特許第6060109号(P6060109)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6060109
(24)【登録日】2016年12月16日
(45)【発行日】2017年1月11日
(54)【発明の名称】チャットサービス提供方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20161226BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20161226BHJP
【FI】
   G06F13/00 650B
   G06Q50/10
【請求項の数】4
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2014-94584(P2014-94584)
(22)【出願日】2014年5月1日
(62)【分割の表示】特願2013-33754(P2013-33754)の分割
【原出願日】2013年2月22日
(65)【公開番号】特開2014-146380(P2014-146380A)
(43)【公開日】2014年8月14日
【審査請求日】2016年1月21日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0019706
(32)【優先日】2012年2月27日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】501333021
【氏名又は名称】LINE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】愼 重 ▲煽▼
【審査官】 寺谷 大亮
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−201593(JP,A)
【文献】 ツナガル,広がるYahoo!JAPAN ソーシャルメディア大全,Web Site expert,日本,(株)技術評論社,2008年12月25日,No.21,pp.130-131
【文献】 ふじかわ まゆこ,先取り!Twitter使いへの道AtoZ gihyo.jp拡張版,Web Site expert,日本,(株)技術評論社,2007年10月25日,No.14,pp.42-61
【文献】 鳴海淳義(編集部),Yahoo!メッセンジャー9.0、SNS機能を搭載し正式公開,CNET Japan,2009年 2月25日,URL,http://japan.cnet.com/news/media/20388871/
【文献】 Yahoo!タイムラインで友だちの更新情報やつぶやきをまとめてチェック!,Yahoo!ブログからのお知らせ,2011年 7月26日,URL,http://blogs.yahoo.co.jp/y_j_blog/29992215.html
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06Q 50/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイを備えるユーザ端末が、友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが提供される領域及びユーザのプロフィール情報が提供される領域を含む友だちリストを表示し、
前記友だちリストで前記ユーザのプロフィール情報が提供される領域が選択される場合、前記ユーザの詳細プロフィール情報が提供されるポップアップ画面を表示し、
前記ポップアップ画面で前記状態メッセージが提供される領域が選択される場合、前記ユーザとのチャットルーム画面を表示して前記選択された状態メッセージを引用形式で前記チャットルーム画面の入力領域に挿入することを特徴とするチャットサービス提供方法。
【請求項2】
前記状態メッセージが提供される領域には、最新のアップデートされた状態メッセージが表示され、前記状態メッセージが予め設定された字数以上である場合、
前記友だちリストには前記予め設定された字数以後にエリプリシスを表示することを特徴とする請求項1に記載のチャットサービス提供方法。
【請求項3】
前記状態メッセージがアップデートされた時間が、前記メッセージ画面に訪問した時間の後である場合、前記状態メッセージが提供される領域の色を変更することをさらに含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチャットサービス提供方法。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項の方法をユーザ端末により実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ユーザにチャットサービスを提供するチャットサービス提供方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、電子、通信技術の発展につれてスマートフォン(smart phone)のような携帯端末が急速に普及している傾向がある。これによって、パーソナルコンピュータ(PC)などのような固定式端末のみならず、携帯端末でも文字を用いたチャットサービスを提供するための様々な技術が開発されている。
【0003】
このようなチャットサービスの一例として、韓国公開特許第10−2012−0002766号公報(公開日2012年1月9日)「携帯端末の位置ベース吹き出しサービスの利用方法、装置及びこれを用いたシステム」には、複数の携帯端末から送信された状態情報を通信サーバから受信し、これを吹き出しイメージに変換して画面に表示することによって小規模のメッセンジャー機能を行うことに関して記載されている。
【0004】
しかし、このようなサービスは、利用者間の位置に基づいた状態情報を吹き出しにして画面に表示することによりメッセンジャー機能を提供することができるが、ユーザが最近入力したメッセージのみが地図上に表示されるため、ユーザのチャットが記録されるチャットルーム形式のサービスを提供することができないという問題がある。
【0005】
一方、携帯端末の特性上、文字を入力するためのインタフェースが小型であるため、頻繁な誤打発生及び文字入力の不便などによって、他のユーザが入力したメッセージを引用したり、このメッセージを話題にしてチャットをしたりしたい場合に該当メッセージをいちいち再度入力しなければならないという不便がある。
【0006】
したがって、より手軽に他のユーザが入力したメッセージの内容を話題にしてチャットすることのできる方法が要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国公開特許第10−2012−0002766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、他のユーザが入力したメッセージの内容を話題にして手軽にチャットすることのできるチャットサービス提供方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
チャットサービス提供方法は、ディスプレイを含むユーザ端末が友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが提供される領域を含む友だち目録画面を表示するし、友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択される場合、ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面を表示し、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、ユーザとのチャットルーム画面を表示して選択された状態メッセージを引用形式でチャットルーム画面の入力領域に挿入することを含む。
【0010】
本発明の一実施形態によると、友だち目録画面は、状態メッセージが提供される領域とユーザのプロフィール情報が提供される領域を含み、プロフィール情報が提供される領域では、ユーザのチャット名とユーザのサムネイルイメージが表示されてもよい。
【0011】
他の一実施形態によると、友だち目録画面でユーザのプロフィール情報が提供される領域が選択される場合、ユーザの詳細プロフィール情報が提供されるポップアップ画面を表示することをさらに含んでもよい。
【0012】
他の一実施形態によると、詳細プロフィール情報は、ユーザのチャット名、サムネイルイメージ及び状態メッセージを含み、ポップアップ画面で状態メッセージが選択される場合、ユーザとのチャットルーム画面を表示して選択された状態メッセージを引用形式でチャットルーム画面の入力領域に挿入してもよい。
【0013】
他の一実施形態によると、状態メッセージが提供される領域には、最新のアップデートされた状態メッセージが吹き出し形態に表示され、状態メッセージが予め設定された字数以上である場合、友だち目録画面には予め設定された字数以後にエリプシス(ellipsis)を表示してもよい。
【0014】
他の一実施形態によると、状態メッセージがアップデートされた時刻が1行メッセージ画面に訪問した時刻の後である場合、状態メッセージが提供される領域の色を予め設定された色に変更することによって状態メッセージがアップデートされることを通知することをさらに含んでもよい。
【0015】
他の一実施形態によると、1行メッセージ画面は、ディスプレイの全体画面にポップアップレイヤの形態に表示され、1行メッセージ画面にユーザが訪問した回数を示すページビューカウンタを含んでもよい。
【0016】
他の一実施形態によると、1行メッセージ画面が自分の1行メッセージ画面である場合、1行メッセージ画面によって提供される各状態メッセージの一側にはそれぞれの状態メッセージを編集することのできる編集アイコンが表示され、1行メッセージ画面の一側には状態メッセージを入力することのできる入力領域が含まれてもよい。
【0017】
チャットサービス提供装置は、少なくとも1つのディスプレイと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、少なくとも1つのプログラムとを含み、プログラムは、メモリに格納されて少なくとも1つのプロセッサによって実行されるように構成され、友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが提供される領域を含む友だち目録画面を表示し、友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択される場合、ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面を表示し、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、引用形式で選択された状態メッセージを有してユーザとのチャットルームに移動する。
【0018】
チャットサービス提供装置は、状態メッセージが、ユーザ端末のディスプレイによって友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが提供される領域を含む友だち目録画面に表示され、友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択される場合、ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面に表示され、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、ユーザとのチャットルームで、引用形式で表示されるように複数のユーザ端末と状態メッセージを送受信してもよい。
【発明の効果】
【0019】
本発明によると、友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択される場合、該当ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面を表示し、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、該当ユーザとのチャットルーム画面を表示して選択された状態メッセージを引用形式でチャットルーム画面の入力領域に挿入することによって、他のユーザが入力したメッセージの内容を話題にして手軽にチャットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の一実施形態に係るチャットサービス提供方法を示すフローチャートである。
図2】本発明の一実施形態に係るチャットサービスが提供される過程を説明するためのフローチャートである。
図3】本発明の一実施形態に係る友だち目録画面を示す例示図である。
図4】本発明の一実施形態に係るマイプロフィールポップアップ画面を示す例示図である。
図5】本発明の一実施形態に係る自分の1行メッセージ画面を示す例示図である。
図6】本発明の一実施形態に係る友だちのプロフィールポップアップ画面を示す例示図である。
図7】本発明の一実施形態に係る友だちの1行メッセージ画面を示す例示図である。
図8】本発明の一実施形態に係るチャットルーム画面を示す例示図である。
図9】本発明の一実施形態に係るチャットサービス提供装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態に係るチャットサービス提供方法を示すフローチャートである。
【0023】
図面を参照すると、ユーザ端末は、まずディスプレイによって友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが提供される領域を含む友だち目録画面を表示する(S110)。ここで、ユーザ端末は、タッチ検出ディスプレイを備えた携帯端末であってもよい。
【0024】
友だち目録画面は、状態メッセージが提供される領域とユーザのプロフィール情報が提供される領域を含む。それぞれの領域には友だちとして登録されたユーザの状態メッセージとプロフィール情報がそれぞれ表示されてもよい。プロフィール情報が提供される領域には、該当ユーザのチャット名、該当ユーザのサムネイルイメージなどが表示されてもよい。友だち目録画面には友だちとして登録されたユーザのみならず、ユーザ自分のプロフィール情報と状態メッセージが表示されてもよい。
【0025】
友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択された場合、ユーザ端末は、該当ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面を表示する(S120)。そして、友だち目録画面でプロフィール情報が提供される領域が選択される場合には、該当ユーザの詳細プロフィール情報が提供されるポップアップ画面を表示してもよい。詳細プロフィール情報は、該当ユーザのチャット名、サムネイル(thumb nail)イメージ、及び状態メッセージなどを含んでもよい。
【0026】
ポップアップ画面で友だちとして登録された特定ユーザの状態メッセージが選択される場合には、友だち目録画面で該当ユーザの状態メッセージが提供される領域が選択される場合と同様に、該当ユーザとのチャットルーム画面を表示して選択された状態メッセージを引用形式でチャットルーム画面の入力領域に挿入してもよい。
【0027】
一方、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、該当ユーザとの1:1チャットルーム画面を表示し、選択された状態メッセージを引用形式で1:1チャットルーム画面の入力領域に挿入することによって(S130)、ユーザが該当ユーザのメッセージを話題にしてより便利にチャットできるようにする。
【0028】
しかし、1行メッセージ画面が自分の1行メッセージ画面である場合、過去自分が入力した状態メッセージを編集できるようにするため、1行メッセージ画面によって提供される各状態メッセージの一側にはそれぞれの状態メッセージを編集することのできる編集アイコンが表示され、1行メッセージ画面の一側には状態メッセージを入力することのできる入力領域を含んでもよい。
【0029】
図2は、本発明の一実施形態に係るチャットサービスが提供される過程を説明するためのフローチャートである。以下、図2を参照してチャットサービス提供方法の例を挙げて詳細に説明する。
【0030】
図2は、ユーザ端末のディスプレイによって提供されるチャットサービスの画面を示す。同図に示すように、友だち目録画面210の上段には自分のプロフィール情報と自分の状態メッセージが表示されてもよく、その下段には友だちとして登録されたユーザのプロフィール情報と状態メッセージが表示されてもよい。
【0031】
ここで、友だち目録画面210で自分のプロフィール情報が選択されれば、自分のポップアップレイヤ220が表示されてもよく、友だちとして登録されたユーザのプロフィール情報が選択されれば、友だちのポップアップレイヤ240が表示されてもよい。ポップアップレイヤ220、240には該当ユーザのチャット名、サムネイルイメージ、状態メッセージなどを含む詳細プロフィール情報が表示されてもよい。
【0032】
友だち目録画面210で状態メッセージが表示される領域が選択されたり、ポップアップレイヤ220、240で状態メッセージが表示される領域が選択されたりする場合、ユーザ端末のディスプレイには1行メッセージ画面230、250が表示されてもよい。
【0033】
より具体的には、友だち目録画面210で自分の状態メッセージが表示される領域が選択されたり、自分のポップアップレイヤ220で表示される状態メッセージが選択されたりすれば、自分の状態メッセージを編集することのできる自分の1行メッセージ画面230が表示される。友だち目録画面210で友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが表示される領域が選択されたり、友だちのポップアップレイヤ240で表示される状態メッセージが選択されたりすれば、該当ユーザの状態メッセージを見ることができる友だちの1行メッセージ画面250が表示される。
【0034】
友だちの1行メッセージ画面250によって表示される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合には該当ユーザとの1:1チャットルーム画面が表示され、選択された状態メッセージが引用形式で1:1チャットルーム画面の入力領域260に挿入されてもよい。
【0035】
図3は、本発明の一実施形態に係る友だち目録画面を示す例示図である。以下、図3を参照して友だち目録画面に対してより詳細に説明する。
【0036】
友だち目録画面には、友だちとして登録されたユーザの情報を見ることができる友だちタップ、友だちとして登録されたユーザとのチャットルームが表示されるチャットタップなどが提供されてもよい。図3には、一例として友だち目録画面で友だちタップが選択された場合を示している。
【0037】
友だちタップが選択される場合、友だち目録画面の上段には自分のプロフィール情報が表示される領域310と自分の状態メッセージが表示される領域320を含んでもよい。そして、友だち目録画面の下段には友だちのプロフィール情報が表示される領域と友だちの状態メッセージが表示される領域を含んでもよい。
【0038】
状態メッセージが表示される領域320、330には最新のアップデートされた状態メッセージが吹き出し形態に表示されてもよい。ここで、状態メッセージが予め設定された字数以上(例えば、20字)である場合、予め設定された字数の後にはエリプシスが表示されてもよい。
【0039】
また、友だち目録画面で表示される状態メッセージの色はユーザが読んでいないものと判断される場合、ユーザが読んだと判断される色とは異なる色で表示してもよい。一例として、ユーザ端末は、該当ユーザの状態メッセージがアップデートされた時間が、ユーザが該当友だちの1行メッセージ画面に訪問した時間の後であると判断される場合、該当友だちの状態メッセージが提供される領域330の色を白色から黄色に変更するように予め設定された色に変更することによって、状態メッセージがアップデートされることを通知してもよい。
【0040】
図面において「デザインチーム」と「ショッピングが好きな人々」の横にある数字は、該当チャットルームに参加しているユーザ数を示す。
【0041】
図4は、本発明の一実施形態に係るマイプロフィールポップアップ画面を示す例示図である。
【0042】
マイプロフィールポップアップ画面にはユーザ自分の詳細プロフィール情報が表示される。一例として、マイプロフィールポップアップ画面は、図4に示すように、サムネイルイメージでマイプロフィール写真が表示される領域410、ポップアップ画面を閉じるためのボタン420、自分の名前が表示される領域430、マイ状態メッセージが表示される領域440、自分の1行メッセージ画面に移動できる領域460及びマイプロフィール情報を編集できる画面に移動できる領域450を含んでもよい。
【0043】
マイプロフィール写真の表示される領域410が選択される場合、該当領域410に表示されるサムネイルイメージのオリジナルイメージが表示されてもよい。マイ状態メッセージが表示される領域440が選択される場合、自分の1行メッセージ画面に移動してもよい。
【0044】
図5は、本発明の一実施形態に係る自分の1行メッセージ画面を示す例示図である。
【0045】
自分の1行メッセージ画面の上段には「今日の気分」のようにユーザが編集できる1行メッセージタイトル510が表示される。1行メッセージタイトル510が表示される領域の左側には編集ボタン520が備えられ、これを選択するとき、各状態メッセージの一側に該当状態メッセージを編集したり削除したりすることのできる編集アイコンが表示されてもよい。一方、1行メッセージタイトル510が表示される領域の右側には自分の1行メッセージ画面を閉じることのできるボタン530が備えられてもよい。
【0046】
また、1行メッセージタイトル510が表示される領域の下段には、マイプロフィール写真540と自分の名前550とページビューカウンタ560が表示されてもよい。ページビューカウンタ560は、自分の1行メッセージ画面に他のユーザが訪問した回数をカウントすることによって、今日の訪問者数、全体訪問者数などをカウントしたものを表示してもよい。
【0047】
1行メッセージ画面に入力される状態メッセージ570は、テキスト、顔文字、イメージ、位置情報など、一般的にチャットルームで用いられる全てが用いられてもよい。それぞれの状態メッセージ570の一側には該当状態メッセージを入力した時間が表示される。状態メッセージを入力した時間は、一例として、1時間以内に該当メッセージが入力された場合、n分前、1時間以上、そして24時間以内に該当メッセージが入力された場合、n時間前、24時間以前に該当メッセージが入力された場合、n日前に表示されてもよい(ここで、nは自然数)。
【0048】
また、同図に示すように、1行メッセージ画面が自分の1行メッセージ画面である場合には、ユーザが状態メッセージを入力できるように入力領域580が提供されてもよい。
【0049】
図6は、本発明の一実施形態に係る友だちのプロフィールポップアップ画面を示す例示図である。
【0050】
友だちのプロフィールポップアップ画面には友だちとして登録されたユーザの詳細プロフィール情報が表示される。一例として、友だちのプロフィールポップアップ画面は、図6に示すように、該当ユーザを「お気に入り」で追加するお気に入りボタン610、該当ユーザの名前を編集できるボタン620、友だちのプロフィールポップアップ画面を閉じるボタン630、該当ユーザのサムネイルイメージ640、名前650、状態メッセージ660、電話番号670が表示される領域、及び該当ユーザと1:1チャットと無料通話を接続する領域680などを含んでもよい。
【0051】
お気に入りボタン610はトグル方式で具現されてお気に入りボタン610を1回押す場合、該当ユーザがお気に入りに追加されてもよく、もう1回押す場合はお気に入りから削除されてもよい。
【0052】
該当ユーザの名前を編集できるボタン620を用いて名前を編集する場合、サーバに格納されたニックネーム、連絡先の名前などとは別個にユーザ端末に編集した情報が格納されてもよい。
【0053】
サムネイルイメージ640を選択する場合、該当イメージのオリジナルイメージが表示されてもよい。
【0054】
状態メッセージ660を選択する場合、該当ユーザの1行メッセージ画面に移動してもよい。
【0055】
電話番号670は、連絡先ベースで結ばれた友だちである場合に表示されてもよい。同一国である場合には国番号が除外されてもよく、電話番号670を選択するとき一般電話が接続されてもよい。
【0056】
図7は、本発明の一実施形態に係る友だちの1行メッセージ画面を示す例示図である。
【0057】
友だちの1行メッセージ画面は、自分の1行メッセージ画面と同様に上段には「今日の気分」のようにユーザが編集することのできる1行メッセージタイトル710が表示される。1行メッセージタイトル710が表示される領域の右側には友だちの1行メッセージ画面を閉じることのできるボタン730を備えもよい。
【0058】
1行メッセージタイトル710が表示される領域の下段には、友だちの名前720、プロフィール写真740、ページビューカウンタ750及び該当の友だちとの1:1チャットルームに移動することのできるボタン760が表示されてもよい。
【0059】
友だちの1行メッセージ画面に表示される状態メッセージそれぞれの一側には該当状態メッセージを有し、該当友だちとの1:1チャットルームに移動できるアイコン770が表示されてもよい。また、自分の1行メッセージ画面と同様に、各状態メッセージの一側には該当状態メッセージを入力した時間が表示されてもよい。
【0060】
図8は、本発明の一実施形態に係るチャットルーム画面を示す例示図である。
【0061】
友だち目録画面、友だちのプロフィールポップアップ画面、友だちの1行メッセージ画面などに表示される状態メッセージを選択する場合、ユーザ端末は該当ユーザとのチャットルーム画面を表示したように、選択された状態メッセージを引用形式でチャットルーム画面の入力領域に挿入することによって、ユーザは該当メッセージをいちいち入力することなく、該当ユーザが入力したメッセージ内容を話題にしてより手軽にチャットすることができる。
【0062】
図9は、本発明の一実施形態に係るチャットサービス提供装置を示すブロック図である。
【0063】
ユーザ端末910は、ネットワークを介してチャットサービス提供サーバ920と状態メッセージを送受信してもよい。ユーザ端末910は、少なくとも1つのディスプレイ912、メモリ914、少なくとも1つのプロセッサ916、少なくとも1つのプログラム及びチャットサービス提供サーバ920と通信するためのインタフェース918を含んでもよい。
【0064】
プログラムは、メモリ914に格納されて少なくとも1つのプロセッサ916によって実行されるように構成され、インタフェース918を介してチャットサービス提供サーバ920から受信した状態メッセージをユーザ端末910の少なくとも1つのディスプレイ912によって友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが提供される領域を含む友だち目録画面に表示する。
【0065】
ここで、友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択される場合、プログラムは前記ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面を表示し、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、引用形式で選択された状態メッセージを有してユーザとのチャットルームに移動する。
【0066】
チャットサービス提供サーバ920は、複数のユーザ端末910と状態メッセージを送受信するものとして、受信部922、制御部924及び送信部926を備える。
【0067】
制御部924は、受信部922によってユーザ端末910から受信した状態メッセージを送信部926によって該当するユーザ端末に送信するように制御する。
【0068】
これによって、ユーザ端末910に送信された状態メッセージは、該当ユーザ端末910のディスプレイ912によって友だちとして登録されたユーザの状態メッセージが提供される領域を含む友だち目録画面に表示され、友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択される場合、ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面に表示され、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、ユーザとのチャットルームで引用形式として表示される。
【0069】
したがって、本発明に係るチャットメッセージ提供方法及び装置は、友だち目録画面で状態メッセージが提供される領域が選択される場合、該当ユーザが予め入力した状態メッセージがリスト形態で提供される1行メッセージ画面を表示し、1行メッセージ画面によって提供される複数の状態メッセージのいずれか1つが選択される場合、該当ユーザとのチャットルーム画面を表示して選択された状態メッセージが引用形式でチャットルーム画面の入力領域に挿入されるようにすることで、他のユーザが入力したメッセージの内容を話題にしてより手軽にチャットすることができる。
【0070】
本発明の実施形態は、多様なコンピュータ手段によって行うことができるプログラム命令の形態で実現されても良く、かかるプログラム命令は、コンピュータ読み出し可能媒体に記録されてもよい。前記コンピュータ読み出し可能媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせたものを含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み出し可能記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスク(登録商標)及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気記録媒体(magneto−optical media)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納し遂行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同様である。
【0071】
以上のように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正及び変形が可能である。
【0072】
したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9