特許6055752IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ブラシ付き直流モータとそのブラシホルダに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、補機システムの高出力化や運転時間の増加に伴い、モータに通電する電流量が増加してきている。ブラシ付き直流モータに通電した場合、おもにブラシ付近と巻線に損失が発生する。とりわけ、ブラシ付近では通電損失に加えてブラシと整流子の摺動損失が発生するため、その発熱量が大きい。特許文献1には記載されていないが、このブラシ付近で発生した熱は、主にブラシホルダから樹脂製の絶縁基板に埋設された金属製のフロントプレートへ放熱される。そのため、ブラシ付き直流モータの高出力化においては、モータのブラシ付近の温度上昇を抑制する技術、とりわけブラシホルダからフロントプレーとへの放熱性を向上させる技術が必要となってきている。 しかしながら、特許文献1のようなブラシホルダの放熱性を向上させようと、金属製のフロントプレートに積層するようにブラシホルダを固定した場合、厚さ方向の寸法が大きくなってしまう。 また、厚さ方向の小型化のために、フロントプレートに貫通穴(切欠き)を形成してこの貫通穴にブラシホルダを埋め込んで配置する場合、フロントプレートに形成された貫通穴の周囲には樹脂で形成されるブラシホルダ取付部が構成される。このような構成では、樹脂の熱膨張によるブラシホルダの変形を避けるため、ブラシホルダの側面と樹脂部との間に空間を設ける必要がある。この空間のために、ブラシホルダからフロントプレートへの放熱パスがなくなり、ブラシの温度上昇が増加してしまう。 本発明は、問題点を解決するためになされたものであって、その目的はブラシホルダの放熱性を向上させ、ブラシの温度上昇を抑制したブラシ付き直流モータおよび該モータを用いた車両用補機システムを提供する事にある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

の目的を達成するために、本発明では、コイルが巻装された回転子と共に回転する整流子と摺接することにより前記コイルに電気的に接続されるブラシと、前記ブラシを保持するブラシホルダと、絶縁材料によって形成されたブラシホルダ取付部を保持する金属製のプレート部材とを備え、前記ブラシホルダ取付部に前記ブラシホルダが固定された凹部を有するブラシ付き直流モータにおいて、前記ブラシホルダに、前記凹部の側面と・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、ブラシホルダの放熱性を向上させブラシの温度上昇を抑制したブラシ付き直流モータおよび該モータを用いた車両用補機システムを得ることが出来る。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係るブラシ付き直流モータの断面図。

【図2A】本発明に係る第一実施例におけるブラシ付近の斜視図。

【図2B】図2AのIIB−IIB断面を示すブラシ付近の断面図。

【図3】本発明との比較例におけるブラシ付近の断面図。

【図4】本発明に係る第二実施例におけるブラシ付近の断面図。

【図5】第二実施例の製造工程を示す図。

【図6】本発明に係る第三実施例におけるブラシ付近の断面図。

【図7】本発明に係る第四実施例の製造工程を示す図。

【図8】本発明に係る第五実施例におけるブラシ付近の断面図。

【図9】本発明に係る第六実施例におけるブラシ付近の断面図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…ブラシ付き直流モータ、2…ハウジング、3…磁石、4…ベアリング、5…整流子、6…回転子、7…シャフト、8…ブラシ、9…ブラシホルダ、10…絶縁材料(ブラシホルダ取付部)、11…フロントプレート、12…位置規制部、13…突出部、14…加工冶具、15…コイル、16…空間

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります