特許第6059093号(P6059093)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6059093ヘッドレストの一体発泡成形用金型およびヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法。
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6059093
(24)【登録日】2016年12月16日
(45)【発行日】2017年1月11日
(54)【発明の名称】ヘッドレストの一体発泡成形用金型およびヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法。
(51)【国際特許分類】
   B29C 39/26 20060101AFI20161226BHJP
   B60N 2/48 20060101ALI20161226BHJP
   A47C 7/38 20060101ALI20161226BHJP
   B29C 39/10 20060101ALI20161226BHJP
   B29K 105/04 20060101ALN20161226BHJP
   B29L 31/58 20060101ALN20161226BHJP
【FI】
   B29C39/26
   B60N2/48
   A47C7/38
   B29C39/10
   B29K105:04
   B29L31:58
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-128667(P2013-128667)
(22)【出願日】2013年6月19日
(65)【公開番号】特開2015-3411(P2015-3411A)
(43)【公開日】2015年1月8日
【審査請求日】2016年1月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000133098
【氏名又は名称】株式会社タチエス
(74)【代理人】
【識別番号】100141221
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 和明
(74)【代理人】
【識別番号】100091764
【弁理士】
【氏名又は名称】窪谷 剛至
(74)【代理人】
【識別番号】100103366
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 礼至
(72)【発明者】
【氏名】田畑 毅
(72)【発明者】
【氏名】片山 佳昭
【審査官】 内藤 康彰
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−041106(JP,A)
【文献】 特開2013−095101(JP,A)
【文献】 特開2005−288699(JP,A)
【文献】 特開2000−198125(JP,A)
【文献】 特開2002−187142(JP,A)
【文献】 実開昭55−110217(JP,U)
【文献】 実開昭57−174022(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C33/00−51/44
A47C7/00−7/74
B60N2/00−2/72
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
トリムカバー内に発泡体が充填され、シートバックに固定するための取付プレートをトリムカバーから露出させたヘッドレストを製造するための一体発泡成形用金型において、
分割可能な上型及び下型と、
前記上型と前記下型との間で前記トリムカバーを収容するキャビティと、
磁性体からなると共に、前記下型に形成された凹部内に下方向にスライドしながら収容されるスライド型と、
磁性を有すると共に、磁性体からなる前記取付プレートに磁気吸着させる中子と、を備え、
前記取付プレートを前記中子の磁力によって前記スライド型に固着させることを特徴とするヘッドレストの一体発泡成形用金型。
【請求項2】
前記取付プレートには、前記スライド型に形成された第1の穴部内に挿入される取付ボルトが設けられることを特徴とする請求項1記載のヘッドレストの一体発泡成形用金型。
【請求項3】
前記スライド型には、前記取付プレートを貫通すると共に、前記中子に形成された第2の穴部内に挿入される位置決めピンが設けられていることを特徴とする請求項1記載のヘッドレストの一体発泡成形用金型。
【請求項4】
分割可能な上型及び下型と、前記上型と前記下型との間でトリムカバーを収容するキャビティと、前記下型に形成された凹部内に下方向にスライドしながら収容される磁性体製のスライド型と、磁性体からなるシートバック固定用の取付プレートに磁気吸着させる磁性を有する中子と、を備え、前記取付プレートを前記中子の磁力によって前記スライド型に固着させるヘッドレストの一体発泡成形用金型であって、そのヘッドレストの一体発泡成形用金型のキャビティにトリムカバーを収容し、該トリムカバー内に前記取付プレートをトリムカバーから露出させた後、トリムカバー内に発泡体を充填して、取付プレートをトリムカバーから露出させたヘッドレストを製造するヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法において、
前記取付プレートを、前記スライド型と前記中子とで挟持して、取付プレート、スライド型、中子を一体化した後、前記トリムカバーを有する金型に収容して発泡体を一体発泡成形し、一体発泡成形後、一体化した取付プレート、スライド型、中子を脱型して製造することを特徴とするヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法。
【請求項5】
分割可能な上型及び下型とからなるヘッドレストの一体発泡成形用金型のキャビティにトリムカバーを収容し、該トリムカバー内にシートバックに固定するための取付プレートをトリムカバーから露出させた後、トリムカバー内に発泡体を充填して、取付プレートをトリムカバーから露出させたヘッドレストを製造するヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法において、
前記取付プレートを、スライド型に中子とで位置決めピンにより保持して、取付プレート、スライド型、中子を一体化した後、前記トリムカバーを有する金型に収容して発泡体を一体発泡成形し、一体発泡成形後、一体化した取付プレート、スライド型、中子を脱型して製造することを特徴とするヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドレストをトリムカバー(表皮)との一体発泡によって成形するための金型、および、このヘッドレストを一体発泡によって成形する製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から利用されているヘッドレストとして特開2000−198125号公報がある。このヘッドレストを製造する場合、袋状に縫製されたトリムカバーを金型内にセットする前に、トリムカバーにU字状のステーを装着させ、トリムカバーからステーの左右の直状部を露出させる。そして、トリムカバーにステーを装着した状態で、トリムカバーを金型のキャビティ内にセットする。このとき、トリムカバーの中央に配置された中子型のセット穴内に、金型のセットピンを挿入させて、トリムカバーを金型内にセットする。その後、型締めを行った後、注入ノズルからウレタン発泡液を金型内のトリムカバー内に注入してヘッドレストを製造する。また、ステーを備えたヘッドレストにおいて、中子型を載置させるための穴部が無い場合、ステーの直状部に形成されたヘッドレスト高さ調整用の切欠き溝を利用しているので、金型に対して、ステーを位置合わせしながら取り付け作業を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−198125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記ステーの代わりに、シートバックに固定するための取付プレートを備えたヘッドレストにあっては、U字状のステーのヘッドレスト高さ調整用の切欠き溝を利用することができないので、金型に対して取付プレートを、位置合わせしながら取り付け作業を行うことが難しいといった問題点があった。
【0005】
本発明は、シートバックに固定するための取付プレートを備えたヘッドレストを製造するにあたって、金型に対する取付プレートの取り付け作業を容易に行うことができる一体発泡成形用金型およびヘッドレストの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トリムカバー内に発泡体が充填され、シートバックに固定するための取付プレートをトリムカバーから露出させたヘッドレストを製造するための一体発泡成形用金型において、
分割可能な上型及び下型と、
前記上型と前記下型との間で前記トリムカバーを収容するキャビティと、
磁性体からなると共に、前記下型に形成された凹部内に下方向にスライドしながら収容されるスライド型と、
磁性を有すると共に、磁性体からなる前記取付プレートに磁気吸着させる中子と、を備え、
前記取付プレートを前記中子の磁力によって前記スライド型に固着させることを特徴とする。
【0007】
このヘッドレストの一体発泡成形用金型において、下型に形成された凹部内にスライド型を収容させる前に、取付プレートを中子の磁力によってスライド型に固着させることができるので、中子の磁力を利用して、スライド型に対する取付プレートの取り付け作業を容易に行うことができる。
【0008】
また、前記取付プレートには、前記スライド型に形成された第1の穴部内に挿入される取付ボルトが設けられ、前記スライド型には、前記取付プレートを貫通すると共に、前記中子に形成された第2の穴部内に挿入される位置決めピンが設けられていると好適である。
このような構成を採用すると、取付プレートに設けられた取付ボルトを利用してスライド型に対する取付プレートの位置決めを可能にし、しかも、スライド型に設けられた位置決めピンで、磁性を有する中子の位置決めも可能にし、これによって、スライド型のスライド時に、取付プレート及び中子の脱落や位置ズレを確実に防止することができる。
【0009】
本発明ヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法は、分割可能な上型及び下型と、前記上型と前記下型との間でトリムカバーを収容するキャビティと、前記下型に形成された凹部内に下方向にスライドしながら収容される磁性体製のスライド型と、磁性体からなるシートバック固定用の取付プレートに磁気吸着させる磁性を有する中子と、を備え、前記取付プレートを前記中子の磁力によって前記スライド型に固着させるヘッドレストの一体発泡成形用金型であって、そのヘッドレストの一体発泡成形用金型のキャビティにトリムカバーを収容し、該トリムカバー内に前記取付プレートを前記取付プレートをトリムカバーから露出させた後、トリムカバー内に発泡体を充填して、取付プレートをトリムカバーから露出させたヘッドレストを製造するヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法において、前記付プレートを前記スライド型に中子の磁力によって挟持して、又は、スライド型に中子とで位置決めピンにより保持して、取付プレート、スライド型、中子を一体化した後、前記トリムカバーを有する金型に収容して発泡体を一体発泡成形し、一体発泡成形後、一体化した取付プレート、スライド型、中子を脱型して製造することを特徴とするものである。
製造方法によれば、金型にスライド型を収容させる前に、取付プレートを位置決めして中子で挟持して、スライド型に固着させることができるので、スライド型に対する取付プレートの取り付け作業を容易に行うことができ、しかも、的確な位置に、取付プレートを取り付けることができ、シートバックに固定するための取付プレートをトリムカバーから露出させたヘッドレストを容易に確実に製造することができる。また、一体発泡成形後、取付プレート、スライド型、中子が一体化されているので、脱型し易く製造の効率が良い。
型14に芯材5の突当て片7aをセットし(図6参照)、スライド型14の第2の半部17bに発泡液注入ノズルNをセットする。その後、スライド型14を降下させ、上型12を閉めて型締めを行う。この状態で、発泡液注入ノズルNから発泡液をトリムカバー2内に注入して、トリムカバー2内にパッド3を形成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、シートバックに固定するための取付プレートを備えたヘッドレストを製造するにあたって、金型に対する取付プレートの取り付け作業を容易に行うことができる。
本発明方法によれば、取付プレート、スライド型、中子を一体化して、発泡体を一体発泡成形し、一体発泡成形後、一体化した取付プレート、スライド型、中子を脱型するため、取付プレートを的確な位置にトリムカバーから露出させたヘッドレストを容易に且つ効率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明に係るヘッドレストの一体発泡成形用金型を適用するヘッドレストの一例を示す斜視図である。
図2】ヘッドレストをシートバックに固定した状態を示す側面図である。
図3】本発明に係るヘッドレストの一体発泡成形用金型の一実施形態を示す斜視図である。
図4図3に示された金型の断面図である。
図5】金型にセットするためのセット部品組立体を示す斜視図である。
図6】スライド型に中子を利用して取付プレートを装着させる状態を示す断面図である。
図7】型閉め後の金型を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ本発明に係るヘッドレストの一体発泡成形用金型およびヘッドレストの一体発泡成形品の製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0013】
図1及び図2に示されるように、一体発泡成形品としてのヘッドレストHRは、袋状に縫製されたトリムカバー2と、このトリムカバー2内に注入された発泡液(例えば発泡性ウレタン)が硬化してなる発泡体としてのパッド3と、このパッド3内に一部が埋設された芯材5と、からなる。
【0014】
表皮をなすトリムカバー2は、通気性がない合成皮と、合成皮の裏面に固着されて、スラブウレタンフォーム材からなるワディングからなり、2層タイプのものが利用されている。また、芯材5は、パイプ材からなるフレーム6と、フレーム6の両端に溶接で固定された断面L字状の取付プレート7と、からなる。
【0015】
取付プレート7は、トリムカバー2の後面から露出する突当て片7aと、フレーム6の両端に溶接される連結片7bと、からなる。そして、連結片7bの後端は、トリムカバー2の後面から露出し、突当て片7aには、シートバックSBのフレーム8にナット9で固定するための取付ボルト4が立設されている。
【0016】
図3及び図4に示されるように、このようなヘッドレストHRは、一体発泡成形用金型10によって製造される。この金型10は、下型11と、下型11の後端でヒンジ部15を介して連結された上型12と、下型11に形成された凹部13内に下方にスライドしながら収容されると共に、取付プレート7の突当て片7aの装着を可能にしたスライド型14と、上型12と下型11との間でトリムカバー2を収容するためのキャビティCと、を備えている。
【0017】
上型12は、ヒンジ部15で下型11に連結された上型本体12aと、上型本体12aの前端でヒンジ部16を介して連結された中蓋12bと、からなる。このように、上型12が二分割されることで、型閉じの際、上型12の取り扱い性が良好になる。
【0018】
中蓋12bの下面には、発泡液注入ノズルNの収容を可能にしたノズル収容凹部17の第1の半部17aが設けられ、スライド型14の上面には、ノズル収容凹部17の第2の半部17bが設けられている。
【0019】
また、磁性体からなるスライド型14を収容するための凹部13は、下型11のキャビティCの下壁面11aから連続して下方に向けて形成され、この凹部13の後壁面には、斜め上方で且つ前方に向かって傾斜するガイド斜面13aが形成されている。
【0020】
そして、スライド型14の前面には、凹部13のガイド斜面13aに当接する傾斜面14aが形成されている。また、このスライド型14の後面には、鉛直方向に延在して取付プレート7の突当て片7aを当接させる装着面14bが設けられている。なお、スライド型14は、自動又は手動により、ガイド斜面13aに沿って上下方向にスライドさせることができる。
【0021】
このように構成された金型10には、図3及び図5に示されるようなセット部品組立体20がセットされる。このセット部品組立体20は、袋状に縫製されたトリムカバー2と、トリムカバー2の後面からフレーム6が挿入される芯材5と、トリムカバー2の後面から差し込まれる発泡液注入ノズルNと、芯材5の突当て片7aに固着される中子21と、からなる。
【0022】
中子21は、三角形状をなる突当て片7aに近似した形状の磁石で形成されると共に、磁性体からなる取付プレート7の突当て片7aに磁気吸着させることができる。なお、中子21は、突当て片7aにおいて、取付ボルト4が設けられた面に対面する面に装着される。なお、中子21の表面の上部21bは、キャビティCの壁面の一部として利用されている。
【0023】
さらに、図4及び図6に示されるように、スライド型14の装着面14bには、取付プレート7の突当て片7aに設けられた取付ボルト4が挿入される第1の穴部22が形成されている。スライド型14には、取付プレート7の突当て片7aを貫通する貫通孔7cを貫通すると共に、中子21に形成された第2の穴部21a内に挿入される位置決めピン23が設けられている。
【0024】
このヘッドレストの一体発泡成形用金型10において、下型11に形成された凹部13内にスライド型14を収容させる前すなわち型開きの状態で、取付プレート7の突当て片7aを、中子21の磁力によってスライド型14の装着面14bに挟んで 固着させることができるので、中子21の磁力を利用して、スライド型14に対する取付プレート7の取り付け作業を容易に行うことができる。
【0025】
そして、取付ボルト4と第1の穴部22との協働により、取付プレート7の突当て片7aに設けられた取付ボルト4を利用してスライド型14に対する取付プレート7の位置決めを可能にする。しかも、位置決めピン23と第2の穴部21aとの協働により、スライド型14に設けられた位置決めピン23で、磁石からなる中子21の位置決めも可能にする。よって、スライド型14のスライド時に、取付プレート7及び中子21の脱落や位置ズレを確実に防止することができる。
【0026】
図7に示されるように、成形にあたって、先ず、下型11にセット部品組立体20のトリムカバー2をセットし、最上位置まで上昇させたスライド型14に芯材5の突当て片7aをセットし(図6参照)、スライド型14の第2の半部17bに発泡液注入ノズルNをセットする。その後、スライド型14を降下させ、上型12を閉めて型締めを行う。この状態で、発泡液注入ノズルNから発泡液をトリムカバー2内に注入して、トリムカバー2内にパッド3を形成する。
【0027】
成形完了後、上型12を開いて、スライド型14を上昇させる。このとき、中子21の磁力によってスライド型14に取付プレート7が固着された状態になっているので、完成品としてのヘッドレストHRが一緒に上昇して、脱型する。
【0028】
そして、完成品としてのヘッドレストHRを金型10から取り出す。このとき、中子21の磁力によって、中子21は、取付プレート7の突当て片7aに吸着された状態で金型10から取り出されるので、金型10内に中子21が残存してしまう事態が起こらない。
【0029】
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。図示しない他の例として、中子21には、取付プレート7の突当て片7aを貫通すると共に、スライド型14に形成された第2の穴部内に挿入される位置決めピンが設けられていてもよい。
【符号の説明】
【0030】
2…トリムカバー 3…パッド 4…取付ボルト 5…芯材 7a…突当て片 10…一体発泡成形用金型 11…下型 12…上型 13…凹部 17…ノズル収容凹部 20…セット部品組立体 21…中子 21a…第2の穴部 22…第1の穴部 23…位置決めピン C…キャビティ HR…ヘッドレスト N…発泡液注入ノズル SB…シートバック
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7