 実施例272.0は、実施例271.0の鏡像異性体である。表題化合物は、270.0を271.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.43(br.s.,1H)7.81(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.58(d,J=7.04Hz,1H)7.42(t,J=8.51Hz,1H)7.27−7.33(m,2H)7.08−7.16(m,2H)6.78−6.86(m,3H)5.31(br.s.,1H)4.94(dd,J=6.85,3.72Hz,1H)3.66(s,3H)3.65(s,3H)3.28(m,J=6.46Hz,1H)3.16(dd,J=14.28,4.11Hz,1H)3.11(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.2(M+H)
+。
【0571】
[実施例273.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0572】
【化221】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例273.1。 0℃でN−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド267.2(224mg、0.32mmol)のDMF(2.0mL)中溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物(15.2mg、0.38mmol))(Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加えた。混合物を15分間室温に加温した。ヨードメタン(安定化済み、0.026mL、0.41mmol)、Acros Organics、NJ、USAから市販)のDMF(0.50mL)中溶液を滴下注入した。30分後、反応物を飽和NH
4Cl水溶液(25mL)の添加によってクエンチし、次いで反応物をEtOAc(25mL)で抽出した。有機層をブライン(3×25mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物273.1(166mg、0.23mmol、収率73%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:722.2(M+H)
+。
【0573】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例273.0。 表題化合物を、実施例264.0に記載の手順を使用して273.1(162mg、0.22mmol)およびトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート(IV)(185mg、0.67mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)から調製した。これにより、表題化合物273.0(133mg、0.21mmol、収率95%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.40(s,1H)7.76−7.82(m,2H)7.60−7.68(m,2H)7.57(d,J=7.24Hz,1H)7.41(t,J=8.41Hz,1H)6.78−6.84(m,3H)5.52(dd,J=7.34,4.79Hz,1H)3.67(s,3H)3.66(s,3H)3.48(dd,J=14.48,7.63Hz,1H)3.36(dd,J=14.38,4.79Hz,1H)3.19(s,3H)3.10(s,3H)3.03(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:622.1(M+H)
+。
【0574】
[実施例274.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0575】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例274.0。 表題化合物は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:IAカラム(2×15cm)、30%MeOH/CO
2、100bar、60mL/分、波長=220nm。注入量:1:1のDCM:MeOH中の273.0の4mg/mL溶液の注入1回当たり1.0mL。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.40(s,1H)7.75−7.83(m,2H)7.60−7.68(m,2H)7.57(dd,J=7.43,0.78Hz,1H)7.41(t,J=8.51Hz,1H)6.78−6.84(m,3H)5.52(dd,J=7.43,4.70Hz,1H)3.67(s,3H)3.66(s,3H)3.48(dd,J=14.48,7.43Hz,1H)3.36(dd,J=14.57,4.79Hz,1H)3.19(s,3H)3.10(s,3H)3.03(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:622.1(M+H)
+。
【0576】
[実施例275.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0577】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−2−メトキシエタンスルホンアミド。実施例275.0。 実施例275.0は、274.0の鏡像異性体である。この化合物は、実施例274.0に記載の条件下でIAカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.40(s,1H)7.76−7.82(m,2H)7.60−7.67(m,2H)7.57(dd,J=7.43,0.78Hz,1H)7.41(t,J=8.51Hz,1H)6.77−6.84(m,3H)5.52(dd,J=7.43,4.70Hz,1H)3.67(s,3H)3.66(s,3H)3.48(dd,J=14.48,7.43Hz,1H)3.36(dd,J=14.57,4.79Hz,1H)3.19(s,3H)3.10(s,3H)3.03(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:622.1(M+H)
+。
【0578】
[実施例276.0]
(R)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド。
【0579】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例276.1。 0℃で2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド267.1(881mg、1.24mmol)のDMF(6mL)中溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物(59.7mg、1.49mmol)、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加えた。混合物を15分間室温に加温した。この混合物に、DMF(1.5mL)中のヨードメタン(安定化済み(0.100mL、1.62mmol)、Acros Organics、NJ、USAから市販)を滴下添加した。50分後、反応物を飽和NH
4Cl水溶液(50mL)でクエンチし、EtOAc(50mL)で希釈した。層を分離した。有機層をブライン(3×50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物276.1(875mg、1.21mmol、収率97%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:722.2(M+H)
+。
【0580】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例276.2。 マイクロ波管に、2−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド276.1(199mg、0.28mmol)、シアン化亜鉛(53.3mg、0.45mmol、Alfa Aesar、Johnson Matthey系の会社の一つ、Ward Hill、MA、USAから市販)およびDMF(3mL)を装入し、次いでN
2を3分間吹き込んだ。混合物に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(63.6mg、0.055mmol、Strem Chemicals Inc.、Newburyport、MA、USAから市販)を加え、混合物を窒素で再び脱気した。反応物をマイクロ波照射装置内において120℃で1時間加熱した。反応混合物を水(30mL)およびEtOAc(30mL)で希釈した。層を分離した。有機層をブライン(3×30mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜70%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物276.2(141mg、0.211mmol、収率77%)を無色フィルム状物として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:669.2(M+H)
+。
【0581】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例276.0。 表題化合物を、実施例264.0に記載の手順を使用して276.2(137mg、0.205mmol)およびトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート(IV)(169mg、0.615mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)から調製した。これにより、表題化合物267.0(90mg、0.16mmol、収率77%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.38(s,1H)7.78−7.85(m,2H)7.53−7.61(m,3H)7.41(t,J=8.51Hz,1H)6.83(dd,J=8.31,0.68Hz,1H)6.80(d,J=8.41Hz,2H)4.85(dd,J=7.04,5.48Hz,1H)3.67(s,6H)3.52(dd,J=14.28,7.24Hz,1H)3.34(dd,J=14.28,5.28Hz,1H)3.10(s,3H)3.05(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:569.2(M+H)
+。
【0582】
[実施例277.0]
(R)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0583】
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例277.0。 表題化合物277.0は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:250×30mm CC4カラム付きのThar80 SFC上において40g/分のMeOH(ニート)+40g/分のCO
2、80g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=26℃、出口圧力=100bar、波長=297nm。14mLの8:6のMeOH:DCMに溶解させた276.0の77mgの試料の溶液を0.6mL注入、c=5.5mg/mL、注入1回当たり3.3mg。サイクルタイム6.2分間、ランタイム=15分間。LCMS−ESI(正)、m/z:569.2(M+H)
+。
【0584】
[実施例278.0]
(R)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0585】
【化229】
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(R)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例278.0。 実施例278.0は、実施例277.0の鏡像異性体である。実施例278.0は、実施例277.0に記載の条件下でCC4カラムから溶出した第2の異性体だった。LCMS−ESI(正)、m/z:569.2(M+H)
+。
【0586】
[実施例279.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0587】
【化230】
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(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例279.1。 N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド(実施例5.0)(311mg、0.598mmol)をトルエンと共沸させ、次いでTHF(3mL)に溶解させた。溶液を−78℃に冷却した。この溶液にn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M(0.24mL、0.60mmol)、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加し、その後、反応混合物を−78℃で10分間撹拌した。次いで2,4−ジフルオロベンズアルデヒド(102mg、0.718mmol、Fluka Chemie GmbH、Buchs、Switzerlandから市販)のTHF(1.0mL)中溶液を滴下注入した。反応物を−78℃で15分間撹拌し、次いで1時間室温に加温した。反応混合物を飽和NH
4Cl(水溶液)でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた残留物をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(24g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物279.1(266mg、0.402mmol、収率67%)を無色ゴム状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:662.3(M+H)
+。
【0588】
【化231】
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(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例279.2。 279.1(263mg、0.397mmol)およびトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート(IV)(438mg、1.59mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)のDMF(3mL)中混合物を、60℃で18時間加熱した。反応混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、0.1N HCl(30mL)、続いてブライン(3×30mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0〜50%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物279.2(102mg、0.18mmol、収率46%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:562.1(M+H)
+。
【0589】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例279.0。 実施例279.0は、下記の条件下でAD−Hカラムから溶出した第1の鏡像異性体だった:250×30mm AD−Hカラム付きのThar80 SFC上において32g/分のEtOH(ニート)+48g/分のCO
2、80g/分の40%共溶媒を用いるラン。出口圧力=100bar;温度=21℃;波長=215nm。1:1のMeOH/DCMに溶解させた279.2の溶液を0.5mL注入(c=12.5mg/mL、1滴のアンモニアを使用して、試料を溶解した。)、注入1回当たり6.2mg。サイクルタイム18分間、ランタイム22分間。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.36(br.s.,1H)7.76−7.82(m,1H)7.58(d,J=7.04Hz,1H)7.44−7.49(m,1H)7.40(t,J=8.51Hz,1H)7.17(ddd,J=10.96,9.10,2.45Hz,1H)7.07(td,J=8.51,2.35Hz,1H)6.76−6.84(m,3H)5.43(s,1H)5.14(br.s.,1H)3.66(s,3H)3.63(s,3H)3.09(s,3H)3.04(q,J=6.91Hz,1H)1.05(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:562.1(M+H)
+。
【0590】
[実施例280]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0591】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例280.0。 実施例280.0は、279.0の鏡像異性体である。実施例280.0は、実施例279.0に記載の条件下でAD−Hカラムから溶出した第4のジアステレオマーだった。LCMS−ESI(正)、m/z:562.1(M+H)
+。
【0592】
[実施例281.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0593】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例281.0。 実施例281.0は、実施例279.0に記載の条件下でAD−Hカラムから溶出した第2のジアステレオマーだった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.47(br.s.,1H)7.80(t,J=7.87Hz,1H)7.58(d,J=7.25Hz,1H)7.43−7.50(m,1H)7.40(t,J=8.51Hz,1H)7.11−7.18(m,1H)7.06(td,J=8.56,2.25Hz,1H)6.76−6.84(m,3H)5.27(br.s.,1H)5.04(d,J=7.63Hz,1H)3.67(s,3H)3.64(s,3H)3.27(q,J=7.00Hz,1H)3.10(s,3H)0.91(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:562.3(M+H)
+。
【0594】
[実施例282.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0595】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例282.0。 実施例282.0は、281.0の鏡像異性体である。実施例282.0は、実施例279.0に記載の条件下でAD−Hカラムから溶出した第3のジアステレオマーだった。LCMS−ESI(正)、m/z:562.1(M+H)
+。
【0596】
[実施例283.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0597】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例283.1。 表題化合物を、実施例Cに記載の手順を使用して(実施例5.0)(401mg、0.77mmol)および4−フルオロベンズアルデヒド(115mg、0.93mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)から調製した。表題化合物283.1(451mg、0.701mmol、収率91%)が、オフホワイト色固体として得られた。LCMS−ESI(正)、m/z:644.3(M+H)
+。
【0598】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例283.0。 表題化合物を、実施例279.2に記載の手順を使用して283.1(445mg、0.69mmol)から調製した。これにより、表題化合物283.0(236mg、0.43mmol、収率63%)を白色結晶性固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:544.2(M+H)
+。
【0599】
[実施例284.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0600】
【化238】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例284.0。 4つの異性体(実施例283.0)の混合物を、SFCキラル分離によって3つのステップで精製すると、4つの純粋な鏡像異性体が得られた。ステップ1.分取式の方法による286.0(分析用キラルHPLC中のOD−Hカラムからの第3の溶離液)および287.0(分析用キラルHPLC中のOD−Hカラムからの第4の溶離液)からの284.0(分析用キラルHPLC中のOD−Hカラムからの第1の溶離液)および285.0(分析用キラルHPLC中のOD−Hカラムからの第2の溶離液)の分離:OD−Hカラム(2×25cm−3×15cm)、15%EtOH/CO
2、100bar、65mL/分、220nM。注入量0.75mL、4mg/mLの1:4のDCM/MeOH。ステップ2.分取式の方法による実施例287.0からの実施例286.0の分離:IC−カラム(2×15cm)、20%EtOH/CO
2、100bar、65mL/分、220nM。ステップ3.分取式の方法による実施例285.0の再処理:AD−Hカラム(2×15cm)、35%EtOH/CO
2、100bar、65mL/分。
【0601】
実施例284.0は、上記のOD−Hカラム(ステップ1.)から溶出した第1の鏡像異性体だった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.41(s,1H)7.81(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.59(dd,J=7.43,0.39Hz,1H)7.42(t,J=8.51Hz,1H)7.28(dd,J=6.54Hz,2H)7.14(t,J=8.35Hz,2H)6.83(d,J=8.41Hz,1H)6.80(d,J=8.41Hz,2H)5.24(br.s.,1H)4.90(d,J=3.52Hz,1H)3.65−3.68(m,3H)3.64(s,3H)3.10(s,3H)3.02(qd,J=6.91,1.56Hz,1H)1.02(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:544.1(M+H)
+。
【0602】
[実施例285.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0603】
【化239】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例285.0。 実施例285.0は、284.0の鏡像異性体である。実施例285.0は、OD−Hカラム(ステップ1.)から溶出した第2の鏡像異性体であり、次いでAD−Hカラム(ステップ3.)によって、実施例284.0に上記されたように再精製した。LCMS−ESI(正)m/z:544.1(M+H)
+。
【0604】
[実施例286.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0605】
【化240】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例286.0。 実施例286.0は、実施例284.0に上記されたようにICカラム(ステップ2.)から溶出した第1の鏡像異性体だった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.45(s,1H)7.76−7.85(m,1H)7.59(d,J=7.17Hz,1H)7.42(t,J=8.25Hz,1H)7.29(dd,J=8.61,5.67Hz,2H)7.09(t,J=8.22Hz,2H)6.80−6.85(m,2H)6.79(d,J=2.93Hz,1H)5.30(br.s.,1H)4.88(dd,J=6.06,1.96Hz,1H)3.68(s,3H)3.64(s,3H)3.23−3.29(m,1H)3.10(s,3H)0.87(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:544.2(M+H)
+。
【0606】
[実施例287.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0607】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例287.0。 実施例287.0は、286.0の鏡像異性体である。実施例287.0は、実施例284.0に上記されたICカラム(ステップ2.)から溶出した第2の鏡像異性体だった。LCMS−ESI(正)m/z:544.2(M+H)
+。
【0608】
[実施例288.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0609】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例288.1。 表題化合物を、実施例Cに記載の手順を使用して実施例5.0(1.01g、1.94mmol)および2−ブロモ−4−フルオロベンズアルデヒド(0.473g、2.33mmol、Oakwood Products,Inc.、West Columbia、SC、USAから市販)から調製した。これにより、表題化合物288.1(1.29g、1.79mmol、収率92%)を白色泡状物として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:722.2(M+H)
+。
【0610】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例288.2。 メタンスルフィン酸ナトリウム(332mg、2.77mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)、ヨウ化銅(I)(52.7mg、0.28mmol、Strem Chemicals Inc.、Newburyport、MA USAから市販)およびN,N’−ジメチルエチレンジアミン(59.6μL、0.55mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)のDMSO(5.5mL)中混合物に、N
2を2分間吹き込んだ。混合物に、1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド288.1(400mg、0.55mmol)を加え、窒素を混合物にさらに1分間吹き込んだ。次いで混合物を110℃で16時間加熱した。反応物を飽和NH
4Cl(35mL)でクエンチし、EtOAc(35mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NH
4Cl(3×30mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。残留物を、0〜50%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶出する24gシリカゲルカラム上で精製して、表題化合物288.2(233mg、0.323mmol、収率58%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:722.2(M+H)
+。
【0611】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例288.0。 表題化合物を、実施例279.2に記載の手順を使用して実施例288.2(257mg、0.36mmol)から調製した。これにより、表題化合物288.0(160mg、0.26mmol、収率72%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:622.1(M+H)
+。4つのジアステレオマー288.0の混合物を、SFCキラル分離によって精製した。2つの主要なジアステレオマーは、純粋なものが得られたが、2つの副次的なジアステレオマーは、キラル分離中に不慮により失われた。
【0612】
[実施例289.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0613】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例289.0。 表題化合物289.0は、下記のSFC条件下で溶出した第1の主要な異性体だった:IC(10μm、21mm×25cm、S/N=2271)、45%有機モディファイアー:55%二酸化炭素。有機モディファイアー:20mMアンモニア含有のMeOH。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=186bar、220nm。注入量1.2mL、c=MeOH/DCM(4:6)中の288.0の1.8mg/mL。化合物を、OZ−H(10μm、21mm×25cm、S/N=1051)、45%有機モディファイアー:55%二酸化炭素。有機モディファイアー:20mMアンモニア含有のMeOH。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=206bar、220nm。注入量1.2mL、c=MeOH中の6.0mg/mLによって第2の溶離液としてさらに精製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.22(br.s.,1H)7.76−7.84(m,2H)7.63(dd,J=8.80,2.74Hz,1H)7.55−7.61(m,2H)7.41(t,J=8.17Hz,1H)6.81(d,J=8.02Hz,2H)6.78(d,J=8.61Hz,1H)5.86(br.s.,1H)5.25(br.s.,1H)3.71(s,3H)3.63(s,3H)3.37−3.42(m,1H)3.20(s,3H)3.10(s,3H)1.19(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:622.1(M+H)
+。
【0614】
[実施例290.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0615】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4−フルオロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例290.0。 実施例290.0は、実施例289.0の鏡像異性体である。実施例290.0は、下記のSFC条件下で溶出した第2の主要な異性体だった:IC(10μm、21mm×25cm、S/N=2271)、45%有機モディファイアー:55%二酸化炭素。有機モディファイアー:20mMアンモニア含有のMeOH。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=186bar、220nm。注入量1.2mL、c=MeOH/DCM(4:6)中の1.8mg/mL。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.22(br.s.,1H)7.76−7.84(m,2H)7.63(dd,J=8.90,2.84Hz,1H)7.55−7.61(m,2H)7.41(t,J=8.51Hz,1H)6.80(d,J=8.22Hz,2H)6.78(d,J=8.61Hz,1H)5.87(br.s.,1H)5.25(br.s.,1H)3.71(s,3H)3.63(s,3H)3.37−3.42(m,1H)3.21(s,3H)3.10(s,3H)1.19(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:622.1(M+H)
+。
【0616】
[実施例291.0]
[(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]または[(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]の調製
【0617】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
[(1S,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド]または[(1S,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド]、実施例291.1。 −78℃で500mL丸底フラスコ内のN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(4.70g、13.5mmol)(実施例12.0)のTHF(75mL)中溶液に、n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M溶液(5.92mL、14.79mmol))(Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下注入した。得られた混合物を−78℃で20分間撹拌した。この混合物に、4,5−ジメチルチアゾール−2−カルボアルデヒド(1.90g、13.5mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)のTHF(25mL)中溶液を、−78℃で滴下注入した。反応物を−78℃で1時間撹拌した。次いで反応物を飽和NH
4Cl水溶液(150mL)でクエンチし、EtOAc(200mL)および水(50mL)で希釈した。2つの層を分離した。水層をEtOAc(50mL)でさらに抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄オレンジ色油状物として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(220g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物291.1(3.33g、6.79mmol、収率51%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:490.9(M+H)
+。
【0618】
【化248】
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[(1S,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド]または[(1S,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド]、実施例291.2。 実施例291.2(291.1のジアステレオマー)を、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配でさらに溶出して、表題化合物(1.61g、3.28mmol、収率24%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:490.9(M+H)
+。
【0619】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
[(1S,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]または[(1S,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]、実施例291.3。 1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例291.1(675mg、1.38mmol)のDCM(5mL)中溶液に、無水アニソール(0.598mL、5.50mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加え、続いてTFA(タンパク質シーケンサーグレード、5.11mL、68.8mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加した。次いで反応混合物を室温で25時間撹拌した。反応物を真空下において36℃で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0〜40%EtOAc:EtOH(3:1)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、オレンジ色油状物を得、このオレンジ色油状物をジエチルエーテル(2mL)とすり混ぜて、表題化合物291.3(318mg、1.27mmol、収率92%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ 6.73(s,2H)6.35(d,J=5.50Hz,1H)5.38(d,J=3.30Hz,1H)3.51(qd,J=6.70,1.34Hz,1H)2.29(s,3H)2.20−2.22(m,3H)1.13(d,J=6.97Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:250.9(M+H)
+。
【0620】
【化250】
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[(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]または[(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例291.0。 3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン(270mg、0.72mmol)(実施例2.0)、1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド(120mg、0.48mmol)291.3、炭酸セシウム(469.2mg、1.44mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)およびヨウ化銅(I)(110mg、0.58mmol、Strem Chemicals Inc.、Newburyport、MA、USAから市販)のACN(2.40mL)中懸濁液を、N
2流中で脱気した。次いで混合物に、trans−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(181μL、1.15mmol)(Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加えた。混合物を、予備加熱されたヒートブロック中で18時間80℃に加熱した。反応物を飽和NH
4Cl(水溶液)(10mL)で希釈し、10分間激しく撹拌した。次いで反応混合物を水(5mL)で希釈し、DCM(3×15mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させた。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAc:EtOH(3:1)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、富化された生成物を得、富化されたこの生成物をジエチルエーテル(2mL)とすり混ぜて、表題化合物291.0(73mg、0.13mmol、収率28%)を白色固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ:13.49(br.s.,1H)、8.48(d,J=1.3Hz,1H)、8.20(d,J=1.8Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.50(t,J=8.3Hz,1H)、6.82(d,J=8.6Hz,2H)、5.35(s,1H)、3.69(s,3H)、3.66(s,3H)、3.41−3.47(m,1H)、2.28(s,3H)、2.25(s,3H)、2.20(s,3H)、1.06(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.2(M+H)
+。
【0621】
[実施例292.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]または(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0622】
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]または(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例292.0。 291.0の精製により、表題化合物292.0が生じ、この表題化合物292.0は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:250×21mm IAカラム付きのThar80 SFC上において24.0mL/分のMeOH(ニート)+51.0g/分のCO
2、75g/分の32%共溶媒を用いるラン。温度=35℃、出口圧力=100bar、波長=260nm。試料溶液(10.0mLのMeOH中の65mgの291.0)を0.35mL注入;c=6.5mg/mL、注入1回当たり2.28mg。サイクルタイム=4.5分間、ランタイム6.0分間。
1H NMR(MeOH)δ:8.43(s,1H)、8.31(s,1H)、7.71(s,1H)、7.50(t,J=8.4Hz,1H)、6.80(dd,J=8.4,6.1Hz,2H)、5.52(s,1H)、3.77(s,3H)、3.74(s,3H)、3.59(qd,J=7.0,1.2Hz,1H)、2.33(s,3H)、2.30(s,3H)、2.26(s,3H)、1.19(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.0(M+H)
+。
【0623】
[実施例293.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0624】
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例293.0。 実施例293.0は、292.0の鏡像異性体である。291.0のさらなる精製により、293.0が生じ、この293.0は、291.0を実施例292.0に記載のSFC条件に晒したときにIAカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(MeOH)δ:8.43(s,1H)、8.31(s,1H)、7.71(s,1H)、7.50(t,J=8.3Hz,1H)、6.80(dd,J=8.4,5.9Hz,2H)、5.52(s,1H)、3.77(s,3H)、3.74(s,3H)、3.60(qd,J=7.1,1.3Hz,1H)、2.33(s,3H)、2.30(s,3H)、2.26(s,3H)、1.19(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.2(M+H)
+。
【0625】
[実施例294.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0626】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
[(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]または[(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例294.0。 実施例294.0は、291.0のジアステレオマーである。実施例294.0を、実施例291.0に記載の手順を使用して291.2から調製した。
1H NMR(DMSO−d
6)δ:13.54(br.s.,1H)、8.50(br.s.,1H)、8.22(br.s.,1H)、7.63(s,1H)、7.51(t,J=8.5Hz,1H)、6.84(dd,J=8.6,3.9Hz,2H)、4.91(d,J=7.1Hz,1H)、3.74(s,3H)、3.73(s,3H)、3.20−3.26(m,1H)、2.30(s,3H)、2.26(s,3H)、2.21(s,3H)、1.06(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.2(M+H)
+。
【0627】
[実施例295.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0628】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
[(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド]または[(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例295.0。 実施例295.0は、実施例296.0のジアステレオマーである。294.0の精製により、表題化合物295.0が生じ、この表題化合物295.0は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:段階1:250×21mm IAカラム付きのThar200 SFC上において24.0mL/分のMeOH(20mM NH
3)+46.0g/分のCO
2、70g/分の35%共溶媒を用いるラン。温度=30℃、出口圧力=100bar、波長=263nm。15mLの13:2のMeOH:DCMに溶解させた83mgの試料294.0を0.6mL注入;c=5.53mg/mL、注入1回当たり3.32mg。この物質を、250×21+150×21mm IAカラム付きのThar200 SFC上において18.0mL/分のMeOH(20mM NH
3)+37.0g/分のCO
2、55g/分の32%共溶媒を用いて再精製した。温度=30℃、出口圧力=99−100bar、波長=263nm。5mLの4:1のMeOH:DCMに溶解させた29mgの試料を0.3mL注入;c=5.8mg/mL、注入1回当たり1.74mg。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:11.18(br.s.,1H)、8.44(d,J=1.5Hz,1H)、8.33(d,J=1.7Hz,1H)、7.60(dt,J=2.1,1.0Hz,1H)、7.48(t,J=8.4Hz,1H)、6.69(dd,J=8.1,5.1Hz,2H)、4.92(d,J=8.7Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.79(s,3H)、3.25−3.32(m,1H)、2.32(s,3H)、2.28(s,3H)、2.26(s,3H)、1.17(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.3(M+H)
+。
【0629】
[実施例296.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0630】
【化255】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例296.0。 実施例296.0は、295.0の鏡像異性体である。実施例294.0のさらなる精製により、296.0が生じ、この296.0は、294.0を295.0に記載のSFC条件に晒したときにIAカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:11.13(br.s.,1H)、8.44(d,J=1.3Hz,1H)、8.33(d,J=1.7Hz,1H)、7.59−7.61(m,1H)、7.48(t,J=8.5Hz,1H)、6.69(t,J=6.9Hz,2H)、4.91(d,J=8.6Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.79(s,3H)、3.25−3.32(m,1H)、2.32(s,3H)、2.28(s,3H)、2.26(s,3H)、1.17(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.3(M+H)
+。
【0631】
[実施例297.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0632】
【化256】
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(1S,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例297.1。 1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(335mg、0.683mmol)291.1(使用前にトルエンと共沸させた)をTHF(3mL)に溶解させ、混合物を−78℃に冷却した。この混合物に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M(0.82mL、0.82mmol)、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加えた。次いで冷浴を除去し、混合物を25分間撹拌した。反応混合物を−78℃に再冷却し、ヨードメタン(0.064mL、1.02mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)のTHF(1.0mL)中溶液を滴下添加した。反応物を2時間で室温に加温した。反応物を飽和NH
4Cl(水)溶液(15mL)でクエンチし、EtOAc(15mL)で希釈した。層を分離し、有機層をブライン(2×15mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質をオレンジ色油状物として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、富化された表題化合物297.1(335mg、0.66mmol、収率97%)を無色ゴム状物として得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。LCMS−ESI(正)m/z:505.0(M+H)
+。
【0633】
【化257】
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(1R,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例297.2。 1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド297.1(330mg、0.58mmol)のDCM(3mL)中溶液に、無水アニソール(0.250mL、2.30mmol))(Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加え、続いてTFA(タンパク質シーケンサーグレード(2.14mL、28.8mmol))(Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加した。次いで反応混合物を室温で2日間撹拌した。次いで、得られた混合物を真空下において36℃で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、0〜100%B/A(B=3:1のEtOAc/EtOH、A=DCM)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、オレンジ色油状物を得、このオレンジ色油状物をジエチルエーテル(2mL)とすり混ぜて、表題化合物297.2(135mg、0.51mmol、収率89%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:265.1(M+H)
+。
【0634】
[実施例297.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0635】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例297.0。 表題化合物297.0を、実施例Bに記載の手順を使用して297.2(76mg、0.29mmol)から調製した。これにより、実施例297.0(134mg、0.20mmol、収率69%)を白色固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ:13.49(s,1H)、8.48(d,J=1.3Hz,1H)、8.21(d,J=1.7Hz,1H)、7.64(dt,J=2.0,1.0Hz,1H)、7.50(t,J=8.6Hz,1H)、6.83(dd,J=8.6,2.7Hz,2H)、5.01(d,J=1.3Hz,1H)、3.70(s,3H)、3.69(s,3H)、3.28(s,3H)、3.25−3.31(m,1H)、2.30(s,3H)、2.25(s,3H)、2.22(s,3H)、1.08(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:559.1(M+H)
+。
【0636】
[実施例298.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0637】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例298.0。 297.0の精製により、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体として表題化合物298.0が生じた:AS−H(2×15cm)25%IPA(0.1%NH
4OH)/CO
2、100barの60mL/分、220nm。注入量:0.75mL、297.0の12mg/mLの(2:1)MeOH:DCM溶液。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:11.23(br.s.,1H)、8.42(d,J=1.2Hz,1H)、8.32(d,J=1.6Hz,1H)、7.61(td,J=2.0,0.7Hz,1H)、7.46(t,J=8.5Hz,1H)、6.65−6.69(m,2H)、5.07(d,J=2.2Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.46(qd,J=7.0,2.4Hz,1H)、3.34(s,3H)、2.32(s,3H)、2.28(d,J=0.5Hz,3H)、2.27(d,J=0.6Hz,3H)、1.23(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:559.1(M+H)
+。
【0638】
[実施例299.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0639】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例299.0。 実施例299.0は、298.0の鏡像異性体である。297.0のさらなる精製により、297.0を実施例298.0に記載のSFC条件に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第2の異性体として表題化合物、実施例299.0が生じた。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:11.22(br.s.,1H)、8.42(d,J=1.5Hz,1H)、8.32(d,J=1.8Hz,1H)、7.60(dt,J=2.2,1.3Hz,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、6.65−6.69(m,2H)、5.06(d,J=2.3Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.46(qd,J=7.0,2.4Hz,1H)、3.34(s,3H)、2.32(s,3H)、2.27(d,J=0.5Hz,3H)、2.26(d,J=0.6Hz,3H)、1.23(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:559.1(M+H)
+。
【0640】
[実施例300.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0641】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例300.0。 実施例300.0を、実施例297.0に記載の手順を使用して291.2から出発して調製した。
1H NMR(DMSO−d
6)δ:13.35(br.s.,1H)、8.48(d,J=1.5Hz,1H)、8.20(d,J=1.8Hz,1H)、7.62(dt,J=7.5Hz,1H)、7.51(t,J=8.5Hz,1H)、6.84(dd,J=8.6,2.1Hz,2H)、4.53(d,J=8.1Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.24(dd,J=7.9,7.3Hz,1H)、3.03(s,3H)、2.32(s,3H)、2.25(s,3H)、2.23(s,3H)、0.98(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:559.1(M+H)
+。
【0642】
[実施例301.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0643】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例301.0。 実施例300.0の精製により、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体として表題化合物、実施例301.0が生じた:250×30mm CC
4カラム付きのThar80 SFC上において37.60mL/分のMeOH(20mM NH
3)+42.40g/分のCO
2、80g/分の47%共溶媒を用いるラン。温度=28℃、出口圧力=100bar、波長=264nm。117mgの試料(10mLのMeOHおよび5mLのDCM(2:1)に溶解させた300.0)を0.5mL注入;c=7.8mg/mL、注入1回当たり3.9mg。サイクルタイム9.0分間、ランタイム15.5分間。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.41(d,J=1.5Hz,1H)、8.32(d,J=1.7Hz,1H)、7.59(s,1H)、7.46(t,J=8.5Hz,1H)、6.69(dd,J=8.6,4.3Hz,2H)、4.67(d,J=7.0Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.76(s,3H)、3.41−3.46(m,1H)、3.19(s,3H)、2.35(s,3H)、2.30(s,3H)、2.27(s,3H)、1.15(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:559.1(M+H)
+。
【0644】
[実施例303.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0645】
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例303.0。 実施例300.0のさらなる精製により、実施例303.0が生じ、この実施例303.0は、300.0を実施例301.0に記載のSFC条件に晒したときにCC
4カラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:11.68(br.s.,1H)、8.42(d,J=1.3Hz,1H)、8.32(d,J=1.7Hz,1H)、7.60(s,1H)、7.47(t,J=8.5Hz,1H)、6.67−6.72(m,2H)、4.64(d,J=7.8Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.77(s,3H)、3.38−3.45(m,2H)、3.19(s,3H)、2.35(s,3H)、2.30(s,3H)、2.27(s,3H)、1.15(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:559.1(M+H)
+。
【0646】
[実施例304.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0647】
【化264】
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(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例304.1。 −78℃でN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(2.50g、7.15mmol)(実施例12.0)のTHF(30mL)中溶液に、n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M(3.15mL、7.87mmol)、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加した。混合物を−78℃で20分間撹拌した。この混合物に、5−メトキシピラジン−2−カルボアルデヒド(0.988g、7.15mmol、Frontier Scientific Inc.、Logan、UT、USAから市販)のTHF(6.0mL)中溶液を滴下添加した。反応物を−78℃で1時間継続した。冷浴を10分間除去した後、反応物を飽和NH
4Cl水溶液(75mL)でクエンチし、EtOAc(100mL)および水(25mL)で希釈した。層を分離し、水層をさらなるEtOAc(25mL)で抽出した。有機層を合わせ、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄オレンジ色油状物として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(220g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物304.1(1.46g、2.99mmol、収率42%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:488.3(M+H)
+。
【0648】
【化265】
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(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例304.2。 ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配によるさらなる溶出により、表題化合物304.2(0.663g、1.36mmol、収率19%)をオレンジ色ゴム状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:488.3(M+H)
+。
【0649】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例304.3。1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例304.1(558mg、1.144mmol)のDCM(4mL)中溶液に、無水アニソール(0.498mL、4.58mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加え、続いてTFA(タンパク質シーケンサーグレード、4.25mL、57.2mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加した。反応混合物を室温で39時間撹拌した。次いで反応物を真空下において30℃で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0〜40%(3:1のEtOAc/EtOH)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(24g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物304.3(123mg、0.50mmol、収率44%)をオフホワイト色白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:248.1(M+H)
+。
【0650】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例304.0。 表題化合物304.0を、実施例Bに記載の手順を使用して3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン2.0(273mg、0.73mmol)および304.3(120mg、0.49mmol)から調製した。これにより、表題化合物実施例304.0(115mg、0.18mmol、収率36%)を白色固体として得た。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.55(d,J=1.0Hz,1H)、8.48(d,J=1.3Hz,1H)、8.24(t,J=1.1Hz,1H)、8.13(d,J=1.3Hz,1H)、7.99(s,1H)、7.52(t,J=8.3Hz,1H)、6.68−6.78(m,2H)、5.42(t,J=1.1Hz,1H)、3.95(s,3H)、3.85(s,3H)、3.76(s,3H)、3.61(qd,J=7.0,1.4Hz,1H)、2.42(s,3H)、1.11(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:542.2(M+H)
+。
【0651】
[実施例305.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0652】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例305.0。 304.0の精製により、表題化合物305.0が生じ、この表題化合物305.0は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:150×30mm IAカラム付きのThar80 SFC上において28.0mL/分のMeOH(20mm NH
3)+52.0g/分のCO
2、80g/分の35%共溶媒を用いるラン。温度=29℃、出口圧力=100bar、波長=277nm。試料溶液(13mLの8:5のMeOH:DCMに溶解させた108mgの304.0)を0.7mL注入;c=8.31mg/mL、注入1回当たり5.81mg)。サイクルタイム5.8分間、ランタイム10分間。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.44(d,J=1.5Hz,1H)、8.33(d,J=1.7Hz,1H)、8.24(s,1H)、8.12(d,J=1.2Hz,1H)、7.61(s,1H)、7.49(t,J=8.5Hz,1H)、6.65−6.75(m,2H)、5.41(s,1H)、3.94(s,3H)、3.83(s,3H)、3.73(s,3H)、3.60(qd,J=7.0,1.3Hz,1H)、3.42(s,1H)、2.28(s,3H)、1.11(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:542.3(M+H)
+。
【0653】
[実施例306.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0654】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例306.0。 実施例304.0のさらなる精製により、実施例306.0が生じ、この実施例306.0は実施例304.0を実施例305.0に記載のSFC条件に晒したときにIAカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.44(d,J=1.5Hz,1H)、8.33(d,J=1.8Hz,1H)、8.24(t,J=1.2Hz,1H)、8.12(d,J=1.3Hz,1H)、7.61(td,J=2.0,0.8Hz,1H)、7.49(t,J=8.6Hz,1H)、6.65−6.75(m,2H)、5.41(s,1H)、3.94(s,3H)、3.83(s,3H)、3.73(s,3H)、3.60(qd,J=7.0,1.3Hz,1H)、2.28(s,3H)、1.11(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:542.3(M+H)
+。
【0655】
[実施例307.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0656】
【化270】
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(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例307.1。 1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド304.2(356mg、0.73mmol)のDCM(2.5mL)中溶液に、無水アニソール(0.317mL、2.92mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加え、続いてTFA(タンパク質シーケンサーグレード(2.71mL、36.5mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加した。反応混合物を室温で39時間撹拌した。次いで反応物を真空下において30℃で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、0〜40%B/A(B=3:1のEtOAc/EtOH、A=DCM)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、オレンジ色油状物を得、このオレンジ色油状物をジエチルエーテル(2mL)とすり混ぜて、表題化合物307.1(108mg、0.437mmol、収率60%)をオレンジ色ゴム状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:248.1(M+H)
+。
【0657】
【化271】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例307.0。 表題化合物307.0を、実施例Bに記載の手順を使用して3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン(239mg、0.637mmol)(実施例2.0)および1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド307.1(105mg、0.43mmol)から調製した。これにより、表題化合物307.0(64mg、0.098mmol、収率23%)を白色固体として得た。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.59(s,1H)、8.50(s,1H)、8.16(s,1H)、8.11(s,1H)、8.08(s,1H)、7.52(t,J=8.6Hz,1H)、6.70−6.75(m,2H)、4.87(d,J=8.2Hz,1H)、3.95(s,3H)、3.81(s,3H)、3.80(s,3H)、3.53(五重線,J=7.1Hz,1H)、2.44(s,3H)、1.06(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:542.0(M+H)
+。
【0658】
[実施例308.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0659】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例308.0。 307.0の精製により、表題化合物308.0が生じ、この表題化合物308.0は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:250×21mm ICカラム付きのThar80 SFC上において29.0mL/分のMeOH(20mm NH
3)+52.0g/分のCO
2、60g/分の48%共溶媒を用いるラン。温度=28℃、出口圧力=100bar、波長=277nm。試料溶液(3mLの2:1のMeOH:DCMに溶解させた57mgの試料307.0)を0.3mL注入;c=19.0mg/mL、注入1回当たり5.7mg)。サイクルタイム6.4分間、ランタイム17分間。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.44(d,J=1.2Hz,1H)、8.33(d,J=1.5Hz,1H)、8.15(d,J=1.2Hz,1H)、8.09(d,J=1.1Hz,1H)、7.60(s,1H)、7.47(t,J=8.4Hz,1H)、6.68(dd,J=8.6,5.5Hz,2H)、4.85(d,J=8.3Hz,1H)、3.94(s,3H)、3.77(s,3H)、3.77(s,3H)、3.47−3.54(m,1H)、2.28(s,3H)、1.05(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:542.3(M+H)
+。
【0660】
[実施例309.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0661】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例309.0。 表題化合物は、308.0の鏡像異性体である。307.0のさらなる精製により、307.0を実施例308.0に記載のSFC条件に晒したときにICカラムから溶出した第2の異性体として309.0が生じた。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.44(d,J=1.5Hz,1H)、8.33(d,J=1.8Hz,1H)、8.15(d,J=1.3Hz,1H)、8.09(d,J=1.3Hz,1H)、7.60(s,1H)、7.47(t,J=8.6Hz,1H)、6.66−6.71(m,2H)、4.85(d,J=8.3Hz,1H)、3.95(s,3H)、3.78(s,3H)、3.77(s,3H)、3.47−3.54(m,1H)、2.28(s,3H)、1.05(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:542.3(M+H)
+。
【0662】
[実施例310.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0663】
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例310.1。 (1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(760mg、1.56mmol)実施例304.1を、(使用前にトルエンと共沸させておいた)をTHF(6mL)に溶解させ、次いで−78℃に冷却した。この混合物に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M、1.87mL、1.87mmol)、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加した。混合物を−78℃で15分間撹拌した。次いでヨードメタン(0.145mL、2.34mmol)のTHF(1.00mL、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)中溶液を滴下添加した。反応物を1.5時間室温に加温した。反応物を飽和NH
4Cl(水溶液)(25mL)でクエンチし、EtOAc(25mL)で希釈した。層を分離した。有機層をブライン(2×25mL)で洗浄し、次いでNa
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質をオレンジ色油状物として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(40g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物310.1(740mg、1.48mmol、収率95%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ 8.20(d,J=1.35Hz,1H)8.15(dd,J=9.60Hz,1H)7.15−7.18(m,4H)6.81−6.85(m,4H)4.97(dd,J=2.63,0.55Hz,1H)4.36(d,J=15.16Hz,2H)4.24−4.27(m,1H)4.19(d,J=15.16Hz,2H)3.97(s,3H)3.78(s,6H)3.43(s,3H)1.22(d,J=7.21Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:502.3(M+H)
+。
【0664】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例310.2。 310.1(737mg、1.47mmol)のDCM(5mL)中溶液に、無水アニソール(0.639mL、5.88mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を加え、続いてTFA(reagentplus、5.46mL、73.5mmol、Sigma−Aldrich Corp.、St.Louis、MO、USAから市販)を滴下添加した。反応混合物を室温で40時間撹拌した。次いで反応物を真空下において30℃で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、0〜40%B/A(B=3:1のEtOAc/EtOH、A=DCM)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(24g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物310.2(236mg、0.90mmol、収率62%)をオフホワイト色白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:262.1(M+H)
+。
【0665】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例310.0。 表題化合物310.0を、実施例Bに記載の手順を使用して3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン2.0(226mg、0.603mmol)および310.2(105mg、0.40mmol)から調製した。これにより、実施例310.0(159mg、0.24mmol、収率59%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.53(d,J=1.2Hz,1H)、8.45(d,J=1.5Hz,1H)、8.17(d,J=1.5Hz,1H)、8.09−8.12(m,1H)、7.95−7.98(m,1H)、7.49(t,J=8.4Hz,1H)、6.68−6.73(m,2H)、4.94(d,J=2.4Hz,1H)、3.96(s,3H)、3.78(s,3H)、3.76(s,3H)、3.39(qd,J=7.1,2.9Hz,1H)、3.26(s,3H)、2.40(s,3H)、1.20(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:556.3(M+H)
+。
【0666】
[実施例311.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0667】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例311.0。 310.0の精製により、表題化合物が生じ、この表題化合物は、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体だった:30×250mm CC4カラム付きのThar200 SFC上において50mL/分のMeOH(20mM NH
3)+50g/分のCO
2、100g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=30℃、出口圧力=100bar、波長=278nm。試料溶液(20mLの1:1のiPrOH:DCMに溶解させた115mgの310.0)を3.0mL注入;c=5.75mg/mL、注入1回当たり17.3mg)。サイクルタイム11分間、ランタイム13分間。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:11.09(br.s.,1H)、8.42(d,J=1.5Hz,1H)、8.32(d,J=1.8Hz,1H)、8.17(d,J=1.3Hz,1H)、8.10(s,1H)、7.59−7.61(m,1H)、7.46(t,J=8.5Hz,1H)、6.65−6.70(m,2H)、4.94(d,J=2.9Hz,1H)、3.95(s,3H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.38(qd,J=7.1,2.9Hz,1H)、3.27(s,3H)、2.27(s,3H)、1.20(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:556.3(M+H)
+。
【0668】
[実施例312.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0669】
【化278】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例312.0。 実施例312.0は、311.0の鏡像異性体である。310.0のさらなる精製により、表題化合物が生じ、この表題化合物は、310.0を311.0に記載のSFC条件に晒したときにCC4カラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:11.13(br.s.,1H)、8.42(d,J=1.2Hz,1H)、8.32(d,J=1.6Hz,1H)、8.17(d,J=1.3Hz,1H)、8.09−8.12(m,1H)、7.60(td,J=2.0,0.7Hz,1H)、7.46(t,J=8.6Hz,1H)、6.65−6.70(m,2H)、4.94(d,J=2.6Hz,1H)、3.95(s,3H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.38(qd,J=7.1,2.9Hz,1H)、3.27(s,3H)、2.27(s,3H)、1.20(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:556.3(M+H)
+。
【0670】
[実施例313.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0671】
【化279】
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(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例313.1。 500mL丸底フラスコに、EtOH中の(E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド(実施例10.05、2.5g、11.00mmol)、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(Sigma−Aldrich、0.800g、2.20mmol)および(R)−(−)−4、12−ビス(ジフェニルホスフィノ)[2.2]パラシクロファン(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(Strem Chemicals Inc.、0.481g、0.55mmol)を加えた。混合物を1atmのH
2下で16時間撹拌した。次いで固体を濾過した。固体をヘキサン中20%EtOAcで洗浄して、(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの混合物(1.39g、6.06mmol、収率55%)を得た。
【0672】
【化280】
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(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例313.2。 50mLフラスコに、DMF中の2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン1.0(439mg、2.25mmol)、炭酸セシウム(Sigma−Aldrich、195μL、2.44mmol)および(2R,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド313.2(430mg、1.875mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。250mLフラスコに、(2R,3S)−N−((2,6−ジメトキシフェニル)カルバモチオイル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−((2,6−ジメトキシフェニル)カルバモチオイル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(348mg、0.82mmol)、AcOH(Sigma−Aldrich、189μL、3.28mmol)、6−メトキシピコリノヒドラジド(Sigma−Aldrich、164mg、0.98mmol)、4mLのDMFおよび硝酸銀(Sigma−Aldrich、251mg、1.48mmol)を加えた。反応混合物を30分間にわたって室温で撹拌し、次いでEtOAcを加えた。反応混合物を濾過して、Ag
2Sを除去した。反応混合物を真空下で濃縮した。次に、1,4−ジオキサンおよびTFA(Sigma、Aldrich、304μL、4.10mmol)を混合物に加え、次いでこの混合物を110℃で16時間加熱した。反応を停止させ、溶液を、溶媒が少量になるまで減少させた。このようにして得られた物質を、Phenomenex Lunaカラム、5ミクロン、C8(2)、100Å、150×21.2mm、CH
3CN/H
2O中0.1%TFA、25分間で0〜70%の勾配を使用して逆相分取HPLCによって精製して、(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド313.2(126mg、0.23mmol、収率28.5%)を白色固体として得た。
【0673】
【化281】
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(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例313.0。 実施例313.2に上記されたように得られた混合物を、Thar80 SFC上において、250mm×20mm AS−H×AS−Hカラム上で15%MeOH/100bar CO
2を用いて直接精製した。第1の溶出フラクション(52.23mg、99%ee)は、(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、313.0だった。1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 1.36(d,J=7.04Hz,3H)1.39(d,J=7.04Hz,3H)2.30(s,3H)3.18(s,3H)3.69(s,3H)3.72(s,3H)3.75−3.84(m,1H)3.90(dd,J=6.85,5.67Hz,1H)6.60(t,J=7.61Hz,2H)6.71(dd,J=7.24,1.96Hz,1H)7.30(m,1H)7.57−7.66(m,2H)8.53(s,2H)、MS ESI(正)m/z:540.2(M+H)
+。
【0674】
[実施例314.0]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0675】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例314.0。 表題化合物は、実施例313.0に記載の条件を使用して、(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド314.0(19.96mg、96.1%ee)を得るための、第2の溶出フラクションだった。1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 1.36(d,J=7.04Hz,3H)1.39(d,J=7.04Hz,3H)2.30(s,3H)3.18(s,3H)3.69(s,3H)3.72(s,3H)3.75−3.84(m,1H)3.90(dd,J=6.85,5.67Hz,1H)6.60(t,J=7.61Hz,2H)6.71(dd,J=7.24,1.96Hz,1H)7.30(m,1H)7.57−7.66(m,2H)8.53(s,2H),MS ESI(正)m/z:540.2(M+H)
+。
【0676】
[実施例315.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0677】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例315.1。 フラスコに、N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)メタンスルホンアミド(4.0、396mg、0.78mmol)を装入し、トルエンと共沸させた。THF(3.5mL)を加え、反応物をドライアイス−アセトン浴中で冷却した。n−ブチルリチウム(2.5M、0.313mL、0.78mmol)の溶液を加え、反応物を10分間撹拌した。次に、5−フルオロピコリンアルデヒド(118mg、0.94mmol)のTHF(1.5mL)溶液を滴下添加した。反応物をドライアイス−アセトン浴中でさらに45分間撹拌し、次いで室温に加温し、さらに3時間撹拌した。反応物を飽和NH
4Clでクエンチし、EtOAcで抽出した。EtOAc層を乾燥させ、真空下で濃縮し、ヘキサン中0〜40%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物315.1(351mg、71%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:631.0(M+H)
+。
【0678】
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例315.0。 フラスコに、(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド(315.1、199mg、0.32mmol)を装入し、トルエンと共沸させた。トリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート(261mg、0.95mmol)をフラスコに加え、続いてDMF(2.5mL)を加えた。反応フラスコを窒素下で1時間70℃に加熱した。初期に得られた生成物を、Agilent SB C8カラム、CH
3CN/H
2O中0.1%TFA、25分間で20〜80%勾配の溶出を使用して逆相HPLCカラム上で直接精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、表題化合物315.0のTFA塩(138mg、収率68%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.43(d,J=2.74Hz,1H)7.74(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.58−7.67(m,3H)7.44(t,J=8.41Hz,1H)6.78(td,J=8.36,1.27Hz,3H)5.21(dd,J=8.61,3.33Hz,1H)3.75(s,3H)3.74(s,3H)3.65(dd,J=14.28,3.33Hz,1H)3.33(m,1H)3.19(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:531.0(M+H)
+。
【0679】
[実施例316.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0680】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例316.0。 ラセミ体315.0を、超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体に分離した。キラル分離条件(Lotus Inc.):OZ−H(2×25cm)、25%IPA/CO
2、100bar、70mL/分、220nm、注入量:1mL、6mg/mLのMeOH、により表題化合物316.0を、キラルカラムから出てきた第1のピークとして得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.39(d,J=2.15Hz,1H)7.72(t,J=7.80Hz,1H)7.54−7.63(m,3H)7.41(t,J=8.33Hz,1H)6.73−6.81(m,3H)5.18(dd,J=9.00,3.13Hz,1H)3.73(s,3H)3.71(s,3H)3.63(dd,J=14.28,3.13Hz,1H)3.26−3.36(m,1H)3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:531.0(M+H)
+。
【0681】
[実施例317.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0682】
【化286】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例317.0。 表題化合物は、315.0を実施例316.0に記載のSFC条件に晒したときにキラルカラムから出てきた第2のピークである。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.39(d,J=5.60Hz,1H)7.72(t,J=7.79Hz,1H)7.54−7.63(m,3H)7.41(t,J=8.51Hz,1H)6.70−6.83(m,3H)5.18(dd,J=8.80,3.13Hz,1H)3.73(s,3H)3.71(s,3H)3.63(dd,J=14.28,3.13Hz,1H)3.27−3.35(m,1H)3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:531.0(M+H)
+。
【0683】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例315.0の手順に従って合成した。
【0684】
【表14】
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【0685】
[実施例328.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0686】
【化287】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例328.1。 フラスコに、(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリジン−2−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド(実施例315.1、166mg、0.26mmol)を装入し、トルエンと共沸させた。THF(3mL)をフラスコに加え、次いでNaH(13.68mg、0.34mmol)を加えた。11分後、MeI(0.023mL、0.37mmol)を加えた。撹拌を周囲温度で終夜継続した。顕著な量の生成物の消失が観察された。NH
4Clの飽和溶液を加え、反応物をEtOAcで抽出した。EtOAc層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた残留物を、ヘキサン中のEtOAcの勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物328.1(60mg、収率35%)を泡状の固体として得た。
【0687】
【化288】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例328.0。 表題化合物328.0を、実施例315.0に記載の手順に従って328.1から調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.44(d,J=2.93Hz,1H)7.71(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.57−7.65(m,2H)7.46−7.51(m,1H)7.41(t,J=8.27Hz,1H)6.73−6.80(m,3H)4.79−4.83(m,1H)3.73(s,3H)3.73(s,3H)3.43−3.46(m,2H)3.20(s,3H)3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.0(M+H)
+。
【0688】
[実施例329.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0689】
【化289】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例329.0。 ラセミ体328.0を、Lotus Inc.による超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体に分離した。分離条件:AS−H(2×15cm)25%EtOH/CO
2、100bar 60mL/分、220nm 注入量:1mL、6mg/mLのMeOH。表題化合物329.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.44(d,J=2.93Hz,1H)7.72(dd,J=7.43,0.39Hz,1H)7.61(m,2H)7.47−7.51(m,1H)7.41(t,J=8.23Hz,1H)6.76(m,3H)4.79−4.83(m,1H)3.73−3.74(m,3H)3.73(s,3H)3.43−3.47(m,2H)3.20(s,3H)3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.0(M+H)
+。
【0690】
[実施例330.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【0691】
【化290】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例330.0。 表題化合物は、328.0を実施例329.0に記載のSFC条件に晒したときにキラルカラムから溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.44(d,J=2.74Hz,1H)7.71(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.59−7.65(m,2H)7.46−7.51(m,1H)7.38−7.44(m,1H)6.72−6.80(m,3H)4.79−4.83(m,1H)3.73(s,3H)3.73(s,3H)3.42−3.47(m,2H)3.20(s,3H)3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:545.0(M+H)
+。
【0692】
[実施例331.0]
(R)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0693】
【化291】
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(R)−2−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例331.1。 表題化合物を、実施例315.0に記載されている手順と同じ手順に従って、5−ブロモピコリンアルデヒドを用いて調製した。LCMS−ESI(正)m/z:592.8(M+H)
+。
【0694】
【化292】
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(R)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例331.0。 マイクロ波管に、(R)−2−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド(331.1、140mg、0.24mmol)、シアン化亜鉛(24.64μL、0.39mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(54.7mg、0.047mmol)を装入した。脱気したDMF(1.9mL)をマイクロ波管に加え、混合物を再び脱気した。管をマイクロ波照射装置内において120℃で1時間加熱した。反応混合物を、EtOAcと水との間で分配した。EtOAc層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質を、Agilent SB C8カラム、CH
3CN/H
2O中0.1%TFA、25分間で20〜80%勾配の溶出を使用して逆相HPLCカラム上で精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、表題化合物のTFA塩(40mg、収率26%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.80(d,J=2.15Hz,1H)、7.97(dd,J=8.12,2.05Hz,1H)、7.73(d,J=8.22Hz,1H)、7.60−7.66(m,2H)、7.37(t,J=8.41Hz,1H)、6.73(dd,J=7.53,1.47Hz,1H)、6.64(dd,J=8.61,5.48Hz,2H)、5.32(dd,J=9.59,1.37Hz,1H)、3.79(dd,J=14.09,1.96Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.28(dd,J=14.09,9.78Hz,1H)、3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:538.0(M+H)
+。
【0695】
[実施例332.0]
(R)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0696】
【化293】
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(R)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、332.0。 ラセミ体331.0を、下記の条件による超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体に分離した:250×21mm ICカラム付きのThar80 SFC上において27.5g/分のMeOH(ニート)+27.5g/分のCO
2、55g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=24℃、出口圧力=100bar、波長=222nm。13mLの7:6のMeOH:DCMに溶解させた32mgの試料1.2mLを注入、c=2.46mg/mL、すなわち注入1回当たり2.95mg。サイクルタイム10分間、ランタイム=13分間。表題化合物332.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.95(dd,J=2.15,0.59Hz,1H)、8.30(dd,J=8.22,2.15Hz,1H)、7.80(m,J=8.22Hz,1H)、7.67(d,J=8.02Hz,1H)、7.58(dd,J=7.43,0.59Hz,1H)、7.40(t,J=8.51Hz,1H)、6.82(d,J=8.22Hz,1H)、6.78(d,J=8.61Hz,2H)、5.06(dd,J=8.31,3.42Hz,1H)、3.64(s,3H)、3.63(s,3H)、3.55(dd,J=14.18,3.42Hz,1H)、3.24(dd,J=13.89,8.22Hz,1H)、3.10(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:538.0(M+H)
+。
【0697】
[実施例333.0]
(R)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0698】
【化294】
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(R)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(S)−2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例333.0。 実施例333.0は、331.0を実施例332.0に記載のSFC条件に晒したときにキラルカラムから溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ 8.79(br.s.,1H)、7.99(dd,J=8.31,1.86Hz,1H)、7.72(d,J=8.22Hz,1H)、7.58−7.68(m,2H)、7.41(t,J=8.51Hz,1H)、6.73(dd,J=7.92,0.88Hz,1H)、6.68(dd,J=8.61,4.89Hz,2H)、5.24(d,J=9.98Hz,1H)、3.73−3.75(m,4H)、3.71(s,3H)、3.21(dd,J=14.18,9.88Hz,1H)、3.16(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:538.0(M+H)
+。
【0699】
[実施例334.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドの調製
【0700】
【化295】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミド、実施例334.0。 表題化合物334.0を、実施例315.0に記載の手順に従って、5−メチルイソオキサゾール−3−カルボアルデヒドを用いて調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 7.71(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)、7.61(dd,J=7.43,0.78Hz,1H)、7.41(t,J=8.34Hz,1H)、6.73−6.78(m,3H)、6.16(d,J=0.59Hz,1H)、5.20(dd,J=7.82,4.30Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.41−3.46(m,2H)、3.17(s,3H)、2.40(d,J=0.98Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:517.0(M+H)
+。
【0701】
[実施例335.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドの調製
【0702】
【化296】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミド、実施例335.0。 ラセミ化合物334.0を、超臨界流体クロマトグラフィーによって分離した。分離条件は、下記のとおりだった:250×30mm ADカラム付きのThar200上において40g/分のMeOH(20mM NH
3)+60g/分のCO
2、100g/分の40%共溶媒を用いるラン。温度25℃、波長297nm。12mLの7:5のMeOH:DCMに溶解させた110mgの試料の溶液を0.5mL注入;c=9.2mg/mL;4.6mg/注入。サイクルタイム5.3分間;ランタイム=11分間。表題化合物335.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 7.70(t,J=7.76Hz,1H)、7.59(d,J=7.43Hz,1H)、7.40(t,J=8.51Hz,1H)、6.71−6.78(m,3H)、6.17(s,1H)、5.21(dd,J=7.53,4.60Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.71(s,3H)、3.39−3.50(m,2H)、3.16(s,3H)、2.39(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:517.0(M+H)
+。
【0703】
[実施例336]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドの調製
【0704】
【化297】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミド、実施例336.0。 表題化合物336.0を、実施例315.0に記載の手順に従って、3−メチルイソオキサゾール−5−カルボアルデヒドを用いて調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 7.72(dd,J=8.31,7.53Hz,1H)、7.61(dd,J=7.43,0.78Hz,1H)、7.41(t,J=8.51Hz,1H)、6.76(m,3H)、6.21(s,1H)、5.21(dd,J=8.12,4.01Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.38−3.51(m,2H)、3.17(s,3H)、2.25(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:517.0(M+H)
+。
【0705】
[実施例337.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドの調製
【0706】
【化298】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミド、実施例337.0。 ラセミ体336.0を、超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体に分離した。分離条件(Lotus Inc.による):AD−H(2×15cm)、22%の1:1のACN:MeOH/CO
2、100bar、60mL/分、220nm。注入量:0.7mL、10mg/mLの1:3のDCM:MeOH。表題化合物337.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 7.71(t,J=7.68Hz,1H)、7.61(d,J=7.19Hz,1H)、7.41(t,J=8.51Hz,1H)、6.73−6.79(m,3H)、6.21(s,1H)、5.21(dd,J=8.22,4.11Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.71(s,3H)、3.38−3.52(m,2H)、3.17(s,3H)、2.25(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:517.0(M+H)
+。
【0707】
[実施例338.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドの調製
【0708】
【化299】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)エタンスルホンアミド、実施例338.0。 実施例338.0は、336.0を実施例337.0に記載のSFC条件に晒したときにキラルカラムから溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 7.71(dd,J=8.22,7.43Hz,1H)7.61(d,J=7.19Hz,1H)7.41(t,J=8.51Hz,1H)6.73−6.79(m,3H)6.21(s,1H)5.21(dd,J=8.12,4.01Hz,1H)3.73(s,3H)3.71(s,3H)3.38−3.52(m,2H)3.17(s,3H)2.25(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:517.0(M+H)
+。
【0709】
[実施例339.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【0710】
【化300】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、実施例339.0。 表題化合物339.0を、実施例315.0に記載の手順に従って、5−メチルピリミジン−2−カルボアルデヒドを用いて調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.66(s,2H)、7.71(t,J=7.89Hz,1H)、7.60(d,J=7.26Hz,1H)、7.40(t,J=8.26Hz,1H)、6.72−6.79(m,3H)、5.25(dd,J=7.63,4.11Hz,1H)、3.70−3.76(m,7H)、3.47(dd,J=14.28,7.83Hz,1H)、3.17(s,3H)、2.35(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.0(M+H)
+。
【0711】
[実施例340.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【0712】
【化301】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、実施例340.0。 ラセミ体339.0を、Lotus Inc.による超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体に分離した。分離条件:AD−H(2×15cm)、35%の1:1のACN:MeOH/CO
2、100bar、65mL/分、220nm、注入量:0.6mL、9mg/mLの1:1のDCM:MeOH。表題化合物340.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.62(s,2H)、7.71(t,J=7.83Hz,1H)、7.60(d,J=7.29Hz,1H)、7.40(t,J=8.51Hz,1H)、6.70−6.81(m,3H)、5.23(dd,J=8.02,4.11Hz,1H)、3.68−3.79(m,7H)、3.45(dd,J=14.09,8.02Hz,1H)、3.17(s,3H)、2.33(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.0(M+H)
+。
【0713】
[実施例341.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【0714】
【化302】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、実施例341.0。 実施例341.0は、339.0を実施例340.0に記載のSFC条件に晒したときにキラルカラムから溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.62(s,2H)、7.71(t,J=7.29Hz,1H)、7.60(d,J=7.13Hz,1H)、7.40(t,J=8.51Hz,1H)、6.72−6.78(m,3H)、5.23(dd,J=7.92,4.21Hz,1H)、3.73(m,7H)、3.46(dd,J=14.28,8.02Hz,1H)、3.17(s,3H)、2.33(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.0(M+H)
+。
【0715】
[実施例342.0]
(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0716】
【化303】
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(1S,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン−2−スルホンアミド、実施例342.1。 (1S,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド(実施例Cに記載の手順に従って調製した)(308mg、0.987mmol)を、トルエンと共沸させた。次いでDMAP(12.05mg、0.099mmol)およびtert−ブチルクロロジメチルシラン(178mg、1.18mmol)、続いてDCM(8mL)およびTEA(0.358mL、2.57mmol)を加えた。反応物を室温で16時間撹拌した。反応生成物を真空下で濃縮し、ヘキサン中0〜20%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドゴールドシリカゲルカラムに通すクロマトグラフィーによって精製して、342.1(372mg、88%)を油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:427.9(M+H)
+。
【0717】
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例342.2。 実施例Aに記載の手順に従い、初期段階において70℃で終夜加熱して調製し、、表題化合物342.2(149mg68%))を得た。LCMS−ESI(正)m/z:722.0(M+H)
+。
【0718】
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例342.3。 マイクロ波管に、342.2(146mg、0.20mmol)、シアン化亜鉛(39.0mg、0.33mmol、Alfa Aesar)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(46.8mg、0.041mmol、Strem Chemicals Inc.)を装入した。アルゴンで脱気したDMF(1.7mL)を加え、混合物をアルゴンでさらに脱気した。混合物をマイクロ波照射装置内において120℃で1時間加熱し、次いで反応物を水で希釈し、DCMで抽出した。DCM層を乾燥させ、濃縮し、DCM中0〜8%MeOHの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドゴールドシリカゲルカラムに通すクロマトグラフィーによって精製して、342.3(65mg)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:667.1(M+H)
+。
【0719】
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例342.0。 フラスコに、342.3(65mg、0.097mmol)を装入し、このフラスコに、トリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート(IV)(81mg、0.292mmol)、続いてDMF(1.2mL)を加えた。反応物を70℃で1時間加熱した。反応混合物を、Agilent SB C8カラム、CH
3CN/H
2O中0.1%TFA、25分間で30〜80%の勾配を使用する逆相HPLCによって直接精製した(220nmで視認可能だったピークを収集した。)。所望のフラクションを凍結乾燥させて、表題化合物342.0(34.5mg)を、
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.49(d,J=1.37Hz,1H)、8.37(d,J=1.76Hz,1H)、7.79−7.85(m,1H)、7.62−7.74(m,1H)、7.47−7.61(m,3H)、6.78−6.86(m,2H)、5.64(s,1H)、3.81(br.s,3H)、3.77(br.s,3H)、3.21−3.27(m,1H)、2.29−2.37(m,3H)、1.01−1.21(m,3H)によって決定される6:1のジアステレオマー比のTFA塩(白色固体)として得た。LCMS−ESI(正)m/z:553.0(M+H)
+。
【0720】
[実施例343.0]
(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0721】
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例343.0。 ラセミ体342.0(6:1のジアステレオマー比)を、超臨界流体クロマトグラフィーによって4つの異性体に分離し、主要なジアステレオマー対から2つの異性体のみをキャラクタリゼーションした。副次的なジアステレオマー対からのピークは、キャラクタリゼーションしなかった。ラセミ体342.0を、2つの段階を使用して精製した。第1の精製からのピーク1には、3つの異性体が含まれており、これらの異性体を、第2の段階を使用して精製した。段階1:250×30mm AS−Hカラム付きのThar80 SFC上において20g/分のMeOH(ニート)+60g/分のCO
2、80g/分の25%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=227nm。13mLのMeOH(10%DCM)に溶解させた17mgの試料の溶液を0.5mL注入 c=5.4mg/mL、注入1回当たり2.7mg。サイクルタイム7.0分間、ランタイム=14分間。ピーク1をドライダウンし、濃縮し、5mLのMeOHに再懸濁させた。段階2:250×30mm CC4カラム付きのThar80 SFC上において38g/分のMeOH(ニート)+41g/分のCO
2、80g/分の48%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=227nm。0.3mL注入 サイクルタイム5.50分間、ランタイム=16.0分間。表題化合物343.0は、キラルカラムからの主要なジアステレオマー対の第1のピーク(より速く溶出する)だったが、この表題化合物343.0は、段階2の精製においても主要なピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.40(br.s.,1H)、8.30(br.s.,1H)、7.66−7.74(m,2H)、7.57(dd,J=7.92,1.47Hz,1H)、7.46−7.53(m,2H)、6.74−6.85(m,2H)、5.69(s,1H)、3.77(s,3H)、3.75(s,3H)、3.32−3.30(m,1H)、2.27(s,3H)1.17(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:553.0(M+H)
+。
【0722】
[実施例344.0]
(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0723】
【化308】
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(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例344.0。 実施例344.0は、実施例343.0に記載の主要なジアステレオマーのキラル分離からの第2のピーク(この第2のピークは、段階1の精製からのピーク2である。)だった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.21−8.59(m,2H)、7.66−7.75(m,2H)、7.58(dd,J=8.12,1.27Hz,1H)、7.49−7.55(m,2H)、6.82(dd,J=8.41,5.87Hz,2H)、5.65(s,1H)、3.80(s,3H)、3.77(s,3H)、3.22−3.28(m,1H)、2.29−2.32(m,3H)、1.16−1.19(m,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:553.0(M+H)
+。
【0724】
[実施例345]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0725】
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例345.1。 表題化合物345.1を、12.0および5−フルオロピコリンアルデヒドを使用して実施例Cの手順に従って調製した。アルドール反応ステップの主要なジアステレオマー対を単離した。
【0726】
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例345.0。 表題化合物345.0を、345.1、1.0および3.11を用いて、実施例Aに記載の手順と同じ手順を使用して調製した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.51(br.s,1H)、8.34−8.43(m,2H)、7.81−7.86(m,1H)、7.58−7.63(m,2H)、7.53(t,J=8.51Hz,1H)、6.77−6.86(m,2H)、5.35−5.41(m,1H)、3.79(s,3H)、3.76(s,3H)、3.58−3.65(m,1H)、2.32−2.35(m,3H)、1.10(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:529.1(M+H)
+。
【0727】
[実施例346.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0728】
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例346.0。 ラセミ体345.0を、超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体にキラル分離した。分離条件:250×30mm AD−Hカラム付きのThar200上において33mL/分のMeOH(ニート)+77g/分のCO
2、110g/分の30%共溶媒を用いるラン。温度20℃、波長273nm。12mLの5:1のMeOH:DCMに溶解させた192mgの試料の溶液を1.5mL注入;c=16mg/mL;16.0mg/注入。サイクルタイム5.5分間、ランタイム=11分間。表題化合物346.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.42−8.45(m,1H)、8.40(t,J=1.47Hz,1H)、8.32(d,J=1.96Hz,1H)、7.68−7.74(m,1H)、7.59(dd,J=6.75,1.86Hz,2H)、7.51(t,J=8.51Hz,1H)、6.76−6.84(m,1H)、5.38(s,1H)、3.78(s,3H)、3.76(s,3H)、3.62(qd,J=7.01,1.86Hz,1H)、2.26−2.35(m,3H)、1.10(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:529.0(M+H)
+。
【0729】
[実施例347.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0730】
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例347.0。 表題化合物347.0は、345.0を実施例346.0に記載のSFC条件に晒したときにキラルカラムから溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.46−8.50(m,1H)、8.39−8.43(m,1H)、8.34−8.38(m,1H)、7.80(d,J=0.78Hz,1H)、7.58−7.63(m,2H)、7.52(t,J=8.51Hz,1H)、6.77−6.87(m,2H)、5.36−5.40(m,1H)、3.79(s,3H)、3.76(s,3H)、3.62(qd,J=7.01,2.05Hz,1H)、2.33(s,3H)、1.10(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:529.0(M+H)
+。
【0731】
[実施例348.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0732】
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例348.0。 表題化合物348.0を、2.0、1.0、13.0および5−フルオロピコリンアルデヒドを使用して実施例Aおよび実施例Cに記載の手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.52(br.s,1H)、8.35−8.43(m,2H)、7.81−7.87(m,1H)、7.57−7.64(m,2H)、7.52(t,J=8.56Hz,1H)、6.81(dd,J=8.56,2.20Hz,2H)、5.15−5.23(m,1H)、3.78(s,3H)、3.77(s,3H)、3.59−3.69(m,1H)、3.32−3.36(m,1H)、2.34(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:515.0(M+H)
+。
【0733】
[実施例349.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0734】
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例349.0。 ラセミ体348.0を、超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体に精製した(分離条件:IA(2×15cm)カラム、25%MeOH/CO
2、100bar、65mL/分、220nm。注入量:0.5mL、1mg/mLの1:1のDCM:MeOH。)。表題化合物349.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.47(br.s,1H)、8.48(d,J=3.32Hz,2H)、8.20(s,1H)、7.71(td,J=8.81,2.90Hz,1H)、7.58−7.61(m,1H)、7.50(s,2H)、6.82(d,J=8.50Hz,2H)、5.51(br.s,1H)、4.96−5.07(m,1H)、3.70(s,3H)、3.68(s,3H)、3.53(dd,J=14.10,3.32Hz,1H)、3.22(dd,J=14.10,8.50Hz,1H)、3.17(d,J=5.18Hz,1H)、2.22−2.26(m,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:514.9(M+H)
+。
【0735】
[実施例350.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0736】
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、350.0。 実施例350.0は、348.0を実施例349.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.38−13.55(m,1H)、8.44−8.51(m,2H)、8.20(d,J=1.87Hz,1H)、7.71(td,J=8.81,2.90Hz,1H)、7.60(s,1H)、7.46−7.56(m,2H)、6.82(d,J=8.50Hz,2H)、5.53(br.s,1H)、4.97−5.07(m,1H)、3.70(s,3H)、3.68(s,3H)、3.53(dd,J=14.10,3.32Hz,1H)、3.19−3.26(m,1H)、3.17(d,J=5.18Hz,1H)、2.25(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:514.9(M+H)
+。
【0737】
[実施例351.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0738】
【化316】
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(1R,2R)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例351.1。 表題化合物を、実施例Cに記載の手順に従って調製した。表題化合物351.1は、反応物から単離された主要なジアステレオマーである。LCMS−ESI(正)m/z:475.0(M+H)
+。
【0739】
【化317】
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(1R,2R)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例351.2。 (1R,2R)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−(5−フルオロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(351.1、943mg、1.99mmol)をトルエンと共沸させた。メチルテトラヒドロフラン(20mL)を加え、反応物を−78℃に冷却した。次いでカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M、2.39mL、2.39mmol))を加えた。得られた混合物を10分間撹拌し、次いでヨウ化メチル(373μL、5.96mmol)を−78℃で滴下添加した。次いで混合物を−78℃で2時間撹拌した。次に、反応物を−15℃に加温し、1時間撹拌した。LCMSにより、反応の>95%が完了したことが示された。飽和塩化アンモニウム溶液を冷溶液に加え、反応物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。残留物を、同じ手順に従って実施された、500mgスケールの反応物と合わせ、ヘキサン中0〜45%EtOAcの勾配によってRedi−Sepプレパックドゴールドシリカゲルカラム上で一緒に精製して、表題化合物351.2.(1.34g、収率90%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:489.0(M+H)
+。
【0740】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例351.0。 表題化合物351.0を、実施例Cに記載の手順および実施例Aに記載の下記の手順に従って調製して、351.0を得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ 11.19(br.s,1H)、8.43(d,J=2.93Hz,2H)、8.33(d,J=1.56Hz,1H)、7.58−7.68(m,1H)、7.35−7.52(m,3H)、6.68(dd,J=8.61,4.11Hz,2H)、4.98(d,J=2.54Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.41(qd,J=7.04,2.54Hz,1H)、3.27(s,.3H)、2.29(s,3H)、1.13(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:543.0(M+H)
+。
【0741】
[実施例352.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0742】
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例352.0。 ラセミ体351.0を、超臨界流体クロマトグラフィーによって2つの鏡像異性体にキラル分離した。分離条件は、下記のとおりだった:カラム:Chiralpak AD−H、2.1×15cm;移動相:50%IPA/50%CO
2;流量:80g/分;SFC出口圧力:100bar;波長:274nm;25mg/mLになるまで1:1のMeOH:DCMに溶解させた試料;分取式注入ごとに1.0mLの試料溶液または25mgの試料を導入。表題化合物352.0は、キラルカラムから出てきた第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.40−8.49(m,2H)、8.32(d,J=1.57Hz,1H)、7.70−7.73(m,1H)、7.62(td,J=8.61,2.93Hz,1H)、7.44−7.53(m,2H)、6.79(d,J=8.61Hz,2H)、4.95−5.03(m,1H)、3.78(s,3H)、3.75(s,3H)、3.40(qd,J=7.04,2.54Hz,1H)、3.26(s,3H)、2.30(s,3H)、1.14(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:543.0(M+H)
+。
【0743】
[実施例353.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0744】
【化320】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例353.0。 実施例353.0は、351.0を実施例352.0に記載のSFC条件に晒したときにカラムから溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.40−8.49(m,2H)、8.27−8.35(m,1H)、7.68−7.75(m,1H)、7.62(td,J=8.61,2.93Hz,1H)、7.41−7.53(m,2H)、6.79(d,J=8.61Hz,2H)、5.00(d,J=2.54Hz,1H)、3.78(s,3H)、3.75(s,3H)、3.40(qd,J=7.01,2.45Hz,1H)、3.26(s,3H)、2.30(s,3H)、1.14(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:543.0(M+H)
+。
【0745】
[実施例354.0]
(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0746】
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例354.1。 表題化合物を、5.0および4−ブロモ−2−フルオロベンズアルデヒドを使用して実施例Cに記載の手順に従って調製した。LCMS−ESI 正 m/z:347.9(M+Na)
+。
【0747】
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例354.0。 表題化合物を、354.1、1.0および3.11を用いて、実施例Aに記載の手順に従って調製した。表題化合物354.0を、ジアステレオマーの3:1混合物として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.50(s,1H)、8.34−8.41(m,1H)、7.81−7.87(m,1H)、7.47−7.63(m,4H)、6.79−6.85(m,2H)、5.24(d,J=2.54Hz,1H)、3.79(m,J=9.80Hz,6H)、3.03−3.24(m,4H)、2.31−2.37(m,3H)、1.04−1.23(m,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:567.0(M+H)
+。
【0748】
[実施例355.0]
(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0749】
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例355.0。 ラセミ化合物354.0を、超臨界流体クロマトグラフィーによって4つの異性体に分離した。第4の溶出ピークは、十分な量がなかったので、キャラクタリゼーションしなかった。分離条件:段階1:キラル精製(159mg):400×mm AD−Hカラム付きのThar80 SFC上において28g/分のEtOH(ニート)+52g/分のCO
2、80g/分の35%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=275nm。17mLの10:7のMeOH:DCMに溶解させた159mgの試料を1.3mL注入;c=9.35mg/mL、注入1回当たり12.15mg。サイクルタイム11分間、ランタイム20分間。段階2:キラル精製(94mg):250×21+150×21mm AD−Hカラム付きのThar80 SFC上において15g/分のEtOH(ニート)+45g/分のCO
2、60g/分の25%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=275nm。6mLの(5:1)MeOH:DCMに溶解させた92mgの試料を0.15mL注入;c=15.3mg/mL、すなわち注入1回当たり2.3mg。サイクルタイム=10分間、ランタイム=22分間。段階3:キラル精製(20.5mg):250×30mm CC4カラム付きのThar80 SFC上において40g/分のMeOH(20mM NH
3)+40g/分のCO
2、80g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=275nm。4mLのMeOHに溶解させた20.5mgの試料を0.3mL注入;c=5.1mg/mL、すなわち注入1回当たり1.5mg。サイクルタイム=4.7分、ランタイム=9.6分間。表題化合物355.0は、キラル分離からの主要なジアステレオマーの第1の溶出ピーク(段階2、ピーク2)だった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.43(s,1H)、8.32(br.s,1H)、7.71(br.s.,1H)、7.45−7.64(m,4H)、6.80(d,J=8.41Hz,2H)、5.18−5.30(m,1H)、3.79(s,3H)、3.77(s,3H)、3.12−3.23(m,4H)、2.30(s,3H)、1.19(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:567.0(M+H)
+。
【0750】
[実施例356.0]
(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0751】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例356.0。 実施例356.0は、354.0を実施例355.0に記載の同じSFC条件に晒したときにキラル分離からの主要なジアステレオマーの第2のピークだった(段階1、ピーク2)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.43(d,J=1.37Hz,1H)、8.32(m,J=2.00Hz,1H)、7.71(d,J=0.78Hz,1H)、7.53−7.62(m,3H)、7.50(t,J=8.51Hz,1H)、6.81(d,J=8.61Hz,2H)、5.24(d,J=2.74Hz,1H)、3.15−3.22(m,4H)、2.26−2.33(m,3H)、1.19(d,J=7.04Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:567.0(M+H)
+。
【0752】
[実施例357.0]
(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0753】
【化325】
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(1R,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(4−シアノ−2−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例357.0。 実施例357.0は、354.0を実施例355.0に記載の同じSFC条件に晒したときにキラル分離からの副次的なジアステレオマーの第1のピークだった(段階3、ピーク2)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.43(br.s,1H)、8.31(br.s,1H)、7.69(s,1H)、7.48−7.61(m,4H)、6.76−6.84(m,2H)、4.86−4.89(m,1H)、3.79(s,3H)、3.77(s,3H)、3.39−3.47(m,1H)、3.07(s,3H)、2.29(s,3H)、2.27−2.32(m,3H)、1.06(d,J=7.05Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:567.0(M+H)
+。
【0754】
[実施例358.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0755】
【化326】
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(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例358.0。 21.0(88mg、0.14mmol)のEtOH(1.4mL)中溶液に、12N HCl水溶液(57mL、0.68mmol)を加えた。反応物を、完了まで室温で撹拌し、次いで水とEtOAcとの間で分配した(2×)。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:DCM中0〜5%IPA)によって精製して、ラセミ体状アルコール生成物(52mg、収率70%)を白色固体として得た。次いでキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。250×30mm AD−Hカラム付きのThar350 SFC上において48g/分のIPA(ニート)+72g/分のCO
2(40%共溶媒)100g/分を用いるラン。出口圧力=100bar;温度=19℃;波長=215nm。8mLの(5:3)MeOH:DCM中の50mgの試料を0.8mL注入、すなわち6.2mg/mL、結果として注入1回当たり5.0mg。サイクルタイム8.3分間、ランタイム15分間。第1の溶出ピークは、(13.0mg):358.0だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.03(br.s.,1H)、8.59(s,2H)、8.48(br.s.,1H)、8.35(br.s.,1H)、7.73(br.s.,1H)、7.43(t,J=8.4Hz,1H)、6.64(dd,J=8.2,6.2Hz,2H)、5.07(d,J=6.6Hz,1H)、3.69−3.84(m,7H)、2.34(s,3H)、1.29(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.2(M+H)
+。
【0756】
[実施例359.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0757】
【化327】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例359.0。 実施例358.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピーク359.0(11.3mg)を得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.03(br.s.,1H)、8.59(s,2H)、8.48(br.s.,1H)、8.35(br.s.,1H)、7.76(br.s.,1H)、7.43(t,J=8.6Hz,1H)、6.65(dd,J=8.3,6.1Hz,2H)、5.07(d,J=6.4Hz,1H)、3.70−3.85(m,7H)、2.36(s,3H)、1.29(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.2(M+H)
+。
【0758】
[実施例360.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0759】
【化328】
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(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド)または(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例360.0。 実施例359.0および実施例358.0に記載の生成物(83mg、0.16mmol)のTHF(1.6mL)中1:1混合物に、水素化ナトリウムの鉱油中60%分散物(31mg、0.78mmol)を加え、直後にヨードメタン(20μL、0.31mmol)をシリンジにより加えた。反応物を室温で5時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。混合物をDCM(3×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:DCM中0〜10%IPA)によって精製して、ラセミ体状メチルエーテル生成物(15mg、収率18%)を白色固体として得た。次いでキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。キラル精製(15mg):250×30mm CC4カラム付きのThar80 SFC上において40g/分のMeOH(ニート)+40g/分のCO
2、80g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=25℃、出口圧力=100bar、波長=215nm。3mLのMeOHに溶解させた15mgの試料の溶液0.5mLを手動により注入;c=5.0mg/mL、注入1回当たり2.5mg。ランタイム=25分間。第1の溶出ピークは、実施例360(1.5mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.63(s,2H)、8.45(s,1H)、8.33(s,1H)、7.69(br.s.,1H)、7.40(t,J=8.4Hz,1H)、6.58−6.66(m,2H)、4.82(d,J=6.6Hz,1H)、3.71−3.82(m,7H)、3.24(s,3H)、2.32(s,3H)、1.24(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:544.1(M+H)
+。
【0760】
[実施例361.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0761】
【化329】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例361.0。 実施例360.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピーク361.0(4.4mg)を得た:
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.63(s,2H)、8.45(s,1H)、8.33(s,1H)、7.68(s,1H)、7.40(t,J=8.4Hz,1H)、6.59−6.67(m,2H)、4.82(d,J=6.6Hz,1H)、3.69−3.83(m,7H)、3.24(s,3H)、2.32(s,3H)、1.23(d,J=7.3Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:544.1(M+H)
+。
【0762】
[実施例362.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0763】
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例362.0。 実施例Aの手順に従って、20.0(700mg、2.00mmol)、6−メトキシピコリノヒドラジド(402mg、2.40mmol)および1.0(411mg、2.10mmol)を一緒にした。完了後、次いで反応混合物を冷却し、アンモニアのMeOH中7N溶液(2.29mL、16.0mmol)で直接クエンチした。得られた混合物を濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:純粋なヘキサンから純粋なEtOAcまで勾配をかける)によって精製して、ラセミ体状アルコール生成物(551mg、収率51%)を白色固体として得た。50mgの量のラセミ体状アルコールを、キラル超臨界流体クロマトグラフィーによって精製して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。IC(2×15cm)40%EtOH/CO
2、100barの60mL/分、220nm。注入量:1mL、5mg/mL EtOH。第1の溶出ピークを、実施例362.0(18.0mg)として割り当てたた。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.00(s,1H)、8.58(s,2H)、7.54−7.69(m,2H)、7.34(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(dd,J=7.8,1.2Hz,1H)、6.56−6.66(m,2H)、5.07(dd,J=6.6,5.1Hz,1H)、3.68−3.80(m,7H)、3.17(s,3H)、1.27(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:546.0(M+H)
+。
【0764】
[実施例363.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0765】
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例363.0。 実施例362.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピークを得、この第2の溶出ピークは、実施例363.0(16.1mg)として帰属した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.02(br.s.,1H)、8.60(s,2H)、7.56−7.66(m,2H)、7.36(t,J=8.4Hz,1H)、6.73(dd,J=7.7,1.3Hz,1H)、6.56−6.66(m,2H)、5.07(d,J=6.6Hz,1H)、3.68−3.80(m,7H)、3.18(s,3H)、1.29(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:546.0(M+H)
+。
【0766】
[実施例364.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0767】
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、364.0。 THF(3.7mL)中の実施例362.0および実施例363.0に記載の生成物の1:1混合物(200mg、0.37mmol)に、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物(73mg、1.83mmol))を加え、直後にヨードメタン(69μL、1.10mmol)をシリンジにより加えた。反応物を室温で16時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。混合物をEtOAc(3×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:DCM中0〜10%IPA)によって精製して、初期生成物を得た。次いで初期生成物を逆相分取HPLC(Sunfire 10μM C18カラム、溶離液:20分間で水中35〜55%ACN、両方の溶媒が0.1%TFAを含有していた。)によって再精製して、ラセミ体状メチルエーテル生成物(51mg、収率25%)を白色固体として得た。次いでキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。分取式の方法:分析方法:AS−H(2×25cm)20%MeOH/CO
2、100bar、65mL/分、220nm、注入量:1mL、4mg/mL 1:3のDCM:MeOH。第1の溶出ピーク(364.0、15.0mg)。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.30(br.s.,1H)、8.64(s,2H)、7.58−7.69(m,2H)、7.33(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(d,J=7.8Hz,1H)、6.57−6.66(m,2H)、4.84(d,J=6.6Hz,1H)、3.74−3.82(m,4H)、3.71(s,3H)、3.25(s,3H)、3.18(s,3H)、1.23(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:560.2(M+H)
+。
【0768】
[実施例365.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0769】
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例365.0。 実施例364.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピーク(365.0、16.7mg)を得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.63(s,2H)、7.55−7.67(m,2H)、7.31(t,J=8.4Hz,1H)、6.69(dd,J=7.7,1.3Hz,1H)、6.56−6.65(m,2H)、4.83(d,J=6.8Hz,1H)、3.72−3.81(m,4H)、3.69(s,3H)、3.23(s,3H)、3.17(s,3H)、1.22(d,J=7.3Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:560.2(M+H)
+。
【0770】
[実施例366.0]
(S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0771】
【化334】
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(S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例366.0。 実施例Bの手順に従って、23.0(100mg、0.42mmol)および2.0(190mg、0.51mmol)を一緒にして、ラセミ体状アルコール生成物(120mg、収率54%)を白色固体として得た。次いでキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。Chiralpak AD−H、5μM、250×20mm、35%IPA,274nm、193Bar。第1の溶出ピーク(366.0、42.7mg)。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.00(br.s.,1H)、8.47(br.s.,1H)、8.34(br.s.,1H)、7.72(s,1H)、7.37−7.57(m,2H)、6.87(t,J=8.4Hz,1H)、6.77(t,J=10.0Hz,1H)、6.64(t,J=9.3Hz,2H)、5.41(dd,J=8.2,2.7Hz,1H)、4.40(br.s.,1H)、3.67−3.85(m,6H)、3.22−3.42(m,2H)、2.34(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:532.1(M+H)
+。
【0772】
[実施例367.0]
(S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0773】
【化335】
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(S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例367.0。 実施例366.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピーク(367.0、40.6mg)を得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:10.99(br.s.,1H)、8.47(s,1H)、8.34(s,1H)、7.71(s,1H)、7.34−7.56(m,2H)、6.87(t,J=8.4Hz,1H)、6.77(t,J=10.0Hz,1H)、6.64(t,J=9.3Hz,2H)、5.42(dd,J=8.3,3.0Hz,1H)、4.40(br.s.,1H)、3.68−3.85(m,6H)、3.23−3.40(m,2H)、2.33(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:532.1(M+H)
+。
【0774】
[実施例368.0]
2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0775】
【化336】
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4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン、実施例368.1。 実施例2.04の合成で使用された手順と同様の手順を採用して、ピコリノヒドラジドを使用して、368.1を得た。LCMS−ESI(正)、m/z:298.2(M+H)
+。
【0776】
【化337】
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2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−エタンスルホンアミド、実施例368.0。 368.1(22mg、0.074mmol)およびTEA(51.5μL、0.370mmol)のDCM(370μL)中溶液に、2−(4−クロロフェニル)エタンスルホニルクロリド(SynChem Inc.から市販、35.4mg、0.15mmol)を加えた。反応物を室温で撹拌した。次に、さらに2当量の塩化スルホニルおよび1当量のTEAを加えた。反応が完了した後、混合物をDCMで希釈し、NaHCO
3飽和溶液およびブラインで洗浄した。有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、オレンジ色油状物になるまで蒸発させた。Sunfire(商標)Prep C18 OBDカラム、10μm、30×150mm(Waters、Milford、MA)を使用する分取RP−HPLC(55%ACN、水、0.1%TFA、イソクラティック溶出)によって、30mL/分において残留物を精製して、生成物を得た。物質を、標準条件下で遊離塩基として単離して、368.0(5mg、13%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ:8.34(d,J=4.9Hz,1H)、7.79−7.86(m,1H)、7.72−7.78(m,1H)、7.44(t,J=8.5Hz,1H)、7.34−7.39(m,1H)、7.25−7.31(m,2H)、7.15−7.21(m,2H)、6.74(d,J=8.4Hz,2H)、3.69(s,6H)、3.22−3.28(m,2H)、2.98−3.06(m,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:500.2(M+H)
+。
【0777】
[実施例369.0]
2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0778】
【化338】
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4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン、実施例369.1。 実施例2.04の合成において使用された手順と同様の手順を採用して、ニコチノヒドラジドを用いることにより、実施例369.1を得た。LCMS−ESI(正)、m/z:298.1(M+H)
+。
【0779】
【化339】
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2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミド、実施例369.0。 369.1および実施例368.0に記載の手順を用いることにより、369.0(50mg、22%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ:8.54−8.67(m,2H)、7.87(dt,J=8.0,2.0Hz,1H)、7.51(t,J=8.5Hz,1H)、7.46(dd,J=8.0,5.1Hz,1H)、7.22−7.32(m,2H)、7.16−7.20(m,2H)、6.81(d,J=8.6Hz,2H)、3.76(s,6H)、3.22−3.28(m,2H)、2.98−3.06(m,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:500.0(M+H)
+。
【0780】
[実施例370.0]
2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0781】
【化340】
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N−(2,6−ジメトキシフェニル)−6−メチルニコチンアミド、実施例370.1。6−メチルニコチン酸(3.1g、22.8mmol)およびTEA(9.5mL、68.5mmol)のDMF(76mL)中撹拌溶液に、HATU(9.6g、25.1mmol)を加えた。3分後、2,6−ジメトキシアニリン(3.5g、22.9mmol)を加えた。得られた混合物を、LCMS分析により反応が完了したことが示されるまで室温で撹拌した。反応混合物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインの混合物を使用してクエンチし、次いでEtOAc(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:25〜100%EtOAc/ヘキサン)によって精製して、370.1(4.2g、収率68%)を黄褐色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:273.2(M+H)
+。
【0782】
【化341】
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N−(2,6−ジメトキシフェニル)−6−メチルピリジン−3−カルボチオアミド、実施例370.2。 370.1(4.2g、15.6mmol)のジオキサン(50mL)中溶液に、ヘキサメチルジシロキサン(10.7mL、49.9mmol)および五硫化二リン(694mg、3.1mmol)を加えた。得られたスラリーを、LCMS分析により反応が完了したことが示されるまで100℃で16時間加熱した。反応混合物を濃縮し、水とEtOAcとの間で分配した(3×)。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮して、370.2(4.5g、収率100%)を黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:289.2(M+H)
+。
【0783】
【化342】
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(Z)−N”−(2,6−ジメトキシフェニル)−6−メチルニコチンイミドヒドラジド、実施例370.3。 370.2(2.42g、8.39mmol)のTHF(56mL)中溶液に、ヒドラジン水和物溶液(80wt%、3.3mL、84mmol)を加えた。得られたスラリーを、LCMS分析により反応が完了したことが示されるまで還流状態で1時間加熱した。反応混合物を、ブラインとEtOAcとの間で分配した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物を中性アルミナカラム(溶離液:DCM中0〜10%MeOH)上のクロマトグラフィーによって精製して、370.3(1.29g、収率54%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:287.2(M+H)
+。
【0784】
【化343】
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4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン、実施例370.4。 370.3(1.29g、4.51mmol)のEtOH(15mL)中溶液に、臭化シアン溶液(5M、2.70mL、13.5mmol)を加えた。得られた赤色溶液を60℃で4時間加熱し、次いで室温で16時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でクエンチし、EtOAc(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物を逆相分取HPLC(Sunfire 5μM C18カラム、溶離液:35分間で水中5〜40%ACN、両方の溶媒が0.1%TFAを含有する。)によって精製して、370.4(428mg、収率31%)を黄褐色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:312.2(M+H)
+。
【0785】
【化344】
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2−(4−クロロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミド、実施例370.0。 370.4(48mg、0.15mmol)およびTEA(107μL、0.77mmol)のDCM(15mL)中溶液に、2−(4−クロロフェニル)エタンスルホニルクロリド(96mg、0.40mmol)を加えた。得られた溶液を室温で2.5日間撹拌し、このとき、LCMS分析により、部分的な転化が起きたことが示された。反応混合物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液とEtOAcとの間で分配した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物を逆相分取HPLC(Sunfire 5μM C18カラム、溶離液:35分間で水中20〜50%ACN、両方の溶媒が0.1%TFAを含有する。)によって精製して、370.0(9.6mg、収率12%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ:8.53(d,J=1.7Hz,1H)、7.96(dd,J=8.3,2.3Hz,1H)、7.52(dt,J=8.5,4.3Hz,2H)、7.28(d,J=8.6Hz,2H)、7.17(d,J=8.6Hz,2H)、6.82(d,J=8.6Hz,2H)、3.77(s,6H)、3.20−3.28(m,2H)、2.94−3.07(m,2H)、2.61(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:514.2(M+H)
+。
【0786】
[実施例371.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0787】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例371.0。 (1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、11.0(253mg、1.09mmol)、3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン、2.0(575mg、1.53mmol)およびジオキサン(6mL)の混合物を60℃に加熱し、この時点で、溶液が均一になった。溶液を室温に冷却し、Cs
2CO
3(918mg、2.82mmol)およびラセミ体状trans−N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.35mL、2.22mmol)で処理した。次いで溶液をN
2で10分間パージした、次いでヨウ化銅(I)(130mg、0.68mmol)で処理し、80℃の油浴中で撹拌した。3日後、反応物を室温に冷却し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリンジフィルターに通して濾過し、次いで、90mL/分において20分間で水(0.1%TFA)中10〜35%ACN(0.1%TFA)の直線勾配で溶出するPhenomenex Geminiカラム(10ミクロン、C18、110Å、Axia、100×50mm)上での逆相分取HPLCによって精製した。所望のフラクションを10%Na
2CO
3/DCMに注ぎ入れ、CHCl
3:iPrOH(9:1)で抽出して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(371.0、60mg、収率10%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.58(s,2H)、8.46(d,J=1.6Hz,1H)、8.34(d,J=1.9Hz,1H)、7.66(s,J=3.1Hz,1H)、7.40(t,J=8.6Hz,1H)、6.64(d,J=8.5Hz,1H)、6.60(d,J=8.5Hz,1H)、5.59(s,1H)、4.07(br.s,1H)、3.81−3.91(m,1H)、3.76(s,3H)、3.74(s,3H)、2.34(s,3H)、2.32(s,3H)、1.21(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:526.2(M+H)
+。
【0788】
[実施例372.0]
(1R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドおよび(1S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【0789】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
(1R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドおよび(1S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、372.0。 実施例371.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、副生成物を得た。フラクションを10%Na
2CO
3/DCMに注ぎ入れ、CHCl
3:iPrOH(9:1)で抽出して、(1R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミドおよび(1S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミド372.0を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:11.08(br.s,1H)、8.57(s,2H)、8.47(s,J=3.8Hz,1H)、8.35(d,J=1.8Hz,1H)、7.70(s,1H)、7.41(t,J=8.5Hz,1H)、6.63(d,J=8.5Hz,2H)、4.65(q,J=6.9Hz,1H)、3.77(s,6H)、2.34(s,3H)、2.31(s,3H)、1.82(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:496.2(M+H)
+。
【0790】
[実施例373.0]
4−(3−クロロ−2,6−ジメトキシフェニル)−N−(2−(4−クロロフェニル)エチル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−スルホンアミドの調製
【0791】
【化347】
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3−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−((4−メトキシベンジル)チオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン、実施例373.1。 3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン、実施例2.0(231mg、0.62mmol)の1,2−ジメトキシエタン(2.0mL)中溶液に、酢酸パラジウム(II)(11mg、0.049mmol)、(R)−(−)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチルジ−t−ブチルホスフィン(24.2mg、0.044mmol、Strem Chemicals,Inc.)、4−メトキシ−α−トルエンチオール(0.10mL、0.65mmol、tech.、90%、Sigma−Aldrich)およびナトリウムtert−ブトキシド(THF中2.0M、0.63mL、1.26mmol)を加えた。反応混合物を80℃で撹拌した。2時間後、LC−MSにより、出発物質が消費されたことが示された。反応物を室温に冷却し、水で希釈し、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせたEtOAc層を真空下で濃縮し、シリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜50%EtOAc:EtOH(3:1)で溶出するRedi−Sep(登録商標)プレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフにかけて、表題化合物(373.1、26mg、収率9.42%)を油状物として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.39(d,J=1.3Hz,1H)、8.33(d,J=1.8Hz,1H)、7.85(s,1H)、7.40(t,J=8.3Hz,1H)、7.25−7.31(m,2H)、6.82(d,J=8.6Hz,2H)、6.62(d,J=8.5Hz,2H)、4.43(s,2H)、3.79(s,3H)、3.68(s,6H)、2.32(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:449.1(M+H)
+。
【0792】
【化348】
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4−(3−クロロ−2,6−ジメトキシフェニル)−N−(2−(4−クロロフェニル)エチル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−スルホンアミド、実施例373.0。 3−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−((4−メトキシベンジル)チオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン(26mg、0.058mmol)のACN/AcOH/H
2O(0.40mL/0.015mL/0.010mL)の混合物中0℃溶液に、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(25.6mg、0.13mmol)を小分けにして加えた。0℃で3時間後、LC−MSにより、反応が不完全であることが示された。このため、反応物をさらなる1,3−ジクロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(13mg)で処理し、氷浴中で撹拌した。45分後、反応物を真空下で濃縮し、DCM(3mL)に溶解させ、氷浴中で冷やした。5分間撹拌した後、5%NaHCO
3溶液(3mL)をゆっくり加え、溶液を氷浴中で15分間撹拌した。有機層を分離した。反応物を2−(4−クロロフェニル)エチルアミン(8.11μL、0.058mmol、Sigma−Aldrich)およびTEA(8.06μL、0.058mmol)で処理し、室温で撹拌した。16時間後、反応物を水で希釈し、水層をDCM(10mL)で逆抽出した。合わせたDCM層を真空下で濃縮し、シリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜50%EtOAc:EtOH(3:1)で溶出するRedi−Sep(登録商標)プレパックドシリカゲルカラム(4g)に通すクロマトグラフにかけた。物質を、45mL/分において12分間で水(0.1%TFA)中10〜90%ACN(0.1%TFA)の直線勾配で溶出するPhenomenex Lunaカラム(5ミクロン、フェニル−ヘキシル、100Å、100×30mm)上での逆相分取HPLCによって再精製して、表題化合物(373.0、12mg、31%)を、凍結乾燥後にTFA塩として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.60(d,J=1.5Hz,1H)、8.47(d,J=1.6Hz,1H)、8.23(s,1H)、7.53(d,J=9.2Hz,1H)、7.30−7.35(m,2H)、7.18−7.23(m,2H)、6.83(d,J=9.2Hz,1H)、5.20(t,J=6.4Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.76(s,3H)、3.62(q,J=6.8Hz,2H)、2.97(t,J=7.0Hz,2H)、2.49(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:548.2,550.1(M+H)
+。
【0793】
[実施例374.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチル−3−フェニルプロパンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチル−3−フェニルプロパンアミドの調製
【0794】
【化349】
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(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチル−3−フェニルプロパンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチル−3−フェニルプロパンアミド、実施例374.0。 4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン、実施例2.04(191mg、0.61mmol)およびDCM(5mL)の溶液に、(S)−2−メチル−3−フェニルプロパン酸および(R)−2−メチル−3−フェニルプロパン酸(100.9mg、0.61mmol)、HATU(304mg、0.80mmol)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.21mL、1.23mmol)の混合物を加えた。反応物を室温で撹拌した。2日後、反応物をDCM(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄した。DCM層をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜70%EtOAc:EtOH(3:1)で溶出するRedi−Sep(登録商標)プレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフにかけて、表題化合物(374.0、80mg、収率14%)を白色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.41(d,J=1.5Hz,1H)、8.26(s,1H)、7.82(m,1H)、7.42(t,J=8.5Hz,1H)、7.11−7.25(m,5H)、6.63(dd,J=8.5,5.0Hz,2H)、3.69(s,3H)、3.64(s,3H)、3.06(br.s,1H)、2.55(dd,J=13.2,8.1Hz,1H)、2.32(s,3H)、1.44−1.54(m,1H)、1.08(d,J=6.6Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:458.1(M+H)
+。
【0795】
[実施例375.0]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0796】
【化350】
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(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例375.0。 N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド(421.1、90mg、0.17mmol)および酢酸アンモニウム(120mg、1.55mmol)のMeOH(0.75mL)中混合物に、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(11mg、0.175mmol)を加えた。次いで反応混合物を60℃で1.5時間撹拌した。溶媒を除去し、残留物を、DCM中0〜50%3:1のEtOAc/EtOHの勾配で溶出するBiotage 10g ultraカラムに通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物375.0(59mg、0.11mmol、収率65.4%)を白色固体として得た。
【0797】
[実施例376.0]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0798】
【化351】
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(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例376.0。 キラル精製を、実施例375.0で調製されたジアステレオマーの混合物に対して実施した。条件は、下記のとおり:(AD−H(21×150mm sn=3242、逆相用)5μm、有機モディファイアー:20mM NH
3含有の30%EtOH。F=70mL/分、T=40℃、BPR=100bar、220nm。P=179bar)だったが、純粋な鏡像異性体が得られた。第1の溶出ピークは、実施例376.0だった。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.55(s,2H)、7.55−7.69(m,2H)、7.29−7.38(m,1H)、6.71(dd,J=7.2,1.8Hz,1H)、6.55−6.67(m,2H)、4.35(d,J=7.9Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.73(s,3H)、3.56−3.68(m,1H)、3.19(s,3H)、2.31(s,3H)、1.14(d,J=6.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:541.0(M+H)
+。
【0799】
[実施例377.0]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0800】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例377.0。 キラル精製を、実施例376.0に記載の方法を使用して、実施例375.0に記載の4つのジアステレオマーの混合物に対して実施した。第2の溶出ピークは、実施例377.0だった。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.55(s,2H)、7.55−7.69(m,2H)、7.29−7.38(m,1H)、6.71(dd,J=7.2,1.8Hz,1H)、6.55−6.67(m,2H)、4.35(d,J=7.9Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.73(s,3H)、3.56−3.68(m,1H)、3.19(s,3H)、2.31(s,3H)、1.14(d,J=6.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:541.0(M+H)
+。
【0801】
[実施例378.0]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0802】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例378.0。 キラル精製を、実施例375.0におけるジアステレオマーの混合物に対して実施して、実施例378.0を第3の溶出ピークとして得た。条件は、下記のとおりだった:(AD−H(21×150mm sn=3242、逆相用)5μm、有機モディファイアー:20mM NH
3含有の30%EtOH。F=70mL/分、T=40℃、BPR=100bar、220nm。P=179bar)。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.54(s,2H)、7.56−7.67(m,2H)、7.32(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=7.7,1.3Hz,1H)、6.62(dd,J=11.5,8.4Hz,2H)、4.35(d,J=7.8Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.72(s,3H)、3.57−3.68(m,1H)、3.18(s,3H)、2.30(s,3H)、1.17−1.23(m,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:541.0(M+H)
+。
【0803】
[実施例379.0]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0804】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−アミノ−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例379.0。 キラル精製を、実施例375.0におけるジアステレオマーの混合物に対して実施して、実施例379.0を第4の溶出ピークとして得た。条件は、下記のとおりだった:(AD−H(21×150mm sn=3242、逆相用)5μm、有機モディファイアー:20mM NH
3含有の30%EtOH。F=70mL/分、T=40℃、BPR=100bar、220nm。P=179bar)。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.54(s,2H)、7.56−7.67(m,2H)、7.32(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=7.7,1.3Hz,1H)、6.62(dd,J=11.5,8.4Hz,2H)、4.35(d,J=7.8Hz,1H)、3.75(s,3H)、3,72(s,3H)、3.57−3.68(m,1H)、3.18(s,3H)、2.30(s,3H)、1.17−1.23(m,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:541.0(M+H)
+。
【0805】
[実施例381.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチルオキセタン−3−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチルオキセタン−3−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0806】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチルオキセタン−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチルオキセタン−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、381.1。 20mLシンチレーションバイアル中で、6.0(0.200g、0.41mmol)をメチルテトラヒドロフラン(2mL)に溶解させ、ドライアイス−アセトン浴中で冷却した。次いでn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、0.195mL、0.488mmol)を滴下添加し、混合物をこの温度で20分間撹拌した。3−メチルオキセタン−3−カルボアルデヒド(0.039mL、0.45mmol、Advanced ChemBlocks)を滴下添加し、反応混合物を、冷浴がゆっくり効果を失いつつある中で撹拌した。5時間後、反応物を、半飽和塩化アンモニウム水溶液(0.3mL)の添加によってクエンチした。混合物を、半飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)とEtOAc(10mL)との間で分配した。水相をEtOAc(10mL)で抽出した。合わせた有機相を、EtOAc(2×20mL)で溶出するChem Elute抽出カートリッジに通すことによって乾燥させた。有機物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜70%3:1のEtOAc/EtOHの勾配)によって精製して、381.1(0.040g、0.067mmol、収率16.5%)を黄色ペースト状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:590.0(M+H)
+。
【0807】
【化356】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチルオキセタン−3−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(3−メチルオキセタン−3−イル)エタンスルホンアミド、実施例381.0。 381.1(0.038g、0.064mmol)のDMF(1mL)中撹拌溶液に、トリス(ジメチルアミノ)硫黄トリメチルシリルジフルオリド(0.035g、0.13mmol、SynQuest Laboratories)を加えた。混合物を110℃のヒートブロック中に入れ、N
2下で2時間撹拌した。さらなるトリス(ジメチルアミノ)硫黄トリメチルシリルジフルオリド(0.033g、0.12mmol)を室温で加え、次いで混合物を110℃で1.5時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで水(10mL)とクロロホルム中10%IPA(10mL)との間で分配した。水相をクロロホルム中10%IPA(10mL)で抽出した。合わせた有機相を水(20mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(20mL)で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中0〜50%3:1のEtOAc/EtOHの勾配)によって精製し、凍結乾燥させて、381.0(7.4mg、0.015mmol、収率23%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ:11.03(br.s.,1H)、8.52−8.28(m,2H)、7.64(s,1H)、7.42(t,J=8.6Hz,1H)、6.63(dd,J=4.9,8.6Hz,2H)、4.61(d,J=6.0Hz,1H)、4.45(d,J=5.8Hz,1H)、4.42−4.36(m,1H)、4.33(d,J=6.0Hz,1H)、4.27(d,J=5.8Hz,1H)、3.82−3.79(m,1H)、3.78(s,3H)、3.74(s,3H)、3.05−2.97(m,2H)、2.31(s,3H)、1.29(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:489.9(M+H)
+。
【0808】
[実施例382.0]
(R)−2−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0809】
【化357】
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(R)−2−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、382.1。 この物質を、1−シクロブタン−アルデヒド(Astatech,Inc.から市販)を使用して実施例381.1に記載の方法と同様の方法で調製した。LCMS−ESI(正)m/z:574.0(M+H)
+。
【0810】
【化358】
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(R)−2−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(S)−2−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、382.0。 表題化合物を、382.1を使用して実施例381.0に記載の方法と同様の方法で調製した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ:11.02(br.s.,1H)、8.46(d,J=1.5Hz,1H)、8.33(d,J=1.8Hz,1H)、7.63(d,J=0.7Hz,1H)、7.41(t,J=8.5Hz,1H)、6.62(dd,J=4.5,8.5Hz,2H)、4.03(t,J=8.0Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.74(s,3H)、3.63(br.s.,1H)、3.11−3.01(m,1H)、3.00−2.88(m,1H)、2.39−2.33(m,1H)、2.31(s,3H)、2.10−1.73(m,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:474.0(M+H)
+。
【0811】
[実施例383.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドラセミ体の調製
【0812】
【化359】
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5−メチルピリミジン−2−カルボアルデヒド、実施例383.1。 500mL丸底フラスコに、実施例14.02(ラセミ体、1.50g、8.93mmol)、ジオキサン(60mL)および水(15mL)を装入した。薄黄色溶液を氷水浴中で冷却した。過ヨウ素酸ナトリウム(4.81g、22.5mmol)を加え、冷浴を除去した。次いで白色混合物を室温で1.5時間撹拌した。DCM(100mL)を加え、混合物をケーク状のMgSO
4に通して濾過した。濾過ケーキをさらなるDCM(400mL)ですすいだ。濾液を濃縮し、次いでトルエン(2×10mL)と共沸させて、383.1(0.914g、7.48mmol、収率84%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:123.1(M+H)
+。
【0813】
【化360】
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(R)−2−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例383.2。 250mL丸底フラスコに、13.0(2.50g、7.45mmol)およびTHF(30mL)を装入し、内部温度が−75℃に到達するまでドライアイス−アセトン浴中で冷却した。次いでn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、3.28mL、8.20mmol)を、内部温度を−72℃未満に保持しながら、15分間かけてゆっくり加えた。次いで混合物を冷浴中で20分間撹拌した。THF(12mL)中の383.1(0.910g、7.45mmol)を、内部温度を−71℃未満に保持しながら、15分間かけてゆっくり加えた。黄色混合物を、冷浴がゆっくり効果を失いつつある中で撹拌し、温度を室温に終夜上昇させた。次いで反応物を2mLの飽和NH
4Clでクエンチし、次いで半飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)とEtOAc(20mL)との間で分配した。水相をEtOAc(40mL)で抽出した。合わせた有機相を水(50mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(50mL)で洗浄した。有機相を、EtOAc(2×10mL)で溶出するChem Elute抽出カートリッジに通すことによって乾燥させた。有機相を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜50%3:1のEtOAc/EtOHの勾配)によって精製して、383.2(1.45g、3.17mmol、収率43%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:457.9(M+H)
+。
【0814】
【化361】
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(R)−2−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例383.3。 250mL丸底フラスコに、383.2(1.44g、3.15mmol)およびメチルテトラヒドロフラン(40mL)を装入して、薄黄色懸濁液を得た。混合物をドライアイス−アセトン浴中で冷却した。内部温度が−71℃に到達したら、KHMDS(THF中1.0M、3.46mL、3.46mmol)を、内部温度を−69℃未満に保持しながら、8分間かけてゆっくり加えた。混合物を冷浴中で撹拌して、−65℃にまで加温した。メチルトリフルオロメタンスルホネート(Matrix Scientific、0.520mL、4.72mmol)を、内部温度が−64℃未満であるように、8分間かけてゆっくり加えた。混合物を−67〜−68℃で20分間撹拌した。次いで反応物を、30mLの半飽和NH
4Clの添加によってクエンチした。冷浴を除去し、混合物を室温に加温した。EtOAc(20mL)を加え、層を分離した。水相をEtOAc(20mL)で抽出した。合わせた有機相を、水(70mL)および飽和塩化ナトリウム水溶液(70mL)で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜60%EtOAcの勾配)によって精製した。混合フラクションをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜50%アセトン/ヘキサンの勾配)によって再精製して、383.3(0.225g、0.48mmol、収率15%)を透明な油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:471.9(M+H)
+。
【0815】
【化362】
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(R)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例383.4: 20mLシンチレーションバイアルに、383.3(0.224g、0.48mmol)、アニソール(Aldrich、0.20mL、1.83mmol)およびDCM(1mL)を装入した。TFA(1.0mL、13mmol)を加え、混合物を室温で19時間撹拌した。さらなるTFA(0.5mL)を加え、撹拌を室温でさらに3.5時間継続した。次いで混合物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中0〜50%3:1のEtOAc/EtOHの勾配)によって精製して、383.4(0.081g、0.35mmol、収率74%)を透明なペースト状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:232.0(M+H)
+。
【0816】
【化363】
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(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例383.0。 表題化合物を、383.4(0.080g、0.35mmol)、1.0(0.0685g、0.351mmol)および6−メトキシピコリノヒドラジド(Adesis,Inc、0.060g、0.36mmol)を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。これにより、表題化合物383.0(0.0723g、0.13mmol、収率53%)を白色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:11.27(br.s.,1H)、8.61(s,2H)、7.55−7.67(m,2H)、7.28−7.34(m,1H)、6.70(dd,J=7.3,1.8Hz,1H)、6.60(d,J=8.5Hz,2H)、4.94(t,J=6.2Hz,1H)、3.64−3.85(m,8H)、3.32(s,3H)、3.18(s,3H)、2.33(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:542.0(M+H)
+。
【0817】
[実施例384.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0818】
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例384.0。 実施例383.0をSFCクロマトグラフィー(Chiralpak AS−H 21.2×250mm、CO
2中30%MeOH(20mM NH
3)、70mL/分の流量)によって分離して、2つの鏡像異性体を得た。実施例384.0は、第1の溶出ピークだった:
1H NMR(CDCl
3)δ:8.61(s,2H)、7.56−7.65(m,2H)、7.31(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=7.5,1.5Hz,1H)、6.60(d,J=8.4Hz,2H)、4.94(t,J=6.2Hz,1H)、3.74−3.79(m,1H)、3.71−3.73(m,6H)、3.66−3.71(m,1H)、3.32(s,3H)、3.17(s,3H)、2.33(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:541.9(M+H)
+。
【0819】
[実施例385.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0820】
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例385.0。 実施例383.0をSFCクロマトグラフィー(Chiralpak AS−H 21.2×250mm、CO
2中30%MeOH(20mM NH
3)、70mL/分の流量)によって分離して、2つの鏡像異性体を得た。実施例385.0は、第2の溶出ピークだった:
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ:8.61(s,2H)、7.65−7.57(m,2H)、7.31(t,J=8.4Hz,1H)、6.70(dd,J=1.5,7.5Hz,1H)、6.60(d,J=8.6Hz,2H)、4.94(t,J=6.2Hz,1H)、3.79−3.74(m,1H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.71−3.65(m,1H)、3.32(s,3H)、3.17(s,3H)、2.33(s,3H)。1つのプロトンが認められなかった。LCMS−ESI(正)m/z:542.0(M+H)
+。
【0821】
[実施例386.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0822】
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例386.0。 実施例386.0を、1.0、3.18および24.0を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。これにより、実施例386.0を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:10.92(br.s.,1H)、7.56−7.66(m,2H)、7.33(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=7.2,1.9Hz,1H)、6.61(dd,J=8.5,4.7Hz,2H)、3.73(s,3H)、3.70(s,3H)、3.56−3.60(m,1H)、3.36(s,3H)、3.31(dd,J=7.1,3.1Hz,1H)、3.17(s,3H)、2.72(d,J=4.2Hz,1H)、1.88−2.14(m,2H)、1.65−1.83(m,4H)、1.22(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:518.0(M+H)
+。
【0823】
[実施例387.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0824】
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例387.0。 実施例386.0をキラルSFC(OX、21mm×15cm、5mm、40% 20mM NH
3含有のMeOH 60%二酸化炭素、F=70mL/分)によって精製して、2つの鏡像異性体を得た。第1の溶出ピークを、実施例387.0として帰属した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ:10.96(br.s.,1H)、7.67−7.56(m,2H)、7.33(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=2.3,6.9Hz,1H)、6.65−6.56(m,2H)、3.73(s,3H)、3.70(s,3H)、3.61−3.54(m,1H)、3.36(s,3H)、3.30(dd,J=3.1,7.1Hz,1H)、3.17(s,3H)、2.81−2.65(m,1H)、2.15−1.87(m,2H)、1.85−1.65(m,4H)、1.22(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:518.0(M+H)
+。
【0825】
[実施例388.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0826】
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例388.0。 実施例386.0をキラルSFC(OX、21mm×15cm、5mm、40% 20mM NH
3含有のMeOH 60%二酸化炭素、F=70mL/分)によって精製して、2つの鏡像異性体を得た。第2の溶出ピークは、実施例388.0だった。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ:10.96(br.s.,1H)、7.67−7.56(m,2H)、7.33(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=2.2,6.9Hz,1H)、6.61(dd,J=4.6,8.6Hz,2H)、3.73(s,3H)、3.70(s,3H)、3.57(t,J=3.7Hz,1H)、3.36(s,3H)、3.30(dd,J=3.1,7.2Hz,1H)、3.17(s,3H)、2.82−2.64(m,1H)、2.14−1.99(m,1H)、1.98−1.86(m,1H)、1.83−1.64(m,4H)、1.22(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:518.0(M+H)
+。
【0827】
[実施例389.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S、2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0828】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
(1R、2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S、2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例389.0。 表題化合物389.0を、24.02から出発して実施例386.0の方法と同様の方法で調製した。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ:10.99(br.s.,1H)、7.66−7.56(m,2H)、7.34−7.28(m,1H)、6.70(dd,J=2.0,7.1Hz,1H)、6.60(d,J=8.5Hz,2H)、3.84(dd,J=1.5,8.8Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.71(s,3H)、3.33(s,3H)、3.17(s,3H)、2.93−2.83(m,1H)、2.47−2.32(m,1H)、2.16−2.02(m,1H)、2.00−1.69(m,5H)、1.27(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:518.0(M+H)
+。
【0829】
[実施例390.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S、2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0830】
【化370】
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(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例390.0。 実施例389.0をキラルSFC(OX、21mm×15cm、5mm、50% 20mM NH
3含有のMeOH 50%二酸化炭素、F=70mL/分)によって精製して、2つの鏡像異性体を得たが、第1の溶出ピークは、実施例390.0である。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ:11.01(br.s.,1H)、7.65−7.55(m,2H)、7.34−7.27(m,1H)、6.70(dd,J=2.2,6.9Hz,1H)、6.59(d,J=8.5Hz,2H)、3.83(dd,J=1.5,8.8Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.71(s,3H)、3.33(s,3H)、3.17(s,3H)、2.94−2.82(m,1H)、2.48−2.31(m,1H)、2.17−2.02(m,1H)、2.00−1.67(m,5H)、1.27(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:518.0(M+H)
+。
【0831】
[実施例391.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S、2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R、2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0832】
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例391.0。 実施例389.0をキラルSFC(OX、21mm×15cm、5mm、50% 20mM NH
3含有のMeOH 50%二酸化炭素、F=70mL/分)によって精製して、2つの鏡像異性体を得たが、第2の溶出ピークは、実施例391.0である。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ:11.54−10.52(m,1H)、7.66−7.56(m,2H)、7.34−7.27(m,1H)、6.70(dd,J=2.2,7.0Hz,1H)、6.59(d,J=8.5Hz,2H)、3.83(dd,J=1.5,8.8Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.71(s,3H)、3.33(s,3H)、3.17(s,3H)、2.88(dq,J=1.5,7.1Hz,1H)、2.48−2.30(m,1H)、2.16−2.01(m,1H)、2.00−1.70(m,5H)、1.27(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:518.0(M+H)
+。
【0833】
[実施例392.0]
(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタン−1−スルファミドの調製
【0834】
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタン−1−スルファミド、実施例392.0。 実施例Bの手順に従って、17.0(75mg、0.34mmol)および2.0(105mg、0.28mmol)を一緒にした。シリカゲルクロマトグラフィーによる精製後、キラル超臨界流体クロマトグラフィーによるさらなる精製を実施して、392.0(1.3mg、収率1%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ:8.66(s,2H)、8.41(s,1H)、8.27(s,1H)、7.65(s,1H)、7.46(t,J=8.5Hz,1H)、6.75(dd,J=8.2,6.1Hz,2H)、4.67(q,J=7.0Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.72(s,3H)、2.29(s,3H)、1.47(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:515.2(M+H)
+。
【0835】
[実施例393.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0836】
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(アリルオキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(アリルオキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例393.1。 実施例Bの手順に従って、25.0(370mg、1.36mmol)および2.0(715mg、1.91mmol)を一緒にして、393.1(553mg、収率72%)を黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:566.0(M+H)
+。
【0837】
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例393.2。 393.1(530mg、0.94mmol)のアセトン(11.4mL)および水(4mL)の混合物中溶液に、四酸化オスミウム(水中4wt%溶液(286μL、0.05mmol))および4−メチルモルホリン−N−オキシド(384mg、3.28mmol)を加えた。得られたオレンジ色スラリーを室温で23.5時間撹拌し、次いでロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、アセトンを除去した。残留物水溶液を水で希釈し、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でDCM中0〜5%MeOH)によって精製して、393.2(451mg、収率81%)を薄黄褐色の固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:599.9(M+H)
+。
【0838】
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例393.0。 393.2(540mg、0.90mmol)のTHF(12mL)および水(4mL)の混合物中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(539mg、2.52mmol)を加えた。得られた黄色スラリーを室温で1.5時間撹拌し、次いで濾過し、DCMで濾液をすすいだ。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、有機溶媒を除去し、次いで水で希釈し、DCM(3×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮して、アルデヒドを黄褐色固体として得た。このようにして得られたアルデヒドのMeOH(15mL)中氷冷溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(153mg、4.05mmol)を加えた。気体発生が観察された。得られた黄色溶液を0℃で3時間撹拌し、次いでさらなる水素化ホウ素ナトリウム(306mg、9.10mmol)を加えた。0℃でさらに1.3時間撹拌した後、反応物を1N HCl溶液(20mL)でクエンチした。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、MeOHを除去し、次いでDCM(3×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でDCM中0〜15%MeOH)によって精製して、ラセミ体状アルコール生成物393.0(220mg、収率43%)を白色固体として得た。
【0839】
[実施例394.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0840】
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例394.0。 393.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。Chiralpak ASH、250×30mm、5μM、120mL/分の30%MeOH、274nm。第1の溶出ピークは、実施例394.0(108.5mg)だった:
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.22(br.s.,1H)、8.58(s,2H)、8.45(s,1H)、8.34(s,1H)、7.68(s,1H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.61(d,J=8.6Hz,2H)、5.32(d,J=1.4Hz,1H)、3.85−3.95(m,1H)、3.74−3.83(m,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.53−3.68(m,3H)、2.33(s,3H)、2.32(s,3H),1.28(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:570.0(M+H)
+。
【0841】
[実施例395.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0842】
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例395.0。 393.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を実施例394.0に記載のように分離した。第2の溶出ピークは、実施例395.0(111mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.24(br.s.,1H)、8.58(s,2H)、8.47(s,1H)、8.35(s,1H)、7.77(s,1H)、7.40(t,J=8.5Hz,1H)、6.62(d,J=8.6Hz,2H)、6.57−6.66(m,2H)、5.32(s,1H)、3.86−3.96(m,1H)、3.74−3.83(m,1H)、3.76(s,3H)、3.74(s,3H)、3.55−3.68(m,3H)、2.35(s,3H)、2.33(s,3H),1.28(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:570.0(M+H)
+。
【0843】
[実施例396.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0844】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例396.0。 394.0(59mg、0.10mmol)のTHF(3.2mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M溶液(218μL、0.22mmol))をシリンジによりゆっくり加えた。−78℃で15分間撹拌した後、反応物を−35℃に加温し、さらに5分間撹拌した。次いで反応物を−78℃に再冷却し、メチルトリフルオロメタンスルホネート(12μL、0.11mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた黄色溶液を−78℃で25分間撹拌し、次いでさらなるメチルトリフルオロメタンスルホネート(6μL、0.05mmol)を加えた。−78℃でさらに15分後、反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液および水の2.5:1混合物(7mL)でクエンチし、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間でDCM中0〜13%MeOH)によって精製して、396.0(23.7mg、収率39%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.71(br.s.,1H)、8.60(s,2H)、8.46(s,1H)、8.34(s,1H)、7.79(br.s.,1H)、7.40(t,J=8.5Hz,1H)、6.62(d,J=9.4Hz,2H)、5.13(d,J=4.7Hz,1H)、3.75−3.86(m,2H)、3.79(s,3H)、3.78(s,3H)、3.53−3.65(m,3H)、3.39(s,3H)、2.35(s,3H)、2.33(s,3H)、1.40(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:584.0(M+H)
+。
【0845】
[実施例397.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0846】
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例397.0。 395.0(40.9mg、0.07mmol)のTHF(3mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M溶液(151μL、0.15mmol))をシリンジによりゆっくり加えた。−78℃で40分間撹拌した後、反応物を−35℃に加温し、さらに7分間撹拌した。次いで反応物を−78℃に再冷却し、メチルトリフルオロメタンスルホネート(9μL、0.08mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた黄色溶液を−78℃で2.25時間撹拌し、次いでさらなるメチルトリフルオロメタンスルホネート(3μL、0.03mmol)を加えた。−78℃でさらに60分後、反応物を、飽和塩化アンモニウム水溶液および水の2.5:1混合物(7mL)でクエンチし、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間でDCM中0〜8%MeOH)によって精製して、初期生成物を得た。次いで初期生成物を逆相分取HPLC(Luna 5μM C18カラム、溶離液:40分間で水中20〜60%ACN、両方の溶媒が0.1%TFAを含有する。)によってさらに精製して、397.0(16.5mg、収率39%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.72(s,2H)、8.63(s,1H)、8.43(s,1H)、8.17(s,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、6.67(dd,J=8.6,3.9Hz,2H)、5.19(d,J=4.7Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.78(s,3H)、3.68−3.75(m,1H)、3.48−3.63(m,3H)、3.36(s,3H)、2.49(s,3H)、2.39(s,3H)、1.37(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:584.0(M+H)
+。
【0847】
[実施例398.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−N−メチル−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−N−メチル−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S,Z)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−1−メチル−3−(5−メチルピリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5(4H)−イリデン)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R,Z)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−1−メチル−3−(5−メチルピリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5(4H)−イリデン)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0848】
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−N−メチル−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−N−メチル−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S,Z)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−1−メチル−3−(5−メチルピリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5(4H)−イリデン)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R,Z)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−1−メチル−3−(5−メチルピリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5(4H)−イリデン)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例398.0。 実施例397.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、副生成物398.0(12.5mg、収率29%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.74(s,2H)、8.63(s,1H)、8.45(s,1H)、8.13(s,1H)、7.44(t,J=8.5Hz,1H)、6.64(dd,J=15.1,8.6Hz,2H)、4.90(d,J=6.7Hz,1H)、4.00(s,3H)、3.82(s,3H)、3.74(s,3H)、3.57−3.70(m,2H)、3.41−3.57(m,3H)、3.27(s,3H)、2.48(s,3H)、2.38(s,3H)、1.30(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:598.0(M+H)
+。
【0849】
[実施例399.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0850】
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例399.0。 393.2(685mg、1.14mmol)のTHF(15mL)および水(5mL)の混合物中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(684mg、3.20mmol)を加えた。得られた薄黄色スラリーを室温で60分間撹拌し、次いで濾過し、濾液をDCMですすいだ。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、有機溶媒を除去し、次いで水で希釈し、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、アルデヒドを白色固体として得た。アルデヒドのTHF(40mL)中−78℃溶液に、メチルマグネシウムブロミド(3:1のトルエン/THFの混合物中1.4M溶液(3.26mL、4.6mmol))を加えた。得られた黄色溶液を−78℃で1時間撹拌し、次いで0℃に加温し、さらに1.75時間撹拌した。この期間後、反応物を室温に加温し、さらに18時間撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)でクエンチし、次いでクロロホルム(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でDCM中0〜12%MeOH)によって精製して、アルコール生成物をジアステレオマー混合物399.0(157mg、収率24%)として得た。
【0851】
[実施例400.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0852】
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例400.0。 399.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、4つすべての生成物異性体を分離した。試料を分取SFCによって精製した。複数回の精製が、記載されたすべての異性体を分離するために必要とされた。物質を、399.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製によって、AD−H上において213barで精製して、3つの溶出ピークを得た。第3の溶出ピークを、キラル超臨界流体クロマトグラフィー精製によって、OX−Hカラム上において186barで再精製して、最終的な2つの立体異性体を分割した。第1の溶出ピークは、実施例400.0(6.3mg)である。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、8.44(d,J=1.4Hz,1H)、8.33(d,J=1.8Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.60(d,J=8.6Hz,2H)、5.32(s,1H)、3.87−4.03(m,2H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.65(dd,J=10.6,2.0Hz,1H)、3.24(t,J=10.0Hz,1H)、2.32(s,3H)、2.30(s,3H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)、1.00(d,J=6.5Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:584.2(M+H)
+。
【0853】
[実施例401.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0854】
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例401.0。 399.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、実施例400.0に記載のように4つすべての生成物鏡像異性体を分離した。第2の溶出ピークは、実施例401.0(29mg)である。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.32(br.s.,1H)、8.58(s,2H)、8.46(br.s.,1H)、8.34(br.s.,1H)、7.74(br.s.,1H)、7.40(t,J=8.5Hz,1H)、6.62(dd,J=8.6Hz,1.0Hz,2H)、5.27(d,J=1.8Hz,1H)、3.74−3.94(m,3H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.11(t,J=9.8Hz,1H)、2.34(s,3H)、2.33(s,3H)、1.29(d,J=7.0Hz,3H)、1.02(d,J=6.3Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:584.2(M+H)
+。
【0855】
[実施例402.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0856】
【化384】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例402.0。 399.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、実施例400.0に記載のように4つすべての生成物鏡像異性体を分離した。第3の溶出ピークは、実施例402.0(5.1mg)である。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、8.43(s,1H)、8.33(d,J=1.8Hz,1H)、7.64(s,1H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.60(d,J=8.6Hz,2H)、5.30(s,1H)、3.88−4.05(m,2H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.65(dd,J=10.6,2.2Hz,1H)、3.24(t,J=9.9Hz,1H)、2.32(s,3H)、2.30(s,3H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)、1.01(d,J=6.5Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:584.2(M+H)
+。
【0857】
[実施例403.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0858】
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例403.0。 399.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、実施例400.0に記載のように4つすべての生成物鏡像異性体を分離した。第4の溶出ピークは、実施例403.0(25.3mg)である。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.31(br.s.,1H)、8.58(s,2H)、8.46(br.s.,1H)、8.34(br.s.,1H)、7.72(br.s.,1H)、7.40(t,J=8.5Hz,1H)、6.61(d,J=8.6Hz,2H)、5.27(d,J=1.6Hz,1H)、3.74−3.94(m,3H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.11(t,J=9.7Hz,1H)、2.33(s,6H)、1.28(d,J=7.0Hz,3H)、1.02(d,J=6.5Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:584.2(M+H)
+。
【0859】
[実施例404.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0860】
【化386】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−(2−オキソプロポキシ)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−(2−オキソプロポキシ)プロパン−2−スルホンアミド、実施例404.1。399.0の混合物(57.7mg、0.10mmol)のDCM(5mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(335mg、0.79mmol)を加えた。得られた無色溶液を室温で1.25時間撹拌し、次いで飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(10mL)および飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)の添加によってクエンチした。混合物を7分間撹拌し、次いでDCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間で純粋なDCMからDCM中12%MeOHまで勾配をかける)によって精製して、404.1(39.3mg、収率68%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:582.0(M+H)
+。
【0861】
【化387】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例404.0。 404.1(39.3mg、0.07mmol)のTHF(15mL)中−78℃溶液に、メチルマグネシウムブロミド(3:1のトルエン/THF中1.4M溶液(290μL、0.41mmol))をシリンジにより滴下添加した。得られた薄黄色溶液を−78℃で7.25時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)でクエンチした。得られた混合物をクロロホルム(4×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間でDCM中1〜12%MeOH)によって精製して、ラセミ体状アルコール生成物404.0(20.3mg、収率50%)を白色固体として得た。
【0862】
[実施例405.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0863】
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例405.0。 404.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。第1の溶出ピークは、実施例405.0(6.0mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、8.43(s,1H)、8.32(d,J=1.4Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.59(d,J=8.6Hz,2H)、5.27(d,J=2.5Hz,1H)、3.88(qd,J=6.9,2.5Hz,1H)、3.71(s,3H)、3.71(s,3H)、3.39−3.52(m,2H)、2.32(s,3H)、2.30(s,3H)、1.33(d,J=7.0Hz,3H)、1.20(s,3H)、1.16(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:598.1(M+H)
+。
【0864】
[実施例406.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0865】
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例406.0。 404.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。第2の溶出ピークは、実施例406.0(7.0mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、8.43(s,1H)、8.32(s,1H)、7.63(s,1H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.59(d,J=8.6Hz,2H)、5.28(d,J=2.5Hz,1H)、3.88(qd,J=6.9,2.6Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.71(s,3H)、3.38−3.52(m,2H)、),2.32(s,3H)、2.30(s,3H)、1.33(d,J=7.0Hz,3H)、1.20(s,3H)、1.16(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:598.1(M+H)
+。
【0866】
[実施例407.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0867】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(アリルオキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(アリルオキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例407.1。 実施例Bの手順に従って、26.0(391mg、1.44mmol)および2.0(757mg、2.02mmol)を一緒にして、407.1(600mg、収率74%)を黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:566.0(M+H)
+。
【0868】
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例407.2。 407.1(600mg、1.06mmol)のアセトン(12mL)および水(4mL)の混合物中溶液に、四酸化オスミウム(水中4wt%溶液(389μL、0.06mmol))および4−メチルモルホリン−N−オキシド(435mg、3.71mmol)を加えた。得られたオレンジ色スラリーを室温で28時間撹拌し、次いでロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、アセトンを除去した。残留物水溶液を水で希釈し、DCM(7×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でDCM中0〜15%MeOH)によって精製して、407.2(505mg、収率79%)を薄黄褐色の固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:599.9(M+H)
+。
【0869】
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例407.0。 実施例407.2(199mg、0.33mmol)のTHF(6mL)および水(2mL)の混合物中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(199mg、0.93mmol)を加えた。得られた黄色スラリーを室温で1時間撹拌し、次いで濾過し、濾液をDCMですすいだ。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、有機溶媒を除去し、次いで水で希釈し、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、アルデヒドを黄色固体として得た。アルデヒドのMeOH(6mL)中氷冷溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(126mg、3.32mmol)を加えた。気体発生が観察された。得られた黄色溶液を0℃で35分間撹拌し、次いで1N HCl溶液(7mL)でクエンチした。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、MeOHを除去し、次いでDCM(5×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でDCM中0〜15%MeOH)によって精製して、ラセミ体状アルコール生成物407.0(115mg、収率61%)をオフホワイト色固体として得た。
【0870】
[実施例408.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0871】
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例408.0。 407.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。第1の溶出ピークは、実施例408.0(41mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.78(br.s.,1H)、8.62(s,2H)、8.46(s,1H)、8.36(s,1H)、7.72(br.s.,1H)、7.40(t,J=8.6Hz,1H)、6.63(t,J=7.6Hz,2H)、4.75(d,J=7.2Hz,1H)、3.82(s,3H)、3.81−3.90(m,1H)、3.75(s,3H)、3.43−3.61(m,4H)、2.34(d,J=8.4Hz,6H)、1.24(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:570.0(M+H)
+。
【0872】
[実施例409.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0873】
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例409.0。 407.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。第2の溶出ピークは、実施例409.0(32mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:11.79(br.s.,1H)、8.62(s,2H)、8.46(s,1H)、8.36(s,1H)、7.74(br.s.,1H)、7.40(t,J=8.4Hz,1H)、6.63(t,J=7.8Hz,2H)、4.75(d,J=7.2Hz,1H)、3.82(s,3H)、3.80−3.89(m,1H)、3.76(s,3H)、3.44−3.60(m,4H)、2.35(d,J=6.2Hz,6H)、1.24(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:570.0(M+H)
+。
【0874】
[実施例410.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0875】
【化395】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((R)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−((S)−2−ヒドロキシプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例410.1。 407.2(281mg、0.47mmol)のTHF(6mL)および水(2mL)の混合物中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(281mg、1.31mmol)を加えた。得られた黄褐色スラリーを室温で55分間撹拌し、次いで濾過し、濾液をDCMですすいだ。混合物を部分的に濃縮して、有機溶媒を除去し、次いで水で希釈し、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、アルデヒドを黄褐色固体として得た。アルデヒドのTHF(12mL)中−78℃溶液に、メチルマグネシウムブロミド(3:1のトルエン/THF中1.4M溶液(838μL、1.17mmol))をシリンジにより加えた。得られたオレンジ色溶液を−78℃で70分間撹拌し、次いで0℃に加温し、さらに50分間撹拌した。反応混合物を−78℃に再冷却し、さらなるメチルマグネシウムブロミド(3:1のトルエン/THF中1.4M溶液(670μL、0.94mmol))およびTHF(5mL)を加えた。−78℃で30分後、反応物を室温に加温し、さらに15時間撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液(30mL)でクエンチし、クロロホルム(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でDCM中0〜15%MeOH)によって精製して、410.1(140mg、収率51%)を無色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:584.0(M+H)
+。
【0876】
【化396】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−(2−オキソプロポキシ)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−(2−オキソプロポキシ)プロパン−2−スルホンアミド、実施例410.2。 実施例410.1(140mg、0.19mmol)のDCM(9mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(416mg、0.98mmol)を加えた。得られた薄黄色溶液を室温で6時間撹拌し、次いで飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(5mL)および飽和重炭酸ナトリウム水溶液(5mL)の添加によってクエンチした。混合物を10分間撹拌し、次いでDCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でDCM中0〜15%MeOH)によって精製して、410.2(112mg、収率100%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:581.9(M+H)
+。
【0877】
【化397】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例410.0。 410.2(112mg、0.19mmol)のTHF(20mL)中−78℃溶液に、メチルマグネシウムブロミド(3:1のトルエン/THF中1.4M溶液(550μL、0.77mmol))をシリンジにより滴下添加した。得られた薄黄色溶液を−78℃で4.25時間撹拌し、次いで0℃に加温し、さらに2時間撹拌した。この期間後、反応物を室温に加温し、さらに7時間撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液(20mL)でクエンチし、クロロホルム(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でDCM中1〜15%MeOH)によって精製して、ラセミ体状アルコール生成物410.0(27.5mg、収率24%)を白色固体として得た。
【0878】
[実施例411.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0879】
【化398】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例411.0。 410.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、実施例410.0の2つの鏡像異性体生成物を分離した。Chiralpak ADH(250×20mm)、20%EtOH、70mL/分、274nm。第1の溶出ピークは、実施例411.0(6.8mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.63(s,2H)、8.47(s,1H)、8.34(d,J=1.6Hz,1H)、7.79(br.s.,1H)、7.40(t,J=8.6Hz,1H)、6.63(dd,J=16.2,8.2Hz,2H)、4.77(d,J=7.4Hz,1H)、3.84(s,3H)、3.82−3.91(m,1H)、3.72(s,3H)、3.31(d,J=9.0Hz,1H)、3.18(d,J=9.2Hz,1H)、2.35(s,6H)、1.23(d,J=7.0Hz,3H)、1.13(d,J=6.3Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:598.1(M+H)
+。
【0880】
[実施例412.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0881】
【化399】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例412.0。 410.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、実施例411.0に記載のように2つの鏡像異性体生成物を分離した。第2の溶出ピークは、実施例412.0(7.8mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.63(s,2H)、8.46(s,1H)、8.34(d,J=1.6Hz,1H)、7.74(br.s.,1H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.62(dd,J=16.1,8.3Hz,2H)、4.77(d,J=7.4Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.81−3.89(m,1H)、3.72(s,3H)、3.31(d,J=9.2Hz,1H)、3.18(d,J=9.2Hz,1H)、2.35(d,J=5.5Hz,6H)、1.23(d,J=7.2Hz,3H)、1.13(d,J=6.1Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:598.1(M+H)
+。
【0882】
[実施例413.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0883】
【化400】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例413.0。 408.0(7.3mg、0.013mmol)のTHF(2.6mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M溶液(29μL、0.03mmol))をシリンジによりゆっくり加えた。−78℃で10分間撹拌した後、反応物を−35℃に加温し、さらに7分間撹拌した。次いで反応物を−78℃に再冷却し、メチルトリフルオロメタンスルホネート(2.3μL、0.02mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた黄色溶液を−78℃で2.75時間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液および水の2.5:1混合物(7mL)でクエンチし、DCM(3×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物を逆相分取HPLC(Luna 5μM C18カラム、溶離液:35分間で水中20〜60%ACN、両方の溶媒が0.1%TFAを含有する。)によって精製して、413.0(3.9mg、収率52%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.69(s,2H)、8.60(s,1H)、8.41(s,1H)、8.12(s,1H)、7.44(t,J=8.5Hz,1H)、6.65(dd,J=19.2,8.4Hz,2H)、4.86(d,J=5.9Hz,1H)、3.84(s,3H)、3.82−3.91(m,2H)、3.73(s,3H)、3.59−3.69(m,2H)、3.46−3.58(m,2H)、3.38(s,3H)、2.46(s,3H)、2.37(s,3H)、1.31(d,J=6.7Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:584.2(M+H)
+。
【0884】
[実施例414.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0885】
【化401】
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(1S,2R)−1−(アリルオキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(アリルオキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例414.1。 実施例Aの手順に従って、25.0(209mg、0.77mmol)、6−メトキシピコリノヒドラジド(135mg、0.81mmol)および実施例1.0(152mg、0.79mmol)を一緒にして、414.1(234mg、収率52%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:582.2(M+H)
+。
【0886】
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例414.2。 414.1(234mg、0.40mmol)のアセトン(9mL)および水(3mL)の混合物中溶液に、触媒量の固体四酸化オスミウムおよび4−メチルモルホリン−N−オキシド(165mg、1.41mmol)を加えた。得られた茶褐色溶液を室温で26時間撹拌し、次いでロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、アセトンを除去した。残留物水溶液を水で希釈し、クロロホルム(5×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でDCM中3〜15%MeOH)によって精製して、414.2(116mg、収率37%)を無色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:616.1(M+H)
+。
【0887】
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例414.0。 414.2(116mg、0.17mmol)のTHF(6mL)および水(2mL)の混合物中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(133mg、0.62mmol)を加えた。白色スラリーを室温で2.5時間撹拌し、次いで濾過し、濾液をDCMですすいだ。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、有機溶媒を除去し、次いで水で希釈し、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、アルデヒドを白色固体として得た。アルデヒドのMeOH(5mL)中氷冷溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(52mg、1.37mmol)を加えた。気体発生が観察された。得られた黄色溶液を0℃で30分間撹拌し、次いでさらなる水素化ホウ素ナトリウム(117mg、3.08mmol)を加えた。0℃でさらに40分間撹拌した後、反応物を1N HCl溶液(8mL)でクエンチした。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、MeOHを除去し、次いでDCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間でDCM中0〜12%MeOH)によって精製して、ラセミ体状アルコール生成物414.0(71mg、収率71%)を白色固体として得た。
【0888】
[実施例415.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0889】
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例415.0。 414.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つの鏡像異性体生成物を分離した。分取SFC方法#1:カラム:Chiralpak AS−H(逆相用)(250×21mm、5μm)、移動相:67:33(A:B)、A:液体CO
2、B:MeOH、流量:70mL/分、220nm、213barの入口圧力、分取SFC方法#2(ピーク1フラクションの再精製):カラム:Whelk O−1(250×21mm、5μm)、移動相:70:30(A:B)、A:液体CO
2、B:MeOH、流量:70mL/分、220nm、165〜172barの入口圧力。第1の溶出ピークは、実施例415.0(22.8mg)だった:
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.65(s,2H)、7.56−7.66(m,2H)、7.32(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=7.4,1.8Hz,1H)、6.57−6.64(m,2H)、5.35(d,J=2.3Hz,1H)、3.85−3.95(m,1H)、3.71(s,3H)、3.70(s,3H)、3.59−3.75(m,3H)、3.51−3.57(m,1H)、3.17(s,3H)、2.36(s,3H)、1.28(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:586.1(M+H)
+。
【0890】
[実施例416.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0891】
【化405】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例416.0。 414.0のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、実施例415.0に記載のように2つの鏡像異性体生成物を分離した。第2の溶出ピークは、実施例416.0(27.3mg)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ:8.67(s,2H)、7.54−7.67(m,2H)、7.32(t,J=8.5Hz,1H)、6.70(dd,J=7.4,1.8Hz,1H)、6.57−6.64(m,2H)、5.36(br.s.,1H)、3.86−3.95(m,1H)、3.72(s,3H)、3.70(s,3H)、3.59−3.77(m,3H)、3.51−3.57(m,1H)、3.17(s,3H)、2.36(s,3H)、1.28(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:586.1(M+H)
+。
【0892】
[実施例417.0]
(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エテニル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エテニル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0893】
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エテニル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エテニル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例417.0。 10mL丸底フラスコに、化合物146.0(0.231g、0.40mmol)、ビニルボロン酸ピナコールエステル(0.143mL、0.80mmol、Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)、トリシクロヘキシルホスフィン(0.022g、0.080mmol、Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0.037g、0.040mmol、Strem Chemicals,Inc.、Newburyport、MA、USAから市販)を装入し、アルゴンを再充填した。1,4−ジオキサン(3mL)および1.3Mリン酸カリウム水溶液(0.922mL、1.198mmol)を、シリンジにより反応混合物に加えた。得られた反応物を90℃で加熱し、TLCおよびLC−MSでモニターした。18時間後、反応物を室温に冷却し、次いで減圧下で濃縮した。残留物をEtOAcで希釈し、MgSO
4で乾燥した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物417.0(0.106g、0.20mmol、収率50%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ:8.61(br.s.,1H)、8.54(s,2H)、8.47(s,1H)、7.88(s,1H)、7.42(t,J=8.51Hz,1H)、6.55−6.72(m,3H)、5.73(d,J=17.61Hz,1H)、5.44(d,J=10.96Hz,1H)、3.82(ddd,J=9.88,6.65,4.40Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.74(s,3H)、3.70(dd,J=14.87,4.69Hz,1H)、3.10(dd,J=14.77,9.88Hz,1H)、1.32(d,J=6.85Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:525.8(M+H)
+。
【0894】
[実施例418.0]
(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0895】
【化407】
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(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例418.0。 丸底フラスコに、化合物417.0(0.065g、0.12mmol)およびパラジウム/活性炭(0.013g、6.18μmol)(Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)を加えた。EtOH(2.5mL)およびDCM(2.5mL)の混合物を加え、反応混合物をH
2雰囲気下で終夜撹拌した。反応混合物を、シリンジフィルター(Whatman 0.45μm PTFE w/GMF)に通して濾過した。濾液を真空下で濃縮して、初期物質を得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物418.0(0.034g、0.064mmol、収率52%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:527.8(M+H)
+。
【0896】
[実施例419.0]
(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0897】
【化408】
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(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例419.0。 ラセミ化合物418.0を、超臨界流体クロマトグラフィー(Thar80上の250×21mm IAカラム、18g/分のMeOH(+20mM NH
3)+37g/分のCO
2、55g/分の33%共溶媒によって分離した。温度=24℃;出口圧力=100bar;波長=215nm;注入量=4mLのMeOH(25%DCM)に溶解させた20mgの試料0.2mL。2つの鏡像異性体が得られた。表題化合物は、上記条件下で溶出した第1の異性体だった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ:8.54(s,1H)、8.46(d,J=1.96Hz,1H)、8.41(d,J=2.15Hz,1H)、7.59(t,J=2.15Hz,1H)、7.57−7.61(m,1H)、7.39(t,J=8.51Hz,1H)、6.61(d,J=8.46Hz,2H)、3.77−3.85(m,1H)、3.74(s,3H)、3.72(s,3H)、3.69(d,J=3.72Hz,1H)、3.10(dd,J=14.77,9.88Hz,1H)、2.61(q,J=7.63Hz,2H)、1.32(d,J=6.85Hz,3H)、1.15(t,J=7.63Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:527.8(M+H)
+。
【0898】
[実施例420.0]
(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0899】
【化409】
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(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−エチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例420.0。 表題化合物は、化合物418.0を実施例419.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ:8.54(s,2H)、8.39−8.48(m,2H)、7.59(t,J=2.15Hz,1H)、7.39(t,J=8.51Hz,1H)、6.61(dd,J=8.51,0.88Hz,2H)、3.81(ddd,J=9.88,6.75,4.30Hz,1H)、3.74(s,3H)、3.72(s,3H)、3.69(d,J=4.50Hz,1H)、3.10(dd,J=14.77,9.88Hz,1H)、2.61(q,J=7.76Hz,2H)、1.32(d,J=6.85Hz,3H)、1.15(t,J=7.63Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:527.8(M+H)
+。
【0900】
[実施例421.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0901】
【化410】
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(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例421.1。 実施例Aの一般手順に従って、19.0、1.0および3.18を使用して、421.1を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.67−8.76(m,2H)、7.47(dd,J=8.3,7.5Hz,1H)、7.29−7.35(m,1H)、6.56−6.68(m,3H)、6.43−6.54(m,1H)、4.41(q,J=6.9Hz,1H)、3.75−3.80(m,3H)、3.67−3.75(m,3H)、3.12(s,3H)、2.40−2.48(m,3H)、1.38(d,J=7.0Hz,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:539.9(M+H)
+。
【0902】
【化411】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例421.0。 421.1(0.150g、0.278mmol)のMeOH(2.0mL)中溶液に、メチルアミン(0.30mL、2.86mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、2滴のAcOHおよびシアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.040g、0.61mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を加えた。得られた混合物をN
2下において60℃で18時間加熱した。反応混合物にナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(0.120g、0.57mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を加え、反応物をさらに18時間加熱した。反応物を室温に冷却し、濃縮した。残留物を、EtOAc(60mL)と飽和NaHCO
3水溶液(30mL)との間で分配した。水層をCHCl
3中10%iPrOH(50mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物421.0をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、DCM中0〜4%MeOH)によって精製して、2つのジアステレオマーを得た。
【0903】
[実施例422.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0904】
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例422.0。 実施例421.0に記載されているように、ジアステレオマーをシリカゲル精製によって分離して、表題化合物である第1の溶出ジアステレオマーを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、7.55−7.66(m,2H)、7.29−7.36(m,1H)、6.65−6.73(m,1H)、6.60(dd,J=8.5,4.7Hz,2H)、4.55(d,J=3.1Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.71(s,3H)、3.63(qd,J=7.1,3.0Hz,1H)、3.17(s,3H)、2.31(d,J=2.6Hz,6H)、1.29(s,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:555.0(M+H)
+。
【0905】
[実施例423.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0906】
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例423.0。 実施例421.0に記載されたように、ジアステレオマーをシリカゲル精製によって分離して、実施例423.0である第2の溶出ジアステレオマーを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.52−8.60(m,2H)、7.54−7.66(m,2H)、7.29−7.35(m,1H)、6.69(dd,J=7.0,2.2Hz,1H)、6.60(d,J=8.6Hz,2H)、4.08(d,J=8.8Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.73(s,3H)、3.65(dd,J=8.8,7.0Hz,1H)、3.18(s,3H)、2.28−2.35(m,3H)、2.13−2.20(m,3H)、1.11(d,J=7.0Hz,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:554.9(M+H)
+。
【0907】
[実施例424.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0908】
【化414】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例424.0。 ジアステレオマー422.0の第1の溶出混合物を、分取SFC(50mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の50%MeOH中50%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、21mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得たが、第1の溶出ピークは、実施例424.0だった。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、7.58−7.65(m,2H)、7.29−7.35(m,1H)、6.66−6.74(m,1H)、6.60(t,J=7.4Hz,2H)、4.56(d,J=3.1Hz,1H)、3.64−3.75(m,7H)、3.17(s,3H)、2.32(s,3H)、2.31(s,3H)、1.25−1.34(m,4H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:555.2(M+H)
+。
【0909】
[実施例425.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0910】
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例425.0。 実施例424.0に記載の手順からの第2の溶出ピークは、実施例425.0だった。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、7.57−7.65(m,2H)、7.29−7.35(m,1H)、6.65−6.74(m,1H)、6.55−6.65(m,2H)、4.56(d,J=3.1Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.71(s,3H)、3.60−3.68(m,1H)、3.17(s,3H)、2.32(m,6H)、1.29(d,J=7.2Hz,4H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:554.8(M+H)
+。
【0911】
[実施例426.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0912】
【化416】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例426.0。 ジアステレオマー423.0の第2の混合物を、分取SFC(50mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の50%MeOH中50%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、21mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第1の溶出ピークは、実施例426.0だった。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、7.55−7.64(m,2H)、7.29−7.35(m,1H)、6.65−6.72(m,1H)、6.60(d,J=8.5Hz,2H)、4.08(d,J=8.9Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.72(s,3H)、3.56−3.70(m,1H)、3.18(s,3H)、2.32(s,3H)、2.17(s,3H)、1.23−1.28(m,1H)、1.10(d,J=7.0Hz,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:555.0(M+H)
+。
【0913】
[実施例427.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0914】
【化417】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例427.0。 実施例426.0に記載の手順からの第2の溶出ピークにより、427.0を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.57(s,2H)、7.55−7.64(m,2H)、7.29−7.35(m,1H)、6.69(dd,J=6.9,2.2Hz,1H)、6.60(d,J=8.5Hz,2H)、4.03−4.11(m,1H)、3.76(s,3H)、3.72(s,3H)、3.57−3.68(m,1H)、3.18(s,3H)、2.32(s,3H)、2.17(s,3H)、1.17(d,J=6.3Hz,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:555.0(M+H)
+。
【0915】
[実施例428.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−フェニルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0916】
【化418】
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(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例428.1。 実施例Aの一般手順に従って、14.3、1.0および3.11を使用して428.1を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:11.08(br.s.,1H)、8.61−8.82(m,2H)、8.44(d,J=1.5Hz,1H)、8.33(d,J=1.9Hz,1H)、7.57−7.70(m,1H)、7.34−7.47(m,1H)、6.55−6.66(m,2H)、4.91−5.03(m,1H)、3.69−3.78(m,7H)、3.26−3.40(m,3H)、2.30(s,3H)、1.32−1.46(m,3H)。MS−ESI(正)m/z:559.9(M+H)
+。
【0917】
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−フェニルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例428.0。 25mL丸底フラスコに、(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド(428.1、0.050g、0.089mmol)、フェニルボロン酸(0.035g、0.287mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、リン酸カリウム(0.060g、0.283mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、(AmPhos)1,1−ビス[(ジ−t−ブチル−p−メチルアミノフェニル]パラジウム(II)クロリド(8.0mg、0.011mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、1,4−ジオキサン(2.0mL)および水(0.70mL)を加えた。得られた混合物にアルゴンを数分間吹き込み、次いで凝縮器を取り付け、混合物をN
2下において85℃で20時間加熱した。次いで反応物を室温に冷却し、水(10mL)とCHCl
3中10%iPrOH(20mL)との間で分配した。水層をCHCl
3中10%iPrOH(15mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、DCM中2〜5%MeOH)によって精製して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−フェニルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(428.0、0.040g)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:11.21(br.s.,1H)、8.92−9.01(m,2H)、8.44(d,J=1.5Hz,1H)、8.28−8.38(m,1H)、7.65(s,1H)、7.57−7.62(m,2H)、7.45−7.56(m,3H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、6.61(d,J=8.5Hz,2H)、5.08(d,J=4.4Hz,1H)、3.78−3.87(m,1H)、3.70−3.78(m,6H)、3.40(s,3H)、2.30(s,3H)、1.41−1.45(m,3H)。MS−ESI(正)m/z:602.0(M+H)
+。
【0918】
[実施例429.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0919】
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例429.0。 実施例Aの一般手順に従って、14.7、1.0および3.11を使用して、429.0を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:11.08(s,1H)、8.70(s,2H)、8.44(s,1H)、8.33(s,1H)、7.63(s,1H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.60(dd,J=8.5,4.1Hz,2H)、5.00(d,J=5.8Hz,1H)、3.77−3.85(m,1H)、3.67−3.77(m,6H)、3.39−3.59(m,2H)、2.30(s,3H)、1.44(d,J=7.0Hz,3H)、1.07−1.19(m,3H)。MS−ESI(正)m/z:573.9(M+H)
+。
【0920】
[実施例430.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【0921】
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例430.0。 実施例Aの一般手順に従って、14.7および1.0およびニコチノヒドラジドを使用して、430.0を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:11.10(s,1H)、8.71(s,2H)、8.58−8.65(m,2H)、7.73(dt,J=8.0,2.0Hz,1H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、7.24(d,J=5.7Hz,1H)、6.60(dd,J=8.6,4.8Hz,2H)、5.00(d,J=5.8Hz,1H)、3.77−3.84(m,1H)、3.74−3.77(m,3H)、3.71(s,3H)、3.39−3.61(m,2H)、1.42−1.49(m,3H)、1.10−1.19(m,3H)。MS−ESI(正)m/z:559.8(M+H)
+。
【0922】
[実施例431.0]
(S)−N−((2,6−ジメトキシフェニル)カルバモチオイル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N−((2,6−ジメトキシフェニル)カルバモチオイル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【0923】
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−N−((2,6−ジメトキシフェニル)カルバモチオイル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N−((2,6−ジメトキシフェニル)カルバモチオイル)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例431.0。 9.0(1.8g、8.21mmol)のDMF(10mL)中溶液に、炭酸セシウム(0.99mL、12.32mmol)を小分けにして加えた。混合物を室温で5分間撹拌した後、2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン1.0(1.68g、8.62mmol)を小分けにして加えた。次いで、得られた混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。反応が完了したら、20mLの水を加え、混合物を、HCl水溶液(2.0N、6.16mL、12.32mmol)の添加によってpH約5に酸性化した。形成した沈殿物を収集し、水で3回洗浄し、真空下で乾燥させて、431.0(3.37g、8.13mmol、収率99%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:415.1(M+H)
+。
【0924】
[実施例432.0]
(2S,3S)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリドおよび(2R,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリドおよび(2S,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリドおよび(2R,3S)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリドの調製
【0925】
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3S)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリドおよび(2R,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリドおよび(2S,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリドおよび(2R,3S)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホニルフルオリド、実施例432.0。 (2S,3S)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホン酸および(2R,3S)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホン酸および(2R,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホン酸および(2S,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホン酸(0.389g、1.66mmol)(実施例7.0および10.0に記載の一般手順を使用して調製した)のDCM(8mL、1.66mmol)中溶液に、(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(0.44mL、3.32mmol、Sigma−Aldrich Chemical Company,Inc.から市販)を0℃で滴下添加した。混合物を室温で18時間撹拌した。混合物を氷浴によって冷却し、シリカゲルを加えて、反応物をクエンチした。混合物を濃縮し、残留物をシリカゲルの栓上に直接載せ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラムに通すクロマトグラフィーによって精製して、432.0(0.264g、1.12mmol、収率67%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:237.1(M+H)
+。
【0926】
[実施例433.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドおよび(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドの調製
【0927】
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)ペンタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)ペンタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)ペンタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)ペンタン−2−スルホンアミド、実施例433.1。 −78℃で5.0(200mg、0.39mmol)のTHF(1.9mL)中撹拌溶液に、n−ブチルリチウム(2.5M、231μL、0.58mmol)を加えた。反応物を10分間撹拌し、次いでピバルアルデヒド(0.064mL、0.58mmol)を加え、反応物を−78℃で1時間撹拌した。次に、塩化アンモニウムの飽和溶液を加えて反応物をクエンチし、得られた混合物を室温に加温した。反応混合物をEtOAcで抽出した。このようにして得られた物質を、ヘキサン中0〜20%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の化合物433.1(0.165g、0.27mmol、収率71%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:606.3(M+H)
+。
【0928】
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドおよび(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミド、実施例433.0。 433.1(0.165g、0.27mmol)を含むバイアルに、DMF(1.36mL)、続いてトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート、TASF(0.225g、0.82mmol)を加えた。混合物を、撹拌しながら60℃で慎重に加熱した。4時間後、混合物を室温に冷却し、水を加えた。反応混合物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。このようにして得られた生成物を、ヘプタン中0〜70%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、433.0を、2.6:1の比(
1H NMRによって決定したもの、シン:アンチ)のジアステレオマーのラセミ混合物として、白色固体(38.6mg、0.076mmol、収率28%)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=10.98(br.s.,1H)、7.67−7.61(m,1H)、7.61−7.57(m,1H)、7.43−7.36(m,1H)、6.73−6.70(m,1H)、6.70−6.65(m,2H)、4.12(d,J=4.9Hz,0.28H)、3.93(dd,J=0.7,2.4Hz,0.72H)、3.77(s,2.16H)、3.72(d,J=1.7Hz,1.68H)、3.69(s,2.16H)、3.36(dd,J=4.9,6.8Hz,0.28H)、3.20−3.16(m,0.72H)、3.15(s,3H)、3.12(t,J=7.0Hz,0.28H)、2.72(d,J=2.4Hz,0.72H)、1.40(d,J=6.8Hz,0.84H)、1.33(d,J=7.1Hz,2.16H)、0.93(s,2.52H)、0.91(s,6.48H)。LCMS−ESI(正)m/z:506.3(M+H)
+。
【0929】
[実施例434.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドの調製
【0930】
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミド、実施例434.0。 ジアステレオマー433.0の混合物を、イソクラティックな20%EtOH(+20mM NH
3)で溶出するAD−Hカラム上で精製して、第1の溶出ピークを434.0(99%ee、0.035g、0.069mmol)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=7.67−7.59(m,2H)、7.40(t,J=8.4Hz,1H)、6.71(dd,J=1.1,7.9Hz,1H)、6.70−6.65(m,2H)、3.95(s,1H)、3.76(s,3H)、3.70(s,3H)、3.21−3.16(m,1H)、3.15(s,3H)、2.87−2.71(m,1H)、1.34(d,J=7.1Hz,3H)、0.91(s,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:506.3(M+H)
+。
【0931】
[実施例435.0]
(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドの調製
【0932】
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミド、実施例435.0。 ジアステレオマー433.0の混合物を、イソクラティックな20%EtOH(+20mM NH
3)で溶出するAD−Hカラム上で精製して、第2の溶出ピークを435.0(98%ee、0.008g、0.016mmol)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=11.19−10.85(m,1H)、7.67−7.62(m,1H)、7.61−7.58(m,1H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(dd,J=1.0,8.1Hz,1H)、6.67(d,J=8.6Hz,2H)、4.13(d,J=4.4Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.72(s,3H)、3.36(dd,J=4.3,6.7Hz,1H)、3.15(s,3H)、3.14−3.10(m,1H)、1.41(d,J=7.1Hz,3H)、0.93(s,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:506.3(M+H)
+。
【0933】
[実施例436.0]
(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドの調製
【0934】
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミド、実施例436.0。 ジアステレオマー433.0の混合物を、イソクラティックな20%EtOH(+20mM NH
3)で溶出するAD−Hカラム上で精製して、重なり合ったピーク(それぞれ第3の溶出ピークおよび第4の溶出ピーク)として溶出する2つのジアステレオマーの混合物を得た。混合物を、イソクラティックな30%MeOH(+20mM NH
3)で溶出するAD−Hカラム上でさらに精製して、第2の溶出ピークを436.0(95.2%ee、0.0104g、0.021mmol)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=7.65−7.58(m,2H)、7.38(t,J=8.4Hz,1H)、6.70(d,J=8.1Hz,1H)、6.66(d,J=8.6Hz,2H)、3.71(s,6H)、3.36(d,J=6.6Hz,1H)、3.19−3.09(m,4H)、1.40(d,J=7.1Hz,3H)、0.93(s,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:506.3(M+H)
+。
【0935】
[実施例437.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドの調製
【0936】
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミドまたは(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−ペンタンスルホンアミド、実施例437.0。 ジアステレオマー433.0の混合物を、イソクラティックな20%EtOH(+20mM NH
3)で溶出するAD−Hカラム上で精製して、重なり合ったピーク(それぞれ第3の溶出ピークおよび第4の溶出ピーク)として溶出する2つのジアステレオマーの混合物を得た。混合物を、イソクラティックな30%MeOH(+20mM NH
3)で溶出するAD−Hカラム上でさらに精製して、第1の溶出ピークを437.0(95.2%ee、0.0104g、0.021mmol)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=7.67−7.58(m,2H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(dd,J=1.2,7.8Hz,1H)、6.67(t,J=9.0Hz,2H)、3.95(s,1H)、3.76(s,3H)、3.70(s,3H)、3.19(q,J=6.8Hz,1H)、3.15(s,3H)、1.34(d,J=6.8Hz,3H)、0.91(s,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:506.3(M+H)
+。
【0937】
[実施例438.0]
(2R,3S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R,3R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0938】
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例438.1。 −78℃でN−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド5.0(200mg、0.39mmol)のTHF(1924μL)中撹拌溶液に、n−ブチルリチウム(2.5M、231μL、0.58mmol)を加えた。反応物を10分間撹拌し、次いでシクロプロパンカルボアルデヒド(0.040g、0.58mmol)を加え、反応物を−78℃で1時間撹拌した。次に、塩化アンモニウムの飽和溶液を加えて、反応物をクエンチし、反応物を室温に加温した。反応混合物をEtOAcで抽出した。このようにして得られた物質を、ヘキサン中0〜20%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の化合物438.1(0.135g、0.23mmol、収率60%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:590.3(M+H)
+。
【0939】
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R,3R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例438.0。 438.1(0.165g、0.27mmol)を含むバイアルに、DMF(1.14mL)続いてトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート、TASF(0.189g、0.69mmol)を加えた。混合物を60℃に慎重に加熱し、撹拌を継続した。4時間後、混合物を室温に冷却し、水を加えた。反応混合物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。初期に得られた生成物を、ヘプタン中0〜70%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、438.0を、約2:1の比(
1H NMRによって決定したもの、シン:アンチ)のジアステレオマーのラセミ混合物として、白色固体(100mg、0.20mmol、収率89%)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=10.96(br.s.,1H)、7.67−7.61(m,1H)、7.61−7.57(m,1H)、7.39(t,J=8.4Hz,1H)、6.71(dd,J=1.0,8.3Hz,1H)、6.70−6.64(m,2H)、4.02(d,J=2.0Hz,0.3H)、3.77(s,2H)、3.73(s,1H)、3.71(s,1H)、3.70(s,2H)、3.46−3.42(m,0.7H)、3.20−3.16(m,0.3H)、3.16−3.13(m,3H)、3.12(d,J=1.2Hz,0.7H)、3.10(dd,J=1.1,7.0Hz,1H)、1.40−1.36(m,3H)、0.92−0.81(m,1H)、0.59−0.29(m,3H)、0.18−0.10(m,1H)。LCMS−ESI(正)m/z:490.3(M+H)
+。
【0940】
[実施例439.0]
(1R,2S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0941】
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例439.0。 ジアステレオマー438.0の混合物を、250×30mm ICカラム付きのThar350 SFC上において55g/分のMeOH(+20mM NH
3)+45g/分のCO
2、100g/分の55%共溶媒で精製した。出口圧力=100bar;温度=22℃;波長=297nm。11mLの(6:5)MeOH:DCM中100mgの試料(9.1mg/mL)を0.4mL注入、すなわち注入1回当たり3.6mgで、第1の溶出ピークを439.0(99%ee、0.024g、0.048mmol)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=10.95(br.s.,1H)、7.67−7.57(m,2H)、7.39(t,J=8.4Hz,1H)、6.72(dd,J=1.0,8.1Hz,1H)、6.67(ddd,J=0.9,8.5,15.8Hz,2H)、3.77(s,3H)、3.70(s,3H)、3.44(dd,J=1.1,8.4Hz,1H)、3.15(s,3H)、3.09(dq,J=1.2,7.0Hz,1H)、1.38(d,J=7.1Hz,3H)、0.86(tq,J=5.1,8.1Hz,2H)、0.57−0.51(m,1H)、0.45−0.33(m,2H)、0.18−0.09(m,1H)。LCMS−ESI(正)m/z:490.3(M+H)
+。
【0942】
[実施例440.0]
(1R,2S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0943】
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロプロピル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例440.0。 ジアステレオマー438.0の混合物を、250×30mm ICカラム付きのThar350 SFC上において55g/分のMeOH(+20mM NH
3)+45g/分のCO
2、100g/分の55%共溶媒で精製した。出口圧力=100bar;温度=22℃;波長=297nm。11mLの(6:5)MeOH:DCM中100mgの試料(9.1mg/mL)を0.4mL注入、すなわち注入1回当たり3.6mgで、第4の溶出ピークを440.0(98%ee、0.024g、0.048mmol)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=10.95(br.s.,1H)、7.67−7.57(m,2H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、6.72(dd,J=1.0,8.1Hz,1H)、6.70−6.63(m,2H)、3.77(s,3H)、3.70(s,3H)、3.44(dd,J=1.0,8.3Hz,1H)、3.15(s,3H)、3.12−3.05(m,1H)、1.38(d,J=7.1Hz,3H)、0.91−0.79(m,4H)、0.57−0.51(m,1H)、0.44−0.34(m,2H)、0.18−0.11(m,1H)。LCMS−ESI(正)m/z:490.3(M+H)
+。副次的なジアステレオマーは、単離しなかった。
【0944】
[実施例441.0]
(2R,3S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R,3R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0945】
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例441.1。 −78℃でN−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド5.0(200mg、0.39mmol)のTHF(1.92mL)中撹拌溶液に、n−ブチルリチウム(2.5M、231μL、0.577mmol)を加えた。反応物を10分間撹拌し、その後、シクロヘキサンカルボアルデヒド(0.040g、0.577mmol)を加え、反応物を−78℃で1時間撹拌した。次に、塩化アンモニウムの飽和溶液を加えてクエンチし、反応物を室温に加温した。反応混合物をEtOAcで抽出した。このようにして得られた物質を、ヘキサン中0〜20%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の化合物441.1.(0.169g、0.27mmol、収率70%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:632.3(M+H)
+。
【0946】
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R,3R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例441.0。 441.1(0.169g、0.27mmol)を含むバイアルに、DMF(1.34mL)、続いてトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート、TASF(0.221g、0.80mmol)を加えた。混合物を60℃に慎重に加熱し、撹拌を継続した。4時間後、混合物を室温に冷却し、水を加えた。次いで反応混合物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。生成物を、ヘプタン中0〜70%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、441.0を、白色固体(110mg、0.207mmol、収率77%)および約3.3:1の比(1H NMRによって決定したもの、シン:アンチ)のジアステレオマーの混合物として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=10.98(br.s.,1H)、7.67−7.61(m,1H)、7.61−7.57(m,1H)、7.42−7.35(m,1H)、6.71(dd,J=0.7,8.1Hz,1H)、6.69−6.63(m,2H)、3.83(dd,J=0.9,9.2Hz,0.8H)、3.76(s,2.4H)、3.72(d,J=5.1Hz,1.2H)、3.70(s,2.4H)、3.58(d,J=8.6Hz,0.2H)、3.15(s,3H)、3.11−3.05(m,1H)、2.05(d,J=13.0Hz,1H)、1.79−1.67(m,2H)、1.63(d,J=10.5Hz,1H)、1.54−1.40(m,2H)、1.33−1.08(m,6H)、0.89(二重の五重線,J=3.4,12.6Hz,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:532.3(M+H)
+。
【0947】
[実施例442.0]
(1R,2S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0948】
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例442.0。 ジアステレオマー441.0の混合物を、SFC機器上において、AS−Hカラム上で25%MeOH/CO
2、100bar;70mL/分、220nmにおいて精製して、第1の溶出ピーク442.0(99%ee、0.037g、0.070mmol)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=7.66−7.59(m,2H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(dd,J=1.5,7.6Hz,1H)、6.69−6.63(m,2H)、3.86(d,J=9.3Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.70(s,3H)、3.15(s,3H)、3.10(q,J=6.8Hz,1H)、2.07(d,J=13.0Hz,1H)、1.76−1.67(m,2H)、1.63(d,J=11.0Hz,1H)、1.51(d,J=12.5Hz,1H)、1.35−1.10(m,7H)、0.97−0.83(m,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:532.3(M+H)
+。
【0949】
[実施例443.0]
(1R,2S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0950】
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−シクロヘキシル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例443.0。 ジアステレオマー441.0の混合物を、SFC機器上において、AS−Hカラム上で25%MeOH/CO
2、100bar;70mL/分、220nmにおいて精製して、第4の溶出ピークを443.0(99%ee、0.036g、0.068mmol)として得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=7.67−7.59(m,2H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(dd,J=1.3,7.5Hz,1H)、6.67(t,J=8.4Hz,2H)、3.86(d,J=9.3Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.70(s,3H)、3.15(s,3H)、3.11(q,J=6.8Hz,1H)、2.07(d,J=12.7Hz,1H)、1.71(d,J=11.2Hz,2H)、1.63(d,J=11.2Hz,1H)、1.51(d,J=12.5Hz,1H)、1.36−1.10(m,7H)、0.97−0.83(m,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:532.3(M+H)
+。
【0951】
[実施例444.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0952】
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−1−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−1−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−1−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−1−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例444.1。 −78℃でN−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド5.0(200mg、0.389mmol)のTHF(1.92mL)中撹拌溶液に、n−ブチルリチウム(2.5M、231μL、0.58mmol)を加えた。反応物を10分間撹拌し、次いで4−ホルミルテトラヒドロピラン(Frontier Scientific、0.066g、0.577mmol)を加え、反応物を−78℃で1時間撹拌した。次に、塩化アンモニウムの飽和溶液を加えて反応物をクエンチし、反応物を室温に加温した。反応混合物をEtOAcで抽出した。このようにして得られた物質を、ヘキサン中0〜20%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の化合物444.1(0.17g、0.27mmol、収率70%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:634.4(M+H)
+。
【0953】
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例444.0。 444.1(0.17g、0.27mmol)を含むバイアルに、DMF(1.34mL)、続いてトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケート、TASF(0.222g、0.81mmol)を加えた。混合物を60℃に慎重に加熱し、撹拌を継続した。4時間後、混合物を室温に冷却し、水を加えた。反応混合物をEtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。残留物を、ヘプタン中0〜70%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、444.0を、白色固体(100mg、0.19mmol、収率70%)および約3.3:1の比(
1H NMRによって決定したもの、シン:アンチ)のジアステレオマーの混合物として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ=10.98(br.s.,1H)、7.68−7.56(m,2H)、7.43−7.35(m,1H)、6.74−6.70(m,1H)、6.72(dd,J=1.0,8.0Hz,1H)、6.69−6.63(m,2H)、4.03−3.85(m,3H)、3.76(s,2.3H)、3.73(s,0.7H)、3.71(s,0.7H)、3.70(s,2.3H)、3.59−3.52(m,0.3H)、3.30(tt,J=2.7,11.8Hz,2H)、3.21(d,J=1.4Hz,0.7H)、3.15(s,3H)、3.10−2.99(m,1H)、1.95−1.86(m,1H)、1.82−1.63(m,1H)、1.61−1.46(m,1H)、1.36−1.16(m,5H)。LCMS−ESI(正)m/z:534.2(M+H)
+。
【0954】
[実施例445.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0955】
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例445.0。 ジアステレオマー444.0の混合物を、SFC機器上において、IA−Hカラム上で25%MeOH/CO
2、100bar;60mL/分、220nmにおいて精製して、第1の溶出ピークを得たが、この第1の溶出ピークは、2つのジアステレオマーの混合物だった。この混合物をSFC機器上において、AS−Hカラム上で25%EtOH/CO
2、100bar;65mL/分、220nm上でさらに精製して、第2の溶出ピークを445.0(99%ee、0.035g、0.066mmol)として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ=7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.71(dd,J=1.0,8.0Hz,1H)、6.69−6.63(m,2H)、3.95−3.89(m,2H)、3.89−3.85(m,1H)、3.76(s,3H)、3.70(s,3H)、3.35−3.25(m,2H)、3.18−3.12(m,3H)、3.07−2.99(m,1H)、1.91(dd,J=1.9,13.6Hz,1H)、1.61−1.47(m,2H)、1.37−1.20(m,5H)。LCMS−ESI(正)m/z:534.2(M+H)
+。
【0956】
[実施例446.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0957】
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例446.0。 ジアステレオマー444.0の混合物を、SFC機器上において、IA−Hカラム上で25%MeOH/CO
2、100bar;60mL/分、220nmにおいて精製して、第1の溶出ピークを得たが、この第1の溶出ピークは、2つのジアステレオマーの混合物だった。この混合物を、SFC機器上において、AS−Hカラム上で25%EtOH/CO
2、100bar;65mL/分、220nmにおいてさらに精製して、第2の溶出ピークを446.0(99%ee、0.023g、0.043mmol)として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ=7.68−7.56(m,2H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.72(dd,J=1.0,8.0Hz,1H)、6.69−6.63(m,2H)、3.97−3.87(m,2H)、3.73(s,3H)、3.71(s,3H)、3.56(dd,J=3.4,8.1Hz,1H)、3.38−3.24(m,2H)、3.15(s,3H)、3.08(五重線,J=7.2Hz,1H)、1.83−1.65(m,2H)、1.59(dq,J=4.5,12.3Hz,1H)、1.43−1.32(m,2H)、1.32−1.28(m,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:534.2(M+H)
+。
【0958】
[実施例447.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0959】
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例447.0。 ジアステレオマー444.0の混合物を、SFC機器上において、IA−Hカラム上で25%MeOH/CO
2、100bar;60mL/分、220nmにおいて精製して、第2の溶出ピークを447.0(98%ee、0.035g、0.066mmol)として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ=7.67−7.56(m,1H)、7.67−7.56(m,2H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.73−6.61(m,3H)、3.97−3.84(m,3H)、3.74(s,3H)、3.70(s,3H)、3.36−3.23(m,2H)、3.15(s,3H)、3.10−2.96(m,2H)、1.92(d,J=13.1Hz,1H)、1.54(d,J=9.2Hz,1H)、1.42−1.14(m,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:534.2(M+H)
+。
【0960】
[実施例448.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【0961】
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例448.0。 ジアステレオマー444.0の混合物を、SFC機器上において、IA−Hカラム上で25%MeOH/CO
2、100bar;60mL/分、220nmにおいて精製して、第3の溶出ピークを448.0(97%ee、0.010g、0.019mmol)として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ=7.61(d,J=9.4Hz,2H)、7.38(t,J=8.4Hz,1H)、6.74−6.61(m,3H)、3.91(d,J=10.6Hz,2H)、3.71(d,J=4.5Hz,6H)、3.58(dd,J=3.3,7.0Hz,1H)、3.38−3.25(m,3H)、3.15(s,3H)、3.11(d,J=7.2Hz,1H)、1.83−1.51(m,3H)、1.47−1.35(m,2H)、1.28(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:534.2(M+H)
+。
【0962】
[実施例449.0]
(2S,3R)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0963】
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例449.0。 5−イソチオシアナト−4,6−ジメトキシピリミジン(0.047g、0.24mmol)および10.1(80%ee、0.05g、0.214mmol)のACN(0.43mL)中溶液に、炭酸セシウム(0.091g、0.28mmol)を加えた。反応物を23℃で16時間撹拌した。反応混合物に、硝酸銀(I)(0.073g、0.43mmol)および5−メチルニコチノヒドラジド(0.032g、0.21mmol)を加えた。反応物を23℃でさらに10分間撹拌した。次いで反応物をシリカゲルの栓に通して濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質を1,4−ジオキサン(2.14mL)中に入れ、TFA(0.099mL、1.28mmol)を加えた。得られた混合物を90℃で16時間撹拌した。次いで反応物を真空下で濃縮し、重炭酸ナトリウム水溶液の添加によって中和した。得られた混合物をEtOAcで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質を、ヘキサン中0〜50%EtOAc/EtOH(3/1)で溶出するシリカゲル上で精製して、449.0(80%ee、0.041g、収率36%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=11.07(br.s.,1H)、8.55(s,2H)、8.51−8.47(m,2H)、8.36(d,J=2.0Hz,1H)、7.61(dt,J=0.9,2.1Hz,1H)、3.95(s,3H)、3.93(s,3H)、3.81−3.69(m,2H)、2.32(d,J=0.7Hz,3H)、1.35(d,J=7.1Hz,3H)、1.32(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.3(M+H)
+。
【0964】
[実施例450.0]
(2S,3R)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0965】
【化445】
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(2S,3R)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例450.0。 ジアステレオマー449.0の混合物を、250×21mm AD−Hカラム付きのThar80 SFC上において14g/分のEtOH(20mMアンモニア)+40g/分のCO
2、55g/分の27%共溶媒で精製した。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=215nm。4mLのMeOH/DCM(50%DCM)に溶解させた40mgの試料を0.3mL注入、c=10mg/mL、すなわち注入1回当たり3mg。サイクルタイム5.5分間、ランタイム=12分間で、450.0(99%ee、19.0mg、0.036mmol)を得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ=11.08−10.83(m,1H)、8.55(s,2H)、8.51−8.47(m,2H)、8.36(d,J=2.0Hz,1H)、7.61(dt,J=0.8,2.2Hz,1H)、3.95(s,3H)、3.93(s,3H)、3.82−3.67(m,2H)、2.32(d,J=0.8Hz,3H)、1.35(d,J=6.8Hz,3H)、1.32(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.3(M+H)
+。
【0966】
[実施例451.0]
(2S,3R)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−N−(5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−N−(5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0967】
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−N−(5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−N−(5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例451.0。 1.3(0.05g、0.27mmol)および10.1(80%ee、0.062g、0.27mmol)のACN(0.531mL)中溶液に、炭酸セシウム(0.113g、0.35mmol)を加えた。反応物を23℃で16時間撹拌した。反応混合物に、硝酸銀(I)(0.090g、0.53mmol)および6−メトキシピコリノヒドラジド(0.044g、0.27mmol)を加えた。撹拌を23℃で10分間継続した。反応物をシリカゲルの栓に通して濾過し、真空下で濃縮した。次いで反応混合物を1,4−ジオキサン(2.65mL)中に入れ、TFA(0.123mL、1.59mmol)を加えた。反応物を90℃で16時間撹拌した。次に、重炭酸水素ナトリウム水溶液を反応混合物に加えた。混合物をEtOAcで抽出し、有機層を真空下で濃縮した。このようにして得られた物質を、ヘキサン中EtOAc/EtOH(3/1)で溶出するシリカゲル上で精製して、451.0(80%ee、0.082g、収率58%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=11.22−10.98(m,1H)、8.51(s,2H)、7.63−7.58(m,1H)、7.55−7.51(m,1H)、7.41−7.36(m,1H)、7.30(d,J=8.1Hz,1H)、7.26(ddd,J=1.0,7.2,8.3Hz,1H)、7.23(s,1H)、7.07(ddd,J=0.9,7.1,7.9Hz,1H)、6.65(dd,J=0.7,8.3Hz,1H)、3.84−3.79(m,3H)、3.75−3.67(m,2H)、2.83(s,3H)、1.30(d,J=6.4Hz,3H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:537.2(M+H)
+。
【0968】
[実施例452.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0969】
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例452.0。 1.0(0.046g、0.24mmol)および10.1(80%ee、0.05g、0.21mmol)のACN(0.43mL)中溶液に、炭酸セシウム(0.091g、0.279mmol)を加えた。反応物を23℃で16時間撹拌した。反応混合物に、硝酸銀(I)(0.073g、0.43mmol)、6−メチルピコリノヒドラジド(0.032g、0.21mmol)を加えた。撹拌を23℃で10分間継続した。次に、反応物をシリカゲルの栓に通して濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質を1,4−ジオキサン(2.1mL)に溶解させ、TFA(0.165mL、2.14mmol)を加えた。反応物を90℃で16時間撹拌した。次いで重炭酸水素ナトリウム水溶液を反応混合物に加えた。混合物をEtOAcで抽出し、有機層を真空下で濃縮し、ヘプタン中0〜60%EtOAc/EtOH(3/1)で溶出するシリカゲル上で精製して、452.0(80%ee、0.02g、収率17.6%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=11.03(br.s.,1H)、8.54(s,2H)、7.65−7.57(m,2H)、7.42(t,J=8.4Hz,1H)、7.14−7.08(m,1H)、6.68−6.60(m,2H)、3.78−3.72(m,2H)、3.71−3.70(m,3H)、3.71(s,3H)、3.68(s,3H)、2.16(s,3H)、1.34(d,J=7.1Hz,3H)、1.31(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:528.2(M+H)
+。
【0970】
[実施例453.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0971】
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例453.0。 1.0(0.088g、0.450mmol)および10.1(99%ee、0.1g、0.43mmol)のACN(0.86mL)中溶液に、炭酸セシウム(0.182g、0.56mmol)を加えた。反応物を23℃で16時間撹拌した。反応混合物に、硝酸銀(I)(0.146g、0.86mmol)および6−メチルピコリノヒドラジド(0.065g、0.43mmol)を加えた。撹拌を23℃で10分間継続した。次に、反応物をシリカゲルの栓に通して濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質を1,4−ジオキサン(1.23mL)に溶解させ、メタンスルホン酸(0.083mL、1.29mmol)を加えた。次いで反応物を90℃で3時間撹拌した。次いでpHを、飽和重炭酸ナトリウム水溶液の滴下添加によってpH約7に慎重に調整した。DCMで3回抽出した後、有機層を合わせ、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。このようにして得られた生成物をシリカゲルカラム上に載せ、次いで精製(ヘキサン中0〜80%EtOAc/EtOH(3/1))して、白色固体453.0(0.026g、0.049mmol、収率12%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:528.2(M+H)
+。
【0972】
[実施例454.0]
(2S,3R)−N−(5−(6−クロロ−2−ピリジニル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0973】
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
(Z)−2−(6−クロロピコリノイル)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((2S,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例454.0。 表題化合物を、1.0、10.1(0.15g、0.350mmol)および6−クロロピコリノヒドラジド(0.060g、0.350mmol)を使用して実施例Aに従って調製して、白色固体454.0(0.05g、0.091mmol、収率33%)を得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ=11.20−11.00(m,1H)、8.54(s,2H)、7.80(dd,J=0.8,7.6Hz,1H)、7.70(t,J=7.8Hz,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、7.30(dd,J=0.9,7.9Hz,1H)、6.68(dd,J=6.7,7.7Hz,2H)、3.78−3.75(m,1H)、3.74(s,3H)、3.71(s,3H)、3.80−3.70(m,8H)、1.34(d,J=6.8Hz,3H)、1.31(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:548.2(M+H)
+。
【0974】
[実施例455.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−フェニル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0975】
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−フェニル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例455.0。 454.0(0.033g、0.060mmol)、フェニルボロン酸(0.015g、0.12mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(3.38mg、0.012mmol)およびPd
2(dba)
3(5.51mg、6.02μmol)をバイアルに加え、次いでこのバイアルを脱気し、窒素を再充填した。バイアルに、1,4−ジオキサン(1.0mL)および第三リン酸カリウム水溶液(0.015mL、0.181mmol)をシリンジによって加えた。得られた反応物を100℃で2時間加熱した。次いで反応混合物を室温に冷却した。有機物を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルの栓に通して濾過し、次いでシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜20%EtOAc)上に載せて、455.0(0.0041g、6.77μmol、収率11.2%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=10.98(br.s.,1H)、8.53(s,2H)、7.78(dd,J=7.6,8.3Hz,1H)、7.56(dd,J=0.7,7.6Hz,1H)、7.31−7.24(m,3H)、7.18−7.13(m,1H)、6.95(dd,J=0.7,8.3Hz,1H)、6.76−6.70(m,2H)、6.47−6.40(m,2H)、3.75−3.64(m,2H)、3.55(s,3H)、3.52(s,3H)、1.31(d,J=6.8Hz,3H)、1.27(d,J=6.6Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:590.0(M+H)
+。
【0976】
[実施例456.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(1−オキシド−6−フェニル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【0977】
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(1−オキシド−6−フェニル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例456.0。 455.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、456.0(0.0057g、9.67μmol、収率16%)を得た。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ=11.29−10.92(m,1H)、8.55(s,2H)、7.95(dd,J=0.7,7.8Hz,1H)、7.84(t,J=7.9Hz,1H)、7.77(dd,J=0.9,7.9Hz,1H)、7.49(t,J=8.6Hz,1H)、7.38−7.32(m,3H)、7.32−7.27(m,2H)、6.76−6.70(m,2H)、3.80−3.72(m,2H)、3.70(s,3H)、3.66(s,3H)、1.35(d,J=6.8Hz,3H)、1.32(d,J=6.6Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:606.2(M+H)
+。
【0978】
[実施例457.0]
(2R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0979】
【化452】
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(2R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例457.1。 50mL丸底フラスコに、THF(5mL)中の6.0(276mg、0.56mmol)を加えた。tert−ブチルリチウム(ペンタン中1.7M溶液(0.398mL、0.676mmol))を、撹拌しながらN
2下において−78℃でシリンジにより滴下添加した。次いで溶液を−78℃で10分間撹拌し、次いでTHF(1.5mL)中の4−クロロ−2−(メチルスルホニル)ベンズアルデヒド(Matrix Scientific、SC、USAから市販)(136mg、0.62mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃でシリンジにより滴下添加した。反応混合物を2時間で23℃に加温した後、飽和NH
4Cl水溶液でクエンチした。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0%から100%EtOAcの勾配)によって精製して、457.1(160mg、0.226mmol、収率40.1%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:708.2(M+H)
+。
【0980】
【化453】
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(2R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例457.0。 表題化合物を、実施例264.0に記載のように脱保護によって457.1から調製した。表題化合物457.0が、TFA塩として得られた。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.54(s,1H)、8.40(s,1H)、7.97(d,J=2.45Hz,1H)、7.84−7.88(m,2H)、7.74(dd,J=8.44,2.32Hz,1H)、7.55(t,J=8.34Hz,1H)、6.82−6.87(m,2H)、6.01(dd,J=7.82,4.40Hz,1H)、3.84(s,3H)、3.79(s,3H)、3.54−3.60(m,1H)、3.45−3.52(m,1H)、3.13(s,3H)、2.37(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:608.2(M+H)
+。
【0981】
[実施例458.0]
(2R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0982】
【化454】
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(2R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例458.0。 表題化合物は、457.0を下記のSFC条件に晒したときにCC4カラムから溶出した第1の異性体だった:250×30+150×30mm CC4カラム付きのThar80 SFC上において44g/分のMeOH(+20mM NH
3)+36g/分のCO
2、80g/分の55%共溶媒を用いるラン。温度=27℃、出口圧力99bar、波長=277nm。5mLのMeOHに溶解させた80mgの試料を1.0mL注入;c=16.0mg/mL、注入1回当たり16.0mg。サイクルタイム=8.0分間、ランタイム22.0分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.41(br.s.,1H)、8.30(br.s.,1H)、7.97(d,J=2.4Hz,1H)、7.86(d,J=8.3Hz,1H)、7.74(dd,J=8.4,2.3Hz,1H)、7.69(s,1H)、7.50(t,J=8.6Hz,1H)、6.81(dd,J=14.5,8.4Hz,2H)、6.03(t,J=6.0Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.76(s,3H)、3.51−3.59(m,2H)、3.16(s,3H)、2.31(s,3H) LCMS−ESI(正)、m/z:608.2(M+H)
+。
【0983】
[実施例459.0]
(2R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【0984】
【化455】
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(2R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例459.0。 実施例459.0は、457.0を実施例458.0に記載のSFC条件下に晒したときにCC4カラムから溶出した第2の異性体だった。LCMS−ESI(正)、m/z:608.2(M+H)
+。
【0985】
[実施例460.0]
N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−((6R)−3,6−ジメチル−2−オキソテトラヒドロ−1(2H)−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【0986】
【化456】
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N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エテンスルホンアミド、実施例460.1。1L丸底フラスコに、DCM(200mL)中のビス(4−メトキシベンジル)アミン12.01(23.16g、90mmol)およびTEA(無水(43.8mL、315mmol))を加えた。0℃(氷浴)において、DCM(100mL)中の2−クロロ−1−エタンスルホニルクロリド(10.41mL、99mmol)を、撹拌しながら滴下添加した。添加の完了後、反応混合物を0℃で3時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜60%EtOAcの勾配)によって精製して、460.1(23g、66.2mmol、収率74%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:370.1(M+Na)
+。
【0987】
【化457】
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(R)−tert−ブチル(3−((2−(N,N−ビス(4−メトキシベンジル)スルファモイル)エチル)アミノ)ブチル)カルバメート、実施例460.2。 250mL丸底フラスコに、MeOH(8mL)中の460.1(0.463g、1.33mmol)および(R)−tert−ブチル(3−アミノブチル)カルバメート(J&W PharmLab LLC、PA、USAから市販)(0.251g、1.33mmol)を加えた。反応混合物をN
2下において60℃で16時間撹拌した。反応混合物溶液を真空下で濃縮して、460.2の初期物質を無色フィルム状物として得、この無色フィルム状物を精製せずに次のステップに直接使用した。LCMS−ESI(正)、m/z:536.3(M+H)
+。
【0988】
【化458】
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(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−(6−メチル−2−オキソテトラヒドロピリミジン−1(2H)−イル)エタンスルホンアミド、実施例460.3。 250mLフラスコに、DCM(6mL)中の460.2(0.714g、1.33mmol)を加えた。塩酸(1,4−ジオキサン中4.0M溶液、5.00mL、20.0mmol)を、撹拌しながら23℃で加えた。次いで反応混合物を23℃で20分間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。次いで反応溶液を真空下で濃縮した。残留物を、下記のステップ前に真空下でトルエンと2回共蒸発させた。250mL丸底フラスコに、1,4−ジオキサン(30mL)中の初期生成物およびDIEA(1.04mL、6.66mmol)を加えた。1,1’−カルボニルジイミダゾール(DCM中0.4M)(3.67mL、1.47mmol)を、撹拌しながら滴下添加した。得られた溶液を23℃で15時間撹拌した。LCMSにより、所望の生成物の形成が、環化していない中間体と一緒に示された。反応混合物を90℃で90分間撹拌した。次いでLCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配、EtOAc中24%EtOH)によって精製して、460.3(0.42g、0.910mmol、収率68.3%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:462.2(M+H)
+。
【0989】
【化459】
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(R)−2−(3,6−ジメチル−2−オキソテトラヒドロピリミジン−1(2H)−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド、実施例460.4。 100mL丸底フラスコに、THF(7mL)中の460.3(350mg、0.758mmol)を加えた。カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M、1.14mL、1.14mmol))を、撹拌しながらN
2下において−78℃で加えた。反応混合物を−78℃で5分間撹拌し、次いでヨードメタン(0.061mL、0.986mmol)を加えた。次いで反応混合物を撹拌し、3時間で23℃に加温した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液で−78℃で希釈し、次いでEtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、460.4(300mg、0.631mmol、収率83%)をオフホワイト色固体として得た。1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 1.17(d,J=6.60Hz,3H)、1.58−1.72(m,1H)、2.05−2.21(m,1H)、2.93(s,3H)、3.04−3.17(m,2H)、3.28−3.45(m,3H)、3.59−3.69(m,1H)、3.80(s,6H)、3.91−4.03(m,1H)、4.16−4.32(m,4H)、6.79−6.91(m,4H)、7.12−7.25(m,4H)。LCMS−ESI(正)、m/z:476.1(M+H)
+。
【0990】
【化460】
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(R)−2−(3,6−ジメチル−2−オキソテトラヒドロピリミジン−1(2H)−イル)エタンスルホンアミド、実施例460.5。 250mL丸底フラスコに、TFA(7mL)中の460.4(350mg、0.74mmol)を加えた。アニソール(0.320mL、2.94mmol)を、撹拌しながらN
2下において23℃で加えた。反応混合物を23℃で19時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を真空下で濃縮し、このようにして得られた物質を、DCM中0〜100%EtOAcの勾配を使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、460.5(180mg、0.77mmol、収率100%)を無色油状物として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:236.1(M+H)
+。注記:精製は、ELSD検出器を装着したCombiFlash上で実施した。
【0991】
【化461】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−((6R)−3,6−ジメチル−2−オキソテトラヒドロ−1(2H)−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、実施例460.0。 表題化合物を、実施例Aに記載の手順を使用して460.5、1.0および5−メチルニコチノヒドラジドから調製した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.50(s,1H)、8.37(s,1H)、7.81(br.s.,1H)、7.53(t,J=8.6Hz,1H)、6.83(dd,J=8.6,1.7Hz,2H)、3.84−3.92(m,1H)、3.82(s,3H)、3.81(s,3H)、3.57−3.65(m,1H)、3.44(td,J=12.0,4.4Hz,1H)、3.35−3.40(m,2H)、3.13−3.27(m,2H)、2.90(s,3H)、2.35(s,3H)、2.00−2.12(m,1H)、1.64−1.73(m,1H)、1.16(d,J=6.6Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:530.2(M+H)
+。
【0992】
[実施例461.0]
2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミドの調製
【0993】
【化462】
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2−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミド、実施例461.0。 ガラス製マイクロ波反応容器に、200.0(50mg)およびピリジンHCl塩(1.5g、Aldrichから市販)を装入した。反応混合物を撹拌し、Discover型マイクロ波反応器(CEM、Matthews、NC)内において120℃で60分間加熱した。この期間後、LCMSにより、所望の生成物の形成が示された。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質をオレンジ色油状物として得た。このようにして得られた物質を、CH
3CN/H
2O中0.1%TFA、30分間で20〜80%の勾配を使用する逆相分取HPLCによって精製して、表題化合物461.0(5mg、収率10%)を白色粉末として得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 7.49−7.57(m,2H)、7.44−7.49(m,1H)、7.35−7.44(m,2H)、6.84(d,J=8.6Hz,2H)、6.60(d,J=9.3Hz,1H)、6.15(d,J=5.4Hz,1H)、3.82(s,6H)、3.35−3.41(m,2H)、3.23−3.30(m,2H)。LCMS−ESI(正)、m/z,525.0(M+H)
+。
【0994】
[実施例462.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【0995】
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
5−ヒドロキシピリジン−3−スルホンアミド、実施例462.1。 100mL丸底フラスコに、5−ブロモピリジン−3−スルホンアミド(Enamine、KIEV、Ukraineから市販)(0.486g、2.05mmol)、2−ジ−t−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(Strem Chemicals,Inc.、MA、USAから市販、0.079g、0.16mmol)およびPd
2(dba)
3(Sigma−Aldrich Chemical Company,Inc.、0.038g、0.041mmol)を加えた。フラスコを真空下に置いて、水酸化カリウム(0.345g、6.15mmol)のジオキサン(5mL)および水(5mL)中溶液を再充填した。次いで反応混合物をN
2下において100℃で17時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を室温に冷却した。反応混合物を1N HClで希釈し、Et
2Oで洗浄した。水相を真空下で濃縮して、表題化合物462.1(0.387g、2.22mmol、収率100%)を白色固体として得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。LCMS−ESI(正)、m/z:175.1(M+H)
+。
【0996】
【化464】
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(3R,5R)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミドアセテートおよび(3S,5R)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミドアセテートおよび(3R,5S)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミドアセテートおよび(3S,5S)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミドアセテート、実施例462.2。 1L水素化用フラスコに、462.1(6.46g、37.1mmol)およびAcOH(250mL、4330mmol)を加えた。水(20mL)を共溶媒として加えた。混合物にN
2を2分間吹き込んだ後、酸化白金(IV)水和物(8.42g、37.1mmol)をN
2流下で加えた。フラスコをParrシェーカー(Parr shaker)上に据え置いて、真空を発生させ、N
2を2回再充填し、次いで真空下に置いて、水素ガス(タンク)を再充填した。反応混合物を、50psiの水素ガス下において23℃で24時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。セライト(登録商標)という商品名の濾過材(20g)を、撹拌しながら混合物に加えた。10分間撹拌した後、固体を濾過によって除去した。濾過ケーキをMeOHですすいだ。合わせた有機物を真空下で濃縮して、462.2(8.91g、収率100%)を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物を精製せずに次のステップに直接使用した。LCMS−ESI(正)、m/z:181.1(M+H)
+。
【0997】
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3S,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−ヒドロキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例462.3。 500mL丸底フラスコに、DMF(80mL)中の462.2(8.91g、37.1mmol)およびヒューニッヒ塩基(32.3mL、185mmol)を加えた。次いで2−クロロ−5−フルオロ−ピリミジン(18.32mL、148mmol)を、撹拌しながら加えた。反応混合物を120℃で18時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を室温に冷却し、次いで水で希釈し、DCMで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質をオレンジ色油状物として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、462.3(3.7g、10.93mmol、収率36%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:277.0(M+H)
+。
【0998】
【化466】
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(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例462.0。 表題化合物を、実施例Aに記載の手順を使用して462.3、1.0および3.4から調製した。表題化合物462.0を、主要なジアステレオマーとしておよびTFA塩として単離した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.30(s,2H)、7.72(t,J=7.8Hz,1H)、7.61(d,J=7.6Hz,1H)、7.47(t,J=8.6Hz,1H)、7.25(d,J=7.8Hz,1H)、6.77(dd,J=8.6,4.2Hz,2H)、5.07−5.15(m,1H)、4.81−4.86(m,1H)、3.73−3.79(m,6H)、3.55−3.64(m,1H)、3.06−3.15(m,1H)、2.88(dd,J=13.0,11.5Hz,1H)、2.47−2.58(m,2H)、2.23(s,3H)、1.62−1.73(m,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:571.3(M+H)
+。
【0999】
[実施例463.0](3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1000】
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例463.0。 表題化合物は、462.0を下記のSFC条件下に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第1の異性体だった。250×30mm AS−Hカラム付きのThar80 SFC上において44g/分のMeOH(ニート)+36g/分のCO
2、80g/分の55%共溶媒を用いるラン。温度=27℃、出口圧力=100bar、波長=240nm。8mLのMeOHに溶解させた66mgの試料の溶液を1.0mL注入;c=8.25mg/mL、注入1回当たり8.25mg。サイクルタイム6.0分間、ランタイム=9分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.29(s,2H)、7.70(t,J=7.8Hz,1H)、7.60(d,J=7.8Hz,1H)、7.46(t,J=8.4Hz,1H)、7.23(d,J=7.8Hz,1H)、6.77(dd,J=8.6,3.9Hz,2H)、5.09−5.13(m,1H)、4.84(dd,J=12.6,4.8Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.75(s,3H)、3.56−3.62(m,1H)、3.09−3.15(m,1H)、2.91(s,1H)、2.88−2.89(m,1H)、2.54(dd,J=12.5,10.5Hz,2H)、2.22(s,3H)、1.61−1.75(m,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:571.3(M+H)
+。
【1001】
[実施例464.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1002】
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例464.0。 表題化合物は、462.0を実施例463.0に記載のSFC条件下に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.29(s,2H)、7.69(t,J=7.7Hz,1H)、7.59(d,J=7.8Hz,1H)、7.46(t,J=8.4Hz,1H)、7.23(d,J=7.6Hz,1H)、6.76(dd,J=8.3,3.9Hz,2H)、5.05−5.17(m,1H)、4.77−4.87(m,1H)、3.76(s,3H)、3.75(s,3H)、3.55−3.63(m,1H)、3.10−3.19(m,1H)、2.85−2.92(m,1H)、2.49−2.57(m,2H)、2.22(s,3H)、1.68(q,J=12.0Hz,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:571.3(M+H)
+。
【1003】
[実施例465.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1004】
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例465.0。 表題化合物を、実施例Aに記載の手順を使用して462.3、1.0および5−メチルニコチノヒドラジド(Bellen Chemistry Co.、Beijing、Chinaから市販)から調製した。表題化合物465.0を、主要なジアステレオマーとしておよびTFA塩として単離した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.52(s,1H)、8.38(s,1H)、8.20(s,2H)、7.85(s,1H)、7.45(t,J=8.56Hz,1H)、6.66(dd,J=8.68,3.06Hz,2H)、4.92(dd,J=13.45,3.67Hz,1H)、4.61(dd,J=13.08,4.52Hz,1H)、3.72−3.85(m,7H)、3.31(dd,J=13.20,10.03Hz,1H)、3.12−3.22(m,1H)、2.93(dd,J=12.59,9.41Hz,1H)、2.54(d,J=12.72Hz,1H)、2.40(s,3H)、1.86−1.96(m,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:571.3(M+H)
+。
【1005】
[実施例466.0]
(3R,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1006】
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例466.0。 表題化合物を、465.0に記載の条件を使用してジアステレオマーの副次的な混合物としておよびTFA塩として単離した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.53(br.s.,1H)、8.41(br.s.,1H)、8.26(s,2H)、7.88(s,1H)、7.54(t,J=8.44Hz,1H)、6.84(dd,J=8.56,4.89Hz,2H)、5.00(dt,J=12.96,1.83Hz,1H)、4.61(d,J=13.69Hz,1H)、4.14(br.s.,1H)、3.78−3.85(m,6H)、3.41−3.51(m,1H)、3.05−3.20(m,2H)、2.37(s,3H)、2.27(d,J=13.45Hz,1H)、1.91−2.00(m,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:571.3(M+H)
+。
【1007】
[実施例467.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1008】
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例467.0。 表題化合物は、465.0を下記のSFC条件下に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第1の異性体だった。250×21mm AS−Hカラム付きのThar80 SFC上において34g/分のMeOH(+20mM NH
3)+46g/分のCO
2、80g/分の43%共溶媒を用いるラン。温度=25℃、出口圧力=100bar、波長=240nm。22mLの(3:2)MeOH:DCMに溶解させた80mgの試料を1.1mL注入、c=3.6mg/mL、すなわち注入1回当たり4.0mg。サイクルタイム9.5分間、ランタイム=13.0分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.44(br.s.,1H)、8.33(s,1H)、8.30(s,2H)、7.71(s,1H)、7.53(t,J=8.56Hz,1H)6.83(dd,J=8.56,2.20Hz,2H)、5.10(dd,J=12.96,3.67Hz,1H)、4.77−4.84(m,1H)、3.77−3.86(m,6H)、3.54−3.64(m,1H)、3.14(t,J=11.86Hz,1H)、2.87(t,J=12.23Hz,1H)、2.46−2.60(m,2H)、2.32(s,3H)、1.66(q,J=11.98Hz,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:571.3(M+H)
+。
【1009】
[実施例468.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1010】
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製、実施例468.0。 表題化合物は、465.0を実施例467.0に記載のSFC条件下に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.44(br.s.,1H)、8.33(s,1H)、8.30(s,2H)、7.71(s,1H)、7.53(t,J=8.56Hz,1H)6.83(dd,J=8.56,2.20Hz,2H)、5.10(dd,J=12.96,3.67Hz,1H)、4.77−4.84(m,1H)、3.77−3.86(m,6H)、3.54−3.64(m,1H)、3.14(t,J=11.86Hz,1H)、2.87(t,J=12.23Hz,1H)、2.46−2.60(m,2H)、2.32(s,3H)、1.66(q,J=11.98Hz,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:571.3(M+H)
+。
【1011】
[実施例469.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1012】
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例469.0。 表題化合物を、実施例Aに記載の手順を使用して462.3、1.0および6−メトキシ−ピリジン−2−カルボン酸ヒドラジド(Sigma−Aldrich Chemical Company,Inc.、MO、USAから市販)から調製した。表題化合物469.0を、主要なジアステレオマーの混合物としておよびTFA塩として単離した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.30(s,2H)、7.70−7.77(m,1H)、7.63(d,J=7.34Hz,1H)、7.44(t,J=8.44Hz,1H)、6.73−6.85(m,3H)、5.05−5.14(m,1H)、4.80−4.87(m,1H)、3.72−3.81(m,6H)、3.54−3.64(m,1H)、3.20(s,3H)、3.09(tt,J=11.92,3.73Hz,1H)、2.86(dd,J=12.84,11.62Hz,1H)、2.46−2.59(m,2H)、1.66(q,J=12.15Hz,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:587.2(M+H)
+。
【1013】
[実施例470.0]
(3R,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1014】
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例470.0。 表題化合物を、469.0に記載の副次的なジアステレオマーの混合物としておよびTFA塩として単離した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.21−8.33(m,2H)、7.70−7.78(m,1H)、7.58−7.66(m,1H)、7.40−7.48(m,1H)、6.73−6.84(m,3H)、4.97−5.05(m,1H)、4.61(d,J=13.69Hz,1H)、4.13(br.s.,1H)、3.70−3.82(m,6H)、3.45(tt,J=11.07,3.97Hz,1H)、3.19(s,3H)、3.03−3.17(m,2H)、2.27(d,J=13.69Hz,1H)、1.90−2.00(m,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:587.2(M+H)
+。
【1015】
[実施例471.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1016】
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例471.0。 表題化合物は、469.0を下記のSFC条件下に晒したときにASカラムから溶出した第1の異性体だった。250×21mm ASカラム付きのThar200上において25g/分のMeOH(20mM NH
3)+25g/分のCO
2、100g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度21℃、波長297nm。10mLのMeOHに溶解させた70mgの試料の溶液を2.5mL注入;c=7.0mg/mL;17.5mg/注入。ランタイム=9分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.29(s,2H)、7.68−7.77(m,1H)、7.59−7.66(m,1H)、7.43(t,J=8.44Hz,1H)、6.79(dd,J=8.44,3.79Hz,2H)、6.76(d,J=8.07Hz,1H)、5.05−5.15(m,1H)、4.81−4.86(m,1H)、3.77(s,3H)、3.76(s,3H)、3.54−3.64(m,1H)、3.17−3.22(m,3H)、3.06−3.16(m,1H)、2.86(dd,J=12.84,11.37Hz,1H)、2.47−2.58(m,2H)、1.66(q,J=11.98Hz,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:587.2(M+H)
+。
【1017】
[実施例472.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1018】
【化476】
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(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−ヒドロキシ−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例472.0。 表題化合物は、469.0を実施例471.0に記載のSFC条件下に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.29(s,2H)、7.68−7.77(m,1H)、7.59−7.66(m,1H)、7.43(t,J=8.44Hz,1H)、6.79(dd,J=8.44,3.79Hz,2H)、6.76(d,J=8.07Hz,1H)、5.05−5.15(m,1H)、4.81−4.86(m,1H)、3.77(s,3H)、3.76(s,3H)、3.54−3.64(m,1H)、3.17−3.22(m,3H)、3.06−3.16(m,1H)、2.86(dd,J=12.84,11.37Hz,1H)、2.47−2.58(m,2H)、1.66(q,J=11.98Hz,1H)。LCMS−ESI(正)、m/z:587.2(M+H)
+。
【1019】
[実施例473.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1020】
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例473.1。 250mL丸底フラスコに、Me−THF(21.9mL)中の12.0(3.06g、8.76mmol)を加えた。n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M溶液、4.20mL、10.51mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃で加えた。反応混合物を−78℃で10分間撹拌し、次いで撹拌しながら室温で20分間放置した。Me−THF(21.89mL)中の2,4−ジブロモベンズアルデヒド(2.54g、9.63mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃で滴下添加した。次いで反応混合物を−78℃で1時間撹拌した。LCMS分析により、所望の生成物の形成が示された。反応物を飽和NH
4Cl水溶液でクエンチした。反応混合物を飽和NH
4Clで希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色固体として得、この薄黄色固体をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、表題化合物473.1(4.9g、7.99mmol、収率91%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:634.0(M+Na)
+。
【1021】
【化478】
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(1R,2S)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジブロモフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例473.2。 250mL丸底フラスコに、Me−THF(53.3mL)中の473.1(4.9g、7.99mmol)を加えた。カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M、8.79mL、8.79mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃で加えた。反応混合物を−78℃で10分間撹拌し、次いで室温で5分間放置した。ヨードメタン(0.546mL、8.79mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃で滴下添加した。次いで反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次いでドライアイス−アセトン浴を除去し、混合物を室温で10分間撹拌したまま放置した。LCMS分析により、所望の生成物が形成されたが反応が完了していないことが示された。次いで反応混合物を23℃で16時間撹拌した。次に、反応混合物を−78℃に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液でクエンチした。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン中0〜100%EtOAc)によって精製して、表題化合物473.2(5.0g、7.97mmol、収率100%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:626.0(M+H)
+。
【1022】
【化479】
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(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例473.3。 250mL丸底フラスコに、DMA(53.1mL)中の472.2(5.0g、7.97mmol)を加えた。N
2下において、シアン化亜鉛(2.06g、17.53mmol)およびビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(0.815g、1.59mmol)を加えた。次いで反応混合物を100℃で15時間撹拌した。反応混合物を冷却し、濾過した。溶液を真空下において75℃で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、473.3(4g、7.70mmol、収率97%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:542.2(M+Na)
+。
【1023】
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例473.4。 250mL丸底フラスコに、TFA(42.8mL、7.70mmol)中の473.3(4g、7.70mmol)およびアニソール(4.18mL、38.5mmol)を加えた。反応混合物を23℃で15時間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、473.4(1.6g、5.73mmol、収率74%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:302.1(M+Na)
+。
【1024】
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例473.0。 表題化合物を、実施例Aに記載の手順を使用して473.4、1.0および6−メトキシ−ピリジン−2−カルボン酸ヒドラジド(Sigma−Aldrich Chemical Company,Inc.、MO、USAから市販)から調製した。表題化合物473.0を、4つのジアステレオマーの混合物として単離し、この混合物を、下記の条件下におけるSFCキラル分離の2つの段階で完全に分離した:段階1(主要なジアステレオマー対、LUX−2カラム上の第1のピークおよび第4のピークを、下記の条件下で光学的に純粋な生成物として得た。):150×30mm LUX−2カラム付きのThar200上において72mL/分のMeOH(20mM NH
3)+50g/分のCO
2、120g/分の60%共溶媒を用いるラン。温度20℃、波長293nm。32mLの5:3のMeOH:DCMに溶解させた299mgの試料の溶液を4.5mL注入;c=9.3mg/mL;42mg/注入。サイクルタイム8.5分間、ランタイム=11分間。段階2(副次的なジアステレオマー対、上記条件からの中間にある2つのピークを、下記の条件下で分離した。):150×30mm CC4カラム付きのThar200上において58mL/分のMeOH(20mM NH
3)+63g/分のCO
2、120g/分の48%共溶媒を用いるラン。温度20℃、波長293nm。2.5mLのMeOHに溶解させた18.0mgの試料の溶液を0.8mL注入;c=7.2mg/mL;5.76mg/注入。ランタイム=4分間。
【1025】
[実施例474.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1026】
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例474.0。 表題化合物は、473.0のSFCキラル分離によって実施例473.0に記載の条件下でLUX−2カラムから溶出した第1の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.19(d,J=1.5Hz,1H)、8.00(dd,J=8.2,1.6Hz,1H)、7.73(t,J=7.8Hz,1H)、7.63(dd,J=7.8,3.2Hz,2H)、7.43(t,J=8.4Hz,1H)、6.80(dd,J=8.6,1.7Hz,2H)、6.76(d,J=8.1Hz,1H)、5.11(d,J=4.4Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.75(s,3H)、3.42(dd,J=7.0,4.3Hz,1H)、3.19(s,6H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:590.2(M+H)
+。
【1027】
[実施例475.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1028】
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例475.0。 表題化合物は、実施例473.0に記載の条件下における473.0のSFCキラル分離によってLUX−2カラムから溶出した第4の異性体だった。LCMS−ESI(正)、m/z:590.2(M+H)
+。
【1029】
[実施例476.0]
(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1030】
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例476.0。 表題化合物は、実施例473.0に記載の条件下における473.0のSFCキラル分離によってLUX−2カラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.20(d,J=1.5Hz,1H)、8.01(dd,J=8.3,1.7Hz,1H)、7.69−7.78(m,2H)、7.61(d,J=7.5Hz,1H)、7.43(t,J=8.4Hz,1H)、6.73−6.81(m,3H)、4.93(d,J=7.3Hz,1H)、3.75(d,J=12.5Hz,6H)、3.53−3.66(m,1H)、3.19(s,3H)、3.15(s,3H)、1.13(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:590.2(M+H)
+。
【1031】
[実施例477.0]
(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1032】
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例477.0。 表題化合物は、実施例473.0に記載の条件下における473.0のSFCキラル分離によってLUX−2カラムから溶出した第3の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.20(d,J=1.5Hz,1H)、8.01(dd,J=8.3,1.7Hz,1H)、7.69−7.78(m,2H)、7.61(d,J=7.5Hz,1H)、7.43(t,J=8.4Hz,1H)、6.73−6.81(m,3H)、4.93(d,J=7.3Hz,1H)、3.75(d,J=12.5Hz,6H)、3.53−3.66(m,1H)、3.19(s,3H)、3.15(s,3H)、1.13(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:590.2(M+H)
+。
【1033】
[実施例478.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1034】
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例478.0。 表題化合物を、実施例Aに記載の手順を使用して473.4、1.0および5−メチルニコチノヒドラジド(Bellen Chemistry Co.、Beijing、Chinaから市販)から調製した。表題化合物478.0を、2つの主要なジアステレオマーのラセミ混合物として単離した。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.43−8.48(m,1H)、8.34(d,J=1.6Hz,1H)、8.20(d,J=1.4Hz,1H)、8.03(d,J=7.6Hz,1H)、7.72−7.74(m,1H)、7.69(d,J=7.9Hz,1H)、7.53(t,J=8.4Hz,1H)、6.83(dd,J=8.6,2.5Hz,2H)、5.17(d,J=3.9Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.79−3.82(m,3H)、3.37−3.47(m,1H)、3.21(s,3H)、2.33(s,3H)、1.27(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:574.3(M+H)
+。
【1035】
[実施例479.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1036】
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例479.0。 表題化合物は、478.0を下記のSFC条件に晒したときにOD−Hカラムから溶出した第1の異性体だった:250×30mm OD−Hカラム付きのThar80 SFC上において16g/分のMeOH(+20mM NH
3)+64g/分のCO
2、80g/分の20%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=215nm。10mLのMeOH(30%DCM)に溶解させた177mgの試料を0.3mL注入;c=17.7mg/mL、注入1回当たり5.3mg。サイクルタイム14.5分間、ランタイム=22分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.46(s,1H)、8.34(d,J=1.6Hz,1H)、8.20(d,J=1.4Hz,1H)、8.03(d,J=7.5Hz,1H)、7.72−7.75(m,1H)、7.69(d,J=8.4Hz,1H)、7.53(t,J=8.3Hz,1H)、6.83(dd,J=8.6,2.5Hz,2H)、5.17(d,J=3.9Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.78−3.82(m,3H)、3.37−3.48(m,1H)、3.21(s,3H)、2.33(s,3H)、1.27(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:574.3(M+H)
+。
【1037】
[実施例480.0]
(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1038】
【化488】
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(1R,2S)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(2,4−ジシアノフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例480.0。 表題化合物は、478.0を実施例479.0に記載のSFC条件下に晒したときにOD−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。LCMS−ESI(正)、m/z:574.3(M+H)
+。
【1039】
[実施例481.0]
(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1040】
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(R)−2−(4−クロロ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例481.1。 50mL丸底フラスコに、THF(5mL)中の4.0(464mg、0.92mmol)を加えた。n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M、0.440mL、1.101mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃でシリンジにより滴下添加した。次いでフラスコを、アセトン−ドライアイス浴から除去し、溶液を室温で5分間撹拌した。次に、THF(3mL)中の4−クロロ−2−(メチルスルホニル)ベンズアルデヒド(221mg、1.01mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃でシリンジにより滴下添加した。次いで反応混合物を、−78℃から23℃までで合計2時間撹拌した後、飽和NH
4Cl水溶液でクエンチした。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、表題化合物481.1(298mg、0.41mmol、収率44.8%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:724.1(M+H)
+。
【1041】
【化490】
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(S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例481.2。N
2雰囲気下で50mL丸底フラスコに、DMA(5mL)中の481.1(298mg、0.41mmol)、シアン化亜鉛(48.3mg、0.41mmol)およびビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(42.1mg、0.082mmol)を加えた。反応混合物を110℃で15時間撹拌した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得、この薄黄色油状物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM中0〜100%EtOAcの勾配)によって精製して、481.2(280mg、0.39mmol、収率95%)を薄黄色半固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:715.3(M+H)
+。
【1042】
【化491】
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(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例481.0。 表題化合物を、実施例264.0に記載の脱保護によって481.2から調製した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.30(d,J=1.7Hz,1H)、7.93(d,J=8.1Hz,1H)、7.87(dd,J=8.1,1.7Hz,1H)、7.57−7.62(m,2H)、7.33(t,J=8.4Hz,1H)、6.67−6.71(m,1H)、6.62(d,J=8.6Hz,1H)、6.60(d,J=8.6Hz,1H)、5.97(dd,J=8.9,2.6Hz,1H)、3.74(s,3H)、3.66(s,3H)、3.53(dd,J=13.9,2.4Hz,1H)、3.32(dd,J=13.9,9.0Hz,1H)、3.12(s,3H)、3.10(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:615.2(M+H)
+。
【1043】
[実施例482.0]
(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1044】
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例482.0。 表題化合物は、481.0を下記のSFC条件に晒したときにODカラムから溶出した第1の異性体だった:250×21mm ODカラム付きのThar200 SFC上において26.25g/分のMeOH(20mM NH
3)+49g/分のCO
2、75g/分の35%共溶媒を用いるラン。温度=23℃、出口圧力=100bar、波長=296nm。5mLのMeOHに溶解させた32mgの試料を1.2mL注入、c=6.4mg/mL、注入1回当たり7.68mg。ランタイム=6分間、サイクルタイム=4分間。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.31(d,J=1.0Hz,1H)、8.02−8.08(m,2H)、7.73(t,J=7.8Hz,1H)、7.62(d,J=7.3Hz,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、6.74−6.84(m,3H)、6.06(dd,J=7.4,4.9Hz,1H)、3.78−3.81(m,3H)、3.72(s,3H)、3.49−3.66(m,2H)、3.20(s,3H)、3.16(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:615.2(M+H)
+。
【1045】
[実施例483.0]
(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1046】
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例483.0。 表題化合物は、481.0を実施例482.0に記載のSFC条件に晒したときにODカラムから溶出した第2の異性体だった。
【1047】
[実施例484.0]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【1048】
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミドおよび(R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)エタンスルホンアミド、実施例484.1。 25mL丸底フラスコに、DMF(2.5mL)中の実施例481.2(140mg、0.20mmol)を加えた。水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物、11.8mg、0.29mmol)を、撹拌しながら0℃で加えた。反応混合物を0℃で10分間撹拌した後、ヨードメタン(0.018mL、0.29mmol)を、撹拌しながら加えた。反応混合物を2.5時間にわたって23℃に加温した。LCMS分析により、反応が完了したことが示された。次いで反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、484.1(122mg、収率85%)を薄黄色の濃厚な油状物として得、この油状物を精製せずに次のステップに直接使用した。LCMS−ESI(正)、m/z:729.2(M+H)
+。
【1049】
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例484.0。 表題化合物を、実施例264.0に記載の脱保護によって484.1から調製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 10.94(br.s.,1H)、8.35(d,J=1.7Hz,1H)、7.93(dd,J=8.3,1.7Hz,1H)、7.84(d,J=8.3Hz,1H)、7.63−7.67(m,1H)、7.62(t,J=7.0Hz,1H)、7.41(t,J=8.5Hz,1H)、6.75(td,J=8.4Hz,2H)、6.63(d,J=8.3Hz,1H)、5.79(dd,J=7.6,5.38Hz,1H)、3.84(s,3H)、3.62−3.71(m,4H)、3.53(dd,J=14.3,7.7Hz,1H)、3.23−3.29(m,3H)、3.18−3.20(m,3H)、3.01(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:629.2(M+H)
+。
【1050】
[実施例485.0]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【1051】
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例485.0。 表題化合物は、484.0を下記のSFC条件に晒したときにIAカラムから溶出した第1の異性体だった:250×21mm IAカラム付きのThar200 SFC上において40g/分のMeOH(20mM NH
3)+40g/分のCO
2、80g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=297nm。8mLの(1:1)MeOH:DCMに溶解させた35mgの試料を1mL注入、c=4.4mg/mL、注入1回当たり4.4mg。サイクルタイム=4分間、ランタイム=6分間。
1H NMR(500MHz,CDOD)δ 8.33(d,J=1.6Hz,1H)、8.08(dd,J=8.1,1.7Hz,1H)、7.95(d,J=8.2Hz,1H)、7.73(dd,J=8.2,7.6Hz,1H)、7.62(d,J=7.5Hz,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、6.74−6.84(m,3H)、5.74(dd,J=6.8,5.6Hz,1H)、3.78(s,3H)、3.74(s,3H)、3.48−3.64(m,2H)、3.20(d,J=6.1Hz,6H)、3.16(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:629.2(M+H)
+。
【1052】
[実施例486.0]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【1053】
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例486.0。 表題化合物は、484.0を実施例485.0に記載のSFC条件に晒したときにIAカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CDOD
3)δ:8.33(d,J=1.6Hz,1H)、8.08(dd,J=8.2,1.6Hz,1H)、7.95(d,J=8.2Hz,1H)、7.73(dd,J=8.3,7.5Hz,1H)、7.62(d,J=7.5Hz,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、6.74−6.85(m,3H)、5.74(dd,J=6.8,5.6Hz,1H)、3.78(s,3H)、3.74(s,3H)、3.49−3.64(m,2H)、3.20(d,J=5.7Hz,6H)、3.16(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:629.2(M+H)
+。
【1054】
[実施例487.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドの調製
【1055】
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミド、実施例487.0。 表題化合物を、4.0および5−メチル−2−ピラジンカルボアルデヒド(ChemBridge Corporation、San Diego、CAから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。
【1056】
[実施例488.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドの調製
【1057】
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミド、実施例488.0。 487.0の鏡像異性体をSFCキラル分離によって分離した。実施例488.0は、下記のSFC条件を使用してCC4カラムから溶出した第1の異性体だった:250×30mm CC4カラム付きのThar200 SFC上において58g/分のMeOH(20mM NH
3)+42g/分のCO
2、100g/分の58%共溶媒を用いるラン。温度=22℃、出口圧力=100bar、波長=276nm。8mLの(5:3)MeOH:DCMに溶解させた47mgの試料を3mL注入、c=5.9mg/mL、注入1回当たり17.7mg。ランタイム=14分間;フラクションを手動により収集した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.55(s,1H)、8.49(s,1H)、7.73(t,J=7.8Hz,1H)、7.63(d,J=7.3Hz,1H)、7.44(t,J=8.6Hz,1H)、6.75−6.81(m,3H)、5.23(dd,J=8.3,3.9Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.74(s,3H)、3.71(d,J=3.9Hz,1H)、3.68(d,J=3.9Hz,1H)、3.42(dd,J=14.2,8.3Hz,1H)、3.19(s,3H)、2.56(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:528.2(M+H)
+。
【1058】
[実施例489.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドの調製
【1059】
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチル−2−ピラジニル)エタンスルホンアミド、実施例489.0。 表題化合物は、実施例488.0に記載のSFC条件を使用してCC4カラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.55(s,1H)、8.49(s,1H)、7.73(t,J=7.8Hz,1H)、7.63(d,J=7.5Hz,1H)、7.44(t,J=8.3Hz,1H)、6.75−6.81(m,3H)、5.23(dd,J=8.3,3.9Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.74(s,3H)、3.69(dd,J=14.2,3.9Hz,1H)、3.42(dd,J=14.2,8.3Hz,1H)、3.19(s,3H)、2.56(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:528.2(M+H)
+。
【1060】
[実施例490.0]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1061】
【化501】
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(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例490.0。 表題化合物を、6.0を使用して実施例481.0に記載の手順に従って調製した。
【1062】
[実施例491.0]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1063】
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例491.0。 実施例490.0で調製した鏡像異性体を、SFCキラル分離によって分離した。実施例491.0は、下記のSFC条件を使用してICカラムから溶出した第2の異性体だった。150×50mm ICカラム付きのThar350 SFC上において110mL/分のMeOH(ニート)+90g/分のCO
2、200g/分の55%共溶媒を用いるラン。温度=19℃、出口圧力=100bar、波長=276nm。16mLの(3:1)MeOH:DCMに溶解させた200mgの試料を4.8mL注入;c=12.5mg/mL、すなわち注入1回当たり60mg。サイクルタイム=14.5分間、ランタイム=16分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.45(br.s.,1H)、8.26−8.36(m,2H)、8.03−8.09(m,2H)、7.71(s,1H)、7.54(t,J=8.6Hz,1H)、6.85(d,J=8.1Hz,1H)、6.81(d,J=8.3Hz,1H)、6.07(dd,J=7.3,4.9Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.77(s,3H)、3.62(dd,J=14.31,4.77Hz,1H)、3.53(dd,J=14.3,7.5Hz,1H)、3.16(s,3H)、2.32(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:599.2(M+H)
+。
【1064】
[実施例492.0]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1065】
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例492.0。 表題化合物は、実施例491.0に記載のSFC条件を使用してICカラムから溶出した第1の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.45(br.s.,1H)、8.27−8.35(m,2H)、8.01−8.10(m,2H)、7.71(s,1H)、7.53(t,J=8.5Hz,1H)、6.85(d,J=8.3Hz,1H)、6.81(d,J=8.4Hz,1H)、6.07(dd,J=7.5,4.9Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.77(s,3H)、3.62(dd,J=14.2,4.8Hz,1H)、3.53(dd,J=14.2,7.5Hz,1H)、3.16(s,3H)、2.32(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:599.2(M+H)
+。
【1066】
[実施例493.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【1067】
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドおよび(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、実施例493.0。 表題化合物を、4.0および2−メチル−ピリミジン−5−カルボアルデヒド(AstaTech,Inc.、Bristol、PAから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。
【1068】
[実施例494.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【1069】
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、実施例494.0。 実施例493.0で調製した鏡像異性体を、記載されたSFCキラル分離によって分離した。実施例494.0は、下記のSFC条件を使用してAD−Hカラムから溶出した第1の異性体だった。250×30mm AD−Hカラム付きのThar200 SFC上において45mL/分のMeOH(20mm NH
3)+45g/分のCO
2、90g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=20℃、出口圧力=100bar、波長=296nm。15mLの2:1のMeOH:DCMに溶解させた251mgの試料を3.0mL注入、c=16.7mg/mL、注入1回当たり50.1mg。フラクションを手動により収集した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.64(s,2H)、7.73(dd,J=8.3,7.6Hz,1H)、7.63(dd,J=7.3,0.7Hz,1H)、7.45(t,J=8.6Hz,1H)、6.81(d,J=8.6Hz,2H)、6.76(dd,J=8.3,0.7Hz,1H)、5.14(dd,J=7.1,5.4Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.75(s,3H)、3.50−3.59(m,1H)、3.40−3.49(m,1H)、3.19(s,3H),2.69(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:528.2(M+H)
+。
【1070】
[実施例495.0]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドの調製
【1071】
【化506】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミドまたは(2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチル−5−ピリミジニル)エタンスルホンアミド、実施例495.0。 表題化合物は、実施例494.0に記載のSFC条件を使用してAD−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.64(s,2H)、7.73(dd,J=8.3,7.5Hz,1H)、7.63(d,J=7.4Hz,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、6.81(d,J=8.6Hz,2H)、6.76(dd,J=8.3,0.7Hz,1H)、5.14(dd,J=7.1,5.5Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.76(s,3H)、3.55(dd,J=14.2,7.2Hz,1H)、3.45(dd,J=14.1,5.4Hz,1H)、3.19(s,3H)、2.69(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:528.2(M+H)
+。
【1072】
[実施例496.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1073】
【化507】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例496.0。 表題化合物を、5.0および2−メチル−ピリミジン−5−カルボアルデヒド(AstaTech,Inc.、Bristol、PAから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。LCMS−ESI(正)、m/z:542.2(M+H)
+。
【1074】
[実施例497.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1075】
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例497.0。 実施例496.0の鏡像異性体を、後述のSFCキラル分離によって分離した。表題化合物は、下記のSFC条件を使用してAD−Hカラムに496.0を注入したときに溶出した第1の異性体だった。400×30mm AD−Hカラム付きのThar200 SFC上において36mL/分のEtOH(20mm NH
3)+74g/分のCO
2、110g/分の33%共溶媒を用いるラン。温度=20℃、出口圧力=100bar、波長=297nm。14mLの2:1のMeOH:DCMに溶解させた395mgの試料を0.5mL注入、c=28.2mg/mL、注入1回当たり14.1mg。サイクルタイム12分間、ランタイム18分間。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.62(s,2H)、7.61−7.69(m,2H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.72−6.76(m,1H)、6.69(d,J=8.4Hz,1H)、6.63(d,J=8.3Hz,1H)、5.55(s,1H)、3.84(s,3H)、3.70(s,3H)、3.17(s,3H)、3.12−3.16(m,1H)、2.75(s,3H)、1.22(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:542.2(M+H)
+。
【1076】
[実施例498.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1077】
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド。実施例498.0。 表題化合物は、実施例497.0に記載のSFC条件を使用してAD−Hカラムに496.0を注入したときに溶出した第4の異性体だった。
1H NMR(CD
2Cl
2)δ:8.49(s,2H)、7.51−7.60(m,2H)、7.34(t,J=8.5Hz,1H)、6.65(ddd,J=8.3,5.7,0.9Hz,2H)、6.59(dd,J=8.5,0.8Hz,1H)、5.39(s,1H)、3.75(s,3H)、3.62(s,3H)、3.07(s,3H)、3.02(dd,J=7.0,1.3Hz,1H)、2.59(s,3H)、1.10(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:542.2(M+H)+。
【1078】
[実施例499.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1079】
【化510】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例499.0。 表題化合物を、4.0および2−メチル−ピリミジン−5−カルボアルデヒド(AstaTech,Inc.、Bristol、PAから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。LCMS−ESI(正)、m/z:556.0(M+H)
+。
【1080】
[実施例500.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1081】
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例500.0。 実施例499.0の鏡像異性体を、記載されたSFCキラル分離によって分離した。表題化合物は、後述のSFC条件下におけるICカラム上の第3のピーク(499.0をICカラムに注入したときに溶出した第3の異性体)だった。直列の30×150+30×250mm ICカラム付きのThar350 SFC上において50mL/分のEtOH(20mM NH
3)+50g/分のCO
2、50g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=24℃、出口圧力=100bar、波長=297nm。20mLの1:1のMeOH:DCMに溶解させた435mgの試料を2.0mL注入;c=21.8mg/mL、注入1回当たり43.6mg。サイクルタイム13.5分間、ランタイム18分間。第3のピーク500.0および第4のピーク501.0は、純粋なものが得られたが、第1のピークおよび第2のピークは、部分的に重なり合っていた。第1のピーク異性体および第2のピーク異性体の混合物を、OD−Hカラム上において後述の段階2の精製のときに分離した。直列の21×150+21×250mm OD−Hカラム付きのThar350 SFC上において15.40mL/分のMeOH(20mM NH
3)+54.00g/分のCO
2、70g/分の22%共溶媒を用いるラン。温度=24℃、出口圧力=100bar、波長=297nm。10mLの1:1のMeOH:DCMに溶解させた117mgの試料を4.8mL注入;c=1.17mg/mL、注入1回当たり5.617mg。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.48(s,2H)、7.74(dd,J=8.3,7.6Hz,1H)、7.61−7.67(m,1H)、7.47(t,J=8.4Hz,1H)、6.81−6.89(m,2H)、6.77(dd,J=8.3,0.7Hz,1H)、4.61(d,J=4.9Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.77(s,3H)、3.21−3.29(m,1H)、3.19(s,3H)、3.19(s,3H)、2.70(s,3H)、1.34(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:555.9(M+H)
+。
【1082】
[実施例501.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1083】
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、501.0。 表題化合物は、実施例500.0に記載のSFC条件を使用して499.0をICカラムに注入したときに溶出した第4の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.48(br.s.,2H)、7.74(t,J=7.9Hz,1H)、7.64(d,J=7.5Hz,1H)、7.47(t,J=8.4Hz,1H)、6.84(t,J=7.6Hz,2H)、6.77(d,J=8.2Hz,1H)、4.60−4.66(m,1H)、3.79(s,3H)、3.77(s,3H)、3.22−3.30(m,1H)、3.19(s,3H)、3.18(s,3H)、2.70(s,3H)、1.34(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:555.9(M+H)
+。
【1084】
[実施例502.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1085】
【化513】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例502.0。 表題化合物は、ODカラム上で溶出した第1のピークだった。この第1のピークは、実施例500.0に記載のSFC条件下においてODカラム上で499.0の第2の段階の精製から得られた。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.48(s,2H)、7.74(t,J=7.8Hz,1H)、7.65(d,J=7.0Hz,1H)、7.47(t,J=8.5Hz,1H)、6.84(t,J=7.2Hz,2H)、6.77(d,J=8.2Hz,1H)、4.61(d,J=4.9Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.77(s,3H)、3.21−3.28(m,1H)、3.19(s,3H)、3.18(s,3H)、2.70(s,3H)、1.34(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:556.0(M+H)
+。
【1086】
[実施例503.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1087】
【化514】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(2−メチル−5−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例503.0。 表題化合物は、ODカラム上で溶出した第2のピークだった。この第2のピークは、実施例500.0に記載のSFC条件下においてODカラム上で499.0の第2の段階の精製から得られた。
1H NMR(500MHz,CD
3CN)δ 8.53(s,2H)、7.75(t,J=7.7Hz,1H)、7.59−7.64(m,1H)、7.45(t,J=8.0Hz,1H)、6.75−6.82(m,3H)、4.67(d,J=5.6Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.70−3.73(m,3H)、3.52−3.60(m,1H)、3.18(s,3H)、3.16(s,3H)、2.66(s,3H)、1.11(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:556.0(M+H)
+。
【1088】
[実施例504.0]
(2E)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブテン−2−スルホンアミドの調製
【1089】
【化515】
[この文献は図面を表示できません]
(2E)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブテン−2−スルホンアミド、実施例504.0。 表題化合物を、2.0および10.05を使用して実施例Bの手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ 13.50(s,1H)、8.96(d,J=0.7Hz,2H)、8.49(d,J=1.7Hz,1H)、8.22(d,J=2.0Hz,1H)、7.58−7.67(m,1H)、7.46−7.55(m,1H)、6.83(d,J=8.6Hz,2H)、3.71(s,6H)、2.30(d,J=1.7Hz,3H)、2.26(s,3H)、1.84(d,J=1.5Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:525.8(M+H)
+。
【1090】
[実施例505.0]
(2E)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブテン−2−スルホンアミドの調製
【1091】
【化516】
[この文献は図面を表示できません]
(2E)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブテン−2−スルホンアミド、実施例505.0。 表題化合物を、2.2および10.05を使用して実施例Bの手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ 13.42(s,1H)、8.95(d,J=0.7Hz,2H)、7.81(dd,J=8.3,7.6Hz,1H)、7.60(dd,J=7.3,0.7Hz,1H)、7.41(t,J=8.4Hz,1H)、6.84(d,J=7.8Hz,1H)、6.79(d,J=8.6Hz,2H)、3.65(s,6H)、3.11(s,3H)2.30(d,J=1.5Hz,3H)1.82(d,J=1.5Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:541.8(M+H)
+。
【1092】
[実施例506.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1093】
【化517】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例506.0。 表題化合物を、2.0および10.3を使用して実施例Bの手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ 8.43−8.58(m,3H)8.25(s,1H)8.04(s,1H)7.43(t,J=8.56Hz,1H)、6.64(t,J=8.80Hz,2H)、3.69(s,3H)、3.70(s,3H)、3.42−3.59(m,2H)、2.52(s,3H)、2.36(s,3H)、1.26(t,J=7.34Hz,6H)。LCMS−ESI(正)、m/z:523.9(M+H)
+。
【1094】
[実施例507.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1095】
【化518】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例507.0。 表題化合物を、2.2および10.3を使用して実施例Bの手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,CD
2Cl
2)δ 8.64(s,1H)、8.31(s,1H)、7.55−7.76(m,2H)、7.44(t,J=8.4Hz,1H)、6.59−6.84(m,3H)、3.75(m,6H)、3.47−3.66(m,2H)、3.19(s,3H)、2.65(s,3H)、1.39(d,J=9.2,Hz,3H)、1.37(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:539.9(M+H)
+。
【1096】
[実施例508.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1097】
【化519】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例508.0。 表題化合物を、5.0および3−メトキシ−5−メチル−ピラジンカルボキサルデヒド(ACES Pharma,Inc.、Princeton、NJから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。主要なジアステレオマーおよび副次的なジアステレオマーを、下記の実施例に記載されたように分離した。
【1098】
[実施例509.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1099】
【化520】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例509.0。 表題化合物は、実施例508.0からの主要なジアステレオマーの混合物を供したときにICカラム上で溶出した第1のピークだった。ICカラム分離条件は、下記のとおりだった。250×21mm ICカラム付きのThar80 SFC上において41mL/分のMeOH(20mM NH
3)+34g/分のCO
2、75g/分の55%共溶媒を用いるラン。温度=35℃、出口圧力=100bar、波長=299nm。20mLの3:1のMeOH:DCMに溶解させた110mgの試料を1.5mL注入;c=5.5mg/mL、注入1回当たり8.25mg。サイクルタイム=3.75分間、ランタイム8分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.01(s,1H)、7.73(dd,J=8.2,7.5Hz,1H)、7.63(dd,J=7.6,0.7Hz,1H)、7.42(t,J=8.6Hz,1H)、6.72−6.81(m,3H)、5.58(d,J=2.9Hz,1H)、3.91(s,3H)、3.73(s,3H)、3.71(s,3H)、3.59−3.66(m,1H)、3.19(s,3H)、2.46(s,3H),1.24(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:572.3(M+H)
+。
【1100】
[実施例510.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1101】
【化521】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例510.0。 表題化合物は、実施例509.0に記載の条件のときにICカラム上で溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.01(s,1H)、7.73(dd,J=8.2,7.5Hz,1H)、7.63(dd,J=7.6,0.7Hz,1H)、7.42(t,J=8.6Hz,1H)、6.72−6.81(m,3H)5.58(d,J=2.9Hz,1H)、3.91(s,3H)、3.73(s,3H)、3.71(s,3H),,3.64−3.60(m,1H)、3.19(s,3H)、2.46(s,3H),1.24(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:572.3(M+H)
+。
【1102】
[実施例511.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1103】
【化522】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例511.0。 実施例508.0からの副次的なジアステレオマーの混合物を分離した。表題化合物は、下記の条件下においてCC4カラム上で溶出した第1のピークだった。250×30mm CC4カラム付きのThar200 SFC上において66mL/分のMeOH(20mM NH
3)+54g/分のCO
2、120g/分の55%共溶媒を用いるラン。温度=30℃、出口圧力=100bar、波長=296nm。20mLのMeOHに溶解させた116mgの試料を3.0mL注入;c=5.8mg/mL、注入1回当たり17.4mg。サイクルタイム=9分間、ランタイム=15分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.02(s,1H)、7.67−7.76(m,1H)、7.58−7.65(m,1H)、7.41(t,J=8.6Hz,1H)、6.77(dd,J=8.6,2.5Hz,2H)、6.73(d,J=8.3Hz,1H)、5.20(d,J=8.6Hz,1H)、3.98(s,3H)、3.73−3.76(m,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.18(s,3H)、2.46(s,3H)、1.07(d,J=6.9Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:572.1(M+H)
+。
【1104】
[実施例512.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1105】
【化523】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例512.0。 表題化合物は、実施例511.0に記載のCC4カラム上で溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.02(s,1H)、7.78−7.70(m,1H)、7.64(m,1H)、7.43(t,J=8.4Hz,1H)、6.82−6.74(m,3H)、5.18(d,J=8.3Hz,1H)、3.98(s,3H)、3.77(s,3H)、3.75(s,3H)、3.63−3.72(m,1H)、3.19(s,3H)、2.46(s,3H)、1.09(d,J=6.9Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:572.2(M+H)
+。
【1106】
[実施例513.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1107】
【化524】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例513.0。 表題化合物を、5.0および3−メトキシ−5−メチル−ピラジンカルボキサルデヒド(ACES Pharma,Inc.、Princeton、NJから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。エーテル形成を、実施例22.0に記載の手順に従って達成した。生成物を、主要なジアステレオマーの混合物として単離した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.09(br.s.,1H)、8.04(s,1H)、7.54−7.69(m,2H)、7.32(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(dd,J=7.5,1.6Hz,1H)、6.61(dt,J=4.7,4.0Hz,2H)、5.20(d,J=4.4Hz,1H)、3.94(s,3H)、3.73(s,3H)、3.68(s,3H)、3.62(qd,J=7.0,4.7Hz,1H)、3.24−3.30(m,3H)、3.17(s,3H)、2.45(s,3H),1.40(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:586.2(M+H)
+。
【1108】
[実施例514.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1109】
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例514.0。 実施例513.0に記載の反応物のさらなる溶出により、表題化合物を副次的なジアステレオマーの混合物として得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.07(s,1H)、7.70−7.76(m,1H)、7.63(dd,J=7.5,0.9Hz,1H)、7.43(t,J=8.6Hz,1H)、6.80(d,J=8.6Hz,2H)、6.76(dd,J=8.3,0.7Hz,1H)、4.89(d,J=8.8Hz,1H)、3.98(s,3H)、3.78(s,3H)、3.75(s,3H)、3.69−3.74(m,1H)、3.19(s,3H)、3.08(s,3H)、2.48(s,3H)、1.03(d,J=7.09Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:586.1(M+H)
+。
【1110】
[実施例515.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1111】
【化526】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例515.0。 表題化合物は、513.0を、CC4カラムを使用して下記の条件に晒したときに溶出した第1のピークだった。250×30mm CC4カラム付きのThar80 SFC上において36mL/分のMeOH(20mM NH
3)+44g/分のCO
2、80g/分の45%共溶媒を用いるラン。温度=38℃、出口圧力=100bar、波長=296nm。30mLの1:1のMeOH:DCMに溶解させた110mgの試料を1.0mL注入;c=3.7mg/mL、注入1回当たり3.7mg。サイクルタイム7分、ランタイム13分間。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.04(s,1H)、7.57−7.66(m,2H)、7.32(t,J=8.6Hz,1H)、6.71(dd,J=7.5,1.6Hz,1H)、6.61(dd,J=8.6,4.2Hz,2H)、5.20(d,J=4.4Hz,1H)、3.94(s,3H)、3.73(s,3H)、3.68(s,3H)、3.63(qd,J=7.0,4.5Hz,1H)、3.27(s,3H)、3.18(s,3H)、2.46(s,3H)、1.40(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:586.2(M+H)
+。
【1112】
[実施例516.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1113】
【化527】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例516.0。 表題化合物は、実施例515.0に記載のCC4カラム上で溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.04(s,1H)、7.58−7.65(m,2H)、7.32(t,J=8.5Hz,1H)、6.71(dd,J=7.6,1.4Hz,1H)、6.61(dd,J=8.5,4.3Hz,2H)、5.20(d,J=4.5Hz,1H)、3.94(s,3H)、3.73(s,3H)、3.69(s,3H)、3.61−3.66(m,1H)、3.27(s,3H)、3.18(s,3H)、2.46(s,3H)、1.40(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:586.2(M+H)
+。
【1114】
[実施例517.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1115】
【化528】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例517.0。 表題化合物は、514.0をICカラム上の下記の条件に晒したときに溶出した第1のピークだった。250×21mm ICカラム付きのThar80 SFC上において21mL/分のMeOH(20mM NH
3)+39g/分のCO
2、60g/分の35%共溶媒を用いるラン。温度=28℃、出口圧力=100bar、波長=215nm。15mLの2:1のMeOH:DCMに溶解させた66mgの試料を0.3mL注入;c=4.4mg/mL、注入1回当たり1.3mg。サイクルタイム9分間、ランタイム19分間。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.05(s,1H)、7.56−7.69(m,2H)、7.32(t,J=8.44Hz,1H)、6.70(dd,J=7.34,1.96Hz,1H)、6.56−6.66(m,2H)、4.91(d,J=8.07Hz,1H)、3.97(s,3H)、3.86(五重線,J=7.34Hz,1H)、3.78(s,3H)、3.71(s,3H)、3.18(s,3H)、3.16(s,3H)、2.48(s,3H)、1.16(d,J=7.09Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:586.2(M+H)
+。
【1116】
[実施例518.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1117】
【化529】
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(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(3−メトキシ−5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドプロパンスルホンアミド、実施例518.0。 表題化合物は、実施例517.0に記載のICカラム上で溶出した第2のピークだった。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ ppm 8.05(br.s,1H)、7.60−7.62(m,2H)、7.31(t,J=8.44Hz,1H)、6.70((br.s,1H)、6.61(t,J=8.7Hz,2H)、4.91(d,J=7.8Hz,1H)、3.98(s,3H)、3.86−3.89(m,1H)、3.77(s,3H)、3.70(s,3H)、3.18(s,6H)、2.47(s,3H)、1.17(br.s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:586.1(M+H)
+。
【1118】
[実施例519.0]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1119】
【化530】
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(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例519.0。 表題化合物を、4.0および5−クロロチアゾール−2−カルボキサルデヒド(Acros Organicsから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 7.70−7.76(m,1H)、7.63(dd,J=7.6,0.7Hz,1H)、7.60(s,1H)、7.42(t,J=8.4Hz,1H)、6.73−6.81(m,3H)、5.31(dd,J=9.4,2.3Hz,1H)、3.68−3.75(m,7H)、3.30−3.36(m,2H)、3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:553.0(M+H)
+。
【1120】
[実施例520.0]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1121】
【化531】
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(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例520.0。 表題化合物は、実施例519.0の鏡像異性体混合物から得られたが、下記のSFC条件を使用してICカラムから溶出した第1の異性体だった。250×21mm ICカラム付きのThar80 SFC上において26.25mL/分のEtOH(20mM NH
3)+48.7g/分のCO
2、75g/分の35%共溶媒を用いるラン。温度=29℃、出口圧力=100bar、波長=297nm。15mLのMeOHに溶解させた133mgの試料を1.0mL注入;c=8.9mg/mL、注入1回当たり8.9mg。サイクルタイム6分間、ランタイム9分間。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 7.63−7.68(m,2H)、7.52(s,1H)、7.38(t,J=8.3Hz,1H)、6.70−6.79(m,1H)、6.64(ddd,J=12.7,8.6,0.7Hz,2H)、5.39(dd,J=10.3,1.7Hz,1H)、3.80(dd,J=14.1,1.6Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.72(s,3H)、3.30(dd,J=14.2,10.3Hz,1H)、3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:553.0(M+H)
+。
【1122】
[実施例521.0]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドの調製
【1123】
【化532】
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(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシエタンスルホンアミド、実施例521.0。 表題化合物は、実施例520.0に記載のSFC条件を使用してICカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 7.63−7.68(m,2H)、7.52(s,1H)、7.38(t,J=8.3Hz,1H)、6.70−6.79(m,1H)、6.64(ddd,J=12.7,8.56,0.7Hz,2H)、5.39(dd,J=10.3,1.7Hz,1H)、3.80(dd,J=14.1,1.6Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.72(s,3H)、3.30(dd,J=14.2,10.3Hz,1H)、3.17(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:553.0(M+H)
+。
【1124】
[実施例522.0]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【1125】
【化533】
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(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドおよび(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例522.0。 表題化合物を、4.0および5−クロロチアゾール−2−カルボキサルデヒド(Acros Organicsから市販)を使用して実施例Cの手順に従って調製した。エーテル形成を、実施例22.0に記載の手順に従って達成した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 7.68−7.75(m,1H)、7.59−7.64(m,2H)、7.40(t,J=8.6Hz,1H)、6.75(td,J=8.3,0.7Hz,3H)、4.95(dd,J=8.8,3.4Hz,1H)、3.72(d,J=2.5Hz,6H)、3.51−3.56(m,1H)、3.42−3.50(m,1H)、3.34(s,3H)、3.16(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:567.0(M+H)
+。鏡像異性体を、実施例523.0に記載のSFCキラル分離によって分離した。
【1126】
[実施例523.0]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【1127】
【化534】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例523.0。 表題化合物は、522.0を下記の分離条件に晒したときに溶出した第1の異性体だった。150×20mm AD−Hカラム付きのThar80 SFC上において60mL/分の15%(2:1)MeOH:ACN(0.1%NH
4OH)/CO
2。温度=29℃、出口圧力=100bar、波長=220nm。5mg/mLの(2:1)MeOH:DCMで試料溶液を0.75mL注入を用いるラン。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 7.55(s,1H)、7.45−7.52(m,2H)、7.22(t,J=8.44Hz,1H)、6.55(dd,J=8.31,2.93Hz,3H)、4.96(dd,J=8.31,3.42Hz,1H)、3.71(dd,J=14.18,3.18Hz,1H)、3.60(m,6H)、3.54(dd,J=14.31,8.44Hz,1H)、3.37(s,3H)、3.12(s,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:567.0(M+H)
+。
【1128】
[実施例524.0]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドの調製
【1129】
【化535】
[この文献は図面を表示できません]
(2R)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミドまたは(2S)−2−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メトキシエタンスルホンアミド、実施例524.0。 表題化合物は、実施例523.0に記載のSFC条件を使用してAD−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。
【1130】
[実施例525.0]
(2S,3R)−N−(4−((R)−2,4−ジメトキシピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−((S)−2,4−ジメトキシピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(アトロプ異性体の1:1混合物)の調製
【1131】
【化536】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−((R)−2,4−ジメトキシピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−((S)−2,4−ジメトキシピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(アトロプ異性体の1:1混合物)、実施例525.0。 表題化合物を、10.1、2,4−ジメトキシピリジン−3−アミン(SynChemから市販、実施例1.3に記載の化学反応を介してイソチオシアネートに転化される)および6−メトキシ−ピリジン−2−カルボン酸ヒドラジド(Sigma−Aldrich Chemical Company,Inc.から市販)を使用して実施例Aの手順に従って調製した。LCMS−ESI(正)、m/z:545.1(M+H)
+。
【1132】
[実施例526.0]
(2S,3R)−N−(4−((R)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−((S)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(アトロプ異性体の1:1混合物)の調製
【1133】
【化537】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−((R)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド化合物および(2S,3R)−N−(4−((S)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(アトロプ異性体の1:1混合物)、実施例526.0。 表題化合物が、525.0の調製中に副生成物として得られた。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.64−8.70(m,2H)、7.72−7.79(m,1H)、7.68(dd,J=7.3,0.7Hz,1H)、7.62(d,J=7.6Hz,1H)、6.82(dt,J=8.3,0.7Hz,1H)、6.55(dd,J=7.6,2.5Hz,1H)、3.89(d,J=4.4Hz,3H)、3.79−3.87(m,2H)、3.48(d,J=0.7Hz,3H)、1.38−1.43(m,3H)、1.36(t,J=6.6Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:531.0(M+H)
+。
【1134】
[実施例527.0]
(2S,3R)−N−(4−((R)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドまたは(2S,3R)−N−(4−((S)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(アトロプ異性体の混合物)の調製
【1135】
【化538】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−((R)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド化合物または(2S,3R)−N−(4−((S)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例527.0。 表題化合物は、526.0を下記のSFC条件下に晒したときにCC4カラムから溶出した第1の異性体だった。250×30mm CC4カラム付きのThar80 SFC上において48mL/分のMeOH(ニート)+32g/分のCO
2、80g/分の60%共溶媒を用いるラン。温度=29℃、出口圧力=100bar、波長=297nm。5mLの4:1のMeOH:DCMに溶解させた22mgの試料を1.8mL注入;c=4.4mg/mL、注入1回当たり7.9mg。フラクションを手動により収集した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.64(d,J=0.7Hz,2H)、7.70−7.77(m,1H)、7.66(dd,J=7.6,0.7Hz,1H)、7.60(d,J=7.6Hz,1H)、6.76−6.84(m,1H)、6.53(d,J=7.6Hz,1H)、3.86(s,3H)、3.75−3.85(m,2H)、3.46(s,3H)、1.38(d,J=6.9Hz,3H)、1.34(d,J=6.6Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:531.2(M+H)
+。
【1136】
[実施例528.0]
(2S,3R)−N−(4−((R)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドまたは(2S,3R)−N−(4−((S)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(アトロプ異性体の混合物)の調製
【1137】
【化539】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−((R)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド化合物または(2S,3R)−N−(4−((S)−4−メトキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例528.0。 表題化合物は、526.0を実施例527.0に記載のSFC条件に晒したときにCC4カラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.65(s,2H)、7.70−7.77(m,1H)、7.66(dd,J=7.3,0.7Hz,1H)、7.60(d,J=7.3Hz,1H)、6.80(d,J=8.1Hz,1H)、6.53(d,J=7.6Hz,1H)、3.87(s,3H)、3.82(d,J=6.4Hz,2H)、3.47(s,3H)、1.38(d,J=6.9Hz,3H)、1.33(d,J=6.9Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:531.1(M+H)
+。
【1138】
[実施例529.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1139】
【化540】
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(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例529.1。250mL丸底フラスコに、THF(49.5mL)中のN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(3.46g、9.90mmol)を加えた。N−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M、4.36mL、10.89mmol)を、撹拌しながらN
2流下において−78℃でシリンジにより滴下添加した。反応混合物をこの温度で5分間撹拌し、次いでTHF(16.50mL)中の5−クロロ−2−ピリジンカルボアルデヒド(1.40g、9.90mmol)を、撹拌しながらN
2流下において−78℃でシリンジにより滴下添加した。次いで反応混合物を−78℃で10分間撹拌した後、ドライアイス浴を除去した。反応混合物を室温で10分間撹拌した後、飽和NH
4Cl水溶液(10mL)でクエンチした。次いで反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をNaClの飽和溶液で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配(EtOAc中26%EtOH)で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(80g)(Gold)に通すクロマトグラフィーによって精製して、富化された物質をオレンジ色油状物として得た。富化された物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中20〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(80g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドを、シリカゲルカラム(シン型異性体、3.16g、6.44mmol、収率65.0%)から黄色固体として溶出した第1の立体異性体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:491.1(M+H)
+。第2の溶出化合物は、シリカゲルカラムからの(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドであり、薄黄色固体としてのアンチ型異性体1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(アンチ型異性体、1.54g、3.14mmol、収率32%)だった。LCMS−ESI(正)m/z:491.1(M+H)
+。
【1140】
【化541】
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(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例529.2。25mLバイアルに、THF(64.4mL)中のシン型異性体(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(3.16g、6.44mmol)を加えた。N
2下において、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M、9.65mL、9.65mmol)を、撹拌しながら−78℃で加えた。反応混合物を−78℃で60分間撹拌し、次いでメチルトリフルオロメタンスルホネート(2.19mL、19.31mmol)を加えた。反応混合物を−78℃で30分間撹拌した。反応混合物をNaHCO
3の飽和溶液および水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をNaClの飽和溶液で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色油状物として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(80g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物であるシン型異性体(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(3.2g、6.34mmol、収率98%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:505.1(M+H)
+。
【1141】
【化542】
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(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド化合物および(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例529.3。 250mLフラスコに、TFA(42.2mL)中の529.2(3.2g、6.34mmol)およびアニソール(無水、2.75mL、25.3mmol)を加えた。反応混合物を23℃で20時間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮して、生成物をオレンジ色油状物として得た。得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0%から100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(80g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、富化された物質をオレンジ色油状物として得た。富化された物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配(EtOAc中26%EtOH)で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(80g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(1.44g、5.44mmol、収率86%)を薄黄色固体として得た。1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.56(d,J=2.4Hz,1H)、7.91(dd,J=8.6,2.4Hz,1H)、7.47−7.53(m,1H)、4.99(d,J=2.7Hz,1H)、3.46(qd,J=7.1,2.8Hz,1H)、3.41(s,3H)、1.22(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:265.0(M+H)
+。
【1142】
【化543】
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(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例529.0。 表題化合物を、1.0、529.3およびニコチン酸ヒドラジド(Acros organicsから市販)を使用して実施例Aの手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.61(br.s.,2H)、8.55(dd,J=2.5,0.7Hz,1H)、7.83−7.96(m,2H)、7.47−7.55(m,2H)、7.44(d,J=8.6Hz,1H)、6.80(dd,J=8.6,1.5Hz,2H)、4.98(d,J=2.5Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.75(s,3H)、3.36−3.46(m,1H)、3.26(s,3H)、1.13(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:545.0(M+H)
+。
【1143】
[実施例530.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1144】
【化544】
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(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例530.0。 実施例530.0は、529.0を下記のSFC条件に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第1の異性体だった:250×30mm AS−Hカラム付きのThar80 SFC上において18.9mL/分 IPA(+20mM NH
3)+51.1g/分のCO
2、70.0g/分の27%共溶媒を用いるラン。温度=29℃、出口圧力=100bar、波長=216nm。5mLのMeOH/DCM(4:1)に溶解させた32.0mgの試料を0.5mL注入;c=6.4mg/mL、注入1回当たり3.2mg。サイクルタイム18.5分間、ランタイム20.0分間。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.58(br.s.,2H)、8.54(d,J=2.4Hz,1H)、7.82−7.82(m,1H)、7.80−7.92(m,2H)、7.49(t,J=8.6Hz,1H)、7.40−7.46(m,2H)、6.79(dd,J=8.7,1.1Hz,2H)、4.99(d,J=2.5Hz,1H)、3.78(s,3H)、3.75(s,3H)、3.38−3.45(m,1H)、3.26(s,3H)、1.13(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:545.3(M+H)
+。
【1145】
[実施例531.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1146】
【化545】
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(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例531.0。 表題化合物は、529.0を実施例530.0に記載のSFC条件に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。LCMS−ESI(正)、m/z:545.3(M+H)
+。
【1147】
[実施例532.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1148】
【化546】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例532.0。 表題化合物を、1.0、529.3および5−メチルニコチン酸ヒドラジド(Bellen Chemistry Co,Ltd.、Beijing、Chinaから市販)を使用して実施例Aの手順に従って調製した。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.55(d,J=2.5Hz,1H)、8.52(br.s.,1H)、8.40(br.s.,1H)、7.83−7.94(m,2H)、7.52(t,J=8.6Hz,1H)、7.44(d,J=8.6Hz,1H)、6.81(dd,J=8.7,1.34Hz,2H)、4.98(d,J=2.5Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.77(s,3H)、3.41(qd,J=7.1,2.6Hz,1H)、3.26(s,3H)、2.35(s,3H)、1.13(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:559.0(M+H)
+。
【1149】
[実施例533.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1150】
【化547】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例533.0。 表題化合物は、532.0を下記のSFC条件下に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第1の異性体だった:30×250mm AS−Hカラム付きのThar200 SFC上において30mL/分のIPA(20mM NH
3)+90g/分のCO
2、120g/分の25%共溶媒を用いるラン。温度=30℃、出口圧力=100bar、波長=271nm。20mLの1:1のMeOH:DCMに溶解させた178mgの試料を1.0mL注入;c=8.9mg/mL、すなわち注入1回当たり8.9mg。サイクルタイム11.5分間、ランタイム15分間(サイクルタイムを、試料中に存在するTFAの収集を回避するために延長した。)。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.56(d,J=2.5Hz,1H)、8.45(br.s.,1H)、8.34(s,1H)、7.89(dd,J=8.3,2.5Hz,1H)、7.74(d,J=0.7Hz,1H)、7.51(t,J=8.6Hz,1H)、7.46(d,J=8.3Hz,1H)、6.77−6.86(m,2H)、5.01(d,J=2.5Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.77(s,3H)、3.43(qd,J=7.0,2.7Hz,1H)、3.28(s,3H)、2.32(s,3H)、1.15(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:559.0(M+H)
+。
【1151】
[実施例534.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1152】
【化548】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例534.0。 表題化合物は、532.0を実施例533.0に記載のSFC条件に晒したときにAS−Hカラムから溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.56(d,J=2.5Hz,1H)8.45(br.s.,1H)8.34(s,1H)7.89(dd,J=8.3,2.5Hz,1H)7.74(d,J=0.7Hz,1H)7.51(t,J=8.6Hz,1H)7.46(d,J=8.3Hz,1H)6.77−6.86(m,2H)5.01(d,J=2.5Hz,1H)3.80(s,3H)3.77(s,3H)3.43(qd,J=7.0,2.7Hz,1H)3.28(s,3H)2.32(s,3H)1.15(d,J=7.1Hz,3H)。LCMS−ESI(正)、m/z:559.0(M+H)
+。
【1153】
[実施例535.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(プロパ−1−イン−1−イル)ピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1154】
【化549】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例535.1 (1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例428.1(0.175g、0.31mmol)および2−(トリメチルシリル)エタノール(0.100mL、0.70mmol)のトルエン(4.0mL)中撹拌溶液に、シアノメチレントリ−n−ブチルホスホラン(0.160mL、0.66mmol)をシリンジにより滴下添加した。添加後、凝縮器を取り付け、反応混合物をN
2下において90℃で2時間加熱した。反応物を室温に冷却し、溶媒を濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、DCM中0から4%MeOH)によって精製して、(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドを茶褐色泡状物(0.180g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.61−8.70(m,2H)、8.43(d,J=1.5Hz,1H)、8.35(d,J=1.9Hz,1H)、7.60−7.66(m,1H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.60(t,J=8.7Hz,2H)、4.66(d,J=6.0Hz,1H)、4.31−4.49(m,2H)、3.80(s,3H)、3.69−3.75(m,3H)、3.48−3.61(m,1H)、3.27(s,3H)、2.30(s,3H)、1.37(dd,J=9.6,7.6Hz,2H)、1.25(d,J=6.9Hz,3H)、0.07−0.14(m,9H)。MS−ESI(正)m/z:659.8(M+H)
+。
【1155】
【化550】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(プロパ−1−イン−1−イル)ピリミジン−2−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例535.2。 (1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例535.1(0.110g、0.17mmol)の1,4−ジオキサン(5.0mL)中溶液に、トリブチル(プロパ−1−イン−1−イル)スタンナン(0.180g、0.55mmol)およびビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(24.0mg、0.046mmol)を加えた。反応混合物をN
2下において100℃で20時間加熱した。溶媒を真空下で濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、DCM中0〜4%MeOH)によって精製して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(プロパ−1−イン−1−イル)ピリミジン−2−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミドを黄色ペースト状物(0.090g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.67(s,2H)、8.43(s,1H)、8.35(s,1H)、7.63(s,1H)、7.35(t,J=8.5Hz,1H)、6.58(t,J=8.3Hz,2H)、4.75(d,J=4.8Hz,1H)、4.43(dt,J=6.6,5.1Hz,2H)、3.76−3.83(m,3H)、3.72(s,3H)、3.48−3.60(m,1H)、3.29(s,3H)、2.30(s,3H)、2.10(s,3H)、1.40(d,J=8.2Hz,2H)、1.23(d,J=7.0Hz,3H)、0.11(s,9H)。LCMS−ESI(正)m/z:664.0(M+H)
+。
【1156】
【化551】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(プロパ−1−イン−1−イル)ピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例535.0。 50mL丸底フラスコに、DMF(3.0mL)中の(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(プロパ−1−イン−1−イル)ピリミジン−2−イル)−N−(2−(トリメチルシリル)エチル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例535.2(0.090g、0.14mmol)を加え、トリス(ジメチルアミノ)硫黄(トリメチル−シリル)ジフルオリド(0.118g、0.43mmol)を加えた。反応混合物をN
2下において110℃で2時間加熱した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(60mL)と水(30mL)との間で分配した。水層をEtOAc(40mL)、CHCl
3中10%iPrOH(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、ヘキサン中5−40%アセトン)によって精製して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(プロパ−1−イン−1−イル)ピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを黄色固体(0.030g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ:8.70−8.76(m,2H)、8.45(d,J=1.6Hz,1H)、8.35(d,J=1.8Hz,1H)、8.09(t,J=1.8Hz,1H)、7.99(d,J=7.9Hz,1H)、7.40−7.49(m,1H)、6.60(d,J=8.5Hz,2H)、5.01(d,J=4.4Hz,1H)、3.69−3.78(m,7H)、3.33−3.38(m,3H)、2.31(s,3H)、2.11(s,3H)、1.37(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:564.0(M+H)
+。
【1157】
[実施例536.0]
(2S,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドの調製
【1158】
【化552】
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(2S,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−ヒドロキシブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−ヒドロキシブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−ヒドロキシブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−ヒドロキシブタン−2−スルホンアミド、536.1。 −78℃において、n−ブチルリチウム(4.38mL、10.94mmol)を、N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)エタンスルホンアミド(4.07g、9.95mmol、実施例12.0に記載の方法と同様の方法により調製した)を含有するTHF(99mL)溶液に加えた。得られた混合物を−78℃で30分間撹拌した。次に、1−(5−ブロモピリミジン−2−イル)エタノン(2、9.95mmol)のTHF溶液を、−78℃で加えた。反応を−78℃で継続し、室温にゆっくり加温し、終夜撹拌した。次いで反応物を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、EtOAc(3×100mL)で抽出した。濃縮後、反応物を、ヘキサン/EtOAcの勾配(0〜100%)で溶出するシリカ上で精製した。次いで536.1を含有する所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮して、表題化合物(収率45%)を得た。LCMS m/z:610.0(M+H)
+。
【1159】
【化553】
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(2S,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミド、実施例536.2。 23℃において、DAST(2.052mL、15.53mmol)を、536.1(4.74g、7.76mmol)を含有するDCM(38.8mL)溶液に加えた。得られた混合物を23℃で1時間撹拌した。TLCにより、反応が完了したことが示された。MeOH(1mL)を加え、混合物を真空下で濃縮した。反応物をヘキサン/EtOAcの勾配(0〜100%)で溶出するシリカゲル上で精製した。536.2を含有する所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮した。(1.4g、収率29%)、LCMS m/z:612.0(M+H)
+。
【1160】
【化554】
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(2S,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミド、実施例536.3。 0℃において、TFA(1.26mL、16.33mmol)を、トリエチルシラン(2.61mL、16.33mmol)および3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミド(536.2、1.0g、1.63mmol)を含むフラスコに加えた。得られた混合物を0℃で3時間撹拌した。次いで、得られた混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液とDCMとによって分配し、有機層を真空下で濃縮した。反応物を、MeOH/DCMステップワイズ勾配(0〜20%)で溶出するシリカゲル上で精製した。次いで536.3を含有する所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮して、表題化合物(95%)を得た。LCMS m/z:311.9(M+H)
+。
【1161】
【化555】
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(2S,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミド、実施例536.4。 表題化合物を、1.0、536.4および5−メチルニコチン酸ヒドラジドを使用して実施例Aの手順に従って調製した。反応生成物を逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、50×250mm、10μm、30分間で10〜70%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量100mL/分)によって精製した。536.4を含有する所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。LCMS m/z:606.0(M+H)
+。
【1162】
【化556】
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(2S,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミド、実施例536.0。 ガラス製マイクロ波反応容器に、2−Me−THF中の536.4(200mg、0.330mmol)、シアン化亜鉛(0.105mL、1.65mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(38.1mg、0.033mmol)を装入した。反応混合物を撹拌し、マイクロ波反応器(CEM、Matthews、NC)内において120℃で30分間加熱した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。536.0を含有する所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。4つの異性体のうちの2つのみが単離された。
【1163】
[実施例537.0]
(2S,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2S,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドの調製
【1164】
【化557】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2S,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミド、実施例537.0。 表題化合物は、カラムAD、イソクラティックな35%IPAを使用して、SFCを使用するキラル分離により、実施例536.0のキラル分離によって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 9.17(s,2H)、8.45(m,1H)、8.33(s,1H)、7.72(s,1H)、7.46−7.60(m,1H)、6.83(d,J=8.8Hz,2H)、4.35(m,1H)、3.82(s,3H)、3.81(s,3H)、2.32(s,3H)、1.89(d,J=24.1Hz,3H)、1.49(d,J=6.9Hz,3H)。LCMS ESI(正)m/z:553.0(M+H)
+。
【1165】
[実施例538.0]
(2S,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2S,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドの調製
【1166】
【化558】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2R,3S)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミドまたは(2S,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−フルオロブタン−2−スルホンアミド、実施例538.0。 表題化合物は、カラムAD、イソクラティックな35%IPAを使用して、SFCを使用するキラル分離により、実施例536.0のキラル分離によって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 9.17(s,2H)、8.46(d,J=1.4Hz,1H)、8.33(d,J=2.0Hz,1H)、7.72(m,1H)、7.54(t,J=8.5Hz,1H)、6.84(d,J=8.6Hz,2H)、4.35(dd,J=10.6,7.0Hz,1H)、3.82(s,3H)、3.81(s,3H)、2.32(s,3H)、1.88(d,J=24.1Hz,3H)、1.49(dd,J=7.0,1.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:553.0(M+H)
+。
【1167】
[実施例539.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1168】
【化559】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例539.0。 23℃においてアルゴン下で、ヨウ化銅(I)(0.082g、0.430mmol)を、N1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.245g、1.721mmol)、1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド11.0(0.199g、0.86mmol)および2.0を含有するジオキサン(1.72mL)溶液に加えた。得られた混合物を80℃で終夜撹拌した。次いで反応物をEtOAc/水によって分配し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。反応物を逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、50×250mm、10μm、30分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量100mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。4つの異性体のうちの2つのみが単離された。
【1169】
[実施例540.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
鏡像異性体(実施例539.0)の混合物のキラル分離を、下記の条件を使用して分取SFCによって実施した:250×30mm AD−Hカラム付きのThar200上において43g/分のEtOH(ニート)および52g/分のCO
2、95g/分の40%共溶媒を用いるラン。波長275nm。13mLの(11:2のMeOH:DCM)に溶解させた149mgの試料の溶液を0.65mL注入;c=11.5mg/mL、7.5mg/注入。サイクルタイム6.5分間、ランタイム12分間により、実施例540.0を得た。
【1170】
【化560】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例540.0。 表題化合物は、記載された条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.65(s,2H)、8.44(d,J=1.5Hz,1H)、8.33(d,J=1.7Hz,1H)、7.72(m,1H)、7.51(t,J=8.6Hz,1H)、6.81(d,J=8.6Hz,2H)、5.42(d,J=2.7Hz,1H)、3.73−3.77(m,7H)、2.34(s,3H)、2.31(s,3H)、1.20(m,3H)。MS ESI(正)m/z:526.0(M+H)
+。SFC:250×30mm AD−Hカラム付きのThar200上において43g/分のEtOH(ニート)および52g/分のCO
2、95g/分の40%共溶媒を用いるラン。
【1171】
[実施例541.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1172】
【化561】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例541.1。 表題化合物は、実施例540.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.58(s,2H)、8.46(d,J=1.6Hz,1H)、8.34(d,J=1.9Hz,1H)、7.66(s,J=3.1Hz,1H)、7.40(t,J=8.6Hz,1H)、6.64(d,J=8.5Hz,1H)、6.60(d,J=8.5Hz,1H)、5.59(s,1H)、4.07(br.s,1H)、3.81−3.91(m,1H)、3.76(s,3H)、3.74(s,3H)、2.34(s,3H)、2.32(s,3H)、1.21(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:526.2(M+H)
+。SFC:250×30mm AD−Hカラム付きのThar200上において43g/分のEtOH(ニート)および52g/分のCO
2、95g/分の40%共溶媒を用いるラン。
【1173】
[実施例542.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1174】
【化562】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例542.0。 23℃においてアルゴン下で、ヨウ化銅(I)(0.178g、0.933mmol)を、N1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.531g、3.73mmol)、ラセミ体状1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(0.686g、2.80mmol)および2.0を含有するジオキサン(3.73mL)溶液に加えた。得られた混合物を80℃で終夜撹拌した。次いで反応物をEtOAc/水によって分配し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。反応物を逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、50×250mm、10μm、30分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量100mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1175】
[実施例543.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
最終キラル分割を、SFCを使用して実施例542.0に対して実施した。SFC条件 543.0および544.0用の場合はAS−H(2×25cm)15%MeOH/CO
2、100barの60mL/分、220nm。注入量:0.75mL、10mg/mLのMeOH。545.0および546.0用の場合はIA(2×15cm)15%MeOH/CO
2、100barの60mL/分、220nm。注入量:0.75mL、5mg/mLのMeOH。
【1176】
【化563】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例543.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.67(s,2H)、8.46(s,1H)、8.34(s,1H)、7.74(s,1H)、7.52(t,J=8.3Hz,1H)、6.82(d,J=8.6Hz,2H)、5.01(d,J=3.5Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.78(s,3H)、3.58(dd,J=7.0,3.7Hz,1H)、3.29(s,3H)、2.36(s,3H)、2.32(s,3H)、1.26(d,J=4.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.0(M+H)
+。SFC AS−H(2×25cm)15%MeOH/CO
2。
【1177】
[実施例544.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1178】
【化564】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例544.0。 表題化合物は、543.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.66(s,2H)、8.47(s,1H)、8.35(s,1H)、7.77(s,1H)、7.52(dd,J=8.3,8.3Hz,1H)、6.82(d,J=8.4Hz,2H)、5.01(d,J=3.5Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.78(s,3H)、3.56−3.60(m,1H)、3.29(s,3H)、2.36(s,3H)、2.33(s,3H)、1.26(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.0(M+H)
+。SFC AS−H(2×25cm)15%MeOH/CO
2。
【1179】
[実施例545.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1180】
【化565】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例545.0。 表題化合物は、543.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.69(s,2H)、8.46(br s,1H)、8.35(br s,1H)、7.75(s,1H)、7.52(dd,J=8.3,8.3Hz,1H)、6.81−6.84(m,2H)、4.63(d,J=8.2Hz,1H)、3.85(s,3H)、3.81(s,3H)、3.61−3.69(m,1H)、3.12(s,3H)、2.37(s,3H)、2.32(s,3H)、1.05(d,J=7.2Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.0(M+H)
+。SFC IA(2×15cm)15%MeOH/CO
2。
【1181】
[実施例546.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1182】
【化566】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例546.0。 表題化合物は、543.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.69(s,2H)、8.46(br s,1H)、8.34(br s,1H)、7.73(s,1H)、7.52(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.83(dd,J=8.4,3.1Hz,2H)、4.63(d,J=8.4Hz,1H)、3.86(s,3H)、3.81(s,3H)、3.62−3.69(m,1H)、3.12(s,3H)、2.38(s,3H)、2.32(s,3H)、1.05(d,J=7.2Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.0(M+H)
+。SFC IA(2×15cm)15%MeOH/CO
2。
【1183】
[実施例547.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1184】
【化567】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例547.0。 表題化合物を、1.0、6−メトキシピコリノイル)ヒドラジンカルボン酸およびTFA(0.419mL、5.44mmol)を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。ラセミ体テール基を、実施例Cに記載の一般手順を使用して調製した。
【1185】
[実施例548.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
最終キラル精製を、SFC(4つの異性体のうちの2つのみが単離された。)を使用して実施例547.0に対して実施した。SFC AS−H(2×25cm)20%EtOH/CO
2、100barの65mL/分、220nm。注入量:2mL、3mg/mLの1:1のDCM:MeOH。
【1186】
【化568】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例548.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.66(d,J=0.8Hz,2H)、7.73(dd,J=7.4,7.4Hz,1H)、7.63(d,J=7.1Hz,1H)、7.42(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.75−6.79(m,3H)、5.01(d,J=3.7Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.56−3.62(m,1H)、3.29(s,3H)、3.19(s,3H)、2.36(s,3H)、1.26(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:556.0(M+H)
+。SFC AS−H(2×25cm)20%EtOH/CO
2。
【1187】
[実施例549.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1188】
【化569】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例549.0。 表題化合物は、548.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.66(s,2H)、7.73(dd,J=7.6,7.6Hz,1H)、7.63(d,J=7.0Hz,1H)、7.42(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.75−6.79(m,3H)、5.01(d,J=3.7Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、3.56−3.62(m,1H)、3.29(s,3H)、3.20(s,3H)、2.36(s,3H)、1.26(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:556.0(M+H)
+。SFC AS−H(2×25cm)20%EtOH/CO
2。
【1189】
[実施例550.0]
2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミドの調製
【1190】
【化570】
[この文献は図面を表示できません]
2−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミド、実施例550.0。 ガラス製マイクロ波反応容器に、DMF(1.0mL)中の2−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エタンスルホンアミド(0.30g、0.521mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.060g、0.052mmol)およびシアン化亜鉛(0.245g、2.09mmol)を装入した。反応混合物を撹拌し、Discover型マイクロ波反応器(CEM、Matthews、NC)内において120℃で60分間加熱した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.79(d,J=1.6Hz,1H)、7.85(dd,J=8.0,2.2Hz,1H)、7.57−7.65(m,2H)、7.31−7.35(m,2H)、6.71(d,J=7.5Hz,1H)、6.60(d,J=8.4Hz,2H)、3.69(m,6H)、3.49−3.53(m,2H)、3.34−3.38(m,2H)、3.16(s,3H)。MS ESI(正)m/z:521.9(M+H)
+。
【1191】
[実施例551.0]
(1S,2R)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1192】
【化571】
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(1R,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例551.1 N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)エタンスルホンアミド(6.95g、16.97mmol)のTHF(40mL)中−78℃溶液に、n−Buli(ヘキサン中2.5M、7mL、17.50mmol)を10分間かけて滴下添加した。添加中、温度を−68℃未満に保持した。15分間の撹拌後、5−ブロモ−2−ホルミルピリジン(3.2g、17.20mmol)のTHF(10mL)中溶液を、3分間かけて滴下添加した。得られた混合物を終夜撹拌して、反応物を室温に終夜ゆっくり加温した。反応物をNH
4Clの飽和溶液でクエンチした。次いで混合物をEtOAcおよび塩化アンモニウムの飽和溶液で希釈した。水溶液をEtOAcで2回抽出し、次いで合わせた有機層をブラインで洗浄し、真空下で濃縮した。得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(220g)に通すクロマトグラフィーによって精製すると、生成物が40〜60%EtOAcの間で溶出した。MS ESI(正)m/z:616.9(M+Na)
+。
【1193】
【化572】
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(1R,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N,N−ビス(2,4−ジメトキシベンジル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例551.2。 551.1(1.92g、3.22mmol)のDMF(8mL)中0℃溶液に、水素化ナトリウムの鉱油中60%分散物(407mg、10.18mmol)を加えた。25分後、冷却浴を除去した。次に、ヨードメタン(1.01mL、16.12mmol)を加え、得られた混合物を室温で終夜撹拌した。反応物を水でクエンチし、次いでジエチルエーテルで希釈した。水相をジエチルエーテルで3回抽出した後、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、次いで真空下で濃縮した。この物質を次のステップに直接供した。
【1194】
【化573】
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(1R,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例551.3。 551.2(2.2g)のDCM(15mL)中溶液に、トリエチルシラン(1.8mL、11.27mmol)、続いてTFA(4mL、51.9mmol)を加えた。得られた溶液を室温で撹拌した。反応物を真空下で濃縮し、次いでHVAC上で乾燥させた。得られた物質を、飽和重炭酸ナトリウム溶液とDCMとの間で分配した。水層をDCM(×3)で抽出した。有機層を合わせ、真空下で濃縮した。得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0〜8%MeOHの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(40g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、551.3(690mg、2.23mmol、収率69%)をねばついた黄色固体として得た。MS ESI(正)m/z:308.9(M+H)
+。
【1195】
【化574】
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(1R,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドビス(2,2,2−トリフルオロ酢酸塩)および(1R,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドビス(2,2,2−トリフルオロ酢酸塩)および(1S,2S)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドビス(2,2,2−トリフルオロ酢酸塩)および(1S,2R)−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドビス(2,2,2−トリフルオロ酢酸塩)実施例551.4。 表題化合物を、1.0、551.3および3.11を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。MS ESI(正)m/z:602.9(M+H)
+。
【1196】
【化575】
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(1S,2R)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−シアノピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例551.0。 551.4(293mg、0.352mmol)のDMF(3mL)中溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(58.9mg、0.051mmol)およびシアン化亜鉛(56.7mg、0.48mmol)を加えた。次いでアルゴンを混合物に1分間吹き込み、次いでマイクロ波バイアルを密封した。得られた混合物をマイクロ波照射装置内において60分間120℃で加熱した。反応混合物を濾過し、次いでAgilent SB C8カラム、CH
3CN/H
2O中0.1%TFA、25分間で10〜60%の勾配を使用する逆相分取HPLCによって精製した(220nmで視認可能だったピークを収集した。)。フラクションを終夜凍結乾燥させた。
【1197】
[実施例552.0]
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1198】
【化576】
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【1199】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施例552.0に対して実施した。SFC条件(2段階分離):段階1 IA(2×15cm);30%IPA/CO
2、100bar;60mL/分、220nm;注入量:1mL、11mg/mLの1:1のDCM:MeOH。段階2、OJ−H(2×25cm);15%EtOH/CO
2、100bar;60mL/分、220nm;注入量:1mL。
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例552.0、 表題化合物を、上記条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.14(s,1H)、8.78−8.94(m,1H)、8.41−8.53(m,1H)、8.24−8.41(m,1H)、7.91−8.06(m,1H)、7.72−7.81(m,1H)、7.60(d,J=8.07Hz,1H)、7.43(s,1H)、6.57−6.71(m,2H)、5.10(d,J=2.69Hz,1H)、81s3 3.78(s,3H)、3.56−3.63(m,1H)、3.36(s,3H)、2.31−2.40(m,3H)、1.21(d,J=7.09Hz,3H)、MS ESI(正)m/z:550.1(M+H)
+。
[実施例553.0]
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1200】
【化577】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例553.0。 表題化合物を、実施例552.0に記載の条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.10−11.26(m,1H)、8.77−8.95(m,1H)、8.40−8.56(m,1H)、8.22−8.39(m,1H)、7.87−8.00(m,1H)、7.70−7.82(m,1H)、7.55−7.66(m,1H)、7.47(t,J=8.44Hz,1H)、6.57−6.74(m,2H)、4.79(d,J=5.87Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.74(s,3H)、3.57−3.68(m,1H)、3.26(s,3H)、2.37(s,3H)、1.23(d,J=7.09Hz,3H)、MS ESI(正)m/z:550.0(M+H)
+。
【1201】
[実施例554.0]
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1202】
【化578】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例554.0。 表題化合物を、実施例552.0に記載の条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.10−11.26(m,1H)、8.77−8.95(m,1H)、8.40−8.56(m,1H)、8.22−8.39(m,1H)、7.87−8.00(m,1H)、7.70−7.82(m,1H)、7.55−7.66(m,1H)、7.47(t,J=8.44Hz,1H)、6.57−6.74(m,2H)、4.79(d,J=5.87Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.74(s,3H)、3.57−3.68(m,1H)、3.26(s,3H)、2.37(s,3H)、1.23(d,J=7.09Hz,3H);MS ESI(正)m/z:550.0(M+H)
+。
【1203】
[実施例555.0]
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1204】
【化579】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−シアノ−2−ピリジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例555.0。 表題化合物を、実施例552.0に記載の条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.14(br.s.,1H)、8.86(d,J=1.47Hz,1H)、8.43−8.60(m,1H)、8.27−8.42(m,1H)、7.89−8.06(m,1H)、7.70−7.81(m,1H)、7.55−7.65(m,1H)、7.42(s,1H)、6.63(t,J=8.31Hz,2H)、5.10(d,J=2.69Hz,1H)、3.78(s,3H)、3.75(s,3H)、3.55−3.63(m,1H)、3.36(s,3H)、2.35(s,3H)、1.20(d,J=7.09Hz,3H)MS ESI(正)m/z:550.0(M+H)
+。
【1205】
[実施例556.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1206】
【化580】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例556.0。 80℃において、ヨウ化銅(I)(0.065g、0.34mmol)を、ラセミ体状1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド(適切なアルデヒドおよび12.0を使用して実施例Cに従って調製したもの、0.181g、0.68mmol)、炭酸セシウム(0.556g、1.71mmol)およびN1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.194g、1.365mmol)を含有するジオキサン(1.37mL)溶液に加えた。得られた混合物を80℃で終夜撹拌した。次いで反応物をEtOAc/水によって分配し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1207】
[実施例557.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1208】
【化581】
[この文献は図面を表示できません]
【1209】
最終キラル精製を、SFCを使用して実施した。557.0および558.0用の分離条件(段階1)キラル精製(299mg):250×30mm CC4カラム付きのThar200 SFC上において50g/分のMeOH(ニート)+50g/分のCO
2、100g/分の50%共溶媒を用いるラン。温度=25℃、出口圧力=100bar、波長=270nm。10.0mLのMeOHに溶解させた299mgの試料を0.6mL注入、c=25mg/mL、すなわち注入1回当たり15.0mg。サイクルタイム8.0分間、ランタイム=16分間。
559.0および560.0用の分離条件(段階2)キラル精製(51.6mg):250×30mm AS−Hカラム付きのThar200 SFC上において20.8g/分のMeOH(ニート)+139g/分のCO
2、160g/分の13%共溶媒を用いるラン。温度=20℃、出口圧力=100bar、波長=270nm。8.0mLのMeOHに溶解させた51.6mgの試料を1.2mL注入、c=6.45mg/mL、すなわち注入1回当たり7.74mg。サイクルタイム8分間、ランタイム=13分間。
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例557.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.63(s,2H)、8.56(br s,1H)、8.43(d,J=1.6Hz,1H)、7.99(br s,1H)、7.48(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.78(d,J=8.6Hz,2H)、4.96(d,J=3.5Hz,1H)、3.76(s,3H)、3.73(s,3H)、3.50−3.56(m,1H)、3.23(s,3H)、2.13(s,3H)、1.20(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:560.0(M+H)
+。250×30mm CC4カラム付きのSFC、50g/分のMeOH(ニート)+50g/分のCO
2、100g/分の50%共溶媒を用いる。
【1210】
[実施例558.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1211】
【化582】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例558.0。 表題化合物は、557.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.86(s,2H)、8.48(br s,1H)、8.36(br s,1H)、7.76(s,1H)、7.52(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.83(d,J=8.3Hz,2H)、4.66(d,J=8.1Hz,1H)、3.84(s,3H)、3.81(s,3H)、3.62−3.69(m,1H)、3.14(s,3H)、2.33(s,3H)、1.09(d,J=7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:559.9(M+H)
+。250×30mm CC4カラム付きのSFC、50g/分のMeOH(ニート)+50g/分のCO
2、100g/分の50%共溶媒を用いる。
【1212】
[実施例559.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1213】
【化583】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例559.0。 表題化合物は、557.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第1のピーク(段階2)だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.84(s,2H)、8.64(s,1H)、8.33(s,1H)、7.72(s,1H)、7.51(dd,J=8.3,8.3Hz,1H)、6.81(d,J=8.6Hz,2H)、4.59(d,J=3.9Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.78(s,3H)、3.62−3.68(m,1H)、3.30(s,3H)、2.32(s,3H)、1.28(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:559.9(M+H)
+。250×30mm AS−Hカラム付きのSFC、20.8g/分のMeOH(ニート)+139g/分のCO
2、160g/分の13%共溶媒を用いる。
【1214】
[実施例560.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1215】
【化584】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例560.0。 表題化合物は、557.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピーク(段階2)だった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.85(s,2H)、8.42(s,1H)、8.72(s,1H)、7.70(s,1H)、7.5(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.81(dd,J=8.6,2.9Hz,2H)、4.69(d,J=7.8Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.79(s,3H)、3.66−3.72(m,1H)、3.15(s,3H)、2.31(s,3H)、1.09(d,J 7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:560.0(M+H)
+。250×30mm AS−Hカラム付きのSFC、20.8g/分のMeOH(ニート)+139g/分のCO
2、160g/分の13%共溶媒を用いる。
【1216】
[実施例561.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1217】
【化585】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例561.0。 80℃において、ヨウ化銅(I)(0.039g、0.20mmol)を、1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド(適切なアルデヒドおよび12.0(0.103g、0.41mmol)を使用して実施例Cに従って調製した)、炭酸セシウム(0.332g、1.02mmol)およびN1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.116g、0.82mmol)および2.0を含有するジオキサン(0.82mL)溶液に加えた。得られた混合物を80℃で終夜撹拌した。次いで反応物をEtOAcと水とによって分配し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1218】
[実施例562.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1219】
【化586】
[この文献は図面を表示できません]
【1220】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。精製:分取SFC:AD−H(5μm、21mm×25cm、S/N=3242)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素。有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないIPA。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=213bar、220nm。すべての試料(約132mg)を12mLのMeOHに溶解させており、約11mg/mL、1.2mL注入 2つの主要なピークを収集し、それぞれピーク1およびピーク2と名付けた。
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例562.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.83(s,2H)、8.45(d,J=1.5Hz,1H)、8.34(d,J=1.9Hz,1H)、7.72(br s,1H)、7.52(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.82(d,J=8.7Hz,2H)、5.38(d,J=3.5Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.79(s,3H)、3.73−3.78(m,1H)、2.32(s,3H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:545.9(M+H)
+。分取SFC:AD−H(5μm、21mm×25cm、S/N=3242)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素。有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないIPA。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=213bar、220nm。
【1221】
[実施例563.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1222】
【化587】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例563.0。 表題化合物は、562.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.83(s,2H)、8.45(d,J=1.5Hz,1H)、8.34(d,J=1.7Hz,1H)、7.72(s,1H)、7.52(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.82(d,J=8.5Hz,2H)、5.38(d,J=3.5Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.79(s,3H)、3.73−3.78(m,1H)、2.32(s,3H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:545.9(M+H)
+。AD−H(5μm、21mm×25cm、S/N=3242)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素。有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないIPA。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=213bar、220nm。
【1223】
[実施例564.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1224】
【化588】
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(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび実施例564.1。 −78℃において、n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M、10.25mL、25.6mmol)を、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(7.46g、21.36mmol)を含有する2−メチルテトラヒドロフラン(107mL)溶液に加えた。得られた混合物を−78℃で15分間撹拌した。次に、5−メチル−2−ピラジンカルボアルデヒド(2.66mL、25.6mmol)を含有する2−メチルテトラヒドロフラン溶液を、−78℃で加え、次いで反応物を室温にゆっくり加温し、終夜撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、分配した。残りの残留物を、DCM/EtOAcの勾配(0〜50%)で溶出するシリカ上で精製した。次いで所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮した。MS ESI(正)m/z:472.2(M+H)
+。
【1225】
【化589】
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(1R,2R)−1−エトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−エトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−エトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−エトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例564.2。 −78℃において、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M、2.51mL、2.51mmol)を、564.1(0.987g、2.09mmol)を含有する2−メチルテトラヒドロフラン(20.93mL)溶液に加えた。次に、エチルトリフルオロメタンスルホネート(0.814mL、6.28mmol)を加え、得られた混合物を−78℃で1時間撹拌した。反応物を−78℃において飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、次いで混合物を室温に加温し、EtOAcで抽出し、真空下で濃縮した。反応物を、ヘキサン/EtOAcの勾配(0〜100%)で溶出するシリカ上で精製した。次いで所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮した。MS ESI(正)m/z:500.3(M+H)
+。
【1226】
【化590】
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(1R,2R)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例564.3。 23℃において、TFA(0.086mL、1.12mmol)を、アニソール(0.122mL、1.12mmol)および564.2(0.56g、1.12mmol)を含有するDCM溶液に加えた。得られた混合物を23℃で終夜撹拌した。溶媒を蒸発させ、物質を、MeOH/DCMステップワイズ勾配(0〜20%)で溶出するシリカゲル上で精製した。次いで所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮した。MS ESI(正)m/z:260.2(M+H)
+。
【1227】
【化591】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例564.0。 564.3(0.112g、0.43mmol)、3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン2.0(0.194g、0.52mmol)、ヨウ化銅(I)(0.040g、0.21mmol)、炭酸セシウム(0.329g、1.01mmol)およびtrans−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.129mL、0.82mmol)を含むバイアルに、脱気した無水1,4−ジオキサン(0.864mL)を加えた。アルゴンを反応溶液に吹き込んだ。15分後、暗い青色の不均一溶液を、予備加熱された撹拌板上において80℃で加熱した。17時間後、LCMSにより、反応が完了したことが示された。反応物を室温に冷却し、次いでチオ硫酸ナトリウム水溶液を混合物に慎重に加えた。DCMで3回抽出した後、有機物を合わせ、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過および濃縮の後、残留物を、(0〜20%DCM/MeOH)で溶出するシリカゲル上で精製して、564.0を得た。
【1228】
[実施例565.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1229】
【化592】
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【1230】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。分取SFC方法:カラム:Chiralpak OX−H(250×21mm、5μm)、移動相:60:40(CO
2:EtOH)、流量:65mL/分、220nm、30.3mg/注入。
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例565.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.54(s,1H)、8.48(br s,2H)、8.36(s,1H)、7.74(s,1H)、7.54(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.84(dd,J=8.5,4.0Hz,2H)、5.09(d,J=3.3Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.79(s,3H)、3.45−3.52(m,3H)、2.55(s,3H)、2.30(s,3H)、1.26(d,J=7.0Hz,3H)、1.16(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:554.3(M+H)
+。分取SFC方法:カラム:Chiralpak OX−H(250×21mm、5μm)、移動相:60:40(CO
2:EtOH)。
【1231】
[実施例566.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1232】
【化593】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例566.0。 表題化合物は、565.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.59(s,1H)、8.53(s,1H)、8.47(s,2H)、7.99(s,1H)、7.55(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.85(dd,J=8.5,4.0Hz,2H)、5.07(d,J=3.1Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.79(s,3H)、3.45−3.55(m,3H)、2.55(s,3H)、2.30(s,3H)、1.25(d,J=7.0,3H)、1.15(dd,J=6.9,6.9Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:554.2(M+H)
+。分取SFC方法:カラム:Chiralpak OX−H(250×21mm、5μm)、移動相:60:40(CO
2:EtOH)。
【1233】
[実施例567.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1234】
【化594】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例567.1。 0℃で1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド564.1(2.0g、4.24mmol)のDCM(21.2mL)中撹拌溶液に、tert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(1.07mL、4.67mmol)、続いてTEA(0.65mL、4.67mmol)を加えた。混合物を1時間にわたって室温に加温した。次いで反応物を真空下で濃縮し、ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、所望の化合物567.1を得た。MS ESI(正)m/z:586.2(M+H)
+。
【1235】
【化595】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例567.2。 500mL丸底フラスコに、−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(5.24g、8.94mmol)、アニソール(4.0mL、36.6mmol)およびDCM(20mL)を装入した。TFA(21mL、273mmol)を加え、混合物を、反応が完了するまで室温で撹拌した。次いでトルエン(10mL)を混合物に加え、混合物を、約20mLに減るまで濃縮し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)とEtOAc(20mL)との間で分配した。有機相を飽和塩化ナトリウム水溶液(20mL)で洗浄した。次いで有機相を、EtOAc(2×20mL)で溶出するChem Elute抽出カートリッジに通すことによって乾燥させた。有機溶液を濃縮して、淡黄色油状物を得た。黄色油状物をBiotage(SNAP100、Ultra、溶離液:ヘキサン中(3:1のEtOAc/EtOH)0〜60%)によって精製した。混合フラクションを再精製した(SNAP50、HP、溶離液:EtOAc/ヘキサン 20〜80%)。対応するフラクションを合わせ、真空下で濃縮して、白色固体(2.82g)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.63(d,J=1.17Hz,1H)、8.39(s,1H)、5.52(d,J=2.78Hz,1H)、4.66(s,2H)、3.50(dq,J=2.92,6.97Hz,1H)、2.59(s,3H)、1.35(d,J=6.87Hz,3H)、0.97(s,9H)、0.19(s,3H)、−0.15(s,3H)。
【1236】
【化596】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例567.3。 実施例Cの手順に従って、実施例567.2および実施例2.0を、脱気した1,4−ジオキサン中で混合し、密封済みチューブ内において80℃で終夜加熱した。次いで反応混合物を水/EtOAcによって分配し、有機物を真空下で濃縮した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物567.3を得た。MS ESI(正)m/z:640.2(M+H)
+。
【1237】
【化597】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例567.0。 23℃において、テトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(THF中1.0M、1.48mL、1.48mmol)を、567.3(0.315g、0.49mmol)を含有するTHF(4.92mL)溶液に加えた。得られた混合物を23℃で終夜撹拌した。次いで反応物を濃縮し、逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、50×250mm、10μm、30分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量100mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1238】
[実施例568.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1239】
【化598】
[この文献は図面を表示できません]
【1240】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。分取SFC方法:カラム:Chiralpak OX−H(250×21mm、5μm)、移動相:60:40(CO
2:EtOH)、流量:70mL/分、220nm、42.8mg/注入。
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例568.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.59(s,1H)、8.51(s,1H)、8.47(s,1H)、8.36(s,1H)、7.74(s,1H)、7.56(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.85(dd,J=8.0,8.0Hz,2H)、5.43(br s,1H)、3.82(s,3H)、3.79(s,3H)、3.64−3.70(m,1H)、2.58(s,3H)、2.34(s,3H)、1.19(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:526.1(M+H)
+。SFC方法:カラム:Chiralpak OX−H(250×21mm、5μm)、移動相:60:40(CO
2:EtOH)、流量:70mL/分、220nm、42.8mg/注入。
【1241】
[実施例569.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1242】
【化599】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例569.0。 表題化合物は、568.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.59(s,1H)、8.51(s,1H)、8.47(s,1H)、8.36(s,1H)、7.75(s,1H)、7.55(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.85(dd,J=7.6,7.6Hz,2H)、5.43(br s,1H)、3.82(s,3H)、3.80(s,3H)、3.65−3.71(m,1H)、2.58(s,3H)、2.34(s,3H)、1.19(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:526.1(M+H)
+。SFC方法:カラム:Chiralpak OX−H(250×21mm、5μm)、移動相:60:40(CO
2:EtOH)、流量:70mL/分、220nm、42.8mg/注入。
【1243】
[実施例570.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1244】
【化600】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例570.0。 80℃において、ヨウ化銅(I)(0.089g、0.469mmol)を、(1R,2R)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(564.3を製造するために使用される手順に従って調製した(一般に、適切なアルデヒドおよび12.0(0.230g、0.934mmol)、炭酸セシウム(0.764g、2.34mmol)およびN1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.267g、1.88mmol)を使用した実施例Cを使用する))を含有する1,4−ジオキサン(1.88mL)溶液に加えた。得られた混合物を80℃で終夜撹拌した。次いで反応物をEtOAc/水によって分配し、有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1245】
[実施例571.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1246】
【化601】
[この文献は図面を表示できません]
【1247】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。精製:分取SFC:OX(5μm、21mm×25cm、S/N=2121)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素。有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないEtOH。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=200bar、234nm。すべての試料(約490mg)を17nLのMeOH(7mL)/DCM(10mL))に溶解させており、約30mg/mL、1.2mL注入。
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例571.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.55(s,1H)、8.48(d,J=1.4Hz,2H)、8.36(d,J=2.0Hz,1H)、7.75(d,J=3.6Hz,1H)、7.54(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.84(d,J=8.6Hz,2H)、4.99(d,J=3.1Hz,1H)、3.82(s,3H)、3.80(s,3H)、3.47−3.54(m,1H)、3.31(s,3H)、2.59(s,3H)2.33(s,3H)、1.24(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.2(M+H)
+。分取SFC:OX(5μm、21mm×25cm、S/N=2121)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素 有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないEtOH。
【1248】
[実施例572.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1249】
【化602】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例572.0。 表題化合物は、571.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.55(s,1H)、8.46(s,2H)、8.36(s,1H)、7.75(s,1H)、7.54(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.85(d,J=8.4Hz,2H)、4.98(d,J=3.1Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.81(s,3H)、3.45−3.51(m,1H)、3.31(s,3H)、2.59(s,3H)2.34(s,3H)、1.24(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.2(M+H)
+。分取SFC:OX(5μm、21mm×25cm、S/N=2121)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素 有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないEtOH。
【1250】
[実施例573.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1251】
【化603】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例573.0。 この化合物を、1.0ならびに564.3に見られる一般手順および6−メトキシピコリノヒドラジドを用いて、実施例Aの手順に従って調製した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1252】
[実施例574.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1253】
【化604】
[この文献は図面を表示できません]
【1254】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。精製:分取SFC:OX(5μm、21mm×25cm、S/N=2121)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素。有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないEtOH。F=60mL/分、T=40℃、BPR=100bar、P=200bar、220nm。すべての試料(約260mg)を8mLのMeOH/DCM(1/1、v/v)に溶解させており、約32mg/mL、1.0mL注入。
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例574.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.55(d,J=1.0Hz,1H)、8.43(d,J=1.4Hz,1H)、7.75(dd,J=7.8,7.8Hz,1H)、7.65(dd,J=7.4,0.8Hz,1H)、7.45(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.77−6.82(m,3H)、4.95(d,J=3.3Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.76(s,3H)、3.45−3.51(m,1H)、3.30(s,3H)、3.21(s,3H)、2.59(s,3H)、1.19(d,J=6.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:556.3(M+H)
+。OX(5μm、21mm×25cm、S/N=2121)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素。有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないEtOH。
【1255】
[実施例575.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1256】
【化605】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例575.0。 表題化合物は、574.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.55(d,J=1Hz,1H)、8.43(d,J=1.2Hz,1H)、7.75(dd,J=8.2,7.4Hz,1H)、7.66(dd,J=7.4,0.8Hz,1H)、7.45(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.77−6.82(m,3H)、4.95(d,J=3.3Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.76(s,3H)、3.44−3.51(m,1H)、3.30(s,3H)、3.21(s,3H)、2.59(s,3H)、1.19(d,J=6.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:556.3(M+H)
+。OX(5μm、21mm×25cm、S/N=2121)、50%有機モディファイアー:50%二酸化炭素。有機モディファイアー:アンモニアを全く含有しないEtOH。
【1257】
[実施例576.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1258】
【化606】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例576.0。 表題化合物を、1.0ならびに564.3に見られる一般手順および6−メトキシピコリノヒドラジドを用いて、実施例Aに従って製造した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1259】
[実施例577.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1260】
【化607】
[この文献は図面を表示できません]
【1261】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。分取SFC方法:カラム:Chiralpak AS−H(250×21mm、5μm)、移動相:75:25(CO
2:MeOH) 流量:70mL/分、220nm、32.2mg/注入。
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例577.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.57(s,1H)、8.51(s,1H)、7.75(dd,J=7.8,7.8Hz,1H)、7.66(d,J=7.4Hz,1H)、7.47(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.77−6.84(m,3H)、5.40(br s,1H)、3.79(s,3H)、3.75(s,3H)、3.63−3.69(m,1H)、3.21(s,3H)、2.58(s,3H)、1.19(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:542.2(M+H)
+。SFC:カラム:Chiralpak AS−H(250×21mm、5μm)、移動相:75:25(CO
2:MeOH)。
【1262】
[実施例578.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1263】
【化608】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例578.0。 表題化合物は、577.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.56(s,1H)、8.51(s,1H)、7.76(dd,J=7.8,7.8Hz,1H)、7.66(d,J=7.4Hz,1H)、7.47(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.77−6.84(m,3H)、5.40(br s,1H)、3.79(s,3H)、3.75(s,3H)、3.63−3.69(m,1H)、3.21(s,3H)、2.58(s,3H)、1.18(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:542.2(M+H)
+。SFC:カラム:Chiralpak AS−H(250×21mm、5μm)、移動相:75:25(CO
2:MeOH)。
【1264】
[実施例579.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1265】
【化609】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例579.0。 表題化合物を、1.0ならびに564.3に見られる一般手順およびニコチン酸ヒドラジドを用いて、実施例Aに従って調製した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1266】
[実施例580.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1267】
【化610】
[この文献は図面を表示できません]
【1268】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。21×250mm、5μm OZ−Hカラム付きの分取SFC。移動相は、27mL/分のMeOH(ニート)+33g/分のCO
2、60g/分の合計流量の45%共溶媒(206barの背圧)だった。検出は、紫外線によって272nmで実施した。試料(344mg)を、30mLのMeOH(11.5mg/mL)に溶解させており、1.8mLの注入量だった(すなわち、20.7mg/注入)。サイクルタイム7分間、ランタイム11分間。
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例580.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.62(br s,2H)、8.55(s,1H)、8.47(s,1H)、7.89(d,J=8.0Hz,1H)、7.54(dd,J=8.3,8.3Hz,1H)、7.47(dd,J=6.3,6.3Hz,1H)、6.84(d,J=8.6Hz,2H)、4.99(d,J=3.1Hz,1H)、3.82 9s,3H)、3.80(s,3H)、3.45−3.51(m,1H)、3.32(s,3H)、2.59(s,3H)、1.24(d,J=6.6Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:526.2(M+H)
+。21×250mm、5μm OZ−Hカラム付きの分取SFC。移動相は、27mL/分のMeOH(ニート)+33g/分のCO
2、60g/分の合計流量の45%共溶媒(206barの背圧)だった。
【1269】
[実施例581.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1270】
【化611】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例581.0。 表題化合物は、580.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.62(br s,2H)、8.55(s,1H)、8.46(s,1H)、7.88(d,J=8.0Hz,1H)、7.69(d,J=6.7Hz,1H)、7.54(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、7.42−7.48(m,2H)、6.84(d,J=8.6Hz,2H)、4.99(d,J=2.9Hz,1H)、3.82(s,3H)、3.80(s,3H)、3.45−3.51(m,1H)、3.31(s,3H)、2.59(s,3H)、1.24(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:526.1(M+H)
+。21×250mm、5μm OZ−Hカラム付きの分取SFC。移動相は、27mL/分のMeOH(ニート)+33g/分のCO
2、60g/分の合計流量の45%共溶媒(206barの背圧)だった。
【1271】
[実施例582.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1272】
【化612】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例582.0。 表題化合物を、1.0、11.0および6−メトキシピコリノヒドラジドを用いて実施例Aに従って調製した。反応物を逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、30×250mm、10μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1273】
[実施例583.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1274】
【化613】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例583.0。 実施例582.0からの化合物の混合物を、キラル分離条件を使用して分離して、実施例583.0を得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 8.67(s,2H)、7.75(dd,J=7.9,7.9Hz,1H)、7.65(d,J=7.2Hz,1H)、7.44(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、6.77−.6.79(m,3H)、5.44(d,J=2.5Hz,1H)、3.76(不明瞭なm,1H)、3.75(s,3H)、3.35(s,3H)、3.21(s,3H)、2.37(s,3H)、1.21(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:542.0(M+H)
+。
【1275】
[実施例584.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1276】
【化614】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例584.0。 表題化合物を、1.0、ラセミ体状10.0およびニコチン酸ヒドラジドを用いて実施例Aに従って調製した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1277】
[実施例585.0]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1278】
【化615】
[この文献は図面を表示できません]
【1279】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。344mgの生成物のキラル分離を、21×250mm、5μm OZ−Hカラム付きのATO DAS Berger MG2「Robogram」分取SFC上で実施した。移動相は、27mL/分のMeOH(ニート)+33g/分のCO
2、60g/分の合計流量の45%共溶媒(206barの背圧)だった。検出は、紫外線によって272nmで実施した。試料(344mg)を、30mLのMeOH(11.5mg/mL)に溶解させており、1.8mLの注入量だった(すなわち、20.7mg/注入)。サイクルタイム7分間、ランタイム11分間。
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例585.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.4(br.s,1H)、8.63(br s,2H)、8.56(s,2H)、7.78(d,J=7.8Hz,1H)、7.39(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、7.28(不明瞭なm,1H)、6.6(ddd,J=7.8,7.8Hz,2H)、3.88−3.94(m,1H)、3.74−3.81(不明瞭なm,1H)、3.74(s,3H)、2.30(s,3H)、1.39(d,J=7.2Hz,3H)、1.37(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:510(M+H)
+。21×250mm、5μm OZ−Hカラム付きの分取SFC。移動相は、27mL/分のMeOH(ニート)+33g/分のCO
2、60g/分の合計流量の45%共溶媒(206barの背圧)だった。
【1280】
[実施例586.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1281】
【化616】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例586.0。 表題化合物は、585.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.38(br s,1H)、8.63(br s,2H)、8.54(s,2H)、7.76(d,J=8.0Hz,1H)、7.38(dd,J=8.5,8.5Hz,1H)、7.28(不明瞭なm,1H)、6.6(dd,J=7.8,7.8Hz,2H)、3.87−3.94(m,1H)、3.74−3.81(m,1H)、3.74(s,3H)、3.71(s,3H)、2.30(s,3H)、1.39(d,J=7.0Hz,3H)、1.36(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:510(M+H)
+。21×250mm、5μm OZ−Hカラム付きの分取SFC。移動相は、27mL/分のMeOH(ニート)+33g/分のCO
2、60g/分の合計流量の45%共溶媒(206barの背圧)だった。ピーク2。
【1282】
[実施例587.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1283】
【化617】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例587.0。 表題化合物を、1.0、564.3および6−メトキシピコリノヒドラジドを用いて実施例Aに従って調製した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1284】
[実施例588.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1285】
【化618】
[この文献は図面を表示できません]
【1286】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。分取SFC方法:カラム:OZ−H(250×21mm、5μm)、移動相:65:35(CO
2:MeOH);流量:70mL/分;220nm;200〜206barの入口圧力。
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例588.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.52(s,1H)、8.44(s,1H)、7.58−7.63(m,2H)、7.31(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.7(dd,J=7.6,1.5Hz,1H)、6.6(d,J=8.3Hz,2H)、5.1(d,J=3.4Hz,1H)、3.70(s,3H)、3.68(s,3H)、3.46−3.56(m,3H)、3.16(s,3H)、2.58(s,3H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)、1.14(dd,J=6.8,6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:569.9(M+H)
+。分取SFC方法:カラム:OZ−H(250×21mm、5μm)、移動相:65:35(CO
2:MeOH);流量:70mL/分。
【1287】
[実施例589.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1288】
【化619】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例589.0。 表題化合物は、588.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.07(br s,1H)、8.52(s,1H)、8.45(s,1H)、7.56−7.63(m,2H)、7.32(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.7(dd,J=7.8,1.2Hz,1H)、6.6(d,J=8.6Hz,2H)、5.1(d,J=3.4Hz,1H)、3.70(s,3H)、3.69(s,3H)、3.47−3.59(m,3H)、3.16(s,3H)、2.59(s,3H)、1.28(d,J=7.1Hz,3H)、1.14(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。(M+H)
+ m/z:569.9(M+H)
+。分取SFC方法:カラム:OZ−H(250×21mm、5μm)、移動相:65:35(CO
2:MeOH);流量:70mL/分。
【1289】
[実施例590.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1290】
【化620】
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(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例590.0。 表題化合物を、1.0、ラセミ体状14.3(実施例Cを使用して調製した)およびニコチン酸ヒドラジドを用いて実施例Aに従って調製した。反応物を逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、30×250mm、10μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1291】
[実施例591.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1292】
【化621】
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【1293】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。分取SFCの2つの段階。方法1:カラム:CC4−NT 移動相:60:40(CO
2:MeOH);方法2:カラム:AS;移動相:85:15(CO
2:MeOH)。
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例591.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピーク(段階1)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.19(br s,1H)、8.72(s,2H)、8.64(br s,2H)、7.79(d,J=8.1Hz,1H)、7.40(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、7.32(br s,1H)、6.61(d,J=8.1Hz,2H)、4.97(d,J=4.9Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.72(br s,3H)、3.71(不明瞭なm,1H)、3.34(s,3H)、1.38(d,J=6,8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:545.8(M+H)
+。SFC:方法1:カラム:CC4−NT 移動相:60:40(CO
2:MeOH);方法2:カラム:AS;移動相:85:15(CO
2:MeOH)。
【1294】
[実施例592.0]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1295】
【化622】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例592.0。 表題化合物は、591.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第1のピーク(段階2)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.72(s,2H)、8.62(br s,2H)、7.76(d,J=7.9Hz,1H)、7.40(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、7.29(不明瞭なm,1H)、6.61(m,2H)、4.97(d,J=4.6Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.72(s,3H)、3.71(不明瞭なm,1H)、3.34(s,3H)、1.38(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:545.9(M+H)
+。SFC:方法1:カラム:CC4−NT 移動相:60:40(CO
2:MeOH);方法2:カラム:AS;移動相:85:15(CO
2:MeOH)。
【1296】
[実施例593.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1297】
【化623】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例593.0。 表題化合物は、591.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピーク(段階2)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.43(br s,1H)、8.74(s,2H)、8.63(br s,2H)、7.78(d,J=7.1Hz,1H)、.40(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、7.30(br s,1H)、6.63(d,J=8.6Hz,1H)、6.61(d,J=8.3Hz,1H)、4.77(d,J=6.6Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.77(不明瞭なm,1H)、3.72(s,3H)、3.26(s,3H)、1.25(d,J=7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:545.9(M+H)
+。SFC:方法1:カラム:CC4−NT 移動相:60:40(CO
2:MeOH);方法2:カラム:AS;移動相:85:15(CO
2:MeOH)。
【1298】
[実施例594.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1299】
【化624】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例594.0。 表題化合物は、591.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第3のピーク(段階1)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.75(s,2H)、8.70(br s,2H)、8.11(d,J=7.6Hz,1H)、7.59(br s,1H)、7.45(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.64−6.68(m,2H)、4.75(d,J=6.4Hz,1H)、3.83(s,3H)、3.79(不明瞭なm,1H)、3.76(s,3H)、3.26(s,3H)、1.27(d,J=7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:545.8.0(M+H)
+。SFC精製の2つの段階:段階1、40%MeOH;CC4−NT。段階2、AS;15%IPA。
【1300】
[実施例595.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1301】
【化625】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例595.0。 表題化合物を、1.0、ラセミ体状14.3(実施例Cを使用して調製した)および6−メトキシピコリノヒドラジドを用いて実施例Aに従って調製して、所望の生成物を得た。反応物を逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、30×250mm、10μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1302】
[実施例596.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1303】
【化626】
[この文献は図面を表示できません]
【1304】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。595.0(107mg)用の分取式分離条件:250×30mm CC4カラム付きのThar200上において88g/分のCO
2および42g/分のMeOH(ニート)、130g/分の35%共溶媒を使用するラン。温度39℃、圧力100bar、波長297nm。107mgの試料を12mLのMeOH:DCM(2/1、v/v)に溶解させており、c=8.9mg/mL。0.7mL溶液を注入、6.2mg/注入。サイクルタイム11分間、ランタイム25分間。
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例596.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.72(s,2H)、7.58−7.64(m,2H)、7.32(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.7(dd,J=7.8,1.2Hz,1H)、6.6(d,J=8.6Hz,2H)、4.97(d,J=4.9Hz,1H)、3.72(不明瞭なm,1H)、3.71(s,3H)、3.69(s,3H)、3.34(s,3H)、3.16(s,3H)、1.38(d,J=7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:576.0(M+H)
+。SFC:88g/分のCO
2および42g/分のMeOH(ニート)、130g/分の35%共溶媒を使用する250×30mm CC4カラム。温度39℃、圧力100bar、波長297nm。
【1305】
[実施例597.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1306】
【化627】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例597.0。 表題化合物は、実施例596に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.72(s,2H)、7.58−7.64(m,2H)、7.31(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.7(dd,J=7.8,1.5Hz,1H)、6.6(d,J=8.6Hz,2H)、4.97(d,J=4.9Hz,1H)、3.73(不明瞭なm,1H)、3.71(s,3H)、3.69(s,3H)、3.34(s,3H)、3.16(s,3H)、1.39(d,J=7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:575.8(M+H)
+。SFC:88g/分のCO
2および42g/分のMeOH(ニート)、130g/分の35%共溶媒を使用する250×30mm CC4カラム。温度39℃、圧力100bar、波長297nm。
【1307】
[実施例598.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1308】
【化628】
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(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例598.0。 表題化合物は、実施例596.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第3のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.75(s,2H)、7.58−7.64(m,2H)、7.32(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.70(dd,J=7.6,1.2Hz,1H)、6.59−6.62(m,2H)、4.78(d,J=6.4Hz,1H)、3.79(不明瞭なm,1H)、3.77(s,3H)、3.69(s,3H)、3.26(s,3H)、3.17(s,3H)、1.25(d,J=7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:575.9(M+H)
+。分取式分離条件 88g/分のCO
2および42g/分のMeOH(ニート)、130g/分の35%共溶媒を使用する250×30mm CC4カラム。温度39℃、圧力100bar、波長297nm。
【1309】
[実施例599.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1310】
【化629】
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(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例599.0。 表題化合物は、実施例596.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第4のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.75(s,2H)、7.58−7.63(m,2H)、7.32(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、6.7(dd,J=7.6,1.5Hz,1H)、6.59−6.62(m,2H)、4.78(d,J=6.4Hz,1H)、3.76(不明瞭なm,1H)、3.77(s,3H)、3.69(s,3H)、3.25(s,3H)、3.17(s,3H)、1.25(d,J=7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:575.9(M+H)
+。分取式分離条件 88g/分のCO
2および42g/分のMeOH(ニート)、130g/分の35%共溶媒を使用する250×30mm CC4カラム。温度39℃、圧力100bar、波長297nm。
【1311】
[実施例600.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1312】
【化630】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例600.0。 表題化合物を、1.0、564.3およびニコチン酸ヒドラジドを用いて実施例Aに従って調製した。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1313】
[実施例601.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1314】
【化631】
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【1315】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。分取SFC方法:カラム:Chiralcel OX−H(250×21mm、5μm) 移動相:60:40(CO
2:MeOH);流量:70mL/分;220nm;200barの入口圧力。
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例601.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.19(br s,1H)、8.62(br s,2H)、8.54(s,1H)、8.42(s,1H)、7.75(ddd,J=8.1,1.2,1.2Hz,1H)、7.39(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、7.28(不明瞭なm,1H)、6.6(d,J=8.6Hz,2H)、5.13(d,J=3.2Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.71(s,3H)、3.47−3.59(m,3H)、2.57(s,3H)、1.27(d,J=7.1Hz,3H)、1.14(dd,J=7.1,7.1Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.0(M+H)
+。分取SFC方法:カラム:Chiralcel OX−H(250×21mm、5μm) 移動相:60:40(CO
2:MeOH);流量:70mL/分;ピーク1。
【1316】
[実施例602.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1317】
【化632】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例602.0。 表題化合物は、実施例601.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.22(br s,1H)、8.62(br s,2H)、8.54(s,1H)、8.41(s,1H)、7.75(d,J=7.9Hz,1H)、7.39(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、7.28(不明瞭なdd,J=5.9,5.9Hz,1H)、6.6(d,J=8.6Hz,2H)、5.13(d,J=3.2Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.71(s,3H)、3.47−3.59(m,3H)、2.57(s,3H)、1.27(d,J=6.8Hz,3H)、1.14(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:540.0(M+H)
+。分取SFC方法:カラム:Chiralcel OX−H(250×21mm、5μm) 移動相:60:40(CO
2:MeOH);流量:70mL/分。
【1318】
[実施例603.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1319】
【化633】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例603.1。 −78℃において、KHMDS(1.0M、5.39mL、5.39mmol)を、1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(適切なアルデヒドおよび12.0(2.41g、4.90mmol)を用いて実施例Cに従って調製した)を含有する2−メチルテトラヒドロフラン(75mL)溶液に加えた。得られた混合物を−78℃で5分間撹拌し、次いでエチルトリフルオロメタンスルホネート(0.635mL、4.90mmol)を加えた。45分間の撹拌後、LCMSにより、反応が完了したことが示された。NH
4Clの飽和溶液を−78℃で加え、反応物を室温に加温した。次いで反応物を、EtOAcと水との間で分配し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。反応物を、ヘキサン/EtOAcの勾配(0〜100%)で溶出するシリカ上で精製した。所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮した。次いで残留物をアニソール(2mL)およびDCM(10mL)に溶解させ、TFA(10mL)で処理した。室温で終夜撹拌した後、反応物を濃縮乾固した。残留物を、DCM中MeOHのステップワイズ勾配(0〜20%)で溶出するシリカ上で精製した。次いで所望のフラクションを合わせ、真空下で濃縮した。MS ESI(正)m/z:280.1(M+H)
+。
【1320】
【化634】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例603.0。 実施例Aに従って、1.0、603.1およびニコチン酸ヒドラジドを用いて、所望の生成物を得た。反応物を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1321】
[実施例604.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1322】
【化635】
[この文献は図面を表示できません]
【1323】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。SFC精製方法の3つの段階:段階1:AS(10μm);85%CO
2/15%MeOH;70mL/分;220nm。段階2:AD−H;25%MeOH/75%CO
2;70mL/分;220nm。段階3:OX−H;40%MeOH/60%CO
2;70mL/分;220nm。
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例604.0、表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピーク(段階1)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.17(br s,1H)、8.70(s,2H)、8.62(不明瞭なdd,J=5.8,1.9Hz,1H)、8.61(s,1H)、7.73(ddd,J=8.1,1.9,1.9Hz,1H)、7.39(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、7.26−7.28(不明瞭なm,1H)、6.60(dd,J=8.8,8.8Hz,2H)、5.0(d,J=5.9Hz,1H)、3.78(不明瞭なm,1H)、3.75(s,3H)、3.70(s,3H)、3.45−3.56(m,2H)、1.44(d,J=6.8Hz,3H)、1.14(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:560.9(M+H)
+。SFC精製方法の3つの段階:段階1:AS(10μm);85%CO
2/15%MeOH;70mL/分;220nm。段階2:AD−H;25%MeOH/75%CO
2;70mL/分;220nm。段階3:OX−H;40%MeOH/60%CO
2;70mL/分;220nm。
【1324】
[実施例605.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1325】
【化636】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例605.0。 表題化合物は、実施例604.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピーク(段階3)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.16(br s 1H)、8.70(s,2H)、8.62(br s,2H)、7.75(ddd,J=8.1,1.8,1.8Hz,1H)、7.39(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、7.28(不明瞭なm,1H)、6.61(dd,J=8.7,8.7Hz,2H)、5.0(d,J=5.9Hz,1H)、3.78(不明瞭なm,1H)、3.75(s,3H)、3.71(s,3H)、3.46−3.51(m,2H)、1.44(d,J=7.1Hz,3H)、1.14(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:560.9(M+H)
+。SFC精製方法の3つの段階:段階1:AS(10μm);85%CO
2/15%MeOH;70mL/分;220nm。段階2:AD−H;25%MeOH/75%CO
2;70mL/分;220nm。段階3:OX−H;40%MeOH/60%CO
2;70mL/分;220nm。
【1326】
[実施例606.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1327】
【化637】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例606.0。 表題化合物は、実施例604.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第1のピーク(段階2)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.78(br s,1H)、8.75(s,2H)、8.62(br s,2H)、7.73(ddd,J=7.9,1.8,1.8Hz,1H)、7.3(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、7.28(不明瞭なm,1H)、6.63(d,J=8.3Hz,1H)、6.58(d,J=8.3Hz,1H)、4.84(d,J=5.1Hz,1H)、3.80(s,3H)、7.38(不明瞭なm,1H)、3.69(s,3H)、3.50−3.56(m,1H)、3.38−3.44(m,1H)、1.38(d,J=6.8Hz,3H)、1.09(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:560.9(M+H)
+。SFC精製方法の3つの段階:段階1:AS(10μm);85%CO
2/15%MeOH;70mL/分;220nm。段階2:AD−H;25%MeOH/75%CO
2;70mL/分;220nm。段階3:OX−H;40%MeOH/60%CO
2;70mL/分;220nm。
【1328】
[実施例607.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1329】
【化638】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例607.0。 表題化合物は、実施例604.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピーク(段階2)だった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.78(br s,1H)、8.75(s,2H)、8.62(br s,2H)、7.74(d,J=8.1Hz,1H)、7.38(dd,J=8.6,8.6Hz,1H)、7.28(不明瞭なm,1H)、6.63(d,J=8.3Hz,1H)、6.58(d,J=8.3Hz,1H)、4.84(d,J=5.1Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.79(不明瞭なm,1H)、3.69(s,3H)、3.51−3.56(m,1H)、3.38−3.44(m,1H)、1.38(d,J=7.1Hz,3H)、1.09(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:560.9(M+H)
+。SFC精製方法の3つの段階:段階1:AS(10μm);85%CO
2/15%MeOH;70mL/分;220nm。段階2:AD−H;25%MeOH/75%CO
2;70mL/分;220nm。段階3:OX−H;40%MeOH/60%CO
2;70mL/分;220nm。
【1330】
[実施例608.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1331】
【化639】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例608.0。 実施例Bに従って、2.0および603.1を用いて、所望の生成物を得た。残留物を、(0〜20%DCM/MeOH)で溶出するシリカゲル上で精製した。物質を逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によってさらに精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1332】
[実施例609.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1333】
【化640】
[この文献は図面を表示できません]
【1334】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。SFC精製の3つの段階:段階1、アキラルカラム分取SFC方法:カラム:ピリジン(250×21mm、5μm)、移動相:89:11(A:B)、A:液体CO
2、B:MeOH、流量:70mL/分、オーブン/カラム温度:40℃、出口圧力:100bar。段階2 キラルカラム分取SFCカラム:Chiralpak AD−H(250×21mm、5μm)、移動相:76:24(A:B)、A:液体CO
2、B:EtOH、流量:70mL/分、オーブン/カラム温度:40℃、出口圧力:100bar。段階3 キラルカラム分取SFC、カラム:Chiralcel OX−H(250×21mm、5μm)、移動相:65:35(A:B)、A:液体CO
2、B:MeOH、流量:70mL/分、オーブン/カラム温度:40℃、出口圧力:100bar。
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド。実施例609.0。 表題化合物を、上記条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.20(s,1H)、8.70(s,2H)、8.44(br s,1H)、8.32(br s,1H)、7.65(s,1H)、7.38(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.60(dd,J=8.4,8.4Hz,2H)、4.99(d,J=5.9Hz,1H)、3.77(不明瞭なm,1H)、3.76(s,3H)、3.71(s,3H)、3.45−3.56(m,2H)、2.30(s,3H)、1.43(d,J=7.1Hz,3H)、1.14(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:574.1(M+H)
+。
【1335】
[実施例610.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1336】
【化641】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例610.0。 表題化合物を、実施例609.0に記載の条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.19(br s,1H)、8.70(s,2H)、8.44(s,1H)、8.32(s,1H)、7.64(s,1H)、7.38(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.60(dd,J=8.4,8.4Hz,2H)、4.99(d,J=5.9Hz,1H)、3.77(不明瞭なm,1H)、3.75(s,3H)、3.71(s,3H)、3.45−3.556(m,2H)、2.30(s,3H)、1.43(d,J=6.8Hz,3H)、1.14(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:574.1(M+H)
+。
【1337】
[実施例611.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1338】
【化642】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例611.0。 表題化合物を、実施例609.0に記載の条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ ppm11.78(br s,1H)、8.74(s,2H)、8.44(br s,1H)、8.33(br s,1H)、7.62(s,1H)、7.38(dd,J=8.0,8.0Hz,1H)、6.63(d,J=8.3Hz,1H)、6.58(d,J=7.7Hz,1H)、4.84(d,J=5.4Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.78(不明瞭なm,1H)、3.70(s,3H)、3.52(不明瞭なm,1H)、3.38−3.44(m,1H)、2.30(s,3H)、1.37(d,J=7.1Hz,3H)、1.09(t,J=6.9Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:574.2(M+H)
+。
【1339】
[実施例612.0]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1340】
【化643】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例612.0。 表題化合物を、実施例609.0に記載の条件を使用してSFCによって精製した。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.82(br s,1H)、8.74(s,2H)、8.44(br s,1H)、8.33(br s,1H)、7.61(s,1H)、7.37(dd,J=8.1,8.1Hz,1H)、6.62(d,J=8.2Hz,1H)、6.58(d,J=8.1Hz,1H)、4.83(d,J=5.1Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.77(不明瞭なm,1H)、3.69(s,3H)、3.52(不明瞭なm,1H)、3.39−3.43(m,1H)、2.30(s,3H)、1.36(d,J=7.1Hz,3H)、1.09(dd,J=7.0,7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:574.1(M+H)
+。
【1341】
[実施例613.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1342】
【化644】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例613.0。 実施例Aに従って、1.0、567.2(主要なシン型ジアステレオマーを使用した。)およびニコチン酸ヒドラジドを用いて、所望のTBS保護生成物を得た。TBS保護基の除去を下記のように実施した。23℃において、TBAF(3当量)を、対応するTBS保護アルコール(1当量)を含有するTHF溶液(0.5M)に加えた。得られた混合物を23℃で終夜撹拌した。次いで物質を濃縮し、逆相HPLC(Agilent SB−C8カラム、30×250mm、5μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
【1343】
[実施例614.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1344】
【化645】
[この文献は図面を表示できません]
【1345】
最終キラル分離を、SFCを使用して実施した。SFC方法:25%MeOH、AD−H(250×20mmの内径)、70mL/分、179Bar、270nm。
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例614.0。 表題化合物は、上記条件を使用してSFCによって溶出した第1のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.13(br s,1H)、8.72(m,2H)、8.69(s,1H)、8.48(s,1H)、8.03(d,J=7.9Hz,1H)、7.54−7.48(m,2H)、6.75(d,J=8.3Hz,1H)、6.66(d,J=8.2Hz,1H)、5.56(s,1H)、3.87(s,3H)、3.77(不明瞭なm,1H)、3.76(s,3H)、2.62(s,3H)、1.15(d,J=7.0Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:512.2(M+H)
+。SFC方法:25%MeOH、AD−H(250×20mmの内径)、70mL/分、179Bar、270nm。
【1346】
[実施例615.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1347】
【化646】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例615.0。 表題化合物は、実施例614.0に記載の条件を使用してSFCによって溶出した第2のピークだった。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.14(br s,1H)、8.75(d,J=1.5Hz,1H)、8.72−8.74(m,1H)、8.70(br s,1H)、8.52(br s,1H)、8.08(dd,J=8.1,1.7Hz,1H)、7.57(dd,J=6.7,6.7Hz,1H)、7.51(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.75(d,J=8.3,1H)、6.67(dd,J=8.6,0.7Hz,1H)、5.56(s,1H)、3.88(s,3H)、3.78(不明瞭なm,1H)、3.76(s,3H)、2.63(s,3H)、1.15(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:512.2(M+H)
+。SFC方法:25%MeOH、AD−H(250×20mmの内径)、70mL/分、179Bar、270nm。
【1348】
[実施例616.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1349】
【化647】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例616.0。 (1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(0.188g、0.81mmol)、3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン(0.352g、0.98mmol)、ヨウ化銅(I)(0.076g、0.40mmol)、炭酸セシウム(0.620g、1.90mmol)およびtrans−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.244mL、1.55mmol)を含むバイアルに、脱気した無水1,4−ジオキサン(1.63mL)を加えた。アルゴンを反応溶液に吹き込んだ。15分後、暗い青色の不均一溶液を、予備加熱された撹拌板上において80℃で加熱した。17時間後、LCMSにより、反応が完了したことが示されている。次いで反応物を室温に冷却し、次いでチオ硫酸ナトリウム水溶液を混合物に慎重に加えた。DCMで3回抽出した後、有機層を合わせ、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥し、真空下で濃縮した。反応物を逆相HPLC(Phenomenex Gemini−C18カラム、30×250mm、10μm、25分間で10〜95%水/ACN勾配、0.1%TFA含有、流量50mL/分)によって精製した。所望のフラクションを合わせ、凍結乾燥させて、純粋な生成物を得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 8.66(dd,J=5.0,1.6Hz,1H)、8,65(dd,J=2.2,0.7Hz,1H)、8.61(s,2H)、7.95(d,J=8.1Hz,2H)、7.42(dd,J=8.4,8.4Hz,1H)、6.67(d,J=8.4Hz,1H)、6.62(d,J=8.4Hz,1H)、5.57(s,1H)、3.84−3.89(m,1H)、3.78(s,3H)、3.74(s,3H)、2.34(s,3H)、1.19(d,J=6.8Hz,3H)。MS ESI(正)m/z:511.9(M+H)
+。
【1350】
[実施例617.0]
(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1351】
【化648】
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(1R,2R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1,2−ジオールおよび(1S,2S)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−1,2−ジオール。(E)−5−メチル−2−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリミジン(5.68g、42.3mmol)および4−メチルモルホリン−4−オキシド(7.44g、63.5mmol)のアセトン(60mL)および水(6mL)中溶液に、四酸化オスミウム(水中4wt%、0.673mL、0.110mmol)を加えた。反応物をN
2下において室温で19時間撹拌した。次いで反応混合物をVarian Chem−Elutカートリッジに通して、水を除去し、真空下で濃縮した。水は依然として存在しており、残留物をDCMに溶解させ、乾燥し(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage 100g ultraカラム、0〜10%MeOH/DCM)によって精製して、表題化合物617.1(5.1g、30.3mmol、収率71.6%)を黄褐色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:169.1(M+H)
+。
【1352】
【化649】
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5−メチル−2−(2R,3R)−3−メチルオキシラン−2−イル)ピリミジンおよび5−メチル−2−(2S,3S)−3−メチルオキシラン−2−イル)ピリミジン。室温の水浴で冷却しながら、617.1(5.1g、30.3mmol)およびDCM(100mL)の溶液に、1,1,1−トリメトキシエタン(7.72mL、60.6mmol)を加え、続いてクロロトリメチルシラン(7.70mL、60.6mmol)を10分間かけて滴下添加した。6.5時間後、さらなる1,1,1−トリメトキシエタン(5mL)およびクロロトリメチルシラン(5mL)を加えた。反応物をさらに17時間撹拌し、LCMSにより、約78%の転化が示された。反応物をさらなる1,1,1−トリメトキシエタン(3mL)およびクロロトリメチルシラン(3mL)で処理し、さらに24時間撹拌した。反応物を真空下で濃縮した。残留物をMeOH(80mL)に溶解させ、炭酸カリウム(8.38g、60.6mmol)で処理した。2時間撹拌した後、形成された固体を濾別し、濾液を真空下で濃縮した。残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(Biotage 100g ultraカラム、0〜100%EtOAc/ヘキサン)によって精製して、617.2(3.35g、22.3mmol、収率74%)を透明な薄黄色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:151.2(M+H)
+。
【1353】
【化650】
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(1R,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−オールおよび(1S,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−オール。N
2下において0℃で617.2(128mg、0.85mmol)のDCM/iPrOH(1/1、2mL)中溶液を含むフラスコに、BF
3・OEt
2(0.054mL、0.43mmol)を加えた。0℃で45分間撹拌した後、反応物を室温に加温し、次いで撹拌しながら40℃で18時間加熱した。LCMSにより、提示された所望の1−イソプロポキシ生成物に対して約3:2の比になった、より極性の高い主要なピークを有する所望の生成物の質量に相当する、生成物への完全な転化が示されている。反応物を室温に冷却し、真空下で濃縮し、DCMと一緒にシリカゲルの栓上に載せ、フラッシュクロマトグラフィー(Biotage 50g ultraカラム、5〜80%3:1のEtOAc:EtOH/ヘキサン)によって精製した。より極性の高い主要な生成物617.3(83mg、0.40mmol、収率46%)を、白色のねばついた固体として単離した。LCMS−ESI(正)m/z:211.1(M+H)
+。
【1354】
【化651】
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2−(((1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾール。N
2下において0℃でトルエン(0.8mL)中のトリフェニルホスフィン(160mg、0.61mmol)を含むフラスコに、ジエチルアゾジカルボキシレート(トルエン中の40wt%溶液、270μL、0.59mmol)を加えた。反応混合物を10分間撹拌し、次いでトルエン(0.8mL)中の617.3(83mg、0.40mmol)を加え、反応物をさらに10分間撹拌した。ベンゾ[d]チアゾール−2−チオール(99mg、0.59mmol)を加え、反応混合物を、撹拌しながら16時間室温に加温した。反応物をシリカゲルの栓上に直接載せ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(Biotage 50g ultra、0〜35%EtOAc:ヘキサン)によって精製して、617.4(87mg、0.242mmol、収率61%)を透明な無色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:360.2(M+H)
+。
【1355】
【化652】
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2−(((1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾール。0℃で617.4(1.1g、3.1mmol)のDCM(9.5mL)中溶液を、3−クロロペルオキシ安息香酸(最大77%、1.54g、6.9mmol)で処理した。次いで反応混合物を0℃で1時間撹拌した後、冷浴を除去した。室温で18時間撹拌した後、反応物を飽和重亜硫酸ナトリウム(12mL)水溶液および飽和重炭酸ナトリウム(10mL)水溶液でクエンチし、次いで反応混合物を10分間撹拌した。次いで反応生成物をEtOAc(2×40mL)で抽出し、有機層を合わせ、飽和NaHCO
3水溶液(10mL)とブライン(10mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、真空下で濃縮して、白色のねばついた固体を得た。フラッシュクロマトグラフィー(Biotage 100g ultra、0〜100%3:1のEtOAc:EtOH/ヘキサン)による精製により、617.5(0.81g、2.1mmol、収率68%)を白色泡状物として得た。LCMS−ESI(正)M/Z:392.2(M+H)
+。
【1356】
【化653】
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(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド。0℃で2−(((1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾール(0.85g、2.17mmol)のMeOH(7.2mL)中溶液を、炭酸カリウム(0.6g、4.34mmol)で処理した。次いで反応混合物をN
2下において0℃で撹拌し、次いで撹拌しながら室温に終夜ゆっくり加温した。反応混合物を真空下で濃縮し、残留物を水(15mL)に懸濁させ、続いて(アミノオキシ)スルホン酸(0.491g、4.34mmol)および酢酸カリウム(0.213g、2.17mmol)を加えた。次いで反応混合物を室温で2時間撹拌した。LC/MSにより、1:1の比を有する2つのピークとして所望の生成物の形成が示された。得られた混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(Biotage 50g ultraカラム、DCM中2〜6%MeOH)によって精製して、617.0(0.53g、1.93mmol、収率89%)を無色油状物として得た。NMRにより所望の生成物が示されたが、完全なエピマー化も一緒に示された。LCMS ESI(正)m/z:274.2(M+H)
+。
【1357】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例205.0の手順に従って合成した。
【1358】
【表15】
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【1359】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1360】
【表16】
[この文献は図面を表示できません]
【1361】
[実施例622.0]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1362】
【化654】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例622.0。 (2R,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(346mg、1.51mmol)、3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン(749mg、2.00mmol)、銅(II)トリフレート(289mg、0.80mmol)、trans−N,N’−ジメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.48mL、3.04mmol)および炭酸カリウム(540mg、3.91mmol)を含むバイアルを脱気し、次いで窒素を再充填した。無水1,4−ジオキサン(3.0mL)を混合物に加え、次いで暗い青色の不均一溶液を、予備加熱された撹拌板上において80℃で加熱し、LC−MSでモニターした。21時間後、反応物を室温に冷却し、次いで水で希釈した。1N HCl水溶液を暗い青色の均一溶液に慎重に加えて、pHをpH約7に調整した。DCMで4回抽出した後、有機層を合わせ、次いで1Mチオ硫酸ナトリウム水溶液で1回洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した後、青緑色残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜70%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せて、白色固体を得た。固体をEtOHから再結晶して、(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(306mg)を得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ=13.36(s,1H)、8.62−8.56(m,2H)、8.47(d,J=1.5Hz,1H)、8.19(d,J=2.0Hz,1H)、7.62(dt,J=0.9,2.1Hz,1H)、7.54−7.45(m,1H)、6.87−6.78(m,2H)、3.71−3.63(m,7H)、3.63−3.57(m,1H)、2.25(s,3H)、2.23(s,3H)、1.24(d,J=7.1Hz,3H)、1.10(d,J=6.8Hz,3H)。MS(正)m/z:524.3(M+H)
+。
【1363】
[実施例623.0]
(1R,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1364】
【化655】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例623.1。 N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(14.3g、40.9mmol)をトルエンと共沸させた。THF(160mL)を加え、混合物を−78℃に冷却した。n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、18.01mL、45.0mmol)を滴下注入し、混合物を15分間撹拌した。2−ブロモ−4−フルオロベンズアルデヒド(Oakwood Products,Inc.製、9.97g、49.1mmol)のTHF(40.0mL)中溶液を、15分間かけて滴下注入した。混合物を−78℃で30分間保持し、次いで冷却浴を除去し、撹拌を1時間継続した。反応混合物を−78℃に再冷却し、飽和NH
4Cl溶液(200mL)でクエンチし、−18℃で終夜貯蔵した。DCM(200mL)を加え、層を分離した。混合物をDCM(3×50mL)でさらに抽出し、有機層を合わせ、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。0〜100%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶出する330gシリカゲルカラム上での精製により、623.1である1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(19.6g、35.5mmol、収率87%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)M/Z:574.0(M+Na)
+。
【1365】
【化656】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例623.2。 500mL丸底フラスコに、2−メチルテトラヒドロフラン(50mL)中の623.1(5.06g、9.16mmol)を加えた。THF中のカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0M、10.08mL、10.08mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃で滴下注入した。反応混合物を−78℃で15分間撹拌した。次いでヨードメタン(安定化済み、0.626mL、10.08mmol)を、撹拌しながらN
2下において−78℃で滴下添加した。反応混合物を−78℃で15分間撹拌し、次いでドライアイス−アセトン浴を除去した。反応物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。2.5時間後、反応物を飽和NH
4Cl水溶液(50mL)でクエンチし、水(100mL)で希釈し、EtOAc(2×100mL)で抽出した。有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を薄黄色固体として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0〜30%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(330g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、623.2 1−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(4.75g、8.39mmol、収率92%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:588.0(M+Na)
+。
【1366】
【化657】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例623.3。 セプタム付きの60mLバイアルに、623.2(1.5g、2.65mmol)、シアン化亜鉛(0.466g、3.97mmol)およびDMA(17mL)を装入した。混合物をN
2で脱気した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.61g、0.53mmol)を加え、混合物を再び脱気した。次いで反応混合物を窒素下において100℃で19時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、次いでこの反応混合物を水(150mL)およびEtOAc(150mL)で希釈した。有機層をブライン(3×150mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲル(40g)の栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出して、623.3である1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(1.35g、2.63mmol、収率99%)を淡黄色ゴム状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:535.2(M+Na)
+。
【1367】
【化658】
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(1R,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例623.4。 実施例623.3(1.35g、2.63mmol)を、アニソール(無水、1.15mL、10.53mmol)およびTFA(9.78mL、132mmol)によって室温で処理し、LCMSによってモニターした。4時間後、反応物を真空下で濃縮した。混合物をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(40g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、623.4(0.68g、2.49mmol、収率95%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:295.1(M+Na)
+。
【1368】
【化659】
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(1R,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミド、実施例623.0。 623.4 1−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド(110mg、0.405mmol)および3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン(152mg、0.405mmol)の混合物を、40mLバイアル内においてロータリーエバポレータ上で50℃でトルエンと共沸させた。混合物に、1,4−ジオキサン(2.03mL)、炭酸セシウム(330mg、1.01mmol)および(1R,2R)−(−)−N,N”−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(128μL、0.81mmol)を加えた。反応物をアルゴンで脱気した。混合物に、ヨウ化銅(I)(77mg、0.401mmol)を加えた。混合物を90℃で終夜加熱した。反応物を飽和NH
4Cl(15mL)水溶液でクエンチし、DCM(3×15mL)で抽出し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0〜100%MeOHの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、初期生成物を得た。ジアステレオマーの混合物を、Capcell Pak C18(UG120 5μm、30×250mm)、CH
3CN/H
2O中0.1%TFA、35分間で5〜95%の勾配を使用する逆相分取HPLCによって精製して、分離したジアステレオマー対623.0をオフホワイト色固体(43mg、TFA塩)として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3CN)δ 1.38−1.55(m,3H)2.36(s,3H)3.14(s,3H)3.67−3.88(m,7H)4.31(d,J=4.11Hz,1H)6.79(d,J=8.41Hz,1H)6.82(d,J=8.61Hz,1H)7.10(dd,J=9.00,2.74Hz,1H)7.25(td,J=8.51,2.74Hz,1H)7.44(dd,J=8.41,5.48Hz,1H)7.54(t,J=8.61Hz,1H)7.87(s,1H)8.45(br.s.,1H)8.55(br.s.,1H)。LCMS−ESI(正)M/Z:567.2(M+H)
+。
【1369】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1370】
【表17】
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【1371】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1372】
【表18】
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【1373】
[実施例631.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−メチル−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2S,3R,Z)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−1−メチル−3−(5−メチルピリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5(4H)−イリデン)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1374】
【化660】
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(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−N−メチル−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドまたは(2S,3R,Z)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−1−メチル−3−(5−メチルピリジン−3−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5(4H)−イリデン)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例631.0。 DMF(0.26mL)中の(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(0.054g、0.103mmol)を含むバイアルに、ヨウ化メチル(6.4μL、0.103mmol)、続いて炭酸セシウム(0.037g、0.113mmol)を加えた。混合物を23℃で1時間撹拌し、LC−MSによってモニターした。次いで混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシリカゲルカラム上に載せ、精製して(0〜100%の(ヘキサン中EtOAc/EtOH(3/1)))、631.0を白色固体(0.019g、0.034mmol、収率33%)として得た。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2)δ 1.06(d,J=6.89Hz,3H)、1.17(d,J=7.05Hz,3H)、2.27(s,3H)2.30(s,3H)3.55−3.68(m,2H)3.77(s,3H)3.81(s,3H)、4.03(s,3H)、6.62−6.68(m,2H)7.42(t,J=8.53Hz,1H)7.60−7.64(m,1H)8.34(d,J=1.81Hz,1H)8.44(m,1H)、8.48(s,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:538.2(M+H)
+。
【1375】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1376】
【表19】
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【1377】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1378】
【表20】
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【1379】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1380】
【表21】
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【1381】
[実施例642.0]
(1R,2S)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1382】
【化661】
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(1R,2R)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド化合物および(1R,2S)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例642.1。 N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(3.39g、9.70mmol)のTHF(24mL)中溶液に、n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M、6.36mL、10.18mmol)を−78℃で滴下添加した。得られた混合物を同じ温度で30分撹拌し、3−ブロモ−2−メチル−ピリジン−6−カルボアルデヒド(2.0g、9.70mmol)のTHF(8mL)中溶液を滴下添加した。得られた混合物を室温に加温し、24時間撹拌した。次いで混合物を飽和NH
4Cl水溶液(50mL)でクエンチし、得られた混合物をEtOAc(80mL×3)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、残留物を、溶離液としてのヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を使用する120gシリカゲルカラム上でのIsco CombiFlashによって精製して、実施例642.1(2.87g)を得た。LCMS(正)m/z:550.0(M+H)
+。
【1383】
【化662】
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(1R,2S)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド化合物および(1S,2R)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例642.2。 実施例642.1(2.77g、5.04mmol)およびアニソール、99%(5.48mL、50.4mmol)の混合物に、TFA(14.98mL、202mmol)を室温でゆっくり加えた。得られた混合物を室温で24時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残留物を、溶離液としてのヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を使用するGraceResolv 220gシリカゲルカラム上でのIsco CombiFlashによって精製して、実施例642.2(853mg)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.06(d,J=8.2Hz,1H)、7.30(d,J=8.4Hz,1H)、5.76(br s,2H)、5.59(d,J=2.5Hz,1H)、5.04(br s,1H)、3.55−3.61(m,1H)、2.76(s,3H)、1.22(d,J=7.3Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:310.0(M+H)
+
【1384】
【化663】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド化合物および(1S,2S)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例642.3。 実施例642.2に記載の条件を使用するさらなる溶出により、実施例642.3(497mg)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.91(d,J=8.0Hz,1H)、7.18(d,J=8.2Hz,1H)、5.51(br s,3H)、4.99(d,J=7.8Hz,1H)、3.53−3.60(m,1H)、2.67(s,3H)、1.25(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS(正)m/z:310.0(M+H)
+。
【1385】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1386】
【表22】
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【1387】
[実施例643.0]
(1R,2S)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1388】
【化664】
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2−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−6−イル)−5−メチルピリミジン、実施例643.1。 フラスコ内の2−クロロ−5−メチルピリミジン(1.2g、9.33mmol)、3,4−ジヒドロ−2h−ピラン−6−ボロン酸ピナコールエステル(2.94mL、14.0mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(0.524g、1.87mmol)およびトリス−(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.855g、0.93mmol)の混合物を脱気し、アルゴンを再充填した。この混合物に、水(2.0mL)中の1,4−ジオキサン(16mL)および第三リン酸カリウム(6.45g、28.0mmol)を加えた。アルゴン流を、得られた混合物にさらに5分間吹き込み、混合物を、アルゴンバルーン下において100℃で24時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を真空下で濃縮し、残留物を、溶離液としてのヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を使用するRediSep 80gシリカゲルカラム上でIsco CombiFlashによって精製して、実施例643.1(1.62g)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.48(s,2H)、6.26(t,J=4.1,4.1Hz,1H)、4.21−4.24(m,2H)、2.20−2.26(不明瞭なm,2H)、2.25(s,3H)、1.9(dd,J=5.6,4.8Hz,2H)。LCMS(正)m/z:177.1(M+H)
+。
【1389】
【化665】
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(2R,3R)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホン酸および(2R,3S)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホン酸および(2S,3R)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホン酸および(2S,3S)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホン酸、実施例643.2。 実施例643.1(1.62g、9.19mmol)のTHF(15mL)中溶液に、重亜硫酸ナトリウム(7.55g、27.6mmoL)の水5mL中溶液を室温で加えた。次いで、得られた混合物を、アルゴンバルーン下において80℃で48時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、真空下で濃縮した。残留物に水(30mL)を加え、混合物をpH=約2に調整した。次いで混合物をDCMで抽出した。水溶液を凍結乾燥させて、白色固体を得た。固体をEtOHとすり混ぜた。得られた懸濁液を、セライト(登録商標)という商品名の濾過材のパッドに通して濾過し、EtOHで数回洗浄した。濾液を濃縮して、実施例643.2(2.48g)を得た。LCMS(正)m/z:259.0(M=H)
+。
【1390】
【化666】
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(2R,3R)−N−(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミド、実施例643.3)。 実施例643.2(1.39g、5.38mmol)のDCM(27mL)中撹拌懸濁液に、塩化オキサリル(1.433mL、16.14mmol)を室温で滴下添加し、続いてDMF(5滴)を滴下添加した。得られた混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、混合物を濃縮し、残留物をトルエンと共沸させ、真空下で終夜乾燥させた。DCM(26mL)を残留物に加え、混合物を0℃に冷却した。次に、4−メトキシベンジルアミン(2.095mL、16.14mmol)、続いてTEA(3.74mL、26.9mmol)滴下添加した。得られた混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、混合物を濃縮し、シリカカートリッジ上に直接載せ、次いで、溶離液としてのヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を使用するRediSep 40gシリカゲルカラム上でIsco CombiFlashによって精製して、実施例643.3を得た。LCMS(正)m/z:378.0(M+H)
+。
【1391】
【化667】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3R)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミドおよび(2R,3S)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミドおよび(2S,3R)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミドおよび(2S,3S)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3−スルホンアミド、実施例643.4)。 実施例643.3(0.449g、1.19mmol)のDCM(6mL)中溶液に、アニソール(0.650mL、5.95mmol)およびTFA(1.83mL、23.8mmol)をそれぞれ加えた。得られた混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、混合物を濃縮し、残留物をシリカ上に直接載せ、次いで、溶離液としてのDCM中0〜5%MeOHの勾配を使用するRediSep 24gゴールドシリカゲルカラム上でIsco CombiFlashによって精製して、実施例643.4(244mg)を得た。LCMS(正)m/z:258.0(M+H)
+。
【1392】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1393】
【表23】
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【1394】
[実施例647.0]
(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1395】
【化668】
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(2R,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−オールおよび(2R,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−オールおよび(2S,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−オールおよび(2S,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−オール、実施例647.1。 赤色圧力キャップ付きのChem Glass 15×45mmバイアル内の4−メチルピラゾール(0.250mL、3.04mmol)および2,3−ジメチルオキシラン(0.44g、6.1mmol)のDMF(3.0mL)中撹拌混合物に、炭酸セシウム(1.49g、4.57mmol)を小分けにして加えた。混合物にフタをして、80℃で24時間撹拌した。次いで混合物をシリカカートリッジ上に直接載せ、溶離液としてDCM中0〜10%MeOHの勾配を使用するRediSep 24gシリカゲルカラム上でのIsco CombiFlashによって精製して、実施例647.1(470mg)を得た。LCMS(正)m/z:155.2(M+H)
+。
【1396】
【化669】
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2−(((2R,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((2R,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((2S,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((2S,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)チオ)ベンゾ[d]チアゾール、実施例647.2。 N
2下において0℃でトリフェニルホスフィン(1.2g、4.57mmol)のトルエン(15mL)中撹拌溶液に、ジエチルアゾジカルボキシレート(トルエン中40%、1.39mL、3.05mmol)を加えた。混合物を同じ温度で10分間撹拌し、実施例647.1(0.470g、3.05mmol)を加えた。混合物をさらに10分間撹拌し、トルエン(5.0mL)中の2−メルカプトベンゾチアゾール(0.538mL、4.57mmol)を加えた。混合物を室温に加温し、24時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮し、残留物をシリカカートリッジ上に直接載せ、溶離液としてのヘプタン中0〜100%EtOAcの勾配を使用する40gシリカゲルカラム上でのIsco CombiFlashによって精製して、実施例647.2(1.06g)を得た。LCMS(正)m/z:304.0(M+H)
+。
【1397】
【化670】
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2−(((2R,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((2R,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((2S,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾールおよび2−(((2S,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ベンゾ[d]チアゾール、実施例647.3。 実施例647.2(1.06g、2.1mmol)のDCM(11mL)中溶液に、mCPBA(0.939g、4.19mmol)を0℃でゆっくり加えた。次いで、得られた混合物を室温で撹拌し、LCMSによってモニターした。完了したら、チオ硫酸ナトリウム(3.31g、21.0mmol)を小分けにしてゆっくり加えて、反応物をクエンチし、次いで混合物を室温でさらに30分間撹拌した。得られた生成物をシリカカートリッジ上に直接載せ、溶離液としてのヘキサン中0〜100%EtOAcの勾配を使用するRediSep 40gシリカゲルカラム上でのIsco CombiFlashによって精製して、実施例647.3(638mg)を得た。LCMS(正)m/z:336.2(M+H)
+。
【1398】
【化671】
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(2R,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例647.4。 647.4(0.638g、1.90mmol)のMeOH(10mL)中撹拌溶液に、炭酸カリウム(0.230mL、3.80mmol)を0℃でゆっくり加えた。得られた混合物を室温に加温し、24時間撹拌した。混合物を濃縮し、残留物を真空下で乾燥させた。水(9.51mL、1.90mmol)を残留物に加え、混合物を撹拌し、アミドペルオキシ一硫酸(0.452g、3.99mmol)および酢酸カリウム(0.21g、2.09mmol)でそれぞれ処理した。得られた混合物を室温で24時間撹拌し、次いで20mLの飽和NaCl水溶液を加えた。得られた混合物を、30%iPrOH/クロロホルム(30mL×2)およびDCM(30mL×2)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物を、溶離液としてのDCM中0〜10%MeOHの勾配を使用するRediSep 24gシリカゲルカラム上でのIsco CombiFlashによって精製して、実施例647.4(334mg)を得た。LCMS(正)m/z:218.1(M+H)。
【1399】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1400】
【表24】
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【1401】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1402】
【表25】
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【1403】
[実施例664.0]
(1R,2S,P)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S,M)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1404】
【化672】
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(1R,2S,P)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S,M)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例664。 実施例43.0(45mg、1:1の比のPアトロプ異性体とMアトロプ異性体)のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施して、2つのアトロプ異性体生成物を分離した。分取SFC方法:カラム:Chiralpak AD−H(150×21mm、5μm)、移動相:85:15(A:B)、A:液体CO
2、B:EtOH、流量:70mL/分、220nm、213barの入口圧力により、>99.5%eeの2つのピークを得たが、第1の溶出ピーク(10mg)は、実施例664.0,(1R,2S,P)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S,M)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドだった。
1H NMR(400MHz,CD
3CN)δ 8.59(s,2H)、7.71(dd,J=8.3,7.5Hz,1H)、7.57(d,J=7.4Hz,1H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.64−6.80(m,3H)、4.82(d,J=4.3Hz,1H)、3.98(dq,J=9.7,6.9Hz,1H)、3.84(dq,J=9.7,7.0Hz,1H)、3.73(s,3H)、3.48−3.60(m,1H)、3.21(s,3H)、3.17(s,3H)、2.28(s,3H)、1.20−1.30(m,3H)、1.07−1.13(m,1H)、1.02(t,J=6.9Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:570.2(M+H)
+。
【1405】
[実施例665.0]
(1R,2S,P)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S,M)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1406】
【化673】
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【1407】
第2の溶出ピーク(10mg)は、実施例665.0、(1R,2S,M)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S,P)−N−(4−(2−エトキシ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドだった。
1H NMR(400MHz,CD
3CN)δ 8.61(s,2H)、7.69−7.80(m,1H)、7.60(d,J=7.4Hz,1H)、7.40(t,J=8.5Hz,1H)、6.66−6.83(m,3H)、4.86(d,J=4.3Hz,1H)、3.97−4.08(m,1H)、3.88(dq,J=9.7,7.0Hz,1H)、3.72(s,3H)、3.55(dq,J=7.0,4.3Hz,1H)、3.20(s,3H)、3.17(s,3H)、2.30(s,3H)、1.24−1.29(m,3H)、1.07−1.11(m,4H)。LCMS−ESI(正)m/z:570.2(M+H)
+。
【1408】
[実施例666.0]
(1R,2S,P)−N−(4−(2−(ジフルオロメトキシ)−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S,M)−N−(4−(2−(ジフルオロメトキシ)−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1409】
【化674】
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1−(ジフルオロメトキシ)−2−イソチオシアナト−3−メトキシベンゼン。実施例666.1。
ステップ1:3−メトキシ−2−ニトロフェノール。N
2下で1−フルオロ−3−メトキシ−2−ニトロベンゼン(1.00g、5.84mmol、Apollo Scientific)および2−(メチルスルホニル)エタノール(0.77g、6.19mmol、Aldrich)を含むフラスコに、DMSO(5mL)およびカリウムt−ブトキシド(6.19mL、6.19mmol、THF中1.0M)を加えた。反応物をN
2下において室温で20時間撹拌した。さらなる小分け分の2−(メチルスルホニル)エタノール(0.77g、6.19mmol)およびカリウムt−ブトキシド(6.19mL、6.19mmol)を加え、反応物をさらに3.5時間撹拌した。次いで反応物を、pH<1になるまで1N HCl(20mL)でクエンチし、EtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機フラクションを1N NaOH(2×50mL)で洗浄し、水層を合わせ、pH1になるまで5N HClで酸性化し、EtOAc(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(MgSO
4)、濃縮して、生成物をオレンジ色油状物として得た。自動式フラッシュクロマトグラフィー(40gのSiO
2、0〜100%EtOAc/ヘキサン)による精製により、3−メトキシ−2−ニトロフェノール(0.88g、5.20mmol、収率89%)を暗いオレンジ色油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.42(t,J=8.5Hz,1H)、6.73(dd,J=8.5,1.2Hz,1H)、6.56(dd,J=8.5,1.0Hz,1H)、3.96(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:170.2(M+H)
+;m/z:152.2(M−H
2O)
+。
【1410】
ステップ2:1−(ジフルオロメトキシ)−3−メトキシ−2−ニトロベンゼン。3−メトキシ−2−ニトロフェノール(310mg、1.833mmol)を含む丸底フラスコに、DMF(5mL)、炭酸セシウム(1194mg、3.67mmol)および2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸ナトリウム(559mg、3.67mmol)を加えた。反応物をN
2下において100℃の油浴中で4時間加熱した。次いで反応物を室温に冷却し、水(50mL)で希釈し、EtOAc(3×25mL)で抽出した。有機層を合わせ、乾燥し(MgSO
4)、濃縮した。自動式フラッシュクロマトグラフィー(80gのSiO
2 0〜100%EtOAc/ヘキサン)による精製により、1−(ジフルオロメトキシ)−3−メトキシ−2−ニトロベンゼン(398mg、1.82mmol、収率99%)をオレンジ色油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.43(t,J=8.6Hz,1H)、7.01−6.87(m,2H)、6.55(t,J=72.5Hz,1H)、3.94(s,3H)。
【1411】
ステップ3:2−(ジフルオロメトキシ)−6−メトキシアニリン。1−(ジフルオロメトキシ)−3−メトキシ−2−ニトロベンゼン(398mg、1.816mmol)を含む丸底フラスコに、鉄粉(507mg、9.08mmol)および塩化アンモニウム(97mg、1.816mmol)を加えた。EtOH(20mL)およびH
2O(2mL)を加え、得られた混合物をN
2下において80℃の油浴中で2時間加熱した。懸濁液を濾過し、濾液を濃縮した。自動式フラッシュクロマトグラフィー(12gのSiO
2、0〜40%3:1のEtOAc:EtOH/ヘプタン)による精製により、2−(ジフルオロメトキシ)−6−メトキシアニリン(260mg、1.38mmol、収率76%)を透明な無色油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 6.75−6.64(m,3H)、6.48(t,J=74.6Hz,1H)、3.88(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:190.1(M+H)
+。
【1412】
ステップ4:1−(ジフルオロメトキシ)−2−イソチオシアナト−3−メトキシベンゼン。室温でDCM(10mL)中の2−(ジフルオロメトキシ)−6−メトキシアニリン(260mg、1.375mmol)が入った50mL丸底フラスコに、1,1’−チオカルボニルビス(ピリジン−2(1H)−オン)(319mg、1.38mmol)を加えた。反応物をN
2下において室温で20時間撹拌した。次いで反応混合物を濃縮して、オレンジ色固体を実施例666.1として得、これをさらには精製せずに使用した。
【1413】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1414】
【表26】
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【1415】
[実施例671.0]
(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1416】
【化675】
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(E)−ブタ−2−エン−2−イルボロン酸、実施例671.1。 室温で(E)−2−ブテン−2−ボロン酸ピナコールエステル(5.0g、0.0274mol)のアセトン(25.0mL)および水(25.0mL)中撹拌溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(5.87g、0.027mol)および酢酸アンモニウム(2.11g、0.0274mol)を加えた。得られた混合物を室温で4時間撹拌した。次いで反応物を部分的に真空下で濃縮して、アセトンを除去し、MTBE(50.0mL)で希釈した。得られた2つの相を分離し、水層をMTBE(2×25.0mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮して、所望の生成物(E)−ブタ−2−エン−2−イルボロン酸、実施例671.1を44%の収率で得た。
【1417】
【化676】
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(Z)−2−(ブタ−2−エン−2−イル)−5−メチルピリミジン、実施例671.2。 丸底フラスコにIPA(600mL)を装入し、アルゴンによって25〜30℃で1〜2時間パージした。2−クロロ−5−メチルピリミジン(30.0g、0.233mol)をフラスコに装入し、混合物を5〜10分間撹拌し、続いて第三リン酸カリウム(98.9g、466mol)、(E)−ブタ−2−エン−2−イルボロン酸 実施例671.1(34.9g、0.349mol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(4.2g、8.8mmol)およびPd
2(dba)
3(2.13g、2.32mmol)を加えた。反応物をアルゴン雰囲気下で10〜15分間撹拌し、次いで12〜16時間75〜80℃に加熱した。反応物を0〜5℃に冷却した。次いで水(300.0mL)およびMTBE(180.0mL)をゆっくり加えた。水層と有機層とを分離した。水層をMTBE(60.0mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(60.0mL)で2回洗浄した。有機層を真空下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物を、ヘプタン(150.0mL)およびMTBE(75.0mL)で希釈した。上記混合物を塩酸水溶液で3回抽出した。合わせた水層をヘプタン(30.0mL)で洗浄し、pH10になるまで水酸化ナトリウム溶液で塩基性に変え、ヘプタン(90.0mL)で抽出した。水層および有機層を分離し、水層をヘプタン(30.0mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(60.0mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮して、(Z)−2−(ブタ−2−エン−2−イル)−5−メチルピリミジン、実施例671.2を収率68%で得た。
【1418】
【化677】
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(Z)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド、実施例671.3。この化合物を、実施例10.02から10.05までに記載の手順に従って、(Z)−2−(ブタ−2−エン−2−イル)−5−メチルピリミジン、実施例671.2から出発する同様の方法により、全収率22%で調製した。LCMS−ESI(正)m/z:228.3(M+H)
+。
【1419】
【化678】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例671.4。 Parrシェーカー用フラスコに、MeOH(30.0mL)および(Z)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド、実施例671.3(0.5g、1.0当量)を装入した。得られた透明な溶液を、窒素ガスでパージした後、10%パラジウム/炭素(0.05g)を加えた。反応物を、50psiの水素圧下で8時間水素化した。次いで反応混合物を、セライト(登録商標)という商品名の濾過助剤の短いパッドに通して濾過し、濾液を真空下で濃縮して、表題化合物(2R,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例671.4をラセミ混合物として20%の収率で得た。LCMS−ESI(正)、m/z:230.2(M+H)
+。
【1420】
【化679】
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(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2R,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミドおよび(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2S,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例671.5。 (2R,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドのラセミ混合物、実施例671.4(88mg、0.38mmol)を、2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン、中間体1.0(76mg、0.38mmol)、炭酸セシウム(150mg、0.46mmol)およびNMP(6.0mL)と合わせた。混合物を、45℃に設定されたヒートブロック内で加熱した。17時間後、さらなる小分け分の炭酸セシウム(100mg、0.31mmol)を加え、ヒートブロックを60℃に設定した。さらに1時間45分加熱した後、反応物を室温に冷却した後、5−メチルニコチノヒドラジド(65.3mg、0.422mmol)、続いてEDCI(88mg、0.461mmol)を一度に加えた。反応物を2時間撹拌した後、さらなる量の5−メチルニコチノヒドラジド(65mg、0.42mmol)およびEDCI(88mg、0.46mmol)を加えた。室温で17時間撹拌した後、水(10mL)を加え、反応物のpHを、リン酸でpH4に調整し、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を濃縮し、5〜20%MeOH/EtOAcの勾配で溶出するRediSep−Sepプレパックドシリカゲルカラムに通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2R,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミドおよび(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2S,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例671.5(130mg、0.24mmol、収率63%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:542.2(M+H)
+。
【1421】
【化680】
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(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例671.0。 IPA(0.5mL)および水(0.5mL)を、(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2R,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミドおよび(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−(5−メチルニコチノイル)−N−(((2S,3S)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−イル)スルホニル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例671.5(0.055g、0.102mmol)に加えた。得られたスラリーに、1N NaOH水溶液(0.122mL、0.122mmol)を加えて、黄色溶液を得、この黄色溶液をバイアルに移し、スクリューキャップで密封した。フタをしたバイアルを、70℃に設定されたヒートブロック上に置いた。28時間後、バイアルを室温に冷却した。2Mクエン酸水溶液(0.036mL、0.072mmol)を加え、白色沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、表題化合物(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例671.0(0.028g、0.053mmol、収率53%)をラセミ混合物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 11.87(br.s.,1H)、8.54(s,2H)、8.45(s,1H)、8.35(s,1H)、7.68(s,1H)、7.39(t,J=8.20Hz,1H)、6.61(dd,J=8.61,3.33Hz,2H)、3.76(s,3H)、3.75(s,3H)、3.52−3.64(m,2H)、2.32(s,3H)、2.30(s,3H)、1.52(d,J=6.65Hz,3H)、1.26(d,J=6.65Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:524.2(M+H)
+。
【1422】
[実施例672.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メトキシピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテートの調製
【1423】
【化681】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−3−(5−メトキシピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例672.1。 丸底フラスコに、(2S,3R)−3−(5−フルオロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(575mg、2.47mmol、実施例10.1)、MeOH(7mL)および炭酸カリウム(679mg、4.91mmol)を装入した。反応物を室温で撹拌した。48時間後、反応物を50℃に加熱し、24時間撹拌した。次いで温度を65℃に上昇させ、混合物を48時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、濾過した。固体をMeOH(2×5mL)ですすいだ。濾液を真空下で濃縮し、シリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0〜40%EtOAc:EtOH(3:1)で溶出するRediSep(登録商標)プレパックドシリカゲルカラム(Gold、24g)クロマトグラフにかけた。クロマトグラフィー溶媒に水が夾雑した。いくつかのフラクションから有機層を真空下で濃縮して、出発物質と表題化合物(56mg、0.23mmol、収率9%)との混合物をオフホワイト色固体として得た。水層含有のフラクションを合わせ、水層をNaClによって飽和させ、CHCl
3:IPA(9:1、3×15mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、真空下で濃縮して、さらなる表題化合物(114mg)を得た。物質をそのままの状態で供した。LCMS−ESI(正)m/z:246.1(M+H)
+。
【1424】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1425】
【表27】
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【1426】
[実施例674.0]
(1R,2S,P)−N−(4−(2−フルオロ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテートおよび(1R,2S,M)−N−(4−(2−フルオロ−6−メトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテートの調製
【1427】
【化682】
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1−フルオロ−2−イソチオシアナト−3−メトキシベンゼン、実施例674.1。 2−フルオロ−6−メトキシ−フェニルアミン(240mg、1.7mmol、Indofine Chemical Co.)およびDCM(15mL)の溶液に、1,1’−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(434mg、1.87mmol)を加えた。得られた混合物を室温で撹拌した。16時間後、反応物を、1/2の体積になるまで濃縮し、シリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン0〜20%EtOAcで溶出するGraceResolv シリカゲルカラム(12g)に通してクロマトグラフにかけ、表題化合物(340mg、1.86mmol、収率109%)を白色固体として得た。このようにして得られた物質をさらには精製せずに供した。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δ 7.36(q,J=8.1Hz,1H)、6.94−7.05(m,2H)、3.92(s,3H)。
【1428】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1429】
【表28】
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【1430】
[実施例676.0]
N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテートの調製
【1431】
【化683】
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2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタンスルホニルクロリド、実施例676.1。 2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタンスルホン酸(1.71g、8.30mmol、実施例7.02)のDCM(30mL)中懸濁液に、塩化オキサリル,(DCM中2M、6.22mL、12.45mmol)を加えた。懸濁液を室温で撹拌した。3日間撹拌した後、このようにして得られた物質を、さらには全くキャラクタリゼーションせずに次のステップに使用した。
【1432】
【化684】
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4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン、実施例676.2。 実施例676.2を、6−メトキシピコリノヒドラジド(実施例3.18)を使用して実施例2.04の方法と同様の方法で調製した。
【1433】
【化685】
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N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)エタンスルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテート、実施例676.0。 4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン(39mg、0.12mmol、実施例676.2)のDCM(30mL)中懸濁液に、TEA(0.066mL、0.48mmol)を加えた。この溶液に、2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタンスルホニルクロリド(50mg、0.22mmol)を加えた。懸濁液を室温で撹拌した。24時間後、反応物をさらなる2−(5−フルオロピリミジン−2−イル)エタンスルホニルクロリド(50mg)およびTEA(0.100mL)で処理した。さらに24時間後、反応物を水に注ぎ入れ、DCM(10mL)で抽出した。合わせたDCM層を真空下で濃縮し、30mL/分において20分間で水(0.1%TFA)中30〜60%MeCN(0.1%TFA)の直線勾配で溶出するPhenomenex Lunaカラム(5ミクロン、C18、110A、Axia、150×21.2mm)上での逆相分取HPLC(Shimadzu)によって精製して、表題化合物(1.2mg、1.91μmol、収率2%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.53(s,2H)、7.58−7.66(m,2H)、7.30−7.36(m,1H)、6.72(dd,J=7.7,1.5Hz,1H)、6.61(d,J=8.6Hz,2H)、3.71(m,6H)、3.57−3.64(m,2H)、3.45−3.52(m,2H)、3.18(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:516.0(M+H)
+。
【1434】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1435】
【表29】
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【1436】
[実施例695.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1437】
【化686】
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(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例695.2。 695.1(実施例18.0の方法と同様の方法で調製したもの、4.14g、7.1mmol)のTHF(90mL)中溶液に、TBAF(THF中1.0M溶液、7.8mL、7.8mmol)をシリンジにより加えた。得られた薄黄色溶液を2.5時間撹拌し、その後、さらなるTBAF(THF中1.0M溶液、3.5mL、3.5mmol)をシリンジにより加えた。さらに2.25時間後、反応混合物を1N HCl溶液(50mL)でクエンチし、EtOAc(2×)で抽出した。合わせた有機層を水(8×)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:35分間でヘキサン中30%EtOAcから純粋なEtOAcまで勾配をかける)によって精製して、695.2(1.76g、収率53%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:472.1(M+H)
+。
【1438】
【化687】
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(1R,2S)−1−(アリルオキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例695.2。695.2(1.76g、3.7mmol)のTHF(40mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド,(THF中1.0M溶液、5.0mL、5.0mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。7分後、アリルブロミド(1.3mL、15.0mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた明るい黄色溶液を−78℃で6分間撹拌し、次いで0℃に加温し、さらに40分間撹拌した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム水溶液および水の5.5:1混合物(65mL)でクエンチし、次いでEtOAc(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間でヘキサン中5%EtOAcからヘキサン中75%EtOAcまで勾配をかける)によって精製して、695.3(1.33g、収率70%)を薄黄色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:512.2(M+H)
+。
【1439】
【化688】
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(1R,2S)−1−((S)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例695.4。 695.3(1.33g、2.6mmol)のアセトン(45mL)および水(15mL)の混合物中溶液に、触媒量の四酸化オスミウム、続いて4−メチルモルホリン−N−オキシド(1.07g、9.1mmol)を加えた。得られた茶褐色溶液を室温で24時間撹拌し、次いでロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、アセトンを除去した。残留物水溶液を水で希釈し、DCM(7×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間で純粋なDCMからDCM中10%MeOHまで勾配をかける)によって精製して、695.4(1.32g、収率93%)を黄褐色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:546.2(M+H)
+。
【1440】
【化689】
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(1R,2S)−1−(2−ヒドロキシエトキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例695.5。 695.4(1.32g、2.4mmol)のTHF(30mL)および水(10mL)の混合物中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(1.44g、6.8mmol)を加えた。得られた黄色スラリーを室温で3.75時間撹拌し、次いで濾過し、濾液をDCMですすいだ。混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、有機溶媒を除去し、次いでこの混合物を水で希釈し、DCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、アルデヒドをピンク色固体として得た。アルデヒドのMeOH中氷冷溶液(60mL)に、水素化ホウ素ナトリウム(728mg、19.2mmol)を加えた。気体発生が観察された。得られた黄色溶液を0℃で2時間撹拌した。次いで混合物を1N HCl溶液(35mL)でクエンチした。次いで混合物をロータリーエバポレータ上で部分的に濃縮して、MeOHを除去し、次いでこの混合物をDCM(4×)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間で純粋なDCMからDCM中15%MeOHまで勾配をかける)によって精製して、695.5(965mg、収率78%)を黄褐色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:516.0(M+H)
+。
【1441】
【化690】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例695.6。 695.5(964mg、1.87mmol)のTHF(50mL)中−78℃溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1.0M溶液、3.93mL、3.93mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。−78℃で10分間撹拌した後、反応物を−40℃に加温し、さらに8分間撹拌した。次いで反応物を−78℃に再び冷却し、メチルトリフルオロメタンスルホネート(307μL、2.0mmol)をシリンジによりゆっくり加えた。得られた赤色溶液を−78℃で25分間撹拌し、次いで飽和塩化アンモニウム水溶液および水の2:1混合物(30mL)でクエンチした。混合物をDCM(4×)で抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:40分間で純粋なDCMからDCM中12%MeOHまで勾配をかける)によって精製して、695.6(376mg、収率38%)をオレンジ色油状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:530.2(M+H)
+。
【1442】
【化691】
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(1R,2S)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例695.7。 化合物695.6(1.39g、2.7mmol)をTFA(5mL)に溶解させ、次いでアニソール(170μL、1.5mmol)をシリンジにより加えた。得られたオレンジ色溶液を室温で7時間撹拌し、次いで濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:45分間で純粋なDCMからDCM中7%MeOHまで勾配をかける)によって精製して、695.7(143mg、収率70%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:290.1(M+H)
+。
【1443】
【化692】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(2−メトキシエトキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例695.0。 実施例Bの手順に従って、695.7(44.7mg、0.15mmol)および中間体2.2(85mg、0.22mmol)を一緒にして、695.0(82.5mg、収率89%)を薄黄色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl3
3)δ 8.64(s,2H)、7.56−7.64(m,2H)、7.26−7.35(m,1H)、6.69(d,J=8.8Hz,1H)、6.59(dd,J=8.4Hz,5.5Hz,2H)、5.13(d,J=4.9Hz,1H)、3.81−3.89(m,1H)、3.71(s,3H)、3.71(s,3H)、3.69−3.77(m,1H)、3.55−3.63(m,2H)、3.47−3.54(m,1H)、3.35(s,3H)、3.17(s,3H)、2.34(s,3H)、1.41(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:600.0(M+H)
+。
【1444】
[実施例696.0]
(2S,3R)−3−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1445】
【化693】
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(2S,3R)−3−(5−クロロピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例696.1。 圧力容器に、(E)−3−(5−クロロピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド(2−クロロ−5−クロロピリミジンから出発して10.05と同様の方法で調製したもの、70g、283mmol、1.0当量)、(S)−1−[(R)−2−(ジ−1−ナフチルホスフィノ)フェロセニル]−エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(4.54g、7.06mmol、0.025当量、Solvias)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート(2.295g、5.65mmol、0.02当量、Combi Block)およびトリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(20.55g、56.5mmol、0.2当量、Sigma Aldrich)のMeOH(1283.3mL、18.33mL/g)中溶液を装入した。反応器をアルゴンでパージし、水素を3回再充填した。反応混合物を、水素雰囲気(50psi)下において室温で96時間撹拌した。次いで反応混合物を、セライト(登録商標)という商品名の濾過材の栓に通して濾過し、減圧下で濃縮し、固体をIPA(500mL)と一緒に15分間撹拌し、濾過して、表題化合物(38g、90%ee)を得た。再結晶:実施例696.1(38g、90%ee)を、イソプロパノール(400mL)に70℃で溶解させた。均一混合物を室温に冷却し、12時間放置した。このようにして得られた白色固体を濾過し、乾燥させて、実施例696.1(31g、95%ee)を得た。同じ手順を、この物質を用いて再び繰り返して、実施例696.1(29.0g、100%ee)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.93−8.85(m,2H)、6.86(d,J=4.0Hz,2H)、3.73−3.59(m,2H)、1.31(dt,J=7.3,2.4Hz,3H)、1.25−1.19(m,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:250.2(M+H)
+。
【1446】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1447】
【表30】
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【1448】
[実施例697.0]
(2S,3R)−3−(5−シアノ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1449】
【化694】
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(2S,3R)−3−(5−シアノ−2−ピリミジニル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例697.0。 (2S,3R)−3−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ブタン−2−スルホンアミド(686.0、0.020g、0.037mmol)、メタンスルホナト(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(0.016g、0.018mmol)(Strem Chemicals,Inc.、Newburyport、MA、USAから市販)、メタンスルホナト(2−ジ−t−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(0.015g、0.018mmol)(Strem Chemicals,Inc.、Newburyport、MA、USAから市販)、メタンスルホナト[9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン][2’−アミノ−1,1’−ビフェニル]パラジウム(II)ジクロロメタン付加体(0.019g、0.018mmol)(Strem Chemicals,Inc.、Newburyport、MA、USAから市販)およびシアン化亜鉛(4.32mg、0.037mmol)(Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)を、磁気撹拌子を装着したスクリュートップバイアルに加えた。容器をスクリューキャップセプタムで密封した後、容器をアルゴンガスでパージした。次いでDMA(0.2mL)を、シリンジにより反応管に加えた。バイアルを80℃に加熱し、2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、得られた混合物をシリンジフィルターに通して濾過した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0%から100%(3:1のEtOAc:EtOH)の勾配で溶出するRediSep−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、(2S,3R)−3−(5−シアノピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ブタン−2−スルホンアミド(697.0、0.010g、0.019mmol、収率51%)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.93(s,2H)、8.56(br s,1H)、8.41(s,1H)、8.03(s,1H)、7.45(t,J=8.5Hz,1H)、6.61−6.72(m,2H)、3.90(五重線,J=7.0Hz,1H)、3.79−3.82(m,1H)、3.79(s,3H)、3.76(s,3H)、2.44(s,3H)、1.39(d,J=5.5Hz,3H)、1.38(d,J=5.6Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:535.2(M+H)
+。
【1450】
[実施例698.0]
(1R,2R)−1−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1451】
【化695】
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(1S,2S)−1−(5−クロロチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロチアゾール−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例698.1。 表題化合物を、実施例11.0に記載の手順を使用してN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド12.0および5−クロロチアゾール−2−カルボキサルデヒド(Acros Organicsから市販)から調製した。LCMS−ESI(正)m/z:271.0(M+H)
+。
【1452】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1453】
【表31】
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【1454】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1455】
【表32】
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【1456】
[実施例703.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1457】
【化696】
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(1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例703.1。 表題化合物を、実施例11.0に記載の手順を使用してN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド12.0および5−メトキシピラジン−2−カルボキサルデヒド(Frontier Scientific,Inc.から市販)から調製した。LCMS−ESI(正)m/z:269.9(M+Na)
+。
【1458】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1459】
【表33】
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【1460】
[実施例704.0]
(2R,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドおよび(2S,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1461】
【化697】
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(2R,3R)−3−(5−メトキシピラジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−(5−メトキシピラジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−(5−メトキシピラジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドおよび(2S,3S)−3−(5−メトキシピラジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例704.1。 704.1を、2−ブロモ−5−メトキシピラジン(Ark Pharm,Inc.から市販)を使用して実施例10.0の手順に従って合成した。LCMS−ESI(正)m/z:246.2(M+H)
+。
【1462】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1463】
【表34】
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【1464】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1465】
【表35】
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【1466】
[実施例711.0]
(1R,2S)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1467】
【化698】
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(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例711.1。 実施例711.1を、(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド化合物および(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例529.3のSFCキラル分離によって調製した。表題化合物は、ADカラム上で第2のピーク(その反対の鏡像異性体に対して後続のピーク)だった。250×30mm AD−Hカラム付きのThar80 SFC上において14.4mL/分のEtOH(+20mM NH
3)+65.6g/分のCO
2、80g/分の18%共溶媒を用いるラン。温度=29℃、出口圧力=100bar、波長=271nm。36.0mLの22:6:8のEtOH:MeOH:DCMに溶解させた360mgの試料を1.0mL注入;c=10mg/mL、注入1回当たり10mg。サイクルタイム5.8分間、ランタイム15分間。LCMS−ESI(正)m/z:265.1(M+H)
+。
【1468】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1469】
【表36】
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【1470】
[実施例719.0]
(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1471】
【化699】
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(1R,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−シクロブチル−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例719.0。 719.0を、1.0、3.11および24.0を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。これにより、実施例719.0を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 11.02(br.s.,1H)、8.44(d,J=1.46Hz,1H)、8.33(d,J=1.90Hz,1H)、7.64(d,J=0.73Hz,1H)、7.38(t,J=8.55Hz,1H)、6.60(d,J=8.48Hz,2H)、3.84(dd,J=1.53,8.84Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.75(s,3H)、3.33(s,3H)、2.83−2.95(m,1H)、2.39(d,J=7.89Hz,1H)、2.30(s,3H)、2.04−2.16(m,1H)、1.70−2.00(m,5H)、1.27(d,J=7.02Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:502.0(M+H)
+。
【1472】
[実施例720.0]
(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1473】
【化700】
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3,3−ジフルオロシクロブタンカルボアルデヒド、実施例720.1。250mL丸底フラスコに、(3,3−ジフルオロシクロブチル)メタノール(0.513g、4.20mmol、Advanced Chemblocks Inc.)およびDCM(20mL)を装入した。デス−マーチンペルヨージナン(1.83g、4.32mmol)を小分けにして加え、混合物を室温で撹拌した。4時間後、混合物を水(3×20mL)で洗浄し、DCM(2×10mL)で溶出するChem Elute抽出カートリッジに通した。有機層を慎重に濃縮して、透明な液体を生成物(0.54g)として得た。この物質を、精製せずに後続の反応に使用した。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.79(t,J=1.7Hz,1H)、3.13−2.96(m,1H)、2.94−2.70(m,4H)。
【1474】
【化701】
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(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例720.2。 実施例720.2を、5.0および720.1を使用して実施例264.0に記載の手順に従って調製した。これにより、実施例720.2を得た。LCMS−ESI(正)m/z:539.9(M+H)
+。
【1475】
【化702】
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(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例720.0。 表題化合物720.0は、720.2を下記のSFC条件に晒したときに溶出した第1の異性体だった:AD−H(21×150mm)カラム、20% 20mM NH
3含有のMeOH/CO
2、100bar、70mL/分、波長=220nm。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ 7.66−7.75(m,1H)、7.57−7.63(m,1H)、7.41(t,J=8.48Hz,1H)、6.69−6.81(m,3H)、4.02−4.10(m,1H)、3.74(s,3H)、3.72(s,3H)、3.17(s,3H)、2.90−3.02(m,1H)、2.37−2.64(m,3H)、2.17−2.35(m,2H)、1.27(d,J=7.02Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:539.9(M+H)
+。
【1476】
[実施例721.0]
(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1477】
【化703】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例721.0。 721.0を、後続する下記の2つのSFC精製によって720.2から調製した。第2の溶出ピークおよび第3の溶出ピークの混合物を、720.0に記載の720.2の第1の精製によって得た。ピークの混合物を、第2のSFC精製によってさらに精製した:OZ−H(21×150mm)カラム、25% 20mM NH
3含有のMeOH/CO
2、100bar、70mL/分、波長=220nm。721.0は、第2の精製の第2の溶出ピークだった。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ 7.66−7.75(m,1H)、7.54−7.63(m,1H)、7.40(t,J=8.48Hz,1H)、6.66−6.81(m,3H)、3.85−3.92(m,1H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.17(s,4H)、2.30−2.61(m,5H)、1.24(d,J=7.16Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:539.9(M+H)
+。
【1478】
[実施例722.0]
(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1479】
【化704】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例722.0。 実施例722.0は、720.0の鏡像異性体である。722.0は、720.2を720.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した最後の異性体だった。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ 7.67−7.75(m,1H)、7.57−7.63(m,1H)、7.41(t,J=8.48Hz,1H)、6.70−6.80(m,3H)、4.03−4.09(m,1H)、3.74(s,3H)、3.72(s,3H)、3.17(s,3H)、2.90−3.02(m,1H)、2.49(dt,J=6.36,12.61Hz,3H)、2.16−2.33(m,2H)、1.27(d,J=7.02Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:539.9(M+H)
+。
【1480】
[実施例723.0]
(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1481】
【化705】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例723.0。 723.0を、後続する下記の2つのSFC精製によって720.2から調製した:第2の溶出ピークおよび第3の溶出ピークの混合物を、720.0に記載の720.2の第1の精製によって得た。ピークの混合物を、第2のSFC精製によってさらに精製した:OZ−H(21×150mm)カラム、25% 20mM NH
3含有のMeOH/CO
2、100bar、70mL/分、波長=220nm。723.0は、第2の精製の第1の溶出ピークだった。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ 7.64−7.73(m,1H)、7.56−7.62(m,1H)、7.39(t,J=8.48Hz,1H)、6.67−6.80(m,3H)、3.85−3.92(m,1H)、3.73(s,3H)、3.72(s,3H)、3.17(s,4H)、2.30−2.64(m,5H)、1.25(d,J=7.02Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:540.0(M+H)
+。
【1482】
[実施例724.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1483】
【化706】
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(3,3−ジメチルシクロブチル)メタノール、実施例724.1。 3,3−ジメチルシクロブタンカルボン酸(1.00g、7.80mmol、Parkway Scientific)のTHF(30mL)中撹拌溶液に、LAH(THF中2.0M、4.3mL、8.60mmol)を10分間かけて0℃で滴下添加した。混合物を撹拌し、冷浴が効果を失いつつある中で室温にゆっくり加温した。3時間後、反応物を、0.33mLの水、0.33mLの15%NaOH、次いで1.0mLの水を逐次的に加えることによってクエンチした。混合物を15分間撹拌し、次いでこの混合物の一部を、TBME(3×20mL)で溶出するChem Elute抽出カートリッジに通した。残部を濾紙に通して濾過した。有機相を慎重に濃縮して、1.16gの透明な油状物を得た。この物質を精製せずに次の反応に使用した。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 3.58(d,J=6.72Hz,2H)、2.34−2.53(m,1H)、1.76−1.85(m,2H)、1.52(dd,J=8.77,11.98Hz,2H)、1.16(s,3H)、1.06(s,3H)。
【1484】
【化707】
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3,3−ジメチルシクロブタンカルボアルデヒド、実施例724.2。 この化合物を、724.1からの720.1の調製に記載されたように調製した。このようにして得られた724.2物質を、精製せずに次の反応に使用した。
【1485】
【化708】
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(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例724.3。 実施例724.3を、実施例724.2を使用して実施例24.01に記載の方法と同様の方法で調製し、精製の第1の溶出ピークにより、724.3を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.13−7.23(m,4H)、6.87(d,J=8.62Hz,4H)、4.48(d,J=15.20Hz,2H)、4.10(d,J=15.35Hz,2H)、3.79−3.90(m,8H)、2.93(t,J=7.31Hz,1H)、2.48(dt,J=6.58,8.62Hz,1H)、1.67−1.83(m,4H)、1.13−1.19(m,6H)、1.06(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:484.0(M+Na)
+。
【1486】
【化709】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例724.4。 724.3の精製からの第2の溶出ピークにより、724.4を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.23(d,J=8.62Hz,4H)、6.89(d,J=8.77Hz,4H)、4.35−4.44(m,2H)、4.20−4.30(m,2H)、4.05(d,J=9.35Hz,1H)、3.82(s,7H)、2.73−2.85(m,2H)、2.24(q,J=8.62Hz,1H)、1.87−1.99(m,1H)、1.68(dd,J=8.48,11.25Hz,1H)、1.21(d,J=7.16Hz,3H)、1.13(s,3H)、1.05(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:484.0(M+Na)
+。
【1487】
【化710】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例724.5。 実施例724.5を、724.3を使用して実施例24.03に記載の方法と同様の方法で調製した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 7.19−7.24(m,4H)、6.85−6.89(m,4H)、4.47(d,J=15.26Hz,2H)、4.12(d,J=15.26Hz,2H)、3.79−3.85(m,6H)、3.53−3.57(m,1H)、3.31(s,3H)、3.14(dq,J=3.42,7.07Hz,1H)、2.63−2.73(m,1H)、1.80−1.87(m,1H)、1.77(d,J=9.00Hz,2H)、1.67−1.72(m,1H)、1.12−1.18(m,6H)、1.03(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:498.0(M+Na)
+。
【1488】
【化711】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例724.6。 実施例724.6を、724.5を使用して実施例24.0に記載の方法と同様の方法で調製した。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 4.52−4.87(m,2H)、3.51(s,3H)、3.36−3.42(m,1H)、3.05−3.15(m,1H)、2.58−2.80(m,1H)、1.65−1.86(m,4H)、1.39(d,J=7.16Hz,3H)、1.17(s,3H)、1.06(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:258.0(M+Na)
+。
【1489】
【化712】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例724.7。 724.7を、1.0、3.11および724.6を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。LCMS−ESI(正)m/z:530.0(M+H)
+。
【1490】
【化713】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例724.0。 表題化合物724.0は、724.7を下記のSFC条件に晒したときに溶出した第1の異性体だった:AD−H(21×250mm)カラム、20〜80%iPrOH/CO
2、186bar、70mL/分、波長=220nm。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 11.01(br.s.,1H)、8.44(s,1H)、8.32(s,1H)、7.63(s,1H)、7.39(t,J=8.55Hz,1H)、6.61(t,J=7.75Hz,2H)、3.76(s,3H)、3.73(s,3H)、3.60(dd,J=3.22,4.38Hz,1H)、3.36(s,3H)、3.25−3.35(m,1H)、2.62(dt,J=4.46,8.81Hz,1H)、2.30(s,3H)、1.59−1.89(m,4H)、1.22(d,J=7.16Hz,3H)、1.07(s,3H)、0.99(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.0(M+H)
+。
【1491】
[実施例725.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1492】
【化714】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例725.0。 実施例725.0は、実施例724.0の鏡像異性体である。実施例725.0は、724.7を724.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 10.99(br.s.,1H)、8.44(d,J=1.61Hz,1H)、8.32(d,J=1.75Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.39(t,J=8.48Hz,1H)、6.61(t,J=7.75Hz,2H)、3.76(s,3H)、3.73(s,3H)、3.56−3.64(m,1H)、3.36(s,3H)、3.31(s,1H)、2.62(dt,J=4.68,8.84Hz,1H)、2.30(s,3H)、1.59−1.90(m,4H)、1.22(d,J=7.16Hz,3H)、1.07(s,3H)、0.99(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.0(M+H)
+。
【1493】
[実施例726.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1494】
【化715】
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【1495】
[実施例726.1]
(1R,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド。 実施例726.1を、724.4を使用して724.6の方法と同様の方法で調製した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 4.51(br.s.,2H)、3.93(d,J=9.39Hz,1H)、3.43(s,3H)、3.07(q,J=6.85Hz,1H)、2.28−2.43(m,1H)、2.05(t,J=11.54Hz,1H)、1.81−1.92(m,1H)、1.67−1.78(m,1H)、1.45−1.54(m,1H)、1.35(d,J=7.04Hz,3H)、1.18(s,3H)、1.07(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:258.0(M+Na)
+。
【1496】
【化716】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例726.2。 実施例726.2を、1.0、3.11および726.1を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。LCMS−ESI(正)m/z:530.0(M+H)
+。
【1497】
【化717】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例726.0。 表題化合物726.0は、726.2を下記のSFC条件に晒したときに溶出した第1の異性体だった:AD−H(21×250mm)カラム、20〜80%iPrOH/CO
2、186bar、70mL/分、波長=220nm。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 11.03(br.s.,1H)、8.44(d,J=1.61Hz,1H)、8.33(d,J=1.75Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.38(t,J=8.48Hz,1H)、6.60(d,J=8.62Hz,2H)、3.83(dd,J=1.32,8.92Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.31(s,3H)、2.83−2.95(m,1H)、2.30(m,4H)、1.85−1.97(m,1H)、1.59−1.77(m,2H)、1.46−1.56(m,1H)、1.27(d,J=7.02Hz,3H)、1.12(s,3H)、1.04(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.0(M+H)
+。
【1498】
[実施例727.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1499】
【化718】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例727.0。 実施例727.0は、実施例726.0の鏡像異性体である。実施例727.0は、726.2を726.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 11.03(br.s.,1H)、8.44(d,J=1.46Hz,1H)、8.33(d,J=1.90Hz,1H)、7.64(s,1H)、7.38(t,J=8.55Hz,1H)、6.60(d,J=8.62Hz,2H)、3.83(dd,J=1.32,8.92Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.74(s,3H)、3.31(s,3H)、2.83−2.93(m,1H)、2.30(m,4H)、1.91(ddd,J=3.87,7.64,11.14Hz,1H)、1.58−1.77(m,2H)、1.46−1.56(m,1H)、1.27(d,J=7.16Hz,3H)、1.12(s,3H)、1.04(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:530.0(M+H)
+。
【1500】
[実施例728.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドの調製
【1501】
【化719】
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(R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例728.1。 150mL丸底フラスコに、383.2(0.266g、0.58mmol)およびDCM(5mL)を装入した。TEA(0.100mL、0.72mmol)を加え、薄黄色溶液を0℃で撹拌した。(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(0.150mL、0.653mmol)を、1分間かけて滴下添加し、混合物を0℃で10分間撹拌した。冷浴を除去し、混合物を室温で撹拌した。3時間後、TEA(0.20mL)を加え、続いて(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(0.15mL)を滴下添加した。混合物を室温で14時間撹拌した。次いで混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、飽和塩化ナトリウム水溶液(2×20mL)で洗浄した。有機相を、EtOAc(2×10mL)で溶出するChem Elute抽出カートリッジ(5mL)に通すことによって乾燥させた。有機物質を濃縮し、得られた生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(25g、溶離液:ヘキサン中0〜50%EtOAc)によって精製して、728.1(0.33g、収率98%)を透明な油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.57(s,2H)、7.20(d,J=8.77Hz,4H)、6.85(d,J=8.62Hz,4H)、5.41(dd,J=5.48,6.94Hz,1H)、4.15−4.30(m,4H)、3.81(s,6H)、3.69−3.78(m,1H)、3.38(dd,J=5.41,13.59Hz,1H)、2.32(s,3H)、0.80−0.89(m,9H)、0.12(s,3H)、−0.06(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:572.0(M+H)
+。
【1502】
【化720】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例728.2。 728.2を、728.1を使用して実施例15.0に記載の方法と同様の方法で調製した。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.59(s,2H)、5.41−5.49(m,1H)、4.97−5.16(m,2H)、3.71−3.82(m,1H)、3.58−3.68(m,1H)、2.34(s,3H)、0.86(d,J=1.32Hz,9H)、0.09(s,3H)、−0.06(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:332.0(M+H)
+。
【1503】
【化721】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドおよび(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例728.3。 実施例728.3を、1.0、3.11および728.2を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。これにより、実施例728.3を得た。LCMS−ESI(正)m/z:512.0(M+H)
+。
【1504】
【化722】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例728.0。 表題化合物728.0は、728.3を下記のSFC条件に晒したときに溶出した第1の異性体だった:OZ−H(21×250mm)カラム、45%MeOH/CO
2、100bar、60mL/分、波長=220nm。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 11.14(br.s.,1H)、8.58(s,2H)、8.45(d,J=1.61Hz,1H)、8.34(d,J=1.90Hz,1H)、7.64(s,1H)、7.39(t,J=8.48Hz,1H)、6.61(dd,J=1.10,8.55Hz,2H)、5.35(d,J=9.21Hz,1H)、4.37(br.s.,1H)、3.71−3.81(m,7H)、3.51(dd,J=9.28,14.25Hz,1H)、2.32(d,J=6.58Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:512.0(M+H)
+。
【1505】
[実施例729.0]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドの調製
【1506】
【化723】
[この文献は図面を表示できません]
(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミドまたは(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシ−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)エタンスルホンアミド、実施例729.0。 実施例729.0は、728.0の鏡像異性体である。実施例729.0は、728.3を728.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 11.14(br.s.,1H)、8.58(s,2H)、8.45(d,J=1.61Hz,1H)、8.34(d,J=1.90Hz,1H)、7.64(s,1H)、7.39(t,J=8.48Hz,1H)、6.61(dd,J=1.10,8.55Hz,2H)、5.35(d,J=9.21Hz,1H)、4.37(br.s.,1H)、3.71−3.81(m,7H)、3.51(dd,J=9.28,14.25Hz,1H)、2.32(d,J=6.58Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:512.0(M+H)
+。
[実施例730.0]
(1R,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1507】
【化724】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例730.1。 実施例730.1を、1.1、3.11および726.1を使用して実施例Aに記載の手順に従って調製した。これにより、実施例730.1を得た。LCMS−ESI(正)m/z:548.0(M+H)
+。
【1508】
【化725】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例730.0。 表題化合物730.0は、730.1を下記のSFC条件に晒したときに溶出した第1の異性体だった:IE(21×150mm)カラム、30% 20mM NH
3含有のMeOH/CO
2、70mL/分、波長=220nm。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 10.99(br.s.,1H)、8.44(s,1H)、7.61−7.69(m,2H)、6.71−6.80(m,1H)、3.93(s,6H)、3.85(dd,J=1.46,8.92Hz,1H)、3.34(s,3H)、3.24(s,3H)、2.91(dd,J=1.53,7.09Hz,1H)、2.21−2.39(m,1H)、1.87−1.99(m,1H)、1.70−1.80(m,1H)、1.62−1.69(m,1H)、1.46−1.56(m,1H)、1.27(d,J=7.02Hz,3H)、1.13(s,3H)、1.05(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:548.0(M+H)
+。
【1509】
[実施例731.0]
(1R,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1510】
【化726】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3,3−ジメチルシクロブチル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例731.0。 実施例731.0は、730.1を730.0に記載のSFC条件に晒したときに溶出した第2の異性体だった。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 10.99(br.s.,1H)、8.44(s,1H)、7.61−7.71(m,2H)、6.72−6.81(m,1H)、3.93(s,6H)、3.85(dd,J=1.32,8.92Hz,1H)、3.34(s,3H)、3.24(s,3H)、2.86−2.97(m,1H)、2.22−2.40(m,1H)、1.87−1.98(m,1H)、1.63−1.79(m,2H)、1.54(d,J=9.79Hz,1H)、1.27(d,J=7.02Hz,3H)、1.13(s,3H)、1.05(s,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:548.0(M+H)
+。
【1511】
[実施例732.0]
(2S,3R)−N−(4−(3,5−ジブロモ−2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1512】
【化727】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−N−(4−(3,5−ジブロモ−2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例732.0。 <5℃でDMF(1mL)中のNBS(436mg、2.45mmol)を含むバイアルに、(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(実施例263.0)(300mg、0.57mmol)のDMF(1mL)中不均一溶液を加えた。添加が完了したら、混合物を23℃に加温し、LCMS−ESIによってモニターした。19時間後、混合物を氷浴中で冷却した。20分後、さらなるNBS(421mg、2.37mmol)を小分けにして加えて、反応を完了させようと試みた。NBSを完全に加えたら、混合物を23℃に加温し、LCMS−ESIによってモニターした。合計で91時間後、混合物をEtOAcで希釈し、次いで飽和塩化ナトリウム水溶液で3回洗浄した。水性洗液を貯留し、次いでEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで濾過し、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜60%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、(2S,3R)−N−(4−(3,5−ジブロモ−2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(実施例732.0)を白色固体(199mg、0.29mmol、収率51%)として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ 13.80(s,1H)、8.57(s,2H)、8.52(s,1H)、8.30(s,1H)、8.23(d,J=1.5Hz,1H)、7.71(s,1H)、3.72(s,3H)、3.72(s,3H)、3.70−3.62(m,2H)、2.28(s,3H)、2.23(s,3H)、1.24(d,J=6.8Hz,3H)、1.16(d,J=6.8Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:682.1(M+H)
+。
【1513】
[実施例733.0]
(2S,3R)−N−(5−(5−ブロモピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1514】
【化728】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例733.1。 900mL圧力反応器に窒素流下で、(E)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド、実施例10.05(40.00g、0.1760mol、1当量)、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(12.79g、0.0352mol、0.2当量、Aldrich)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート(1.43g、0.00352mol、0.02当量、Stream Chemicals,Inc.)、(S)−1−[(R)−2−(ジ−1−ナフチルホスフィノ)フェロセニル]−エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(2.60g、0.00405mol、0.023当量、Solvias)およびMeOH(520mL)を装入した。混合物を窒素で、次いで水素でパージし、混合物を3〜4barの水素下で20時間撹拌した。反応物をHPLCによってモニターすると、完全な転化が示された。反応器を窒素でパージし、得られた懸濁液を工業用真空下において35℃で濃縮して、オレンジ色固体を得た。このようにして得られた物質をEtOH(742mL)と混合し、得られた懸濁液を20〜25℃で40分間撹拌した。固体を濾過し、EtOH(2×97mL)で洗浄し、真空下において40℃で乾燥させて、表題化合物を白色粉末(収率85.2%、99%ee)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 8.61(s,2H)、6.84(s,2H)、3.69(tt,J=12.4,4.5Hz,2H)、2.25(s,3H)、1.32(d,J=6.9Hz,3H)、1.20(d,J=7.0Hz,3H)。MS(ESI,正イオン)m/z;230.1(M+H)
+。
【1515】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1516】
【表37】
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【1517】
[実施例734.0]
(2S,3R)−N−(5−(5−シクロプロピルピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1518】
【化729】
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(2S,3R)−N−(5−(5−シクロプロピルピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例734.0。 (2S,3R)−N−(5−(5−ブロモピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(実施例733.0)(110mg、0.19mmol)を、1,4−ジオキサン(0.6mL)および水(0.06mL)に懸濁させた。次いで、カリウムシクロプロピルトリフルオロボレート(84mg、0.57mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)、DCMとの錯体(48mg、0.06mmol)、および炭酸カリウム(109mg、0.79mmol)をバイアルに加えた。窒素を混合物に10分間吹き込み、次いで混合物を90℃に加熱した。20時間後、反応物を室温に冷却し、次いでシリカゲルカラム(ヘプタン中20〜85%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、(2S,3R)−N−(5−(5−シクロプロピルピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(実施例734.0)を茶褐色固体(63mg、0.11mmol、収率61%)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.35(s,1H)、8.59(d,J=0.8Hz,2H)、8.50(d,J=2.1Hz,1H)、8.34(d,J=2.1Hz,1H)、7.58−7.47(m,2H)、7.09(t,J=2.2Hz,1H)、6.83(dd,J=2.4,8.6Hz,2H)、3.74−3.65(m,7H)、3.59(dd,J=3.2,6.9Hz,1H)、2.23(s,3H)、1.96−1.88(m,1H)、1.24(d,J=7.3Hz,3H)、1.10(d,J=6.8Hz,3H)、1.01−0.94(m,2H)、0.48−0.42(m,2H)。質量スペクトル(正)m/z:550.2(M+H)
+。
【1519】
[実施例735.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1520】
【化730】
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(1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例735.1。 −78℃でN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(実施例12.0)(1.0g、2.9mmol)のTHF(9.5mL)中撹拌溶液に、n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M、1.3mL、3.15mmol)を滴下添加した。5分後、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−カルボアルデヒド(460mg、3.15mmol)のTHF中溶液を、5分間かけて滴下添加した。添加が完了したら、反応物を−78℃に維持し、LCMS−ESIによってモニターした。3時間後、反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。EtOAcで3回抽出した後、有機物を貯留し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過および減圧下での濃縮後、暗い茶褐色残留物を、ヘプタン中0〜60%の(3:1のEtOAc:EtOH)で溶出するシリカゲル上で精製して、下記の化合物(カラムから出てきた順番で):(1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例735.1(0.5g、1.01mmol、収率35%)を得た。
【1521】
【化731】
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(1S,2S)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例735.2。 735.1に記載の条件下でのさらなる溶出により、実施例735.2(0.39g、0.79mmol、収率28%)を得た。
【1522】
【化732】
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(1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例735.3。 (1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例735.1)(1.01g、2.02mmol)を含むフラスコに、DCM(5mL)を加えた。次いでアニソール(0.9mL、8.15mmol)を加えた。不均一溶液を23℃で撹拌した。2分後、TFA(5.3mL、69mmol)を反応溶液に滴下添加した。均一反応物を23℃で撹拌し、LCMS−ESIによってモニターした.19時間後、反応物を減圧下で濃縮した。薄黄色残留物が、(1S,2R)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例735.3、746mg、2.02mmol、収率100%)のTFA塩として同定され、これを精製せずに使用した。質量スペクトル(正)m/z:256.2(M+H)
+。
【1523】
【化733】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例735.4。 表題化合物735.4を、実施例Aに記載の手順を使用して735.3(746mg、2.02mmol)から調製した。これにより、実施例735.4(100mg、0.19mmol)を薄黄色フィルム状物として得た。質量スペクトル(正)m/z:536.2(M+H)
+。
【1524】
【化734】
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(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例735.0。 実施例735.4の精製により、下記のSFC条件下で溶出した第1の異性体として表題化合物735.0が生じた:AD−H(2×25cm)45%イソプロパノール(0.2%DEA)/CO
2、100barの60mL/分、220nm。注入量:0.5mL、10mg/mL、実施例735.4のMeOH溶液。(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.68−8.51(m,2H)、8.40(td,J=1.1,6.8Hz,1H)、7.85(td,J=1.9,8.0Hz,1H)、7.77(d,J=0.8Hz,1H)、7.55−7.41(m,3H)、7.30(ddd,J=1.3,6.7,9.2Hz,1H)、6.90(dt,J=1.1,6.8Hz,1H)、6.83−6.76(m,2H)、5.63(dd,J=1.1,1.8Hz,1H)、3.78(s,3H)、3.75(s,3H)、3.68−3.60(m,1H)、1.23−1.19(m,3H)。質量スペクトル(正)m/z:536.2(M+H)
+。
【1525】
[実施例736.0]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1526】
【化735】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例736.0。 実施例735.4の精製により、下記のSFC条件下で溶出した第2の異性体として表題化合物736.0が生じた:AD−H(2×25cm)45%イソプロパノール(0.2%DEA)/CO
2、100barの60mL/分、220nm。注入量:0.5mL、10mg/mL、実施例735.4のMeOH溶液。(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 8.65−8.53(m,2H)、8.39(td,J=1.2,6.7Hz,1H)、7.88−7.81(m,1H)、7.76(s,1H)、7.55−7.39(m,3H)、7.28(ddd,J=1.2,6.8,9.1Hz,1H)、6.89(dt,J=1.1,6.8Hz,1H)、6.83−6.75(m,2H)、5.62(dd,J=1.1,1.8Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.76−3.72(m,3H)、3.63(dq,J=1.8,7.0Hz,1H)、1.22−1.17(m,3H)。質量スペクトル(正)m/z:536.2(M+H)
+。
【1527】
[実施例737.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1528】
【化736】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例737.1。 実施例15.0の精製により、下記のSFC条件下で溶出した第2の異性体として表題化合物737.1が生じた:AD−H(250×21cm)12%EtOH/CO
2、165〜172barの入口圧力、70mL/分、220nm。(1S,2R)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−1−エトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例737.1)
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.73−8.60(m,2H)、6.74(s,2H)、4.97−4.85(m,1H)、3.61−3.37(m,3H)、2.36−2.23(m,3H)、1.36−1.24(m,3H)、1.14−1.06(m,3H)。質量スペクトル(正)m/z:260.1(M+H)
+。
【1529】
【化737】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−エトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例737.0。 表題化合物737.0を、実施例Aに記載の手順を使用して737.1(207mg、0.8mmol)から調製した。これにより、実施例737.0(35mg、0.07mmol)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.72(s,1H)、8.63(d,J=0.6Hz,2H)、8.53(d,J=1.5Hz,1H)、8.25(d,J=1.9Hz,1H)、7.80−7.69(m,1H)、7.66(s,1H)、7.43(dt,J=4.3,8.9Hz,2H)、4.96(d,J=3.7Hz,1H)、3.44−3.25(m,3H)、2.27(s,3H)、2.25(s,3H)、1.17(d,J=7.0Hz,3H)、0.93(t,J=6.9Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/z:530.2(M+H)
+。
【1530】
[実施例738.0]
(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1531】
【化738】
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5−メチルピリミジン−2−カルボニトリル、実施例738.1。2−クロロ−5−メチルピリミジン(500g、3889mmol、1.0当量)のDMF(5000mL)中溶液をN
2で20分間脱気し、次いでdppf(108g、194mmol、0.05当量)およびPd
2(dba)
3(178g、194mmol、0.05当量)を反応混合物に加えた。Zn(CN)
2(685g、5834mmol、1.5当量)を加え、反応混合物を100℃で16時間加熱した。反応物を水(5000mL)でクエンチし、10分間撹拌した。反応混合物を、セライト(登録商標)という商品名の濾過材のパッドに通して濾過した。濾液を水(4000mL)で希釈し、EtOAc(2×4000mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(4000mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物を、シリカゲル(60〜120メッシュ)およびヘキサン中0〜10%EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーによってさらに精製して、実施例738.1(330g、71%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.89(s,2H)、2.39(s,3H)。
【1532】
【化739】
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N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例738.2。 実施例12.0(293g、839mmol、2.0当量)のTHF(2000mL)中溶液に、イソプロピルマグネシウムクロリド(420mL、839mmol、2.0当量、ジエチルエーテル中2.0M)を0℃で加えた。反応混合物を25℃で3時間撹拌した。反応混合物に、THF(100mL)中の5−メチルピリミジン−2−カルボニトリル(738.1、50g、420mmol、1.0当量)を0℃で加え、室温で2時間撹拌した。反応物を1.5N HCl(500mL)、水(2000mL)でクエンチし、10分間撹拌した。混合物をEtOAc(2×1000mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(500mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過した。有機層を減圧下で濃縮して、初期化合物を得、この初期化合物をシリカゲル(100〜200メッシュ)および溶離液としてのヘキサン中0〜50%EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーによって精製して、実施例738.2(60g、収率30%)を茶褐色液体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.90(s,2H)、7.15−7.09(m,4H)、6.85−6.80(m,4H)、4.34−4.18(m,5H)、3.71(s,6H)、2.39(s,3H)、1.50(d,J=6.9Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:(M+H)
+:470.0。
【1533】
【化740】
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(E)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパ−1−エン−2−スルホンアミド、実施例738.3。 実施例738.2(120g、256mmol、1.0当量)のDMF(1200mL)中溶液に、2−ヨードプロパン(129mL、1278mmol、5.0当量)および炭酸カリウム(70.6g、511mmol、2.0当量)を加えた。反応混合物を60℃で14時間撹拌した。反応物を水(1000mL)でクエンチし、10分間撹拌し、次いでEtOAc(2×1000mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1000mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、初期物質を得た。このようにして得られた生成物をシリカゲル(100〜200メッシュ)および溶離液としてのヘキサン中0〜50%EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーによって精製して、実施例738.3(75g、収率57.4%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.72(s,2H)、7.09(d,J=8.3Hz,4H)、6.86(d,J=8.3Hz,4H)、4.16(s,4H)、3.73(d,J=1.1Hz,6H)、3.71−3.67(m,1H)、2.31(s,3H)、1.87(s,3H)、1.19−1.16(m,6H)。MS(ESI 正イオン)m/z:(M+H)
+:512.1
【1534】
【化741】
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(1S,2R)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例738.4。 実施例738.3(180g、352mmol、1.0当量)のMeOH(1800mL)中溶液に、亜鉛トリフレート(256g、704mmol、2.0当量)および(S)−RuCl[(p−シメン(BINAP)]Cl(6.54g、7.04mmol、0.02当量)を加え、混合物をH
2圧(60psi)下において60℃で16時間加熱した。次いで反応混合物を減圧下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物を、シリカゲル(60〜120メッシュ)および溶離液としてのDCM中0〜50%EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーによってさらに精製して、実施例738.4(140g、77%、92%ee)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.71(s,2H)、7.25−7.15(m,4H)、6.95−6.75(m,4H)、4.82(dd,J=7.8,1.8Hz,1H)、4.39(d,J=15.6Hz,2H)、4.13(d,J=15.7Hz,2H)、3.82(qd,J=8.5,7.9,6.0Hz,1H)、3.65(s,6H)、3.41−3.35(m,1H)、2.27(s,3H)、1.12(dd,J=6.2,1.8Hz,3H)、1.02(dd,J=7.1,2.0Hz,3H)、0.96(dd,J=6.3,1.8Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:(M+H)
+:514.2。
【1535】
【化742】
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(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例738.5。 実施例738.4(140.0g、273mmol、1.0当量)のDCM(500mL)中溶液に、TFA(250mL)を0℃で加えた。次いで、得られた混合物を室温で16時間撹拌した。次に、反応混合物を減圧下で濃縮して、初期物質を得、この初期物質をDCM(1000mL)に溶解させ、飽和NaHCO
3水溶液(1000mL)で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物を、シリカゲル(60〜120メッシュ)およびDCM中0〜2%MeOHを使用するカラムクロマトグラフィーによってさらに精製して、実施例738.5(72g、収率97%、90%ee)をオフホワイト色固体として得た。実施例738.5(72g、90%ee)をイソプロパノール(500mL)に懸濁させ、混合物が均一になるまで70℃に加熱した。溶液が均一になったらすぐに、混合物を室温に終夜冷却した。このようにして得られた白色固体を濾過し、真空下で乾燥させて、化合物−6(30g、>99%ee)を得た。母液を濃縮し、得られた固体を、同じ手順に従って再び再結晶した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.70(d,J=2.3Hz,2H)、6.45(d,J=2.4Hz,2H)、4.68(dd,J=8.8,2.5Hz,1H)、3.59−3.52(m,1H)、3.48(ddd,J=9.7,7.4,4.9Hz,1H)、2.29(d,J=2.6Hz,3H)、1.13(dd,J=6.1,2.5Hz,3H)、0.93(dd,J=7.1,2.5Hz,3H)、0.88(dd,J=6.3,2.5Hz,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:[M+1]:274.1。
【1536】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1537】
【表38】
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【1538】
[実施例741.0]
(1R,2S)−1−メトキシ−N−(4−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1539】
【化743】
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3−イソチオシアナト−2−メトキシピリジン、実施例741.1。 無水DCM(20mL)中の1,1’−チオカルボニルジ−2(1h)−ピリドン(2.58g、11.1mmol)を含むフラスコに、3−アミノ−2−メトキシピリジン(1.24g、10.0mmol)の無水DCM(20mL)中溶液を23℃で20分間かけて加えた。30分後、反応物を、約10mLの体積になるまで減圧下で濃縮した。次いでこの反応物を、シリカゲルカラム(ヘプタン中0〜30%EtOAc)上に載せた。純粋な生成物を含有するフラクションを合わせ、減圧下で濃縮して、無色液体を3−イソチオシアナト−2−メトキシピリジン(実施例741.1)(1.34g、8.0mmol、収率80%)として得、これをさらには精製せずに使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.14−8.09(m,1H)、7.73−7.68(m,1H)、7.03(tdd,J=1.2,5.0,7.6Hz,1H)、4.01−3.96(m,3H)。質量スペクトル(正)m/z:167.1(M+H)
+。
【1540】
【化744】
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(Z)−N−(((1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)−N’−(2−メトキシピリジン−3−イル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例741.2。 中間体14.0(253mg、1.03mmol)を含むバイアルに、ACN(4mL)を加えた。10分後、実施例741.1(188mg、1.13mmol)を小分けにして慎重に加えた。混合物を氷浴中で冷却し、次いで炭酸セシウム(439mg、1.35mmol)を小分けにして慎重に加えた。炭酸セシウムを完全に加えたら、混合物を23℃に加温した。19時間後、混合物を氷水浴中で冷却した。20分後、6−メトキシ−ピリジン−2−カルボン酸ヒドラジド(174mg、1.04mmol)、次いで硝酸銀(365mg、2.15mmol)を小分けにして慎重に加えた。これは発熱性の反応物であり、室温に加温すると反応物が明るいオレンジ色になり、次いで暗い茶褐色なった。混合物を23℃に加温した。25分後、混合物をBiotage SNAP Ultraカラム上に直接載せ、精製した(ヘプタン中25〜90%3:1のEtOAc:EtOH)。純粋な生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、白色泡状物を(Z)−N−(((1R,2S)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(6−メトキシピコリノイル)−N’−(2−メトキシピリジン−3−イル)ヒドラジンカルボキシミドアミド(実施例741.2)(471.0mg、0.865mmol、収率84%)として得、これをさらには精製せずに使用した。質量スペクトル(正)m/z:545.0(M+H)
+。
【1541】
【化745】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S,P)−1−メトキシ−N−(4−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S,M)−1−メトキシ−N−(4−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミド、実施例741。 イソプロパノール(2mL)および水(1mL)中の実施例741.2(471mg、0.86mmol)を含むバイアルに、NaOH 1.0N溶液(1.1mL、1.1mmol)を慎重に、反応混合物に滴下添加した。1N NaOHを完全に加えたら、混合物を、予備加熱された撹拌板上において80℃で加熱した。8日後、反応物を室温に冷却し、次いで水で希釈した。pHを、1N HClの滴下添加によってpH約7に慎重に調整した。反応混合物をDCMで3回抽出した。有機層を貯留し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過および減圧下での濃縮後、残留物をBiotage Snap Ultraシリカゲルカラム(ヘプタン中25〜75%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、フィルム状物を得、このフィルム状物をEtOHとすり混ぜて、白色固体を(1R,2S)−1−メトキシ−N−(5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例741.0)(223mg、0.423mmol、収率49.0%)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.53−13.33(m,1H)、8.65(dd,J=0.7,3.0Hz,2H)、8.27(ddd,J=1.7,5.1,10.5Hz,1H)、7.95−7.81(m,2H)、7.64(ddd,J=0.7,2.0,7.4Hz,1H)、7.19(ddd,J=5.0,7.6,17.7Hz,1H)、6.91−6.83(m,1H)、4.84(dd,J=3.3,15.8Hz,1H)、3.72(d,J=3.9Hz,3H)、3.51−3.36(m,2H)、3.17−3.07(m,3H)、3.04(d,J=4.8Hz,3H)、2.26(s,3H)、1.22−1.10(m,3H)。質量スペクトル(正)m/z:527.0(M+H)
+。
【1542】
[実施例742.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−1−(1−メチルエトキシ)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−1−(1−メチルエトキシ)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1543】
【化746】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.1。 −78℃でN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(実施例12.0)(3.0g、8.6mmol)のTHF(43mL)中撹拌溶液に、n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M、3.8mL、9.5mmol)を滴下添加した。5分後、5−メトキシピラジン−2−カルボキシアルデヒド(1.19g、8.6mmol)の無水THF(14mL)中溶液を、5分間かけて滴下添加した。添加が完了したら、反応物を−78℃に維持し、LCMS−ESIによってモニターした。1時間後、反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。EtOAcで3回抽出した後、有機層を貯留し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過および減圧下での濃縮後、暗い茶褐色残留物を、ヘプタン中20〜100%EtOAcで溶出するシリカゲル上で精製して、下記の化合物(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例742.1)(1.98g、4.06mmol、収率47%)を薄黄色固体として得た。質量スペクトル(正)m/z:488.2(M+H)
+。
【1544】
【化747】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.2。 実施例742.1に記載の条件を使用するさらなる溶出により、742.2(0.83g、1.70mmol、収率20%)を薄黄色固体として得た。質量スペクトル(正)m/z:488.2(M+H)
+。
【1545】
【化748】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.3。 無水トルエン(16mL)中の(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例742.2、2.00g、4.12mmol)およびヨウ化イソプロピル(5.8mL、58mmol)を含むバイアルに、酸化銀(I)(1.9g、8.3mmol)を小分けにして慎重に加えた。酸化銀を完全に加えたら、反応物を光から保護し、70℃に加熱した。24時間後、混合物を室温に冷却し、次いでChemglass使い捨て型フィルターに通して濾過し、このフィルターをEtOAcですすいだ。濾液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜50%EtOAc)上で精製した。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、暗い黄色ゴム状物を(1S,2S)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.3(776mg、1.47mmol、収率36%)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.33(d,J=1.5Hz,1H)、8.28(d,J=1.2Hz,1H)、7.21−7.15(m,4H)、6.89−6.84(m,4H)、4.81(d,J=7.3Hz,1H)、4.34(d,J=15.3Hz,2H)、4.15(d,J=15.3Hz,2H)、3.93(s,3H)、3.75−3.70(m,7H)、3.39(五重線,J=6.1Hz,1H)、1.13(d,J=6.0Hz,3H)、1.03(d,J=7.0Hz,3H)、0.99(d,J=6.2Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/z:530.0(M+H)
+。
【1546】
【化749】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよびラセミ体状(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.4。 アニソール(0.64mL、5.86mmol)を、(1S,2S)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例742.3、776mg、1.46mmol)およびDCM(3.6mL)を含むバイアルに加えた。均一溶液を氷水浴中で冷却した。15分後、TFA(3.6mL、47mmol)を反応溶液に滴下添加した。TFAを完全に加えたら、反応物を23℃に加温した。20時間後、茶褐色がかった反応溶液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中5〜75%EtOAc)上に載せた。生成物を含有するフラクションを減圧下で濃縮して、オフホワイト色固体を(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例742.4)として得、これをさらには精製せずに使用した。質量スペクトル(正)m/z:290.0(M+H)
+。
【1547】
【化750】
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(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミドおよび(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド(実施例742.5)。 (1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.4(302mg、1.04mmol)を含むバイアルに、ACN(4.1mL)を加えた。10分後、2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン、中間体1.0(207mg、1.06mmol)を小分けにして慎重に加えた。混合物を氷浴中で冷却し、次いで炭酸セシウム(444mg、1.36mmol)を、小分けにして均一溶液に慎重に加えた。炭酸セシウムを完全に加えたら、混合物を23℃に加温した。19時間後、混合物を氷水浴中で冷却した。20分後、5−メチルニコチン酸ヒドラジド(161mg、1.06mmol)、次いで硝酸銀(388mg、2.28mmol)を小分けにして慎重に加えた。これは発熱性の反応物であり、室温に加温すると明るいオレンジ色になり、次いで暗い茶褐色に変わった。混合物を23℃に加温した。さらに25分後、混合物をBiotage SNAP Ultraカラム上に直接載せ、精製した(ヘプタン中25〜90%3:1のEtOAc:EtOH)。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、薄ピンク色フィルム状物を(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミドおよび(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例742.5(361.5mg、0.601mmol、収率57.5%)として得、これをさらには精製せずに使用した。質量スペクトル(正)m/z:602.0(M+H)
+。
【1548】
【化751】
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(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.6。 イソプロパノール(1.6mL)および水(0.8mL)中の(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミドおよび(Z)−N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例742.5(361mg、0.60mmol)を含むバイアルに、NaOH 1.0N溶液(0.73mL、0.73mmol)を慎重に滴下添加した。1N NaOHを完全に加えたら、混合物を、予備加熱された撹拌板上において80℃で加熱し、LCMS−ESIによってモニターした。23時間後、反応物を室温に冷却し、次いで反応物を水で希釈した。pHを、1N HClの滴下添加によってpH約7に慎重に調整した。反応混合物をDCMで3回抽出した。有機物を貯留し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過および減圧下での濃縮後、残留物をBiotage Snap Ultraシリカゲルカラム(ヘプタン中15〜60%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシ−1−(5−メトキシピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例742.6(137mg、0.23mmol、収率39%)を白色泡状物として得た。質量スペクトル(正)m/z:584.0(M+H)
+。
【1549】
下記の表に記載の化合物を、記載された手順に従って精製した。
【1550】
【表39】
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【1551】
[実施例744.0]
(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1552】
【化752】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例744.1。 −78℃でN,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(実施例12.0)(3.46g、9.90mmol)のTHF(49mL)中撹拌溶液に、n−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5M、4.4mL、10.9mmol)を滴下添加した。5分後、5−クロロ−2−ピリジンカルボアルデヒド(1.4g、9.9mmol)の無水THF(16.5mL)中溶液を、5分間かけて滴下添加した。添加が完了したら、反応物を−78℃に維持し、LCMS−ESIによってモニターした。1時間後、反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。EtOAcで3回抽出した後、有機物を貯留し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過および減圧下での濃縮後、暗い茶褐色残留物を、ヘプタン中0〜100%3:1のEtOAc:EtOHで溶出するシリカゲル上で精製して、(1R,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例744.1)(3.16g、6.44mmol、収率65.0%)を薄黄色固体として得た。質量スペクトル(正)m/z:491.1(M+H)
+。
【1553】
【化753】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例744.2。 実施例744.1に記載の条件を使用するさらなる溶出により、(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例744.2)(1.54g、3.14mmol、収率31.7%)を薄黄色固体として得た。質量スペクトル(正)m/z:491.0(M+H)
+。
【1554】
【化754】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例744.3。 無水トルエン(13mL)中の(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例744.2、1.6g、3.3mmol)およびヨウ化イソプロピル(4.6mL、46mmol)を含むバイアルに、酸化銀(I)(1.57g、6.77mmol)を小分けにして慎重に加えた。酸化銀を完全に加えたら、反応物を光から保護し、70℃に加熱した。24時間後、混合物を室温に冷却し、次いでChemglass使い捨て型フィルターに通して濾過し、このフィルターをEtOAcですすいだ。濾液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜50%EtOAc)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、暗い黄色ゴム状物を(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例744.3)(660.3mg、1.239mmol、収率38.0%)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.62(dd,J=0.6,2.5Hz,1H)、7.98(dd,J=2.6,8.4Hz,1H)、7.52(d,J=8.5Hz,1H)、7.20−7.15(m,4H)、6.89−6.85(m,4H)、4.77(d,J=7.3Hz,1H)、4.33(d,J=15.3Hz,2H)、4.19−4.11(m,2H)、3.73(s,6H)、3.73−3.68(m,1H)、3.37(td,J=6.1,12.2Hz,1H)、1.12(d,J=6.0Hz,3H)、1.01(m,6H)。質量スペクトル(正)m/z:533.0(M+H)
+。
【1555】
【化755】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例744.4。アニソール(0.54mL、4.94mmol)を、(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例744.3、660mg、1.24mmol)およびDCM(3.1mL)を含むバイアルに加えた。均一溶液を氷水浴中で冷却した。15分後、TFA(3.2mL、41mmol)を反応溶液に滴下添加した。TFAを完全に加えたら、反応物を23℃に加温した。20時間後、茶褐色がかった反応溶液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中10〜40%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを減圧下で濃縮して、黄褐色固体を(1S,2S)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(5−クロロピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミド(実施例744.4、312.6mg、1.07mmol、収率86%)として得、これをさらには精製せずに使用した。質量スペクトル(正)m/z:293.0(M+H)
+。
【1556】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1557】
【表40】
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【1558】
[実施例746.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1559】
【化756】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例746.1。 無水トルエン(35mL)中の(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(4.16g、8.81mmol)およびヨウ化イソプロピル(12.3mL、123mmol)を含むフラスコに、酸化銀(I)(4.17g、18.0mmol)を小分けにして慎重に加えた。酸化銀を完全に加えたら、反応物を光から保護し、72℃の内部温度に加熱した。60時間後、混合物を室温に冷却し、次いでChemglass使い捨て型フィルターに通して濾過し、このフィルターをEtOAcですすいだ。濾液を減圧下で濃縮した。暗い茶褐色残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中10〜55%EtOAc)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、(1S,2S)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例746.1、1.52g、2.97mmol、収率34%)を暗い茶褐色油状物として得、これをさらには精製せずに使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.58(d,J=1.5Hz,1H)、8.54(d,J=0.8Hz,1H)、7.20−7.15(m,4H)、6.89−6.85(m,4H)、4.81(d,J=7.0Hz,1H)、4.35−4.29(m,2H)、4.20−4.13(m,2H)、3.76−3.71(m,7H)、3.39(五重線,J=6.1Hz,1H)、2.51(s,3H)、1.13(d,J=6.0Hz,3H)、1.05(d,J=7.3Hz,3H)、0.99(d,J=6.2Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/z:514.0(M+H)
+。
【1560】
【化757】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例746.2。 アニソール(1.3mL、11.9mmol)を、(1S,2S)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例746.1,1.5g、3mmol)およびDCM(7.5mL)を含むフラスコに加えた。均一溶液を氷水浴中で冷却した。15分後、TFA(7.6mL、99mmol)を反応溶液に滴下添加した。TFAを完全に加えたら、反応物を23℃に加温した。20時間後、茶褐色がかった反応溶液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中15〜85%EtOAc)上に載せた。生成物を含有するフラクションを減圧下で濃縮して、(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例746.2、714mg、2.6mmol、収率88%)をオフホワイト色固体として得た。質量スペクトル(正)m/z:274.0(M+H)
+。
【1561】
【化758】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例746.3の調製。 (1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例746.2、714mg、2.6mmol)を、下記の条件:カラム:IC(2×25cm) 移動相:70:30(A:B) A:液体CO
2、B:iPrOHを使用する分取SFCによって精製して、ピーク1を(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例746.3、293mg、1.07mmol、収率36%)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.60(d,J=1.5Hz,1H)、8.53(d,J=0.8Hz,1H)、6.52(s,2H)、4.77(d,J=7.0Hz,1H)、3.56−3.45(m,2H)、1.15(d,J=6.0Hz,3H)、1.05(d,J=7.0Hz,3H)、0.96(d,J=6.2Hz,3H)。(DMSOピーク中の不明瞭なCH
3)。質量スペクトル(正)m/z:274.2(M+H)
+。
【1562】
【化759】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例746.4。 実施例746.3に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピークを(1R,2R)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−イソプロポキシ−1−(5−メチルピラジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例746.4、303mg、1.11mmol、収率37%)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.60(d,J=1.5Hz,1H)、8.53(d,J=1.0Hz,1H)、6.52(s,2H)、4.77(d,J=7.0Hz,1H)、3.58−3.44(m,2H)、1.27−1.14(m,3H)、1.05(d,J=7.0Hz,3H)、1.00−0.91(m,3H)。(DMSOピーク中の不明瞭なCH
3)。質量スペクトル(正)m/z:274.2(M+H)
+。
【1563】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1564】
【表41】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【1565】
[実施例748.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1566】
【化760】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例748.1。 (1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例11.05、41g、88mmol)を、分取SFC方法:カラム:IC−H(50×250mm) 移動相:50:50(A:B) A:液体CO
2、B:MeOHによって精製して、ピーク1を(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例748.1(18.6g、39.4mmol)として得た。質量スペクトル(正)m/z:472.1(M+H)
+。
【1567】
【化761】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例748.2。 実施例748.1に記載の条件下でのさらなる溶出により、ピーク2を(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例748.2(19.1g、40.5mmol)として得た。質量スペクトル(正)m/z:472.1(M+H)
+。
【1568】
【化762】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例748.3。 無水DCM(2.5mL)中の(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(748.2、243mg、0.52mmol)を含むバイアルを、氷水浴中で0℃に冷却し、次いでTEA(0.08mL、0.57mmol)およびtert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(0.14mL、0.61mmol)を慎重に滴下添加した。TEAを完全に加えたら、反応物を23℃に加温した。1時間後、反応物を減圧下で濃縮して、残留物を得、この残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中5〜50%EtOAc)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、減圧下で濃縮して、(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例748.3、236mg、0.40mmol、収率78%)を無色フィルム状物として得、これをさらには精製せずに使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.67(d,J=0.8Hz,2H)、7.18−7.12(m,4H)、6.89−6.83(m,4H)、5.10(d,J=6.6Hz,1H)、4.35(d,J=15.3Hz,2H)、4.12(d,J=15.3Hz,2H)、3.74−3.69(m,7H)、2.27(s,3H)、1.05(d,J=7.3Hz,3H)、0.81−0.76(m,9H)、0.01〜−0.02(m,3H)、−0.19〜−0.23(m,3H)。質量スペクトル(正)m/z:586.0(M+H)
+。
【1569】
【化763】
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(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例748.4。アニソール(0.18mL、1.65mmol)を、実施例748.3(236mg、0.40mmol)およびDCM(1mL)を含むバイアルに加えた。均一溶液を氷水浴中で冷却した。15分後、TFA(1mL、13mmol)を反応溶液に滴下添加した。TFAを完全に加えたら、反応物を23℃に加温した。41時間後、茶褐色がかった反応溶液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中5〜35%(3:1)EtOAc:EtOH)上で精製した。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、実施例748.4(134mg、0.39mmol、収率97%)を無色フィルム状物として得、これをさらには精製せずに使用した。質量スペクトル(正)m/z:346.0(M+H)
+。
【1570】
【化764】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例748.0。 (1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例748.4、134mg、0.39mmol)、3−(5−ブロモ−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−メチルピリジン(中間体2.0、220mg、0.59mmol)、ヨウ化銅(I)(48mg、0.25mmol)、(1R,2R)−(−)−N,N”−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.13mL、0.82mmol)および炭酸セシウム(326mg、1.0mmol)を含むバイアルを脱気し、次いで窒素を再充填した。排気と再充填を3回繰り返した。次いで無水1,4−ジオキサン(0.8mL)を混合物に加え、暗い青色の不均一溶液を、予備加熱された撹拌板上において80℃で加熱した。21時間後、反応物を室温に冷却し、次いで水で希釈した。1N HCl水溶液を慎重に加えて、暗い青色の均一溶液をpH約7に調整した。DCMで4回抽出した後、有機物を貯留し、次いで1Mチオ硫酸ナトリウム水溶液で1回洗浄した。有機層を無水MgSO
4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した後、青緑色残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中5〜40%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、無色フィルム状物を得た。無水THF(0.55mL)中の(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(143mg、0.22mmol)を含むバイアルを、氷浴中で0℃に冷却した。20分後、TBAF(THF中1.0M溶液、0.22mL、0.22mmol)を慎重に滴下添加した。TBAF溶液を完全に加えたら、混合物を23℃に加温した。20時間後、混合物を慎重に減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中25〜85%(3:1)EtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例748.0、52mg、0.10mmol、収率45%)を無色フィルム状物として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 13.48(br.s.,1H)、8.64(d,J=0.6Hz,2H)、8.47(d,J=1.5Hz,1H)、8.20(d,J=1.9Hz,1H)、7.62(td,J=1.1,2.0Hz,1H)、7.50(t,J=8.6Hz,1H)、6.83(dd,J=1.3,8.6Hz,2H)、5.13(br.s.,1H)、4.79(d,J=7.9Hz,1H)、3.74(s,3H)、3.71(s,3H)、3.46(五重線,J=7.2Hz,1H)、2.27(s,3H)、2.25(s,3H)、0.93(d,J=7.0Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/z:526.0(M+H)
+。
【1571】
[実施例749.0]
(1R,2S)−1−(5−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1572】
【化765】
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(1R,2S)−1−(5−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例749.0。 50mL丸底フラスコに、(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例428.1(0.050g、0.089mmol)、2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.060g、0.286mmol)、リン酸カリウム(0.060g、0.283mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、1,1−ビス[(ジ−t−ブチル−p−メチルアミノフェニル]パラジウム(II)クロリド(8.0mg、0.011mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、1,4−ジオキサン(2.0mL)および水(0.70mL)を加えた。得られた混合物に凝縮器を取り付け、N
2下において85℃で2時間加熱した。次いで反応物を室温に冷却し、水(10mL)とCHCl
3中10%iPrOH(20mL)との間で分配した。水層をCHCl
3中10%iPrOH(20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(24gのシリカ、DCM中0から5%MeOH)によって精製して、(1R,2S)−1−(5−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミドを薄黄色固体(0.036g)として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 11.22(br.s.,1H)、8.64−8.87(m,2H)、8.44(d,J=1.3Hz,1H)、8.34(d,J=1.6Hz,1H)、7.58−7.69(m,1H)、7.38(t,J=8.5Hz,1H)、6.61(d,J=8.5Hz,2H)、6.30(d,J=1.5Hz,1H)、4.99(d,J=4.7Hz,1H)、4.36(q,J=2.6Hz,2H)、3.96(t,J=5.5Hz,2H)、3.66−3.84(m,7H)、3.36(s,3H)、2.53(dd,J=4.3,2.7Hz,2H)、2.30(s,3H)、1.33−1.46(m,3H)、1.33−1.46(m,3H)、1.33−1.46(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:608.0(M+H)
+。
【1573】
[実施例750.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1574】
【化766】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例750.0。 (S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例421.1(0.100g、0.185mmol)のDCM(3.0mL)中溶液に、3−メトキシアゼチジンヒドロクロリド(0.070g、0.57mmol、J&W Pharmlab、Levittown、PA)、ジイソプロピルエチルアミン(0.100mL、0.58mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、トリエチルオルトホルメート(0.130mL、0.782mmol、Aldrich、St.Louis、MO)および2滴のAcOHを加えた。得られた混合物をN
2下において室温で18時間撹拌した。この反応物に、水素化ホウ素ナトリウム(0.021g、0.56mmol、Aldrich、St.Louis、MO)およびMeOH(0.5mL)を加え、得られた混合物を室温で20分間撹拌した。次いで反応物を水(3mL)でクエンチした。得られた混合物を、水(15mL)とDCM(30mL)との間で分配した。水層をCHCl
3中10%iPrOH(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、DCM中0から8%MeOH)によって精製して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例750.0)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.62(s,2H)、7.54−7.66(m,2H)、7.28−7.35(m,1H)、6.66−6.73(m,1H)、6.56−6.64(m,2H)、4.20(d,J=6.0Hz,1H)、3.97−4.09(m,1H)、3.76(s,3H)、3.65−3.74(m,4H)、3.52−3.64(m,2H)、3.18(d,J=4.2Hz,6H)、3.01(t,J=6.6Hz,1H)、2.94(t,J=6.4Hz,1H)、2.31−2.37(m,3H)、1.28(s,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:611.0(M+H)
+。
【1575】
[実施例751.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1576】
【化767】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例751.0。 実施例750.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例751.0)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.60(s,2H)、7.56−7.66(m,2H)、7.28−7.35(m,1H)、6.66−6.73(m,1H)、6.60(dd,J=8.5,2.6Hz,2H)、4.22(d,J=7.0Hz,1H)、3.91−4.01(m,1H)、3.75−3.84(m,2H)、3.74(s,3H)、3.69(s,3H)、3.39−3.51(m,1H)、3.14−3.20(m,6H)、3.01−3.12(m,2H)、2.32(s,3H)、1.50(d,J=7.2Hz,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:611.0(M+H)
+。
【1577】
[実施例752.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1578】
【化768】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例752.0。 50mL丸底フラスコに、(1R,2S)−1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例428.1(0.050g、0.089mmol)、3−ピリジンボロン酸ピナコールエステル(0.060g、0.293mmol、Oakwood Products、West Columbia、SC)、リン酸カリウム(0.060g、0.283mmol、Aldrich、St.Louis、MO)(AmPhos)1,1−ビス[(ジ−t−ブチル−p−メチルアミノフェニル]パラジウム(II)クロリド(8.0mg、0.011mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、1,4−ジオキサン(2.0mL)および水(0.70mL)を加えた。得られた混合物にArを数分間吹き込み、凝縮器を取り付け、反応混合物をN
2下において85℃で20時間加熱した。次いで反応混合物を室温に冷却し、水(20mL)とCHCl
3中10%iPrOH(40mL)との間で分配した。水層を10%iPrOH(2×40mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(12gのシリカ、DCM中0〜10%MeOH)によって精製して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−(ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを薄黄色固体(0.015g)として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 11.18(br.s.,1H)、8.99(s,2H)、8.88(d,J=1.8Hz,1H)、8.73(dd,J=4.8,1.5Hz,1H)、8.45(d,J=1.6Hz,1H)、8.34(d,J=1.8Hz,1H)、7.91(dt,J=8.2,1.8Hz,1H)、7.61−7.68(m,1H)、7.47(dd,J=7.4,4.8Hz,1H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.61(d,J=8.6Hz,2H)、5.06(d,J=4.8Hz,1H)、3.79−3.89(m,1H)、3.75(d,J=7.7Hz,6H)、3.40(s,3H)、2.31(s,3H)、1.44(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:602.9(M+H)
+。
【1579】
[実施例753.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1580】
【化769】
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ステップ1:(S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例753.1。 (1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例11.05(5.0g、10.6mmol)のDCM(80mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(4.95g、11.7mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を加えた。得られた混合物をN
2下において室温で7時間撹拌した。水(20mL)およびDCM(40mL)を加えた。層を分離し、水層をDCM(40mL)、CHCl
3中10%iPrOH(4×40mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(220gのシリカ、ヘキサン中10〜40%アセトン)によって精製して、実施例753.1を薄黄色泡状物(4.9g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.74(s,2H)、7.13−7.19(m,4H)、6.74−6.82(m,4H)、5.98(q,J=7.0Hz,1H)、4.26−4.36(m,4H)、3.74−3.86(m,7H)、2.44(s,3H)、1.70(d,J=7.0Hz,3H)。MS−ESI(正)m/z:470.0(M+H)
+。
【1581】
【化770】
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ステップ2:(S)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例753.2。 (S)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド(4.9g、10.44mmol)のDCM(30mL)中溶液に、アニソール(5.3mL、48.8mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を加えた。反応混合物を氷浴中で冷却し、添加漏斗によるTFA(30.0mL)の滴下によって処理した。添加後、得られた混合物を氷浴中で1時間撹拌し、次いで室温に加温した。得られた混合物を室温で2日間撹拌した。次いで反応混合物を濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(330gのシリカ、ヘキサン中5から50%アセトン)によって精製して、実施例753.2を白色泡状物(1.9g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.80(s,2H)、5.97(q,J=7.1Hz,1H)、4.86(br.s.,2H)、2.37−2.55(m,3H)、1.76(d,J=7.0Hz,3H)。MS−ESI(正)m/z:230.0(M+H)
+。
【1582】
【化771】
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ステップ3:(S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例753.3。 実施例Aに記載の一般手順に従って、実施例753.2、6−メトキシピコリノヒドラジド実施例3.18およびイソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン実施例1.0の反応により、実施例753.3を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.67−8.76(m,2H)、7.47(dd,J=8.3,7.5Hz,1H)、7.29−7.35(m,1H)、6.56−6.68(m,3H)、6.43−6.54(m,1H)、4.41(q,J=6.9Hz,1H)、3.75−3.80(m,3H)、3.67−3.75(m,3H)、3.12(s,3H)、2.40−2.48(m,3H)、1.38(d,J=7.0Hz,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。MS−ESI(正)m/z:539.9(M+H)
+。
【1583】
【化772】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例753.0。 (S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミドおよび(R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)−1−オキソプロパン−2−スルホンアミド、実施例753.3(0.200g、0.38mmol)のDCM(3.0mL)中溶液に、メチルアミン(無水EtOH中33wt%溶液、0.401mL、3.82mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、トリエチルオルトホルメート(0.30mL、1.80mmol、Aldrich、St.Louis、MO)および2滴のAcOHを加えた。得られた混合物をN
2下において室温で20時間撹拌した。この反応混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(0.050g、1.32mmol、Aldrich、St.Louis、MO)およびMeOH(0.5mL)を加えた。反応混合物を20分撹拌し、次いで水(3mL)でクエンチした。得られた混合物を、水(15mL)とDCM(30mL)との間で分配した。水層をCHCl
3中10%iPrOH(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、DCM中0から4%MeOH)によって精製して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例753.0)を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.58(s,2H)、8.44(d,J=1.6Hz,1H)、8.34(d,J=1.8Hz,1H)、7.60−7.67(m,1H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、6.53−6.70(m,2H)、4.60(d,J=3.1Hz,1H)、3.62−3.82(m,8H)、2.36(s,3H)、2.31(d,J=6.9Hz,6H)、1.23−1.33(m,4H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:539.0(M+H)
+。
【1584】
[実施例754.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1585】
【化773】
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(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例754.0。 実施例753.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、実施例754.0を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.56−8.62(m,2H)、8.44(d,J=1.6Hz,1H)、8.35(d,J=1.8Hz,1H)、7.62−7.68(m,1H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.62(dd,J=8.6,2.0Hz,2H)、4.10(d,J=8.9Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.76(s,3H)3.65−3.71(m,2H)、2.28−2.37(m,6H)、2.21(s,3H)、1.08−1.17(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:539.0(M+H)
+。交換可能なプロトン1つが認められなかった。
【1586】
[実施例755.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1587】
【化774】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例755.0。 実施例753.0のラセミ混合物を、分取SFC(100mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の50%MeOH中50%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、30mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第1の溶出ピークにより、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.58(s,2H)、8.44(s,1H)、8.33(d,J=1.9Hz,1H)、7.64(s,1H)、7.38(t,J=8.5Hz,1H)、6.61(t,J=8.7Hz,2H)、4.60(d,J=2.9Hz,1H)、3.69−3.81(m,7H)、2.42(s,3H)、2.32(d,J=7.3Hz,8H)、1.33(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:539.0(M+H)
+。
【1588】
[実施例756.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1589】
【化775】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例756.0。 実施例753.0のラセミ混合物を、分取SFC(100mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の50%MeOH中50%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、30mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第2の溶出ピークにより、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.59(s,2H)、8.44(s,1H)、8.33(s,1H)、7.65(s,1H)、7.39(t,J=8.5Hz,1H)、6.62(dd,J=11.1,8.3Hz,2H)、4.61(s,1H)、3.77(s,3H)、3.74(s,3H)、.47(br.s.,3H)、2.32(d,J=8.5Hz,8H)、1.37(s,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:539.0(M+H)
+。交換可能なプロトン1つが認められなかった。
【1590】
[実施例757.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1591】
【化776】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例757.0。 ラセミ混合物実施例754.0を、分取SFC(100mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の50%MeOH中50%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、30mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第1の溶出ピークにより、(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.57(s,2H)、8.43(d,J=1.6Hz,1H)、8.34(d,J=1.9Hz,1H)、7.62(s,1H)、7.37(t,J=8.5Hz,1H)、6.61(dd,J=8.6,1.7Hz,2H)、4.08(d,J=8.8Hz,1H)、3.79(s,3H)、3.75(s,3H)、3.59−3.71(m,1H)、2.31(d,J=9.1Hz,6H)、2.16−2.22(m,3H)、1.13−1.15(m,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:539.0(M+H)
+。
【1592】
[実施例758.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1593】
【化777】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例758.0。 ラセミ混合物実施例754.0を、分取SFC(100mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の50%MeOH中50%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、30mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第2の溶出ピークにより、(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(メチルアミノ)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.53−8.62(m,2H)、8.43(d,J=1.6Hz,1H)、8.34(d,J=1.8Hz,1H)、7.63(s,1H)、7.33−7.45(m,1H)、6.52−6.68(m,2H)、4.07(d,J=8.9Hz,1H)、3.72−3.83(m,6H)、3.61−3.71(m,1H)、2.31(d,J=8.8Hz,6H)、2.18(s,3H)、1.10(d,J=2.9Hz,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:539.0(M+H)
+。
【1594】
[実施例759.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1595】
【化778】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例759.0。 ラセミ混合物(実施例750.0)を、分取SFC(70mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の45%MeOH中55%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、21mm×25cm、5μm S/N=402121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第1の溶出ピークにより、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.62(s,2H)、7.54−7.68(m,2H)、7.29−7.36(m,1H)、6.66−6.74(m,1H)、6.60(dd,J=8.5,4.4Hz,2H)、4.20(d,J=6.0Hz,1H)、3.96−4.09(m,1H)、3.76(s,3H)、3.72(s,3H)、3.58(dd,J=13.3,6.6Hz,2H)、3.18(d,J=4.1Hz,6H)、3.01(t,J=6.7Hz,1H)、2.94(br.s.,1H)、2.34(s,3H)、1.27(d,J=7.0Hz,4H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:611.0(M+H)
+。
【1596】
[実施例760.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1597】
【化779】
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(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例760.0。 ラセミ混合物(実施例750.0)を、分取SFC(70mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の45%MeOH中55%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、21mm×25cm、5μm S/N=402121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第2の溶出ピークにより、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.62(s,2H)、7.56−7.67(m,2H)、7.29−7.36(m,1H)、6.65−6.73(m,1H)、6.60(dd,J=8.5,4.4Hz,2H)、4.21(d,J=5.8Hz,1H)、3.97−4.09(m,1H)、3.76(s,3H)、3.71(s,3H)、3.58(dd,J=13.4,6.8Hz,2H)、3.18(d,J=4.1Hz,6H)、3.01(t,J=6.7Hz,1H)、2.90−2.98(m,1H)、2.34(s,3H)、1.27(d,J=7.0Hz,4H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:611.0(M+H)
+。
【1598】
[実施例761.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1599】
【化780】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例761.0。 ラセミ混合物(実施例751.0)を、分取SFC(70mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の15%MeOH中85%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、21mm×25cm、5μm S/N=711051 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第1の溶出ピークにより、(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.60(s,2H)、7.56−7.65(m,2H)、7.29−7.35(m,1H)、6.69(dd,J=7.0,2.0Hz,1H)、6.59(dd,J=8.0,6.0Hz,2H)、4.16(d,J=7.3Hz,1H)、3.93(五重線,J=5.9Hz,1H)、3.79(t,J=7.2Hz,1H)、3.74(s,3H)、3.68(s,3H)、3.37(t,J=5.6Hz,1H)、3.18(s,3H)、3.15(s,3H)、2.98−3.09(m,2H)、2.32(s,3H)、1.50(d,J=7.2Hz,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:611.0(M+H)
+。
【1600】
[実施例762.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1601】
【化781】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例762.0。 ラセミ混合物(実施例751.0)を、分取SFC(70mL/分の流量において0.2%イソプロピルアミン含有の15%MeOH中85%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、21mm×25cm、5μm S/N=711051 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第2の溶出ピークにより、(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.55−8.65(m,2H)、7.55−7.67(m,2H)、7.29−7.36(m,1H)、6.66−6.74(m,1H)、6.54−6.64(m,2H)、4.16(d,J=7.2Hz,1H)、3.93(五重線,J=6.0Hz,1H)、3.76−3.84(m,1H)、3.74(s,3H)、3.68(s,3H)、3.31−3.43(m,1H)、3.31−3.43(m,1H)、3.16(d,J=8.5Hz,6H)、3.03(dt,J=9.2,6.7Hz,2H)、2.32(s,3H)、1.50(d,J=7.2Hz,3H)。交換可能なプロトン1つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:611.0(M+H)
+。
【1602】
[実施例763.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ビス(ジフルオロメトキシ)フェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1603】
【化782】
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(2S,3R)−N−(4−(2,6−ビス(ジフルオロメトキシ)フェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例763.0。 実施例Aに記載の一般手順に従って、ビス(ジフルオロメトキシ)−2−イソシアナトベンゼン(中間体1.5)、(2S,3R)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(実施例10.0)を使用して、(2S,3R)−N−(4−(2,6−ビス(ジフルオロメトキシ)フェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 11.91(br.s.,1H)、8.54(s,2H)、8.50(d,J=1.6Hz,1H)、8.32(d,J=1.9Hz,1H)、7.61−7.67(m,1H)、7.49−7.60(m,1H)、7.19(d,J=8.3Hz,2H)、6.19−6.80(m,2H)、3.75−3.90(m,1H)、3.64(五重線,J=6.9Hz,1H)、2.33(s,3H)、2.30(s,3H)、1.35−1.40(m,6H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:595.8(M+H)
+。
【1604】
[実施例764.0]
(2R,3S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4−ヘキシン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ヒドロキシ−4−ヘキシン−2−スルホンアミドの調製
【1605】
【化783】
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ブタ−2−イナール、実施例764.1。 オーブンにより乾燥させた500mL丸底フラスコに、酸化マンガン(IV)(24.8g、285mmol、Aldrich、St.Louis、MO)、粉末状モレキュラーシーブ(0.4nm、6g、Aldrich、St.Louis、MO)およびDCM(70mL)を加えた。この撹拌溶液に、2−ブチン−1−オール(2.0g、28.5mmol)を加えた。得られた混合物をN
2下において室温で20時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、セライト(登録商標)という商品名の濾過材のパッドに通して濾過した。セライト(登録商標)という商品名の濾過材を、DCMでさらにすすいだ。濾液を蒸留(50から57℃)して、ブタ−2−イナールを茶褐色がかった液体(1.3g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 9.06−9.27(m,1H)、1.95−2.17(m,3H)。
【1606】
【化784】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3R)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミド、実施例764.2。 オーブンにより乾燥させた50mL三つ口丸底フラスコに、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(1.4g、4.01mmol、実施例12.0)およびTHF(12.0mL)を加えた。得られた混合物を−70℃に冷却し、続いてシリンジによりn−ブチルリチウム溶液(ヘキサン中2.5m、2.0mL、5.00mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を滴下添加した。温度を−70℃未満に維持した。添加後、撹拌を−70℃未満で20分間継続した。ブタ−2−イナール(0.491g、7.21mmol)のTHF(1mL)中溶液を、添加漏斗により反応混合物に滴下添加した。添加後、反応物を−70℃で2時間さらに撹拌した。次いで反応物を飽和NH
4Cl(8mL)でクエンチし、EtOAc(70mL)と水(40mL)との間で分配した。水層をEtOAc(50mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(120gのシリカ、ヘプタン中10から40%EtOAc)によって精製して、(2S,3R)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.13−7.23(m,4H)、6.83−6.94(m,4H)、4.97(dt,J=4.0,2.0Hz,1H)、4.33−4.46(m,2H)、4.13−4.26(m,2H)、3.83(s,6H)、3.17(qd,J=7.1,1.8Hz,1H)、3.09(d,J=4.1Hz,1H)、1.88(d,J=2.2Hz,3H)、1.40−1.49(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:418.2(M+H)
+。
【1607】
【化785】
[この文献は図面を表示できません]
(2S,3S)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドおよび(2R,3R)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミド、実施例764.3。 実施例764.2に記載の条件下でのさらなる溶出により、実施例764.3を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.14−7.22(m,4H)、6.84−6.92(m,4H)、4.75−4.84(m,1H)、4.44(d,J=15.2Hz,2H)、4.11−4.21(m,2H)、3.82(s,6H)、3.45(d,J=3.2Hz,1H)、3.21(五重線,J=7.2Hz,1H)、1.85−1.92(m,3H)、1.35−1.45(m,3H)。
【1608】
【化786】
[この文献は図面を表示できません]
(2R,3S)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−スルホンアミド。(2S,3R)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドおよび(2R,3S)−3−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)ヘキサ−4−イン−2−スルホンアミド(0.550g、1.317mmol)のDCM(5.0mL)中溶液に、アニソール(0.70mL、6.44mmol、Aldrich、St.Louis、MO)を加えた。反応混合物を氷浴中で冷却し、添加漏斗によるTFA(5.00mL、Aldrich、St.Louis、MO)の滴下によって処理した。添加後、得られた混合物を氷浴中で30分間撹拌し、室温に加温し、20時間撹拌した。次に、反応混合物を濃縮した。このようにして得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(40gのシリカ、DCM中0から5%MeOH)によって精製して、(2R,3S)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドを黄褐色固体(0.20g)として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 4.91−5.11(m,1H)、4.65(br.s.,2H)、3.32(qd,J=7.1,2.6Hz,1H)、2.52−2.80(m,1H)、1.90(d,J=2.3Hz,3H)、1.53−1.58(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:200.0(M+Na)
+。
【1609】
【化787】
[この文献は図面を表示できません]
N’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((2S,3R)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミドおよびN’−(2,6−ジメトキシフェニル)−N−(((2R,3S)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−イル)スルホニル)−2−(5−メチルニコチノイル)ヒドラジンカルボキシミドアミド、実施例764.0。 実施例Aの一般手順に従って、反応において、(2R,3S)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−スルホンアミドおよび(2S,3R)−3−ヒドロキシヘキサ−4−イン−2−スルホンアミド(実施例764.4)およびイソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン実施例1.0を使用した。
1H NMR(CDCl
3)δ 11.00(br.s.,1H)、8.46(d,J=1.5Hz,1H)、8.34(d,J=1.8Hz,1H)、7.61−7.69(m,1H)、7.41(t,J=8.6Hz,1H)、6.55−6.68(m,2H)、5.07(d,J=1.6Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.72−3.76(m,3H)、3.42(d,J=1.8Hz,1H)、3.08−3.23(m,1H)、2.32(s,3H)、1.83(d,J=2.2Hz,3H)、1.42−1.53(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:472.0(M+H)
+。
【1610】
[実施例765.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1611】
【化788】
[この文献は図面を表示できません]
(E)−3−メチル−6−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリダジン、実施例765.1。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、3−クロロ−6−メチルピリダジンを使用して、(E)−3−メチル−6−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリダジンを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.38(d,J=8.8Hz,1H)、7.23(d,J=8.6Hz,1H)、6.69−6.76(m,2H)、2.69(s,3H)、1.94−2.03(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:135.2(M+H)
+。
【1612】
【化789】
[この文献は図面を表示できません]
1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−1,2−ジオール、実施例765.2。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、(E)−3−メチル−6−(プロパ−1−エン−1−イル)ピリダジンを使用して、1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−1,2−ジオールを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.46−7.55(m,1H)、7.32−7.41(m,1H)、4.69(br.s.,1H)、4.13−4.25(m,1H)、4.07(br.s.,1H)、2.96(br.s.,1H)、2.73(s,3H)、1.29(d,J=6.4Hz,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:169.2(M+H)
+。
【1613】
【化790】
[この文献は図面を表示できません]
6−メチルピリダジン−3−カルボアルデヒド、実施例765.3。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−1,2−ジオールを使用して、6−メチルピリダジン−3−カルボアルデヒドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 10.21−10.52(m,1H)、7.95(d,J=8.5Hz,1H)、7.40−7.63(m,1H)、2.86(s,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:123.2(M+H)
+。
【1614】
【化791】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例765.4。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、6−メチルピリダジン−3−カルボアルデヒドの反応により、(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.61−7.69(m,1H)、7.39(d,J=8.6Hz,1H)、7.23(d,J=8.3Hz,4H)、6.88(d,J=8.3Hz,4H)、5.67(s,1H)、4.28−4.45(m,4H)、4.04−4.15(m,1H)、3.81−3.85(m,7H)、2.75(s,3H)、1.18(d,J=7.2Hz,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:472.0(M+H)
+。
【1615】
【化792】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例765.4。 実施例765.4に記載の手順に従って、さらなる溶出により、(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.66(d,J=8.6Hz,1H)、7.38(d,J=8.5Hz,1H)、7.17(d,J=8.5Hz,4H)、6.86−6.88(m,4H)、5.41(t,J=5.3Hz,1H)、4.73(d,J=5.4Hz,1H)、4.47(d,J=15.2Hz,2H)、4.11(d,J=15.2Hz,2H)、3.82(m,6H)、3.67−3.76(m,1H)、2.74(s,3H)、1.17(d,J=7.0Hz,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:472.0(M+H)
+。
【1616】
【化793】
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(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例765.5。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、実施例765.4を使用して、(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.56(d,J=8.6Hz,1H)、7.35(d,J=8.6Hz,1H)、7.15(d,J=8.5Hz,4H)、6.83(d,J=8.3Hz,4H)、5.91(s,1H)、4.47(d,J=15.2Hz,2H)、4.13(d,J=15.2Hz,2H)、3.80(s,6H)、3.53−3.65(m,1H)、2.71−2.79(m,3H)、1.16(d,J=7.0Hz,3H)、0.98(s,9H)、0.28(s,3H)、−0.10(s,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:586.0(M+H)
+。
【1617】
【化794】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ6:(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例765.6。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、実施例765.6を使用して、(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.56(d,J=8.8Hz,1H)、7.38(d,J=8.6Hz,1H)、5.66(d,J=4.1Hz,1H)、4.75(s,2H)、3.49−3.62(m,1H)、2.74(s,3H)、1.39(d,J=6.9Hz,3H)、0.94(s,9H)、0.20(s,3H)、−0.18(s,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:346.0(M+H)
+。
【1618】
【化795】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ7:(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例765.7。 実施例Aに記載の一般手順に従って、(1R,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、5−メチルニコチン酸ヒドラジド(Bellen Chemistry Co.,Ltd.から市販)、2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン(実施例1.0)を使用して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
【1619】
【化796】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例765.0。 765.8を、分取SFC(60mL/分の流量において0.1%ジエチルアミン含有の30%MeOH中70%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、20mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して精製して、2つの鏡像異性体を分離すると、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物が得られた。第1の溶出ピークは、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドだった。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.37(d,J=17.1Hz,2H)、7.62(d,J=9.1Hz,2H)、7.38(t,J=8.6Hz,1H)、7.31(d,J=8.8Hz,1H)、6.62(dd,J=8.5,2.0Hz,2H)、5.70(s,1H)、3.89(q,J=6.7Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、2.66−2.75(m,3H)、2.29(s,3H)、1.13(d,J=7.0Hz,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:526.0(M+H)
+。
【1620】
[実施例766.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1621】
【化797】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例765.0。 765.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピーク(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.30−8.46(m,2H)、7.63(d,J=9.1Hz,2H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、7.31(d,J=8.5Hz,1H)、6.62(dd,J=8.3,5.6Hz,2H)、5.71(s,1H)、3.92(d,J=6.7Hz,1H)、3.75(s,3H)、3.73(s,3H)、2.70(s,3H)、2.29(s,3H)、1.15(d,J=6.9Hz,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:526.0(M+H)
+。
【1622】
[実施例767.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1623】
【化798】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例767.1。 実施例Aに記載の一般手順に従って、実施例765.6、イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン実施例1.0およびニコチノヒドラジド(Alfa Aesar)を使用して、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
【1624】
【化799】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例767.0。 実施例767.1を、分取SFC(60mL/分の流量において0.1%ジエチルアミン含有の35%MeOH中65%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、20mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第1の溶出ピークは、(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドだった。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.63(s,1H)、8.58(d,J=4.7Hz,1H)、7.74(d,J=8.0Hz,1H)、7.63(d,J=8.6Hz,1H)、7.39(t,J=8.6Hz,1H)、7.31(d,J=8.6Hz,1H)、7.20−7.26(m,1H)、6.62(dd,J=8.5,3.7Hz,2H)、5.70(s,1H)、3.85−3.98(m,1H)、3.74(s,3H)、3.73(s,3H)、2.66−2.73(m,3H)、1.14(d,J=7.0Hz,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:512.0(M+H)
+。
【1625】
[実施例768.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1626】
【化800】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例768.0。 実施例767.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピーク(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.63(s,1H)、8.59(d,J=4.7Hz,1H)、7.74(d,J=8.2Hz,1H)、7.63(d,J=8.6Hz,1H)、7.40(t,J=8.5Hz,1H)、7.31(d,J=8.5Hz,1H)、7.19−7.26(m,1H)、6.62(dd,J=8.4,4.6Hz,2H)、5.70(s,1H)、3.92(q,J=7.2Hz,1H)、3.74(s,3H)、3.73(s,3H)、2.70(s,3H)、1.14(d,J=7.0Hz,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:512.0(M+H)
+。
【1627】
[実施例769.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1628】
【化801】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例769.1。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、実施例765.5および(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(Aldrich、St.Louis、MO)を使用して、実施例769.1を得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.67(d,J=8.6Hz,1H)、7.34(d,J=8.6Hz,1H)、7.11(d,J=8.5Hz,4H)、6.83(d,J=8.2Hz,4H)、5.39(d,J=3.5Hz,1H)、4.42(d,J=15.1Hz,2H)、3.97(d,J=15.2Hz,2H)、3.80(s,6H)、3.73(dd,J=7.2,3.8Hz,1H)、2.69−2.74(m,3H)、1.38(d,J=7.0Hz,3H)、0.96(s,9H)、0.15(s,3H)、−0.16〜−0.09(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:586.0(M+H)
+。
【1629】
【化802】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例769.2。 実施例11.0に記載の一般手順に従って、実施例769.1およびアニソールおよびTFAの反応により、(1S,2S)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 7.60(d,J=8.8Hz,1H)、7.40(d,J=8.6Hz,1H)、5.61(d,J=4.2Hz,1H)、5.16(s,2H)、3.56−3.70(m,1H)、2.74(s,3H)、1.28(d,J=7.0Hz,3H)、0.93(s,9H)、0.19(s,3H)、−0.03(s,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:346.0(M+H)
+。
【1630】
【化803】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例769.3。 実施例Aに記載の一般手順に従って、769.2、2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン(実施例1.0)およびメチルニコチン酸ヒドラジド(Bellen Chemistry Co.,Ltd.から市販)を使用して、(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
【1631】
【化804】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例769.0。 実施例769.3からのラセミ混合物を、分取SFC(60mL/分の流量において35%EtOH中65%液体CO
2で溶出するOXカラム(5μm、20mm×25cm、5μm S/N=2121 レギュラー方向))を使用して分割して、鏡像異性的に99.5%超過剰の2つの生成物を得た。第1の溶出ピークは、(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドだった。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.28−8.49(m,2H)、7.50−7.71(m,2H)、7.41(t,J=8.6Hz,1H)、7.30(d,J=8.6Hz,1H)、6.56−6.70(m,2H)、5.20(d,J=7.2Hz,1H)、3.71−3.88(m,6H)、3.56(br.s.,1H)、2.89−2.99(m,2H)、2.71(s,3H)、2.30(br.s.,3H)、1.14−1.24(m,3H)。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:526.4(M+H)
+。
【1632】
[実施例770.0]
(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【1633】
【化805】
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(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例770.0。 実施例769.0に記載の条件下でのさらなる溶出により、第2の溶出ピーク(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−ヒドロキシ−1−(6−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−スルホンアミドを得た。
1H NMR(CDCl
3)δ 8.27−8.51(m,2H)、7.50−7.71(m,2H)、7.41(t,J=8.3Hz,1H)、7.31(d,J=8.3Hz,1H)、6.58−6.71(m,2H)、5.22(br.s.,1H)、3.8(s,3H)、3.7(s,3H)、3.55(br.s.,1H)、2.71(s,3H)、2.30(br.s.,3H)、1.18(d,J=6.1Hz,3H)。交換可能なプロトン2つが認められなかった。LCMS−ESI−ESI(正)m/z:526.2(M+H)
+。
【1634】
[実施例771.0]
(1R,2S,P)−N−(4−(2,4−ジメトキシ−3−ピリジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドおよび(1R,2S,M)−N−(4−(2,4−ジメトキシ−3−ピリジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1635】
【化806】
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3−イソチオシアナト−2,4−ジメトキシピリジン、実施例771.1。 2L丸底フラスコに、1,1”−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(47.0g、202mmol)を装入し、乾燥DCM(405mL)に溶解させた。この溶液に、DCM(405mL)に溶解させた2,6−ジメトキシアニリン(31g、202mmol)を、添加漏斗により40分かけて室温で加えた。16時間後、反応物を真空下で濃縮し、シリカゲル(ヘプタン中0〜20%EtOAc)上で精製して、2−イソチオシアナト−1,3−ジメトキシベンゼン(32g、164mmol、収率81%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:197.1(M+H)
+。
【1636】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1637】
【表42】
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【1638】
[実施例781.0]
(1R,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−2−プロパンスルホンアミドまたは(1S,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−2−プロパンスルホンアミドの調製
【1639】
【化807】
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1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボアルデヒド、実施例781.11。 三つ口丸底フラスコに、1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(5g、60.2mmol)を装入し、THF(40mL)およびジエチルエーテル(80mL)で希釈した。混合物を窒素雰囲気下で−45℃に冷却し、n−ブチルリチウム(25.3mL、63.2mmol)を滴下添加した。反応混合物を−45℃で90分間撹拌し、次いで−78℃に冷却した。次いで、−78℃において、THF(7mL)中のDMF(5.72g、78mmol)を滴下添加した。次いで反応物を室温に加温した。14時間後、反応混合物を1.5N HCl(100mL)でクエンチした。層を分離し、有機層を1.5N HCl(2×40mL)で洗浄した。次いで、合わせた水層を、Na
2CO
3水溶液によってpH9.0にし、DCM(3×120mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボアルデヒド(4.5g、40.5mmol、収率67%)を茶褐色液体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:112.1(M+H)
+。
【1640】
【化808】
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(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例781.2。
三つ口丸底フラスコに、N,N−ビス(4−メトキシベンジル)エタンスルホンアミド(15.73g、45.0mmol、実施例12.0)を装入し、THF(150mL)に溶解させた。混合物を−78℃に冷却し、n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M溶液、19.80mL、49.5mmol))を滴下添加した。5分後、THF(25mL)に溶解させた1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボアルデヒド(5.0g、45.0mmol)を、滴下添加により加えた。10分後、反応混合物を室温に加温した。室温で10分後、反応混合物を飽和塩化アンモニウム(25mL)でクエンチした。次いで水(75mL)を加え、混合物をEtOAc(3×100mL)で抽出した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、茶褐色液体を得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、石油エーテル中40%から50%EtOAcの勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーによって精製して、(1R,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミド(2.23g、4.84mmol、収率11%)を得た。
【1641】
【化809】
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(1R,2R)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例781.3。 実施例781.2に記載の条件下でのさらなる溶出により、(1S,2S)−1−ヒドロキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミド(1.95g、4.23mmol、収率9%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:461.1(M+H)
+。
【1642】
【化810】
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(1R,2S)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−メトキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例781.4。 24/40−50mL 2口丸底フラスコに、実施例781.2(1.0g、2.171mmol)を装入し、DMF(10mL、10.00mL/g)に溶解させた。混合物を−10℃に冷却し、炭酸セシウム(1.42g、4.34mmol)を加えた。30分後、MeI(0.163mL、2.61mmol)を−10℃で加えた。反応混合物を室温に加温した。16時間後、反応混合物を冷水でクエンチし、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を冷水(25mL)、続いてブライン溶液(25mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、黄色油状物を得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、石油エーテル中40%から45%EtOAcの勾配で溶出する60〜120メッシュシリカを使用するシリカゲルカラムに通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(0.52g、1.1mmol、収率51%)を無色ゴム状物として得た。LCMS−ESI(正)m/z:475.1(M+H)
+。
【1643】
【化811】
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(1R,2S)−1−メトキシ−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1S,2R)−1−メトキシ−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミド、実施例781.5 実施例781.4(0.465g、0.980mmol)を含むバイアルに、DCM(2.58mL)、次いでアニソール(0.426mL、3.92mmol)を加えた。均一溶液を23℃で撹拌した。2分後、TFA(2.55mL、34.3mmol)を反応溶液に滴下添加した。完了したら、反応物を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中20〜65%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せ、精製して、(1S,2R)−1−メトキシ−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2S)−1−メトキシ−1−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)プロパン−2−スルホンアミド(0.23g、0.98mmol、収率100%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:235.1(M+H)
+。
【1644】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1645】
【表43】
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【1646】
[実施例798.0]
(2S,3R)−N−(4−(6−ブロモ−3−メトキシ−2−ピリジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1647】
【化812】
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6−ブロモ−2−イソチオシアナト−3−メトキシピリジン、実施例798.1 500mL丸底フラスコに、DCM(132mL)中の6−ブロモ−3−メトキシピリジン−2−アミン(8.04g、39.6mmol)を加えた。1,1”−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(9.66g、41.6mmol)を、撹拌しながら室温で加えた。反応混合物を23℃で20時間撹拌した。次いで反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、オレンジ色固体を得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、DCM中0%から10%EtOAcの勾配で溶出するRediSep−Sepプレパックドシリカゲルカラム(120g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、6−ブロモ−2−イソチオシアナト−3−メトキシピリジン(8.6g、35.1mmol、収率89%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 7.61(s,2H)3.93(m,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:244.7(M+H)
+。
【1648】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1649】
【表44】
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【1650】
[実施例799.0]
(2S,3R)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1651】
【化813】
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(2S,3R)−3−(5−メチルピラジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例799.1。圧力容器に、(E)−3−(5−メチルピラジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド(2−ブロモ−5−メチルピラジンから出発して10.05と同様の方法で調製した(23g、101mmol、1.0当量))、(S)−1−[(R)−2−(ジ−1−ナフチルホスフィノ)フェロセニル]−エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(2.276g、3.54mmol、0.035当量、Solvias)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート(2.66g、3.04mmol、0.03当量、Combi Block)およびトリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(11.04g、30.4mmol、0.3当量、Aldrich)のMeOH(230mL、10.00mL/g)中溶液を装入した。反応器をアルゴンでパージし、水素を3回再充填した。次いで反応混合物を水素雰囲気(150psi)において60℃で18時間撹拌した。反応混合物をセライト(登録商標)濾過助剤パッドに通して濾過し、減圧下で濃縮した。得られた物質を、CHCl
3中1%から3%MeOHの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(80g)に通すカラムクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(22g、収率95%、70%ee)を黄色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.46(d,J=6.5Hz,2H)、6.84(s,2H)、3.63(qd,J=7.0,4.3Hz,1H)、3.44(qd,J=7.0,4.3Hz,1H)、2.47(s,3H)、1.31(d,J=7.0Hz,3H)、1.23(d,J=7.0Hz,3H)。MS(ESI,正イオン)m/z;230.0(M+H)
+。物質を、さらなる使用のために99%超のeeになるまで再結晶した。
【1652】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1653】
【表45】
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【1654】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1655】
【表46】
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【1656】
[実施例802.0]
(2S,3R)−3−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1657】
【化814】
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(2S,3R)−3−(5−クロロピリジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例802.1。 (E)−2−(5−クロロピリジン−2−イル)エテンスルホンアミド(10g、40.5mmol)のMeOH(100mL)中溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(2.95g、8.11mmol)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート(0.329g、0.811mmol)および(S)−1−[(R)−2−(ジ−1−ナフチルホスフィノ)フェロセニル]−エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(0.651g、1.013mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンおよび水素で3回脱気した。次いで反応物を、水素(50psi)下において200mL Mini−clave内で室温において16時間撹拌し、続いて65℃で16時間加熱した。反応物を、TLCによって完了したかについて確認すると、出発物質が完全に存在しないことが示された。反応混合物を減圧下で濃縮して、初期生成物を得、この初期生成物を、石油エーテル中40〜45%EtOAcを溶離液として使用するカラムクロマトグラフィー(シリカゲル60〜120メッシュ)によって精製して、所望の生成物(2S,3R)−3−(5−クロロピリジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(9g、36.2mmol、89%)を茶褐色がかった固体として82%eeで得た。i−PrOHからの再結晶により、>97%eeの物質を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 1.19(d,J=7.05Hz,3H)1.29(d,J=7.05Hz,3H)3.46(qd,J=7.08,3.84Hz,1H)3.63(qd,J=7.08,3.84Hz,1H)6.82(s,2H)7.36(d,J=8.50Hz,1H)7.88(dd,J=8.50,2.70Hz,1H)8.56(d,J=2.28Hz,1H)。LCMS−ESI(正)m/z:249.0(M+H)
+。
【1658】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1659】
【表47】
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【1660】
[実施例803.0]
(2S,3R)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メトキシ−2−ピラジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1661】
【化815】
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(2S,3R)−3−(5−メトキシピラジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例803.1。 (E)−3−(5−メトキシピラジン−2−イル)ブタ−2−エン−2−スルホンアミド(2−ブロモ−5−メトキシピラジンから出発して10.05と同様の方法で調製したもの、4.5g、18.50mmol)のMeOH(60mL)中溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(2.69g、7.40mmol、0.4当量、Sigma Aldrich)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)テトラフルオロボレート(0.446g、1.110mmol、0.06当量、Combi Block)および(S)−1−[(R)−2−(ジ−1−ナフチルホスフィノ)フェロセニル]−エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(1.189g、1.85mmol、0.1当量、Solvias)を加えた。反応混合物をアルゴンおよび水素で3回脱気し、水素雰囲気(50psi)下において60℃で80時間撹拌した。次いで反応混合物を濃縮し、このようにして得られた物質を、ヘキサン中35〜40%EtOAcを溶離液として使用するカラムクロマトグラフィーシリカゲル(60〜120メッシュ)によって精製して、表題化合物(3.2g、13.05mmol、70.5%、93%ee)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.26(d,J=1.4Hz,1H)、8.12(d,J=1.4Hz,1H)、6.84(s,2H)、3.90(d,J=1.5Hz,3H)、3.62(dd,J=7.1,4.3Hz,1H)、3.42−3.38(m,1H)、1.32(d,J=1.5Hz,3H)、1.23−1.21(m,3H)。MS(ESI 正イオン)m/z:246.2(M+H)
+。
【1662】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Aの手順に従って合成した。
【1663】
【表48】
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【1664】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1665】
【表49】
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【1666】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1667】
【表50】
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【1668】
[実施例812.0]
(3S,5S)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−メトキシ−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3R,5R)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−メトキシ−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1669】
【化816】
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5−メトキシピリジン−3−スルホンアミド、実施例812.2。 5−メトキシピリジン−3−塩化スルホニル(Enamine、KIEV、Ukraineから市販)(1.0g、4.82mmol)およびアンモニア(1,4−ジオキサン中0.5M溶液、96mL、48.2mmol)の反応混合物を、0から23℃で30分間撹拌した。LCMSにより、反応が完了したことが示された。反応物を濾過し、濾過ケーキをジオキサンですすいだ。合わせた溶液を真空下で濃縮して、表題化合物(0.91g、収率100%)を薄黄色泡状物として得、これを精製せずに次のステップにそのままの状態で使用した。LCMS−ESI(正)m/z:189.2(M+H)
+。
【1670】
【化817】
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5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドアセテート、実施例812.3。 5−メトキシピリジン−3−スルホンアミド(0.9g、4.78mmol)のAcOH(31.9mL)中溶液に、アルゴンガスを2分間吹き込んだ後、酸化白金(IV)((1.09g、4.78mmol)をアルゴン流下で加えた。次いで反応混合物を、45psiの水素ガス下において23℃で38時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を真空下で濃縮して、表題化合物(1.22g、収率100%)を薄黄色泡状物として得、これを次のステップにそのままの状態で使用した。LCMS−ESI(正)m/z:195.2(M+H)
+。
【1671】
【化818】
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(3S,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例812.4。 40mLバイアル(圧力開放用セプタム付き)に、DMSO(48mL)中の5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドアセテート,(812.3、2.45g、9.62mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(16.75mL、96mmol)および2−クロロ−5−フルオロピリミジン(6.37g、48.1mmol)を加えた。反応混合物を100℃で23時間撹拌した。LCMSにより、所望の生成物の形成が示された。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を飽和NaCl水溶液とブラインで洗浄し、次いでNa
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、オレンジ色油状物を得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0%から100%1/3のEtOH/EtOAcの勾配で溶出するRediSep−Sepプレパックドシリカゲルカラム(40g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物である812.4(0.51g、収率18%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:291.0(M+H)
+。
【1672】
【化819】
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(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例812.5。 実施例812.4に記載の条件下でのさらなる溶出により、812.5(0.24g、0.832mmol、収率8.65%)を薄黄色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:291.0(M+H)
+。
【1673】
【化820】
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(3S,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3R,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例812.6。 実施例812.6を、下記の条件を使用してSFC上で812.4のキラル分離によって得た:Chiralpak AD−H、30%MeOH/CO
2、0.2%DEA含有。実施例812.6は、Chiralpak AD−Hカラム上で溶出した先行のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 1.65(td,J=12.28,10.88Hz,1H)2.57−2.72(m,2H)2.98(dd,J=13.06,11.40Hz,1H)3.14(ddt,1H)3.27−3.36(m,1H)3.45(s,3H)4.97(ddt,1H)5.17(ddt,1H)8.32(d,J=0.62Hz,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:291.0(M+H)
+。
【1674】
【化821】
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(3S,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3R,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例812.7。 実施例812.6に記載の条件下でのさらなる溶出により、実施例812.7を得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 1.65(td,J=12.28,10.88Hz,1H)2.57−2.71(m,2H)2.94−3.04(m,1H)3.14(ddt,1H)3.31−3.36(m,1H)3.45(s,3H)4.97(ddt,1H)5.17(ddt,1H)8.32(s,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:291.0(M+H)
+。
【1675】
【化822】
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(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例812.8。 実施例812.8を、下記の条件を使用してSFC上で812.4のキラル分離によって得た:Chiralpak AD−H、25%MeOH/CO
2、0.2%DEA含有。812.8は、Chiralpak AD−Hカラム上で溶出した先行のピークだった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 1.98(ddd,J=13.42,12.39,3.01Hz,1H)2.41−2.51(m,1H)2.98(dd,J=14.31,1.66Hz,1H)3.10(dd,J=13.06,11.20Hz,1H)3.29−3.36(m,1H)3.32(s,3H)3.66−3.71(m,1H)4.98(dq,J=14.38,2.19Hz,1H)5.18(ddt,1H)8.29(d,J=0.83Hz,2H) LCMS−ESI(正)m/z:291.0(M+H)
+。
【1676】
【化823】
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(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−メトキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例812.9。 実施例812.7に記載の条件下でのさらなる溶出により、実施例812.9を得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 1.96(ddd,J=13.39,12.45,2.93Hz,1H)2.44(dt,J=13.48,1.89Hz,1H)2.97(dd,J=14.33,1.58Hz,1H)3.08(dd,J=13.01,11.14Hz,1H)3.28−3.35(m,1H)3.32(s,3H)3.60−3.72(m,1H)4.87−5.00(m,1H)5.16(dt,J=13.02,1.91Hz,1H)8.27(d,J=0.67Hz,2H)。LCMS−ESI(正)m/z:291.0(M+H)
+。
【1677】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1678】
【表51】
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【1679】
[実施例820.0]
(3R,5S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−(1−メチルエトキシ)−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S,5R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−5−(1−メチルエトキシ)−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1680】
【化824】
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5−イソプロポキシピリジン−3−スルホンアミド、実施例820.1。 5−ヒドロキシピリジン−3−スルホンアミド(1.1g、6.32mmol)のTHF(16mL)およびイソプロパノール(16mL)中懸濁液に、トリフェニルホスフィン(1.99g、7.58mmol)を加えた。混合物にアルゴンを3分間吹き込んだ後、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(1.49mL、7.58mmol)をN
2流下において0℃で滴下添加した。次いで反応物を、0℃から室温までにおいて15時間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0%から100%EtOAcの勾配で溶出するRediSep−Sepプレパックドシリカゲルカラム(40g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、富化された生成物フラクションを得、富化されたこれらの生成物フラクションを合わせ、1N HClで抽出した。所望の生成物を酸性水溶液中で富化し、次いでこの酸性水溶液を飽和NaHCO
3水溶液によってpH>8に調整した。次いで塩基性水溶液をDCMで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を濾過し、真空下で濃縮して、820.1、5−イソプロポキシピリジン−3−スルホンアミド(0.95g、収率70%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)、m/z:217.2(M+H)
+。
【1681】
【化825】
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(3S,5R)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5R)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3S,5S)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5S)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例820.2。 820.1、5−イソプロポキシピリジン−3−スルホンアミド(1.8g、8.32mmol)のAcOH(41.6mL)中溶液に、アルゴンガスを2分間吹き込んだ後、酸化白金(IV)(1.89g、8.32mmol)をアルゴン流下で加えた。反応混合物を45psiの水素ガス下において23℃で2日間撹拌した。次に、セライト(登録商標)という商品名の濾過材(5g)を反応混合物に加えた。混合物を23℃で10分間撹拌した。混合物を濾過し、溶液を真空下で濃縮して、生成物混合物を薄黄色油状物として得、これをさらには精製せずに次のステップに使用した。LCMS−ESI(正)、m/z:223.3(M+H)
+。
【1682】
【化826】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3S,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例820.3。 40mLバイアル(圧力開放用セプタム付き)に、(3S,5R)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5R)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3S,5S)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドおよび(3R,5S)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミド(2.0g、4.96mmol)および2−クロロ−5−フルオロピリミジン(3.29g、24.79mmol)を加えた。反応混合物を90℃で21時間撹拌した。LCMSにより、反応が完了したことが示された。次に、反応混合物を真空下で濃縮した。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0%から100%EOAcの勾配で溶出するRediSep−Sepプレパックドシリカゲルカラム(40g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、オフホワイト色固体状態のジアステレオマーの混合物(0.5g、1.6mmol、収率32%)として820.3を得た。LCMS−ESI(正)、m/z:319.2(M+H)
+。
【1683】
【化827】
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(3S,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3R,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例820.4。 820.3を、15%MeOH/CO
2を使用するChiralpak AS−Hカラム上でのSFCによって分離した。820.4および820.5は、鏡像異性体対であり、820.4は、AS−Hカラム上において4つの異性体のうちで第2のピーク(その反対の鏡像異性体に対して先行のピーク)だった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 1.96(ddd,J=13.39,12.45,2.93Hz,1H)2.44(dt,J=13.48,1.89Hz,1H)2.97(dd,J=14.33,1.58Hz,1H)3.08(dd,J=13.01,11.14Hz,1H)3.28−3.35(m,1H)3.60−3.72(m,1H)4.87−5.00(m,1H)5.16(dt,J=13.02,1.91Hz,1H)8.27(d,J=0.67Hz,2H)。LCMS−ESI(正)M/Z:319.2(M+H)
+。
【1684】
【化828】
[この文献は図面を表示できません]
(3S,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3R,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例820.5。 実施例820.4に記載の条件下でのさらなる溶出により、820.5を第3のピークとして得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 1.96(ddd,J=13.39,12.45,2.93Hz,1H)2.44(dt,J=13.48,1.89Hz,1H)2.97(dd,J=14.33,1.58Hz,1H)3.08(dd,J=13.01,11.14Hz,1H)3.28−3.35(m,1H)3.60−3.72(m,1H)4.87−5.00(m,1H)5.16(dt,J=13.02,1.91Hz,1H)8.27(d,J=0.67Hz,2H)。LCMS−ESI(正)M/Z:319.2(M+H)
+。
【1685】
【化829】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例820.6。 820.6および820.7は、鏡像異性体対、(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドである。820.6は、実施例820.4に記載の条件下でのAS−Hカラム上において4つの異性体のうちで第1のピーク(その反対の鏡像異性体に対して先行のピーク)だった。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 0.92(d,J=6.12Hz,3H)1.08(d,J=6.01Hz,3H)1.98(ddd,J=13.19,12.15,2.95Hz,1H)2.33(dtdd,J=13.26,3.68,3.68,1.97,1.87Hz,1H)3.01(dd,J=14.10,1.66Hz,1H)3.13(dd,J=13.06,10.99Hz,1H)3.33−3.45(m,1H)3.74(dt,J=12.13,6.06Hz,1H)3.86−3.93(m,1H)4.77−4.83(m,1H)5.11(ddt,J=13.05,3.69,1.79,1.79Hz,1H)8.27(d,J=0.62Hz,2H)。LCMS−ESI(正)M/Z:319.2(M+H)
+。
【1686】
【化830】
[この文献は図面を表示できません]
(3R,5R)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミドまたは(3S,5S)−1−(5−フルオロピリミジン−2−イル)−5−イソプロポキシピペリジン−3−スルホンアミド、実施例820.7。 実施例820.4に記載の条件下でのさらなる溶出により、820.7を第4のピークとして得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ 0.92(d,J=6.12Hz,3H)1.08(d,J=6.01Hz,3H)1.98(ddd,J=13.19,12.15,2.95Hz,1H)2.33(dtdd,J=13.26,3.68,3.68,1.97,1.87Hz,1H)3.01(dd,J=14.10,1.66Hz,1H)3.13(dd,J=13.06,10.99Hz,1H)3.33−3.45(m,1H)3.74(dt,J=12.13,6.06Hz,1H)3.86−3.93(m,1H)4.77−4.83(m,1H)5.11(ddt,J=13.05,3.69,1.79,1.79Hz,1H)8.27(d,J=0.62Hz,2H)。LCMS−ESI(正)M/Z:319.2(M+H)
+。
【1687】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1688】
【表52】
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【1689】
[実施例827.0]
(1S,2S)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドの調製
【1690】
【化831】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミドおよび(1R,2R)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシ−N,N−ビス(4−メトキシベンジル)プロパン−2−スルホンアミド(実施例827.1)。 無水トルエン(26mL)中の実施例735.2(3.24g、6.54mmol)およびヨウ化イソプロピル(9.2mL、92mmol)を含むフラスコに、酸化銀(I)(3.12g、13.5mmol)を小分けにして慎重に加えた。酸化銀を完全に加えたら、反応物を光から保護し、75℃に加熱した。70時間後、混合物を室温に冷却し、次いで濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(ヘプタン中15〜75%EtOAcで溶出する)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、実施例827.1(1.68g、3.1mmol、収率4.8%)を薄黄色油状物として得、これをさらには精製せずに使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.54(td,J=1.2,6.8Hz,1H)、7.98(s,1H)、7.55(dd,J=0.7,9.0Hz,1H)、7.23(ddd,J=1.3,6.7,9.1Hz,1H)、7.20−7.15(m,4H)、6.92−6.84(m,5H)、4.87(d,J=7.7Hz,1H)、4.41(d,J=15.5Hz,2H)、4.12(d,J=15.5Hz,2H)、3.79−3.71(m,7H)、3.44(spt,J=6.1Hz,1H)、1.12(d,J=6.0Hz,3H)、1.09(d,J=7.3Hz,3H)、1.00(d,J=6.2Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/e:538.2(M+H)
+。
【1691】
【化832】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,2S)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテートおよび(1R,2R)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテート、実施例827.2。 アニソール(1.4mL、12.8mmol)を、実施例827.1(1.68g、3.1mmol)およびDCM(8mL)を含むフラスコに加えた。均一溶液を氷水浴中で冷却した。15分後、TFA(8mL、104mmol)を反応溶液に滴下添加した。TFAを完全に加えたら、反応物を23℃に加温した。20時間後、茶褐色がかった反応溶液を減圧下で濃縮した。残留物を3:1のEtOAc:EtOH溶液で希釈し、次いでシリカゲルカラム(ヘプタン中25〜100%3:1のEtOAc:EtOHで溶出する)上に載せた。生成物を含有するフラクションを減圧下で濃縮して、実施例827.2(1.08g、2.6mmol、収率84%)をオフホワイト色固体として得、このオフホワイト色固体をキラル精製に供した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.82(d,J=6.6Hz,1H)、8.25(s,1H)、7.87−7.81(m,1H)、7.80−7.72(m,1H)、7.34(t,J=6.6Hz,1H)、6.76(br.s.,2H)、5.11(d,J=6.4Hz,1H)、3.64(spt,J=6.1Hz,1H)、3.58−3.48(m,1H)、1.18(d,J=6.0Hz,3H)、1.16(d,J=7.0Hz,3H)、1.05(d,J=6.2Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/e:298.1(M+H)
+。
【1692】
【化833】
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(1R,2R)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例827.3。 実施例827.2(1.08g、2.6mmol)を、下記の方法:カラム:AD−H;移動相:75:25(A:B)A:液体CO
2、B:0.2%DEA含有のiPrOHを使用して分取SFCによって精製して、第1の溶出ピークを実施例827.3(336.5mg、1.132mmol、収率43.5%)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.53(td,J=1.2,6.8Hz,1H)、7.97(s,1H)、7.54(dd,J=0.7,9.0Hz,1H)、7.24(ddd,J=1.3,6.8,9.1Hz,1H)、6.90(dt,J=1.2,6.7Hz,1H)、6.52(s,2H)、4.85(d,J=7.3Hz,1H)、3.57(五重線,J=6.1Hz,1H)、3.53−3.46(m,1H)、1.15(d,J=6.0Hz,3H)、1.03(d,J=7.0Hz,3H)、1.00(d,J=6.2Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/e:298.0(M+H)
+。
【1693】
【化834】
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(1R,2R)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミドまたは(1S,2S)−1−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−1−イソプロポキシプロパン−2−スルホンアミド、実施例827.4。 実施例827.3に記載の条件下でのさらなる溶出により、恣意的に割り当てた立体化学を有する第2の溶出ピーク、実施例827.4(336.9mg、1.133mmol、収率43.6%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.53(td,J=1.1,6.8Hz,1H)、7.97(s,1H)、7.54(dd,J=0.8,9.1Hz,1H)、7.24(ddd,J=1.2,6.7,9.1Hz,1H)、6.90(dt,J=1.0,6.7Hz,1H)、6.52(s,2H)、4.86(d,J=7.3Hz,1H)、3.62−3.54(m,1H)、3.53−3.46(m,1H)、1.15(d,J=6.0Hz,3H)、1.04(d,J=7.0Hz,3H)、1.00(d,J=6.2Hz,3H)。質量スペクトル(正)m/e:298.0(M+H)
+。
【1694】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1695】
【表53】
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【1696】
[実施例830.0]
(3R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1697】
【化835】
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(S)−ピペリジン−3−スルホンアミドヒドロクロリドおよび(R)−ピペリジン−3−スルホンアミドヒドロクロリド、実施例830.1。 4−クロロピリジン−3−スルホンアミド(5.0g、25.9mmol)のAcOH(150mL)中溶液を、parrボトル(parr bottle)に入れた。得られた混合物に窒素ガスを5分間吹き込んだ。次いでこの溶液に、酸化白金(IV)(5.9g、25.9mmol)のAcOH(30mL)中懸濁液を加えた。次いで反応物を水素雰囲気(50psi)下で72時間撹拌した。反応混合物を、セライト(登録商標)という商品名の濾過材のパッドに通して濾過し、セライト(登録商標)という商品名の濾過材のパッドをMeOH(2×50mL)で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮して、実施例830.1(6.0g)を油状物として得、これをさらには精製せずに次のステップに使用した。LCMS−ESI(正)m/z:165.0(M+H)
+。
【1698】
【化836】
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(S)−tert−ブチル3−スルファモイルピペリジン−1−カルボキシレートおよび(R)−tert−ブチル3−スルファモイルピペリジン−1−カルボキシレート、実施例830.2。 実施例830.1(12.0g、59.8mmol)およびTEA(41.6mL、298.9mmol)のDCM(215mL)中混合物に、boc無水物(15.7mL、71.8mmol)のDCM(70mL)中溶液を室温で加えた。次いで反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いで水(2×200mL)で洗浄した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させて、初期物質を得、この初期物質をカラムクロマトグラフィー(シリカ:100〜200メッシュ、溶出:DCM中0〜30%EtOAc)によって精製して、実施例830.2(4.6g、(2つのステップを経て)34%を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,CD
3CN)δ 5.30(s,2H)、4.36(d,J=11.8Hz,1H)、3.94(d,J=13.3Hz,1H)、3.01−2.84(m,2H),2.64−2.58(s,1H)、2.20(d,J=13.3Hz,1H)、1.78(d,J=13.5Hz,1H)、1.74−1.57(m,2H)、1.43(s,9H)。LCMS−ESI(正/負)m/z:263(M−H)
−。
【1699】
【化837】
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(S)−tert−ブチル3−(N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファモイル)ピペリジン−1−カルボキシレートおよび(R)−tert−ブチル3−(N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート、実施例830.3。 表題化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した:メトキシピコリノヒドラジド(実施例3.18)、5−イソチオシアナト−4,6−ジメトキシピリミジン(実施例1.1)および(S)−ピペリジン−3−スルホンアミドヒドロクロリドおよび(R)−ピペリジン−3−スルホンアミドヒドロクロリド(実施例830.2)。
【1700】
【化838】
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(S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−3−スルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテートおよび(R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−3−スルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテート、実施例830.4。 100mL丸底フラスコに実施例830.3(643mg、1.115mmol)を装入し、DCM(10mL)に溶解させた。この溶液にTFA(1.27g、11.15mmol、0.828mL)を加えた。19時間後、LCMSにより、極性ピークに至るまでに出発物質が完全に消費されたことが示された。反応混合物を減圧下で濃縮して、(S)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−3−スルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテートおよび(R)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−3−スルホンアミド2,2,2−トリフルオロアセテート(657mg、収率100%)を得た。LCMS−ESI(正)m/z:477.5(M+H)
+。
【1701】
【化839】
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(3R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドおよび(3S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例830.5。 圧力開放用40mLバイアルに、実施例830.4(300mg、0.508mmol)を装入し、2−メチルテトラヒドロフラン(5080μl)に溶解させた。この溶液にヒューニッヒ塩基(884μl、5.08mmol)、続いて2,5−ジクロロピリミジン(378mg、2.54mmol)を加えた。バイアルを密封し、80℃に予備加熱された反応ブロック内に入れた。21時間後、LCMSにより、出発物質の完全な消費が示された。バイアルの内容物を分液漏斗の中に移し、混合物をDCMおよび重炭酸ナトリウムの飽和溶液で希釈した。層を分離し、有機層を水(×1)およびブライン(×1)で洗浄した。合わせた水層をDCMで抽出し、生成物について分析し、続いて廃棄した。有機層をMgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮し、ヘプタン中3:1(v/v)のEtOAc:EtOH %(2CV)、0〜40%(15CV)、40%(2CV)で溶出するフラッシュクロマトグラフィー:50g Biotage SNAP Ultra−CV=85mLによって精製して、1−(5−クロロピリミジン−2−イル)−N−(4−(4,6−ジメトキシピリミジン−5−イル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−3−スルホンアミド(149mg、0.253mmol、収率50%)を白色固体として得た。
【1702】
【化840】
[この文献は図面を表示できません]
(3R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例830.0。 ラセミ体状実施例830.5のキラル超臨界流体クロマトグラフィー精製を実施した。分取SFC方法用の条件は、下記のとおり:カラム:Chiralpak AS−H(20×150mm)、移動相:40:60(A:B)、A:液体CO
2、B:iPrOH、流量:60mL/分、220nm、149barの入口圧力だったが、>99.5%eeの2つのピークを得た:第1の溶出ピークは、実施例830.0、(3R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドとして帰属した。
1H NMR(500MHz,DMSO−d6)δ 13.65(1H,s)8.65(1H,s)8.41(2H,s)7.86(1H,t,J=7.85Hz)7.67(1H,d,J=7.27Hz)6.91(1H,d,J=8.30Hz)4.93(1H,br d,J=10.77Hz)4.53(1H,br d,J=13.23Hz)3.90(3H,s)3.88(3H,s)3.17(3H,s)2.96(1H,br d,J=11.03Hz)2.84−2.92(1H,m)2.73−2.80(1H,m)2.11(1H,br d,J=12.59Hz)1.79(1H,br d,J=13.10Hz)1.60(1H,br dd,J=12.26,3.57Hz)1.38−1.48(1H,m)。LCMS−ESI(正)M/Z:589.1(M+H)
+。ピーク帰属は、分析用SFC:Chiralpak AS−H、40%イソプロパノール1.30分によって判定した。
【1703】
[実施例831.0]
(3R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドの調製
【1704】
【化841】
[この文献は図面を表示できません]
(3R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミド、実施例831.0。 実施例830.0に記載の条件からの第2の溶出ピークは、実施例831.0、(3R)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドまたは(3S)−1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N−(4−(4,6−ジメトキシ−5−ピリミジニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピペリジンスルホンアミドに帰属した。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ 13.65(1H,s)8.65(1H,s)8.41(2H,s)7.86(1H,t,J=7.85Hz)7.67(1H,d,J=7.40Hz)6.91(1H,d,J=8.30Hz)4.93(1H,br d,J=12.46Hz)4.53(1H,br d,J=13.23Hz)3.89(3H,s)3.88(3H,s)3.17(3H,s)2.93−3.02(1H,m)2.84−2.92(1H,m)2.76(1H,td,J=12.78,2.47Hz)2.10(1H,br d,J=12.20Hz)1.75−1.82(1H,m)1.60(1H,br dd,J=12.26,3.44Hz)1.43(1H,dt,J=12.49,3.62Hz)。LCMS−ESI(正)M/Z:589.1(M+H)
+。ピーク帰属は、分析用SFC:Chiralpak AS−H、40%イソプロパノール:2.61分によって判定した。
【1705】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例Bの手順に従って合成した。
【1706】
【表54】
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【1707】
[実施例833.0]
(2S,3R)−N−(5−(5−シアノ−3−ピリジニル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1708】
【化842】
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(2S,3R)−N−(5−(5−シアノ−3−ピリジニル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−ブタンスルホンアミド、実施例833.0。 (2S,3R)−N−(5−(5−ブロモピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(実施例733.0)(0.51g、0.87mmol)を、N,N−ジメチルアセトアミド(4mL)に懸濁させ、次いでメタンスルホナト(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(0.37g、0.43mmol、Strem Chemicals,Inc)およびシアン化亜鉛(0.102g、0.87mmol、Pfaltz&Bauer Inc)をバイアルに加えた。混合物を80℃に加熱した。20時間後、反応物を室温に冷却し、次いでシリカゲルカラム(ヘプタン中0〜70%3:1のEtOAc:EtOH)上に載せた。生成物を含有するフラクションを合わせ、次いで減圧下で濃縮して、実施例833.0(0.316g、0.59mmol、収率68%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.55(br s,1H)8.87(d,J=1.95Hz,1H)8.82(d,J=2.21Hz,1H)8.55(s,2H)8.01(t,J=2.08Hz,1H)7.44(t,J=8.50Hz,1H)6.64(t,J=9.08Hz,2H)3.92(五重線,J=6.75Hz,1H)3.77(s,3H)3.75−3.77(m,1H)3.74(s,3H)2.31(s,3H)1.38(dd,J=10.57,7.07Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:535.2(M+H)
+。
【1709】
[実施例834.0]
5−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−((((1S,2R)−1−メチル−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)プロピル)スルホニル)アミノ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピリジンカルボン酸
【1710】
【化843】
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5−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−((((1S,2R)−1−メチル−2−(5−メチル−2−ピリミジニル)プロピル)スルホニル)アミノ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−ピリジンカルボン酸、実施例834.0。 バイアルに、EtOH(1.4mL)中の(2S,3R)−N−(5−(5−シアノピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例833.0(0.190g、0.36mmol)および1.0M NaOH水溶液(1.07mL、0.11mmol、Sigma Aldrich)を加えた。反応混合物を80℃で20時間加熱した。次いで反応混合物を室温に冷却し、次いで、pH約5になるまで1Mクエン酸水溶液で酸性化した。白色沈殿物が形成した。白色沈殿物を濾過し、次いで乾燥させて、5−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−((1S,2R)−1−メチル−2−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロピルスルホンアミド)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ニコチン酸、実施例834.0(0.17g、0.31mmol、収率86%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CD
3OD)δ 9.13(d,J=1.95Hz,1H)8.80(d,J=2.21Hz,1H)8.56(s,2H)8.34(t,J=2.01Hz,1H)7.50(t,J=8.56Hz,1H)6.80(dd,J=8.43,5.32Hz,2H)3.79(s,3H)3.77(s,3H)3.66−3.77(m,2H)2.30(s,3H)1.33(d,J=7.01Hz,3H)1.29(d,J=6.88Hz,3H)。LCMS−ESI(正)m/z:554.2(M+H)
+。
【1711】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1712】
【表55】
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【1713】
[実施例845.0]
(2S,3R)−3−(5−メトキシ−2−ピリジニル)−N−(5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−ブタンスルホンアミドの調製
【1714】
【化844】
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(2S,3R)−3−(5−メトキシピリジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例845.1。 (2S,3R)−3−(5−クロロピリジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(360mg、1.45mmol)、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル(t−BuBrettPhos、Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)(17.54mg、0.036mmol)および[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート(tBuBrettPhos Pd G3、Sigma−Aldrich Corp、St.Louis、MO、USAから市販)(30.9mg、0.036mmol)のトルエン(3.6mL)中懸濁液に、アルゴンガスを2分間吹き込んだ後、ナトリウムメトキシド(MeOH中0.5M溶液、685μl、4.34mmol)をアルゴン流下で加えた。反応混合物を40℃で14時間撹拌した。LCMS分析により、所望の生成物の形成が示されなかった。次いで反応混合物を80℃でさらに8時間撹拌した。LCMSにより、所望の生成物の形成が示された。反応混合物を室温に冷却した。次いで反応混合物を飽和NH
4Clで希釈し、DCMで抽出した。有機抽出物を真空下で濃縮して、生成物を薄黄色固体として得た。このようにして得られた物質をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0%から100%EtOAcの勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、表題化合物(2S,3R)−3−(5−メトキシピリジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド(316mg、収率89%)を白色固体として得た。LCMS−ESI(正)m/z:245.3(M+H)
+。
【1715】
下記の表に記載の化合物を、記載された公知の出発物質を使用して実施例741.0の手順に従って合成した。
【1716】
【表56】
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【1717】
[実施例846.0]
(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【1718】
【化845】
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(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例846.0。 (2S,3R)−N−(5−(5−シアノピリジン−3−イル)−4−(2,6−ジメトキシフェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例833.0(0.276g、0.516mmol)の無水THF(2.5mL)中溶液を、N
2雰囲気下において0℃でトルエン中の1.0Mジイソブチルアルミニウムヒドリド(1.549mL、1.549mmol、Sigma Aldrich)の滴下によって処理した。混合物が暗いオレンジ色に変わった。0℃で1時間後、混合物を、数滴の水および数滴の1Mクエン酸水溶液で、次いでEtOAc(20mL)で処理した。エマルションを、セライト(登録商標)という商品名の濾過材のパッドに通して濾過した。濾液をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮して、初期物質を得た。このようにして得られた物質をMeOH(2.5mL)に溶解させ、氷水浴中で冷却した。次いで水素化ホウ素ナトリウム(0.020g、0.516mmol)を加え、撹拌を周囲温度で1時間継続した。反応混合物を数滴の1Mクエン酸水溶液で処理し、真空下で濃縮して、初期生成物を得た。このようにして得られた生成物をシリカゲルの栓上に吸着させ、ヘプタン中0%から100%(3:1のEtOAc:EtOH)の勾配で溶出するRedi−Sepプレパックドシリカゲルカラム(12g)に通すクロマトグラフィーによって精製して、(2S,3R)−N−(4−(2,6−ジメトキシフェニル)−5−(5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−(5−メチルピリミジン−2−イル)ブタン−2−スルホンアミド、実施例846.0(20mg、0.037mmol、収率7.2%)をオフホワイト色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3)δ 11.61(br s,1H)8.60(s,1H)8.49(s,2H)8.39(s,1H)8.06(s,1H)7.39(t,J=8.50Hz,1H)6.60(t,J=9.02Hz,2H)4.73(s,2H)3.84−3.93(m,1H)3.76−3.80(m,1H)3.74(s,3H)3.71(s,3H)2.83(br s,1H)2.26(s,3H)1.36(d,J=6.49Hz,6H)。LCMS−ESI(正)m/z:540.2(M+H)
+。
【1719】
下記の表に記載の化合物を、上記のように合成した。当業者に公知のように。有機化合物は、しばしば、様々な方式を使用して適正に名付けることができる。例えば、実施例39.0の化合物は、(1R,2S)−N−(4−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)−5−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチルピリミジン−2−イル)プロパン−2−スルホンアミドまたは(1R,2S)−N−(4−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)−5−(6−メトキシ−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1−メトキシ−1−(5−メチル−2−ピリミジニル)−2−プロパンスルホンアミドと名付けることができる。アトロプ異性に由来したMおよびPの記号は、下記の表中に含まれていない。下記の表は、実施例化合物の別名称を提示しているが、いくつかの名称は、合成のセクションにおいて先だって提示された名称と同じであり得る。さらに、化合物が塩である場合、ニュートラルの化合物の名称が提示されている。
【1720】
【表57】
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【1721】
生物学的活性
[
35S]GTPγS結合
ヒトAPJ受容体をポリメラーゼ連鎖反応によりクローニングし、受容体をコード化する遺伝子を、Amgen社にて、社内でpFLAG−CMV(商標)−3発現ベクター(Sigma、Saint Louis、MO、USA)でサブクローニングした。ヒトAPJ受容体を安定的に発現させる、CHO細胞から調製される膜に、GTPγS結合アッセイを行った。最初にアッセイ緩衝液中でGDP、MgCl
2およびNaClを濃縮するために最適な実験条件を判定した。アッセイ緩衝液[20mMのHEPES、pH7.5、5mMのMgCl
2および0.1%(w/v)BSAと200mMのNaCl、3μMのGDP]およびヒトAPJ受容体/ウェルを発現する膜を、WGA PSビーズと合わせてアッセイを行った。様々なリガンドの有無にかかわらず0.2nMの[
35S]GTPγS(Perkin Elmer Life and Analytical Sciences、Waltham USA)を加えて反応を開始し、室温で90分間にわたりインキュベートした。100μMのGTPγSの存在下で、非特異的結合を判定し、常に全体の結合の0.2%未満であった。提示されている結果はいずれも、いくつかの独立した実験の平均であり、商用プログラムPrism(GraphPad、San Diego、CA)を使用して非線形回帰法により分析して、表58で詳述されているEC
50を得た。
【1722】
エクスビボアッセイ(単離灌流したラット心臓)を使用した、APJアゴニストによる負荷非依存性変力効果の証拠
ナイーブSprague Dawley(登録商標)SDラット(Harlan laboratories (Livermore、CA USA))に麻酔をかけ、心臓を摘出し、続いて、大動脈を経由してランゲンドルフ装置(Harvard apparatus、Holliston、MA USA)のカニューレを挿入する。心臓に改変酸化Krebs−Henseleitバッファを用いて逆行灌流を行った(Skrzypiec−Spring Mら、(2007)、J.Pharmacol Toxicol Methods、55:113−126頁)。溶液の圧力により、大動脈弁が遮られ、次いで、灌流液が心門および冠状血管へと押し流される。これにより、心臓を数時間鼓動させる。左心室(LV)にバルーンを挿入して、心臓収縮の指標としてdP/dt
max(左心室の圧力の誘導)を測定した。APJアゴニストを、用量依存手段で絶えず心臓へと灌流させて、心臓収縮を検査した。APJアゴニストの投与により、変力および変弛緩効果の用量依存的な増強が示された(
図1A、1B、2A、2B、3A、3B、4A、4B、5A、5B、6Aおよび6Bならびに表59)。
【1723】
図1Aは、ラット単離灌流心臓における負荷非依存収縮性に対する、実施例371の効果を示す。実施例371は、様々な濃度で注入され、LV dP/dt
maxの指標により負荷非依存収縮性を測定し、結果は、ビヒクルに対するパーセント変化で表現した。
図1Bは、ラット単離灌流心臓における左心室の弛緩に対する、実施例371の効果を示す。実施例371を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
minの指標により、負荷非依存性変弛緩効果(弛緩)を測定し、結果をビヒクルに対するパーセント変化で表現した。例えば、371のデータは、ビヒクルに対する+/−SEM(n=8)および(n=4〜6)の平均である。
図2Aは、ラット単離灌流心臓における負荷非依存収縮性に対する、実施例109の効果を示す。実施例109を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
maxの指標により、負荷非依存収縮性を測定し、結果は、ビヒクルに対するパーセント変化で表現した。
図2Bは、ラット単離灌流心臓における左心室の弛緩に対する、実施例109の効果を示す。実施例109を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
minの指標により、負荷非依存性変弛緩効果(弛緩)を測定し、結果をビヒクルに対するパーセント変化で表現した。実施例109のデータは、ビヒクルに対する+/−SEM(n=8)および(n=2)の平均である。
図3Aは、ラット単離灌流心臓における負荷非依存収縮性に対する、実施例586の効果を示す。実施例586を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
maxの指標により、負荷非依存収縮性を測定し、結果は、ビヒクルに対するパーセント変化で表現した。
図3Bは、ラット単離灌流心臓における左心室の弛緩に対する、実施例586の効果を示す。実施例586を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
min の指標により、負荷非依存性変弛緩効果(弛緩)を測定し、結果をビヒクルに対するパーセント変化で表現した。実施例586のデータは、ビヒクルに対する+/−SEM(n=8)および(n=5)の平均である。
図4Aは、ラット単離灌流心臓における負荷非依存収縮性に対する、実施例263の効果を示す。実施例263を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
maxの指標により、負荷非依存収縮性を測定し、結果をパーセント変化として表現した。
図4Bは、ラット単離灌流心臓における左心室の弛緩に対する、実施例263の効果を示す。実施例263を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
minの指標により、負荷非依存性変弛緩効果(弛緩)を測定し、結果をパーセント変化で表現した。実施例263のデータは、+/−SEM(n=8)の平均である。
図5Aは、ラット単離灌流心臓における負荷非依存収縮性に対する、実施例27の効果を示す。実施例27を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
maxの指標により、負荷非依存収縮性を測定し、結果は、ビヒクルに対するパーセント変化で表現した。
図5Bは、ラット単離灌流心臓における左心室の弛緩に対する、実施例27の効果を示す。実施例27を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
minの指標により、負荷非依存性変弛緩効果(弛緩)を測定し、結果をビヒクルに対するパーセント変化で表現した。実施例27のデータは、ビヒクルに対して+/−SEM(n=8)および(n=5)の平均である。
図6Aは、ラット単離灌流心臓における負荷非依存収縮性に対する、実施例99の効果を示す。実施例99を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
maxの指標により、負荷非依存収縮性を測定し、結果をパーセント変化で表現した。
図6Bは、ラット単離灌流心臓における左心室の弛緩に対する、実施例99の効果を示す。実施例99を様々な濃度で注入し、LV dP/dt
minの指標により、負荷非依存性変弛緩効果(弛緩)を測定し、結果をパーセント変化で表現した。実施例99のデータは、+/−SEM(n=8)の平均である。
【1724】
インビボ心不全ラットモデルにおける心臓収縮が改善した証拠
単離心臓アッセイでのエクスビボ研究結果に基づいて、APJアゴニストをインビボで投与して、インビボ設定での心臓収縮の推移を調査した。2−3ヶ月齢のオスのLewisラット(Charles River、USA)を、研究に使用した。<35%の駆出率で心臓に損傷をきたす、冠動脈左下行枝の永久結紮により、心不全を誘導した。APJアゴニストを、30分間にわたり、用量依存的に急激に投与した。実施例371、109、586、263、27および99の投与は、dP/dt
max(左心室の圧力の誘導)により測定されるように、心臓収縮の増加を引き起こす(表59)。
【1725】
以下の表は、本明細書に記載されている実施例の化合物に対する、上記の手順およびアッセイを使用して得られた生物学的活性データを含む。
【1726】
【表58】
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【1727】
以下の表は、本明細書に記載されている実施例の化合物に対する、上記の手順およびアッセイを使用して得られたデータを含む。
【1728】
【表59】
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【1729】
APJは、膜貫通領域に50%の相同性を有するアンギオテンシンIIタイプ1受容体(AT1R)に密接に関連した、G−タンパク質共役受容体である。アペリンは、APJに対する公知の内因性リガンドであり、最近は、ELABELAと名付けられた別のリガンドが、APJ受容体に対する別の有望なリガンドと同定されている(Tatemoto,K.ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.、251、471−476頁(1998);Pauli,A.ら、Science、343、1248636頁(2014))。その発見以来、心血管疾患の病態生理学において、アペリン−APJ受容体の役割を指し示す累積証拠が存在する。前臨床的および臨床的研究は、心不全の設定下において、アペリンまたはAPJアゴニストを急激に注入すると、心臓の機能が改善することを示している(Berry,M.F.ら、Circulation、110(11)11187−11193頁(2004);Japp,A.G.ら、Circulation、121、1818−1827頁(2010))。
【1730】
アペリン−APJ系の、新たに浮上した重要な態様は、レニン−アンギオテンシン系との相互反応である。アペリンは、AngIIの血管収縮作用を逆調節することも公知である。アペリンノックアウトマウスは、AngIIに対して著しく増加した昇圧反応を示し、これは、AngIIの昇圧作用に対して、アペリン/APJ系がインビボ降圧効果を発揮することを指し示す。さらに、アペリン活性化APJ経路は、AT1Rとの相互反応を経て、アンギオテンシンの介在によるアテローム性動脈硬化の形成を阻害した(Chun,H.J.ら、J.Clin.Invest.、118、3343−3354頁(2008)、Siddiquee,K.ら、J.Hypertens.、29、724−731頁(2011)、Sun,X.ら、Hypertens.Res.、34、701−706頁(2011))。これは、2つの独立した細胞内シグナル伝達経路の集中により、またはAPJとAT1Rの直接的な物理的相互反応により介在されて、ヘテロ二量体を形成し得る。Siddiqueeらは、AngIIシグナル伝達は、アペリン依存性のヘテロ二量体化およびAT1R機能のネガティブアロステリック調節で介在されるAPJにより拮抗することを示した(Siddiquee,K.ら、Br.J.Pharmacol.、168、1104−1117頁(2013)。
【1731】
心不全患者の大半がケア薬物、例えばアンギオテンシン遮断剤(アンギオテンシンII受容体アンタゴニストまたはアンギオテンシン受容体遮断剤(ARB))およびアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤の基準に合うとみなし、APJ−AT1Rのヘテロ二量体化が、APJアゴニストによる活性化の際に、心不全患者において臨床的に有益な何らかの成果を有するか否かを理解することに、我々は興味を持った。APJおよびAT1R受容体の間のクロストークを探査するために、我々は、APJアゴニストと活性化させる際に、AT1Rにより介在されるIP1シグナル伝達を検査した。驚くべきことに、Siddiqueeらによる研究結果とは反対に、APJ経路を活性化させると、その力価が左にシフトし、IP反応の効き目も増加することで、AngIIの正の共同作用が生じた(下の方法および結果のセクションを参照されたい。)。反対に、ARB、例えばロサルタンによるAT1R受容体の遮断は、APJ受容体の阻害を促進し、エクスビボおよびインビボ研究の両方で相乗効果として観察されるそのシグナル伝達を上方調節する。この作業により、心不全の集団における薬理学的介入への取り組みに影響を有し得るAPJおよびAT1Rの間における、クロストーク相互反応/ヘテロ二量体化の新たな模範が確証される。
【1732】
アセチルコリンステアラーゼ(ACE2)およびアペリンの生物学の間における相互反応は複雑である。アペリン−APJおよびACEシグナル伝達経路の間における相互反応を調査するために、我々は、インビボ心不全ラットにおいて、ACE阻害剤であるカプトプリルの存在下で、APJ小分子アゴニストを用いて心臓機能の改善を検査した。カプトプリル単独は、急性の設定下で、収縮性または駆出率において、急激に顕著な改善を示さない。しかし、APJアゴニストの存在下では、心拍を変えることなく、力価が左にシフトし、収縮性および駆出率が顕著に改善した。こうした研究結果から、AT1Rシグナル伝達とは関わりなく、レニンアンギオテンシンアルドステロン系(RAAS)に対するACE2の調節を理解するための新たな参考が得られ、疾患、例えば高血圧および心不全を処置する新たな有望な薬物標的が提示される。この作業により、APJ受容体のアゴニストとARB、例えばロサルタン、および/またはACE阻害剤、例えばカプトプリルの組合せが明らかに確証され、この組合せは、心不全患者の処置、例えば心拍を変えない収縮性および駆出率の改善において、さらに優れた効き目を得る際に重要な役割を果たし得る。
【1733】
IPアッセイを使用した、APJおよびAT1Rの間におけるアロステリック相互反応の証拠
方法
FLAGまたはヘマグルチニン(HA)タグでタグ付けしたCHO K1細胞におけるヒトAPJおよびAT1R受容体に対して、単一および2つの安定な組み換え細胞株を生成した。簡潔には、CHO−K1 APJ/AT1R細胞を、96ウェルプレート中にて15k/ウェルの密度で、DMEM−F12の培地および10%FBS中で一晩シードした。翌日、この培地を、血清を含有しない培地で4時間置き換えた。(1pM〜10μM)の濃度範囲の化合物AngIIは、様々な濃度のAPJアゴニストの有無を問わず、刺激緩衝液中で希釈し、細胞プレートに加えた。プレートを密閉し、1時間にわたりインキュベートした。これに続いて、IP−d2複合体を加え、続いてユーロピウムクリプテート抗体複合体をウェルに加えた。プレートを密閉し、続いて室温で2時間インキュベーションを行った。2時間後にEnvision readerを用いて、620nmおよび665nmで時間分解蛍光共鳴エネルギー転移(TR−FRET)を測定した。シグナルの比およびデルタFを計算し、生成されたIP1の量は、665/620nmのTR−FRET比に反比例した。
【1734】
結果
APJおよびAT1R受容体の両方での細胞発現において、様々な濃度でのAPJアゴニストを加えることにより、AngIIの最大反応が増加し、力価も左にシフトした。IP1反応の増加は、力価およびEmaxの両方で最大効果に到達し、これにより、AT1RおよびAPJ受容体の間におけるアロステリック協同性の特徴である天井効果が指し示された(
図7)。しかし、この協同性の効果は、APJまたはAT1Rの安定な組み換え細胞株では観察されず、これにより、物理的相互反応を通した、または下流エフェクターによる、2つの受容体の間に機能的クロストークが存在することが指し示された(
図8および
図9)。上記協同性の研究結果に基づき、APJアゴニストがAT1RとAPJのヘテロ二量体化を誘導し得る場合、ロサルタンを用いてAT1Rを遮断することにより、小分子アゴニストを加える際にAPJの活性化が向上することを我々は合理的に説明した。APJ小分子アゴニストが、AngIIの存在下で正の協同性を誘導し、ロサルタンを加えることにより、この協同性を促進し、APJ受容体の効き目を向上させる相乗効果が生じたことを我々は観察した。この作業により、APJ受容体のアゴニストとARB、例えばロサルタンまたはACE阻害剤、例えばカプトプリルの組合せは、心不全患者の処置でより優れた効き目を生む際に重要な役割を果たし得ることが明らかに確証される。
【1735】
本明細書に記載されているすべての刊行物および特許出願は、個別の各刊行物または特許出願が参照により組み込まれると具体的に且つ個々に指摘されるかのうように、ならびに各参考文献の全体が完全に記載されているかように、その全体を且つあらゆる目的のために本明細書に組み込む。先述の発明は、理解を明確にする目的のため、図示および例の目的でいくらか詳細に記載されているが、本発明の教示を踏まえ、添付の特許請求の範囲の精神または範囲から逸脱することなく、ある変化および改変をそれらに行ってよいことが、当業者には容易に明らかになるはずである。