【実施例1】
【0026】
最初に、
図1〜
図6を参照して、機体Bに対する後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の前後方向に沿った配置位置を変更するための配置位置変更装置E
1 について説明する。「背景技術」の項目で説明したように、機体Bの前方には、前列の3基の芝刈ユニットU
1 ,U
2 ,U
3 が当該機体Bの前後方向と直交する横方向に沿って所定間隔をおいて配置され、機体Bの前輪Dfと後輪Dbとの間であって、しかも前列の各芝刈ユニットU
1 ,U
2 ,U
3 の間に、後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 が配置されている。各芝刈ユニットU
1 〜U
5 は、同一構造のリンク機構を介して機体フレームF
1 に対して昇降可能に連結されている。リンク機構は、いずれも同一構造であって、機体Bの前後方向に沿って傾斜配置されて、基端部が機体フレームF
1 又はユニットフレームF
2 に前後方向に沿った軸心を中心に回動可能に支持された傾斜アームA
1 〜A
5 と、機体Bの前後方向と直交する横方向に配置されて、基端部が機体フレームF
1 又はユニットフレームF
2 の前後方向に沿った軸心を中心に回動可能に支持されると共に、先端部が前記各傾斜アームA
1 〜A
5 の先端部に回動可能に連結された油圧シリンダS
1 〜S
5 とで構成される。前列の各芝刈ユニットU
1 ,U
2 ,U
3 のリンク機構を構成する傾斜アームA
1 〜A
3 及び油圧シリンダS
1 〜S
3 の基端部は、いずれも機体フレームF
1 に支持され、後列の各芝刈ユニットU
4 ,U
5 のリンク機構を構成する傾斜アームA
4 ,A
5 及び油圧シリンダS
4 ,S
5 の基端部は、いずれもユニットフレームF
2 に支持されている。ユニットフレームF
2 は、後述の配置位置変更装置E
1 を介して機体フレームF
1 に機体Bの前後方向の配置位置を変更可能にして連結される。なお、
図2及び
図4において、Ca
4, Ca
5は、傾斜アームA
4 ,A
5 の基端部の回動軸心を示し、Cs
4, Cs
5は、油圧シリンダS
4 ,S
5 の基端部の回動軸心を示す。
【0027】
前列の中央の芝刈ユニットU
2 及び後列の各芝刈ユニットU
4 ,U
5 は、いずれも水平姿勢を保持したまま昇降するのみであるが、前列の両端の各芝刈ユニットU
1 ,U
3 は、昇降しながら機体Bの側に寄せられて、起立姿勢となる。各芝刈ユニットU
1 〜U
5 は、リール式であって、ハウジング71の前後にサッチングローラ72及び後ローラ73がそれぞれ取付けられ、当該ハウジング71に螺旋回転刃(図示せず)を備えたリール74
(図7〜図9参照)が回転可能に支持された状態で収納され、当該リール74の螺旋回転刃と固定刃75とで芝生を刈り取る構成である。なお、76は、ハウジング71の側面に一体に取付けられて、リール74を駆動するための油圧
モータを示す。
【0028】
各芝刈ユニットU
1 〜U
5 のハウジング71の上面には、連結ロッド77が上方に向けて突出され、各傾斜アームA
1 〜A
5 の先端部には、支持ロッド78が機体Bの前後方向に沿って水平となって一体に取付けられ、当該支持ロッド78の先端部に一体となって垂直に設けられた連結筒部79に対して各芝刈ユニットU
1 〜U
5 の連結ロッド77を挿通させて、当該連結ロッド77の抜け出しを防止する構造によって、各傾斜アームA
1 〜A
5 の先端部に、それぞれ芝刈ユニットU
1 〜U
5 が、前記支持ロッド78を中心として僅かの範囲内でのみ回動可能な状態で連結されている。なお、
図6において、80は、各芝刈ユニットU
1 〜U
5 の連結ロッド77の外側に嵌め込まれた連結筒部79の抜け出しを防止するために、当該連結ロッド77の上端部に嵌め込まれるストッパーを示す。
【0029】
ユニットフレームF
2 を構成する前後一対のフレーム板部81は、略U字形の起立上端部に、更に斜外方に延出した部分が一体となった形状であって、当該ユニットフレームF
2 は、機体Bの前後方向に沿って所定間隔をおいて配置される前後一対のフレーム板部81が、各傾斜アームA
4 ,A
5 の基端部の回動筒部82を支持している一対の第1支持軸部83及び各油圧シリンダS
4 ,S
5 の基端部を回動可能に支持している一対の第2支持軸部84によって一体に連結された構成である。なお、
図3及び
図5において、86は、機体Bにおける運転席空間85の後方に搭載されたエンジン、油圧ユニットを覆っているカバーを示し、Mは、運転者を示す。
【0030】
ユニットフレームF
2 を構成する前後一対のフレーム板部81の両端面は、いずれも垂直に形成されて、一対のフレーム板部81の両端は、機体Bの前後方向に沿って配置された可動側連結板21で一体に連結されている。可動側連結板21には、一対一組となったボルト孔22が前後方向に所定間隔Q
1 をおいて二組(計4個)形成されている。
【0031】
一方、機体フレームF
1 は、機体Bの前後方向に沿って配置されて、当該前後方向と直交する幅方向に沿って所定間隔をおいて配置される一対の縦フレーム部材1を備えている。当該縦フレーム部材1は、四角筒状の型鋼で形成されて、当該縦フレーム部材1における後輪Dbの手前側の部分であって、その下端面の外縁の部分には、固定側連結板2が溶接により垂直となって一体に取付けられている。固定側連結板2には、一対一組となったボルト孔3が三組形成されていて、各組のボルト孔3の間隔は、前記可動側連結板21に形成された二組のボルト孔22の間隔Q
1 と同一である。
【0032】
後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の機体Bに対する配置位置を変更するための実施例1の配置位置変更装置E
1 は、機体フレームF
1 を構成する一対の縦フレーム部材1に一体に取付けられた左右一対の固定側連結板2と、2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 を機体フレームF
1 に連結するためのユニットフレームF
2 を構成する前後一対のフレーム板部81の左右の両端面の間に亘って一体に設けられた左右一対の可動側連結板21と、前記固定側連結板2と可動側連結板21とを互いに連結して一体に固定するボルト31及びナット32とから構成される。この配置位置変更装置E
1 により、
図4に示されるように、機体フレームF
1 に対するユニットフレームF
2 の配置位置を前後方向に沿って、一対一組となった二組のボルト孔3の間隔(Q
1 )だけ変更することが可能となって、機体フレームF
1 に対する後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の配置位置を前後方向に沿って異なる2箇所のいずれかを選択可能となって、機体フレームF
1 に対する後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の配置位置を変更できる。以下、全ての芝刈ユニットU
1 〜U
5 に集草箱を具備させた場合であって、一対の前輪Dfに対する後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の離間距離が(L
2 )の配置を「後方配置位置」と称すると共に、全ての芝刈ユニットU
1 〜U
5 に集草箱を具備させない(使用しない)場合であって、当該離間距離が(L
2 −Q
1 )の配置を「前方配置位置」と称することにする。
【0033】
そして、
図1〜
図4で実線で示されるように、後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 を「後方配置位置」にして、平面部を「直進刈り」する場合の刈取軌跡が
図7に示されている。即ち、前列の3基の芝刈ユニットU
1 〜U
3 の刈取軌跡と、後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の刈取軌跡とは、幅Wo だけオーバーラップしていて、合成刈取幅は(Wc )となっている。各芝刈ユニットU
1 〜U
5 の単体の刈取幅は(Wu )であるため、(Wc =5Wu −4Wo )となる。平面部を「直進刈り」する場合には、前後方向に沿ってずれた状態で、ジグザグ方向に沿って隣接する2基の芝刈ユニットの刈取軌跡に常にオーバーラップ幅が確保されるため、「刈り残し」が生じなくなて、合成刈取幅(Wc )で芝生が刈り取られる。
【0034】
ここで、「刈り残し」が発生する旋回半径Rで「旋回刈り」を行わざるを得ない場合には、
図8(b)に示されるように、配置位置変更装置E
1 により、後列の芝刈ユニットに取付けられる集草箱の配置空間を利用して、後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 を「前方配置位置」に配置し直すことで、一対の前輪Dfの回転軸心と、「前方配置位置」における後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 のリール74の回転軸心との間の距離は、(L
2 −Q
1 )となって、前列の芝刈ユニットU
1 〜U
3 と後列の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の各リール74の軸心の間の距離は、「後方配置位置」に対して(Q
1 )だけ短くなる。この結果、前列の芝刈ユニットU
1 〜U
3 と後列の芝刈ユニットU
4 ,U
5 とのオーバーラップ幅は、旋回の内側〔各芝刈ユニットU
4 ,U
5 の旋回の内側のオーバーラップ幅が、それぞれ(Woii),(Wooi)で表示されている〕で増加すると共に、その外側〔各芝刈ユニットU
4 ,U
5 の旋回の外側のオーバーラップ幅が、それぞれ (Woio),(Wooo)で表示されている〕で減少するために、旋回の内側においても前列の各芝刈ユニットU
1 〜U
3 の刈取軌跡に対してオーバーラップ幅を確保し易くなって、「刈り残し」の発生がなくなる。
【0035】
同様に、
図9に示されるように、「等高線刈り」においても、後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 を「前方配置位置」に配置し直すことで、前列の芝刈ユニットU
1 〜U
3 と後列の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の各リール74の軸心の間の距離は、「後方配置位置」に対して(Q
1 )だけ短くなる。この結果、前列の芝刈ユニットU
1 〜U
3 の刈取軌跡と、後列の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の刈取軌跡とのオーバーラップ幅は、傾斜面に沿った山側〔各芝刈ユニットU
4 ,U
5 の傾斜面の山側のオーバーラップ幅が (Woh) で表示されている〕で増加すると共に、谷側〔各芝刈ユニットU
4 ,U
5 の傾斜面の谷側のオーバーラップ幅が (Wol) で表示されている〕において減少するために、「刈り残し」が発生する山側におけるオーバーラップ幅を確保できて、当該「刈り残し」の発生がなくなる。なお、
図9(b)において、山側のオーバーラップ幅が (Woh) は、平行な2本線による図示ができないので、1本線で表示してある。
【0036】
また、フェアウェイの外周の傾斜面の芝生を刈り取る場合には、「旋回刈り」と「等高線刈り」とが併用されるため、上記した異なる2つの作用が同時に奏されることにより、「刈り残し」を発生させることなく、芝刈作業が行われる。この結果、複数の芝刈ユニットU
1 〜U
5 の合成刈取幅(Wc)を狭めることなく、即ち、維持させたままで、「旋回刈り」及び「等高線刈り」を余儀なくさせられる芝生面を含む芝生面を従来と同様の能率で、「刈り残し」をなくして刈り取ることが可能となる。
【0037】
なお、後列の芝刈ユニットU
4 ,U
5 は、前輪Dfと干渉しない位置まで近付けることが可能であり、L
1 =700mm,L
2 =900mmの4輪の多連モアにおいて、Q
1 =200mmとすることができた。これにより、後列の芝刈ユニットU
4 ,U
5 を「後方配置位置」に比較して、200mmだけ前進させることができて、「刈り残し」の発生を防止できた。
【実施例2】
【0038】
次に、
図10及び
図11を参照して、実施例2の配置位置変更装置E
2 について説明する。機体フレームF
1 を構成する一対の縦フレーム部材1の下端面の外端部には、スライド案内支持板41が垂直となって溶接により一体に設けられ、当該スライド案内支持板41には、同一直線上に配置される2本の長孔42が機体Bの前後方向に沿って形成されている。ユニットフレームF
2 を構成する一対のフレーム板部81の両端の垂直端面を一体に連結している各スライド被支持板43の外側面には、それぞれ所定間隔Q
3 をおいて一対の支持ピン44が水平となって一体に設けられている。当該一対の支持ピン44は、縦フレーム部材1に一体に設けられたスライド案内支持板41の各長孔42にそれぞれ挿入支持されることで、機体フレームF
1 に対してユニットフレームF
2 は、機体Bの前後方向に沿って前記間隔Q
3 だけ移動可能となって支持されている。
【0039】
機体フレームF
1 を構成する一対の縦フレーム部材1は、一対のスライド案内支持板41の前方において横フレーム部材45で連結されていて、ユニットフレームF
2 を構成する一対のスライド被支持板43の前端面は、機体Bの幅方向に沿って配置された連結板46で互いに連結され、当該連結板46と前記横フレーム部材45とは、それぞれに設けられた各ブラケット47,48の部分において直動アクチュエータである油圧シリンダS
11を介して連結されている。よって、後列の芝刈ユニットが取付けられているユニットフレームF
2 は、油圧シリンダS
11のロッド49の出入りにより、機体Bの前後方向に沿って最大距離Q
3 だけ移動する構成となり、油圧シリンダS
11に出入りする圧油の遮断により、機体フレームF
1 に対してユニットフレームF
2 を移動不能に固定できる。
【0040】
実施例2の配置位置変更装置E
2 は、油圧シリンダS
11によりユニットフレームF
2 を駆動(前後動)させる構成であるので、後列の芝刈ユニットは、機体Bの前後方向に沿って、最大移動量Q
3 の範囲内において、任意の位置に配置できると共に、油圧シリンダS
11に出入りする圧油の遮断により、機体フレームF
1 に対してユニットフレームF
2 を移動不能に強固に固定できる利点がある。
【0041】
また、ユニットフレームF
2 を前後動させるための直動アクチュエータとしては、油圧シリンダに限られず、空圧シリンダ、電動シリンダ等の使用も可能である。
【実施例4】
【0045】
次に、
図13を参照して、実施例4の配置位置変更装置E
4 について説明する。実施例4の配置位置変更装置E
4 は、ユニットフレームF
2'をスライド支持するために、機体フレームF
1 の幅方向に沿って所定間隔をおいて、当該機体フレームF
1 の前後方向に沿って配置された一対のスライド案内支持ロッド61を備え、ユニットフレームF
2'の上端部の幅方向の両端に一体に設けられた二対のスライド筒部62が前記一対のスライド案内支持ロッド61の外側に嵌め込まれた構成である。一対のスライド案内支持ロッド61の両端部は、機体フレームF
1 の前後の各横フレーム部材63,64に支持される。
【0046】
ユニットフレームF
2'の駆動、及び配置位置の固定は、実施例2の油圧シリンダS
11を使用すればよい。油圧シリンダS
11のロッド49の先端は、機体フレームF
1 の前後方向に沿って前側の一対のスライド筒部62の間に設けられた連結板65に連結され、油圧シリンダS
11の基端部は、別の横フレーム部材66に連結されている。
【0047】
よって、油圧シリンダS
11のロッド49の出入りにより、一対のユニットフレームF
2'は、二対のスライド筒部62の部分において、一対のスライド案内支持ロッド61にスライド案内されて、機体フレームF
1 の前後方向に移動され、油圧シリンダS
11に対する圧油の遮断により、ユニットフレームF
2'の配置位置が固定される。
【0048】
実施例4の配置位置変更装置E
4 は、一対のスライド
案内支持ロッド61によってユニットフレームF
2'をスライド支持しているので、ユニットフレームF
2'の支持強度を大きくできる利点がある。
【0049】
実施例2〜4は、いずれも機体フレームH
1 の幅方向の両端部の一対の縦フレーム部材1にスライド案内支持部材(実施例2,3では、長孔42を備えてスライド案内支持板42、実施例4では、スライド案内支持ロッド61)によって、ユニットフレームF
2 の上端部であって、幅方向の両端部を、機体フレームF
1 の前後方向のスライド可能に支持した構成である。ユニットフレームF
2 を機体フレームF
1 に対して、その前後方向に沿ってスライド可能に支持する構成は、上記実施例2〜4の他にも、種々の構成が考えられる。例えば、「他のスライド支持構成」としては、機体フレームF
1 の幅方向の両端部に、断面L字形をした一対のスライド案内支持部材を配して、当該一対のスライド案内支持部材の水平板部の部分において、ユニットフレームの上端部であって、幅方向の両端部に設けられた被支持部を支持させる構成が挙げられる。
【0050】
また、スライド案内部材を備えた実施例2〜4は、いずれもユニットフレームF
2 をスライド駆動させるアクチュエータ(実施例2,4には、油圧シリンダS
11、実施例3では、油圧モータ53)の直動又は回転の停止を行うことで、ユニットフレームF
2 に取付けられた後列の1ないし複数の芝刈ユニットの配置位置を固定している。スライド案内部材を備えた実施例には、手動によりユニットフレームF
2 をスライドさせる構成も含まれており、この場合の後列の芝刈ユニットの配置位置の固定手段としては、ボルト、ピン等が使用される。
【0051】
また、実施例1における複数の芝刈ユニットU
1 〜U
5 の配置は、前列に3基、後列に2基であって、後列の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
5 の配置位置が変更可能な構成であるが、前列及び後列に配置される複数の芝刈ユニットの配置形態には、実施例1の配置例の他に種々のものがあり、いずれの配置においても、上記した配置位置変更装置E
1 〜E
3 により、後列の1ないし複数の芝刈ユニットの配置位置を変更できる。
【0052】
例えば、
図14における計5基の芝刈ユニットU
1 〜U
5 の配置は、実施例1の配置とは逆に、前列及び後列に、それぞれ2基及び3基であって、後列の3基の芝刈ユニットU
3 〜U
5 は、同一のユニットフレームに取付けられていて、上記した配置位置変更装置E
1 〜E
3 により、機体Bの前後方向に沿った配置位置の変更が可能となる。なお、後列の中央の芝刈ユニットU
4 は、昇降するのみであるが、両側の2基の芝刈ユニットU
3 ,U
5 は、上昇中において機体Bの側に寄せられながら、起立される構造である。
【0053】
図15に示される配置例は、計3基の芝刈ユニットU
1 〜U
3 が、前列及び後列に、それぞれ2基及び1基配置された例であって、後列の1基の芝刈ユニットU
1 のみがユニットフレーム及び配置位置変更装置E
1 〜E
3 を介して機体Bに対して前後方向の配置位置が変更可能に装着されている。本配置例では、全ての芝刈ユニットU
1 〜U
3 は、昇降のみ行う構造である。
【0054】
図16に示される配置例は、計7基の芝刈ユニットU
1 〜U
7 が、前列及び後列に、それぞれ3基及び4基配置された例であって、後列の4基の芝刈ユニットU
4 〜U
7 の全てが、ユニットフレーム及び配置位置変更装置E
1 〜E
3 を介して機体Bに対して前後方向の配置位置が変更可能に装着されている。本配置例では、前列の両端の2基の芝刈ユニットU
1 ,U
3 と後列の両端の2基の芝刈ユニットU
4 ,U
7 のみが、上昇中において機体Bの側に寄せられながら、起立される構造であって、残りの全ての芝刈ユニットU
2 ,U
5 ,U
6 は、全て昇降のみ行う構造である。
【0055】
更に、機体の構造に関しても、4輪構造に限られず、3輪構造の場合もある。3輪構造の機体では、前輪は2輪で、1輪の後輪が操舵輪となり、例えば、3基の芝刈ユニットが機体に装着される場合には、前列に2基、後列に1基の芝刈ユニットが配置されることが多い。