(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記複数のユーザ定義アイコンのいずれかが前記ユーザのタッチに対応して予め設定された領域に移動するか又は予め設定された距離だけ移動した場合、前記移動したユーザ定義アイコンが前記ディスプレイ部から消えることを特徴とする請求項5に記載の移動端末機。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明するが、図面番号に関係なく同一又は類似の構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。以下の説明で用いられる構成要素の接尾辞である「モジュール」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与又は混用されるものであり、それ自体が有意性や有用性を有するものではない。また、本発明の実施形態を説明するにあたって、関連する公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。なお、添付図面は本発明の実施形態を容易に理解できるようにするためのものにすぎず、添付図面により本発明の技術的思想が制限されるように解釈されてはならないことに留意すべきである。
【0031】
本明細書で説明される移動端末機には、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、デジタル放送端末機、携帯情報端末(Personal Digital Assistants; PDA)、ポータブルマルチメディアプレーヤ(Portable Multimedia Player; PMP)、ナビゲーション、スレートPC、タブレットPC、ウルトラブックなどが含まれる。しかし、本明細書に開示される実施形態による構成は、移動端末機にのみ適用可能な場合を除き、デジタルテレビ、デスクトップコンピュータなどの固定端末機にも適用できることを、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば容易に理解できるであろう。
【0032】
図1は本発明の一実施形態による移動端末機を示すブロック図である。
【0033】
図1に示すように、移動端末機100は、無線通信部110、A/V(Audio/Video)入力部120、ユーザ入力部130、感知部140、出力部150、メモリ160、インタフェース部170、制御部180、電源供給部190などを含む。
図1に示す全ての構成要素が必須構成要素であるわけではなく、本発明による移動端末機は、図示の構成要素よりも多い構成要素で実現してもよく、それより少ない構成要素で実現してもよい。
【0034】
以下、移動端末機100の構成要素について順次説明する。
【0035】
無線通信部110は、移動端末機100と無線通信システム間の無線通信、又は移動端末機100と移動端末機100の位置するネットワーク間の無線通信を可能にする少なくとも1つのモジュールを含む。例えば、無線通信部110は、放送受信モジュール111、移動通信モジュール112、無線インターネットモジュール113、近距離通信モジュール114、位置情報モジュール115などを含む。
【0036】
放送受信モジュール111は、放送チャネルを介して、外部の放送管理サーバから放送信号及び/若しくは放送関連情報を受信する。
【0037】
前記放送チャネルは、衛星チャネル及び地上波チャネルを含む。前記放送管理サーバは、放送信号及び/若しくは放送関連情報を生成して送信するサーバ、又は既に生成されて提供された放送信号及び/若しくは放送関連情報を送信するサーバを含む。
【0038】
前記放送信号は、テレビ放送信号、ラジオ放送信号、データ放送信号を含むだけでなく、テレビ放送信号又はラジオ放送信号にデータ放送信号が結合した形態の放送信号も含む。
【0039】
前記放送関連情報は、放送チャネル、放送番組、又は放送サービスプロバイダに関する情報を含む。前記放送関連情報は、移動通信網を介して提供することもでき、この場合、移動通信モジュール112により受信することができる。
【0040】
前記放送関連情報は様々な形態で存在する。例えば、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)のEPG(Electronic Program Guide)、又はDVB−H(Digital Video Broadcast-Handheld)のESG(Electronic Service Guide)などの形態で存在する。
【0041】
放送受信モジュール111は、例えばDMB−T(Digital Multimedia Broadcasting-Terrestrial)、DMB−S(Digital Multimedia Broadcasting-Satellite)、MediaFLO(Media Forward Link Only)、DVB−H、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcast-Terrestrial)などのデジタル放送システムを利用してデジタル放送信号を受信することができる。もちろん、放送受信モジュール111は、前述したデジタル放送システムだけでなく、他の放送システムに適合するように構成してもよい。
【0042】
放送受信モジュール111により受信された放送信号及び/若しくは放送関連情報は、メモリ160に保存することができる。
【0043】
移動通信モジュール112は、移動通信網上で基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも1つと無線信号を送受信する。前記無線信号は、音声呼信号、テレビ電話呼信号、又はSMS/MMSメッセージの送受信による様々な形態のデータを含む。
【0044】
移動通信モジュール112は、音声通話モード及びテレビ電話モードを実現するように構成される。音声通話モードとは、相手の画像を見ないで通話するモードをいい、テレビ電話モードとは、相手の画像を見ながら通話するモードをいう。移動通信モジュール112は、音声通話モード及びテレビ電話モードを実現するために、音声及び画像のうち少なくとも一方を送受信するように構成される。
【0045】
無線インターネットモジュール113は、無線インターネットの接続のためのモジュールであり、移動端末機100に内蔵されるか又は外付けされる。無線インターネット技術としては、WLAN(Wireless LAN)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)、Wibro(Wireless Broadband)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)などを用いることができる。
【0046】
近距離通信モジュール114は、近距離通信のためのモジュールである。近距離通信技術としては、ブルートゥース、RFID(Radio Frequency Identification)、IrDA(Infrared Data Association)、UWB(Ultra Wideband)、ZigBeeなどを用いることができる。
【0047】
位置情報モジュール115は、移動端末機100の位置を取得するためのモジュールであり、代表的な例としては、GPS(Global Position System)モジュールがある。
【0048】
A/V入力部120は、オーディオ信号又はビデオ信号の入力のためのものであり、カメラ121やマイク122などを含む。カメラ121は、テレビ電話モード又は撮影モードでイメージセンサにより得られる静止画像又は動画像などの画像フレームを処理する。
【0049】
そして、カメラ121で処理された画像フレームは、ディスプレイ部151に表示することができる。また、カメラ121で処理された画像フレームは、メモリ160に保存したり、無線通信部110により外部に伝送することもできる。カメラ121は、使用環境に応じて2つ以上備えてもよい。
【0050】
マイク122は、通話モード、録音モード、又は音声認識モードなどで、マイク122に入力された外部の音響信号を電気的な音声データに処理する。そして、マイク122で処理された音声データは、通話モードの場合、移動通信モジュール112により移動通信基地局に送信可能な形態に変換して出力することができる。マイク122には、外部の音響信号が入力される過程で発生するノイズを除去するための様々なノイズ除去アルゴリズムが実現される。
【0051】
ユーザ入力部130は、ユーザにより端末機の動作制御のための入力データを発生する。ユーザ入力部130は、キーパッド、ドームスイッチ、タッチパッド(感圧/静電)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどで構成してもよい。
【0052】
感知部140は、移動端末機100の開閉状態、移動端末機100の位置、移動端末機100の方位又は加速/減速、ユーザの接触の有無などの移動端末機100の現在の状態を感知し、移動端末機100の動作を制御するための感知信号を発生する。例えば、移動端末機100がスライドタイプの場合、移動端末機100の開閉状態を感知することができる。また、電源供給部190から電源が供給されるか否か、インタフェース部170に外部機器が結合されたか否かなどを感知することもできる。
【0053】
出力部150は、視覚、聴覚、又は触覚などに関連する出力を発生するためのものであり、ディスプレイ部151、音響出力モジュール153、アラーム部154、ハプティックモジュール155などを含む。
【0054】
ディスプレイ部151は、移動端末機100で処理される情報を表示(出力)する。例えば、移動端末機100が通話モードの場合は、通話に関するUI(User Interface)若しくはGUI(Graphic User Interface)を表示する。また、移動端末機100がテレビ電話モード又は撮影モードの場合は、撮影及び/若しくは受信した画像、又はUI、GUIを表示する。
【0055】
ディスプレイ部151は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display; LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display; TFT-LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode; OLED)、フレキシブルディスプレイ、3次元ディスプレイ、電子インクディスプレイのうち少なくとも1つを含む。
【0056】
これらのディスプレイの一部は、そのディスプレイから外部が見えるように、透明型又は光透過型に構成してもよい。これは透明ディスプレイとも呼ばれ、透明ディスプレイの代表的な例としてはTOLED(Transparent OLED)などがある。ディスプレイ部151の後方構造も光透過型構造に構成してもよい。このような構造により、ユーザは端末機本体のディスプレイ部151が占める領域から端末機本体の後方に位置するものを見ることができる。
【0057】
移動端末機100の実現形態に応じて、ディスプレイ部151を2つ以上備えてもよい。例えば、移動端末機100には、複数のディスプレイ部を1つの面に離隔して又は一体に配置してもよく、異なる面にそれぞれ配置してもよい。
【0058】
ディスプレイ部151とタッチ動作を感知するセンサ(以下、「タッチセンサ」という)がレイヤ構造をなす場合(以下、「タッチスクリーン」ともいう)、ディスプレイ部151は、出力装置の他に入力装置として使用することもできる。タッチセンサは、例えばタッチフィルム、タッチシート、タッチパッドなどの形態を有する。
【0059】
タッチセンサは、ディスプレイ部151の特定部位に加わった圧力又はディスプレイ部151の特定部位に発生する静電容量などの変化を電気的な入力信号に変換するように構成してもよい。タッチセンサは、タッチされる位置及び面積だけでなく、タッチ時の圧力までも検出できるように構成してもよい。
【0060】
タッチセンサへのタッチ入力がある場合、それに対応する信号がタッチ制御装置に送られる。タッチ制御装置は、その信号を処理して対応するデータを制御部180に送る。これにより、制御部180は、ディスプレイ部151のどの領域がタッチされたかなどが分かる。
【0061】
前記タッチスクリーンにより覆われる移動端末機100の内部領域又は前記タッチスクリーンの近くには、近接センサ141を配置してもよい。近接センサとは、電磁界の力又は赤外線を利用して、所定の検出面に近づく物体又は近傍に存在する物体の有無を機械的な接触なしに検出できるセンサをいう。近接センサは、接触式センサより寿命が長く、その活用度も高い。
【0062】
近接センサとしては、透過型光電センサ、直接反射型光電センサ、回帰反射型光電センサ、高周波発振型近接センサ、静電容量型近接センサ、磁気近接センサ、赤外線近接センサなどがある。静電式タッチスクリーンは、ポインタの近接による電界の変化から前記ポインタの近接を検出するように構成される。この場合、タッチスクリーン(タッチセンサ)は近接センサにも分類される。
【0063】
以下、説明の便宜上、ポインタをタッチスクリーン上に接触させるのではなく近接させてポインタがタッチスクリーン上に位置することを認識させることを「近接タッチ(proximity touch)」といい、ポインタをタッチスクリーン上に実際に接触させることを「接触タッチ(contact touch)」という。ポインタにより近接タッチされるタッチスクリーン上の位置とは、ポインタが近接タッチされる際にポインタがタッチスクリーンに対して垂直に対応する位置を意味する。
【0064】
近接センサ141は、近接タッチ動作及び近接タッチパターン(例えば、近接タッチ距離、近接タッチ方向、近接タッチ速度、近接タッチ時間、近接タッチ位置、近接タッチ移動状態など)を感知する。感知された近接タッチ動作及び近接タッチパターンに関する情報は、タッチスクリーン上に出力することができる。
【0065】
音響出力モジュール153は、呼受信モード、通話モード、録音モード、音声認識モード、又は放送受信モードなどで、無線通信部110から受信するか、又はメモリ160に保存されたオーディオデータを出力する。音響出力モジュール153は、移動端末機100で実行される機能(例えば、呼信号受信音、メッセージ受信音など)に関連する音響信号も出力する。このような音響出力モジュール153は、レシーバ、スピーカ、ブザーなどを含む。
【0066】
アラーム部154は、移動端末機100のイベント発生を通知するための信号を出力する。移動端末機100で発生するイベントとしては、呼信号受信、メッセージ受信、キー信号入力、タッチ入力などがある。アラーム部154は、ビデオ信号やオーディオ信号以外に、他の形態、例えば振動でイベント発生を通知するための信号を出力することもできる。前記ビデオ信号又はオーディオ信号は、ディスプレイ部151又は音響出力モジュール153により出力することもできるので、ディスプレイ部151及び音響出力モジュール153はアラーム部154の一部にも分類される。
【0067】
ハプティックモジュール155は、ユーザが感じることのできる様々な触覚効果を発生する。ハプティックモジュール155が発生する触覚効果の代表的な例としては振動がある。ハプティックモジュール155が発生する振動の強度やパターンなどは制御可能である。例えば、異なる振動を合成して出力することもでき、順次出力することもできる。
【0068】
ハプティックモジュール155は、振動の他にも、皮膚接触面に対して垂直運動するピン配列、噴射口又は吸入口を用いた空気の噴射力又は吸入力、皮膚表面に対する擦れ、電極の接触、静電気力などの刺激による効果や、吸熱又は発熱が可能な素子を用いた冷温感の再現による効果など、様々な触覚効果を発生することができる。
【0069】
ハプティックモジュール155は、直接的な接触により触覚効果を伝えることができるだけでなく、ユーザが指や腕などの筋感覚により触覚効果を感じるように実現することもできる。ハプティックモジュール155は、移動端末機100の構成態様に応じて2つ以上備えてもよい。
【0070】
メモリ160は、制御部180の動作のためのプログラムを保存することもでき、入出力されるデータ(例えば、電話帳、メッセージ、静止画像、動画像など)を一時保存することもできる。メモリ160は、前記タッチスクリーンへのタッチ入力時に出力される様々なパターンの振動及び音響に関するデータを保存することもできる。
【0071】
メモリ160は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、PROM(Programmable Read-Only Memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうちの少なくとも1つのタイプの記憶媒体を含む。移動端末機100は、インターネット上でメモリ160の保存機能を実行するウェブストレージに関連して動作することもできる。
【0072】
インタフェース部170は、移動端末機100に接続される全ての外部機器との通路の役割を果たす。インタフェース部170は、外部機器からデータを受信するか、供給された電源を移動端末機100内部の各構成要素に送るか、又は移動端末機100内部のデータを外部機器に送信する。インタフェース部170は、例えば有無線ヘッドセットポート、外部充電器ポート、有無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールが備えられた装置を接続するポート、オーディオI/O(Input/Output)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含む。
【0073】
前記識別モジュールは、移動端末機100の使用権限を認証するための各種情報を保存したチップであり、ユーザ識別モジュール(User Identity Module; UIM)、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module; SIM)、汎用加入者識別モジュール(Universal Subscriber Identity Module; USIM)などを含む。前記識別モジュールが備えられた装置(以下、「識別装置」という)は、スマートカード形式で製造してもよい。よって、前記識別装置は、ポートを介して移動端末機100に接続することができる。
【0074】
インタフェース部170は、移動端末機100が外部のクレードルに接続された場合、前記クレードルからの電源が移動端末機100に供給される通路となり、ユーザにより前記クレードルから入力される各種命令信号が移動端末機100に伝達される通路となる。前記クレードルから入力される各種命令信号又は電源は、移動端末機100が前記クレードルに正しく取り付けられたことを認知するための信号としても機能する。
【0075】
通常、制御部180は、移動端末機100の全般的な動作を制御する。例えば、音声通話、データ通信、テレビ電話などに関連する制御及び処理を行う。制御部180は、マルチメディアを再生するためのマルチメディアモジュール181を備えてもよい。マルチメディアモジュール181は、制御部180内に実現してもよく、制御部180とは別に実現してもよい。
【0076】
また、制御部180は、前記タッチスクリーン上で行われる手書き入力及び手描き入力をそれぞれ文字及び画像として認識するパターン認識処理を行う。
【0077】
さらに、制御部180は、移動端末機100の状態が予め設定された条件を満たすと、アプリケーションに対するユーザの制御命令の入力を制限するロック状態にすることができる。さらに、制御部180は、前記ロック状態で、ディスプレイ部151(タッチスクリーン)により感知されるタッチ入力に基づいて、前記ロック状態で表示されるロック画面を制御する。
【0078】
電源供給部190は、制御部180の制御下で、供給された外部の電源、内部の電源を各構成要素に必要に応じて供給する。
【0079】
ここに説明される様々な実施形態は、例えばソフトウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせにより、コンピュータ又はこれと類似の装置で読み取りが可能な記録媒体内で実現することができる。
【0080】
ハードウェア的な実現においては、ここに説明される実施形態は、ASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ、制御装置、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、その他の機能実行のための電気的なユニットのうちの少なくとも1つを用いて実現してもよい。一部の場合、これらの実施形態は制御部180により実現してもよい。
【0081】
ソフトウェア的な実現においては、ここに説明される手順や機能などの実施形態は、別のソフトウェアモジュールで実現してもよい。各ソフトウェアモジュールは、ここに説明される1つ以上の機能又は動作を行うようにしてもよい。
【0082】
ソフトウェアコードは、適切なプログラム言語で記述されたソフトウェアアプリケーションにより実現してもよい。また、ソフトウェアコードは、メモリ160に保存し、制御部180により実行してもよい。
【0083】
以下、
図1を参照して説明した本発明の一実施形態による移動端末機の一例を説明する。
【0084】
図2Aは本発明の一実施形態による移動端末機の一例の前面斜視図であり、
図2Bは
図2Aに示す移動端末機の背面斜視図である。
【0085】
図2A及び
図2Bを参照すると、移動端末機100は、ストレートタイプの端末機本体を備えている。ただし、本発明は、これに限定されるものではなく、2つ以上の本体が相対移動可能に結合されるスライドタイプ、折り畳みタイプ、スイングタイプ、2軸回転タイプなどの様々な構造に適用可能である。
【0086】
前記端末機本体は、前面、側面及び背面を備える。また、前記端末機本体は、長手方向の両端に形成される両端部を備える。
【0087】
前記端末機本体は、移動端末機100の外観を形成するケース(ケーシング、ハウジング、カバーなど)を含む。本実施形態のケースは、フロントケース101とリアケース102とから構成される。フロントケース101とリアケース102との間に形成された空間には、各種電子部品が内蔵される。フロントケース101とリアケース102との間には、1つ又は複数の中間ケースをさらに配置してもよい。
【0088】
前記ケースは、合成樹脂を射出して形成してもよく、金属材、例えばステンレススチールやチタン(Ti)などで形成してもよい。
【0089】
前記端末機本体、主にフロントケース101には、ディスプレイ部151、音響出力モジュール153a、カメラ121a、マイク122、ユーザ入力部130(131、132)、インタフェース部170などが配置される。
【0090】
ディスプレイ部151は、フロントケース101の主面の大部分を占める。ディスプレイ部151の両端部のうち、一端部に隣接する領域には、音響出力モジュール153a及びカメラ121aが配置され、他端部に隣接する領域には、マイク122及びユーザ入力部131が配置される。ユーザ入力部132やインタフェース部170などは、フロントケース101及びリアケース102の側面に配置されてもよい。
【0091】
ユーザ入力部130は、移動端末機100の動作を制御するための命令を入力するために操作するものであって、複数の操作ユニット、例えば第1操作ユニット131及び第2操作ユニット132を含んでもよい。第1操作ユニット131及び第2操作ユニット132は、操作部ともいい、触知式(tactile manner)であればいかなる方式も採用可能である。
【0092】
第1操作ユニット131又は第2操作ユニット132により入力される内容は様々に設定可能である。例えば、開始、終了、スクロールなどの命令は第1操作ユニット131により入力され、音響出力モジュール153aから出力される音響のボリューム調整、ディスプレイ部151のタッチ認識モードへの移行などの命令は第2操作ユニット132により入力されるようにしてもよい。
【0093】
図2Bに示すように、前記端末機本体の背面、すなわちリアケース102には、音響出力モジュール153bをさらに配置してもよい。音響出力モジュール153bは、音響出力モジュール153a(
図2A参照)と共にステレオ機能の実現、そして通話時にはスピーカフォンモードの実現のために用いられる。
【0094】
また、リアケース102には、カメラ121bをさらに取り付けてもよい。カメラ121bは、フロントケース101に取り付けられたカメラ121a(
図2A参照)とは撮影方向が実質的に反対であり、画素が異なるカメラであってもよい。
【0095】
例えば、カメラ121aは、テレビ電話などの場合にユーザの顔を撮影して相手に伝送するのに負担にならない低画素にし、カメラ121bは、一般的な被写体を撮影し、直ちに伝送しないことが多いため、高画素にするようにしてもよい。カメラ121a、121bは、回転又はポップアップ可能に前記端末機本体に設置してもよい。
【0096】
カメラ121bに隣接してフラッシュ123及びミラー124をさらに配置してもよい。フラッシュ123は、カメラ121bで被写体を撮影する場合、被写体に向けて光を照射する。ミラー124は、ユーザがカメラ121bでユーザ自身を撮影する場合(セルフ撮影)、自分の顔などを映せるようにする。
【0097】
前記端末機本体の背面には、音響出力モジュール153bをさらに配置してもよい。音響出力モジュール153bは、音響出力モジュール153a(
図2A参照)と共にステレオ機能の実現、そして通話時にはスピーカフォンモードの実現のために用いられる。
【0098】
前記端末機本体には、移動端末機100に電源を供給するための電源供給部190が取り付けられる。電源供給部190は、前記端末機本体に内蔵されるように構成してもよく、前記端末機本体の外部から直接着脱できるように構成してもよい。
【0099】
さらに、リアケース102には、タッチを感知するためのタッチパッド135をさらに配置してもよい。タッチパッド135は、ディスプレイ部151と同様に、光透過型に構成してもよい。この場合、ディスプレイ部151が両面から視覚情報を出力するように構成されると、タッチパッド135からも前記視覚情報を認知することができる。ディスプレイ部151の両面から出力される情報は、タッチパッド135により制御されるようにしてもよい。これとは異なり、タッチパッド135にディスプレイ部をさらに取り付けることにより、リアケース102にもタッチスクリーンが配置されるようにしてもよい。
【0100】
タッチパッド135とディスプレイ部151とは互いに関連して動作する。タッチパッド135は、ディスプレイ部151の後方に平行に配置してもよい。また、タッチパッド135のサイズは、ディスプレイ部151と等しいかそれより小さくしてもよい。
【0101】
前述したような構成要素のうち少なくとも1つを含む本発明による移動端末機においては、カメラから受信された画像をメモリに保存する画像撮影機能を提供することができる。ここで、カメラから受信された画像をメモリに保存する移動端末機の動作は、「画像を撮影する」、「画像を取得する」、「画像をキャプチャする」などで表される。また、これらの表現に限定されるものではなく、カメラから受信された画像をメモリに保存するという意味であればいかなる表現も自由に用いることができる。
【0102】
本発明による移動端末機は、ユーザの選択に基づいて画像撮影動作を行うことができる。ここで、ユーザの選択は、「ユーザの制御命令」、「制御命令」などで表され、様々な方式で行われる。例えば、ユーザが移動端末機に備えられたハードウェアキーをタッチ又は加圧したり、ディスプレイ部151に出力されたソフトウェアキー又はビジュアルキーをタッチすることにより、画像撮影機能を選択することができる。すなわち、制御部180は、画像撮影機能とリンクしたハードウェアキーがタッチ又は加圧されたり、ディスプレイ部151に出力されたソフトウェアキー又はビジュアルキーがタッチされると、画像撮影機能を実行するためのユーザの制御命令が受信されたものと判断する。制御部180は、前記制御命令に基づいて、カメラ121により入力される画像を撮影することができる。また、これらの例の他にも、画像撮影機能の実行は、マイクを介して予め設定されたコマンドに該当するユーザの音声が受信されたり、移動端末機に特定のジェスチャーが入力されたり、移動端末機が予め設定された動きを感知した場合に行われるようにすることができる。
【0103】
一方、本発明においては、ユーザの嗜好に合う画像を直ちに取得できるようにするユーザインタフェース環境を提供することができる。以下、ユーザの嗜好に合う画像を直ちに取得できるようにするユーザインタフェース環境を提供する移動端末機及びその制御方法について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。
図3は本発明の一実施形態による移動端末機の制御方法を示すフローチャートであり、
図4A及び
図4Bは
図3の移動端末機の制御方法を説明するための概念図である。
【0104】
まず、本発明による移動端末機においては、画像撮影機能を実行する段階が行われる(S310)。画像撮影機能の実行は、画像撮影のために起動されるアプリケーションの実行を意味することもある。制御部180は、画像撮影機能が実行されると、カメラ121をアクティブにし、画像を撮影できる状態に準備させる。
【0105】
画像撮影機能は、当該画像撮影機能とリンクしたアイコン(又はアプリケーションのアイコン)の選択(又はタッチ)に基づいて実行されるようにしてもよい。アイコンの選択に基づいて画像撮影機能が実行される場合、ディスプレイ部151はオン状態である。一方、画像撮影機能は、当該画像撮影機能とリンクしたアイコンが選択された場合の他に、移動端末機に備えられたキー(例えば、ハードウェアキーとソフトウェアキーのうち少なくとも一方)が少なくとも1つ選択された場合に実行されるようにしてもよい。この場合、制御部180は、ディスプレイ部151がオフ状態であっても、前記移動端末機に備えられたキーの選択に対応して、画像撮影機能を実行することができる。
【0106】
このようにして画像撮影機能が実行されると、画像設定情報とリンクした少なくとも1つのユーザ定義アイコンを出力する段階が行われる(S320)。
【0107】
前記ユーザ定義アイコンは、画像設定情報とリンクしたアイコンであり、制御部180は、前記ユーザ定義アイコンが選択(又はタッチ)されると、前記リンクした画像設定情報に対応する画像を取得(又は保存)する。
【0108】
一方、ステップS310において画像撮影機能が実行されると、
図4Aに示すように、少なくとも1つのユーザ定義アイコン420と共に、ディスプレイ部151の一領域410にカメラ121により入力される画像(又はプレビュー画像)が出力されるようにしてもよい。
【0109】
ここで、画像設定情報は、カメラ駆動に関する設定情報と撮影された画像に対するソフトウェア的な処理に関する設定情報の少なくとも一方である。
【0110】
カメラ駆動に関する画像設定情報は、ISO、シャッター速度、絞り、ホワイトバランス、焦点、解像度、露出値、フラッシュ、連続撮影、連続撮影数、タイマー設定、タイマー時間、デュアル撮影モードなどに関する情報であってもよい。
【0111】
ソフトウェア的な処理に関する画像設定情報は、画像が取得された後に移動端末機上で制御処理できる機能に関する情報であって、色補正、明暗調整、鮮明度、露出値調整などに関する情報であってもよい。
【0112】
カメラ駆動に関する画像設定情報及びソフトウェア的な処理に関する画像設定情報は、前述した情報に限定されるものではなく、様々な種類の情報を含む。
【0113】
つまり、画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンとは、様々な種類の情報の少なくとも1つに関する設定情報(又は設定値)とリンクしたアイコンを意味する。
【0114】
一方、本発明においては、前記ユーザ定義アイコンの他に、基本撮影機能を有する基本アイコンにより画像撮影が行われるようにしてもよい。
【0115】
前記基本アイコンは、基本画像設定情報とリンクしたアイコンであって、画像撮影に関連するアプリケーションが基本的に提供するアイコンであってもよい。制御部180は、前述した画像設定情報とリンクしたアイコンのいずれかを基本アイコンとして設定することができる。
【0116】
本発明においては、画像撮影機能が実行された場合、前記基本アイコンを先に出力し、ユーザの要求があると、前記基本アイコンと共に前記ユーザ定義アイコンを出力するか、又は前記基本アイコンの代わりに前記ユーザ定義アイコンを出力するようにしてもよい。他の例として、本発明においては、画像撮影機能が実行されると、前記基本アイコンと前記ユーザ定義アイコンを共に出力するようにしてもよい。さらに他の例として、本発明においては、画像撮影機能が実行された場合、前記ユーザ定義アイコンを先に出力し、ユーザの要求があると、前記基本アイコンを出力するようにしてもよい。
【0117】
前述した様々な方法のいずれかによりユーザ定義アイコンがディスプレイ部151に出力された状態で、前記ユーザ定義アイコンがタッチされると、それを画像撮影要求として処理する段階が行われる(S330)。前記画像撮影要求は、前述したようにディスプレイ部151に出力されたアイコンをタッチする方式の他にも、様々な方式で行われるようにすることができるが、これは画像撮影機能を実行させる様々な方法と類似しているので、その具体的な説明は省略する。
【0118】
このように前記ユーザ定義アイコンへのタッチにより画像撮影要求が処理されると、前記タッチされたユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報に対応する画像を取得する段階が行われる(S340)。
【0119】
制御部180は、前記ユーザ定義アイコンがタッチされると、それを画像撮影要求の受信として処理する。制御部180は、前記ユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報に対応する画像を取得できるように、画像を撮影する前にカメラを駆動したり、撮影される画像を制御することができる。
【0120】
すなわち、制御部180は、前記ユーザ定義アイコンが選択されるとその選択されたユーザ定義アイコンに対応する画像を取得できるように、移動端末機を制御することができる。よって、ユーザは、画像を撮影する前に、設定メニュー又は設定アイコンの選択などにより、取得する画像に対応する設定を変更することなく、撮影のためのアイコンを選択するだけで、ユーザの嗜好に合う画像を得ることができる。
【0121】
以下、ユーザ定義アイコンにより取得される画像の例についてより具体的に説明する。
図4Aの(a)、(b)及び(c)に示すアイコン420、421、422は画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンであると仮定する。
【0122】
一例として、
図4Aの(a)に示すユーザ定義アイコン420が、デュアル撮影モードで画像撮影が行われるようにする画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンの場合、制御部180は、ユーザ定義アイコン420の選択に対応して、移動端末機に備えられた複数のカメラを用いて画像を撮影することができる。すると、
図4Bの(a)に示すように、ディスプレイ部151には複数のカメラによりそれぞれ撮影された複数の画像431a、431bが共に出力される。一方、複数の画像431a、431bは、共に出力されるのではなく、別々に出力されるようにしてもよい。このように、制御部180は、デュアル撮影モードに関する設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンが選択されると、複数のカメラを同時に駆動し、複数のカメラにより複数の画像が撮影されるようにする。よって、撮影モードをデュアル撮影モードに切り替え、その後撮影アイコンを選択する煩雑さを軽減することができる。
【0123】
他の例として、
図4Aの(b)に示すユーザ定義アイコン421が、タイマーモードに関する画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンの場合、制御部180は、ユーザ定義アイコン421の選択に対応して、
図4Bの(b)に示すように、所定時間経過後に画像が撮影されるようにカメラを制御することができる。ここで、前記所定時間に関する情報は、ユーザ定義アイコン421にリンクした設定情報に含まれる。このように、制御部180は、タイマーモードに関する画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンが選択されると、所定時間経過後、カメラにより画像が撮影されるようにする。よって、撮影モードをタイマーモードに切り替え、その後撮影アイコンを選択する煩雑さを軽減することができる。
【0124】
さらに他の例として、
図4Aの(c)に示すユーザ定義アイコン422が、撮影された画像をモノクロ処理する画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンの場合、制御部180は、ユーザ定義アイコン422の選択に対応して、移動端末機に備えられたカメラを用いて画像を撮影し、その後、撮影された画像をソフトウェア的にモノクロ処理することができる。すると、
図4Bの(c)に示すように、ディスプレイ部151にはモノクロ処理された画像が出力される。一方、モノクロ処理などのカラーに関する処理は、必ずしもソフトウェア的に行われるものではなく、カメラ自体で色調調整が可能であればカメラにより行うこともできることは自明である。以上のように、本発明による移動端末機及びその制御方法においては、画像設定情報が定義されたユーザ定義アイコンにより、ユーザ所望の設定値を有する画像が直ちに撮影されるようにすることができる。
【0125】
以下、前述した例を参照して、ユーザ定義アイコンを提供及び活用する方法について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。画像設定情報が定義されたユーザ定義アイコンを画像撮影機能が実行されると直ちに出力するか否か、ユーザ定義アイコンを直ちに出力する場合はどの方法で出力するか、ユーザ定義アイコンを直ちに出力しない場合はどの方法で出力するかなど、ユーザ定義アイコンを出力する方法には様々な変形例が存在する。以下、ユーザ定義アイコンを出力する方法のいくつかの例を説明する。
図5A、
図5B及び
図5Cは本発明の一実施形態による移動端末機においてユーザ定義アイコンを提供する方法を説明するための概念図である。
【0126】
一例として、本発明による移動端末機においては、画像撮影機能が実行されると、ディスプレイ部151には、
図5Aの(a)に示すように、基本アイコン501が優先的に出力される。基本アイコン501は、画像撮影機能を提供するアプリケーションが基本的に提供するアイコンであってもよい。基本アイコン501が出力された状態で、制御部180は、基本アイコン501のタッチ方式によって、画像を直ちに撮影するか、少なくとも1つのユーザ定義アイコンを出力するかを決定することができる。ここで、基本アイコン501がタッチされると、制御部180は、基本アイコン501にリンクした基本画像設定情報に対応する画像を取得することができる。より具体的には、制御部180は、基本アイコン501に第1方式のタッチ(例えば、ショートタッチ)が行われると、
図5Aの(b)に示すように、現在の設定で画像を取得し、基本アイコン501に前記第1方式とは異なる第2方式のタッチ(例えば、ロングタッチ)が行われると、
図5Aの(c)に示すように、少なくとも1つのユーザ定義アイコン521、522、523をディスプレイ部151に出力させる。
【0127】
このように、少なくとも1つのユーザ定義アイコン521、522、523は、基本アイコン501に行われた前記第2方式のタッチに対応して出力される。つまり、本発明においては、1つのアイコンに複数の設定を割り当てることにより、アイコンのタッチ方式によって異なる制御が行われるようにすることができる。また、図示していないが、基本アイコン501に行われた前記第2方式のタッチに基づいて、少なくとも1つのユーザ定義アイコン521、522、523が出力され、その出力されたユーザ定義アイコン521、522、523のいずれかに行われたタッチに基づいて、そのタッチされたユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報に基づく画像が取得され、その後少なくとも1つのユーザ定義アイコン521、522、523がディスプレイ部151から消えるようにすることができる。すなわち、制御部180は、ユーザ定義アイコン521、522、523により画像が撮影されたら、ユーザ定義アイコン521、522、523の出力を終了させ、再び基本アイコン501のみを出力させることができる。また、ユーザ定義アイコン521、522、523がディスプレイ部151に出力された状態では、基本アイコン501が出力されないようにすることができる。さらに、ユーザ定義アイコン521、522、523を用いた撮影が終了しても、ユーザの要求があるまでは、ユーザ定義アイコン521、522、523がディスプレイ部151に続けて出力されるようにすることができる。
【0128】
他の例として、本発明による移動端末機においては、画像撮影機能が実行されると、ディスプレイ部151には、
図5Bの(a)に示すように、基本アイコン501と共に、ユーザ定義アイコンの出力を選択させるためのグラフィックオブジェクト530が出力される。制御部180は、
図5Bの(a)に示すように、グラフィックオブジェクト530に対するユーザの選択があった場合、
図5Bの(b)に示すように、少なくとも1つのユーザ定義アイコン531を出力させることができる。また、少なくとも1つのユーザ定義アイコン531は、グラフィックオブジェクト530に対するユーザの選択に基づいて、ディスプレイ部151に出力されないようにすることができる。つまり、ユーザは、グラフィックオブジェクト530へのタッチにより、ユーザ定義アイコン531をディスプレイ部151に出力させるか否かを決定することができる。
【0129】
一方、制御部180は、グラフィックオブジェクト530が第1方向にドラッグされると、ユーザ定義アイコン531を出力させ、グラフィックオブジェクト530が前記第1方向とは異なる第2方向にドラッグされると、ユーザ定義アイコン531の出力を終了させることができる。
【0130】
本例においても、制御部180は、ユーザ定義アイコン531により画像が撮影されたら、ユーザ定義アイコン531の出力を終了させ、再び基本アイコン501のみを出力させることができる。
【0131】
さらに他の例として、本発明による移動端末機においては、画像撮影機能が実行されると、ディスプレイ部151には、
図5Cに示すように、基本アイコン501と共に、少なくとも1つのユーザ定義アイコン541、542、543、544が出力される。つまり、制御部180は、
図5A及び
図5Bを参照して説明したような基本アイコン501への予め設定された方式のタッチ又はユーザの要求に関係なく、基本アイコン501と共に少なくとも1つのユーザ定義アイコン541、542、543、544を出力させることにより、画像撮影機能において、ユーザ定義アイコンへのアクセスをより迅速に行えるようにするユーザインタフェース環境を提供することができる。一方、画像撮影機能が実行される際に、基本アイコンと共にユーザ定義アイコンを出力させるか否かは、ユーザの設定に基づいて変更することができる。
【0132】
以上説明したように、本発明による移動端末機及びその制御方法においては、ユーザ定義アイコンを様々な形態で提供することができる。
【0133】
以下、ユーザ定義アイコンにいかなる種類の画像設定情報がリンクしているかに関する情報を提供する方法について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。
図6A、
図6B及び
図6Cは本発明の一実施形態による移動端末機においてユーザ定義アイコンを活用する方法を説明するための概念図である。以下、ユーザ定義アイコンがディスプレイ部151に出力された状態を仮定して説明する。すなわち、ユーザ定義アイコンをディスプレイ部151に出力させる過程については説明を省略する。
【0134】
ディスプレイ部151に複数のユーザ定義アイコンが出力されている場合、ユーザはどのユーザ定義アイコンにいかなる画像設定情報がリンクしているかを把握しにくいことがある。よって、本発明においては、ユーザ定義アイコンへの予め設定された方式のタッチに対応して、ユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報が反映されたプレビュー画像を出力させることができる。ユーザ定義アイコンに対するプレビュー画像は様々な方法で提供することができるが、以下では代表的な例を説明する。前記プレビュー画像とは、画像が撮影される前にカメラにより入力される画像がリアルタイムで出力される画像を意味する。
【0135】
一例として、制御部180は、ユーザ定義アイコンへの第1方式のタッチに対応して、プレビュー画像を提供し、ユーザ定義アイコンへの第2方式のタッチに対応して、当該ユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報に対応する画像を取得することができる。
【0136】
例えば、
図6Aの(a)に示すように、複数のユーザ定義アイコン611、612、613、614のうちユーザ定義アイコン611に第1方式のタッチ(例えば、ショートタッチ)が行われると、制御部180は、
図6Aの(b)に示すように、ユーザ定義アイコン611にリンクした画像設定情報が反映されたプレビュー画像をディスプレイ部151に出力させることができる。ユーザ定義アイコン611にリンクした画像設定情報が反映されたプレビュー画像が出力された状態で、他のユーザ定義アイコン612に前記第1方式のタッチが行われると、制御部180は、
図6Aの(c)に示すように、ユーザ定義アイコン612にリンクした画像設定情報が反映されたプレビュー画像をディスプレイ部151に出力させることができる。さらに、制御部180は、
図6Aの(c)に示すようにプレビュー画像が出力された状態で、当該出力されたプレビュー画像に対応するユーザ定義アイコン612が再び選択されると、
図6Aの(d)に示すように、再び選択されたユーザ定義アイコン612にリンクした画像設定情報に対応する画像を撮影することができる。ちなみに、プレビュー画像が出力された状態で当該出力されたプレビュー画像に対応する画像を撮影するために該当ユーザ定義アイコンを再び選択するためのタッチは、その方式に限定はない。すなわち、本発明においては、前記該当ユーザ定義アイコンのタッチ方式がショートタッチであってもロングタッチであっても、該当ユーザ定義アイコンに対応する画像を取得することができる。
【0137】
また、図示していないが、本発明においては、ユーザ定義アイコンに対応するプレビュー画像が出力された状態で、再び基本アイコンが選択されると、ユーザ定義アイコンに対応するプレビュー画像の出力を終了させ、前記基本アイコンに対応するプレビュー画像を出力させることができる。
【0138】
さらに、本発明においては、ユーザ定義アイコン611に前記第1方式とは異なる第2方式のタッチが行われると、ユーザ定義アイコン611にリンクした画像設定情報が反映された画像を直ちに取得することができる。すなわち、制御部180は、ユーザ定義アイコンへの第1方式のタッチに対応して、プレビュー画像を出力させ、ユーザ定義アイコンへの第2方式のタッチに対応して、画像を取得することができる。このように、制御部180は、複数のユーザ定義アイコンのいずれかに予め設定された方式の第1タッチが行われると、前記第1タッチが行われたユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報に対応するプレビュー画像が出力されるように前記カメラにより入力される画像を制御し、前記複数のユーザ定義アイコンのいずれかに前記第1タッチとは異なる方式の第2タッチが行われると、前記第2タッチが行われたユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報に対応する画像をメモリに保存することができる。
【0139】
他の例として、制御部180は、ユーザ定義アイコンへのタッチが維持されることに基づいて、当該ユーザ定義アイコンに関連するプレビュー画像を出力させることができる。例えば、
図6Bの(a)に示すように、ユーザ定義アイコン611がタッチされ、そのタッチが維持されると、制御部180は、
図6Bの(b)に示すように、ユーザ定義アイコン611に関連するプレビュー画像を出力させる。また、制御部180は、ユーザ定義アイコン611へのタッチが維持される時間によって異なる制御を行うことができる。例えば、ユーザ定義アイコン611へのタッチが第1時間の間維持された後に解除されると、制御部180は、
図6Bの(c)に示すように、ユーザ定義アイコン611に対応するプレビュー画像の出力を終了させ、基本アイコンに対応するプレビュー画像を出力させることができる。また、ユーザ定義アイコン611へのタッチが第2時間の間維持された後に解除されると、制御部180は、
図6Bの(d)に示すように、ユーザ定義アイコン611に対応する画像を撮影することができる。
【0140】
さらに他の例として、本発明による移動端末機においては、ユーザのタッチに対応してディスプレイ部151上で移動するグラフィックオブジェクトを活用して、プレビュー画像を提供することができる。例えば、
図6Cの(a)に示すように、グラフィックオブジェクト710は、ユーザ定義アイコンのいずれかを覆うことができる程度の大きさを有する。制御部180は、ディスプレイ部151上でのグラフィックオブジェクト710の位置によって、ディスプレイ部151に出力されるプレビュー画像を決定することができる。
図6Cの(a)に示すように、グラフィックオブジェクト710が第1ユーザ定義アイコン711に位置すると、制御部180は、第1ユーザ定義アイコン711にリンクした画像設定情報(例えば、デュアルモード撮影)が反映されたプレビュー画像をディスプレイ部151に出力することができる。また、
図6Cの(b)に示すように、グラフィックオブジェクト710がユーザのタッチに基づいて第2ユーザ定義アイコン712に移動すると、制御部180は、第2ユーザ定義アイコン712にリンクした画像設定情報(例えば、モノクロ撮影)が反映されたプレビュー画像をディスプレイ部151に出力することができる。ここで、グラフィックオブジェクト710の形状は多様に変形可能である。また、グラフィックオブジェクト710は、基本アイコンに移動させることができる。ユーザは、グラフィックオブジェクト710を基本アイコンに移動させることにより、ユーザ定義アイコンに対するプレビュー画像の出力を終了することができる。
【0141】
一方、前述した方法の他にも、ユーザ定義アイコンを活用してプレビュー画像を提供する方法は様々である。以上のように、本発明による移動端末機及びその制御方法においては、ユーザ定義アイコンに対するプレビュー画像を提供することにより、ユーザにユーザ定義アイコンに関する情報を直観的に提供することができる。
【0142】
以下、ユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報が反映されたプレビュー画像を提供する方法について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。
図7A〜
図7Dは本発明の一実施形態による移動端末機においてユーザ定義アイコンに反映される情報を説明するための概念図である。
【0143】
本発明においては、ユーザ定義アイコンの視覚的外観を様々に変化させることにより、ユーザがユーザ定義アイコンだけでユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報を容易に把握できるようにするユーザインタフェース環境を提供することができる。
【0144】
一例として、本発明においては、
図7Aに示すように、各ユーザ定義アイコン721、722、723、724にリンクした画像設定情報が反映されたプレビュー画像を、各ユーザ定義アイコン721、722、723、724のイメージとして活用することができる。
【0145】
すなわち、各ユーザ定義アイコン721、722、723、724のイメージとしては、各ユーザ定義アイコン721、722、723、724にリンクした画像設定情報をユーザが識別できるように、カメラにより入力されている画像に各ユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報を反映したプレビュー画像が表示されるようにしてもよい。従って、この場合、各ユーザ定義アイコンのイメージはリアルタイムで変更される。
【0146】
他の例として、制御部180は、
図7B及び
図7Cに示すように、各ユーザ定義アイコン811、812、813、821、822、823にリンクした画像設定情報を、当該画像設定情報を識別できるようにするテキストとイメージの少なくとも一方を用いて、各ユーザ定義アイコン811、812、813、821、822、823のイメージとして表示させることができる。一方、制御部180は、1つのユーザ定義アイコンに複数の画像設定情報がリンクしている場合、前記複数の画像設定情報を全てユーザ定義アイコンのイメージとして表示させることができる。また、制御部180は、1つのユーザ定義アイコンに複数の画像設定情報がリンクしている場合、前記複数の画像設定情報の一部又はいずれかのみをユーザ定義アイコンのイメージとして表示させることもできる。この場合、制御部180は、予め設定された優先順位に基づいて、複数の画像設定情報のうちユーザ定義アイコンに反映する画像設定情報を決定することができる。ここで、優先順位は、ユーザの選択に基づいて決定されてもよく、新しく追加された設定情報、よく用いられる設定情報、視覚的な効果を有する設定情報などの様々な基準のうち少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
【0147】
さらに、本発明においては、ユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報に関する詳細情報をユーザに提供することができる。詳細情報を提供する方法は様々であるが、例えば、制御部180は、
図7Dの(a)に示すように、いずれかのユーザ定義アイコン821へのドラッグタッチに基づいて、
図7Dの(b)に示すように、詳細情報820を出力させることができる。出力された詳細情報820は、所定時間が経過するとディスプレイ部151から消えるようにしてもよい。また、出力された詳細情報820は、当該詳細情報820が出力された領域以外の領域がタッチされると出力が終了するようにしてもよい。
【0148】
以下、ユーザ定義アイコンを設定及び制御する方法について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。
図8A、
図8B、
図8C及び
図8Dは本発明の一実施形態による移動端末機においてユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報を設定する方法を説明するための概念図である。
【0149】
ユーザ定義アイコンにリンクする画像設定情報は、ユーザの選択に基づいて決定される。すなわち、ユーザ定義アイコンにどの画像設定情報がリンクするかは、ユーザの選択に基づいて決定される。本発明においては、ユーザ定義アイコンを生成するための編集モードが提供される。前記編集モードは、ユーザの要求に基づいて移行することができる。一例として、
図8Aの(a)に示すように、編集モードへの移行又はユーザ定義アイコンの生成のための特定のアイコン900が選択されると、
図8Aの(b)に示すように、ディスプレイ部151の一領域には、前記カメラにより撮影される画像に関する複数の画像設定情報及び当該画像設定情報の詳細設定値を設定するための複数のアイテムが表示される。
【0150】
前記複数のアイテムが表示された状態で、少なくとも1つのアイテムがユーザにより予め設定された方式で選択されると、
図8Aの(c)に示すように、前記少なくとも1つのアイテムに対応する設定値を反映した画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコン920が生成される。前記生成されたユーザ定義アイコン920は、生成と同時にディスプレイ部151に出力されるのではなく、後でユーザの要求に基づいてディスプレイ部151に出力されるようにしてもよい。
【0151】
ユーザは、各アイテムを選択して詳細設定値を変更し、その後所望の画像設定情報に対応するアイテムを基本アイコン901に移動させることにより、ユーザ定義アイコンを生成することができる。本発明においては、複数のアイテムを基本アイコンに移動させた場合、ユーザの終了要求があるまで又は所定時間が経過するまでは、前記複数のアイテムに対応する複数の画像設定情報を1つのユーザ定義アイコンにリンクさせることができる。
【0152】
他の例として、本発明による移動端末機においては、既に生成されたユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報を編集することができる。本発明においては、例えば、
図8Bの(a)に示すように、ユーザ定義アイコンに対応する画像設定情報が出力されたリスト930を出力させることができる。リスト930が出力された状態で、
図8Bの(b)に示すように、リスト930に含まれるいずれかの項目931に予め設定された方式のタッチが行われると、制御部180は、
図8Bの(c)に示すように、項目931に対応する画像設定情報がユーザ定義アイコン920にリンクしないように処理することができる。
【0153】
この他にも、ユーザ定義アイコンにリンクした画像設定情報を編集する方法は様々である。
【0154】
さらに他の例として、本発明においては、生成されたユーザ定義アイコンの少なくとも1つをユーザの選択に基づいて削除することができる。各ユーザ定義アイコンはユーザのタッチに基づいてディスプレイ部上で移動させることができる。例えば、
図8Cの(a)及び(b)に示すように、特定のユーザ定義アイコン943を予め設定された長さ以上移動させたり、
図8Dの(a)及び(b)に示すように、特定のユーザ定義アイコン943を予め設定された機能に対応するグラフィックオブジェクト950に移動させることにより、特定のユーザ定義アイコン943がディスプレイ部151に出力されないようにすることができる。この場合、特定のユーザ定義アイコン943にリンクした画像設定情報もメモリ160から削除されるようにすることができる。
【0155】
なお、図示していないが、制御部180は、複数のユーザ定義アイコンの一部のみをディスプレイ部151に出力させることができる。この場合、ディスプレイ部151に出力されるユーザ定義アイコンは、ユーザにより別途選択されるようにすることができる。
【0156】
このように、ユーザ定義アイコンへのユーザのタッチに基づいてディスプレイ部151からユーザ定義アイコンが削除される場合、制御部180は、ユーザの選択に基づいて、ディスプレイ部151から当該ユーザ定義アイコンを削除するだけか、当該ユーザ定義アイコンに関する全ての情報をメモリ160から削除するかを決定する。
【0157】
以上説明したように、本発明による移動端末機及びその制御方法においては、ユーザ定義アイコン及びそれにリンクした画像設定情報の編集機能を提供し、より最適化されたユーザインタフェース環境をユーザに提供することができる。
【0158】
以下、音声を用いて画像撮影機能を制御する方法について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。
図9は本発明の一実施形態による移動端末機において音声を用いて画像撮影機能を実行する方法を説明するための概念図である。
【0159】
前述したように、本発明においては、ユーザの音声命令に基づいて画像撮影を行うことができる。また、ユーザ定義アイコン毎に音声コマンドを割り当てることができる。よって、制御部180は、各音声コマンドの認識に基づいて、各画像設定情報に対応する画像が撮影されるように移動端末機を制御することができる。より具体的には、制御部180は、マイクから受信されるユーザの音声を前記画像撮影要求として処理する。ここで、各ユーザ定義アイコンは各音声コマンドを有し、前記マイクから受信されるユーザの音声が前記各音声コマンドのいずれに対応するかによって、取得される画像に対応する画像設定情報が異なる。一方、本発明においては、各ユーザ定義アイコンに割り当てられた音声コマンドに関する情報をユーザに提供するために、
図9の(a)に示すように、各ユーザ定義アイコン1011、1012、1013の周辺に、各ユーザ定義アイコン1011、1012、1013に対応する音声コマンドをテキスト形式とイメージ形式のうち少なくとも一方で表示することができる。よって、図示のようにユーザから「に」という音声コマンドが入力されると、制御部180は、
図9の(b)に示すように、前記入力された音声コマンドに対応する画像を撮影することができる。
【0160】
以上説明したように、本発明においては、音声コマンドを用いて各画像設定情報に対応する画像のいずれかを撮影できるようにすることにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0161】
以下、動画像撮影時に画像設定情報とリンクしたユーザ定義アイコンを活用する方法について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。
図10は本発明の一実施形態による移動端末機において動画像撮影機能の実行時に様々な画像設定情報を有する画像を取得する方法を説明するための概念図である。
【0162】
本発明においては、前述した様々な例を動画像撮影時にも同様に適用することができる。動画像撮影の場合には、動画像撮影前又は動画像撮影が中断された状態で、ユーザ定義アイコンをディスプレイ部151に出力することができる。例えば、
図10の(a)に示すように、動画像撮影が行われている状態で撮影停止アイコン1110が選択されると、
図10の(b)に示すように、動画像撮影が中断され、ディスプレイ部151に少なくとも1つのユーザ定義アイコン1020が出力される。ここで、ユーザ定義アイコンを出力する方法については、前述した例で説明したのでその説明を省略する。
【0163】
このように少なくとも1つのユーザ定義アイコン1020が出力された状態で、いずれかのユーザ定義アイコン1020が選択されると、
図10の(c)に示すように、制御部180は、選択されたユーザ定義アイコン1020に対応する画像設定情報が反映された動画像の撮影を行い続けることができる。ここで、当該動画像は、中断前に撮影された動画像と同じファイルに含まれるようにすることができる。また、図示していないが、本発明においては、動画像撮影時にも、ユーザ定義アイコンに第1タッチが行われるか、又はユーザ定義アイコンが第1時間の間タッチされることに対応して、当該ユーザ定義アイコンに対応するプレビュー画像を出力させることができる。さらに、ユーザ定義アイコンに前記第1タッチとは異なる方式の第2タッチが行われるか、又はユーザ定義アイコンが前記第1時間とは異なる第2時間の間タッチされることに対応して、動画像撮影を再開することができる。
【0164】
以上説明した本発明は、移動端末機に基本機能として内蔵して出荷されるようにしてもよく、無線通信で外部サーバからダウンロード可能なアプリケーションの形で提供されるようにしてもよい。アプリケーションの形で提供される場合、移動端末機にアプリケーションをダウンロードしてインストールすることにより、本発明による機能を移動端末機上で提供することができる。
【0165】
本発明の一実施形態によれば、前述した方法は、プログラム記録媒体にプロセッサ可読コードで実現することができる。プロセッサ可読媒体としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置などがあり、搬送波(例えば、インターネットによる送信)の形で実現されるものも含まれる。
【0166】
本発明による移動端末機は、上記実施形態の構成と方法に限定されるものではなく、各実施形態の全部又は一部を選択的に組み合わせて構成することで様々に変形することができる。