(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6064271
(24)【登録日】2017年1月6日
(45)【発行日】2017年1月25日
(54)【発明の名称】カメラレンズ保管および交換装置
(51)【国際特許分類】
G03B 17/56 20060101AFI20170116BHJP
【FI】
G03B17/56 Z
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-542975(P2015-542975)
(86)(22)【出願日】2014年3月13日
(65)【公表番号】特表2016-520849(P2016-520849A)
(43)【公表日】2016年7月14日
(86)【国際出願番号】KR2014002113
(87)【国際公開番号】WO2014157859
(87)【国際公開日】20141002
【審査請求日】2015年5月13日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0031286
(32)【優先日】2013年3月25日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515128253
【氏名又は名称】ゴーウィング カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100115200
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 修之
(72)【発明者】
【氏名】キム,ヒョンジュン
【審査官】
高橋 雅明
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭61−060243(JP,U)
【文献】
特開2004−062125(JP,A)
【文献】
特開2012−247579(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03B 17/56
A45C 13/00
F16M 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と、
前記本体の両端に設けられ、カメラレンズのレンズマウントに結合する一対の結合マウントと、
前記本体と別個に該本体の外面に設けられる一対の回転環とを含んでなることを特徴とし、
前記一対の回転環は、両端が連結されて設けられる紐を備えることを特徴とし、
前記回転環は、
ヒンジと、
前記ヒンジの一端に一面の中心が当接する形態で前記本体の内部に設けられる内部係止部と、
前記ヒンジの他端に一面の中心が当接する形態で前記本体の外部に設けられる外部係止部と、
前記外部係止部の他面に設けられ、前記紐が連結される連結部とから構成されることを特徴とする、
カメラレンズ保管および交換装置。
【請求項2】
前記結合マウントの内周面には、前記レンズマウントが結合した後に離脱しないようにす
る複数の固定部が備えられることを特徴とする、請求項1に記載のカメラレンズ保管およ
び交換装置。
【請求項3】
前記本体は、前記レンズマウントの末端が前記固定部から容易に分離されるようにするボ
タンをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のカメラレンズ保管および交換装
置。
【請求項4】
前記本体は、前記ヒンジが貫通しうるホールが設けられることを特徴とする、請求項1に
記載のカメラレンズ保管および交換装置。
【請求項5】
前記本体は、前記回転環によって前記ヒンジを軸として360°回転することを特徴とす
る、請求項4に記載のカメラレンズ保管および交換装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラレンズ保管および交換装置に係り、より詳しくは、野外活動の際に、ユーザーがより速くかつ便利にカメラレンズを交換し保管することができるようにする、カメラレンズ保管および交換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラは、性能や構成、価格、大きさなどの特性が類似した幾つかの製品群に分類することができる。現在、一般に区分するデジタルカメラの種類には、コンパクト(Compact)カメラやハイエンド(High-End)カメラ、DSLR(Digital Single Lens Reflex)カメラ、ミラーレス(mirrorless)カメラ、ハイブリッド(hybrid)カメラなどがある。
【0003】
コンパクト(Compact)カメラとハイエンドカメラは、2000年前後に相当な人気を集めたが、それより性能に優れたDSLRカメラが本格的に普及し始めた2005年頃からは市場で益々存在感が弱まっている。
【0004】
SLRカメラとは、レンズとフィルムとの間に鏡やペンタプリズム(五角プリズム)などの光学装置を配置したものである。SLRカメラは、レンズから入ってきた画像を焦点スクリーンに投射すると同時に、レンズに入ってきた画像を直接反射してビューファインダーに正確に結ぶようにするため、撮影者が見るのと完全に同一の写真を得ることができることに特徴がある。
【0005】
このような構造のため、SLRカメラは、製品の大きさが大きく、内部空間にも余裕があるため、様々な付加機能を加えることができ、多様なレンズを取り付けるにも有利である。大部分のSLRカメラは、ユーザーが直接レンズを交換、装着することができるようになっており、装着されたレンズの種類によって写真の特性が大きく異なるため、様々な写真演出の必要な専門家が愛用する。
【0006】
ミラーレス(mirrorless)カメラ或いはハイブリッド(hybrid)カメラは、DSLRカメラとは異なり、内部に反射鏡(鏡)がないため、ミラーレス(mirrorless)と呼び、コンパクトカメラとDSLRカメラの特性を全て含んでいるため、ハイブリッド(hybrid:混合)カメラとも呼ぶ。DSLRカメラのようにレンズの交換装着が可能であるが、本体の大きさはコンパクトカメラほど小さいことが最も大きい特徴である。
【0007】
前述したように現在多く使用されているDSLRカメラ、ミラーレス(mirrorless)カメラ或いはハイブリッド(hybrid)カメラは、ユーザーが直接レンズを交換し装着することができるため、カメラを携帯するときに通常2つ以上のレンズを携帯するようになっている。これにより、携帯したレンズを保管することが可能な保管装備も多く開発された。その中でも最も広く使用されているものがカメラレンズパウチである。
【0008】
カメラレンズパウチを使用する場合、まずパウチから交換すべきレンズを取り出した後、カメラに装着された既存のレンズを分離してパウチに入れ、交換すべきレンズをカメラに再び装着する作業が行われることになる。カメラレンズの大きさおよび形態を考慮したとき、ユーザーが容易かつ速くレンズを交換することは容易でない。交換中にレンズを落とす危険性が非常に大きく、このような危険性を減らすために任意の場所にレンズを据え置くこともできるが、これも紛失の危険性だけでなく、外部の衝撃または力による破損または紛失の危険性を抱えている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、その目的は、任意の場所にレンズを据え置くことなく、ユーザーが速くかつ便利にカメラレンズを交換し保管することが可能なカメラレンズ保管および交換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、本体と、前記本体の両端に設けられ、カメラレンズのレンズマウントに結合する一対の結合マウントと、前記本体の外面に設けられる一対の回転環とを含んでなる、カメラレンズ保管および交換装置を提供する。
【0011】
前記一対の回転環は、両端が連結されて設けられる紐を備えてもよい。
【0012】
前記結合マウントの内周面には、前記レンズマウントが結合した後に離脱しないようにする複数の固定部が備えられてもよい。
【0013】
前記本体は、前記レンズマウントの末端が前記固定部から容易に分離されるようにするボタンをさらに備えてもよい。
【0014】
前記回転環は、ヒンジと、前記ヒンジの一端に一面の中心が当接する形態で前記本体の内部に設けられる内部係止部と、前記ヒンジの他端に一面の中心が当接する形態で前記本体の外部に設けられる外部係止部と、前記外部係止部の他面に設けられ、前記紐が連結される連結部とから構成できる
前記本体は、前記ヒンジが貫通しうるホールが設けられてもよい。
【0015】
前記本体は、前記回転環によって前記ヒンジを軸として360°回転してもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係るカメラレンズ保管および交換装置によれば、交換装置の両端にレンズマウントと結合可能な結合マウントを備え、交換すべきレンズとカメラに装着されたレンズを同時に交換装置に対して結合または分離することができるため、容易かつ速くカメラレンズを交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の一実施形態に係るカメラレンズ保管および交換装置を示す斜視図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る回転環を示す斜視図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る回転環が本体に結合した様子を示す斜視図である。
【
図4】
図3に示した回転環によってカメラレンズ保管および交換装置が回転する様子を示す例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るカメラレンズ保管および交換装置について詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明の一実施形態に係るカメラレンズ保管および交換装置を示す斜視図である。
【0020】
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るカメラレンズ保管および交換装置10は、本体100と、前記本体100の両端に設けられ、カメラレンズ20のレンズマウント21に結合する一対の結合マウント200と、前記本体100の外面に設けられる一対の回転環300とを含んでなることができる。そして、前記一対の回転環300は、両端が連結されて設けられる紐400を備えることができる。
【0021】
前記本体100と結合マウント200とが一体型に製作されるか、或いは本体100と結合マウント200とがそれぞれ製作されて螺合または溶接などの結合方法によって結合できる。
【0022】
前記結合マウント200の内周面には、前記レンズマウント21が結合した後に離脱しないようにする複数の固定部210が設けられてもよい。前記固定部210は、2つの固定突起211を一対にして備えてもよい。該2つの固定突起211は、薄い板状をし、同一の大きさを有し、所定の距離をおいて設けられてもよい。そして、複数の固定部210の間には、レンズマウント21の末端が結合マウント200の内部に挿入できる挿入溝212が設けられてもよい。レンズマウント21は、前記挿入溝212に末端が挿入された後、一定の角度でカメラレンズ20を回転させることにより、レンズマウント21の末端が前記2つの固定突起211の間に挿入できる。これにより、レンズマウント21は結合マウント200に装着できる。前記2つの固定突起211間の距離をレンズマウント21の末端の厚さと同一にして一定の角度でカメラレンズ20を回転させ、レンズマウント21の末端が前記2つの固定突起211の間に挿入された後に互いにきつい状態を保つようにすることができる。レンズマウント21の末端と前記2つの固定突起211がきつい状態を保つようにする理由は、カメラレンズ20をカメラレンズ保管および交換装置10に装着した後、ユーザーの不注意や外部の衝撃または力によってカメラレンズ20がカメラレンズ保管および交換装置10から離脱することを防止するためである。
【0023】
ところが、カメラレンズ20をカメラレンズ保管および交換装置10に装着した後、ユーザーの不注意や外部の衝撃または力によってカメラレンズ20がカメラレンズ保管および交換装置10から離脱することを防止するために、固定突起211間の距離をレンズマウント21の末端の厚さと同一にする場合、カメラレンズ20をカメラレンズ保管および交換装置10から分離することに困難さを伴うおそれがある。そして、無理な分離によりレンズマウント21または結合マウント200が損傷するおそれがある。
【0024】
よって、カメラレンズ保管および交換装置10の本体100は、レンズマウント21の末端が固定部210から容易に分離されるようにするボタン110を備えてもよい。ボタン110は、固定部210をなす2つの固定突起211のうち、結合マウント200の内側方向に設けられる固定突起211が結合マウント200の内側方向に動くことができるようにすることができる。
【0025】
前記ボタン110によって、レンズマウント21の末端は固定部210から容易に分離できる。例えば、カメラレンズ20がカメラレンズ保管および交換装置10に装着されている状態でカメラレンズ20をカメラレンズ保管および交換装置10から分離しようとする場合、ボタン110を押した状態でカメラレンズ20を一定の方向に回転させると、ボタン110を押さずにカメラレンズ20を一定の方向に回転させるときより容易に回転させることができるため、容易に分離することができる。その理由は、ボタン110を押すことにより2つの固定突起211間の距離が広げられるため、レンズマウント21の末端が容易に2つの固定突起211の間から抜け出ることができ、容易にカメラレンズ20をカメラレンズ保管および交換装置10から分離することができるからである。
【0026】
これとは逆に、カメラレンズ20がカメラレンズ保管および交換装置10から分離されている状態でカメラレンズ20をカメラレンズ保管および交換装置10に装着する場合、レンズマウント21の末端を挿入溝212に挿入した後、ボタン110を押した状態でカメラレンズ20を一定の方向に回転させると、ボタン110を押さずにカメラレンズ20を一定の方向に回転させるときより容易に回転させることができるため、容易に装着することができる。
【0027】
そして、ボタン110の末端には弾性部材111が設けられ、弾力的に2つの固定突起211間の距離が調節できる。よって、カメラレンズ20をカメラレンズ保管および交換装置10に装着した後、ボタン110をもはや押さない場合、弾性部材111によってボタン110が弾力的に原位置に戻ることになり、ボタン110に連結された結合マウント200の内側方向に設けられる固定突起211も原位置に位置することになり、装着後にはさらにレンズマウント21の末端と2つの固定突起211はきつい状態を保つことができる。
【0028】
一方、カメラレンズ20を装着するカメラレンズ保管および交換装置10に備えられる紐400は、ユーザーが肩から斜めにかけたり片方の肩にかけたりすることが可能な紐400から構成できる。そして、ユーザーに応じて紐400の長さを調節することが可能な調節部410が備えられてもよい。
【0029】
次に、本体100に設けられ、前記紐400を本体100と連結させる回転環300について説明する。
【0030】
図2は本発明の一実施形態に係る回転環を示す斜視図、
図3は本発明の一実施形態に係る回転環が本体に結合した様子を示す斜視図である。
【0031】
図2および
図3に示すように、本発明の一実施形態に係る回転環300は、ヒンジ310と、前記ヒンジ310の一端に一面の中心が当接する形態で前記本体100の内部に設けられる内部係止部320と、前記ヒンジ310の他端に一面の中心が当接する形態で前記本体100の外部に設けられる外部係止部330と、前記外部係止部330の他面に設けられ、前記紐400が連結される連結部340とから構成できる。そして、本体100には、前記ヒンジ310が貫通しうるホール120が設けられ得る。
【0032】
前記回転環300のヒンジ310は、円柱状をし、本体100のホール120の大きさより所定の大きさだけ小さい大きさを有することにより、ホール120から自由に回転をすることができる。そして、ヒンジ310の一面には、本体100の内部に設けられる内部係止部320が備えられてもよい。内部係止部320は、ヒンジ310と同じ円柱状をし、ホール120の大きさより所定の大きさだけ大きい大きさを有することにより、回転環300の本体100からの離脱を防止することができる。
【0033】
ヒンジ310の他面には、本体100の外部に設けられる外部係止部330が備えられてもよい。外部係止部330は、内部係止部320と同様にヒンジ310と同じ円柱状をし、ホール120の大きさより所定の大きさだけ大きい大きさを有することにより、回転環300が本体100の内部に抜けることを防止することができる。
【0034】
ヒンジ310は本体100の厚さより所定の大きさだけ長く形成することができる。ヒンジ310が本体100の厚さに相当する長さに形成される場合、回転環300が本体100を軸として回転するとき、内部係止部320と外部係止部330が本体100に当接しているため、摩擦力が発生して容易に回転することができない。これとは逆に、ヒンジ310が本体100の厚さより非常に長い長さだけ長く形成される場合、ヒンジ310が本体100の内部と外部で動く幅が広くなる。よって、ヒンジ310が動く幅だけヒンジ310の両面に設けられた内部係止部320および外部係止部330に加えられる力が増加することになり、内部係止部320および外部係止部330が破損したりヒンジ310から離脱したりする。よって、ヒンジ310は、内部係止部320および外部係止部330に無理がいかないように本体100の厚さより所定の長さだけ長く形成することができる。
【0035】
そして、外部係止部330は、ヒンジ310と当接する面の反対側の面に紐400が連結される連結部340を備えることができる。連結部340と外部係止部330とは、一体型に製作されてもよく、それぞれ製作されて螺合や溶接などの多様な結合方法によって一体化されてもよい。また、連結部340は、
図3に示すように、外部係止部330と同じ大きさの円柱状に形成できるが、四角柱状、円錐状、三角錐状などの多様な形状に形成されてもよい。
【0036】
また、前記連結部340は、図面の如く、紐400が貫通しうる連結ホール341が設けられる。よって、紐400の一端を連結ホール341に貫通させた後、紐400の一端を紐400の一部に結合させることにより、紐400を連結部340に連結することができる。この他にも、連結ホール341が設けられていない連結部340は、紐400が連結部340の外周面を取り囲むようにした後、紐400の一端を紐400の一部に結合させることにより紐400を連結部340に連結することもでき、連結部340の外周面を取り囲むことなく紐400の一端を連結部340に連結することもできる。
【0037】
次に、カメラレンズ保管および交換装置10が回転環300を備えることによる効果について説明する。
【0038】
図4は
図3に示した回転環によってカメラレンズ保管および交換装置が回転する様子を示す例示図である。
【0039】
図4に示すように、本発明の一実施形態に係るカメラレンズ保管および交換装置10の本体100は、前記回転環300によってヒンジ310を軸として360°回転することができる。
【0040】
例えば、カメラレンズ保管および交換装置10の一対の結合マウント200のうち1つの結合マウント200にカメラレンズ20を結合させなければならない場合、まず本体100を手で持った後、一対の結合マウント200のうち1つの結合マウント200がユーザーの目に見えるほどだけカメラレンズ保管および交換装置10を回転させることができる。そして、カメラレンズ20のレンズマウント21を結合マウント200と結合させることができる。この際、結合マウント200に結合したカメラレンズ20は、カメラレンズ20の自重によって、ユーザーが手動で回転させなくても回転環300によってヒンジ310を軸として地面の方へ回転することになる。
【0041】
別の例を挙げて、カメラレンズ保管および交換装置10の一対の結合マウント200のうち1つの結合マウント200にカメラレンズ20が結合しており、カメラに装着されているカメラレンズ20と交換しようとする場合、カメラレンズ保管および交換装置10に結合しているカメラレンズ20は自重によって地面に向いているため、カメラレンズ20が結合していない結合マウント200は地面と反対の方向に位置することができる。よって、ユーザーは、カメラに装着されているカメラレンズ20を分離した後、カメラレンズ20が結合していない結合マウント200にカメラから分離したカメラレンズ20を結合させることができる。そして、交換すべきカメラレンズ20を結合マウント200から分離してカメラに装着することができる。この際、カメラから分離されてカメラレンズ保管および交換装置10に結合したカメラレンズ20は、カメラレンズ20の自重によって、ユーザーが手動で回転させなくても回転環300によってヒンジ310を軸として地面の方へ回転することになる。カメラレンズ20が地面に向くことにより、より安全にカメラレンズ20を携帯することができ、携帯した状態で移動するときに不便さを誘発することがない。
【0042】
上述したように、カメラレンズ保管および交換装置10は、回転環300によってユーザーが便利にカメラレンズ20を交換することができる。
【0043】
以上、本発明の一実施形態に係るカメラレンズ保管および交換装置について説明したが、本発明の思想は本明細書に提示される実施形態に制限されない。そして、本発明の思想を理解する当業者は、同一思想の範囲内において、構成要素の付加、変更、削除、追加などによって様々な他の実施形態を容易に提案することができる。それらの実施形態も本発明の思想範囲内に属すると理解すべきである。