特許第6064658号(P6064658)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ レシップホールディングス株式会社の特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6064658
(24)【登録日】2017年1月6日
(45)【発行日】2017年1月25日
(54)【発明の名称】精算機
(51)【国際特許分類】
   G07D 9/00 20060101AFI20170116BHJP
   G07B 3/04 20060101ALI20170116BHJP
   G07B 15/00 20110101ALI20170116BHJP
【FI】
   G07D9/00 341
   G07B3/04
   G07B15/00 V
【請求項の数】5
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2013-29250(P2013-29250)
(22)【出願日】2013年2月18日
(65)【公開番号】特開2014-157573(P2014-157573A)
(43)【公開日】2014年8月28日
【審査請求日】2015年12月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】000144544
【氏名又は名称】レシップホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(72)【発明者】
【氏名】宮澤 一次
(72)【発明者】
【氏名】廣瀬 直之
(72)【発明者】
【氏名】須田 幸司
【審査官】 永安 真
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−041585(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07D 9/00
G07B 3/04
G07B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
施錠された金庫がセットされ、当該金庫を解錠して該金庫の蓋を開けることにより、金庫本体に収納された収納物を一括回収する精算機において、
運賃箱で券類を発券する際の元となる未書込カードを前記金庫に補充するカード補充機構と、
前記金庫に登録されたIDを識別認証し、認証の成立により前記収納物の回収動作を許可するとともに、前記カード補充機構の動作を制御するコントローラとを備えた
ことを特徴とする精算機。
【請求項2】
前記カード補充機構は、精算機内に予めセットされた前記未書込カードを前記金庫側に繰り出すカード繰出部と、当該カード繰出部を収納位置及び突出位置の間で移動させる機構搬送部とを備え、
前記金庫がセットされると、当該金庫の内部のカードスタッカが金庫内のカードスタッカ搬送機構によって収納位置から突出位置に切り替わるとともに、前記カード繰出部が前記機構搬送部によって収納位置から突出位置をとることにより、これらが連結され、この状態において前記カード繰出部から前記カードスタッカへ前記未書込カードが搬送されることにより、当該カードスタッカに前記未書込カードが補充される
ことを特徴とする請求項1に記載の精算機。
【請求項3】
セットされた前記金庫を上下逆さまに反転可能な金庫回転位置切替部を備え、
前記金庫を蓋が上を向く上向き状態にして、前記カード補充機構によって前記金庫に前記未書込カードを補充し、前記金庫を蓋が下を向く下向き状態にして、前記金庫内の収納物を排出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の精算機。
【請求項4】
前記金庫を下向き状態とし、金庫内において前記未書込カードを後から押して整列させるプッシャを押し込みとは逆方向に移動させることにより、金庫内に収納済みの前記未書込カードを自由落下させて、当該未書込カードを前記金庫から排出させる金庫内カード回収機構を備えた
ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の精算機。
【請求項5】
前記未書込カードの補充時、金庫内において前記未書込カードを後から押して整列させるプッシャを、押し込みとは逆方向に移動させることにより、前記未書込カードの束の後に隙間を空け、そこを前記未書込カードの補充先とするカード補充時プッシャ押込部を備えた
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の精算機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、運賃箱の金庫内の収納物を一括回収する精算機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、運賃箱の金庫内の収納物(貨幣や整理券等)を一括回収する精算機が周知である(特許文献1等参照)。路線運行後、運転手は運賃箱から金庫を取り外し、取り外した金庫をターミナルセンタ等に持ち寄る。運賃箱本体から取り外された金庫は、セキュリティのため、貨幣や整理券の入口が金庫扉によって閉められ、かつ金庫扉が閉状態で施錠される。例えば、金庫が精算機にセットされると、金庫扉が精算機により解錠されて開操作され、内部に収納された貨幣や紙幣が精算機内のコンテナに送られて収納される。この回収作業を金庫毎に行って、各金庫内の貨幣や整理券を精算機で一括回収する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−97431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、運賃箱の多機能化を目的として、例えば運賃箱に発券機能を設けたいニーズがあるが、これを実現する例としては、例えば運賃箱に専用の乗車券発券機を搭載することで対応できると想定される。しかし、この場合は、高価な発券機を各運賃箱に設置する必要が生じるので、全運賃箱に発券機を搭載しようとすると、設置費用にコストがかかり過ぎてしまう問題があった。また、発券の元となるカードを補充する利便性も確保したい。そこで、設置にかかるコストを低く抑え、かつカード補充を利便性よく行うことができる技術の開発ニーズがあった。
【0005】
本発明の目的は、運賃箱において乗車券を発行可能とするために、金庫に乗車券用のカードを補充しておくことができる精算機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記問題点を解決する精算機は、施錠された金庫がセットされ、当該金庫を解錠して該金庫の蓋を開けることにより、金庫本体に収納された収納物を一括回収する構成において、運賃箱で券類を発券する際の元となる未書込カードを前記金庫に補充するカード補充機構と、前記金庫に登録されたIDを識別認証し、認証の成立により前記収納物の回収動作を許可するとともに、前記カード補充機構の動作を制御するコントローラとを備えた。
【0007】
本構成によれば、精算機にカード補充機構を設けたので、例えば精算機で金庫内の収納物を回収するとき、金庫に未書込カードを補充することが可能となる。よって、精算機により自動で金庫に未書込カードを補充することが可能となるので、カード補充の利便性を確保することが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、運賃箱において乗車券を発行可能とするために、精算機において金庫に乗車券用のカードを補充することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】一実施形態の運賃収受システムの概念図。
図2】運賃箱の側面図であり、(a)はカードスタッカ部が収納位置をとる図、(b)はカードスタッカ部が突出位置をとる図。
図3】金庫の斜視図であり、(a)はシャッタが閉状態の図、(b)はシャッタが開状態の図。
図4】カードスタッカ部の構成を示す斜視図。
図5】カードスタッカ部の正面図であり、(a)はカードスタッカが収納位置の図、(b)はカードスタッカが突出位置の図。
図6】カードスタッカがカード発券部に連結された状態を示す正面図。
図7】精算機の正面図。
図8】精算機の背面図。
図9】金庫解錠部の外観を示す斜視図。
図10】カード補充機構を正面側から見た斜視図であり、(a)はカード繰出部が収納位置の図、(b)はカード繰出部が突出位置の図。
図11】カード繰出部の分解斜視図。
図12】カード補充機構を背面側から見た斜視図。
図13】カード繰出部のカード搬送通路の通路形状を示す内部構成図。
図14】カード繰出部のカード搬送通路の構造を示す分解斜視図。
図15】第1カセット内のカードの繰り出し構造を示す内部構成図。
図16】第2カセット内のカードの繰り出し構造を示す内部構成図。
図17】未動作のカード補充機構に対してカードスタッカが突出位置をとるときの状態図。
図18】金庫内の未書込カードを一括回収するときの状態図。
図19】精算機の電気構成図。
図20】突出位置のカードスタッカにカード繰出部が突出位置をとって連結されたときの状態図。
図21】(a)〜(c)はカセット部の未書込カードがカード繰出部によってカードスタッカに搬送されるときの状態切替図。
図22】(a)〜(g)はカード補充後、金庫内の収納物が精算機に排出されるときの状態切替図。
図23】精算機を未書込カード回収モードに切り替えるときの説明図。
図24】(a)〜(e)は未書込カードを一括回収するときの状態切替図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、精算機の一実施形態を図1図24に従って説明する。
[運賃収受システムの概要]
図1に示すように、精算機1は、発券機能付き運賃箱(以下、単に運賃箱と記す)2に着脱可能に設けられた金庫3内の貨幣(硬貨、紙幣等)や整理券を一括回収する装置である。精算機1の正面には、金庫3のセット先として複数(本例は2つ)の金庫解錠部4が設けられている。精算機1の正面には、作業者用の表示部5が設けられている。各金庫解錠部4の入口上部には、金庫3内の収納物の回収を開始する際に操作するスタートボタン6と、金庫3を金庫解錠部4にセットしたものの回収を止める際に操作するリセットボタン7と、回収動作中に動作を途中で強制終了する際に操作する緊急停止ボタン8とが設けられている。なお、金庫解錠部4が金庫回転位置切替部の一例である。
【0011】
[運賃箱の概要]
図2(a),(b)に示すように、金庫3の内部には、発券前の未書込カード9をスタックするカードスタッカ部10(カードスタッカ24)が上下方向にスライド往復動可能に設けられている。運賃箱本体11には、金庫3の上方位置において、カードスタッカ部10から送られた未書込カード9に乗車券としての情報(例えば、1日券や定期券等)を書き込むカード発券部12が設けられている。
【0012】
金庫3が運賃箱本体11にセットされたとき、カードスタッカ部10は、上方(図2(a)の矢印Z1方向)にスライド移動することにより、金庫3の外部に所定量飛び出した突出位置(図2(b)の状態)をとる。運賃箱2で乗車券の発行操作がなされると、カードスタッカ部10から未書込カード9がカード発券部12に搬送され、カード発券部12によって乗車券としての情報が書き込まれ、これが書込済カード13として発券される。金庫3が運賃箱本体11から取り外されるとき、カードスタッカ部10は、下方(図2(b)の矢印Z2方向)にスライド移動することにより、収納位置(図2(a)の状態)に戻る。
【0013】
[金庫の構成]
図3(a),(b)に示すように、金庫3の上面には、金庫本体14の内部を閉じることが可能なシャッタ15が設けられている。シャッタ15は、2枚のスライド板からなり、ボールねじ16を介して金庫本体14に取り付けられている。また、金庫本体14の内部には、ボールねじ16の回転駆動源となるモータ17が設けられている。金庫本体14の内部には、カードスタッカ部10の両側に硬貨収納部19及び紙幣収納部20が設けられている。なお、シャッタ15が金庫蓋の一例である。
【0014】
金庫3は、運賃箱本体11にセットされると、背面のコネクタ21が運賃箱2のコネクタ22と電気接続される。このとき、金庫3のIDが認証され、認証が成立すると、モータ17が開方向に駆動されてシャッタ15が開操作され、金庫開口部23が開状態となる。なお、シャッタ15が開状態の際、金庫3は運賃箱本体11にロックされ、取り外しが禁止される。一方、運賃箱2において金庫3の取り外し操作がなされると、モータ17が閉方向に駆動されて、シャッタ15が閉操作される。
【0015】
[カードスタッカ部の構成]
図4及び図5に示すように、カードスタッカ部10には、未書込カード9を収納するカードスタッカ24と、カードスタッカ24を金庫3の高さ方向(図4のZ軸方向)に上下動させるカードスタッカ搬送機構25とが設けられている。カードスタッカ搬送機構25は、モータ26の駆動力によってベルト27を回すことにより、カードスタッカ24を上下動させる。カードスタッカ搬送機構25は、モータ26の駆動力によってカードスタッカ24をシャフト28に沿って上下動させることにより、カードスタッカ24を最下位置の収納位置(図5(a)の状態)と最上位置の突出位置(図5(b)の状態)との2位置に移動させる。
【0016】
図4に示すように、カードスタッカ部10の側部には、カードスタッカ24が収納位置にあることを検出する収納位置検出センサ29と、カードスタッカ24が突出位置にあることを検出する突出位置検出センサ30とが設けられている。収納位置検出センサ29及び突出位置検出センサ30は、例えば光学センサからなり、ベルト取付部31に配設された突片32によって光が遮られるか否かによりオン/オフが切り替わる。
【0017】
カードスタッカ24は、例えば1日券用の第1未書込カード9aを収納する箱状の第1未書込カード収納部33と、例えば定期券用の第2未書込カード9bを収納する第2未書込カード収納部34とを備える。第1未書込カード収納部33には、収納された第1未書込カード9aを外側に付勢する板状のプッシャ35が設けられている。プッシャ35は、例えば両側2つの付勢部36(片側のみ図示)の付勢力によって軸37回りに回動する一対のレバー38(片側のみ図示)により、第1未書込カード9aを外側に押し、第1未書込カード9aが1枚ずつ送り出されることを補助する。また、第2未書込カード収納部34にも、収納された第2未書込カード9bを外側に付勢する板状のプッシャ39が設けられている。プッシャ39は、プッシャ35と同様に、付勢部40、軸41及びレバー42を有する。
【0018】
[カードスタッカ内の未書込カードの繰り出し構成]
図6に示すように、カード発券部12の端部には、第1未書込カード収納部33及び第2未書込カード収納部34に各々収納された第1未書込カード9a及び第2未書込カード9bを、カード発券部12の内部に引き込む一対のローラ(以降、タッチローラと記す)43,44が設けられている。タッチローラ43はベルト45によって回動し、タッチローラ44はベルト46によって回動する。
【0019】
カードスタッカ24が突出位置をとると、カードスタッカ24がカード発券部12の内部に入り込む。このとき、第1未書込カード収納部33内の第1未書込カード9aがプッシャ35により押された状態でタッチローラ43に当接し、第2未書込カード収納部34内の第2未書込カード9bがプッシャ39により押された状態でタッチローラ44に当接する。そして、タッチローラ43が回ると、第1未書込カード9aが1枚ずつカード発券部12に繰り出され、タッチローラ44が回ると、第2未書込カード9bが1枚ずつカード発券部12に繰り出される。
【0020】
[精算機の全体構成]
図7に示すように、精算機1において各金庫解錠部4の真上には、金庫解錠部4にセットされた金庫3内のカードスタッカ24に未書込カード9を補充する複数(本例は2つ)のカード補充機構47が設けられている。各カード補充機構47には、第1未書込カード9aの束(約1000枚)が収納された第1カセット部48と、第2未書込カード9bの束(約1000枚)が収納された第2カセット部49とが着脱可能にセットされている。カード補充機構47は、シャッタ15が上向きの状態で金庫解錠部4にセットされた金庫3に未書込カード9(9a,9b)を補充する。
【0021】
金庫解錠部4の奥の壁面には、金庫解錠部4に金庫3が挿し込まれたことを検出する検出スイッチ50と、金庫3の裏面のコネクタ21が接続されるコネクタ51とが設けられている。精算機1の正面には、金庫3内に収納された未書込カード9を一括回収する錠付きの乗車券回収ボックス52が一対設けられている。
【0022】
図8に示すように、精算機1の背面には、精算機1の動作の詳細を設定する際に操作するタッチパネル式の操作盤53が設けられている。精算機1の背面には、紙幣を収納する紙幣コンテナ54が収容された室を開閉する紙幣コンテナ扉55と、硬貨を収納する複数の硬貨コンテナ56が収容された室を開閉する硬貨コンテナ扉57と、廃券を収納する廃券収納ボックス58が収容された室を開閉する廃券収納ボックス扉59とが設けられている。精算機1の背面には、カード補充機構47に第1カセット部48や第2カセット部49を着脱する際に開閉するカセット部扉60が設けられている。
【0023】
[金庫解錠部の構成]
図9に示すように、金庫解錠部4には、金庫3が挿し込まれる金庫収納フレーム61と、金庫収納フレーム61を背面の中心に位置する軸L1回りに回す際のモータ62とが設けられている。モータ62は、金庫収納フレーム61にセットされた金庫3を、金庫収納フレーム61ごと回すことにより上下逆さまに反転させる。金庫収納フレーム61の内壁において金庫3のシャッタ15と対向する位置には、金庫3が金庫解錠部4にセットされた際に開操作されるシャッタ63が設けられている。
【0024】
[カード補充機構の構成]
図10(a),(b)に示すように、カード補充機構47のフレーム部64には、第1カセット部48及び第2カセット部49に収納された未書込カード9をカードスタッカ24に繰り出すカード繰出部65が、高さ方向(図10(a)のZ軸方向)にスライド往復動可能に設けられている。カード繰出部65の側部には、カード繰出部65のスライド移動時の駆動源となるモータ66がギヤ機構66a及びラックピニオン67を介して連結されている。カード繰出部65は、モータ66の駆動力によって、最上位置の収納位置(図10(a)の状態)と最下位置の突出位置(図10(b)の状態)との2位置に位置する。なお、モータ66及びラックピニオン67が機構搬送部の一例である。
【0025】
図11に示すように、カード繰出部65には、カード繰出部65が突出位置へ移動する途中で引っ掛かり等により止められて半嵌合となった際の対策として誤差吸収機構68が設けられている。この場合、カード繰出部65のフレームは、例えばラックピニオン67側のラック部69と本体側のフレーム本体70との2フレーム構造をとる。フレーム本体70の壁面には、上下方向に延びるレール部71が設けられ、ラック部69の壁面に形成されたガイド部72に、レール部71が相対移動可能に連結されている。ラック部69及びフレーム本体70の間には、フレーム本体70を引き込むように作用する付勢部73が介装されている。フレーム本体70は、フレーム部64の上下方向に架設されたシャフト74に沿ってスライド移動可能である。
【0026】
図10(a),(b)に示すように、フレーム部64の壁面には、カード繰出部65が収納位置にあることを検出する収納位置検出センサ75と、カード繰出部65が突出位置にあることを検出する突出位置検出センサ76とが設けられている。収納位置検出センサ75及び突出位置検出センサ76は、例えば光学センサからなり、ラック部69の壁面に配設された突片77(図10(b)参照)によって光が遮られるか否かによりオン/オフが切り替わる。フレーム部64の壁面、カード繰出部65が突出位置に切り替わる際にフレーム本体70が半嵌合にあることを検出する半嵌合検出センサ78が設けられている。半嵌合検出センサ78は、例えば光学センサからなり、フレーム本体70の壁面に配設された突片79(図11参照)によって光が遮られるか否かによりオン/オフが切り替わる。
【0027】
図12に示すように、カード補充機構47の背面側には、各カセット部48,49のセット先として一対のカセット取付部80,81が設けられている。各カセット部48,49において、両側の側面には、一対の突起82(片側のみ図示)が突設されている。カセット部48,49は、カセット取付部80,81の両側部に形成された一対の溝83(片側のみ図示)に各突起82を上から嵌め込みながら、カセット取付部80,81の下部に形成された凹み84に下端部を嵌入することにより、カセット取付部80,81にセットされる。カセット取付部80,81の側部には、カセット部48,49のカード残量が残り少なくなったことを検出する第1カード残量減少検出センサ114及び第2カード残量減少検出センサ115が取り付けられている。
【0028】
図13に示すように、カード繰出部65には、第1カセット部48内の第1未書込カード9aをカードスタッカ24の第1未書込カード収納部33に搬送する際の通路となる第1搬送通路85と、第2カセット部49内の第2未書込カード9bをカードスタッカ24の第2未書込カード収納部34に搬送する際の通路となる第2搬送通路86とが設けられている。第1搬送通路85及び第2搬送通路86は、幅方向(図13のY軸方向)において略対称形状をなして並び配置されている。第1搬送通路85は、上下方向に並ぶ駆動ベルト87及び従動ベルト88と、駆動ベルト87に対向配置された従動ベルト89とによって通路が形成されている。駆動ベルト87は、1つの駆動プーリ90及び2つの従動プーリ91に調設されている。従動ベルト88は、上下に並ぶ従動プーリ91,92に調設されている。従動ベルト89は、上下に並ぶ2つの従動プーリ93に調設されている。第2搬送通路86も、第1搬送通路85と同様に、駆動ベルト94、従動ベルト95,96、駆動プーリ97及び従動プーリ98,99,100を有する。
【0029】
図14に示すように、カード繰出部65には、カード繰出部65のベルト駆動源となるモータ130が設けられている。モータ130の軸には、モータ130の回転を駆動ベルト87,94に伝達するベルト131が連結されている。ベルト131は、駆動プーリ90と同一軸上で回るプーリ90aに連結されるとともに、ギヤ132と同一軸上で回るプーリ132aを介して駆動プーリ97に連結されている。ベルト131は、途中に配設されたプーリ133によって略L字状に調設されている。
【0030】
第1搬送通路85の入口付近には、第1搬送通路85内への第1未書込カード9aの引き込みを確保する一対のカード押し当て部134が設けられている。カード押し当て部134は、軸135回りに回動可能な一対のレバー部136と、レバー部136を閉じ方向(図14の矢印A1方向)に付勢する一対の付勢部137と、各レバー部136の先端に配設された一対のローラ138とを有する。第2搬送通路86の入口付近にも、第1搬送通路85と同様に、一対のカード押し当て部139(軸140、レバー部141、レバー部141を矢印A2方向に付勢する付勢部142、ローラ143)が設けられている。
【0031】
従動プーリ92,99の対向位置には、第1搬送通路85及び第2搬送通路86の出口付近において、未書込カード9の排出を補助するカード押し当て部145が設けられている。カード押し当て部145は、軸146回りに互いに反対方向に回動可能な一対のレバー部147と、各レバー部147をそれぞれ離間する方向(図14の矢印B1,B2方向)に付勢する付勢部148と、各レバー部147の先端に配設された一対のローラ149とを有する。従動プーリ92,99の軸両側には、搬送通路出口付近において未書込カード9を下方に落下させる一対の回転羽根部150が設けられている。回転羽根部150は、回転時、カードスタッカ24内のカード群を羽根部分によって後から押すことにより、カード群を外方向に寄せることもする。
【0032】
図15に示すように、第1カセット部48の下方には、第1カセット部48内の第1未書込カード9aを1枚ずつ第1搬送通路85に送り出す第1繰出ローラ101が、奥行き方向(図15のX軸方向)に延びる軸102回り(図15の矢印C1方向)に回動可能に設けられている。第1繰出ローラ101は、カード繰出部65の壁面に設けられたモータ103により、ギヤ機構104を介して回転する。第1カセット部48内の第1未書込カード9aは、第1カセット部48の下端に形成された搬送孔105と、カセット取付部80の側部下端に形成された搬送孔106とを通じ、第1搬送通路85に送出される。
【0033】
第1カセット部48の下方には、第1カセット部48内のカード残量有無を検出する第1カード残量有無検出センサ116が設けられている。第1カード残量有無検出センサ116は、例えば光学センサからなり、第1カセット部48内の第1未書込カード9aにより押されて軸117回りに回動可能なアーム部118と、アーム部118を閉じ方向(図15の矢印D1方向)に回動させる付勢部119と、アーム部118によって光の通過/遮蔽が切り替えられるセンサ部120と、アーム部118の先端に配設されたローラ121とを有する。第1カード残量有無検出センサ116は、アーム部118によってセンサ部120の光が遮られるか否かによりオン/オフが切り替わる。
【0034】
図16に示すように、第2カセット部49の下方には、第2カセット部49内の第2未書込カード9bを1枚ずつ第2搬送通路86に送り出す第2繰出ローラ107が、奥行き方向に延びる軸108回り(図16の矢印C2方向)に回動可能に設けられている。第2繰出ローラ107は、カード繰出部65の壁面に設けられたモータ109により、ギヤ機構110を介して回転する。第2カセット部49内の第2未書込カード9bは、カセット部49の下端に形成された搬送孔111と、カセット取付部81の側部下端に形成された搬送孔112とを通じ、第1搬送通路85に送出される。
【0035】
第2カセット部49の下方には、第2カセット部49内のカード残量を検出する第2カード残量有無検出センサ122が設けられている。第2カード残量有無検出センサ122も、第1カード残量有無検出センサ116と同様に、例えば光学センサからなり、アーム部123、アーム部123を閉じ方向(図16の矢印D2方向)に付勢する付勢部124、センサ部125、ローラ126を有する。
【0036】
図17に示すように、精算機1には、カード補充時、突出位置に移動するカードスタッカ24に対し、プッシャ35,39を反付勢方向に移動させることにより、カードスタッカ24内の未書込カード9の束の後に隙間を空けるカード補充時プッシャ押込部153が設けられている。カード補充時プッシャ押込部153により開けられた隙間は、未書込カード9の補充先となる。カード補充時プッシャ押込部153は、精算機1の内部に設けられた例えば一対の突片等からなり、カードスタッカ24の上方向へのスライド移動時、突片によってレバー38,42を内側(図17の矢印E1,E2方向)に押すことにより、プッシャ35,39が反付勢方向へ各々移動する。未書込カード9は、既にカードスタッカ24に補充されていた未書込カードよりも後に払い出されるような配置で補充される。
【0037】
[金庫内の未書込カードの一括回収の構成]
図18に示すように、精算機1には、金庫3を下向き状態し、プッシャ35,39を反付勢方向に移動させることにより、金庫3内の未書込カード9を自由落下させて、未書込カード9を一括排出させるカード回収時プッシャ押込部157が設けられている。カード回収時プッシャ押込部157は、精算機1の内部に設けられた例えば一対の突片等からなり、カードスタッカ24の下方向へのスライド移動時、突片によってレバー38,42を内側(図18の矢印E1,E2方向)に押すことにより、プッシャ35,39を反付勢方向に回転させて、金庫3内の未書込カード9を下方へ落下させる。なお、カード回収時プッシャ押込部157が金庫内カード回収機構の一例である。
【0038】
[精算機の電気構成]
図19に示すように、精算機1には、精算機1(カード補充機構47)の動作を制御するコントローラ161が設けられている。コントローラ161には、各種センサ75,76,78,114,115,116,122及び各種モータ62,66,103,109,130が接続されている。コントローラ161には、金庫3内の収納物を通常の動作に準じて回収する通常回収実行部161aと、金庫3内の未書込カード9を一括回収する際に動作するカード回収実行部161bとが設けられている。なお、カード回収実行部161bが金庫内カード回収機構の一例である。
【0039】
次に、図1図17図20図24を用いて、運賃箱2に運賃が投入されてから精算機1で一括回収されるまでの動作を説明する。
[通常の貨幣回収動作]
図1に示すように、運賃箱2に運賃(貨幣)が投入されると、運賃箱2は投入金額を計数し、その金額データを金庫3のメモリ163に書き込む。また、運賃箱2は、1日券や定期券の発券動作が実行されると、金庫3内のメモリ163に書き込まれているカード残量データを更新する。
【0040】
路線運行が終了すると、作業者(乗務員)は、運賃箱2から金庫3を取り出し、例えば営業所等に金庫3を持ち寄る。運賃箱2から取り外された金庫3は、運賃箱2から取り外されるとき、上面のシャッタ15が閉じられるとともに施錠される。金庫3は、シャッタ15が上向きにされた状態で精算機1の金庫解錠部4に挿し込まれてセットされる。金庫3が金庫解錠部4にセットされたとき、金庫3の背面のコネクタ21と金庫解錠部4のコネクタ51とが接続される。
【0041】
金庫3のコネクタ21と金庫解錠部4のコネクタ51とが接続されたとき、金庫3は、自身のメモリ163に登録されたIDを、コネクタ21,51を通じて精算機1に出力する。コントローラ161は、金庫3から取得したIDを基に金庫3を認証し、認証が成立すれば貨幣の回収動作を許可する。また、金庫3は、自身のメモリ163に書き込まれた金額データ及びカード残量データを、コネクタ21,51を通じて精算機1に出力する。コントローラ161は、金庫データから金庫3に収納された金額を把握するとともに、カード残量データからカード補充の必要性を判断する。
【0042】
金庫3を金庫解錠部4にセット後、金庫3内の収納物の回収を開始するときは、スタートボタン6を押下操作する。このとき、コントローラ161(通常回収実行部161a)は、貨幣の回収動作が許可され、かつカード補充の必要性があると判断されているとき、金庫解錠部4のシャッタ63を開状態に切り替えるとともに、金庫3にシャッタ開要求を出力して、金庫3のシャッタ15も開状態に切り替える。
【0043】
図17に示すように、シャッタ15,63を開状態に切り替え後、コントローラ161は、金庫3にカードスタッカ突出要求を出力して、カードスタッカ搬送機構25によってカードスタッカ24を突出位置に切り替える。このとき、カード補充時プッシャ押込部153によってプッシャ35,39が反付勢方向に押されることにより、カードスタッカ24の内部において第1未書込カード9aの束の後と第2未書込カード9bの束の後とに隙間が各々空けられる。
【0044】
図20に示すように、カードスタッカ24が突出位置に切り替えられた後、コントローラ161は、モータ66を駆動することにより、カード繰出部65を収納位置から突出位置に切り替える。このとき、コントローラ161は、突出位置検出センサ76によってカード繰出部65が突出位置に切り替わったことを確認すると、モータ66を停止する。これにより、カード繰出部65がカードスタッカ部10に連結される。
【0045】
図21(a)に示すように、例えば第1未書込カード9aを第1未書込カード収納部33に供給する場合、コントローラ161は、モータ103,130の回転を開始する。モータ103が回ると、第1繰出ローラ101が回ることにより、第1カセット部48内の最下の第1未書込カード9aが1枚繰り出される。図21(b)に示すように、繰り出された第1未書込カード9aは、モータ130によって駆動するベルト87,88,89により、第1搬送通路85内を通過する。そして、図21(c)に示すように、第1未書込カード9aは、第1搬送通路85の出口から第1未書込カード収納部33内に入り込んで収納される。このとき、第1未書込カード9aは、カード束の一番後に収納される。第1未書込カード9aは、消費された枚数が1枚ずつ供給され、満補充される。また、第2未書込カード収納部34に空きがある場合も、同様の動作によって第2未書込カード9bが補充される。
【0046】
図22(a)に示すように、未書込カード補充後、コントローラ161は、金庫3にカードスタッカ収納要求を出力して、カードスタッカ搬送機構25によってカードスタッカ24を収納位置に切り替える。図22(b)に示すように、コントローラ161は、カード繰出部65を突出位置から収納位置に切り替える。図22(c)に示すように、コントローラ161は、金庫解錠部4のシャッタ63を閉状態に切り替えるとともに、金庫3にシャッタ閉要求を出力して、シャッタ15を閉状態に切り替える。図22(d)に示すように、コントローラ161は、モータ62を一方向(図22(d)の矢印F1方向)に半回転回すことにより、金庫解錠部4を軸L1回りに回して、シャッタ15を下向きにする。図22(e)に示すように、シャッタ15,63を開けて、金庫3内の貨幣を自由落下させる。硬貨は硬貨シュートを介して硬貨コンテナ56に送られ、紙幣は紙幣シュートを介して紙幣コンテナ54に送られる。図22(f)に示すように、貨幣排出後、シャッタ15,63が閉じられる。図22(g)に示すように、モータ62を他方向(図22(g)の矢印F2方向)に半回転回すことにより、金庫解錠部4を軸L1回りに反対方向に回して、シャッタ15を上向きにする。作業者は、精算機1から金庫3を取り外す。この作業が金庫3ごとに繰り返されることにより、金庫3内の貨幣が精算機1で一括回収される。
【0047】
[金庫内の未書込カードの一括回収動作]
図23に示すように、金庫3内の未書込カード9を一括回収するときには、例えば操作盤53や、精算機1に接続されたパーソナルコンピュータ165などで、精算機1を通常モードから未書込カード回収モードに設定する。これは、例えば未書込カード9のデザインが変更されたり、未書込カード9の使用期限が過ぎたりすることが生じるためである。この場合、例えば複数の金庫解錠部4のうち特定の1つのみ未書込カード回収モードへ切り替えたり、全ての金庫解錠部4を未書込カード回収モードに切り替えたりすることが可能である。
【0048】
図24(a)に示すように、コントローラ161(カード回収実行部161b)は、未書込カード回収モード時、金庫解錠部4に金庫3がセットされた後、スタートボタン6が操作されると、シャッタ15,63を開ける動作は行わず、直ぐに金庫解錠部4を一方向(図24(a)の矢印F1方向)に半回転回す。図24(b)に示すように、コントローラ161は、金庫解錠部4の半回転後、シャッタ15,63を開ける。図24(c)に示すように、コントローラ161は、カードスタッカ24を突出位置に切り替える。このとき、カード回収時プッシャ押込部157によってプッシャ35,39が反付勢方向に押されることにより、プッシャ35,39が第1未書込カード9aの束と第2未書込カード9bの束とから離間する。よって、カードスタッカ24内の未書込カード9a,9bが自由落下する。自由落下した未書込カード9a,9bは、精算機1内の乗車券回収ボックス52に送られる。図24(d)に示すように、コントローラ161は、カードスタッカ24を収納位置に切り替える。図24(e)に示すように、コントローラ161は、シャッタ15,63を閉状態に戻すとともに、金庫解錠部4を逆方向(図24(e)の矢印F2方向)に半回転することにより、金庫3を元の上向きの状態に戻す。作業者は、精算機1から金庫3を取り外す。そして、この作業が金庫3ごとに繰り返されることにより、金庫3内の未書込カード9が精算機1で回収される。
【0049】
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)精算機1にカード補充機構47を設けたので、例えば精算機1で金庫3内の収納物(貨幣/整理券)を回収する過程で、金庫3に未書込カード9を補充することができる。よって、精算機1により金庫3に自動で未書込カード9を補充することが可能となるので、カード補充の利便性をよくすることができる。
【0050】
(2)精算機1にセットされた金庫3が回収動作の過程で回転する型の場合、精算機1内に金庫3の回転スペース、つまり回転時に部品同士が干渉しないスペースを設けなくてはならず、金庫3を上向き状態でセットした際、金庫3の上面とカード補充機構47との間には隙間ができる現状がある。そこで、本例の場合、カードスタッカ24及びカード繰出部65をともに突出位置に可動可能な構成としたので、両者をカード搬送可能な位置まで近づけることができる。
【0051】
(3)金庫3が上向き状態のときにカード補充を行い、金庫3を上向き状態から半回転回して、金庫3が下向き状態のときに金庫3内の収納物の排出を行う。よって、精算機1の上部のスペースにカード補充機構47を設けて、金庫3が上向き状態のときに金庫3カード補充を行うことができ、金庫3を下向き状態に切り替えることにより、金庫3内の収納物を自由落下により精算機1内に排出することができる。
【0052】
(4)カード補充時に、プッシャ35,39を反付勢方向に押して、金庫3内の未書込カード9の束に後に隙間をつくるようにした。このため、カード補充時、金庫3内の未書込カード9の束の最後方に未書込カード9を補充することができる。
【0053】
(5)金庫3内の未書込カード9の一括回収時、金庫3を逆さまにした状態で、プッシャ35,39を反付勢方向に押すことにより、プッシャ35,39によるカード束の押し込みを解除する。このため、金庫3内の未書込カード9を、自由落下によって一気に下方に落とすことができる。よって、金庫3内の未書込カード9を効率よく回収することができる。
【0054】
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・金庫3を下向きにして精算機1にセットし、まずは金庫3内の収納物を精算機1に排出した後、金庫3を半回転させて上向きにして、金庫3内へカード補充する動作順をとってもよい。
【0055】
・金庫3の内部に、発券時において書き込みエラーとなったカードを収納する収納部を設けてもよい。
・金庫3のシャッタ15は、例えば金庫解錠部4にセットされて解錠された後、作業者が自ら手動開操作するものでもよい。
【0056】
・カード補充機構47(カード繰出部65)にカード詰まり等を検出するセンサ(例えばフォトカプラ等)を設けてもよい。この場合、仮に搬送途中で未書込カード9が詰まっても、これを検出することができる。
【0057】
・カード補充時プッシャ押込部153やカード一括排出時プッシャ押込部157は、精算機1内であれば様々な位置に設けることが可能であり、また形状も他に適宜変更可能である。
【0058】
・カード補充は、金庫3が上向きで実行されることに限らず、例えば横向きなど、他の向きに変更可能である。
・カード補充時、カードスタッカ24及びカード繰出部65の両方が突出位置をとることに限定されない。例えば、片方のみが突出位置をとることにより、カード補充が行われてもよい。さらには、両方とも収納位置をとりながら、カード補充が行われてもよい。
【0059】
・カード補充機構47(カード繰出し部65)は、種々の構造に変更可能である。また、機構搬送部は、モータ66及びラックピニオン67を備えた構造に限らず、これも種々の構成に変更可能である。
【0060】
・金庫3は、カード補充/収納物排出時、回転する動作をとることに限らず、回転せずにそのままの位置でカード補充/収納物排出が行われてもよい。
・精算機1、金庫3、カード補充機構47等に設けたセンサ類は、種々のセンサやスイッチに適宜変更可能である。また、種々の駆動源もモータ類に限らず、例えばソレノイド等の他の部材に変更可能である。
【符号の説明】
【0061】
1…精算機、2…運賃箱、3…金庫、4…金庫回転位置切替部としての金庫解錠部、9(9a,9b)…未書込カード、14…金庫本体、15…金庫の蓋としてのシャッタ、24…カードスタッカ、25…カードスタッカ搬送機構、35,39…プッシャ、47…カード補充機構、65…カード繰出部、66…機構搬送部を構成するモータ、67…機構搬送部を構成するラックピニオン、153…カード補充時プッシャ押込部、157…金庫内カード回収機構を構成するカード回収時プッシャ押込部、161b…金庫内カード回収機構を構成するカード回収実行部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24