【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、その対象としてリソグラフィ方法を含み、基板上にレジスト層が堆積される準備ステップと、レジスト層内に少なくとも1つの予備パターンを画定するために実行される予備リソグラフィステップとを含み、予備リソグラフィステップは、レリーフを設けられた型がレジスト層内に貫入し、それぞれがレジスト層内に1つの凹部を画定する少なくとも1つの予備パターンを生成し、レジスト層内に凹レリーフを形成する少なくとも1つの位置決めマークを画定するナノインプリンティングステップを含む。さらに、その方法は、レジスト層に適用される少なくとも1つの後続のリソグラフィステップを含み、そのリソグラフィステップは以下のステップを含む。
少なくとも1つの位置決めマークに応じてリソグラフィ手段を位置決めすることを含む予備位置決めステップ。
少なくとも1つの位置決めマークに応じて位置決めされたリソグラフィ手段を用いて、レジスト層内に更なる凹パターンを形成する少なくとも1つのステップ。更なるパターンを形成するステップは、少なくとも1つの予備パターンの少なくとも一部を露光することを含む。
【0009】
レジストを露光する際に露光されたレジストが消失する場合には、エンボス加工されたゾーンによって予備パターンが形成され、その後、エンボス加工されたゾーン上に凹部として更なるパターンも形成される。このようにして、例えば、レジスト層の内部に少なくとも2つの異なる深さ又は異なる高さ、言い換えると、2段の階段を有する凹部によって形成されたパターンを得ることができる。実際には、予備パターンは第1の深さを画定し、予備パターン上に重ね合わせられた更なるパターンが第2の深さを画定する。その深さは、レジスト層の空き表面に対して、言い換えると、ナノインプリンティング中に型が貫入するレジスト層の面に対して決定される。その高さは、レジスト層が載置される基板と接触しているレジスト層の面に対して決定される。
【0010】
レジストを露光する際に、露光されたゾーンの外側のレジスト(照射を受けたネガ型フォトレジスト)が消失する場合には、その後、例えば、最終パターンが、後続のリソグラフィ前のレジストの厚みに概ね対応する第1の高さと、それよりも低く、ナノインプリンティング中にエンボス加工されたゾーンに対応する第2の高さとを有する凸部を形成することができる。
【0011】
それゆえ、1つ又は複数の位置決めレリーフマークは、一連のリソグラフィステップを互いに対して、かつ非常に正確に位置決めできるようにする。それゆえ、予備リソグラフィステップ中に得られたパターンは、後続のリソグラフィステップ中に得られたパターンに対して完全に位置決めされる。それゆえ、2段の深さにおいて形成される最終パターンは、良好に画定されるとともに、おそらくは小さなサイズ、典型的は1マイクロメートル未満のサイズからなる。
【0012】
さらに、それらのマークはレジスト内に作製される。それゆえ、本発明は、パターンを画定する前に、基板内に位置決めマークを作製する必要はない。それゆえ、本発明は、英語では通常「剥離(stripping)」と呼ばれ、基板内にマークを作製する際に通常必要とされるが、基板を劣化させる、レジストのエッチングステップ及び除去ステップを回避できるようにする。特に、レジストのエッチング及び除去のための解決法又は技法は、基板の下層を劣化させる恐れがあることがわかっていた。それゆえ、特に基板がレジスト下に既に形成された集積回路層を含むときに、エッチングステップを利用すると害を及ぼす恐れがある。
【0013】
それゆえ、本発明は、基板及び基板が含む可能性がある層の完全性を維持するという利点も有する。
【0014】
さらに、本発明は、パターンの形成ステップ中に位置決めマークを形成できるようにする。それゆえ、ステップの全数を、それゆえ、コストを削減する傾向がある。
【0015】
別の態様によれば、本発明は、1つの対象としてリソグラフィ方法を有し、レジスト層が基板上に配置される準備ステップと、レジスト層内に少なくとも1つの予備パターンを画定するように実行される予備リソグラフィステップとを含む。特徴として、本方法は、予備リソグラフィステップ中に、レジスト層内にレリーフを形成する少なくとも1つの位置決めマークを形成することを含む。さらに、本方法は、レジスト層に適用される少なくとも1つの後続のリソグラフィステップを含み、そのリソグラフィステップは以下のステップを含む:少なくとも1つの位置決めマークに応じてリソグラフィ手段を位置決めすることを含む予備位置決めステップ;少なくとも1つの位置決めマークに応じて位置決めされたリソグラフィ手段を用いて、レジスト層内に更なるパターンを形成するステップ。
【0016】
任意選択では、本発明による方法は、以下の任意選択のステップ及び特徴のうちの少なくともいずれか1つを有する場合がある。
【0017】
更なるパターンの中の少なくとも1つが、レジスト層内に少なくとも1つの3次元パターンを形成するように少なくとも1つの予備パターン上に重ね合わせられる。
【0018】
3次元パターンを形成することに対する代替形態として、それゆえ、更なるパターンは少なくとも1つの予備パターンに重ね合わせられない。このようにして、相対的な位置決めを改善された2次元パターンが得られる。
【0019】
位置決めステップは、光回折によって位置決めマークを検出することを含む。
【0020】
少なくとも1つの更なるパターンが少なくとも1つの予備パターン上に重ね合わせられることが好都合である。
【0021】
更なるパターンを形成するステップは、レジスト層内に少なくとも2段の深さを有する少なくとも1つの最終凹パターンを形成するように実行される。代替的には、更なるパターンを形成するステップは、少なくとも2段の高さを有する少なくとも1つの最終凸パターンを形成するように実行される。
【0022】
本方法は、少なくとも1つの後続のリソグラフィステップ後に、少なくとも1つの予備パターン及び更なるパターンをレジスト層から基板に転写することを含む転写ステップを含む。
【0023】
第1の変形形態によれば、少なくとも1つの後続のリソグラフィステップの終了時に位置決めマークが維持される。このようにして、他の後続のリソグラフィステップによって位置決めマークを再利用することができ、それにより、必要なステップ数を制限し、製造方法全体を簡単にすることができる。必要なら、その後、位置決めマークは、レジスト層から基板に転写され、リソグラフィによって得られた全てのパターンの良好な相対的位置決めを有するように他のリトグラフによって再利用されるようにする。さらに、最終製品を得るために必要なステップ数が削減される。
【0024】
第2の変形形態では、少なくとも1つの後続のリソグラフィステップ中に、位置決めマークが除去される。通常、これらの位置決めマークを消失させるために、そのレジストがポジ型感光性レジストである場合には、それらの位置決めマークを照射すれば十分である。レジストがネガ型感光性レジストである場合には、これらのマークを照射しなくても十分になる。
【0025】
最後の変形形態によれば、これらのマークが位置合わせのために働いた後に、それらのマークは、基板に転写されることになる有用なパターンを形成するように最終的に変更することができる。これら2つの後者の変形形態では、都合の良いことに、基板における位置合わせマークに起因して空間が失われない。この空間を用いて、機能的なゾーンを形成することができる。
【0026】
転写ステップは、レジスト層及び基板層をエッチングするステップを含む。そのエッチングは、都合の良いことに、レジスト及び基板に対して概ね同一の選択性を有する。しかしながら、異なるアスペクト比を得るために一方のエッチングに比べて他方のエッチングの選択性を高めることによって、転写されるパターンの形状に影響を及ぼすために特に用いられる場合がある特定の選択性を受け入れることもできる。特に都合の良いことに、そのエッチングステップはプラズマエッチングを含む。このタイプのエッチングは基本的に異方性であり、それはエッチングが基板の平面に対して基本的に垂直な方向に行われることを意味する。パターンの壁は相対的に十分に維持され、それにより、パターンの小さな寸法を保持する。それゆえ、このタイプのエッチングは、結果的な精度の制御を改善できるようにする。
【0027】
都合の良いことに、少なくとも1つの3次元パターンを形成するように、更なるパターンの中の少なくとも1つが少なくとも1つの予備パターン上に重ね合わせられ、転写ステップは、少なくとも1つの3次元パターンをレジスト層から基板に転写し、レジスト層内の少なくとも1つの最終3次元パターンを基板内に形成するように実行される。
【0028】
都合の良いことに、その方法は、少なくとも1つの最終3次元パターンの中に導電性材料を供給するステップも含む。
【0029】
準備ステップに先行して、基板内に少なくとも1つの集積回路層が形成される。さらに、転写ステップ及び供給ステップは、導電性材料が相互接続ラインと、そのラインを少なくとも1つの集積回路層に接続する垂直相互接続とを形成するように実行される。
【0030】
そのラインは基板の表面に対して概ね平行な平面内に延在するトレンチによって形成される。垂直相互接続、すなわち、ビアは、導電性材料を収容し、トレンチから基板の表面に対して概ね垂直に延在する垂直穴によって形成される。ビアは、集積回路層を形成するか、又は形成するように意図された、基板の下層まで延在する。位置決めマークは、ラインを形成するように意図されたトレンチに対して垂直穴を非常に正確に位置決めできるようにするので、このようにして、本発明は相互接続を特に正確に作製できるようにする。さらに、これらの相互接続の形成は、基板の下層を劣化させることなく達成される。
【0031】
都合の良いことに、導電性材料は銅からなる。この材料はスクリーン印刷のような通例の技法によって堆積できないという欠点を有するが、これらの通例の技法とともに通常利用される材料よりも良好に電気を流すという利点を有するので、本発明は特に好都合であることがわかる。それゆえ、これらの導電性によって、銅は回路を機能させるのに必要な電力を制限できるようにする。また、銅は、ライン及び相互接続の幅を狭くできるようにし、それにより、集積回路のサイズを縮小することにつながる。
【0032】
予備リソグラフィステップは、後続のリソグラフィステップとは別である。
【0033】
好ましくは、予備リソグラフィステップは、レリーフを設けられた型がレジスト層に貫入し、少なくとも1つの位置決めマーク及び少なくとも1つの予備パターンを生成するナノインプリンティングステップを含む。
【0034】
この実施形態は、基板をさらに劣化させる可能性があるレジストエッチング及び除去の任意の更なるステップを必要とすることなく、特にレリーフ内に位置決めマークを生成できるようにするので、特に好都合である。さらに、レリーフ内に位置決めマークを得るために、任意のレジスト現像ステップを必要としないので、現像液によるレジストの任意の汚染が回避される。それゆえ、後続のステップによって得られるパターンの品質が改善される。
【0035】
さらに、この実施形態は、非常に小さなサイズのパターンを画定できるようにする。
【0036】
レジスト層内に更なるパターンを形成するステップは、フォトリソグラフィステップ、又は電子ビームリソグラフィステップ、又はイオンビームリソグラフィステップを含む。
【0037】
ナノインプリンティングによるリソグラフィステップに比べて、ナノインプリンティングによるリソグラフィステップ後に、光、電子又はイオンによるリソグラフィステップを続けることによって、非常に高い精度、及び完全に制御された相対的位置を有するパターンを画定できるようになる。
【0038】
ナノインプリンティングステップは、少なくとも1つの予備パターンがレジスト内に凹部を画定するように実行され、更なるパターンを形成するステップは、更なるパターンのうちの少なくとも1つが、凹部を画定する予備パターン上に少なくとも部分的に重ね合わせられるように実行される。それゆえ、この方法は、レジスト内に、改善された形状精度を有する3次元パターンを生成できるようにする。具体的には、この実施形態は、縮小された寸法、典型的には100ナノメートル未満、さらには50ナノメートル未満の寸法を有する3次元パターンを得るのに非常に好都合であることがわかっており、形状の制御が改善される。
【0039】
さらに、この実施形態は、互いに絶縁された3次元パターンを得られるようにする。3次元パターンを形成する既知の技法は、連続するリソグラフィステップ間の相対的な位置決めが不正確であることが最終パターンの形状に及ぼす結果を制限するために、或る特定のパターンを連続させることに基づく。
【0040】
それゆえ、本発明による方法は、サイズが小さく、互いに絶縁された3次元パターンを得られるようにする。
【0041】
一実施形態によれば、更なるパターンを形成するステップは、更なるパターンのうちの少なくとも1つが、凹部を画定する予備パターン上に少なくとも部分的に重ね合わせられるように、かつ凹部の底部にあるレジスト残留物を消失させるように、又は凹部から基板まで延在する穴を作製するように実行される。
【0042】
それゆえ、本発明による方法は、予備パターンの全幅、言い換えると、予備リソグラフィ中にエンボス加工されたゾーン全体が更なるパターンによって覆われる場合には、それらのパターンの底部にあるレジストを消失させることができるようにする。このようにして、ナノインプリンティングによるリソグラフィの著しい不都合が解決される。
【0043】
代替的には、レジストが予備パターンの一部にわたってのみ、言い換えると、予備リソグラフィ中にエンボス加工されたゾーンの一部にわたってのみ消失することによって、予備パターンと基板との間を導通できるようにする開口部を形成できるようになる。このようにして得られた最終パターンは、典型的には、集積回路の幾つかのレベル間の垂直相互接続を形成できるようにする。
【0044】
都合の良い実施形態によれば、レジストは感光性レジストであり、レジスト層内に更なるパターンを形成するステップはフォトリソグラフィステップを含み、露光は、少なくとも1つの予備パターンの少なくとも一部を照射することを含む。
【0045】
都合の良い実施形態によれば、レジスト層内に更なるパターンを形成するステップは、電子ビームリソグラフィステップ又はイオンビームリソグラフィステップを含み、露光は、少なくとも1つの予備パターンの少なくとも一部を書き込むことを含む。
【0046】
都合の良い実施形態によれば、レジストはポジ型感光性レジストであり、後続のリソグラフィステップは、凹部の底部にあるレジスト残留物を消失させるように、又は凹部から基板まで延在する穴を作製するように実行される照射ステップを含むフォトリソグラフィステップを含む。
【0047】
好ましくは、予備リソグラフィステップは、第1の厚みを有する第1のゾーンと、それぞれ第1の厚みよりも薄い厚みを有する第2のゾーンとを画定し、少なくとも1つの後続のリソグラフィステップは、第2のゾーンの少なくとも幾つかにおいて少なくとも部分的にレジストを消失させるように実行される。このようにして、その方法は、第2のゾーンの底部にあるレジスト残留物を消失させるか、又はこれらの第2のゾーンから基板まで延在する穴を作製できるようにする。
【0048】
一実施形態によれば、レジスト層内に更なるパターンを形成するステップは、フォトリソグラフィステップ、又は電子ビームリソグラフィステップ、又はイオンビームリソグラフィステップを含む。
【0049】
別の実施形態によれば、更なるパターンを形成するステップは、レリーフを備える型がレジスト層に貫入し、更なるパターンを生成するナノインプリンティングステップを含む。
【0050】
また、その方法は、幾つかの後続のリソグラフィステップも含むことができ、各リソグラフィステップは、ナノインプリンティングステップ、フォトリソグラフィステップ、電子ビームリソグラフィステップ、イオンビームリソグラフィステップの中から選択された、更なるパターンを形成するステップを含む。
【0051】
具体的には、第1の後続のリソグラフィステップはフォトリソグラフィステップを含み、第2の後続のリソグラフィステップは、以下のステップ:フォトリソグラフィステップ、電子ビームリソグラフィステップ、イオンビームリソグラフィステップの中の1つを含むことが提供される。
【0052】
このようにして、本発明は、基板内に位置合わせマークを生成する予備ステップを実行することなく、幾つかのリトグラフを達成できるようにする。このようにして、リトグラフと位置合わせとの組み合わせを達成するためのステップ数(それゆえ、コスト)が削減される。
【0053】
好ましくは、位置決めマークはレジスト層内に凹レリーフを形成する。代替的には、位置決めマークはレジスト層内に凸レリーフを形成する。
【0054】
1つの可能性によれば、位置決めマークは予備パターンを形成する。それゆえ、後続のリソグラフィステップの位置決めのために働く位置決めマークも基板内に転写される。
【0055】
1つの可能性によれば、予備パターンは位置合わせマークの深さよりも浅い深さを有する。
【0056】
別の態様によれば、本発明は、その対象として、マイクロエレクトロニクスデバイスを製造する方法も有し、その方法は、基板の上を覆うレジスト内にパターンを生成し、リソグラフィ装置を関与させるための少なくとも1つのリソグラフィステップを含み、そのリソグラフィステップは、リソグラフィ装置を位置決めするステップを含む。位置決めするステップは、レジスト層内のレリーフ内に形成される少なくとも1つの位置決めマークを検出するステップと、少なくとも1つの位置決めマークに対してリソグラフィ装置を位置決めするステップとを含む。
【0057】
マイクロエレクトロニクスデバイスは、マイクロエレクトロニクス手段を用いて作製される任意のタイプのデバイスであることは理解されたい。これらのデバイスは、具体的には、純粋に電子工学的な目的を有するデバイスだけでなく、微小機械又は電気機械デバイス(MEMS、NEMS等)、及び光又は光電子デバイス(MOEMS等)も含む。
【0058】
この方法は、上記の特徴のうちの少なくともいずれか1つを含むことができる。具体的には、ナノインプリンティングステップによって少なくとも1つの位置決めマークを都合良く得ることができる。
【0059】
別の態様によれば、本発明は1つの対象として、本明細書において先に記述された方法の実施形態のうちのいずれか1つに従って得られた多層アセンブリを有する。
【0060】
本発明は、さらに別の対象として、レジスト層で覆われる基板を含む多層アセンブリを有し、そのレジスト層は少なくとも1つの位置決めマークを含み、その位置決めマークは、そのレジスト層内のレリーフ内に形成され、この少なくとも1つの位置決めマークに対してリソグラフィ装置を位置決めできるように構成されることを特徴とする。
【0061】
任意選択ではあるが、特に好都合であるのは、少なくとも1つの位置決めマークはナノインプリンティングによって得られる。
【0062】
都合の良いことに、少なくとも1つの位置決めマークは、予備パターンの深さよりも深い深さを有する。
【0063】
特定の実施形態によれば、最終パターンは、3段以上の深さ又は3段以上の高さを有する。都合の良いことに、その型は、種々の深さの予備パターンを画定するために幾つかの高さのレリーフを有する。
【0064】
本発明の別の対象は、本発明による多層のアセンブリからマイクロエレクトロニクスデバイスを製造する方法に関し、多層アセンブリのレジスト層内にパターンを生成し、リソグラフィ装置を使用する少なくとも1つのリソグラフィステップを含む。そのリソグラフィステップは、リソグラフィ装置を位置決めするステップを含む。位置決めステップは、レジスト層内のレリーフ内に形成された少なくとも1つの位置決めマークを検出するステップと、少なくとも1つの位置決めマークに対してリソグラフィ装置を位置決めするステップとを含む。
【0065】
都合の良いことに、リソグラフィステップは、少なくとも1つの位置決めマークに応じて位置決めされたリソグラフィ装置を用いてレジスト層内に更なるパターンを形成するステップも含み、更なるパターンを形成するステップは、レジスト層内に少なくとも2段の深さを有する少なくとも1つの最終凹パターン、又は少なくとも2段の高さを有する最終凸パターンを形成するように、少なくとも1つの予備パターンの少なくとも一部を露光することを含む。
【0066】
本発明の目的、対象並びに特徴及び利点は、以下の添付の図面によって例示される実施形態の詳細な説明からさらに明らかになるであろう。