特許6055880IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

環境への負荷が少なく、かつ粘着特性に優れた粘着シート

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

近年、環境への配慮や作業環境の改善等の観点から、粘着シートから放散されるトルエン等の揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds;VOCs)の量を低減することが望まれている。そのため、粘着シートの粘着剤層を形成する際、水性溶媒もしくは酢酸エチル等の非トルエン系有機溶媒(以下、水性溶媒および非トルエン系有機溶媒をあわせて「非トルエン系溶媒」ということもある。)中で合成されたポリマーをベースとする粘着剤組成物の使用が好まれる傾向にある。しかし、このような非トルエン系の粘着剤組成物を用いて形成された粘着シートは、トルエン中で合成されたポリマーをベースとする粘着剤組成物を用いてなる従来の粘着シートに比べて、粘着性能(例えば曲面接着性)が低くなりがちであった。 本発明は、非トルエン系の粘着剤組成物を用いることでVOCs放散量を低減しつつ、かつ粘着特性に優れた粘着シートを提供することを一つの目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、シリコーン系剥離剤を用いた剥離ライナーを備える粘着シートにおいて、所定の方法で評価される剥離層から粘着剤層へのシリコーン移行量を所定値以下に制限することにより、非トルエン系の粘着剤組成物を用いてなる粘着シートであっても良好な粘着特性(例えば曲面接着性)を実現し得ることを見出して、本発明を完成した。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る粘着シートの一構成例を模式的に示す断面図である。

【図2】本発明に係る粘着シートの他の一構成例を模式的に示す断面図である。

【図3】本発明に係る粘着シートの他の一構成例を模式的に示す断面図である。

【図4】本発明に係る粘着シートの他の一構成例を模式的に示す断面図である。

【図5】本発明に係る粘着シートの他の一構成例を模式的に示す断面図である。

【図6】本発明に係る粘着シートの他の一構成例を模式的に示す断面図である。

【図7】曲面接着性評価において、被着体に貼り付けられた試験片の初期状態を示す模式図である。

【図8】曲面接着性評価において、被着体に貼り付けられた試験片の端部が、該被着体から浮き上がった状態を示す模式図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1,2,3,4,5,6:粘着シート   10:基材   21,22:粘着剤層   31,32:剥離ライナー

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