特許第6061207号(P6061207)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6061207マスカラおよびマスカラリムーバのためのパッケージ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6061207
(24)【登録日】2016年12月22日
(45)【発行日】2017年1月18日
(54)【発明の名称】マスカラおよびマスカラリムーバのためのパッケージ
(51)【国際特許分類】
   A45D 34/00 20060101AFI20170106BHJP
【FI】
   A45D34/00 510B
【請求項の数】5
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2015-76006(P2015-76006)
(22)【出願日】2015年4月2日
(62)【分割の表示】特願2013-508104(P2013-508104)の分割
【原出願日】2011年4月21日
(65)【公開番号】特開2015-120091(P2015-120091A)
(43)【公開日】2015年7月2日
【審査請求日】2015年5月7日
(31)【優先権主張番号】13/046,014
(32)【優先日】2011年3月11日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/329,753
(32)【優先日】2010年4月30日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】502355808
【氏名又は名称】ノクセル・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】グウェン シーラ トリニダード アシエルト
(72)【発明者】
【氏名】マーク ジェイ バーンズ
(72)【発明者】
【氏名】クリストファー ルイス ハンセン
(72)【発明者】
【氏名】フォルケ シュルーター
(72)【発明者】
【氏名】イアン アンドリュー カーンダフ
【審査官】 青木 良憲
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−029243(JP,A)
【文献】 実開平03−068805(JP,U)
【文献】 特表2005−516639(JP,A)
【文献】 特開2009−160017(JP,A)
【文献】 米国特許第5509742(US,A)
【文献】 米国特許第4932802(US,A)
【文献】 特開2007−291104(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 34/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つの液体化粧品組成物であるマスカラおよびマスカラリムーバのためのパッケージ(100)であって、
単一のマスカラブラシ(112)と、
ある分量の前記マスカラを中に保持する第1のリザーバであって、該第1のリザーバが、第1のリザーバ近位端と、対向する第1のリザーバ遠位端とを備え、前記第1のリザーバ近位端が、前記マスカラブラシ(112)が通って挿入され、かつ取り外される開口端を備え、前記第1のリザーバ遠位端が、前記パッケージ(100)の閉口端を画定する、第1のリザーバと、
を備え、
前記パッケージ(100)が、ある分量の前記マスカラリムーバを中に保持する第2のリザーバを更に備え、該第2のリザーバが、第2のリザーバ近位端と、対向する第2のリザーバ遠位端とを備え、前記第2のリザーバ近位端が閉口端を備え、前記第2のリザーバ遠位端が、前記マスカラリムーバが通って分配される開口端を備え、
前記マスカラブラシ(112)が、前記第2のリザーバ閉口端に取り外し不能に接続され、かつそこから離れて延在し、前記パッケージが前記マスカラブラシの他にはアプリケータを備えておらず、前記第1のリザーバが、前記第2のリザーバに取り外し可能に取り付けられ、かつ前記第2のリザーバの閉口端から離れて延在して、前記マスカラブラシ(112)を保護するように包み込むことを特徴とする、パッケージ(100)。
【請求項2】
前記第2のリザーバ(134)遠位端(138)に取り外し可能に取り付けられたキャップ(144)を更に備える請求項1に記載のパッケージ(100)。
【請求項3】
前記第1及び第2のリザーバ(122、134)のうちの少なくとも1つが拭き取り具(132)を含む請求項1または2に記載のパッケージ(100)。
【請求項4】
前記パッケージ(100)が半透明部分及び透明部分のうちの少なくとも1つを更に備える請求項1〜3のいずれか一項に記載のパッケージ(100)。
【請求項5】
前記パッケージ(100)が本体(102)を有さない外観を有するように、前記本体(102)が前記第2のリザーバ(134)と一体化して形成される請求項1〜4のいずれか一項に記載のパッケージ(100)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスカラおよびマスカラリムーバのためのパッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
2つのアプリケータを含む両端パーソナルケア組成物は、一般に、当該技術分野において既知である。場合によっては、2つのアプリケータが、製品の2つのリザーバで互換的に使用され、それは、1つ又は両方の組成物が汚染される潜在的な問題をもたらす。加えて、消費者は、どのアプリケータがどのリザーバと対になるのか混乱する場合がある。これは、特に組成物が互換的でない目的に供される、又は連続的に使用されることが意図されるときに、望ましくない。両端製品が1つのアプリケータのみ備えるとしても、上記のリスクは、依然として存在する。少なくとも一部の消費者は、両端パッケージに1つのアプリケータのみが提示されると、このアプリケータが両方の組成物に使用されるべきであると思い込む。
【0003】
この問題の具体例は、両端マスカラパッケージの場合に存在する。マスカラの除去は、一般に、既に塗布されていたマスカラを再度湿らせ、柔らかくするための溶媒の使用を必要とする。この溶媒は、典型的には、綿棒又はティッシュに塗布される液体として供給される。かかる化粧品液体はまた、アイメイクアップリムーバ、又は単にマスカラリムーバとも称され得る。つい近年、一端にマスカラ組成物を、そして他端にマスカラリムーバ組成物を備えるマスカラパッケージが、市場で入手可能である。かかるパッケージは、両端に組成物リザーバ及びアプリケータシステムを有する。出願者らは、2つの組成物を種々組み合わせることが望ましくなく、例えば、リムーバ組成物がマスカラ組成物に移動し、それを希釈する可能性があり、リムーバ組成物がマスカラアプリケータを劣化させ得ることなどを見出した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
故に、2つの異なる液体化粧品組成物であるマスカラおよびマスカラリムーバと、それらの液体化粧品組成物のうちの1つを他方で汚染する可能性を低減又は排除する、単一のアプリケータであるマスカラブラシとを含む、化粧品パッケージを提供することが望ましいであろう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題に対する解決策を提供するために、2つ以上の液体パーソナルケア組成物のためのパッケージを本明細書に開示する。特に本発明は、2つの液体化粧品組成物であるマスカラおよびマスカラリムーバのためのパッケージ(100)であって、単一のマスカラブラシ(112)と、ある分量の前記マスカラを中に保持する第1のリザーバであって、該第1のリザーバが、第1のリザーバ近位端と、対向する第1のリザーバ遠位端とを備え、前記第1のリザーバ近位端が、前記マスカラブラシ(112)が通って挿入され、かつ取り外される開口端を備え、前記第1のリザーバ遠位端が、前記パッケージ(100)の閉口端を画定する、第1のリザーバと、を備え、前記パッケージ(100)が、ある分量のマスカラリムーバを中に保持する第2のリザーバを更に備え、該第2のリザーバが、第2のリザーバ近位端と、対向する第2のリザーバ遠位端とを備え、前記第2のリザーバ近位端が閉口端を備え、前記第2のリザーバ遠位端が、前記マスカラリムーバが通って分配される開口端を備え、前記マスカラブラシ(112)が、前記第2のリザーバ閉口端に取り外し不能に接続され、かつそこから離れて延在し、前記第1のリザーバが、前記前記第2のリザーバに取り外し可能に取り付けられ、かつ前記第2のリザーバの閉口端から離れて延在して、前記マスカラブラシ(112)を保護するように包み込むことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本明細書は、本発明を特に指摘し明確に請求する特許請求の範囲をもって結論とするが、本発明は、添付図面と併せてなされる以下の説明から一層理解されるであろうと考えられる。
図1】パッケージの斜視図。
図2図1に示される実施形態の断面図。
図3】第1のリザーバのない、図1に示される実施形態の斜視図。
図4図1に示される実施形態の正面の展開図。
図5】パッケージの斜視図。
図6】第1のリザーバのない、図5に示される実施形態の正面部分の斜視図。
図7】パッケージの斜視図。
図8a】パッケージの斜視図。
図8b】パッケージの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
添付の「特許請求の範囲」を包含する本明細書において使用されるとき、単数形「a」、「an」、及び「the」は複数形を包含し、特定の数値への参照は、その文脈により特に明確に指示されていない限り、少なくともその特定の数値を包含する。値の範囲が述べられている場合、別の実施形態はその一方の特定の値から及び/又は他方の特定の値までを包含する。範囲はすべて、包括的かつ結合可能である。別段の指定がない限り、本明細書において使用するすべての百分率及び比率は、組成物全体の重量によるものであり、また、全ての測定は25℃でなされるものとする。本発明のパッケージは、本明細書に記載される本発明の特徴、並びに本明細書に記載されるいかなる追加若しくは任意の成分、構成要素、工程、又は制限事項をも含むことができ、これらからなり、これらから本質的になることができる。
【0008】
「化粧品組成物」は、身体表面に塗布され、その身体表面の1つ以上の美的特徴を向上することを目的とする組成物を意味する。化粧品組成物の非制限的な例を含む、本明細書における使用に好適な化粧品組成物を、以下により詳細に記載する。
【0009】
「取り外し不能」及びその変化形は、ある要素が別の要素から、どちらの要素の意図される機能を損なうか、又は害することもなく分離されることが意図されないことを意味する。
【0010】
「取り外し可能」及びその変化形は、ある要素が別の要素から、どちらの要素の意図される機能を損なうか、又は害することもなく分離されることが意図されていることを意味する。
【0011】
図1は、例示的なパッケージ100を示す。図1に示されるパッケージ100は、円筒状に形成され、本体102と、第1の細長リザーバ122と、第2の細長リザーバ134と、キャップ144とを含む。パッケージ、又はパッケージの1つ以上の構成要素が、必要に応じて、任意の好適な形状(例えば、三角形、四角形、球状、先細、幅広、狭い、短い、高い、又はそれらの組み合わせ)で構成され得ることを理解するものとする。例えば、第1の細長リザーバは、円筒形状であり得、第2のリザーバは、四角形の形状であり得る。パッケージ又は個々のパッケージ構成要素は、化粧品パッケージを作製するための当該技術分野において既知の任意の好適な材料から作製され得る。好適な材料には、例えば、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン、ポリメチルメタクリレート、ポリサイクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、及びフッ素化エチレンプロピレン等のプラスチック材料が挙げられる。ある実施形態では、本体102、リザーバ122、134、及び/又はキャップ144は、1つ又は両方のリザーバの内容物を目視することを可能にするか、部分的に可能にするか、又は防止する、透明、準透明、半透明、又は不透明材料を含み得る。この例では、ユーザは、単に、パッケージ100の透明部分又は半透明部分を通して目視することによって、どれぐらいの組成物がリザーバ122、134内に残存しているかを容易に判断することが可能であり得る。ある実施形態では、本体102の外面146は、透明であり得、内部の不透明部分148(ここでは、砂時計の形状)が可視化されるのを可能にする。この例では、リザーバ122、134、及びキャップ144は、不透明、透明、又は半透明であり得る。
【0012】
図2は、線A−Aに沿った、図1のパッケージ100を示す。図2に見られるように、本体102は、本体102の第1の端108と第2の端110との間にそれぞれ位置付けられた、第1の空洞104と、第2の空洞106とを含み得る。パッケージ100は、第1の空洞104に接合され、かつそこから延在するアプリケータ112を含み得る。ある実施形態では、アプリケータ112は、例えば、一般に既知の「スナップ嵌合」機構を用いて、第1の空洞104に、取り外し可能に、又は取り外し不能に接続され得る。取り外し可能に接続されたアプリケータは、例えば、使い捨て又はタスク特化アプリケータとして好適であり得る。図2に示されるように、アプリケータ112は、螺合部品118に接合されるか、又はそれと一体化して形成され得る、ステム116に接続されたマスカラブラシ114を含み得る。螺合部品118は、ステム部分117及びフード部分119とともに形成され得る。特に好適な実施形態では、螺合部品118は、別個に形成され、次いで、アプリケータ112に取り外し不能に接合される。例えば、ステム部分117は、当該技術分野において既知の任意の好適な手段によって、アプリケータのステム116に永久的に接合され得、その一部を形成する。螺合部品118のフード部分119は、例えば、螺合部品118及び/又は第1の空洞104上に補完的突出部及び/又は凹部(例えば、リブ及び/又は溝)を提供することによって、第1の空洞104とスナップ可能かつ係止可能に係合可能になるように構成され得る。図2に示される例では、螺合部品118のフード部分119は、第1のリザーバ122上の補完的螺合と係合可能である、螺合120を含む。ある実施形態では、第1のリザーバ122は、その近位端124から上方に延在するネックを含み得る。ネックは、螺合部品118の螺合120と係合可能である螺合を含み得る。他の実施形態では、アプリケータ112は、螺合部品118なく構成し得る。
【0013】
第1のリザーバ122は、近位端124と、遠位端126と、例えば、マスカラ又はマスカラリムーバ等のある分量の液体化粧品組成物を保持するための内部容量150を画定する1つ以上の壁とを含み得る。第1のリザーバ122の近位端124は、本体102の第1の端108に取り外し可能に取り付けられ、かつそこから離れて軸方向に延在して、アプリケータ112を保護するように包み込む。第1のリザーバ122の遠位端126は、閉口端128として構成され得る。開口部130は、アプリケータ122が通って独立して挿入され、かつ取り外されるように、第1のリザーバ122の近位端124内に提供され得る。ある実施形態では、拭き取り具132は、第1のリザーバ122からのアプリケータ112の取り外しの際に、アプリケータ112から余分な液体を拭き取るために、(例えば、開口部130内、及び/又はその周辺に)提供され得る。
【0014】
第2のリザーバ134は、近位端136と、遠位端138と、例えば、マスカラ又はマスカラリムーバ等のある分量の液体化粧品組成物を保持するための内部容量152を画定する1つ以上の壁とを含み得る。ある実施形態では、近位端136は、第2のリザーバ134の閉口端140として構成され得る。第2のリザーバは、本体102の第2の端110に取り外し不能に取り付けられ得、かつそこから離れて軸方向に延在する。ある実施形態では、第2のリザーバ134は、例えば、交換リザーバの使用において補助するように、取り外し可能に接続され得る。第2のリザーバ134の遠位端138は、その中に配置されるある分量の液体化粧品組成物を分配するように構成される開口端142を含む。第2のリザーバ134は、開口端142を被覆するためのキャップ144を含み得る。キャップ144は、当該技術分野において既知の任意の好適な手段(例えば、ツイスト螺合、スナップカラー、及び同等物)によって、遠位端138に取り外し可能に取り付けられ得る。キャップ144は、第2のリザーバ134の開口端142において液体不透過性バリアを提供するために取り外された後に交換され得る。拭き取り具154又は他の流動制限機構は、開口端142内に存在し得る。
【0015】
第2のリザーバ134又はその部分は、その中に配置された化粧品組成物の分配を促進するように、(例えば、ユーザがリザーバの内容物を搾り出すことを可能にすることによって)少なくとも部分的に変形可能であり得る。第2のリザーバ又は任意の他のパッケージ100の構成要素が、剛性又は変形可能であり得、内容物が、必要に応じて、振動されるか、又は注ぎ出され得ることを理解するものとする。ある実施形態では、第2のリザーバ134は、化粧品組成物を第2のリザーバ134から出すのに少なくとも役立つ、ツイスト又はプッシュボタン機構等の1つ以上の付加的な分配手段を含み得る。その内容物の特定の投与のための第2のリザーバ134を構成することが望ましい場合がある。図2は、第2のアプリケータを示さないが、第2のリザーバ134内の化粧品組成物は、スポンジ、コットンボール、綿棒、ティッシュ、指、アプリケータブラシ等の外部用具を用いて、取得される、及び/又は塗布され得る。
【0016】
図3は、第1のリザーバ122のない、図1のパッケージ100を示す。
【0017】
図4は、特定の構成要素を例示する、パッケージ400の一例を示す。パッケージ400は、取り外し可能な第1のリザーバ422と、取り外し不能な第2のリザーバ434と、第1のリザーバ422と第2のリザーバ434との間に配置された本体402とを含む。パッケージ400は、本体402の第1の端408に接合され、かつそこから外向きに延在するアプリケータ412を含む。第2のリザーバ434は、閉口端が第2のリザーバ434内で画定されるように、本体402の第2の端410に取り外し不能に接合され得る。第2のリザーバは、(例えば、ネジ螺合の使用によって)キャップ444と動作可能に係合され、それによって、液体不透過性封止を形成するように構成された開口端を含み得る。第1のリザーバ422は、本体402の第1の端408の一部分及び/又はアプリケータ412と係合可能である。例えば、第1のリザーバ422は、第1のリザーバ422の内部容量内に少なくとも部分的に延在する螺合部分を含み得、アプリケータステムの補完的部分と係合可能である。ある実施形態では、第1のリザーバは、例えば、図1及び2のパッケージ100と同様に、本体402の一部分と係合可能な螺合を含む、外向きに延在するネックを含み得る。
【0018】
図5及び6は、パッケージ200の別の例を示す。パッケージ200は、本体202と、第1の細長リザーバ222と、第2の細長リザーバ234と、バルブ244とを含む。第2のリザーバ234の近位端236は、閉口端240を画定する。第2のリザーバは、本体202の第2の端210に取り外し不能に取り付けられ、かつそこから離れて軸方向に延在する。第2のリザーバ234は、キャップを備え得るか、又は備え得ない。ある実施形態では、例えば、第2のリザーバ234の遠位端238の近傍で、内蔵分配手段によって、第2のリザーバの内容物が漏れるのを防止し得る。例えば、絞り出し可能又は測定された用量で、第2のリザーバ234から液体パーソナルケア組成物を分配するための種々の方法が存在する。一実施形態では、第2のリザーバ234は、第2のリザーバ234内に配置された液体化粧品組成物を分配するように協働する、圧縮可能領域252と、一方向バルブ244とを含み得る。本体202及びリザーバ222、234の外面は、不透明、透明、若しくは半透明、又はこれらの任意の組み合わせであり得る。ある実施形態では、本体202は、砂時計を表すようなステッカー、ラベル、又はプリント254を含み得る。
【0019】
図6は、第1のリザーバ222のない、図5のパッケージ200を示す。アプリケータは、必要に応じて、円形、円筒形、楕円形、ペイントブラシ、又は任意の他の好適な形状のアプリケータヘッド214を含む。アプリケータヘッド214のための好適な材料には、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性加硫物、ゴム、スポンジ、フエルト、布地、乾燥剤繊維、剛毛、フロック加工、それらの組み合わせ、又は別の材料若しくは液体化粧品製品を混合、分配、又は拡散することが可能な材料の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。アプリケータヘッド214は、ラテックス、ゴム、TPE、スポンジ、及び同等物等の可撓性材料及び/又は柔軟材料から作製され得る。アプリケータ212はまた、ステム216も含み得る。
【0020】
本体は、第1及び第2のリザーバの寸法を反映するように細長い場合がある。又は、図7のパッケージ内に示されるように、本体302は、依然として第1のリザーバ322と第2のリザーバ334との間の接続具として機能するのに実用的であるよう、小さい場合がある。他のパッケージでは、図8a及び8bに示されるように、本体は、第2のリザーバ534、634、及び/又は第1のリザーバ522、622と一体化して形成され得、中間本体のない外観を与え得る。更に他のパッケージでは、本体が一切ない場合がある。別の実施形態では、パッケージは、2つの端/2つの区画を有し、別個のキャップがない、従来のマスカラパッケージのようであり、この場合では、アプリケータは、第2のリザーバの近位端に付随し、第1のリザーバの近位端は、第2のリザーバの近位端に取り外し可能に接続される。
【0021】
本明細書においてパッケージは、2つ以上の異なる液体組成物を含有し得る。例示的組成物には、化粧品組成物(例えば、マスカラ、口紅、リップグロス、ブラシ、コンシーラー、アイライナー、仕上げシーラント)、育毛組成物、脱毛組成物(例えば、ワックス又はセーラム)、発毛を抑える組成物、半永久インク(例えば、刺青、化粧品、又は個人的な装飾用)、マニキュア、スキンケア組成物(例えば、目元保湿剤、アンチエージングセーラム、日焼け止め、保護バーム)、救急用組成物(例えば、液体バンドエイド、ヒドロコルチゾン、クレンジング剤、抗生物質軟膏)、医薬品組成物(例えば、処方箋ニキビ治療、術後軟膏、生歯又は口痛用経口薬、歯のホワイトニング組成物)、毛髪着色剤組成物(例えば、ハイライト、根元用、又はノベルティー)、及びそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。他の例示的組成物には、先述の文章内の1つ以上の組成物(例えば、除光液、マスカラリムーバ)を除去、修正、補完、又は補足するように調合された組成物が挙げられる。
【0022】
ある実施形態では、本明細書におけるパッケージは、第1の液体組成物を塗布し、並びに第1の液体パーソナルケア組成物を第2の液体組成物から除去するために使用され得る。ある実施形態では、本発明のパッケージは、第1の液体組成物、及び第2の補完的液体組成物を塗布するために使用され得る。ある実施形態では、本発明のパッケージは、2つの化学的に互換性のない液体組成物のために使用され得、このパッケージは、2つの組成物の混合又は汚染を防止するように構成される。
【実施例】
【0023】
以下は、好適な組成物の例である。
【0024】
実施例I:本発明の多色液体ファンデーションは、以下のとおりに調製される。
【0025】
【表1】
*1 染色ゲルは、60マイクロメートルの平均粒子寸法を有する顔料(二酸化チタン及び酸化鉄)10%と、ポリマー約12%と、シクロメチコン流体78%とを含む。
*2 Vanderbiltより供給。
【0026】
好適な容器の中に、水、グリセリン、EDTA二ナトリウム、及びベンジルアルコールを加え、透明な水相が得られるまで従来の技術を用いて混合する。水相が透明になったらメチルパラベンを加え、透明になるまで再度混合する。次いで、ポリアクリル酸アンモニウム、二酸化チタン、及び酸化鉄を加え、混合して分散させる。得られた相を、Silverson SL2T又は類似の機器により高速(8,000rpm、標準ヘッド)で混合し、顔料を完全に解凝集する。別の容器に、KSG21、疎水性二酸化チタン及び酸化鉄、DC245、並びにパラベンを加える。均質になるまでSilversonを高速で用いてこの混合物を粉砕する。次に、染色水相及び染色シリコーン相を混ぜ合わせ、Silversonを高速で使用して、水が完全に組み込まれエマルションが形成されるまで粉砕する。最後に、二酸化チタン及び酸化鉄の混合物と色が有意に異なるように染色ゲルを選択する。次にこれを加えて、生成物をSilversonを高速で用いて再度混合する。次いで、得られた多色最終製品を適切な容器に入れる。
【0027】
実施例II:スキンケア組成物は、以下のとおりに調製される。
【0028】
【表2】
*1 Sederma,Inc.(Edison,NJ)製のアンチエイジングペプチド溶液。
*2 Noveon Consumer Specialties(Cleveland,OH)製のAcrylates/C10〜30アルキルアクリレートクロスポリマー。
*3 SEPPIC,Inc.(Fairfield,NJ)製のポリアクリルアミド及びC13〜14イソパラフィン及びラウレス−7。
*4 SEPPIC,Inc.(Fairfield,NJ)製のアクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNaコポリマー及びイソヘキサデカン並びにポリソルビン酸60。
*5 SEPPIC,Inc.(Fairfield,NJ)製のアクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリンNaコポリマー及びイソヘキサデカン並びにポリソルビン酸80。
*6 SEPPIC,Inc.(Fairfield,NJ)製のアクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNaコポリマー及びイソヘキサデカン並びにポリソルビン酸60。
*7 CP Kelco(San Diego,CA)製のミクロ繊維化セルロース、キサンタンガム、及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの混合物。
*8 EMD Chemicals,Inc.(Gibbstown,NJ)製の酸化鉄、四三酸化鉄、及び二酸化チタンでコーティングされた雲母。
【0029】
相A材料を容器の中で混合する。相B材料を別の容器の中で混合する。相Bを相Aに混ぜ合わせる。相Aと相Bとを混合した後に小板状体粒子を加える。
【0030】
実施例III:ロングウェアマスカラは、以下のとおりに調製される。
【0031】
【表3】
【0032】
相Aの成分を融解させ、低剪断攪拌で共に混合する。相Bを相Aに少しずつ添加し、その後高剪断攪拌で分散させる。次に相Cを添加し、高剪断攪拌で混合する。次に相Dを添加し、高剪断攪拌で分散させる。バッチを周囲条件へと冷却し、相Eを添加して混ぜ込む。
【0033】
実施例IV:大きなワックス粒子及び繊維を含有するマスカラは、以下のとおりに調製される。
【0034】
【表4】
【0035】
相Aを加熱して、ワックスを溶かし、染料をCowles Baldeミキサーで分散させる。相Bの材料を周囲条件で共に攪拌し、及び相Cの材料を周囲条件で共に攪拌し、次いでそれを相B(ゲル相B)に加え、そしてこの混合物を攪拌し、次に約85℃に加熱する。相A及び相B/Cを共に混合して水中油(ろう)型エマルションを作製する。混合物を15分間攪拌し、次いで室温まで徐々に冷却する。冷却中に、相D及びEを混合物に加え、60℃よりも低温で攪拌する。相Fは、均一になるまで加えて、混合された、カーボンブラック(D&CブラックNo.2)繊維でポリマー化された10 Decitex 2mmナイロン−6である。相Gは、噴霧乾燥等の当該技術分野において既知の典型的な工程を使用して別個に調製される、球状のポリエチレンろう粒子である。マスカラが約25℃まで冷却されたら、相Fをマスカラに加えて混合する。
【0036】
実施例V:アイメイクアップリムーバ:
ミネラルオイル、イソプロピルパルミチン酸、ポリエチレン、Ceteth 20、トリヒドロキシステアリン、ソルビン酸、メチルパラベン、バニリン、及び二酸化チタンを含む、アイメイクアップリムーバの一例は、COVERGIRL CLEANリムーバである。
【0037】
本明細書に開示した寸法及び値は、記述された正確な数値に厳しく限定されるものと理解すべきでない。むしろ、特に言及しない限り、そのようなそれぞれの寸法は、記述された値と、その値の周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
【0038】
相互参照されるか又は関連するすべての特許又は特許出願を含む、本願に引用されるすべての文書を、特に除外すること又は限定することを明言しないかぎりにおいて、その全容にわたって本願に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求されるすべての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他のすべての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
【0039】
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8a
図8b