(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1傾斜面は、第1曲率半径を有する曲面であり、前記第2傾斜面は、第2曲率半径を有する曲面であり、前記第3傾斜面は、第3曲率半径を有する曲面であり、前記第4傾斜面は、第4曲率半径を有する曲面である、請求項4に記載の照明システム。
前記第1光源モジュールに含まれる光源の光出力強度と前記第2光源モジュールに含まれる光源の光出力強度とが互いに異なる、請求項1または12に記載の照明システム。
前記第1光源モジュールの光出射方向は、前記第2リフレクタから前記第1リフレクタに向かう方向であり、前記第2光源モジュールの光出射方向は、前記第3リフレクタから前記第2リフレクタに向かう方向である、請求項1、12または13に記載の照明システム。
前記第1光源モジュールは、前記第2リフレクタに接して配置され、前記第2光源モジュールは、前記第3リフレクタから離れて配置される、請求項1、または12乃至14のいずれか1項に記載の照明システム。
前記第2リフレクタは、前記第1光源モジュールと向かい合う表面が乱反射面であり、前記第3リフレクタは、前記第2光源モジュールと向かい合う表面が正反射面である、請求項1、または14乃至15のいずれか1項に記載の照明システム。
【発明を実施するための形態】
【0039】
以下、本発明の実施例を、添付の図面を参照しつつ説明する。
【0040】
以下の実施例の説明において、あるエレメント(element)の「上(上部)(on)」または「下(下部)(under)」に他のエレメントが形成されるという記載は、これらの両エレメントが相互直接(directly)接触して形成される場合も、これら両エレメントの間に一つ以上のさらに他のエレメントが介在して(indirectly)形成される場合も含むことができる。
【0041】
また、「上(上部)(on)」または「下(下部)(under)」と表現される場合に、一つのエレメントを基準に上方を指す場合もあり、下方を指す場合もある。
【0042】
図1は、本発明の一実施例に係る2エッジタイプのライトユニットを説明するための断面図である。
【0043】
図1に示すように、ライトユニットは、第1、第2、第3リフレクタ(reflector)100,200,300、及び第1、第2光源モジュール410,430を備えることができる。
【0044】
ここで、第1リフレクタ100は、一部に傾斜面を有することができ、向かい合う第1端部(end portion)及び第2端部を有することができる。
【0045】
そして、第1リフレクタ100の第1端部に第2リフレクタ200を配置し、第1リフレクタ100の第2端部に第3リフレクタ300を配置することができる。
【0046】
また、第1リフレクタ100と第2リフレクタ200との間に第1光源モジュール410を配置し、第1リフレクタ100と第3リフレクタ300との間に第2光源モジュール430を配置することができる。
【0047】
ここで、第1光源モジュール410の光出射方向及び第2光源モジュール430の光出射方向が互いに異なるように構成することができる。
【0048】
例えば、第1光源モジュール410の光出射方向及び第2光源モジュール430の光出射方向は互いに直交するとよい。
【0049】
すなわち、第1光源モジュール410の光出射方向は、第2リフレクタ200から第1リフレクタ100に向かう垂直方向であり、第2光源モジュール430の光出射方向は、第3リフレクタ300から第2リフレクタ200に向かう水平方向でよい。
【0050】
そして、第1光源モジュール410は、電極パターンを有する第1基板410bと、第1基板410b上に配置される少なくとも一つの第1光源410aとを備えることができる。
【0051】
ここで、第1光源モジュール410の第1光源410aは、上面発光型(top view type)発光ダイオードでよい。
【0052】
場合によって、第1光源410aは、側面発光型(side view type)発光ダイオードでもよい。
【0053】
そして、第1基板410bを第2リフレクタ200上に第1方向に配置することができる。
【0054】
また、第1基板410bは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ガラス、ポリカーボネート(PC)、シリコン(Si)から選択されたいずれか一物質からなるPCB(Printed Circuit Board)基板でもよく、フィルム形態のものでもよい。
【0055】
また、第1基板410bは、単層PCB、多層PCB、セラミック基板、メタルコアPCBなどを選択的に使用することができる。
【0056】
ここで、第1基板410bは、反射コーティングフィルム及び反射コーティング物質層のいずれか一つが形成されてもよく、第1光源410aで生成された光を第1リフレクタ100に反射させることができる。
【0057】
また、第1光源410aは、発光ダイオードチップ(LED chip)でよく、発光ダイオードチップは、ブルーLEDチップまたは紫外線LEDチップにしてもよく、レッドLEDチップ、グリーンLEDチップ、ブルーLEDチップ、イエローグリーン(Yellow green)LEDチップ、ホワイトLEDチップの少なくとも一つ、または複数個を組み合わせたパッケージ形態にしてもよい。
【0058】
そして、ホワイトLEDは、ブルーLED上にイエロー燐光(Yellow phosphor)を結合する、ブルーLED上にレッド燐光(Red phosphor)及びグリーン燐光(Green phosphor)を同時に結合する、または、ブルーLED上にイエロー燐光、レッド燐光及びグリーン燐光を同時に結合して具現することができる。
【0059】
また、第2光源モジュール430は、電極パターンを有する第2基板430bと、第2基板430b上に配置される少なくとも一つの第2光源430aとを備えることができる。
【0060】
そして、第2基板430bは、第3リフレクタ200上に第1方向と異なる第2方向に配置されるとよい。
【0061】
ここで、第2光源モジュール430の第2光源430aは、上面発光型発光ダイオードでよい。
【0062】
場合によって、第2光源430aは側面発光型発光ダイオードでもよい。
【0063】
その他、第2光源モジュール430の第2基板430b及び第2光源430aは、第1光源モジュール410の第1基板410b及び第1光源410aと同一なので、詳細な説明は省略する。
【0064】
また、第1光源モジュール410は、第1リフレクタ100と第2リフレクタ200との間に配置されるが、第1光源モジュール410は第2リフレクタ200に接するととともに、第1リフレクタ100から一定間隔離れて配置されるとよい。
【0065】
場合によって、第1光源モジュール410は、第1リフレクタ100及び第2リフレクタ200の両方から一定間隔離れて配置されてもよく、第1リフレクタ100及び第2リフレクタ200の両方に接して配置されてもよい。
【0066】
そして、第2光源モジュール430は、第1リフレクタ100と第3リフレクタ300との間に配置され、第3リフレクタ300に隣接して配置されるとよい。
【0067】
場合によって、第2光源モジュール430は、第3リフレクタ300に接するとともに、第1リフレクタ100から一定間隔離れて配置されてもよく、第1リフレクタ100に接するとともに、第3リフレクタ300から一定間隔離れて配置されてもよい。
【0068】
または、第2光源モジュール430は、第1リフレクタ100及び第3リフレクタ300の両方から一定間隔離れて配置されてもよく、第1リフレクタ100及び第3リフレクタ300の両方に接して配置されてもよい。
【0069】
また、第1リフレクタ100と第2リフレクタ200との間の空間にはエアーガイド(air guide)を有するように、第1リフレクタ100と第2リフレクタ200は一定間隔離れて向かい合う構成とすることができる。
【0070】
第1リフレクタ100と第3リフレクタ300との間の空間にもエアーガイドを有するように、第1リフレクタ100と第3リフレクタ300も一定間隔離れて向かい合う構成とすることができる。
【0071】
なお、第2、第3リフレクタ200,300は、反射コーティングフィルム及び反射コーティング物質層のいずれかで形成され、第1、第2光源モジュール410,430から生成された光を、第1リフレクタ100の方向に反射させる役割を果たすことができる。
【0072】
また、第2、第3リフレクタ200,300の表面のうち、第1、第2光源モジュール410,430に向かい合う表面上には、鋸歯状の反射パターンが形成され、反射パターンの表面は、平面または曲面でよい。
【0073】
このように第2、第3リフレクタ200,300の表面に反射パターンを形成する理由は、第1、第2光源モジュール410,430で生成された光を第1リフレクタ100の中央領域に反射させることによって、ライトユニットの中央領域における輝度を増加させるためである。
【0074】
そして、第2リフレクタ200の長さL1と第3リフレクタ300の長さL2は互いに異なってもよい。
【0075】
ここで、第2リフレクタ200の長さL1は、第1光源モジュール410から第2光源モジュール430に向かう方向に位置する両側面間の距離であり、第3リフレクタ300の長さL2は、第2光源モジュール430から第1光源モジュール410に向かう方向に位置する両側面間の距離である。
【0076】
ここで、第2リフレクタ200の長さL1は第3リフレクタ300の長さL2よりも短くすることができる。
【0077】
これは、第1光源モジュール410の光出射方向が第1リフレクタ100に直接向かっているからである。
【0078】
そのため、第2リフレクタ200の長さL1を減らすことができ、ディスプレイ装置において画面の枠に位置するベゼル(bezel)領域を低減することができる。
【0079】
例えば、第3リフレクタ300の長さL2を、第2リフレクタ200の長さL1の約1.1〜3倍とすることができる。
【0080】
第3リフレクタ300の長さL2が短すぎると、ホットスポット(hot spot)が発生し、第3リフレクタ300の長さL2が長すぎると、ベゼル領域が増加するわけである。
【0081】
場合によって、第2リフレクタ200の面積と第3リフレクタ300の面積は互いに異なってもよい。
【0082】
ここで、第2リフレクタ200の面積を第3リフレクタ300の面積よりも小さくすることができる。
【0083】
また、第1リフレクタ100は、一部傾斜面を有する第1領域と、一部傾斜面を有する第2領域とを備えることができる。
【0084】
ここで、第1領域の傾斜面と第2領域の傾斜面は互いに非対称でよい。
【0085】
例えば、第1リフレクタ100は、中心線を基準に、第1領域の面積S1と第2領域の面積S2とが互いに異なってもよい。
【0086】
場合によって、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1を第2領域の面積S2よりも小さくすることができる。
【0087】
なお、第1リフレクタ100の第1領域は、第1、第2傾斜面を有することができ、第1リフレクタ100の第2領域は、第3、第4傾斜面を有することができる。
【0088】
ここで、第1傾斜面は、第1光源モジュール410及び第2リフレクタ200と整列(align)され、下方に傾斜するものでよく、第2傾斜面は、第1傾斜面に隣接し、第1傾斜面から上方に傾斜するものでよい。
【0089】
そして、第4傾斜面は、第2傾斜面に隣接し、第2傾斜面から下方に傾斜するものでよく、第3傾斜面は、第2光源モジュール430及び第3リフレクタ300と整列され、第4傾斜面に隣接して第4傾斜面から上方に傾斜するものでよい。
【0090】
ここで、第1傾斜面の面積S11と第2傾斜面の面積S12とは互いに異なってもよく、例えば、第1傾斜面の面積S11を第2傾斜面の面積S12よりも小さくすることができる。
【0091】
また、第3傾斜面の面積S13と第4傾斜面の面積S14とは互いに異なってもよく、例えば、第3傾斜面の面積S13を第4傾斜面の面積S14よりも小さくすることができる。
【0092】
なお、第1傾斜面は第1曲率半径R1を有する曲面で、第2傾斜面は第2曲率半径R2を有する曲面で、第3傾斜面は第3曲率半径R3を有する曲面で、第4傾斜面は第4曲率半径R4を有する曲面でよい。
【0093】
ここで、第1曲率半径R1は第3曲率半径R3と異なるものでよい。
【0094】
例えば、第1領域における第1傾斜面の第1曲率半径R1は、第2領域における第3傾斜面の第3曲率半径R3よりも小さいとよい。
【0095】
また、第2傾斜面の第2曲率半径R2は第4傾斜面の第4曲率半径R4と異なるものでよく、例えば、第1領域における第2傾斜面の第2曲率半径R2は、第2領域における第4傾斜面の第4曲率半径R4よりも小さいとよい。
【0096】
さらに、第1、第2、第3、第4傾斜面の少なくとも一つは、凹んだ曲面または膨らんだ曲面でもよい。
【0097】
また、第1傾斜面の第1曲率半径R1と第2傾斜面の第2曲率半径R2は互いに異なってもよく、例えば、第1領域における第1傾斜面の第1曲率半径R1は、第2傾斜面の第2曲率半径R2よりも小さいとよい。
【0098】
そして、第3傾斜面の第3曲率半径R3と第4傾斜面の第4曲率半径R4は互いに異なってもよく、例えば、第2領域における第3傾斜面の第3曲率半径R3は、第4傾斜面の第4曲率半径R4よりも小さいとよい。
【0099】
このように、第1リフレクタ100の第1領域に位置する傾斜面の面積及び曲率と第1リフレクタ100の第2領域に位置する傾斜面の面積及び曲率を互いに非対称にすることができる。
【0100】
また、第1リフレクタ100における第1、第3傾斜面には、光を正反射する正反射シートが形成され、第1リフレクタ100における第2、第4傾斜面には、光を正反射する正反射シート及び光を乱反射する乱反射シートの少なくとも一つが形成されてもよい。
【0101】
ここで、第1リフレクタ100の第1、第3傾斜面に正反射シートを形成する理由は、輝度の弱い第1リフレクタ100の中央領域へと多量の光を反射することで、均一な輝度を提供するためである。
【0102】
また、第1リフレクタ100の第2、第4傾斜面に乱反射シートを形成する理由は、輝度の弱い第1リフレクタ100の第2、第4傾斜面で光を乱反射することで、輝度を補償するためである。
【0103】
そして、第1リフレクタ100は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Au)、二酸化チタン(TiO
2)などのように高い反射率を有する金属または金属酸化物を含んでなるとよく、第1リフレクタ100は、第1、第2、第3、第4傾斜面を形成する物質が互いに異なってもよく、第1、第2、第3、第4傾斜面の表面粗度が互いに異なってもよい。
【0104】
例えば、第1リフレクタ100は、第1、第2、第3、第4傾斜面が同じ物質で形成され、表面粗度は互いに異なることがある。
【0105】
または、第1リフレクタ100は、第1、第2、第3、第4傾斜面が互いに異なる物質で形成され、表面粗度も互いに異なることがある。
【0106】
そのため、第1、第2光源モジュールを非対称に配置することによって、ベゼルの大きさを減らすとともに、均一な輝度を提供することができる。
【0107】
図2は、第1、第2光源モジュールの光出射方向を示す断面図である。
【0108】
図2に示すように、第1光源モジュール410は第1リフレクタ100と第2リフレクタ200との間に配置され、第2光源モジュール430は第1リフレクタ100と第3リフレクタ300との間に配置される構成とすることができる。
【0109】
ここで、第1光源モジュール410の光出射方向及び第2光源モジュール430の光出射方向を互いに異ならせることができる。
【0110】
例えば、第1光源モジュール410の光出射方向と第2光源モジュール430の光出射方向とが互いに直交するようにする。
【0111】
すなわち、第1光源モジュール410は、第1基板410b及び第1光源410aを備えるが、第1光源410aの光出射方向は、第2リフレクタ200から第1リフレクタ100に向かう垂直方向でよい。
【0112】
そして、第2光源モジュール430は、第2基板430b及び第2光源430aを備えるが、第2光源430aの光出射方向は、第3リフレクタ300から第2リフレクタ200に向かう水平方向でよい。
【0113】
ここで、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1は、第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2よりも短くてもよい
【0114】
ここで、第2リフレクタ200の長さL1は、第1光源モジュール410から第2光源モジュール430に向かう方向に位置する両側面間の距離であり、第3リフレクタ300の長さL2は、第2光源モジュール430から第1光源モジュール410に向かう方向に位置する両側面間の距離である。
【0115】
例えば、第3リフレクタ300の長さL2は、第2リフレクタ200の長さL1の約1.1〜3倍でよい。
【0116】
これは、第3リフレクタ300の長さL2が短すぎると、ホットスポットが発生し、第3リフレクタ300の長さL2が長すぎると、ベゼル領域が大きくなるためである。
【0117】
このように、第1光源410aの光出射方向を第2リフレクタ200から第1リフレクタ100に向かう垂直方向にすると、第2リフレクタ200の長さL1を短くすることができ、ディスプレイ装置において画面の枠に位置するベゼル領域を低減することができる。
【0118】
図3A乃至
図3Cは、第1、第2光源モジュールに含まれる光源の個数を示す平面図である。
【0119】
図3Aは、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数と第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数とが同一である実施例であり、
図3Aに示すように、第1光源モジュール410は第1リフレクタ100と第2リフレクタ200との間に配置され、第2光源モジュール430は第1リフレクタ100と第3リフレクタ300との間に配置される構成とすることができる。
【0120】
ここで、第1光源モジュール410は、第1基板410bと第1光源410aとを備え、第1光源410aの光出射方向は、第2リフレクタ200から第1リフレクタ100に向かう垂直方向でよい。
【0121】
そして、第2光源モジュール430は、第2基板430bと第2光源430aとを備え、第2光源430aの光出射方向は、第3リフレクタ300から第2リフレクタ200に向かう水平方向でよい。
【0122】
この場合、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数と第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数とを同一にすることができる。
【0123】
また、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1は、第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2より短くてもよい
【0124】
また、第1リフレクタ100は、第1光源モジュール410に隣接する第1領域、及び第2光源モジュール430に隣接する第2領域を有することができる。
【0125】
ここで、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1は、第2領域の面積S2よりも小さいとよい。
【0126】
また、第1リフレクタ100の第1領域は、第1、第2傾斜面を有し、第1リフレクタ100の第2領域は、第3、第4傾斜面を有することができる。
【0127】
ここで、第1傾斜面の面積S11は、第2傾斜面の面積S12よりも小さく、第3傾斜面の面積S13は第4傾斜面の面積S14よりも小さいとよい。
【0128】
また、
図3Bは、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数が、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数よりも多い実施例であり、
図3Bに示すように、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数を、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数よりも多くすることができる。
【0129】
ここで、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数は、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数の約1.1から5倍とすることができる。
【0130】
また、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1は、第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2よりも短くてもよい
【0131】
また、第1リフレクタ100は、第1光源モジュール410に隣接する第1領域と、第2光源モジュール430に隣接する第2領域とを有することができる。
【0132】
ここで、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1と第2領域の面積S2とを互いに同一にすることができる。
【0133】
すなわち、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数が、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数よりも多いため、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1と第2領域の面積S2とを同一に形成することによって、全体的に均一な輝度を提供することができる。
【0134】
また、第1リフレクタ100の第1領域は第1、第2傾斜面を有することができ、第1リフレクタ100の第2領域は第3、第4傾斜面を有することができる。
【0135】
ここで、第1傾斜面の面積S11は第2傾斜面の面積S12よりも小さく、第3傾斜面の面積S13は第4傾斜面の面積S14よりも小さいとよい。
【0136】
また、
図3Cは、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数が、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数よりも少ない実施例であり、
図3Cに示すように、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数を、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数よりも少なくすることができる。
【0137】
ここで、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数は、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数の約1.1から5倍とすることができる。
【0138】
また、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1と、第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2とを互いに同一にすることができる。
【0139】
すなわち、第2光源モジュール430に含まれる第2光源430aの個数が、第1光源モジュール410に含まれる第1光源410aの個数よりも多いため、第2リフレクタ200の長さL1と第3リフレクタ300の長さL2とを同一に形成することによって、全体的に均一な輝度を提供することができる。
【0140】
なお、第1リフレクタ100は、第1光源モジュール410に隣接する第1領域と、第2光源モジュール430に隣接する第2領域とを有することができる。
【0141】
ここで、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1は、第2領域の面積S2よりも小さいとよい。
【0142】
また、第1リフレクタ100の第1領域は第1、第2傾斜面を有することができ、第1リフレクタ100の第2領域は第3、第4傾斜面を有することができる。
【0143】
ここで、第1傾斜面の面積S11は第2傾斜面の面積S12よりも小さく、第3傾斜面の面積S13は第4傾斜面の面積S14よりも小さいとよい。
【0144】
このように、第1光源モジュール410と第2光源モジュール430の個数に応じて、第2、第3リフレクタ200,300の長さが可変してもよく、第1リフレクタ100の第1、第2領域の面積が可変してもよい。
【0145】
図4A乃至
図4Cは、第1、第2光源モジュールに備えられる光源の光出力強度を示す断面図である。
【0146】
図4Aは、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度と、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度とが同一である実施例であり、
図4Aに示すように、第1光源モジュール410は第1リフレクタ100と第2リフレクタ200との間に配置され、第2光源モジュール430は第1リフレクタ100と第3リフレクタ300との間に配置される構成とすることができる。
【0147】
ここで、第1光源モジュール410は、第1基板410bと第1光源410aとを備え、第1光源410aの光出射方向は、第2リフレクタ200から第1リフレクタ100に向かう垂直方向でよい。
【0148】
そして、第2光源モジュール430は、第2基板430bと第2光源430aとを備え、第2光源430aの光出射方向は、第3リフレクタ300から第2リフレクタ200に向かう水平方向でよい。
【0149】
このとき、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度と、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度とを、同一にすることができる。
【0150】
また、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1は、第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2よりも短くすることができる。
【0151】
また、第1リフレクタ100は、第1光源モジュール410に隣接する第1領域、及び第2光源モジュール430に隣接する第2領域を有することができる。
【0152】
ここで、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1は、第2領域の面積S2よりも小さいとよい。
【0153】
また、第1リフレクタ100の第1領域は第1、第2傾斜面を有し、第1リフレクタ100の第2領域は第3、第4傾斜面を有することができる。
【0154】
ここで、第1傾斜面の面積S11は第2傾斜面の面積S12よりも小さく、第3傾斜面の面積S13は第4傾斜面の面積S14よりも小さいとよい。
【0155】
また、
図4Bは、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度が、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度よりも大きい実施例であり、
図4Bに示すように、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度を、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度よりも大きくすることができる。
【0156】
ここで、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度は、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度の約1.1から3倍でよい。
【0157】
また、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1は、第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2よりも短いとよい。
【0158】
また、第1リフレクタ100は、第1光源モジュール410に隣接する第1領域、及び第2光源モジュール430に隣接する第2領域を有することができる。
【0159】
ここで、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1と第2領域の面積S2とは互いに同一でよい。
【0160】
すなわち、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度が第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度よりも大きいため、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1と第2領域の面積S2とを同一に形成することによって、全体的に均一な輝度を提供することができる。
【0161】
また、第1リフレクタ100の第1領域は第1、第2傾斜面を有し、第1リフレクタ100の第2領域は第3、第4傾斜面を有することができる。
【0162】
ここで、第1傾斜面の面積S11は第2傾斜面の面積S12よりも小さく、第3傾斜面の面積S13は第4傾斜面の面積S14よりも小さいとよい。
【0163】
また、
図4Cは、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度が第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度よりも小さい実施例であり、
図4Cに示すように、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度を、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度よりも小さくすることができる。
【0164】
ここで、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度は、第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度の約1.1から3倍でよい。
【0165】
また、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1と第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2とは、互いに同一でよい。
【0166】
すなわち、第2光源モジュール430の第2光源430aからの光出力強度が第1光源モジュール410の第1光源410aからの光出力強度よりも大きいため、第2リフレクタ200の長さL1と第3リフレクタ300の長さL2とを同一に形成することによって、全体的に均一な輝度を提供することができる。
【0167】
また、第1リフレクタ100は、第1光源モジュール410に隣接する第1領域、及び第2光源モジュール430に隣接する第2領域を有することができる。
【0168】
ここで、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1は第2領域の面積S2よりも小さいとよい。
【0169】
また、第1リフレクタ100の第1領域は第1、第2傾斜面を有し、第1リフレクタ100の第2領域は第3、第4傾斜面を有することができる。
【0170】
ここで、第1傾斜面の面積S11は第2傾斜面の面積S12よりも小さく、第3傾斜面の面積S13は第4傾斜面の面積S14よりも小さいとよい。
【0171】
このように、第1光源モジュール410と第2光源モジュール430の光出力強度に応じて、第2、第3リフレクタ200,300の長さが可変してもよく、第1リフレクタ100の第1、第2領域の面積が可変してもよい。
【0172】
図5A乃至
図5Cは、第1光源モジュールの位置を示す断面図である。
【0173】
図5A乃至
図5Cに示すように、第1光源モジュール410は、第1リフレクタ100と向かい合う第2リフレクタ200の表面上に配置することができる。
【0174】
ここで、第1光源モジュール410は、第1基板410b及び第1光源410aを備え、第1光源410aの光出射面は、第1リフレクタ100に向かうように配置され、第1基板410bは、第2リフレクタ200に接して配置される構成とすることができる。
【0175】
そして、第2リフレクタ200は、第1リフレクタ100の端部と向かい合う第1エッジ(edge)領域、第1エッジ領域に隣接した中央領域、及び中央領域に隣接した第2エッジ領域を有することができる。
【0176】
ここで、第1光源モジュール410は、
図5Aに示すように、第2リフレクタ200の第1エッジ領域に配置されてもよく、
図5Bに示すように、第2リフレクタ200の第2エッジ領域に配置されてもよい。
【0177】
また、第1光源モジュール410は、
図5Cに示すように、第2リフレクタ200の中央領域に配置されてもよい。
【0178】
例えば、第1光源モジュール410は、第2リフレクタ200の第1側から距離d1を置いて配置し、第2リフレクタ200の第2側から距離d2を置いて配置することができる。
【0179】
ここで、距離d1と距離d2は互いに同一でもよく、場合によっては互いに異なってもよい。
【0180】
図6A乃至
図6Dは、第2光源モジュールの位置を示す断面図である。
【0181】
図6Aは、第1リフレクタ100及び第3リフレクタ300の両方から一定間隔離れて配置される第2光源モジュール430を示す図であり、
図6Bは、第1リフレクタ100及び第3リフレクタ300の両方に接して配置される第2光源モジュール430を示す図であり、
図6Cは、第3リフレクタ300に接するとともに、第1リフレクタ100から一定間隔離れて配置される第2光源モジュール430を示す図であり、
図6Dは、第3リフレクタ300から一定間隔離れて配置されるとともに、第1リフレクタ100に接して配置される第2光源モジュール430を示す図である。
【0182】
図6Aに示すように、第1光源モジュール430は、第3リフレクタ300から距離d11を置いて配置し、第1リフレクタ100から距離d12を置いて配置することができる。
【0183】
ここで、距離d11及び距離d12は互いに同一でもよく、互いに異なってもよい。
【0184】
例えば、距離d11は距離d12よりも小さいとよい。
【0185】
これは、距離d11が距離d12よりも大きいと、ホットスポットの発生につながることがあるからである。
【0186】
また、
図6Bに示すように、第2光源モジュール430が第1リフレクタ100及び第3リフレクタ300の両方に接して配置されてもよい。
【0187】
ここで、第2光源モジュール430は、第1、第3リフレクタ100,300に接することによって、ホットスポットを防止し、第2光源モジュール430から遠い領域まで光を送ることができる他、全体的なライトユニットの厚さを低減することができる。
【0188】
そして、
図6Cに示すように、第2光源モジュール430は、第3リフレクタ300に接するとともに、第1リフレクタ100とは距離d12を置いて配置されてもよい。
【0189】
ここで、第2光源モジュール430は、第3リフレクタ300に接することによって、ホットスポットを防止し、第2光源モジュール430から遠い領域まで光を送ることができる。
【0190】
また、
図6Dに示すように、第2光源モジュール430は、第1リフレクタ100に接するとともに、第3リフレクタ300とは距離d11を置いて配置されてもよい。
【0191】
図7A乃至
図7Cは、第2、第3リフレクタの長さを示す断面図である。
【0192】
図7A乃至
図7Cに示すように、第2リフレクタ200は第1光源モジュール410をカバーし、第3リフレクタ300は第2光源モジュール430をカバーすることができる。
【0193】
ここで、第1光源モジュール410と第2光源モジュール430とは、光出射方向が互いに直交するように配置することができる。
【0194】
すなわち、第1光源モジュール410の光出射方向は、第2リフレクタ200から下方に向かう垂直方向でよい。
【0195】
そして、第2光源モジュール430の光出射方向は、第3リフレクタ300から第2リフレクタ200に向かう水平方向でよい。
【0196】
この場合、第1光源モジュール410をカバーする第2リフレクタ200の長さL1を、第2光源モジュール430をカバーする第3リフレクタ300の長さL2よりも短くすることができる。
【0197】
ここで、第2リフレクタ200の長さL1は、第1光源モジュール410から第2光源モジュール430に向かう方向に位置する両側面間の距離であり、第3リフレクタ300の長さL2は、第2光源モジュール430から第1光源モジュール410に向かう方向に位置する両側面間の距離である。
【0198】
例えば、第3リフレクタ300の長さL2は、第2リフレクタ200の長さL1の約1.1から3倍でよい。
【0199】
これは、第3リフレクタ300の長さL2が短すぎると、ホットスポットが発生し、第3リフレクタ300の長さL2が長すぎると、ベゼル領域が大きくなるためである。
【0200】
このように、第1光源410aの光出射方向を、第2リフレクタ200から下方に向かう垂直方向にすると、第2リフレクタ200の長さL1を短くすることができ、ディスプレイ装置において画面の枠に位置するベゼル領域を減少させることができる。
【0201】
また、
図7Aに示すように、第2リフレクタ200と第3リフレクタ300は互いに同一線上に配置されてもよく、
図7B及び
図7Cに示すように、第2リフレクタ200と第3リフレクタ300は、互いに異なる線上に配置されてもよい。
【0202】
例えば、
図7Aに示すように、第2リフレクタ200と第3リフレクタ300は、第2リフレクタ200の表面から延びる第1延長線と第3リフレクタ300の表面から延びる第2延長線とがつながるように、互いに同じ高さに配置されてもよい。
【0203】
また、
図7B及び
図7Cに示すように、第2リフレクタ200及び第3リフレクタ300は、第2リフレクタ200の表面から延びる第1延長線と第3リフレクタ300の表面から延びる第2延長線とがずれるように、互いに異なる高さに配置されてもよい。
【0204】
図8A乃至
図8Eは、第2リフレクタの厚さを示す断面図である。
【0205】
図8A乃至
図8Eに示すように、第2リフレクタ200の下部表面は、第11領域及び第12領域を有し、第1光源モジュール410は、第2リフレクタ200の第11領域に配置することができる。
【0206】
そして、第2リフレクタ200の第12領域は、一定角度で傾斜する傾斜面を有することができる。
【0207】
ここで、傾斜面の傾斜角度θは、第2リフレクタ200の上部表面に対して約1〜85°の角度とすることができる。
【0208】
そのため、第2リフレクタ200の厚さは、第1光源モジュール410から遠ざかるほど漸次減少する、または、漸次増加することがある。
【0209】
すなわち、第2リフレクタ200は、第1光源モジュール410に隣接した領域の厚さt1と第1光源モジュール410から遠い領域の厚さt2が互いに異なってもよく、例えば、
図8A及び
図8Bに示すように、第1光源モジュール410に隣接した領域の厚さt1を、第1光源モジュール410から遠い領域の厚さt2よりも大きくすることができる。
【0210】
場合によっては、
図8D及び
図8Eに示すように、第1光源モジュール410に隣接した領域の厚さt1を、第1光源モジュール410から遠い領域の厚さt2よりも小さくすることもできる。
【0211】
また、
図8Cに示すように、第2リフレクタ200は、第1光源モジュール410に隣接した領域の厚さt1と第1光源モジュール410から遠い領域の厚さt2とを同一にしてもよい。
【0212】
そして、第2リフレクタ200の第12領域には、所定の反射パターンが形成されてもよい。
【0213】
図9A乃至
図9Eは、第3リフレクタの厚さを示す断面図である。
【0214】
図9A乃至
図9Eに示すように、第3リフレクタ300の下部表面は、第13領域及び第14領域を有し、第2光源モジュール430は第3リフレクタ300の第13領域に配置することができる。
【0215】
そして、第3リフレクタ300の第14領域は、一定角度で傾斜する傾斜面を有することができる。
【0216】
ここで、傾斜面の傾斜角度θは、第3リフレクタ300の上部表面に対して約1〜85°の角度とすることができる。
【0217】
そのため、第3リフレクタ300の厚さは、第2光源モジュール430から遠ざかるほど漸次減少する、または、漸次増加することがある。
【0218】
すなわち、第3リフレクタ300は、第2光源モジュール430に隣接した領域の厚さt11と第2光源モジュール430から遠い領域の厚さt12が互いに異なってもよく、例えば、
図10A及び
図10Bに示すように、第2光源モジュール430に隣接した領域の厚さt11を、第2光源モジュール430から遠い領域の厚さt12よりも大きくすることができる。
【0219】
場合によっては、
図9D及び
図9Eに示すように、第2光源モジュール430に隣接した領域の厚さt11を、第2光源モジュール430から遠い領域の厚さt12よりも小さくしてもよい。
【0220】
また、
図9Cに示すように、第3リフレクタ300は、第2光源モジュール430に隣接した領域の厚さt11と第2光源モジュール430から遠い領域の厚さt12とを同一にしてもよい。
【0221】
そして、第3リフレクタ300の第14領域には所定の反射パターンが形成されてもよい。
【0222】
図10A乃至
図10Dは、反射パターンを有する第2リフレクタを示す断面図である。
【0223】
図10A乃至
図10Dに示すように、第2リフレクタ200の下部表面は、第11領域及び第12領域を有し、第2リフレクタ200の第11領域には第1光源モジュール410が配置され、第2リフレクタ200の第12領域には第1光源モジュール410が配置されない構成とすることができる。
【0224】
ここで、第2リフレクタ200の第12領域には、所定の反射パターンが形成されてもよい。
【0225】
図10Aは、反射パターン210が鋸歯形状を有し、反射パターン210の表面は平面を有する例であり、
図10B及び
図10Cは、反射パターン210が鋸歯形状を有し、反射パターン210の表面は曲面を有する例である。
【0226】
ここで、
図10Bは、反射パターン210の表面が凹んだ曲面であり、
図10Cは、反射パターン210の表面が膨らんだ曲面である。
【0227】
場合によっては、
図10Dに示すように、反射パターン210の大きさが漸次増加してもよい。
【0228】
このように第2リフレクタ200上に反射パターン210を形成することによって、光の反射効果の他、光を均一に拡散させる拡散効果も得ることができる。
【0229】
そのため、このような反射パターン210は、ライトの全体輝度分布に応じて、該当の領域に様々な大きさで作製するとよい。
【0230】
図11A乃至
図11Dは、反射パターンを有する第3リフレクタを示す断面図である。
【0231】
図11A乃至
図11Dに示すように、第3リフレクタ300の下部表面は、第13領域と第14領域を有し、第3リフレクタ300の第13領域には第2光源モジュール430が配置され、第3リフレクタ300の第14領域には第2光源モジュール430が配置されない構成とすることができる。
【0232】
ここで、第3リフレクタ300の第14領域には所定の反射パターンが形成されてもよい。
【0233】
図11Aは、反射パターン310が鋸歯形状を有し、反射パターン310の表面は平面を有する例であり、
図11B及び
図11Cは、反射パターン310が鋸歯形状を有し、反射パターン310の表面は曲面を有する例である。
【0234】
ここで、
図11Bは、反射パターン310の表面が凹んだ曲面であり、
図11Cは、反射パターン310の表面が膨らんだ曲面である。
【0235】
場合によって、
図11Dに示すように、反射パターン310の大きさが漸次増加してもよい。
【0236】
このように第3リフレクタ300上に反射パターン310を形成することによって、光の反射効果の他、光を均一に拡散させる拡散効果も得ることができる。
【0237】
そのため、このような反射パターン310は、ライトの全体輝度分布に応じて、該当の領域に様々な大きさで作製するとよい。
【0238】
図12A乃至
図12Dは、第2、第3リフレクタの反射面を示す断面図である。
【0239】
図12A乃至
図12Dに示すように、第2リフレクタ200の下部表面は、第11領域と第12領域を有することができ、第2リフレクタ200の第11領域には第1光源モジュール410が配置され、第2リフレクタ200の第12領域には第1光源モジュール410が配置されない。
【0240】
そして、第3リフレクタ300の下部表面は、第13領域及び第14領域を含むことができ、第3リフレクタ300の第13領域には第2光源モジュール430が配置され、第3リフレクタ300の第14領域には第2光源モジュール430が配置されない。
【0241】
ここで、
図12Aに示すように、第2リフレクタ200の第12領域は、光を乱反射させる乱反射面とし、第3リフレクタ300の第14領域は、光を正反射させる正反射面とすることができる。
【0242】
または、
図12Bに示すように、第2リフレクタ200の第12領域は、光を正反射させる正反射面とし、第3リフレクタ300の第14領域は、光を乱反射させる乱反射面としてもよい。
【0243】
場合によって、
図12Cに示すように、第2リフレクタ200の第12領域及び第3リフレクタ300の第14領域をいずれも、光を正反射させる正反射面とし、
図12Dに示すように、第2リフレクタ200の第12領域及び第3リフレクタ300の第14領域をいずれも、光を乱反射させる乱反射面としてもよい。
【0244】
図13は、第1リフレクタを示す断面図である。
【0245】
図13に示すように、第1リフレクタ100は、第1光源モジュール410に隣接した第1領域と、第2光源モジュール430に隣接した第2領域とを有することができる。
【0246】
ここで、第1リフレクタ100は、中心線を基準に、第1領域の面積S1と第2領域の面積S2とが互いに異なってもよいが、第1リフレクタ100の第1領域の面積S1が第2領域の面積S2よりも小さいとよい。
【0247】
例えば、第2領域の面積S2は、第1領域の面積S1の約1.1〜2倍でよい。
【0248】
また、第1リフレクタ100の第1領域は、第1、第2傾斜面を有することができ、第1リフレクタ100の第2領域は、第3、第4傾斜面を有することができる。
【0249】
ここで、第1傾斜面は、第1光源モジュール410及び第2リフレクタ200に隣接し、下方に傾斜するものでよく、第2傾斜面は、第1傾斜面に隣接し、第1傾斜面から上方に傾斜するものでよい。
【0250】
そして、第3傾斜面は、第2光源モジュール430及び第3リフレクタ300に隣接し、下方に傾斜するものでよく、第4傾斜面は、第3傾斜面に隣接し、第3傾斜面から上方に傾斜するものでよい。
【0251】
ここで、第1傾斜面の面積S11と第2傾斜面の面積S12は互いに異なってもよく、例えば、第1傾斜面の面積S11が第2傾斜面の面積S12よりも小さいとよい。
【0252】
また、第3傾斜面の面積S13と第4傾斜面の面積S14は互いに異なってもよく、例えば、第3傾斜面の面積S13が第4傾斜面の面積S14よりも小さいとよい。
【0253】
また、第1傾斜面は第1曲率半径R1を有する曲面で、第2傾斜面は第2曲率半径R2を有する曲面で、第3傾斜面は第3曲率半径R3を有する曲面で、第4傾斜面は第4曲率半径R4を有する曲面でよい。
【0254】
ここで、第1曲率半径R1は第3曲率半径R3と異なってもよい。
【0255】
例えば、第1領域における第1傾斜面の第1曲率半径R1は、第2領域における第3傾斜面の第3曲率半径R3よりも小さいとよい。
【0256】
また、第2傾斜面の第2曲率半径R2は第4傾斜面の第4曲率半径R4と異なってもよく、例えば、第1領域における第2傾斜面の第2曲率半径R2は、第2領域における第4傾斜面の第4曲率半径R4よりも小さいとよい。
【0257】
さらに、第1、第2、第3、第4傾斜面の少なくともどれ一つは凹んだ曲面または膨らんだ曲面でもよい。
【0258】
また、第1傾斜面の第1曲率半径R1と第2傾斜面の第2曲率半径R2は互いに異なってもよく、例えば、第1領域における第1傾斜面の第1曲率半径R1は、第2傾斜面の第2曲率半径R2よりも小さいとよい。
【0259】
そして、第3傾斜面の第3曲率半径R3と第4傾斜面の第4曲率半径R4は互いに異なってもよく、例えば、第2領域における第3傾斜面の第3曲率半径R3は、第4傾斜面の第4曲率半径R4よりも小さいとよい。
【0260】
このように第1リフレクタ100の第1領域に位置する傾斜面の面積及び曲率と、第1リフレクタ100の第2領域に位置する傾斜面の面積及び曲率とを互いに非対称にすることができる。
【0261】
また、第1リフレクタ100における第1、第3傾斜面には、光を正反射する正反射シートが形成され、第1リフレクタ100における第2、第4傾斜面には、光を正反射する正反射シート及び光を乱反射する乱反射シートの少なくとも一つが形成されてもよい。
【0262】
ここで、第1リフレクタ100の第1、第3傾斜面に正反射シートを形成する理由は、輝度の弱い第1リフレクタ100の中央領域へと多量の光を反射することで、均一な輝度を提供するためである。
【0263】
また、第1リフレクタ100の第2、第4傾斜面に乱反射シートを形成する理由は、輝度の弱い第1リフレクタ100の第2、第4傾斜面で光を乱反射することで、輝度を補償するためである。
【0264】
そして、第1リフレクタ100は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Au)、二酸化チタン(TiO
2)などのように高い反射率を有する金属または金属酸化物を含んでなるとよく、第1リフレクタ100は、第1、第2、第3、第4傾斜面を形成する物質が互いに異なってもよく、第1、第2、第3、第4傾斜面の表面粗度が互いに異なってもよい。
【0265】
例えば、第1リフレクタ100は、第1、第2、第3、第4傾斜面が同じ物質で形成され、表面粗度は互いに異なることがある。
【0266】
または、第1リフレクタ100は、第1、第2、第3、第4傾斜面が互いに異なる物質で形成され、表面粗度も互いに異なることがある。
【0267】
そのため、第1、第2光源モジュールを非対称に配置することによって、ベゼルの大きさを減らすとともに、均一な輝度を提供することができる。
【0268】
図14A乃至
図14Cは、第1リフレクタの中央領域を示す断面図である。
【0269】
図14A乃至
図14Cに示すように、第1リフレクタ100は、第1領域と第2領域との間に第3領域が形成されてもよい。
【0270】
ここで、第3領域は、扁平な平面にしてもよく、第5曲率半径R5を有する曲面にしてもよい。
【0271】
そして、第3領域の面積S3は、第1領域の面積S1及び第2領域の面積S2よりも小さくすることができる。
【0272】
ここで、第3領域は、第1リフレクタ100の中央領域に位置するが、第3領域が尖った形状を有すると、光が集中してホットスポットにつながることがあるため、 第3領域を緩やかな形状にすることで、均一な輝度を提供することができる。
【0273】
図14Aに示すように、第1リフレクタ100の第3領域は、第5曲率半径R5を有する凹んだ曲面にすることができる。
【0274】
または、
図14bに示すように、第1リフレクタ100の第3領域は、第2、第3リフレクタと平行な平面でもよい。
【0275】
場合によって、
図14Cに示すように、第1リフレクタ100の第3領域は、第5曲率半径R5を有する膨らんだ曲面でもよい。
【0276】
このように、第1リフレクタ100の第3領域は、尖った領域無しで緩やかな形状にすることで、ホットスポット現象を低減し、均一な輝度を提供することができる。
【0277】
図15は、第1光源モジュールの指向角による第1リフレクタの表面を示す断面図である。
【0278】
図15に示すように、第1光源モジュール410は、第1リフレクタ100と向かい合う第2リフレクタ200の表面上に配置される構成とすることができる。
【0279】
ここで、第1光源モジュール410は、第1基板410bと第1光源410aとを備え、第1光源410aの光出射面は、第1リフレクタ100に向かうように配置され、第1基板410bは、第2リフレクタ200に接して配置されている。
【0280】
また、第1リフレクタ100の第1領域は、第1、第2傾斜面を有し、第1傾斜面は、第1光源モジュール410及び第2リフレクタ200に隣接し、下方に傾斜するようにし、第2傾斜面は、第1傾斜面に隣接し、第1傾斜面から上方に傾斜するようにすることができる。
【0281】
ここで、第1リフレクタ100の第1傾斜面は、曲面と平面を有することができ、第1傾斜面における平面は、第1光源モジュール410から出射される光の指向角内に配置されるようにすることができる。
【0282】
これは、光を第1リフレクタ100の中央領域へより集中させることによって、輝度を均一にするためである。
【0283】
例えば、第1リフレクタ100の第1傾斜面が、第21領域、第22領域、第23領域を有し、第21領域及び第22領域が第1光源モジュール410の出射光の指向角内に位置するとすれば、第1傾斜面の平面は、第21領域及び第22領域のいずれかに位置すればよい。
【0284】
この場合、第1傾斜面における平面は、正反射面でよい。
【0285】
このように、第1光源モジュール410の出射光の指向角内に第1傾斜面の平面を配置することによって、光を第1リフレクタ100の中央領域に集中させ、均一な輝度を提供することができる。
【0286】
図16A及び
図16Bは、第1リフレクタの第1傾斜面における平面位置を示す断面図である。
【0287】
図16Aに示すように、第1リフレクタ100の第1傾斜面は、第21領域、第22領域、及び第23領域を有することができる。
【0288】
ここで、第1光源モジュール410の出射光の指向角内に、第1傾斜面の第21領域及び第22領域が位置するとすれば、第1傾斜面の第21領域は、凹んだ曲面で、第1傾斜面の第22領域は扁平な平面でよい。
【0289】
場合によっては、第1傾斜面の第21領域は扁平な平面で、第1傾斜面の第22領域は凹んだ曲面でもよい。
【0290】
そして、第1光源モジュール410の出射光の指向角外に位置する第1傾斜面の第23領域は、凹んだ曲面でよい。
【0291】
また、
図16Bに示すように、第1光源モジュール410の出射光の指向角内に、第1傾斜面の第21領域、第22領域、第23領域が位置することがあり、この場合、第1傾斜面の第21領域は凹んだ曲面でよく、第1傾斜面の第22領域及び第23領域は扁平な平面でよい。
【0292】
場合によっては、第1傾斜面の第21領域は扁平な平面で、第1傾斜面の第22領域及び第23領域は凹んだ曲面でもよい。
【0293】
このように、第1光源モジュール410の出射光の指向角内に第1傾斜面の平面を配置することで、光を第1リフレクタ100の中央領域に集中させ、均一な輝度を提供することができる。
【0294】
図17は、光学部材が配置されたライトユニットを示す図である。
【0295】
図17に示すように、光学部材600は、第1リフレクタ100から一定間隔を置いて配置され、空間を形成することができる。
【0296】
この第1リフレクタ100と光学部材600との間の空間にはエアーガイドを形成することができる。
【0297】
ここで、光学部材600は上部表面に凹凸パターン620を有することができる。
【0298】
光学部材600は、第1、第2光源モジュール410,430から出射される光を拡散させるためのもので、拡散効果を増加させるために上部表面に凹凸パターン620を形成することができる。
【0299】
すなわち、光学部材600は多層に形成することができ、凹凸パターン620は、最上層またはいずれか一層の表面に形成すればよい。
【0300】
そして、凹凸パターン620は、第1、第2光源モジュール410,430に沿って配置される縞状(strip)にすることができる。
【0301】
ここで、凹凸パターン620は光学部材600表面に突出部を有し、突出部は、相対向する第1面及び第2面からなり、第1面と第2面との角は鈍角または鋭角でよい。
【0302】
場合によって、光学部材600は、少なくとも一つのシートからなり、例えば、拡散シート、プリズムシート、輝度強化シートなどを選択的に用いることができる。
【0303】
ここで、拡散シートは、光源から出射された光を拡散させ、プリズムシートは、拡散された光を発光領域にガイドし、輝度拡散シートは輝度を強化させる。
【0304】
このように、本発明の実施例は、導光板を省き、非対称の傾斜面を有するエアーガイド用リフレクタを形成することによって、軽量、低い製作コスト、均一な輝度といった利点を提供することができる。
【0305】
また、本発明の実施例は、相対向する光源モジュールを非対称に配置することで、ベゼル(bezel)の大きさを減少し、ホットスポット現象を減らすことができる。
【0306】
その結果、ライトユニットの経済性及び信頼性を向上させることができる。
【0307】
また、上記の実施例に記載された第1、第2、第3リフレクタ、及び第1、第2光源モジュールを含む表示装置、指示装置、照明システムを具現することができ、例えば、照明システムとしてはランプ、街灯を挙げることができる。
【0308】
このような照明システムは、多数のLEDを集束して光を得る照明灯に用いることができ、特に、建物の天井や壁体内に埋め込まれ、シェードの開口部側が露出されるように装着できる埋め込み灯(ダウンライト)に用いることができる。
【0309】
図18は、本発明の実施例に係るライトユニットを有するディスプレイモジュールを示す図である。
【0310】
図18に示すように、ディスプレイモジュール20は、ディスプレイパネル800及びライトユニット700を備えることができる。
【0311】
ディスプレイパネル800は、均一なセルギャップを維持するようにして互いに相対して貼り合わされたカラーフィルタ基板810及びTFT(Thin Film Transistor)基板820を有し、両基板810,820の間に液晶層(図示せず)が挟持される。
【0312】
そして、ディスプレイパネル800の上側及び下側にはそれぞれ、上部偏光板830及び下部偏光板840を配置でき、より詳細には、カラーフィルタ基板810の上面に上部偏光板830を配置し、TFT基板820の下面に下部偏光板840を配置できる。
【0313】
図示してはいないが、ディスプレイパネル800の側面には、ディスプレイパネル800を駆動させるための駆動信号を生成するゲート及びデータ駆動部を設けることができる。
【0314】
図19及び
図20は、本発明の一実施例に係るディスプレイ装置を示す図である。
【0315】
図19に示すように、ディスプレイ装置1は、ディスプレイモジュール20、ディスプレイモジュール20を覆うフロントカバー30及びバックカバー35、及びバックカバー35に設けられた駆動部55、及び駆動部55を覆う駆動部カバー40で構成することができる。
【0316】
フロントカバー30は、光を透過させる透明な材質の前面パネル(図示せず)を備えることができ、前面パネルは、一定の間隔を置いてディスプレイモジュール20を保護するとともに、ディスプレイモジュール20から放出される光を透過させて、ディスプレイモジュール20で表示される映像を外部から見られるようにする。
【0317】
バックカバー35は、フロントカバー30と結合してディスプレイモジュール20を保護することができる。
【0318】
バックカバー35の一面には、駆動部55を配置できる。
【0319】
駆動部55は、駆動制御部55a、メインボード55b及び電源供給部55cを備えることができる。
【0320】
駆動制御部55aは、タイミングコントローラ(timing controller)でよく、ディスプレイモジュール20の各ドライバICの動作タイミングを調節する駆動部であり、メインボード55bは、タイミングコントローラにVシンク、Hシンク及びR、G、B解像度信号を伝達する駆動部であり、電源供給部55cは、ディスプレイモジュール20に電源を印加する駆動部である。
【0321】
駆動部55は、バックカバー35に設けられ、駆動部カバー40により覆われる構成とすることができる。
【0322】
バックカバー35は、複数の孔が形成されてディスプレイモジュール20と駆動部55とを連結することができ、ディスプレイ装置1を支持するスタンド60を備えることができる。
【0323】
一方、
図20に示すように、駆動部55の駆動制御部55aは、バックカバー35に設けられ、メインボード55b及び電源ボード550cはスタンド60に設けられてもよい。
【0324】
この場合、駆動部カバー40は、バックカバー35に設けられた駆動部55のみを覆えばよい。
【0325】
本実施例では、メインボード55b及び電源ボード550cを別々に構成したが、一体の統合ボードにしてもよく、これに限定されない。
【0326】
さらに他の実施例は、上記の各実施例に記載された第1、第2、第3リフレクタ、及び第1、第2光源モジュールを含む表示装置、指示装置、照明システムとすることができ、例えば、照明システムとしてはランプ、街灯を挙げることができる。
【0327】
このような照明システムは、多数のLEDを集束して光を得る照明灯に用いることができ、特に、建物の天井や壁体内に埋め込まれ、シェードの開口部側が露出されるように装着できる埋め込み灯(ダウンライト)に用いることができる。
【0328】
以上では具体的な実施例を中心に説明してきたが、それらは単なる例示で、本発明を限定するためのものではない。したがって、本発明の属する分野における通常の知識を有する者には、上記実施例の本質的な特性から逸脱しない範囲で、以上に例示していない種々の変形及び応用が可能であるということが理解できるであろう。例えば、上記の実施例に具体的に示した各構成要素を変形した実施例も可能である。なお、それらの変形及び応用も、添付の特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものとして解釈すべきである。