特許第6057910号(P6057910)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6057910ポーションパケットを位置決めするためのデバイス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6057910
(24)【登録日】2016年12月16日
(45)【発行日】2017年1月11日
(54)【発明の名称】ポーションパケットを位置決めするためのデバイス
(51)【国際特許分類】
   B65B 35/26 20060101AFI20161226BHJP
   B65B 35/24 20060101ALI20161226BHJP
【FI】
   B65B35/26
   B65B35/24
【請求項の数】20
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2013-540332(P2013-540332)
(86)(22)【出願日】2011年11月23日
(65)【公表番号】特表2013-543822(P2013-543822A)
(43)【公表日】2013年12月9日
(86)【国際出願番号】EP2011070738
(87)【国際公開番号】WO2012069504
(87)【国際公開日】20120531
【審査請求日】2014年11月7日
(31)【優先権主張番号】10192765.5
(32)【優先日】2010年11月26日
(33)【優先権主張国】EP
(31)【優先権主張番号】61/417,310
(32)【優先日】2010年11月26日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】510171922
【氏名又は名称】スウィーディッシュ・マッチ・ノース・ヨーロップ・アーベー
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(74)【代理人】
【識別番号】100089037
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邊 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】トム・アスプグレン
(72)【発明者】
【氏名】ラース−オロフ・ルーフマン
(72)【発明者】
【氏名】デニス・エリクソン
(72)【発明者】
【氏名】トマス・ラーソン
【審査官】 高橋 裕一
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第96/022223(WO,A1)
【文献】 国際公開第2010/106944(WO,A1)
【文献】 特表2010−516565(JP,A)
【文献】 特表2013−540332(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B35/00−35/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
経口使用のための製品のポーションパケット(5)を容器(7)内に配置するデバイス(1)であって、
当該デバイス(1)が、前記ポーションパケット(5)を前記容器(7)内で互いに対して位置決めするように構成されたポーションパケット位置決ユニット(20、200)を備え、
前記位置決ユニット(20、200)が、所定パターンで配置された一組のポーションパケット受容区画(25、225)を備え、
前記区画(25、225)それぞれが、ポーションパケット(5)が当該区画(25、225)に入ることを可能とする入口端部(25a、225a)と、当該区画(25、225)の反対側にあり、ポーションパケットがその方向で当該区画(25、225)から外に出ることを防止する保持端部(25b、225b)と、を有し、
前記位置決ユニット(20、200)が、ポーションパケット(5)を前記区画(25、225)から前記容器(7)に排出するように構成された排出部材(21、22、28、221、222、228、228a)をさらに備え、
前記区画(25、225)が、当該デバイス(1)の動作中に区画パターンを保持する支持構造体(27、227)と関連付けられており、
前記区画が、所定パターンで配置されており、前記パターンが、外側を向く前記入口端部を有する円または円の一部を形成し、
前記排出部材が、前記区画のパターンに対応する形状を有する放出素子を備え、そのため、前記放出素子が、駆動すると、前記区画それぞれに存在するポーションパケットを放出することが可能であることを特徴とするデバイス。
【請求項2】
前記区画それぞれが、楔状を形成するように互いに対して所定角度で配置された第1及び第2壁部材を備え、
前記楔状の構造の幅広端部が、区画入口端部を形成することを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
当該デバイスが、個別のポーションパケットを前記位置決ユニットに移送するように構成された移送ユニットを備え、
前記移送ユニット及び前記ポーションパケット受容区画が、前記区画それぞれの前記入口端部が前記移送ユニットを向くように互いに対して移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記区画が、単一の壁部材が2つの隣接する区画間の隔壁を形成するように隣り合って配置されていることを特徴とする請求項2に記載のデバイス。
【請求項5】
前記区画が、外側を向く前記入口端部を有する少なくとも部分的な円形パターンで配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項6】
前記支持構造体が、前記位置決ユニット内で移動可能に懸架されており、そのため、前記区画の前記入口端部が、前記支持構造体を移動させることによって、さまざまな方向及び/または位置で位置決めされることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項7】
前記排出部材が、所定方向で前記区画それぞれからポーションパケットを排出するように構成されており、
前記所定方向が、前記区画の前記入口端部及び前記保持端部を接続する直線に対応する方向とほぼ垂直であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項8】
当該デバイスが、前記位置決ユニットに対して所定位置で前記容器を保持するように構成された容器保持装置を備え、これにより、前記ポーションパケットが、前記容器内に放出されることが可能となることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項9】
当該デバイス(1)が、個別のポーションパケット(5)を前記位置決ユニット(20、200)に移送するように構成されたポーションパケット移送ユニット(10)を備え、
前記移送ユニット(10)が、前記ポーションパケット(5)を移送することを目的とした製品チャネル(12)を備え、
前記製品チャネル(12)が、入口(13)及び出口(14)を有し、
前記移送ユニット(10)が、加圧ガス源に接続することを目的としたガスチャネル(15)をさらに備え、
前記ガスチャネル(15)が、前記ガス源に接続すると、前記製品チャネル出口(14)に向かう方向で前記製品チャネル(12)内へ加圧ガスを案内するように構成されており、
前記ガスチャネル(15)が、前記製品チャネル入口(13)から所定距離(D)において前記製品チャネル(12)に位置決めされた出口開口部(17)を有し、そのため、前記ガスチャネル(15)を通して加圧ガスを供給すると、前記製品チャネル入口(13)にアンダープレッシャを形成することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記ガスチャネルが、加圧ガスを前記ガスチャネルの前記出口開口部から前記製品チャネル内に排出すると、前記ガスが所定角度αを形成する初期流動方向を示すように構成されており、
前記角度αが、前記製品チャネルの長手方向に対して30°未満であることを特徴とする請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記ガスチャネルの前記出口開口部が、前記製品チャネル出口から所定距離に位置付けられており、前記製品チャネルが、前記ガスチャネルの前記出口開口部の位置と前記製品チャネル出口との間でほぼ直線状であることを特徴とする請求項9または10に記載のデバイス。
【請求項12】
前記製品チャネルが、移送される前記ポーションパケットの幅及び厚さよりも1%から15%大きい幅及び高さを有することを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項13】
前記ガスチャネルの前記出口開口部(17)の面積と前記製品チャネル(12)の横断面積との比が、0.02から0.2の間であることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項14】
経口使用のための製品のポーションパケット(5)を製造する装置であって、
請求項1から13のいずれか1項に記載のデバイス(1)を備えることを特徴とする装置。
【請求項15】
個別のポーションパケットの周囲にパッケージ材料を巻き付けるように構成されたパッケージ装置を備え、
前記パッケージ装置が、前記位置決ユニットの上流側に配置されており、そのため、前記位置決ユニットに供給されたポーションパケットが、前記パッケージ材料で巻き付けられることを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項16】
経口使用のために製品のポーションパケット(5)を製造する装置であって、
請求項9〜13のいずれか1項に記載のデバイス(1)と、
個別のポーションパケットの周囲にパッケージ材料を巻き付けるように構成されたパッケージ装置と、
を備え、
前記パッケージ装置が、前記位置決ユニットの上流側に配置されており、そのため、前記位置決ユニットに供給されたポーションパケットが、前記パッケージ材料で巻き付けられ、
前記パッケージ装置が、前記移送ユニットの上流側に配置されており、そのため、前記移送ユニットに供給されたポーションパケットが、前記パッケージ材料で巻き付けられることを特徴とする装置。
【請求項17】
バルク材料のポーションパケットを形成するように構成された形成装置を備えることを特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載の装置。
【請求項18】
請求項1に記載のデバイス(1)を用いて経口使用のための製品のポーションパケット(5)を容器(7)に配置するための方法であって、
− 少なくとも1つのポーションパケット(5)を第1の前記ポーションパケット受容区画(25、225)内に導入するステップであって、前記ポーションパケット(5)が、前記区画内に位置決めするときに、前記区画パターンに対応するポーションパッケージパターンで配置されている、ステップと、
− 個別のポーションパケット(5)を前記位置決ユニット(20、200)に移送するように構成された移送ユニット(10)に対して前記ポーションパケット受容区画(25、225)を移動させ、そのため、第2の前記区画(25、225)の入口端部(25a、225a)が前記移送ユニットに向けられるステップと、
− 排出部材を用いて、一組の前記区画に存在する前記ポーションパケットを容器に排出するステップと、
を備え、
前記ポーションパッケージパターンが、前記ポーションパケット(5)を前記容器(7)に排出するときに保持されていることを特徴とする方法。
【請求項19】
− 少なくとも1つのポーションパケット(5)を前記ポーションパケット受容区画(25、225)それぞれの中に導入するステップ、
を備えることを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記ポーションパケットが、所定方向で一組の前記区画から排出され、
前記方向が、前記ポーションパケットが対応する前記区画に入る方向とはほぼ垂直であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、経口使用するための製品のポーションパケットを容器内に配置するためのデバイス及び方法に関する。本発明は、同様に、上記タイプのデバイスを用いて経口使用するための製品のポーションパケットを容器内に配置するための方法に関する。本発明は、経口使用するための製品のポーションパケットを製造するための装置であって上記タイプの装置を備える装置に関する。
【背景技術】
【0002】
嗅ぎタバコまたは非嗅ぎタバコを充填した小袋のような経口使用するための無煙製品のポーションパケットを製造することは、一般に、原材料を(前)処理工程、加工工程(例えば、挽く工程、塩及び水を加える工程、殺菌工程、添加物を混合する工程、湿潤化する工程など)、ポーションサイズのパケットのバルク材料を形成する工程、スヌース(snus)に関して標準的なセルロースベースの不織布のようなパッケージ材料をポーションパケットの周囲に巻く工程、及び、個別のポーションパケットを箱または容器内に配置する工程、を必要とする。
【0003】
このような製造することに使用されるデバイスの例は、例えば特許文献1〜5に記載されている。
【0004】
ポーションパケットを容器内に配置するステップには、従来あまり注意が払われていなかった。大抵、所定数のポーションパケットを単に容器内に落とすことが可能である。
【0005】
しかしながら、最近、容器内に所定パターンで位置決めされたポーションパケットがユーザに対してより魅力的な外観を形成するという事実にいくらか注視している。また、ポーションパケットを容器内に位置決めすることができることにより、時間(生産速度)及び空間(幾何学的に効率的なパッケージ)の双方の点で、ポーションパケットをより効率的な方法でパッケージすることが提案されている。
【0006】
しかしながら、嗅ぎタバコまたは非嗅ぎタバコのポーションパック製品が自動化処理において取り扱いが比較的困難であるので(製品が通常柔らかくいくらか粘着性を有しているため)、かつ、生産速度が非常に速い(一般的に1分あたり数百ポーションパケット)ので、大量生産において効率的なポーションパケットの位置決め/パッケージをどのように実現するかは、明らかでない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】国際出願公開第2009/025604号パンフレット
【特許文献2】欧州特許第138649号明細書
【特許文献3】欧州特許第149985号明細書
【特許文献4】国際出願公開第2009/047627号パンフレット
【特許文献5】スウェーデン特許第506146号明細書
【非特許文献】
【0008】
【非特許文献1】‘Wahlberg, I., Ringberger, T. (1999) Smokeless Tobacco. In: Tobacco: Production, Chemistry and Technology, (eds D.L. Davis & M.T. Nielsen) pp. 452-460. World Agriculture Series, Blackwell Science Ltd.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、嗅ぎタバコまたは非嗅ぎタバコ製品のような経口使用するための製品のポーションパケットを容器内に配置するためのデバイスを提供することであり、このデバイスは、ポーションパケットを容器内に位置決めすることが可能である。この目的は、独立請求項1に含まれる技術的特徴により規定されるデバイスによって実現される。従属請求項は、有利な形態、さらなる展開及び本発明の変形例を含む。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の容器は、容器内で互いにポーションパケットを位置決めするように構成されたポーションパケット位置決ユニットを備え、位置決ユニットが、所定パターンで配置された一組のポーションパケット受容区画を備え、区画それぞれが、ポーションパケットが区画に入ることを可能とする入口端部と、区画の反対側にあり、ポーションパケットとがその方向で区画から外に出ることを防止する保持端部と、を有し、位置決ユニットが、ポーションパケットを区画から容器に排出するように構成された排出部材をさらに備え、区画が、デバイスの動作中に区画パターンを保持する支持構造体と関連付けられていることを特徴とする。
【0011】
このようなデバイスにおいて、ポーションパケットは、さまざまな方法で、ポーションパケットを容器内に移送するために排出部材を使用すると、保持する区画まで供給される。区画が特定パターンで配置されている、例えば円形の態様で周方向に分配されているので、同様に、ポーションパケットは、容器内に位置決めされるときに対応するパターンで配置される。支持構造体の確定及び保持機能であって区画の形状を確定してデバイスの動作中にパターンを保持する機能により、ポーションパケットパターンは、ポーションパケットを区画から容器内に排出するときにも保持される。同一パターンは、例えば容器のサイズ及び形状を初期ポーションパケットパターンのサイズ及び形状に調整して容器を充填した後に容器を正確に取り扱うことによって、容器に移送されるときのポーションパケットに関しても保持される。
【0012】
このため、ポーションパケットを容器内に配置するステップの間、または、ポーションパケットを容器に実際に配置したときに、ポーションパケットを組織化することであって、これが従来技術で開示された事項を考慮したポーションパケットを位置決めしようとする明らかな方法であることに替えて、ポーションパケットは、ポーションパケットが区画に入るときに、すなわちポーションパケットを容器内に移送するステップの前に、すでに特定パターンで位置決めされる。このような処理は、より信頼性がありかつ次に充填する容器を位置決めするのに適した期間を形成するので、自動化及び高速な生産速度により適している。
【0013】
本発明は、区画を互いに対して確定した位置で維持する支持構造体を用いており、そのため、デバイスの動作中にパターンを保持する。このようにして、例えば1以上のコンベアベルトを必要とする解決法であってデバイスの信頼性を改善するために使用される解決法と比較して、移動部品の数を低減することが可能となる。本発明のさらなる利点は、通常例えばベルトに固定されている各壁間で製品を保持するコンベアベルト解決法の場合のように、区画が排出前に狭まらない点である。一般的に、製品は、壁部を互いから離間させるプーリの周囲をベルトが回転するときに搭載され、コンベアベルトのうち壁部が平行となる直線部分で降される。このように狭くなることは、製品を挟み込むことを招き、排出に問題を生じさせる。
【0014】
本発明の一形態において、上記区画それぞれが、楔状を形成するように互いに対して所定角度で配置された第1及び第2壁部材を備え、楔状の構造の幅広端部が、区画入口端部を形成する。
【0015】
本発明の一形態において、デバイスが、個別のポーションパケットを位置決ユニットに移送するように構成された移送ユニットを備え、移送ユニット及びポーションパケット受容区画が、区画それぞれの入口端部が移送ユニットを向くように互いに対して移動可能である。
【0016】
本発明の一形態において、区画が、単一の壁部材が2つの隣接する区画間の隔壁を形成するように隣り合って配置されている。
【0017】
本発明の一形態において、区画が、外側を向く入口端部を有する少なくとも部分的な円形パターンで配置されている。
【0018】
本発明の一形態において、区画が、少なくとも一列で配置されている。
【0019】
本発明の一形態において、区画が、2列で配置されており、隣接する区画が、反対方向を向く入口端部を有する。
【0020】
本発明の一形態において、支持構造体が、位置決ユニット内で移動可能に懸架されており、そのため、区画の入口端部が、支持構造体を移動させることによって、さまざまな方向及び/または位置で位置決めされる。この運動を制御することによって、区画は、例えばステップ式態様で運動を制御して1つずつポーションパケットを搭載することによって、ポーションパケット位置決ユニットに供給されたポーションパケットで充填される。好ましくは、支持構造体は、位置決ユニットに回転可能にかつ/または横方向に懸架されており、そのため、区画の入口端部の方向/位置は、支持構造体を回転させる及び/または横方向に移動させることによって、変化する。用語「横方向」は、ポーションパケットを位置決ユニットに共有する移送方向に言及する。このため、横方向は、主として、移送方向は、主として、移送方向に垂直である。
【0021】
本発明の一形態において、排出部材は、区画のパターンに対応する形状を有する放出素子を備え、そのため、放出素子は、駆動すると、区画それぞれに存在するポーションパケットを放出することが可能である。
【0022】
本発明の一形態において、排出部材は、所定方向で区画それぞれからポーションパケットを排出するように構成されており、所定方向は、区画の入口端部及び保持端部を接続する直線に対応する方向とほぼ垂直である、すなわち、ポーションパケットが区画に入る方向に垂直な方向で側方である。
【0023】
本発明の一形態において、デバイスは、位置決ユニットに対して所定位置で容器を保持するように構成された容器保持装置を備え、これにより、ポーションパケットは、容器内に放出されることが可能となる。
【0024】
本発明の一形態において、デバイスは、個別のポーションパケットを位置決ユニットに移送するように構成されたポーションパケット移送ユニットを備え、移送ユニットは、ポーションパケットを移送することを目的とした製品チャネルを備え、製品チャネルは、入口及び出口を有し、移送ユニットは、加圧ガス源に接続することを目的としたガスチャネルをさらに備え、ガスチャネルは、ガス源に接続すると、製品チャネル出口に向かう方向で製品チャネル内へ加圧ガスを案内するように構成されており、ガスチャネルは、製品チャネル入口から所定距離において製品チャネルに位置決された出口開口部を有し、そのため、ガスチャネルを通して加圧ガスを供給すると、製品チャネル入口にアンダープレッシャを形成する。
【0025】
製品チャネルの入口にアンダープレッシャ(すなわち大気圧未満の圧力)を形成することによって、吸引力が形成され、ガスチャネル出口開口部は、ガスチャネル出口開口部が位置決めされる所定点に向けて下流方向で製品チャネル内にポーションパケットを吸引し、この所定点において、ポーションパケットは、加圧ガスによって製品チャネルを通って製品チャネル出口に向けてさらに押し出される。
【0026】
このように吸引できることにより、ポーションパケットは、生産ラインにある移送ユニットの前に、すなわち上流側に位置するさまざまなポーションパケット供給装置から制御されたかつ効率的な方法で移送される。加圧ガスの圧力を変更することにより、製品チャネル入口におけるアンダープレッシャ、すなわち吸引力は、制御可能な態様で変化され、これにより、さまざまな状況(例えば異なるポーションパケット特性)に適合する。
【0027】
さらに、加圧ガスの圧力を変更することによって、制御可能な態様で、ポーションパケットが製品チャネルを離れる点におけるポーションパケットの速度を変更できる。このようにして、本発明の移送ユニットは、さまざまなタイプのポーションパケット位置決ユニットにまたは特定の位置決ユニットの特定の状況に適合できる。
【0028】
ほとんどの状況において、本発明のタイプの移送ユニットは、移送ユニットの上流側にある供給装置における速度と比較して、ポーションパケットの速度を増大させる。このように速度を増大させることは、個別のポーションパケット間の距離が増大することを意味する。これにより、(速度を増大させておらずかつしたがって第1ポーションパケットの後方部分と第2の後続するポーションパケットの前方部分との間の距離が短い状況と比較して)2つの到来するポーションパケット間の時間間隔中により大きな空間が占有するので、位置決ユニットの作業が容易になる。
【0029】
例えば加圧ガスを製品チャネル入口で排出することによって、ポーションパケットを移送するために圧縮ガス(オーバープレッシャ)のみを用いることは、複雑な流動パターンを引き起こし、これは、順に、移送のタイミング及び速度双方に関して、ポーションパケットの移送を制御することがより困難になる。その上、本発明のコンセプトは、オーバープレッシャのみを使用するよりもより制御可能な移送を提供することであり、損失が小さいので、エネルギー大量消費ではない。さらに、移送することは、コンベアベルトのような移動部品に依存せず、これは、より信頼性がある。
【0030】
ポーションパケットの制御した移送は、位置決ユニットを正確に作動させることを可能とするのに重要である。ポーションパケットの移送におけるタイミング及び速度の小さいバラツキであっても、生産プロセスにおいて詰りひいては中断を招きやすい。
【0031】
本発明の一形態において、ガスチャネルは、加圧ガスをガスチャネル出口開口部から製品チャネル内に排出すると、ガスが所定角度αを形成する初期流動方向を示すように構成されており、角度αは、製品チャネルの長手方向に対して30°未満、好ましくは15°未満である。
【0032】
本発明の一形態において、ガスチャネル出口開口部は、製品チャネル出口から所定距離に位置付けられており、製品チャネルは、前記ガスチャネル出口開口部の位置と前記製品チャネル出口との間でほぼ直線状である。
【0033】
本発明の一形態において、製品チャネルは、移送されるポーションパケットの幅及び厚さよりも1%から15%大きい幅及び高さを有する。
【0034】
本発明の一形態において、ガスチャネル出口開口部の面積と製品チャネルの横断面積との比が、0.02から0.2の間、好ましくは0.05から0.15の間である。
【0035】
本発明は、同様に、経口使用のための製品のポーションパケットを製造するための装置であって上記タイプのデバイスを備える装置に言及する。
【0036】
本発明の一形態において、バルク材料のポーションパケットを形成するように構成された形成装置を備える。
【0037】
本発明の一形態において、装置は、個別のポーションパケットの周囲にパッケージを巻き付けるように構成されたパッケージ装置を備え、パッケージ装置は、位置決ユニットの上流側に配置されており、そのため、位置決ユニットに供給されたポーションパケットは、パッケージ材料で巻き付けられる。
【0038】
本発明の装置の一形態において、パッケージ装置は、ポーションパケットを位置決ユニットに供給するように構成された移送ユニットの上流側に配置されており、そのため、位置決ユニットに供給されたポーションパケットは、パッケージ材料で巻き付けられる。
【0039】
方法は、上記タイプのデバイスを用いて容器内に経口使用のための製品のポーションパケットを配置するための方法に関する。本発明の方法は、少なくとも1つのポーションパケットを第1のポーションパケット受容区画内に導入するステップと、個別のポーションパケットを位置決ユニットに移送するように構成された移送ユニットに対してポーションパケット受容区画を移動させ、そのため、第2の区画の入口端部が移送ユニットに向けられるステップと、を備えることを特徴とする。
【0040】
本発明の一形態において、方法は、少なくとも1つのポーションパケットを各ポーションパケット受容区画内に導入するステップと、一組の区画にあるポーションパケットを容器に排出するステップと、を備える。好ましくは、ポーションパケットは、所定方向で一組の区画から排出され、方向は、ポーションパケットが対応する区画に入る方向とはほぼ垂直である。
【0041】
以下の発明の説明において、以下の図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0042】
図1】第1実施形態にかかる本発明のデバイスを示す図である。
図2図1と同様の図であるが、容器を加えた図である。
図3図1の実施形態を示す部分断面図である。
図4図3と同様の図であるが、製造工程の別の段階を示す図である。
図5図1の実施形態の一部を示す部分断面図である。
図6A】本発明のデバイスの位置決ユニットの変形例を示す図である。
図6B図6Aの断面図である。
図7図6A及び図6Bの変形例を有する第2実施形態における本発明のデバイスを示す図である。
図8図7の第2実施形態の一部を示す図である。
図9図8に示す複数の部品を示す断面図である。
図10】本発明のデバイスの好ましい形態における容器保持装置を示す図であって、装置が第1位置にある、図である。
図11図10の容器保持装置を示す図であって、装置が第2位置にある、図である。
【発明を実施するための形態】
【0043】
図1は、経口使用のための製品のポーションパケット5を容器7内に配置するための第1実施形態における本発明のデバイス1を示す。この場合において、ポーションパケットは、スヌースタバコまたは非スヌースタバコを充填した小袋である。
【0044】
図1に示すように、デバイス1は、ポーションパケット供給装置3、ポーションパケット移送ユニット10及びポーションパケット位置決ユニット20を備えており、供給装置3は、ポーションパケット5を移送ユニット10に供給するように構成され、移送ユニット10は、個別のポーションパケット5を位置決ユニット20に移送するように構成され、位置決ユニット20は、デバイス1の動作中に特定パターンでポーションパケット5を位置決めするように構成されている。
【0045】
この例において、移送ユニット10及び位置決ユニット20は、1つの統合ユニットとされるものを形成するように構成されている。
【0046】
移送ユニット10は、図3及び図5に関連してさらに後述される。位置決ユニット20は、図3から図5に関連してさらに後述される。別の位置決ユニット200の設計を図6から図9に示す。
【0047】
図1に示すように、位置決ユニット20は、例えば、互いに隣り合って円形パターンで配置された一組のポーションパケット受容区画25を備え、この場合において、この区画25は、互いに対して所定角度をなして配置された壁部材26により形成されており、そのため、各対の壁部材26間に楔形の区画25を形成する。位置決ユニット20は、排出部材をさらに備え、この排出ユニットのシリンダ21及び放出ピン22を図1に示す。
【0048】
デバイス1は、経口使用するための製品のポーションパケット5を製造するための装置の一部を形成する。図1に示すことに加え、この製造装置は、バルク材料を加工するように構成された加工装置を備え、この例において、このバルク材料は、タバコまたは非タバコ材料に基づいている。製造装置は、バルク材料からなるポーションパケット5を形成するように構成された形成装置をさらに備える。さらに、製造装置は、個別のポーションパケットの周囲にパッケージ材料を巻き、そのため小袋を形成するように構成されたパッケージ装置を備える。パッケージ装置は、移送ユニット10の及び供給装置3の上流側に配置されており、そのため、移送ユニット10に供給されたポーションパケット5は、上記パッケージ材料で巻かれる。
【0049】
例えばスヌースのような湿式嗅ぎタバコや噛みタバコなどの経口使用のための無煙タバコ製品の製造工程は、当業者に公知であり、任意の公知の工程を使用する。湿式嗅ぎタバコは、スウェーデン式のスヌースまたはアメリカ式の湿式嗅ぎタバコのいずれかとして公知である。
【0050】
スヌースの製造の全体的な説明は、ESTOC(欧州無煙タバコ協議会)及びスヌースに関するGothiaTek品質基準により公開されている。アメリカ式の湿式嗅ぎタバコ及び噛みタバコの製造方法は、例えば、非特許文献1で説明されている。タバコは、任意の経口無煙たばこ製品にある原材料である。しかしながら、製品のニコチン含有量を制御する目的で、原材料は、タバコと他の植物性材料との混合物でよく構成される。
【0051】
スヌースの製造原理は、挽いたまたは切断したタバコを水及び塩化ナトリウムと混合し、低温殺菌のための要件を満たすように混合物を十分な長時間(主として数時間)にわたって十分高温で加熱処理することである。加熱処理は、同様に、混合物にテクスチャもたらして混合物を着色し、自然なタバコ風味を強化する。加熱処理後、混合物を冷却する。pH調整剤及び香味剤のような添加物を加え、混合物は、水分含有率に関して調整される。
【0052】
アメリカ式の湿式嗅ぎタバコは、通常、湿潤化した挽いたまたは切断したタバコの発酵処理を通して製造される。香味料及び含有物をブレンドへ混合し、水を加えて水分含有量を調整する。
【0053】
噛みタバコは、ほとんどの場合、ルーズリーフタバコ(loose leaf tobacco)から形成される。タバコの葉をフレーク状に繰り返し叩き、ミッドリッド(mid-rid)(茎)を取り除く。そして、得られたタバコの断片は、通常、香味料及び添加物の溶液で処理され、水分含有量を低下させるために乾燥され、消費者パッケージ内にパッケージされる。得られる製品は、「ルーズリーフ噛みタバコ」として知られている。
【0054】
ハードスナッフ(hard snuff)は、タバコからのニコチンの投与システムとして、経口使用を目的とした経口タバコ製品のグループである。ニコチンを担持するタバコのような有効成分を担持する添加物に加え、ハードスナッフ製品は、一般的に、繊維及びポリマーのような完全にまたはほぼ不活性な材料により構成されている。これらは、主として、粉末タバコにより構成されることがある。
【0055】
乾式経口嗅ぎタバコは、スヌース及びアメリカ式の湿式嗅ぎタバコと似ているが、細挽きのタバコ粉末で形成されており、水分含有量が低い(主として10%未満)ことを特徴としている。製品は、熱処理されるが、通常、火乾発酵タバコから製造されており、この火乾発酵タバコは、粉末に挽かれ、香味料のような他の原料が加えられる。
【0056】
経口無煙非タバコの嗅ぎタバコ製品を製造することは、主として、経口無煙タバコ製品の製造手順に従っており、明確な差異は、タバコが、主として非タバコの植物性材料から構成される非タバコ原材料に置換されることである。
【0057】
公知のタイプの経口無煙タバコまたは経口非タバコ製品は、ポーションパケットのバルク材料として使用される。
【0058】
供給、加工、形成及びパッケージ装置の主要構造及び機能は、当業者に周知である。これら装置は、さまざまな方法で構成されており、本明細書においてさらには説明しない。
【0059】
図2は、図1と同様の図であるが、図2は、容器7及び容器保持装置8を示す。装置8は、位置決ユニット20に対して所定位置で容器7を保持するように構成されており、そのため、区画25に配置されているポーションパケット5は、容器7内に排出されることが可能となる。容器保持装置8は、区画25に対する容器7の運動を制御し、そのため、容器7それぞれの位置決めは、1つずつ区画25に関連して可能となる。容器7の開口端部は、区画25を向いている。図2において、容器保持装置8は、概略的にのみ示されている。当業者が気付くことは、容器保持装置8がさまざまな方法で構成されてもよいことである。好ましい実施形態の容器保持装置を図10及び図11に示す。
【0060】
図3は、図1の実施形態を示す部分断面図である。図3は、動作中のデバイス1を示しており、移送ユニット10に供給されたポーションパケット5は、制御された方法で、製品チャネル12を介して、位置決ユニット20の空のポーションパケット受容区画25に移送される。いくつかのポーションパケット5は、すでに位置決ユニット20内に位置決めされている、すなわち、区画25の一部は、すでにポーションパケット5を収容している。さらなるポーションパケット5は、移送ユニット10に向かう途中で供給装置3に位置決めされている。
【0061】
受容区画25それぞれは、ポーションパケット5が区画25内に入ることを可能とする入口端部25aと、反対側にあり、ポーションパケット5がその方向(図5も参照)で区画25から出ることを防止する保持端部25bと、を有する。各区画25は、互いに対して所定角度で配置された第1及び第2壁部材26により形成されており、そのため、楔状構造を形成し、楔状構造の幅広端部は、区画入口端部25aを形成する。この場合において、区画25は、円形パターンで隣り合って分布しており、これらの入口端部25aは、円から外側を向いており、これらの保持端部25bは、円の中心に向けて内側を向いている。各壁部材26は、円形パターンの径方向及び軸方向に延在しており、2つの隣接する区画25の共通壁部を形成する。
【0062】
移送ユニット10及び位置決ユニット20は、移送ユニット10の製品チャネル12の出口14がポーションパケット受容区画25の入口端部25aを向くように互いに対して配置されている。さらに、製品チャネル12は、ポーションパケット5の幅及び厚さ(高さ)に適合する矩形断面を有しており(幅は、この場合において厚さ/高さよりも大きい)、移送ユニット10及び位置決ユニット20は、同様に、製品チャネル12の幅方向が受容区画25の壁部材26とほぼ平行となるように互いに対して配置されており、この受容区画25は、製品チャネル12の出口14を向く入口端部25aを有する。
【0063】
図3に示すように、壁部材26は、支持構造体27に取り付けられており、この支持構造体は、順に、第1歯車の形態にある回転制御部材24に取り付けられている。壁部材26、支持構造体27及び第1歯車24は、ブラシ31を用いて回転可能に懸架されている。第1歯車24は、第2歯車29に動作可能に接続されており、この第2歯車は、駆動モータ(図示略)に接続されている。モータを制御することにより、製品チャネル12の出口14に対するポーションパケット受容区画25の回転を制御する。この回転を矢印34で示す。
【0064】
したがって、移送ユニット10及びポーションパケット受容区画25は、互いに対して移動可能であり、そのため、区画25それぞれの入口端部25aは、移送ユニット10を向くように移動される。この例において、区画25は、支持構造体27に取り付けられており、この支持構造体は、支持構造体27が回転することによって区画25の入口端部25aがさまざまな方向を向くように位置決ユニット20に回転可能に懸架されている。
【0065】
放出ピン22は、ブラシ31を貫通しており、放出素子28に接続され、この放出素子は、区画25のパターンに対応する形状を有し、壁部材26と平行かつポーションパケット5が区画25に入る方向に対して垂直な方向で区画25に対して移動可能である。すなわち、図1から図5に示す例において、放出素子28は、円形パターンの軸方向で区画25に対して移動可能である。このため、放出ピン22は、放出素子28を介して、区画25に配置されている各ポーションパケットを(ポーションパケット5が区画25内に入れる方向に対して)側方に排出することが可能である。
【0066】
放出素子28は、この場合において、中央部分から径方向に突出する複数の部品を有する。この数は、受容区画25の数に対応し、上記径方向に突出する部品それぞれは、対応する区画25の形状に対応する形状を有する。
【0067】
放出ピン22の他端部、すなわち図3における左端部は、シリンダ21のピストン(図示略)に接続されている。ピストンの位置は、空気圧または水圧で制御されており、これは、当業者に周知である。図3において矢印33で示すように区画25に向けて移動するようにピストンを制御することによって、すなわち、排出部材を駆動させることによって、放出ピン22及び放出素子28は、同方向で移動し、その結果、区画25内にあるポーションパケット5は、排出される(そして、これが位置決ユニット20に正確に位置決めされていると、容器7の同一パターンに配置される)。各区画25の外側面、すなわち、容器7を向く側面は、ポーションパケット5をその方向で放出することが可能なように開口している。
【0068】
以下で詳述するように、ポーションパケット5は、加圧ガス、この場合空気により、製品チャネル12を通って位置決ユニット20に向けて推進される。ポーションパケット5が移送ユニット10から離れて位置決ユニット20にある空の受容区画25に到達すると、ポーションパケットは、ポーションパケット5がさらに移動することを保持端部25bが防止していると、区画25で停止する。
【0069】
この点において、支持構造体27及び関連する一組の区画25は、駆動モータを駆動することによって、1ステップ回転され、そのため、次の区画25は、移送ユニット10を向くようになる。次の区画25が移送ユニット10を通過して次の区画25に位置決めされると、一組の区画25は、再び1ステップ回転される。そして、区画25すべてがポーションパケット5を収容するまでこれを繰り返し、ポーションパケット5は、区画25の円形パターンに対応する円形パターンで位置決めされる。
【0070】
この点において、適切に形付けられた容器7は、位置決ユニット20の前方に位置決めされており、そのため、このパターンのポーションパケット5で充填される準備が整っている。ポーションパック5を容器7内に移送するため、排出部材を駆動する。これは、放出ピン22及び放出素子28を容器7に向けて移動させることを意味し、これは、区画の開口側を介して、区画25から外へ容器7に向けてポーションパック5を押し進める。
【0071】
ポーションパケット5は、第1方向で位置決ユニット20に入り、第1方向とほぼ垂直な第2方向で放出される。このため、ポーションパケット5は、ポーションパケットの側面がまず容器7を向く状態で放出される。
【0072】
図4は、ポーションパック5を容器7へ移送するように排出部材を駆動したときの状態を示しており、ポーションパックは、区画25のパターンによって形成されるパターンで、その側面が容器7の底面を向く状態で位置決めされている(この容器は、その端部または側面上に配置されている)。区画25で形成されたパターンは、使用する容器7の横断面に対応する円形の横断面を有する。ポーションパケット5を容器7内に排出するステップの間、さらなるポーションパケット5を移送ユニット10に移送する工程は、所定時間間隔にわたって中断される。矢印33’は、放出部材を駆動停止したときの放出ピン22及び放出素子28の目的方向であり、そのため、区画25にさらなるポーションパケット5を充填する工程を続ける。
【0073】
図5は、移送ユニット10及び位置決ユニット20の一部を示す部分断面図である。1つのポーションパケット5は、製品チャネル12の入口13に位置決めされており、別のポーションパケット5は、空の区画25に向かう途中において製品チャネル12に位置決めされており、数個のポーションパケット5は、これらの区画25にすでに位置決めされている。壁部材26と区画25の入口及び保持端部25a、25bとに加え、放出素子28を図5に示す。区画25の保持端部25bに開口部があることが示されている。この開口部は、区画25に位置決めされるとポーションパケット5の一部が保持端部25bから外に突出することを可能とするように構成されている。これにより、ポーションパケット5は、円形パターンの中心点において(及び容器7において)互いに非常に接近することが可能となる。また、中央に位置する空洞により、これら開口部は、結果として、放出素子28のうち径方向に突出する部分を径方向で放出素子28の中央部分と(または放出ピンがこの位置まで延在する場合に、放出ピン22と直接)接続させることを可能とする。
【0074】
このような空洞がない場合、すなわち壁部材26が円形パターンの中心点で接触する場合、突出部分は、ブラシ31に近接する位置で放出ピン22に、例えば(一体部分である必要はない)支持構造体27の内側に直接的にまたは間接的に接続される。このような場合において、放出素子28の突出部分は、円形パターンの軸方向において十分延在しなければならず、そのため、ポーションパケット5を正確に放出することが可能となる。
【0075】
上述のように、移送ユニット10は、入口13及び出口14を有する製品チャネル12を備え、この製品チャネル12は、ポーションパケット5を移送することを目的としている。図5に示すように、移送ユニット10は、加圧ガス、主として空気のガス源(図示略)に接続することを目的としたガスチャネル15をさらに備える。ガスチャネル15は、上記ガス源に接続すると、製品チャネル出口14に向かう方向(矢印16)で製品チャネルに加圧ガスを案内する。
【0076】
ガスチャネル15は、製品チャネル入口13から所定距離Dにおいて製品チャネル12に位置決めされた出口開口部17を有しており、そのため、上記ガスチャネル15を通して加圧ガスを供給すると、製品チャネル入口13にアンダープレッシャを形成する。さらに、ガスチャネル15は、加圧ガスをガスチャネル出口開口部17から製品チャネル12内に排出すると、ガスが角度αを形成する初期流動方向をガスが示すように構成されており、この角度αは、製品チャネル12の長手方向に対してゼロに近い。十分なアンダープレッシャを形成するため、角度αは、30°未満、好ましくは15°未満である。
【0077】
距離Dは、変化してもよい、すなわち、ガスチャネル出口開口部17は、図5に示すよりも製品チャネル出口14に近接して位置決めされてもよい。重要なことは、入口13にアンダープレッシャを形成することであり、そのため、ポーションパケット5は、製品チャネル内に吸い込まれる。したがって、距離Dは、短すぎてはならない。距離Dの最小値は、用途に基づき、したがって、一般用語で定量化することが困難である。ガイドラインとして、距離Dの最小値は、製品チャネルの幅と同等に設定されてもよい。一般的な推奨として、距離Dは、最小値の少なくとも2から3倍であり、製品チャネル入口13における好ましい流動パターンを確保する。
【0078】
上述のように、ポーションパケット5を位置決ユニット20に移送するためにアンダープレッシャを用いることにより、ポーションパケット5を制御した状態で移送することがもたらされ、これは、位置決ユニット20の機能として重要である。さらに、(ポーションパケット5を製品チャネル12に押し付ける/押圧するために入口13に加圧ガスを供給する代替例と比較して、)よりエネルギー効率の良い生産工程をもたらす。
【0079】
この例において、ガスチャネル出口開口部17は、同様に、製品チャネル出口14から所定距離に位置決めされており、製品チャネル12は、ガスチャネル出口開口部17の位置と製品チャネル出口14との間でほぼ直線状である。
【0080】
ガス流動方向をよくするため、ガスチャネル出口開口部17は、製品チャネル12のほぼ中央に配置されている。このような出口開口部17の位置決めを可能とするため、製品チャネル12は、ガスチャネル出口開口部17の位置の上流において湾曲経路を示す。
【0081】
図5に示す例の代替例として、製品チャネル12は、入口13から出口14まで全体にわたって直線状であってもよく、ガスは、小さい角度αで製品チャネル12に供給される。
【0082】
ガスチャネル15は、非常に短く、基本的に出口開口部17のみからなる。
【0083】
製品チャネル12の長さは、特有の用途に調整されてもよい。ポーションパケット5の移送を完全に制御するため、1つのポーションパケット5のみが一度に製品チャネル12に存在する場合に、これは通常有利である。
【0084】
上述のように、製品チャネル12は、当該ポーションパケット5の幅及び厚さに適合する矩形断面を有する。通常、製品チャネル12の適した幅及び高さは、ポーションパケット5の幅及び厚さよりも1%から15%大きい。例として、製品チャネル12は、幅が20mmであり、高さが7mmである。ガスチャネル出口開口部17の上流において、製品チャネル12は、幅広であり、ポーションパケット5が入ることを容易にする。
【0085】
ガスチャネル15に供給されるガスの圧力を変更することにより、製品チャネル入口13におけるアンダープレッシャ(すなわち吸引力)は、制御可能な態様で変更され、このため、例えばポーションパケット5のさまざまな性質など様々な状態に適合される。さらに、加圧ガスの圧力を変更することにより、ポーションパケットが製品チャネル出口14から出る位置におけるポーションパケット5の速度を制御可能な態様で変更することが可能である。
【0086】
製品チャネル12の入口13において十分なアンダープレッシャを形成することは重要であり、そのため、ポーションパケット5の吸込及び移送を完全に制御する。一般的に、入口13におけるアンダープレッシャのレベルは、ガスチャネル出口開口部17の位置(製品チャネル12に対して長手方向及び横断方向の双方)に、初期ガス流動方向と製品チャネル12の長手方向との間に形成される角度αに、ガスチャネル出口開口部17と製品チャネル12の横断面積との比に、及び、ガスチャネル15に供給されるガス圧に、依存する。
【0087】
上述のように、出口開口部17の長手方向位置は、開口部17と製品チャネル入口13との間に十分な距離Dがある限り、重大ではない。開口部17の横断方向での位置決めに関して、より均一なガス流動を得るために、開口部17を中央位置とすることは、一般的に良好である。角度αに関して、角度が小さいほど、アンダープレッシャが良好になる。約15°までの角度αでは、製品チャネル入口13におけるアンダープレッシャの悪化がわずかである。30°を超える角度では、アンダープレッシャが大幅に悪化する。
【0088】
面積比及びガス圧に関して、関係はより複雑である。製品チャネル入口13における圧力を面積比の関数としてプロットすると、U字状の関数を形成する。このため、最適な面積比値において、入口13における圧力は、最小値に達する(すなわち、アンダープレッシャは、最小値に達する)。この関数は、同様に、ガスチャネル15に供給されるガス圧に依存する。ガス圧を増大させると、U字状の曲線は、より急勾配になり、その最小値は、より小さい面積比値に向けて動く。例えば、3バールのガス圧を用いると、製品チャネル入口13において最低圧力に達するための面積比(すなわち、ガスチャネル出口開口部17の面積と製品チャネル12の横断面積との比)の最適値は、0.13から0.14である。
【0089】
しかしながら、圧力曲線におけるこれら最適点において正確に動作させる必要はない。U字状の曲線が適度に平坦であるので、アンダープレッシャは、ガス圧を適度は限度内で変化させても、かつ、移送ユニット10を所定ガス圧に関する最適面積比で動作させなくても、適切なレベルで維持される。一般的に、0.02から0.2の間の面積比は、3バールから6バールのガス圧に関して適切である。3バールから4バールのガス圧に関して、アンダープレッシャは、より大きい面積比に関しても適切である。0.05から0.15の間の面積比は、3バールから6バールのガス圧に関してより適している。選択する面積比は、用途による(例えば、アンダープレッシャの必要な強度および使用するガスなど)。
【0090】
図6から図9は、本発明のデバイス1における別の位置決ユニット200を示す。図6A及び図6Bに示すように、上述と同様に、それぞれが入口端部225a及び保持端部225bを有するポーションパケット受容区画225は、楔状構造に配置された壁部材226により形成されている。また、この場合において、単一の壁部材226は、2つの隣接する区画225間にある隔壁を形成する。しかし、図6から図9に示す変形例において、区画225は、第1及び第2列で隣り合って配置されており、隣接する区画225では、これら入口端部225aが逆方向を向いている、すなわち、隣接する区画225は、異なる列に属している。壁部材226は、回転可能な支持構造体227に配置されている。
【0091】
図7は、図6に示す位置決ユニット200が備えられた本発明のデバイス1を示す。移送ユニット10は、上述と同様である。また、この場合において、位置決ユニット200は、シリンダ221と、(シリンダ221の内側に位置するピストンに接続される)放出ピン222と、回転可能に懸架された支持構造体227の回転を制御するように構成された回転制御部材224と、を備える。回転制御部材224は、制御可能なモータを備え、追加の歯車装置を備える。
【0092】
図6から図9に示す位置決ユニット200は、同様に、横方向運動制御装置223を備えており、ここで、用語「横方向」は、移送ユニット10を通って位置決ユニット200内に移送するときのポーションパケット5の方向に関連する。図7から図9に示すように、横方向運動制御装置223は、支持構造体227に接続されかつ受容区画225の列と平行な方向で支持構造体227に沿って延在する歯車付部材223bと、ギアホイール223aと、制御可能なモータ223cと、を備え、ギアホイール223aは、歯車付部材223b及びモータ223c双方に動作可能に接続されている。
【0093】
支持構造体227は、回転可能に懸架されているだけでなく、区画225の列の延長方向で移動可能に構成されている。横方向運動制御装置223を制御することにより、ステップごとの態様で支持構造体227を(移送ユニット10に対して)側方に移動させることが可能であり、そのため、第1列の区画において区画225それぞれは、その入口端部225aが製品チャネル12の出口14を向く状態で製品チャネル12と位置合わせされていく。ポーションパケット5を移送ユニット10に供給すると、ポーションパケットは、ここで、第1列の区画225それぞれにさらに供給される。回転制御部材224を制御することにより、支持構造体227を180°回転させることができ、そのため、第2列の区画225は、同じステップ式態様で充填される。
【0094】
図8は、位置決ユニット200を後方から見た斜視図を示す。この図は、位置決ユニット200の排出部材を明確に示しており、この排出部材は、上記位置決ユニット20と同様に、シリンダ221、放出ピン222及び放出素子228を備える。放出素子228は、支持部分228aから支持構造体227に向けて突出する複数の部分を備える。突出部分の数は、ポーションパケット受容区画225の数に対応しており、上記突出部分それぞれは、対応する区画の形状に対応する形状を有する。このため、放出素子228は、区画225のパターンに対応する形状を有し、この形状は、この場合において、長方形である(これは、上述した円形の容器とは異なり、対応する長方形の容器(図示略)を必要とする)。
【0095】
図9は、位置決ユニット200の部品を前側から見た部分断面斜視図を示す。この図は、例えば、放出素子228の突出部分の横断面が区画225の横断面に対応することを示す。
【0096】
放出素子228の支持部分228aは、放出ピン222に接続されており、この放出ピンは、上述と同様に、順に、シリンダ221のピストン(図示略)に接続されている。ピストンの位置は、上述のように制御されている。ピストンを支持構造体227及びその区画225に対して図8及び図9において矢印233で示すように移動するように制御することによって、すなわち、排出部材を駆動させるまたは駆動停止させることによって、放出素子228は、支持構造体227に向けて移動され、そのため、区画225にあるポーションパケット5を放出し(そして位置決ユニット200において正確に位置決めされている容器と同一パターンでポーションパケットを配置し)、支持構造体227から離れるように移動されてポーションパケット受容区画225を再充填することを可能とする、すなわち、放出素子228から離れるように向く側は、開口しており、ポーションパケット5をその方向で放出することを可能とする。
【0097】
図6から図9に示す位置決ユニット200の機能は、原則的に、図1から図5に示すユニット20と同様である。全体的な機能は、移送ユニット10及びポーションパケット受容区画25、225が互いに対して移動可能であり、そのため、区画25、225それぞれの入口端部25a、225aを移動させて移送ユニット10に向けることである。図6から図9に示す例において、区画225は、移送ユニット10に対して(横方向に)移動可能な支持構造体227に取り付けられている。また、支持構造体227が位置決ユニット200に回転可能に懸架されているので、区画25の入口端部225aは、支持構造体27を回転させることによって、違う方向に向けられる。このようにして、それら入口端部225aが逆方向を向く2列の区画225を用いることができる。位置決ユニット200は、一列のみの区画225を有してもよく、これにより、支持構造体227の回転装置を省くことができる(しかし、ポーションパケットパターンがより長く狭くなる)。
【0098】
図10及び図11は、本発明のデバイスにおける好ましい実施形態の容器保持装置80を示す。この好ましい容器保持装置80は、容器7を配置する支持プレート81を備える。支持プレート81は、側部プレート83、84を介してロッド82に回転可能に懸架されている。シリンダ85及び対応するピストン86は、例えば空圧駆動されており、ロッド82回りの支持プレート81を回転させるように構成されている。このようにして、支持プレート81が第1位置にあるときに支持プレート81上に配置されている容器7は、支持プレート81が排出部材21、22、28により排出されるポーションパケット5を受けるために第2位置にあるときに、位置決ユニット20において適切に位置決めされる。
【0099】
図10において、容器保持装置80は、第1位置にあり、この第1位置において、充填した容器が支持プレート81から取り除かれ、空の容器7が配置される。図11において、容器保持装置80は、第2位置にあり、この第2位置において、空の容器7は、位置決ユニット20のパターンに従って位置決されたポーションパケット5で充填される。容器7を充填すると、シリンダ85及びピストン86は、支持プレート81を第1位置まで戻るように回転させるように動作される。
【0100】
生産速度を高速にすることを可能とするために、容器保持装置80は、高速で動作可能である必要がある。開口部87は、容器7の下方に吸引力を形成する目的で真空(すなわち低圧)源に接続する目的で支持プレート81に設けられている。このようにして、容器7は、支持プレート81が第1及び第2位置間で非常に迅速に移動しても、支持プレート81の所定位置で保持される。
【0101】
好ましい容器保持装置80は、第1実施形態の位置決ユニット20に関連して例示されたが、他の変形例の位置決ユニットに関連して使用されてもよい。
【0102】
本発明のデバイス1または製造装置は、支持構造体27、227(及びその関連する区画25、225)の及び放出素子28、228の運動を制御するために制御ユニット(図示略)をさらに備える。また、デバイスは、例えば供給装置3及び容器保持装置8、80などを制御するための手段を備える。好ましくは、システムは、同様に、例えばすべての区画25、225をポーションパケット5で充填したか判断するためなどにポーションパケット5の位置を判断するセンサを備える。
【0103】
本発明は、上記実施形態に限定されないが、特許請求の範囲内で様々な方法で改変されてもよい。例えば、本明細書では、無煙タバコまたは無煙非タバコ製品について記載しているが、ポーションパケットのバルク材料は、本発明において容器または箱に配置するのに適した粉末薬品または菓子製品に基づいてもよい。さらに、パケットを共に保持するためにしばしば必要ではあるが、ポーションパケット5を小袋または他の包装構造体で取り囲む必要はない。
【0104】
移送ユニット10には、複数の位置決ユニット20、200にポーションパケット5を分配するために同一の入口に接続された複数の製品チャネル12を設けてもよい。案内部材は、ポーションパケット5を別のチャネルに案内するように構成されてもよい。主として、各製品チャネル12には、別個のガスチャネル15が設けられている。
【0105】
別の設計の移送ユニット10において、好ましいコンベアベルトは、ポーションパケットを移送するために、供給装置3と位置決ユニット20との間に配置されている。真空(すなわち、低圧)チャンバをベルトの内側に、すなわちポーションパケットの位置に関してベルトの反対側に設置し、そのため、移送中にポーションパケット5を所定位置で保持する。加圧ガスを用いてコンベアベルトの端部から位置決ユニット20までポーションパケットを押し進めてもよい。
【0106】
区画25のパターンが図1から図5に示すように完全な円形を形成する必要はない。半円または四分円のような円の一部も同様に可能である。パターンは、さまざまな直線状または曲線状の列またはさまざまな列と円形の一部との組み合わせを含んでもよい。
【0107】
さらに、デバイス1は、2以上のポーションパケット5を単一の受容区画25、225で位置決めするように設計されかつ動作されてもよい。
【0108】
ポーションパケット受容区画25、225は、楔状である必要はないが、例えば、平行な側壁部と保持端部25b、225bに配置された第3壁部とを備えてもよい。さらに、第3壁部は、側壁部に接続される、または、側壁部に対して移動可能であるまたは移動可能でない別の素子の一部を形成してもよい。しかし、楔状の区画は、ポーションパックが所定クランプ力で所定位置に維持されるという利点を有する。さらに、位置決ユニットのすべての構成部材は、同一サイズおよび形状を有する必要はない。
【0109】
支持構造体27、227は、上記設計とは異なる設計を有してもよい。例えば、区画を画定する材料、すなわち壁部などは、支持構造体または支持構造体の一部を形成してもよい。重要な特徴は、区画に充填するまたは充填解除する間で、区画が、各区画の形状及び区画パターンを保持するように構成された硬質構造体の一部を形成することである。区画は、このような硬質構造体の一体部分に取り付けられるかつ/または一体部分を形成してもよい。
【0110】
上記実施例において、使用した容器7の寸法は、ポーションパケット位置決ユニット20、200の寸法に対応しており、そのため、パケット位置決ユニット20、200における互いに対するポーションパケット5の位置は、容器7内で保持される。このようにして、完全な組のポーションパケットは、容器の壁部の内側において(かつ容器上に好ましくは設けられる蓋の内側において)互いに所定位置を保持する。しかし、容器内におけるポーションパケットの相対位置を保持する効果は、壁構造体を容器の内側に配置することによってなど、他の手段により実現されてもよい。
【符号の説明】
【0111】
1 デバイス、5 ポーションパケット,ポーションパック、7 容器、8,80 容器保持装置、10 ポーションパケット移送ユニット,移送ユニット、12 製品チャネル、13 製品チャネル入口,入口、14 製品チャネル出口,出口、15 ガスチャネル、17 ガスチャネル出口開口部,出口開口部,開口部、20,200 ポーションパケット位置決ユニット,位置決ユニット、21,221 シリンダ,排出部材、22,222 放出ピン,排出部材、28 排出部材、25,225 ポーションパケット受容区画,受容区画,区画、5a,225a 区画入口端部,入口端部、25b,225b 保持端部、26 第1及び第2壁部材、27,227 支持構造体、228 放出素子,排出部材、228a 支持部分,排出部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図7
図8
図9
図10
図11