(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記罰は、前記敗者のアスレチック実績モニタリング装置上で動作するアスレチック活動ゲームアプリケーションにおける少なくとも1つのエフェクトを含む、請求項1に記載の方法。
前記敗者とされなかった参加者は、少なくとも1つの視覚的あるいは機能的なエフェクトを前記敗者の装置上で作動させるオプションの提供を受ける、請求項1に記載の方法。
前記少なくとも1つの視覚的あるいは機能的なエフェクトは、前記敗者の装置のディスプレイへのユーザに生成されたメッセージのポストを含む、請求項8に記載の方法。
前記少なくとも1つの視覚的あるいは機能的なエフェクトは、前記敗者の装置における少なくとも1つの機能を阻害するように構成された画像の表示を含む、請求項9に記載の方法。
前記少なくとも1つの視覚的あるいは機能的エフェクトは、前記ユーザの装置における少なくとも1つの機能を阻害するように構成されたエフェクトを含む、請求項13に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】発明の様々な例を実施するために使用されうる演算装置を示す図である。
【
図2】本発明の様々な例において用いられうるアスレチック情報モニタリング装置の例を示す図である。
【
図3】本発明の様々な例において用いられうるアスレチック情報モニタリング装置の例を示す図である。
【
図4】本発明の様々な例に係るアスレチックパラメータ測定装置が用いられる環境を示す図である。
【
図5】発明の様々な実施形態においてアスレチックデータの収集や表示を行なうのに用いられうるアスレチック情報収集・表示装置の例を示す図である。
【
図6】発明の様々な例において用いられうるアスレチックデータの表示設定装置の例を示す図である。
【
図7】本開示における少なくとも1つの態様に関し、モバイル型のアスレチック活動モニタリング装置の例を示す図である。
【
図8】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングを定める方法の例を示す図である。
【
図9】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングを定める方法の例を示す図である。
【
図10A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図10B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図10C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図10D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図10E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図10F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランを個人が開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図10G】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランを個人が開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図11A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが終了および記録するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図11B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが終了および記録するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図11C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが終了および記録するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図11D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが終了および記録するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図11E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、最初のランをユーザが終了および記録するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。
【
図12A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、生成・表示されうるホーム画面インターフェースの別例を示す図である。
【
図12B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、生成・表示されうるホーム画面インターフェースの別例を示す図である。
【
図13A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランの履歴を有しない場合に表示するためのラン種選択インターフェースの例を示す図である。
【
図13B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、記録されたランの履歴をユーザが有する場合に表示するためのラン種選択インターフェースの例を示す図である。
【
図14A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、タイムランを定める一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図14B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、タイムランを定める一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図14C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、タイムランを定める一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図14D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、タイムランを定める一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図14E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、タイムランを定める一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図14F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、タイムランを定める一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図14G】本開示における少なくとも1つの態様に関し、タイムランを定める一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図15A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランの種類を選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図15B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランの種類を選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図15C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランの種類を選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図15D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランの種類を選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図15E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランの種類を選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図15F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランの種類を選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図15G】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランの種類を選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図16A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが強化ランの種類を選択する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図16B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが強化ランの種類を選択する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図16C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが強化ランの種類を選択する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図16D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが強化ランの種類を選択する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図16E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが強化ランの種類を選択する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図16F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが強化ランの種類を選択する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図17】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが音楽設定オプションを選択可能な例を示す図である。
【
図18A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、音声コンテンツの設定オプションを選択する際に生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。
【
図18B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、音声コンテンツの設定オプションを選択する際に生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。
【
図18C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、音声コンテンツの設定オプションを選択する際に生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。
【
図18D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、音声コンテンツの設定オプションを選択する際に生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。
【
図18E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、音声コンテンツの設定オプションを選択する際に生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。
【
図19A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、一連の位置決定インターフェースの例を示す図である。
【
図19B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、一連の位置決定インターフェースの例を示す図である。
【
図19C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、一連の位置決定インターフェースの例を示す図である。
【
図20A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20G】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20H】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20I】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20J】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20K】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20L】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20M】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20N】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20O】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20P】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20Q】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20R】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20S】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20T】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20U】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20V】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20W】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20X】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20Y】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図20Z】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図21A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図21B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図21C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図21D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図22A】ユーザのトレーニング中に、当該ユーザに表示されうるインターフェースの様々な例を示す図である。
【
図22B】ユーザのトレーニング中に、当該ユーザに表示されうるインターフェースの様々な例を示す図である。
【
図22C】ユーザのトレーニング中に、当該ユーザに表示されうるインターフェースの様々な例を示す図である。
【
図22D】ユーザのトレーニング中に、当該ユーザに表示されうるインターフェースの様々な例を示す図である。
【
図23A】パワーソングオプションなしにトレーニング情報を表示する走行中インターフェースの例を示す図である。
【
図23B】パワーソングオプションなしにトレーニング情報を表示する走行中インターフェースの例を示す図である。
【
図24A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが(例えば入力防止のために)インターフェースをロックした際に、あるいはユーザの入力が検出されない期間の満了をもって表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。
【
図24B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが(例えば入力防止のために)インターフェースをロックした際に、あるいはユーザの入力が検出されない期間の満了をもって表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。
【
図24C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが(例えば入力防止のために)インターフェースをロックした際に、あるいはユーザの入力が検出されない期間の満了をもって表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。
【
図24D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが(例えば入力防止のために)インターフェースをロックした際に、あるいはユーザの入力が検出されない期間の満了をもって表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。
【
図24E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが(例えば入力防止のために)インターフェースをロックした際に、あるいはユーザの入力が検出されない期間の満了をもって表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。
【
図24F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが(例えば入力防止のために)インターフェースをロックした際に、あるいはユーザの入力が検出されない期間の満了をもって表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。
【
図25A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、GPSの利用可否およびステータスをユーザに伝えるために使用されうるユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図25B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、GPSの利用可否およびステータスをユーザに伝えるために使用されうるユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図25C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、GPSの利用可否およびステータスをユーザに伝えるために使用されうるユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図25D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、GPSの利用可否およびステータスをユーザに伝えるために使用されうるユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図25E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、GPSの利用可否およびステータスをユーザに伝えるために使用されうるユーザインターフェースの例を示す図である。
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図25F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、GPSの利用可否およびステータスをユーザに伝えるために使用されうるユーザインターフェースの例を示す図である。
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図26A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザに提供されうるアラートの例を示す図である。
【
図26B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザに提供されうるアラートの例を示す図である。
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図27A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
【
図27B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
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図27C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
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図27D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
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図27E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
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図27F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
【
図27G】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
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図27H】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す図である。
【
図28A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、本来はテキストであり、対応する音声メッセージが伴われうるアラートの例を示す図である。
【
図28B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、本来はテキストであり、対応する音声メッセージが伴われうるアラートの例を示す図である。
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図29】本開示における少なくとも1つの態様に関し、屋内ランに係るトレーニングサマリの例を示す図である。
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図30A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランを調整しうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
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図30B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランを調整しうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
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図30C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが距離ランを調整しうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
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図31A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが加速度計やGPSを使用しないランを調整しうるユーザインターフェースの例を示す図である。
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図31B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが加速度計やGPSを使用しないランを調整しうるユーザインターフェースの例を示す図である。
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図31C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが加速度計やGPSを使用しないランを調整しうるユーザインターフェースの例を示す図である。
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図32A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランにタグ付けしうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
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図32B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランにタグ付けしうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
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図32C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがランにタグ付けしうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。
【
図33A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、屋外ランに係るトレーニングサマリの例を示す図である。
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図33B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、屋外ランに係るトレーニングサマリの例を示す図である。
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図33C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、屋外ランに係るトレーニングサマリの例を示す図である。
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図34】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報インターフェースの例を示す図である。
【
図35A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、マップが表示されうる経路サマリインターフェースの例を示す図である。
【
図35B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、マップが表示されうる経路サマリインターフェースの例を示す図である。
【
図35C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、マップが表示されうる経路サマリインターフェースの例を示す図である。
【
図36】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路に名前をつけるインターフェースの例を示す図である。
【
図37A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ディスタンス新記録を設定するマイレージメダルを表示するサマリインターフェースの例を示す図である。
【
図37B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが目標を達成できなかったときに表示されうるサマリインターフェースの例を示す図である。
【
図37C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが目標を達成できなかったときに表示されうるサマリインターフェースの例を示す図である。
【
図38A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザに表示されうるアラート・リマインダメッセージの例を示す図である。
【
図38B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザに表示されうるアラート・リマインダメッセージの例を示す図である。
【
図39A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがアスレチック活動モニタリングサービスプロバイダに提供されるサービスの会員である場合に表示されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図39B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、登録オプションを含むトレーニングサマリインターフェースの例を示す図である。
【
図40A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、データがサービスプロバイダに同期されうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図40B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、データがサービスプロバイダに同期されうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図40C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、データがサービスプロバイダに同期されうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図41A】同期が実行されうるトレーニングサマリインターフェースの例を示す図である。
【
図41B】同期が実行されうるトレーニングサマリインターフェースの例を示す図である。
【
図41C】同期が実行されうるトレーニングサマリインターフェースの例を示す図である。
【
図42A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ログインするかサービスプロバイダアカウントを作成することにより、ユーザがアスレチック活動データを同期しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図42B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ログインするかサービスプロバイダアカウントを作成することにより、ユーザがアスレチック活動データを同期しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図42C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ログインするかサービスプロバイダアカウントを作成することにより、ユーザがアスレチック活動データを同期しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図43】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングが中断されたことを示すメッセージが表示されたインターフェースの例を示す図である。
【
図44A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、同期処理が実行される一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図44B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、同期処理が実行される一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図44C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、同期処理が実行される一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図45A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがトレーニング履歴からエントリを削除しうるインターフェースを示す図である。
【
図45B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがトレーニング履歴からエントリを削除しうるインターフェースを示す図である。
【
図46A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザに履歴情報を伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図46B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザに履歴情報を伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図46C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザに履歴情報を伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図47A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、アスレチック活動モニタリング装置およびアプリケーションを設定するための設定インターフェースの一部の例を示す図である。
【
図47B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、アスレチック活動モニタリング装置およびアプリケーションを設定するための設定インターフェースの一部の例を示す図である。
【
図48A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、利用可能な機能を説明する詳細情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。
【
図48B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、利用可能な機能を説明する詳細情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。
【
図48C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、利用可能な機能を説明する詳細情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。
【
図48D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、利用可能な機能を説明する詳細情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。
【
図48E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、利用可能な機能を説明する詳細情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。
【
図48F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、利用可能な機能を説明する詳細情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。
【
図49A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがサービスプロバイダに登録しうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図49B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがサービスプロバイダに登録しうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図49C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがサービスプロバイダに登録しうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図49D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがサービスプロバイダに登録しうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図49E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがサービスプロバイダに登録しうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図50A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがパワーソングオプションを選択し、次いでソングリストから曲を選択しうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図50B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがパワーソングオプションを選択し、次いでソングリストから曲を選択しうる一連のインターフェースの例を示す図である。
【
図51A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザにディスタンス値を設定できるようにしうるインターフェースの例を示す図である。
【
図51B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザにフィードバック頻度を設定できるようにしうるインターフェースの例を示す図である。
【
図51C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザにロック画面の向きを設定できるようにしうるインターフェースの例を示す図である。
【
図52A】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図52B】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図52C】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図52D】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図52E】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図52F】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図52G】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図52H】アスレチック活動統計値のより正確なモニタリング・追跡を可能としうる、様々なユーザ属性や好みを設定する較正インターフェースの例を示す図である。
【
図53A】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53B】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53C】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53D】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53E】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53F】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53G】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53H】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53I】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53J】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53K】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53L】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53M】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53N】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53O】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53P】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53Q】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53R】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53S】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53T】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53U】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図53V】モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。
【
図54A】ソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上でユーザがトレーニング情報を共有しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図54B】ソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上でユーザがトレーニング情報を共有しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図54C】ソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上でユーザがトレーニング情報を共有しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図55A】トレーニングやランに係る情報を共有するためのインターフェースの別例を示す図である。
【
図55B】トレーニングやランに係る情報を共有するためのインターフェースの別例を示す図である。
【
図56】トレーニング情報がポスト・伝達されうるソーシャルネットワーキングサイトインターフェースの例を示す図である。
【
図57】本開示における少なくとも1つの態様に関し、友人や他のユーザに励ましのメッセージを入力できるようにする、メッセージ入力インターフェースの例を示す図である。
【
図58】
図57のインターフェースを通じて送られたメッセージを表示するモバイル装置インターフェースの例を示す図である。
【
図59】本開示における少なくとも1つの態様に関し、アスレチック活動モニタリングサービスへのログインインターフェースの例を示す図である。
【
図60A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、その少なくとも一部を遠隔の健康モニタリングサイトから受け取ったトレーニング情報を確認や表示するために使用されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図60B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、その少なくとも一部を遠隔の健康モニタリングサイトから受け取ったトレーニング情報を確認や表示するために使用されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図60C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、その少なくとも一部を遠隔の健康モニタリングサイトから受け取ったトレーニング情報を確認や表示するために使用されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図60D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、その少なくとも一部を遠隔の健康モニタリングサイトから受け取ったトレーニング情報を確認や表示するために使用されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図60E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、その少なくとも一部を遠隔の健康モニタリングサイトから受け取ったトレーニング情報を確認や表示するために使用されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図60F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、その少なくとも一部を遠隔の健康モニタリングサイトから受け取ったトレーニング情報を確認や表示するために使用されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図61A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、目標設定インターフェースの例を示す図である。
【
図61B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、目標設定インターフェースの例を示す図である。
【
図61C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、目標設定インターフェースの例を示す図である。
【
図62A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングや目標に係るリマインダを提供するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図62B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングや目標に係るリマインダを提供するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図63A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福や励ましのメッセージがリストで表示されうる祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図63B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福や励ましのメッセージがリストで表示されうる祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図63C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福や励ましのメッセージがリストで表示されうる祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図64A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福のメッセージを含む祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図64B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福のメッセージを含む祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図64C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福のメッセージを含む祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図64D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福のメッセージを含む祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図64E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、祝福のメッセージを含む祝福インターフェースの例を示す図である。
【
図65A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65G】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65H】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65I】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図65J】本開示における少なくとも1つの態様に関し、トレーニングレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。
【
図66A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。
【
図66B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。
【
図66C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。
【
図66D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。
【
図66E】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。
【
図66F】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。
【
図66G】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。
【
図67A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、経路詳細インターフェースの別例を示す図である。
【
図67B】ユーザが経路を保存し、経路詳細を追加しうるインターフェースの別例を示す図である。
【
図68A】ユーザが走行し、作成し、保存した様々な経路をリスト表示する経路保存インターフェースの例を示す図である。
【
図68B】ユーザが経路リストから経路を選択する際に表示されうる経路インターフェースの例を示す図である。
【
図69A】ユーザが新たな経路を設定しうる経路作成インターフェースの例を示す図である。
【
図69B】過去に記録された複数の経路が表示される選択メニューの例を示す図である。
【
図69C】過去に記録された複数の経路が表示される選択メニューの例を示す図である。
【
図70A】経路情報を確認するためのインターフェースの別例を示す図である。
【
図70B】経路情報を確認するためのインターフェースの別例を示す図である。
【
図71A】経路追跡・確認インターフェースの別例を示す図である。
【
図71B】経路追跡・確認インターフェースの別例を示す図である。
【
図71C】経路追跡・確認インターフェースの別例を示す図である。
【
図71D】経路追跡・確認インターフェースの別例を示す図である。
【
図71E】経路追跡・確認インターフェースの別例を示す図である。
【
図71F】経路追跡・確認インターフェースの別例を示す図である。
【
図72】ライブチャレンジを生成・処理する方法の例を示す図である。
【
図73】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを生成する方法の例を示す図である。
【
図74A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを生成するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図74B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを生成するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図74C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを生成するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図74D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを生成するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図75】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲーム招待を受け取り、応答する方法の例を示す図である。
【
図76】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲーム招待メッセージの例を示す図である。
【
図77A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが招待を登録・受理しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図77B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが招待を登録・受理しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図77C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが招待を登録・受理しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図77D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが招待を登録・受理しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図78A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを表示し、参加するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図78B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを表示し、参加するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図78C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを表示し、参加するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図78D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、複数ユーザによるアスレチック活動ゲームを表示し、参加するためのインターフェースの例を示す図である。
【
図79】本開示における少なくとも1つの態様に関し、アスレチック活動のデータを収集し、当該アスレチック活動を少なくとも1つのゲームにクレジットする方法の例を示す図である。
【
図80A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、アスレチック活動がクレジットされる少なくとも1つのゲームをユーザが選択しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図80B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、アスレチック活動がクレジットされる少なくとも1つのゲームをユーザが選択しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図80C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、アスレチック活動がクレジットされる少なくとも1つのゲームをユーザが選択しうるインターフェースの例を示す図である。
【
図81A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがゲームの進捗を表示し他のゲーム参加者にメッセージを送りうるインターフェースの例を示す図である。
【
図81B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがゲームの進捗を表示し他のゲーム参加者にメッセージを送りうるインターフェースの例を示す図である。
【
図81C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがゲームの進捗を表示し他のゲーム参加者にメッセージを送りうるインターフェースの例を示す図である。
【
図81D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザがゲームの進捗を表示し他のゲーム参加者にメッセージを送りうるインターフェースの例を示す図である。
【
図82】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲームの敗者を決定し、当該敗者に少なくとも1つの罰を課す方法の例を示す図である。
【
図83A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが敗れてゲームが終了した際に提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図83B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが敗れてゲームが終了した際に提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図83C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが敗れずにゲームが終了した際に提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図84A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが敗れてゲームが終了した際に提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図84B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが敗れてゲームが終了した際に提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図84C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが敗れてゲームが終了した際に提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図84D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザが敗れてゲームが終了した際に提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図85A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザのスコアボードとゲーム履歴を表示するインターフェースの例を示す図である。
【
図85B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ユーザのスコアボードとゲーム履歴を表示するインターフェースの例を示す図である。
【
図86】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲームを除去したりゲーム招待を拒否したりするために用いられうる消去オプションを含むインターフェースの例を示す図である。
【
図87A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、不参加によりゲームが取り消された際に生成・提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図87B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、不参加によりゲームが取り消された際に生成・提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図87C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、不参加によりゲームが取り消された際に生成・提供されうるインターフェースの例を示す図である。
【
図88A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲーム敗者の画面に適用されうるインターフェース効果の例を示す図である。
【
図88B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲーム敗者の画面に適用されうるインターフェース効果の例を示す図である。
【
図89A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲーム敗者の画面に適用されうるインターフェース効果の別例を示す図である。
【
図89B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲーム敗者の画面に適用されうるインターフェース効果の別例を示す図である。
【
図89C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、ゲーム敗者の画面に適用されうるインターフェース効果の別例を示す図である。
【
図90A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、少なくとも1つのコミュニティサイトに対してポストされうるソーシャルネットワーキングメッセージの例を示す図である。
【
図90B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、少なくとも1つのコミュニティサイトに対してポストされうるソーシャルネットワーキングメッセージの例を示す図である。
【
図91A】本開示における少なくとも1つの態様に関し、他のゲーム参加者に対する自身の進捗をユーザが判断しうる進捗可視化インターフェースの例を示す図である。
【
図91B】本開示における少なくとも1つの態様に関し、他のゲーム参加者に対する自身の進捗をユーザが判断しうる進捗可視化インターフェースの例を示す図である。
【
図91C】本開示における少なくとも1つの態様に関し、他のゲーム参加者に対する自身の進捗をユーザが判断しうる進捗可視化インターフェースの例を示す図である。
【
図91D】本開示における少なくとも1つの態様に関し、他のゲーム参加者に対する自身の進捗をユーザが判断しうる進捗可視化インターフェースの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
(アスレチック活動の概説)
発明の態様は、アスレチック情報および非アスレチック情報の測定、収集、表示、および管理に係る。当業者であれば理解できるように、アスレチック情報は、まず個人から取得される。発明の様々な実施形態において、個人により実施されたアスレチック活動に対応するアスレチックデータを測定・記録し、当該情報を通貨の形態に変換するために、少なくとも1つのアスレチック情報モニタリング装置が使用されうる。一般的に、アスレチック情報モニタリング装置は、モニタリング対象の個人に関連するパラメータを測定するセンサ、および当該センサにより測定されたパラメータを処理する演算装置を内蔵する。
【0013】
アスレチック情報モニタリング装置が、個人のアスレチック活動に係るアスレチック情報を記録すると、その個人は記録されたアスレチック情報を確認するために、当該情報を少なくとも1つの別の装置に転送しうる。例えば、ユーザは、記録されたアスレチック情報を、アスレチック情報モニタリング装置から別の収集装置へダウンロードしうる。次いで当該収集装置は、アスレチック情報モニタリング装置から収集したアスレチック情報を、別の表示設定装置に転送しうる。当該表示設定装置においては、アスレチック情報が体系化され、続いて例えばさらに別の装置で表示されるべく構成されうる。より詳細に後述するように、発明の様々な実施形態は、個人がインターネットのようなネットワーク上で通信する一群の演算装置を用いて、アスレチック情報を記録、収集、および表示できるようにする。
【0014】
例えば、本開示における幾つかの態様は、ユーザが特別用途の演算装置を用いてアスレチック情報を測定・記録できるようにする。次いで当該ユーザは、記録されたアスレチック情報をローカルの演算装置(デスクトップまたはラップトップのパーソナルコンピュータなど)に転送できる。より具体的には、当該ユーザは、記録されたアスレチック情報を、アスレチック情報モニタリング装置から、コンピュータネットワーク上において「クライアント」として動作するローカルコンピュータ上の収集ソフトウェアツールにダウンロードできる。次いで当該ソフトウェアツールは、ダウンロードされたアスレチック情報を、当該ネットワークを通じて遠隔の「サーバ」コンピュータに転送する。次いで当該遠隔のサーバコンピュータ上の表示構成ソフトウェアツールは、転送されたアスレチック情報を保存する。後に当該ユーザは、当該クライアントコンピュータや別のローカルコンピュータを使用して、保存されたアスレチック情報を当該サーバコンピュータから読み出すことができる。ローカルコンピュータからの表示要求に応答して、当該表示構成ソフトウェアツールは、要求されたアスレチック情報を、当該ローカルコンピュータで表示するように構成し、構成されたアスレチック情報を、表示のために当該ローカルコンピュータに転送する。
【0015】
(演算装置)
発明の様々な例が、少なくとも1つの機能を実行するように構成された電子回路を用いて実現されうる。例えば、発明の幾つかの実施形態において、アスレチック情報モニタリング装置、収集装置、表示装置、あるいはこれらの任意の組合せは、少なくとも1つの特定用途集積回路(ASIC)を用いて実現されうる。しかしながら、より一般的には、発明の様々な例における構成要素は、ファームウェアやソフトウェアの命令群を実行するプログラム可能な演算装置を用いて実現されうる。あるいは、用途が特定された電子回路と、プログラム可能な演算装置上で実行されるファームウェアやソフトウェアの命令群との組合せによって実現されうる。
【0016】
図1は、発明の様々な実施形態を実現するために用いられるコンピュータ101の一例を示す。同図に示されるように、コンピュータ101は、演算ユニット103を有する。一般に演算ユニット103は、処理ユニット105とシステムメモリ107を含む。処理ユニット105は、ソフトウェア命令群を実行する処理装置であれば、どのような種類のものでもよいが、一般にはマイクロプロセッサ装置である。システムメモリ107は、読出し専用メモリ(ROM)109とランダムアクセスメモリ(RAM)111の双方を含みうる。当業者であれば理解できるように、ROM109とRAM111の双方は、処理ユニット105により実行されるソフトウェア命令群を格納しうる。
【0017】
処理ユニット105とシステムメモリ107は、バス113や少なくとも1つの周辺装置との相互通信構造を通じて直接あるいは間接的に接続される。例えば、処理ユニット105またはシステムメモリ107は、直接あるいは間接的に別の記憶装置に接続されうる。そのような記憶装置としては、ハードディスクドライブ115、リムーバブル磁気ディスクドライブ117、光ディスクドライブ119、およびフラッシュメモリカード121が挙げられる。処理ユニット105とシステムメモリ107は、少なくとも1つの入力装置123、および少なくとも1つの出力装置125と直接あるいは間接的に接続されうる。入力装置123は、キーボード、タッチスクリーン、リモートコントロールパッド、ポインティング装置(マウス、タッチパッド、スタイラス、トラックボール、ジョイスティックなど)、スキャナ、カメラ、マイクなどを含みうる。出力装置125は、モニタ装置、テレビ、プリンタ、ステレオ、スピーカなどを含みうる。
【0018】
また演算ユニット103は、ネットワークと通信するために、少なくとも1つのネットワークインターフェース127と直接あるいは間接的に接続される。この種のネットワークインターフェース127は、ネットワークアダプタやネットワークインターフェースカード(NIC)とも称され、演算ユニット103からのデータおよび制御信号を、少なくとも1つの通信プロトコルに基づいてネットワークメッセージに変換する。そのような通信プロトコルとしては、TCP(Transmission Control Protocol)、IP(Internet Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)などが挙げられる。これらのプロトコルは本技術分野において周知であるため、詳細な説明は割愛する。ネットワークインターフェース127は、ネットワークへの接続のために適当な接続エージェントを利用しうる。そのような接続エージェントとしては、ワイヤレストランシーバ、パワーラインアダプタ、モデム、イーサネット(登録商標)コネクタなどが挙げられる。
【0019】
先に挙げた入力、出力、記憶に係る周辺装置に加え、演算装置はその他の様々な周辺装置と接続されうる。そのような周辺装置は、入力、出力、記憶に係る機能、あるいはこれらの組合せを実行しうる装置を含む。例えば、コンピュータ101は、アップル社のIPOD(登録商標)のようなデジタル音楽プレイヤーと接続されうる。周知のように、この種のデジタル音楽プレイヤーは、コンピュータの出力装置としても動作しうる(例えば、音声ファイルから音楽を、画像ファイルから写真を出力する)。また記憶装置としても動作しうる。詳細は後述するが、この種のデジタル音楽プレイヤーは、記録されたアスレチック情報を入力するための入力装置としても動作する。
【0020】
デジタル音楽プレイヤーに加え、コンピュータ101は、少なくとも1つの周辺装置(電話機など)と接続されうる。コンピュータ101は、そのような装置を内蔵しうる。電話機は、例えば無線の「スマートフォン」である。周知のように、この種の電話機は、ラジオ周波数伝送を用いる無線ネットワークを通じて通信を行なう。単純な通信機能に加え、「スマートフォン」は、ユーザにデータ管理機能を提供しうる。データ管理機能としては、電子メッセージ(電子メールメッセージやSMSテキストメッセージなど)の送受信や表示、音声ファイルの記録や再生、画像(静止画や動画)ファイルの記録や再生、テキストによるファイル(マイクロソフトのワードやエクセルファイル、アドビアクロバットファイルなど)の表示や編集などが挙げられる。この種の電話機のデータ管理能力により、ユーザは当該電話機をコンピュータ101に接続し、維持されているデータを同期しうる。
【0021】
さらに別の周辺装置が、
図1に示した類のコンピュータ101に周知のごとく内蔵あるいは接続されうることは勿論である。周辺装置は、演算ユニット103に対して永続的にあるいは準永続的に接続されてもよい。例えば、多くのコンピュータにおいて、演算ユニット103、ハードディスクドライブ117、リムーバブル光ディスクドライブ119、およびディスプレイは、準永続的に単一の筐体内に収容されている。
しかしながら、当該さらに別の周辺装置は、コンピュータ101に対して取り外し可能に接続されてもよい。例えばコンピュータ101は、少なくとも1つの通信ポートを含みうる。当該通信ポートを通じて周辺装置が演算ユニット103と(バス113を介して直接あるいは間接的に)接続されうる。よって当該通信ポートは、パラレルバスポートやシリアルバスポートを含みうる。シリアルバスポートは、例えばUSB(Universal Serial Bus)標準やIEEE1394高速シリアルバス標準(Firewireポートなど)を用いる。これに加えてあるいは代えて、コンピュータ101は、無線データ「ポート」を含みうる。例えば、Bluetooth(登録商標)インターフェース、Wi-Fiインターフェース、赤外線データポートなどが挙げられる。
【0022】
発明の様々な例において用いられる演算装置は、
図1に示したコンピュータ101よりも多くの要素を含むものでも、より少ない要素を含むものでもよい。あるいは、
図1に示したコンピュータ101とは異なる組合せの要素を含むものでもよい。例えば、発明の実施形態の幾つかは、非常に限られた機能を有するように構成された少なくとも1つの演算装置(デジタル音楽プレイヤーやサーバコンピュータ)を用いうる。よってこれらの演算装置は、ネットワークインターフェース115、リムーバブル光ディスクドライブ119、プリンタ、スキャナ、外部ハードディスクドライブなどの不要な周辺装置を省略しうる。これに加えてあるいは代えて、発明の実施形態の幾つかは、多種多様な機能を有するように構成された演算装置(デスクトップやラップトップのパーソナルコンピュータなど)を用いうる。これらの演算装置は、あらゆる組合せの周辺装置を有しうる。また必要に応じて別の要素を有しうる。
【0023】
(アスレチック情報モニタリング装置)
図2は、発明の様々な例においてユーザのアスレチック活動に対応するアスレチック情報を測定するために用いられうるアスレチック情報モニタリング装置201の一例を示す。同図に示されるように、アスレチック活動モニタリング装置201は、デジタル音楽プレイヤー203、電子インターフェース装置205、およびアスレチックパラメータ測定装置207を含む。詳細は後述するが、デジタル音楽プレイヤー203は、電子インターフェース装置205と(解除可能に)接続される。ユーザがランニングやウォーキングなどのアスレチック活動を行なう間、当該装置の組合せは、当該ユーザにより装着され、あるいは持ち運ばれる。アスレチック活動パラメータ装置207もまた、ユーザがアスレチック活動を行なう間、当該ユーザにより装着され、あるいは持ち運ばれ、当該ユーザにより実施されるアスレチック活動に係る少なくとも1つのアスレチックパラメータを測定する。アスレチックパラメータ測定装置207は、測定されたアスレチックパラメータに対応する信号を、電子インターフェース装置205に送信する。電子インターフェース装置205は、当該信号をアスレチックパラメータ測定装置207から受信し、受け取った情報をデジタル音楽プレイヤー203に提供する。
【0024】
図3により具体的に示すように、アスレチックパラメータ測定装置207は、少なくとも1つのセンサ301を含む。当該センサ301は、アスレチックパラメータ測定装置207を装着あるいは使用している個人に係るアスレチックパラメータを測定するものである。図示された例においては、センサ301A、301Bは加速度計(圧電加速度計など)である。当該加速度計は、直交する2方向についてのアスレチックパラメータ測定装置207の加速度を測定するものである。アスレチックパラメータ測定装置207は、ユーザにより持ち運ばれ、あるいは装着され、当該ユーザのトレーニング中における所望のパラメータを測定する。例えば、
図4に示すように、アスレチックパラメータ測定装置207は、ユーザが歩行あるいは走行する間、当該ユーザの靴401のソールに配置される。この構成によれば、センサ301は、ユーザの足の動きに対応する電気信号を生成する。周知のように、これらの信号は、当該ユーザにより行なわれたアスレチック活動を表すアスレチックデータを生成するために用いられうる。
【0025】
アスレチックパラメータ測定装置207は、センサ301より出力された電気信号を処理するプロセッサ303も含む。発明の幾つかの実施形態例において、プロセッサ303は、プログラム可能なマイクロプロセッサである。しかしながら、発明の別実施形態例においては、プロセッサ303は、ASICのような特定用途に用いられる回路装置であってもよい。プロセッサ303は、センサ301から出力される信号に対する、あらゆる所望の動作を行なうことができる。そのような動作としては、カーブスムージング、ノイズフィルタリング、外れ値除去、増幅、総和演算、積分演算などが挙げられる。プロセッサ303は、処理された信号を送信器305に供給する。アスレチックパラメータ測定装置207は、電源307も含む。電源307は、必要に応じてセンサ301、プロセッサ303、および送信器305に電力を供給する。電源307は、例えばバッテリである。
【0026】
図4に示すように、アスレチックパラメータ測定装置207は、処理後の信号を電子インターフェース装置205に送信する。
図3に示すように、電子インターフェース装置205は、受信器309を含む。受信器309は、アスレチックパラメータ測定装置207の送信器305から送信された処理後の信号を受信する。受信器309は、当該処理後の信号を第2のプロセッサ311に中継する。プロセッサ311は、さらなる信号処理を行なう。プロセッサ303と同様に、プロセッサ311は、当該処理後の信号に対する、あらゆる所望の動作を行なうことができる。そのような動作としては、カーブスムージング、ノイズフィルタリング、外れ値除去、増幅、総和演算、積分演算などが挙げられる。
【0027】
プロセッサ303は、処理後の信号をデジタル音楽プレイヤー203に供給する。
図2に示すように、電子インターフェース装置205は、コネクタシステム209を含む。コネクタシステム209は、デジタル音楽プレイヤー203に設けられた一般的な入力ポート211に物理的に差し込まれる。電子インターフェース装置205のコネクタシステム209が接続される入力ポート211は、データを転送できればどのようなものでもよい。例えば、パラレルデータポート、シリアルデータポート、イヤホンジャック、マイクジャックなどが挙げられる。コネクタシステム209は、適当な接続装置を含みうる。例えば、ワイヤ、ピン、電気コネクタなどが挙げられる。これらは、デジタル音楽プレイヤー203の入力ポート211に設けられた対応する要素との電気的な、あるいはその他の適当な接続をとるものである。これによりインターフェース装置205とデジタル音楽プレイヤー203間における電子的通信やデータ通信などが可能とされる。必要に応じて、インターフェース装置205をデジタル音楽プレイヤー203に対して確実に接続するための固定部材が別に設けられてもよい。固定部材としては、ストラップ、フック、バックル、クリップ、クランプ、係止部材、機械的コネクタなどが挙げられる。
【0028】
図3に示すように、プロセッサ311は処理済の信号を演算ユニット313に供給する。演算ユニット313は、まず当該処理済の信号をメモリ315に保存しうる。さらに発明の実施形態の幾つかにおいては、演算ユニット313は、アスレチック情報モニタリング装置201により提供された処理済の信号に対して動作し、ユーザにより行なわれたアスレチック活動に対応するアスレチックデータのセットを生成しうる。例えば、アスレチック情報モニタリング装置201がユーザの足の動きを計測する加速度計を含む場合、演算ユニット313は、アスレチック情報モニタリング装置201から供給された処理済の信号を解析し、アスレチックデータのセットを生成しうる。当該アスレチックデータのセットは、ユーザのアスレチック活動中の特定時点におけるユーザの速度、および当該時点においてユーザが移動した総距離を示す。加速度計の信号からユーザの速度を特定する様々な技術は、例えば以下の文献に記載されている。それぞれの内容は、参照としてここに取り込まれる。
米国特許6898550号(Blackadar et al. "Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot" 2005年5月24日発行)
米国特許6882955号(Ohlenbusch et al. "Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot" 2005年4月19日発行)
米国特許6876947号(Darley et al. " Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot" 2005年4月5日発行)
米国特許6493652号(Ohlenbusch et al. " Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot" 2002年12月10日発行)
米国特許6298314号(Blackadar et al. "Detecting The Starting And Stopping Of Movement Of A Person On Foot" 2001年10月2日発行)
米国特許6052654号(Gaudet et al. "Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion" 2000年4月18日発行)
米国特許6018705号(Gaudet et al. "Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion" 2000年1月25日発行)
【0029】
アスレチックデータのセットは、時間値も含みうる。当該時間値は、上記の各速度値と各距離値の少なくとも一方と関連付けられている。アスレチック情報モニタリング装置201が異なる複数のユーザからアスレチック情報を収集するために用いられうる場合、演算ユニット313は、何らかの方法でユーザに自身を特定することを促しうる。この特定情報は、アスレチック情報モニタリング装置201から提供された情報から生成された上記アスレチックデータのセットに含まれうる。当該アスレチックデータのセットが生成されると、演算ユニット313は、これをメモリ315に保存しうる。詳しくは後述するが、続いてアスレチック情報収集ツールを実現する演算装置にデジタル音楽プレイヤー203が接続されると、演算ユニット313は、リモートの演算装置に司られた表示設定ツールにアスレチックデータをダウンロードする。
【0030】
アスレチックパラメータ測定装置207とインターフェース装置205の間における無線通信を、
図2から
図4に示す実施形態について説明したが、発明から逸脱しない範囲において、両者の間では有線接続を含む所望の方法で通信が行なわれうる。
また、アスレチックパラメータ測定装置207から取得した身体的あるいは生理学的データは、発明から逸脱しない範囲において、所望の方法で表示や電子装置210からの出力に適した形式やフォーマットとされうる。
例えば、アスレチックパラメータ測定装置207は、少なくとも1つの特定の電子装置とともに使用されるべく設計やプログラムがなされたものであってもよい。例えば、少なくとも1つの特定の装置と協働するように予めプログラムされ、あるいは結線され、当該装置に適した形式やフォーマットの出力データを提供してもよい。この場合、インターフェース装置205は、特定の電子装置をターゲットにして市販されうる。例えば、特定モデルのデジタル音楽プレイヤーや、電話、時計、PDAなどの電子装置が挙げられる。
あるいは、インターフェース装置205は、多種多様な電子装置と協働するように、後でプログラムされてもよい。例えば、ディスプレイドライバ、デバイスドライバや特定の電子装置用にフォーマットされたデータを、インターネット、ディスク、その他のソースからダウンロードできる。
【0031】
発明の少なくとも幾つかの例においては、電子インターフェース装置205は、ディスプレイ220とユーザ入力システム222の少なくとも一方を含みうる。ユーザ入力システム222としては、ロータリ入力装置、スイッチ、ボタン(
図2に例示)、マウス、トラックボール、タッチスクリーンなど、あるいはこれらの組合せが挙げられる。
ディスプレイ220は、例えばデジタル音楽プレイヤー203により再生される音楽に係る情報や、受信したアスレチック情報信号からデジタル音楽プレイヤー203によって生成されたアスレチックデータなどを表示するために用いられうる。
ユーザ入力システム222は、例えばインターフェース装置205経由で受信した入力データの処理に係る少なくとも1つの態様の制御、入力データの受信の仕方(タイミング、受信する情報の種別、オンデマンドデータ要求など)の制御、デジタル音楽プレイヤー203へのデータ出力あるいはデジタル音楽プレイヤー203からのデータ出力の制御、アスレチックパラメータ測定装置207などの制御を行なうために用いられうる。
これに加えてあるいは代えて、デジタル音楽プレイヤー203の入力システム(ボタン222、タッチスクリーン、デジタイザやスタイラスに基づく入力、ロータリ入力装置、トラックボール、ローラーボール、マウスなど)は、ユーザにより入力されたデータをインターフェース装置205とアスレチックパラメータ測定装置205の少なくとも一方に供給するために用いられうる。別例として、インターフェース装置205とデジタル音楽プレイヤー203の少なくとも一方は、音声入力システムを備えることにより、ユーザに音声命令を通じたデータ入力などを可能としうる。発明を逸脱しない範囲において、各システム要素を制御するなどの目的で所望のタイプのユーザ入力システムが提供されうる。
【0032】
デジタル音楽プレイヤー203は、他にも入出力要素を含みうる。例えば、
図2に示すポート224、226が挙げられる。これらのポート224、226は、ヘッドフォン(あるいはその他の音声出力)、電力供給、無線通信、赤外線入力、マイクロフォン入力、あるいはその他の装置のために用いられる。インターフェース装置205がデジタル音楽プレイヤー203に装着される際にこれらのポート224、226覆われる場合、インターフェース装置205には同様の外部ポート224、226が設けられる。そしてユーザが別の装置をデジタル音楽プレイヤー203に差し込むときのように、当該別の装置をインターフェース装置205に差し込みできるようにする。この場合においても、同じ機能の恩恵が得られる。すなわち、必要なデータ、信号、電力や情報がインターフェース装置205を通じてユーザ、デジタル音楽プレイヤー203やその他の出力へ提供されうる。
【0033】
上述した幾つかの発明の実施形態は、デジタル音楽プレイヤー203に係るものであったが、どのような携帯電子装置を用いて発明が実施されてもよい。例えば、アスレチックパラメータ測定装置207は、携帯電話、時計、PDA、その他の音楽プレイヤー(CDプレイヤーや衛星ラジオ音楽プレイヤーなど)、携帯型コンピュータや、その他所望の電子装置とともに用いられうる。
これに加えてあるいは代えて、インターフェース装置205の使用を省略することもできる。例えば、アスレチックパラメータ測定装置207は、Bluetooth無線通信プロトコルを用いて通信を行なうように構成されてもよい。この場合、Bluetooth対応の携帯電話、PDA、時計やパーソナルコンピュータが用いられうる。インターフェース装置205の使用を省略する場合において、その他の無線あるいは有線通信技術が用いられうることは明らかである。
【0034】
アスレチックパラメータ測定装置207については、理解を容易にするために特定の例を示して説明したが、あらゆる所望のタイプのアスレチックパラメータ測定装置207が用いられうる。例えば、アスレチックパラメータ測定装置207は、心拍数モニタ、血中酸素モニタ、衛星利用測位装置(GPSナビゲーション装置など)、その他の位置特定装置、ユーザの電気的活動を測定する装置(心電図モニタなど)、ユーザの少なくとも1つの身体的パラメータを測定するその他の装置であってもよい。さらにアスレチックパラメータ測定装置207は、ユーザにより操作される装置における少なくとも1つの動作パラメータを測定してもよい。例えば、自転車の速度や走行距離、トレッドミル、ローイングマシン、エリプティカルマシン、エアロバイクの速度や運動量、スキー(雪上あるいは水上)、スケート(ローラーあるいはアイス)、スノーシューズなどを装着したユーザの速度や移動距離などが挙げられる。
【0035】
上述したアスレチックパラメータ測定装置207は、当該測定装置207から信号を受信するデジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置とは別体であったが、当該測定装置207は、デジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置に内蔵されていてもよい。例えば、加速度計、衛星使用測位装置、アスレチック活動を測定するその他所望の装置を内蔵する音楽プレイヤー、携帯電話、時計、PDAが用いられうる。また複数のアスレチックパラメータ測定装置207が用いられてもよい。各測定装置207は、デジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置に内蔵されていてもよいし、別体とされてもよい。あるいはその組合せであってもよい。
【0036】
(アスレチック情報の収集・表示ツール)
図5は、発明の様々な実施形態においてアスレチックデータの収集と表示の少なくとも一方を行なうために用いられうるアスレチック情報収集・表示装置501の例を示す。詳細は後述するが、アスレチック情報収集・表示装置501は、アスレチックデータの収集と表示の双方を行なってもよい。アスレチック情報収集・表示装置501は、前述の演算装置101を適宜に変更したものにより実現されうる。しかしながら、アスレチック情報収集・表示装置501は、デスクトップやラップトップのパーソナルコンピュータを用いる商品として実現されてもよい。例えば、マイクロソフト社のマイクロソフトウィンドウズ(登録商標)OSや、アップル社のアップルマッキントッシュ(登録商標)OS、複数のベンダーにより提供されているユニックスやリナックス(登録商標)のOSなどが挙げられる。
【0037】
図5に示すように、アスレチック情報収集・表示装置501は、アスレチック情報モニタリング装置201からデータを受信するインターフェース503を含む。インターフェース503は、電気的部品、ソフトウェア部品(アプリケーションプログラムインターフェースなど)やそれらの組合せを用いることにより実現されうる。
アスレチック情報収集・表示装置501は、アスレチックデータ収集モジュール505も含む。発明の様々な例において、アスレチックデータ収集モジュール505は、少なくとも1つのアスレチックデータセットを保存しているデジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置が、いつインターフェース503を介してアスレチック情報収集・表示装置501に接続されたのかを検出しうる。そしてデジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置と、少なくとも1つのアスレチックデータセットを読み出す通信セッションを開始しうる。発明の幾つかの実施形態においては、アスレチックデータ収集モジュール505は、デジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置から読み出し終えたアスレチックデータセットを削除しうる。
【0038】
発明の幾つかの例において、アスレチックデータ収集モジュール505は、デジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置から読み出したアスレチックデータセットに対してさらなる動作を実行しうる。例えば、アスレチック情報モニタリング装置201が複数の異なるユーザからアスレチック情報を収集するために用いられうる場合、アスレチックデータ収集モジュール505は、さらにユーザに対して自身を特定するように促しうる(その情報が事前にアスレチック情報収集・表示装置501によって取得されていない場合)。この特定情報は、読み出されたアスレチックデータセットに含まれうる。
【0039】
上述のように、アスレチック情報収集・表示装置501は、通常、少なくとも1つのアスレチックパラメータ測定装置207により測定された情報からアスレチックデータセットを生成する。しかしながら、発明の幾つかの実施形態においては、アスレチック情報収集・表示装置501は、アスレチックパラメータ測定装置207により提供された未処理情報を保存してもよい。この場合、アスレチックデータ収集モジュール505は、デジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置から未処理情報を読み出し、当該未処理情報からアスレチックデータセットを生成しうる。アスレチックパラメータ測定装置207により測定された未処理情報からのアスレチックデータセットの生成に係る機能は、アスレチックデータ収集モジュール505とデジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置との間で、必要に応じて分担されてもよいことは明らかである。
【0040】
アスレチックデータ収集モジュール505は、例えば演算装置101の演算ユニット113により実行されるソフトウェア命令群によって実現されうる。発明の幾つかの例において、アスレチックデータ収集モジュール505は、ブラウザのような周知のソフトウェアツールによって実現されうる。あるいは、アスレチックデータ収集モジュール505は、特定用途のソフトウェアツールや、アスレチックデータ収集機能を実行できるように改良された周知のソフトウェアツールによって実現されうる。例えば、アスレチックデータ収集モジュール505は、様々な機能を実行する周知のブラウザを内蔵したソフトウェアツールによって実現されうる。これらの機能は、デジタル音楽プレイヤー203やその他の携帯型電子装置からのアスレチックデータの収集に加え、音楽や映像コンテンツの選択、購入、およびダウンロードなどを含みうる。
【0041】
アスレチックデータ収集モジュール505は、アスレチック情報モニタリング装置201により提供された処理済信号を収集し終えると、インターフェースモジュール507を通じてアスレチックデータセットをアスレチックデータ表示設定装置601に送信する。アスレチック情報収集・表示装置501は、インターネットのような周知のネットワークを通じてアスレチックデータ表示設定装置601と通信しうる。この構成においては、インターフェースモジュール507は、あらゆる周知のタイプのネットワークインターフェース(ネットワークインターフェースカードなど)を用いて実現されうる。アスレチックデータ収集モジュール505に、収集したアスレチックデータをアスレチックデータ表示設定装置601へ送信できるようにするにあたっては、いかなる所望のタイプのハードウェア、ソフトウェア、あるいはそれらの組合せを用いてもよいことは明らかである。
発明の幾つかの実施形態において、アスレチックデータ収集モジュール505は、収集したアスレチックデータをアスレチックデータ表示設定装置601へ自動的に送りうる。例えば、アスレチックデータ収集モジュール505は、収集したアスレチックデータをアスレチックデータ表示設定装置601へ送るように促しうる。そのタイミングは、収集処理の直後、予め定められた時間間隔、アスレチックデータ表示設定装置601へのネットワーク接続を検知したとき、あるいはそれらの組合せとされうる。これに加えてあるいは代えて、アスレチックデータ収集モジュール505は、アスレチックデータがアスレチックデータ表示設定装置601へ送られるタイミングを、ユーザに特定するよう促しうる。
【0042】
図6は、発明の様々な例において用いられうるアスレチックデータ表示設定装置601の例を示す。同図に示すように、アスレチックデータ表示設定装置601は、アスレチック情報収集・表示装置501と通信するためのインターフェースモジュール603を含む。上述のように、アスレチック情報収集・表示装置501は、インターネットのような周知のネットワークを通じてアスレチックデータ表示設定装置601と通信できる。この構成により、インターフェースモジュール603は、あらゆる周知のタイプのネットワークインターフェース(ネットワークインターフェースカードなど)を用いて実現されうる。アスレチックデータ表示設定装置601に、アスレチックデータ収集モジュール505と通信できるようにするにあたっては、いかなる所望のタイプのハードウェアとソフトウェアの組合せを用いてもよいことは明らかである。
【0043】
アスレチックデータ表示設定装置601は、アスレチックデータ表示設定モジュール605、およびアスレチックデータストレージ607も含む。アスレチックデータ表示設定装置601のインターフェースモジュール603がアスレチック情報収集・表示装置501よりアスレチックデータを受信すると、当該データは、アスレチックデータ表示設定モジュール605に提供される。そしてインターフェースモジュール603は、当該データを将来の使用のためにアスレチックデータストレージ607に保存する。詳細は後述するが、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、アスレチックデータストレージ607よりアスレチックデータを読み出し、読み出したアスレチックデータを、少なくとも1つのユーザインターフェースを通じてユーザにとって意味のある形式で表示するように設定する。
【0044】
図5に示すように、ユーザが自身のアスレチック活動(または他者のアスレチック活動;詳細は後述)に係る情報を確認したいとき、当該ユーザは、それをアスレチック情報収集・表示装置501に要求する。より具体的には、ユーザは、周知の入出力装置(キーボード、マウス、ディスプレイなど)を使用することができる。そして表示要求は、周知の入出力インターフェース511を通じてアスレチックデータ表示モジュール509に供給される。周知のように、入出力インターフェース511は、ハードウェアとソフトウェアの所望の組合せを用いて実現されうる。例えば、周知のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)が、入力装置からの入力を検知・処理し、出力装置にデータを送信したり制御したりするために用いられる。
【0045】
発明の幾つかの例において、アスレチックデータ表示モジュール509は、データの表示を要求・制御する入力を受信するために、そして当該データを要求された形式で表示するために、あらゆる周知のツールを用いて実現されうる。例えば、アスレチックデータ表示モジュール509は、演算ユニット113上で動作するマイクロソフトインターネットエクスプローラ(登録商標)、モジラファイヤーフォックス(登録商標)、オペラ(登録商標)のような周知のブラウザプログラムを用いて実現されうる。
アスレチックデータ表示モジュール509は、少なくとも1つの表示ツールにより改良された周知のブラウザプログラムを用いて実現されてもよい。表示ツールの例としては、アクティブX(登録商標)プラグイン、ジャバ(登録商標)スクリプト、マクロメディアフラッシュプレイヤー(登録商標)、アドビ社のアドビフラッシュプレイヤー(登録商標)などが挙げられる。
アスレチックデータ表示モジュール509は、アスレチックデータを表示する目的に特化したソフトウェアツールを用いて実現されてもよい。
【0046】
詳細は後述するが、ユーザがアスレチックデータ表示モジュール509を起動すると、当該ユーザには、表示を望む収集されたアスレチックデータや、当該データの表示形式などの選択を促すユーザインターフェースが提供される。当該ユーザインターフェースは、アスレチックデータ表示モジュール509、アスレチックデータ表示設定モジュール605、あるいはそれらの組合せにより生成されうる。
ユーザが提供されたユーザインターフェースを用いてアスレチックデータの表示要求をすると、アスレチックデータ表示モジュール509は、当該要求をアスレチックデータ表示設定モジュール605に中継する。これに応じて、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、要求されたアスレチックデータを、アスレチックデータ表示モジュール509により表示されるように設定する。詳細は後述するが、例えば、ユーザは1週間における各日の総走行距離の表示を要求できる。これに応じて、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、適当な距離データをアスレチックデータストレージ607から読み出す。そしてアスレチックデータ表示設定モジュール605は、読み出した距離データが所望の画像(棒グラフなど)で表示されるように設定する。アスレチックデータ表示設定モジュール605は、設定済みのアスレチックデータを、ユーザへの表示に供するべくアスレチックデータ表示モジュール509に提供する。
【0047】
発明の幾つかの例においては、データ表示設定機能は、アスレチックデータ表示モジュール509とアスレチックデータ表示設定モジュール605の間で分担されうる。例えば、アスレチックデータ表示モジュール509が単純なブラウザにより実現される場合、アスレチックデータ表示モジュール509は、アスレチックデータ表示設定モジュール605に対して「シンクライアント」としてふるまう。すなわち、データ表示設定機能の全ては、アスレチックデータ表示設定モジュール605により実行されうる。この場合、アスレチックデータ表示モジュール509は、提供された情報を表示するのみである。あるいは、アスレチックデータ表示モジュール509が表示目的に特化したソフトウェアツールにより実現される場合、データ表示設定機能の大半あるいは全ては、アスレチックデータ表示モジュール509により実行されうる。この場合、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、アスレチックデータストレージ607に対してアスレチックデータの保存および読み出しを行なうためだけに用いられうる。
【0048】
(モバイル装置を用いるアスレチック活動のモニタリング)
上述のように、様々なソフトウェア(
図5に示すアスレチックデータ表示モジュール509など)とハードウェア(
図5に示すアスレチック情報収集・表示装置501)は、アスレチック活動を追跡し、その情報を個人に提供するために用いられうる。一例として、ソフトウェアとハードウェアの少なくとも一方は、モバイル通信装置やモバイル演算装置のようなモバイル装置に含まれうる。そのような装置としては、スマートフォン、携帯電話、PDA、ラップトップコンピュータ、デジタル音楽プレイヤー、タブレットコンピュータ、手首に装着する装置などが挙げられる。
コンピュータが実行可能な命令群は、ソフトウェアアプリケーションやアプレットの形でモバイル装置に保存されている。これにより、モバイル装置に様々なアスレチック活動の追跡・モニタリング機能を実行できるようにする。例えば、演算装置は、個人のアスレチック活動に応じて、フィードバック、要求、提案、励まし、その他のデータを提示しうる。一例として、演算装置は、以前よりも激しく困難なトレーニングを行なうように個人の意欲をかき立て、当該個人の向上や進展を支援しうる。進展を実感することにより、当該個人は、トレーニングを日常的に継続する動機が得られる。
【0049】
図7は、アスレチック活動情報を追跡し、様々なタイプのフィードバックを個人に提供するために用いられうるモバイル装置の一例を示すブロック図である。
モバイル装置700は、プロセッサ701、RAM703、ROM705、データベース707、無線送受信機709、ネットワークアダプタ711、GPS装置713、加速度計715、およびI/Oアダプタ717を含みうる。
RAM703とROM705のようなコンピュータが読み取り可能な媒体は、コンピュータが読み取り可能な命令群を保存し、これらが実行されることにより、モバイル装置700のような装置に本明細書に記載した機能の少なくとも1つを実行させるように構成されうる。
プロセッサ701は、様々な計算を行ない、RAM703とROM705に保存された命令群を実行するように構成されうる。
データベース707は、ユーザ情報、電話番号、ネットワークアドレス、Eメールアドレス、ソフトウェア、画像、文書などを含むデータの格納領域を提供しうる。
I/Oアダプタ717は、少なくとも1つの入出力装置とのデータの授受を容易にするように構成されうる。入出力装置としては、タッチスクリーンディスプレイ、スピーカ、音声ジャック、物理キーボード、マイクロフォンなどが挙げられる。
【0050】
GPS装置713と加速度計715を単一のモバイル装置700に内蔵することにより、当該モバイル装置700を様々なトレーニングの設定に用いることができる。例えば、個人がトレッドミル上で走る場合、GPS装置713は、有意なトレーニングデータの検出と提供を行なうことができないと考えられる。当該個人は実質的に同じ場所に留まるためである。代わりに、モバイル装置700は、加速度計715を用いて当該個人の歩数や速度・加速度を特定しうる。一方、当該個人が屋外で走り、ある場所から別の場所へ移動した場合、代わりにGPS装置713が使用され、データの記録が起動されうる(例えば、GPS装置713は常時動作しているがデータの記録はオンオフされうる場合)。
モバイル装置700は、GPS装置713が使用されるべきか、加速度計715が使用されるべきか(あるいは、GPS装置713または加速度計715からのデータを記録すべきか)を自動的に検出する構成としてもよい。例えば、個人の場所が変わらないとモバイル装置700が判断した場合、加速度計715が使用され、データの記録が起動されうる(加速度計715は常時動作しているがデータの記録はオンオフされうる場合など)。
GPS装置713と加速度計715の双方が、相互に連携して用いられる構成としてもよい。心拍数モニタリング装置を含むその他のセンサがモバイル装置700に内蔵されることにより、別種の活動データを提供してもよい。また、GPSが利用できない場合、セルラー三角測量を用いて場所が特定されてもよい。
【0051】
モバイル装置700は、GPS装置713を使用して加速度計715を使用しない設定と、加速度計715を使用してGPS装置713を使用しない設定とを自動的に切り替える構成としてもよい(加速度計715を使用してセルラー三角測量を行なう設定を切り替え対象に加えてもよい)。いずれのモードを使用するかの判断と切り替えは、様々な要因に依存しうる。当該要因としては、検出された動き、GPS信号の強度と利用可能性、ユーザの嗜好、場所などが挙げられる。例えば、GPS信号が弱い場合(強度が50%未満、30%未満、10%未満など)、モバイル装置700は、GPS装置713と加速度計715の双方を動作させ(データを記録し)、潜在的なGPS情報の欠落や不正確性を加速度計715からのデータで補いうる。
これに加えてあるいは代えて、ユーザにより実施されたアスレチック活動の量を特定するために、GPSデータと加速度計データは平均あるいは結合されうる。
別例として、モバイル装置700は、信号強度が所定値を上回る場合(50%、70%、90%など)、加速度計715からのデータを使用・記録することなく、GPS装置713からのデータを使用・記録しうる。
さらに別例として、モバイル装置700が加速度計715を通じて動きを検出し、GPS装置713を通じて位置の変化を検出しなかった場合、モバイル装置700は、当該トレーニングについてはGPS装置713を使用することなく、加速度計715を使用しうる。また、モバイル装置700がGPS信号の検出を開始した場合、モバイル装置700は、GPSモードあるいはGPSと加速度計の組合せモードへの切り替えを行ないうる。
さらに別例として、GPS信号が利用できない場合、あるいはユーザの居場所が屋内である場合、GPS装置713が使用されることなく、加速度計715が使用されうる。ユーザの居場所は、GPS(居場所、信号強度など)を用いるか、手入力に基づいて特定されうる。
【0052】
別の活動情報を提供するために、その他のセンサが位置特定システムとともに用いられうる。例えば、位置特定センサがユーザの物理的位置の変化(あるいは距離や高度に係る所定の閾値を上回る変化)を検出しない場合、当該ユーザがアスレチック活動を行なっているかを判断するために、心拍数センサが用いられうる。
【0053】
モバイル装置700やその他の演算システムは、トレーニングを設定するための様々な機能やオプションを提供しうる。例えば、当該システムは、ランをゼロから始めたり、前回の完走結果を上回るようにしたりといったオプションを提供しうる。そのようにしてランはカスタマイズされ、励ましやステータスに係る情報が、ランの最中あるいは終了後に、個人に提供されうる。
【0054】
(ランの設定:概説)
図8は、ユーザがモバイル装置やその他の体調モニタリング装置を用いてランの設定が可能な処理フローの例を示す。当該処理においては、その他のオプションも提供されうる。当該オプションとしては、実績情報のソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィードへのポスト、アスレチック活動実績モニタリングサービスなどへのデータの送信や同期などが挙げられる。
ステップ800において、
図7に示すモバイル装置700のようなシステムは、トレーニングを開始する命令に対応するユーザ入力を受け付けうる。例えば、当該ユーザ入力は、アプリケーションのメニューや当該システムにおいて利用可能な機能から、ユーザがトレーニングオプションを選択することを含みうる。
続いてステップ805において、当該システムは、上記コマンドに応じてトレーニングに係る複数のオプションをユーザに提示しうる。例えば、最新ランの繰り返し、基本ランの開始、過去を上回るランの実行、少なくとも1つの検知装置の較正、トレーニング履歴の表示、目標の設定などが挙げられる。当該オプションは、カテゴリ化され、ユーザインターフェースにおける別セクションあるいは別画面に表示されうる。例えば、ホーム画面は、最新ランの繰り返し、基本ラン、および強化に係るオプションを含みうる。一方、トレーニング画面は、基本ラン、強化、目標設定、履歴表示、装置較正に係るオプションを表示しうる。
【0055】
ユーザが最新ランの繰り返しに係るオプションを選択した場合、当該最新ランがデータベースから読み出されうる(ステップ810)。当該データベースは、当該システムに固有であってもよいし、リモートサーバ内に常駐していてもよい。そして当該システムは、ランがどこで行なわれたのか(屋外や屋内など)を判断しうる(ステップ815)。ランの場所は、活動を追跡するためにどのセンサが使用されるのかを決定しうるためである。
例えば、以前のランが屋外で行なわれた場合、当該システムは、GPS装置を用いてランの追跡とモニタリングを開始しうる(ステップ820)。一方、以前のランが屋内で行なわれた場合、当該システムは、加速度計システムを用いてランの追跡とモニタリングを開始しうる(ステップ825)。
ランの開始は、トレーニングパラメータ(例えば、屋内の場合は燃焼カロリー目標、屋外の場合は走行距離目標)を設定するために、適当なファームウェア、ハードウェアやソフトウェアの起動を伴いうる。またトレーニングインターフェース(例えば、屋内の場合はジムの画像、屋外の場合は屋外の風景)の生成などを伴いうる。
トレーニングがGPS装置を使用可能であり、屋内のトレーニングは非GPS装置のみが使用可能である場合、様々なトレーニング統計値を追跡するために、加速度計システムとGPS装置の双方が用いられる構成としてもよい。装置の使用とは、当該装置からのデータを記録することを含みうる。
最新ランの繰り返しは、前回のランのときと同じ音楽のプレイリストやその他の音声コンテンツの使用を伴いうる。これに加えてあるいは代えて、今回のランのために音声コンテンツをカスタマイズするオプションや機会がユーザに提供されうる。
【0056】
ユーザが自身のトレーニング内容を強化することを選択した場合、ユーザは、第2のオプションセットの提示を受けうる(ステップ830)。当該オプションは、様々な強化の方法を提供しうる。例えば、特定の経路を走る、より速く走る、より長く走る、1kmや5kmにおける自己のベストタイムを設定する、自己の最長走行距離を設定するなどが挙げられる。
ユーザが特定の経路を完走するオプションを選択すると、当該ユーザは、経路リストの提示を受けうる(ステップ835)。一方、ユーザが他のオプションの1つを選択すると、当該ユーザは、対応する強化量の入力を求められうる(ステップ840)。そしてシステムは、当該入力に基づいてトレーニングの目標を設定しうる(ステップ845)。
ユーザが自身の実績について強化を望む量は、百分率や絶対値で定義されうる。例えば、ユーザがより長い距離を走ることを望む場合、当該ユーザは、所望の追加マイル数、あるいはマイル数の増加率を設定しうる。すると最新ランに基づいて、あるいは選択された強化種に対応する自己ベストに基づいて、総マイル数が計算されうる。
上記の例においては、ユーザがより長い距離を走るオプションを選択した場合、強化目標は、当該ユーザの最新ランに基づいて設定されうる。しかしながら、ユーザが自己の最長走行記録を設定するオプションを設定した場合、以前または現在の自己ベスト距離に基づいて、自動的に、準自動的に、あるいは手入力で、強化目標が設定されうる。例えば、システムは、ユーザの自己ベスト距離を5%上回るように、目標を自動的に設定しうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、強化を望むトレーニングを従前に記録された全てのトレーニングから選択するオプションを提供されうる。
【0057】
ユーザがトレーニングメニューから目標設定オプションを選択すると、当該ユーザは、自身が設定を望む目標種の選択を求められうる(ステップ850)。様々な種類の目標が設定されうる。例えば、ペース、心拍数、ランの傾斜勾配などが挙げられる。目標種以外にも、ランに係る複数の目標パラメータをユーザが設定対象として選択できる構成としてもよい。
目標種の選択に際し、システムは、目標リストをユーザに表示しうる(ステップ855)。目標リストは、所定の、あるいは自動的に設定された少なくとも1つの目標を含みうる。当該目標としては、マラソンをする、30分間走る、300カロリー燃焼する、などが挙げられる。
目標リストは、ユーザに目標をカスタマイズするためのオプションも提供しうる。例えば、10マイルのランについて所定の選択肢が存在しない場合、ユーザは、当該ランについてカスタマイズされた目標を設定しうる。あるいは、ユーザが500カロリーの燃焼を望んでいながら所定の燃焼カロリー目標が200カロリー刻みであった場合、当該ユーザは、400または600カロリーの選択を強いられる代わりに、カスタマイズされた500カロリーの目標を設定しうる。
【0058】
ユーザがトレーニング種を選択したり、当該トレーニング種についての目標を設定したりすると、システムは、当該トレーニング中に自身が聴きたい音楽の種類を選択するようユーザに促しうる(ステップ860)。(ユーザやシステムが作成した)所定のプレイリスト、シャッフル(ランダムな選曲あるいはランダムな曲順)、無演奏などの様々な選択肢が提供されうる。
ステップ865において、システムは、ユーザがトレーニング情報をフェイスブック(登録商標)のようなソーシャルネットワーキングサイトに公開することを望んでいるかを判断しうる。これに加えてあるいは代えて、システムは、ユーザがトレーニングデータをアスレチック活動モニタリングサービスに同期させることを望んでいるかを判断しうる。望んでいると判断された場合、ユーザは、様々な識別情報やログイン情報の入力を促されうる。これによりシステムは、自動的に当該ユーザのアカウントにアクセスし、情報の同期やポストを行ないうる。ユーザは、公開や同期に係るオプションの入力も促されうる。当該オプションとしては、当該情報を入手可能なのが一般大衆であるのか、あるいは選ばれた友人やユーザのグループであるのか、同期の対象となるのが全てなのか、あるいは特定種のデータ(カロリー、走行距離、経路など)なのか、などが挙げられる。
【0059】
ユーザがデータの公開や同期を望まない場合、あるいは当該ユーザが同期/公開情報の入力を終えた場合(ステップ870)、システムは、トレーニングが行なわれる環境の設定をユーザができるようにしうる(ステップ875)。例えば、ユーザは、屋外トレーニングと屋内トレーニングのいずれかを選択しうる。
特定の場所や設備の種類もユーザが選択できる構成としてもよい。例えば、ユーザは、自身がトレッドミル上で走りたいのか、エリプティカルマシンを使いたいのかを示しうる。設定された環境に応じて、システムは適当な装置やセンサを起動し、ステップ820と825に記載したトレーニングの結果を検出しうる。
場所や環境の選択によって、装置の較正がより正確に行なわれるようになる構成としてもよい。すなわち、当該装置が備えるセンサが当該特定の環境に対応するように較正が行なわれうる。複数の異なる較正データセットが、異なる複数のトレーニング、トレーニング種、およびトレーニング環境に対応するように保存されうる。
【0060】
図9は、ユーザがトレーニングを設定および開始できる処理フローの例を示す。
図9の処理フローは、
図8に記載の処理フローと同様であるが、別のオプションや特徴を伴っている。例えば、
図9の処理は、ユーザに過去のランを選択できるようにする強化オプションを含みうる(ステップ901〜905)。システムは、ユーザが強化しようとするトレーニングパラメータ、あるいはユーザが強化を希望して選択するであろうトレーニングパラメータを自動的に選択しうる。あるいは、ユーザは、複数あるいは全てのパラメータ(カロリーおよび距離など)をトレーニング中に強化するようにしてもよい。
本処理フローは、ユーザに様々な環境音あるいはノイズ、自然音などを聴こえるようにするオーディオオプションをさらに含みうる(ステップ907)。環境音の例としては、車がクラクションを鳴らす音や通り過ぎる音、パトカーのサイレン、子供たちが遊ぶ声などの都市騒音が挙げられる。自然音の例としては、虫の鳴き声、風の音、家畜の声などが挙げられる。環境音あるいはノイズは、都市、場所、環境などから選択できるように、ユーザにリストが提示されうる。例えば、当該リストは、ニューヨーク、ワシントンDC、ボストン、ロスアンゼルス、シカゴなどの都市、バー、クラブ、公園、浜辺などの場所を含みうる。
【0061】
本処理フローは、ユーザがトレーニング中にさらなる強化の促しを受けたいかどうかを選択できるようにするオプションをさらに含みうる(ステップ909)。例えば、トレーニングの途中で、システムは、ランの時間をもう5分延ばしたいか、カロリーをもう50カロリー燃焼したいかをユーザに尋ねるプロンプトを自動的に生成・表示しうる。強化あるいは追加量は、元の目標あるいはトレーニングに対するパーセンテージに対応しうる。アスレチック活動の計測値における自己ベストを破るようにトレーニングの量が増加されうる。
そのようなプロンプトや通知を受けることをユーザが望まない場合、そのトレーニングについてプロンプトはオフにされうる。一方、ユーザがプロンプトを受けることを選択した場合、さらに当該ユーザは、いつ、どのような条件下でプロンプトを受けるかを設定できるようにされうる。例えば、ユーザは、1時間のランにおける残り30分間において、当該ユーザの心拍数が所定値を下回っていた場合にのみプロンプトを受けるように指定できる。あるいは、ユーザが目標距離を上回るペースである場合や、予定のペースよりも速く走っている場合にプロンプトを受けるようにしてもよい。その他様々な種類のパラメータや条件が、トレーニング内容のさらなる強化を目指すプロンプトのトリガとして用いられうる。
【0062】
図10Aから
図10Gは、個人が最初のランを開始する際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す。最初のランとは、過去に記録されたトレーニング履歴を持たないユーザが行なう新たなランを意味する。
ユーザが最初のランを開始すると、まず
図10Aにウェルカムインターフェース1000の提示を受けうる。インターフェース1000は、ユーザおよびトレーニング情報を表示しうる。当該情報は、過去のラン数1001(本ユーザは過去に記録されたランを持たないので、ゼロと表示される)、平均ペース1003、継続時間1005、および燃焼カロリー1007を含んでいる。継続時間1005と燃焼カロリー1007は、それぞれ全てのランについての合計計測値でもよいし、各ランについての平均値でもよい。
インターフェース1000は、さらに複数のオプションを表示しうる。当該オプションは、新規のランを開始するオプション1009、およびトレーニングアプリケーションの特徴をツアーするオプション1011を含んでいる。
これに加えてあるいは代えて、インターフェース1000は、別態様のトレーニングアプリケーションにアクセスするオプションも含みうる。当該オプションは、過去に記録されたトレーニングのリストを表示する履歴オプション1013、および設定オプション1015を含んでいる。設定オプション1015を選択すると、プロフィール作成・編集インターフェースが表示されうる。ユーザが過去のラン履歴を有しない場合、新規ランオプション1009の選択によってプロフィール作成・編集画面が表示される構成としてもよい。
【0063】
例えば、過去にランが全く記録されていない場合、履歴インターフェースは空欄とされうる。
図10Gは、保存されたランが存在しない旨のメッセージ1061を表示する履歴インターフェースを示す(例えば
図10Aの履歴オプション1013を選択した場合)。当該インターフェースは、ユーザに最初のランの実施を促すラン設定・開始オプション1063をさらに含みうる。
【0064】
図10Bは、ユーザに様々なトレーニングやトレーニング記録パラメータを設定できるようにする、プロフィール設定・編集インターフェース1020を示す。例えば、インターフェース1020は、測定に用いる単位の決定や、ユーザの身長、体重、性別の設定をユーザができるようにしうる。パラメータの追加や変更は、インターフェース1020を通じて可能とされうる。プロフィール設定・編集機能をスキップするオプション1021がユーザに提供されてもよい。ユーザがプロフィール設定を完了することを選択すると、当該ユーザは、オプション1023を用いてプロフィール情報を保存しうる。ユーザは、ホームナビゲーションオプション1005を選択することにより、ホーム画面1000(
図10A)のような別のインターフェースあるいは画面に移ることができる。
【0065】
ユーザが自身のプロフィール設定を完了すると、あるいはプロフィール設定画面のスキップを選択すると、
図10Cに示すラン設定インターフェース1030の提示を受けうる。ラン設定インターフェース1030は、ランの種別、トレーニング中に再生される音楽、および場所(これらの詳細については後述する)をユーザが設定できるようにする構成とされうる。これらのパラメータが設定されると、ユーザは、オプション1031を用いてランを開始しうる。
【0066】
図10Dは、ラン実施中インターフェース1035を示す。当該インターフェースにおいては、現在の走行距離1037が、ペース1038およびトレーニングの所要時間1040とともに表示される。音声コンテンツの再生を制御するオプション1039、再生される音声コンテンツを変更するオプション1041、およびトレーニングを終了するオプション1043がユーザに提供されてもよい。
【0067】
図10Eは、ランの完了あるいは終了時にトレーニングサマリが表示されるインターフェース1045を示す。例えば、サマリインターフェース1045は、総走行距離1051、ペース1052、所要時間1053、および燃焼カロリー1055を表示する。インターフェース1045は、GPS装置を使用してランを記録した場合にユーザが走行した経路を表示するオプション1054をさらに表示しうる。ユーザの感情や精神状態(気分など)をランにタグ付けするオプション1056や、アスレチック活動サービスプロバイダのサイトを訪れるオプション1057も含まれうる。アスレチック活動サービスプロバイダを訪れると、ユーザは、当該サービスプロバイダが当該ユーザのために収集したトレーニング情報を確認できる。これにより、モバイル装置において必要なストレージの容量を最小限とし、代わりにトレーニングデータをサービスプロバイダのサイトに保存できるようになる。
【0068】
ユーザが最初のランを終えると、
図10Fに示すインターフェース1070のような履歴インターフェースが表示されうる。当該インターフェースは、当該最初のランに対応するエントリ1075を含みうる。インターフェース1070においてエントリ1075は、少なくとも1つのトレーニング統計(走行距離など)により特定される。これに加えてあるいは代えて、エントリ1075において入手可能な情報の種別を示すため、様々なアイコンやタグ(例えばアイコン1073)が当該エントリ1075とともに表示されうる。例えば、アイコン1073は、当該トレーニングについてGPS経路が記録されたことを示しうる。エントリ1075を選択すると、ユーザは、その他のトレーニング詳細(燃焼カロリー、トレーニングの継続時間、トレーニング後におけるユーザの気分など)とともに、記録されたGPS経路を確認可能とされうる。
【0069】
図11Aから
図11Fは、ユーザが最初のランを終え、記録を行なった後に生成・表示されうる一連のインターフェースを示す。例えば、
図11Aは、ランやトレーニングの後に表示されうるホームインターフェース1100を示す。ツアーオプション(
図10Aにおけるオプション1011など)を表示する代わりに、ホームインターフェース1100は、オプション1101を表示しうる。当該オプション1101は、ユーザに過去のものよりも強化されたトレーニングを実施できるようにしうる。過去のトレーニングは、ユーザにより選択されてもよいし、自動的に選択されてもよい。例えば、過去に行なわれた最新のトレーニングが選択されうる。インターフェース1100には、
図10Aのインターフェース1000に表示された一般的な画像ではなく、総距離1103など当該トレーニングについて記録された全ての計測値が表示されうる。
【0070】
図11Bは、ユーザにより選択されうる複数のトレーニング群1111を表示するインターフェース1101を示す。トレーニング群1111の各々は、過去のトレーニングを所定量だけ上回る目標を設定することにより生成されうる。例えば、トレーニング群1111は、過去のトレーニングにおける少なくとも1つのパラメータを所定量(5%など)だけ増加させることにより自動的に生成されうる。したがって、ユーザは、より長距離、長時間、高速のランに挑戦することができる。
ユーザは、提示されるトレーニング群1111を定めるために、過去のトレーニング結果を上回る量をユーザが選択できる構成としてもよい。提示されるトレーニング群1111の各々は、過去のトレーニングについて記録された計測値1113を、今回のトレーニングにおける提案値あるいは目標値1115とともに表示しうる。これにより、提案されたトレーニング群1111のいずれかを選択することで、ユーザは自身が達成すべき強化量を定めることができる。
【0071】
図11Bに示すインターフェース1110を通じて強化されたトレーニングを選択する代わりに、ユーザは、過去のトレーニングに基づかないランを設定することを選択しうる。
図10Cに示すインターフェース1030と同様に、
図11Cに示すインターフェース1120は、ユーザにランに係る様々なパラメータを設定できるようにしうる。当該パラメータは、ランの種別、トレーニング中に再生される音声コンテンツ、および場所を含んでいる。
【0072】
ユーザが強化されたランを完遂すると、トレーニングサマリが別の情報を含む構成としてもよい。例えば、
図11Dに示すサマリインターフェース1130は、当該強化されたランを完遂したユーザを祝福するメダルやその他の標識あるいはメッセージ1131を含む。音声アイコン1133は、ユーザへの音声メッセージがあることを示す標識となりうる。例えば、音声メッセージは励ましの言葉(有名人からの言葉、友人からの言葉、一般的な言葉など)を含みうる。音声アイコン1133を選択すると、メッセージが再生されうる。
標識あるいはメッセージ1131は、その他所定の目標を達成した際にも表示されうる。当該目標としては、50回のトレーニングを実施すること、(全てのトレーニングを累積して)合計100マイルを走ること、一度に10マイルを走ること、一度に26.2マイルを走ること、一度に30分間走ること、(全てのトレーニングを累積して)100時間走ることなどが挙げられる。
【0073】
図11Eは、履歴インターフェース1140の別例を示す。当該インターフェースは、複数のトレーニングのリストを含む。リストされている各エントリ1141は、ラン種ラベル1151により特定されうる。例えば、ラン種ラベル1151は、そのランがタイムランなのか、距離ランなのか、通常ランなのか、強化ランなのかを示しうる。
リストされている各エントリ1141は、経路標識1143とは別の標識を含みうる。当該標識は、対応するトレーニングにおける様々な属性を示しうる。例えば、符号1145で示すような顔アイコンは、当該トレーニングにタグ付けされた気分情報を示しうる。また道路アイコン1147は、当該トレーニングが屋外で行なわれたことを示しうる。メダルアイコン1149は、当該トレーニングにおいて何らかの達成がなされたことを示しうる。
履歴インターフェース1140は、装置に保存されている全てのトレーニングのリストを表示してもよいし、最近記録されたトレーニングから所定数のみを表示してもよい。
【0074】
図12Aと
図12Bは、表示・生成されうるホーム画面インターフェースの別例を示している。
【0075】
(ラン種の選択)
図10Cに示すように、ラン設定インターフェースは、ユーザにラン種を設定できるようにしうる。例えば、ユーザは、距離ラン、タイムラン、基本ランのいずれかを行なうことを希望しうる。距離ランは、特定距離への到達が目標とされる。タイムランは、特定の時間走ることが目標とされる。基本ランにおいては、目標は設定されない。
ユーザが少なくとも最初のランとその記録を終えると、当該ユーザは、強化ランの種別を選択可能となりうる。強化ランにおいては、過去のトレーニングにおける少なくとも1つの計測値の向上が目標とされる。このオプションは、過去のランが完遂され、記録された場合にのみ表示され、利用可能とされうる。
【0076】
図13Aと
図13Bは、ユーザが過去のラン履歴を持たない場合に表示されるラン種選択インターフェース1300と、ユーザが過去のラン履歴を持つ場合に表示されるラン種選択インターフェース1350を示す。これらのインターフェース1300、1350はほぼ同様であるが、
図13Bに示すインターフェース1350においては強化ランオプション(「Do More」オプション)1353が含まれている点で相違する。現在選択されているラン種は、チェックマーク1303のような標識により特定されうる。
【0077】
図14Aから
図14Fは、タイムランを設定する一連のインターフェースを示す。
図14Aにおいて、ユーザはタイムランオプションを選択している。これにより、タイムランを示すオプションは、他の選択可能なラン種を示すオプションとは異なった表示がなされうる。続いて
図14Bに示すタイム選択インターフェース1400が、ユーザに提示されうる。タイム選択インターフェース1400は、予め定められた複数の時間(5分、15分、30分、45分、60分など)、およびカスタム時間オプションを含みうる。現在選択されている時間(30分など)は、選択マーク1403により特定されうる。ユーザが時間を選択すると、ラン種選択インターフェースに戻ることができる。この場合、選択されたラン時間が選択されたラン種オプションとともに表示されうる。
図14Cは、ラン種インターフェース1430を示す。当該インターフェースは、ユーザがタイムランオプションを選択し、(例えば
図14Bのインターフェース1400を通じて)対応する時間を選択すると表示されうる。
【0078】
図14Dは、ユーザがカスタム時間オプションを選択した場合のインターフェース1440を示す。
図14Eに示すように、ユーザがラン時間を手動で設定可能なインターフェース1450が提示されうる。例えば、スクロールホイール1453、1455が提供されうる。これらによりユーザは、それぞれ時間数と分数を設定できる。現在選択されている時間は、領域1457に表示されうる。
図14Cと同様に、選択された時間が選択されたラン種とともに表示されうるインターフェースの例として、インターフェース1460が
図14Fに示されている。
図14Gは、ラン設定メインメニューの別例を示す。ラン種が30分ランである旨が示されている。「30分」というタグでランを特定することにより、アプリケーションおよび装置は、現在設定されているラン種がタイムランであり、設定されている時間が30分であることをユーザに示しうる。
【0079】
図15Aから
図15Fは、ユーザが距離ランを選択した場合に表示されうる一連のユーザインターフェースを示す。時間選択と同様に、ユーザは、
図15Aに示すインターフェース1510において距離ランオプションを選択しうる。すると、
図15Bに示すインターフェース1520において、走行距離オプション群のリストの提示を受けうる。例えば、当該リストは、1kmラン、5マイルラン、5kmラン、10kmラン、ハーフマラソン、フルマラソン、およびカスタム距離を含む。所定の距離の1つ(例えば5kmラン)を選択すると、5kmランを示すオプションに選択標識を含ませうる。あるいは、ユーザは
図15Cに示すインターフェース1530においてカスタム距離オプションを選択しうる。すると当該ユーザは、
図15Dに示すインターフェース1540においてカスタム距離を手動で設定できる。
距離が設定されると、ユーザはラン種選択インターフェースに戻ることができる。このとき、
図15Eと
図15Fに示すように、距離オプションが選択標識とともに表示されうる。選択された距離は、距離ランオプションとともに表示されうる。例えば、
図15Eに示すインターフェース1550において、「5k」が距離ランオプションとともに表示され、5kmが当該ランの目標として設定されたことを示しうる。
図15Fに別例として示すインターフェース1560は、カスタム距離(例えば4.25km)を表示している。
【0080】
ユーザは、ラン種の選択設定が正しいかを確認するために、オプション1563を用いてメイン設定インターフェースに戻ることができる。メイン設定メニューに戻るに際し、ユーザは現在設定されているランのパラメータを表示させうる。例えば、
図15Gに示すインターフェース1570は、12.3マイルという距離を、ラン種パラメータとともに表示する。時間ではなくマイルが表示されることにより、当該ランがタイムランではなく距離ランであることが表されうる。
【0081】
図16Aから
図16Fは、ユーザが強化ランオプションを選択した際に生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す。
図16Aのインターフェース1600に示すように、ユーザが強化ランオプションを選択すると、強化ランオプション(「Do More」オプション)は、タイムラン、距離ラン、および基本ランオプションとは異なる態様で表示されうる。
図16Bと
図16Cは、選択インターフェース1605における強化オプションリストの一部の領域1610、1620を示す。例えば、領域1610において、ユーザは最新ラン(過去のランにおける少なくとも1つの統計値を上回るオプション)、最長距離ラン、最長時間ラン、最速1kmランからの選択が可能である。領域1620は、最速10kmラン、最速ハーフマラソン、最速フルマラソン、履歴選択オプションを含みうる。
強化ランにおける目標は、過去のラン(最長時間ラン、最長距離ラン、最速1kmランなど)を上回るように自動的に設定されうる。一例として、目標は、過去のトレーニングを5%だけ上回るように設定されうる。強化量は、
図16Bに示す領域1607に表示されうる。強化量は、ユーザにより設定されてもよいし、装置やアプリケーションによって自動的に設定されてもよいし、アスレチック活動モニタリングサービスプロバイダなどによって設定されてもよい。
【0082】
図16Cに示す領域1620から履歴選択オプションが選択されると、ユーザは記録されたランの提示を受けうる。
図16Dは、記録された過去のランを表示する履歴インターフェース1630を示す。そしてユーザは、過去に記録されたランから強化するものを選択しうる。例えば、ユーザは、過去の14.7マイルランを5%だけ強化することを選択しうる。過去に記録された14.7マイルランを選択すると、ユーザは、
図16Eに示すインターフェース1640の提示を受けうる。当該インターフェースにおいて、ユーザは、当該14.7マイルランに記録された統計値から強化するものを選択しうる。システムとアプリケーションは、目標に加えられる強化量を自動的に計算しうる。例えば、ユーザは、より長距離を走る、より長時間走る、より速いペースで走るといったオプションを選択しうる。
【0083】
所望の強化が選択・設定されると、ユーザは、
図16Fに示すインターフェース1650のようなラン設定メニューに戻ることができる。当該インターフェースにおいては、選択された目標がラン種とともに表示される。
【0084】
(トレーニング音声の選択)
ラン種の選択と併せて、ユーザは、トレーニング中に再生される音声コンテンツを選択することもできる。ユーザは、トレーニング中に音声コンテンツを全く再生しないことを選ぶこともできる。
図17は、ユーザがインターフェース1700から音楽オプションを選択している状態を示す。音楽オプションは、現在選択されている音声オプションの表示を含みうる。例えば、音声コンテンツが選択されていない場合、「None」という文字が選択ボタン内に表示されうる。あるいは、選択されたプレイリスト名、選択アルゴリズムやパラメータ(ランダム、音楽のカテゴリなど)が表示されうる。
【0085】
図18Aから
図18Eは、音声コンテンツ設定オプションを選択すると生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースを示す。例えば、
図18Aに示すインターフェース1800は、予め定められた複数の音声コンテンツオプション群を含みうる。当該オプション群は、プレイリスト選択オプション、シャッフルオプション、再生中オプション、音楽なしオプションを含んでいる。
シャッフルオプションは、利用可能な全ての曲からユーザがランダムに選曲できるようにしうる。シャッフルオプションは、音声コンテンツをランダムな順序で再生しうる。ランダムな順序とは、例えば、音声コンテンツが利用可能な全ての曲のデータベースに保存あるいはリストされている順序にしたがう必要がないことを意味する。
再生中オプションが選択されると、現在のプレイリストや音声コンテンツのカテゴリ(アーティスト、アルバムなど)を選択対象にできる。現在再生中の音声がなければ、再生中オプションは、最後に再生あるいは選択された音声コンテンツを選択しうる。
図18Bは、ラン設定インターフェース1810を示す。当該インターフェースにおいては、再生中オプションにおけるユーザの選択が音楽選択オプションに反映されている。
【0086】
一方、
図18Cに示すように、ユーザがプレイリストオプションを選択すると、ユーザは、プレイリスト選択インターフェースの提示を受けうる。
図18Dは、プレイリスト選択インターフェースの一例としてインターフェース1830を示す。インターフェース1830において、ユーザは、新規のプレイリストを作成し、プレイリスト(走るときのお気に入りミックス、購入した全ての曲、再生回数トップ25など)を選択しうる。「走るときのお気に入りミックス」プレイリストは、当該音声コンテンツあるいは当該プレイリストがトレーニング中に再生された回数に基づいて、装置により自動的に生成されうる。したがって、「走るときのお気に入りミックス」プレイリストは、「再生回数トップ25」プレイリストとは異なったものとなりうる。「再生回数トップ25」プレイリストは、トレーニング中であるかに依らず再生回数に基づいて決定されうる。一方、「走るときのお気に入りミックス」プレイリストは、トレーニング中に再生された音声コンテンツのみに基づいて生成されうる。
【0087】
プレイリストの作成オプションを選択すると、ユーザは、
図18Eに示す曲選択インターフェース1840において音声コンテンツリスト1841の提示を受けうる。ユーザは、オプション1843を用いて、音声コンテンツのアイテムリストを分類することができる。例えば、ユーザは、プレイリスト別、アーティスト別、曲別、ビデオ別にリストを分類あるいは表示しうる。ユーザは、音声コンテンツのアイテムリストから所望のアイテムを選択し、プレイリストに加えうる。追加/削除標識1845は、対応する音声コンテンツアイテムが現在作成されたプレイリストに含まれているかに応じて、見た目が変わりうる。例えば、当該音声コンテンツアイテムが当該プレイリストに含まれていない場合、標識1845は、プラス記号として表示されうる。一方、当該音声コンテンツアイテムが当該プレイリストに含まれている場合、標識1845は、マイナス記号として表示されうる。ユーザが音声コンテンツのプレイリストへの追加を終えると、ユーザは、ラン設定を続けるためにオプション1847を選択しうる。あるいは、ユーザは、選択キャンセルオプション1849により、プレイリストの生成をキャンセルしうる。
ある音声コンテンツの再生中におけるユーザの過去のトレーニング実績に基づいて、当該音声コンテンツが当該ユーザに提案あるいは推薦される構成としてもよい。例えば、ある特定の音声コンテンツアイテムの再生中において、ユーザが、平均ペースより速く走ったり、平均距離よりも長く走ったりした場合、装置は当該音声コンテンツアイテムをプレイリストに追加することを提案しうる。
同じ処理が、推奨プレイリストを自動的に生成するために使用されうる。例えば、ユーザが最高のトレーニング実績を示した際に再生されていた25曲(30曲、40曲、50曲、その他の曲数でもよい)を選択することによりプレイリストが生成されうる。当該トレーニング実績は、例えば、燃焼カロリー、距離、ペース、あるいはこれらの組合せといった特定の統計値や計測値で定義されうる。
【0088】
音楽の選択およびラン種の設定に加え、ユーザは、トレーニングの場所も設定しうる。
図19Aから
図19Cは、一連の場所設定インターフェースを示す。場所設定オプションを選択すると、ユーザは、
図19Bに示すインターフェース1900において複数の予め定められた場所1901の提示を受けうる。複数の場所1901は、屋外環境と屋内環境を含みうる。街、ランドマーク、その他の場所のカテゴリ(公園など)といったその他の場所や場所種別も設定されうる。特定の場所や場所種別の選択は、アスレチック活動のモニタリングに用いられうるセンサや装置の種別に影響を与えうる。これに加えてあるいは代えて、アスレチック活動の測定に用いられるアルゴリズムが、場所の選択により影響を受けるようにしてもよい。
【0089】
図20Aから
図20Z、および
図21Aから
図21Dは、ラン設定のために表示されうるインターフェースの別例を示す。
図20Nは、ユーザに過去のランを繰り返し(同じ目標、経路、装備、音楽など)できるようにするインターフェースを示す。
図20P、
図20Q、
図20S、および
図20Tは、ユーザが手動で強化ランの目標を設定しうるユーザインターフェースの例を示す。ユーザは、当該ランについて達成を望むようにペースを修正しうる。インターフェースは、選択されたペースにより反映される強化量の表示を提供しうる。例えば、8:00/mi(8分/マイル)は、それまでの最速ペースである8:15/mi(8分15秒/マイル)を3%上回ることを表しうる。別例として、3.5mi(マイル)は、過去の最速ペースである3.2mi(マイル)を10%上回ることを表しうる。さらに別例として、16mi(マイル)は、過去の最速ペースである14.7mi(マイル)を9%上回ることを表しうる。
【0090】
図20Xと
図20Yは、ユーザが経路ランを選択すると表示されうるインターフェースを示す。経路ランは、ユーザが特定の経路を選びたい場合のランである。
図20Yに示すように、複数の経路が、対応する経路情報とともに列挙されうる。経路情報としては、当該経路のランについての所要時間や、当該経路の距離などが挙げられる。所要時間は、当該経路についての最速タイムや、最新の測定タイムに対応しうる。
【0091】
(走行中)
図22Aから
図22Dは、ユーザのトレーニング中に、当該ユーザに対して表示されうるインターフェースの様々な例を示す。
図22Aと
図22Bは、横長表示モードにおける走行中インターフェースを示す。
図22Cと
図22Dは、縦長表示モードにおける走行中インターフェースを示す。
図22Aと
図22Cにおいて、インターフェース2200は、音声コンテンツが一時停止中における、現在のトレーニングの進捗2203(距離、時間、ペースなど)、現在再生中の音声コンテンツ2205、およびラン種2207を示す。インターフェース2200は、音声コンテンツの再生を再開するための再生オプション2209も含みうる。音声が一時停止されている間、インターフェース2200は、音楽を変更するオプション2211、およびトレーニングを終了するオプション2213を提供しうる。インターフェース2200は、その他の標識も提供しうる。例えば、GPS情報やデータが利用可能であることを示すGPS標識2215や、不慮の入力防止などのために入力ロックが装置にかかっていることを示すロック標識2217などが挙げられる。
【0092】
図22Bと
図22Dに示すインターフェース2250は、音声コンテンツの再生中において進捗情報を表示する。インターフェース2250は、
図22Aと
図22Cに示したインターフェース2200に表示されたものと同様の情報を含みうる。しかしながら、音楽変更オプションとトレーニング終了オプションを表示する代わりに、インターフェース2250は、パワーソングオプション2251を含みうる。パワーソングオプション2251は、ユーザが自身の特定の気分に応じた曲を流すようにしうる。ユーザがゆとりを持ちたい場合、あるいは活力にあふれている場合、当該ユーザは、トレーニング中における成果を最大限にすべく、パワーソングを流しうる。
インターフェース2250は、不慮の入力を防止するためにインターフェースをロックするための方法をユーザに説明する指示メッセージを含む構成としてもよい。当該メッセージは、ロック標識2253の操作(タップなど)指示などを含みうる。
【0093】
パワーソングオプションが選択あるいは利用可能でない構成としてもよい。すなわち、インターフェースは、パワーソングオプションを備えていなくてもよい。
図23Aと
図23Bは、パワーソングオプションなしにトレーニング情報を表示する走行中インターフェースの例を示す。
【0094】
図24Aから
図24Fは、ユーザがインターフェースをロックする(入力を防止する)際に、あるいはユーザ入力が検出されない期間が所定値に達すると表示されうるロックインターフェースの例を示す。
例えば、
図24Aから
図24Cに示すように、鍵シンボル2401を左位置から右位置へ動かすことにより、ユーザはインターフェースのロックを解除できる。ロック解除は、シンボル2401の位置だけでなく、枠に囲まれた画像2403をフィルすることによってもなされうる。すなわち、画像2403が完全にフィルされるような入力を受け付けることにより、装置のロック解除がなされうる。画像2403のフィルは、シンボル2401を左位置から右位置に動かすことによってなされうる。
装置のロックを解除するために、他にも様々な動き、パターン、画像が用いられうる。例えば、
図24Dから
図24Fに示すインターフェース2410においては、ロック解除シンボルがプラス記号2413で表わされ、ユーザは、シンボル2413を、湾曲したチェックマーク経路2415に沿って動かすことを要する。移動経路は、画像2417やその一部の形状あるいは外観に対応したものとされうる。
【0095】
図25Aから
図25Eは、GPSの利用可否およびステータスを伝えるために用いられうるユーザインターフェースの様々な例を示す。例えば、
図25Aは、信号サーチモードにおけるGPS標識2501を示す。
図25Bは、信号が利用不可あるいは検出されなかった場合のGPS標識2501を示す。具体的には、GPS標識2501の外側のリングが第1状態(輪郭のみ、実質的に透明など)で表示されうる。
図25Cと
図25Dは、それぞれ信号弱と信号強を示す第2状態と第3状態におけるGPS標識2501を示す。信号強度は、標識2501の様々な態様により表されうる。例えば、透明度(信号が弱くなるほど透明度が増すなど)、色、形状、動き(回転、点滅、フェードインアウトなど)、あるいはこれらの組合せが挙げられる。
【0096】
GPS信号が弱い場合、ユーザにその旨を通知するメッセージが表示される構成としてもよい。例えば、
図25Eに示すインターフェース2520は、GPS信号が弱く、ランのタイムと距離が引き続き追跡される旨を示すメッセージ2521を表示する。例えば、利用できないGPSデータの代わりに装置は加速度計データの記録を起動あるいは開始しうる。加速度計やその他のセンサ(セルラー三角測量など)の使用が、インターフェースにおいて視覚的に(アイコンや文字などを用いて)示される構成としてもよい。
【0097】
ユーザの現在位置を特定する地図を表示するために、当該ユーザは、
図25Aから
図25Dに示すGPS標識2501を選択しうる。ユーザが地図モードにアクセスできるようにするために、その他のオプションや標識が表示されてもよい。
図25Fは、標識2533によりユーザの居場所が特定された地
図2530を示す。
【0098】
ランの実施中に様々なイベントが検出されると、ユーザは様々なアラートを受けうる。例えば、
図26Aに示すインターフェース2600において、ユーザは、当該ランが中断された旨のメッセージ、およびトレーニングを再開する方法の指示(タップして再開など)の提供を受けうる。
別例として、
図26Bに示すインターフェース2650は、バッテリ切れになりそうである旨が検出されると、メッセージを表示しうる。当該メッセージは、バッテリが空になる前にトレーニングを保存するようにユーザにアドバイスしうる。当該メッセージは、バッテリが空になるまで所定の時間(5分、10分、15分、30秒など)になると表示されうる。
【0099】
図27Aから
図27Hは、ユーザがランを実施中に表示されうるユーザインターフェースの別例を示す。例えば、
図27Cは、ボタンを無効にし、ジェスチャーコマンドを有効にするための指示を提供する通知メッセージを表示するインターフェースを示す。ジェスチャーは、様々なコマンドに対応するタッチパネル操作を含みうる。例えば、ユーザの指で画面を右へスワイプすると、次の音声コンテンツアイテムに進み、左へスワイプすると、前の音声コンテンツアイテムに戻るように構成できる。
別例として、ユーザは、音声フィードバックを受けるために、下方へ(装置の向きに対して)フリックまたはスワイプしうる。音声フィードバックは、現在の進捗量(現在の走行距離、タイム、ペース、燃焼カロリーなど)の音声化を含みうる。
シングルタップは、ランや音声コンテンツの一時停止に対応しうる。ダブルタップは、パワーソングを自動再生しうる。すなわち、装置を制御する際に、ユーザがディスプレイを表示する必要をなくすことができる。また、アプリケーションや装置の機能や特性を適当に調節する際に、視認可能なオプションやボタンを含む情報をユーザに表示させる必要をなくすことができる。
【0100】
図27Gは、トレーニング中にユーザが電話着信を受けた場合に表示されるインターフェースを示す。当該インターフェースは、
図27Cと
図27Dに示す走行中インターフェースに代えて、自動的に表示されうる。当該ユーザが着信に応じると、トレーニングおよび音声コンテンツの再生は、自動的に一時停止される。ユーザが着信を拒否すると、トレーニングは中断されることなく自動的に継続されうる。例えば、
図27Cと
図27Dに示すインターフェースが再表示されうる。
【0101】
選択された音声コンテンツに加え、健康をモニタリングする装置およびアプリケーションが別の音声コンテンツを再生しうる。当該コンテンツは、ユーザを励ますものであってもよいし、特定のイベントや状況をユーザに通知するものであってもよい。例えば、ユーザが特定のマイルストーンや目標に達すると、様々な音声(トランペット、拍手、花火、その他の雰囲気を盛り上げる音声)が再生されうる。マイルストーンや目標としては、1マイルを走り終える毎、1kmを走ったとき、特定の距離に対して新たな最速ペースを記録したときなどが挙げられる。
別例として、ユーザは励ましのメッセージや指示的なメッセージを提供されうる。例えば、「目標ペースを5秒下回っています。スピードを上げて下さい。」や「目標を20秒上回っています。その調子です。」などが挙げられる。その他のメッセージとしては、「目標まであと半分です。目標ペースで走っています(上回っています/下回っています)。」や、「目標までもう少しです。もう1曲分長く走りますか?OKならば、ダブルタップして下さい。」が含まれうる。後者の場合、ユーザは、ランの最中にさらに強化されたランにチャレンジできる。ユーザがチャレンジを選択すると、トレーニング時間は、当該チャレンジに応じて自動的に延長されうる(あと1曲分など)。
【0102】
図28Aと
図28Bは、別のアラートを示す。当該アラートは、テキストベースであり、対応する音声メッセージが付随されうる。例えば、
図28Aに示すインターフェースにおいて、ユーザは、特定の経路(過去に走ったことのある経路)における自身のベスト記録を破るように促されうる。
図28Bに示すインターフェースにおいて、ユーザは、経路ベスト記録を達成するために、現在のペースを維持するように促されうる。いずれの場合においても、チャレンジを選択するために様々な類のジェスチャーや操作が用いられうる。操作としては、装置画面のタップ、ジェスチャー、音声コマンドの入力、装置上の物理ボタンの押下などが挙げられる。
【0103】
音声メッセージは、アドバイスや警告も含みうる。例えば、現在の経路の先に(25マイル以内、5マイル以内など)丘がある旨を示すメッセージなどが挙げられる。
【0104】
(ラン終了後)
ユーザが自身のランを終えると、当該ユーザは、トレーニングサマリの提示を受けうる。さらに装置は、ユーザが目標やマイルストーンに到達した旨の励ましの言葉や表示について、選択、生成、表示の少なくとも1つを実行しうる。例えば、ユーザが自己最長(継続時間または距離)のランや、最速(1km、10km、その他所定の距離について)のランを記録すると、当該ユーザは、称賛や励ましのメッセージを受け取りうる。当該メッセージは、テキストベースであってもよいし、音声出力を伴ってもよいし、触覚的フィードバックを伴ってもよい。あるいはこれらの組合せであってもよい。
トレーニングサマリは、トレーニングが実施された場所(屋内または屋外など)に応じて異なる情報を含みうる。例えば、屋内で実施されたトレーニングのサマリは、データの正確性を保証するための較正機能を含みうる。一方、屋外で実施されたトレーニングのサマリは、較正機能を含まなくてもよい。トレーニングサマリにおける機能の相違は、距離やペースを追跡可能なGPS装置の正確性に起因しうる。
【0105】
図29は、屋内ランのトレーニングサマリを示す。走行距離、ペース、タイム、および燃焼カロリーといったランに係る統計値に加え、インターフェース2900は、ラン較正オプション2901、気分タグ付けオプション2903、およびサービスプロバイダサイトオプション2905を含む。ラン較正オプション2901を選択すると、記録されたランの統計値が正確であることを、ユーザに保証させることが可能である。例えば、ユーザが4マイル走ったと装置が判断したものの、当該ユーザが実際に走った距離が4.25マイルである場合、当該ユーザは、ラン較正オプション2901を通じて、値の調節が可能である。
【0106】
図30Aから
図30Cは、ユーザが距離ランを較正しうる一連のユーザインターフェースを示す。例えば
図30Aに示すインターフェース3001において、トレーニングサマリは、装置が検出したユーザの総走行距離が4.03マイルである旨を示す。この値が正確でない場合、ユーザは較正オプション30003を選択しうる。
図30Bは、スクロールホイール3011、3013を用いてユーザが実際に走ったマイル数を選択できる較正インターフェース3010を示す。較正を終えると、ユーザは、
図30Cに示すインターフェース3020のようなトレーニングサマリインターフェースに戻ることができる。インターフェース3020は、装置により検出された元の距離に代えて、構成された距離を含みうる。
【0107】
さらに
図31Aから
図31Cは、ユーザが加速度計を用いたラン、あるいはGPSを用いなかったランを構成しうるインターフェースの例を示す。
【0108】
図32Aから
図32Cは、ユーザが様々な情報をランにタグ付けしうる一連のインターフェースを示す。例えば、
図32Bに示すインターフェース3201において、ユーザは、ラン終了後にどのように感じたか、天候条件、および地形種別を特定し、メモ領域3209にメモを記入しうる。ラン収容後にどのように感じたかは、気分標識3202を選択することで特定しうる。天候条件は、天候オプション3205を選択することで特定しうる。地形種別は、地形オプション3207を選択することにより特定しうる。地形オプション3207は、トレッドミルのようなエクササイズ装置や、直線路、曲路、未舗装路などの屋外地形を含みうる。ユーザは、必ずしも全てのタグ付けを要するものではない。よってユーザは、タグ付けオプション群3203〜3209のうち、少なくとも1つについてタグ付けを行なうことができる。
【0109】
ユーザが所望のタグ入力を終えると、装置は、当該ユーザをトレーニングサマリインターフェースに戻しうる。
図32Cは、トレーニングサマリにおいてユーザに決定されたタグを表示するサマリインターフェース3210を示す。具体的には、タグアイコン(いい気分を表す笑顔、雨天を表す傘など)がタグオプション領域3213に表示されうる。タグアイコンは、タグ付けが終了する前に表示されていたテキスト(
図32A参照)に代わりうるものである。タグアイコンを選択したり、ポインタを重ねたり、その他の操作を行なうことにより、詳細情報を表示させる(情報バブル内などに)ことができる。
【0110】
図33Aから
図33Cは、屋外ランのトレーニングサマリを示す。
図33Aは、基本ラン(目的や目標を伴わないラン)のトレーニングサマリを示す。
図33Bは、距離ランのトレーニングサマリを示す。
図33Cは、タイムランのトレーニングサマリを示す。ラン種は、アイコン3301により特定されうる。前述のように、屋外トレーニングサマリは、較正機能を伴わなくともよい。屋内トレーニングの判断に用いられるセンサ類(加速度計など)よりも、GPSの信頼性と正確性が高いためである。
したがって、
図33Aから
図33Cの各々は、ランの間にユーザが辿った経路を表示する経路情報オプションを含みうる。例えば、経路情報オプションを選択すると、ユーザは、当該ユーザが辿った経路を特定する線が表示された地図の提示を受けうる。
【0111】
図34は、ユーザの走行経路を表す線3403とともに地
図3401を表示する経路情報インターフェースを示す。ランの様々なマイルポイントを特定するマイルマーカ群3405も、線3403上に表示されうる。スタート標識3407とエンド標識3409も、インターフェース内に提供されうる。さらに、ユーザのペースが最も速かった地点と最も遅かった地点が、それぞれ標識3411、3413により特定されうる。ユーザの好みに応じて、その他の情報も当該ユーザに表示されうる。例えば、ユーザは、タイムマーカ(5分毎、1分毎、10分毎、1時間毎など)の表示を要求しうる。マーカ3405〜3413を選択したり、ポインタを重ねたり、その他の操作を行なうことにより、さらなる詳細情報を表示させることができる。当該情報は、当該マーカにより特定される地点で再生された曲、当該地点におけるペース、距離、タイム、ユーザの心拍数などを含む。
【0112】
図35Aから
図35Cは、ランがGPSやその他の位置特定システムを用いて記録された場合に地図が表示されうる経路サマリインターフェースの例を示す。一方、記録にGPSを用いないランについては、地図が含まれなくてもよい。例えば、
図35Aにおいては、地
図3501が、ランの間にユーザが辿った経路を表す線3503とともに表示されうる。さらにサマリ表示3505が、経路に名前を付けるオプション3507とともに表示されうる。経路に名前を付けることにより、ユーザは、以降のトレーニングにおいて経路を容易に特定・選択することができる。
インターフェースが、通知3509とオプション3511をさらに含む構成としてもよい。通知3509は、メッセージ、賛辞、動機づけアイテムをユーザが受け取った旨を示す。オプション3511は、これらのメッセージ、賛辞、動機づけアイテムにアクセスするためのものである。一例として、メッセージや動機づけアイテムは、ユーザのアスレチック活動モニタリング装置やアカウントにリンク可能なソーシャルネットワーキングサイトを通じて提供されうる。
【0113】
図36は、経路命名インターフェースの例を示す。
【0114】
図35Cは、GPS装置を用いて一部のみが記録されたランの経路サマリを含む地
図3521を示す。したがって、経路3523の一部が、当該部分についてのGPSデータの不足により欠落している場合がある。
これに加えてあるいは代えて、経路情報およびトレーニング情報は、他のユーザ、友人、ソーシャルネットワークサイトと共有されうる。例えば、共有オプション3525が表示され、当該情報を共有すべくユーザにより選択されうる。経路情報およびトレーニング情報の共有や成果については、後に詳述する。
GPSデータが利用できない場合、現在位置を特定するために、モバイル装置がセルラー三角測量に切り替える構成としてもよい。この情報は、GPS情報の欠落を埋めるために、加速度計データとともに代替トレーニング情報を構成しうる。例えば、セルラー三角測量は、所定のスケジュール(連続的に、30秒毎に、5分毎に、15分毎に、毎分、非周期的になど)に基づいてランナーの居場所を提供しうる。一方、加速度計は、セルラー三角測量を用いて特定されたユーザの居場所を裏付けるために、ペースおよび距離情報を提供しうる。セルラー三角測量および加速度計システムを用いて測定された経路3523などの一部は、GPSデータを用いて記録された経路の一部とは異なる態様で(異なる色、異なるパターンなど)表示されうる。
【0115】
強化ランを終えると、ユーザは、トレーニングサマリにおいてさらなる情報の提示を受けうる。例えば、ユーザが当該強化ランについて設定した目標を達成した場合、当該ユーザは、当該達成に対するメダルやその他の標識を提供されうる。
図37Aにおいて、サマリインターフェース3700は、距離新記録に対するマイレージメダルを表示している。当該メダルは、トレーニング履歴のエントリにおける標識やタグに加えられうる。
【0116】
しかしながら、ユーザが強化ランの目標や目的を達成できなかった場合、装置は、
図37Bに示すインターフェース3710を表示する。当該インターフェースは、ユーザを励まして強化ラン(同じ目標や目的の)に再挑戦させるためのものである。例えば、インターフェース3710は、当該強化ランに再挑戦する期限(3日以内、1週間以内、2週間以内など)をユーザに設定させようとする選択メニューを提供しうる。
【0117】
強化ランを完遂したか否かによらず、リマインダがユーザに提供されうる。リマインダは、ユーザにさらなる向上の達成を促したり、過去に挑戦したものの完遂できなかった強化ランへの再挑戦を促したりするために用いられうる。
図37Cは、リマインダインターフェースの例を示す。インターフェース3720において、ユーザは、ランを開始したり、ランの予定を立てたり、リマインダを無視したりすることができる。
【0118】
図38Aと
図38Bは、ユーザに表示されうるアラートやリマインダのメッセージの別例を示す。アラートやメッセージは、モバイル装置によって起動あるいは生成され、リモートネットワークサーバから受信されうる。例えば、モバイル装置は、プッシュ通知を遠隔の健康モニタリングサービスプロバイダから受信しうる。通知は、他のユーザ、友人、システム管理者、コーチなどからのメッセージも含みうる。
【0119】
前述のように、ユーザは、トレーニングデータをアスレチック活動モニタリングサービスプロバイダと同期させることができる。ユーザが最初のランを終えると、装置は、様々なインターフェースをトレーニングサマリと併せて表示しうる。これによりユーザは、自身のデータをサービスプロバイダと同期させることができるようになる。
図39Aは、ユーザが健康モニタリングサービスプロバイダにより提供されるサービスの会員である場合に表示されうるインターフェース3901を示す。一方、
図39Bは、サービスプロバイダに登録するためのオプション3905を含むトレーニングサマリインターフェース3903を示す。
【0120】
トレーニングデータは、トレーニングサマリの段階あるいはトレーニング履歴の表示中に同期されうる。
図40Aから
図40Cは、データがサービスプロバイダに同期されうる一連のインターフェースを示す。たとえば、
図40Aに示すインターフェースは、同期処理中である旨のメッセージを示している。
図40Bに示すインターフェースは、同期処理が完了した旨のメッセージを示している。別例として、
図40Cに示すインターフェースは、同期処理が失敗した旨のメッセージとともに、同期処理を再試行するためのオプション4001を示している。
【0121】
同期処理は、
図41Aから
図41Cに示すように、経路サマリ画面においても実行されうる。例えば、経路サマリインターフェースの各々は、半透明のメッセージで覆われうる。当該メッセージは、データが同期中である旨、データの同期が完了した旨、あるいは接続ができない旨を示す。
【0122】
これに加えてあるいは代えて、
図42Aに示すように、同期メッセージは、ユーザに登録やログインを求めうる。次いでユーザは、
図42Bと
図42Cに示すインターフェースを通じて、それぞれログインやアカウントの作成を行なうことができる。
【0123】
少なくとも1つの態様において、ランが完遂されることなく時間切れとなった場合、ユーザは、通知のようなアラートメッセージの提供を受けうる。
図43は、そのようなメッセージを伴うインターフェースを示す。アスレチック活動が所定時間検出されたなかった場合も、ランが時間切れとなりうる。例えば、ユーザが5分間、10分間、30分間など連続してアスレチック活動を実施しなかった場合、装置は自動的にランを終了し、時間切れ状態である旨を伝えるアラートメッセージを伴うトレーニングサマリを生成しうる。
少なくとも1つの態様において、GPSやその他の位置特定システムを用いて当該ランが追跡されていた場合、ランが時間切れとなった地点が経路地図上に表示されうる。その他の位置特定システムとしては、セルラー信号を用いた三角測量、Wi−Fi(例えば、Wi−Fiサービスプロバイダの位置が、ユーザの居場所と同視されうる)、ネットワークサービスプロバイダの位置特定などが挙げられる。
【0124】
ランの完遂に際しては、音声メッセージも提供されうる。例えば、最長トレーニング(継続時間あるいは距離に関して)の完遂が祝福されうる。ランの途中で挑戦を選択したり、当該チャレンジに取り組んだ場合のメッセージも提供されうる。音声メッセージは、自動音声、あるいは有名人や友人の声で提供されうる。
【0125】
(履歴)
履歴リスト表示において、ユーザは、過去に実施・記録されたトレーニング詳細やサマリを確認することができる。これに加えてあるいは代えて、履歴表示においてデータがサービスプロバイダと同期されうる。
図44Aから
図44Cは、同期処理を表示する一連のインターフェースを示す。同期処理は、自動的に行なわれてもよいし、ユーザコマンドにより起動されてもよい。同期処理が失敗した場合、再試行がなされうる。再試行は、ユーザコマンドにより行なわれてもよいし、所定の再試行スケジュールに基づいて自動的に行なわれてもよい。同期処理は、履歴表示がロードされる度に実行されてもよいし、前回の同期実行後に新たなトレーニングが追加されたときに実行されてもよい。同期の実行履歴は、以降の同期実行のスケジューリングを容易にするために保存されうる。
【0126】
ユーザは、不要なトレーニング記録を削除するために、履歴リストを編集することもできる。例えば、
図45Aに示すインターフェース4500において、ユーザは編集オプション4501を選択できる。当該オプションを選択すると、インターフェース4500は、削除オプションを提供すべく変化しうる。
図45Bは、ユーザが少なくとも1つのエントリを削除できる削除インターフェース4503を示す。ユーザは、自身が削除を希望するエントリを選択するために、オプション4505を用いうる。ユーザは、続いて第2削除オプション4507を選択することにより、削除実行の確認を求められうる。あるいは、ユーザは、そのエントリが削除対象であることをマークするために、オプション4501を用いうる。完了あるいは確認オプション4509を選択すると、マークされたエントリは、自動的に削除されうる。いずれの場合においても、ユーザは削除実行の確認を求められうる。
【0127】
図46Aから
図46Cは、履歴情報をユーザに伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示す。例えば
図46Bと
図46Cにおいて、インターフェースは、サービスプロバイダと未同期のラン情報がないかを示す標識あるいはメッセージを表示しうる。未同期のラン情報が存在する場合、インターフェースは、ユーザが直ちに当該情報を同期できるようにする同期実行オプションを提供しうる(
図46C参照)。これに加えてあるいは代えて、ユーザは同期の日時をスケジュールすることができる。
【0128】
(設定)
ユーザは、トレーニングのモニタリング、データの記録、およびデータの同期に影響を与えうる様々な設定を定めることができる。
図47Aと
図47Bは、様々な設定インターフェースの一部分の例を示す。
図47Aに示す部分は、距離の単位(マイル、フィート、メートルなど)、フィードバックの頻度、スクリーンロックの要否、較正オプション、およびサービスプロバイダアカウント情報(データの同期を可能とする)について、ユーザが設定できるようにするオプションを含んでいる。
図47Aに示す状態では、ユーザはサービスプロバイダの設定あるいは登録を未だ行なっていない。よって、ツアーオプションも含まれうる。当該オプションは、ユーザ登録することにより当該サービスプロバイダにより提供される機能やサービスをユーザがツアーできるようにする。
【0129】
ツアーオプションを選択すると、健康モニタリング、および装置や内蔵アプリケーションの励まし機能に係るさらなる情報がユーザに提供されうる。例えば、
図48Aから
図48Fは、利用可能な特性や機能を説明する詳細情報を提供するツアーインターフェースを示す。
【0130】
図47Bは、ユーザがサービスプロバイダアカウント情報を提供すると表示されうる設定インターフェースを示す。サービスプロバイダアカウント情報を定めることにより、ユーザは、さらに同期の実行を自動的に行なうことの要否を定めるオプションの提供を受けうる。
図47Aに含まれるツアーオプションは、
図47Bに示すインターフェースには含まれなくともよい。ユーザは、サービスプロバイダからサインアウトするためのオプションも提供されうる。サインアウトすることにより、インターフェースは、
図47Aに示すものに変化しうる。あるいは、サービスプロバイダアカウント情報が保存され、サインアウトオプションがサインインオプションに代えられてもよい。
【0131】
図49Aから
図49Eは、ユーザがサービスプロバイダに登録しうる一連のインターフェースを示す。ユーザ名、eメールアドレス、パスワード、生年月日などの情報入力が必須または任意とされうる。
【0132】
ユーザは、パワーソングの選択を求められたり、可能とされたりする。パワーソングは、ユーザを特定の気分にする音声コンテンツである。
図50Aと
図50Bは、ユーザがパワーソングオプションをソングリストから最初に選択する際における一連のインターフェースを示す。ソングリストは、ユーザが既に所有している曲のリストであり、音声コンテンツプロバイダを通じて入手可能な曲を含んでもよい。パワーソングが選択されていない場合、
図50Aに示すように、パワーソングオプションはその旨を選択ボタンの一部に示す。一方、パワーソングが選択されると、その曲名が選択ボタンの一部に表示される。
【0133】
図51Aから
図51Cは、距離の単位、フィードバックの頻度、および画面ロックの向きを、それぞれユーザが設定できるようにするインターフェースを示す。例えば、
図51Aは、測定単位としてマイルとキロメートルのいずれかをユーザが選択可能なインターフェースを示す。
図51Bは、フィードバック(音声または映像)の提供をどのくらいの頻度とするかをユーザが決定できるようにするインターフェースを示す。当該頻度は、距離ベースでもよいし、時間ベースでもよい。
図51Cは、画面がロックされる向きをユーザが決定できるようにするインターフェースを示す。例えば、ユーザは、縦向きか横向きかを選択できる。選択は、ユーザの好みに基づいて行なわれてもよいし、走行中の装置の姿勢に基づいて行なわれてもよい。あるいはこれらの組合せに基づいて行なわれてもよい。
【0134】
図52Aから
図52Hは、様々なユーザ属性や嗜好を定めるための較正インターフェースを示す。これにより、より正確なアスレチック活動統計値のモニタリングと追跡が可能とされうる。例えば
図52Bに示す較正メニューを通じて、ユーザは、測定単位、自身の身長、体重、および性別を選択しうる。測定単位は、イングリッシュとメートルを含む選択肢から選択されうる。身長と体重は、スクロールホイールを用いて決定されうる。また、選択された測定単位に基づく数値からの選択が可能とされる。装置は、ユーザのアスレチック活動の結果をよりよく特定するために、このデータを用いうる。例えば、加速度計の検出結果は、ユーザの身長、体重、および性別を用いて、燃焼カロリーや走行距離に置換あるいは変換されうる。
【0135】
図53Aから
図53Vは、モバイル健康モニタリング装置を通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す。
図53Aから
図53Cに示すインターフェースは、初級ユーザ用に構成された例であり、
図53Dから
図53Fに示すインターフェースは、より上級ユーザ用に構成された例である。上級ユーザは、既に健康モニタリングサービスプロバイダに登録済みのユーザを含みうる。よって
図53Eに示すインターフェースは、未登録ユーザに対しては表示されない追加アカウントやモニタリング設定情報を含みうる。またユーザは、
図53Fに示すインターフェースにおいて、プライバシー設定を選択することができる。ユーザがプライバシー設定を選択すると、他のユーザは、当該ユーザを見つけたり、当該ユーザの情報を表示させたりすることができなくなる。一方、公開設定が選択されると、他のユーザは、当該ユーザを公然とサーチし、当該ユーザに係る様々な情報を表示させることができる。公開設定は、ソーシャルネットワークサイトやニュースフィードのような他のサイト上で情報を共有可能としうる。
【0136】
その他の態様において、ユーザは、情報共有設定を定めることができる。例えば、
図53Sから
図53Vは、情報アカウントや共有設定を構成するために用いられうる様々な設定インターフェースを示す。
図53Sは、ユーザがニュースフィードサービスにログインすると、直接かつ自動的にニュースフィードへ送られうるトレーニング情報を示す。ニュースフィードサービスへのログインは、自動共有機能の是認を意味しうる。
【0137】
一方、
図53Vに示すインターフェースは、ネットワークサイト上で共有する情報にかかる様々な設定をユーザが設定できるようにしうる。ネットワークサイトとしては、フェイスブックのようなソーシャルネットワークサイトが挙げられる。具体的には、ユーザは、活動報告を有効あるいは無効にすることができる。活動報告は、ランの完遂、目標の達成、挑戦の成功を自動的に共有することを含みうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、自身がランやその他のトレーニングを実施中である旨を他のユーザに通知する機能(当該ユーザのネットワークサイトページにポストやステータス更新を行なうなど)を有効あるいは無効にすることができる。これにより、他のユーザは、励ましのメッセージをポストしたり、ランの進捗を追跡したりすることが可能とされる。トレーニングデータも、ランの途中でリアルタイムに、ソーシャルネットワークサイトやソーシャルネットワーキングフィードへポストされうる。情報を共有するために、その他の様々な特性や機能がユーザにより構成されうる。
【0138】
(トレーニングの共有)
ユーザは、トレーニング情報の少なくとも一部を、少なくとも1人の他のユーザや友人、あるいはソーシャルネットワーキングサイトを通じて共有することを選択しうる。
図54Aから
図54Cは、ユーザがトレーニング情報をソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上で共有しうるインターフェースの例を示す。
図54Aに示すように、ユーザは、複数の共有先を含む共有メニュー5401の提示を受けうる。共有先にはフェイスブックやツイッターが含まれる。メニュー5401は、トレーニング情報を健康モニタリングサービスプロバイダと同期するオプションも含みうる。
【0139】
ユーザが、フェイスブックのようなソーシャルネットワーキングサイト上でトレーニングデータを共有することを選択すると、例えば
図54Bに示すインターフェース5410が表示されうる。インターフェース5410は、自動的に生成されたトレーニング更新メッセージ5413を含み、フォーム5415にユーザが追加情報やメモを記入できるようにしうる。メッセージを承諾すると、ユーザは、公開オプション5417を選択することにより、当該データをソーシャルネットワーキングサイト上に公開しうる。
【0140】
ツイッターのようなニュースフィードを通じてのトレーニングデータの共有は、例えば
図54Cに示すインターフェース5420を通じて実行されうる。具体的には、インターフェース5420は、当該ニュースフィードサービスへ自動的にアクセスするために、ユーザのログインとパスワード情報を要求しうる。ニュースフィードメッセージは、トレーニングや経路の情報を含む、自動的に生成されたメッセージとされうる。ユーザは、自身でメッセージを編集したり作成したりすることを許容されうる。
【0141】
図55Aと
図55Bは、トレーニングやランに係る情報を共有するインターフェースの別例を示す。例えば
図55Bに示すインターフェース5501は、ソーシャルネットワーキングサイトやその他の情報出力先へのログイン情報を、ユーザが入力できるようにしうる。ログイン情報は保存され、データを自動的に当該情報出力先へ同期したり公開したりするために、健康モニタリングサービスプロバイダと連携して用いられうる。ユーザがログインすると、システムは、当該情報出力先を通じて新規のラン情報を自動的に共有しうる。ユーザのコマンドや確認を受け付け、これに応じて当該情報が共有される構成としてもよい。
【0142】
トレーニング情報は、健康モニタリングサービスプロバイダサイトや個人のホームページなどを含むその他のチャネルを通じて共有されうる。ユーザがトレーニング情報を複数のサイトやサービスに同時に公開できる構成としてもよい。あるいは、単一の共有インターフェースを通じて非同時的に公開できる構成としてもよい。
【0143】
図56は、トレーニング情報がポストおよび伝達されうるソーシャルネットワーキングサイトのインターフェースの例を示す。インターフェース5600は、ユーザの個人ページに対応しうる。インターフェース5600は、を含む。ステータスメッセージ5601ステータスメッセージ5601は、ユーザがランを実施しようとしていることを示し、他のユーザに応援コメントを促している。
【0144】
図57は、テキストエントリフォーム5701に友人や他のユーザが励ましのメッセージを入力できるようにするメッセージエントリインターフェース5700の例を示す。ユーザは、所定の音声リスト5703から音声コンテンツを選択することもできる。
【0145】
図58は、
図57に示すインターフェース5700を通じて送られ、ユーザのモバイル装置上に表示されたメッセージを示す。
【0146】
ユーザが、さらに遠隔の健康モニタリングサービスサイトにアクセスし、モバイル健康モニタリング装置を通じてデータを受信できる構成としてもよい。例えば、ネットワークを通じて健康モニタリングサービスサイトから受信したデータに基づいて、モバイル健康モニタリング装置によりインターフェースが生成されうる。ユーザは、
図59に符号5900で示すようなインターフェースを通じて、当該遠隔の健康モニタリングサービスサイトに対してログインと登録の少なくとも一方を行なうことができる。
【0147】
ユーザ情報とログイン情報の少なくとも一方をユーザが入力すると、当該ユーザは、アスレチック活動の記録、成果、予定、進捗などを表示する様々なユーザインターフェースを行き来することができる。
図60Aから
図60Dは、遠隔の健康モニタリングサービスサイトから少なくとも一部を受信しうるトレーニング情報の確認や表示に用いられうるインターフェースの例を示す。
図60Aに示すように、ユーザは、遠隔サイトと未同期のランやトレーニングの数を知らされうる。装置は、これらのランやトレーニングが引き続き同期を必要とするかを判断するために、装置と遠隔サイトにおけるデータベースのデータの一致をとりうる。同期メッセージは、ユーザがこれまでに獲得した賞や賞品の数を示すサマリの一部として表示されうる。ランの同期は、自動的に開始されてもよいし、手入力のコマンドを通じて開始されてもよい。
【0148】
図60Bに示すように、インターフェース6010は、様々なトレーニングのサマリとユーザデータを含みうる。ユーザデータは、友人からの招待6013、日課標識6015、および目標標識6017、6019を含んでいる。
友人からの招待6013は、アスレチック活動モニタリングサイトのユーザ同士のやり取りを可能としうる。友人は、友人でない者とは異なり、様々なレベルの権限を提供されうる。例えば、友人は、写真やトレーニング情報の詳細、そのユーザに係るその他の個人情報を表示することができる。一方、友人でない者は、一般的なプロフィール(名前、性別、活動レベルなど)のみを表示できるに留まる。よって、ユーザは、友人申請を確認あるいは承認することにより、誰が友人として分類されるのかをコントロールできる。
日課標識6015は、符号6019で示すような日課を達成するために、さらに遂行を要するアスレチック活動の量(マイル数など)を特定する。日課に加え、目標6017が定められうる。目標6017は、ユーザが達成を望む別の成果に対応しうる。これに加えたあるいは代えて、目標6017は、予め定められたフィットネスレベルの向上や、複数のフィットネスユーザ間における当該ユーザのランキングの上昇に対応しうる。
【0149】
図60Cは、トレーニングデータサマリの別例を表示するインターフェース6020を示す。トレーニングデータサマリの少なくとも一部は、遠隔の健康モニタリングサービスにより受信あるいは生成されうる。例えば、サマリ6021は、友人からの招待数、友人によるフィードの更新数、および賞表示オプションに加え、最新ランのサマリ(ランのマイル数など)を含みうる。これに加えてあるいは代えて、サマリ6021は、これまでに走った総マイル数、およびアスレチック活動の実施に費やした総時間数を含みうる。
友人のニーズ標識は、ユーザの友人がポストした更新の数を特定しうる。例えば、ある友人が新規のランを終え、当該友人のプロフィールが当該情報とともに更新された場合、友人のニーズ標識は、当該更新を反映しうる。フィードは、自動更新やポストに加え、手入力によるポスト(ユーザコメントやメッセージなど)を含みうる。
ユーザは、自身のラン履歴において蓄積された賞賛、成果、実績、および達成を表示するために、賞表示オプションを使用しうる。
遠隔の健康モニタリングサイトからのデータにアクセスすることにより、ユーザは、モバイルモニタリング装置に未保存のトレーニング情報および履歴を表示することができる。よって、ユーザは、その時点でモバイル装置上にないものも含め、全てのトレーニング履歴を表示することができる。
【0150】
(目標)
ユーザは、すぐに行なうランについての目標を定めるために強化ランを設定することができる一方、複数のランに及びうる長期間の目標を選択することも許容されうる。
図61Aと
図61Bは、目標設定インターフェースの例を示す。同図に示すように、ユーザは、強化オプション、およびこれに続く長期強化オプションのそれぞれを選択できる。そして
図61Cに示すように、ユーザは、ユーザが走りたい距離と当該距離の走破に要する時間を選択することにより、長期強化目標を定めうる。ユーザは、定められた当該目標を達成するために走る日数も選択できる。様々なパラメータを選択し終えると、ユーザは当該目標を設定し、挑戦を開始しうる。
タイム、ペース、燃焼カロリーを含むその他の目標のために、同様のインターフェースやオプションが設定されうる。ユーザは、日課も設定しうる。例えば、ユーザは、全体目標(4週間で40マイル走るなど)のうち、どれだけを一日毎に達成したいのかを定めることができる。したがって、ユーザは、月曜に3マイル走り、水曜に5マイル走るといった設定が可能である。複数の目標を組み合わせることもできる。例えば、ユーザは、毎時8.5マイルのペースで、40マイルを4週間で走るという目標を設定可能である。
【0151】
少なくとも1つの目標への進捗は、様々な方法で追跡されうる。例えば
図60Dは、目標のリストを進捗とともに表示する目標追跡インターフェースを示す。例えば、今月中にあと6回のランという具合に月別目標が示されうる。距離の目標であれば、あと30マイルという具合に、カロリーの目標であれば、当該目標まで2766カロリーの燃焼が必要という具合とされうる。
【0152】
図60Eと
図60Fは、目標追跡インターフェースの別例を示す。例えば、
図60Eに示す場合においては、目標種および目標が選択されるまで、あるいはユーザが当該目標に集中するまで、進捗バーは表示されなくともよい。
図60Fに示すインターフェースは、目標の詳細と当該目標への進捗を表示しうる。例えば、インターフェース6030は、ユーザが目標を達成するまであと26.3マイルであり、当該目標は12月1日までに40マイル走ることである旨を示している。またユーザは、直接次のトレーニング(2.2マイル走る)に進むためのオプション6033の提示を受けうる。
【0153】
ユーザは、目標および当該目標を達成するためのトレーニングについて、様々なインターフェースを通じてリマインダを受けうる。
図62Aと
図62Bは、そのようなリマインダを提供するインターフェースの例を示す。
図62Aにおいて、インターフェース6200は、自身が設定した目標を達成するためにユーザが2.2マイル走らねばならない旨の通知を提供している。
図62Bに示す場合においては、インターフェース6200は、走行中に様々な音声通知を提供しうる。音声通知は、目標に向かってなされた進捗をユーザに示しうる。例えば、ユーザは、目標全体に対する途中経過がどのくらいであるかを示すメッセージを提供されうる。当該メッセージは、テキストベースとされうる。リマインダ情報は、例えば「次のランは日曜に3マイルです。」や「目標達成まで、あと2.2マイルのランを5回です。」などとされうる。
【0154】
(祝福)
ユーザが目標や目的を達成したり、マイルストーンに到達したり、強化ランを遂行したり完了したりすると、励ましや祝福のメッセージが提供されうる。これに加えてあるいは代えて、喝采、励ましの言葉、その他のメッセージがランの前や途中に提供されうる。これらのメッセージは、音声、映像、画像、アニメーション、触感的フィードバック(振動など)などを含みうる。ユーザは、そのようなメッセージがいつ出力されるのかを設定できるようにされうる。例えば、ユーザは、ランの途中に祝福のメッセージを受け取りたくない場合がある。このとき当該ユーザは、全てのメッセージがトレーニングの後、あるいはトレーニング時間外に再生されるように、自身の好みを指定しうる。
【0155】
図63Aから
図63Cは、少なくとも1つの祝福や励ましのメッセージがリスト表示されうる祝福インターフェースの例を示す。メッセージは、モバイル装置により生成されてもよいし、別のユーザから受信してもよい。例えば、メッセージは、テキスト読み上げシステムを用いて変換され、音声出力装置を通じて再生されうる。メッセージの送信者は、メッセージがユーザに届けられる契機となるイベントを指定できる。例えば、送信者は、ユーザが一度のトレーニングの中で5マイルの目安に達したときに、メッセージが当該ユーザに対して表示あるいは再生されるように指定できる。
【0156】
ユーザが有名人によって祝福されうる構成としてもよい。
図64Aから
図64Eは、有名人からのメッセージを含む祝福インターフェースの例を示す。メッセージは、音声と映像の少なくとも一方を含みうる。メッセージは、様々な達成に対して届けられうる。例えば、強化ランの完了、マイルストーンへの到達(1週間に25マイルなど)、最速タイム、最速ペース、最高距離の記録が挙げられる。
異なるフィットネスレベルへの到達をもって達成とする構成としてもよい。例えば、1週間の走行距離が5マイル未満の場合が第1フィットネスレベルとされ、5マイル以上10マイル未満の場合が第2フィットネスレベルとされうる。さらなるフィットネスレベルが定義可能であり、様々な賞品や特権がそれに付随されうる。例えば、ユーザは、異なるトレーニングへのアクセス権や、様々な商品(音楽、品物、サービスなど)を受け取ることができる。また、様々な公的チャネル(健康モニタリングサイトのメインページなど)などを通じて表彰を受けることができる。
【0157】
(アスレチック活動情報の表示)
アスレチック活動情報、およびこれより生成された情報(統計、トレンド、お奨めなど)は、ここに記載した少なくとも1つのインターフェースにおいて表示されうる。ユーザは、遠隔のネットワークサイトにアクセスできる構成としてもよい。当該ネットワークサイトは、アスレチック活動モニタリングサービスに登録したユーザに対して、アスレチック情報を生成・表示する。情報表示やインターフェースは、モバイル装置や当該装置上で動作するアプリケーションを通じてアクセスされうる構成としてもよい。あるいは、ユーザが他の演算装置を通じて情報表示にアクセスできる構成としてもよい。情報表示が遠隔の健康モニタリングサーバにより生成・提供される構成とすれば、ユーザは、様々な場所や装置から、データの同期や転送を必要とすることなく、トレーニング情報にアクセスできる。
【0158】
図65Aと
図65Bは、トレーニングレビューを含むインターフェースの例を示す。トレーニングレビューは、選択された距離ラン全体を通じてのユーザのペースを示すグラフ6501を含みうる。ユーザは、符号6505で示すようなリストから、別のランを選択できる。リスト6505は、所定数のトレーニングを新しい順に含みうる。グラフ6501は、ランにおける地点を特定する標識やマーカ6507を含みうる。地点は、1マイル、1km、半マイル等ごとの距離増分に対応している。
トレーニングレビューインターフェースは、GPS標識6509のようなトレーニング属性標識も含みうる。GPS標識6509は、そのトレーニングがGPS情報とともに記録された旨を示している。すなわち、ユーザの経路は、トレーニング情報の一部として記録されうる。またユーザは、さらなる属性やパラメータをトレーニングに加えうる。例えば、ユーザは、ラン終了後における自身の気分を入力するために、気分選択オプション6511を選択しうる。「気分」は、トレーニング終了後にユーザが感情的あるいは物理的にどう感じたかを含みうる。
その他の情報もトレーニングレビューに含まれうる。例えば、ニュースやメッセージのフィード、最新ランの概括、目標への進捗(あるいは目標達成までに残された量)、挑戦の進捗あるいは途中経過などが挙げられる。
【0159】
図65Cと
図65Dは、ランまたはトレーニングの属性を入力するインターフェースを示す。例えば、インターフェース6520は、ユーザの気分、天候条件、および路面状況を特定する入力ウィンドウ6523を含む。ウィンドウ6523は、トレーニングに係るユーザの追記コメントを受け付けるテキスト入力フォームも提供しうる。ウィンドウ6523は、トレーニングがGPS装置のような位置特定システムを用いて記録された場合に、標識6525を表示する構成としてもよい。
【0160】
図65Eと
図65Fは、複数のトレーニングについてのトレーニングサマリにおけるカレンダーあるいはタイムライン表示を示す。各日付は、その日に行なわれた距離ランを示す棒グラフを含む。日付は、時間、週、月などの別の時間単位でもよい。各棒グラフにポインタを重ねるか、その他の操作を行なうことにより、符号6531で示すような詳細ウィンドウを、そのランについての追加情報とともに表示させることができる。例えば、ウィンドウ6531は、ラン終了後におけるユーザの気分、天候条件、路面状況、およびそのトレーニングが位置・経路情報を含んでいるかを示しうる。
ユーザがメモを手入力すると、対応するトレーニングを表す棒グラフとともに、メモアイコン6535が表示されうる。サマリデータ6537も表示されうる。サマリデータ6537は、現在表示されているタイムフレームにおける全てのトレーニングについての、タイム、距離、トレーニング、および燃焼カロリーの総量を示す。
【0161】
特定のトレーニングを表示や分析することを選択すると、ユーザは、選択されたトレーニングの詳細を提供するインターフェースの提示を受けうる。
図65Gと
図65Hは、そのランについて記録された統計値のサマリを提供するラン詳細ページの例を示す。ユーザは、編集オプション6541を用いて、そのトレーニングについて保存された様々なパラメータを編集することを許容されうる。距離ラン、タイムラン、燃焼カロリーのようなパラメータは変更できない構成としてもよい。
そのランがGPS装置やその他の位置特定システムを用いて記録された場合、ラン詳細インターフェースは、GPS標識6543を含みうる。また当該ランが位置情報とともに記録された場合、当該インターフェースは、さらに経路表示オプション6545を表示しうる。経路および経路情報については、以下さらに詳しく述べる。
【0162】
図65Iと
図65Jは、記録されたトレーニング情報における少なくとも1つのパラメータを修正する編集インターフェースを示す。例えば、ユーザは、ラン終了後における自身の気分、天候条件、路面状況、およびメモを修正する複数のオプションを提供されうる。ユーザの好み、サービスプロバイダの条件や規則などに応じて、その他のパラメータも修正されうる。
【0163】
(経路の追跡、表示、および作成)
上述のように、ユーザのトレーニングが位置特定システムを用いて記録される構成としてもよい。すなわち、ユーザの経路は、トレーニングデータの一部として記録・保存されうる。当該トレーニングデータを読み出すと、ユーザに確認されるべく経路の表示がなされうる。
【0164】
図66Aから
図66Gは、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースを示す。例えば、
図66Aに示すインターフェース6600においては、ユーザの経路6601が、地図上をアニメーション的に描かれる。ユーザを表すアイコン6603は、ランの経路に応じて動きうる。当該経路は、第1の経路ライン6605によって示され、アイコン6603が当該経路を辿ると、第2の経路ライン6607がこれに続く。アイコン6603は、ユーザが当該経路を走った速度に応じて動きうる。例えば、アイコン6603は、ユーザが遅いペースで走った経路6601の一部に対応する箇所は遅く動き、ユーザが速いペースで走った経路6601の一部に対応する箇所は速く動きうる。絵の動きはユーザのペースに基づくアルゴリズム(例えば、時速マイル数は、秒速ピクセル数に変換されうる)を用いて計算されうる。すなわち絵の動きは、ユーザのペースに比例しうる。
インターフェース6600は、距離マーカ6609をさらに含みうる。経路マーカ6609は、経路に沿って距離の増分(1マイル、1km、半マイルなど)を示しうる。ユーザが最も速いペースで走った経路上の地点および最も遅いペースで走った経路上の地点を示すペースマーカ6611も含まれうる。最も標高の高い地点を特定するために、標高マーカ6613を用いた標高情報も提供されうる。
【0165】
領域6615において、インターフェース6600は、ユーザのペースおよび標高の時間推移を示すグラフ6617を含みうる。ユーザのランを示すアイコン6603のアニメーション表示にしたがって、ライン6619、6621の見た目が変化しうる(例えばアニメーション的に)。例えば、ライン6619の一部6623が太く表示されうる。これによりアニメーション表示が経路の該当部分に至ったことが示される。マーカ6625は、アニメーション表示の現在位置を示している。当該位置における詳細情報も提供されうる。詳細情報は、距離、タイム、ペース、および標高を含んでいる。
リプレイオプション6627は、アニメーション表示のリプレイを行なうために選択されうる。リプレイは、初めにランや経路の詳細が表示されたときのアニメーション表示よりもゆっくりと再生される構成としてもよい。
文字6629は、マーカ6609、6611、6613の各々と、対応するトレーニングデータについての説明を提供しうる。例えば、最も速いペースと最も遅いペースの値とともに、当該ペースについての情報も提供されうる。最高地点マーカ6613に対応する標高データも表示されうる。ユーザは、ランやトレーニングにおける特定の位置をパフォーマンスの統計値に関連付けることを容易にすべく、自身の手でマーカを作成しうる。
【0166】
マーカ6609、6611、6613の少なくとも1つを操作することにより、該当する地点において対応するトレーニングデータを表示させることができる。
図66Cは、ユーザがマーカ6613を選択した場合におけるインターフェースの例を示す。当該選択に応答して、グラフ6617が対応するデータを表示すべく変化しうる。ユーザアイコン(
図66Aのアイコン6603など)は、直ちに選択された位置へ移動されうる。これに加えてあるいは代えて、表示された経路も、ユーザアイコンの位置を反映するように変化しうる。例えば、選択地点までの経路を辿るように変化しうる。マーカが設けられていない部分も、トレーニングデータを表示させるために選択可能とされうる。経路上のマーカやその他の地点が選択されると、文字6629が更新されうる。
【0167】
少なくとも1つの態様において、地図ドロップダウンメニューオプション6631は、表示されている地図についての様々なオプションを表示しうる。例えば、ユーザは、地図の外観を、衛星画像、コンピュータが生成した表示(
図66A参照)、地形表示、衛星画像と地形表示を組み合わせたハイブリッド画像の間で変更しうる。
図66Fは、衛星画像モードにおける地図上に表示された経路を示す。
【0168】
図66Gは、心拍数情報が利用可能である場合において、心拍数タブ6651が表示された経路情報インターフェース6650を示す。心拍数タブ6651を選択すると、心拍数の時間、距離、あるいはペースに対する推移をグラフに表示させうる。心拍数情報が利用可能である場合、当該情報により経路情報と詳細情報が補足されうる。例えば、心拍数の最高値と最低値を示すマーカが、経路上に表示されうる。
【0169】
図67Aは、経路詳細インターフェースの別例を符号6700で示す。インターフェース6700は、ラン支援や提案のような追加的情報を含みうる。例えば提案6701は、その経路におけるタイム記録を更新するために、最後の0.25マイルでパワーソングを再生することを推奨している。そのような提案は、様々なアルゴリズムやパラメータに基づいて生成されうる。一例として、ユーザが最も遅いペースで走った区間を特定し、ペースを上げるために気持ちを盛り上げる曲を再生するよう提案しうる。別例として、ユーザがランや経路の始めの区間における頑張りが顕著であると認められる(例えば心拍数情報に基づく)場合、システムは、経路の残りの区間で疲れてしまわないように、当該区間をより遅いペースで走るよう提案しうる。
【0170】
経路情報は、公開オプション6703を選択することにより、公開されうる構成としてもよい。ユーザは、情報を様々な出力先に公開しうる。出力先としては、フェイスブック、ツイッターや、その他のソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィードサービスが挙げられる。情報量を指定するメニュー(図示せず)と公開オプションは、公開オプション6703を選択することにより表示されうる。
【0171】
インターフェース6700は、同一または同様の経路に係る過去のトレーニングを表示するリスト6705をさらに含みうる。リスト6705は、少なくとも1つのエントリを含みうる。エントリは、トレーニング詳細の簡単なサマリを含みうる。トレーニング詳細は、ランのタイム、何らかの成果が記録されたかなどを含む。例えば、ユーザがその経路を1月21日に最速タイムで走った場合、エントリは、成果標識としてトロフィーアイコン6707を含みうる。
また、インターフェース6700は、強化ランの提案を領域6709に提供しうる。具体的には、インターフェース6700は、現在の経路を所定量の距離だけ長くしたその他の経路を表示しうる。経路の提案は、そのユーザあるいは他のユーザが過去に走った経路に基づいて生成されうる。
【0172】
図67Bは、ユーザが経路を保存し、経路の詳細を追加しうるインターフェースを示す。インターフェース6710は、キーワードとメモに加えて経路名が特定されうるプロンプト6711を含む。キーワードは、そのユーザあるいは他のユーザが経路データベースからその経路を容易に見つけ出せるように検索語として用いられうる、少なくとも1つの単語を含みうる。メモは、風景、地形、難度、天候、交通量、騒音など、その経路のより詳しい説明を含みうる。ユーザは、オプション6713を用いて経路の秘密性も選択しうる。例えば、その経路を秘密に設定すると、他のユーザは、その経路を検索・表示できなくなる。さらなるプライバシーパラメータや設定が提供されうる。それらは、その経路を検索・表示することを許される特定の個人やグループを選択するオプションを含んでいる。各個人やグループについて、何に対する表示やアクセス権が許可されるのかを設定するオプションも含まれうる。
【0173】
図68Aは、ユーザがこれまでに走行、作成、保存の少なくとも1つを行なった様々な経路をリスト表示する保存済み経路インターフェースを示す。例えば、経路リスト6801は、ユーザにより保存された4つの異なる経路を含んでいる。符号6803で示すように、GPSを用いて作成または記録された経路は、少なくとも1つの標識を含みうる。あるいは異なる態様で表示されうる。例えば、符号6815で示すようなGPSを用いずに作成された経路とは異なり、距離標識6805が表示されうる。保存済み経路リスト6801は、地図の背景側に表示されてもよい。
地図は、経路の場所を特定する少なくとも1つのマーカを含みうる。そしてリスト6801における経路には番号が付与されうる。あるいは、当該マーカに対応するように特定されうる。
例えば評価標識6807によって評価が反映あるいは表示されうる。インターフェースにおけるその他のタブは、経路のデータベースやリストを検索するための検索タブ6809や、経路を作成する作成タブ6811を含みうる。またクイック検索バー6813がキーワード検索に用いられうる。検索タブ6809は、距離、地形、天候などに基づく高度なサーチオプションを提供しうる。
【0174】
図68Bは、ユーザが経路リスト(
図68Aに示した経路リスト6801など)から経路(
図68Aに示した経路6815など)を選択すると表示されうる経路インターフェース6820を示す。経路の選択に際し、経路リスト6821は、選択された経路のみを表示し、複数の経路をリストに含んで表示されていた場合(
図68Aに示した経路リスト6801など)よりも詳細な情報をさらに提供しうる。詳細な情報は、経路とともに保存されたキーワードやメモを含みうる。当該情報は、経路の作成者も示しうる。表示中の地
図6823は、経路の各部が識別可能となる縮尺でその経路を表示するように変化しうる。一例として、地
図6823は、経路の最外部よりも大きな所定面積を有する領域を表示しうる。例えば、地
図6823の表示領域は、その経路が当該表示領域の60%、75%、あるいは90%を占めるように定められうる。
【0175】
図69Aは、ユーザが新規の経路を作成しうる経路作成インターフェースを示す。経路を新規作成するために、ユーザは、フォーム6901を通じて開始地点を定めうる。あるいは、ユーザは、記録されたGPS経路上に経路を設定しうる。ユーザは、名前、キーワード(検索用など)、メモ、その経路を共有の対象にするか等をさらに指定しうる。開始地点を選択すると、図示しない終了地点フォームが表示されうる。開始・終了地点は、地
図6903を操作することにより選択されてもよいし、住所を入力することにより選択されてもよい。ユーザが中間地点も指定しうる構成としてもよい。中間地点は、ユーザがランの途中で通過したい地点である。ユーザは、自身が望む走行距離や、道路に沿って走りたいかについても指定できる。これらのパラメータに基づいて、システムおよびインターフェースは、提案経路を生成し、地
図6903上に表示しうる。
ユーザは、地
図6903上に表示された経路ラインを操作することにより、経路を修正しうる。例えば、中間地点を追加したり、走行距離を調整したり、開始・終了地点を修正したりできる。
ユーザは、少なくとも1つの先の手続を削除するために、オプション6905を使用しうる。例えば、作成インターフェースの動作中にユーザが最初に走るか歩くかしてその経路を作成し、道を間違えた場合、当該ユーザは、経路の最後の部分を削除するために処理を中断しうる。
【0176】
あるいは、ユーザは、過去に記録されたGPS経路をデータベースから検索することにより経路を作成しうる。例えば、ユーザは、GPS経路を検索するために、オプション6907を選択しうる。
図69Bは、過去に記録された複数の経路がリスト6911に表示された選択メニュー6910を示す。縮小地
図6913が、経路の形や場所の概要を提供するために表示されうる。リスト6911は、逆時系列順、アルファベット順、距離順などに基づいて表示されうる。
【0177】
ユーザが過去に記録されたGPS経路を選択すると、経路作成インターフェースにおける様々なフィールドが自動入力されうる。例えば、
図69Cに示す作成インターフェース6950において、開始地点の住所、走行距離、および経路名が自動入力されている。その経路についてキーワードやメモが保存されている場合、これらのフィールドも自動的に入力されうる。当該経路はGPS装置を用いて生成されているため、削除オプションや道沿い走行オプションは無効とされてもよい。あるいは、GPS装置によって記録された経路をユーザが修正できるように、全てのオプションが有効のままとされてもよい。
【0178】
図70Aと
図70Bは、経路情報を表示するインターフェースの別例を示す。
図70Aに示すように、経路情報表示7000は、友人タブ7001を含みうる。友人タブ7001は、同一または同様の経路を走っている、または走ったことのある友人のリストをユーザが表示できるようにする。
図70Bは、友人リスト表示7010を示す。友人リスト表示7010においては、友人ら7011が、その経路に係る競争における現在の順位を示す順序で表示される。例えば、その経路についてペース競争を設定可能であり、その場合、リスト表示7010は、友人らをペースの速い者から遅い者の順に列挙しうる。ペースデータのない者については、リストの下部にアルファベット順で列挙されうる。友人らは、その他の順序に基づいて表示されうる。例えば、アルファベット順、年齢順、その経路を走った回数順、ペース順などが挙げられる。
【0179】
図71Aから
図71Fは、経路追跡・表示インターフェースの別例を示す。経路追跡は、個人情報、自動的に生成された情報、ユーザが入力した情報の少なくとも1つを経路にタグ付けするオプションを含みうる構成としてもよい。例えば、ユーザは、その経路でエクササイズをして自身がどのように感じたか、経路名、経路評価(その経路をどのくらい楽しめたか、風景、騒音、地形の評価など)、おすすめの音楽、経路沿いのランドマークや興味を引く場所などを、タグ付けできる。すると当該情報は、経路を探している他人によりシェアされうる。別のユーザもその経路にタグ付けできる。これにより、その経路は複数のタグとともに表示されうる。
【0180】
(ライブチャレンジ)
少なくとも1つの態様において、モニタリングを行なう装置とサービスプロバイダの少なくとも一方は、ライブチャレンジ(実況中継的競争)環境におけるユーザと競争相手のマッチングを容易にしうる。
図72は、ライブチャレンジを生成および処理する方法の例を示す。例えば、ステップ7200において、ユーザは、1kmランなどのトレーニングを選択しうる。トレーニングは、モバイル健康モニタリング装置のような装置を通じて設定および開始されうる。ユーザは、所定のラン設定を選択してもよいし、自身のランをカスタマイズしてもよい。
続いてステップ7205において、ユーザは1kmランの競争を少なくとも1人の他ユーザと開始できる。ステップ7210において、競争マッチングシステムは、当該ユーザが特定のユーザを競争相手に指名したかを判定しうる。例えば、ユーザは、友人を競争相手に選ぶことができる。指名が行なわれた場合、システムは、連携するアスレチック活動サービスに選ばれたユーザが現在オンライン中であるかを判定しうる(ステップ7215)。例えば、そのユーザが当該サービスにサインインしていない場合、当該ユーザはオフラインであるとみなされうる。そのユーザが当該サービスにサインインしていれば、当該ユーザはオンライン中であるとみなされうる。そのユーザとの有効なデータ通信接続も、オンラインの範疇とされうる。すなわち、選択されたユーザとの有効なデータ接続が不可能であれば、そのユーザはオフラインであるとみなされうる。
選択されたユーザがオフラインとみなされた場合、システムは、当該選択されたユーザが対応できない旨を示すメッセージを送信しうる(ステップ7220)。続いてシステムは、ユーザが別ユーザと競争できるようにする、あるいは直接ランを開始できるようにするインターフェースを表示しうる(ステップ7225)。
ユーザが別ユーザとの競争を選択した場合、システムは、処理をステップ7210に戻しうる。そうでない場合、システムはステップ7230に進み、競争的要素なしにランが開始されうる。
【0181】
ユーザが特定のユーザを競争相手に選ばなかった場合、システムは、少なくとも1人のユーザを自動的に特定・選択しうる。例えばシステムは、ステップ7235において、ランを開始している本ユーザの少なくとも1つの属性を特定しうる。属性としては、年齢、体重、身長、フィットネスレベル、安息時における心拍数などが挙げられる。ステップ7240において、システムは、本ユーザと同等の属性値をもちうるオンラインユーザを検索しうる。続いてシステムは、マッチングした各オンラインユーザに競争への招待を送信しうる(ステップ7245)。
マッチングシステムは、現在アスレチック活動中のユーザを排除する(例えば、当該ユーザの活動を邪魔しないようにするため)構成としてもよい。マッチングシステムは、同じ道あるいは経路の付近にいるユーザや、同様の経路(同様の距離など)にいるユーザを特定しうる構成としてもよい。
その他様々なマッチングパラメータやアルゴリズムが、競争相手の他ユーザを見つけるために用いられうる。例えば、そのサービスの全ユーザではなく、そのユーザの友人のリストに検索範囲が絞られうる。
【0182】
ステップ7250において、マッチングシステムは、招待されたユーザが競争を承諾したかを判定しうる。承諾が得られなかった場合、システムは、競争への招待が断られた旨をユーザに通知しうる(ステップ7255)。次いでシステムは、ステップ7225で生成・表示したようなメニューを表示しうる。少なくとも1人のユーザが競争を承諾した場合、本ユーザは、その旨の通知を受けうる(ステップ7260)。次いで、承諾をした参加者たちの間でトレーニングが開始されうる(ステップ7230)。
【0183】
競争中に(例えばランの途中で)目標値(距離、燃焼カロリー、ペースなど)を上げるオプションを選択することにより、参加者が競争のレベルを上げることができる構成としてもよい。その場合、競争内容の変更に同意するかを尋ねる通知が、他の参加者に送信されうる。所定数の参加者が同意した場合、当該競争は、自動的かつ直ちにオンザフライで変更されうる。
一例として、参加者の過半数が同意した場合、少なくとも75%の参加者が同意した場合、あるいは全ての参加者が同意した場合にのみ、当該競争が変更されるようにしてもよい。その他の閾値や規則が適用されるようにしてもよい。
別例として、同意した参加者については競争の変更がなされ、同意しなかった参加者については変更がなされないようにしてもよい。その場合、ランの途中で2つの独立した競争が作成されうる。1つはオリジナルの目標に基づく競争であり、もう1つは変更された目標に基づく競争である。変更された目標がオリジナルの目標よりも高い場合、変更された目標に基づく競争への参加者は、オリジナルの目標の基づく競争の参加者であり続けることもできる。
【0184】
競争の終了時において、ユーザらの結果は比較され、勝者が宣言されうる。サービスプロバイダが当該勝者を表彰する構成としてもよい。表彰は、賛辞、バーチャルメダル、バーチャル通貨、その他の賞品を伴いうる。これに加えてあるいは代えて、システムは、競争への参加者のアスレチック活動への取り組みをさらに助長するため、当該参加者にさらなるランやタイムへの取り組みを促してもよい。
【0185】
(複数ユーザによるゲームやその他の活動)
複数ユーザ間の活動促進の一例として、ユーザの装置は、複数ユーザによる身体活動ゲームを支援するように構成されうる。当該ゲームは、活動ゲームにおける敗者を特定するために用いられる所定の条件(最後にゴールした者、最も遅かった者など)に満足しないユーザたちのためのものである。ユーザの活動レベルが所定の敗北条件に対応する場合、少なくとも1つの仕打ちが当該ユーザに適用されうる。例えば当該仕打ちは、タグ付け(「タグ」はゲーム内における身体活動タグを指す)やラベル付けがなされること、他人に食事をごちそうすること、金銭的な支払いや罰、指定された種類や量の身体活動を行なわねばならないこと等を含みうる。指定された仕打ち(タグ付けやラベル付け)を避けるために、ユーザは、少なくとも1つの所定条件により定められる敗北を喫することなく、他人と競い合うアスレチック活動を行なうことを要求されうる。
具体例として、ユーザは、タグゲームのようなアスレチック活動ゲームを開始しうる。タグゲームにおいては、指定されたアスレチック活動(20マイルランや、3万歩ウォーキングなど)を最後に終えた者が、所定のタグ(「ビリ」など)を付される。別例として、タグゲームは、最短時間(あるいは最速ペース)を競うアスレチック活動(3マイルラン)を伴いうる。そして最も遅い参加者は、所定の敗者タグを付されうる。さらに別の例として、タグゲームは、所定の時間内にできる限り多くの量を競うアスレチック活動を伴いうる。アスレチック活動レベル(距離値や時間値などに基づく)が最低である少なくとも1人のユーザは、ゲームにおける敗者とされうる。
【0186】
「ビリ」タグや、悪い仕打ちを解消するために、ユーザは、新規のゲームを開始することと、新規のアスレチック活動ゲームを負けることなく終えること(当該新規ゲームにおける所定の敗者条件を回避すること)の少なくとも一方を求められうる。ユーザは、次のアスレチック活動ゲームにおいてその他の解消条件を満足することにより、敗北による悪い仕打ちを解消することが可能となる構成としてもよい。解消条件の例としては、所定範囲のペースで走ること、次のゲームにおいて所定範囲の順位に入ること(トップ25%、トップ10%など)、ユーザが敗北を喫したゲームよりもよい結果を出すこと、あるいはこれらの組合せなどが含まれうる。例えば、削除条件は、罰に対応しうる。具体的には、罰が4マイルランである場合、「敗者」タグと4マイルラン要求の少なくとも一方は、そのユーザが4マイルを走り終えれば取り除かれうる。その他の様々な種類の目標、タグや仕打ちが、必要に応じて定められうる。
【0187】
少なくとも1つの態様において、ゲームにおいて勝者や何名かの敗北を喫しなかったユーザは、報酬を与えられうる。すなわち、ゲームの敗者(所定の条件により定められる)とは異なり、少なくとも1人の敗者でないユーザは、報酬を与えられうる。そのような報酬としては、バーチャルアイテム、賞金、品物、サービス、割引、チケットなどが含まれうる。
また最低順位から何名かの参加者(すなわち複数の敗者)には、異なるレベルの罰や仕打ちが適用されうる。例えば、最下位の参加者は、最も厳しい仕打ちに供されうる。一方、最下位から2番目の参加者は、最下位の参加者に適用されたものよりも厳しくない仕打ちに供されうる。具体例として、最下位の参加者は、敗者ラベルと先のゲームで敗北したことによる悪い仕打ちの少なくとも一方を解消するために、新規ゲームを開始し、かつ当該ゲームを敗者とならずに終えることが求められうる。一方、最下位から2番目の参加者は、敗者ラベルと敗北による悪い仕打ちの少なくとも一方を解消するために、新規ゲームを開始することが求められる(すなわち、当該新規ゲームを敗者とならずに終える必要はない)。
これに加えてあるいは代えて、最下位の参加者は、より露骨なラベル(「ビリ」や「敗け犬」など)を付されうるのに対し、最下位から2番目の参加者は、露骨度の低い敗者ラベル(「ギリギリセーフ」や「のろま」など)が付されうる。
【0188】
アスレチック活動ゲームは、複数のパートを含みうる。この場合、各パートにおいて競争の採点が行なわれ、勝者と敗者が少なくとも1人ずつ決定される。敗者とされた者は、当該ゲームから排除され、少なくとも1つの悪い仕打ちに供されうる。一方で勝者(あるいは敗者ではない者、ゲームから排除されなかった者)は、当該ゲームの次のパートに進むことができる。ゲームの様々なパートが、当該ゲームのルールの下で定められる少なくとも1人の最終的な勝者を決定するように構成されうる。
一例として、排除された敗者は、そのゲームの次のパートで行なわれるアスレチック活動の種類を選択することを許容されうる。別例として、少なくとも1人の勝者(あるいは排除されなかったプレイヤー)は、そのゲームの次のパートで行なわれるアスレチック活動の種類を選択することを許容されうる。すなわち、そのゲームの各パートは、異なる報酬、異なる種類のアスレチック活動、異なる目標、および異なる勝敗条件を含みうる。
所定の再加入条件を満足することにより、敗者が競争やゲーム(ゲームの次のパートなど)に再び加わることを許容されうる構成としてもよい。例えば、ユーザがそのゲームの先のパートで敗けた後であっても、当該ユーザは、当該ゲームの次パートへの参加を要求あるいは許容されうる。しかしながら、当該ユーザが所定の再加入条件(次パートで勝利するなど)を満足しない限り、当該ユーザの次パートにおける結果は、ゲーム全体の結果に反映されないようにできる。様々な再加入条件が、必要に応じて定められうる。
【0189】
アスレチック活動ゲームは、様々な電子装置上で実行されるアプリケーションやアプリを用いて、ネットワーク上で行われうる。当該電子装置は、無線通信装置、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、アスレチックセンサシステム、アスレチック実績モニタリング装置、音声・映像コンテンツの再生装置などを含む。一例として、リアルタイムのアスレチック実績データが、無線や携帯電話ネットワークを経由して他の参加ユーザが所有する装置に送信されうる。これに加えてあるいは代えて、アスレチック活動データが、アスレチック活動モニタリングサイトやサービスに提供されてもよい。
【0190】
図73は、身体活動ゲームを作成する方法を示すフローチャートである。ステップ7300において、アスレチック実績モニタリング装置(ラップトップコンピュータ、ウェアラブルセンサ、デジタルコンテンツ再生装置、モバイル通信装置など)は、身体活動ゲームを作成するユーザコマンドを受信しうる。当該コマンドあるいはオプションは、ユーザインターフェース(アスレチック活動モニタリングアプリケーションやプログラムのホーム画面など)に表示されうる。
新規のアスレチック活動ゲームを作成するユーザコマンドを受信すると、当該装置は、複数のゲーム種をユーザの選択に供するために表示しうる(ステップ7305)。当該複数種類のゲームは、距離に係る競争、タイムに係るチャレンジ、ゴールを目指すイベントを含みうる。ゴールを目指すゲームは、所定範囲内で開始時刻がランダムとされる構成としてもよい。例えば、ランダム開始時刻は、ゲーム作成時における所定のウィンドウにおいて選択されうる(3日、1週間、24時間、36時間、48時間など)。
距離に係る競争においては、所定の時間内に最短距離でランやウォークを終えたユーザが敗者のラベルを付され、仕打ちに耐えねばならない。タイムに係るチャレンジにおいては、身体活動(ラン、ウォーク、バスケットボールなど)を行なった時間が最も短いユーザが、仕打ちに耐えることを求められうる。ゴールを目指すイベントにおいては、最後に目標に到達した者が、敗者として特定されうる。
ゲーム種の別例としては、ユーザらが特定の活動閾値に到達しなければならない状態を「生存競争」に見立てた生き残りゲームが考えられる。この類のゲームは、ゴールを目指すゲームのような、他のゲームの一部あるいはサブゲームとされうる。ユーザが生き残りゲームを伴うゴールを目指すゲームに参加し、生き残りゲーム部分において所定の活動量(全体目標よりは低い量)に到達した最後の者となった場合、当該ユーザは、当該生き残りゲーム部分における敗者とされうる。当該ユーザは、当該ゲームに参加し続けることを許容されうる。そしてゲーム全体としては、勝者や敗者でない者となりうる。
【0191】
ユーザは、新規のゲームを作成するために、過去に作成された(当該ユーザあるいは別のユーザによって)ゲームを用いうる。例えば、全てのパラメータ(目標、勝敗条件、仕打ちなど)は、当該新規ゲーム用に当該過去に作成されたゲームから複製されうる。過去に作成されたゲームに基づいて新規ゲームの初期パラメータが設定された後も、ユーザは、これらのパラメータを変更するオプションを提供されうる。
ゲームは、複数のユーザの間で共有されうる。例えば、ゲームは、電子メールやマルチメディアメッセージングを介して送信されてもよいし、コミュニティサイトやネットワークを介してアップロードやダウンロードされるなどしてもよい。
【0192】
心拍数に係る競争を含む様々な種類のイベントが設定・選択されうる。心拍数に係る競争においては、最も平均心拍数の低かったユーザが特定の罰を受ける。平均心拍数の最低値は、絶対項として測定されてもよいし、平均心拍数をスケーリングした後に最低値が測定されてもよい。平均心拍数のスケーリングは、ユーザの安息時における心拍数、特定タイプの人(身長、体重、BMIなど)における典型的な心拍数、そのゲームのプレイヤー全員の心拍数の平均、同様の人口統計を有する全ての人あるいは特定の集団における心拍数の平均に基づいて行なわれうる。
別例として、燃焼カロリーに係る競争において、カロリー目標(最も多くカロリーを燃焼するなど)に基づく仕打ちを定めうる。
これに加えてあるいは代えて、ゲームの勝者は、何らかの方法で報酬を受けうる。例えば、バーチャルアイテム、実生活における物理的な報酬(割引、トロフィー、被服、その他の商品やサービスなど)、お宝アイテムなどを、勝者は受け取ることができる。
【0193】
ユーザがゲーム種の選択を行なうと(ステップ7310)、装置は、ゲームの被招待者(あるいは参加者たりうる者)識別情報の要求と受信を行ないうる(ステップ7315)。ステップ7315は単一の工程として図示されているが、要求と受信とは2つ以上の分離した工程として実行されてもよい。
例えば、装置は、被招待者を選択する様々なオプションをユーザに提示しうる。当該オプションは、友人のコミュニティリスト、モバイル通信装置に設定されている連絡先リスト、電子メールアドレスを含む。これに加えてあるいは代えて、連絡先は、フェイスブックやツイッターのようなソーシャルネットワーキングサイト、ゲーミングネットワーク、法人名簿などから検索されうる。選択された被招待者は、様々な被招待者追加オプションと同時に表示されうる。
例えば、被招待者の選択は、登録に際してユーザにより設定された構成オプションに基づいて自動的に実行されうる。例えば、ランニング型アスレチック活動ゲームに係る予め定められた第1の個人グループを招待し、ウォーキング型アスレチック活動ゲームに係る予め定められた第2の個人グループを招待できる。すなわち、ユーザによる被招待者の選択は、ゲームの作成に先立って行われうる。
別例として、システムは、ユーザの入力を必要とすることなく、自動的に被招待者を選択しうる。例えば、他ユーザにより過去に作成されたゲームをユーザがコピーした場合、システムは、前回のゲームの全参加者あるいは被招待者を自動的に招待しうる。
さらに別例として、システムは、プロフィール情報に基づいてユーザを他のユーザにマッチさせうる。プロフィール情報としては、年齢、性別、過去の活動計測値、居場所、フィットネスレベルなどが挙げられる。当該他のユーザは、少なくとも1つのコミュニティネットワークやサイトを通じて特定されうる。
システム、装置、あるいはアプリケーションは、そのゲームについての被招待者あるいは参加者の数を制限することもできる。例えばユーザは、50人のプレイヤーを招待できるが、そのうち参加できるのは25人とされうる。すなわち招待を承諾した順に25人が参加できる。ユーザは、全ての承諾者から当該制限に基づいて参加者を選んでもよい。あるいは、参加を許された人の数だけユーザが招待を許されるようにしてもよい。参加者は、その他のパラメータに基づいて、積極的に応答した被招待者から選ばれてもよい。当該パラメータとしては、その被招待者のゲームへの参加頻度(参加全体でもよいし、そのゲームの作成者との参加頻度でもよい)、様々な計測値(例えば、ゲームが競り合いになるように、作成者の計測値から所定の範囲に収まるようにする)、居場所、時間帯、あるいはこれらの組合せなどが挙げられる。
【0194】
次いで装置は、招待設定オプションを表示しうる(ステップ7320)。一例として、招待設定オプションの表示は、ユーザが被招待者の追加を終えた際にのみ提供されうる。招待設定は、招待状とともに送信されるカスタマイズされたメッセージやメモ、ブラインド招待オプション(送信者と他の被招待者の少なくとも一方が匿名のままとされる)などを含みうる。その他のカスタマイズオプションは、色、音声、アニメーションなどを含みうる。
これに加えてあるいは代えて、ユーザは、ゲームの継続時間(時間単位、日単位、週単位など)、仕打ち(例えば、敗者に課される罰の種類を選択)、敗者を選択する少なくとも1つの規則、ゲームの目標(例えば、走らなければならない特定の距離を設定)、またはこれらの組合せを選択あるいは設定することができる。一例として、ユーザは、最後から2番目にゴールした者が敗者とされるように、敗者を選択する規則を定めることができる。別例として、ユーザは、セッションごとの平均距離の最低値に基づいて敗者を選択する規則を定めることができる。目標のカスタマイズは、ゴールの設定やゲームの条件を含みうる。例えば、10マイル走ること、最も多くカロリーを燃焼することが挙げられる。
【0195】
ステップ7325においてゲームに係る選択および指定が終了すると、ユーザは、開始オプションを選択することにより、ゲームを開始しうる(ステップ7330)。装置は、招待状を被招待者へ送信しうる(ステップ7335)。
ゲームモニタリングシステムは、ゲームを監視するとともに進行を促しうる。例えば、装置は、ユーザによる開始オプションの選択に際し、電子メール、ソーシャルネットワーキングメッセージ、テキストメッセージ、マルチメディアメッセージなどを送信しうる。これに加えてあるいは代えて、当該システムは、被招待者あるいは参加者の制限を実施しうる。また当該システムは、ユーザのアスレチック活動実績を監視し、プレイヤーの参加者内における現在順位に係るフィードバックを提供しうる。
ユーザは、日付と時刻(あるいは遅れの量)を設定することにより、ゲームの開始を遅らせることができる。すなわちユーザは、招待状が発送されるのを30分後、1時間後、2時間後、9時間後、3日後などと指定できる。ユーザは、招待状が送信される特定の日付や時刻を指定することもできる。さらにユーザは、いつゲームが開始されるのかを指定できる。ゲームが開始される時刻と日付の少なくとも一方は、招待状が発送される時刻と日付の少なくとも一方と異なっていてもよく、個別に設定されうる。両者は同一かつ同時に設定されてもよい。
これに加えてあるいは代えて、ユーザの装置は、ゲーム登録情報を中央ゲームモニタリングシステムに送信しうる(ユーザのアスレチック活動実績モニタリング装置や他のパーソナル装置を通じてゲームが作成された場合など)。
【0196】
図74Aから
図74Dは、ゲームが設定および開始される一連のインターフェースの例を示す。例えば
図74Aは、終了したばかりのランに係るサマリページを示す。当該サマリページにおいては、ランの統計値に加え、複数ユーザによるゲームや活動競争を開始するオプションが表示されうる。これはユーザに再びエクササイズを行なうことを促すためのものである。
ゲームオプションを選択すると、
図74Bに示すように、続いて現れるインターフェースにゲーム種が表示されうる。各ゲームのオプションとともに、各ゲームの説明が表示されうる。加えて、カスタマイズあるいは手入力で設定されたゲームのためのオプション(図示せず)も表示されうる。上記所定のゲーム種は、当該ゲーム種の所定属性における少なくとも1つの態様を変更するオプションも含みうる。例えば、ユーザは、距離ゲーム種に係る敗者への仕打ちあるいは罰を変更できる。別例として、ユーザは、タイムに係る競争の目標を、(例えばゲーム継続期間全体の合計運動量の絶対値ではなく)日毎あるいはトレーニングセッション毎の運動時間が最も短い参加者が敗者となるように変更できる。
上述のように、複数のパートを含み、各パートが異なる目標や目的を持つその他のゲーム種が選択・設定されてもよい。加えて、複数のゲームパートの少なくとも1つは、少なくとも1人の敗者を特定する異なった規則、および当該少なくとも1人の敗者に対する異なった仕打ちを含みうる。一例として、そのゲームにおける最初のパートにおける敗者は、最後のパートにおける敗者よりも厳しい仕打ちを受けうる。ゲームの作成に際しては、様々なカスタマイズが適用されうる。
【0197】
図74Cは、招待オプションの例を示す。例えば、ユーザは、コミュニティサイト(フェイスブックや、アスレチック実績モニタリングサイトあるいはサービスなど)、そのアプリケーションが実行される装置あるいはその他の場所に保存されている連絡先、電子メールアドレス(例えば特定の電子メールアドレスを入力する)の少なくとも1つから、被招待者を選択しうる。被招待者は、インターフェースの別領域に参照表示されうる。被招待者が選択されると、ユーザは、
図74Dに示すようなインターフェースを通じて確認の上、招待状を送信しうる。上述のように、ユーザは、招待とゲームの少なくとも一方を、それぞれブラインド招待あるいはゲームとすることができる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、カスタマイズあるいは自分流にアレンジしたメッセージを招待状に含めることができる。
【0198】
図75は、ユーザが招待を承諾し、アスレチック活動ゲームに参加しうる方法の例を示す。例えばステップ7500において、ユーザは電子メールや他の電子メッセージの類(SMS、MMS、アプリケーションを通じたメッセージなど)を、ユーザの装置において受信しうる。ユーザの装置としては、モバイル通信装置や、アスレチック実績モニタリングセンサまたは装置が挙げられる。当該メッセージは、ゲームの詳細と指示の少なくとも一方を含みうる。当該指示は、招待の承諾、ゲームへの参加、参加用アプリケーションのダウンロードの少なくとも1つに係る。
【0199】
図76は、被招待者に提供されうるメッセージの例を示す。
【0200】
再び
図75を参照すると、ステップ7505において、ユーザ装置は、そのユーザがゲームに参加を希望していることを示す入力(招待の承諾など)を受け付けうる。続いてステップ7510において、当該装置はユーザが登録済みであるかを判定しうる。例えば、当該装置は、入力されたユーザネームや電子メールアドレスをもって登録済みユーザのデータベースにクエリすることにより、そのような判定を行ないうる。あるいは、ユーザは、そのゲームが主催・進行されるサイトやサービスに自身が未登録である旨を単に示してもよい。未登録である場合、そのユーザは、登録処理によるガイドを受けうる(ステップ7515)。
【0201】
図77Aから
図77Dは、登録処理に係るインターフェースの例を示す。例えば、ユーザは、
図76に示したメッセージ中に提供されるリンクを選択しうる。リンクを選択すると、ユーザは、アスレチック活動モニタリングアプリケーションをダウンロードするよう求められうる。加えて、ユーザは、電子メールアドレスの提供、あるいは自身のアカウントへのサインインを求められうる。例えば、電子メールアドレスは、その招待状の送信先であるアドレスが自動的に入力される。そしてユーザは、
図77Cと
図77Dに示すインターフェースに登録情報を提供しうる。登録インターフェースは、ユーザが電子メールアドレスを入力し、招待を探すオプションを選択した際に(例えば
図77Bに示すように)、ゲームへの招待が見つかったかを示しうる構成としてもよい。
【0202】
ユーザが登録を終えると、あるいは登録済みユーザがサインインすると、装置は、全ての招待、および当該ユーザについて有効なゲームと無効なゲーム(そのユーザが招待され、承諾あるいは拒否したゲーム)を検索しうる(ステップ7520)。当該検索は、アスレチック活動モニタリングサービスの中央データベースを通じて行なわれうる。当該招待、有効あるいは無効なゲーム、およびその他の活動データは、そのユーザの電子メールアドレスまたはユーザネームを用いて入力されうる。当該装置は、データの選択的検索と選択的表示の少なくとも一方を、ユーザ設定に基づいて実行してもよい。例えば、新規のゲームや新規の通知のみを検索または表示したり、重要度に基づいて検索と表示の少なくとも一方を行なったりできる。その他の連絡先情報や識別データが、招待およびゲームの検索に用いられてもよい。ステップ7525において、検索されたゲームは、ユーザによる閲覧のためにインターフェースに表示されうる。
ユーザは、詳細情報を表示させるために個々のゲームを選択することもできる。例えばユーザは、招待者リスト(許可されていれば)、目的、仕打ち、各被招待者の現況、各被招待者が招待を拒否したのか、承諾したのか、あるいはまだ応答していないのかなどを表示させうる。ゲームの作成者が当該ゲームをブラインドモードに設定した場合、あるいは当該ゲームの少なくとも1つの態様について匿名性が指定されている場合、いくつかの情報については、参加者に見えないようにしうる。例えば、参加者あるいは被招待者は、招待者リストや各参加者のステータスを表示できないようにしうる。
【0203】
装置は、参加するゲームの選択を受け付けうる(ステップ7530)。次いで当該装置は、対応するゲーム招待への応答をゲーム作成者に送信しうる(ステップ7535)。例えば、あるユーザが招待を承諾した場合、当該応答は、当該ユーザがゲーム作成者による招待を承諾した旨を示しうる。当該応答は、中央ゲームモニタリングシステムにも送信される構成としてもよい。一方、当該ユーザが招待を拒否した場合、対応する応答がゲーム作成者に提供されうる。
招待の承諾により、当該招待において提供された仕様に基づいて、承諾したユーザの装置が自動的に再構成されうる。例えば、招待は装置設定パラメータ(ラン限定など)を含みうる。この場合、ユーザがウォーキングエクササイズをそのゲームのクレジットとして記録しようとすると、当該装置は、ウォーキングエクササイズを当該ゲームの有効なアスレチック活動セッションとすることを、自動的に拒否しうる。しかしながら、ユーザは、そのウォーキングエクササイズを、他のゲームや一般追跡に対して引き続きクレジットできる。
そのようなパラメータは、ユーザのペースや距離の検出に用いられるデータ解釈特性の種類に影響を与えてもよい。例えば、ウォーキングは、ランニングとは異なるコンタクト時間特性を持ちうる。したがって、その招待がラン限定ゲームを示している場合、装置はランニング仕様に再構成されうる。別例として、装置の設定は、ゲーム中のアスレチック活動実績を測定するためにどのセンサが起動され、使用されるのかを制御しうる。
【0204】
加えて、装置、アプリケーション、またはシステムは、特定のアスレチック活動が適用されうるゲームとゲーム種の少なくとも一方を自動的に判定し、トレーニングセッションが適用されうる有効なゲームのリストをユーザに提供しうる。別例として、当該装置、アプリケーション、またはシステムは、トレーニングセッションにかかるアスレチック活動が適用されうる少なくとも1つのゲームを自動的に選択しうる。単一のトレーニングセッションに係るアスレチック活動は、複数の異なるゲームの少なくとも一部に適用されうる(前述の通り)。
【0205】
装置は、参加あるいは選択したゲームおよびゲーム種に対応するアスレチック活動(ランニングなど)を開始するオプションをさらに提供する構成としてもよい(ステップ7540)。例えば、ユーザは、選択されたゲームに係るアスレチック活動やトレーニングセッションのための音楽、トレーニングセッションの場所、ユーザが他ユーザからメッセージ(励ましの言葉や応援など)を受け取ることを希望するかを選択できる。パラメータの設定が終わると、ユーザはトレーニングセッションを開始できる(ステップ7545)。
少なくとも1つの態様において、ユーザが、特定のゲームやゲーム種を選択した後に新規のトレーニングセッションを設定するとき、トレーニングセッション開始・設定画面は、当該選択されたゲームやゲーム種において許容されているパラメータの選択肢(音楽のリストや種類、トレーニング種、地形種、閾値速度、閾値距離など)のみを提供しうる。したがって、ラントレーニングのみを許容するゲームに係る上述の例においては、ウォーキングエクササイズは、トレーニング種選択メニューにおいて選択不可能とされうる。あるいは非表示とされるなどして、もとより選択肢から外されてもよい。
別例として、装置は、記録対象となる少なくとも1つの計測値を要求しうる。例えば、タイムに係るゲームにおけるタイム、距離にかかるゲームにおける距離、カロリーに係るゲームにおけるカロリーなどが挙げられる。
さらに別例として、装置は、ゲームの仕様に応じて様々なセンサを自動的に起動あるいは停止させうる。例えば、距離に係るゲームについてGPSを起動しうる。
【0206】
応援や励ましは、他ユーザからのメッセージに基づいて提供されうる。具体例として、ユーザがトレーニングや活動セッションを開始すると、当該ユーザが活動セッションを開始している旨を示すソーシャルネットワーキングサイトへのポストが、自動的に(あるいは手動で)行なわれうる。当該ポストは、ユーザのアスレチック活動に対するコメント(励ましなど)の求めを含みうる。
他ユーザが当該ポストに応答すると、そのソーシャルネットワーキングサイトのシステムは、当該応答に係る通知を、アスレチック活動モニタリングサイトとユーザのアスレチック活動モニタリング装置の少なくとも一方に送信しうる。当該通知に応答して、ユーザのアスレチック活動モニタリング装置は、所定の音声、メッセージ、画像、触覚的フィードバックなどをもたらしうる。例えば、当該音声は応援の音声を含みうる。別の例として、当該音声は、上記のポストに応答して差し出されたメッセージを再現する音声を含みうる。さらに別の例として、上記所定の音声、メッセージ、画像、触覚的フィードバックの少なくとも1つの強度(音量、明るさ、触覚的フィードバックの強さなど)は、応答の数や応答したユーザの活動レベルに依存しうる。その他様々なパラメータが、フィードバックの強さを定めるために用いられうる。
【0207】
図78Aから
図78Dは、自身が招待されたゲームのリストをユーザが表示させ、当該ゲームの1つについてトレーニングセッションを開始しうる一連のインターフェースの例を示す。例えば
図78Aは、リスト表示されたゲームが1つである場合のインターフェースを示す。当該インターフェースは、様々な因子に基づいてゲームの詳細を表示しうる。当該因子は、ユーザの応答(承諾、未応答、拒絶など)、ゲームのステータス(終了、進行中、未スタートなど)、ユーザの現況(ユーザの現在進捗状況、競争における現在順位など)などを含む。一例として、ユーザが現在最下位であるゲーム、あるいは「敗者」になりうる順位であるゲームが、別カテゴリで表示されうる。あるいは色、パターン、フォントサイズなどが異なる態様で表示されうる。
【0208】
図78Bは、ゲーム詳細の具体例を示す。
図78Cは、ユーザの招待リストを示す。
図78Cに示すように、各ユーザの進捗も当該リスト内に表示されうる。そのゲームに参加済みのユーザと、未応答あるいは第1活動セッションに未登録のユーザとは、少なくとも1つの異なるカテゴリに表示されうる。
図78Dは、選択したゲーム(
図78Bや
図78Cに表示されているゲームなど)に係るトレーニングセッションを開始することを選択した場合において、当該ユーザがトレーニングパラメータを選択しうるインターフェースを示す。
【0209】
図79は、ユーザがアスレチック活動をゲームに記録できる方法の例を示す。ステップ7900において、アスレチック実績モニタリング装置は、アスレチック活動セッションの設定を受信しうる。前述のように、ユーザは、再生される音楽、記録対象となるアスレチック計測値の種別、場所の種別、コーチングパラメータなどを指定することにより、アスレチック活動セッションを様々な方法で開始できる。
次にステップ7905において、当該装置は、ユーザの開始指示(開始オプションの選択など)に応答して、あるいはユーザの動きやその他の身体的活動を検出して自動的に、アスレチック活動の記録を開始しうる。
ステップ7910において、当該装置は、ユーザがアスレチック活動を完了したかを判断しうる。当該判定は、ユーザ入力(完了あるいは停止オプションの選択)に基づいて、あるいはタイム、動きの量(スイミングにおける往復数、ウェイトリフティングにおける繰返し数など)、距離(所定の走行距離や、特定のコースにおける距離など)などに基づいて行なわれうる。
【0210】
ユーザがアスレチック活動を完了したことを検出すると、当該装置は、様々な統計値を含むトレーニングサマリを表示しうる(ステップ7915)。ユーザがトレーニングの開始に先立ってゲームを選択した場合(ステップ7900におけるアスレチック活動セッションの詳細受信に先立って図示しないゲーム選択ステップがある場合など)、あるいは実施可能なゲームが1つだけである場合、さらに当該装置は自動的にゲームを更新しうる(ステップ7920)。ユーザがゲームを選択していなかった場合や、特定のゲームについてアスレチック活動セッションを開始していなかった場合、アスレチック活動データは、特定のゲームについて更新されなくともよい。あるいは、当該装置は、(トレーニングの終了後などに)トレーニングデータでゲームを更新するようユーザに促しうる(ステップ7925)。選択がなされると、当該装置は、ゲームの更新を行なう(ステップ7930)。例えば、当該装置は、ゲーム選択情報とともにトレーニングの統計値をゲームモニタリングシステムやサイトに送信しうる。
当該装置は、1つのトレーニングセッションを複数のゲームに分割できるようにする構成としてもよい。例えば、ユーザは、10マイルランのうち5マイルを第1ゲームとし、残りの5マイルを第2ゲームとすることができる。あるいは、トレーニングセッションについて記録された異なる統計値を、異なるゲームに関連付けることができる。例えば、第1ゲームは心拍数を基準とし、第2ゲームは継続時間を基準とすることができる。すなわち、ユーザが心拍数情報と継続時間情報の双方を記録したトレーニングセッションが、心拍数データと継続時間データに分割され、各データ種が必要に応じて第1ゲームまたは第2ゲームに適用されうる。この分割に係る情報も、ゲームモニタリングシステムに送信されうる。
【0211】
図80Aから
図80Cは、走り終えたランが適用されるゲームをユーザが選択しうるインターフェースの例を示す。
【0212】
図81Aから
図81Dは、ユーザがトレーニングサマリを表示し、トレーニングの結果を用いて少なくとも1つのゲームを更新しうる一連のインターフェースの例を示す。例えば
図81Aは、最新のアスレチック活動セッションに係るトレーニング結果を表示するインターフェースを示す。当該インターフェースは、特定のゲームがトレーニング活動データで更新された旨を示す通知バーを含む。ユーザは、通知バーかその要素を選択することにより、
図81Bと
図81Cに示すように、ゲームの現在のステータスを表示させうる。例えば、ゲームステータスインターフェースは、各ユーザの現在の進捗状況、および現在「タグ付け」されているユーザを表示しうる。現在タグ付けされているユーザは、ゲーム作成者に対応しうる。すなわち、ゲーム作成者は、先のゲームの敗者としてタグ付けされている者でありうる。タグは、当該ユーザが開始を求められる新規のゲームに持ち越され、当該ユーザは、タグを取り外すために、当該ゲームにおいて勝利すること、最下位よりも順位を上げること、あるいは敗者とならないことを求められる。すなわち、当該ユーザは、当該ゲームを終え、自身が敗者でないと判断されるまで、当該タグあるいはステータスラベルを維持することになる。当該ユーザが当該新規ゲームに敗れると、所定期間あるいはゲームで勝利するまで(もしくは敗北から脱するまで)、当該ステータスラベルまたはタグを維持することになる。
図81Dは、ユーザがゲームに敗れた参加者にメッセージをポストあるいは送信しうるインターフェースの例を示す。
【0213】
図82は、ゲームの敗者を決定し、敗北の仕打ちを与える方法の例を示すフローチャートである。ステップ8200において、例えばシステムは、ゲームが時間切れとなったか、あるいはゲーム終了期間に合致したかを判断するために、ゲームをモニタしうる。ゲーム終了期間の種別は、ゲーム種に依存しうる。あるいは全てのゲーム種について同じであってもよい。例えば、距離およびタイムに係るゲームにおける終了期間は、時間や、指定された日時とされうる。別例として、生き残りゲームにおける終了期間は、最後の1人以外(または全員)が所定の目的を達成したときに対応しうる。さらに別例として、全てのゲーム種は、所定の期間に基づいて時間切れとなりうる。ステップ8205において、当該システムは、ゲームが終了したかを判断しうる。終了していなければ、当該システムは、処理をステップ8200のゲームモニタリングに戻しうる。
【0214】
ゲーム期間が終了すると、当該システムは、ゲームの敗者を決定する所定のパラメータを定めうる(ステップ8210)。一例として、ゲーム敗者パラメータは、ゲーム招待時において設定されうる。さらにステップ8215において、当該システムは、敗者を決定するために、ゲームの結果をゲーム敗者パラメータと比較しうる。当該結果とゲーム敗者パラメータを比較することにより、当該システムは、ゲームの敗者を特定しうる(ステップ8220)。例えば、ゲーム敗者パラメータは、特定のランを最後に終えた者が敗者である旨を示しうる。別例として、ゲーム期間内に走った時間が最も短かった者が、敗者とされうる。
【0215】
敗者が特定されると、当該システムは、現在タグ付けされているユーザがゲームの敗者であるかを判定しうる(ステップ8225)。その通りであれば、当該システムは、罰・仕打ち適用期間が終了しているかを判断してもよい(ステップ8230)。終了していれば、当該システムは、罰(この場合はラベルやタグ)を現在タグ付けされているユーザから除去しうる(ステップ8235)。一方、罰・仕打ち適用期間が終了していなければ、当該システムは、タグや罰をそのままにしておける。新規ゲームに敗れると、罰・仕打ち適用期間をリスタートできる。そのため当該システムは、ステップ8230の判断処理を必要としなくともよい。
【0216】
現在タグ付けされているユーザがそのゲームの敗者でない場合、当該システムは、罰または仕打ちを特定されたユーザに対して適用しうる(ステップ8240)。当該罰または仕打ちは、ゲーム設定パラメータから読み出しされうる。当該罰または仕打ちは、招待を通じて設定されてもよいし、中央ゲームデータベースに保存されているゲームパラメータから読み出されてもよい。一例として、ゲーム敗者は、「ビリ」ラベルを付され、当該ラベルを取り除くために、新規ゲームを開始するとともに、敗れることなく終えることが求められうる。あるいは、ユーザは、罰やタグの期限が切れるまで指定された期間(3日間、1週間、1ヶ月など)待つことを強いられうる。
特定されたユーザに罰または仕打ちが適用されると、先にタグ付けされたユーザに対する罰が除去されうる(ステップ8235)。これに加えてあるいは代えて、ユーザのゲーム結果と順位を示す通知が、各参加者に提供されうる(ステップ8245)。例えば、システムは、そのユーザのゲームにおける順位(1位、2位、最下位、敗者など)を特定する電子メール、SMS、またはMMSを各参加者に送信しうる。
【0217】
ユーザの敗者ステータスは、ユーザがゲームを負けることなく終えるまで取り除くことができない構成としてもよい。すなわち、罰・仕打ち適用期間は設定・使用されなくてもよい。例えば、ステップ8230は任意であり、ユーザの敗者ステータスが時間に基づいて終了しないのであれば、実行されることを要しない。よって当該構成において、ユーザが敗者ステータスを取り除く唯一の方法は、ゲームを負けることなく終えることとされうる。
【0218】
ゲームは、中央実績モニタリングシステムとユーザの装置の少なくとも一方によりモニタされうる。例えば、各参加者の実績統計値は、記録保持および当該ゲームの終了時における勝者と敗者の少なくとも一方を決定するために、中央サーバまたはシステムに送信されうる。また中央サーバシステムは、ゲームの時間切れを判断し、罰を適用する指示を送信しうる。
サーバまたはゲームモニタリングシステムは、通知を送信し、ゲームの前後あるいはゲーム中に更新を行ないうる構成としてもよい。例えば、招待に応答するためのリマインダがゲームの前に発行されうる。一方ゲーム中においては、進捗と順位の少なくとも一方が各参加者に送信されうる。上述のように、これら機能の各々は、中央システムに加えてあるいは代えて、ユーザ自身の装置により実行されうる。
【0219】
図83Aから
図83Cは、ゲームの敗者として特定されなかったユーザに表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す。通知プロンプトが
図83Aに示すように表示され、ユーザは、ゲームの結果を表示させるためにオプションまたはリンクを選択しうる。通知は、ユーザが敗者でないことを示しうる。あるいは、ゲームに敗れた旨を当該通知が示さない場合に、自身がゲームに敗れていないとユーザが判断してもよい。これに加えてあるいは代えて、通知は、ユーザの過去における敗者ステータスや罰が、今回終了したゲームに敗れなかったことにより取り除かれた旨を示しうる。
結果表示オプションを選択することにより、
図83Bに示すように、ゲーム結果の詳細が表示されうる。インターフェースは、ゲームの敗者を特定するとともに、各ユーザの順位リストおよび当該ゲームについてなされたアスレチック活動量を提供しうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、敗れた参加者のアプリケーションまたは装置上に視覚的または機能的エフェクトを引き起こすオプション(例えば
図83Bにおける「Trash their screen」オプション)を提示されうる。例えば、ユーザは、敗れた参加者のアプリケーションまたは装置上に曇りエフェクトまたは画面破壊エフェクトを引き起こすことを選択しうる。選択されたエフェクトの識別情報は、敗者ユーザの装置に送信されうる。そして当該装置は、これに応答して当該選択されたエフェクトを発動しうる。
【0220】
ユーザは、参加者の1人(例えばゲームの敗者)にメッセージを送付できる。
図83Cは、ユーザが敗者へメッセージをポストあるいは送付しうるメッセージ送信インターフェ
ースの例を示す。
【0221】
図84Aから
図84Dは、ユーザがゲームに敗れたときに当該ユーザに対して表示または提供されうる一連のインターフェースの例を示す。
図84Aに示す通知メッセージは、ユーザがそのゲームに敗れ、タグ付けされるなどの仕打ちを被る旨を示しうる。またユーザは、当該タグを取り除くために、新規ゲームを開始し、敗れることなくこれを終えることを要求されうる。
【0222】
ユーザは、
図84Bに示すインターフェースの提示を受けることにより、自身が敗北し、タグ付けされたステータスにあることを知らされうる。当該インターフェースにおいては、全パフォーマンスの計測値(例えば、計測値は、そのゲームのものに限られない)が提示されうる。加えて、
図84Bに示すインターフェースは、そのユーザがゲームに敗れ、対応する罰や仕打ちが有効である旨を強調するために、「IT(ビリ)」ラベルのような視覚的標識を含みうる。
図84Cは、ゲーム中にユーザが自身のパフォーマンスを表示させうるインターフェースを示す。また当該インターフェースは、ゲームに敗れたことにより適用されたタグやその他の罰を除去すべく選択されうる所定のオプションを提供しうる。一例として、当該所定のオプションは、新規ゲームの作成および参加に対応しうる。例えば
図84Dは、新規ゲームを作成するオプションを示す。本例において、ユーザは、過去のランを用いて新規ゲームを開始してもよいし、完全に新規のランを開始してもよい。
【0223】
図85Aと
図85Bは、過去にプレイしたゲームに係るユーザの追跡記録を表示するスコアボードインターフェースの例を示す。例えば、
図85Aに示すインターフェースにおいて、スコアボードは、敗れたゲーム数と敗れなかったゲーム数を示しうる。また
図85Aに示すインターフェースは、現在有効なゲームを表示することにより、ユーザが敗北を避けるために進行を継続するゲームを知らせうる。またユーザは、
図85Bに示すインターフェースを通じて、終了したゲームのリストを表示させうる。追跡記録は、勝利したゲーム数も示しうる(図示せず)。
【0224】
ユーザは、招待を拒否し、ゲームを中止しうる構成としてもよい。これは対応する招待やゲームを削除することにより行なわれる。例えば、
図86は、有効ゲーム選択バーまたはエレメントとともに表示されうる削除オプションを示す。ゲームを削除すると、ユーザは、自身がゲームを中止し、あるいは招待を拒否した旨を通知されうる。これにより当該ユーザは、中止あるいは招待を拒否したゲームにおいて敗北することがなくなる。
【0225】
ゲームへの招待を承諾したユーザが誰もいない場合、または承諾したユーザ数が不十分である場合、当該ゲームは自動的に終了あるいは削除されうる。
図87Aは、ゲーム招待を承諾したユーザ数が不十分であると判定された際に、ゲーム作成者に対して生成・提供されうる通知メッセージの例を示す。ユーザは、さらに
図87Bに示すインターフェースの提供を受けうる。当該インターフェースは、終了されたゲームに係る追加情報を提供し、新規ゲームを開始することにより当該ユーザに再挑戦できるようにする。新規ゲームを開始するオプションを選択すると、ユーザはさらなるゲーム開始オプションの提供を受けうる。当該オプションは、
図87Cに示すように、ランに係るゲームについて、過去ランの使用や新規ランの開始を含む。
【0226】
過去のランやその他のアスレチック活動を用いてゲームを開始すると、ユーザは、新規ゲームにおける自身のエントリとして過去のランを登録できる。よって当該ユーザの過去ランが、当該ゲームにおける敗者を決定するに際して、他の参加者のランと比較される。一例として、当該過去ランは、当該ユーザが過去のゲームに敗れ、敗者ステータスを得たランとされうる。別例において、ユーザは、過去のあらゆるランを選択できる。さらなる別例として、当該過去ランは、完走した最新のランとされうる。
上記のゲーム開始オプションおよびパラメータは、他種のアスレチック活動についても用いられうる。例えば、ウォーキング、ウェイトリフティング、水泳、トレーニングマシン、縄跳びなどが挙げられる。
【0227】
過去の活動セッションを用いる新規ゲームを開始するオプションは、最終完了者を決める類のゲームには使用できないようにしてもよい。過去ランをその類のゲームに使用できるようにすると、ユーザは不公平なアドバンテージを獲得しうるためである。例えば、そのユーザがゲーム作成者であるゆえに負けないといった事が起こりうる。
【0228】
ユーザのアスレチック活動をモニタリングするホーム画面やその他のインターフェースにタグを表示し、当該ユーザに新規ゲームを負けることなく終えるよう求めることに加え、ゲームでの敗北は、その他のエフェクトを引き起こしうる。例えば、
図88Aと
図88Bは、ゲームに敗れたユーザに表示されうるインターフェースの例を示す。例えば
図88Aに示すように、ユーザインターフェースは、自身が先のゲームに敗れたことをユーザに気づかせるために、亀裂が入ったように見える画面を含みうる。画面における亀裂の入った位置は、ユーザが画面に触れた位置に対応しうる。当該位置は、ユーザの指が画面に触れている間、指の動きとともに移動する構成としてもよい。
これに加えてあるいは代えて、その他の視覚効果が表示されうる。例えば
図88Bに示すように、大きなラベルや、「U R IT(お前がビリだ)」といった言葉を伴うその他のグラフィックが上重ね表示要素として表示されうる。一具体例として、悪印象の視覚効果やその他のエフェクトは、例えば、ユーザがゲームに敗れた後、当該ユーザが初めてアスレチック活動アプリケーションにアクセスする際の一度限り適用されるようにしてもよい。別例として、悪印象のエフェクトは、アスレチック活動アプリケーションが起動される度に、またはユーザの装置がスリープ状態やオフ状態から起動される度に適用されてもよい。あるいは、ユーザがアプリケーションにおける特定のセクションに移行した際に適用されてもよい。ゲームの作成者とゲームの敗者の少なくとも一方は、悪印象のエフェクトが起動される条件をカスタマイズ、設定、または選択しうる。そのようなエフェクトは、これを解除するために、新規ゲームを開始し、敗れずにこれを終えるようユーザを促しうる。敗者ステータスを除去するために新規ゲームを開始し、これを完遂することにより、当該ユーザは、追加的な身体活動を完遂することを促されうる。
【0229】
図89Aから
図89Cは、ユーザがゲームに敗れると当該ユーザの装置に適用されうる視覚効果を呈するインターフェースセットの別例を示す。本例の視覚効果は、画面が曇ったように見せるものである。「YOU'RE IT!(お前がビリだ!)」という言葉が曇りの中に浮かび上がる。この曇り効果は、ユーザがユーザインターフェースを見ることを困難にし、当該効果を解除するために、ユーザが新規ゲームを開始し、これを敗れることなく終わらせることを促しうる。ユーザは、あたかも窓やその他のガラス構造の曇りや結露を拭い去るように画面を拭く度に、当該効果を手動で除去しうる。
さらなるアスレチック活動を行なうためのさらなる動機づけをユーザにもたらすために、その他の様々な視覚効果、音響効果、触覚効果などが、ゲーム敗者への仕打ちに用いられうる。一例として、ユーザは、自身が敗者ステータスをクリアするまで、新規ゲームを開始する以外の全ての機能が使用不可能とされうる。敗者ステータスは、例えば新規ゲームに勝利するか、敗北しなければクリアされうる。別例として、仕打ちは、ユーザのモバイル装置やその他の演算装置におけるその他の機能(アスレチック実績のモニタリングアプリケーション以外の機能)に及びうる。例えば、通話やコンテンツダウンロードにおける制約が挙げられる。
【0230】
図90Aと
図90Bは、ゲームの終了に際して生成され、ユーザのソーシャルネットワークアカウントへ自動的にポストされうるソーシャルネットワークコミュニティにおけるポストの例を示す。例えば、
図90Aに示すソーシャルネットワーキングメッセージは、ユーザがゲームに敗れなかったことを示しうる。一方、
図90Bに示すソーシャルネットワーキングメッセージは、ユーザがゲームにおける敗者であることを示しうる。これらの図に示すメッセージは、新たに開始されるゲームに加わるために他者を招待し、ゲームあるいはゲームプレイに必要なデータをダウンロードするための適当なサイトへのリンクを提供しうる。 これに加えてあるいは代えて、メッセージにおける少なくとも1つの視覚的属性が、ユーザがゲームに敗れたかに応じて変化しうる。例えば、
図90Aに示すインターフェースは、ゲームのロゴとして視覚的なロゴを表示しうる。これに対し、ユーザが敗れると、当該ロゴは、
図90Bに示す「IT(ビリ)」のような敗者ステータスロゴで置き換えられうる。その他様々な表示や外見上の属性が変更されうる。例えば、色、模様、背景画像、プロフィール写真、フォント色、フォントサイズ、色の強さ、模様の複雑さなどが挙げられる。
【0231】
ゲーム中あるいはゲーム後に、ユーザは、視覚化を通じて当該ゲームの進捗あるいは結果を確認しうる。例えば、
図91Aから
図91Dは、ゲームの参加者がトラックを走るランナーとして表示される視覚化の例を示す。
図91Aの例は、ラン中の参加者らの進捗状況を示す。2人のユーザがランやその他のアスレチック活動を開始している者として示され、残る4人の参加者は、未だスタートしていない者(招待を承諾していない者や、アスレチック活動を未だ開始していない者など)として示されている。
図91Bに示すように、勝者がゴールラインを通過する者として示され、ゲームが終了される。ゲームの敗者は、第1アバターから第2アバターに変換されうる。第2アバターは、敗者ステータスを示し、例えば亀やその他の動物、あるいは動かないオブジェクトとされうる。
【0232】
図91Cと
図91Dも、進捗状況の視覚化の例を示す。これらの例では、参加者らはトラックではなく道路を走る者として示される。その他様々な種類の視覚化が実施されうる。例えば、棒グラフ、円グラフ、その他のスポーツに係る視覚化(ゲレンデにおけるスキーヤー、プールにおけるスイマーなど)、およびこれら少なくとも1つの組合せが挙げられる。
【0233】
これに加えてあるいは代えて、進捗とスコアボードの少なくとも一方が、アスレチック活動のモニタリングサイトやシステムに表示されうる。当該表示は、ユーザのモバイルモニタリング装置上に限定されるものではない。すなわち、観客(非参加者など)と参加者は、その他の装置を通じてネットワークサイト(ウェブサイト、アスレチック活動モニタリングサービスプロバイダにより運営されているウェブページなど)にアクセスすることによって、進捗の可視化とユーザのスコアボードの少なくとも一方にアクセスできる。
【0234】
ゲームは、ユーザが1つのトレーニングセッションにのみ登録可能である構成としてもよい。すなわち、例えば距離に係るランニングゲームにおいて、各参加者は、1つのランのみを当該ゲームに帰属させることが可能とされうる。ランやその他のトレーニングがゲームの有効期間内に行なわれる限りにおいて、参加者は、複数のランを1つのゲームに帰属させうる構成としてもよい。
【0235】
これに加えてあるいは代えて、ゲームに必要な参加者数は、ゲーム種に応じて変更しうる。例えば、生き残りゲーム(最後まで走っていた者、最後まで歩いていた者、最後まで泳いでいた者などを決めるゲーム)の類の場合、少なくとも3人の参加者を必要としうる。招待承諾期間内に最低参加者数に達しなかった場合、当該ゲームは終了、取り消し、あるいは解消されうる。距離に係るゲームなどの場合では、2人の参加者がいればよい。
敗北とタグ付けされたステータスをユーザに知らせ、気づかせるために、
【0236】
(結論)
上記の特徴の少なくとも1つを有するアクティビティ活動をモニタリングするシステムおよび環境を提供することにより、アスレチック活動を実施し、自身の健康を向上させるよう励まし促す経験にユーザが浸る。別のランで設定された過去の統計値を上回るようにユーザを励ますことにより、当該ユーザは、自身が行ないうる向上を促されうる。
またユーザは、屋内トレーニングと屋外トレーニングの双方について単一の装置を使用でき、よってトレーニングデータを当該単一の装置に統合できる。
ユーザは、ライブチャレンジを他のユーザに対して行なうことにより、さらにエクササイズを促されうる。すなわち、他のユーザは、実際には各自で走っているにも関わらず、当該ユーザは、あたかも当該他のユーザとともにトレーニングを行なっているかのように感じることができる。
ユーザが実生活(モバイル装置の実生活での使用など)で悪影響を受けるゲームは、さらなるアスレチック活動を終えるよう、そして敗れないためのさらなる努力とともに競うよう、ユーザを促しうる。
【0237】
本出願は、2010年12月16日に提出された米国特許仮出願61/423,723の優先権の利益を主張するものである。その内容は、ここに参照として取り込まれる。