特許第6064386号(P6064386)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6064386
(24)【登録日】2017年1月6日
(45)【発行日】2017年1月25日
(54)【発明の名称】放射線遮蔽窓
(51)【国際特許分類】
   G21F 7/03 20060101AFI20170116BHJP
   G21F 1/06 20060101ALI20170116BHJP
   C03C 17/22 20060101ALN20170116BHJP
【FI】
   G21F7/03
   G21F1/06
   !C03C17/22 Z
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-143702(P2012-143702)
(22)【出願日】2012年6月27日
(65)【公開番号】特開2014-6214(P2014-6214A)
(43)【公開日】2014年1月16日
【審査請求日】2015年1月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000232243
【氏名又は名称】日本電気硝子株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001232
【氏名又は名称】特許業務法人 宮▲崎▼・目次特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】伊村 正明
(72)【発明者】
【氏名】堀本 正幸
【審査官】 鳥居 祐樹
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第03283156(US,A)
【文献】 特開2000−290043(JP,A)
【文献】 特開平10−325898(JP,A)
【文献】 特開昭63−112438(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G21F 7/03
G21F 1/06
C03C 1/00−23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓枠と、
前記窓枠に嵌め込まれており、厚み方向に沿って配列された複数の窓板と、
を備え、
前記窓板は、
放射線を遮蔽するガラス板と、
前記ガラス板の表面上に設けられた反射抑制膜と、
を有し、
前記複数の窓板のすべてが、相互に間隔をおいて配され、前記間隔により形成された空間が密閉されてなり、前記窓板の枚数は、5〜100であり、前記窓板の間隔は、0.1mm〜20mmである、放射線遮蔽窓。
【請求項2】
前記ガラス板の厚みは、2mm〜100mmである、請求項1に記載の放射線遮蔽窓。
【請求項3】
前記反射抑制膜が、酸化ケイ素またはフッ素化アルカリ土類金属からなる層を含む、請求項1または2に記載の放射線遮蔽窓。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線遮蔽窓に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1などにおいて、原子力発電所の原子炉などに用いられる放射線遮蔽窓が種々提案されている。図9に特許文献1に記載の放射線遮蔽窓の略図的断面図を示す。
【0003】
図9に示されるように、放射線遮蔽窓100は、5枚のガラスシート101〜105を有する。放射線を遮蔽する5枚のガラスシート101〜105は、ガラスシート101〜105の厚み方向に沿って配列されている。ガラスシート101〜105は、内側(観察者側)に位置するものほど小さく、外側(放射線発生源側)に位置するものほど大きくされている。内側の3枚のガラスシート101〜103は、密接して配されている。ガラスシート103とガラスシート104との間と、ガラスシート104とガラスシート105との間には、隙間が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−325898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
放射線遮蔽窓100には、視野が狭いという問題がある。具体的には、放射線遮蔽窓100の周縁部は視認困難であるため、放射線遮蔽窓100の中央部しか視野が確保できないという問題がある。
【0006】
本発明は、視野が広い放射線遮蔽窓を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る放射線遮蔽窓は、窓枠と、複数の窓板とを備える。複数の窓板は、窓枠に嵌め込まれている。複数の窓板は、厚み方向に沿って配列されている。窓板は、放射線を遮蔽するガラス板と、反射抑制膜とを有する。反射抑制膜は、ガラス板の表面上に設けられている。
【0008】
複数の窓板は、相互に間隔をおいて配されていることが好ましい。
【0009】
ガラス板がPbを含む場合は、反射抑制膜がPbを実質的に含まないことが好ましい。
【0010】
反射抑制膜が、酸化ケイ素またはフッ素化アルカリ土類金属からなる層を含むことが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、視野が広い放射線遮蔽窓を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】第1の実施形態に係る放射線遮蔽窓の模式的断面図である。
図2】第1の実施形態に係る放射線遮蔽窓を図1の点Aから視たときの模式的平面図である。
図3】参考例に係る放射線遮蔽窓の模式的平面図である。
図4】第2の実施形態に係る放射線遮蔽窓の模式的断面図である。
図5】第3の実施形態に係る放射線遮蔽窓の模式的断面図である。
図6】第4の実施形態における窓板の模式的断面図である。
図7】実施例1に係るサンプルと比較例1に係るサンプルとの平面写真である。
図8】実施例2に係るサンプルと比較例2に係るサンプルとの平面写真である。
図9】特許文献1に記載の放射線遮蔽窓の略図的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
【0014】
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
【0015】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る放射線遮蔽窓1の模式的断面図である。図2は、第1の実施形態に係る放射線遮蔽窓1を図1の点Aから視たときの模式的平面図である。
【0016】
図1及び図2に示されるように、放射線遮蔽窓1は、窓枠10と、複数の窓板11a〜11fを備えている。
【0017】
窓枠10は、光遮蔽性を有する。窓枠10は、例えば、放射線を遮蔽可能な金属などにより構成されている。窓枠10は、例えば、Fe、Pb、W、及びBiからなる群から選ばれた少なくとも一種の金属により構成することができる。
【0018】
窓枠10には、開口10aが設けられている。この開口10aにより、放射線遮蔽窓1の一方側と他方側とが連通している。
【0019】
窓枠10の開口10aには、複数の窓板11a〜11fが嵌め込まれている。複数の窓板11a〜11fは、開口10a内において、窓板11a〜11fの厚み方向であるx軸方向に沿って配列されている。複数の窓板11a〜11fは、x軸方向に沿って相互に間隔をおいて配されている。
【0020】
なお、放射線遮蔽窓1では、窓板11a〜11fが6枚設けられているが、本発明においては、放射線遮蔽窓が有する窓板の数が特に限定されない。一般的には、放射線遮蔽窓1が有する窓板の数は、例えば、5〜100程度とすることができる。
【0021】
放射線遮蔽窓1では、複数の窓板11a〜11fのうち、内側(放射線発生源側)であるx2側に位置する窓板ほど小面積に設けられており、外側(観察者側)であるx1側に位置する窓板ほど大面積に設けられている。但し、本発明は、この構成に限定されない。本発明においては、複数の窓板の少なくとも2枚が同じ大きさに設けられていてもよい。
【0022】
複数の窓板11a〜11fのそれぞれは、ガラス板12と、反射抑制膜13a、13bとを有する。
【0023】
ガラス板12は、透光性を有する一方、放射線を遮蔽する。ここで、「透光性を有する」とは、ガラス板12の一方側から他方側が視認可能な程度に可視波長域の光を透過させることを意味する。「放射線を遮蔽する」とは、放射線の少なくとも一部を吸収または反射させることにより透過量を抑制することを意味する。
【0024】
ガラス板12は、例えば、Pbを含むガラスにより好適に構成することができる。ガラス板12は、Pbを30質量%以上含むガラスによりさらに好適に構成することができる。
【0025】
ガラス板12の厚みは、特に限定されないが、例えば、2mm〜500mm程度であることが好ましく、2mm〜100mmであることがより好ましく、より好ましくは2mm〜30mmである。
【0026】
ガラス板12の少なくとも一方の表面上には、反射抑制膜が設けられている。具体的には、ガラス板12の一方側の表面の上に反射抑制膜13aが設けられており、他方側の表面の上に反射抑制膜13bが設けられている。反射抑制膜13a、13bは、窓板11a〜11fの表面における反射を抑制する膜である。
【0027】
反射抑制膜13a、13bは、例えば、ガラス板12とは屈折率が異なる膜、典型的には、ガラス板12よりも屈折率が低い膜により構成することができる。ガラス板12よりも屈折率が低い膜の具体例としては、酸化ケイ素または、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム等のフッ素化アルカリ土類金属からなる膜が例示される。
【0028】
また、反射抑制膜13a、13bは、例えば、屈折率が相対的に低い低屈折率膜と、屈折率が相対的に高い高屈折率膜とが交互に積層された誘電体多層膜により構成することもできる。その場合、低屈折率膜は、例えば、酸化ケイ素、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フッ化バリウム、フッ化リチウム等により構成することができる。高屈折率膜は、例えば、酸化チタン、酸化ニオブ、酸化タンタル、酸化ランタン、酸化タングステン、酸化ハフニウム、窒化ケイ素、酸化ジルコニウム等により構成することができる。
【0029】
反射抑制膜13a、13bは、Pbを実質的に含まないことが好ましい。ここで、「Pbを実質的に含まない」とは、Pbを不可避不純物として含んでいたとしても、意図的にPbが添加されていないことを意味する。「Pbを実質的に含まない」とは、一般的には、Pbの含有量が、1質量%以下であることをいう。
【0030】
ところで、図3に示される、ガラス板の表面上に反射抑制膜が設けられていないこと以外は放射線遮蔽窓1と実質的に同様の構成を有する放射線遮蔽窓200では、放射線遮蔽膜200の正面に観察者が立った場合、窓板が設けられた領域の周縁部201が視認困難となる。従って、視野範囲は、窓板が設けられた領域よりも狭くなる。なお、窓板が設けられた領域の周縁部201が視認困難となる理由としては、窓板の表面における光の乱反射によるものと考えられる。
【0031】
それに対して、放射線遮蔽窓1では、ガラス板12の表面上に反射抑制膜13a、13bが設けられている。このため、窓板11a〜11fの表面における光反射が抑制されている。よって、放射線遮蔽窓1では、放射線遮蔽窓1の正面に観察者が立った際に、窓板が設けられた領域の周縁部も視認可能であり、広い視野を確保することができる。従って、例えば確保しなければならない視野範囲が同じである場合は、窓板11a〜11fを小さくすることが可能となる。
【0032】
放射線遮蔽窓1では、Pbを含むガラス板12の表面が、Pbを実質的に含まない反射抑制膜13a、13bにより覆われている。このため、ガラス板12の表層のヤケ(白濁)を効果的に抑制することができる。また、ガラス板の表層のヤケを抑制するためにガラス板が配された雰囲気を不活性ガス雰囲気にする必要や、ガラス板が配された雰囲気に乾燥剤を配する必要が必ずしもない。従って、放射線遮蔽窓1の構成を簡単にすることができる。さらに、乾燥剤の交換などのメンテナンスを行う必要も必ずしもない。従って、放射線遮蔽窓1は、メンテナンスが容易である。
【0033】
ガラス板12の表層のヤケをより効果的に抑制する観点からは、反射抑制膜13a、13bが酸化ケイ素または窒化ケイ素からなる層を含むことが好ましい。反射抑制膜13a、13bの最表層が、酸化ケイ素または、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム等のフッ素化アルカリ土類金属からなる層により構成されていることがより好ましい。
【0034】
ところで、窓板の表面が水分と接触することを抑制する観点からは、複数の窓板を密着して配することも考えられる。しかしながら、窓板の表面は厳密に平坦ではないため、複数の窓板を密着して配した場合は、干渉縞が生じてしまい、視認性が劣悪となってしまう場合がある。
【0035】
それに対して放射線遮蔽窓1では、複数の窓板11a〜11fが相互に間隔をおいて配されている。窓板の間隔は、少なくとも干渉縞が発生しない程度であれば良く、例えば0.1mm〜20mmが好ましい。従って、干渉縞の発生に起因する視認性の劣化を抑制することができる。
【0036】
放射線遮蔽窓1では、複数の窓板11a〜11fが設けられているため、窓枠に一枚の窓板を嵌め込む場合と比較してガラス板12の1枚あたりの厚みを薄くすることができる。従って、ガラス板12の製造が容易となる。その結果、放射線遮蔽窓1の製造も容易となる。
【0037】
以下、本発明の好ましい実施形態の他の例について説明する。以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
【0038】
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る放射線遮蔽窓2の模式的断面図である。
【0039】
第1の実施形態に係る放射線遮蔽窓1では、複数の窓板11a〜11fが相互に間隔をおいて配されている。それに対して第2の実施形態に係る放射線遮蔽窓2では、複数の窓板11a〜11fが密着して配されている。このような場合であっても、第1の実施形態と同様に広い視野を確保できる。なお、密着して配される窓板11a〜11fは、樹脂などにより接着されていても良い。
【0040】
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係る放射線遮蔽窓の模式的断面図である。
【0041】
第1の実施形態に係る放射線遮蔽窓1では、複数の窓板11a〜11fが相互に間隔をおいて配されており、第2の実施形態に係る放射線遮蔽窓2では、複数の窓板11a〜11fが密着して配されている。第3の実施形態に係る放射線遮蔽窓では、隣り合う窓板11a〜11fが相互に間隔をおいて配されている部分と、密着して配されている部分が存在している。このようにすることで、窓枠のサイズに合わせることが容易となる。なお、密着して配される窓板11a〜11fは、樹脂などにより接着されていても良い。
【0042】
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態における窓板の模式的断面図である。
【0043】
第1〜第3の実施形態に係る放射線遮蔽窓では、6枚の窓板11a〜11fが、それぞれ、単一のガラス板により構成されている例について説明した。但し、本発明は、この構成に限定されない。例えば、6枚の窓板11a〜11fのそれぞれは、図6に示されるような複数のガラス板14の積層体16により構成されていてもよい。また、その場合は、ガラス板14の少なくとも一方の表面上に反射抑制膜15が設けられていることが好ましい。また、隣り合うガラス板14は、接着剤などを用いて相互に接着されていてもよい。
【0044】
ガラス板14の厚みは、例えば、5mm〜15mm程度とすることができる。一枚の窓板を構成するガラス板14の枚数は、例えば、10枚〜40枚程度とすることができる。
【0045】
(実施例1)
長さ50mm×幅50mm×厚さ9mmの鉛含有ガラス板(日本電気株式会社のLX−57B、可視波長域における平均透過率は、86.4%/7mm)を用意した。その鉛含有ガラス板の両表面に下記の構成の反射抑制膜をスパッタリング法により形成することにより、膜付鉛含有ガラス板を作製した。膜付鉛含有ガラス板を密接させて11枚積層することにより、実施例1の積層体を作製した。
【0046】
反射抑制膜の構成:
ガラス板側から、酸化ケイ素膜(36nm)、酸化ニオブ膜(18nm)、酸化ケイ素膜(34nm)、酸化ニオブ膜(114nm)及び酸化ケイ素膜(84nm)
【0047】
(比較例1)
実施例1と同様の鉛含有ガラス板を、成膜せずに、密接させて11枚積層することにより、比較例1の積層体を作製した。
【0048】
(実施例2)
積層数を20枚としたこと以外は、実施例1と同様にして実施例2の積層体を作製した。
【0049】
(比較例2)
積層数を20枚としたこと以外は、比較例1と同様にして比較例2の積層体を作製した。
【0050】
図7及び図8にそれぞれ実施例1及び比較例1、実施例2及び比較例2の平面写真を示す。
【0051】
図7図8に示す結果から、反射抑制膜を形成しなかった比較例1及び比較例2は、透過率が低下して対象物が認識できなくなること、またガラス板側面の映り込みにより視野角が狭くなることが分かった。反射抑制膜を施したものは、対象物の認識ができ、かつ視野が狭くなることがなかった。鉛ガラスは屈折率が一般的な窓ガラスに使用されるソーダライムガラスよりも高いため、空気との界面では反射率が大きくなる。そのため、透過率の低下やガラスの側面の映り込みが起こりやすい。重ね枚数が多くなればなるほど対象物が見えにくくなってしまう。鉛ガラス板に反射抑制膜を形成することによって、その表面反射率を低くすることができるため、透過率低下や視野が狭くなることを防ぐことができる。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明に係る放射線遮蔽窓は、100mmPb相当以上の遮蔽性能を必要とする施設に好適である。例えば、原子力発電タービン建屋、固体核廃棄物貯蔵庫、再循環ポンプ、使用済み核燃料輸送容器保管施設の窓、或いは放射性物質を扱うドラム移載装置、重機等の窓等に好適である。
【符号の説明】
【0053】
1,2…放射線遮蔽窓
10…窓枠
10a…開口
11a〜11f…窓板
12,14…ガラス板
13a、13b、15…反射抑制膜
16…積層体
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図9
図7
図8